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前島委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。 本日の議題は，付託された議案の審査として議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第２号）」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第153号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」，議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第160号「平成17年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第161号「平成17年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第163号「平成17年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第171号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第172号「石岡市石岡駅東口交通広場駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第173号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第176号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第180号「市道の認定について」，議案第181号「市道の認定について」，議案第182号「市道の変更について」，議案第183号「市道の廃止について」。 所管事務の調査として，市道5641号・5642号線（高浜字洲崎地内）の整備についてであります。 案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしましたとおりであります。これより議事に入ります。 初めに，議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第160号「平成17年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第161号「平成17年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第163号「平成17年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」の計４件を一括して議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第160号「平成17年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第161号「平成17年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について」，議案第163号「平成17年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」の計４件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。本案は，いずれも「認定すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第２号）」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第153号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」の計２件を一括して議題といたします。 本案については，はじめに執行部から説明を求めます。 都市整備課長）私の方からは，街路事業費。42，43ページになりますが，街路事業費で委託料の増額補正のお願いをしている件でご説明を申しあげます。当初予算では３路線，上林・上曽線，貝地・高浜線，村上・六軒線の３路線につきまして，路線測量等の委託を考えておりまして，3,000万円の予算を計上させていただいておりました。このたび，事業説明会を５月に行いまして，その事業説明会におきまして上林・上曽線につきましては非常に感触がよく，当初計画していたよりも路線測量を多く行うことにいたしました。また，貝地・高浜線につきましては，説明会後の反対などの動きがちょっとございまして，路線測量に対する同意などを貰いに行ったんですけども，あまり芳しくないということで，今年度は見送りをしたいと。なお，村上・六軒線につきましてはおおむね了承いただいたために，実施設計まで行いたいというふうに考えておりまして，そのために今回，上林・上曽線の方に路線測量等で3,500万円，それから村上・六軒線の路線測量，用地測量，実施設計委託で1,000万円と。計4,500万円で執行をしていきたいというふうに考えておりまして，当初3,000万円をいただいて，差額1,500万円分について増額の要求をいたしたわけでございます。以上でございます。 建築住宅指導課長）補正予算書の42～43ページになります。43ページの一番下の方に市営住宅維持管理経費187万9,000円の補正増を計上いたしました。内訳につきましては，建物修繕98万円の増額。これは室内クロスの貼り替え，漏水防止，玄関ドアや引き戸の修繕を行うものでございます。次に備品修繕，89万9,000円の増額については，風呂釜交換と流し台交換を行うものでございます。以上でございます。 八郷総合支所建築課長）私の方からは41ページから42ページの頭にかけて，道路維持費ということで合計で500万円補正をお願いしたものでございます。内容としましては報償費が24万4,000円ということで，特に山間部の林道がありますけれども，これの３路線，４自治会・区で除草等をお願いしている部分なんですが，この部分について当初予算ありましたけども，24万4,000円を増額をお願いしたものでございます。工事請負としまして475万6,000円でございますけれども，主要道路につきましては，八郷地区の部分，草刈り等やっておりますけれども，特に観光道路，朝日峠線，あるいは湯袋線等の木障（こさ）払いと側溝の清掃というようなことでお願いをしたいというようなことで，475万6,000円の増額をお願いしました。以上でございます。 下水道課長）下水道関係，81ページになります。下水道全体としましては，歳入歳出それぞれ1,094万1,000円の減額を行うものでございますけれども，減額の主なものは人件費でございます。当初と比べて人員の削減による減額となります。増額の部分でございますけれども，81ページの流域関連公共下水道維持費の下水道ポンプ管きょ維持管理経費63万4,000円でございます。これはマンホールポンプの逆支弁の補修２か所。府中五丁目と東石岡三丁目になりますけども，その２か所の補修代として43万4,000円。それとマンホールの蓋の調整工事，これは貝地二丁目になります。その調整工事が20万円。合わせて63万4,000円の増額をお願いしております。それとその下の方に来まして，同じく流域関連公共下水道整備事業費の中の，流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）でございます。これは山王川の清掃工事，６号国道から下流部分の清掃工事と東田中地内にあります，以前作りました雑排水のモデル施設の部分の清掃委託料となります。800万円の増額をお願いしているものです。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。 櫻井委員）先日の一般質問でも提案させていただいた件なんですけども，木障（こさ）払いの件。いま建設課長の方からも出たんですけども，あのとき「大変危険なので明日と言わず今日にでも」というようなことで一般質問等でお願いしたんで，その後どのような措置をとっているのかお尋ねしたいと思います。 あと朝日峠に関しては，今年は合併の年ということで，いろいろ段取りが手間取った点もあると思いますので，来年はよろしくお願いしたいなというふうに思いますので。 あそこは地元でも何人かの方に言っていただいたんですけども，どうしても地権者との関係があったものですから。そのへんのところをどういうふうに今後やっていただけるのかお尋ねしたいと思います。 都市建設部長）一般質問に出ました月岡・真壁線の件につきましてご答弁申しあげます。民家の生け垣が出ているという件につきましては，一般質問で櫻井委員さんの質問が終わり次第，私どもの建設課の課長補佐に命じまして，「すぐに対応するように」というような話をしております。名前は差し控えさせていただきますが，刈り込むよう，適切な指導を行いました。 それから２点目の住宅移転の件でございますが，８月に訪問したということでございます。その訪問した結果につきましては，交渉に応じるとのお話だったが，県が単独で実施しているため，予算が厳しく，全線拡幅の計画を見直し，現在局部改良に切り替えているため，住宅移転の必要な箇所の拡幅がいつ頃になるのかは判断できない状況にありますので，地権者の要望を担当者に伝え，道路整備第二課で現在検討していただいていると。検討の結果が出次第，本人の方へ訪問したいと思っています。 櫻井委員）了解いたしました。２度目の質問で質問しようかなというものまでお答えいただいたものですから，その点についてはよろしくお願いしたいなと思います。以上です。 入江委員）先ほどの，81ページの流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）。雑排水の事業だということなんですが，これは内容的にはどういうことなんですか。たとえば汚泥まで払うようなことなんですか，内容的には。 都市建設部長）ご答弁申しあげます。800万円の内容でございます。これは実は一般質問でもご答弁申しあげておりますが，昭和58年度に山王川雑排水対策モデル事業として，国の補助を頂きまして浄化施設を造りました。造ってからは維持管理並びに浚渫，あるいは委員さん仰ったようにゴミ等の除去，浮遊物ですね。そういったことの年間委託をしておりましたが，10年ぐらい前だと思うんですが，毎年その施設の前後において水質検査を行っていたんですが，その雑排水対策モデル施設の関係とは思いませんが，全体的に水質が非常に悪化してた部分より改善されてきておりましたので，それをされてきてからも水質検査をやってきたんですが，10年ぐらい前に，すでに施設も老朽化してまいりまして，それに山王川自体がきれいになりました関係で，浄化施設を通る前と通った後の水質の差が特別改善されたというようなことがなくなりましたので，その段階で打ちきりにしておったわけですが，スクリーンとか，回廊，廊下みたいに１メートルぐらいの砕石，御影石とかそういった浄化に有効な石を敷いてやったり，スクリーンという網を付けて浮遊物が流れるのを塞いだり何かしていたんですが，そういったものも非常に少なくなって来ておりましたので，10年間実施していなかったんですが，６月の議会で，一般質問でもありましたように，10年間やっていませんでしたので，近年その施設が障害になりまして，それから下流部分の沈殿物が非常に多くなっています。缶，ゴミ，あるいは自転車等の投げ入れられたものもそのままになっておりましたので，それらの撤去。あるいは沈殿物がかなり溜まりまして，浚渫をする必要が出てきたので，その部分の前後の浚渫と。それから６号国道下からの，自転車を投げ入れたり，草とか空き缶とかいろんなものが川に投げられておりますので，それらの清掃を年１回。３年に一度ぐらいやっていこうということで，今回，補正で対応してまいりたいというようなことで，浚渫と汚泥の処理工。産廃になりますので処理がかなり高額になりますので，そういったものでございます。 入江委員）結局，汚泥の処理費まで含まれているっていうことですね。何か金額的に多いような気がしたもんですから。判りました。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第２号）」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第153号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」の計２件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。本案は，いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第171号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第172号「石岡市石岡駅東口交通広場駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第176号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」の計３件を一括して議題といたします。 本案については，初めに執行部から説明を求めます。 参事兼都市計画課長）議案第171号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」説明いたします。石岡市市営駐車場の利用状況を踏まえまして，１日における最高限度額は現在1,200円なんですが，これを500円に改正するものでございます。 次に議案第172号「石岡市石岡駅東口交通広場駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」説明いたします。石岡市石岡駅東口交通広場駐車場は現在，最初の30分までは無料となっておりまして，その後，55分を経過するごとに200円となっておるところです。これを，30分を100円に改正するものでございます。 次に議案第176号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」説明いたします。最初の30分まで無料で，その後55分を経過するごとに200円になっているところを30分を100円に改正するものでございます。以上です。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。 櫻井委員）この件については前回の委員会でも協議した結果，こういうことになったなと判断しておりますけれども，ただ値段を下げたから利用率がアップするというわけではないんですね。ですから，できるだけ違う形でも努力する必要がいろいろあると思いますので，その点よろしくお願いしたいと思います。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第171号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第172号「石岡市石岡駅東口交通広場駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第176号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」の計３件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。本案は，いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第173号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。 本案については，初めに執行部から説明を求めます。 参事兼都市計画課長）議案第173号について説明いたします。平成16年12月17日施行による屋外広告物法の一部改正に伴いまして，茨城県屋外広告物条例等の施行に関する規則が平成18年10月１日に一部改正されるものです。規則の改正により「のぼり旗」を「広告旗」に変更となり，これに伴いまして手数料条例の文言を改正するものでございます。手数料自体の変更はございません。以上です。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第173号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，この際お諮りいたします。 これから議題といたします市道の認定・変更・廃止に関する議案，及び「所管事務の調査」として行う市道５６４１号・５６４２号線（高浜字洲崎地内）の整備については，その現状を調査するため，委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 暫時休憩いたします。 ― 休 憩（現地調査の実施）― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 次に，議案第180号「市道の認定について」を議題といたします。 本案については，初めに執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第180号「市道の認定について」ということで，ご説明申しあげます。この路線につきましては，都市計画法に基づく開発行為により築造された道路を市道として認定するものでございます。路線名は石岡市道A1414号線として，石岡市鹿の子一丁目9370－15から同所9370－18まででございます。幅員としましては6.4メートルから6.7メートル。延長で49.5メートル。面積としまして339.97平方メートルでございます。県道石岡・筑西線との取付け部には両側に角切りがございます。また，両側に240ミリの側溝があり，路面は舗装敷きとなってございます。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第180号「市道の認定について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第181号「市道の認定について」を議題といたします。本案については，初めに執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第181号につきましてご説明させていただきます。この路線は，前段の180号議案と同じく，都市計画法に基づく開発行為により築造された道路を市道として認定するものです。路線名は石岡市道A4536号線として，石岡市東光台五丁目2923－104から同所2923－41までで，幅員としましては４メートルから4.5メートル。延長としまして134メートル。面積としましては638.12平方メートルでございます。市道A0115号線との取付け部には両側に角切りがとってございます。また，両側には240ミリの側溝があり，路面は舗装敷きでございます。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第181号「市道の認定について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第182号「市道の変更について」を議題といたします。 本案については，初めに執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第182号につきましてご説明させていただきます。この路線は，石岡駅東土地区画整理事業に伴い，道路区域を一部変更するものです。３路線についてそれぞれ添付してあります新旧比較表に記載してあります。石岡市道A3172号線及びA3317号線につきましては終点のみの変更となっております。また，A3317号線で同じといいますのは，表では地番が2121－１から2096－２となっておりますが，これは起点の部分のところの土地が合筆により地番が変更になっているもので，位置としましては同じでございます。 また，一部面積の記載のないものにつきましては現在，換地に向けての確定測量中であるため，記載することができませんので，地積について記載しておりません。確定測量完了の時期としましては，平成18年度中には完了する予定でございます。また，石岡市道A3189号線につきましては，起点・終点ともに変更になっております。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第182号「市道の変更について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第183号「市道の廃止について」を議題といたします。本案については，初めに執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第183号につきましてご説明させていただきます。この路線は第182号議案と同じく，石岡駅東土地区画整理事業により市道としての機能が喪失しており，また道路を築造したので，市道として機能する必要がなくなったため廃止するものでございます。図面の中でA3367号線というのがあるわけなんですが，そちらにつきまして，A3367号線につきましては前議会において認定されております。それに伴いまして，石岡市道A3190号線，A3191号線，A3192号線すべてにおいて，現在の機能を喪失するもので，市道の廃止ということでお願いしております。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりお願いいたします。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）討論なしと認め，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第183号「市道の廃止について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 以上で，当委員会に付託された議案の審査は終了したわけでございますが，本件にかかる委員長報告の取扱いにつきましては，委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に「所管事務の調査」として，「市道5641号・5642号線（高浜字洲崎地内）の整備について」を議題といたします。 本件については，執行部からこれまでの経過及び今後の整備方針について説明を求めます。 道路建設課長）私の方から今の状況等についてご説明いたします。このパンフレットをご覧になっていただけますか。現在，高浜の築堤について道路の計画があって造っております。今やっているものは軟弱地盤の解消ということで施工しております。超高圧噴射攪拌工法といいまして，深さにして22メートルから24.5メートル程度の地盤について，セメントミルクを攪拌しながら注入して，固めるものです。大きさとしては１本については1.5メートル程度のものでございます。こういう工法については沢山あるんですが，架設が大きくかかることから，今後も引き続き今現在の施工が当初の予定を終わっておりますが，この架設費が過大なることから，引き続き施工を計画しております。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 以上で説明は終わりました。次に，ただ今の件について，なにかご意見等ございましたら，挙手によりお願いいたします。 櫻井委員）私，初めて現場を見させていただきました。高浜の町中の道路は仕事でもプライヴェートでも何度も通っておりまして，大変混雑していることは承知しております。折角ここまでやった工事ですので，中途半端にしておいたのではかえって投資した分が無駄になりますから，これは早急にやる物件だなというふうに考えております。 私は石岡の道路事情を完全には把握していないんですけども，貝地・高浜線も相当苦しい見通しの中で，「出来ない」とか「出来る」とかいろんな話がある中でね，やるんであればこれの方が早いと思います。路線は若干，流れは変わるんですけど，これにやっぱりお金を使うべきだなと考えております。以上です。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕） 前島委員長）ないようですので，次に今日の議題には挙げていなかったんですが，「その他」として発言を求めておられる委員がありますので，これを許します。 櫻井委員）東光台ですか，先ほどの議案第181号の現地。あそこを視させていただいて，道路より気になったのは調整池だったんです。ゴミがいっぱい投棄されてまして。テレビ，自転車，古タイヤがあって，フェンスが崩れたままで，フェンスが切れたところは人が何度も歩いていて，滑るような，ツルツルのような状態。ああいうところで小さいお子さんの事故が今まで起きなかったのが不思議なくらいだなと感じました。 現在ですと多分寄附が義務づけられていますから，市のものになるんでしょうけれども，当時の古い開発で，まだ民間のものになっていると思うんですけども，そういう点での行政指導っていうのも必要だなと。事故が起きてからではね。造るだけ造らせておいてね，その後放置してしまったのでは無責任かなと思うものですから。そのへんは強制は出来ないんでしょうけれども，やっぱり相談するなり市が移管してもらうなりして，何か管理する必要があるのかなと感じます。その点をまずお考え願いたいのと，あと２点ほど。 朝日峠の新聞記事を見ましたが，おおむね石岡市も土浦市も同じような考えの中で進んでいますので，実現できるとは思うんですけども，一つお聞きしたいのは朝日トンネルについての見通しと現在の市の考え方。費用は１億7,000万円ということですが，その支出項目について。あともう一つ朝日峠については，18年度予算の進捗状況と年度末に向けた状況判断ということで，２点ほどお聞きしたいと思います。 もう１点あります。もう１点は都市建設委員会の中で私も何度か質問したことと，一般質問でもやらせていただいた入札の件に関して。実はこれ，何度かやった中で，私は以前に千代田の贈収賄事件に絡んで，千代田のあの事件の一つの発端となったのは地区区分であると。業者を選定するときに，旧かすみがうらと旧千代田の区分をしていたことが一つの大きな原因だということを聞いたもんですから。石岡もそれ以前に同じような…以後ですか，同じような経過を辿っていたもんですから，独禁法の絡みや何か，いろいろ関連づけて「地区区分はもうやらないんですか」という中で質問をいたしました。 そのとき執行部側，企画部長の答弁は「指名競争入札につきましても，地区区分は外していくと考えております」というふうに答弁なさってます。そのほか，市長は一度，ちょっと部長と食い違った答弁をしたんですけども，ちょっと市長の答弁を読んでみます。 「先ほども部長と私の18年度の対応の答弁が若干食い違ったというご指摘をいただいているわけですが，18年度でも一本化の方向で検討しているという報告がその後ありまして，その前まではなかったのでわからなかったということでございますので，その辺についてもご了承願います」というふうに答弁なさってるんです。 ところがこの間の一般質問の最後の時，これは原稿にもなかったもんですから，ちょっと助役に質問しましたら「そういう約束はしていない」と。簡単に言えばですよ。そういう答弁だったんですけども，この答弁の言葉の流れから言えば，これは指名競争の方もその方向で廃止していくと。それ以前にも私，ここでも部長からちょっとそのお話は聞いてるんですけども。それはきっと暫時休憩の時間だったと思うんですけどね。その言葉の流れから言えば，ちょっと答弁と逆行したやり方をやってるのかなとも感じるんですけども，その点についてご答弁というか，ご回答願いたいなと思います。 参事兼都市計画課長）櫻井委員さんの東光台の調整池についてご説明したいと思います。現在の開発行為の許可条件は，緑地や調整池については市に帰属ということになっておりますけれども，当該調整池につきましては昭和54年の開発行為でありまして，個人の所有地になっているところでございます。先ほどのお話にもありましたように，開発行為は都市計画課の方で担当しておりますので，私どもの方で地権者と今後，今の調整池の在り方について指導，協議していきたいと思いますので，よろしくお願いしたいと思います。 前島委員長）参事，それ12月の定例会の委員会で報告してくださいね。よろしくお願いします。 都市整備課長）先般，新聞等に出ております件でございますけれども，いままでの経過ということでございます。県が朝日トンネルということを言い始めまして，それが平成８年頃から基礎調査みたいな，交通量調査等を始めております。トンネル化に向けましていろいろな調査を現在まで続けてきておりますけれども，平成15年度にですね，一度概略ルートというような形で，おおまかなルートについて県の方で発表しておりまして，それにつきまして，さらに調査が進められておりました。このトンネルを含めました道路につきましては，県の方から市町村道として整備したら如何でしょうかと。というのは，市町村道で整備する場合，合併特例債事業に該当することができますよと。もう一つは，地域再生整備計画などを立てまして，そこで国から道整備交付金，これを受けることが出来ますよと。そのためには，ただし１市では駄目ですよと。２つを跨ぎますので，土浦市，石岡市の両市でもってそういう計画を立てて，補助金申請をしてもらえれば，残りの，補助金２分の１もらった残りについて合併特例債などを充当しては如何でしょうかと。 なおかつ，合併特例債を充当するならば，合併市町村緊急道路支援整備事業ですか，こちらの方の指定もしていきますよと。そうすれば，補助金，それから特例債の交付税措置，また県の方の追加支援措置，実質的な負担を全体事業費の５パーセントまで落とすことが出来ますよというようなことでございます。 それを，全体をあらわしますと65億円の事業費に対しまして補助金が32億5,000万円。交付税措置が21億6,100万円ほど。全体の33.25パーセント。それから県の補助が７億6,200万円。これが全体の11.725パーセントということで，残り分については約５パーセント程度が残るというような事業になってくると。そうしますと，石岡市の負担っていうのは単純な延長割りで言いますと１億7,500万円ぐらいと。これには利子は付きますけれども，そういった事業費で済んでしまうと。道路の場合，合併特例債を入れまして，なおかつ緊急支援事業を入れますと，通常ですと10パーセントの負担と。それに補助金が入りますので５パーセント負担ぐらいだというような形で出来ますよ，ということで今やっています。 それで，現在までは県が今年水文調査などを実施しております。それで今後もし基本合意が出来ますれば，今度は補助金を申請するための地域再生整備計画を作っていく必要があります。これには１年ぐらいかかると思いますけれども，これを申請できれば次に補助事業として立ち上げることができると。それまでについては，市道として認定するわけでもございませんので，県の方が県道として認定するわけでもなくて，計画道路という形での調査をずっと続けていくというような形で事業が進められると。もし基本合意に達することが出来れば，土浦・石岡で市道の認定をして，市道としてその部分を整備していくと。そうすれば，補助金が入って特例債が入っていくということが出来ると。そういった形で進んでおりますけれども。以上でございます。 都市建設部長）２点ほどお答えいたします。朝日トンネルにつきましては，いま担当課長からご説明したとおりでございます。両市長とも年内に合意したいということでございます。合意するということは，県の支援事業を，合併のための支援事業の…。県は「年内に決めて下さい」と。出来れば土浦市も石岡市も年内に基本合意をとりまとめ，県の緊急支援事業の認可を受けたい，ということになれば，いま説明したように22パーセントの県補助が貰えるということになりますので，そういうことについて，年内に基本的合意を図っていきたいということです。 それから市負担の５パーセント。土浦と石岡で分ければ，石岡の負担は１億7,000万円です。仮にトンネルが５年かかるということになれば，その年度によって違いはあると思いますが，１億7,000万円を５年で割れば，年3,000万円の負担で済むということでこざいます。 特例債事業に認めていただくためには，議会の方の了解も得て行かねばなりませんので，市長の方といたしましては朝日トンネル，あるいは駅東・東ノ辻線，あるいは355号の延伸を含めた，４事業以外の路線についても現在，財政的な負担を調査しております。起債になりますので，それが市全体の財政にどれほどの影響を及ぼすのか，現在企画の方で試算をお願いしている最中であると思います。 ただ，私どもの方としては，道整備交付金を他の路線にも入れることによって，現在，４事業で72億6,000万円の事業を，その事業費そのものは増やしたくない，というような市長の考えでございます。事業費そのものは，道路事業費として72億6,000万円いただいておりますので，その枠はできるだけ守りたいんだというような市長の基本的な考えもあります。 それらを，朝日トンネルとか，そういったほかの２つの点を入れても，何とか72億前後で収まるのではないかというような試算を出しておりますので，それらが財政的な裏付けがきちんと取れれば，その時点で，議会の方に市長の方からご説明があるかと思います。いまその作業を市長の方から命ぜられて，財源的な裏付けをきちんとしろと言われてますので，そういうことをやっている最中でございます。いずれ，市長の方から正式な考え方をお示しする時期があるかと思いますので，よろしくお願いしたいと思います。 それから入札の件でございます。６月議会での櫻井議員さんの質問，確かにそういう答弁があったと思います。しかし，６月，あるいは国の入札制度の改正がございまして，６月の議会，あるいは他の議員さんの方々のご意見等を考慮しながら，６月議会が終了しましてから，石岡市入札制度改善検討委員会を立ち上げまして，そこで，現在の石岡市の入札制度を検討していただいたと。それで，構成が事業部門の課長でございます。課長級の中で話をしていただきまして，その中で現在の入札方法となったわけでございます。それが業者選定委員会の方に上がりまして，業者選定委員会としても了解した。業者選定委員会の了解に基づきまして，市長の方の決裁をいただきまして，決裁が終わりまして，現在入札を行っているという状況でございます。その入札制度で，1,800万円以上，これについてはすべて条件付き一般競争にしますよ，というようにいたしました。従前が2,000万円ですから，200万円ほど落としまして，それについては1,800万円以上ということになりました。それでAクラスが750点以上。それで最低の制限価格が1,800万円以上の物件について参加できる。それからBクラスが650点から749点。500万円以上2,500万円未満までの事業について参加できるということでございます。650点以下が500万円以下というふうに決定したわけでございます。そういった中で，一般指名についても地区区分を，というようなお話がございましたが，そういう中で，やはりまだまだ合併したばかりですし，指名競争について，あるいはＣクラスのものについては，やはり暫定でございますので，この１年間はそういった地区ごとの発注，それによって地元業者の育成を図っていくという観点が，考え方が非常に強く，私もそういう意見でございましたので，全会一致で委員会の方は了解をしたわけでございます。 一般指名，1,800万円の条件付一般競争入札については，すべて地区区分を撤廃してます。これについては，ですから例えば1,900万円の一般工事が出た場合にBクラスに650点以上の業者はすべて参加できるわけですから。石岡，八郷問わず。応札していただければいいわけです。そうすると業者数が50社以上になりますので，議員仰ってるような不都合な部分ですね，談合とかそういった部分が撤廃できる，競争性のある競争が確保できるのではないかという考えでございます。しかしながら，やはり合併したばかりでございますし，議員さんもご承知のとおりCクラス，Bクラスの部分については極めて弱小企業でございます。そういった部分については，やはりある程度の期間，合併の期間，一般競争の地区等を撤廃したことを見習っていただいて，そういう形に今後は，19年度以降は，その段階でまた考え方を変えて，また検討いたしましょうということにいたしましたので，今回，18年度につきましては，1,800万円以下については指名。その部分については地区区分を残します。あとはすべて，1,800万円以上の工事については地区区分を撤廃してございます。これはもう当然でございますので，そういう形にいたしました。 前島委員長）ちょっと確認したいんですけど，一般競争入札と一般条件付き入札とゴチャゴチャしちゃって。もう１回確認しますが，まず地区区分を撤廃したのは何と何ですか。もう１回お願いします。 都市建設部長）1,800万円以上の条件付き一般競争入札すべてについて地区区分を撤廃しました。 前島委員長）それ以外については残してるの。 都市建設部長）指名競争入札については現在，地区区分を残してございます。 前島委員長）一般競争は。 都市建設部長）一般競争も条件付きも同じです。 前島委員長）そうすると，素人で判らないんだけど，一般競争入札と指名競争入札の違いっていうのは，これは金額でしたっけ。2,000万円以上と未満と。 都市建設部長）1,800万円未満です。200万円下げたんです。 櫻井委員）今年度は，という部長のお話だったものですから，早急にという考えもありますのでその点は理解しますけれども，今回の入札，いまやってるものもあるんですかね。このあいだ新聞発表になった資料等を見ますと，石岡と八郷の，指名競争入札の部分の指名の業者がね，石岡と八郷はやってる方が違うなという，勿論，そういう感じはするんですよね。それで，石岡は，この前の新聞発表の資料の中から言えば，AからCまできっちり入ってるんです。額が500万円とか幾ら，超えたやつもあったと思うんですけど，そういう中でCもきっちり指名の中に入ってますけども，八郷の場合は特定のものだけが…，調べたんですけども多分Cがほとんど入ってなかった。そういう状況なんですね。ですからそういう点で，やっぱりCクラスにもある程度のチャンスを与えないと。そういうことで企業の育成ということで，この間はちょっと言わせていただいたんです。 都市建設部長）新しい入札に変えてから，確かに２回実施しております。合計で40本ぐらいございました。しかし残念ながら，八郷地区のCクラスの事業がありませんでした。ということで，今回はCクラスに発注するような事業がなかったので，Cクラスの方々には発注してません。ただ，そういう状況で，今後もCクラスの対応が出来ないということになると問題がございますので，やはりそういうふうな均等できるように事業の出し方も考えていかなければならないというふうに感じております。 石岡市は，直近の３回目のやつでCクラスは全然なかったんですが，逆に今回，Cクラスが八郷地区にも出てきましたので，指名が入ると思います。できるだけ石岡地同じような方式で。できるだけというより，きちんとした方法で今後やっていくと。助役もその意向でございますので，そういう形で今後きちんとやってまいりたいと思います。充分，櫻井委員の意見は念頭に入れながら，常に助役も私どももやってますので。八郷地区についても石岡地区についても，都市建設部の発注工事については，すべて私を通って業者選定委員会にかかるということになってますので，充分気をつけてまいりたいというふうに考えております。 八郷総合支所建設課長）８月の半ば過ぎにやった１回目の部分なんですけれども，実際には設計がですね，やはり早めにやりたいということで，私どもの方ではCクラスの部分も，その当時の部分では規則であったんですよ。それで８月の額の変更によりまして，Cクラスの分が額が下がったものですから。確か２本ぐらいあったはずなんですが，それが今度の改正でランクが上がったという経過もありました。以上です。 櫻井委員）私は新聞の数字だけ，設計価格っていうんですか，それだけを見た中でね，石岡と八郷の額が似たようなものがあったんですよ。細かい数字までは記憶していないんですけれども。そういう中で，片方にCが入っていて八郷が入っていないということがあったので，ちょっと石岡はバランスがいいな，というふうに感じたものですから。 そういうこととですね，八郷の業者に関して言うと，２色に分けてるんですね。これ以上言うと問題があるから言えませんけども，その辺のところもやっぱり我々が不審に思わないようなものを，組み合わせっていうものを作るべきだなと。 例えば，ここにある業者がいて，この業者，この業者はこっちの言うこと聞くなっていうような組み合わせをやってるんです。これ以上は言いませんけども，そのへんはきっちりやっていかないと，いつかまた襤褸を広げますよ。もう二度とこういう思いはしたくないと。市民の人にもさせたくないというのが気持ちなんですよね。石岡も八郷も経験したんですから。いつまで同じことをやる必要はないんですね。 あと，朝日峠に関しては数年前，私何年前かちょっと…，一時，県の方から調査費がついたよという時期がありましたよね。その頃から見ても相当…，今回はタイミング良く特例債っていうお話があったんで，こういう話がまとまりつつあるんでしょうけども，このチャンスは逃せないと思うんです。平成20年には当時出来るというふうな見込みの中でね，町民の方にも説明して，執行部も説明してきたと思うんですよね。ですから内容は違うんですけども，平成20年頃に何とか目途がつくような，「出来そうだな」って。工事までは完了しなくても「出来そうだな」って。約束を守れるような感じかなと思いますので。これは土浦の議会，もちろん石岡の議会，両議会がね，きっちりした形。ただ政治ですからどんでん返し，それが怖いんですよね。でも市長さんがここまでおっしゃってくれてるんですから出来ると思いますので，そのへんはチャンスですからね，もうこの機を熟したと思ってやっていただきたいと思います。 都市建設部長）１点，朝日トンネルの特例債の事業の中で，誤解を生むような言葉を言いましたので，もう一度言い直します。 全体事業費ではなく，特例債の総額を増やさない方向で財政と協議してございます。そういう指示を市長から受けているということでございます。72億6,000万円ですね。 それから，いまの入札制度の点につきましては，すべて私も議員さんも判っておられるかと思いますが，すべて八郷地区のことを現在すべて把握しているのかと言われますと，私自身も図面を見ても「どこなのか」というようなことになってしまいますので，それは次長以下，八郷の職員もおりますので，相談しながら今後やってまいりたいと思いますので。とにかく，発注されるものについてはすべて私のところを通ってますので，そういった点についても充分，次長とも頭に入れながら今後，発注に当たってまいりたいと思います。 前島委員長）部長，この入札の出来たやつは，いつから適用したのこれ。 都市建設部長）６月議会に質問がありましてから発注止めておりましたから。そういう意向と，あと国の方の入札制度の若干の改正点がありましたので，それらを踏まえて出来たのが８月の議会前…。 前島委員長）そうすると９月からはこれで適用でいいの。そうするとこの前発注になった，これ日本工業新聞なんだけど，1,500万円以下でもこれAランクが入ってるよね。これだと1,800万円以上がAランクでしょうよ。 都市建設部長）石岡市入札制度の検証と改善について。石岡市入札制度改善検討委員会が出した冊子はお持ちですよね。その中の最終ページ，資料５－１をご覧ください。こちらに工事の種類があります。土木工事，これは750点以上はAクラスで1,800万円以上。建築工事は2,500万円以上，Aクラスですね。これは点数は同じですけどね。それから舗装工事，これが出てます。500万円以上。そういったものについては，舗装は舗装で別の格付けがございます。ですから，Aクラスでも500万円以上の舗装工事については入ってくるということでございます。Bクラスは300万円以上だということです。それ以外はないと思います。Bクラスが300万円ぐらいのに入っているのも舗装工事でございました。 櫻井委員）先ほどの部長のご答弁の中でね，部長はあまり八郷のことは判らないと。それは当然だと思うんです。わたしも石岡のこと先ほど判らないと言ったように。ただ，八郷に関しては判るんです。ちょっとおかしいっていうの。私この前も，同じパターンの組み合わせをやってるから，１本目も２本目も３本目も同じ組み合わせでやってるから，「そういうことはしない方がいいんじゃないですか」って言ったんですよ。ですからそういう組み合わせだけは極力…，極力で結構ですから注意していただきたいと。多分八郷の職員の方でしたら，私の言ってることは理解してると思います。どういう組み合わせがこうだ，っていうことはね。ですから，ある程度でいいですから公平にやっていただかないと困るんです。いつまで経っても足の引っ張り合いになっちゃいます。ですからこれはご答弁は結構ですけれども，治らなければ何度も言わざるを得ない。議員として言わざるを得ないもんですから，そのへんのところは注意していただきたい。要望いたします。 鈴木副委員長）工業新聞見てるんだけど，石岡市で発注が八郷関係が９月７日だよね。それで石岡は９月１１日だね。そうすると，これ考え方によっては八郷は八郷で入札のやつ決めてるような感じなんだよな。前と同じやり方してるから。 （「日にちの違いは私は判りませんけど，すべて同じ日です」と呼ぶ者あり） 鈴木副委員長）何と言っても櫻井委員が言うように，八郷は今までメンバーが全部同じなんだよな。５つの仕事があれば５つのところに全部同じメンバーが入ってきて，１つずつとれるようになってたんだよ。やっぱりそういう仕組みで今度もやってるような感じを持つんだよな，これ。 都市建設部長）八郷と石岡を別々にやってるということはございません。これは誰に聞いていただいても，市長公室長を除きまして部長という職名をいただいている者全員が今回業者選定委員になりましたので，誰に聞いてくださっても結構だと思います。行事で出席できなかった方もおりましたが，日にちはすべて同じ日にやっております。確かに限られた業者数の中で，八郷地区につきましては，本庁の課長，石岡地区を担当してる課長に苦言を呈したんですが，「石岡地区は委員長も言われてるとおり発注が遅いだろう」と。「八郷地区を見ろ。こんなに業者選定も出てまとまって仕事が出てるのに，石岡地区は少し進捗率が悪いんじゃないか」ということで言ってますが，そういう感じで，限られた業者数，八郷はBクラスでも二十何社かおりますが，その中でBクラスの工事が５本６本と出てくれば，ある程度，私どもとしてはその中でも金額の大きい小さいに分けて，Bの下のクラス，Bの上のクラスに，という形，あるいは手持ち工事は，８月以前にとった工事の件数は何件ぐらいあるか，そういったものを勘案してやっているつもりでおりますので，非常にこれも，内部事情をお話しすれば，私と次長はこれが始まると夜９時頃まで対応に追われてます。それほど頭を悩ませておりますので，できるだけ公平にやるのが基本だと思ってますので，依怙贔屓をしていることはございませんので，ご覧になって不自然な点はお話しいただければ，改善するものは改善，考え直すものは考え直して行きたいと思いますので，それらの点については今後ご指導よろしくお願いしたいと思います。 ただ，違った日にやるとか，意識してそういうことをやるなと。私自身も，自分に「すべて機械的にやれ」と言ってますから。これは次長に対しても，この入札制度の指針が示されているわけですから，「これに基づいて機械的にやればいいんだよ」と。「感情を入れるな」と言ってますので。 今後もご指導をよろしくお願いしたいと思います。 鈴木副委員長）判りました。あともう一つ。実は１週間ぐらい前ですが，ある区長さんが私のところに来まして，ある市道を個人が整備をしてしまったと。そのあとに市で側溝の整備に入ろうとしたところ，その方から苦情が出て，工事がストップしてしまったということでした。区長さんは，私が都市建設委員やってる知ってるから「委員会があったとき，市の対応は今後どうするのかをまず聞いてください」っていうことなんですよね。 私も調査に行きました。確かに工事をやろうということで線を引いてね，きちっとやったようですが。本来なら，市道を個人で整備させること自体がおかしいと思うわけで，市はそのへんのところについて，どういう考えでいるのか。区長さんは「個人でやらせるのは市が悪いんじゃないのか」ということを言ってるわけだよね。 それから，工事が止まったことについても区長さんは「おかしいんじゃないか」って言ってるわけなんですが，このことについてお伺いしたいと思うわけです。 都市建設部長）市としても，個人の方が無断で市道を整備するということは認めるわけには行きません。ただ，委員ご指摘の事例については，その整備によって排水が流せなくなった方がおりますので，流せるようにするために今回側溝を入れる工事を発注したわけでございます。 それには地元の支所の課長が対応をして，説得をして，一定の了解をいただいたわけなんですが，工事に入りましたらば苦情をいただきまして，続行が不可能になったわけです。 しかし，現在確かに排水が流せないで困っている人がおりますので，私どもとしては側溝ではなく塩ビ管，塩ビ管の堅いやつですね。簡単に壊れないようなものを地中に埋めて，150ぐらいですが，それで対応しようと。マンホールを２，３個つけて。そうすれば通行の支障にもならない，道路幅員も今までどおり使えると。そういうことでご了解いただいていこうということで，議会が終われば，次長と建設課長がトラブルの原因となっている方々のところに行きまして，「こういう形でやります」と。「これでご了解ください」ということでやってくれということで，今朝，そういう対応をするということで決まったところでございます。 非常に困っております。 鈴木副委員長）これは誰が見ても，市道を自分で整備しちゃった人が悪いと思いますよ。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 小泉委員）今回ばかりじゃないんですが，毎回入札問題がいろいろ出てますが，合併する前の石岡市でも一般競争入札，当時の阿部助役が横須賀方式というようなことで，今の横田市長の前に実施されましたよね。それで，一般競争でやろうが指名競争でやろうが，この入札問題っていうのは，いわゆる疑惑と言うよりも，何か関心が非常に高いと。中には非常にグレーがかったものも。これは世間の噂ですが，やはり世間の噂には戸は立てられないということもありますので。これだけ議会で問題になる，また委員会で問題になる。じゃあ，どうしたらいいんだと。一般競争にして大変落札率が低くなったと。70パーセントになれば大体談合はやらないんじゃないかというようなことを言われてるんですが，だけども70パーセントとっても，その下で仕事をする方はかなりきつく親の方で値切りますから，親の方は損しないようにできてるんです，これね。業界の話を聞いてみると。それは結局，皺寄せは下に行っちゃうんですね。これは前からこの委員会の中でも出てましたが，そういうことだと果たして出来たものが適正なのかということになってくると，これまた問題なんですが，それよりも適正に入札が行われるのに一番いい方法っていうのは，これは私が言うまでもなく執行部の皆さん方が何人かで，４，５人で業者選定やるんでしょうけど，これは全部職員がやるんですね。この中の経過っていうのは，これは議事録もないし，皆さん分かりません。議会は，終わった後でそれが正しかったか，またまずいかという議論だけでございます。 それで今，先進地では二重構造になってるんですね，この入札が。入札したものを，果たしてそれが適切かどうかとういうような，それを。だから１回目の入札っていうのは認めないんですよ。それでその中で，これは何もないと，問題が。それならいいんだろうと。ところが一般競争でも指名競争にしても，いくらかでも疑惑があるような問題は，さらにそこで検討すると。それはいまの日本にはないわけですよね。そこで決まったものが全部そこでクリアされるわけですから。そういう考えを執行部はやっぱり持たないとね。これは人がやるものですから。 やっぱり今一番問題にされてるのが，旧石岡市のときなんかはある首長が，あのころは一般競争はありませんから指名競争でやってるとき，そのメンバーを変更するとか弄くるというようなことが噂になりましたが，今はそういうことはないにしてもね，密室の中でやってる業者選定ですね，業選がオープンなら問題はないと思うんですよ。ですからね，特に旧八郷の方からも出てる，今も出ましたが，何かメンバーが偏っちゃって，そのメンバーが交代にやってるなんていうのは，やっぱりそれも一つの疑惑を招く大きな原因になると思うんですが。ですからそのチェック機能っていうのは今のところ働かないんですよ。職員だけでやってるから。 やっぱりそれをきちんとして，私は二重にやるような方法を今からはやっていかなければならないと思うんです。今日の新聞だって，橋りょう談合でも100億円も公取から返還求められるでしょ，あれ。そういうことが地方に起きたら大変ですよ。潰れちゃいますよ。これは脱税と同じで，捕まったときはもうそれだけの金はないですから。ですから，そういう問題が起きる前に入札をもっと透明化しなくちゃならない。それをどういうふうにするかっていうのは，皆さんが考えるしかないんですよ。議会はそれに対してアドバイスはしますが，悪いことは悪い，良いことは良いということでやらないと，何回やってもこの入札問題っていうのは…。 一般競争にしたって，条件が付いてるんだから駄目なんですよ。それ皆さん知ってるでしょう。条件付けるんですから。本当なら条件付けなければわーっと入ってくるわけですよ。それじゃあ困るからって言うわけで切っちゃうわけですよ。ですから，いつも10社か11社しか入らないですよ。そういうのは果たしていいのか。前と全然変わらないじゃないかと。指名競争と変わらないじゃないかと。ただ執行部が体裁良く「一般競争」にしておくだけであって。それで噂の業者がとると。それではやっぱり改善されない。 そのへんについてね，部長はどのように考えているか。お考えがあれば，ひとつお聞かせ願いたいと思うんですが。 都市建設部長）確かに小泉委員が仰るようなことだと思います。正直な話を申しあげますと，私も業者選定委員の１人ですが，できればやりたくない。やめさせてほしいと思ってます。仰ったとおり，よくやっても，普通にやっても，悪くやっても，どうせ同じような結果になるんだったら，それなら私どもも出来るだけ民間の方，あるいは行政に関係していない方々に選んでもらった方がいいんじゃないかという意見を，かなりの業者選定委員に携わっている者が，そういう疑問を持っているかと思います。ただ，今の中でやっていくには，部長級が選定委員になると規則で決められておりますので，それでやっております。 確かに，橋りょう談合等，下水道の談合，あるいは防衛庁の談合等で巨額の賠償金を取られているようでございますので，その結果，新聞にも出ましたが，大手については談合は今後一切やらないと。会社を潰すようなことは出来ません，というような宣言を出しております。そういう中で，大きなものが２本ほど行われたわけでございます。結果としては70パーセント近くまで下がったわけでございますが，ただそれが果たして適正な競争に基づいているのかというと，私どもも予算から見れば低い方が宜しいですから，いくら市では出さなくて済んだ，２億何千万円か出さなくて済んだ，というような形になりますが，それで果たして質の高い工事が保障されるのかということになると，非常に疑問に思います。ですから，そういうことになると，櫻井委員さんが仰っているような「設計価格が高すぎたんじゃないか」という話まで行ってしまうんですね。ですから私どもとしては70パーセントがどうか…。ただ，仰るとおり，いつでも透明性のある公開されたものでなければならないというふうに感じておりますので，チェック機関をさらに，どういう形にするか，先進事例あるいは議員さん「日本にはない」と仰っていましたが，そういった形で横須賀方式を当市では取り入れておりますので，先進市はどうやっているのか，あれから４，５年経ってるわけでございますので，そういったことの検証も踏まえて行かなければならないかなと思っております。 確かにいつの時代でも，かなりの金額が工事額で一般の業者の方に出されます。そのたびに，全国各地で事故が相次いでいるわけですよね。そういったことが現に起こってしまうものですから。特に公共工事については件数が多いものですから，そういうことに関心をお持ちになって，それが引いては公共事業全体に悪影響を及ぼしているというふうにも考えております。非常に大事なことかと思いますので，そういう二重，三重のチェック機関を経て発注されるんだというようなシステム作りも必要かと思いますので，その点について，あるいは透明性の確保については議員さん仰るとおりでございますので，今後肝に銘じまして，そういう形での発注に心掛けていきたいというふうに考えております。 私自身も，役所の職員だけで適正な業者を選んで発注して行けるのかというと自信はございませんが，今の市内の中の業者の中では，点数制で，幸いなことに市が発注した工事では倒産とかそういうものが起きておりませんが，市内の業者もCクラスの業者で１週間ぐらい前に倒産した，幸い被害はございませんでしたが，倒産したばかりでございます。そういったことも起こり得るので，会社の把握とか，そういったものも充分にしていかなければならない。 それにはやはり都市建設部長あるいは総務部長など，部長をもらってやっていたのでは片手間の仕事になってしまいますので，やはりそういった専門機関の検討も今後必要かなと考えております。充分気をつけながら，あるいは透明性の確保には最大限の努力を払っていかなければならないと思っております。 小泉委員）今の部長の答弁はよく分かります。それが一番いい方法だとは思うんですが，ただ，なかなか先進地の実例をですね，資料とか何か取り寄せるって言っても海外ですから。ただ，日本のそういう業界も情報を取り寄せてるらしいですよ。それでやらないと，いくらやっても解決できないと。一番やっぱり職員の方がそういうふうに見られるのが，何となく日本の行政の体質っていうのは長い間そういうわけで来ましたから，ですからそういうふうに見られるのが残念なんですよね。実際は違うんでしょうけれども。 普通は何でも会議っていうのは議事録があるんですが，選定委員会だけは議事録がないんですよね，これ。だからそこにも一つの問題があるんです。議事録っていうのは。議事録があるから果たして不正がないかって言ったら，これは違うんでしょうけども，だけど何もない。ですから，市民に何か言われないようにするには何が良いかと。透明性が良いんじゃないかと。ガラス張りのところでやるんだと。そういう考えがないと，なかなか進展しませんから。皆さん優秀な職員なんですから，そのへんを一つ勉強してですね，これからの入札問題についても努力していただきたいとお願いをしまして，質問を終わります。 前島委員長）ほかにご発言等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，この際お諮りいたします。当委員会の所管である都市建設部の事務事業については，閉会中もなお継続して調査すべき事項があると認められることから，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 以上で，本日の案件はすべて終了いたしましたので，これをもって本日の都市建設委員会を閉会いたします。 | ||||||||||||
