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議会中継
  


 第6回委員会 (10月31日)
出席委員 國司進委員長,菱沼和幸副委員長,久保田健一郎委員,関町芳弘委員,櫻井信幸委員,川村良一委員,池田正文委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(金子重夫),社会福祉課長(佐子川祐治)
【教育委員会】
教育長(石橋凱),教育次長(関正雄),参事教育総務担当(上田実),中央公民館長(高橋久)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)


國司委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の議題は,陳情第7「公民館類似施設等補修に対する補助費の交付に関する陳情」であります。
 付託案件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。陳情第7「公民館類似施設等補修に対する補助費の交付に関する陳情」を議題といたします。本件につきましては,先の定例会において本委員会に付託され,さらに調査を要するということで継続審査としたものでございます。
 本件の趣旨は,地区の管理する公民館類似施設,並びに遊具等を修繕する場合に補助の交付を求めるものでございます。
 前回の執行部の説明では,公民館類似施設を修繕する場合には,申請に基づきすでに補助を実施しているとのことでしたが,遊具については規定がないとの説明でありました。それに対し委員からは,現在設置されている遊具は,そもそもだれが設置し,修繕等の必要が生じた場合どの部署が補助を出すのか,との質疑もなされたところであります。そこで本日の委員会開催に先立ち,設置の経緯について確認してみましたところ,遊具の設置はあくまで地区が自発的,主体的に行ってきており,生活環境部などが窓口になっている「自治総合センター」などの補助団体の事業募集に応募して補助を受けたりしたケースなどもあるようですが,その時々の補助制度の活用も地区に任されているようでございます。そのため,地域の遊具の設置状況について市で一括して把握,管理をしている窓口等は特にないようでございます。
 今回の陳情では,公民館と遊具について具体的な施設を特定して補助を求めているものではございません。そうしますと,ただ今申し上げたように設置の有無や経緯などが地区によって様々な現状がございますので,審査にあたっては,各地区における事例を設置の経緯から個別に検討するよりも,本陳情は,教育福祉所管の公民館類似施設とそれに属する遊具の修繕について補助を求める趣旨であると解釈した上で,今後それらに対し市がどう対応すべきかということで審査を進めたほうがいいのではないかと考えるところでございます。
 それでは,審査を始めるにあたり,はじめに,石岡市社会福祉協議会において,地区が管理する遊具に対して助成事業を実施しているとのことでありますので,この概要について執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)それでは,社会福祉協議会の「子どもの遊び場遊具整備事業助成金交付要項」について,概略を説明させていただきます。
 目的といたしまして,この要項は石岡市内の各地区で管理する子どもの遊び場の遊具整備,新設等,補修等に要する費用の一部に対し,助成金を交付するということでございます。これはやはり各地区から社会福祉協議会あてに申請をしていただくということでございます。
 助成金の対象でございますが,各地区で管理する遊び場の新設と補修でありまして,敷地の整備,遊具の撤去は対象外ということでございます。
それから助成金の額でございますが,一地区につき遊具の整備に要する費用の3分の2として,12万円を限度とするということでございます。この場合,1円未満の端数が生じたときには,金額を切り捨てるということでございます。交付申請に関しては,当該年度1回ということでございます。以上でございます。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

國司委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

菱沼副委員長)この陳情第7「公民館類似施設等補修に対する補助費の交付に関する陳情」なんですが,皆さんから先ほどの休憩の中でいろいろ話があったんですが,そういう中で採択の基準について県の事例なども事務局のほうでありましたが,この部分においては採択すべきものであると思います。

國司委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第7「公民館類似施設等補修に対する補助費の交付に関する陳情」を採決いたします。
 お諮りいたします。本件は,陳情者が求める補助制度はすでに実施されており願意はすでに達成されていると認められることから,「採択すべきもの」と決したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。本陳情にかかる委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件といたしまして教育委員会より発言を求められておりますので,これを許します。

教育次長)それでは学校施設整備検討委員会の報告書の扱いについて報告いたしたいと思います。10月10日に施設整備計画検討委員会から教育委員長のほうに報告書の提出がありました。それに基づきまして10月18日,教育委員会で委員長からこれを報告いたしまして,これに対する意見書を添付して市長に報告することを決定いたしました。10月19日に教育委員長から市長に意見書とともに報告をいたしております。ただこの日は市長が不在だったために副市長に提出をいたしております。
 今後の日程でございますが,近日中にこれに基づく政策調整会議を開催する予定となっております。この結果を,市長に内容の報告をその次の段階にいたします。それに基づきまして,市長が判断いたしまして,オーケーということになれば庁議で協議いたしまして,その後に常任委員会に報告というような手順になるかと考えております。以上でございます。

國司委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

國司委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

教育長)ただ今のスケジュールについては,調整会議を明日開催してその後,庁議,市長ということなんですが,教育福祉委員会の委員さんの意見も取り入れながらやっていく時間を工夫して,検討していきたいと思います。よろしくお願いします。

國司委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
その他として,ほかに何かございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,次に,委員派遣による所管事務管外調査の報告書についてを議題といたします。
 過日の那珂市,笠間市の図書館の視察につきましては,大変ご苦労様でした。皆様のご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと考えております。本件につきましては,お手元に配付したとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。
 それでは那珂市,笠間市の図書館の視察を振り返りまして,ご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)先日,日帰りということで2つの図書館を視察してきました。私個人で言えば,いろいろな図書館をこれまで視察した中でも,知識として参考になった部分はたくさんあるなと。これまでのものも極力無駄にしないでやっていきたいということで,視察,勉強してきたつもりですけれども,今後石岡市のたくさんの特例債事業を含めた中で,やはり複合文化施設,あと我々の委員会で言えば学校の校舎等々で莫大な予算を消化するわけですよね。まあ借金をするわけですけれども。そういう中で各議員がこれまで一般質問等でも,複合文化施設等々についてはいろんな意見が出ていることは皆さんご承知のとおりだと思うんですけれども,今出ているものを全てやっていくことは,私も以前から言っているんですけれども,ちょっと不可能ではないかと思うんですよね。であれば無駄遣いというか,やらないものに対してお金をどんどん消化していくというのは本当にもったいないもんですから,その辺の決断を,遅くなれば遅くなるほど私は市の財政が大変だな,圧迫されるなというふうに思うんですけれども。この間研修やりながら思ったんですけれども,その辺のところを執行部におかれましては早急に決断していただきたいなというふうに,視察をしながら改めて思いましたので,その辺のところの考えといっても今日は無理なんでしょうけれども,早めにご決断をお願いしたいというふうに願っております。

國司委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で本日の教育福祉委員会を閉会いたします。


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