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令和2年度 議会運営委員会

 第9回委員会 (10月13日)
出席委員 谷田川泰委員長,大和田寛樹副委員長,村上泰道委員,石橋保卓委員
その他の出席者 池田正文議長,菱沼和幸副議長,小松豊正議員
市執行部 市長(谷島洋司),総務部長(越渡康弘),財務部長(門脇 孝)
議会事務局 局長(武石 誠),庶務議事課長(中山善正),課長補佐(木﨑憲一)


谷田川委員長)ただいまから,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日委員長において,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,市長・谷島君,総務部長・越渡君,財務部長・門脇君,以上であります。
 はじめに,第3回臨時会についてを議題といたします。
 市長より第3回臨時会の告示日及び招集日について説明願います。
 
市長)本日は,大変お忙しいところお集まりいただきまして,ありがとうございます。今般の新型コロナウイルス感染症対策につきまして,早急な対応が必要なことから,臨時会の開催をお願いするものでございます。なお,臨時会につきましては,10月13日に告示,10月20日に招集をいたしたいと考えております。よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。

谷田川委員長)ただいま市長から,第3回臨時会を本日10月13日告示,10月20日に招集したい旨の説明がありました。
 この件について,ご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,令和2年第3回石岡市議会臨時会については,10月13日告示,10月20日招集ということで了承したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,第3回臨時会に告示されます付議事件について説明を求めます。

市長)付議事件につきましてご説明させていただきます。本臨時会の付議事件につきましては,今般の新型コロナウイルス感染症対策に係る案件として,一般会計補正予算(第8号)に係る議案を1件付議する予定でおります。なお,議案の具体的な内容につきましては,担当部長からご説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。

財務部長)私からは,予算関係の議案につきましてご説明申し上げます。令和2年第3回石岡市議会臨時会に提案いたします予算関係の議案は,議案第92号,令和2年度石岡市一般会計補正予算(第8号)の1件でございます。今回の補正予算でございますが,新型コロナウイルス感染症対策に要する経費を基本的な考え方としております。
 資料に基づきましてご説明申し上げます。補正予算額は1億6,342万3,000円を追加いたしまして,歳入歳出の総額をそれぞれ439億7,280万4,000円とするものでございます。財源の内訳は国庫支出金,県支出金,繰越金及び諸収入を増額するものでございます。
 補正する予算の主な内容を申し上げます。最初に総務費の自転車活用推進事業500万円でございます。こちらは新型コロナウイルス感染症に配慮したオンラインでのサイクリングイベント開催に対し,補助金を計上するものでございます。次に,市県民税賦課事務費257万8,000円でございます。こちらは,来年2月からの申告相談に際し,新型コロナウイルス感染症対策として実施する予約システムや,住民税申告システム導入のための委託料や,呼び出し機器などの備品購入費などを計上するのでございます。
 次に,民生費の保育支援関係経費1,698万2,000円でございます。こちらは新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言期間及び登園自粛期間中に保育事業に従事した方に対し,慰労給付金を支給するための経費を計上するものでございます。
 次に,衛生費の予防接種事業150万6,000円でございます。こちらは妊婦がインフルエンザに感染した際の重症化を予防する観点から,予防接種費用を全額助成するための経費を計上するものでございます。
 次に,商工費の商工振興事業1億2,918万6,000円でございます。こちらは県が実施するいばらきアマビエちゃん登録促進事業を促進させることを目的として,県条例に基づき登録を義務付けられました事業所に対し,給付金を支給するための経費を計上するものでございます。財源として国庫支出金及び県支出金を計上するものでございます。
 次に,小学校費の学校管理運営経費89万7,000円でございます。こちらは,教育バスの感染症予防対策に要するオゾン発生装置の購入経費を計上するものでございます。なお中学校につきましても同様の経費119万6,000円を計上してございます。次に,放課後児童健全育成事業607万3,000円でございます。こちらは新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言期間及び登所自粛期間中に,学童保育事業に従事した方に対し,慰労給付金を支給するための経費を計上するものでございます。以上が,今臨時会に提案いたします補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で,第3回臨時会に告示されます付議事件についての説明は終わりました。ただいまの説明について,ご意見等がございましたらお願いたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,第3回臨時会につきましては,ただいま説明のあった付議事件が告示されるということで了承したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは,執行部におかれましてはご退席いただいて結構でございます。

―執行部退席―  

谷田川委員長)次に,第3回臨時会の会期及び付議事件の取り扱いについて,議長よりお考えをお示し願います。

池田議長)第3回臨時会につきましては,本日10月13日告示,10月20日招集ということで了承されたところでございます。私といたしましては,第3回臨時会の会期を10月20日,1日間としたいと思います。さらに告示されます議案の質疑,討論については,臨時会でありますので,通告ではなく挙手により行い,委員会付託を省略いたしまして,採決を行いたいと考えております。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ただいま議長から,第3回臨時会の会期は10月20日,1日間とし,さらに議案に対する質疑,討論については,挙手により行い,委員会付託を省略し,採決を行いたいとの考えが示されました。
 これについてご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,第3回臨時会の会期及び付議事件の取り扱いについては,議長のお考えのとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,会派持ち帰りの案件についてを議題といたします。
 石岡市議会新型コロナウイルス対応策(案)についてでございます。本件については,前回,議長からお示しいただいた案について,会派持ち帰りで協議することとしていたものであります。このたび,第3回臨時会が開催されるにあたり,どのような対応で臨むべきか,前回の案をご協議いただいたうえで,対応を決めてまいってはどうかと考えております。
 それでは石岡市議会新型コロナウイルス対応策(案)について,各会派の検討結果をご報告いただきたいと思います。
 
村上委員)コロナ対策案につきましては,新しく改正されましたこの案のレベル2の段階でよろしいのではないかということで,当会派の意見はまとまりました。

谷田川委員長)まず皆さんにお伺いしたいことでありますけども,この令和2年9月1日改訂版,これがレベル5まで表示をされております。この案の中から,今回の対応策を決定していくということでよろしいんでしょうか。

村上委員)申し訳ございません。まず新しく改定案ということで提示していただいたものについては了承した上で,次の本会議にかけるレベルとしてはレベル2ではどうかということでまとまりました。以上です。
 
大和田副委員長)議長提案のコロナ対策案で,こちらで対応していけばよろしいということで,会派の意見でまとまってます。

谷田川委員長)レベル2ということで,よろしいですか。

大和田副委員長)臨時会ですと,ちょっとそこまでは話がいってなかったんですけれども。

谷田川委員長)今回の臨時会については,レベル2でいいということで。

大和田副委員長)はい。

谷田川委員長)わかりました。

石橋委員)対応案のほうについてですけども,1点だけ。レベル3以上の段階になりますと,質問時間の制限がかかってくるわけですけども,ちょっと再度確認をしたいんですけど,一般質問の持ち時間といいますか,それと議案質疑の持ち時間は変更しないというふうになっているんですけど,この明確な根拠といいますか,理由というのはもう一度確認をしたいと思いますのでお聞かせをいただきたいと思います。

庶務議事課長)レベル3,レベル4におきましては,一般質問の時間を50分というふうな制限,それからレベル4におきましては,議案質疑においても制限をするというような案でございますが,考え方といたしましては,一番上の段,「1 開会・開議時間について」のレベル3,4にございますが,会議時間の延長は行わない,会議時間を長く取らないというふうな対応を図ってはどうかというのが,もともとレベル3と4にはございます。レベル3では,規定の会議時間,午前10時から午後6時までで延長は行わない。レベル4では,短縮を図る案でございますが,午後4時までに短縮してはどうかというふうな案で,さらに延長は行わないという考え方に基づくものでございます。そういたしますと,延長は行わない中で時間を配分するということでございますので,今までの議員さんの人数等を勘案いたしまして,一般質問においては1人50分に制限をさせていただいたというようなところでございます。レベル4においては,午後4時までといたしまして延長を行わないものですから,その規定の会議時間を人数で割って,質問時間を算出するというふうなことで,基本的には会議時間の延長を行わないような会議設定をするために,一般質問の時間というのを定めてはどうかという考えでございます。以上でございます。

石橋委員)確かにですね,特に一般質問に対してのご説明については納得はするところなんですけども,議案質疑のほうについても,ある程度一般質問と同程度の制限は必要ではないのかなと。今回,レベル3において時間は変更しないという部分については,開会時間と閉会時間の中に,議案質疑であれば収まるだろうというふうなお考えなのかもしれませんけども,会議にどのような議案が上程されて,それに対して何人の議員が質問をするかという想定は事前には難しいのかなというふうに思います。これまでの実績という言い方はおかしいのかもしれませんけども,そこから考えると,議案質疑は数人程度で終わるだろうというのが前提なんですかね。そういうふうな感じがするんですけども。想定されない議案,もしくは現時点でどういった議案に議員の皆さん方が疑問に思うかというのは,想定できない部分がかなりあると思うんですね。そうしますと,場合によっては時間を超過する可能性もなきにしもあらずという,万が一にですよ。そういうことを踏まえますと,やはり議案質疑についても同じ,質問,答弁を含めて50分という形で統一性を図ったほうがよろしいのではないかなと。加えて,この中の説明でありますけども,一般質問の持ち時間は1議員当たり質疑応答で50分とし,目安として50分ごとに10分間の休憩をとって換気を行うと。この「目安として」の部分については議案質疑にはかかってこないですよね,この書き方だとすると。「一般質問の持ち時間は」ということで,一般質問の部分で換気を行うというふうに読み取れる部分もあるかなと思うんです。そういう意味では,議場内の換気というか,衛生管理という部分を考えれば,議案質疑の部分についても,一般質問と同じレベルといいますか,対応が必要ではないのかなと。人によっては議案質疑の時間を調整しなければ,1人の議員の質疑応答,1時間半から2時間かかる可能性も当然ありますので,その場合には10分間の換気は入れないのかというふうにも読み取られ兼ねませんので,そこは一般質問と議案質疑,同じ対応をされた方がよろしいのではないかなというふうに思います。
 今回の臨時会についてはレベル2で妥当かなとは思うんですけども,その部分についてはとりあえず,まずその点についてもう1回お考えをお伺いします。
 
谷田川委員長)ただいま石橋委員から,レベル3についての一般質問と議案質疑の内容なんですが,時間的に一般質問は質問と答弁合算して50分ということで,一応時間が限られております。ただ議案質疑に関しては,その時間の制限がないというような形では,うまくないんではないかというような意見でございます。同等に,議案質疑も往復で50分という時間の制限をしたほうがわかりやすいんではないかというような意見が出たところでございます。これに対して,ほかにご意見はございませんか。

村上委員)ただいま石橋委員からご意見いただきまして,臨時会についてはレベル2で集約できれば集約していただいて,12月の定例会については,やはりまた市中の感染状況もあるかと思いますので,一度持ち帰った中で,その議案についての新しい案については,検討していいのかなというふうに思います。

石橋委員)それに加えて,コロナ対応策ということで今回改訂版が示されてます。もう1点お伺いをしたいのは,今回のこの基準を作って実際の運用について,例えば臨時会,定例会のいつからこれを対応させるのか。20日の臨時会についてはレベル2でいきましょうというふうに,どのレベルを該当させるかというようなお話がありますけども,今日から1週間後に市内の状況がどのように変わるかわかりません。そういう部分で言えば,本来であればその日その日で対応が変わるべきものなのかなというふうに私は思ってるんですけども,議運の中では,今回この基準だけ決定をした上で,この基準の運用については,その日その日で議長のほうで判断をして,という対応を取るべきではないのかなと。会議のたびに,議運で今回はレベル2だ,レベル3だ,という決め方はいかがなものかなというふうに考えております。皆さんのお考えをちょっとお聞かせをいただきたいと思います。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

-休憩- 

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただいま石橋委員からご意見がありました。今回の臨時会については,この改定案のレベル2といたしたいと思います。また石橋委員から提案のあったレベル3における議案質疑の時間の取り扱い,及びレベル変更の議長の裁量についてでありますけれども,この件に関しては会派持ち帰りということで,次回の委員会で取り決めたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他として,何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。
 本日決定いたしました事項については,各会派の皆様にご周知いただきますよう,よろしくお願いいたします。お疲れ様でした。





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