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令和2年度 教育福祉環境委員会
勝村委員長)ただいまから,教育福祉環境委員会を開会いたします。 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりでありますが,所管事務の調査の順序につきましては,初めに地域医療対策事業の調査を行い,その後,教育委員会事務局所管事業の調査を行いたいと思いますので,ご承知おき願います。 本日の委員会の進め方でございますが,初めに所管事務の調査,市内小中学校における空調機整備計画について及び府中地区公民館空調改修工事についてに係る現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 なお,保健福祉部の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告申し上げます。 この際,お諮りいたします。 本日の議題であります所管事務の調査,市内小中学校における空調機整備計画について及び府中地区公民館空調改修工事について,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施したいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩いたします。 -休憩(現地調査)- 勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 ここで,保健福祉部の説明員が出席しましたので,ご報告いたします。 これより議事に入ります。 所管事務の調査といたしまして,地域医療対策事業についてを議題といたします。 本件について,執行部から説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)それでは私から,地域医療対策事業についてご報告させていただきます。 本来であれば,前回の委員会でお示しいたしました資料について,さらなるご説明,ご質問等に対応させていただくところでございますが,急なご報告となりますが,これまでご説明してまいりました地域医療対策事業及び石岡地域医療計画でございますが,昨日2月4日,地域医療振興協会から,石岡地域に必要な医療体制の構築に関する要望,提案を一旦取り下げたいとの申出がございました。 今後の市の対応でございますが,市長からこの後の全員協議会でご説明させていただきたいとのことでございますので,よろしくお願いいたします。 急なご報告となり,大変申し訳ございません。よろしくお願いいたします。 以上でございます。 勝村委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 小松委員)非常に驚いて,戸惑って……こんなこと本当にこれまでなかったし,ないことなんだけど。これは誰がどこに何時頃,どういう理由でそういうことを……理由は何ですか。誰が言ってきたんですか,誰に。それをお聞きします。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)ただいま申し上げさせていただきますように,昨日2月4日,地域医療振興協会から申出があったところでございます。 今後の対応を含めまして,詳細な部分につきましては,この後の全員協議会におきましてご説明させていただければと考えております。 よろしくお願いいたします。 小松委員)じゃあ,その時に聞きます。 勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。 石橋委員)分かりましたけども,今回振興協会のほうから,一時的に取り下げというようなお話だったかと思います。これ,事実上の地域医療計画からの撤退ということで受け止めてよろしいのか,それとも,時期を見てまた新たに,またあらためてこれまでの計画を推進する予定であるのか。そこら辺のところは,どういうふうな捉え方を執行部のほうでなさってるのかお伺いをいたします。 保健福祉部長)お答えいたします。 今回の地域医療対策事業ですけれども,11月に市長のほうから,公立を軸にということでご説明があったと思います。その提案というのが,今回の再編統合,公立化という振興協会の提案を軸ということでありましたので,今回その提案を取り下げたということでありますので,これまで進めてきたものは基本的にちょっと今のところ,取り下げられたんで検討できないということなので,そういった形で,今後対応を早急に,今後の展開を考えていくような形になるかと思っております。 以上でございます。 石橋委員)相手があることですので,その件に関しては皆さん方を責め立てる気は毛頭ないんですけども,これを奇貨としてですね,本来石岡市にとってあるべき医療っていうのを,もう一度ゼロベースで,執行部,議会含めてですね,もちろん市民の皆さんのご意見もお伺いする必要あるかと思いますけども,そういったことでもう一度皆さんで練り直す必要性が,ちょうどいい機会として与えられたのかなというふうに思いますので,これまでの計画に携わってきた職員の皆様方のご苦労に対して,ここであらためてお礼を言いたいと思います。 以上です。 勝村委員長)ほかにご質問等ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 続きまして,市内小中学校における空調機整備計画についてを議題といたします。 本件について,執行部から説明を求めます。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)私からは,小学校の特別教室に設置する空調設備の整備計画(案)についてご説明いたします。 資料でございますけれども,1ページ目と2ページ目につきましては,本年度実施している中学校への整備の内容について,学校ごとに予定価格,落札価格,落札率,落札業者等についてまとめた資料となってございます。全体の工事費でございますけれども,これは,本年度につきましては八郷中学校を除く,ほかの中学校4校で進めているものでございますけれども,全体の工事費として税込み1億3,406万8,000円。整備する教室数でございますけれども,これは普通教室が100パーセントの設置率ということで,本年度,特別教室の34室へのエアコンの導入でございます。これによりまして,中学校における普通教室,それから特別教室全てが,エアコンが導入されるということとなります。本年度の事業の国庫補助の内定額でございますが,記載の3,073万8,000円の歳入を見込んでいるところでございます。 続きまして,資料のほう3ページとなりますが,小学校の特別教室空調設備整備計画(案)でございます。整備計画は,次の3つの点に留意して進めてまいりたいと考えてございます。1点目でございますけれども,個別施設計画につきましては,学校ごとに既に修繕計画が示されていることから,そういった計画との整合性を図りながら進めてまいりたいと考えております。2点目でございますけれども,学校統合再編も同時並行的に進めていることから,それらを見据えた整備を進めてまいりたいと考えてございます。3点目でございますけれども,これは,当然適正な事務の執行が求められていることから,適正な時期に適切な手続をしてまいりまして進めていきたいと考えております。 続きまして,具体的な計画についてご説明いたします。表をご覧ください。それぞれの学校名,開始年度とございますけれども,1番の石岡小学校では令和6年度からとなっておりますが,こちらにつきましては令和6年度からエアコンを使用できるというような内容となってございます。エアコンの対応時期につきましては,じゃあいつ工事をするのかということで,通常その前の年度ということになります。個別施設計画との整合性でございますけれども,まず2番目の府中小学校につきましては,計画上,令和8年,9年,10年で建替えもしくは長寿命化改修を予定してございます。したがいまして,エアコンの開始年度は令和9年度からとなってございます。8番目の南小学校につきましては,令和4年,5年度で長寿命化改修工事を予定していることから,エアコンを使用できるのは令和6年度からとなってございます。続きまして,9番の杉並小学校につきましては,令和6年,7年度で長寿命化の改修工事を予定していることから,令和8年度としてございます。統合再編の絡みでございますが,3番5番6番の高浜,三村,関川のこちらの枠組みにつきましては,場所は南小学校を予定していることから,そちらに通われているお子様は令和6年度からエアコンを使用できるということとなってございます。12番の瓦会小学校は,計画では恋瀬小学校ということになっておりますので令和6年度から。15,16の葦穂,吉生小学校につきましては,柿岡小学校という経過がございますので,令和6年度からとなってございます。 ほとんどの小学校が令和6年度から使用できるのに対しまして,問題は府中小学校とそれから杉並小学校が,3年,2年遅れということで,エアコンが使用できない。それらにつきましては今現在内部で検討を行っておりますが,その電源の供給状況にもよりますけれども,エアコン単体で業務用のエアコンを,例えば利用率の多い理科室または音楽室などに設置できるかどうか,また,家庭用のエアコンなども2台3台と設置できるか,そういう状況にあるかどうか,今内部で検討をしてございます。いずれにしましても,子どもたちが授業に集中して授業を受けられるような環境の整備を目指しているところでございます。 続きまして,計画の進め方でございますけれども,令和6年度から空調の設備を利用することができる,それらの学校につきましては,来年度,設計の業務委託を予定してございます。初めの段階として,今年の3月の議会での予算の承認を得ることとなります。次の段階としましては,設計書の業務委託を行い,設計書が出来上がってきた段階で,部内で工事費及び内容等の精査を行いまして,当然,財政担当との財政面での調整が必要になってまいります。そういった財政面での裏付けといいますか,そういうものが整ってから,次年度の令和4年5月に国庫補助の要望を行い,同時並行的に議会の報告や,また,広報を行ってまいりたいと考えてございます。令和4年11月には,次年度の工事のための予算要望を行いまして,令和5年3月での予算の承認をお願いしてまいります。その後,令和5年度で工事を進めてまいりたいと考えてございます。 以上で説明は終わります。 勝村委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,先ほど実施いたしました現地調査も踏まえまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 小松委員)いろいろ説明ありがとうございました。 ひとつは,財源はどういうふうに考えればよかったでしょうか。それがひとつ。お願いします。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)財源でございますけれども,国庫補助として学校施設環境改善交付金を予定しております。そのほかの部分につきましては市の財源となってございます。学校施設環境改善交付金につきましては,こちら補助率が3分の1となっておりまして,配分基礎額,上限がございますが,平米当たり8,000円の補助を受けられるとなってございます。 以上でございます。 小松委員)ちょっとよく分からない点もあったんですけども,要するに,国,県,市という言い方をする時もありますよね。そういうふうに分けると,国が2分の1,県と市2分の1とか,そういうことにもなるんですか。ちょっとよく分からなかったもので。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)財源としては,市の財源と国の国庫補助を予定しております。国庫補助の補助率につきましては3分の1となってございます。しかしながら,配分基礎額といいますか平米当たりの上限が設定されておりまして,その上限額が平米当たり8,000円の補助となってございます。 以上でございます。 小松委員)それからもうひとつは,ちょっと危惧するっていうか,小学校の統廃合という計画もありますよね。小学校の統廃合で議論が進んでるということと,現在あるこの小学校の特別教室の空調化ということだと,要するに統廃合が決まらなければちょっと様子見るっていうことになってはまずいっていう面もあると思うんですけども,その兼ね合いっていうか,どういうふうに……そういう統廃合計画はあくまでも計画なので,とにかく子どもさんは暑いから,特別教室。これはとにかくエアコン設置をやると。やって,統廃合はまた統廃合としてこう分けて考えると,そうなれば一番いいと思うんですけど,その辺はどのようにお考えですか。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)留意事項の2番目に,学校の統合再編を見据えた整備計画とするとなってございますので,統合を計画していましたが,例えばその地区の保護者であるとか地域の住民の方々が,統合ができない,延期してくれといった場合には,それはそれでこちらで別の方法で,例えば府中小学校であるとか杉並小学校であるとかの対応と同じように,調査を行いまして,例えば家庭用のエアコンであるとか,利用頻度の高い理科室等ですね,そういったところに入れられるかどうかの検討は当然されるものと考えてございます。 小松委員)いろいろ規模によって,またそういうことを抱えているところと抱えてないところとあるかと思うんですけども,税金の使い方,また一人ひとりの小学生の,あるいは小学校の先生方のそういう平等なっていいますか,平等に恩恵を受けるっていうことからね,ぜひ皆さんが,様々な条件はあるけども,そういう条件を踏まえながらも,夏なども快適な勉強ができるようにですね,そういう努力をぜひしてもらいたいと要望します。 勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 続きまして,石岡市勤労青少年ホームの今後についてを議題といたします。 本件について,執行部から説明を求めます。 生涯学習課長)生涯学習課から,勤労青少年ホームの今後の方向性についてご説明申し上げます。資料のほうをご参照いただきながら,よろしくお願いいたします。 まず,上段枠の勤労青少年ホームの現状をご覧ください。勤労青少年ホームの個別施設計画の中では,耐震補強工事を行い施設の安全性を確保する。その後,長寿命化改修を行い耐用年数を延ばす。また,運営方針の見直しや他の類似施設との複合化を継続的に検討していく,とございます。そのため,令和2年度の耐震補強工事から令和7年度の施設長寿命化工事までの計画を挙げてございます。また,2の現在の青少年ホームの安全性についてでございますが,耐震判断の指標となるIs値は基準をクリアしてございますが,一部確保されていない状況にございます。管理棟については,耐震診断調査におきまして,主体構造以外の施設の修繕が必要な箇所が指摘されておりまして,また体育館は,2階鉄骨造り外壁部分には所要の耐震性が確保されていないため,修繕が必要とされております。次に,3の利用者の状況でございます。一番上の表題の下にも記載させていただいておりますが,青少年ホームは,福利厚生施設に恵まれない中小企業に働く青少年の福祉の増進を図るため,健全な余暇活動を提供する施設として,勤労青少年法に基づきまして設置した施設でございます。現在の利用者の状況は,青少年以外の年齢層の利用者が大半を占めている状況にございます。設置当時の昭和56年頃とは社会情勢が大きく変化をしまして,中小企業の福利厚生の改善,また,青少年の余暇の過ごし方の多様化などの影響から,利用者の大半が中高齢者となっており,当初の設置目的と異なる状況にございます。また,県内の他市の状況でございますが,現在石岡市を含め県内6市が青少年ホームを存続させております。いずれも昭和50年代後半に建築された建物で,老朽化が進むと同時に,勤労青少年の利用増加も見込めない等の理由で,改廃を含め検討中であるとのことでございます。また,平成25年から平成28年までの間に8市町村が勤労青少年ホームの廃止をしており,そのうち5市が勤労青少年の利用がないことを理由としております。 次に,矢印から下をご覧ください。令和2年7月に複合施設検討プロジェクトチームが発足をいたしまして,11月27日には勤労青少年ホームが複合文化施設の候補となったことから,見込まれる成果と課題におきましてお示しをさせていただいております。まず見込まれる成果といたしまして,複合文化施設に集約することによりまして,管理面積,また,ランニングコスト等の,指定管理料等の効率化を期待することができます。また,青少年ホームの利用者の観点から見て,立地的に石岡駅,石岡の駅前商店街から近く,複合文化施設により集約したほかの施設も利用しやすくなり,さらには駐車場が広くなることで,利用者の安全面につきまして安全性の向上につながるものと考えてございます。そのほか,多くの人が集まることによりまして,本来の勤労青少年ホームの対象者である若者を含め,幅広い年齢層の利用も見込まれるものと考えてございます。また,施設の改修費等の問題でございますが,個別施設計画では令和7年度に躯体健全性調査,令和8年度に長寿命化改修実施設計,令和9年度に長寿命化工事を計画されており,多額の費用が必要となります。そういったことから,複合文化施設に集約した場合,将来的なコスト削減を行うことができるものと考えてございます。一方,課題でございますが,これまで現施設をご利用いただいてきました市民の皆様に丁寧な説明をしながら,ご理解を頂くことが非常に重要であると認識してございます。次に,耐震補強工事の実施についてでございますが,ただいまご説明申し上げました状況から,本年度実施設計を行ったところでございます。しかしながら,複合文化施設の内容が決まるまでの間は工事を見合わせてまいりたいと考えております。なお,今後複合文化施設への集約が決定した場合,今後の現施設の方向性の検討が必要となります。関係部署との調整,検討を行ってまいりますが,施設の廃止,解体も視野に入れつつ進めていく必要があると考えております。ご理解を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 勝村委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 小松委員)基本的に存続させるというふうにされていると思いますけども,私も何回か使ったことあるんですけども,私の回ってる人は,非常に駐車場が入りづらいというか,入口が狭くてね,それで使いづらいということで,非常に印象に残ってるんですけども。先ほども駐車場の改善と言われましたけども,ちょっとよく分からなかったので,どういうふうにするのか,それから,そういう青少年ホームを使ってる方々からどういう意見を聞いているのか,その点をお伺いしたいと思います。 生涯学習課長)お答え申し上げます。 失礼しました。安全面が向上するというのは,複合文化施設を建設した場合にはやはり広い駐車場を確保することになりますので,現在のような狭い所に入っていただくということでなく,共有部分として安全性が見込まれるというように考えてございます。また,市民の皆様からの,ご利用者の皆様からのお話でございますが,やはり駐車場につきましては,すれ違うとかそういったことも当然できない状況にございますので,やはりそこについては危惧されるというようなお話は頂いているところでございます。 以上でございます。 小松委員)よく分からないんだけど,車ですれ違うこととか大変な,夜だと非常に危ない感じなんだよね。それをどうするっていうことなの。広げるっていうことなの。何かよく分からなかったんですけど,どういうふうに考えてるのかもう一度。 生涯学習課長)失礼いたしました。今お話させていただいたのは,今後複合文化施設を建築する,施設ができた場合には,現在のような状況ではなく,ちょっとこちらの資料に書かせていただいたんですが,今後駅東が今有力視されてるところで,そこに複合文化施設を造った場合には当然広い敷地での利用になりますので,その場合には現在のような狭い状況でご利用いただくということでなく,広い敷地の中で駐車場が確保できるのではないかということで,安全面が確保されるというようなことでございます。 小松委員)複合文化施設が位置付けた場合はね,それはそうなるでしょうけども,現在のやつのこの存続っていうことで言えば,そこらは展望がないのね。そういうことですか。 生涯学習課長)現在のところは,この今の状況と広げるとかそういったことは,ちょっと非常に厳しい状況にあるというふうに認識してございます。 以上でございます。 小松委員)分かりました。 勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。 新田副委員長)ありがとうございます。 ちょっと1点だけお伺いしたいんですけども,この勤労青少年ホームの設置目的については先ほど説明いただいて,福利厚生施設に恵まれない中小企業に働く青少年の福祉の増進を図るために設置されたということで,目的について説明いただいたんですけど,その中で3番の利用者の状況ということで,実際には青少年以外の年齢層の利用者が大半を占めているということで,当初の目的から大きく異なる状況ですよという説明を頂いたんですが,実際この青少年,15歳以上30歳未満の利用っていうのは現状あるのかどうか,お伺いをいたします。 生涯学習課長)青少年の利用割合のことでございますが,まずは,統計としてはちょっと正直ございません。ただ,現場のほうで勤められてる方からの聞き取りであったり,また,団体の使用目的等を含めまして,そういった状況となってございます。大半はそういったところから,現在コロナ禍にございますので完全な把握っていうのはちょっと難しい状況がございまして,今後ですね,団体のグループ様の構成等を,年齢層を把握するためにアンケート等も実施してまいりたいと考えてございます。 以上です。 勝村委員長)ほかにご質問等ございませんか。 玉造委員)こちらのほうの,敷地面積とか延べ床面積とかあるんですけれども,借りているものとかそういった,例えば駐車場は借り物だとか借りてるとか,そういったものはない状況なのかお伺いいたします。 生涯学習課長)現在,借地等はございません。 玉造委員)借地してる部分はないっていうことで,全て石岡市の財産といいますか,そういったものであるっていうことですよね。当初の目的とは別な使われ方をしているっていうことで,複合施設ができればそこに集約するっていうことですと,その石岡市の財産である土地ですとかそういったものの利用のほうは,どのようなお考えがあるのかお伺いいたします。 生涯学習課長)現在の青少年ホームの敷地,また,利用方法についてなんですが,今後,まず関係部署等の調整等を含めまして再利用ができるかどうか,また,その先には当然,現在のところ築40年という状況もございますので,除却等も含めた形で考えているところでございます。いずれにしろ,今後ここにつきましては慎重に検討してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 続きまして,府中地区公民館空調改修工事についてを議題といたします。 本件について執行部から説明を求めます。 中央公民館長)府中地区公民館空調改修工事についてご説明をいたします。 まず,府中地区公民館の概要についてご説明させていただきます。鉄筋コンクリート造り2階建てで,昭和55年に竣工いたしました。今年で41年が経過しております。延べ床面積が1,214平米。部屋の配置なんですが,1階が,調理実習室ほか5室に事務室。2階が,大会議室ほか4部屋に印刷室等でございます。公民館の講座を実施しておりまして,各種の講座を10から12程度実施をしております。さらにその同好会ということで16登録がございまして,ヨガや太極拳,ピラティス体操などが行われております。利用状況につきましては,平成29年度が1万9,340名,平成30年度は1万8,957名,令和元年度が1万7,451名となっております。そういった中で,老朽化によりたびたび空調が故障しまして,市民の皆様にご迷惑をかけていたところから,長期間の閉館が必要となりますが,改修工事を実施することになりました。 続きまして,工事概要でございます。工事予定価格が4,764万1,000円,落札価格が4,320万8,000円,落札率が90.7パーセントで,落札業者が株式会社技研でございます。工事監理者につきましては,和田建築設計事務所でございます。工期が令和2年11月6日から令和3年3月18日まででございます。工事の内容でございますが,新設につきましては,天吊り型エアコン13台,屋外キュービクル等の設置。既設の機械撤去が,屋上の冷却塔,膨張タンク,配管等でございます。工事の完了でございますが,3月18日の見通しでございます。財源といたしましては,長寿命化事業債と一般財源でございます。 改修後の効果でございますが,必要な部分ごとに空調を使用できるようになるため,効率的な使用が可能となります。また,電気のみの使用となり,灯油を使わないことで,危険物の取扱いがなくなるものでございます。今後も石岡市地区公民館個別施設計画に基づきまして,利用者の安全確保のため施設の改修を行ってまいります。よろしくお願いします。 以上でございます。 勝村委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,先ほど実施いたしました現地調査も踏まえまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 続きまして,市内スポーツ少年団体育施設利用料減免期間の延長についてを議題といたします。 本件について,執行部から説明を求めます。 スポーツ振興課長補佐)スポーツ振興課からは,市内スポーツ少年団体育施設利用料減免期間の延長についてご説明いたします。 スポーツに取り組む児童の保護者への経済的負担を軽減するため,また,令和元年度に実施されました茨城ゆめ国体や,東京オリンピックに向けた機運の醸成を図るため,石岡運動公園,八郷総合運動公園内施設,朝日スポーツ交流施設につきまして,市内のスポーツ少年団が使用する場合は,平成29年4月1日から令和3年3月31日までの間,4年間につきまして使用料を4分の1として減免を行ってまいりました。本年度で減免終了予定でしたが,東京オリンピックの延期に伴いまして,さらなる機運の醸成を図るため,減免期間を令和4年3月31日までの1年間,延長させていただく方向で現在調整をしているところでございます。 以上,スポーツ振興課からの説明となります。よろしくお願いいたします。 勝村委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 菱沼委員)今報告いただきまして,市内のスポーツ少年団の今現在の数なんですけども,実際この近年,どのような状況になってるかお尋ねしたいと思います。 スポーツ振興課長補佐)お答えいたします。 市内スポーツ少年団の数でございますが,令和2年度現在で37団体ございます。数でございますが,昨年度,元年度と比べますと若干減っている傾向でございます。 以上でございます。 勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。 池田委員)確認でお伺いいたします。 平成29年から現在までの実績と,減免しました具体な金額,どの程度あったのかお伺いいたします。 スポーツ振興課長補佐)お答えいたします。 ただいま,手元に元年度利用分ということでしかございません。申し訳ございませんが,元年度利用分でございますが,まず石岡運動公園,こちら全ての施設の合計が,利用回数といたしまして,午前,午後,夜間という使用の各こまひとこまというふうな計算でいきますと,石岡運動公園につきましては合計で37回の利用,減免額につきましては3万6,660円の減額となります。八郷総合運動公園の施設につきましては,回数が258回,減免額といたしましては26万8,640円の減額となっております。朝日スポーツ交流施設につきましては,使用回数23回,減免額としては2万7,260円の減額となっております。 以上でございます。 池田委員)令和元年度の実績ということで伺いました。八郷運動公園の利用率が高いのはどういったことで,これ258件ですか,どのような内容なのかお伺いいたします。 スポーツ振興課長補佐)お答えいたします。 八郷運動公園のスポーツ少年団の利用でございますが,こちらにつきましては毎週定期的に利用する団体が決まっておりまして,予約的にも優先的にその部分を予約で利用してることもありまして,八郷総合運動公園につきましては利用回数が大きくなっているところでございます。 以上でございます。 池田委員)定期的に利用している団体がある,まあそれは当然そうなんでしょうけども,その利用してる競技といいますか,どういった内容で行っているのか。要するに,スポーツ少年団としてどういう種目のものが使ってるのかちょっとお伺いしたいと思います。 スポーツ振興課長補佐)お答えいたします。 スポーツの種目でございますが,バドミントン,少年サッカー,また,剣道等がご利用いただいているところでございます。 勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他の件といたしまして,保健福祉部から発言を求められておりますので,これを許します。 保健福祉部長)このたび,保健福祉部における公用車による交通事故調査を過去5年間分実施した結果,高齢福祉課並びに健康増進課において発生した交通事故2件が,専決処分及び議会への報告を実施していないことが判明いたしました。さきの定例会に上程いたしました1件の議案がいまだ継続審議中にもかかわらず,さらに2件の公用車の交通事故について委員会への報告及び議会の手続を行わなかったことに対しまして,深くお詫び申し上げます。今後はこの事態を重く受けとめ,現在進めております二重三重のチェック体制や,関係部局との情報共有の強化をさらに図りまして,このようなことが二度と起こらないよう,危機管理意識を持って再発防止に努めてまいります。本件につきまして,次期定例会へ議案として上程を予定してございます。このたびは誠に申し訳ありませんでした。 以上です。 勝村委員長)以上で報告は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。なお,本件につきましては,次期定例会に提出予定の議案に関する案件であるため,ご質問に当たりましては事前審査とならぬようご留意願います。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 次に,その他の件で,ほかにご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。 以上で本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。 |