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議会中継
  


 第5回委員会 (12月18日)
出席委員 磯部延久委員長,岡野孝男副委員長,吉田寛委員,飯村嘉男委員,小吹武男委員,中村茂夫委員,菱沼和幸委員
市執行部 【総務部】
 総務部長(海東慎行),次長(大野静夫),参事税担当(川並英二),参事兼総務課長(上田実),職員課長(斎藤義博),市民税課長(宮本秀男),資産税課長(栗崎孝夫),収税課長(梅沢信尾),収納課副参事(黒崎輝夫)
【消防本部】
 消防長(比気道之助),消防本部次長(田口貞夫),総務課長(鈴木徳松),予防課長(大枝清志),警防課長(大山寅夫)
議会事務局 庶務調査課長(松崎守男)



磯部委員長)
ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。
 次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。
 それでは,これより審査に入ります。
 では,最初に議案第186号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」についてを議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。

総務部長)それでは,議案第186号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」の総務関係部分について,関係課長より説明をさせますので,よろしくお願いいたします。

職員課長)議案第186号「平成18年度石岡市一般会計補正予算」中の職員の人件費の補正に係る部分につきまして,ご説明を申し上げたいと思います。お手元の補正予算書の議会費から教育費の学校給食センター費までの一般関係の各科目の職員の人件費の補正額が,28ページから43ページに計上されておりますが,今回の補正額の総額を補正予算書の44ページ・45ページに給与費明細書として合計した内容が記載されておりますので,ご覧いただきたいと思います。
 今回の人件費の補正につきましては,18年9月1日に行なわれました人事異動によります人件費の移動でございます。この度の指定管理者制度の導入によりまして,国民宿舎「つくばね」,常陸風土記の丘の職員が異動になりました。また,19年度に開催されます「ねんりんピック」への人事配置によります人件費の予算項目間の補正及び7月31日付けで退職しました消防職員の人件費並びに9月に辞められました議員さんの報酬等の減額補正でございます。
 それでは,給与費明細書の一番上の特別職の欄をご覧いただきたいと思いますが,報酬・期末手当・共済費を合計しまして,3,502千円が減額になります。続きまして,一般職でございますが,総括及び(2)の給料及び職員手当の増減額の明細の欄に記載されておりますように,一般会計の補正総額は,一般職の給与等で4,876千円が減額補正になります。内容等につきましては,一般職の給料及び職員手当の給与費で,1,060千円の増額,共済費で6,127千円増額,退職手当負担金12,063千円の減額,合計しまして4,876千円の減額でございます。
 給与及び職員手当の増減額の明細につきましては,内容・説明を記載してございます。給料の増額332千円につきましては,消防職員1名退職によりまして,1,852千円の減額,その他の増としまして2,184千円で,内容につきましては,育児休業者の復帰等でございます。差し引きしますと332千円が増になったものでございます。次の職員手当につきましては,人事異動等によります扶養手当から児童手当までの合計金額1,022千円の減額でございますが,時間外勤務手当1,750千円が増額になっていることから差し引きしますと,728千円が増額となったものでございます。次の共済費の6,127千円の増額につきましては,18年9月分からの共済費の負担金の率が変更になったことによります増でございます。また,退職手当負担金の12,063千円の減額につきましては,18年9月から負担金算出の基礎給与額が新給料額に変更になったことにより,減額になったものでございます。以上が職員の人件費に係ります補正となります。よろしくご審議賜りたくお願い申し上げます。

参事兼総務課長)それでは,補正予算書の28・29ページにございます総務課関係の補正予算について,ご説明をさせていただきます。議会費の次にございます総務費・総務管理費・一般管理費・委託料で,右側説明欄の中段にございます庶務事務費,弁護士委託料1,000千円について,ご説明させていただきます。補正の内訳でございますが,1つ目といたしましては,レジオネラ菌発生事故に係る損害賠償請求事件に関する弁護士委託料でございます。この事件につきましては,去る9月の第3回定例会におきまして,和解についての議決をいただき,平成18年9月19日に和解が成立しております。2つ目といたしまして,地籍調査に関わる行政処分の取り消し等請求事件に関する弁護士委託料でございます。この事件は,平成17年9月26日,旧八郷町長を被告として提訴されました,国土調査の修正申し出の作成に係る測量費用の支出に関する損害賠償請求事件でございますが,合併により石岡市長が継承したものでございます。第1審は,水戸地方裁判所において原告の訴えを却下。第2審では,東京高等裁判所において原告控訴棄却の判決が下されております。今回の補正予算につきましては,ただ今ご説明いたしました2つの事件に関わります弁護士委託料としての措置ということでございます。よろしくお願いいたします。

消防長)おはようございます。議案第186号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」の消防費関係につきまして,担当よりご説明を申し上げます。

消防・総務課長)それでは,私の方からは消防費関係の補正関係についてご説明申し上げます。まず消防費関連の歳入,2点の補正についてご説明させていただきます。補正予算書の26・27ページをお開き願います。中段,15(款)県支出金,7(目)消防費県補助金ですが,これは第5分団の消防ポンプ自動車の更新にあたり,県内各団体から申請が多かったということで,補助率が基準額の3分の1から4分の1に減額になったため,887千円の減額補正をお願いするものであります。続きまして,同じく26ページ。20(款)諸収入,5(目)の雑入の中の消防団員退職報償金及び公務災害補償金の増額補正の内容でございますが,これは平成18年1月7日,15分団の団員が消防出初式に出場するため,車両を点検中,眼球を突いてしまい,眼球を損傷したため,公務災害補償申請をした結果,公務災害と認定されまして,認定に基づきまして茨城県市町村総合事務組合によって,審査決定いたしました補償決定額2,541,111円に対しまして,当初予算計上額320千円との差額2,242千円について増額補正をお願いいたすものであります。
 続きまして,消防費の歳出補正につきまして,ご説明させていただきます。38・39ページをお開き願います。消防費の9(款),2(目)の非常備消防費の公務災害補償2,242千円につきましては,先ほど歳入補正でご説明申し上げました,15分団員に対する補償決定額に基づいて,歳出補正をお願いいたすものであります。続きまして,3(目)消防施設費の消防ポンプ自動車につきましても,歳入補正でご説明申し上げました県支出金及び地方債の財源と合せて,指名競争入札結果の差額450千円の減額補正をお願いいたすものであります。また,AED整備事業の内容につきましては,AED(自動体外式除細動器)4基を購入いたしまして,市内の公共施設4箇所に設置するため,1,600千円の補正をお願いいたすものであります。以上が消防関係の補正予算であります。よろしくお願いいたします。

資産税課長)資産税関係の補正について,ご説明を申し上げます。補正予算書の29ページをご覧いただきたいと思います。中段の下の方ですが,諸費ということで市税過誤納還付金3,300千円でございますが,内容につきましては,土地の評価での空き調整の適用や家屋の経年減点補正率の誤り等による還付が発生したことに伴い,補正をお願いするものでございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)議案第186号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」で,29ページの庶務事務費の中で,先ほど上田総務課長より弁護士委託料1,000千円について,ご説明があった訳ですが,今回レジオネラの損害賠償と地籍調査の部分いうことで,これは旧八郷の部分を引き継いで今回和解されたということでありますが,この1,000千円についてなんですが,実際これは同じ弁護士さんなのか。または,この金額なんですが,合わせて1,000千円と計上されているわけですけれども,いくらといくらなのか,お伺いしたいと思います。

総務部・次長)ご答弁申し上げます。まず最初にレジオネラ菌関係の損害賠償の弁護士でございますが,ふたりおりまして,ひとりは大和田法律事務所の大和田一雄弁護士,もうひとりは,同じく水戸市でありますが,木名瀬法律事務所の木名瀬修一弁護士でございます。そして国土調査に係る部分は,つくば総合法律事務所の星野学弁護士でございます。費用でありますが,レジオネラに係ります部分は,和解金は成功報償を含めまして,525千円でございます。成功報償に係る部分としては,350千円ということでございます。それから星野弁護士の方なんですが,一応,残額の475千円を予定しております。予定しておりますということは,今現在ですね,・・・さんに係る事件につきましては,11月に最高裁の方に上告をしたと。そのようなことで,ただ最高裁の場合には,審議が全てなされているというようなことで,棄却が見込まれますが,一応,最高裁判所の方に弁護士選任届を提出する関係上で提出をしております。それで12月21日までに当人から理由書を付したものに対しての回答が出ると。最高裁判所の判断が出ると。今そのような状況になっておりますので,こちらにつきましてまだ額の確定がなされておりません。そのようなことでございます。以上でございます。

菱沼委員)了解いたしました。次に過誤納還付金の件なんですが,その中の一番高い金額を支払われるのはいくらなのか。また,今回3,300千円過誤納があるわけですけれども,何件あるのか。お伺いいたします。

資産税課長)ご説明申し上げます。金額からいいますと,2,600千円位の金額になります。件数は,18件位になります。

菱沼委員)次に消防関係なんですが,39ページで先ほどの消防費の中の消防団関係活動費・公務災害補償ということで2,242千円ということで,先ほど説明があったわけですが,実際その後の団員さんの怪我の状況は,どのようになっているのか,お伺いをいたします。

消防・総務課長)お答え申し上げます。この団員は,平成12年4月2日に入団いたしまして,災害にあったのが平成18年1月7日ということで,平成18年3月31日付で退団をしております。
 事故にあった当初は2回ほど手術を受けまして,5月31日までの療養給付費・休業補償費または休業援護金を合わせて2,541,111円ということでございます。現在の状況につきましては,月に2回程度通院をなさっているということで,今後,6月以降の治療費等については,また申請が上がり次第,県の方に提出するというようなことで予定をしております。以上でございます。

菱沼委員)実際,今年の1月7日に怪我をされて,5月31日までの分でこれから支払いをするという状況で,これ以降は月2回程度通院をされているという状況でありますけれども,通院していて少しでも良くなっているのか,やっぱり結果が出ていないと。そこらへんで最後に本人に会われたのは消防関係ではいつだったのか。お伺いしたいと思います。

消防・総務課長)担当の方が11月に直接お会いしていると思うんですが,目の方については,回復する見込みがないような話を伺っております。以上でございます。

菱沼委員)消防の火災の時にやっぱりそういう状態になったということは,今後やっぱりいろんなケースが出てくると思いますので,指導される部分におきましてもですね,しっかりと消防担当部局から消防団員の皆さんにも,また,消防職員の方にも,事故の起きないようにしっかりと周知徹底をお願いしたいなと。実際止むを得ない部分も出てくると思うんですが。最善の注意を払っていくことが何事大事だと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。次に移ります。同ページでAED整備事業ということで,ここで何点もありますので,質問をさせていただきます。緊急用備品1,600千円であります。まずもって今回,AEDの予算化にあたりまして,関係部局と各位のご尽力に感謝申し上げます。私は昨年の一般質問以来,あらゆる場所で提案して参りました。
 今回議決されれば市民の方の安全安心が図られると思いますが,順を追って内容について何点かお伺いをしていきたいと思います。過日の議案質疑においてもなされたわけですが,まず1点。今回予算化されたのは,消防部局でありますが,なぜ消防部局なのか。お伺いいたします。また,総務部長より今回,20台の整備が3ヵ年で行なわれるという状況でありましたが,平成18年度が4台,平成19年度が9台,20年度が7台,合わせて20台ということですが,平成19年度,20年度の予算化部署は何処になるのか,お伺いをしたいと思います。次に2点。今回予算が通れば導入はいつなされるのか。導入の時期ですね。また,入札でされると思うんですが,入札購入方法をお伺いしたいと思います。また,併せてメーカーですね,AEDのメーカーは何社なのか。私の調べた範囲では,日本では3社ということで聞いているんですが。3社かどうかお伺いしたいと思います。また,一般的な金額の部分でも,20万円から40万円ということで,お伺いをしているわけですが,実際はどのような金額なのか。お伺いしたいと思います。続きまして,3点。今回の答弁でですね,本庁・支所・石岡,八郷の運動公園と4箇所設置される方向ですが,市民の方への周知徹底の方法,また各施設の設置場所ですね。例えば,本庁であれば本庁のどこに設置するのか,または,その設置した部分において,案内板をどのように考えておられるのか。お伺いをしたいと思います。次に4点目。19年度9台ということでいわれておりますが,この設置場所の予定はどこになるのか。お伺いいたします。それと今後,小中学校への対応ですね,また,AEDも大人用という部分で行なわれているんですが,小児用というAEDもあるんですが,そういう部分の導入をどのように考えておられるのか。以上の点をお伺いいたします。

総務部・次長)ご答弁申し上げます。まず,AEDの導入検討委員会の事務局が当総務部におかれておりますので,私の方から所管となります部分をお答えしたいと思います。まず最初に何故消防費での計上となったかという点でありますが,これまでにも議会で数多くの質問をいただきました。
 その中で私どもは,所管としまして石岡市を除いて,県内31市に対しまして照会をしたところでございます。その結果は,2市を除いて全て回答がございました。そういった中での結果でありますが,31市中28市が既に設置しているか,若しくは,今年度中に設置をするんだと。そういうような回答でございました。で,そういう回答でございましたので,決裁を起こしまして当市におきましても,今年度中の設置が望まれるという決裁を起こしましたところ,そういう方向性でやりなさいという命をいただきましたので,AEDの導入検討委員会を設置しまして,各部からこれは課長職でありますが,委員を出していただきまして,そこで設置場所と設置台数,どのような年度に渡るかという検討をさせていただきました。31市から回答をいただいた中で,一番多かったのが,消防費での購入。これは,バラバラに購入をすると,どうしても落札率といいますか,そういった面で市が不利になると。まとめて一括発注して,それでもって入札した方が安くなると。そういう回答を分析した結果,出ておりましたので,導入方式としては,消防費での計上と。そして,そこで配置の決まったものに対しましては,維持管理が当然伴いますので,配置された部・所・課等での維持管理と。そのようなことを導入検討委員会でも,改めて決定をさせていただきました。そういうことを踏まえて上で,今年度は3月までに4か所に導入すると。これは,予算等の兼ね合いがありますので,19年・20年につきましては,こういった場所に設置が望まれると,そういうことでの報告とさせていただきました。今年度につきましての4台は,今回,議会に補正予算として計上しまして,これが認められれば,そのまま設置をしていきたいと。そのか所としましては,今,委員から話がでましたように,本庁と支所と運動公園の2か所ということでございます。で,19年度の9台についてでありますが,一応,名称を述べさせていただきますが,石岡保健センターと八郷保健センター,市民会館,中央公民館,ひまわりの館,ゆりの郷,中央図書館,県フラワーパーク,国民宿舎「つくばね」の9か所でございます。20年度は,府中地区公民館,東地区公民館,城南地区公民館,国府地区公民館,旭台会館,常陸風土記の丘,まちかど情報センターの7か所でございます。これは,あくまでこういうところに設置をしてしたいという報告となってございます。まだ,現在の緊縮財政化でございますので,もしかしたら1年ほど配置が伸びるという可能性もございます。一応,報告としてはそのようなことでございました。それから小中学校についてはどうかというお話ですが,これはAED導入検討委員会で当然,学校への配置ということも話題として上がりました。で,これにつきましては,教育委員会独自に,所管として別途要求をしてもらうと。同じような例といたしましては,消防署に対しても設置をしてはどうかという意見もでました。現在,消防署におきましては,救急車に備え付けはありますが,消防署本部としてそこにはAEDがない。これにつきましても,消防署として所管として別途要求をすると。そういう区分けをしてございます。それから広報でありますが,これは設置が決まりましたら,市報或いは石岡市のホームページ,これで広く市民の皆様にお知らせすると。と同時に今,AEDの機器の取り扱いにつきましての研修会をしておりますので,その席におきましても当然その話もしていくと。そのように考えてございます。以上でございます。

消防・次長)消防の方からは,入札業者と金額について,お答えいたします。先ほど委員さんからありましたように,業者は日本では3社ということで,入札も3社で実施する予定でございます。指名競争入札になるかと思います。それから価格なんですが,本体が30万円のボックスが10万円で,合計40万円位の金額になるんではないかと思うんですが,それから若干金額が下がるというようなかたちで,1,600千円というかたちを取っております。以上でございます。

菱沼委員)答弁をいただきまして,内容的には大体分かったんですが,実際AEDの導入に関してはですね,私が思うのには,いろんな人が集まるところというのは,必ず設置が必要だと思います。特に石岡市の場合は,近隣の市町村をみてもですね,ちょっと遅れているのが現状がありまして,やっぱりどんどん設置はね,確かに金額的には1台に対して40万円掛かるという部分においては,財政の厳しい折にですね,非常に厳しい状況ではあるんですが,そういっても生命と安全安心の部分を守っていくのは我々だと思っておりますので,そういうことで3か年で20台だけじゃなくてですね,やっぱり随時協議をしていただきながら,1台でも多くですね,石岡市はこれだけ皆さんのためにですね,設置しているんだというようにしていきたいと思うんですね。そのためには,皆さんのご協力を得ないと進められないと思いますので,ひとつよろしくお願いをしたいと思います。
 それからメーカーは3社で,購入金額が約40万円ということで,先ほど本体が30万円で,ボックスが10万円ということで約40万円ということで,まとめて買えば多分金額的にも下がってくると部分であろうし,また,指名入札で3社から取ればですね,多少金額的にも変わってくるんじゃないかと思いますんで,こういう部分で同じものであれば,実際その金額的な部分は安い方になってくると思いますんで,そういう部分もやっぱり費用対効果の部分で,大事だと思いますので,よろしくお願いします。それから先ほどの周知徹底の方も,市報とホームページということで言われておりましたけれども,実際その今までの部分の周知徹底の部分においては,今,市報とホームページしかないんですね。それだけではちょっと私は。あとは講習会で周知徹底と先ほど言われておりましたけれど,それだけではまだまだ少ないと思うんです。先ほど過日の消防長の答弁でも,今回の受講者はですね,今までやって1,766名と。で,職員の方が151名。講習は85回行なわれているとありましたけれども,実際,そういうことにおいてはですね,石岡市も8万3千人という人口状況になってきてわけですけれども,まだまだやっぱり受講者も少ないし,そういう部分においては受講者も増やしていかなくちゃいけないと思うんですね。そういう意味において,市民の理解度を高めていかなくちゃいけないと思うんですね。で,その理解度を高めていくのには,色んな意味での広報を,まず,していかなければ徹底はされないんじゃないかと思いますので,私としては,全体的には市民全員というわけには中々いかないと思うんですけども,その中でもやっぱり半数以上は受講していただけたということになるように,担当部局としても大変だと思うんですが,ご協力をお願いいたします。私ことになりますが,うちの会社でも26名のメンバーが受講しております。あと4名が残っておるんですが,後でまたお願いしたいと思っているんですが。実際そんな中でやっぱりこのAEDに関しては,非常に大事な部分でということになりますので,私自身も今後市民の方にも,このAEDの講習を一人でも多くの方が受けられるように,PRに努めてまいりたいと思います。また,先ほど言いましたけれども,AEDの導入に関しましては,今後1台でも多くのAEDの導入を要望をして質問を終わります。

飯村委員)ただ今の菱沼委員の質問に対しての説明では,なんか旧八郷時代のいわゆる地籍調査関係の弁護費用だという最初の答弁があったような気がしたんですが,なんか途中からレジオネラ菌も含まれるような弁護料のように聞こえてきたんですが,これはどちらの弁護料なんですか。この1,000千円は。

総務部・次長)ご答弁申し上げます。2件ありまして,レジオネラの方が525千円,国土調査に係る分が,475千円の予算で今あたっております。ただ,こちらは最高裁までいっちゃってますんで,その額についてはまだ確定はしておりません。満額475千円ということで予算を上げましたが,そこまでは掛からないと思います。

飯村委員)これ八郷時代から引きづってきた裁判なんですが,弁護料は現在までですよ,これも含めて,地籍関係はどのくらい掛かる予定ですか。

総務部・次長)ご答弁申し上げます。国土調査に掛かる部分で,お支払いしたのは210千円の着手金のみでございます。そして第1審が終わった時,第2審が終わった時,それぞれ精算をしようとしたんですが,期間中に控訴がなされてますので,精算が伴ってないと。弁護士は一応30万円くらいと。第2審,高等裁判所が終わった時点では,お話が出ております。しかしながら最高裁までいっておりますので,金額の確定がなされておりませんので,一応475千円というようなことでの予算を見積もらせていただきました。ですから,精算段階ではもっと下がるんではなかろうかと思っております。以上です。

飯村委員)この裁判はですね,非常にその裁判に持ち込まれたこと事態が,奇奇怪怪なんです。こういう裁判に対してですね,裁判費用の請求を早く原告側にしないということになると,する考えはないんでしょう,勿論。予算に上がっているんですから。しないとこれはこれからね,色んな裁判が起きてきた時に,被告側はいつも裁判費用を一般財源から持ち出しということになりますよね。これについて勝訴した場合には,原告に対して裁判費用を請求する考えがあるかどうか。

総務部・次長)ご答弁申し上げます。ただ今の件につきましては,私どもの方で検討をしてございます。と言いますのは,新市石岡市となりまして,初めての裁判でありますので,同一者から再三に渡って裁判が行なわれた時には,当然,裁判費用を求めるという事例がありますので,そちらの方の検討はさせていただいております。以上でございます。

飯村委員)これについては,是非今後のために請求をすべきだと思います。それともう1点。27ページ。消防費で歳入が887千円減額になっていますね。それが今度は歳出の方の39ページでは,450千円の減額になっているんですよね。歳入と歳出のバランスが取れていないような気がするんですが,これはどういう関係でしょうか。

消防・総務課長)お答え申し上げます。歳出の450千円の減額補正につきましては,入札差金の計上でございます。で,この中の内訳を言いますと,県支出金887千円が減った分,地方債が1,800千円ほど増やしております。75パーセントから90パーセントに増額となっているということで,その補正も併せてお願いしたということでございます。よろしくお願いいたします。

岡野副委員長)1点だけお聞きします。前からの繋がりなんですけど,29ページの過誤納還付金のことですけど,この前の時に過誤納還付金の未済金について,歳計外現金で扱っていたということがありまして,私の手元に金額が知らされておりますが,その後の取り扱いについて,どのように取り扱っているか,お聞きをいたします。これ1点だけです。

総務部・参事)16年の旧石岡市の決算の中では,還付未済額については,歳計外現金ということで取り扱いをしていた訳なんですが,合併後17年度においては過誤納未済金については,そのまま一般会計の中で処理しまして,会計決算の中でも備考の欄に,還付未済額ということで数字を記載しております。以上です。

磯部委員長)他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第186号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」についてを採決いたします。お諮りいたします。
 本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼び者あり)

磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,議案第194号「町の区域の設定について」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。

総務部・参事兼総務課長)それでは,議案第194号「町の区域の設定について」のご説明をさせていただきます。当市には,町名として石岡市石岡という地域が駅東地区に存在し,4桁又は5桁の地番が使われており,日常生活や事件,事故などの緊急時においても,場所を特定することが困難な状況にあります。これらの現状と地元の要望を踏まえ,今回,駅東土地区画整備事業区域を含めた約38ヘクタールについて,平成19年10月1日を施行日とする町界町名整理事業を実施するものでございます。この町界町名整理事業は,町界町名地番を整理し,住所の合理化を図り,住民生活等の不便を解消するとともに,併せて地域の発展に寄与するものでございます。なお,本事業につきましては,平成18年11月17日付で,石岡市町界町名整理審議会長からありました答申書を踏まえて実施するものでございますが,答申に当たりましては,地元の意向を尊重したいとの審議会の方針から,市といたしましても対象地域となる住民の皆様方への説明会,地区代表者によります打ち合わせ会,地区別の意見集約会議さらには,地区代表者によります調整会議などを開催するなど,地域の方々のご理解,ご協力をいただきながら慎重に進めてきたところでございます。又,今後におきましても,進捗状況に応じた説明会の開催など,事業の円滑な実施に向け,努力してまいりたいと考えているところでございます。なお,実施前後の内容につきましては,変更調書,又は町の区域の設定についての図面を添付いたしましたので,ご覧いただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。

磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)議案第194号「町の区域の設定について」ということで,先ほど総務課長の方からご説明があったわけですが,実際前にもですね,石岡市の半の木の地域が石岡市石岡という状況で,昔,半の木だったのが,それをあえてまた石岡市石岡になって,で,また半の木に戻っているという経緯がありますよね。で,実際,石岡市石岡の場合は,そのままずっと継続されて石岡になっているんですけれども,実際,今回の石岡市一丁目,二丁目,三丁目ということに対しまして,この背景と・・・ですかね,実際に今の時期,どうせやるならば前回の時にしっかりとやっぱりやるべきだったのかなと,私は思うんですが。そんな中で背景と単位について,お伺いいたします。それから先ほどの地域住民の説明会ということで,住民説明会においては,多分この仮称であります石岡市一丁目から三丁目の部分の説明会だと思うんですが,実際その人たちが分かっていればいいんだというもんじゃないと思うんですね。実際その他の地域の方にもやっぱり,もしこういう部分が決まっていけば,きちんとした説明会をしていけなくちゃいけないと思うんです。その件に対してちょっとお伺いをしていきたいと思います。

総務部・参事兼総務課長)今回の駅東地区の町界町名の整理事業に当たりましては,只今,委員の方からもお話しがありましたとおり,石岡の北部地区について,町界町名整理事業として初めて実施したという経過がございます。前回の中では,名称をそのまま半の木,或いは根当とそういう形で残して,地番には手をつけなかった部分がございますので,非常に大きな地番も残っているというような反省から,又,駅東地区につきましては,区画整理事業が実施されたというようなことから,全ての地番の振り替えをするというようなことで,今回,進めさていただきました。で,地域の対象地域となります方々には,説明会等で色々と話をしてきたところでございますが,他の地域の方につきましても,今後この事業が進んでいく中では,当然,手紙のやり取りにいたしましても,町名地番が変わってくるということもございますので,ホームページ或いは市報等を通じて,この地域の町界町名が実施されたということでは,お知らせをしていきたいというふうには考えております。以上でございます。

菱沼委員)こと細かくご説明ありがとうございました。実際,最終的にですね,市民の方が住所が分からないというような困難を起こさないような部分に努めることが,やっぱり行政としても大事なことと思いますので,その点しっかりとお願いをして,私の質問を終わります。

磯部委員長)他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第194号「町の区域の設定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼び者あり)

磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,継続審査となっております請願第2「石岡市消防団第16分団第2部消防団詰め所移転・建替えに関する請願について」を議題といたします。執行部よりその後の経過等についての説明を求めます。

消防長)ご報告申し上げます。請願第2「石岡市消防団第16分団第2部消防団詰め所移転・建替えに関する請願について」,その後の経過等についてでございますが,先般,平成18年第3回定例会の総務委員会におきまして,ご報告申し上げましたとおり,現在も状況も変わっておりません。今後,建替え希望地付近を通過するバイパスの完成と併せて地元分団と協議を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。暫時休憩といたします。

− 休  憩 − 

磯部委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。

岡野副委員長)継続審査になっている請願の件でございますが,付帯意見を付けまして採択というようなかたちをしたらどうでしょうかという提案をいたします。付帯意見の中身についてですが,土地の関係で,土地の承諾がされて確保できるのか。それから道路の関係も,ちょっと狭いところもありますので,その辺のところの関係,それから統廃合も考えなければならないんじゃないかということも思っておりまして,これとは相反する統廃合についてであることかも知れませんが,その辺のことも勘案しまして,付帯意見としまして入れて,どうでしょうかと言うことでございます。

磯部委員長)他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。請願第2「石岡市消防団第16分団第2部消防団詰め所移転・建替えに関する請願について」を採決いたします。お諮りいたします。
 本請願については,只今,副委員長よりご提言がございました付帯意見を明記し,「採択すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼び者あり)

磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 この際お諮りいたします。ただいま採択いたしました請願につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼び者あり)

磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 さらに,お諮りいたします。本日審査いたしました議案の審査報告につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。
        
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。以上で今期定例会において当委員会に審査付託されました案件の審査を終了いたします。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文のとおり,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,当委員会への報告事項として,総務部長より発言を求められておりますので,これを許します。

総務部長)総務関係で2件ほど,報告させていただきたいと思います。まず1件は,この総務委員会でも再三に渡り,課題となってございます収納対策状況について,それからもう1件は,石岡市市会議員の選挙の日程についてを本委員会にご報告させていただきます。報告は,各担当課長から申し上げますので,よろしくお願いいたします。

総務部・参事兼総務課長)私の方からは,石岡市議会議員一般選挙について,ご報告をさせていただきたいと思います。平成19年4月30日をもって任期満了となります市議会議員一般選挙につきましては,地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律が平成18年法律第107号をもって,又,特例法第10条及び第12条の規定に基づく,地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律施行令が,平成18年政令第317号をもって,それぞれ12月8日に公布され,いずれも公布の日から施行されました。特例法は,明年3月から5月までの間に任期満了が予定されている地方公共団体の議会の議員又は,長の任期満了による選挙,その他の選挙の期日を統一するとともに,これらの選挙に適用されるべき特例を定めたものであり,特例政令も又,これらの選挙の手続き,その他その執行に関する特例を定めたものでございます。このようなことから市議会議員一般選挙につきましては,告示日が平成19年4月15日,日曜日,投票日は,同年4月22日,日曜日となりますので,ご報告させていただきます。以上でございます。

総務部・参事)私の方からは,石岡市の特別対策本部関係について,報告をしたいと思っています。
 10月には,特別徴収対策班が収納課内に設けられたわけなんですが,これも市長からの指示でもりますけれども,我々,収納課としても,対外的にもやはり危機意識を持ったということが,非常にこの高く評価されるんではないかと思っております。その中でも,特に平成18年度の9月までの徴収状況と10月以降の徴収状況においても,差し押さえ件数等については,それまでの件数の約2倍の差し押さえの件数を行なっております。又,11月においては,総務部内に特別徴収10班を編成し,350件の完結を目指して,これについては,継続して完結まで折衝していくと。こういうことで,今取り組みを強めているわけなんですが,12月4日現在においては,徴収件数が44件,金額が約2,000千円,それから納付約束が58件,納付確約が4件ということで,数値も上げております。これらが完結まで行けば,相当の徴収率の引き上げであるとか,そういうことで取り組みについても,成果が上がるんではないかと思っております。特に差し押さえ関係において,ひとつには国民健康保険税において,分納誓約をしていたケースもあったわけなんですが,これにつきまして調査をしましたところ,相当額の預金額を有していたと,まあ,こういうことで市税の部分について,差し押さえを行なって,これについては金額受けをしております。そういうことで滞納者に対しても,毅然とした態度で厳正に対処するということが,今後も収納課として力を入れて対応すると同時に,我々,収納課一同もそれなりの危機意識を持って,今後の収納事務に励んでいきたいと思っております。よろしくお願いします。

磯部委員長)以上で執行部からの説明が終わりましたが,これは総務部の報告ということでございますが,収納に関しては大切な事案でございますので,各委員よりですね,ご意見等ございましてら,述べていただきまして,今後なお一層の対応に充実していただく意味においてですね,ご意見等ございましたら,述べていただけたらと思っております。

飯村委員)その中でですね,要望をしたことが守られているかどうか確認をします。まず,特別職の報酬については,滞納者は差し押さえをしていただきたいという要望をしておいたわけげす。それとさらに,任命にあたっても未納者については,任命をしないように市長に申し入れをしていただきたいと。これはどういう申し入れをして,市長からどういう考えがあったか。それと国保との一元化について,前向きに検討したいということだったんですが,一元化については,どうなのか。さらに,18年度にですね,電話催告を委託するということで,616千円の委託料が計上されておりましたが,この予算についてはどのような執行をされているか。これら確認です。以上お伺いいたします。

総務部長)お答えをいたします。特別職の滞納でございますけれども,これにつきましては当然,善良なる市民の皆様からの納税を,特別職の滞納者に報酬として,そういうことではということで,10月以降,重点的に対応してまいりまして,滞納はございません。差し押さえも当然,この中では執行してございます。それから任命でございますが,非常勤特別職の任命におきまして,その後1件がございます。これにつきましては,団体の推薦依頼というかたちで上がってきた委員さんを,やってございます。ただ,この滞納の状況が親の滞納をそのまま引き継いでいるというような,相続関係がまだはっきりしていないと申しますか,そういうことで複雑な家庭になってございますんで,そういうことで非常勤特別職の任命をしてございます。それから国保の一元化でございますけども,滞納の場合,横の連絡はとってございます。ただ,国保税の分納誓約,或いは諸々の個人の納税者の条件とか,そういうことでは,今後一体化に向けて努めていきたいと考えてございます。
 それから電話催告でございますが,昨年の3月の委員会でもありましたように,この電話催告の予算は,凍結してございます。以上でございます。

中村委員)確認ですが,特別職には滞納者がいないということですね。

総務部長)お答えをいたします。本会議の質問に向けまして,本税等のチェックをしてございますので,滞納者はございません。以上でございます。

中村委員)それでは,その大変,特別本部を立ち上げて,差し押さえも2倍という効果が上がっているということですが,組織を立ち上げ,そして催告状を出したとしますね,そういう中で,差し押さえをするまでの順序といいますか,どういう順序を経て差し押さえは出来るんですか。どのくらいの月日がかかるんですか。お伺いをいたします。

総務部・参事)お答えいたします。まず最初に文書的には,納期を過ぎた場合に20日以上過ぎた段階で,督促状を送付いたします。それから現年分につきましていいますと,18年の7月,18年の12月,この月に一斉の催告を行なっております。そういうかたちでひとつには文書催告もそうなんですが,折衝等もしまして,納税意欲のない者,それから納税を拒否している者,こういう者については,再警告の文書を送りまして,その次に差し押さえの着手通知,それから差し押さえと。ということになってくると思いますので,ケースによっては,1年以内に差し押さえに入れる場合があると思いますし,その納税の折衝の経過によっては,差し押さえの決定といいますか,差し押さえをする場合に,2年程度を有するようなことになりますけれども,これらについては,なるべく早めの処理が,対応ができるよう心がけていきたいと思っております。以上です。

中村委員)大変結果がいいということは,真面目な納税者には,本当に良いことですが,前にも申し上げましたように,もう少し厳しく。旧八郷で申し上げるならば,昔の地区単位くらいには,周りへの見せしめといいますか,今後もやっていただきたいと希望するところです。要望です。

小吹委員)私の方からは,先ほど説明がありました今までの経過の中で,差し押さえの件数がこれまでの2倍になったとあったんですが,独自でやった差し押さえは,何件くらいありますか。

総務部・参事)参加者所載のケースも不動産で裁判所の方からくるわけなんですが,これらの数値はちょっと把握は漏れましたけど,独自に行ったものとしては,ひとつには,預金の調査における差し押さえが多くなったんではないかと思ってます。特には,郵便局それから信用金庫関係においては,出資金等についても差し押さえを行なっておりますし,農協なんかにつきましても,普通預金,定期預金その他出資金,これらについても差し押さえを行なっておりますので,不動産よりは換価のしやすいといいますか,そういう方向で今差し押さえを重点的に行なっております。以上です。

小吹委員)独自で預金関係が多くあったということですが,2倍の件数の中で大体で結構ですが,何割くらい独自でやった差し押さえが占めているか。分かっている範囲で結構です。

総務部・参事)差し押さえの件数の7割程度は独自に行っていると思います。

小吹委員)非常にいい傾向だと思うんですが,それでは差し押さえの額ですね,1件あたりの。それで最高はどれくらいのがありましたか。

総務部・参事)差し押さえの額について,一番,銀行で押さえたのが約4,000千円程度。それからもう1件につきましては,2,700千円程度。もう1件につきましては,200千円程度が大きい額としては,収納されております。この時に差し押さえにならなくても,差し押さえの通知を行なったところ,本人が完納するために現金を持ってきた場合もありますけれども。それなりの効果は,そういう面では現れてきているんではないかと思っております。

小吹委員)経過としては非常にいいことでありまして,総務委員会としても前々から視察したり,重点的に考えていく業務内容であるということで,市長・助役をはじめ,当時は総務部長も同席されましたが,決議書をお渡して徹底した対応をしていくべきだと。その傾向が現れてきたんですが,現在の体制としましては,特別徴収班という班体制でやっているようですが,今後,市長は議会でやっているが,中々市長の方から下にこれやれと下ろせるようなタイプではないので,下から盛り上げていかないと,できないというところがありますので,ここまできてはざっくばらんにいかないと,自治財というのはどうしようもなくなりますから,悪いところは悪い,良いところは良いというようなかたちで持っていかないとね,議会をはじめ執行部。どうしようもないということは目に見えておりますから。それであえていいんですが,担当としてね,このまま徴収班の体制でずっといく考えなのか,それとももっと強力な体制にして,自治財源の確保に努めていく考えがあるのかどうか,そういった考えがあって市長に提言するなり,市長これは是非やらなくちゃならないというようなかたちに持っていく考えがあるかどうか。その辺お聞きしたいと思います。

総務部長)収税対策につきましては,一般質問でもお答えしましたように,19年度から財源移譲がございまして,市民税の税額で約10億くらい前年よりも増額になります。当然,これを100パーセント増額しないと財源移譲と,本来の目的が達成されませんので,それは市長も私どもに対して,庁議の中におきましてもですね,職員一丸となって危機体制の中で,徴収のために努力するというようなことがございます。事務改善委員会の中でも,そういう収税部門の組織の部分を強化するということで進めてございます。さらに,私からお願い申し上げますと,只今,参事から申し上げましたように,今まで滞納されていた方々に対して,市の方針として毅然とした態度でやってございます。一部の市民の皆さんから非常に職員に対する憤りがあるかと思いますけれども,予て橿原市の体制みたいにですね,そこは市民のあれじゃなくて,執行部側にたった市税の確保という点から,ご理解を賜ればと思ってございます。個人情報の保護ということからして,滞納処分,差し押さえ等は,守られてやっておりますんで,議員の皆さん方の地元の方にも相当数,この対策本部が発足してから差し押さえをやって,受けてる方々がいるかと思います。当然,その方々は黙って個人情報の中でとなっておりますので,今後もそういう面では滞納をされないようなあれで,職員一丸となって対応してまいりたいと思いますんで,よろしくご理解のほど申し上げたいと思います。

小吹委員)この滞納整理関係については,強化していくという考えで進めているようですが,現在,ある程度強制する意味での体制で,具体的なかたちになりつつものがあれば,お話していただきたいと。それ1点。それとこれは先進の市。都庁へは視察に行ってないんですが,先進の市を2市ほど見てきたんですが,これやはり担当課長が中心になって,毅然としてやっていくと,これ最初は厳しいと出てくるのは当たり前のことで,これが4年,5年とやっていくうちに,やはり税金というのは納めなくちゃいけないんだと。市民としての義務だという考えになってくる経過はあるわけですね。先進市では。それまで如何にして職員が,毅然とした態度でもって,我々が命を掛けてもやらなくちゃいけないんだという,大事な市民から付託されている仕事なんだと。人生掛けてやっている仕事なんだと,いうくらいの考えをもってやってもらわなくちゃならないわけなんです。それを人から言われるんじゃなくて,それは職員の資質というものもあると思うんです。やる気というものもあると思うんですが,私は能力のある職員ばかりだと見てますから,特にやはり自ずと格差をつけるわけじゃないですが,能力の差はある程度はあるわけですね。ですから,積極的にこういう仕事にやりがいを感じてやる職員ということは,最終的に市長が決めるわけなんですが,そういう人事配置もこの体制の中では考えていると思うんですが,そこまでは今回の場合は,聞きたいと思わないんですが,先ほど言った強化を考えなくちゃならないんだと,進めているという中である程度かたち,今後このようにもっていきたいという考えがあれば,その内容についてお願いしたいと思います。

総務部・参事)収税課内におきましても,そういう意味では収納率の低下とか,そういうことにおいては相当の危機意識を持っていることは,先ほどもお話したところなんですが,そういう中において11月以降においても,今までは収税課全体で対応していたということはあるんですが,今進めているのは,やはり一人ひとりがそれぞれの受け持ち件数を持って,それぞれこの完結を目指して取り組んでいくと。こういうことで方向性を持っておりますので,これらにつきましても私どもの方としては,進行管理を強めながら,その受け持ち件数がどのようなかたちで,日々対応されているか,月々の単位でどのようにされているか,こういうこともチェックしながら,強化に努めてまいりたいと考えております。それから11月に行なわれた総務部内の特別班の10班につきましても,12月の段階で終わってしまうことなく,来年,又予定されております収納と併せてですね,この350件につきましても,年度内に先ほどの差し押さえに向かうのか,それとも完結に向かっていくのか,その辺のところを見極めるために,それぞれの努力をしていきたいと思っています。
以上です。

小吹委員)しつこいようですが,体制強化について現在やっている内容をある程度もう少し徹底してやるというのは分かるんですが,必要だと思うんですが,もっと大きな組織内の徴収に関するリーダーシップを取る箇所というか,部署が必要だと思うんですね。総務部全体の職員といってもそれぞれに分掌している事務があるわけですから,私は直接関係ない。半分以上あると思うんですね。
 ですからやはりそれぞれの職員というのは,事務分掌があってやっている以外にやるというのは,中々ね,できないんですよ。公務員の場合は。ですからリーダーシップを取ってやっていく部署というのをきちっと決めてやっていかなくっちゃなんない。そういう意味で強化していく体制の中で,具体的内容をお聞きしているわけですが,今のやっていることを強化していくという意味ではなくね,もっとこのちゃんとした部署づくりの考えがあるかどうか,お聞きしたいんです。

総務部長)今回,事務改善委員会の中でも機構改革の見直しということで,収納部門を強化する考えでございます。行革プランにもありましたように,現在56課ございますが,これを50以下に減らす。それに併せて税部門を課税部門と収納部門の2つにというような考え方でございます。当然,収納部門を強化していくことになると思います。只今,参事から申しましたように,進行管理が大事だということで,進行管理というのは,今までの滞納者,まめに督促,催告,自宅訪問をやりながら,差し押さえか,或いは家庭の状況などによる処分等のことを考えてやっていきたいと思っております。先ほど,ひとつの例として,多額な滞納者の預金調査を行ったら,4,000千円の預金が出てきたとか,そういうことがございます。これは市民から言わせれば,我々に対する職務怠慢ということなるかと思います。そういうことも含めてですね,財産調査。そういうものも専門的な分野も必要になってくるかと思います。色々やってきました反省を踏まえて,善良な市民の皆様の期待に沿えるように,努力してまいりたいと思います。以上でございます。

小吹委員)最後に,ひとつの流れができつつあるようですから,総務部長も人事担当として,やっぱり一生懸命やる職員は,それなりの人事考課で評価していくという体制。これ急には大変難しいしいと思うんですが,一般質問でも議員からありましたように,そういう体制もやはり職員にやる気を起こさせるには,大事なポイントになりますから,ますますこれを充実した内容にもっていくように期待しておりますので,進めていっていただきたいと思います。終わります。

飯村委員)税務関係なんですが,この納付書はなんか意味のないページが入っていると思うんです。例えば私が振り替えでやっているのに,口座振替のお知らせとかね,振り替え用紙とか,印刷費も馬鹿にならないと思うんですよね。これ旧八郷方式と旧石岡市を検討してみましたか。どちらが経費負担が少ないか。こういうことを全て石岡方式にしていると,吸収合併だと言われるんです。恐らく経費は,私の判断では旧八郷方式のが安いと思います。これは軽自動車の例なんですが,固定資産税なんかは不必要なページがいっぱい入っています。振り替えでやっている方になんで振り替え用紙を入れるんですか。ここらのことをひとつ検討していただきたいと思うんですね。事務局の考えがあったらひとつお願いいたします。

市民税課長)只今の飯村委員さんのご質問ですけれども,前回の総務委員会の中でも軽自動車税についてもブック式を採用しているということで,何とかもっと簡潔にできないかということのご指摘をいただきました。その意見を踏まえまして,平成19年度の軽自動車税の納付書につきましては,封筒にそれぞれに色んな案内文を入れまして,ブック式ではない方式を採用させていただくということで対応しております。取り組んだ事項としては,それだけですけれども,今後,安価で出来るような方法,なおかつ納税がしやすくなるような方法で,検討していきたいというふうに考えております。

飯村委員)今,軽自動車税の例を話したんですが,固定資産税の方がはるかに不必要な書類が入っておりますからね。国保もそうなんですがね。これ検討してみなさい。相当経費が違ってくると思います。ひとつよろしくお願いします。以上です。

岡野副委員長)滞納の件について,ちょっと1件だけお聞きをいたします。差し押さえた物件について,どういうふうに対応しているのか。それをお聞かせください。

総務部・参事)お答えいたします。銀行の預金等につきましては,その場で差し押さえをする場合もありますし,一応,口座を一週間程度凍結しておく場合もあります。そういうことで一週間後には,現金で銀行の方から収納すると。そして会計課の方に一週間預けまして,歳計外現金の方に入れるわけなんですが,一週間たった後に歳計外の方から一般税の方に入れると。こういう方法です。それから不動産につきましては,それぞれ差し押さえの登記の関係で,参加差し押さえの場合もありますし,差し押さえの場合もありますけれども,今のところそれを競売といいますか,そういうところには至ってないと。参加差し押さえの場合には,競売を通じて配当があれば配当を受けると。こういうことにはなりますけれども。それから先程漏れてしまいましたけれども,併せて生命保険なんかについても,調査をさせていただいています。以上です。

岡野副委員長)それでですね,多額の滞納をしている方は,いろんな税金が滞納していると思うんですよね,で,その優先順位はどのように考えているのか,お伺いいたします。

総務部・参事)税金の滞納の分については,一般的には国民健康保険税と市税等があるかと思いますが,国民健康保険税につきましては,分納されているケースとかありますので,中々差し押さえに至らない部分があるんですが,一般税につきましては,差し押さえた金額については,課税年度の古い部分から順次充当していくようなかたちを取っております。以上です。

飯村委員)只今の答弁でね,参加差し押さえの場合には,配当があれば配当していただくというような答弁なんですが,これは税が優先なんじゃないんですか。差し押さえは。それと併せて司法等で差し押さえ件数と納付税額を公表することは問題がないと思うんですよ。いわゆる納税者に対する納入意欲の向上というか,喚起を促す意味でね。何件でいくらと。こらは参加差し押さえを含めてやると,相当これは厳しいはという印象を与えることが出来ると思うんですが。その気があるかどうか。考えがあれば。

総務部・参事)差し押さえの件数等については今,市報のページをもってですね,毎月市報を通じて市民の皆さんにお知らせするようなかたちをとっております。それから税金との関係なんですが,私らもそういう意味では税が優先ということもあるんですが,やはりこれについては,差し押さえをした時期であるとか,それから差し押さえの納期限とか,そういうことによって税が優先されるということが,今までのケースの中では,非常に少なかったケースで,ほとんどが競売となった時は,配当がなかったのが今までの事実だったと思います。配当があった場合もありましたけども,配当が銀行等により先取されたと。

飯村委員)参加差し押さえの場合にですね,私らの記憶では税優先と記憶していたんですが,それを検討したことがありますか。弁護士に聞くなり,県に問い合わせするなりして。漫然としていて税金が後回しにして,差し押さえした方に金を持っていかれてしまうというようなことでは困ると思う。その点ひとつ,確認をしたかどうか。

総務部・参事)こちらで競売が決まりますと,裁判所の方から配当についての報告が出てくるんですね。で,その中で配当金額が有る無しに関わらず,こちらではそれなりの現在の滞納金額を裁判所の方に報告をするわけなんですが,配当が無かった場合は,裁判所の方から特別お知らせはないんですが,私らの方としては,そういう意味では配当が無かったということで,理解はしているんですが。この差し押さえの場合では,税金何かについては,配当が無かったといってもそこで欠損というかたちでなくて,滞納税額ということで残して繰り越していくという考えでいます。

飯村委員)私の言っているのは,差し押さえの場合には,税が優先だというふうに認識を持っているんだけれども,税が後回しになっているということについて,県なり,もっと言いますと税務署,さらには弁護士等と,後回しになったことについて,協議・検討をしたかということを聞きたいんですよ。相手側の言いなりではなくて。以上です。

総務部・参事)収納関係事務においても,県税それから県税事務所,税務署と協議の場を,年に2回ほどもっておりますが,やっぱりその中でもこのことについては,我々と同じような認識だったと記憶しています。

磯部委員長)只今,部長よりの報告事項の中で,各委員から縷々ご意見がでましたので,執行部におかれましては,縷々ご意見を参考にしていただいて,収納率の確保に努めていただきたいと思います。それでは,その他の件について,ご発言があればお願いいたします。

中村委員)一般質問でもありましたが,貯水池についてちょっとお尋ねしときます。大変貯水池をつくるのには,お金がかかるようですが,山すそについては,大体小川が流れておりますので,それを堰き止めて活用すれば,無制限とは言いませんが,それなりの水量があると思いますので,そういう点で今後,そういうものをつくる予定があるかないか。お聞きをいたします。

消防長)八郷地区におきましては,筑波山系をもっておりますので,山火事等の災害等を考えた場合,現在,中山地区に八郷の消防署と地元の消防団で協議して,土のうを置いて土のうで災害の時は堰き止めて,災害に対応していくという。それとこれも八郷消防の方で担当しているんですが,筑波山系の車が入れる位置についての沢水等を利用してのね,そういういったのを計画的に歩って調査を行っております。ですから,大きな車両がは入れなくても,八郷の消防団の場合に可搬式がありますんで,そういう可搬式を利用しての土のう等を利用して,短期間にやりたいと考えております。それから八郷地区には,霞ヶ浦用水が引き込まれておりますので,その用水等も利用しながら,やっていきたいと思っております。以上でございます。

中村委員)消火に当たっては,水が大事必要ですからね,いくらタンク車が行ったとしても,タンク車の水は限られているものですので,折角,そういうものがあるんですから,大いに今後はそういうものを活用して,消化に役ださせてください。そのように思います。以上です。

岡野副委員長)今,予算編成時期なので,ちょっと1つ私の事例を申し上げまして,お願いをしたいと思います。で,私,教育委員会に行きまして,その時に管理職しかいなかったと。で,一般職員はいなかったと。私はその課のカウンターのところに待っていたと。いっくら待っていても管理職は私がいるのにも出てこないし,応答もないと。これは多分接遇が悪いのかなと。こちらから声を掛けなければ,5分でも10分でもそのままの状態なわけです。で,課のカウンターに私は座っていたんです。議員に対してそういう態度を取るのだから,他の人に対してはもっと酷いのかなというふうに私は思っているんですけど。特に管理職が酷い。接遇。電話も横柄だ。特に管理職。で,接遇に対してですね,これは一般の市民からも私のところに随分,接遇が悪いという苦情が寄せられております。で,接遇の研修を全職員を対象にしてはどうかという私の提案ですけども,それについて,答弁を願いたいと。これは,私はそのひとりじゃないと思うんですよ。私に対しての対応は,全職員に該当するというように思うんで,その人が悪いんじゃなくて,接遇に対しての意識がないというか,薄いというか,そういうことだと思うんです。一般質問にでましたけども,接遇ができないようでは,他の意識改革なんかとてもできないんじゃないかというふうに思いますので,その辺について答弁をお願いします。

職員課長)只今,ご質問のありました接遇でございますが,接遇につきましては,どうしても窓口を担当している職員を今まで中心にして,行なってきているのが現状でございます。昨年度も主事,主任クラスを行ないまして,今年度も2月に係長までを対象に行なっていく予定です。順次,全員を対象に行なっていく予定につきましては,今後,先ほどご意見がございました管理職につきましても,十分なる接遇研修を行ないまして,対応してまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。

岡野副委員長)私の言ったのは,特に管理職が悪いということで,私が言っているのは課長以上のことで,その人らが悪いということなんです。付け加えます。

飯村委員)消防関係ですがね,消防団の階級の準則を先ほどお願いしたんですね。何か消防団の改編について,市は今,旧石岡市方式による階級制度を採用するという話を耳にしたんですが,いわゆる一分団に1台の自動車又は,小型自動車という話を耳にしたんですが,そういう考えでおるんだたどうか。お伺いをいたします。それともう1点は,議会答弁中でですね,いわゆる合併したことによって,救急業務が平均10分だったのが,6分30秒に短縮されたというような説明ですね。これは聞けば大変耳当たりのいい答弁です。しかし,この内容は恐らく園部地域が早くなったと。そのために平均して6分30秒まで短縮されたと。いわゆる元々離れているところ,はっきり言って我々(恋瀬地域)のところについては,全然改善がされていないようなんですが,これらについて今後どのような考えでいるのか。やっぱり昔13分かかったところは,今でも13分かかっていると。極特殊な地域だけが短縮されたために,平均が短縮されたというように私は認識をしているんですが,そこらのところをひとつお願いします。以上です。

消防本部・総務課長)まず,消防団の階級についてお答え申し上げます。現在,消防団の団再編につきましては,分団長会議なり,何回か会議を開きまして,平成18年度中に再編計画の方向性を示すというようなことで,何回か分団長会議を開催しているところであります。その中で石岡方式の分団方式を採用するというような段階にはまだ至っておりません。色んな方法がありまして,今後検討して消防法に基づく階級準則もあります。先ほども資料としてお渡し申し上げましたとおりでございますけれども。それらを含めてですね,今後,再編計画を進めてまいりたいという考えでおります。現在の段階では,石岡市方式を取り入れるという方向性は,決まっておりません。あともう1件,救急の問題ですけれども,委員おっしゃるとおり10分から6分半に減ったというのは,極一部の地域というのは,ご存知のとおり山崎地区に出張所が出来まして,園部地区の東成井地区の方にはかなり短縮がされたということでございます。それからもう1点,応援出場の件については,当時,八郷で2台が救急出場していた場合に,千代田の方から来るということで,30分ないし40分くらいかかる問題があったんですけれども,現在は柏原とか近い短距離のところから,応援出場ができるということで,そういうものを含めてかなりの時間が短縮しているということでございます。以上でございます。

飯村委員)消防団の階級制度についてはですね,私の記憶ですよ。これは40年も前だからね,頭も呆けてます。ただ私の記憶では一分団というのは,いわゆる口数,消防ポンプ自動車であるば1口数と換算するんだっけかな。それを何口数一分団は持つかと。部は,1口数という標部をしているわけです。もしそれが間違いがなければ,これは指導的立場で組織再編をしていかないと,大変個々に喧々諤々やったんではこれ,石岡だ,八郷方式だという話になると思います。ただ,この準則をよく調べて,それに基づいて私は組織というのは,改編していくべきだろうと,そう認識しているんですが,一分団のいわゆる口数。今,それが残っているかどうか分かんない。貯水槽は口数がちゃんと残っていますからね。そこらの辺ひとつお願いいたします。

消防本部・総務課長)お答え申し上げます。先ほどの資料の中には漏れていたんですけれども,委員おっしゃるとおり,分団長の階級,口数で分団長,部長の配置人員というのは,現在も準則の中で定まっております。これによりますと分団長につきましては,4口から6口までにつき一人,部長につきましては,2口から3口につき一人。又,班長につきましては,一人につき1口というようなことで,準則に定まっております。こういうことも含めましてですね,今後の再編につきましては,十分検討させていただきたいというふうに考えております。

飯村委員)これ,1口数は自動車ポンプ1台だっけか。そういう認識でいけば,今の八郷方式が正しいわけですよ。それをどちらにするかなどという検討していること事態が,私から言わせればナンセンスです。無駄な時間だと思います。綱の引き合いで,もし石岡方式となったとしたらば,これは逆行ですよ。もっと事務的な指導力を発揮してもらいたいと思います。以上です。

消防長)消防団の再編につきましては,先の一般質問でも,9月ですかね,谷島議員からの質問に対しまして,今,飯村委員からのご指摘のように,2通りの方式。要するに八郷でやっている部制。石岡へ部制を引いて,分団数を13個分団にする案と,もう1点は,現在,八郷地区で4部ありますので,その4部あるやつを2つを一つの分団と見なして,26個分団とするこの2案。実は一昨日に分団長会議がありまして,分団長に一応その件を諮ってね,来年また早い時期にもう1回分団長会議を,何回か会議を重ねましてね,そういうやつを消防幹部と色々と話はしているんですが,消防団の非常勤につきましては,周辺と県内を見ましても,市町村が合併によってほとんどが,団長さんが二人いる。或いは,小美玉市を見ましても,消防団長さんが3人。全然そういう点からも何もなされていない状況です。そういう点からおきますると,石岡については,団長が一本化されたちゅうことだけでも,前進したのではないかと思います。後は,議員さんご指摘のとおり,ひとつひとつ再編等についても,団長とも協議をしていきたいと思います。あともう1点,太田地区,大増地区ですかね,平成29年に八郷の消防署が借地の契約切れで,地主さんから今度は更新がないと聞いたんで,その時に併せて位置,場所についてもそういうやつも,考えていかなくちゃと思いますので,よろしくお願いいたします。

飯村委員)質問をしまおうと思っても,答弁を聞くというと質問をしなくならないんですよ。ただ今の準則による口数というのは,1分団,4から6だという説明があったんですよ。八郷は1分団4口数ですから,正しいんですよ。石岡と折衷案を出そうと思っているから,準則を破棄して石岡よりの答えを出そうと思っているから,部2つを1分団と見なすとか,そういう話が出てくるんですよ。もっと指導力を発揮しなさい。準則に基づいて,何も八郷よりにやりなさいと言ってはいないんだよ。時代に逆行するようなやるべきではないと言っているんだよ。今の説明で,4から6と言っていて,今度は2口数するんだという話はどこにあるんですか。八郷は,もうそれできちんとした体制ができているんですよ。何のことはない,石岡に何とかおっつけようおっつけようと考えがこのような形になって,役が多くなるということは組織の統合がしにくくなるんですよ。
 分かりますか。分団が多くなるということは,組織の統合は難しくなりますよ。間違いなく。経費もかかりますよ。もう一度このことについて,答弁願います。
 何も私はね,議会が消防団のことまで介入するといった考えはございませんが,準則と逆の方向で進もうとしているから,私は言っているわけです。やっぱり準則というものは,一つの法律と同じですから,それと逆行するようなことは考えてもらいたくないんです。

消防本部・総務課長)大変,説明不足で申しわけありませんでした。消防車両につきましては,口数つきましては4口,可搬ポンプが1口ということでございます。それで,準則では4口から6口までに分団長1人ということでございます。消防団車両の口数については,そういうことでご理解いただきたいと思います。

磯部委員長)他にございませんか。
    
(「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長)それでは,執行部におかれましてはご苦労様でした。ご退席いただいて結構です。
 それでは,以上で総務委員会を閉会いたします。長時間にわたり,大変ご苦労様でした。



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