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徳増委員長）ただ今から，総務企画委員会を開会いたします。 本日の委員会は，委員会設置後，執行部の出席を求めて開催する初めての委員会であります。 つきましては，総務企画委員並びに執行部との情報の共有化，そして，今後の円滑なる委員会審査のため，会議を開催するものでありますので，どうぞよろしくお願いいたします。 それでは，これより審査に入ります。 本日の審査案件は，総務企画委員会における所管事務及び平成１９年度主要事業についてであります。 次に，本日の審査に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりでございます。 なお，冒頭にも申し上げましたとおり，委員会設置後，初めての委員会審査でございますので，最初に委員の自己紹介をいたします。 私の方から，自己紹介をさせていだきます。若輩ものでございます。まだ，右も左も分からないなかで，委員長を仰せつかりました徳増でございます。皆様方のご指導，そしてご協力をよろしくお願いいたします。徳増と申します。 岡野副委員長）副委員長の岡野でございます。前回，総務委員会の方で委員をやっておりましたので，顔見知りの方も大分いらっしゃると思いますが，よろしくお願いいたします。 前島委員）前島守雅でございます。よろしくお願いいたします。 金井委員）金井一憲でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 金子委員）金子悦郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 嶋田委員）嶋田佐登子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 小松委員）日本共産党の小松美代子です。私は，２期９年間，教育と福祉の委員会に席をおいておりましたが，１０年目に入りまして，初心に戻って総務企画委員会で仕事をしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 徳増委員長）以上，委員７名でございますので，よろしくお願いたします。 それでは，次に，執行部から提出されております資料に添って審査を進めます。 執行部におかれましては，市長室，企画部，総務部，会計課，消防本部，八郷総合支所，監査委員事務局の順に，自己紹介と併せて説明願います。 なお，発言の際は，挙手をお願いいたします。 市長室長）４月の人事異動によりまして，市長室長となりました大野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 市長室は，このたびの組織機構の再編によりまして，市長公室から市長室と名称が変更となるとともに，部外扱いとなり，市長公室としての２室・２課より，政策調査室が政策調査員に，行財政改革推進室が企画部に移り，あわせて秘書課と広報広聴課を統合し，秘書広聴課となりました結果，１課と政策調査員になりました。室員は，今までの１７名から，今回，私を含めまして，総勢１１名でございます。事務分掌については，お手元に配付しているところでありますが，このうち政策調査員に係る部分について，私の方から説明させていただきたいと思います。 政策調査員は，お手元の事務分掌のとおりでありますが，一つとしまして政策調整会議に関することとしまして，重要な政策判断を要する事項や総合的な調整を要する事項など，政策課題等の総合調整を行うための政策調整会議を担当してございます。二つ目には，市長特命事項等の調査及び研究をすることでございます。 以上が主な事務分掌内容でございます。 次に，予算についてでありますが，事務経費のみ消耗品など総額で２７万８千円となっております。秘書広聴課の事務分掌，予算，主要事業につきましては，課長の方より説明させていただきます。以上です。 秘書広聴課長）市長室秘書広聴課の今泉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 秘書広聴課の事務分掌でございますけれども，お手元の資料，表紙を開けて２枚目のところに事務分掌ということで記載されておりますけれども，大きく分けまして秘書業務と広報広聴業務，この２つに分けられるものでございます。 主要事業といたしましては，主要事業施策概要，１枚目のところですけれども，主な事業としましては，一つに秘書事務がございます。その内訳としましては，市長交際費の３００万円，広告料の１４８万３千円などがございます。市長交際費につきましては，昨年度の予算より５０万円を減額してございます。広告料については，各種イベントの広告や新聞のお祭り特集号，または新聞における新年度予算特集号などの経費でございます。 次に，広報広聴関係でございますけれども，市民相談経費として２７５万５千円を計上してございます。これについては，市民生活に係る困りごとや市政に関する相談，要望などに対応しました市民相談や人権相談，法律相談などの経費でございます。弁護士による無料法律相談は，本年度からこれまで月３回だったのを４回に増やしまして，増大している市民の相談に対して，法律的なサポートを行っていくように対応しているところであります。 また，広報活動経費につきましては，１，９３５万２千円を計上しております。主に，毎月１日と１５日には発行しております「市報いしおか」に係る印刷製本費となっております。 最後にホームページ事業ですけれども，これにつきましては，ホームページの管理運営に要する経費１７万９千円でございます。以上でございます。 企画部長）おはようございます。企画部長の中村栄でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 企画部は，企画課をはじめ３課１室から成ってございまして，職員数は全体で３７名でございます。それでは，２名の次長の自己紹介後，各課長等から自己紹介と資料の説明をいたさせます。 企画部次長）おはようございます。企画部次長，市村章二です。よろしくお願いします。 企画部次長）企画部次長の田口賢寿と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 企画課長）企画課長の佐藤でございます。よろしくお願いいたします。 それでは，企画課所管の関係につきまして，お手元の資料に基づきましてご説明申し上げます。 まず１枚目，表紙をめくっていただいたところに職員配置図がございますが，私以下１２名でございます。課長職１名，補佐２名，係長３名，課員が６名でございます。 次のページ，企画部事務分掌の一番初めの部分が企画課の所管でございます。大変，多ございますが，恐縮ですが朗読いたします。１各部局間の総合調整に関すること，２総合計画に関すること，３土地利用に関すること，４庁議に関すること，５男女共同参画に関すること，６国，県等への要望事項に関すること，７公共交通に関すること，８国際交流の推進に関すること，９広域行政に関すること，１０統計調査に関すること，１１地域振興に関すること，１２新市建設計画の進行管理に関すること，１３合併に伴う諸事務の調整に関すること，１４都市交流に関すること，１５部内の庶務に関すること，以上でございます。 ２枚めくっていただきますと，平成１９年度における主要施策概要がございます。○印が新規事業でございます。一番初めからが，私ども所管の主要事業でございます。まず初めに，企画事務費といたしまして，２億５６９万８千円でございますが，この内容は国，県等との連絡調整等に要する費用でございますが，そのほとんどが公共用地先行取得事業特別会計への繰出金２億２６７万２千円でございます。なお，この特別会計は，いわゆる神栄跡地に関するものでございまして，平成２０年度が最終の償還期間になってございます。 次に，総合計画経費といたしまして４７９万８千円でございます。これは，総合計画の進行管理及び実施計画の作成に要する費用でございます。総合計画審議会委員さんの報酬などを含めたものでございます。なお，その中の○印，行政評価制度導入支援業務委託料９０万円に関しましては，行財政改革推進室の方へ配当替えということでございます。 次に，男女共同参画推進事業１０９万１千円でございます。これは，男女共同参画審議会委員さんの報酬などに充てるものでございます。 次に，男女共同参画計画策定事業１１０万６千円でございますが，本年度石岡市の男女共同参画計画を策定する予定でございまして，その印刷製本費７２万５千円などございます。 次が中心市街地活性化基本計画策定事業６６４万８千円でございます。主な事業費は，その計画策定に関します委託料６２０万円でございますが，現在の計画は平成１２年度に策定したものでございまして，これらの検証を進めた後に，新計画を定めるものでございます。 次が地域交通対策事業といたしまして，７，４８４万５千円でございますが，一つには恋瀬小学校から羽鳥駅までのバスの運行に関します補助でございます。それが６９１万１千円でございます。それから，昨年の１０月１日から運行を開始いたしました石岡市乗合タクシー運行事業補助金６千万円を計上させていただきました。これは，「まち未来いしおか」に対する補助でございます。 次に，新規事業で有料道路跡地活用事業３０８万６千円でございますが，いわゆる有料道路料金所跡地を活用しようと予定されている事業でございますが，委員さんの報償１７万５千円と委託料２８５万円ほかでございます。 次に，地域振興経費でございまして，これが３８万５千円，これは協議会等に関する負担金でございますが，その一つとして霞ヶ浦環境創造事業推進協議会への負担金１０万円ほかでございます。次に，統計事務費でございます。これが，１３９万５千円でございますが，統計大会，総会，あるいは統計協議会への補助金など，ご覧の金額が予定されております。 その次に，常住人口調査費，次のページでございます。今年度予定されております統計関係でございますが，調査関係でございますが，次のページの頭から申し上げます。工業統計調査費５２万６千円，学校基本調査費１万７千円，商業統計調査費１８０万７千円，就業構造基本統計調査費１１０万４千円，全国物価統計調査費５２万４千円，住宅・土地統計調査費，これは調査区の設定でございますが５７万円，これらを予定しているところでございます。以上でございます。 行財政改革推進室長）４月の人事異動で行財政改革推進室長となりました伊野です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 行財政改革推進室の体制でございますが，最初のページの職員配置図を見ていただいきたいと思います。私を含めまして，課長補佐，係長１名，課員２名，総体で５名の体制で業務を行っているところでございます。 それから，次のページの事務分掌でございますが，一つは行財政改革懇談会に関すること，それから行財政改革の推進に関すること，行政評価に関すること，事務事業の改善に関すること，その他行財政改革に関すること，以上のとおりでございます。 次に，平成１９年度における主要事業施策概要の２ページ目になりますが，その概要の真ん中のところにございます行革推進経費ということで，行財政改革推進に要する経費ということで１０３万７千円を予算計上してございます。主に事務的経費でございまして，懇談会の委員さんの報償６３万円のほか，旅費，消耗品，郵便料，そういったものでございます。以上でございます。 情報システム課長）４月の異動によりまして，情報システム課長になりました市村でございます。よろしくお願いいたします。 情報システム課について，ご説明申し上げます。情報システム課の職員の配置でございますが，私課長１名，係長１名，他職員５名，７名で業務を行っております。事務分掌といたしましては８項目ほど掲載してございますが，主要事業といたしましては，５番目の業務系並びに情報系システムの運用及び管理に関すること，６番目の電子計算業務の管理及び運営に関することでございます。業務としては，住民記録から各担当業務，共通業務としては，納付書の読み込みや庁内ＬＡＮなどの広範囲な業務を扱っております。 次に，電子自治体への対応につきましては，本年の４月に市地域情報化計画を策定しましたので，これらに基づきまして高度情報化社会のさらなる進展に伴いまして，各種情報施策を推進し，住民サービスの向上と効率的な電子自治体の構築に向け進めてまいりたいと思います。 次に，主要事業についてご説明申し上げます。まず，電算業務経費２億６，２９４万３千円でございますが，これらにつきましては住民情報系と内部情報系の業務分けをして運用してございます。住民情報系につきましては，住民と直接関わりのある住民記録，各種税，福祉等の窓口業務用電算システムと納付書・通知書等の大量印刷処理，バッチ処理を行っております。内部情報系としましては，財務会計，グループウェア，給与等の電算システム，財務会計システムは予算編成から執行管理，決算統計の一連の業務，グループウェアシステムは，職員配備のパソコンのネットワーク化により，各自のスケジュール，メール，電子掲示板，電子回覧板といったシステム情報の共有，伝達するために使用し，事務の効率化を図っているものでございます。 次に，システム導入・推進費４，３７２万円につきましては，ホームページ，施設予約，会議録検索等，インターネットを通して住民サービスを行っている経費や職員に配備しているパソコンの借上料，セキュリティソフト，ＬＧ１ネットワークなどに係る経費を計上してございます。 次に，自動交付機運用経費９７６万１千円につきましては，自動交付機が本庁，まちかど情報センター，東地区公民館，城南地区公民館，八郷総合支所に設置してございます。これらの経費を計上してございます。 次に，住民基本台帳ネットワーク整備事業経費７５１万７千円につきましては，全国市町村，県，国等のネットワーク化により，住民票の広域交付，市町村間の転出・転入等の事務，国・県の諸手続きの簡素化，住民票の添付の不要という，そういう部分の運用経費を計上してございます。以上でございます。 財政課長）財政課長の細井恒雄でございます。よろしくお願いいたします。 財政課の職員につきましては，私のほか課長補佐２名，係長が２名，主任が５名の計１０名でございます。 次に，事務分掌でございますが，１項目から１６項目までございます。４月１日の機構改革に伴いまして，管財課が財産部門と契約検査の２つを持ってございましたが，契約検査につきましては，総務部の方に所管替えということなりまして，財産部門がまた財政課の方に戻ってきたということでございます。そういうことでございますので，事務分掌につきましては，１項目から１６項目までご参照願いたいと思います。 次に，主要事業施策の概要でございます。まず，市庁舎維持管理に要する経費でございますが，８，３４５万５千円でございます。建物修繕１１９万円につきましては，本庁舎の給排水，機械設備，電気設備の修繕に係るものでございます。次に，委託料に要する経費４，０５０万６千円でございます。これにつきましては，庁舎清掃委託，設備管理の委託，エレベーターの保守等の委託料として合わせまして２，０５４万９千円，ほかに夜間警備業務委託としまして６７１万１千円，電話交換及び総合案内業務委託として１，２０４万９千円を予算計上しております。次に，施設維持管理に要する経費でございますが，２，１４８万５千円，これにつきましては国府会館の老朽化が激しいため，建物解体工事としまして４２６万６千円，用地購入費につきましては，石岡駅東土地区画整理事業での事業費清算業務として，一般保留地の売却用地の取得経費１，４２８万４千円でございます。 次に，公用車維持管理に要する経費でございますが，１，９０７万８千円でございます。これにつきましては，車両修繕としまして，今年度の車検整備費２１３万円，バス運転業務委託料として公用バスの運転代行の委託料２１０万円でございます。さらに，自動車の購入といたしまして，普通車３台，それから軽自動車２台を購入する予定でございます。以上が，財政課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 総務部長）おはようございます。総務部長の海東慎行でございます。よろしくお願い申し上げます。 総務部でございますが，総務部は次長１名，それから担当参事が２名，組織としましては，総務課，契約検査室，税務課，収納特別対策室の２課２室で，職員は総勢６０名でございます。次長並びに担当参事の自己紹介と，それぞれの課，室より事務分掌並びに主要事業等をご説明申し上げます。以上でございます。 総務部次長）総務部次長，荻沼雅光でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 参事防災担当）おはようございます。４月の異動で，消防本部から市総務部防災担当ということでまいりました総務部参事防災担当の山田です。よろしくお願いいたします。 参事税担当）おはようございます。参事税担当の岡崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 総務課長）総務課長の齋藤と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは，総務課所管についてご説明申し上げたいと思います。資料２ページ目の総務部職員配置図の一番上段をご覧戴きますと記載されておりますが，私以下課長補佐２名，係長３名，係員８名の１４名の組織体制で業務を行っております。 次に，職務内容でございますが，次のページの事務分掌に記載されておりますように，１つ目の議会の招集及び提出議案に関することから始まりまして，次のページの４６番目，その他・他の部課に属さないことまでの事務を所管してございます。 次に，総務課に関わります主要事業施策の概要についてご説明させていただきます。最初に庶務事務費でございますが，事務に関する説明書等の庶務事務に要する経費の９４万５千円でございますが，事務に関する説明書の印刷製本費及び今年度から新たに設置いたしました弁護士委託料，その他事務費でございます。顧問弁護士委託につきましては，本年度から当市行政全般に顧問弁護士制度を設置しまして，様々な事案に対して助言や指導を仰ぐものでございます。 次に，政治倫理審査会経費１０万１千円でございますが，政治倫理審査会に要する経費でございまして，石岡市政治倫理条例が本年４月１日から施行されるのに伴う経費でございます。内容は，政治倫理審査会の開催に伴います委員報酬，その他事務費でございます。 次に，区長・協力員関係経費の予算額５，２１０万７千円でございますが，区長・協力員の報酬及び事務費でございまして，今年度４月から石岡市区長及び協力員条例を制定しまして制度の統一を図り，名称を石岡市区長自治連合会としたものでございます。予算につきましては，区長・協力員報酬，区運営補助金，区長自治会連合会補助金，その他事務費でございます。次に，文書管理事務費の予算額２，３０２万４千円でございますが，広報いしおか等の仕分け及び配布作業等を石岡地方広域シルバー人材センターに委託しておりまして，その市報等配布委託料及びパソコンに常設されている例規集の更新データ作成委託料，八郷総合支所へのファイリングシステムのキャビネット購入に伴う備品購入等でございます。 次の参議院議員選挙費の予算額３，９６０万円でございますが，平成１９年７月２８日の任期満了に伴います参議院議員通常選挙の執行に要する経費でございます。参議院議員の総定数は，比例代表９６人，選挙区１４６人の合計２４２人，任期は６年でございますが，３年ごとに半数が改選されることになります。 次の市議会議員選挙の予算額７，２００万円でございますが，平成１９年４月３０日の任期満了に伴います市議会議員選挙の執行に要する経費でございまして，今回は合併後，初めての選挙を統一地方選挙として本年４月２２日に実施したものでございます。 次の霞ヶ浦用水土地改良区総代選挙費の予算額４０万円でございますが，平成２０年２月１８日の任期満了に伴います霞ヶ浦用水土地改良区総代選挙の執行に要する経費でございます。選挙すべき総代数は１５０人でございますが，このうち石岡市選挙区につきましては，７人でございます。 次の防災対策経費の予算額９２０万円でございますが，災害対策基本法に基づく防災対策に要する経費でございます。災害対策基本法により設置が義務付けられております市防災会議の開催に伴います委員報酬，備蓄食糧補充などの消耗品費，また防災無線保守点検委託に係ります機械機器等保守点検委託料，その他事務費でございます。 次の防災訓練経費の予算額１５３万８千円でございますが，防災訓練時におけます医師等への報償費，消耗品費，防災訓練会場設営委託料，その他事務費でございます。以上が，総務課における１９年度の主要事業施策に関する説明でございます。よろしくお願いいたします。 契約検査室長）契約検査室長の前島です。どうぞよろしくお願いいたします。 契約検査室の職員の配置ですが，資料２枚目中段より上に示しておりますとおり，６名で業務を行っております。 次に，事務分掌の内容につきまして，２枚開いていただきまして，中段下に契約検査室として６項目ほどあります。１つとしまして一般・指名競争入札に関すること，２つ目として入札・契約に係る審査等に関すること，３つ目として工事等の検査に関すること，４つ目としまして物品等の検収に関すること，５つ目としまして業者選考委員会に関すること，６つ目としまして，その他契約検査に関すること，以上６項目が業務となっております。 次に，２枚ほど開いていただきまして，平成１９年度における主要事業でございますが，契約検査執行に関する経費としまして，建設業者の工場情報利用料等の手数料，検査補助の委託料として１０６万３千円が計上されております。以上が，契約検査室の内容でございます。よろしくお願いいたします。 税務課長）税務課長の宮本と申します。よろしくお願いいたします。 税務課は，課長以下２６名の職員で，国民健康保険税を除く市税，個人市民税，法人市民税，固定資産税，都市計画税，軽自動車税，市町村たばこ税，入湯税を取り扱っています。 この４月から，組織の見直しにより市民税課と資産税課が一本化され税務課となり，市民税，資産税，収納管理の３つの担当で業務に当たっております。また，税務課の傘下のもと八郷総合支所に５名が配属されまして，八郷地区の家屋評価等の固定資産税とその他市税全般を所管しております。 事務分掌につきましては，記載のとおり１番から８番まで８項目にわたって所管しております。 次に，平成１９年度における主要事業施策概要について簡単にご説明をさせていただきます。固定資産税の適正課税に要する経費として，固定資産税賦課事務費６，２２２万円がございます。その主な内容について申し上げますと，不動産鑑定委託料２，５９８万８千円は，新市全域の評価の均衡と地域間における不動産価格を適正に把握するため，基準年度の状況類似地区で石岡市地区２６９地点，八郷地区１７５地点の合計４４４地点，国県基準値で石岡地区２１地点，八郷地区９地点の３０地点を基本として鑑定評価を実施しまして，平成２１年度の固定資産税の評価替えに対応するものでございます。 次に，土地路線化評価事業委託料４７６万円につきましては，新市の区域のなかで，土地評価のバランスを図る際に，旧八郷町地区のなかで，旧石岡市がすでに実施している路線化 評価方式の採用を検討しまして，具体的には柿岡地区には路線化を敷設する新市区域の土地評価のバランス及び適正課税を図るものでございます。 次に，通信回線設定業務委託料４７万９千円につきましては，地番システムと土地家屋台帳システムを本庁の税務課と支所税務課間をＡＤＳＬの回線で接続する設定業務委託料でございます。 次に，納税管理事務費４１４万４千円につきましては，市税等の納付管理に要する経費で， 督促状，催告書の用紙代や郵便料でございます。以上，税務課の説明を終わります。 収納特別対策室長）おはようございます。収納対策特別室の富田と申します。このたびの４月の人事異動で異動してまいりました。 収納対策特別室は，この４月の組織見直しによりまして，新たに設置された室でございます。構成としましては，私以下８名の職員で構成されております。 次に，事務分掌ですが，市税の収納に関することを所管しております。事務分掌をご覧いただきたいと思います。 次に，平成１９年度における主要事業の概要でございますが，収納事務費として２，２８１万１千円でございます。市税等の徴収，滞納整理に関する経費でございます。主なものといたしましては，収納嘱託員要綱に基づく徴収嘱託員報酬としまして６７１万１千円，それから茨城県租税債権管理機構負担金としまして１，１１３万７千円，その他郵便料として１７２万８千円でございます。なお，明日５月２６日から５月３１日まで，全管理職２名一組で６２班，合計１３２名で平成１７年度，平成１８年度分の市税，国保税の未納の特別滞納整理期間として個別訪問を実施いたします。以上で，収納特別対策室の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 会計管理者）おはようございます。本年４月１日，自治法の改正によりまして，会計管理者の設置の規定がございまして，その職名にあずかりました会計管理者の矢口でございます。よろしくお願いいたします。 会計管理者の補助組織といたしまして会計課が法令，それから規則等によりまして定められております。会計課につきましては，課長以下８名で業務を行っております。会計課としましては，特に主要事業いったような事業は行っておりませんので，業務の内容等について，資料に基づきまして課長よりご説明を申し上げます。今後とも適切な会計事務の遂行に当たってまいりますので，よろしくお願いいたします。 会計課長）会計課長の以後崎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 会計課の組織・事務概要についてご説明いたします。組織でございますが，課長１，補佐１，ほか６名で構成しております。担当を申し上げますと，審査担当と出納担当の２担当で構成しております。 事務の概要を申し上げます。初めに歳入歳出の出納に関すること，２現金，保証金，有価証券の出納保管に関すること，３支出負担行為，支出命令の確認及び審査に関すること，４歳入，歳出決算に関すること，５物品の出納及び保管に関すること，６指定金融機関，収納代理金融機関に関すること，７財産の記録保管に関すること，８その他出納に関することでございます。 次に，事務分掌でございます。審査担当が支出負担行為の確認を行うほか，以下６点ほど主なものを掲げてございます。また，出納担当でございますが，収支日計表の調整ほか，以下１３点ほど主なものを掲げております。以上で説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 消防長）４月１日付で消防長となりました髙木信夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 私の方からは，消防本部，消防署の職員の現況について説明させていただきます。現在の職員数は，消防吏員１２８名，事務吏員４名，計１３２名で消防行政・業務を行っているところでございます。４月の人事異動で市部局から消防次長，総務課長の２名が消防本部に配属となっております。以前よりおります２名の女子職員と合わせまして，４名の職員の方が市部局から執行となっております。また，消防本部からは，総務部防災担当参事として１名が市長部局の方へ執行しております。それから，２年間の茨城県立消防学校に教官として派遣していました１名の者が３月３１日付を持ちまして派遣が終了し，現在石岡消防署の方に勤務になっております。 次に，入校研修について説明いたします。４月１日付で消防吏員として採用となりました３名の職員につきましては，４月１１日から約半年間の初任教育として茨城県立消防学校の方に入校しております。続きまして，救急救命士資格取得のために，４月６日から１０月中旬までの期間，東京都八王子にあります救急救命士東京研修所の方に１名が入所しております。 消防本部の組織及び消防署の組織につきましては，各次長の方から説明があります。また，所管事務及び事務事業につきましては，担当課長及び通信指令室長の方から説明がありますのでよろしくお願いいたします。以上で，私の方からの説明を終らせていただきます。 消防次長・本部担当）消防本部，消防次長の足立でございます。よろしくお願いいたします。 私からは，市の消防の職員数，組織等について説明をさせていただきます。お手元の消防本部資料では１ページの組織図，それから職員の氏名が記載されております７ページと，この２ページになります。 市の消防の職員数ですが，先ほど消防長の方からも説明がありましたが１３２名，内訳としまして消防吏員１２８名，事務吏員４名でございます。組織につきましては，消防本部が総務課，予防課，警防課の３課と通信指令室の１室であります。係は，７係でございます。本部職員は，消防長以下４１名でございますが，うち兼務職員１２名があります。次に消防署ですが，２署，１分署，２出張所で組織されております。石岡消防署は署長以下３８名，八郷署は署長以下２６名であります。係は，総務係以下５係があります。 続きまして分署，出張所ですが，柏原分署は署長以下１３名，愛郷橋出張所は所長以下１３名，山崎出張所も所長以下１３名で，係はそれぞれ第１係，第２係の２係でございます。 勤務体系でございますが，署長，分署長，出張所長が日勤でございまして，他の職員は２交代の隔日勤務になっております。以上で，私からの説明を終わらせていただきます。 消防次長・署担当）このたび消防次長に任命されました山口春男でございます。よろしくお願いいたします。 私の方からは，消防署の事務分掌について進めさせていただきます。消防署には，総務係，予防係，消防係，救急係，救助係の５係となっております。事務分掌につきましては，記載のとおり９項目の事務事業を行っております。予防係には，８項目の事務事業を行っております。消防係におきましては，１０項目の事務事業を行っております。救急係におきましては，４項目の事務事業を行っております。救助係におきましては，５項目の事務事業を行っております。 次に，分署，出張所におきましての事務分掌につきましては，５ページに記載されております。消防第１係，消防第２係に分かれております。第１係には７項目の事務を行っております。第２係は８項目の事務を行っております。出張所には，消防第１係，消防第２係がございます。第１係は７項目の事務を行っております。第２係におきましては，８項目の事務を行っております。 続きまして，平成１８年度の消防概況について説明させていだきます。８ページをご覧下さい。火災件数につきましては４３件で，そのうち２９件が建物火災です。主な火災原因については，ガスこんろ４，たばこ３，たき火２件等でございます。救急件数については３，１０６件で，そのうち搬送人員は２，９２８名を搬送しております。救急種別につきましては，急病が一番多く１，８１３件，次に交通事故の３８３件となっております。救助件数につきましては４３件でございます。以上で説明を終わらせていただきます。 消防本部・総務課長）谷仲でございます。４月の人事異動で市部局より石岡市消防本部の方に執行でまいりました谷仲でございます。よろしくお願いします。 私の方から，消防本部総務課所管の事務分掌についてご説明いたします。資料につきましては，２ページからになります。総務課は，日勤者４名，隔日勤務者の兼務者５名，事務職員３名，合計１２名で行ってございます。総務課は，３係ということで庶務，管理，地域消防の３係で行っております。庶務係につきましては，資料に記載のとおり１１項目ほどございます。主に職員の服務，教養，指導，そして消防学校，消防大学校への教育研修や福利厚生に関すること及び予算経理，消防関係諸規定の制定，改廃，その他消防関係の表彰，統計広報に関する事務を担当してございます。 続いて管理係でございますが，６項目ほどございます。消防水利，防火施設，機械器具等の整備保全，消防車両等の購入，施設・車両など公有財産等の管理，そのほか機関員の技能指導，交通事故処理，国県の補助事業導入に伴う契約に関する事務を担当してございます。 続いて地域消防係でございますが，７項目ほどございます。石岡市消防団組織に関する任免，表彰，報酬のほか公務災害補償，福利厚生，教育訓練，操法訓練指導及び消防協会会計の事務，自主防災組織の設立指導の事務を担当してございます。 続きまして，６ページの資料をお開き願いたいと思います。平成１９年度消防費の主要事業施策概要についてご説明いたします。まず，最初に平成１９年度消防費予算につきましては，１４億５，９９６万８千円でございます。前年対比としまして，１．６パーセントの減額予算となってございます。 それでは，資料に基づきまして常備消防費からご説明いたします。まず最初に，消防一般経費１，７９５万円は，これは消防本部，署全体に係る事務経費でございます。主に消防署員の活動服や防火衣等貸与被服費の消耗品５１３万円，その他各種団体への負担金でございます。 次に，教育訓練・研修経費５３４万円でございます。これは，救急救命士研修及び薬剤投与研修，県立消防学校研修等の負担金４０３万１千円及び謝礼金４５万８千円でございます。 次の火災予防経費２０７万円は，火災予防業務の推進や防火意識の普及啓発経費で，主に県幼年少年婦人防火大会の開催経費３１万円及び幼年消防用活動資材助成事業補助金４０万円となってございます。 次に，非常備消防費でございます。石岡市消防団関係活動経費７，２８３万９千円は，消防団員６２８名に係る報酬１，９６６万５千円及び火災・訓練出場時の費用弁償としまして８２２万５千円，分団運営補助金２８２万１千円，そして消防団員の福利厚生関係としまして，消防団互助会交付金１１９万４千円を計上してございます。 次に，消防施設の消防機械整備事業（補助）でございます１億２千万円は，石岡消防署に現在配備されている救助工作車は，平成４年に購入したものでございます。１５年が経過しまして老朽化した車両を多様化する救助，災害活動に対応するため，今回，国庫補助を受けまして，高度特殊資機材を搭載した救助工作車の更新をするものでございます。 次に，消防充足率の向上を図るため消防水利施設整備事業１，５４０万円，これにつきましては，新設消火栓１０基及び既存の消火栓の改修工事費として１０基分を載せてございます。 次に，消防機械整備事業の単独分でございます２７９万３千円，これは老朽化した車両無線機及び携帯無線機の更新をするための予算でございます。以上で，総務課の説明を終わります。 予防課長）予防課長の大枝と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 予防課の職員の構成につきましては，お手元の消防本部配付資料の１ページと７ページに記載のとおりでございます。私と予防課長補佐１名，指導係長１名，危険物係長１名で構成しているところでございます。この４名につきましては，毎日勤務でございます。兼務としまして，主任１名と係員２名がおります。兼務の３名につきましては，隔日勤務でございます。 事務分掌でございますが，指導係と危険物係の２係がございます。資料の２ページの下段と３ページの一番上に記載のとおりでございます。指導係については，火災予防及び普及宣伝に関すること，防火対象物の査察指導に関することなど８項目になるものでございます。 次に，危険物係でございますが，危険物製造所等の許認可に関すること，危険物製造所等の規制，査察指導に関することなど７項目になります。以上が，所管事務でございます。 次に，火災予防経費でございますが，資料の６ページに記載のとおりでございます。内容につきましては，消防本部の総務課長の方から説明したとおりでございます。 次に，主要事業でございますが，今年度は第２２回茨城県幼少年婦人防火大会が石岡市民会館において開催されます。これは，茨城県内の市町村が持ち回りで，毎年この時期に実施しているものです。大会の趣旨につきましては，県内民間防火組織の交流と活動の活性化，組織拡大を図り，併せて火災予防思想の普及啓発を図るため開催するものでございます。 主催につきましては，茨城県や茨城県幼少年婦人防火クラブ，石岡市などでございます。主管につきましては，石岡市消防本部，石岡市幼少年婦人防火委員会でございます。今後とも，県の防災課と打ち合わせを行いながら，スムーズに大会を進めたいと思います。予防課の説明につきましては，以上でございます。 警防課長）警防課長の大山です。どうぞよろしくお願いします。 警防課の所管事務について，ご説明を申し上げます。警防課につきましては，消防係，救急救助係に分かれております。人員の配置につきましては，私と課長補佐１名でございます。係長１名，主任３名の計６名で構成をしているところでございます。課長と課長補佐につきましては，毎日勤務で係長，主任の４名につきましては，昼夜交代の隔日勤務で，署の署員と兼務でございます。 次に，所管事務についてご説明申し上げます。所管事務につきましては，お手元の資料の３ページの中ごろにございます。警防課消防係でございますが，消防相互応援協定に関すること，火災統計に関すること，警防計画，警防調査に関することなど１０項目を所管しているところでございます。 次に，救急救助係につきましてご説明を申し上げます。救急，救助の統計に関すること，救急，救助の証明に関すること，応急手当の普及啓発に関することなど８項目を所管しているところでございます。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 通信指令室長）４月１日付の人事異動によりまして，通信指令室長を拝命いたしました鈴木と申します。よろしくお願いいたします。 私の方からは，通信指令室の体制及び所管事務についてご説明をさせていただきます。 通信司令室の人員体制ですが，毎日勤務の室長及び隔日勤務者の室長補佐，室員合わせて９名体制で所管事務を遂行いたしております。 次に，通信司令室の所管事務につきましては，お手元の資料の３ページの下の欄に１０項目ほど記載してございます。主なものにつきましては，火災，救急，その他災害出場の出場計画，出場指令に関すること，気象及び災害に関すること，出場隊の統制運用に関することが通信司令室の主な業務内容でございます。よろしくお願いいたします。 八郷総合支所長）八郷総合支所長の久保田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず，本日出席の職員につきまして，それぞれ自己紹介させますのでよろしくお願いいたします。 八郷総合支所次長兼総務課長）八郷総合支所次長兼総務課長の小松崎です。どうぞよろしくお願いします。 八郷総合支所市民窓口課長）おはようございます。４月１日に市民窓口課長になりました助川です。よろしくお願いいたします。 八郷総合支所長）以上，３名出席させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは，私の方から概要をご説明させていただきます。 まず，職員の構成ですが，組織の構成ですが，２つの課を編成しております。総務課，市民窓口課で，職員がそれぞれ１４名，１７名配置になりまして，３３名が八郷総合支所配置職員となります。 事務分掌につきましては，総務課につきましては，文書関係の庶務的なことから市民の安全に関すること，あるいは環境に関することの広範囲の処理，そして庁舎の管理などをしているところでございます。恋瀬，園部の両出張所も総務課の範囲としまして，全般にわたる事務処理をしております。 もう一つが市民窓口課でございます。本年４月に市民に直結する課とのことで編成された課でございます。戸籍・住民，税務，保険・年金，福祉の４グループに分けまして，本庁のそれぞれの担当部署と連絡を取り合いながら事務を進めているところでございます。 どちらの課も少人数で，広範囲の事務を求められることから，職員の事務処理範囲の拡大というのが大きな課題となろうかと思います。 主要事業としましては，ふれあい祭りの実施があります。本年１８回目を迎えまして，市民のためのお祭りとして楽しめる機会となるような事業としたいと思っております。以上が，八郷総合支所の概要でございます。よろしくお願いいたします。 監査委員事務局長）監査委員事務局長，西村です。よろしくお願いいたします。 監査委員事務局の事務の概要についてご説明申し上げます。私どもの事務局では，監査委員に関する事務と公平委員会に関する事務を担当しております。 まず，１ページ目の監査委員事務関係からご説明申し上げます。最初に組織ですが，監査委員に識見者及び議会選出の２名が就任しております。職員構成につきましては，私ほか３名であります。この職員４名は，それぞれ別に申し上げます公平委員会の事務も兼務いたしております。次の所掌事務でありますが，定期監査に関することをはじめとして１１項目となります。 次に２ページになります。本年度の主要事務につきましては，定期監査，例月出納検査，決算審査，工事監査，財政援助団体監査を記載しましたが，本年度も例年同様，これらの事務を進める予定でございます。 次に３ページになります。私どもでは，石岡市及び事務組合公平委員会の事務も担当しております。まず，組織ですが，委員会は石岡市をはじめとする４団体が共同して設置しているものであります。委員は，３名で構成されております。職員につきましては，先ほど申しました４名が事務職員として兼務いたします。公平委員会の所掌事務ですが，委員会の庶務並びに議事に関する２項目となります。また，予定している主要事務としては，主要事務としてはありませんが，職員から勤務条件に関する措置の要求，あるいは不利益処分についての不服申し立てがあった場合には，適正な対応をしなければならないことになっております。 現在のところ，これらに関しての申し立て等は提出されておりません。以上が，監査委員事務局における事務の概要であります。よろしくお願いいたします。 徳増委員長）以上で説明は終わりました。 次に入ります前に，１０分間ほど休憩を取りたいと思います。 １０分間休憩いたします。 ―休 憩― 徳増委員長）休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ただ今の説明について，質問等ございましたら，挙手によりお願いいたします。 前島委員）ただ今説明を受けまして何点かお伺いしたいことがあります。 まず，今回，消防本部の方へ消防次長として市長部局から次長が派遣されたわけですが，また，それとは逆に市長部局へ消防本部の方へ派遣がされているわけであります。この人事交流の目的といいますか，ねらいについてお伺いいたしたいと思います。 消防長）今回の４月１日の人事異動につきましてご説明いたします。消防行政，それから防災の方を担当しております。今回の人事異動につきましては，国民保護法等も当市の方で計画が定められております。そういったなかで，防災に対して，今後，市の行政とさらなる円滑化を図るために行いました。 前島委員）今の説明では，理解しがたいんですが，市長部局へ行かないと防災はできないんですか。今までのように，消防本部のなかでやっていた方が，命令・指揮系統もやりやすいのではないかと思います。その辺はいかがでしょうか。今の説明ですと，防災担当を国民保護法の関係で市長部局に置いたということですが，それは違うと思いますがどうなんでしょうか。 総務部長）消防本部との人事交流についてご説明申し上げます。今回の人事交流ということで，消防本部へ２名，それから消防本部から市長部局に１名の人事交流を行っております。この理由は，一体化と申しますか，ただ今消防長からありましたほかに，消防の広域化ということが茨城県の計画のなかにございます。人口３０万人の規模での広域消防，いわゆる一部事務組合ですね。そういうことを図るということで，それらの計画のなかにございますので，土浦，かすみがうら，小美玉の４市が対象，一つのエリアということでございますが，これにつきましては，まだまだ変更があるかと思います。そういうこともございまして，より市民の安心・安全なまちづくりも踏まえまして，防災，それから国民保護法，そういうことで一体化を図るために人事交流を行ったものでございます。以上でございます。 前島委員）分かりました。次にお伺いしますが，今度，八郷総合支所では全体で１０人くらい職員が減ったということを聞いております。実際，本庁並びに総合支所では同じような業務をやるようなわけですが，先ほど総合支所長が言ったように，総合支所の職員は多くの業務をやらなければならないということになるわけですが，その辺の意識改革といいますか，対応についてはどのように指導されているのかお伺いいたします。 総合支所長）実質的に農政関係とか，建設関係とかといった受け持ち分野が減りましたので， 現実的には人数は半分くらいの数字となっております。ただ，現在持っている職務から言いますと２名の減というようなことでございます。広範囲の業務に対する職員の意識ということですが，先ほど申しましたように，市民窓口課につきましては，膨大な範囲の事務処理が求められます。現在，市民窓口課は，４つのグループに区分けをして事務処理をしておりますが，これをすべての業務ができるような形にもっていきたいというような希望がございます。それには，先ほど委員からお話があったように，職員の意識改革が必要であり，膨大な事務処理が必要でありますので，現段階では自分の受け持ちの事務処理をしながら，なおかつ他の分野の事務を理解すような体制で現在行っているところでございます。 前島委員）私は，全体の総合支所のことでお伺いしたわけですが，今，支所長が職員が半減したと言われましたが，業務的に２名しか減らないということはどういう意味ですか。 八郷総合支所長）昨年の例で申しますと，農政課，それから建設課，下水道課，こういうものの課を含めての人数ということで，私のもとに７７名の職員がおりました。それが職務からはずれたと共に職員が減って，配下の職員が半減したというような意味でございます。当然，職務も減っていると，職務に合わせて職員も減ったというようなことです。現在の受け持ち分野の総務課，市民窓口課，これは昨年の課で言いますと，総務課に合わせて市民税務課，保健福祉課，この３つの課になりますが，この職員からすると２名の減というような意味でございます。 前島委員）私の質問の仕方が悪いのか知れませんが，そうしますと２名しか減ってないということですか。２名ではないんでしょう。支所長は半減したと言っているでしょう。私が聞いているのは，この総務企画所管だけではなくて，農政とか建設とか入れて実際何名いるのかということを聞いているわけです。どうなんですか，２名しか減っていないんですか。 八郷総合支所長）２名というのは，現在の八郷総合支所長としての職務の人数ということです。現在，総合支所に与えられている課名が，総務課，市民窓口課の２つの課です。この課の職員数，昨年の総務課，保健福祉課，市民税務課，この職員からすると２名減と，そういう意味合いです。 前島委員）実際，八郷総合支所には何名の職員がいるんですか。 八郷総合支所長）支所庁舎内ということでしょうか。資料を持ち合わせおりませんので，少々お待ち下さい。 総務課長）それでは，ただ今のご質問ですが，八郷総合支所全体の職員数といいますと１０８名が勤務しております。八郷総合支所に勤務しております６０名と教育委員会が３８名，農業委員会６名，監査委員事務局４名の合計１０８名が庁舎内に勤務しております。 前島委員）何回も質問しているわけですが，総合支所長の認識というのは，八郷総合支所全体を管理監督する意識というものはないんですか。それはなぜかと言いますと，今聞いた人数が全然出てこないわけです。自分でやることは，今報告があったところだけなんですか。総務課と市民窓口課だけが総合支所長の管理監督する部署なんですか。この辺について，確認の意味で総務部長にお伺いします。 総務部長）お答え申し上げます。今回の組織機構の見直しということで，支所長の権限と申しますのは，総務課と市民窓口課ということになります。ただ，農政部門，建設部門，下水道部門，税部門ということで，行政機関以外の市長部局，それらの人事管理については一部含まれるものでございます。休暇等については，本庁ということでやってございますが，そういう一部の職員管理は，もちろん庁舎管理もございますが，庁舎管理はすべてが支所長の権限となってございます。以上でございます。 前島委員）ただ今の件につきましては，また後日お伺いいたします。もう１点お伺いしたのは，一般質問でもいろいろ申し上げて，税の徴収に関しまして，国保と市税を一元化してもらいたいと再三お願いしているわけでありますが，その点につきましては今年度どのようになったのか，確認の意味でお伺いいたします。 総務部長）お答えいたします。今年度から組織機構の見直しで，収納特別対策室というように従来の収税課を室ということで設けております。この業務につきましては，先ほど室長からありましたとおりでございますが，この仕事の内容につきましては，市税等の滞納を扱うことになってございます。 ただ，滞納につきましてもそれぞれの課で行いますが，差し押さえ等はこの課で行ってございます。差し押さえにつきましては，事前に調査が必要でございます。昨年，１８年度，それぞれ議会答弁で申しましたように，差し押さえの前段と申しますか，そういうことではやってございますので，預金調査とか，そういうもので預金残高があった場合，税を一番先に行いますが，調査の段階で出た場合ですね，それぞれの滞納のあるような所属課に連絡して，それらの把握のあとには差し押さえということでは一括でやっていきたいと考えております。 前島委員）実際に税の徴収関係で，預金とか貯金とかの差し押さえの具体的な件数についてお知らせいただきたいと思います。 収納特別対策室長）昨日現在，平成１９年度に行いました差し押さえは７５件やってございます。その内訳は，所得税の還付金が４９件，それから預貯金の差し押さえが１６件，不動産が９件，生命保険の差し押さえが１件でございます。以上でございます。 小松委員）小松です。１点だけお尋ねいたします。八郷総合支所の組織変更では，大分いろいろな意見が取り交わされたわけですが，４月，５月，２か月間が経過したなかで，この市民からのクレームとか混乱，そういったことが現時点で実際どうなっているのかお伺いいたします。 八郷総合支所長）皆様にご心配をいただきましたけれども，現段階で特別問題になるクレームが入ったというようなことは感じてございません。会計窓口について，ちょっと銀行と交渉の食い違いがございまして，開設窓口につく職員の問題，ちょっと銀行と詰めまして，これも解決しましたし，現段階では特別聞いておりません。今後も，何かあればそれ相応の対応を講じたいと思っております。 小松委員）ありがとうございました。これからが，いろいろな市民の相談事にしてもなんにしてもたくさん起こってくるのではないかと思います。そのときに，そのクレームの処理もそうですが，職員への加重な負担，こういうことが起きないように十分にみていただきたいと思います。要望申し上げまして終わります。 岡野副委員長）今の小松委員に関連いたしまして，支所の組織機構で市民へのサービスの低下というものが，私の方へ聞こえてきております。特に窓口とか総務課というよりは，例えば建設課，農政課，課長のいない課，このところで，やはり課長補佐の不在が多い。区長とかが用事があって支所に行っても，そこで話ができない。課長がいないし，課長補佐も決裁をもらいに本庁に行っているわけですから，そこで話ができないといったことが起きています。そういうようなことで，住民サービスが低下しているという話を，何人かの方から聞いております。それについてお答えねがいたいと思います。 八郷総合支所長）先ほどの前島委員からのからみ，あるいは総務部長からの答弁のからみかと思いますが，直接的には総合支所での私の権限といいますか，範囲のなかには市民窓口課と総務課でございます。ただし，支所の庁舎内に他の課の一部が職務をしております。総務部長から話からありましたように，「直接，私の管轄ではないよ」という形では進めたくはございませんので，話のあったときには，それぞれの課に出向きまして様子伺いなどをしております。極力，それぞれ支所内に配属されている課の方へ様子をみながら，質問のございましたサービスの低下にならないような手立て，配慮をつくってまいりたいと考えております。 岡野副委員長）結局，今までは建設課長がいた，農政課長がいました。それぞれに下水道課長もいました。そのなかで，専決権の話もでてきますが，ある程度の事業の方向づけはされたわけですが，それがすぐに行っても，アポイントと取って行っても課長がいないため結論がでない。つまり，行って話しをして，何日か経ってから結論をもらうということで，二重の手間になるというのが現状です。これは間違いございません。何人から話を聞いております。その辺の部分が，私は住民サービスの低下に繋がっていると思います。多分，区長が行く，あるいは何かの役員が行く，そのときに，今までは１回である程度の方向づけが出たのに２回，３回行かないと話しの結論，方向づけが出てこないというのが現状です。私は，そのように話を聞いております。 八郷総合支所長）それぞれの課とよく協議しまして，なるべく早く決定，それぞれの事項が決定されるような体制づくりに変えていきたいとこのように思います。 岡野副委員長）ただいまの件，支障のないように対応をお願いしたいと思います。今日の時点では，ここで止めておきます。 もう１点お聞きします。これは企画の方ですが，事業の関係です。地域交通対策事業のなかで，先ほど説明のなかで恋瀬・羽鳥間のバス運行について，契約は何年度までなのか伺います。引き続き，それを進めるのかどうか，それをお伺いします。 企画課長）お答え申し上げます。これは，債務負担行為によりまして，平成２１年度まで設定されておりますので，そこまでは間違いなく事業を継続するものでございます。以上でございます。 徳増委員長）ここで休憩を入れます。 休 憩 徳増委員長）会議を再開いたします。 総務部長）岡野委員の支所での行政区の区長さん，あるいはそういう要望・陳情等で，結論がなかなか出ないということでございますが，今回の組織機構のなかでは，縦割りと申しますか，本庁方式のなかで所管部のなかでは，支所と本庁の流れが良くなっているように感じております。ただ今，委員からお話のありました課長がいないから結論がでないと，課長補佐はおりますので，どの辺まで専決権，それぞれの部で課長補佐のなかで決定権があるのかということは，速やかに住民サービスの低下を来たさないような組織機構ということで進めてまいりましたので，次回までには調査して報告させていただきたいと思います。 徳増委員長）岡野副委員長，よろしいでしょうか。 岡野副委員長）次回に報告がいただけるということで了解しました。 徳増委員長）ほかに発言はございませんか。 （「なし」と呼ぶ者あり） 徳増委員長）発言なしと認めます。 以上で，所管事務及び主要事業等の審査を終了いたします。執行部の皆様には，大変ご苦労さまでした。 本日，当委員会所管についての説明を受けたわけでございますが，当委員会の所管事務事業は広範囲にわたっております。つきましては，今後の委員会調査の進め方としまして，皆様にお諮りいたしたいと思います。今後，委員会の開催回数は増えると思いますが，各部ごとに調査案件を絞り，委員会を開催してまいりたいと思います。このような形で，当委員会活動の方向づけをいたしたと思いますが，いかがでしょうか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり） 徳増委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次にその他の件で，何かございましたらこの際お願いいたします。 企画課長）本日，お手元に冊子をお配りしております。これは，１８年度の予算で合併市町村地域資源活用事業というものがございました。その成果品でございます。１万部を印刷製本いたしております。それから，合わせてＤＶＤも作成しました。これらについて，今後活用を進めてまいりたいと思います。ご高覧をいただきたいと思います。 徳増委員長）ほかに発言はございませんか。 ただ今の冊子についてでも結構ですが，ございませんでしょうか。 （「なし」と呼ぶ者あり） 徳増委員長）発言なしと認めます。 以上で，総務企画委員会を閉会いたします。長時間，ご苦労様でした。ありがとうございました。 | ||||||||||||
