第２４回委員会　（３月３日）
出席委員	谷田川泰委員長，大和田寛樹副委員長，高野　要委員，村上泰道委員，山本　進委員，石橋保卓委員
その他の出席者	池田正文議長，菱沼和幸副議長，小松豊正議員
市執行部	市長（谷島洋司），総務部長（越渡康弘），財務部長（門脇　孝）
議会事務局	局長（武石　誠），庶務議事課長（中山善正），課長補佐（木﨑憲一）

谷田川委員長）ただいまから，議会運営委員会を開会いたします。
　本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に，本日委員長において，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，市長・谷島君，総務部長・越渡君，財務部長・門脇君，以上であります。
　これより議事に入ります。なお，審査上の発言は，挙手によりこれを許します。
　追加提出予定の議案についてを議題といたします。執行部より説明を求めます。
　
市長）本日は，大変お忙しいところを急遽お集まりいただきまして，ありがとうございます。今期定例会において本日１件の議案を追加提出いたしたく，ご説明申し上げます。追加提出する議案は，損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての案件が１件でございます。追加議案の概要でございますが，旭台会館の駐車場原状復旧工事に係る損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてでございます。重ねての追加議案の提出となりますが，よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。追加議案の具体的な内容につきましては，担当部長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。

総務部長）私からは，追加で提出させていただきます議案１件について，ご説明申し上げたいと思います。
　議案第45号，損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解につきましては，市発注による旭台会館駐車場原状復旧工事に係る契約の任意解除に伴い，受注者の損害を賠償し和解するため，議会の議決を求めるものでございます。以上が再度追加となる提出議案内容でございます。よろしくお願い申し上げます。

財務部長）私からは，予算関係の議案につきましては今回追加提案をしてございませんけども，先の９月定例会でお認めをいただきました第７号補正予算の補償補填及び賠償金54万7,000円の活用をさせていただきたいと思っております。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
　
谷田川委員長）以上で，説明は終わりました。
　ただいまの説明について，ご質問等がございましたらお願いいたします。ご質問はございませんか。

村上委員）工事発注の取り下げはいつ決まったんでしょうか。

総務部長）ご答弁申し上げます。申し訳ありません。私ども所管のほうでその辺の日付はちょっと確認ができてございません。

村上委員）追加議案，そのときでなければ出せないものはしょうがないんですが，一昨日コロナ関連で追加議案が出されて，一昨日出せなくて今日になってしまった理由はなぜかということでお伺いしたかったので，工事発注を取り下げたのはいつかということを確認したかったんですが，逆に担当部長において，そこについての疑問点を持たなかったのか，ちょっと所見を伺いたいと思います。

総務部長）誠に申し訳ございません。そこまでに至らなかったということで，申し訳ありません。

村上委員）詳細については議案で提出されてますので，議案質疑等を行いますけれど，執行部と議会，私たち便利屋じゃないですからね。しっかりその辺ルールに基づいて，もちろんルールに基づいて今日も議運が開かれてるかと思いますけれども，そういう単純なものではないということを，ちょっと緊張感を持ってやってもらいたいなと。以上です。

山本委員）この第45号議案を追加議案にするかどうか賛否を論ずる前に，毎週毎週追加議案が出てきて，特にこの議案については議案質疑をしたくても，通告期限は今日の４時なんですね。一体いつその準備をしたらいいんでしょうかね。今の説明では，はっきり言って議案45号の中身，全く私は理解できません。こんなことを繰り返してては，執行部と議会が車の両輪になって，石岡市のため全然そんなことはできないと思いますね。強く反省を求めたいと思います。

総務部長）委員からご指摘のとおり，大変重く受けとめてございます。私どものほうでも，議案の提出にあたりましては，所管部からきちんとした聞き取りをして，その中で適正に対応していくべきだというふうに反省してございます。申し訳ございませんでした。今後については，適正に対応できるよう各所管部と連携しながら対応してまいりたいと思います。

山本委員）先ほどの村上委員の質問にも答えられない。こんな中身で私達どうやってその議案質疑通告準備したらいいんですかね。できないですよね。今日４時までに所管部に聞き取りをするって言っても，じゃあ本会議欠席して行きますかね。どうしたらいいんですか。別に答弁いいですよ。

高野委員）今はほんとにね，議案について軽んじているんじゃないですか。我々議員もそう便利屋のように使われてね。それで，皆さん聞きたいんだと。とば口ですよ。それを聞いただけでも答えられない。そうでしょ，同僚議員２人やりましたけど，答えられます。私も今から帰らせてもらおうかと思うんですよ，これ。皆さん，これ議案の準備しなくちゃいけないから，帰るしかないでしょ。最低でも１日前，２日前とかそのぐらいの礼儀作法というのがあっていいんじゃないかなと思います。それともう１つですよ。今総務部長話しておりましたけど，工事取り下げ，これ何日かわからないと言うんですよね。そんな馬鹿な話がありますか。これ，もし取り下げてなかったら議案提出どうなんですか。３月16日まで工期が入ってますよ。まだ工事屋さん，工期あるんです。契約期間，調べてきたから教えてあげますか。当初が11月13日から１月15日。それで変更になって11月13日から３月16日ですよ。何という議案の提出しているんですか。これ議運軽んじてますよ。それで答弁もできない。もう１つ，この内容についてもきちんとした説明ができない。何が何だかわからないでしょ，これ。きちんと説明できますか。私わからないんですよ。だからどういうふうにこういうことになって，これ議案を提出するんだかというのがね。私が見てるのは，これ工事屋さんが３月16日で間に合わないのか。工事屋さんと何の和解するんですか，これ。和解の請求は工事屋さんが入るんでしょ。その辺のところはっきり聞かしてもらわないと話にならないでしょう。ただ鑑だけ話して中身を話さないで，議案に上程してもらうなんてとんでもない話。もう少し真剣に，この議運にしてもそうですけども，議案にしてもですね，提出していただければと思います。私は今回は時間もないし，私たち検討する余地もないので，私はなじまないのかなというふうには思います。答弁ができれば，すべて答えてくれますか。じゃあ答弁ができればお願いします。内容について詳しくお願いいたします。

総務部長）お答え申し上げます。内容につきましては，委員からございましたように，工事期間が３月16日まで延長しているという中で，地権者との再協議が必要になってきたということで，所管部のほうで地権者と再三にわたる協議をしてきたということでございますが，調整ができない部分があるということで，契約はしてあるんですけど工事自体が執行できてないという状況が続いてきたということのようでございます。そういった中で，最終的に３月中の予算の対応ですとか，あとは議案として提出させていただく時期というのが本日しかないのかなという中で，今回和解の案件につきましては工事業者さんのほうには落ち度がないものでございますので，これ以上あまり引っ張りすぎても次の工事の受注機会などにも影響するということで，判断をさせていただきまして，その補償部分についてのみ，今回提出をさせていただければということで提案をさせていただいたという状況でございます。以上でございます。

高野委員）最初からそういう答弁できるんじゃないですか。何で隠すんですか。この補償の問題についても，詳しく語ってないじゃないですか。今業者の件は，トラブルの件はわかりました。だけど，なぜ今度トラブルが補償に発展するのか。その辺の問題ですよ。工事が今度は現金に変わるわけでしょ。３分，５分で語れる話ですか。大変な問題ですよ，これ。私は，これから議会を休ませていただいて，この議案について調査，そして議案に対しての質問の提出をするということになれば，議長の許しを得て今日は帰りたいと思いますけども，そのようなことまですることですか。とにかく皆さん誰も，これから真剣に議会で審議し，またお聞きしていくわけですから，これを議場の中で考えているとか，文章を作るとかというのは，またこれも論外のことでありますので，私は非常に，何もないものであるというふうに思うものであります。以上です

谷田川委員長）ほかにご質問はございませんか。
　暫時休憩いたします。

－休憩－　

谷田川委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。
　先ほど来，各委員から意見が出ておりますことについて，あらためて執行部から説明を願います。

総務部長）それではあらためまして，ご提案のほうをさせていただければと思います。私のほうで，先ほどちょっと説明のほうが不足してございますが，本当に誠に申し訳ございませんでした。今回の45号の賠償の追加議案につきましては，これまで工事契約をしている状況がございまして，その工事契約と言いますのは，所有者に返還するために原状復旧をするための工事契約をさせていただいているところでございます。そういった中で，所有者との調整の中で，最終的に土の問題が発生を，市の希望するものがどうしても手に入らないというような状況が発生してございまして，そういった中で所有者との調整が今も続いているという状況でございます。それにあたりまして，今回の45号の議案でございますが，工事業者には何の落ち度もないということでございまして，契約期間としては３月16日までの工期が設定されているということではございますが，今後全く手をつけられない状況での工事の状況となっておりますので，今からしますと３月いっぱい工期を今後延長したとしても，３月中には終わらないという状況がございますことから，工事業者については受注機会というのも今後ありましたり，こちらの都合によってお待たせしてしまったという期間もございますので，３月中の工事執行は困難と判断いたしまして，今回工事業者に対する賠償の議案だけを提出をさせていただきたいというふうに考えてございますので，よろしくお願いいたします。

谷田川委員長）ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，ただいま執行部から説明のありました議案については，追加提案されることで了承したいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，ただいま追加提案することで了承いたしました各議案の本会議における取り扱いについて，議長のお考えをお示し願いたいと思います。
　
池田議長）ただいま説明のあった議案については，本日の議事日程にあげ，提案理由の説明を求め，開会日に提案された議案と同様に取り扱ってまいりたいと考えております。また，付託先につきましては，教育福祉環境委員会へ付託することとし，先の議会運営委員会において了承されました審査付託表に加えたいと思います。以上でございます。
　
谷田川委員長）ただいま議長から，議案第45号の取り扱いについて説明がございました。
　この件について，ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，議案第45号の取り扱いについては，議長のお考えのとおりといたしたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　以上で，議会運営委員会を閉会いたします。お疲れ様でした。