〒315-8640 茨城県石岡市石岡一丁目1−1 Tel 0299(23)1111 内線310 gikai@city.ishioka.lg.jp |
川井委員長)改めまして,おはようございます。それでは,ただ今から市民経済委員会を開会いたします。本日の議題は,当委員会の所管事務の調査についてでございます。 次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。 それでは,これより各部より平成19年度の主要事業等の進捗状況について,説明をお願いしたいと思います。最初に生活環境部よりお願いします。 市民生活課長)それでは,市民生活課の所管する主要事業について説明をいたします。交通安全対策・安全安心まちづくり推進街路灯・防犯灯事業及び消費者保護育成・施設管理など市民生活に直接関連する事業が主なものでございます。最初に交通安全対策事業でありますが,予算額で27,342千円でございます。事業の内容としましては,交通安全啓発運動の実施及び交通安全施設等の整備でございます。一つ目は,民間交通指導員の活動でございます。毎日登校時に市内の通学路で交通立しょう指導をお願いしてございます。児童・生徒の安全に寄与しております。現在39名の方に委嘱し,活動をしてございます。次にカーブミラーの設置でございますが,石岡地区におきまして,76か所。八郷地区におきましては,34か所の合計110か所に設置いたしまして,金額で3,739千円を支出してございます。又,交通安全対策工事といたしまして,スクールゾーンの路面表示を新設で2か所,塗替えを4か所の計6か所の工事を実施しております。金額といたしましては,1,197千円であります。次に街路灯・防犯灯事業でございますが,街路灯設置工事につきましては,新規設置10か所で144千円でございます。街路灯の修繕は147か所実施いたしまして,697千円を支出してございます。次に街路灯認定でございますが,これにつきましては,八郷地区におきます既存の防犯灯を街路灯として認定し,市が今後維持管理をするものでございます。内訳につきましては,2ページの資料をご覧になっていただきたいと思います。内訳といたしましては,柿岡地区調査灯数538灯ありました。その内,26灯を街路灯として認定したところでございます。小幡地区につきましては,342灯の内,28灯を。葦穂地区におきましては,259灯の内,28灯。恋瀬地区については,233灯の内,30灯。瓦会地区には300灯のところ29灯。園部地区は799灯の内,47灯。林地区は381灯の内,20灯。小桜地区につきましては,314灯の内,20灯を街路灯として認定したところでございます。合計で228灯を八郷地区の街路灯を認定したところでございます。今後この認定いたしました228灯につきましては,市が維持管理をするわけでございます。既に東電との手続きを完了しまして,19年の12月分より市が電気料をお支払いしているところでございます。次に防犯灯設置補助金でございますが,75件の申請があり,金額で763千円の支出でございます。次に,コミュニティ・新生活運動事業でございますが,財団法人自治総合センターの助成事業を取り入れまして,2か所におきまして実施をいたしたところでございます。一か所には,瓦会地区の石野区。コミュニティセンター前の敷地内に遊具施設を整備したところでございます。もう一点は,三村地区の羽成子区におきまして,地区のコミュニティ活動に必要な祭りの幌獅子の整備をいたしました。補助はそれぞれ2,500千円で,2地区で5,000千円でございます。市民生活課所管につきましては,以上でございます。 市民課長)市民課関係について,ご説明申し上げます。平成19年度主要事業等の進捗状況についてございますが,10月より実施しております窓口延長業務についてご説明申し上げます。水曜日窓口延長業務ということで,平成19年12月5日から平成20年3月26日までの間,試行期間として実施します。実施日が毎週水曜日。実施場所が市役所市民課窓口。実施時間が午後5時30分から午後7時まで。取り扱いの業務ですが,発行に関するものとして,住民票の写しの発行,住民票記載事項証明書の発行,戸籍証明書の発行,戸籍の附票の発行,身分証明書の発行,印鑑登録証明書の発行,自動車臨時運行許可証の発行。受付に関するものとして,印鑑登録及び印鑑登録の廃止の届出,戸籍の各種届出の受理,転入届,転出届,転居届,世帯変更届等の受理でございます。窓口延長の利用状況ですが,平成19年の12月,20年の1月について,利用状況及び利用者の年代等についてご説明を申し上げます。戸籍の謄本,抄本関係で27件,住民票の写し等関係で24件,印鑑証明書が19件,戸籍の附票が1件,戸籍記載事項証明書2件,住民票記載事項証明書2件,印鑑証明書登録件数15件,妊娠届母子手帳交付が1件,入籍届・婚姻届・認知届が各一件ずつの3件,住民異動届(転入・転出)で4件ですね。利用者の年代別では,20歳代から30歳代が33人。40歳代から50歳代で27人。60歳代以降が4人の合計で,64人ということです。市民課からは以上でございます。 環境対策課長)私からは,環境対策課の主要事業の進捗状況をご説明いたします。まず防除・防疫事業でございます。スズメバチの駆除費の補助金でございます。これについては12月に222千円の補正予算をいただいております。スズメバチの駆除は,合計で85件ございました。これは石岡地区で55件,八郷地区で30件でございます。またこれは一万円を限度として2分の1を補助しているものでございます。次に,塵芥処理経費の中で,粗大ごみ収集委託料でございます。これは今年度から新しい事業としているものでございます。というのは,現業職が数が減っているということで,シルバーに委託してございます。当初の予算は4,235千円ということでございましたが,予算上は週5日及びシルバー人材センターのトラックを利用する計画でございましたが,私の方で週3日,並びにトラックについては市のトラックを使っていただくというようなことで,委託をしております。予算は4,235千円でしたが,委託料は1,480千円に抑えております。次に,ごみ減量・資源化推進事業の中で,生ごみ処理減量化補助金,件数では40件でございます。これは機械式のものについては,一万円を限度として3分の1の補助。それからコンポストについては,3千円を限度として3分の1の補助をしております。件数で40件。補助金で16万1,600円でございます。それから資源ごみ回収補助金でございますが,これは主に子ども会等が紙,ビン,金属,布等を年に2回以上やった場合に,キロ当たり4円の補助をしているものでございます。現在,2月に取りまとめ中なんですが,今現在で39団体。補助金は104万6,100円でございます。ごみ減量・資源化推進事業としては,6,400千円の予算でございますが,併せて支出としては120万7,700円でございます。以上でございます。 水道課長)それでは水道課から主要事業の進捗状況について,ご説明を申し上げます。主な事業としては建設改良費ということで,工事請負費と設計の委託という事をあげております。工事請負費が予算額138,900千円に対しまして,122,597千円が執行額でございます。その内,配水管布設替工事94,478千円の内,下水道工事と同時施行している部分が,下林,大塚,山崎等で10,237千円。それから大増地区の配水管の布設替工事で,これが31,899千円。それと川又地区,半田地区等で52,342千円。合わせて94,478千円でございます。その他に電気設備修繕工事ということで,園部,林,小幡地区が行われております。それから井戸の浚渫ということで,川又の5号井10,290千円でございます。それと量水器が古くなっておりますので,瓦会地区を対象に539件。1,470千円で発注をしてございます。設計委託につきましては,13,900千円の予算に対して8,558千円。県道改良に伴います小幡地区の設計。それから配水管の布設替の設計でございます。建設改良費の予算額152,800千円に対しまして,執行額が131,155千円でございます。以上でございます。 市民会館長)では,市民会館の方からご説明させていただきます。まず市民会館につきましては,市民会館施設維持管理経費の中の建物修繕について,説明させていただきます。予算額につきましては,3,125千円の内,畳替え。第3会議室と,第1,第2化粧室等で210千円,それからホール客席椅子のねじ止め修繕が194千円です。これはホール全席980席全部です。それから消火栓ポンプ用フート弁交換及び受水槽清掃作業としまして205千円,それから市民会館高圧ケーブル取替え工事567千円。以上となっております。 川井委員長)生活環境部からの説明が終わりました。それでは,これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。 塚谷委員)それでは,窓口延長業務について,ちょっとお尋ねをしたいんですが。これは実施場所が市役所市民窓口ということで,これは総合支所の窓口は該当しないんですね。 市民課長)全体で12課ほどだと思います。本庁が9課,八郷総合支所が1課,保健センターで1課,教育委員会で1課の計12課で実施しております。 塚谷委員)はい,分かりました。それからもう一つは,例えば窓口課で電話の応対ですね,今税金の申告時期になっているわけですけれども,その時間的なものとかの詳細を聞く電話があると思うんですよ。それがあっち聞き,こっち聞きしながら中々伝達が鈍いというような声も聞こえるんですが。そういう点はちょっと注意をしていただきたいと思うんです。 磯部委員)市民生活課につきましては,カーブミラーとか遊具の整備事業等が入っておりますが,こういうものに対するですね,管理体制はこれまでどういうかたちで実施されてきたんですか。ある部分地域の方々に委託をしているのか。市が巡回して管理をしているのか。特に遊具関係においてはですね,鎖が古くなったり何かして,各地において大きな事故も発生してわけですが,その辺の管理体制というのはこれまで,また,これからどういう体制を引かれていくのか,まず一点をお尋ねをいたします。 市民生活課長)遊具の管理についてということでございますが,このコミュニティ事業につきましては,この地区の自治会の方で管理をお願いしているところでございますが,ただ,公共施設等は所管部で管理するということになってございます。 磯部委員)その管理体制をですね,明確にしてですね,その不祥事が起こらないようにお願いをしたいと思います。それからその街路灯ですが,この八郷地区の街路灯認定228灯は,あの黄色い街路灯のことですかこれは。 市民生活課長)柿岡地区というか,八郷地区の街路灯につきましては,既存の大体20ワットないし40ワット程度の古い型のものが殆どでございます。石岡地区には,ナトリウム灯といいますか,あの黄色いのが付いてございますが,八郷地区につきましては,現在のところ既存の防犯灯を認定したということで,20ワットないし40ワットの防犯灯が街路灯として認定してございます。 磯部委員)その黄色い街路灯。市で全て管理から維持費全部を持っているものがありますよね。あれは現在何灯あるんですか。 市民生活課長)今,その資料の持ち合わせがございませんので,後ほどご報告させていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 磯部委員)この問題なんですが,前市長の時代に一つの市民サービスというかたちでスタートしたのかなと思うんですがね,現在非常に個数が多いことによってね,市の財政負担,こういうものも大きな数字になっていると思うんですよ。ですから,これ私の一つの案ですがね,設置してあげるときに市の方で全部して,その後の維持管理そういったものは,地域の方でやっていただくようなシステムを取らないと,今後あの街路灯が1千も2千も極端な話しでてくるとね,その電気料から修繕費からあらゆる面で非常に財政負担というものが大きくなると思うんですよ。ですから,その辺のですね,先に向けてのね,やはりきちんとしたものを持って,今まで付けた所もこういう時代になったことなので,こういうふうになったので,よろしくというようなことくらいのね,かたちでやっていかないとですね,まあ不公平もでてきますしね,地域によっては何個も付いている所もあるということもありますんでね。その辺はですね,是非とも改善をしていただければと思いますんで,よろしくお願いしたい思います。これは別に答弁は結構です。それから先ほど塚谷委員の方からでました窓口延長業務ですが,これは当市では4月より総合窓口の設置ということで,色々な問題を総合窓口として対応を図りますよね。それとの整合性はどのようなかたちになるんですか。 市民課長)それは今,こちらでは承知しておりません。 磯部委員)今,この業務は延長業務でやっているんですが,その辺をきちんとね連携を確立して置かないとですね,トラブルのもとにも成りかねないというようなものもありますんでね,その辺はきちんと各所管との連携を取っていただければと思っております。次にですね,主要事業の進捗状況についての塵芥処理経費,これが4,235千円のところ,1,480千円ということになっておりますが,これは先ほど課長の説明で週5日を3日にし,市のトラックを利用するというかたちで,こういう数値に変わったわけですか。 環境対策課長)はい,そうです。これ粗大ごみの収集委託というのは,例えば,トラックを持っていない方とか,女の方とかが大きなタンス或いは家電品などを運ぶということが,仕組みになっております。それで当初は4,235千円でしたが,これは1年間ということでしたが,実際にうちの方で委託しているのが7月からとなっております。それと先ほど委員がおっしゃったように,週5日の予定だったものを週3日にしました。それから車両は当初は,シルバー人材センターで用意していただいて,保険等にも入っていただくようなことで考えておりましたが,石岡市の私どもで持っているトラックを利用していただくということで,経費が浮いたのかなと思います。 磯部委員)了解しました。次にですね,ごみ減量・資源化推進事業でございますが,今,非常にその環境問題,これは大きな課題ですね。そういった中で,生ごみ処理減量化補助金とそれから資源ごみ回収補助金ですね,これが非常に予算額から比べると執行額は少ないということでございますが,この辺はどういうところに要因があってですね,その件数が少ないのか。また,資源ごみ回収の団体も39団体であるということですが,これ市も同時に資源ごみの回収を並行してやっていますよね。この前ちょっとお聞きしたら,経費が1千万円の歳入が3千万円ですか,おおざっぱにいいますと。そのくらいはあると。この辺の要因ということはですね,執行部としてはどのような捉え方をされてますか。非常に減量化の件数が少ない,或いは資源ごみの回収件数も少ないというものに対してですね,その辺の見解があればお尋ねしたいと思います。 環境対策課長)生ごみ処理減量化補助金でございますが,これは食べたものを堆肥化する機械ということでございますが,もう長年やっていますんで,案外行き届いている方もいるのかなということがございます。これ16万1,600円ということで私がご説明しておりますが,やはり機械式のものについては,35千円とか,40千円位するんですが,普通のコンポストですと2千円位で買えるということで,その3分の1を補助しているわけでございます。金額的には16万1,600円。件数も40件と若干少なくなっております。次に,資源ごみ回収補助金でございますが,39団体ということで,2月末までの申し込みを受けている最中でございますが,昨年は78団体ありまして,2,410千円の補助金を出しております。今年は39団体ということで,やはり子ども会の活動が若干少なくなっているのかなという気がしております。ちなみに39団体の内,八郷地区からは6団体が参加しております。以上でございます。 磯部委員)今,課長より説明を受けたわけですが,この生ごみ処理は電気のものなんかは,非常に流行っているといいますか,マンション,アパートなんかで。ただ,それを知らない方が沢山いるんですよね。ですから,もっと啓蒙・啓発をやるべきであって,それと資源ごみ回収も昨年度は78団体が今年は39団体と。これ補助額というものがものすごく今,1キログラム当たり4円ですか。その位の補助になってるわけですね。ですから,補助金を貰えるからやろうという発想は間違いかと思うんですが,それなりのものがないとですね,中々今,子どもさんも少ない。そういう中でですね,ただやはりこれ,子ども会に限らずですね,団塊の世代の方で,お勤めは辞めたが体はまだまだ青年であるよというような方が沢山いるわけでございますね。ですから,こういうことはやはりごみの減量化という視野で捉えたときにですね,やっぱり一人ひとりがそういう認識を持つ,そうすると地域の中で資源回収をやることによって,生ごみの中へ新聞を丸めて入れてしまうとか,雑誌を入れてしまうというような意識も改善されてくるのではないのかなと。しいては環境にも大きく影響してくると。この前の補助金等検討委員会の会議録を部長にお骨折りいただいて,市民経済委員会のところを全部出させていただいて,読ませていただきました。しかしながら,その発想の捉え方が一つの点だけでしか捉えられていないんですね。その会議録を見ると。やはり,総合的な資源の再利用或いはごみの減量化。特に子ども会においてはですね,今,少子化の中で兄弟も少ない。協同によってですね,そういう事業をやっていくことによって,やはり情操教育に繋がっていく。こういうものも検討したうえで,補助金の減額であるとか,そういうことを推移していかないとですね,ただ点だけを捉えたときにはですね,何で出さなきゃいけないんだという議論になろうかと思うんですね。ですから,そういう面を踏まえてね,この辺を十分にですね,総体的なものを視野に入れてね,今後,担当所管の方でご検討を是非お願いしたいと思いますんで,よろしくお願いします。それから次の主要事業の建設改良費の配水管布設替の問題でございますが,今,それ程実害は出ていないわけですが,これまでに埋設した,いわゆるアスベスト管というんですか,こういうものもある程度の時期がくるとですね,替えていかなければいけないと思うんですね。その辺に対してですね,現在或いは将来に向けてですね,そのお金がかかる事ですから,そういう長期展望というものはですね,今や担当所管の方では,どのように考えられているのか,当面のことだけ考えられているのか。或いは,破裂しない限りは,だいじょうぶなんですよね。しかしながら一か所でも破裂すると,大変なことになるというように聞いておりますんで,その辺についてちょっと考えがあればお聞かせ願いたいと思います。 水道課長)石綿管につきましては,幸いといいますか,八郷地区は殆どありません。現在あるのは,湖北水道の部分と三村が多分全部だと思います。 環境対策課長)私の方では三村地区の簡易水道を所管しております。三村地区の簡易水道につきましては,殆どが石綿管でございます。石綿管を改修すべきということで,私どもも県の方と補助金をいただきたいということで努力しておりますが,やはり今現在では,統合の方向を見出さないと補助の方は難しいというようなことを言われております。統合の方についてということは,事務レベルでは私でも検討会を開いております。企画の方から集まっていただいて,湖北水道と八郷地区の水道と私どもの方で,検討会を開いております。統合の時期についてはですね,これははっきりしたものではないんですけれど,将来のことを考えれば統合していって,私どもの方でも石綿管の布設替を図りたいと考えております。 磯部委員)今の問題もですね,色々と障害がありクリアしなければならない問題があると思うんですがね,近い将来必ずそういう問題に直面しなければならない部分がでてくると思うんですよ。そういう面でのやはり長期展望。こういうことも視野に入れてですね,大変なご苦労があろうかと思いますが,その辺はきちんと引継ぎをしながら,それでまた他の所管とも連携を取りながらですね,是非ともやっていただきたいと思います。特にこの3月をもって退職される方は,引継ぎをですね,きちんとやっていただいて,後の方が継続してその処理に当たるということを是非お願いしたいと思います。以上です。 島田委員)19年度において,現地調査を行いました根小屋地区の交差点。また,根小屋地区から出た産廃の処理場の問題の件について,その後どのようになっているか。お聞きしたいと思います。それと街路灯の件なんですが,7月の時点ともうしますか,一度調査をした時点では該当がゼロだよということであったに聞いています。それが結果的にこういう数字が出たということは,どういう経過でこういうことになったのかをお聞きしたいと思います。それと塵芥処理経費の項目で聞きたいんですが,昨日新治地方の組合の議会がございました。そうした中で,旧八郷に該当するわけなんですが,4月1日から持ち込みごみの有料化になりますよということが,前の議会で決定し,4月1日からというようなことなんですが,ごみ集積所に運べない家庭も何件か各地区にあると。そうしたものを行政が色んな面で指導をしているというようなことを昨日の議会の中でお聞きをいたしました。そうした点を石岡市ではどういうような指導をしているのかをお聞きしたいと思います。 市民生活課長)市民生活課関連の質問の中で,街路灯につきましてお答えをしたいと思いますが,先ほど委員さんからご指摘がありましたように,当初はなかった地区も確かにございました。平成18年度に市民生活課が中心となって,部として対応して八郷全地区を区長さんにお願いいたしまして,調査をいたしましたが,その中で要綱に照らして第1次認定と申しますか,第1回目の認定をしたわけでございますが,その数については,確か121灯だと思いました。第1次は。その後,八郷の区長さん方にその数を示しましたところ,そういう数ではないということで,もう一度調査をお願いしたいということで,平成19年の7月から8月頃にかけまして,再調査をいたしました。その結果,この228灯ということが最終的な数字になったわけでございます。以上です。 環境対策課長)私の方からは,まず1点目の根小屋地区の中間処理施設でございますが,根小屋地区での説明会が要望があって,一度やったわけなんですが,その後は,業者の方から私どもの方には,一度だけ開発行為関係で尋ねられてきましたが,その処理施設をつくるというようなことについては,進展はしておりません。それから新治地方で4月1日から有料化ということで,10キログラム100円ということでございます。これは霞台厚生施設組合でも今,既に10キログラム100円。それから土浦については,10キログラム110円だったと思います。そういうような有料化になっております。有料化については,周りの処理施設なんかと同じ程度のということで,10キログラム100円となったわけでございますが,これによって今までの持ち込みが,ただだったものが100円取られるということになります。実際,新治地方においては,聞くところによると殆どの方が軽トラックを持っていて,だいぶ持ち込みができたわけですが,委員さんがおっしゃるように実際今度から持ち込みができない方,これについてはどうするのかという話しになるんですけれど,私どもの方で粗大ごみ収集委託料で,先ほどからシルバー人材センターに委託としている中では,粗大ごみについて大きなものについては,1千円。それから中間的な大きさのものについては,500円。それから小さいものについては,300円をいただいて,収集運搬をしております。これは,10キログラム100円以上のお金がかかってしまうことになるかもしれませんが,こういうことで対応したいと思っております。 生活環境部参事兼市民生活担当)根小屋地区の一時停止要望の件について,お答えをしたいと思います。この市民経済委員会の中で,要望を警察の方に出してほしいということで,私どもの方では要望をして参りました。その中で回答がきたわけでございますが,現在までの事故の発生状況を考えた場合に,人身事故は今までに1件だと。それから物損事故にあっては,2件しかないということで,一時停止の方向が今ので馴染んでいると。そういった中で,一時停止を今の反対方向とすることは,ちょっと馴染まないということで,回答をいただいております。それで要望か所の市の方の改善点ですけれども,自発式の中心鋲をやることと,それからガードレールをやること。それから建設の方にお願いいたしまして,道路の照明も明るくしていただくということで,それで現在のままで様子を見てほしいという警察の方の回答がございました。以上でございます。 島田委員)今の交差点の件は了解しました。根小屋地区の産廃の申請の時点で,その会議の中で旧八郷町との契約書と申しますか,あそこの処理場をつくる段階において,道路を使わせるよと。何か開発をするときには使わせるよというような約束があったかに聞いております。それをもう撤回をしたのかということを前回の委員会の時も申し上げたんですが,また,そういうものが残っているとぶり返す可能性もあるんで,一つのけじめとしてそういうものはもう時効ですよというようなことも,切っておくことも大事なことなのかなと思いますんで,その点お聞きしたいと思います。それと新治地方のごみ収集なんですが,4月1日から有料になるというようなことで,不法投棄が増えるのではないかということを懸念しているわけなんですが,何らかの事情でその区の集積所に搬入できない家庭もあると聞いております。そうした場合に昨日の説明の中では,特例がありますよというような事を聞いてきました。そうした中で,市の指導と申しますか,これは100円のことは地域の大体が取っているということで,取ることに決まったわけなんですが,それによって不法投棄が増えることが一番問題なんですよね。それを防ぐためにやはり各自治体とも努力をしていますよというようなことなんで,今の集積所に集積できない家庭。何らかの事情で今まで無料のことを利用して,千代田まで運んでいた。これからもそうしたいという家庭と申しますか,市民には特例があるというような話しを聞いてきたんですが,その辺をお聞きしたいと思います。 環境対策課長)中間処理施設については,私どもでは県の許可についての窓口みたいなところにはなるわけですけれども,それは処理施設についてのみでございます。その開発関係それから委員さんがおっしゃった協定書関係で,最後に私の方で脇にいて聞いたところによりますと,その協定は履行しないということで,相手方にお話しをしたということを私は聞いております。それから新治広域の収集できない人ということでございますが,集積所に出さない方も何人かいると思います。直接運んでいる方だと思うんですけど。そういった方については,一般ごみについて免除の規程がございます。ですから,1年間を通して運ぶ方とか,或いは,たまたま火災などにあって一度だけ運ぶとか。そういった方もおりますんで,1年間とか,或いは,何日かのことで免除するということに,担当者レベルでは決めております。 島田委員)その点なんですが,新たに八郷に居住した人が,各地域のその集積所にごみを集積したいと言っても,その地区によってはそれなりの経費もかかっているし,やはり区の区民になってもらわなければだめですよという区もあるわけなんですよ。で,そういうときにその困っている方々に,こういう特例がありますよということを知らせることも,大事なことなのかなと思うんですよ。新しく来た方にもしも市民課に来たときに,こういうことで困っていたときには,不法投棄ではなくてこういう方法もありますよと。そういうやっぱり親切さは,今の石岡市はどういうかたちで老人が減って,子ども少ないということで,内容的にはどうか分からないんですが,そういうやっぱり親切さが今からは,人口減を止めるには必要なのかなというような気もしますので,よろしくお願いしたいと思います。以上です。 磯部委員)この残土の件は,この所管でいいんですね。これ今,川又地区の残土の濃度計量証明書とか,こういうものが提出されております。我々は正直言ってこれ専門家でありません。この数字を出されても基準値というのが人体に影響がないものなのかどうか。それすらもはっきり言って分からない。これが現実でございます。それは良いとしますが,前回の市民経済委員会においてもですね,縷々色々と地区の住民の声,また各委員の声を皆さんにお伝えをいたしました。そういう中でですね,色々な現在図られている対応はこうですよというようなご答弁をいただいたわけでございますが,それらの今日までの進捗状況。こういうものはどうなっているのか。例えば,前回の時もですね,あの残土を引き上げる,受け入れ先の自治体を今探しておりますんで,しばらく待ってくださいという業者から連絡があったと。で,時間を頂戴したいというようなことでしたが,そういうものに対してもですね,その後,業者との対応についてですね,どの辺まで進んでいるのか,一向にこの前の話では,全ての部分において近々までには何とかというような話を承って,その時はそれも良しとするほかないとだろうと,事が大きいだけにですね,そういう解釈をしてあえてそれ以上のことは言わなかったわけですが,今日までの経過,進捗状況,この辺はどういうことになっておりますか。 環境対策課長)私の方から最近の経過をお話しいたします。12月の議会後の1月には,私どもでもその後の事情を聞きたいということで,業者を呼んでおりますが,相手の都合もありますけど,何らかの口実を設けて二度程断れております。それで最近になって電話がでないことが何度かあったんですが,私の方でも一度事務所に押しかけていったんですが,残念ながら社長は留守だったと。それで事務員に携帯で呼ぶようにいったんですが,電話にはでなかったという経過であります。それから今回の土壌検査についてもちょっとコメントをしたいと思うんですが,前回6月21日に検査を行っておりました。その時は勿論何もでなかったということであります。今回の土壌検査については,周りの方から深い場所には土じゃないものが埋められているんではないかと。それから木が立ち枯れしていることによって,危険物質が入っているんじゃないかとか。そういったこともあって,6月以降も別な土が入っていることから,今回第2回目の土壌検査をしております。土壌検査の1ページ目は,検査目的や調査方針とか調査内容でございます。2ページ目は案内図でございます。それから3ページ目は配置図となっております。次に濃度計量証明書というのが何枚か続きます。土壌についての最初のものについては,検出されず。砒素が0.008ということですが,これも基準値をクリアしております。自然界に存在する程度の砒素だということでございます。ちょうど中間あたりでございますね。深度を2メートル,4メートル,6メートル,8メートル,10メートルといった5か所を掘って取ったものを分析しております。次の次のページでやはりこれも溶出量試験を行っております。これは,bPの地点,bQの地点,bRの各地点の各深度5メートルの土を検査しております。これについても基準値をクリアしております。それから後の方になりますが,検査名で土壌ガス調査という項目があります。これは揮発性ガスについて,土壌調査の溶出試験の前段として行っております。その中で後ろから3枚目と4枚目にベンゼンが0.08それから0.16が検出されております。土壌ガス調査については,環境基準といったものがあるかないかの前段の調査なので,ないわけなんですけど。じゃーベンゼンはどういうものかというと,どういうものに含まれているかというと,たばこの煙とか,ガソリンに含まれていると。この0.08それから0.16のベンゼンをたばこの煙と比較すると,2本から3本程度のたばこの煙と同じ程度だということであります。ただ,私どもの方でも実際にその下の方にあるのかないのかという話しになると思うんですけれど,bPの地点,bQの地点,bRの各地点の各深度5メートルをやっているわけですが,この中では,ベンゼン類を土壌溶出量試験でやっていませんので,ここでベンゼン類の調査だけでも掘った部分でやってみたいと考えております。以前の6月にやった試験では,ベンゼン類はでていなかったわけなんですが,一度やってみる必要があるかと思っております。それからベンゼンとはどういうものかというと,ちょっと軽い物質で外にはでにくいものらしいんですよ。ですからそこに頻繁に出入りしなければ,量が多量にあったとしてもそこに頻繁に出入りしなければ,被爆しないというような物質のようなことでございます。以上でございます。 磯部委員)縷々細かく説明がありました。環境基準値をクリアしていると,或いは,立ち入る回数が少なければそれ程の影響はないと。これ地元の人にすれば深刻な問題ですからね。私が言いたいのはこの前の委員会において,相手業者と徹底的に対応しますよという答弁をもらって,その後の進捗状況については何ら進展がないと。また,先ほど担当の方では,こちらから足を運んだりと,大変なご努力をされておるというところは認めるわけですが,これ恐らく私の個人的感覚ですが,これ最後には行政でケツを拭かなくっちゃならなくなると思いますよ。今の話しを聞いていたならば。業者は恐らくさよならばいばいになるんじゃないかという気がしますね。よっぽど真剣にこれ一担当所管の問題だけではなく,やはり市長も交えた相手との折衝。こういうことも真剣に,金額も半端じゃないですからね。あれを撤去するのには。そういうことを踏まえたときに,あれだけの騒ぎを起こしたわけですから,確かにこの地質調査こういうものもやっていかないとですね,地元の方々にはいわゆる不安を抱かせたり,誤解を招くことがあるから,これはこれとして大変異議あるものだと認識しますよ。しますけれども今の話しの内容では,相手在り気。携帯電話にもでない。行っても不在を決め込む。都合が悪いといって2回も3回も来ない。そうなってきますとね,これ誠意がないということですから,はっきり言って。ですから何らかの強行手段,そういうものも視野に入れてですね,別に強行手段を取りなさいということではありませんよ。そういうものも視野に入れて業者にぶつかって行かないと,この問題,解決できないと思いますよ。話しが違いますが,あの札幌のごみロードね。あれといっしょで最後には行政が負担して,行政がケツを拭かなくっちゃならないというかたちになってしまうと思うんですよ。ですからやはりもっとですね,対応についてね,大体この前の話しの時も,残土の受け入れ先の自治体を今,交渉してますんでそこでオーケーもらったらば,すぐ撤去しますよという答弁をいただきました。それ業者の逃げですよね。そうであるならば,そのときにじゃー相手の自治体とはどこなんですかと,確認を取ってこっちからそこにアプローチをして,こういう話はいっていますかと。いってなければ,これガセなわけですから。その場限りの逃れ。今までの話しを聞いていると全てそうだと思うんですよ。ですからこれちょっときついようですが,担当所管,これから担当になられる方もですね,本当に真剣にね,取り組んでいただかないと。大体,今までの話しを聞いていると,相手が土俵に乗ってこないですよね。不在を決め込んだり,こっちに来なかったりで,携帯が繋がらなかったりということになりますんで,ひとつこれは市の一担当所管だけではなく,やはり管理職を中心とした一丸となった方法をね,所管外の人にもご協力をいただいて対応していただかないと,これ川又地区の人は大変な悩みを抱えているわけですからね,その辺もひとつ課題としてね,真剣にやっておるんでしょうけれども,より一層取り組んでいただきたいと思いますんで,よろしくお願いします。以上です。 島田委員)今,磯部委員の質問に関連して何ですが,私もたまに現地を道路からですが見ております。そうした中で,これ成分的には何ら問題がないというようなことなんですが,搬入口から見ると右手の山。一時は水が溜まってヒノキが枯れたと。そういう時点ではこれは湿外かなというような見方をしていたんですが,その部分のヒノキがだいぶ上まで枯れてきています。これは成分調査の段階では,何ら問題がないというような結果がでているわけなんですが,ヒノキも生き物です。何か,障害物質とかそういうものがあるのかなという素人目に見ては思うのが当然だと思うんです。やはりそういうものを見ている地元の方々は,今年の水稲にはどうなんだろうという疑問もあると思うんです。その辺からも多方面から検査をやっただけでは良いということではなく,ヒノキが何で枯れるのかなと。そういう調査も必要かと思います。それともう一つ,土壌検査の成分検査はされておるわけなんですが,ペーハサンドアルカリという部分が今まで一度も載ったことがございません。やはり日本の土壌とは,殆どが酸性土だというような自然界の中で,もしもアルカリ性の強いものがあったらば,どういうふうになるのかなということも考えなければなりません。水稲においても殆どが酸性でございます。そうした中で,アルカリ性の強いその廃液と申しますか,あそこから染み出た水が流れ出たときに,どういう水稲に障害がでるのかなと。今,それでなくても水田の米が安いというようなことで,そういうようなことでもしも問題がでて,春先に水稲が枯れたよというような問題がでたときは,これ一大時でございます。その辺を踏まえて調査,また対処をしていっていただきたいなと思います。以上お願いです。 川井委員長)他に発言はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 川井委員長)ないようですので,次に,入りたいところですが,ここで暫時休憩をいたします。10分程度といたします。 ―― 暫 時 休 憩 ―― 川井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。それでは,経済部より説明をお願いいたします。 農政課長)それでは,私の方から農政課の方の事業の進捗状況について,お手元の資料に基づきながらご報告したいと思います。一番上にあります有害鳥獣捕獲委託料でございますが,これはイノシシやカラスなどの駆除に伴います経費でございまして,猟友会八郷支部に委託をして,有害鳥獣の捕獲を実施していただいております。19年度の実績につきましては,イノシシが15頭,カラスが377羽というような数字となっております。19年度につきましても3回実施しておりまして,第1回目が19年の7月7日から同月の16日までの10日間。第2回目が8月18日から同月の27日までの10日間。第3回目が9月29日から10月8日までの10日間ということで3回を実施をしております。次に休耕地の水利費補助金でございますが,これは旧八郷町の方で土地改良を実施した水田において,生産調整を行なった場合に,補助金を交付しているものでございます。霞ヶ浦用水改良区につきましては,10アール当たり3,900円。石岡台地土地改良区におきましては,10アール当たり2,400円というような補助金を支払っております。平成19年度のこれまでの実績でございますが,面積にいたしまして,1,907,507平方メートルで約190ヘクタールということになります。金額にいたしまして,6,138,280円でございます。延べ対象者人数といたしましては,681人というような数字になってございます。それから農地・水・環境保全向上対策交付金でございますが,この事業につきましては,今年度より5か年間実施する事業でございまして,地域住民参加等によります農業施設維持活動や環境保全活動に対します交付金でございまして,10アール当たり4,400円の交付金が支払われるものでございます。内訳といたしましては,国が50パーセント,県と市が25パーセントとなっております。現在の実施地区ですが,石岡地区では染谷地区,八郷地区で浦須地区,金指地区,片岡地区,片野地区,加生野地区,太田地区,中戸地区,大増地区の各地区で,面積にして340ヘクタール程の面積を実施しております。次に,農道整備事業でございますが,まず国補事業でございます。基盤整備促進農道工事といたしまして,小屋地区,永沼地区を実施いたしました。小屋地区につきましては,53.2メートルで,契約日が19年8月10日。20年1年22日工事完了となっております。永沼地区につきましては,工事延長が732.7メートルで,19年8月10日に契約をして,20年1年22日に工事が完了しております。里地棚田保全整備工事,これは国が55パーセント,県が20パーセントの補助金で行っているものですが,旧八郷町の上青柳地区で実施しております。総延長720メートルのところ,19年度につきましては,現在のところ320メートルで,これから追加延長で80メートルほど予定しておりまして,全体で400メートルということになります。19年の8月10日に契約をいたしまして,これは現在のところ工事を行っているところでございます。それから単独の農道整備でございますが,上根地区,柴間地区,金指地区の3か所の市単独の農道改良工事を実施しております。上根地区につきましては,延長200メートル,19年の8月14日に契約いたしまして,20年1月29日に工事完了をしております。また,柴間地区につきましては,延長283.2メートル,19年の8月13日に契約いたしまして,20年の2月12日に工事が完了をしております。金指地区につきましては,延長837.2メートル,19年の8月10日に契約いたしまして,20年1月15日に工事が完了をしております。次に,園芸振興費の茨城の園芸産地改革支援事業でございますが,天候に左右されない全天候型の農業の推進ということで,ぶどうの雨よけハウス。それから梨の雨よけハウス。それと梨の多目的防災網の設置を行っております。ぶどうの雨よけハウスにつきましては,4,399平方メートルの面積を実施いたしておりまして,事業主体は,石岡ぶどう組合ということになっております。梨の雨よけハウス,これは加温設備付きの雨よけハウスでございますが,面積が1,447平方メートルとなっておりまして,事業主体がJAやさとの梨部会が行っております。多目的防災網の設置につきましては,今年の春先のヒョウ害等の影響によります事業ということで,12月の議会に補正予算等の議決をいただいたところでございますが,石岡地区で3圃場,八郷地区で2圃場を実施いたしておりまして,それぞれ事業主体が石岡地区につきましては,JAひたち野梨部会。八郷地区につきましては,JAやさと梨部会で現在工事を行っているところでございます。それから産地づくり推進事業は,これは転作関係に伴う事業でございますが,まず集落生産調整促進対策事業といたしましては,集落配分等の面積を達成した集落に対しまして,10アール当たり2,000円の補助金をお支払いしております。石岡地域につきましては,面積にして1,479,421平方メートル,集落にしまして45集落でございます。八郷地域につきましては,面積にして2,419,577平方メートル,集落にしまして101集落で,合計いたしまして3,898,998平方メートル。金額にいたしまして7,797,996円という数字になってございます。次に,加工用米の集荷促進対策事業補助金でございます。これにつきましては,加工米の出荷にあたり1袋当たり1,000円の補助を行っております。現在の出荷数量でございますが,石岡地域が2,176袋,八郷地域が2,051袋の合計4,227袋で,金額にいたしまして422万7,000円となっております。それから酒用米栽培促進事業補助金でございますが,これは酒用米の出荷に対しまして,1袋250円の補助を行っております。石岡地域で1,293袋,八郷地域で213袋,合計いたしまして1,506袋。金額にいたしまして75万3,000円のお金を支払っております。現在,酒米につきましては,石岡地区で13.6ヘクタール,契約者は28名,八郷地区では4ヘクタール,契約者は5名というような人数となっております。次に,地域奨励作物促進事業補助金。これにつきましては,生産調整に伴います奨励作物の補助金ということで,そば,麦,大豆等の転作等に対する主な内容の補助金でございます。そばの団地化につきましては,10アール当たり3万円ということで,2ヘクタール以上の団地化に取り組んでいただいた方に対しまして,奨励金を支払っているところでございますが,そばの団地化につきましては,石岡地域で1,174,405平方メートル。八郷地域で16,097平方メートルということで,合計しまして1,190,502平方メートル,金額といたしまして3,571万5,060円となっております。それから麦,大豆,飼料作物の団地化ということで,これも10アール当たり3万円の補助金を交付しております。石岡地域につきましては,36,596平方メートル。八郷地域で1,731,643平方メートルで,合計しまして1,768,239平方メートルで,金額に換算しますと5,304万7,140円となってございます。それから条件整備特別対策事業補助金でございますが,これは当初100万円の予算でございましたが,9月の補正で321万1,000円程増額していただいて,421万1,000円ということで,これは3分の1が県補助金の県単事業でございます。麦,大豆,飼料作物等の産地化を図るための営農用機械の購入ということで,プラウやブロードキャスター,レーザーレベラー等の購入を行っております。事業主体は,各営農集団ということになっておりまして,最初のプラウやブロードキャスター(肥料の散布機)を各1台,八郷水田農業大規模経営研究会。事業費が115万3,450円ということで実施しております。それからロータリー,これは川又西部営農集団で,事業費が89万6,385円。レーザーレベラー,これは圃場高低が自動調整制御機といいまして,これを1台。それから大豆のそ選機,大豆刈り取り後の混入のごみの除去機1台でございます。クローラー,これはキャタピラー式のトラクターでございまして,これが1台。これらにつきましては,事業主体が片野第2営農集団ということで,事業費が1,058万8,000円となっております。それから2月6日の臨時議会で議決をいただきました原油価格高騰対応省エネ型農業機械等の緊急整備対策事業でございますが,正式な公文での内示はいただいていないんですが,おととい電話でございまして,本庁から県南地方総合事務所への内示が2月15日付け。県南から石岡市への内示が2月15日ということで文書がいただけるということになりましたので,来週中にでも業者選定等の作業に入れればと考えておりますので,よろしくお願いいたします。それからこの進捗状況の中に入ってないんですが,生産調整関係の19年度の取り組み状況について,ご報告しておきたいと思います。まず石岡地域でございますが,生産目標面積が664.388ヘクタールに対しまして,水稲の作付面積が660.733ヘクタールということで,水稲の作付率が99.45パーセントということになっておりまして,100パーセント未満でございますので,生産調整は達成というような数字になってございます。また,八郷地域につきましても生産目標面積が1,589.981ヘクタールに対しまして,水稲の作付面積が1,522.326ヘクタールということで,水稲の作付率が95.74パーセントでございました。というようなことで石岡地域,八郷地域につきましては,平成19年産の米の生産調整につきましては,目標達成ということになっています。色々とご協力ありがとうございました。それから現在20年産の米の生産調整ということで,お手元に資料をお配りさせていただいておりますが,現在,石岡地域,八郷地域でそれぞれ生産調整の説明会を実施しております。石岡地域につきましては,各地域,集落毎にブロック単位で集まっていただきまして,2月12日から18日までの7日間で説明会を行ったところです。八郷地域につきましては,昨年の12月から現在にかけて,希望があった集落等について説明会を行っているわけですが,現在のところ20集落ほどの説明会を実施したところでございます。20年産の生産目標数量でございますが,石岡地域につきましては,3,880トンということで,面積換算で729.31ヘクタール。昨年比にしますと11.73ヘクタールの減少となっております。で,各全農業者への配分につきましては,水田面積をこの水稲生産目標面積で割りまして,20年産の各農業者への生産配分は,石岡地区におきましては,63.3パーセントということで,19年産に比較しますと,1.1パーセントの減少となっております。また,八郷地域につきましては,20年産の生産目標数量が8,136トン。前年度より116トンの減少となっております。作って良い面積に換算しますと1,570.65ヘクタールということで,前年度より19.033ヘクタールの減少というような数字になっております。農業者への配分につきましては,20年産につきまして米を作っても良い面積が70パーセントということで,19年産が71パーセントでございましたので,前年より1パーセント少なくなっております。また,産地づくり交付金の補助金ということで,石岡地域につきましては4ヘクタール以上につきまして,麦,そば等の団地化に対しましては,国が4万5,000円,市が3万円ということで合計7万5,000円。2ヘクタール以上4ヘクタール未満の団地の場合は,国が3万5,000円,市の助成金が3万円ということで合計6万5,000円というような数字になっております。八郷地域につきましては,4ヘクタール以上の団地化の場合,麦,大豆,飼料作物,そば等で国が3万円,市が3万円で合計6万円。2ヘクタール以上4ヘクタール未満の団地化につきましては,麦,大豆,飼料作物,そば等につきまして,国が2万円,市が3万円ということで合計5万円というような金額となっております。それから先ほど申しました休耕水利費補助金につきましては,平成19年度をもって廃止するということで,20年の生産調整からは廃止ということになっております。それに伴いまして,市の産地づくり交付金の方で,2ヘクタール以上の団地の方に対しまして,少しでも上乗せしたかたちで助成金が支払えればということで,20年度の予算の方には計上させていただいております。以上でございます。 商工観光課長)続きまして,商工観光課関係の進捗状況をご説明いたします。まず,ゆりの郷の運営経費ということでございます。予算につきましては,昨年の7月に源泉の汲み上げができなかった事故への対応等もありまして増えてございます。11,571千円ということで,現在の予算となっております。ゆりの郷の工事関係でございますけれども,カーテンの取付工事ということで399千円ほど実施しております。こちらにつきましては,新たにつくりました休憩室の方のカーテン取付ということになっております。あと床の張替え,カーペットでございます。その他各所の塗装工事ということで,591万1,500円を支出しております。こちらに対しましては,カーペットの汚れ等が目立ってきたということと,カウンターの塗装部分がはがれてきたということで,来訪者への不快感を与えないようにということで,そういう配慮から行ったものでございます。ふれあい交流施設揚湯ポンプにつきましては,先ほど言いました7月下旬に起きました源泉の汲み上げでの対応でございます。こちらにつきまして現在,深井戸からの砂の巻き上げ等もなく,今は順調に汲み上げが行われております。次に,観光対策経費でございます。観光振興計画の委託料でございますが,441万円を現在実施しているところでございます。こちらにつきましては,策定委員会の委員さん25名で対応しております。で,その下部組織としまして,策定ワーキング委員会こちらを発足いたしまして,23名体制で現在審議中でございます。現在,中間報告くらいまでできるような段階まで進んできております。次に,観光ガイドマップの作成委託料で306万1,800円でございます。19年度の完了ということで7万部ほど予定してございます。マップにつきましては,表目に施設の案内と裏面に車での地図に使えるようにというかたちで,少し範囲を広げて中で土浦北インター辺りから笠間の一部を取り入れた中での地図ということで,色々と観光案内等を行っている中で,八郷地区のフラワーパークとかに行く道が分からないというような問い合わせが結構きております。そういうものへも配慮ということで,少し範囲を広げた中での地図を作成しております。次に,グリーンツーリズムの運営経費でございます。こちらにつきましては,旧朝日小学校を核とした様々な体験等を含めたグリーンツーリズムを展開するということで,現在進めているところでございます。当初,市単独でということで進めておりましたが,国の補助である農山漁村活性化プロジェクト支援交付金というような制度が新たにできましたので,こちらを活用した整備ということに変更し,12月の議会で補正予算の承認を得たところでございます。こちらの予算の変更に伴いまして,旧朝日小学校利活用検討委員会を立ち上げまして,現在協議を進め20年度に向けてさらに,進めていくということで実施することになっています。具体的な内容につきましては,さらに下部組織の策定ワーキング委員会を立ち上げて,さらにそれぞれの団体等の直接係わっている方をメインとしたワーキングを立ち上げて,検討するということになってございます。ハード面の改修といたしまして,19年度にふれあい体験楽習施設の設計ということで委託してございます。196万3,500円を計上し,今,詳細設計に入っているところでございます。ふれあい体験楽習施設の改修工事ということで,19年度につきましては,トイレがほしいという要望が各団体等からありまして,これを19年度の予算に載せてきているところです。こちらにつきましては,19年度の完了というのは今のペース上,設計と並行してというかたちになってしまいますので,繰越というかたちになってきます。次に,18年度の繰越分でございます。こちらにつきましては,観光物産施設整備事業ということで,フラワーパークの直売所の脇に今,つくっているところですけれども,こちらの方の工事が進められております。設計工事の監理委託として218万4,000円。建築工事としまして3,673万4,250円ということで,木造平屋建ての349.59平方メートルの面積の中で,花の売店,展示販売の温室,土産の販売,休息室,トイレ等を整備してございます。完成は3月中旬を目標としておりますが,3月21日までの工期ということで,4月オープンを目指し,今,フラワーパークとの協議を進めているところでございます。以上でございます。 地籍調査推進室長)地籍調査推進室の19年度の進捗状況をご説明申し上げます。予算額12,477千円に対しまして,1月末の支出状況ですが,3,087千円でございます。主なものとしまして,地籍調査補助員の賃金他でございます。執行率については24.7パーセントでございます。地籍事業の主な地籍調査の測量の委託につきましては,契約をしております。そういった中で委託料を含めますと,11,141千円となりまして,89.3パーセントの執行を今現在しているところでございます。以上でございます。 農政課長)先ほどの説明の中で,漏れた部分がございましたので,ご説明をしたいと思います。説明資料の一番下の林道開設工事でございますが,林道開設工事につきましては,平成13年度から半田線の林道開設工事をしておりまして,これまで3,743メートルの改良事業が終わっております。それで19年度につきましては,1工区,2工区に分けまして当初発注を計画しておりましたが,1工区につきましては,延長220メートル。これにつきましては,19年9月28日に契約をいたしまして,昨日の2月20日に完了検査を終了したところでございます。2工区につきましては,当初終点の方から工事ということで予定しておりましたが,この終点の方の地権者の関係で,どうしても同意が得られないような部分がございましたので,この2工区分の発注につきましては,1工区の工事が完了したことに伴いまして,その続きの方を工事発注したいということで,今月末に入札執行を考えております。なお,今年度事業では工期がないということで,20年度の繰越事業として考えておりますので,よろしくお願いします。 川井委員長)経済部からの説明が終わりました。次に,農業委員会事務局から説明をお願いいたします。 農業委員会事務局長)それでは,農業委員会事務局よりご説明をいたします。まず,予算関係でございますが,18,738千円に対しまして,2月の総会まで1,717万6,500円の支出をしているところでございます。次に,農業後継者対策委員報酬でございますが,これにつきましては農業後継者の結婚対策を進めてございます。年6回ほど情報交換会を開催し,委員さんを委嘱しているわけでございますけれども,農家の育成それから農業後継者の結婚対策ということで,進めているところではございますけれども,中々結婚まで至っていない状況等もございます。これから委員さんに少し頑張っていただいて,農業の育成また後継者の結婚ということで頑張っていただきたいと,このように考えてございます。次に,県農業会議負担金でございますが,これにつきましては,県内の市町村の農業委員会の指導機関といいますか,上部団体ということになってございます。農地行政の推進また,農業予算の確保それから担い手の育成などの事業をしている中で,各市町村の系統組織活動の支援等を主として,広く農政,農地に係る事業を展開しているものでございます。予算額980千円に対しまして,951千円の支出でございます。次に,新治地域協議会負担金でございますが,これにつきましては石岡市,土浦市,かすみがうら市で構成する協議会の負担金でございます。これは郡内における連携・調整を密にしながら,農地・農業行政の推進に寄与するものでございます。予算額が473千円に対しまして,438千円の支出でございます。次に,農用地利用銀行活動促進事業費でございますが,これにつきましては,農地の流動化と経営規模の拡大,このようなものを推進するために,事業を行っているところでございます。主にこの96千円に対しましては,事務費でございます。次に,農業委員会の法令に基づく事務処理状況を載せてございますので,ご参照いただければと思います。(2)には,諸証明類それから(3)農用地利用権の設定数それから筆数を載せてございます。日にちが若干違いますけれども,平成19年の12月末日で現在集計されました農地の貸し借りが,274.5ヘクタールほどございます。以上でございます。 川井委員長)それでは,経済部及び農業委員会事務局からの説明は終わりました。では,これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。 磯部委員)大分時間も経過してきましたので,何点か簡単にお尋ねをします。これ単純な質問何ですが,八郷地区のイノシシの生存頭数をどのくらい把握しているのか,いないのか。今後の農産物の被害は今後どうなんのか。その辺について考えがあればお聞かせ願いたい。また,同時にですね,産地づくり交付金の中で,石岡と八郷が交付額が違うわけですね,これはどういうことなのか。それと林道開設工事の件ですが,林道開設は作業の軽減化,色々間伐の問題など,そういうこともあっての林道整備事業かなと思うわけですが,これに対してですね,間伐対策とか,そういうものに対してどのような対応を予定されているのか。次にですね,観光対策の件ですが,先ほどの説明では策定委員会或いは,策定ワーキング委員会で現在審議中であると。それで一部方向性はでてきたと。で,この辺でどういうご審議をされているのか,お聞かせいただければと。また,観光ガイドマップの件ですが,これが7万部ですか。この辺が妥当な数字なのかどうか,この7万部というのはどこから積算した数字なのか。将来に向けて観光事業というものも力を入れて行くんであるならば,部数を多くすることによって単価も軽減されてくるんじゃないかと。そういうものも含めて考えがあれば。それと,フラワーパークの駐車場の花の売店を建設する件ですが,これは県の補助はあるのか。その辺をお聞きします。以上です。 農政課長)イノシシの生存等については,ちょっと分からないですね。19年の捕獲数が昨年と比較して少なくなったということは,全体的にイノシシの数が減ったのかなということを聞いていますが,実際のところは分かりません。産地づくり交付金につきましては,米政策の改革ということで,平成16年度から新たな米政策ということで,今,推進されているところでござます。16・17.18年度が前期。19・20.21年度が後期ということで,今,後期対策の2年目ということでございますが,この産地づくり推進事業の協議会ですね,水田農業推進協議会が八郷地域と石岡地域がございます。昨年までは市長が両協議会の会長であったんですが,昨年の総会から石岡地域につきましては,ひたち野農協の組合長。八郷地域につきましては,やさと農協の組合長が推進協議会の会長ということで,産地づくり交付金につきましては,その協議会の中で協議してその金額につきましても,ご承認をいただいた中で生産調整の推進をしているところでございます。これまでの石岡,八郷地域のそれぞれの地域性というものもあると思うんですが,石岡地域につきましては,これまでそば等の団地化。八郷地域につきましては,麦や大豆ということで推進を図ってきておりました。この交付金につきましても,3か年を一つのスパンとして考えておりますので,この交付金につきましても国の施策がどういう方向になるか分かりませんが,生産調整はなくなることはないと思います。現在の交付金につきまして,19・20・21年の3年スパンで考えておりまして,その後の22年度からは,また新たな政策に基づいて推進していくことになりますんで,その辺からは両地域とも同じような補助体系になっていくのかなと考えてはおります。それから林道の開設につきましては,これまで八郷地域でたぶん25路線だと思うんですけれど,開設しておりましてその林産物の生産振興とかしいたけとか。それから間伐や下刈り等の事業を推進しておりました。しかし,林業従事者の高齢化ということもございますし,また,採算性も取れないということで,林業に対する意識が少なくなっておりますが,県の方でも来年度からは,森林湖沼環境税等の導入も予定されておりまして,間伐の推進や林業に対する事業等の補助も予定されているようです。毎年8億円程度の林業の補助金が見込まれておりまして,八郷地域には森林組合がございますので,それらの連携を取りながら,林業の施策を推進していければなと考えております。 商工観光課長)ただ今のご質問の中で,観光振興計画の審議内容ということでございます。策定委員会の中で大まかにどういうものが石岡市の中に観光資源として,残ってあるのかなというような洗い出しを確認していただいたところでござます。そういう中で大まかに歴史を核とした石岡地区のゾーンとフルーツラインを核とした里山とか,或いは観光施設。そういうものを含めたゾーンというような大きな2つのゾーンというようなかたちになるであろうと。そういう中で,今までは個々,それぞれの施設での観光という施策を実施してきたわけですけれども,そういう中じゃなくてそれぞれが連携して,石岡市の観光というものにもっていく必要があるだろうというような,大きな方向性が示されたところでございます。こういう中で,1月17日に東京方面からモニターというかたちで呼びまして,それで石岡の今,雛めぐりや府中誉ですか,そちらの部分。看板建築等の歴史的なものを見ていただいて,それで茅葺の民家である大場さんのところに行って,餅つきの体験や或いは,本当におにぎり等のおいしいお米を塩だけで食べていただいて,或いは,おしんことか昔ながらの素朴な料理で,満足していただけるのか。あと観光果樹ということで,いちご狩りというようなモニター調査を行いましたところ,非常に好評でございました。そういう中でそれぞれの連携をさせると,石岡市の観光として成り立ってくるというような,ある程度こう手応えがあったというふうに感じております。そういう中でさらに色々な調査等を含めて,さらに煮詰めていきたいというところでございます。で,観光ガイドマップの作成でございますが,部数につきましては,当初の話の中でも3万部というような計画でございました。まあ,予算的なこともございまして,そういう中で入札を行いましたところ,7万部くらいまで予算的な措置ができるということで,今回,7万部というかたちで発注したわけでございます。こういう中で今まで,東京方面,或いは県内の各施設のところで観光PRをやるという場合,石岡市の全体的なものというものがなかったものですから,個々のお祭りならお祭りのパンフレットを持っていく。果樹狩りなら果樹狩りのパンフレットを持っていくと。個々のそういうパンフレットを持っていって,PR活動を行ってきたわけですけれども,今回,こういうものができるということであれば,それぞれのところで石岡市というのはこういう位置にあって,こういうものができると。ある程度大まかなもののPRもできるのではないかと,そういうものに十分活用していきたいということで,当面7万部でやっていきたいというふうに思っておるところでございます。次に,観光物産施設でございますけれども,こちらの財源のお話しでございますが,県の補助があるのかということでございますが,こちらにつきましては,合併特例債を充当ということでご承認をいただいておりますので,そちらで対応というかたちになってございます。以上でございます。 磯部委員)はい,ありがとうございました。この農業政策はですね,日本は農耕民族です。また今,食の安全といったものが非常に叫ばれている。また,後継者も不足している。そういう中でやはり農業施策ということは,暖かく見守っていかないとですね,特に石岡地区,八郷地区は農家が多いわけでございますので,そういった面ではなお一層な大変な予算の中でもね,鋭意ご努力をいただきたいと。で,林道問題もですね,これは意見として間伐,これは採算性が合わないからやらないというのがどこもいっしょですね。で,まあ環境税がどうのこうのという話しが出ているようですが,あれも私は如何なものかなと個人的見解。そういう中でですね,やはり今,ご存知かと思うんですが,笠間ではログハウス3年間住居する。これが今,予約でもって待たないと入れないんですよね。ですからこういう施策をね,間伐材を利用した施策を同時に進行していく。それが観光にも繋がるし,人口増にも繋がるんではないかなと。いわゆる先ほども申し上げたようにですね,点で見るんではなく,線で物事を判断していくような政策を立案していかないとまずいのかなと。まあそういう面ではご努力をお願いしたいと思います。 それから先ほどの大場さんのところの茅葺の新聞も読ませていただきました。で,ただ今の説明では,この策定委員とか,ワーキング委員会の方々が歴史の洗い出し,或いは観光ゾーン。こういったものに対する対応を考えておると。そこでこれも私の提案なんですが,石岡に是非ですね,観光大使。これは水戸の梅むすめ。どこもありますね。結城の紬大使。こういう方を石岡でも立ち上げてですね,観光事業に対してその方々が観光客に対して色々な説明をすると。或いは,ご案内をすると。それと同時に,地域によってはですね,観光案内ということでボランティアでね,シルバー人材の方が腕章などをはめてやっているんですよ。そういうことも同時にね,検討していかないと。観光のゾーンの洗い出しだの,観光物産の・・・。八郷にも古いお寺も沢山ありますし,色んなものがあるわけですので,そういう面ではですね,同時に審議会,審査会の策定委員会の中でですね,やはりこれは観光の基本方針を策定するということでございますが,同時にもう一歩踏み込んだ,そういう委員会の議論をしていただければ何らかのかたちで,繋がってくるのかなと。それと,観光マップも306万1,800円というのはこれ,7万部に対してということなのか分かりませんが,7万部とすると1部44〜5円の計算になりますね。そうすると,私は相当高いと思います。私も商売の新聞折込をやったり何かしますがね,7万から10万部頼んで,1部40から45円というのは,かなり1部当たりの単価が高いんじゃないかなと。で,この辺もですね,やはりこれ印台だけなんですよ,高いのは。最初に起こす原稿のね。後は紙代だけですから。ですからそういうことも踏まえて,基本的に観光ゾーンが明確になったらですね,それは長年使えるようなかたちのものをですね,今後,検討をいただければと思います。以上です。 塚谷委員)それでは,先ほど磯部委員の方から出ましたイノシシの件につきまして何ですが,今この石岡地区の場合に,確かに15頭といいますけれども,相当なイノシシがいると予想されます。今現在,その地域においてそれを何とか地域活性化のもとにしようということで,しし鍋とか,しし祭りとかいうことを今始まっているわけです。で,このあれを見るとこれで十分対応できるのかなという気もあるんですね。今後,そういうことに関連したかたちで,この有害鳥獣捕獲委託料的なものをどういうかたちで見ているのか。それをちょっとお聞きしたいことと,あと猟友会の皆さんが出てやっているわけなんですが,ほんの玉代,或いはちょっとしたあれなのか。その状況をお聞かせいただきたいと思います。それが一つです。それから休耕地水利費補助金の代替と申しますか,産地づくり交付金ということで対応したということでございますけれども,一時農家その関係者の皆さん方には,正直者はバカを見るというようなかたちで,いたわけでございますね。これからどういうかたちで説明し,混乱を妨げるようなかたちになっていくのか,その点をお聞かせ願いたいと思います。で,3点目はですね,農道整備工事の中で,里地棚田保全整備工事で上青柳地区ということでございますけども,ただそれを整備するだけなのか,または,その地域の周りの現存するものをアピールしていくための事業と考えているのか。その点についてもお聞かせを願いたいと思います。もう一つはですね,ふれあい体験楽習,まあ朝日小学校の利活用の問題について,中々鮮明な方向付けが見えてこないのが現実何ですが,この中で策定委員会或いは,ワーキング委員会等がありますけれども,この状況をやはり逐次この委員会,我々議員のところへも資料等があればいただきたいなと,そのように考えているところでございます。最後に,農業後継者対策委員報酬の中で,結婚対策がはかばかしくいってないということでございますが,やはりこれからはこの石岡市も少子高齢化の中で,農村の後継者の結婚相手を探す云々じゃなくて,市全体でやはり一本化にして,取り組んでいかなくっちゃいけないのかな。そのように考えておりますが,その点についてもお聞かせ願いたいと思います。以上でございます。 農政課長)イノシシの委託料の内訳なんですけど,これは猟友会の皆さんが有害鳥獣駆除をやるに当たって,射撃訓練の費用とか,イノシシ捕獲の罠に要する費用とか,当然実費弁償に伴う車代とか,鉄砲の弾代とか,そういう経費が積算根拠となっております。それからイノシシの活用という質問なんですが,この有害鳥獣捕獲経費の委託料の他に,商工観光課の方で予算化しております「しし鍋まつり」の実行委員会の補助金ですか,そちらの方でイノシシを活用したイベントが実施されております。それから農道整備につきましては,棚田保全等の事業ということで,国の採択をいただいて実施している事業でございますが,道路ができればその周辺等の棚田についても,里山の景観ということで,現在荒れているような状況もございますが,地権者等の方々にも地域の環境の整備等に取り組んでいただいて,この棚田保全事業に取り組んでいただいて,その後の成果を環境づくりということにも置き換えて,努力をしていただければと考えております。それから産地づくり交付金の件なんですが,土地改良区の休耕水利費等の補助金でございますが,これらの廃止等の方向につきましては,昨年度より土地改良区の理事会や八郷地域の実行組合長会議の際に,ご説明をし,ご理解をいただいているところでございます。また,集落の説明会等におきましても,これまでそういう経過報告をしておりまして,今後ともそういう集まる機会があれば,その辺のご説明をしていきたいと考えております。また,産地づくり交付金の方では,これまでの3万円という市の助成金でございますが,20年度の予算要求につきましては,10アール2千円程度の上乗せということで,考えさせていただいております。以上でございます。 商工観光課長)旧朝日小学校の検討の方向付けがまだ見えないということで,こちらの朝日小学校の活用につきましては,市の方の検討委員会等が立ち上がる前に,商工会議所が中心となりまして,「トカイナカ・プロジェクト」というようなかたちで,朝日小学校の活用を検討してきたところでございます。こちらについて間もなく報告書というようなかたちで,上がってくるといったかたちになっておりますので,そういうものを参考に方向付けをしていきたいというかたちでございます。今後につきましては,委員会の報告或いは,資料等を提出しながらご説明していきたいというふうに考えております。 農業委員会事務局長)結婚対策というようなことでのご質問でございますけれども,正式ではございませんけれども,一本化していきたいという話しは聞いたことがございます。また,広域で実施されている団体もございます。一本化によってより効率的といいますか,農業後継者を含めて結婚対策が進めば,そういう方向性もよろしいんではないかと,かように思っております。以上でございます。 島田委員)それでは,簡単にお聞きします。森林環境税というようなことで,今朝の茨城新聞に大々的に載っていたわけなんですが,19年度において県の補助金ですか,間伐の予算があったと思うんですが,今,つくばね森林組合でその補助事業の事業を行っています。そうした中で大変山林が荒廃してきた中で重要な施策なのかなというように理解しているわけなんですが。石岡地区には,森林組合がないというようなことも聞いております。そうした中で石岡地区の山林に対しては,今後5年間というようなことなんですが,県のこの環境税を取るのは。どのように考えておるのか,簡単にお聞かせをいただきたいと思います。それとグリーンツーリズム運営費の中で,朝日小学校の改築というようなことなんですが,その中に入っていく朝日小学校まで行く進入路。大型バスの通行が可能なのかなと。これから色んな団体等が来るときに,その辺はどういうように考えているのか。この2点を簡単でいいですから,お聞きします。 農政課長)森林関係の整備でございますが,八郷地域ではつくばね森林組合,石岡にも森林組合は現在は残っているんですが,実際活動はしていないということで,石岡地域は八郷と違って平地林というようなことで,高い山はないんですけど。平地林の場合も県の事業で,植栽事業とか,造林事業とか,下刈り事業とかの事業を現在もしておりますけれども,そういう事業を利用したり,自分で難しいときには,つくばね森林組合さん等にも事業をお願いしていくようなことも,可能なのかなとは考えております。以上です。 商工観光課長)朝日小学校の進入路の件ですけれども,こちらにつきましては,あそこでどのような体験事業がなされるのかというようなことが,まだ明確になっておりません。そういう中で施設の利用状況とも併せ,拡幅というものは当然考えていかなければならないのかなというふうには,考えております。また,拡幅につきましては,地権者等の問題等もございますので,現時点では辻の公民館ですか,この方から下に入る周遊できるような農道から,大型バスが前回のイベントのときは,入ったというような経過で,入れることは入れるんですが,これから観光客或いは,旧朝日小学校に来られる方については,非常に判りづらいということもありますので,その辺も今後の課題として進めていきたいと考えております。 川井委員長)他に発言はございませんか。ないようですので,以上で当委員会の所管事務の調査を終了いたします。執行部におかれましては大変ご苦労様でした。その他として何かございましたらお願いいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 川井委員長)ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。 長時間にわたり大変ご苦労様でした。 |