〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1−1
Tel 0299(23)1111 内線310

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


 第9回委員会 (8月17日)
出席委員 金子悦郎委員長,塚谷重市副委員長,嶋田佐登子委員,徳増千尋委員,関町芳弘委員,櫻井信幸委員,菱沼和幸委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,磯部延久副議長,山口晟議員,鈴木米造議員,小松美代子議員,関昭議員
市執行部 市長(横田凱夫),企画部長(中村栄),総務部長(海東慎行)
議会事務局 事務局長(太田光幸),次長(田崎利文),議事法制課長(佐々木敏夫)



金子委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,
1. 第3回定例会について
2. 新規の請願・陳情の取り扱いについて
3. 会派持ち帰りとなっていた案件について
4. その他について
 以上であります。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。最初に,第3回定例会についてを議題といたします。本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長 横田君,企画部長 中村君,総務部長 海東君以上であります。第3回定例会につきましては,8月21日告示,8月28日招集ということで,前回の委員会において確認されているところであります。それでは,第3回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。

市長)本日は,大変お忙しい中,お時間をいただきまして,誠にありがとうございます。平成19年石岡市議会第3回定例会における提出議案についてご説明いたします。第3回定例会におきまして,31件の議案を予定しております。その内訳につきましては,専決処分の承認関係の議案2件と,平成19年度の一般会計補正予算及び特別会計補正予算の計5件と,決算の認定についての議案が14件,条例等の制定に関しての議案が4件,損害賠償・市道の認定など6件でございます。以上でございます。詳細につきましては,担当部長から説明をいたします。

総務部長)私のほうからは,専決処分による補正予算,一般会計,特別会計補正予算案件を除く提出議案24件について順を追ってご説明申し上げます。まず平成18年度における各会計の決算認定の議案が14件ございます。議案第97号が平成18年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について,議案第98号が平成18年度石岡市授産所特別会計歳入歳出決算認定について,議案第99号が平成18年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について,議案第100号が平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第101号が平成18年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第102号が平成18年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について,議案第103号が平成18年度石岡市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について,議案第104号が平成18年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第105号が平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第106号が平成18年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第107号が平成18年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第108号が平成18年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について,議案第109号が平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定についての以上13件の議案については,地方自治法第233条第1項に規定に基づき会計管理者から各会計の歳入歳出決算書が提出されましたので,同上第3項の規定により監査委員の審査意見書を添えて議会の認定を求めるものであります。次に,議案第110号平成18年度石岡市水道事業会計決算認定については,地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の審査意見書を添えて議会の認定を求めるものであります。以上の14件が決算認定議案でございます。次に,条例等でございますが,議案第111号石岡市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例を制定することについては,証券取引法の一部改正及び郵便貯金法の廃止等に伴いまして,条例中の文言についての所要の改正を行うものであります。議案第112号石岡市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例を制定することについては,進入路等の設置行為及び農地法に基づく許可届出等について新たに当該条例の許可の対象に改正するものであります。議案第113号石岡市開発事業の適正化に関する条例の一部を改正する条例を制定することについては,文化財保護法の改正に伴い,条例中の引用条項を改正するものであります。議案第114号石岡市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについては,都市計画法の改正に伴い,条例中の引用条項を改正するものであります。議案第115号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解については,公用車による物損事故について損害を賠償し,和解するため地方自治法第96条第1項第12号及び第13項の規定により,議会の議決を求めるものであります。議案第116号損害賠償額の決定及び損害請求に関する和解については,公用車による事故について損害を賠償し,和解するため地方自治法第96条第1項第12号及び第13項の規定により,議会の議決を求めるものであります。次に,議案第117号市道の認定については,合併特例債による道路整備に伴い市道に認定するため議会の議決を求めるものであります。路線名は,A5645号線で起点は高浜字山ノ神地内から終点の東田中字田中地内までの道路延長1000メートルでございます。議案第118号市道の認定については,合併特例債による道路整備に伴い市道に認定するため議会の議決を求めるものであります。路線名は,B6706号線で起点は山崎字八郎地内から終点の山崎字北田向までの道路延長は2300メートルでございます。議案第119号市道の認定については,合併特例債による道路整備に伴い市道に認定するため議会の議決を求めるものであります。路線名は,B8679号線で起点は辻字神明地内から土浦市大字小野字抹場地内まででございます。石岡地内の道路延長は1850メートルでございます。次に,議案第120号市道の廃止については,同一所有者の土地を分断するような形で通っており,所有者が一体的に使用するため市道を廃止するため議会の議決を求めるものであります。具体的な路線名は,B1188号線で場所は,柿岡字善光寺地内道路延長は,54メートルでございます。以上が補正予算を除く提出議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。

企画部長)私からは,補正予算の説明をさせて頂きます。
 まず,最初に,議案第90号 専決処分に対して承認を求めることについて でございまして,平成19年度石岡市一般会計補正予算第3号を地方自治法の規定により,平成19年7月19日をもって,専決処分しましたので,同法の規定により報告し,承認を求めるものでございます。専決処分した補正予算は,予算現額に歳入歳出それぞれ242万6,000円を追加し,補正後の予算額を247億8,146万6,000円といたしたものでございます。内容は,農作物等災害対策費補助金でございます。これは,4月下旬から5月中旬にかけての一連の降雹によりまして,『梨』が被災し,茨城県の農林漁業災害対策特別措置条例の指定を受けた地域の梨栽培農家が病害虫の防除を行うための農薬の購入費用を補助するものであります。
 次に,議案第91号 専決処分に対して承認を求めることについて でございまして,平成19年度石岡市一般会計補正予算第4号を地方自治法の規定により,平成19年8月9日をもって,専決処分しましたので,同法の規定により報告し,承認を求めるものでございます。専決処分した補正予算は,予算現額に歳入歳出それぞれ499万8,000円を追加し,補正後の予算額を247億8,646万4,000円といたしたものでございます。内容は,ふれあい交流施設「ゆりの郷」の揚湯ポンプ交換等工事費用でございます。よろしくお願い申し上げます。
 次に,専決処分以外の補正予算について,御説明いたします。今回の補正は,●国や県の補助事業の変更に伴うもの ●また,緊急特別な事由によりまして,事業費に対応する経費 ●さらに,新規政策等で緊急を要する事業を中心に補正措置を行ったものでございます。資料に基づきまして,ご説明申し上げます。
 最初に,議案第92号 平成19年度石岡市一般会計補正予算案(第5号)であります。9億4,348万1千円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ257億2,994万5千円といたすものでございます。補正予算額の財源は,記載の通りでございます。補正予算の主な内容を申し上げますと,最初に,人件費の補正予算であります。平成19年度の人件費予算は,平成19年1月1日現在での現員現給に,退職者などを見込みまして,その所要額を予算計上しています。その後の人事配置等の人事異動・退職等により,各項目に過不足が生ずる見込みがありますので,補正措置をお願いするものでございます。後ほど特別会計についてもご説明申し上げますが,職員給等の人件費を計上していて,その影響もございます国民健康保険特別会計や下水道事業特別会計などで補正措置を行うものでございます。その過不足を調整しますと,一般会計において,1,849万1千円の増額となります。反面,特別会計では,3,536万4千円の減額となりまして,一般会計と特別会計を合わせて,1,687万3千円の減額となります。次に,総務費でございます。市税の過誤納還付金につきましては,税の確定に伴います前納額の還付金などでありまして,1,670万5千円の増額補正でございます。次に,民生費でございます。保育支援関係経費の「地域子育て支援センター事業」は,「県特別保育事業」として予算化していましたが,地域の実情に応じた子育ての支援拠点の拡充を図るという観点から「地域子育て支援拠点事業」に再編しまして,予算の組み替えを行うものでございます。次に,農林水産業費の園芸振興費の「いばらきの園芸産地改革支援事業補助金」は,JAやさとの梨部会が行う雨よけハウスの設置に係る補助金などでございます。産地づくり推進事業の「条件整備特別対策事業補助金」は,川又西部営農集団等が「汎用乾燥機」を導入する予定でしたが,攪拌機や施肥・播種機などトラクターへのアタッチメント機器の購入に変更し,その経費への補助金であります。林業振興費の「間伐推進モデル事業委託料」は,林業を取り巻く厳しい環境の中で,森林整備が停滞していますが,間伐作業やこのための作業路の開設などを森林組合に委託するものであります。資料の右側に移ります。次に,土木費でございます。耐震促進計画事業は,災害時の建築物の倒壊を防ぎ,市民の安全と財産を守るため,建築物の所有者等の意識啓発と耐震化を促進するため,仮称「石岡市耐震改修促進計画」を策定してまいりますが,当該「ゆれやすさマッブ作成」は,地震に対する意識を高めるため,予想される震度の分布図を作成し公表してまいります。特別道路対策事業の「インターチェンジ整備事業」は,常磐自動車道へETC専用のスマートインターチェンジを設置しまして,平成20年度後半より,社会実験事業を行ってまいります。高速道路区域内を国が工事を行い,区域外を地元が負担することになり,地元負担は,18億円となります。この内,9億1000万円が平成19年度の負担となります。本年度は,用地取得経費と橋梁の基礎工事と下部工事,設計費などを予算化するものでございまして,用地取得経費を除いた事業は,茨城県に委託してまいります。財源は,合併特例債を活用してまいります。なお,来年度は,残の事業費で,橋梁の上部製作や架設及び土工事等を行っていくものでございます。 次に,教育費でございます。小学校維持管理経費の学校施設整備工事は,ブランコや滑り台の遊具設置工事費の増額補正でございます。
 次に,特別会計に移ります。最初に,議案第93号 平成19年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算 案 (第1号)であります。554万9千円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億9,428万9千円といたすものでございます。その内容は,先ほど,申し上げました人件費でございまして,増額補正でございます。次に,議案第94号 平成19年度石岡市下水道事業特別会計補正予算 案 (第2号)であります。2,582万6千円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億3,701万6千円といたすものでございます。その内容は,同様に人件費の減額補正措置でございます。次に,議案第95号 平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算 案 (第2号)であります。1,477万2千円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億586万3千円といたすものでございます。その内容は,同様に,人件費の減額補正措置でございます。最後に,議案第96号 平成19年度石岡市介護保険特別会計補正予算 案(第2号)であります。6,388万8千円を増額しまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億6,681万1千円といたすものでございます。その内容は,介護予防サービス費など伸びによる増額補正と先ほどの会計と同様に,人件費の減額補正措置でございます。以上が補正予算案の概要であります。よろしくお願いいたします。

金子委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

櫻井委員)議案第112号の条例の一部変更についてでありますが,改正部分等については,はっきり分かっているんですか。分かっていれば事前にいただきたい。そういうことはできませんか。できないですか,分かりました。

金子委員長)他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。執行部におかれましては,ご苦労様でした。
 ご退席願います。

― 執行部退席 ―

金子委員長)次に,先ほど執行部から説明のありました各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第3回定例会に提出される予定の議案は,計31件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。なお,議案質疑をなされる方は,通常の議案と決算の議案を分けて通告書をご提出いただきたいと思います。通告書につきましては,告示日に議案書と一緒にご送付いたしますのでよろしくお願いいたします。

議事法制課長)ただ今,次長のほうからありましたが,今回の補正予算で,人件費の組み換えがございます。これについては,4月の人事異動に伴いまして人件費の調整を行うわけでありますが,各所管に分割付託されますと当該所管の担当部のほうでは,総務課のほうで一括して人件費を移動させておりますので,担当所管におきましては,その費目についてのお答えは,お答えしかねないという部分がございますので,各常任委員会でご質問される場合は,予算額の中身そのものではなく,職員がなぜ何人減ったのかとか,そういう部分で止めていただければと思います。共済費の中身がいくらいくらになったとか,中身の部分については総務部のほうでしか,一括して調整してございませんので,お答えしかねない部分がございますので,前回もそういった取り扱いをさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。

金子委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先等につきまして,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,本日までに受理いたしました新規の請願,陳情,要請書の取り扱いについてを議題といたします。
 事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに,受理しております請願が3件,陳情が4件,要請書が1件ございます。まず1件目の「水路整備についての請願」でございますが,本請願は,7月18日付で提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は,島田久雄議員で,提出者は,石岡市下林の戸ノ内三区区長 飯田範子様,同じく元戸ノ内三区区長 飯村訓一様の2名でございます。内容でございますが,私たちが居住する地区は,水路が未整備なため,大雨で冠水することがたびたび起こっております。その冠水場所は市道の交差点部分であり,冠水時には,通行不能となり迂回するなど非常に不便をきたしている状況なので,現状を調査のうえ,早急に水路の整備を図っていただきたいという趣旨でございます。内容から判断いたしますと,水路整備に関することでございますので,付託先は都市建設委員会になるものと思われます。
 次に,2件目の「教育予算の拡充を求める請願」でございますが,本請願は,7月17日付で提出され,7月25日付で受理をしております。紹介議員は,岡野孝男議員で,提出者は,石岡市下林の河合光四郎様他398人でございます。内容でございますが,日本の教育予算は,GDP比に占める教育費の割合や教職員数などに見られるように,OECD諸国に比べて脆弱であります。教育は,未来への先行投資であり,子供たちがどこに生まれ育ったとしても,等しく良質な教育が受けられる必要があります。そのためには,教育予算を国全体として,しっかりと確保充実させる必要があるので,「教育予算の拡充を求める意見書」を国の関係機関に提出してほしいといった趣旨でございます。
 意見書提出ということでございますので,付託先は,議会運営委員会になるものと思われます。
 次に,3件目の「交通安全対策についての請願」でございますが,本請願は,8月15日付で提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は,関口忠男議員で,提出者は,石岡市根小屋の根小屋区長の田中忠男様でございます。内容でございますが,根小屋地区は,道路改良に伴い交通量が増加し,また,従来の生活道路と多くの道路が交差しており,それに伴い交通事故が多発しております。つきましては,現状を把握し,ガードレールやカーブミラー等を早急に設置のうえ,危険箇所の改善と交通安全対策の対応をお願いしたいという趣旨でございます。内容から判断いたしますと,交通安全対策に関することでございますので,付託先は,市民経済委員会になるものと思われます。
 次に1件目の「あざみ区内道路(旧八郷町道7552号線)舗装排水整備についての陳情書」でございますが,本陳情は,7月30日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市下林のあざみ区長 今野誠一様でございます。内容でございますが,あざみ地区は,昭和40年代に市内の不動産業者により宅地開発された場所であり,道路については,旧八郷町に提供され,町道に認定されておりますが,いまだに道路の舗装や排水整備がなされていないので,子供の通学や車の通行にも支障をきたしております。早期に道路の舗装排水整備をしてほしいという趣旨でございます。内容から判断いたしますと,道路の舗装排水整備に関することでございますので,付託先は都市建設委員会になるものと思われます。
 次に2件目の「地域の県立高校の存続と,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出」に関する陳情でございますが,本陳情は,8月10日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市杉並の高栖敬様でございます。内容でございますが,現在,茨城県が進めようとしている高校統廃合は全国的に進められている少人数学級実現の取り組みに逆行するものであり,地域の高校を守り,ゆきとどいた教育を実現するため,「地域の県立高校の存続と,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書」を関係機関に提出してほしいといった趣旨でございます。意見書提出ということでございますので,付託先は,議会運営委員会になるものと思われます。
 次に,3件目の陳情書でございますが,本陳情は,8月14日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市三村の御前山区長の山口久吉様でございます。内容でございますが,内容は一つではなく,実際は内容に応じて3つの陳情として捉えることができますので,内容に応じて3つの委員会に付託することになるかと思われます。まず,1,2,5項目につきましては,道路及び排水路整備並びに老朽化した橋の調査に関することでございますので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。3,6項目につきましては,市報及び財政の健全化や市民サービスに関することでございますので,付託先は,総務企画委員会になるものと思われます。4項目につきましては,公民館の補修に関することでございますので,付託先は,教育福祉委員会になるものと思われます。
 次に,4件目の「悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため,割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を政府等に提出することを求める件」に関する陳情でございますが,本文の記載は,請願となっておりますが,紹介議員がありませんので,陳情扱いとさせていただきたいと思います。本陳情は,8月10日付で郵送により提出され,8月13日付けで受理をしております。提出者は,水戸市大町の茨城県弁護士会 会長 足立勇人様でございます。内容でございますが,国会及び経済産業省に対し,クレジット契約を利用した悪質商法被害・過剰与信被害を防止するため,割賦販売法を抜本的に改正するよう求める意見書を提出してほしいという趣旨でございます。本陳情は,郵送による陳情でございますので,申し合わせにより本会議場において各議員に配付のみという取り扱いになるものと思います。
 次に,要請書でございますが,8月6日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,水戸市梅香の茨城県平和友好祭実行委員会委員長 木村弘幸様でございます。内容でございますが,被爆国として世界のすべての核実験に反対の意志を表明するなど4項目の要請でございます。要望書等でございますので,従前の例によりますと本会議場において各議員に配付のみという取り扱いになるものと思います。

金子委員長)以上で,説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,新規の請願並びに陳情につきましては,それぞれ所管の委員会に付託いたしたいと思います。郵送による陳情書及び要請書につきましては,本会議場において各議員に配付いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,会派持ち帰りとなっていた案件についてを議題といたします。最初に,請願における紹介議員の取り扱いについてを議題といたします。
 在任特例期間中においては,委員長,副委員長は,自分の所管事項の紹介議員にはならないという申し合わせ事項になっておりましたが,この取り扱いについてでございます。各会派での検討結果の報告を求めます。

関町委員)私の会派では,委員長・副委員長は,自分の所管事項の紹介議員にはならないという意見でした。

嶋田委員)私の会派では,従前通り,正副委員長は,除くということでした。副委員長の場合でも委員長がいなかった場合には,委員長となりますので。関連する委員については,常識の範囲で対応したら良いのではないかという意見がありました。

櫻井委員)結論は,出ていないんですが,所管の委員さんは,ならないほうが良いのではないかということであります。

金子委員長)私の会派では,正副委員長は,紹介議員にはならないほうが良いだろうということで決定をいたしました。暫時休憩いたします。

― 休憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,各会派での検討結果の報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,委員長,副委員長は,自分の所管事項の紹介議員にならないということであります。お諮りいたします。それでは,請願における紹介議員の取り扱いについては,委員長,副委員長は,自分の所管事項の紹介議員にならないということにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,前回の委員会において執行部からの要請による市長の専決処分事項の指定についてを議題といたします。交通事故等の軽易な案件については,市長の専決処分事項として指定していただき,議会の議決権を委任していただきたいということであります。各会派での検討結果の報告を求めます。

関町委員)私どもの会派では,交通事故の示談に限って,100万円以下についての専決処分については,執行部に委任するということで考えがまとまりました。

嶋田委員)合併前の旧八郷町では,そのように対応してきたと思いますので,そのようにお願いいたします。

櫻井委員)私の会派でも同意見でございます。

金子委員長)私の会派では,皆さんの意見と同意見でございます。
ただ今,各会派での検討結果の報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,軽易な事項については,専決処分事項として指定し,委任すべきであるということであります。お諮りいたします。それでは,市長の専決処分事項の指定については,軽易な事項については,専決処分事項として指定し,委任したいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。

久保田議長)事務局のほうに確認をしたわけでございますが,この件に関しては,議員提案の議案としてあげなければならないというようなことでありました。いずれにしても議員提案ということになれば,議会運営委員会が提出者になろうかと思います。議案の内容でございますが,確認させていただきますと,交通事故に限ってということでよろしいのではないかと思うんですが,旧八郷の条例では,交通事故に限ってというような内容は入っていなかったというようなことも確認しておりますので,いわゆる明らかに加害者,被害者が明確であって,保険会社同士が示談できるというような内容,これは保障とトータルで200万円になるんですか。
ただ今,事務局からお話しがあったとおりですので(損害賠償で100万,和解で100万),その内容については委員長のほうで,議事法制課とよく打合せをして議案を取りまとめていただきたいと思いますので,よろしくお願いたします。

金子委員長)ただ今,議長よりお話がございましたように,慎重に検討して決していきたいと思います。

議事法制課長)ただ今,議長並びに委員長のほうからございましたが,最終日前に議会運営委員会がございますので,それまでに各委員さんに案文をお示しいたしまして,その案文の検討結果をいただくというような形で進めさせていただきたいと思います。ただ今,いただいた意見としては,和解の金額が上限を100万,さらに,損害賠償が自動車関係において上限が100万以内ということでよろしいでしょうか。そういった形で案文を作成させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

金子委員長)ただ今の件に関しましては,最終日前の議会運営委員会までに事務局で案文を作成して皆様方のお手元に配付をし,議会運営委員会で決定をしたいということであります。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,ぎかい広報紙における質問者の顔写真掲載についてを議題といたします。
 前回の委員会において,一般質問等における質問者の顔写真の掲載を検討してはどうかという意見がありました。この件に関しまして各会派での検討結果の報告を求めます。

関町委員)私どもの会派で協議した結果は,顔写真は必要ないだろうということで,決まりました。ぎかい広報紙の質問内容について,議員自ら書面をしたためるという意見についても論議されました。そちらのほうは,従来どおり自分がしたためるという方法と,それから事務局が取り扱う方法とが審議されました。

金子委員長)現在は,顔写真の掲載のみを議題にしておりますので,よろしくお願いいたします。

関町委員)それでは,顔写真の掲載はいらないだろうという意見でありました。

嶋田委員)顔写真の掲載については,今まで通り掲載していくのが良いのではないかということでした。

櫻井委員)従来とおり掲載するのが良いのではないかということです。

金子委員長)会派では,顔写真の掲載はいらないのではないかということでありました。暫時休憩いたします。

― 休憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,各会派での検討結果の報告をいただいたわけでありますが,意見を集約いたしますと,顔写真の掲載等,議会報のあり方につきましては,さらに検討すべきであるということであります。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他で私(委員長)のほうからご提案を申し上げたいと思います。まず第1点目でございますが,飲酒運転撲滅に関する決議についてでございます。現在飲酒運転による交通事故は,道路交通法の改正による厳罰化等を背景として,全国的に減少傾向にあります。また,平成19年6月には,さらなる罰則強化を盛り込んだ道路交通法の一部改正もなされましたが,飲酒運転を撲滅するためには,私たち市民が運転者として,または運転者にかかわる者として「飲酒運転を絶対しない・させない」という決意を持続することが必要であります。そのためには,家庭や職場,そして地域が一体となって,飲酒運転の恐ろしさを深く認識し,互いに注意を喚起しあうことが重要であります。
このようなことから当市議会としても,市や関係機関・団体とともに飲酒運転の撲滅に向けた環境づくりに全力で取り組んでいきたいと考える次第であります。皆様のご賛同をいただければ,別紙決議文のとおり今期定例会に議会運営委員会としてご提案を申し上げたいと思いますので,皆様のご意見をいただきたいと思います。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ただ今の飲酒運転撲滅に関する決議については,今期定例会に議会運営委員会としてご提案を申し上げたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

― 休憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 次に,第2点目でございますが,当委員会の行政視察についてでございますが,日程につきましては,11月の上旬の6,7,8日の3日間を予定したいと考えております。なお,視察地並びに調査項目等につきましては,正副委員長にご一任願いたいと思いますので,よろしくお願いいたします。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。他に,何かございませんか。

菱沼委員)提案ですが,今回の予算・決算ついて,今までの旧石岡市においては,特別委員会というものを開催いたしまして,全員で特別委員会を設けまして,総務委員長が委員長になられて開催していた経緯があるんですが,今度合併になって初めての選挙が4月にありまして,26人体制になりましたので,予算・決算の委員会については,議員全員をもっての構成をするべきであると思いますが,いかがでしょうか。

金子委員長)暫時休憩いたします。

― 休憩 ―

金子委員長)再会いたします。ただ今,菱沼委員から申し出でがありました予算委員会,決算委員会を特別委員会でやっていただきたいというようなことでございます。これにつきましては,持ち帰りいただきまして,会派でご検討をいただきたいと思います。これにつきましては,議会最終日前の議会運営委員会に取りまとめていただければ幸いと思います。
 他に何かございませんか。

磯部副議長)議運の運営でございますが,前はですね,委員外議員の発言は,正委員の了解を得て,委員長が委員外議員の発言を許可していたんですね。やはりですね,議事録を見てみますと,協議していて,暫時休憩して委員外議員の発言を求めて今度再開して,ただ今の件についてどうですかと,途中の肝心なところが抜けてしまったり,正式な委員は会派を代表して出てきているわけでありますから,休憩であっても委員外議員の意見というか,そういうものに対しては,検討を要するべきではないかと思うんですが,そうしてくださいというんではないんですが,皆さんの意見のもとにやっていかないとですね。皆さん代表できているわけでありますから。今後検討していかなければならないのかなということで,そういう発言をさせていただきました。

金子委員長)十分委員長として反省すべきことは反省し,会の運営を円滑に進めていくよう努力していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
以上で,議会運営委員会を閉会いたします。なお,ただ今,決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。


戻る 議会トップページへ