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議会中継
  


 第7回委員会 (9月29日)
出席委員 前島孝元委員長,鈴木米造副委員長,小泉彰委員,入江貞一委員,山口晟委員,岡﨑忠委員,櫻井信幸委員
市執行部 都市建設部長 (吉川安延),都市建設部次長(甲一郎),参事道路担当(本田久男),参事兼都市計画課長(藤枝利明),都市整備課長(鈴木信充),下水道課長(鈴木隆),道路建設課長(羽成善信),八郷総合支所建設課長(雨貝和男),八郷総合支所下水道課長(櫻井正夫)
議会事務局 議事法制課係長(武石誠)



前島委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は,「所管事務の調査」として「朝日トンネル整備にかかる現況について」,「合併特例債事業にかかる各路線の進捗状況について」,「仮称・石岡インターチェンジの進捗状況について」,「都市建設部の9月入札実施分の各工事について」,27日に追加した案件として「合併特例債事業に朝日トンネル整備事業,駅前・東ノ辻線整備事業を追加する件」,および「その他」であります。
 案件の説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 はじめに「朝日トンネル整備にかかる現況について」,「合併特例債事業にかかる各路線の進捗状況について」を議題とするわけですが,これは27日に追加した案件と関係いたしますので,計3件を一括して議題といたします。
 本件については,執行部から説明を求めます。

都市整備課長)私の方から朝日トンネルの状況,及び合併特例債の事業の追加についてご説明をさせていただきます。朝日トンネルにつきましては,現在県が18年度,水文調査を実施しております。これは昨年度に引き続き実施されているものであり,19年度まで続く見通しとなっております。 それから,朝日トンネルにつきましては石岡市,それから土浦市で県の支援を受けまして,地域再生整備計画を実施したいというふうに考えております。この地域再生整備計画に基づく道整備交付金を取り入れて事業を進めていきたいというふうに基本的に考えておりまして,そのために今,石岡市それから土浦市等での意思決定をしていただきたいというような状況になっております。
 この場合,県の事業でこれまで考えられておりましたけれども,市が改めまして市道として,土浦市と一緒に整備をしていくという形になっていきます。それで今回,貝地・高浜線から(仮称)美野里・八郷線までの事業。先ほど配付しました資料をご覧いただきたいんですが,此方の中でご説明しますと,この4事業に朝日トンネル整備事業と駅前・東ノ辻線整備事業を追加したいというふうに考えております。この追加するに当たっての基本的な考え方でございますけれども,一つには合併特例債そのものの,従来の合併特例債の事業費を上回らないように,要するに起債総額が変わらないような形で考えたいということで,そこで先ほど申しましたように道整備交付金事業を平成20年度を目途に取り組むような形で考えております。それを取り込みますと,こちらにありますように,従来4事業で72億6,000万円だった事業費が,2事業追加しまして142億6,000万円となります。要するに国の補助金が従来ゼロだったものを,これの半分,69億5,800万円を補助金として計上しまして,合併特例債を68億9,320万円と。旧来の68億6,700万円とほぼ同額にすると。しかし一般財源につきましては,4,000万円程度の増がありますけれども,4億880万円という形で,合併特例債の起債額を増やさないというような考え方で事業を進めたいと。これによりまして,財政計画上もさほど大きな狂いが出ないような形で考えていきたいと。
 朝日トンネルの事業でございますけれども,お手元の資料の後ろの方のページの方に,朝日トンネルの概要が出ております。全体の計画延長が3.5キロメートル。うち,トンネルが1.8キロメートルございます。この3.5キロメートルを市域の延長で分けますと,石岡市約1.85キロメートルと,土浦市1.65キロメートルというふうになっております。
 これを,全体事業費65億円を,単純延長で割りますと,石岡市側が約35億円,土浦市側が約30億円というような形になっております。そのほか取付道路等がございますが,全体としては65億円の中で収まっていくというような形。それをもっと詳しく出しましたのが次のページにございまして,ここでは旧来の八郷側,それから新治側という表現で書いてありますけれども,合併特例債だけを使ってもし朝日トンネル事業をやった場合は,35億円のうち95パーセントを合併特例債として地方債を起こすことができます。その残り5パーセント分について純粋に石岡市の負担になります。それで,その合併特例債の元利償還の70パーセントを国が交付税措置をしてくれるということになりますので,実際にはそれの,全体事業費から見れば66.5パーセントが国庫補助という形になります。またその元利償還の分の残りの30パーセント,プラス最初に必要だった一般財源5パーセントを足したものの70パーセントについて県が補助金をくれるということで,それの70パーセントを補助するということですので,全体事業費から見れば23.45パーセントが県の負担と。石岡市の負担は10.05パーセント。35億円の事業について3億5,000万円が石岡市の負担であるということでございます。
 それを道整備交付金事業を取り入れますと,全体事業費の半分が補助金で賄われるということになりますので,その割合をそのまま適用しますと,全体事業費から見れば石岡市の負担は5パーセント程度,この程度の事業費になるという形で事業を展開していくと。このことによりまして,財政的にも財源の裏付けが確保されると。また,この1枚目の表のところで出してますように,道整備交付金が入ることによりまして,実際には約30億円ほどの合併特例債の余裕ができますので,そのうち朝日トンネルの方に16億円,また駅前・東ノ辻線に16億円と,2つ追加することができますので,駅前・東ノ辻線についても合併特例債及び県の合併市町村幹線道路緊急整備事業の支援事業の補助金をいただく見通しが立ってきましたので,今回追加していきたいと考えております。
 以上です。

参事兼都市計画課長)続きまして,合併特例債事業にかかる各路線の進捗状況について説明いたします。対象路線として4路線あります。
 まず貝地・高浜線ですが,地元説明会のあとに一部住民の方から反対意見等がありまして,調査等について現在見合わせている状況でございます。
 次に,村上・六軒線及び上林・上曽線の2路線につきましては,測量委託について9月27日に業者選定が行われましたので,10月早々には入札になると思っております。
 次に(仮称)美野里・八郷線でございますが,国道355号線との接続箇所の行政区域が小美玉市となるために,現在その交差部分の位置等について小美玉市と協議中でございます。年内にはその位置関係等について明確になってくるのではないかと思うところでございます。それから前の都市建設委員会の中で,「いつまでも(仮称)美野里・八郷線という名称でいいのか」というようなご意見がありましたが,その後,県に問い合わせたところ,(仮称)美野里・八郷線の路線名で合併支援対象道路として認定したので,最後までこの路線名でお願いをしたいとのことでしたので,事業完了後までこの(仮称)美野里・八郷線を使っていきたいと思っているところでございます。以上です。

前島委員長)前に都市建設委員会に私の方から発案したスケジュール表を出していただきましたよね。大ざっぱな。私は納得してないんですけど,その資料があるんだから,それに基づいて,現在の進捗状況は予定通りに行ってるかどうかっていうものを委員会に提示しないと。口頭だけだと証拠が残らないから。すべてそうだと思うんですよ。スケジュール表を事前に出してるわけだから。10年間の。「それに基づいて,いまこうなってます」と。例えば「計画通りにいってます」,「これは遅れてます。理由はこういう理由で」とか。そういうふうな流れの中でやっていかないと,その都度の口頭発言ではちょっと各委員さんも把握しきれないと思うんですけど。どうなんですか。資料あるでしょう。私たちは,委員会としてはそれをチェックしていく責務があるから聞いてるわけだからね。だから口頭じゃなくて,前のスケジュール表に載せて,それで各委員に配付をして,それで説明してくれないと,一方的に説明されてもチェックのしようがないんですよね。どうでしょう。

参事兼都市計画課長)資料は今回は持ち合わせておりませんので,次回では如何なものでしょうか。

前島委員長)作っていないんですか。じゃあ,なにで進捗状況を把握してるの,参事は。

参事兼都市計画課長)といいますのは,今回は業者選定が27日に行われまして,10月早々に入札ということでございますので,それらが終わってから金額もある程度のつかみができますので,それができてから作成しようかなとは思っていたところでございます。

前島委員長)進捗状況っていうのは金額だけじゃないでしょう。参事としては全部掌握する責務があるんじゃないの。この4路線については今どうなっているんだと。それで遅れてれば遅れてるように,部下にそういった指示をしたり,部長に相談したり,そうやって進めていくんじゃないの,仕事っていうのは。

参事兼都市計画課長)皆さんのお手元には資料は配付しておりませんけども,うちの方で持っております前回の資料に基づきまして,口頭でちょっと説明させていただきたいと思います。
 貝地・高浜線には,先ほど申しましたように地元の一部の住民からの反対がございまして,現在滞っているような状況でございます。今年度は,高浜につきましては測量及び調査を一部予定しておりましたが,年度残りも半分ということで,これからその反対者の説得と申しますか,そちらの方も難しい状況でございますので,貝地・高浜線については測量等が今回は見送られると予定しております。
 次に,村上・六軒線でございますが,今年度は説明会だけでございましたが,説明会の時にだいぶん協力体制と言いますか,皆さんのご理解が得られまして,当初今年度は測量は予定しておりませんでしたけれども,測量調査等を今年度していきたいと思いまして,去る27日に業者選定を依頼したところでございます。それからその後の工事等につきましては,国道6号バイパスの進捗状況等を考慮しながら進めていきたいと思っております。
 次に上林・上曽線でございますが,当初の予定では平成18年度に説明会,それから一部の測量調査業務に入るということでございます。当初のスケジュール通りに上林・上曽線については現在のところ進んでいるものと思われます。先ほども説明いたしましたが,上林・上曽線も9月27日に業者選定が終わって,10月早々に入札になる運びとなっております。延長が長いものですので,測量調査等につきましては全延長の2分の1程度を今年度発注する予定でございます。
 それから美野里・八郷線につきましては,今年度の予定といたしまして,平成18年度は関係機関との協議,それから地元説明会という予定でございますが,いま小美玉市と,国道355号線のバイパスについての交差部についての協議をしておるところですので,これが済み次第,地元説明会に入っていくということで予定をしているところです。以上です。

前島委員長)参事ね,貝地・高浜線などで一部反対者があるので止めている,難しい状況にあるっていう説明なんだけど,これ地権者誰と,何軒とやって,みんな反対してて,その後は交渉に入っていないっていう意味? それとも実際にやったの? 反対してる地権者と,執行部の方で説明会なり協力依頼というか,どういう行動をしたの? 肝心なところの報告がないんですよね。ただ一方的に反対者がいて難しいからって言っても,地権者と交渉はしたの。

参事兼都市計画課長)地元説明会後に,反対意見ということで市の方に2回ほど上がってまして,そのときには代表者名でうしろに連名という形でついてはいませんでしたので,市の方でその路線の前後と申しますか,路線に関係するところの地権者全部調査いたしまして,各一軒一軒,整備についての考え方を聞いてきましたところ,城南中側の方がほとんど反対であると。それから高浜の幼稚園の裏にも2,3名の反対者がいるという状況でございました。その後,どのように進めていったらいいのかということで,内部で協議をしているところでございますが,その後,その反対している方については「その後どうでしたか」というようなところまではまだ行っていないのが現状でございます。様子を見ながら,その反対している方のところへ再度訪問するなりして,その後の心境といいますか,考え方についてもう一度聞いていきたいと思っているところでございます。以上です。

前島委員長)以上で説明は終わりました。ただいま説明のあった件について,ご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)まず1点目ですけれども,一覧表の④,(仮称)美野里・八郷線の名称についてですけれども,これは「仮称」と最後まで付けるんですか。

参事兼都市計画課長)その仮称名で支援道路として認定したので,県の方では最後までそのまま使っていただきたいというようなことでございます。

櫻井委員)もう1,2点あるんですけども,特例債事業に関して地域計画課の担当の方に,約1週間ぐらい前にお電話してお尋ねしたんですけども,10年間で特例債事業の総額が170億円ぐらい予定してるんだというふうに伺いました。そのうち,簡単に言えば借金を130億円ぐらい予定してるんだというふうに伺ったんですけども,この中で特例債やると約68億園ですら約70億円っていうところですよね。その説明が食い違ってるような感じがするんですけども,いかがなものでしょうか。

都市整備課長)特例債事業は道路と,それから箱物というか施設整備と2つに分かれておりまして,当初より道路の方は68億9,700万円を確保しておりました。地方債で130億円ぐらいと。残り60億円ぐらいが施設分の地方債の割り当てとなっておりまして,今回事業を追加いたしますけども,その68億円の道路分の枠,これについては変更をかけないという形で進めていきたいというふうに考えております。

櫻井委員)では,私の聞いた説明は間違いないということでよろしいんですね。全体的な枠から見れば。分かりました。
 もう1点伺います。朝日トンネル整備事業についてですけれども,これは現在。新治郡で県会議員の選挙が予定されてまして,その中で現職議員が「私が落選すると朝日峠トンネルの計画は水泡に帰す」という言動をしていることと,紙を配ってるんです。印刷物を。こういう性質の事業なのかどうか,ちょっとお尋ねをしたいんです。

都市建設部長)一切そういうことはございません。事業が決定すれば,どうなろうとですね,私どもは一生懸命やってまいります。県もそのつもりだと思います。なお,そういうことがあること自体,私どもは知りませんでしたので,先ほど副委員長から言われましたが,一切ございませんという話をしております。

櫻井委員)私もそうだろうとは思ってはいたんですけども,極力,立場のある方なので,そういう言動,印刷等での配付っていうのは注意しづらいでしょうけども,何らかの形で,議員であろうと指導すべきだなと思いますので,そのお計らいをお願いしたいなと思います。

小泉委員)さっき委員長の方から,特例債の道路の進捗状況をね,ちゃんと出してもらわないと進まないと。というのは,特例債というのは10年間というスパンでやるんでしょ。そうすると,この道路なんかはですね,大体地権者がオーケーすればできるわけですよね。それで今,貝地・高浜線の話も出ましたが,当然これ反対の方がおると。そういうことが分かってるわけですから,どなたが反対してるとかそこまではともかくね,じゃあ反対してる方が例えば3人だと。その方はどのような手法で話し合いをして解決するんだとかね。3人のうち2人はこの方にお願いして了解を取るとかね。何かそういう具体性がないと。大体道路でみんな失敗しちゃうっていうのは,いわゆる反対の方が何人かいるというようなことで,例えば6号バイパスもそうですよ。みんなそうでしょう。ですから,委員長が心配してるのはその辺だと思うんですよね。それは私どもが知ってなきゃならないんですよ,なぜそれが遅れるのかを。そういうことはやっぱり,皆さん方が細かく委員会に報告しないと。この地区はこういう方が反対してるんだと。ただし,話し合いの中であと何回か交渉すれば解決するとかね。この人は駄目ですよと。解決の見込みはないとか。そういう具体性がないと,なかなか道路の場合は私は難しいと思うんですよ。だからそれはやっぱり委員会に,一番大事な皆さん方のそれを委員にお知らせするとか,困ったときにお願いをするとかっていうのが,この委員会の内容だと思うんですが。今日のテーマも進捗状況ですから,その進捗状況があまりはっきりしないようでもしょうがないと思うので,よろしくお願いしますよ,その辺ね。以上です。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかにご意見等はございませんか。

山口委員)山口です。合併特例債事業の貝地・高浜線のことなんですが,これまでも私は,合併特例債のときも,執行部が言ったようにね,反対があるのを協議会で強引に決めちゃったというか,協議会というのが時間が限られてるもんですから,そういう意味で決めざるを得なくて,それ決めないと反対されちゃうっていうこともあって,そういう形に進んできたんじゃないかなと私は思うんですけど,この問題は6号バイパスの問題も執行部っていうか,前のトップの問題なんですけど,それがまずかったということでああいうことになって。今度だって市長は替わっても,よく私は,言っちゃいけないかどうか分かんないけど,どこでもそうなんですが,裏の有力者,そっちの方の問題で行政なんかが動いてるというとこがあるんで,そういうところの何で無理に路線を変更してみたり,遺跡があるところを無理に合併協議会で組んだりしたことが,石岡市の行政がまずいんですよね。だからこれは絶対,私は貝地・高浜線は早く,10年間の特例債の中では出来ないから,見直すべきだと思う。はっきり言うと。
 だから都市建設委員会の委員として私が意見を出したいのは,部長らがどうのこうのじゃないんですよ。これはトップなんですよ。トップに,都市建設委員会としてはこれは見直すべきだと,一部分は言えることを言って。かしてつ(鹿島鉄道)と同じですよ。ただ自分の人気取りみたいな形で。そういうことを言っちゃいけないですけど。決断出すのはトップなんですよ。トップがしっかりしてないと,石岡市のすべての問題が駄目ですから,これは貝地・高浜線は見直すように強く要望しますので,部長さん,よろしく市長にお伝えください。これは私の要望です。

前島委員長)ほかにご意見ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

都市建設部長)今日の委員会で,朝日トンネルと駅前・東ノ辻線整備事業の特例債事業への追加についてご了解いただけたということでよろしいでしょうか。
 この後ですね,スケジュールとしては,財政面から企画の方から企画委員会へご説明するということでございます。それが終わりましたら,10月中旬頃だと思うんですが,全員協議会の開会を市長の方から要請してあります。その前段として,都市建設委員会,企画委員会,全協ということで階段を経ていきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。

前島委員長)それでは,この件について,皆さんのご意思を確認いたしたいと思います。
 この際,お諮りいたします。朝日トンネル整備事業,駅前・東ノ辻線整備事業の2事業を合併特例債事業に追加する件について,これを了承することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に「仮称・石岡インターチェンジの進捗状況について」を議題といたします。
 本件については,執行部から説明を求めます。

都市整備課長)追加インターチェンジの関係でご説明申しあげます。予算を4月から執行し始めまして,追加インターチェンジについて開発インター制度それから地域活性化制度で今まで考えてまいりました。しかし今年になってからですね,新たな制度の創設が国の方で決まりました。それはスマート・インターチェンジのSAPA接続型というか,サービスエリアやパーキングを使った接続型のインターチェンジをどういうふうに造るかという要綱が出来上がりました。それから国の方では,この26日から開通しております水戸の飯富町というんですか,123号線との。そこに本線直結型のスマート・インターチェンジの社会実験を始めました。これについて国の方の説明では,今後そういった社会実験をやっていくんだというような説明がありました。その社会実験の結果を見て新しい制度を作っていくんだという形でいま進んでおります。
 それで石岡市といたしましては,8月にですね,追加インターチェンジの調査業務委託を発注しております。受託業者さんは虎ノ門コンサルタント。委託料630万円で,期間100日間程度でということで,調査内容といたしまして新たなインターチェンジの利用交通量の推計や整備効果の分析等についての委託を発注しております。この中で一つは,この業務の目的でございますけれども,基礎資料を作成するというのが基本的な目標でございます。現況の把握といたしましては,インターチェンジの利用圏域の想定と地域の現況調査ということで,インターチェンジの利用交通量の把握,同じく利用圏,時間圏の把握,そういったものをしていくと。それに基づきまして新たなインターチェンジの利用交通量の推計などを行いまして,また整備効果の分析,こういったものをやっていきたいと。それが終わりましたら次に,インターチェンジの形状の検討,それから概算事業費の検討,費用便益比,これぐらいの費用でこういう効果があると,B/Cとか言われますけども,こういったものの検討の調査を12月を目途に発注をしていきたいなと考えております。
 それから,そういったものを踏まえまして,国の方の制度としまして社会実験を行いたいということがありましたら,出来るだけ早くにそういったものに名乗りを挙げて行ければと考えております。現在はそういったところで進捗をしております。以上でございます。

前島委員長)以上で説明は終わりました。ただいま説明のあった件について,ご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

鈴木副委員長)いま説明を聞いてますとね,調査費1,600万円をつけて今こういうふうに調査してますよという説明があったんですが,実際に,この前のときに美野里と石岡市で,どっちかなっていうことがあったよね。どっちかなって。実際の話,そのときのインターのつけ方じゃなく,スマートインターチェンジに変えるわけですか。それは,もし美野里で出来ても石岡も大丈夫なんですか。そういう方式でやったときは。

都市整備課長)国は,インターチェンジとインターチェンジの間を大体5キロメートルぐらいの区間で造っていきたいというようなことを考えているようです。そうしますと,千代田石岡ICから岩間ICまでは約14キロメートルございますので,その間に2つを入れますと,これはちょっとそれより短くなってしまうと思いますので,1つが限界かなというのは,今でもそういうふうに思っております。それでスマート・インターチェンジ型でもやはり1つではないかなと考えております。それでうちの方で,なるべく早い段階で国がそういった制度を出せば,そういう社会実験としての時が一番お金が安く済みますので,そういったところに名乗りを挙げていきたいというふうに思います。

鈴木副委員長)インターチェンジも,話を聞いてみますと美野里の方が優勢なんだよね。それは何故かというと,アメリカの飛行場の訓練のやつで小美玉は賛成したよね。昨日の新聞にちょっと出てたようですがね,やっぱり条件付けて相当あれに協力をする態勢をとったっていうことでね。私も実状をむこうの議員に聞いてるんですが,やっぱり美野里の方が有力なんだよな。そうすると,県の方をよく調査もしないで今までやった1,600万円だって無駄になるんじゃないかっていう言葉も,この前出たよな。そのへんのところは,本当に実際に,石岡にインターが出来るかということを,県と早く話し合いをしたり,いろいろなニュースを聞いたりしてやらないと,1,600万円が無駄になっちゃうよな。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかにご意見等はございませんか。

入江委員)先ほどの説明の中で,インターの今のお話ね。8月に630万円で発注して,それが100日間で結果が出るというようなことなんですが,これらについての詳細な内容はちょっと分からないんですが,もう一度,この問題はもちろん現在,小美玉市と石岡の綱引き合戦だよね。それで,先ほどの休憩中の話の中では,石岡市の方へ造った方が経済的な効果があると,こういう説明ですが,ただ,美野里側に出来たにしろ経済的な効果は,例えば1キロメートル先に出来たってこちらに出来たって,そういう見方は我田引水的な見方なのかなという感じもするわけで,そのほんはやっぱり百里の民間飛行場,あるいはF15の訓練飛行を認めるという中での条件となれば,明らかに内容的にはならないでしょうけども,そういう中で先ほど副委員長からも話がありましたように,向こうが有利かなというような,私は主観的な見方もできるわけでありますが,それについての630万円の発注した内容について,もう少し詳しくお願いできれば。

都市整備課長)内容でございますけれども,一つには先ほど申しましたように現況把握ですけれども,この場合,インターチェンジの利用交通量の把握ということで,水戸方面,東京方面。時間とか経年変化。ETCの利用率などについて調べたり,それからインターチェンジの利用圏域,それから時間圏域の把握という形で,センサス等を使いまして,交通の発生を解析するような仕事。それから時間圏域としましては,利用走行速度から両インターチェンジの時間圏域などを,石岡と岩間なんですけど,その間の時間圏域などを想定すると。それから地域の現況把握というのは,従来の形で,国勢調査によってどういった人口が貼り付いていたり,どういう物流の拠点があったり,というのを割り出していくと。そういったものから,将来の追加インターの利用圏域というのもきっちり把握しまして,そこにどのぐらいの利用が出てくるのかと。その利用が出てくるということで,高速道路会社としては,そこで料金が上がらないとそこでやっていけないということですので,そういったものを発注する。そのためには,現在の交通量だけでは決まった料金しかないと。ですから,新たにそこに造ったときに,もっと増える要因は何かなと。増える要因を一つ調査してみましょうということが3つ目なんですが,それらをすべて加味しまして,初めて整備効果の分析というものをやっていきます。その整備効果の分析が終わりますと,一つの報告書のような形で,うちの方のインターチェンジでどれぐらいの新たな需要があって,利便性,それから時間と費用を勘案しまして,どれぐらいの経済効果が出るんだと。そういったものを持って,初めて国や県の方に交渉に行ける形になると思います。また,うちの方の場所につきましても,村上・六軒線のぶつかるあたりっていうのは非常に条件が良いところでございまして,単にぶつかるところっていうのはなかなかないんですけど,それよりちょっと外れると,思った以上の,サービスエリア等と同じようなぐらいの,そこまではないですけど,条件的にちょっと良いところがございますので,新たな実験を行う場合,本線直結型というのは,水戸ではバスストップを利用しましたので,初めから車線があるところだったんです。そういうところに付けてみたと。
 うちの方で今やろうとしてるのは,そういうのは何もないんですけども,全体として条件が良いので,そういうところに付けた場合にはこのぐらいの効果がありますよというようなことが出来るんじゃないかなと思ってます。美野里パーキングも確かに条件は良いかなと思うんですけど,美野里パーキングの場合,岩間インターから直接飛行場に行く路線がいま計画されています。それとダブるようなところがございますので,県としてどういうふうに判断していくか。岩間インターの効果があるところにもう一つ付けるのが良いのか,それじゃなくて,もうちょっと外れた方に付けるのがいいのかというところも,一つの判断材料じゃないかなというふうに思っております。県としても,そういうところはまだ決めかねているので,うちの方の調査結果などを出していきまして,強く要望していきたいというふうに考えております。以上でございます。

入江委員)利用圏域とか物流とか,いろいろなものが調査を発注した中で出てくると思うんですが,それに基づいて12月を目途に発注したいと。8月に発注して100日っていうと,大体12月中だよな。12月に発注するのは,いわゆる設計の発注なの,これ。

都市整備課長)いま条件整備をやってます。ある程度,こういう所で決めたいというふうにうちの方で決めます。そしたら,具体的にそれが可能なのかどうか。実施設計っていうほどの細かさじゃないんですけれども,ある一定の図面を,絵みたいなものですね,それもまったく絵空事じゃなくて,こういうふうにやれば現実に可能になるでしょうというような,そういった形の,ある種の形状を検討したものをいくつか出してもらうと。こんなふうにやればうちの所でも出来るんですよ,というものを今度は示して行かなければならないと。それには概算としてこれぐらいかかるんだと。実験ですと国もお金を出しますし,県も出さなきゃいけない。すると,このぐらいの費用なので,何とかお願いできませんでしょうかと。例えば水戸のインターですと,整備費が大体10億円ぐらいかかっております。そのうち,国が半分程度出してるそうでございます。正確な数字はちょっと教えて貰えませんので,約10億円ぐらいで半分ぐらい国が出してるというようなことですので,うちの方で大体例えば15億円かかりますよと。すると国はその半分ですから7億円で済みますよと。県もやはり出してくれてるそうですので,うちの方としてどのぐらいの費用で済みまして,効果がこのぐらいありますよということを,それを持って交渉しませんと,「どのぐらいかかるの」と言われても「いや,よく分かりません」というのではちょっと交渉できないと思いますので,そういうことをやって,変な話ですけど,なるべく他に行かないように頑張っていきたいというふうに思っております。

入江委員)結局総枠の,いわゆる先ほどのトータルプランじゃないけども,相手側が「これでは仕方ないだろう」というような,基礎的なものをしっかり作ってやるんだと,こういうことで理解していいのかな。そういうことで,頑張ってください。

前島委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に「都市建設部の9月入札実施分の各工事について」を議題といたします。
 本件については,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)私の方から,道路建設課で9月分についてお話申しあげます。計14本を入札,工事の方で実施しております。うち,条件付き一般競争入札が一番上の1本でございます。そのほかについては指名競争入札でございます。
 あとは希望価格,落札価格,落札率が示されておりますので,よろしくお願いいたします。

八郷総合支所建設課長)2枚目ということで,支所の建設課で発注した分,11本でございます。見方については道路建設課長の方と同じ形で見ていただければと思います。以上です。

下水道課長)下水道課の発注状況を説明いたします。4本で,2本が条件付き一般競争入札,2本が指名競争入札となっております。希望価格,落札価格,落札率は掲載のとおりであります。

八郷総合支所下水道課長)支所下水道課の方からご報告申しあげます。工事につきましては記載のとおり8本を発注しております。そのうちの2本が一般競争,その他については指名競争ということであります。9番目にありますのは道路台帳の作成ということですので,これはコンサルの業務になります。以上であります。

前島委員長)以上で説明は終わりました。ただいま説明のあった件について,ご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ないようですので次に「その他」として,何かご発言はございませんか。

山口委員)貝地・高浜線の問題もありますけど,6号バイパスの問題なんですけど,田島下のあたりでいろんな工事やってますよね。土地の買収の問題もあるし。6号バイパスの進捗状況ですか。それから,中津川のところが全然まだ調査できてないと思うんですよね。そういうことから言っての見通し。貝地・高浜線は10年間でやらなきゃならないんですよ。そうすると6号バイパスが絡んでいったときに6号バイパス問題解決しないとこれ無理だと思うんですよ。そのへんちょっと,どういう状態になってるかお聞かせ願いたいと思います。

都市整備課長)6号バイパスの進捗状況でございます。特に中津川地区についてのご質問だと思うんですが,中津川地区で反対する方は何人かおられます。今でも。具体的にはちょっとあれですけど。
 その反対されていない方の家屋につきまして,家屋調査がすべて終わっております。私が聞いてるところでは,1件だけ金額を提示されてると聞きました。そのほかの方々は,まだ確認調査をしたものを,これでよろしいですか,という形で,その調査した結果と自分が持ってるものが正しいかどうかを今,確認に来られているということです。それが終わりますと,今度は金額提示になっていきます。それが5件近くそういう状態になっています。それから,遅れておりましたけど,建物調査そのものに入っていくのが5件ぐらい,また追加で,この10月以降建物調査に入っていきます。そうすると,前からかなり強く反対されていた方以外のところの住宅についてはほぼ調査が終わって,金額提示で交渉に,今年度中には入れるのかな,というふうな状況でございます。それは建物の部分で。
 それから建物以外の部分の土地については,北根本地区,そこを越えまして,北根本地区まで買収に入っていくことは間違いない。条件さえ良ければ,東田中の方まで一部行きたいというような形で言っておりますが,その辺のところについては,まだ不確定要素がありますが,いま,そういう状況になっております。

山口委員)中津川下から北根本まで進んでるっていうことで,6号バイパスは出来ると思うんですけども,県の附帯意見で,遺跡が出たらば変更もあり得るよ,ということになってるからね。私はそれで最終的には解決するんだと思ってますが,今のところで,一部分,2,3名ということを言ってますが,中津川の話を聞くと,何十名か,30名とか40名とか,一緒に同意して反対になってるということで聞いてるんですよね。ですから1名が反対から抜けたとかまた加わったとか,私もいろいろ聞いてるんですけど,実際に,代表・○○(個人名)さんのほかに何名なんですか,その署名。おそらく人数がかなりあると思うんです。

都市整備課長)当初,6号バイパス反対の会ということで,たくさんの方が署名されておりました。その後,「現実にどういう方が会員なんですか」と言っても会員の名簿をもらったことはございません。また,くれません。一番最初の署名があった人たちだと言っておりますが,その大多数の方が,ただいまの状況で建物の調査までオーケーしてくれています。それをオーケーしてくれるということは,事業に基本的に合意をしてくださっているということです。金額の問題はまたあるかも知れませんが。まったく話をしてくださらないというのは何軒か。具体的になってしまうとまずいので,4,5軒の方がおります。一部,人の迷惑にならないようにということで,境界確認まではしてくれた方も若干おります。そういった形で,何十名という話はまったくございません。なおかつ,範囲は誰だったですか,ということについて,会員名簿をいただいたこともございません。以上でございます。

山口委員)いま,会員の名簿は分からないということで,こちらでは分からないんでしょうけども,市長に対しての要望出してるメンバーの名前っていうのは,私は見せてもらってます。だから,人数はかなりあります。だから,2,3名ということで,大体もう大丈夫なんだみたいなことを言ってるけど,実際のところはそういうことなんで,よく市長の方に出してるのとか,執行部の方の分かんない点がありますから,それっていうのはよく聞いておいた方がいいですよ。2,3名だと思ってたらとんでもないですから。それだけは私はよく確認した方がいいと思います。

都市整備課長)山口委員の言われるように,よく確認したいと思います。

鈴木副委員長)いま民家って言ってるがね,民家は何軒ぐらいかかるの。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ほかにご発言はございませんか。

八郷総合支所下水道課長)八郷の水処理センターの工事についてご説明をしておきます。八郷の水処理センターについては,平成14年10月から供用開始しておりますけれども,当初の計画で,水処理施設が4系列になる予定がされております。たまたま第1系列のみが行われているわけですけれども,流入量の増加に伴いまして,平成20年,来年,再来年にはいっぱいになるという計画がありましたので,昨年度から,平成17年度に設計を行いまして,今年度18,19年度の2か年の計画事業で,第2系列のみですね,4のうち2つ目の水処理工場を出したいということで,予算をとってあるわけですが,今回工事として発注されますので,ご報告申しあげておきます。
 処理能力につきましては最大2,580立法メートルなんですが,平均しますと1,972ということで,今回造りますのも,前にあったものとほぼ同じような状態で造られます。設計の内容につきましては,土木関係,機械関係,電気設備とありますけれども,そして分割発注についても考えたんですけれども,流入量の増加傾向,早く完成したいということもありますし,工事の行程が1社の方が調整がスムーズだということもありましたので,一括にてお願いしたところでございます。以上,ご報告申しあげます。

前島委員長)説明終わりましたけど,この件についてご質問ある方。

櫻井委員)この水処理センターについては以前からいろいろ噂が出ておりまして,ああ,それだなということで,いま分かりましたけども,これどうなんですかね。一括というよりも分離発注の方が。まあ,行程云々という話は分かりますけども,経費的には安く上がるんじゃないかなっていう感じはするんですけど。給食センターの入札とか,この間の70パーセントぴったりのやつもありましたよね。こういう機械工事とか電気設備工事,ああいったものっていうのは分離発注の方が落札率的にも経済的であるのかなっていうふうな感じはするんですけど,いかがなものなんですかね。こういう大きな工事ですから。

前島委員長)文書に「一括にて発注いたしました」ってあるけど,これ,発注はしてないでしょ。

八郷総合支所下水道課長)「発注いたしました」というのは言葉がちょっと違いますけども,10月11日開札ということで,一般競争でお願いしてあるはずでございます。

岡崎委員)櫻井委員との関連で質問するんだけども,これ工期的にはどうなんですか。時間はかなりあるんですか。

八郷総合支所下水道課長)20年3月までというようなことで計画はしておりますが,出来るだけ早く上げたいと思います。2年継続事業で,議会の方の議決はいただいている案件でございます。

岡崎委員)工期が充分あるということであれば,分離発注の方が安く上がるのか,一括発注の方が安く上がるのか。それは業者さんは一括発注してもらえばやりやすいでしょうけども。その辺についても検討していただいた方がいいと私は思うんですがね。

都市建設部長)給食センターを建てる際には一括発注すれば3,000万円ぐらいの経費節減になるということで,また期間がないということで一括発注の理由にしたわけでございます。それからもう一つが,工事の進め方がうまくいくというような。セクション別の進め方ですね。それが一括だとうまく行くというような形でお願いをして,ご了解をいただいたわけでございますが,確かに分離発注を行っていけば,経費的には,すべてのものを見なくてはならないので,分離発注の方が予算はかかります。これはどの事例でも同じだと思います。一括発注ならば,経費がダフってる部分,あるいは同じような工事が伴った部分の経費は節減できますので,そういう部分では経費節減になっていくということでございます。
 今回の工事を一括発注にしたということでございますが,これはご存知のようにプラントなんですよね。プラントを造るということなので,一括の方が事業も進めやすいということで,担当課の方もそういう考えでございましたので,一括で発注をするということで,業者選定も終わっております。その業者選定の考え方でございますが,やはり主体は土木・建築ということでございますので,土木を主体といたしまして,1,200点以上。それから水道施設,これが評点で900点以上を持ってる。それで完成工事高が2億円以上。そうしますと,日本国内の土木の大手,あるいは200点以上の会社を見ますと,大体全体で70社を超える会社がございます。しかしですね,ご存じのように防衛庁,あるいは下水道,いま福島の談合が出でおりますが,まだこちらは決まってませんが,そういったもので指名停止になってる業者が非常に多いです。下水道施設も大手は殆ど指名停止になってます。そうしたものを抜きますとですね,条件をクリアできるのは29社。その内訳を申しますと,7億円以上が8社,5億円以上が7社,3億円以上が5社,2億円以上が9社というような内訳になります。ですから,30社近い業者があるということでございます。

櫻井委員)そうすると,給食センターと同じように,県内業者は入れないというような状況ですか。

都市建設部長)そういうことでございます。県内でも大きな会社がございますが,県内の業者も残念ながら指名停止になっております。○○○○(企業名A)は指名停止でございます。そういうことで,非常に多くの会社が指名停止,あるいは指名停止された直後というような形でございます。それから,指名停止される予測が,福島でも○○○○(企業名B)は名前が出てますので○○○○(企業名B)。あるいはその他の大手もかなり入ってくるのかと思います。そういったものについては,恐らく参加できないようになってますので。一応予定は,参加できる可能性のある会社は29社あるわけですが,かなり,非常に低い,染谷の農集の場合,あるいは給食センターの場合と同じような形になっていくのかなというふうに考えております。以上です。

櫻井委員)これ,結果的に5,6社しか参加しないというパターンになりますよね。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。



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