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前島委員長）ただ今から都市建設委員会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議題は，付託された議案の審査として議案第１号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第５号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成19年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成19年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」，議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第17号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第４号）」，議案第18号「平成18年度石岡市駐車場特別会計補正予算（第１号）」，議案第20号「平成18年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）」，議案第48号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第57号「石岡市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例を制定することについて」，議案第61号「市道の認定について」ないし 議案第65号「市道の廃止について」。 付託された請願の審査として，請願第５「十日橋（大増地内）の歩道設置 についての請願書」。 以上であります。 付託案件の説明のため，本日，委員長において出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 初めにお諮りいたします。 本日の議題であります議案第61号ないし議案第65号，及び請願第５につきましては，その現状を調査するため，委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 最初に，議案第１号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第５号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成19年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成19年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」，以上４件を一括して議題といたします。 なお，議案第１号にかかる審査範囲につきましては，お手元にご配付いたしました審査付託表のとおりでありますので，よろしくお願いいたします。 本案については，初めに執行部から，主要事業及び新規事業について説明を求めます。 道路建設課長）私の方から，それでは説明させていただきます。この「主要事業施策の概要」から説明させていただきます。ページにして15ページでございます。まず道路一般事務費でございます。これは道路行政の円滑な運営を図るためということで，各種協議会の負担金と，それから粟田橋の改築事業に対するかすみがうら市への寄附金1,000万円でございます。各種協議会については12件ほどございます。それから次に，国庫補助道路改良事業です。これは市道B3755号線道路改良工事に関する経費でございます。場所は上曽トンネルとの取り付け工事を行っております。これは県に対する委託ということで工事を行っております。経費は5,000万円でございます。 それから臨時地方道整備事業。これは起債事業でございまして，９路線ございます。場所は高浜地内の恋瀬川左岸堤道路，それから北根本の市道A5244号線，それから大砂の0101号線，それから碁石沢の2162号線，それから東石岡の4081号線，それから東府中の0115号線，６号との交差点になります。これが一般の起債事業ということで，起債率が95パーセントでございます。それから林地区B0112号線，それから真家地区のB6650号線については地方特定道路ということで，90パーセントの起債率になってます。林地区は交差点改良ということで，今，用地交渉中でございます。真家地内って言うのは，八郷・岩間線でございます。 それから次の一般市道整備事業。測量設計委託料で3,300万円，市道整備工事で１億5,300万円。うち，まちづくり交付金事業としては2,500万円の費用を持っています。まちづくり交付金事業でいうと，これは場所で言うと，県道石岡・筑西線の市民会館入口から市民会館までを予定しております。18年度も予定しておりましたが，それはまた後日説明させていただきたいと思います。一般市道整備事業では，あと用地費と立木補償，工作物補償がございます。 それから交通安全施設整備事業。これについては歩道や区画線，ガードレール，街路灯などの設置を行っております。 それから次に，排水路整備事業でございます。排水路整備事業は，道路の下流の排水路出会ったりすることが多いということで，あと，雨水の処理をするっていうことで行っております。場所的には貝地二丁目地内，それから三村地内，山崎地内，真家地内がございます。これはやはり起債事業でございまして，起債率は75パーセントでございます。道路建設課の方からは以上であります。 参事兼都市計画課長）それでは，議案第１号のうちの都市計画にかかる主要事業施策概要について説明いたします。同じく15ページの中断よりちょっと下でございますけれども，まず最初に都市計画一般経費として都市計画事業の決定，変更等に要する経費，予算額2,259万2,000円でございます。その中でも主なものといたしまして，新規事業として都市計画マスタープラン策定業務委託料が1,012万円。これは，行政全般の計画である石岡市総合計画を基本としながら，おおむね20年の将来像を明らかにし，土地利用，道路，公園，下水道などの都市整備の方針を示し，その方針をひろく住民と共有し，積極的に活用することを目的として，今後のまちづくりを円滑に進めていくために，２か年にわたって策定するものでございます。次に，都市計画道路見直し検討調査委託料900万円です。これは茨城県都市計画道路再検討指針に基づきまして，都市計画決定後，長期にわたり未着手となっている都市計画道路について，現在の社会情勢を踏まえた都市の将来像に照らし合わせ，再検討を行い，その必要に変化が生じたと判断される都市計画道路については，計画の存続，変更，廃止等の都市計画の変更手続きを行います。 次に，まちづくりワークショップ業務委託料100万円です。平成18年度より都市再生整備計画に基づくまちづくり交付金事業を活用し，中心市街地の活性化を目的に事業が展開されております。その中で，中心市街地内のさまざまな問題を住民と共に研究し，課題の解決のためにどのようにしていけばよいのかを考えるためのワークショップを，毎年いろいろな問題をテーマとして５年間実施していく事業でございます。 その他として，消耗品等が247万2,000円でございます。 次に特別会計繰出金。予算額3,991万1,000円。これは石岡駅東土地区画整理事業特別会計への繰出金であります。 次に都市計画審議会経費。都市計画審議会条例に基づきまして，市長の諮問に対し，都市計画に関する事項を調査審議し，各種都市計画に関する事項について検討するための経費でございます。予算額が33万円でございまして，平成19年度は３回の開催を予定しております。 次に宅地開発指導経費。予算額58万3,000円。まちづくり特例市の事務権限委譲により，平成18年10月１日より市街化調整区域への開発行為許可等を行っているところでございます。平成19年度10月１日からは，市街化調整区域の権限も委譲されるため，指導，審査を行うための経費でございます。 次に，都市整備一般経費。予算額111万3,000円。主なものとして，恋瀬橋ロードパーク管理運営協議会負担金の100万円でございます。 次に，特別道路対策事業。これは新規事業でございまして，スマートインターチェンジの社会実験調査委託料が1,750万円でございます。 次に，16ページですけども，国道６号バイパス建設促進事業。予算額53万7,000円。これは，国道６号バイパス千代田石岡バイパスの早期実現を図るための支緩経費でございます。その中の43万1,000円は，国道６号バイパス連設促進期成会負担金でございます。 次に百里関連道路対策事業。予算額11万円。これは百里飛行場民間共用化空港の具体化に伴い，アクセス道路等の整備促進を図るため，調査及び国・県等関係機関への要望等の支援を行うための経費でございまして，協議会負担金として10万円を計上させていただいております。 次に，石岡駅周辺整備事業。新規事業でございます。人道跨線橋改築計画に伴い，駅舎改築と西口駅前広場等の計画検討調査委託料として600万円を計上させていただいております。 次に，議案第６号の石岡市駐車場特別会計予算について説明させていただきたいと思います。ページ数で言いますと，22ページになります。駐車場特別会計，駐車場管理運営経費として，予算額1,605万7,000円。これは石岡駅東市営駐車場の維持管理経費でございます。主なものとして，駐車場管理委託料149万9,000円。それから駐車場修繕工事が33万円。それから公共用地調整負担金として780万1,000円です。それから一般会計繰出金が263万円でございます。 以上でございます。 都市整備課長）私の方からは，都市整備課について該当するところで，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業のご説明を申し上げます。この事業は，合併特例債を活用した道路整備事業としまして６路線の整備を考えているところでございます。平成19年度におきましては上林・上曽線，仮称の美野里・八郷線，仮称の八郷・新治線，この３本についての予算を計上しております。委託料としまして，用地測量及び道路の詳細設計を，上林・上曽線で5,800万円。同じく路線測量委託を美野里・八郷線で3,620万円。通称の八郷・新治線。簡単に言いますと朝日トンネルのところでございますけれども，こちらの方の用地測量及び道路詳細設計の委託といたしまして１億580万円出しております。それから用地買収関係といたしまして上林・上曽線で1,900万円。工作物等の補償で100万円。その他の経費としまして72万7,000円。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業全体としまして２億2,072万7,000円となっております。 それから次に街路整備事業，単独分でございます。これにつきましては，主なものといたしまして都市計画街路の用地の借地と法面の借地でございます。４路線ございまして，43万6,000円となっております。また，都市計画街路事業促進協議会負担金が２万5,000円。その他５万7,000円となっております。 それから公園の維持管理経費のことでございます。こちらの方には公園の通常の維持管理と，上池公園の整備の基本設計委託が計上されております。まず上池公園の基本設計委託としまして650万円要求しております。これは，平成18年度に実施しましたワークショップの結果を基にですね，基本設計を行っていくという事業でございます。それから公園の施設諸工事でございます。これが650万円。内訳としましては，八軒向第３公園のネットフェンス及び防球ネットで250万円。それから高木の剪定。国府公園ほか６か所で400万円が主なものとなっております。その他といたしまして，維持管理清掃業務の関係で，市内18か所の都市公園と13か所の緑地等の定期清掃，施設点検，補修等を行う経費で3,548万3,000円となっております。公園維持管理経費全体では5,544万6,000円となっております。 それから特別会計への繰出金でございます。これは下水道事業特別会計への繰出金としまして13億94万5,000円。都市計画総務費の方から下水道特別会計の方へ繰出金として計上されております。 次に，議案第８号の方になりますが，石岡駅東土地区画整理事業の19年度の予算についてご説明いたします。この事業，全体事業計画としまして11.4ヘクタールの広さのところ，平均の減歩率27.11パーセントで実施しております。施工期間が昭和61年から平成20年までとなっております。しかし，本年10月をもちまして本換地終了と予定しておりますので，事実上の区画整理事業の終了予定となっております。その時に同時に町名の変更なども実施する予定でございます。事業内容といたしましては，確定測量業務，それから事業計画変更認可の申請書作成業務，換地計画供覧・縦覧業務委託，換地処分通知書の作成業務，それから区画整理登記業務，保留地の保存登記業務などを行う予定になっております。全体としまして6,474万9,000円となっております。以上でございます。 道路管理課長）私の方からは，土木費のうち，道路管理事務費についてご説明申し上げます。14ページの土木費，道路管理事務費ということで，適正な市道管理を行うために要する経費として，道路賠償責任保険料97万1,000円，道路台帳補正委託料1,091万円ということで計上しております。これにつきましては，道路の賠償の保険料につきましては，旧石岡分が674キロメートル，旧八郷分としましては1,267キロメートルの保険料になってございます。道路台帳補正委託料につきましては，平成18年度に道路等に改良が伴ったものにつきまして，整備されたものにつきまして，台帳の補正を行う予算でございます。 続きまして，15ページの道路維持諸経費ということで１億1,397万2,000円。これにつきましては市道の維持補修に要する経費を計上したものでございます。道路等補修工事費5,500万円。これにつきましては道路の補修，側溝の清掃，歩道の補修及び除雪等の工事費であります。続きまして後退用地の舗装工事費500万円。これにつきましてはセットバックにより取得した土地の舗装の工事費を計上したものでございます。工事用材として1,650万円。これにつきましては旧八郷地区において行われている坂道舗装のための生コンクリート及び砕砂石の材料費でございます。続きまして補修用材として2,000万円。これにつきましては合材，Ｕ字溝，側溝蓋，砕石，融雪剤等を計上したものでございます。続きまして交通安全対策工事費として300万円。特に交差点等，事故が多い箇所について，交通安全に資する工事を行う費用として計上しております。以上でございます。 建築住宅指導課長）建築住宅指導課分についてご説明いたします。ページは14ページになります。一番下の方にございます建築指導事業1,382万7,000円です。これは建築指導の中で，狭あい道路拡幅事業を行うための経費が主なものでございます。最初に狭あい道路拡幅整備促進補助金440万円。これは石岡市狭あい道路拡幅整備促進補助金交付要綱に基づく既存塀等の撤去事業に要する経費の一部を補助するものでございます。補助の算定額が40万円を超える場合には，超えた額の２分の１を40万円に加えた額を補助するもので，申請件数11件を見込み，補助金は440万円を計上しております。 次に狭あい道路分筆補助金540万円。これは石岡市建築行為等に係る分筆測量補助金交付要綱に基づく分筆測量費用の一部を補助するものであります。後退用地の買い取り，または寄付の場合は20万円を限度に買い取り，または寄付以外で分筆及び公衆用道路に地目変更する場合は査定額の２分の１とし，10万円を限度に補助するものでございます。申請件数27件を見込み，補助金は540万円を計上しております。 次に15ページの一番上になります。木造住宅耐震診断士派遣事業，木造住宅耐震診断事業補助金64万円。この事業は，昭和56年５月以前に建築された木遣住宅の耐震診断を行うための診断費用を補助するものでございます。診断戸数は20戸を見込み，１戸あたりの診断費用は３万2,000円を予定しております。この診断費用のうち個人負担の2,000円を差し引いた３万円に対しまして，国50パーセント，県22.5パーセント，市27.5パーセントの補助割合で実施するものでございます。なお，個人負担分は負担金として収入しております。個人負担分を含めた事業費64万円を計上しております。 次に，ひとつ飛んでその下なんですけれども，道路維持経費のうちの後退用地の舗装工事につきましては，道路管理課長の方から説明がございましたので，省略させていただきます。 次に，狭あい道路整備事業，後退用地購入費980万円。これは石岡市後退用地の整備に関する指導要綱に基づき，道路中心から２メートル後退した部分，いわゆるセットバック部分の用地を購入するものであります。後退用地の買い取り価格は，１平方メートルあたりの固定資産評価額の３分の２の額で。角切り用地の場合には１平方メートルあたりの固定資産評価額の額で購入するものであります。売り渡し申し出件数27件を見込み，購入費用980万円を計上しております。 次に16ページになります。中ほどに市営住宅維持管理経費，4,333万6,000円。市営住宅の修繕等,維持管理に要する経費が主なものでございます。最初に建物修繕267万6,000円。これは入居者が退去した後の室内クロスの貼り替え，浴室防水，コーキング修繕，畳床の取り替えなどのほか，計画的に実施する修繕費用でございます。計画的修繕としましては浴室内給水バルブの交換，玄関ドアの交換，階段の修繕がございます。次に備品修繕238万1,000円。これは壊れたときに随時に行う流し台，ガス台交換，風呂釜交換費用等のほか，こちらにも計画的に実施するものといたしまして，ガス漏れ警報機交換を計上しております。 次に住宅修繕工事。1,680万円。住宅修繕には退去後の室内改修工事，給水管改修工事，合併処理浄化槽修繕工事費ほかを計上してございます。最後に弁護士委託料168万4,000円。これは悪質な滞納者３名に対して，裁判において家賃の支払いと住宅の明け渡しを実施する必要を計上しております。 その下の住宅用防災警報機設置事業373万1,000円。この事業は，消防法及び火災予防条例において火災報知器の設置が義務づけられているもので，県の地域住宅計画に位置づけし，その計画に基づいて行う地域住宅交付金の基幹事業及び提案事業として実施するものでございます。 住宅用防災警報機設置期限は，平成23年５月31日であるため，平成19年度から開始し，平成22年度までに全部の市営住宅へ設置する計画であります。今年度の設置住宅数は187戸で，事業費373万1,000円を計上しております。以上でございます。 下水道課長）下水道事業特別会計の方の説明をいたします。下水道使用料徴収経費でございます。1,338万4,000円を計上してあります。下水道使用料の賦課徴収に要する経費で，口座振替，コンビニ収納手数料，合わせて197万5,000円。それと電算のシステム使用料168万9,000円などが主なものでございます。 次に，流域関連公共下水道整備事業（補助）でございますけれども，国補事業でおこなっております流域下水道の整備事業に要する経費，３億4,607万9,000円を計上してございます。場所としましては北府中一・三丁目，鹿の子二丁目，若松二丁目，田島地内の工事を予定しております。管渠埋設工事で３億738万2,000円。設計委託が3,715万円を見込んでおります。工事延長としましては約3.5キロメートルぐらいになるかと思われます。 その下の流域関連公共下水道整備事業（補助・雨水）でございます。これは１億円計上してあります。雨水幹線（山王川）の整備といたしまして，今，泉橋の下流側を整備しておりまして，この工事によりまして泉橋までは完了する見込みであります。工事延長といたしましては52メートルを予定しております。整備工事費で9,980万6,000円を見込んでおります。 その下の流域関連公共下水道整備事業（単独）でございます。国補以外の下水道の整備工事でございまして，国補と併せて実施しているものが主でございます。場所としては国補と同じように，北府中一・三丁目，鹿の子二丁目，若松二丁目，若宮地内となります。管渠埋設工事で１億2,947万5,000円。設計委託が1,595万円を見込んでおります。それと下水道整備計画策定業務委託840万円。これは平成20年度に予定されております茨城県の生活排水ベストプランの見直しに伴いまして，市でも見直し業務に当たるための資料とする業務委託でございます。予算額では，併せて２億3,820万6,000円を計上してあります。 その下の流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）。これは山王川の改修に要する経費で，583万3,000円の予算額でございます。山王川の補修工事になります。142万5,000円。そのほか，設計委託で350万円。これは随時整備していくため，現在泉橋まで終わっておりますけども，その上流側を整備していくための設計委託料でございます。それと除草委託料としまして90万8,000円。 ４つ飛びまして流域下水道事業，2,039万9,000円。これは霞ヶ浦湖北流域下水道の整備に使うものでございまして，阿見町，土浦市，かすみがうら市，石岡市，小美玉市の５市町村の加入の流域下水道となります。その工事の負担金でございます。2,039万9,000円を計上してございます。流域関連は以上でございます。 八郷総合支所下水道課長）それでは，22ページの中ほどより下になりますが，公共下水道整備事業についてご説明申し上げます。補助分と単独分とありますが，随時ご説明申し上げます。管渠埋設工事ということで，１億9,750万5,000円。それに伴う委託料2,520万円。併せて２億2,599万3,000円，これが公共の管路工事でございます。 それから水処理場の増設工事でございますが，２か年継続ということで，来年度分の補助分が１億6,772万7,000円でございます。ちなみに予算としては１億6,860万円を上げております。 それから次の単独分でございますが，おおむね補助事業と一体となってやる場合が多いんですけれども，それの管渠埋設工事が4,074万円。委託料が2,415万円ということで，6,600万円を計上してございます。 それから単独の処理場の分なんですが，これは現在工事やっておりまして，下を掘削してるんですが，その脇が，法面が接近しているために，これの整形と言いますか，これの工事費ということで単独で4,200万円を計上したものでございます。あと工事監理委託料ですね。これが800万円で，合わせて5,000万円を計上したものでございます。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 岡崎委員）公共下水道関係についてちょっとお聞きしたいんですが，公共下水道整備事業の「補助」と，公共下水道整備事業の「単独」とありますが，これ場所は同じ所をやるわけなんですが，工事の違いっていいますかね，メインの管渠は補助事業でやるとか，分けてやるんですか，これ。 それともう一つ，一般指導整備事業の単独の中に，｢自動車 144万6,000円」という数字があるんですが，これはどういうことなんだかご説明いただきたいと思います。 八郷総合支所下水道課長）それでは，単独事業の件につきましてご説明申し上げます。一部単独で，同じ地区でない部分もありますが，おおむね１つの工事路線の末端の分がほとんど「単独」になるということでございます。 八郷総合支所建設課長）車と言うことで144万6,000円の件についてお答えをしたいと思います。これにつきましては，今，支所の方で管理している道路が，管理の方も含めましてライトバンで３台，それから軽のトラックがあるんですけれども，その中の１台が相当古いものですから，今回購入したいということで計上しております。以上です。 櫻井委員）市営住宅維持管理費のところに弁護士費用ということでご説明受けたんですが，滞納額はどのぐらいあるんですか。 あと１点はですね，下水道関係で設計委託料というものが沢山ありますけども，先だって議会の方で，地盤調査がちょっと甘かったせいか工事費の増額ということでありましたよね。あの件なんですけれども，多く議員が疑問を抱いて，半信半疑でいるところではあると思うんですけども，やはりそういうものは設計委託料の範疇でやることができないものなのかどうかお尋ねをしたいと思います。例えば下水道の関連で，そういうことが起きたときの話をちょっと。 都市建設部長）設計の中で，そういう部分があらかじめ見込みなかったのかというご質問だと思います。田んぼの中で今回造りまして，議案として契約の変更が出て参ったわけでございますが，設計委託する場合に，そういった地盤等が当然不良であると，安定していないというようなことでございますので，地盤調査なり，ある程度やったという経済部長の方の答弁でございますが，それが実際工事をしてみたら，予想以上に軟弱であって，追加をお願いしたいということで計上しているものと理解しております。 詳しいことについては，私も聞いておりませんので分かりませんが，やはり建物とかそういうものを建てる場合には当然，当初の設計の中で，その場所へこういうものを建てるんだということになれば，当然，予測はしておかなければならないのかなと思ってます。雨水幹線にしても，重いもの，あるいはそういう重量があるものを。市営住宅等の場合にも当然，地盤調査は。別に発注する場合と，設計の中に組み込んで地盤調査を委託するものと，方法として両方あるわけでございますが，そういうものはある程度やはり，予測しておかなければならないのかなという感じがしてます。 ただ，今回は何か場所が違ったようでございますので。地盤を見る場所が何か離れていたというようなお話しでございますので。設計を節減するために，おそらくそれを採用したんだとは思うんですが。往々にして，設計費を軽減するために，そういう過去の事例を参考に，それを資料として業者に提出して，それで設計を頼む場合があるもんですから，そういった結果，今回の事態になったのかと思っています。これについては調査し，今後こういうことのないように，経済部長も，私どもの方も当然でございますので，そういうふうに心掛けて設計委託に当たって参りたいと思っております。 建築住宅指導課長）悪質な滞納者３名ということで，まずAさんの場合は，３月13日現在なんですけども，191万7,800円。次にBさんの場合は261万8,400円。そしてCさんの場合が331万4,100円になります。Aさんは54か月分で，平成14年10月から平成19年３月まで。Bさんの場合は，148か月で，平成６年12月から平成19年３月まで。Cさんは74か月で，平成13年２月から平成19年３月。今月３月分まで含んだ滞納額でございます。以上でございます。 櫻井委員）この滞納額ですけども，民間であれば２か月で即退去という契約条項があるわけですから。こういう契約にはなっていないんですか。 建築住宅指導課長）３か月以上滞納すると，明け渡しを申し入れすることができることにはなっております。 櫻井委員）であれば，これは業務怠慢というか，ここまでしておくことが私はおかしいなと思います。じゃなかったら，こういう弁護士費用だってね，168万円もかけなくても済むと思うんです。多分，全額は取れないと思いますよ。弁護士頼んでも。全部取れれば割が合うでしょうけれども，せいぜい取れても弁護士費用ぐらいしか取れないんじゃないですか。であれば，やってもやらなくても同じですから。こうなる前に，退去命令っていうことでね。県の方も滞納整理で車を押さえるとか，ああいうことまでやってるんですから，こういうことをやるべきだなと思います。財産の差押えとか。出来ないんですか。 建築住宅指導課長）地方税法のような差押えは出来なくて，裁判においてやる，ということになっているようでございます。それなので，弁護士事務所の弁護士さんと今年も相談しまして，来週もまた相談に行って，19年度の定例議会において，議案として提出する予定ではおります。 櫻井委員）できないのであれば，強制退去しかないと思います。契約条項にあるんですから。これどんどん累積して，もっともっと重なると思いますよ。それだけ負担になるわけですから。その方法はできるんでしょうから。契約条項にあるんですから。やるべきだなと思います。また，先ほどの部長のご答弁の件に関してなんですけれども，これはやっぱり，場所が違った。これは私も想像つきます。ちょっと近いから，この数値を使っちゃおうというやり方もあるんですけども，例えばその数値を使った場合，その費用はのってなるのかのってるのかというのは，私はちょっと分からないんですけども，その数値を使うんであれば，地質調査の費用は省けるわけですから。それが省いてあるか，形式的にのってるかというのは分かりませんけども，それはのっていればおかしいことであって。でも，実際には現地をね，やることが大切であって，何人かの議員は「あそこはもう，軟弱地盤なんだよ」と。もう議員さんが言ってるわけですから，プロが見て分からないわけはないわけですよね。ですからこういうものに対しても，先ほど委員長からちょっと小さな声が聞こえましたけども，瑕疵担保責任とかね，そういうものもきちっとやって行った方がいいのかなと思います。これは要望だけで結構です。 あと１点。先日どなたか市営駐車場の件で，利用は増えたが収入は減ったというような状況のお話しを質問の中でやっておられましたけども，どのぐらい利用が増えて，どのぐらい減ったのかなというのを，ちょっとお聞かせ願いたいなと。分かる範囲で結構です。 参事兼都市計画課長）石岡駅東の駐車場の使用状況についてご説明いたします。18年10月１日に料金の改定を行いまして，１日あたり1,200円から500円に引き下げをしたところでございます。それによりまして，今までが，１日平均しますと，これは18年４月から18年９月までの６か月間の１日あたりの平均でございますが，36台。それから改正後の，18年10月から19年１月まで。４か月の平均ですが，これが１日平均43台ということで，台数そのものは約２割ほど伸びております。ただし，料金が1,200円から500円と半分以下になりましたので，収入の方は740万円程度減っているかと思います。以上です。 櫻井委員）まだ駐車場がワンコインというか，500円になったことを知らない方が相当いるんではないかなと，私は想像するんですけども。民業を圧迫するというような意味合いもあるかも知れませんけども，出来るだけ，利便性のある駐車場ですので，もっと広報というか，周知していただければなと思います。以上です。 参事兼都市計画課長）料金改正の時には市報等でもお知らせしましたところでございますが，なお一層，周知徹底をしていきたいと思います。以上です。 鈴木副委員長）公園の管理の件ですが，都市公園は実際に石岡では何か所あるのか，その他の公園は何か所あるか，ちょっとお聞きしたいんですが。 都市整備課長）都市公園といたしましては，柏原野球公園以下，ばらき台第３公園まで，全部で22か所。30万3,974平方メートルございます。また，私どもの方で管理しております農村公園が，井関農村公園と出し山農村公園と２つございまして。それから広場，緑地の関係で，子どもの遊び場というものを私どもの方でも管理をしておりますが，これらについて11か所，これが２万368平方メートル。先ほどの農村公園で２万6,352平方メートル。合わせますと約35万平方メートルぐらいになります。以上です。 鈴木副委員長）それで，都市公園は大体ほとんど利用してると思うんですが，その他の公園で13か所あるよね。そのうちで，完全に利用していないという所はないですか。 都市整備課長）この，子どもの遊び場の方につきましては，ほとんど土日とか，放課後，家へ帰ってから多少利用しているという形で，帰る子どもたちがそこで遊んでるっていう状況は今のところあまりないんですけども，利用がないということではないというふうに思っております。 鈴木副委員長）その他の公園についてはね，やっぱり実際に見ると，利用しないところが何か所かあるんじゃないかと思うんだよね。そういうのはやっぱり調査して，使わないものはかえすとかね，そういうふうに私は思うんですよね。経費削減のために。 都市整備課長）信託条例でお借りいたしておりますのが，正上内子どもの遊び場，村上子どもの遊び場，その２か所ですか。神社の一部として，木比提子どもの遊び場も入っております。これは固定資産税を免除いたしまして，そこの清掃とか，ごみの管理ぐらいをうちの方でやっているというようなことで。あとのものについては市の所有になっております。以上でございます。 入江委員）これ，耐震構造のことなんですが，阪神淡路大震災から姉歯の偽装問題から，こういうふうに発展したと思うんだけど，これは25年以上経過した木造住宅だと思うんですが，これは20軒という予算の中なんですが，これはおおよそどれぐらいあるのかな。25年以上経過してるのは。それを把握していれば。 それと，さっき講習とか何とかってちらっと聞いたんだけど，それはどういう意味の講習なのか。これは専門家じゃなくちゃ，耐震度診断は出来ないと思うんですが，さっき講習というようなことが，私ちらっと耳にしたのが，間違ったのかどうか分かりませんが，そのへんのところ。 それから国補の道路改良事業の中で，石岡・筑西線っていうのは，恐らく特例債事業の中でやる道路だと思うんですが，用地交渉を進めてやるという中で，委託料5,000万円の予算では，用地交渉が成立したときに…。まったくその方の予算は考えていないのかどうか。そのへんについてお願いしたいと思います。 八郷総合支所建設課長）国補の事業でございますけれども，これは上曽トンネルの取付け道路というようなことで，もう用地につきましては全部取得済みでございます。ただ，今年度がですね，橋梁部分に入ってくるというようなことなんですが，5,000万円でどのへんまで出来るのか。その部分でね。県の方と協議はしたんですけれども，トンネルの方の本体の方の部分がね，なかなか進捗が思うようにいかないというようなこともあるので，5,000万円の範囲内で事業をやるか，というようなことにはなってるんですが，これは県の方と最終的に橋の部分でね，片方の橋台とかそういう部分では，ちょっと工事が出来なくなっちゃいますので，最終的には若干の変更が出来てくるのかなというふうには考えているんですけども，当面は5,000万円というようなことで計上した次第でございます。以上です。 建築住宅指導課長）木造住宅耐震診断士派遣事業についてお答えいたします。市内に診断を必要とするどのぐらいあるのかということですけども，平成10年の住宅・土地統計調査の資料に基づきまして，市内には，石岡地区に6,000戸強。八郷地区に3,000戸強。合わせて１万戸弱の対象となる住宅があると想定しております。この耐震診断をする者は，県知事の認定を受けました木造住宅耐震診断士が診断することになっております。以上でございます。 入江委員）これ，診断士っていうけど専門家じゃなくて，実際に診断できるのかな。それで，今の数値から見るっていうと，しかも安全に生活するっていう上から，これぐらいの予算ではとても間に合わないと私は思うんですが，そのへんは，どういうところからこういう数値を算定したのか。現年度のとか，そういうものを勘案した中なのか。そのほうをもう１回お聞きしたいと思います。 それから国補事業については私の思っていた所と違うので，おおむね分かりましたけれど，この5,000万円の範囲内でやるということで。ただ委託料5,000万円って書いてあったから，委託料だけで5,000万円もかかるのかなという感じがしたもんですから。 それで，今やってるところは多分，下に市道が通ってるので，道路の場合は何って言うんだろう。跨線っていうのかな，あれ。ああいうのは出来るのかな。あのへんはどうなんですか。現在，先が出来て手前が出来て。現在，市道が通るのには，向こうとこっちを繋ぐのには，あのへんはどんなふうになるのか。今の大型農道から行ってね，それから向こう始まってるでしょうよ。だから，その間の所に現在市道が通ってるよね。市道か，農道っていうのかな，何か通ってるよね。舗装が。あのへんはどういうふうになるのかな，あれ。 建築住宅指導課長）事業費の３万2,000円の根拠なんですけれども，国の方では事業費の２分の１を補助するという規定がありまして，それで50パーセントの補助を受けるわけですけれども，県の木造住宅耐震診断士派遣事業，これは県の補助事業なんですけれども，県の方は１戸あたりの診断費用の４分の１以下で，17年度は，かつ7,500円を限度に補助するということだったんですけども，18年度からは１戸あたりの診断費用が４分の１以下で，かつ，6,750円を限度とするということで，診断する事業費が３万円と定められております。それなので，３万2,000円が１戸あたりの診断費用ということになります。 八郷総合支所建設課長）これは全部，県の方に委託をして，工事まで含めてやっていただくということで，市の方の支出は委託料で支出するということでございます。それから交差の部分につきましては，いま上層，下層でしたかな，そこまでやってあるんですけども，土地改良の中を入ってる道路ですけども，そのへんの部分，取付けについては全部平面交差というか，全部取付けという形でできてまして，それから農道，フルーツラインの部分も平面交差になりますし，県道の部分についても平面交差になります。それで，当然特例債道路で，上林・上曽線のからみで出てくると思うんですけども，そのへんも3755号線と特例債道路等ができれば，県道に格上げをして，将来的には管理をしていただくという感じになろうかと思うんですが，どちらにしても3755号線の方が早くできるので，その時にどういうふうに県道の管理でね，当然いま上曽の十字路からちょっと繋がりが悪くなっちゃうんですけども，そのへんについては今後，県の方と良く協議をしていきたいなというふうに思っております。以上です。 入江委員）ひとつ，繋がりがいいように，よろしくお願いします。それから，この耐震度は，お金の問題じゃなくて，20軒しか予算を置かないっていうのは，どうデータの基にこの20軒に限定したのかということを聞いたつもりなんですが。それで間に合うか間に合わないか。 この耐震度は去年もやったよね。だから，今までの流れの中で，この予算の計上は，何を根拠にこの数字が出てきたのですかと。 建築住宅指導課長）診断戸数20戸についてご説明いたします。平成18年度からこの事業を始めまして，平成18年度に50戸を募集したわけですけども，実績として，石岡地区が10戸，八郷地区が10戸の，計20戸の申し込みの状況だったものですから，平成19年度は20戸を予定したわけでございます。 櫻井委員）今の入江委員の質問と類似した点なんですけれども，その5,000万円。上曽トンネルの道路に関してですけども，5,000万円かけて出来るところまで，というお話しを伺いましたけども，実際のところ立ち退きの方が先にいるわけですよ。立ち退いていただく方が。県道までなんですか。あの先は考えてないんですか。 （「あれは県の事業になります」と呼ぶ者あり） 櫻井委員）仮にね，私は，あの先をもっと進めるのであれば，どこまでやったら…。その先をやるのは，ちょっとまだ無駄なのかなというふうな考えがあって。まあ，トンネルが出来る出来ないは別にしても，県道まではやれば道としては使えるんですけども，その先は使いみちのないものになってしまうのかなと思ったもんですから，ちょっと質問したわけですけども，今回それは入ってないと。分かりました。 八郷総合支所建設課長）今の部分につきましては，農道から県道までというようなことなので，いま櫻井委員さんが言ってる部分は，それから先の，トンネルに接続する部分でございます。そのへんにつきましてはですね，今，私どももいろいろ県の方と協力しながら用地交渉をやってるんですけども，なかなか進みは悪いのが現実です。特に入り口の部分も，前の感触ではちょっとある程度良かったんですけども，騒音だとか何かっていう部分で，何回か行ってみたんですけども，用地交渉的には難しいなという感覚で進んでいる状態でございます。そのあと宅地等がかかる部分につきましても，計算等については何とか少しずつ進んではいるんですけどね。なかなかやっぱり宅地がかかってくる部分でありますので，難しいんですけども，一歩一歩は進んでいるかなというふうに。以上でございます。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第１号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第５号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成19年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成19年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」の計４件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。本案は，いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第17号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第４号）」，議案第18号「平成18年度石岡市駐車場特別会計補正予算（第１号）」，議案第20号「平成18年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）」，以上４件を一括して議題といたします。 なお，議案第15号にかかる審査範囲につきましては，お手元にご配付いたしました審査付託表のとおりでありますので，よろしくお願いいたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 道路建設課長）それでは私の方から道路建設課に関わる部分についてご説明申し上げます。まず５ページの第２表，繰越明許費でございます。土木費，道路橋りょう費，市道等整備事業，1,850万円を繰り越しております。この繰り越しについては，先ほど19年度予算の中でも，一般市道整備事業の中にまちづくり交付金事業がありますよということで，18年度分を繰り越しております。路線は先ほど申しましたように，石岡・筑西線の市民会館入口から市民会館のまでの290メートルのうち，約半分程度を予定しておりました。この路線については，年度当初に湖北水道企業団と「こういう計画があるので」ということで，ご相談に行って，協議しているわけなんですが，逆に言うと，湖北水道企業団においては，市内の石綿管の取り替え計画を策定中だということで，ちょうどここで，200ミリの石綿管があって，湖北水道では19年から28年ぐらいまでの10年間ぐらいを予定して，この路線はもっと後の計画らしかったんですけども，逆に言うと，うちの方の計画があって，それを前倒ししてやってもらえるということになりまして。ただ，１年間だけ工事の方は送ってくださいよ，というような話しになりまして。工事の部分，1,850万円について１年間繰り越しさせていただくようなことになってしまいましたので，よろしくお願いいたします。やはり200ミリということもあって，口径も大きいので，湖北水道企業団の方も，その場で言われても思うようではないということもあったのかと思うんですけれども。 次に，52，53ページの，土木費，道路新設改良費，国補事業の件でございます。まず委託料については，当初300万円の予定でしたが，実際の契約が152万2,500円となっておるため，減額をしております。減額が147万7,000円でございます。 それから市道の整備事業。470万円の減でございますが，やはりこれは請負差額分で減額をしております。 それから臨時地方道整備事業についてですが，やはりこれは地方特定道路分でございます。場所は岩間・八郷線についてです。これも入札差額分が大分大きかったということで，細かいものも含めて1,590万円になっております。 先ほどのまちづくり交付金事業においては，工事費の方は繰り越しさせていただきましたけれども，委託費650万円を見込んでおりましたが，契約額としては425万2,500円ということで，その差額分を減額しております。以上でございます。 道路管理課長）私の方からは，議案第15号の中の，土木費，土木管理費，土木総務費，道路管理事務費の中の，道路台帳補正委託料についてご説明いたします。補正予算書の中の52ページ。下段より２段目のところで，目として土木総務費でございます。 当初，道路台帳の補正を予定していた箇所が，今年度内に補正できないという箇所が生じましたので，それにより補正距離数が減ったことにより，300万円の減額をお願いしているところでございます。以上でございます。 建築住宅指導課長）建築住宅指導課分についてご説明いたします。補正予算書の16ページになります。説明欄の下から２つ目の枠内の建築指導事業，並びに一番下の枠内の狭あい道路整備事業についてですが，この２つの事業は関連がございますので，併せてご説明させていただきます。これは建築指導事業の補助金650万円の減額，並びに狭あい道路整備事業の公有財産購入費880万円の減額をするものでございます。この２つの事業につきましては，合併によりましてセットバック用地の拡幅整備促進補助件数及び分筆測量補助件数，並びにセットバック用地の購入件数がそれぞれ増加すると見込んでおりましたが，申請件数が少なかったため，減額をおこなうものでございます。減額の内訳ですが，拡幅整備促進補助金につきましては，実績としまして14件，190万円を見込み，補助金の68パーセントにあたる410万円を減額し，分筆測量補助金につきましては，実績としまして23件，460万円を見込み，補助金の34パーセントにあたる240万円を減額するものでございます。 次に分筆測量補助金の減額に伴い，公有財産購入費につきましても，実績としまして23件，320万円を見込み，購入費の73パーセントにあたる880万円を減額するものでございます。 次のページ，55ページになります。説明欄の下から２つ目の枠内の市営住宅維持管理経費についてご説明いたします。これは市営住宅維持管理経費のうち，需用費127万円の増額をするものでございます。内訳につきましては，建物修繕で室内クロスの張り替えと玄関ドアの交換に61万1,000円の増額を，また備品修繕につきましては風呂釜交換に65万9,000円の増額を行うものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 下水道課長）それでは議案第17号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算」について説明いたします。まず15ページ，繰越明許費になります。流域関連公共下水道整備事業の汚水，雨水。公共下水道の汚水，及び処理場，流域下水道整備事業の４事業，合わせまして５億1,834万3,000円の繰越しをお願いしております。流域関連公共下水道整備事業の汚水でございますが，１億9,940万円。内容としまして工事と設計委託。合わせて８件で１億3,550万円。単独分として，工事費，設計費合わせて６件。6,390万円の繰越しとなります。主なものとしましては，ほとんどが契約して工事施工中であります。その中で，先ほども水道の話しがでましたけども，水道管の移設とか，地元との調整，そういうものにちょっと時間がかかったということで，５月いっぱいを目安に延ばしております。場所としましては北府中，これは狭あい道路で狭い所なんですけども，そこに水道管が入ってた。それを避けながら，地元と協議しながら工事を進めたというようなことで，繰越している主な内容としましては，そういうことになります。 それと次の流域関連公共下水道整備事業の雨水，これにつきましては，１億9,322万2,000円。補助対象分が１億５万2,000円。単独分，工事費と補償合わせて３件でありますけど9,317万円。この繰越しでございますけれども，内容といたしましては，補助分は泉橋の下のスポーツ関連施設の所の事業が12月の補正予算で議決していただきました5,000万円をプラスしまして，約１億円の工事費で発注するということになったものですから，発注時期がずれ込んだというのも１つの原因で繰越しをお願いしております。単独分としましては石岡二高下の県道と併せて行う橋の架け替え工事。そこはNTTの光のやつが入ってまして，それの移設に数か月を要するというようなことで，これも遅れております。 次の公共下水道整備事業の汚水でございますけれども，１億2,425万円。補助対象分の工事費と補償費を合わせて８件。１億2,425万円となっております。これにつきましても今月中には発注する見込みとなっております。先ほどと同じように12月の補正で約１億円を増額していただきましたので，その増額分と，繰越し差金とを合わせた発注となっております。 それと流域下水道整備事業の147万1,000円でございますけれども，これは霞ヶ浦湖北流域下水道事業の県営事業の負担金でございます。県営の方の事業が遅れたことに伴いまして，負担金を繰り越すものでございます。 続いて事項別明細の方の歳出の方を説明したいと思います。82，83ページになります。流域関連公共下水道整備事業の単独，2,000万円の増額。その下の流域関連公共下水道整備事業，単独の雨水。これが2,000万円の減額。合わせて，事業費間の調整を行うものでございます。単独の管渠の方でございますけれども，設計委託が事業の完了に伴いまして570万円の減。管渠埋設工事が1,190万円の増。移設補償で1,380万円の増額を見込んでおります。合わせて2,000万円の増額となります。その下の単独では，調整池の整備工事，事業費確定しまして2,000万円を減額しております。 目の流域関連公共下水道整備事業費，82ページになりますけども，その補正額はゼロ円の補正となります。 続きまして公共下水道整備事業の補助，減額で252万円。測量設計委託料でございますけども，今年度の事業が確定したことに伴います減額となります。その下の公共下水道整備事業，単独の処理場。これは水処理施設の増設工事に伴う施工監理業務の委託でございますが，当初見込みました月数よりも，履行期間が短くなりましたので，その分の減額となります。 その下の，流域下水道事業の負担金でございますけれども，県営事業の流域の事業費の増額に伴います負担金の増額でございます。 款の２の公債費でございますが，これは利息の高かった起債の借り換えに伴います補正で，償還金利子の元金の方の135万4,000円は借り換えに伴う元金の増額。その下にあります流域関連公共下水道利子償還金と公共下水道利子償還金の減額は，利子のパーセントが約6.15から6.3ぐらいあったものが2.5パーセントに，利息の利子がなりましたので，そのことによる利息の減額でございます。以上でございます。 参事兼都市計画課長）それでは議案第15号の都市計画にかかる事項についてご説明いたします。54，55ページの，都市計画費，都市計画総務費，都市計画一般経費の中の，都市計画道路見直し検討委託料441万円の減，都市計画図修正業務委託料90万円の減，都市計画基礎調査業務委託料18万円の減，まちづくりワークショップ業務委託料21万円の減の，合わせて570万円の減でございますが，これはいずれも落札差金が生じたために減額するものでございます。 次に特別会計繰出金。石岡駅東土地区画整理事業特別会計への繰出金でございますけれども，街路築造工事等の事業費が減額されたために，1,182万4,000円を減額するものでございます。 次に，都市計画審議会経費。都市計画審議会委員報酬は年３回の審議会を予定しておりましたが，開催が２回となりまして，12万円を減額するものでございます。 次に，特別道路対策事業として，追加インターチェンジ調査委託料600万円の減でございますが，これも落札差金が生じたために減額するものでございます。 次に議案第18号の「石岡市駐車場特別会計」についてご説明いたします。90，91ページでございます。歳入の使用料ですが，平成18年10月１日の料金改正に伴いまして，駐車場使用料が減収したために，740万円を減額するものでございます。 次に92，93ページの歳出の業務管理費，駐車場管理運営費の消費税25万円の減額ですが，使用料収入が当初見込額を下回ったことによるものでございます。 次に，諸支出金，一般会計繰出金715万円の減額は，駐車料金の減額に伴うものでございます。以上です。 都市整備課長）都市計画に関する部分で，55ページでございます。公園事業費でございます。公園維持管理経費の65万円の減額をお願いしております。不動産鑑定委託料30万円の減。これは上池公園を購入するとき，私どもの方で不動産鑑定を行わなければいけないかなと思っておりましたが，国の方で鑑定を行うということで，この分が減額になっております。 それから測量委託料。これは入札差金でございます。また，施設清掃・管理・保守保安委託料。これについても入札の差金でございます。 それから駅東区画整理事業でございます。ページにしまして107ページからでございます。こちらの方では，歳入の方で保留地処分金の減額がございます。保留地の売却予定を1,935万円見込んでおりましたけれども，現在のところ見込額が1,742万円ということで，193万円の減額をしております。 それから一般会計からの繰入金1,182万4,000円の減でございます。これは歳出の事業費が小さくなった件によるものでございます。後ほどご説明申し上げます。 繰越金。これは前年度繰越金を計上してございます。 歳出の方でございますけれども，歳出，石岡駅東土地区画整理事業，単独分の事業としまして，1,200万円の減額をお願いいたしました。これは不動産鑑定委託料100万円のところ40万円の減額でございます。測量委託料，当初200万円でございましたけれども185万円の減額。実施設計委託といたしまして，35万円の減額。それから街路築造工事。7,000万円見込んでおりましたが，6,200万円ほどでできますので，800万円の減額と。それから家屋補償等で営業補償等を考えておりまして，これが造成地を早く引き渡すことができるようになりまして，半年分で済みましたことから，140万円の減額をお願いすることになっております。 歳出が減りましたので，先ほど言いましたように一般会計からの繰入金が減額となっております。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 櫻井委員）ちょっと勉強不足で，教えていただきたいんですけども，下水道関係のことでね，雨水。繰越明許で雨水の部分が沢山あるんですけども，雨水処理というのはどのようなやり方をやっていらっしゃるんですか。 下水道課長）雨水というのは，山王川が下水道課の担当になってますので，山王川の方の整備が雨水になります。 現在やっているのが泉橋の下と，二高の下と，調整池工事でございます。 櫻井委員）下水道は分流方式でやってるんですよね。じゃあ結構です。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 参事兼都市計画課長）先ほど議案第15号で説明いたしました55ページの，特別道路対策事業の中の追加インターチェンジ調査委託料の600万円の減は，落札差金と申し上げましたが，落札の差金は186万9,000円でございまして，約200万円のようなことになるかと思うんですが，残りの400万円に対しては，不要額ということで，合計600万円の減額をさせていただいているところでございます。以上です。 櫻井委員）都市計画審議委員ですか，これのメンバーというか，どういう方が選ばれているのか，ちょっとお伺いしたいと思います。どういう経歴の方か教えていただきたいと思います。 参事兼都市計画課長）石岡市都市計画審議会の構成員でございますが，学識経験者として３名，それから市議会の議員の方として４名，県または関係機関の職員の方が３名，それから市内に住居を有する方の７名で，以上17名ということでございます。 （「それはどういう方々んですか」と呼ぶ者あり） 参事兼都市計画課長）学識経験者におきましては，市内で会社を営んでおります社長さん，それから弁護士さん，それから大学の先生ということになってます。以上です。 櫻井委員）都市計画を審議するんですから，本当にこれ，プロがならないと私はまずいと思います。よく以前から「学識経験者」というお話しを伺うんですけれども，「この人は知り合いだから」っていうような感じでね，選ばれてる傾向が強いんですね。 この前も別な件で学識経験者として参加して，学識経験者として選ばれた方が「この施設はどうして必要なんですか」と質問しましたら，その後その人に全然指名が回らなくなりましたと，いうようなお話しを伺っております。ですから，難しいことではないんですけども，ちゃんとしたというか，都市計画に精通した方をね。会社の社長であれば誰でも良いというもんではありませんので，分かる方を選んでやるべきだなというふうに思います。 本当に，机上の空論になっちゃいますんでね。分からない方がただ…。じゃあ何を審議するんだと。ですからその目的にあった学識経験者。県の専門の方はいいでしょうけども，そういう方を人選していくべきだなと。執行部にとってまずい方であってもね，しょうがないと思うんですよ。ですから，執行部の都合の良い方ばかりを選択するんじゃなくて，本当に中立で，その事業に精通した方を出来るだけ入れていただきたいなというふうに思います。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第17号「平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第４号）」，議案第18号「平成18年度石岡市駐車場特別会計補正予算（第１号）」，議案第20号「平成18年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）」，以上４件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。本案は，いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第48号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については，執行部から説明を求めます。 参事兼都市計画課長）それでは議案第48号についてご説明いたします。石岡市がまちづくり特例市として，すでに市街化調整区域外の開発許可等を，昨年10月１日から開始しているところですが，今年10月１日から，新たに市街化調整区域における建築許可等の事務を行うにあたりまして，手数料を定めるものでございます。 手数料金は，県で行っていた事務と同内容であることから，県の手数料と同額でございます。以上です。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第48号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第57号「石岡市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例を制定することについて」を議題といたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 参事兼都市計画課長）それでは議案第57号について説明いたします。先ほどの48号と関連しております。まちづくり特例市として，今年10月１日から新たに市街化調整区域における開発行為等の事務を行うにあたり，必要となる許可基準を定めるものです。以上です。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 櫻井委員）議案３枚目の第４条ですかね。４条の都市計画法施行令について書かれているところの一番最後のところに「５ヘクタールとする」とあるんですが，これは，私らがちょっと勉強してきた範囲では「５ヘクタール以上」とか「～以下」とか書くような気がするんですけども，これで正しいんですかね。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 都市整備課長）先ほどのご説明を申し上げます。これは，開発許可の制度の中で，法律第34条15，イの「政令で定める開発区域の面積」ということになっておりますけれども…。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。 都市整備課長）それでは第31条関係なんですけれども，その法34条15，イの「政令で定める開発区域の面積」っていうのが「20ヘクタールとする」ということで，市街化調整区域の開発行為の面積っていうのは20ヘクタールが基準なんです。ただし，都道府県の区域内における人口，産業，土地の利用等の機能に照らして，これによることが不適当と認められるときは，この場合，市は条例で，産業の振興，居住環境の改善，その他，機能の維持または増進に著しく寄与する開発行為について，区域及びその目的，または種別を限り，５ヘクタール以上20ヘクタール未満の範囲内で面積を定めることができると。 ということては，「５」から「20」までの間で，石岡市が10ヘクタールって決めれば10ヘクタールより上じゃなきゃいけないと。それから６ヘクタールでもいいわけですよね。それで，一番最低の基準は５ヘクタールからになるわけですよね。５ヘクタール以上っていうのは，法律が５ヘクタール以上って書いてあるので，最低基準の面積を石岡市が「５」って決めれば，自動的にそれより上になっていくと。そういうふうに読めるということです。 前島委員長）だからここには「以上」って入れなくてもいいんだと，そういうことですね。 （「はい，そうです」と呼ぶ者あり） 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第57号「石岡市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例を制定することについて」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第61号「市道の認定について」を議題といたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第61号について説明させていただきます。先ほど現場を見ていただいたところなんですが，この路線につきましては，地域住民により道路新設の議会陳情がありまして，平成10年８月21日付けで採択されているものであります。それにあたり，道路新設を現在計画し，市道を認定するものでございます。 箇所の説明としましては，路線名として石岡市道A1415号線として，石岡市総社一丁目283から石岡市若宮二丁目287－２まで。幅員が5.20メートル，延長としまして125.60メートル，面積として766.40平方メートルでございます。 隣接する市道A1165号線と，市道A1190号線を結ぶ路線になります。また用地等につきましては，所有者より寄付，及び一部，法定外道路を利用して整備するものでございます。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 櫻井委員）幅員が幅員が5.2メートルということでご説明があるんですけども，これは平均幅員ですか。それとも全体的に5.2メートルなのか。 道路建設課長）道路幅員については，基本的に陳情の時に５メートルということでなされております。ただ，全体の整備目標は５メートルを目標としてやってるんですが，やはり私ども現場行ったときに降りた，ちょうど公民館の脇を坂を下っていく部分については，なかなか５メートルはちょっと難しいかなという気がしております。 櫻井委員）現場で「狭あい道路である」というご説明を受けました。緊急自動車が入れないというようなことで説明があったんですけども，これよりひどい場所が何か所も，多分石岡市にはあるなと感じるんです。私は，歩いてましてね，救急車も入れない道路が何か所もありますんで，ここはまだまだ良い方だと思います。 ですから，陳情が出たから出ないからじゃなくて，そういうところはきちんとチェックしてね，陳情が出なくても改良してやろうとかね。工夫すれば出来る所は沢山ありますので，そういうことは心掛けていただきたいなと思います。 岡崎委員）この取付けのですね，A1165号線からの取付けの部分がちょっと狭く感じてるんですが，ここからずっと5.2メートルなんですか。これ一番必要だと思うんです。 道路建設課長）取付けというとA1165号線からの取付けかと思うんですが，ここに一部，官地が縦に入っておりまして。この道路に沿った部分が。ですから，染めている所は寄付してもらうところを染めて…。 失礼しました。５メートルというのは車道としての５メートルで，それに法（のり）が付きますので，法の部分で他のところが太く見えることになってます。つまり，用地としては道路の法下まで寄付してもらいますので。 前島委員長）いや，岡崎委員の質問は違う。1165号線の取付ける所が角切りになってないじゃない，ここ。法が…。きついだろうって。 （「法とか何とかじゃないんだよ。路面がきちっと５メートルあって，それで角切りができてるのかって聞いてるだけなんだよ。そうじゃないと救急車が入れないから」と呼ぶ者あり） 道路建設課長）1165号線の取付け部分と，その左側ですか，曲がりがある所。新しく認定していただく。そこは高さが随分違います。高さが。そうすると，左側の曲がりの所では両側に法が出来てしまうんです。ですから，用地としては幅がひろくなってしまうんです。５メートル・プラス・アルファが付いてしまうんです。 岡崎委員）私がちょっと心配してるのは，いま救急車の話が出ましたが，そのA1165号線からの取付けの角切りと，そこから５メートルでずっと路面があるんですかということを，出来るんですかということを聞いてるだけなんですよ。だから，法がどうのこうのじゃないんですよ。いま言った，それだけはないと，救急車という言葉が出ていても救急車が入れないと思うんですよ。それで聞いてるわけです。 道路建設課長）５メートルは確保しております。 山口委員）山口です。先ほど櫻井委員の方からも，こういう道路は入り口も狭くて，それでこういう所やる道路は他にも沢山あるんじゃないかということで，出てきたものは出てきたものとしてってね。 今までみたいに，これは例だけども御前山の道路みたいに，いつになっても出来なくて，途中までやってね，利用価値の利用のある所を遅らせちゃってね，それでこういう所を。ほとんどこういう…。ここの所は，利用価値っていうのはこっちまで抜けるようにようにしてから，入り口も広くしたり，抜けるような道路の方が本当はいいんじゃないかなと思うよね。 私の所なんかも遅れてますけど，そんな点なんかも，なんか納得いかないところあるんですけど。別なことになっちゃいますけど。 都市建設部長）陳情があったから，なかったからというんじゃなくて，やはり狭い道路が沢山あるのも事実でございます。工夫によっては出来るということでございますので，もちろん，そういった点についても心掛けて，道路整備にあたって行くわけでございます。 今回は寄付ということでございますので，ある程度早く…，陳情も数年前にございましたので，ようやく入れたというような状況でございます。 御前山につきましては議題ではございませんが，ちょっとお許しをいただいて。 現状を良く課長，次長等と相談しまして，近いうちに説明をするような段取りをとってみたいと思います。 山口委員）本当に順序がね。最初から，ずっと前から出来る道路が遅れてるっていうところあるので。私の所，御前山だけじゃなく，そういうやはり順序っていうの…，これは通してもいいんですけど，順序っていうのが。きちんとやってもらわないと。でかい声出した所から先ということじゃなくね，全体を見てやっていただきたいと思います。 前島委員長）優先順位をどうするかの話しですよね。ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第61号「市道の認定について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第62号「市道の認定について」を議題といたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第62号についてご説明させていただきます。この路線は都市計画法に基づく開発行為により築造された道路を，市道として認定するものです。路線名は石岡市道A4537号線として，石岡市旭台二丁目3670－21から同所3670－８まで。幅員5.10メートル，延長112.00メートル，面積573.00平方メートルでございます。 既存市道A4093号線及びA4094号線との取付け部には，両側に角切りがございます。路面両側には300ミリの側溝が敷設されてございます。また，路面については舗装であります。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第62号「市道の認定について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第63号「市道の変更について」を議題といたします。本案については，執行部から説明を求めます。 道路管理課長）続いて議案第63号についてご説明させていただきます。この路線は市道整備完了事業に伴い，道路の奥行きを一部変更するものです。路線名は石岡市道A0108号線で，石岡市若松一丁目8877－１から，石岡市府中五丁目8254－１まで。幅員7.40から11.55メートル。延長としまして645.36メートル，面積としまして5,408.95平方メートルでありましたが，区間について変更を求めるものです。 起点は変わりませんが，終点が石岡市府中四丁目8238－３となり，幅員が最大13.18メートルで，延長が698.36メートルとなり，約53メートル延長となります。面積については事業終了後，道路台帳補正時までに決定したいと思っております。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 櫻井委員）現地は以前から知ってる場所ではあるんですけども，現在の終点の所に信号機がありますよね。丁字路の所ですね。ここに信号機がありまして，この終点の所の出口にも信号機なんかは付ける予定なんですか。 道路建設課長）私どもで，県道石岡・西小塙線から国道355号線，両方が県の管理となっていることから，県と一応協議をしております。土浦土木事務所と協議をしております。その中では，普通，信号機を付ける場合には，その上の上級である県の警察，県警の公安の方と交差点協議をしていないと信号は基本的に付かないということになってございます。 で，その以前に土浦土木事務所と，そういうこともあって協議した結果は「まず交通量を見てからでもいいんじゃないか」というようなこともありまして，今現在は付かない方向でございます。 櫻井委員）この延長区間があまりにもちょっと短いなという感じはするんです。ですからそのへんのところはね，付ければいいっていうんじゃなくて。付けると，今度は取れないという問題が発生しますので，そのへんは慎重にやった方がいいのかなと。付けない場合であれば，もっと角切りをきちっとやるべきだなと。出やすくね。「見やすく出やすく」っていうか，そういう設計が必要ではないかなと私は思います。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第63号「市道の変更について」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第64号「市道の変更について」を議題といたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 道路管理課長）議案第64号についてご説明させていただきます。路線名は石岡市道A6383号線で，起点・石岡市石川字越場2181－１から同所2156－113まで。幅員2.10メートルから6.80メートル。延長446.17メートル。面積1,019.08平方メートルでございましたが，区間について変更を求めるものです。終点は変わりませんが，起点が石岡市石川字越場2181－５となり，延長が398.83メートル。面積888.15平方メートルとなります。幅員の変更はございません。 なお，同地について払い下げの申請の提出がなされているところでございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 山口委員）この道路についてでありますが，私もこれまで都市建設委員会の中で，この問題については何回も執行部にお話ししてあります。 この道路につきましては，11年前に○○さん（個人名）という方がこの土地を買ったんですよね。その時から，この道路が，うなっちゃって，栗を植えちゃったためにみんなが通れなくなっちゃって，そのままずっと来ちゃってて，農道をやるために計ったり何かして，それでみんな，市も気が付いたような。地区の人らも「こういうふうじゃまずい」っていうことになって。私も何回も，地元の議員として「何とかしてくれ」っていうことで。 前にも私がここの所「元通りに直してくれ」って言ってもなかなかやらないから，ならしちゃって，私が勝手にやったっていうことで怒られたこともあるんですけど，その後も市長に話したり何かして，この道路の中に栗を１本，どうしても切らないでいたんですよね。今もあるんですけど。これあくまでも，この農免道路の反対とか何かやりながらやってればこれをこうしてもらえるんじゃないかっていうわけでこうやってきているわけで，これはこの人の利害関係のために，これが，やるわけです。この人が３人の方の同意書，何か判子をもらったのは，ある人には「『市の方から売ってくれ』って言われたんで，これを売るのにはこの同意がいるんだ」っていうことで，騙して判子をもらったそうです。それでもう１人の区長さんは，たまたまこの下の土手の所に自分の畑があって，そこに入る道があったんで，それかと思ったらこっちだったっていうことで。もう１人の人は，区長さんが判子押したからみんなが協力するのかと思って判子押したって言うこと。それで，３人は押したんだけど，あとの人らはみんな，元通りのこの道路が何でこんなになっちゃってんのかと思って，「山口さん，何とかしてくれ」って言われてるのが現状です。ですから私は，廃道にすることは，この人のための，便宜を図るのは，確かにその人の，農免道路に反対されては困るっていうようなことあるけど，これはもう，どんどん農免道路，進んでます。これは今これを買うための話だと思うんで。 私はこれは，廃道は反対です。 前島委員長）執行部の答弁はいらないんですね。山口委員の考えですね。意見。 山口委員）それと，先ほどのあそこの若宮の道路じゃないけど，できればこの道路は，こっちもっと，この際，農免道路やるついでですから，ここんところ拡げてもらいたいっていうのが皆さんの意見です。もう少し通りよく。 櫻井委員）１つお尋ねをいたします。地番が2181－２と2081－１，あと2168－22。このへんは所有者が別なんですか。前，同じように聞いたんですけど。 道路管理課長）図面で，2181－１，2181－５は同じでございます。その道路を挟んで2182－１の方も同じでございます。並んだような形になってるわけですが。 前島委員長）2175のも一緒でしょ。 道路管理課長）違います。 前島委員長）2181－５と2181－１が同じ。 道路管理課長）2181－１，2181－５，2182－１です。 前島委員長）１と２と５。違うんじゃないの。 （「2175も一緒じゃなかったですか」と呼ぶ者あり） 道路管理課長）2175も同じです。 （「2168の22は」と呼ぶ者あり） 道路管理課長）2181－２が違うんです。 前島委員長）これが違うんだな。2181－４は。これは違うの。 道路管理課長）これは，ちょっとこちらまで調べておりません。 （「枝番の22も一緒ですか」と呼ぶ者あり） 道路管理課長）22は違います。 こういう＊＊したものとしましては，畑総（畑地帯総合整備事業）において道路拡張が行われ，これから農業を営んでいく上で，そういう耕作地といいますか，動きがあるわけなんですが，これからも面積を減らさずに，ということで。 我々のところに申請があった時には「これが成されなければ買収には応じない」というようなことだったんですが，買収には一応，応じているということでございます。 ちなみに，買収価格につきましては，１平方メートル5,400円程度で取引がなってるということです。 山口委員）今の説明を聞いてるとね，今まで「この道路を廃道にして売ってくれなければ，こっちを反対する」と言ってたということ。これだって，もうこれはこれを買うためのことであって，これはそういう反対するような人じゃないんですよね。たまたま人間的にその，先祖からやってきて残した方ですから，もうそういう理屈を，通らないことはやんないと思うんですよね。たまたま，これ，欲しいために反対っていうことを言って，これを通そうっていうのが狙いだったっていうのが，私らの個人的な考えです。それでこれは絶対，こういうことでこれが廃道にしなければ道路が出来ないっていうことはありませんから，これはやっぱり廃道にするべきじゃないです。さっき言ったように，もう少し拡げて，利用価値のあるようにした方がこの際いいと思います。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 山口委員）この問題については，地元の方々からも私，地元の議員って形でお願いされて，私が前にならしたようなことでございますから，私はこれについては反対。道路を拡げてもらう。 でありますから，私は反対です。次の問題もあるから。 前島委員長）ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第64号「市道の変更について」を採決いたします。 本案は，起立により採決いたします。 本案は，「原案可決すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ― 起立なし ― 前島委員長）起立なしであります。よって議案第64号は「否決すべきもの」と決しました。 次に，議案第65号「市道の廃止について」を議題といたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 八郷総合支所建設課長）それでは議案第65「市道の廃止について」説明をいたします。当路線は従来より市道としての機能が喪失しておりまして，また同一所有者になっておりまして，この認定道路につきましては分断するような形になっておりますので，一応，廃止をしたいと思っております。路線名としましてB2535号線。石岡市上青柳字カト474から475。幅員としまして5.40~6.40メートル。延長は31.00メートル，面積として170.00平方メートルであります。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 岡崎委員）現地を調査して，よく現場は分かりましたけれども，なぜ今になって市道の廃止を求めてきたのか，まずこの点が理解ができません。現場を見る限り，ああいったきちっとした構造物が出来上がっているということでございますので，であれば，造る前に，当然市道の廃止を願うべきだと思います。言葉が雑になりますが，やってしまったんだから，機能を果たしていないんだから，廃止にしていただきたいと，こういうことでは「やり得」。 われわけ民主的な考えを持っている議員として，認めるわけにはいきませんので，私は反対をいたします。委員各位のご賛同をお願いします。 前島委員長）ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第65号「市道の廃止について」を採決いたします。 本案は，起立により採決いたします。 本案は，「原案可決すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ― 起立なし ― 前島委員長）起立なしであります。よって議案第65号は「否決すべきもの」と決しました。 次に，請願第５「十日橋（大増地内）の歩道設置についての請願書」を議題といたします。 本件については，受理の経緯及びその内容について，事務局から説明を求めます。 事務局）それでは，請願第５にかかる受理の経緯及びその概要についてご説明申し上げます。 本請願は，大増金ヶ沢区長○○○○様（個人名）ほか10人の方々の連署を以て本年２月９日にご提出をいただき，同日付で受理させていただいております。紹介議員は，鈴木光雄議員さんでございます。 なお，この10人の方々でございますけれども，大増地区の本町，上宿，古館，荒宿，北浦，板敷の各区長さん，それから恋瀬小学校・有明中学校のＰＴＡ会長さん，そして両校の校長先生という方々でございます。 それから，この請願には「地権者」として３人の方々の署名のコピーが添えられておりまして，また八郷土地改良区の大塚維持管理委員長，大増維持管理委員長の方の署名のコピーも付いております。さらに，恐らく「賛同者」ということかと思いますが，恋瀬小と有明中の教頭先生，そして大増地区の方々約100人分の署名のコピーも添付されております。 次に内容でございますけれども，大増地内に架かる十日橋，及びそこから土浦・笠間線までの区間については，子供たちの通学路であるにもかかわらず歩道がなく，大変危険であることから，十日橋を含む県道西小塙・石岡線の約60メートルの区間に歩道を設置するよう求めているものであります。 なお，この請願が歩道整備を求めているのは，西小塙・石岡線という県道でございます。ご承知のとおり県道の管理者は県知事でございまして，仮にこの請願を採択いたしましても，石岡市にこれを整備する権限はございません。したがいまして，仮に採択した場合は，通常の請願・陳情のように「市長に送付する」という措置では意味を成さないわけでございます。 そのような中，これは旧石岡市議会における事例でありますが，６号バイパスのルート変更を求める陳情に対して，当市には権限がないとして「不採択」とした例がございます。 一方，高浜地区から提出された県道紅葉・石岡線の拡幅に関する陳情では，当市に権限はないものの，地区住民の願意は十分理解できるものとして「採択」とし，市長への送付に代え，旧石岡市議会の議決を経て，県知事宛に県道の拡幅整備を求める意見書を提出した例がございます。 今回の請願につきましても，請願の願意の対象が県道でございますので，委員会としての結果を出す場合は，このいずれかの考え，方法によらざるを得ないのではないかと考えます。 以上であります。 前島委員長）以上で説明は終わりました。 次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 入江委員）管轄が県道だということで，市には，市長に対して，これが願意妥当だとしても通らないというような前の事例と，採択したという事例がございますが，私は採択ということに対して賛成という意味の観点から申し上げたいと思います。 今日見てもらってご存じのように，大増の旧宿の中からは，入り口からは，歩道がついております。ご存じのように石岡西小塙線については，十日橋から小見の方に向かっては狭あいであります。しかもその下に，土地改良によって出来た道路を，スクールゾーンとして通っております。そういう非常に危険だという意味合いから，これは願意妥当として，委員会としては採択をしていただきたい。というのは，いま小学生，中学生が登下校時に危険だということで，大変，安全パトロールというようなこともやっております。これは人的なことであって，この請願は物質的なことだというふうに思いますので，そういう両面からも，是非これは願意妥当として上にあげていただきたいと，そういうふうに思います。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。ほかに質疑はございませんか。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。請願第５「十日橋（大増地内）の歩道設置についての請願書」を採決いたします。お諮りいたします。本件の願意の対象は県道であるものの，整備を求める地区住民の願意は極めて妥当であり，また危険な状況にある通学路を，当委員会として看過することはできないことから「採択すべきもの」といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 さらにお諮りいたします。 ただいま採択いたしました請願第５につきましては，その願意を達成するため，当委員会として茨城県知事宛の意見書案を議長に提出したいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 それでは，意見書の案文をご配付申いたします。 ― 意見書の案文配付 ― 前島委員長）それでは意見書の案文について，事務局に読んでいただきます。 事務局）それでは，意見書案につきまして，朗読申し上げます。 「県道１４０号線（大増地内）への歩道設置に関する意見書」 石岡市大増地内で恋瀬川を跨いでいる県道１４０号線（西小塙石岡線）は，同河川によって東西に隔てられた２つの地区を結ぶという，大変重要な役割も果たしているところである。 しかし，ここに架かる十日橋及び同橋西端から県道６４号線（土浦笠間線）に接続するまでの部分は，道路幅員６．５メートル（車道幅員５．５メートル）足らずで，歩道もない状態となっている。 恋瀬川東側には恋瀬小学校，有明中学校があり，西側にある同地区の中心的集落から両校へ通学する児童・生徒のほとんどは，県道１４０号線・十日橋を渡って登下校をしている。そのような中，当市議会が調査したところでは，十日橋付近において児童・生徒が車両と接触しそうになる事例がすでに数件発生しており，この場所が通学路として極めて危険な状態にあることは明らかである。 全国各地で相継いでいる不幸な事故の例を挙げるまでもなく，児童・生徒の登下校時における安全確保は，保護者にとって切実な願いである。また，すべての市民の安全を図ることは，当市議会にとっても最も希求するところである。 先に述べたような危険な状況は，十日橋に並行する形で歩行者・自転車専用の橋を架け，さらに同橋西端から県道６４号線との交差部までの区間に歩道を設置することにより，解消できるものと考える。 県においては，県民，特に将来を担う児童・生徒の安全を確保する観点から，このような危険な状態を看過することなく，前に述べた措置を早急に実施するよう強く求めるものである。 以上，地方自治法第９９条の規定により，意見書を提出する。 以上が案文でございます。 前島委員長）ただいまの意見書の案文について，何かご意見等がありましたら，挙手によりお願いいたします。 櫻井委員）北関東自動車道との関係。その後，大型自動車が頻繁にこのカーブを通るわけですから。信号機の所のカーブですからね。そこを通るわけですから，そういう点も含めて，文章の中に加えていただきたいなと思います。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。ほかにご意見はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，この際，お諮りいたします。 請願第５の願意達成のため，当委員会提出議案として，お手元の案文に北関東自動車道開通に伴う大型車両増加の危険性に触れた文言を追加し，議長に意見書案を提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 以上で，当委員会に付託された議案及び請願の審査はすべて終了したわけでございますが，本件にかかる委員長報告の取扱いにつきましては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ここで，協議案件には載っておりませんが，「その他」として何か委員さんからご意見等ありましたら，挙手によりお願いしたいと思います。 山口委員）「その他」っていうことで，要望になるかも知れないんですけど，第64号の問題と65号の問題は，これからも，今後のこともいろいろあると思うんで，64号から言うと，今まで，この廃道にしないというこの，なるわけですから，そうするとこの，今後ですけど，今まで11年間も無断でここを利用してたんですよね。そういうこともありますんで，ここの道路はせっかくですから直すときにはもう少し広めに協力してもらうということが必要だと思います。 あと，別にこの人がここでどうしてもって言ったときには，別な方法も，下にずっとこの人の土地がありますから，下から上げる道路も可能な所もありますんで，そのへんも検討してやってください。 あと，もう１つの65号でありますが，現在あそこに門が建って，もうコンクリが敷いてあります。そうすると，この図面で見ますと，この脇の，出入りしてる所が点々ってなってますけど，これは道路に抜けてんですか。それとも自分の土地なんですか。道路には抜けてないの。ああ，そうしますと，後で変更とか何かっていうのは可能なんだね。後で道路を付け替えるっていうのは。 都市建設部長）今回，こういう形で議会の判断が出たわけでございますから，まだ本会議がございますが，判断が出たわけでございますから，これについては「払い下げはできません」という形で，申請者に伝えるということになるかと思います。それで，議会の本会議で議決されれば，市の方は当分の間，廃道とかそういった措置はとりません。議会の総意だと思いますので。ただ，占用とかですね，そういうような行為が必要になってくるかと思いますので，占用届を出していただいてですね，占用料をいただくというような形になるかと思います。ただ，その後の段階で，何年か隔てまして，付け替えて，こちらの土地を市に道路として拡幅したりですね，誰が見てもその方が効率的だなというような判断が出来れば，また委員会の方にお願いするという形になるかと思います。 山口委員）まあ大体分かったんですが，この点については。ただちょっと関川については，11年間も皆さんに不便をかけてきたっていうこともあるんで，これは市としても，廃道にしないでやる場合には，早急に栗を切っていただいて，道路をきちんと整備してください。 都市建設部長）そういう結論が出たわけですから，払い下げには応じないと。ただ，申し上げて置きたいんですが，私どもが払い下げをしたいような言葉も過去にはあったわけでございますが，地権者の方は，畑総には非常に，「市がやる事業なんで」というような形で，12月，去年のうちに判子は押してくれたそうでございます。前段ではやはり，「私は耕作をしている者として，土地は減らしたくないんだ」と。「出来れば，こういう道路があるんだから，廃道にして，私の土地が利用できるようにしてもらえないか」ということで申請があったわけでございますので。 ただ，議会の結論でございますので，市道として残す，という結論になったわけですから，当然，管理をしていくという形に。どういうふうな態度に出てくるかは分かりませんけど，これの結論とは別に，畑総の方は協力していただいてますので，畑総の方には影響がないものと思っております。 ただ，早急に整備するとか，そういったことは現段階では，少し時間をいただきたいということでございます。 山口委員）結論が出た以上は，早急にこれを直すべきだと私は思うし，土地が欲しいということなんですから，ここにも同僚委員の中にも不動産関係もあるようですから，いくらでも土地はありますから，土地が欲しい人には，そういう時には，積極的に物件を紹介するということも。この仲間の話ですけど。そのことも必要かと思いますから。早急にこの道路は整備していただきたいと。道路に栗があるからね，それだけは早急に切っていただきたい。通れないから。 櫻井委員）「その他」ということで，お願いをしたいことがあります。市報等で，市の工事の落札額等。どこが取って，落札額が幾らで，希望が幾らとかいうふうに発表してますけども，落札率も加えて発表していただきたいなと思います。別に，差し障りがある問題ではないと思いますので，実際の話ですからね。落札率も加えていただきたいというふうに思います。 都市建設部長）私どもの方の事務の中ではございませんが，管財の方ですべて統括してやっておりますので，早急に管財の方には。入れることは別に差し支えないと思いますので。落札率ということで，入れてもらうように，そういう話しがあったということで，お話しいたします。 櫻井委員）あまりにも行政に対して住民の方が無関心な部分が沢山あります。そういう点も含めてね，落札率を出すことによって，いくらかでも関心を持ってくれるのかなというふうにも思います。１つの方策であるなと。小さいことではありますけど，思いますので，よろしくおねがいしたいなと思います。 入江委員）いま，関連してなんですが，一般競争入札というようなことで，最低制限価格の底上げっていうようなことのね。あまりにもその，低価格でやるということは，やっぱりね，業者ばかり殺したのではいいばかりではないというような話も出てるので，あまりにも低くね，落札されると，果たして出来るのかなと。給食センターじゃないけども，そういう心配を招くので，ある程度は底上げというのが，各自治体の今の流れのように感じてるので，そのへんも考えていただきたい。ということで，別にこれに対しては答弁は要りませんけども，そういう現状，流れになってます。 櫻井委員）私は，＊＊＊＊，今のところ維持していいと思います。もしやるんであれば，業種によって変えるべきだなと。業種によって利幅が違うわけですから。仕事の内容によってね。そのへんは専門の方ですから分かると思いますんで，そういう形でやることが必要かと思います。 あと，工事の質の問題。90パーセント，95パーセントで取っても，手抜きをやる業者はやります。70パーセントで取っても，やらない業者はやりません。ですから，安いから手抜きをやられるという考え方。これは，中にはあるかも知れませんが，これは業者の性質の問題です。質の問題ですから，あまりその点は強調しない方がいいなと思います。 いろんな理由を付け加えると，何らかどこかでしがらみがあるなというふうに，必ず今は受け取られます。しがらみということが，もうここへ来て大きく叫ばれるようになってきましたんで，その点は出来るだけ気をつけていただきたい。確かにそういう部分もあると思います。やる業者はやる。 前島委員長）ほかにご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，この際お諮りいたします。 当委員会の所管である都市建設部の事務事業については，閉会中もなお継続して調査すべき事項があると認められることから，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 最後に，閉会する前に。 合併後，８名で委員会をやってきまして，途中いろんな事件が起きましたが，残った７名で，皆さん共々，一生懸命やったつもりでございます。 執行部には厳しい意見も言いましたけれども，今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。 また，何人かの委員さんは，来月の選挙に出馬されない予定の方もおるようでございますが，本当に１年間，皆さんご苦労様でございました。 委員の諸君にも，執行部の職員の皆さんに対しましても，いろいろご迷惑をかけまして，私も微力ながら少しはお役に立てたのかなと，このように思っている次第でございます。 本当に，合併後１年半，ありがとうございました。 以上で，本日の案件はすべて終了いたしましたので，これをもって本日の都市建設委員会を閉会いたします。 ご苦労様でした。 | ||||||||||||
