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前島委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。本日の議題は，付託された議案の審査として議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第１号）」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第144号「市道の認定について」，議案第145号「市道の変更について」及び閉会中の継続調査の申し出についてであります。
付託案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしましたとおりであります。 初めにお諮りいたします。本日の議題であります市道に関する議案につきましては，その現状を調査するため，委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。
― 休 憩（現地調査の実施） ―
前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。
初めに議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第１号）」のうち，当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。 建築住宅指導課長）補正予算書の２６ページから２７ページにかけてになります。１番下の款８「土木費」になります。「目」の１番，住宅管理費で５２万５，０００円の補正増を計上いたしました。これは石岡市営住宅管理条例の一部改正に伴いまして，住宅管理用パソコンのシステム改修費用でございます。以上でございます。
前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）討論なしと認め，討論を終結いたします。
これより採決に入ります。議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第１号）」のうち，当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に議案第144号「市道の認定について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。
道路管理課長）議案第144号についてご説明させていただきます。これにつきましては，道路法第８条第２校の規定により，議会の議決を求めております。この路線は宅地造成により築造された道路で，市道として認定するものです。路線名は石岡市道Ａ３３７５号線として，石岡市石岡字水久保２６４８－１から同２６４７－７までで，幅員としましては６メートル，延長としまして５６．７８メートルでございます。
既存の市道Ａ３０５４号線との取り付け部においては，片側において角切りがございます。また，片側に２４０ミリの側溝が敷設されており，路面は砕石敷きとなってございます。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
櫻井委員）この議案第144号については，先ほど現地を担当の方からご案内いただいたんですけれども，この件については反対ではない。賛成の立場で私は考えているんですけども。先ほど吉川部長とも現地でお話ししたんですけども，現地を見ますと，道路の路肩があまりにも安直な状態でやられております。古いＵ字溝かなにかで土留めをしてあるような所がありますので，市道に認定後，これは市としてね，大きな崩れというか，道路が壊れてからでは余計経費がかかるものですから，私は，これを認定するのであれば，認定後に路肩の工事，その点だけでもやってやるべきかなとは思います。こういうことも頭に入れておいていただければ，住民の方が大変助かるのではないかなと思いますので，よろしくお願いしたいなと思います。これは要望で結構です。
道路管理課長）計画としましては，認定後，市の市道になってから１年ぐらいにつきましては，手を加えないというような形で，寄付受け入れといいますか，そういう時に条件として「すぐ直してくれよ」とか「舗装にしてくれよ」というような条件については，条件を付けないと。１年ぐらいについては条件を付けないというような部分で説明してありますんで，それらにつきましては道路の建設課の方と協議しながら，議員の意見を参考にしながら進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いします。
前島委員長）ほかに質疑はございませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）討論なしと認め，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第144号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に議案第145号「市道の変更について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。
道路管理課長）議案第145号「市道の変更について」ということで，道路法第１０条第３項の規定により議会の議決を求めております。それで内容につきましては，石岡市道Ａ２１６４号線の市道改良事業に伴い，道路区域の一部を変更するものでございます。旧市道Ａ２１６４号線は，起点を大砂１０２２６－１から１０２７４－５までで，幅員につきましては２．０メートルから２．４５メートル，延長としましては８９．２５メートル，面積としましては１８０．６１平方メートルです。一部区間について変更を求めるもので，起点は変わりませんが，終点が大砂１０３６１－８となり，変更区間の幅員が１４．２メートルから１７．８メートル，延長では１７４．５メートルとなり，面積で２，７９６．２５平方メートルとなります。
改良道路の幅員構成としましては，全幅で１０メートル，路肩が１メートル，車道が２車線で片側３メートル，３メートルです。路側帯が０．５メートルで，歩道が両側で２．５メートルとなっております。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
櫻井委員）この市道についての分筆等はもう完了しているのか，ということをお聞きしたいのが１点。それから旧八郷町では当初，町道に関しては無償提供という形をやっていたんですけども，途中から無償では気の毒だということで，何年か前から有償ということでやっております。私は，合併して石岡市の仕組みがちょっとまだ理解できないものですから，こういう点について，有償でやっているのか，やっているのであればどのぐらいの買収単価というか，そういうものをお支払いしているのかお聞きしたいと思います。
参事道路担当）石岡市の場合には，基本的には以前より買収でやっております。単価ですけれども，売買実例があれば一番良いかと思いますけれども，それがない場合には課税の評価証明，課税の評価額を参考にして，また，それと地価調査ですか。この場所多分ないと思うんですけども，課税の評価額を逆算するなりして，地価調査に見合うと言いますか，そういう参考価格を出しまして，金額を決定しております。
道路管理課長）分筆はなされているか，ということなんですが，これにつきましてはまだ契約がなされていないものですから，議会により決定がなされ次第，そういう作業に入るということでなっております。以上でございます。
前島委員長）ほかに質疑はございませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。 （「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）討論なしと認め，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第145号「市道の変更について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
以上で，当委員会に付託された案件の審査はすべて終了したわけでございますが，本件にかかる委員長報告の取扱いにつきましては，委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第３６条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。
― 休 憩 ―
前島委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。次に，その他なにかご発言等はございませんか。
櫻井委員）先日の連合審査会のときのことで，ちょっとお尋ねをいたします。先日の一般質問の絡みもありまして。実は地区区分，入札の地区区分を，部長，市長共に「今後はやらない」というふうに発言なされてます。その中で「今後」というのは，これから出すものはすべてと解釈してよろしいのか，１点お聞きします。
また先日の連合審査会の中で部長のご説明の中で，北府中の工事のお話しをしたときに，茨城トヨタとかあのあたりの話し。どうして細かく切ってやらないのかっていう話しをしたと思うんです。その中で，あの北府中っていうのは仕事が４本に分かれてまして，確かに部長が仰るように，道路幅員は２メートル５０ぐらいかな。私の軽自動車で通れるくらい。軽自動車がすれ違える幅員は，確かにございませんでした。ただあそこが，計画図面によると２本に分けて，一般競争入札っていう形をとっていると思うんですけども，現地を拝見しますと水道工事をやった形跡があるんですね。それで地元の方に聞きますと，「ここは昼間はほとんど交通量はないんだよ」と。そういう点も含め，「この工事はいつ頃やったんですか」っていうと，「つい最近終わったんですよ」というようなお話しでした。その「つい最近」っていうのはいつ頃なのか私も分かりませんけども，１つの手法として，下水道が間もなく発注されるわけでありますから，水道と下水道は担当が別なんでしょうけれども，ああいうものは，従来八郷町では，水道と下水道を１回で開削して，１回で復旧してっていう経費の節減をやってるんですね。そういうことをどうしてやらなかったのか，ちょっと不思議な点がありました。それは今度発注予定の２本の場所ですね。そうすると，もう２本の場所は，先日の説明だと「道路が狭い」っていうもんですから，私は２本ともそういう状況の中にあるのかなと思いましたら，あと２本に関しましては茨城トヨタの前。国道３５５号線が主体となった工事でありまして，ちょっと説明と食い違いを感じました。われわれが質問をして，説明を受けると，片方はそうだから，われわれは知らないもんですから，両方とも２メートルぐらいの幅員の道路なのかなって判断しちゃうわけですね。それでその場は終わっちゃうんですけれども，現実見ますと，説明と現実の食い違いっていうのはあります。ですから，われわれ議員はすべてを把握しているわけではありませんので，そのへんはちょっと丁寧に，親切に説明をいただきたいなと思いました。ただ，この件に関しては答弁は結構です。 １つお願いしたいのは，下水道の工事と水道の工事を別々にやってる効率の悪さ，そこについて今後どうしていくか。もう過ぎたことは結構です。ですから，そのへんのことを含めて，２点ほどご答弁をいただきたいなと思います。 都市建設部長）申し訳ございません。北府中の，４本のうち２本，全部金額は大きいんですよね。その細いところを何とか分けたいと。県道の部分は分けられませんので。細いところを２本か，あるいは２本出すところを４本か５本にすればという考えもあったんですよね。それで現地も見たんですが。
（「その件は結構です」と呼ぶ者あり）
都市建設部長）はい。それから連合審査会の地区区分ですが，これははっきり「やらない」ということを仰ってますから，これはやると思います。ただそれを，私どもの方で工事の発注を抑えてるんですよね。ある程度の方針が市の方で固まってくれないと，今どんどん出しちゃっても問題がございますので。今そういう作業をやってるわけですから，できるだけ早く作業の結果を出していただいて。ただ工事は地区の住民の方も待ってる場合もありますんで，できるだけ早く，八郷・石岡地区を含めても担当課では出したいとは思っておるわけですから，そのへんの兼ね合いが。私どもの方は現実的に，そういったものが関わる問題については差し控えてるというような状況です。出来るだけ早く結論が出てくるものと思ってますので。ただ，地区区分を「やらない」と。できるなら，次の指名からはもうやらないということで理解してます。 あと下水道と上水道の件なんですが，歩掛とかそういう関係で非常に難しい…，あるいは資格の面で難しいかと思います。本当に勉強不足で申し訳ないんですが，八郷地区については私は今までどういう形で実施してきたのかわかりませんが，考え方は同じだと思うんですが，石岡の場合は年度の初め，あるいは年間で下水道工事が入る場合，その際に上水道がどうしても当たっちゃうというような場合には，前もって上水道の方と協議いたしまして，「この区域については何年度に下水道工事をやりますので，やる前に移設あるいは切り回しをしておいてください」というような形で，先行して上水道をやっていただくような形で。そのあと下水道を入れていくというようなことで，今も進めているんですが，議員の仰る点も，一気にやればというような考えもございますので，その点は下水道課長，あるいは湖北水道企業団の方と随分協議しています。ただ資格の問題とか，そういった工事のそれが果たしてできるのか，可能性の問題もございますので，そのへんは少し時間をいただきたいと思います。 櫻井委員）石岡で今まで，水道と下水道を分けて発注してたというふうに今のご答弁では判断するんですけど，現実に八郷町は，そういう形で，都市建設の次長はご存じだと思うんですよね，八郷ですから。そういうことも絶対にできるはずなんです。石岡だからできない，八郷だからできるっていうことはないので。開削を２回やるっていう不効率っていうのは誰が考えても。復旧も２回やることになるんですからね。それが１回で済むわけですから。それはやっぱり八郷方式。それはもう良いことは判るんですから。出来るだけ研究して，年次計画の中でね，担当課が分かれていても，１年間を通しての計画の中でやることは出来るわけですから，その点はお願いしたいなと。いろいろ理由はあるでしょうけども，良いことはどんどんね。八郷の良いところ，石岡の良いところ。それで悪いところもこれは，ここは「悪かったな」と。
話は違うんですが，この前の給食センターの配送の問題，これだって八郷があって石岡があるから，比べることが出来るんです。これは別な話ですから結構ですけども，そういうことも含めてね，年度計画の中でやっていただきたいなというふうに思います。 それから地区区分に関しては，ちょっとこの会議の中では話せないので，委員長に暫時休憩をお願いしたいなと思います。 前島委員長）答弁を先に貰います。
都市建設部長）確かに委員仰るとおり，同時期に工事をやれば，住民の方も迷惑が１回で済むと思いますので。ただ，湖北水道が別企業体になってますので，そのへんがちょっとスムーズに…。言い訳になってしまうんですけど，スムーズに行かない点，あるいは向こうも企業会計でやってますので，そういった予算上の問題等もありますが，充分相談して，出来るものからそういう形でやるように，下水道課長にそういうお話しをいたします。
前島委員長）暫時休憩いたします。
― 休 憩 ―
前島委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。ほかにご発言等はございませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
前島委員長）ないようですので，以上で本日の案件はすべて終了いたしましたので，これをもって都市建設委員会を閉会いたします。ご苦労様でした。
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