〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1−1
Tel 0299(23)1111 内線310

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


 第3回委員会 (6月19日)
出席委員 磯部延久委員長,岡野孝男副委員長,吉田寛委員,飯村嘉男委員,小吹武男委員,中村茂夫委員,菱沼和幸委員
市執行部 【総務部】
 総務部長(海東慎行),総務部次長(大野静夫),職員課長(斎藤義博)
【消防本部】
 消防長(比気道之助),消防本部次長(田口貞夫),総務課長(山田恭)
議会事務局 庶務調査課長(松崎守男)



磯部委員長)ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。
 次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。それでは,これより審査に入ります。
 はじめに,議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」,議案第126号「石岡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」の計2件については,関連議案でありますので,一括して議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
消防本部総務課長)それでは,ただ今議長よりありました議案第116号及び議案第126号について,関連議案でありますので,一括して説明をいたします。
 まず議案第126号についてご説明をさせていただきます。石岡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部(第2条で定める別表一部)を改正する条例を制定することについてでございますが,まず提案理由といたしまして,消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が施行され,消防団員の退職報償金の支給額が引き上げられたことに伴い,支給額の引き上げ部分を改正するものです。改正要綱につきましては,支給額の一部を改め,平成18年4月1日から適用することとしたこと。次のページをお開き願いたいと思います。今回の改正部分につきましては,勤続10年以上から25年未満の分団長・副分団長・部長及び班長が退団した場合に,いずれも2,000円ずつ引き上げるものでございます。続きまして,この改正に伴いまして議案第116号の補正予算につきまして,ご説明させていただきます。今回の改正に該当しますのは,今年度内の中途退団者でありまして,昨年の状況を見ますと,退団者が2名ということでありました。従いまして,今年度につきましては10名ということで積算しまして,一人2,000円ということで,10名分で20,000円の歳入,歳出補正予算をお願いするものでございます。補正額につきましては,予算書28・29ページをお開き願います。一番上の欄にあります項,消防費,目,非常備消防費ですが,非常備消防費といたしまして,当初予算1億76万6,000円でございますが,今回の2万円を増額するもので,1億78万6,000円をお願いするものでございます。以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。
 
磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
飯村委員)直接は関係がないんですが,参考までに退職消防団員の報償金の件でお伺いしたいんですがよろしいですか。実はですね,市の職員が消防団員になった際は,退職報償金が該当にならないんではないかという話があるんですが,私は該当になると思うんですが,その点を確認いたしたいと思います。
 
消防本部次長)飯村委員にお答えいたします。今までは旧石岡市の場合は,退職報償金を支払っていました。
 
飯村委員)退職報償金の該当にならないから4年で辞めるんだという話を聞いているんです。そうすると4年間は積み立てする訳ですよね。その点よく消防団員の方に周知をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。
 
磯部委員長)他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」,議案第126号「石岡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」の計2件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼び声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,議案第123号「石岡市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
職員課長)それでは議案第123号「石岡市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例を制定することについて」のご説明を申し上げます。提案理由といたしましては,地方公務員法の改正に伴い,人事行政の運営等の状況の公表に必要な条例を制定し,人事行政の公平性・透明性を確保するためであります。内容等につきましては,任命権者は条例で定めるところにより,毎年市長に対し職員の任用,給与,勤務時間,その他の勤務条件,分限及び懲戒,服務,研修及び勤務成績の評定,福祉及び利益の保護等の人事行政の運営の状況を報告しなければならないとしまして,市長は報告を受けた内容を取りまとめ,公表しなければならないとしたものでございます。同じく公平委員会についても,業務の状況等を市長へ報告することを定めたものであります。公表の方法につきましては,広報紙,掲示板,インターネットを利用した方法により閲覧に供することとしたものでございます。これまでも給与の状況等につきましては,地方公共団体における職員給与等の公表についてという事務次官通知に基づき,公表を行なってきたところですが,今回,地方公務員法第58条の2の規定に基づき,公表することを定めたものでございます。この条例の施行につきましては,平成18年7月1日から適用していきたいというように考えております。以上が議案第123号の説明でございます。よろしくご審議を賜りますようお願いいたします。
        
磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第123号「石岡市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。
 本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。
 
        (「異議なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,議案第124号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
職員課長)それでは,議案第124号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明いたします。提案理由としましては,職員の勤務時間に係る休息時間及び休憩時間について,人事院規則が改正されたことに伴いまして,これに準じて平成18年7月1日から本市職員の勤務時間の改正をするためのものでございます。改正の内容でございますが,一つ目に現在は休息時間を12時から12時15分までの15分間を休息時間としておりましたが,休息時間を廃止しまして,休憩時間を12時から13時までの1時間とすることで,職員の勤務時間は午前8時30分から午後5時30分までとしたものでございます。二つ目に,就学前の子を養育するため及び一定の範囲の親族を介護するために必要と認められる場合等については,休息時間を45分から1時間未満とすることができるとしたものであります。ここでいっております一定の範囲の親族とは,配偶者,父母,子,配偶者の父母,または同居している祖父母,孫,兄弟姉妹等が範囲となっております。三つ目に,交替制勤務など公務運営上の特別の形態によって勤務する必要のある職員については,当分の間,従前の例によるとしたものでございます。ここにあてはまる職員とは,消防署等の職員があてはまりますが,現在のところは一般職員に準じて対応できるものと考えてございます。この制度の導入につきましては,18年7月1日から施行していきたいと考えてございます。以上が議案第124号の説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
 
磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
岡野委員)この勤務時間,休暇等に関する条例の改正ですが,県内の市町村で今回改正する市町村は少ないと思うんですけど,それはどういうことですか。
 
職員課長)ただ今のご質問でございますが,県内の現在の状況でございますが,今回7月1日から予定しておりますのが,12市町でございます。また,今年度中に予定したいという市町村が,14市町村でございます。19年4月から施行したいという市町村が,現在のところ4市町村と聞いております。こういった中で,他市の場合ですと7月から国はやれとはいっておりますが,もう少し様子を見たいといっているのが他市の状況のようでございます。但し,国におきましては,国家公務員が7月1日から導入することにつきましては,地方公務員も速やかに導入するようにとの指導がございました。そのようなことを下に,石岡市は7月1日から実施したいと考えております。時間的に5時15分から5時30分に延長となってくる訳でございますけれども,そういった中で考え方としては,少しでも住民サービスができるのかなと考えております。以上でございます。
 
岡野委員)聞くところによりますと,なぜ実施を遅らせているのかという理由は,今,課長の言った他に,人事院では時短に向けた検討をしていると。つまりこの勤務時間の改正については,朝令暮改の可能性があるというようなことで,躊躇しているという話もあるんですよ。だから40時間を割るような人事院の勤務時間の改正が,時短に向けて今検討されているというような情報も聞いているので,だから朝令暮改になるので,この改正は慎重にしていますという地方公共団体もあるというようなことなんですよ。その辺は私の情報が100パーセントではないんですが,そういう情報があるということを念頭に入れてもらいたいと思います。以上です。
 
飯村委員)改正要綱の2の休憩時間を45分から1時間未満とすることができるとされておりますが,これは逆に言えば退庁時間を早めにできると解釈できると思うんですが,それでよろしいんですか。
 
職員課長)はい,そのように退庁できます。
 
飯村委員)どうですか,これで理解できますか。言葉足らずであると私は思います。これは事務経験のある方は理解できると思いますが,経験のない方には理解し難いと思います。そういうことを確認しておきます。
 
職員課長)ただ今のご質問でございますが,条例第6条第2項の取り扱いにつきましては,規則の中で5時30分まで勤務することを定めて参りたいと思います。以上でございます。
 
磯部委員長)他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第124号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。
 本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼び声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 この際お諮りいたします。本日審査しました議案の審査報告につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。以上で付託されました議案の審査を終了いたします。
 次に,閉会中の継続調査・継続審査の申し出につきましては,お手元に配布しましたとおり申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,当委員会への報告事項として,消防長より発言を求められておりますのでこれを許します。
 
消防長)4月11日の消防団詰め所の現地調査,大変ご苦労様でございました。その後の地元消防団との協議経過をご報告申し上げます。5月17日の午後7時に花和副団長他6名の出席をいただき,会議を開催いたしました。会議の結果といたしましては,全員一致によりまして地元分団としての考えは,旧八郷・旧岩間線のバイバスの完成を待って,その時点でもう一度協議をしたいという結果でございました。請願者であります地元区長及び消防団幹部の希望といたしましては,新設道路に面した位置に移転・新築を希望しているものでございます。車庫の敷地につきましては,買え上げによる希望でございました。なお,消防本部の意向といたしましては,1部と2部の統合をしてはどうかという提案をいたしましたが,消防団といたしましては,現状のまま移行したいとの希望でございました。
以上報告をいたします。よろしくお願いいたします。
 
磯部委員長)では,執行部におかれましては大変ご苦労様でした。ご退席いただいて結構です。
 次に,過日実施いたしました当委員会の管外調査報告につきましては,お手元に配付いたしました報告書のとおりでございます。よろしくご査収のほどお願いいたします。
続きまして,去る5月25日の総務委員会時に市税等の収納率向上の対策に係る提言について,各委員より多くのご意見等を頂戴いたしましたが,これらのご意見等を調整いたしまして,先日の7日に配布いたしましたように,議決文の素案を作成したところでございます。
 本日は,この素案を基に再度ご意見を頂戴いたしまして,これらを調整しまして最終の議決文を作成して参りたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。
それでは,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 
小吹委員)2番の4行目の「差押え・公売を執行し,」の後に「不納欠損処分については,従来以上に厳格な実状調査に基づいた査定をし,」を入れてはどうか。それから4番のところで,適正な人材の配置では漠然としているから,例えば「適正な人材の配置」の前に「特別徴収課を設置し,」というように具体的でいいんじゃないですか。私の方からは以上です。
 
磯部委員長)他にはございませんか。
 
岡野委員)5番目の検討期間のところに,括弧をして「徴収体制の検討:1年,納付法的措置:2年」というように,見直すところを具体的に記載した方が良いと思いますが。
 
飯村委員)決議文の冒頭文中の後段の部分で「収納率向上の対策に」の後に,「ついて決定いたしましたので,執行部としても最重点課題として取り組まれるよう」と入れては,どうでしょうか。

磯部委員長)それでは各項目毎に各委員さん方のご意見があって,文書の整理が必要のようなので,ここで暫時休憩といたします。
 
― 休 憩 ―
 
磯部委員長)では,休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただ今,委員の皆様より貴重なご意見等を拝聴いたしまして,事務局の方で最終的に精査いたしまして,再度委員の皆様に提出させていただきまして,もし修正箇所があれば今,議会中でもありますので,ご足労いただいて検討するというかたちも可能かと思いますが,如何でしょうか。
 
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。ここで暫時休憩いたします。
 
― 休 憩 ―
 
磯部委員長)では,休憩前に引き続き,会議を開きます。
 それでは,最終修正された決議文を本定例会の最終日(22日)の本会議終了後に,総務委員会全員で執行部の方に提出したいと思いますが,如何でしょうか。
 
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。次に,その他の件で何かございましたらお願いいたします。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)ないようですので,以上で総務委員会を閉会いたします。大変ご苦労様でした。


戻る 議会トップページへ