第２回委員会　（５月２６日）
出席委員	前島孝元委員長，鈴木米造副委員長，小泉彰委員，入江貞一委員，山口晟委員，岡﨑忠委員，櫻井信幸委員
市執行部	都市建設部長（吉川安延），都市建設部次長（甲一郎），参事道路担当（本田久男），参事兼都市計画課長（藤枝利明），都市整備課長（鈴木信充），道路管理課長（上曽茂昭），道路建設課長（羽成善信）
議会事務局	議事法制課係長（武石誠）

前島委員長）ただ今から都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。
　本日の議題は，所管事務の調査として「合併市町村幹線道路緊急整備支援事業対象道路（うち，村上・六軒線，貝地・高浜　線，上林・上曽線）にかかる対地権者説明会について」，「石岡駅周辺整備事業について」，「市内の道路交通体系について」及び「その他」であります。
　案件の説明のため，委員長において出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。
　はじめに合併市町村幹線道路緊急整備支援事業対象道路にかかる対地権者説明会についてを議題といたします。
　本件については，執行部から報告を求めます。

都市整備課長）それでは，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業対象事業の説明会についてご説明申しあげます。去る５月１９日，７時からでございますが，上林・上曽線の関係者の方々に説明会を実施しております。会場は八郷総合支所の会議室でございます。出席者は１０４名。地権者，隣接者合わせまして１８０名ほどおりましたので，約６割の方が出席…

前島委員長）ちょっと課長，その資料はないんですか。その会場ごとの出席者数とか。一方的に読まれちゃっても。できれば資料をコピーしてきていただいて。暫時休憩します。

― 休　憩 ―

前島委員長）再開いたします。

都市整備課長）それでは，失礼いたしました。説明資料にもございますが，上林・上曽線が５月１９日，村上・六軒線が５月２０日午後２時から旭台会館で。関係地権者・隣接者１２名中５名が出席しております。貝地・高浜線については５月２０日午後６時から。グリーンパレス石岡で行っております。関係地権者・隣接者１２７名に対して通知を出しまして，６８名の出席者がございます。またこの場合，地権者，隣接者５２名，一般参加者１６名というふうになっております。３会場におきまして，合併特例債事業での道路整備についての説明会を開催しておりまして，計画ルート，今後の事業の進め方について説明をしております。
　上林・上曽線では６割の方が出席されておりまして，早い方では買収金額についての質問などもございました。大半の方が事業に協力的でございまして，路線測量から順次事業を進めていきたいというふうに考えております。
　また村上・六軒線につきましては，やはり買収の価格等が気になるのかそういった質問，また自動車学校の方からは練習コース近くを道路が通るため，コースにかからないように設計に気を遣ってほしいという要望が出ております。これにつきましても測量調査時に再度，設計の方で考慮をしていきたいと考えております。
　また貝地・高浜線では４割の方が出席しております。別ルートの整備についての意見などもございましたが，早期の開通を要望する声も多数ありまして，出席者も事業におおむね協力的でありました。この路線についても事業を進めていきたいと思っております。
最初の説明会でありましたので，半分ぐらいの方が出席していただけたので，私どもとしては特に反対がございませんので，各事業とも順次進めていきたいと思っております。
　ただ，貝地・高浜線につきましては，説明会に来られなかった方で，電話によりまして「反対する」というようなご意見があって，「今日は出席しない」というふうな方もございました。出席された方で，特にこういった反対の意思表示を説明会の中でされた方はなかったように感じております。
　今後また，我々としても協力をお願いしながら３路線とも事業を進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

前島委員長）以上で報告は終わりました。ただ今の報告に対し，何かご発言等ございましたら，挙手によりお願いいたします。

山口委員）山口です。ただいま，３番目の貝地・高浜線の件なんですけど，４割の方が出席だったっていうことで，その中で別ルートの路線整備について意見があったということなんですが，別ルートというのはどのような意見が出たのか。あと，その中で，会場の中では反対派なかったけど，電話での反対ってこと。恐らく，どのぐらいあったのか，それをお聞きしたいと。

都市整備課長）別ルートというお話しでございますけれども，これは現在，うちの方で進めております所橋から愛郷橋までの恋瀬川左岸堤を利用しました道路の整備を急いだらどうかと。　それから，今うちの方でやってます平和橋から駅の裏側に続く道をいま整備しておりますので，その整備。それを延長して，高浜地区整備協議会の方で出しておりましたそういう跨線橋を利用して向こうへ出すルートはどうだろうかと。そちらの方が早く整備が出来るんではないか，というような意見です。もう一つは，石岡方面の方に行くのには便利だけれども，土浦方面に行くのには非常にこのルートでは便が悪いんじゃないかっていうような，ちょっと誤解もあるのかなというふうに感じておりますが，そういう意見が出ております。私どもの方では，その件に関しまして，現在進めておりますいろいろな道路の整備についてお話ししております。６号バイパスがどういうふうな状況か。それから南北線についてどういうふうにやっていくか。それから平和橋からの北根本の道の整備の状況。それから先ほど言いました，所橋から愛郷橋への道路の状況についてご説明をしております。
　それからもう一つ，反対がありました。この方からは「反対をするので，反対の地権者はこぞって行かないぞ」というような意見がございましたけれども，どなたが反対してるのかがはっきり判りませんでした。来てる方の中で，そういう方が直接いたのかどうかも，私どもの方としてはまだ把握しておりません。以上でございます。

山口委員）ただ今お伺いしてね，電話での，誰が電話したのか分かんないですけど，私も貝地・高浜線については，いろいろな反対，前から陳情が出てましたし，早期実現やってくれっていうのと２つあるんですよね。あれ中でやっぱり，今回説明会には出ないということを言ってました。その，６号バイパスの路線の変更の方々も入って，いろいろありますけど，その前に反対してたメンバーですか，これは出ないってことで。そのやはりあの，私もこのまえ言ったんですけど，９年以内の事業ですからね。この点については非常に真剣に取り組んでもらわないと困りますんで。その点。

都市整備課長）その前の説明会の時もお話しいたしましたが，６号バイパスそのものが，国は平成２０年代前半，２５年ぐらいまでには供用開始をしたいというふうに望んで，努力しております。私どもの方といたしましても，それに合わせるような形でこの道が完成できればというふうに考えております，というような形でご説明しております。以上でございます。

山口委員）分かりました。私も何回も何回も，いろんなこう，まあ文句っていうこともないんですけど，言って悪いんですけど，やはり本当に１０年以内に見通しがつかないっていうのが判ればね，早くやっぱり，愛郷橋の混雑緩和するのには，やはり農免道路もう出来るんですから。あの橋を一本架けて，一本繋ぐ段取りですか。これを建設部として考えてなきゃなんないと思うんですよ。その件は一応，どのような考えでいるか。もしこれ絶対，恐らく，完全に出来るって言うんならいいけどね。そういうこと，見通しが早くつくならば，そちらへ変更するべきだと思うんですけど。その点。湖岸道路ですね。

都市建設部長）いま担当の方からご説明したとおり，ようやく特例債の説明会に入れた段階でございます。その段階で，私どもとしては全力を尽くすという形で取り組んでまいりたいと思っております。議員仰るお話しはお聞きしておく程度に留めておきたいと思います。市長も一般質問等でお答えしているとおりでございますので，私どもとしては，現在の特例債事業が完成するために全力を尽くしてまいりたいと考えております。

山口委員）私は，一番難しいのは貝地・高浜線だと思いますんで，あのやはり年数が決まってることなんでね，本当にこれは，これ先に進めて，取り組んでもらって，早く言えばね，１０年以内にやる一番先これを先取り組んでもらわないと，反対してる人ははっきりしてるんですからね。その点をきちんとやってもらいたいですね。６号バイパスみたいになると，またずーっと延びちゃってってことでは出来ないですよ。１０年以内でやらなきゃならないんですからね。よろしくお願いします。

前島委員長）ほかにご発言等はございませんか。

鈴木副委員長）一番目の上曽線でございますが，上曽線は上曽トンネルの関連道路ですよね。私はそう思うんですが，その関連道路ですが，実情は，上曽トンネルがどういう進み方をしているのかをお尋ねしてから，私の質問に入りたいと思うんですが。

道路建設課長）ちょっと資料を持ってきてないんで，私の頭の中で覚えている範囲ですが，旧真壁側では地権者がまだ１人，用地が残っていると聞いております。それから旧八郷側において，やはり家のかかる方などについて何人か残っている，数名残っていると聞いております。ただ，県の方の予算の付き方もありまして，実際にその方々が反対なのか賛成なのか。実際に交渉の方が，県の方でその方々に会っているのかについては，ちょっと聞いておりません。毎年毎年，私ども八郷側の方で５，０００万円ずつの負担金も出しております。本当に県単費，いまの段階では県単費なのかということもありまして，予算の付き方が悪いということは聞いております。以上です。

鈴木副委員長）そうするとね，八郷でも上曽トンネルが進むようならば，この道路は完全に必要かも知れないが，それがなければ，そんなに利用者っていう感じは私はないと思うんですよ。何故かって言うと，あそこにはね，石岡街道，その先には畜産試験場のところに道路が１本あって，まだ本当の２００か３００メートルぐらいの間にね，この道路が出来るわけですよね。上曽トンネルが出来なけりゃ，これ，意味がないと思うんだよ。実情に。はっきり言う話。八郷としたって。あそこ今度やるのに橋を一つ架けなきゃならない。これ相当の金もかかりますよね。恋瀬川の橋だからね。だから，取りあえずこの道路については，本来ならば上曽トンネルと関連して進めるような方向が，一番おれは妥当だと思うんだよね。これもしかして１０年の間にトンネルが出来なかったら，これが成功したってひとつも利用価値は幾らもないですよ，あれ。実情。本音。それでいま言ったように，いま造ってる繋がりの工事の問題だって，本来は市でお金を出して県へ委託してるなんていうことは，これは逆だと思うんだよな。そういうやり方をしてるんだから，きちんとした，上曽トンネルとの連携でこれはやるべきだと，私は考えてるわけです。以上です。

都市建設部長）ご意見は十分拝聴しておきます。まだ実施までに，実際の路線測量までには，まだ時間もございます。一応９月頃を予定しておりますんで，再度，そういった点，あるいは要望が強い点等を勘案して整備に入ってまいりたいと考えております。

都市建設部次長）いま進めてる道路につきましては県道７号線ということで，県道にあたる部分なんですよね。それで上曽トンネルのアクセスを始めまして，それから村上・六軒線まで続くような，ある程度，青写真の中で進められております。そういうところで，トンネルのアクセス道路はトンネルから県道まで。県道からフルーツラインまでは市が県に委託してやってもらってる道路なんですね。そのフルーツラインから，いまやってる特例債の道路について特例債で進めまして，それでその先に，根小屋入口から戸ノ内の坂下まで林バイパスっていう形で，違う事業で進めているわけなんです。ですから，全部の一つの路線ということで，その路線をそれぞれの手法で進めているというような状況のものでございます。
　上曽トンネルにつきましては，非常にその，２軒ほど家がかかるわけでございまして，今のところ実際的にはどのぐらい費用がかかるのか，まだ入ってないような状況であると言ってますので，まだ地権者との交渉も本式にはまだ行ってないのかなというふうに思ってます。以上です。

小泉委員）鈴木委員から発言のあった上林・上曽線。これからのいわゆる上曽峠ですね。上曽峠は，以前は，あの当時の平間町長がですね，会長になって一生懸命やってくれたんです。それでこの前の桜川市の市長選で，あの方が残念なことにああいう結果になりまして，私の聞いた情報では，大分進捗状況が鈍ったと。それで上林・上曽線は，いま次長が説明されたとおりね，７号線ということで，都市計画決定されてるんですよね。ただ，上曽峠が非常に遅れて，「出来ない」というような話しも聞いてるんですが，そういう中であれを進めていっても，確かに鈴木委員が言うとおりね，必要性がないんですよね。それで今，全然上曽峠の話しはもう，朝日峠の話しばかりで，いま出ないです。県も財政危機ですから，私らはいろんな情報とった中では，先へ進まないんじゃないかということを聞いておるんですが，そこへ来て，これを今度は特例債でやるんだって進めて，巨額の資金をそこへ投入して，果たして良いものか。それで，限られた期間の中で，道路１本造るのに２０年って言われてますから。で，これは１０年ですよね。１０年の中で，そういうスパンの中でこれが当てはまるのかと。非常にこれは問題だと思うんですよね。ですから，これは慎重にやっていかなきゃならないと思うんですが，そのへんでどうですかね，情報っていいますか，執行部の捉え方は。いま次長からのお話しも聞いたんで，そのへんは分かるんですが，ただ出来ないものを…，上曽峠が出来ないとなればね。いつ出来るか分からないようなところへ，こっちの市の方でですね，進めていったってしようがないと思うんですよ。ですから，執行部ももうちょっと，そのへんの情報をね。実際に上曽峠はどうなんだというようなことをとりながらね，やってもらわないと。駄目ならもう…，まあ駄目とは言わないでしょうけども，非常に厳しい財源ですから，県の方は。

都市建設部長）確かに上曽トンネルにつきましては，予算がなかなか思うようについていないという情報も聞いております。小泉委員さんの仰るようなことに，現状ではなっているのではないかと考えておりますが，県は，今後も地権者交渉を続けていくというような方針をとっております。それに現段階で十分ご意見のあった点には考慮して整備に入ってまいりたいと考えておりますが，新市建設計画で決定されたことでござますし，説明会でも反対意見は出ませんでしたので，そういった意見，ただ今の委員さんの意見を十分頭に入れながら，市長，助役にも報告して，整備に入ってまいりたいというふうに考えております。確かに距離が４キロメートルを超えるという長い距離でございますので，１０年間で出来るのかと言われると，地権者の協力なしではできませんし，巨額の費用をつぎ込むことになりますので，そういった点も十分に考慮しながら，各方面のご意見を伺い，整備に当たっていきたいと考えてございます。

前島委員長）ほかにご発言等はございませんか。

（「なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ないようですので，次に石岡駅周辺整備事業についてを議題といたします。
　本件については，執行部から現況について報告を求めます。

都市整備課長）石岡駅周辺整備構想についてご説明申しあげます。お手元の方に石岡市駅周辺整備構想の概要版というのが配付されていると思いますが，その中で説明をさせていただきたいと思います。
　この石岡駅の周辺につきましては，旧石岡の第４次総合計画によりまして石岡駅周辺整備の方向性は次のとおりであるというふうに，総合計画の中で位置づけられております。その中で，土地の高度利用と新たな都市機能の集積を図り，石岡の顔に相応しいまちづくりに努めるというふうにしておりました。また，旧石岡の中心市街地の基本計画の中では，電線類の地中化の促進，それから中心商店街の整備，そこにもう一つ「石岡駅前の整備」というような形で謳われておりました。この地域の整備の課題としては，図の３の方にあると思いますが，駅前広場が小さいためになかなか進まない。それから駅広が小さい。そのために駅前がなかなか利用が難しいというようなところを示しております。駅周辺の基本的な構成が６ページ，７ページの方に出ておりますけれども，一つには駅を中心に駅の交通結節ゾーンと，中心市街地ゾーンと，駅東区画整理ゾーン，それから市役所がありますシビックゾーンと分けておりますけども，特に駅の周辺ですと，国道６号から石岡・城里線の間に石岡駅がございまして，そこを真っ直ぐ抜ける道がございます。都市計画道路金丸・貝地線と停車場・泉町線でございますけれども，この道路が石岡駅に非常に近寄っておりまして，駅前広場がなかなかとれないというような状況にあります。また，旧市街地，中心市街地ゾーンの中では，計画道路といたしまして，停車場・元真地線が都市計画道路，それから金丸・富田線，金丸・貝地線など，都市計画道路が古くから計画されておりましたけれども，その道路が未だ未整備ということもございまして，なかなかこの地域の整備が進んでいないというようなことがございます。それから，石岡駅の東，土地区画整理の方ですが，この整備構想をやっていた頃にはまだ駅前・東ノ辻線が３００メートルについて完成しておりませんでしたので，ここが未整備のためになかなか区画整理事業が終わらなかったというようなことがありまして，かなり課題として残っております。
　８ページの方に行きますと，「駅周辺の整備方針」ということで，整備方針を決めております。交通結節ゾーンについては，駅舎の改築，東西自由通路と言っておりますが，これは跨線橋のことです。それからステーションパークとの一体性を図ると。これは駅舎がいま１階のところにありまして，ステーションパークの広場が２階。自由通路が２階ということですので，これを２階のレベルで合わせていきましょうというようなことでございます。それから西口広場をリニューアルして行きましょうと。これには北側公園から駅舎の跡地までを含めましての再編を考えたらどうかと。それから歩行者アクセス動線の改善ということで，昨年度実施してますバリアフリー化の基本構想などを整備しましょうと。それから駅前・東ノ辻線の整備とバス路線の再編による東口広場の有効利用と。現在，バスはすべて西側のステーションパークの前のバスバースのところから出発しておりますけれども，東側にもそういったスペースを設けてありますが，バス会社の方で道路が出来ていないということでなかなか利用してもらえなかったということで，早急に，その道路が出来ましたので，そういったものについても考えて行かなきゃならないと。それから市営駐車場の鹿島鉄道側の移転と立体化などを図って，低利用地って言うんですか，そういったものの高度利用を図ってはどうかということを言っております。駅西地区においては，西友跡地での駅前商業・公共・交流施設と人口定着の促進，及び西口広場を補完する交通広場機能の導入と，東西自由通路の延伸ということを言っております。これはただ今あります跨線橋を，金丸・貝地線のところをオーバー・ブリッジで通りまして，商業地域の方まで延ばしたらどうかというようなことでございます。また，そこにある西友などの跡地を利用しまして，新しい核的施設を作っていったらどうでしょうかというようなことでございます。それから，駅東地区につきましては，駅前・東ノ辻線の開通を促進しましょうと。そして，そこに，ここは近商地域になってますので，新しい商業機能や住居機能を早急に貼り付けて行きましょうというようなことです。駅の本当の間近なところのゾーンにつきましては，次のページの方にもございますけれども，交通結節ゾーンと言っておりますけども，東西連絡の要として，交通機能を中心に連携，交流を促進する施設整備が望ましいということで，駅舎の改築により，合築橋上化を目指していくと。それで，ステーションパークの駅との連携を強化しましょうと。東西広場，市営駐車場からの駅アクセスの向上性を高めましょうと。駐車場や駐輪場からの駅へのアクセスの向上。既存駅舎の跡地を活用いたしまして，狭隘な西口広場の再整備を図ると。こういったものが，直近の整備構想となっております。整備の具体策としまして，１４ページの方にちょっとございます。１４ページの方に「交通施設整備」ということで，駅，自由通路，西口，東口というのと，バリアフリー化ということで分けておりますが，ＪＲ駅舎の合築化を図り，周辺施設との一体性を図るんだと。ステーションパークをある歩行動線に組み込みましょうと。これは駅舎とステーションパークの一体化をすることによって，利用をもっと深めましょうというということです。それから，改札口の分離方式を併せて検討しましょうと。これは鹿島鉄道との関係なんですけれども，入り口の方を分離することも検討してはどうかというようなことがありました。市民サービスの公共施設や休憩施設としての合築施設の設置ということで，駅が２階でありますと，１階の部分が公共スペースとして利用することができますので，そういうところに公共施設を配置してはどうでしょうか，というようなことです。それから自由通路でございます。東西自由通路の西友跡地へ延伸，それから屋根を，雨や風に対してそれを避けるために屋根を設置したいと。それからいま，自転車の携行が非常に難しいんですけれども，自転車で渡るようなことも検討できないだろうかということです。西口につきましては西口広場の再整備ということで，西友跡地での住宅・店舗・公共施設等に併せた一般車乗降場の設置。自動車などマイカーなどの待合いなどをそちらの方に造ったらどうだろうかと。それから，祭事などでの歩車道の一体利用。お祭りなどでこの広場は利用されますので，なるべく段差をなくしまして，お祭りなどでも有効に利用できるような施設にしてはどうでしょうかということです。
　東口につきましては駅前・東ノ辻線の早期完成と，バス路線再編による東口広場の有効活用ということを謳っております。そこでまた，市営駐車場を鹿島鉄道側に移転して，立体利用をして，その跡地を利用できないでしょうかと。
　バリアフリー化といたしまして，もう一つの課題としまして，交通結節点におきましては障害者に優しい施設にしていかなければいけないということで，ユニバーサルデザインに留意しながら，駅周辺での歩行者アクセス動線を確保していきましょうと。それから電線類地中化に伴い，歩きやすい動線形成，それから景観の形成をしていきましょうと。跨線橋などにはエレベーターやエスカレーターの設置を考えていきたい。車いす通行可能な緑道や歩行空間を整備していきましょうと。駅東西の歩行動線ネットワークをより強化するような形にしましょうと。駅構内でのバリアフリー化も推進しましょうということでございます。
　今後の課題といたしまして，鉄道事業者との協議，これはＪＲさん，あと鹿島鉄道さんとのことなんですが，一緒に協議していかなければいけないと。ステーションパークと自由通路間での，そこの商業的利用も考えられないか，ということを検討したらどうだろうか。それから自転車通行のマナー向上っていうのは，東西自由通路に自転車を通すようなことができれば，こういったことも必要でしょうと。それから屋根設置改修に際しての耐震診断を行っていかなければいけないと。東西広場と西友跡地の利用に関しましては，西口駅前広場の都市計画決定の見直しも必要になってくるでしょうと。現在，西口広場につきましては，都市計画決定されております広場ということになってますので，これを大幅に変更する場合には，都市計画の変更も必要になってくるでしょうと。それから電線類地中化との関係で，そういったものを調整していかなければいけないでしょうと。バス事業者との協議というのは，東西バス路線の再編をお願いできないだろうか。警察との協議というのは，西口広場の改変に伴いまして，交番の移設や広場の交通安全性の問題等について，警察との協議が必要になってきます。
　駅周辺におきましては，当然，東ノ辻線の開通，東口広場の利便向上が必要だと。立体駐車場に伴う鹿島鉄道との協議。駅周辺での居住促進。移動円滑化構想や，駐車場を伴う集合住宅，遊歩道の整備等。都市計画路線の見直しなども必要になってくるということです。
　また，この石岡駅周辺整備構想が出来てから２年が経ちます。その間に事情が少し変更になってきまして，鹿島鉄道が廃線届を出したということがございます。そうしますと，鹿島鉄道の利用していますその空間って言いますか，そちらの方に対しての計画を再度，構想として考え直す必要もあるのかなと。ただ，いま石岡市としましては，鹿島鉄道を何としても残したいということで進めております。今の時点でそれを言うのはおかしい話しでありまして，そういったことがもし，廃線などが決まってしまいましたら，その時点でこの構想の見直しも必要かなというふうに考えております。以上でございます。

前島委員長）以上で報告は終わりました。
　ただ今の報告に対し，何かご発言等ございましたら，挙手によりお願いいたします。

小泉委員）いま，課長の方から説明をいただいたんですが，これは中心市街地活性化委員会の中で決まっていることでありまして，その中心市街地の中の，中長期的なるヴィジョンですね。それがようやく２年前にスタートされて，今後いろいろ行うということなんでしょうけれども，いま説明の中でも鹿島鉄道の問題がある。それから西友の跡地の問題がある。これが大きな一つのネックになると思うんです。西友の跡地は以前よりは大分権利関係が解決しているので進みやすいというようなことなんですが，このヴィジョンをですね，これからどのようにして実現させていくかというのは，私，非常に難しいことだと思うんですよ。ただ，こういうことをですね，２年前に，駅周辺整備っていうことで構想自体を作りましたからね。これ進めなくちゃならない。ただ２年間かけてですね，じゃあどのくらい進んだかと。それを聞くとですね，恐らく進んでないと思うんです。それでこの中心市街地活性化の中でも，非常にぶれてますよね。構想自体が。その中のこれ，一環なんですが。せめて歴史の道，それからその中で顔づくりだとか，歩道の整備やりましたがね，まだまだその１，２割しかできてない。８割はまだやっておりません。ですから，これがまたそういうことにしたがってね，どんどん遅れてしまうとね，こういう構想を皆さんの前にお示ししても，なかなか進まないから，進めるようにするにはどうするんだと。じゃあ２年間経った時点でね，どのぐらいまで進んでおられるんですか。この駅周辺整備の事業で。そのへん伺います。

都市整備課長）駅周辺整備構想を行いまして，その中でＪＲさん等が駅の改築をする場合に，エレベーターやエスカレーター，その他の交通弱者に対する整備，そういったものをする場合に，国から，交通バリアフリー基本構想を作っておりますと補助金が出るような形になります。そのために，石岡市も補助金を貰えるわけなんですけれども，そのバリアフリー基本構想を昨年度策定作業を進めておりました。もうすぐ完成って言うか，国の方の了解が得られるというふうに考えております。それから，昨年度，駅周辺整備基金というものを作っていただきまして，そこに約５億円の基金を積み立てることができました。それで，今年度につきましては東西自由通路という，人道跨線橋でございますけれども，こちらに屋根をかけた場合に，果たしてどういった補強をしなくてはいけないかというようなところについての調査費をいただくことができまして，間もなく発注をしていきたいというふうに考えております。
　今後，それらのもとで自由通路が十分に使えるということになりますと，ＪＲさんと具体的にどういったイメージの駅舎を造っていくのかという協議を始めていければというふうに考えております。ただ，その中で，今回ちょっと事情変更が，先ほど言いましたように鹿島鉄道の問題がちょっと落ちてきましたので，そちらの方との調整もまた必要になるのかなというふうに考えております。いずれにしましても，この整備事業には膨大なお金がかかりますので，それらの財源的手当についても必要になってきます。これらについても私どもの方だけではちょっとできませんので，財政当局の方にも要望をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

小泉委員）いま，課長からの説明では，基金等をですね，準備したり，それから跨線橋の今年度の予算に耐震が入ってますね。これもいいことだと思うんですが，鹿島鉄道が今のところはっきりしないと。これを廃線ということになれば跨線橋の問題も変わってくると思うんですね。そして今度，国の方でまちづくり３法の見直しというのがこれございますね。何か，昨日の国会ではそれが可決したとかいうことが新聞に出ておりましたが，そういうことを含めてね，今度はじゃあ，国のそういう助成があると思うんですよ。まちづくりについて。これもまちづくりの一環ですから。ですからそういう中で，国の今度の法改正の内容に従って，また紆余曲折があろうかと思うんですよね。そのへんの考えはどうなんですかね。これからの，前に計画したのといくらか違ってくるんじゃないかと思うんですが。

都市整備課長）今回の都市計画法の見直しによりまして，大型施設を市街化調整区域や，それから市内の中でも，用途の制限が，今度新たに，工業地域等で作る場合に出来なくなると。施行の方は１年６か月ぐらい先になるかも知れませんけれども，そういったことが出ています。それからまちづくり３法でも，もうひとつ中心市街地活性化法の改正が今回，同じく国会に提出されておりまして，旧来の中心市街地活性化法で行われておりました中心市街地活性化計画，これは国の承認を得なくても大丈夫だった計画なんですが，今度は国の承認を得なければ補助金等が，経済産業省などの補助金が出なくなるということがございます。そういったものに対応する計画なども，企画課の方で対応されるのかなと思います。その中には，準工業地域の中の地域計画ですか，そういったものを入れていく必要がございます。石岡駅はちょうど準工業地域になっております。用途の指定では。そうすると，新しい中心市街地活性化計画では，用途の中で，地区計画をまた作っていかなければならないというようなこともあるかと思います。
そういったものに順次対応していきたいなと考えております。以上でございます。

小泉委員）そうしますとね，準工業地域ですね，そういう見直しを含めてね，それから予算。あそこを橋上駅にして，駅周辺整備事業としましてね，大体のところどのくらいの予算を考えているのか。どのくらいの予算でやるんだか。そしてまた予算の内容ですね。そしてまた期間。皆さんが何年くらいでこれを実現させるんだかと，そのへんについて，分かる範囲でいいんですが，ちょっとお伺いしたいと思うんですが。

都市整備課長）駅周辺整備構想のときに，駅の改築及び自由通路の改修，それから西口広場の改修。ここだけの部分でございますけれども，これについて大まかな工事費というものを出しております。そこだけで２５億円ほどかかる予定になっております。そのうち，駅舎１７億円かかるんですけれども，これに対しては市の一般財源でほぼ処理しなければいけないと。駅舎につきましては，どこでも整備いたしますと，その部分についてＪＲさんや関係の事業者の方に寄付をしなければいけないというふうになってます。寄付をする施設については地方債の発行というものは認められておりませんので，ほぼどこでも，ある一定の基金を用意いたしまして，そういったもので一般財源として処理しているようでございます。以上でございます。

山口委員）石岡駅周辺整備ということで，ただいま説明あったんですけど，鹿島鉄道の問題とかがはっきりしないと，ということなんだよね。これは建設委員会ではね，早くあの問題を手を引いて，あれをいつまでね，補助。本社がね，もう駄目だって言ってるのを，石岡市とどこの各市町村で補助出してまた繋げていくなんてやってると，整備事業なんて進まないですから。早く結論出すように市長に言ってくださいよ。これはまちづくり構想っていうのが全然出来てないんですよ，はっきり言って。いつ質問してもね。ですからそのことは，このままずっとあのままいい案配な形にしてたらば，まちづくり，駅前整備なんで出来ないですから。鹿島鉄道の方をはっきりやるように。都市建設としてもやりづらくてしょうがないですからね，あれがはっきりしないと。まだ今度補助やって，また繋いでたらばもう。本社がもう見切りつけてるんですから。石岡市として責任持ってあとやってけないですから，当然。私らはもう。誰もそういう意見ですよ。これは市長にはっきり言ってください。鹿島鉄道の問題。考え。そういうの，ちょっと聞かせてください。陳情してる人等にいい案配なことばかり口きいてたんでは駄目ですから。

前島委員長）あとで市長に伝えていただければいいんじゃないですか。山口委員から，こういうご意見がありましたって。本会議で質問されるかどうか分かりませんけど。答弁はいいんでしょ，山口委員。

（「都市建設としてもはっきりしないとこの問題が進まないんですよ。そっちの方，ただ，陳情してる人等にいい案配なこと言ったんでは。日立の方だってね，土浦だってもう終わってるんですから」と呼ぶ者あり）

都市建設部長）十分，市長の方にお伝えいたします。

（「腹決めてもらわないと困ります」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ほかにご発言等はございませんか。

（「なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ないようですので，この際，お諮りいたします。ただいま議題となっております駅周辺整備事業については，今後の当委員会の調査活動に資するため，管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ご異議なしと認めます。
　なお，調査実施都市，実施期日等につきましては，正副委員長協議の上で決定いたし，委員長において，委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　さらにお諮りいたします。この際，当該管外調査については調査の充実を図るため，市職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　ただいま決定いたしました管外調査に係る諸事項につきましては，後日，改めてご連絡申しあげます。
　次に，「その他」を議題といたします。
　なお，本日の議題である「市内の道路交通体系」につきましては，現地調査を実施する関係上，「その他」の次に議題といたしますので，よろしくお願いいたします。
　「その他」として，委員長において，都市建設部における今後の入札実施予定の資料提出を執行部に求めましたところ，お手元にご配付のとおり提出されております。この件について，執行部から何か発言はございますか。説明は特によろしいですか。
　それでは，この件について委員の方からご発言等ございましたら，挙手によりこれを許します。

鈴木副委員長）１８年度の入札予定ということで，５月なんていうことで，八郷総合支所のことでちょっとお伺いをしたいと思いますので。私も昨日から一昨日にかけまして工業新聞という新聞を見まして，八郷で何か所かの入札予定というわけで，入札指名が出ておりますが，新聞等では５月３１日ということでありますが，その中の３番目でありますが，これは市道Ｂ６６０の５０号っていう件かね。山崎っていうことでありますが，この件の入札の指名業者の件でちょっとお尋ねいたしたいと思います。私が知りうる範囲ではね，石岡・八郷が合併して後には，Ａランク，Ｂ，Ｃまであるようでございますが，その中で，１，４６０万円という単価でございますが，その中で…。

前島委員長）鈴木副委員長，ちょっと待ってください。執行部の皆さん，いま鈴木副委員長から説明があるのは５月２４日に指名競争入札で公表しましたよね。５月３１日に入札予定の件ですよね。その件ですよね。

（「そうです」と呼ぶ者あり）

前島委員長）その件ですからよろしくお願いします。どうぞ。

鈴木副委員長）先にその説明をしなくて申し訳ないんですが，工業新聞でね，石岡市１８年度４月２８日現在の発注見通しの８２件に明らかにしたことについてでございますが，そのうちのやつで，いま執行部から出てきた八郷の件でいま質問してるわけですが，続きまして話しますと，今まで石岡はＡランクが７００点だという話しを聞いておりますが，今度は７５０点がＡランクということで決まったという，私はそういう話しを聞いておりますが，そうなりますとね，２，０００万円以上は一般指名競争入札であるということで，そうなるとＡランクの人等がその線へ入るわけですが，今度の指名には，Ａランクが，はっきり言うと○○○○（企業名），○○○○（企業名）ということで入ってますが，あとはもちろんＢランクの会社が３社入ってるわけですが，この１，４８０万円というお金のやつは２，０００万円…，本来ならＢランクがやる仕事じゃないかと思うんですが，このＡランクの２社を指名した理由はどういう理由でやりましたか。もしかするとね，これがＡランクだっていえばね，八郷町ではＡランクはもっとあるんですよ，４社，５社ぐらいね。○○（企業名），○○（企業名），○○（企業名），○○（企業名），○○（企業名），○○（企業名）というメンバーがＡランクに入ってるわけですが，そういう人を除いて，Ｂランクの人を入れたと。Ｂランクの仕事じゃないですか，これ。２，０００万円以下だから。こういうことをしているということでありますれば，現在ね，八郷町でもね，こういうことを平気で今まではやってたんですよ。実情を話しますと。合併したんだから，こういう指名の仕方をしないで，きちんとＡランクはＡランクの立場で仕事をしてもらうと。ＢランクはＢランクの枠でやるということが，やっぱり合併した一つの意味じゃないかと思います。私は，例えばの話しですがね，私が一つ下水道の問題で，３億８，０００万円を３社でやったことがあるんですよね，八郷でね。それは議会の皆さんと協議した結果，これはちょっとおかしいんじゃないかということでね，否決したことが私あるんですが，そのときにね，私ははっきり，これは分離発注できたのかできなかったのかという意見を述べたんですが，分離発注はできますよということになりましたので，無記名投票やったらば反対が多かったという結論が出たわけですが，最終的にはこの３億８，０００万円はたった５パーセントしか切ってなかったわけですからね。５パーセント。それで，否決されたんで，２回目には１２パーセント切ったわけですよ。その金額の差は５，０００万円違ったってこと。３億８，０００万円が３億３，０００万円で仕事ができたということでありますので，そういう例もあるので，これはちょっとこう，ＡランクはＡランクにやってもらうことにすることが私は良いと思うんですが，これ以上，指名委員長は助役だから。必要なら助役呼んでもらってもいいんだ，これは。本当の話。聞きたいよ。

前島委員長）ただ今の件ですが，これは入札の，指名競争入札で指名をかけたわけですが，これは業務から言うと都市建設部じゃないんだよね。企画か総務でしょ。これは，都市建設部長も入札選定委員会って言うんですか，これに入られていると思うんですけども，都市建設部長として答えられる範囲で結構だと思うんですが，最終決定っていうのは助役がやる，選定委員会の長がやるんだと思うんですが，そのへんも併せてちょっと，今の質問に対して答弁いただければいいかと思うんですけども。それ以上のことは言えないね，これね。都市建設部長の方の所管から外れるからね。どうなんですかね，そのへん。質問の内容は分かりますよね。何でＡランクの会社を指名競争入札に…，石岡市は２，０００万円以上はＡランクだよと。７５０点以上は。これは議会でも答弁してますから間違いないと思うんですが，それまでは石岡市は７００点以上をＡランクで条件付競争入札やってたんだけど，合併後は７５０点に，業者が増えたんで，７５０点以上にやってますっていうことで，私も前に議会で質問はしてますから，その答弁はご存じだと思うんですが，それなのになぜ今回，１，４００万円なのにＡランクが入ってるんだっていうことなんですよね。お願いします。

都市建設部長）最初に，業者選定委員会の構成は，助役が委員長で，企画部長，経済部長と都市建設部長の私が委員という形になってます。管財が事務局になっております。合併して１０月からＡランクが７５０点以上。旧石岡が１２社。旧八郷が１０社ございます。それからＢが７４９点から６５０点までで２７社。旧石岡が１３社，旧八郷が１４社です。それから，委員長にいただいた資料に書いてございますんで，これのとおりでございます。それ以下がＣ，Ｄという形で構成されております。原則的に２，０００万円以上は一般条件付き競争ですよと言う形で，１８年度もそういう形で実施していくと聞いております。それから最終的には，委員会で決めまして，委員長の了解をいただきまして，そのあと市長の決裁をいただくという手続きをとって，公表という形になってまいります。ご質問の件につきましては，１，４００万円以下だから当然Ｂクラスだろうと。基本的にはそうでございます。ただし，これはＡクラスをかけてはいけないというようなこともございませんし，地域性とか，そういったこともございます。そういったものを十分勘案してやったものと考えてございますので。今日の意見は十分，助役＝委員長にもお伝えしておきたいと思います。

前島委員長）助役呼びますか。

（「助役は今おりませんね」と呼ぶ者あり）

前島委員長）助役に来てもらわなくちゃ。部長の答弁では駄目ですよ。暫時休憩します。

― 休　憩 ―

前島委員長）再開します。そういうことなんで，再度，都市建設部の所管の部分の質問をしていただきたいと思います。ほかにございますでしょうか。

櫻井委員）また，所管がということで若干逸脱しちゃうかも知れませんけども，ご了解をいただいてご答弁いただきたいと思います。新聞でもご承知のように，隣のかすみがうら市で市長の不祥事ということで，毎日のように今，記事が載っております。旧石岡市も旧八郷も例外ではなく，そういう経験したわけですよね。それで，新聞を見ますとほとんどが指名競争入札による弊害みたいな形で，ああいう事件が起きちゃってるというのが現実なわけですよね。私も前回の一般質問で，一般競争入札，これは条件付きですけども，できるだけ地元業者の育成の観点から，条件付きの一般競争入札をしては如何ですかということで，ご意見をさせていただいたわけですけども，その後，その内容を見ますと，ほとんどが八郷に関してですかね，４５件の中のほとんどが，多分，よく詳しく見てないんですけども，まだ指名競争入札という形になってる。これは役所の都合か業者の都合か判かりませんけども，全部同じ感じで何メートル，幾ら幾らと。全部こう，羊羹を切ったようにやっちゃってるわけですよね。これが果たして効率のいいやり方なのかどうかということ。話しがちょっとあれですけども，やっぱりかすみがうら，旧石岡，旧八郷。そういうものの経験をしてきた中でね，もう一般競争入札の導入をしていかないと，新石岡市でもこういう事件が再発するんじゃないかなという，私は危惧してるんですよね。心配してます。いまの現状見ますと。それで，先ほどのお話聞きますと，石岡の駅舎ですか，駅舎の改築に１７億円基金を積んでやっていくと言うような中でね，私，一般質問でも言ったんですけども，一般競争入札を導入すれば，私は長野県の例を出して，長野県の実績を基に石岡市にはめ込みますと４億数千万円の節約が，節減が出来ますというようなことを私言ったと思うんですよね。ですからそういう工夫をしながら，こういう１７億円もかかるお金が出るんですから。総額で２５億円ですか。そういうものを作っていかないとね，節約しながら節減しながらお金を作っていかないと。この先，予算がどんどん先細りになって，１０年後のことを考えたとき，果たして役所というか行政側で考えてるような行政経営っていうか，そういうことの執行がやっていけないんじゃないかと。ただ数字だけやってね，やりたいやりたいって言っても，これ出来ない状況になると思うんですよ。ですから，とくかく一般競争入札，これの導入を早急に考えるべきだなと思います。それで，先ほどの鈴木副委員長のお話の補足ですけれども，実は八郷でも，議会案件の物件が３件でました。それは，やっぱり３億円近い仕事でしたよね。これは，談合情報があって，完全に談合であると議会は判断しまして，それを否決したんです。それで，とった３社が，よく聴きますと，とった３社はそのまま行くととれないと。指名に入れないっていう何か決まりがあるみたいですよね。どうしてもその３社がとらなきゃならない事情があったんでしょうけども，今度はそれを５つに割ってね，違う工事ですよっていう形にして，その３社が必ず，大きい順番からとったんです。そのことを考えても，ずっと八郷は不思議なことをやってるんですね。現在，これは名前は伏せますけども，ある職員の方から，特定の業者の名前を出して，「この業者は指名するな」というような指示が上からおりたそうです。現実，そういうことが本当に行われてるんですよね。どなたが指示してるのか判かりませんけども。ですから，そういうことやってると，石岡市もまたかすみがうら市のようにね，２度も３度も繰り返すようなことになっちゃいますので。そういう点で，早急に考えていただきたいと思います。企画部門に関してのことですけども，やっぱりこういうことをしつこく言っていかないと，私は駄目だなと思う。また一般質問でやろうかなと思ってるんですよ。ですから，そのへんのところもね，含めて，企画の方とも助役の方とも，よく検討して，２度とこういう不祥事が起きないようにして，出来るだけ，お金が節約できる方法なんですから，そういうものを導入していったらいいんじゃないかなと思います。
　あと，先ほどこの資料をいただいたときに聞いたんですけども，この資料に関しては，都市建設部長は全然承知してないというふうに伺ったんですけども，この新聞発表あった資料について。工業新聞に対しての資料について，全然把握してないと。これどこから出てるのか。全然把握しない，承知しないものがこういう形で出ちゃって本当にいいのかなと思います。

前島委員長）暫時休憩します。

― 休　憩 ―

前島委員長）再開します。

都市建設部長）これは年度の５００万円以上の公表をするための資料でございます。当然，最終的には私が決裁しております。これ１６年度から一般公表してますので，その分でございます。これ，いずれも指名競争とか一般競争とか随契とかの判断というのは，一応この段階で概算でございますが金額を出してございます。予算に応じて概算で金額を出しておりますので，その金額に合わせて，当然２，０００万円以上は一般競争だな，２，０００万円以下は指名競争だなという形で，担当の方から総務の公表の方へ回って，一般に公表され，現在でも，いつ誰が行っても見られるような状況になっているかと思います。２半期ごと，１０月にまた見直しをする予定でございます。当然，私が知らないということはございません。当初，議会の事務局から電話あったとき，工業新聞に何回かのやつが出てるというようなことであったもんですから，「そんなに都市建設部で１８年度は発注してないよ，知らないよ」と。工業新聞は管財の方でとってるもんですから，これだとは思っていませんでしたので，その段階で私，「知らない」という形で答えてしまって。なんでそんなに発注されてるのと。発注された分が八十何件あるのかなと。勘違いしました。そのことが委員長に伝わったのかと思います。

櫻井委員）競争入札については企画ということですけども，やっぱり指名審査会に入るわけで，関連してるわけですので，やっぱりそういう意見をね，部長という立場で強く言える立場にいるわけですから，それをやっぱり言っていただきたいと。

都市建設部長）十分ご意見は拝聴しておきたいと思います。委員さんの意見につきましても企画部長，助役にお伝えしたいと思います。それから，表のですね，１８年度の生活環境部の水道課のやつが，随意契約等になってますが，これちょっと間違ってるのかなと思いますので，あとで確認しまして，都市建設委員会の方にお知らせいたします。配水管の延長が２，０００メートルで随意契約のわけがないと思いますので，このへんがちょっとおかしいと思いますので，あとでご連絡いたします。
　あと，全体を私が知ってたっていう意味じゃなくて，都市建設部所管については私が知らないっていうことはないっていうことです。

鈴木副委員長）私は要望ですがね，いま入札問題では部長も一応は入ってるっていうんですが，細かいことは企画じゃないと分からないということですから，今度の委員会には，企画と，そういうことについて話しを聞きたいと思うんですが，どうですか委員長，それは。

前島委員長）暫時休憩いたします。

― 休　憩 ―

前島委員長）それでは再開します。ただいま鈴木副委員長の方からそういうご要望があったんですが，都市建設部の所管外に当たるということで，従来の経過を見ますと，そういった場合には企画委員会と都市建設委員会と合同で委員会を開くと。こういう形であれば，企画の所管についても触れられるだろうと。このへんちょっと事務局と調整をいたしまして，後日また，委員の皆様には結論をお伝えしたいと思うんですが，委員長の方に一任をお願いをしたいと思うんですが，いかがでしょうか。

（「いいですよ」と呼ぶ者あり）

前島委員長）じゃあ，そのように今後進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いをしたいと思います。なお，今日は現場も予定してます。そのへんもお含みおきをいただきまして，あと何点かご質問があれば承りたいと思いますが，要点のみの質問でちょっとお願いをしたいと思うんですが。

入江委員）先ほどもね，企画部だっていうお話しなんですが，要するに指名委員会っていうのは，そういうことを話し合って，じゃあこれとこれにしましょうと。指名競争にしますわね。だからそれと，それで結局，指名委員会の中で何社を絞って，それでいいでしょうと。そのための委員会じゃないんですか。ね。何か，そうじゃないような先ほどの答弁で，そのためにじゃあ委員会なんて開く必要ないでしょうよ。それとね，条件付き一般競争入札。条件付き一般競争の入札の申し込みがあったときに，その条件に適っているか適っていないか。そのへんの審査はどこでどんなふうにやるんですか。

都市建設部長）まず条件の方からお答えします。条件に適っていないかいるかっていうのは，１７年度の旧石岡でやった事例で申しあげますと，Ａクラスで一般競争の場合は７００点以上で，例えば市内に本社がある会社，条件は。７５０点以上で市内に本社がある会社，あるいは特定事業者の免許をもっているとか，あるいは舗装の点数が県の点数を貰ってるというようないろいろな条件がありますので，それはケース・バイ・ケースで，その工事によって条件は付けてるんですが，基本的にはＡクラスで，７００点以上で，市内に本店がある会社，あるいは金額が大きくなった場合には支店，営業所まで入れたりですね，それは近隣との勘案をしながらそういう条件を付けてるだけでございます。あと，特定の金額が大きくなりますと下請けを使いますんで，下請けを使うとなると，特定を持ってないと特定を持ってる者というような条件付けぐらいです。
　それから当然，委員さんが仰ったとおりでございます。委員としての発言を私もしてますし，決して全然知りませんよということではございませんので，十分，そこらへんは意見を言っていきたいと思っております。

入江委員）なんか，全然意見を言わないでね，ただ，絵に描いた団子じゃないけども集まってるのかなと，そんなニュアンスも受けたもんですから。ね，部長の答弁は判りました。条件付きっていうのはいま言った，いろいろ並べたことが条件なんですが，その中にもあるんですよ。これは県の検収でちゃんと点数が出てきますから。その中で，それはあくまでも出た数字ですから。その中でね，やっぱりいろんな，表に出ないような，工事のミスをしたりとかね，事故を起こしたりとか，そういうものをもう少し考えあわせた中で，良い工事をしてもらうような指名をするのが私は当然だろうと，こういうふうに思うんですよ。

（「よく分りました。当然でございます」と呼ぶ者あり）

櫻井委員）先ほどちょっと質問漏れしまして。実は前回の委員会で，石岡の仕事は石岡の業者，八郷の仕事は八郷の業者というお話しを，私したと思うんです。私はもう，当初，半年も過ぎればね，もう石岡の業者，八郷の業者って…。かすみがうら市が新聞の記事によりますと，そういう形でやってたと。そういうことも読みました。それ以前に私は，石岡，八郷を区別するのかっていうことで，何月頃からか，「もうやらない」というような答弁をいただいてるかと思うんですけども，今回もまたこの指名を見ると，八郷，石岡におおむね分けちゃってるような気がするんですけども，これはどういうことなんでしょうか。

都市建設部長）基本的には，Ａクラス，一般条件付きについては，八郷も石岡もございません。市内で条件付けてやるという方針だと聞いてます。それから金額の低いものについては地域性をある程度考慮していかなければならないというようなことで，地域性を考慮していきましょうというような考え方に基づいてると思います。

櫻井委員）これ，先ほどまた言い忘れた件なんですけど，これ意識して指名競争にできる枠内に切ってるような感じもするんですよね。

都市建設部長）そういうことはございません。ただ，１７年度の発注例なんかを見ますと，特にある課につきましては，金額がほとんど一般競争ばかり。４，０００万，３，０００万，５，０００万円というような工事が…，地域性とか，そのぐらいの工事にしないと，小さくすると業者が競合して工事が進行しないというような条件もあったんですが，そういう形でやりますと，ＢクラスＣクラスに行く工事がなくなってしまうわけですよね。そういうことで，ある程度は設計の前段階から，Ａクラス，Ｂクラス，バランスのとれた工事発注が出来るようにというような，私も実際は指示をすることもございますし，そういうことを担当課長も，そういうことを頭に入れて，工事１件１件…，あるいはその工事があまりに長く続いて地域住民に迷惑かけないようにということで，どうしても短期間のうちに仕上げるということになると，例えば，単純な，基本的なことでございますが，１億円の仕事を１本の会社に出すよりは，２本３本に分けた方が工期短縮が出来ると。そういうような配慮が入ることもございます。ケース・バイ・ケースで対応してまいりたいと思っております。

櫻井委員）結局私は，落札率の問題なんですよ。９５パーセント前後で推移した落札率っていうのは…，私は業者に知り合いがたくさんいまして，「正直なところ，どうだ」と言うと，「９５パーセントは，儲かるよな」という話。「建築で８０パーセントも行けば何とかやれるかな」と。「土木だったら７０パーセントいけば出来るかな」という話しを聞いてるもんでね。一般競争入札にしたらどうですかと。それだけ節約できますよということなんでね，こういう話しをさせてもらってるんですよ。

都市建設部長）そうですね，そういう，旧石岡市の議会におきましても，そういう形でのご質問がございましたので，１０月以前だと思いますが，合併前かと思いますが，工事の契約の最低制限価格を，それまで８５パーセントだったんだと思いますが，８０パーセント…，それを７０パーセントに下げまして。それから予定価格の設定をいま，９９．９パーセントから９７パーセントまでにしておいたんですが，それを９８．９パーセントから９５パーセントに引き下げて，落札率の低下をして，それでできればという形で，行政で出来る範囲の方法はとってございます。ただ，どうしてもそのとおりには行かなくて，やはり７０パーセント近くにおりた物件については，まだございません。

櫻井委員）大分この件については私もしつこくやって申し訳ないんですけれども，業者育成という観点から役所側では考えてるようですけども，これ元々ね，市民の皆さんのお金っていう観点から言えば，一般の住宅を建てるのにね，そういう感覚でものは建てないんですね。一般の人は。それでも業者はやってるわけですよ。ですから，はっきり言えば儲け過ぎかなと。儲けさせ過ぎかなって言った方がいいんですかね。ですからもう，自分のお金なんだっていう感覚，市民のお金なんだっていう感覚でものをやっていかないと，この財政難は乗り切れないと思いますよ。

都市建設部長）かねてからいろいろなご意見を賜っておりますので，十分配慮して行政に当たっていきたいというふうに考えておりますが，ご存じのように公共事業の積算については国土交通省，あるいは関係の省庁の基本的な考え方に基づいて，それを採用して設計に当たっているわけでございます。例えば，諸経費はこのぐらい見なさい，あるいは現場の安全費はこのぐらい見なさいというようなことが決まってございます。それに基づかない発注については，会計検査があった場合には，当然これは，問題があるという結果になってしまいますので，我々としては国土交通省で定められた範囲の中でのそういった諸経費，あるいは直接工事の算出，あるいは，これは建設部＊＊とか，国土交通省の本のいろいろな赤本等で定められた基準に基づいて設計をしております。それに基づいて出来上がったものを，工事発注にかけて行くわけでございます。それで最初から，以前は長が予定価格を何パーセントか切って，あるいは切らないかも分かりませんが，の判断で予定価格を設定したわけでございますが，旧石岡は，現在もそうでございますが，予定価格をクジで選んでいただきまして，算定して，それに基づいて競争入札をしていただくという形で進めてまいっております。ご指摘の点については十分頭に入れながら行政に当たってまいりたいというふうに考えております。

前島委員長）暫時休憩いたします。

― 休　憩 ―

前島委員長）それでは再開します。ほかにご発言がございますでしょうか。

（「なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）議題のほか，その他で何かご発言等ございませんか。

（「なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ないようですので，次に「市内の道路交通体系」についてを議題といたします。本件については，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。　これにご異議ございませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　暫時休憩いたします。

― 休　憩 ―

前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま実施いたしました現地調査を踏まえ，何かご発言等ございましたら，挙手によりこれを許します。

山口委員）今日は旧八郷の議員さんに，大体石岡の外れ，三村，関川，八木，向こうを回ったんですけど，やはり愛郷橋こっち側なんていうの，２つ橋あったんですけど，あの２本では足りないんで，下に１本橋を架けて，農免道路に繋ぐ道路を，貝地・高浜線に代えてやるべきだと私は思いますんで。皆さんも大体見て判ると思うんで。これは要望。はっきり判りますから。

岡崎委員）山口委員の発言についてちょっとお聞きしたいんですが，橋を造るってことで，相当お金もかかると思うんですよ。それで，交通量なんかは調査してるんですか。

都市建設部長）たびたび一般質問で，山口議員から橋を，というようなお話しがございますが，旧石岡時代から，市長の方から「そういう考えはない」ということをはっきり申しあげていますし。ただ，現在の財政状況，あるいは現在の高浜地区，先ほどの特例債の事業等でご説明しておりますように，そのほかに山王川の高砂饅頭屋さんから愛郷橋までの堤防を利用した道路を現在，３月に発注しまして，現在，地盤改良工事に入っております。それから，逆に平和橋の方から高浜駅裏へ通ずる道路を拡幅して，高浜地区の渋滞を少しでも緩和していきたいと言うようなことで，いろいろな方法を立てておりますので，そういった中では，現在，計画にはその橋はございませんし。個人的に考えましても１００億円以上のお金がかかると見込まれます。それから，あのへん一帯が国立公園に指定されております。そういった非常に難解な土地であるし，景観上も国定公園ですか，になっておりますので，難しいというふうに思っておりますし，まず何よりも，財政的に考える余地はもうないと。委員さんもお判りかと思うんですが，ざっと見ても１００億円は用意しなくちゃならないということでございますので，できるだけ現在ある計画を進めて，高浜地区の渋滞を緩和していきたいというふうに考えております。

山口委員）それはね，今の市長もそうだけど，皆さんもそうなんですよ。どう考えたって，貝地・高浜線なんかよりはね，向こうが大事なんですよ。これは市長が私だったらば，私はやりますから。先ほども市長じゃなきゃ駄目だって言われたけどね。やっぱりまちづくり構想っていうの全体のこと考えたらば，これからはやっぱり，かすみがうらも小美玉も一緒に考えたときには絶対あの道路が必要なんだし，観光的にも向こうへあの…，干拓ですか，あれも自然植物園っていうか，そういう考えになって，やるのには，１００億円っていうのは高いようだけども，今の見直し，絶対しなきゃならない，先ほどのトンネルのアクセスだって決まんないのには必要ない，そういう無駄な所じゃなくてね，削らしていけばね，そういう所を見直していけば，いくらでも作り出すこと出来るんですよ，これは。部長の方でも，市長が駄目ならきちんと指導してやらないと駄目ですよ。私の要望です，これは。

前島委員長）要望だそうでございます。そのほか，ご発言等はございませんか。

（「なし」と呼ぶ者あり）

前島委員長）ないようですので，以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。本日はご苦労様でございました。