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議会中継
  


令和2年度 総務委員会

 第5回委員会 (8月25日)
出席委員 関口忠男委員長,櫻井茂副委員長,徳増千尋委員,岡野孝男委員,櫻井信幸委員,村上泰道委員,谷田川泰委員,大和田寛樹委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長 加藤乃利明,次長 神谷一美,政策企画課長 細谷和彦,行革推進課長 栗山英範
議会事務局 庶務議事課係長(信田英二)


 
関口委員長)ただいまから,総務委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに,所管事務の調査として,令和2年国勢調査についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。
 
政策企画課長)令和2年国勢調査につきましてご説明いたします。資料のほうは1ページ目をご覧ください。国勢調査は統計法に基づき,日本の人口や世帯の実態を把握し,国や地方公共団体における各種行政施策の基礎資料を得ることを目的として実施されるものでございます。
 この調査から得られる結果は,選挙区の改定の基礎数値をはじめとして,地方交付税の算定や国や地方公共団体における各種施策の基礎資料として,幅広く活用されるものでございまして,数ある統計調査の中でも国勢調査は,別格のものとなっております。
 令和2年の国勢調査は10月1日を基準日として,実施される予定でございますが,日本に住んでいる全ての人,世帯が対象となります。調査の項目につきましては,世帯に関しては,男女の別,出生年月,それから配偶者の有無などの15項目。世帯につきましては,世帯員の数,住居の種類など4項目となっております。石岡市では,559の調査区に対しまして,指導員57名,調査員362名を配置しまして,調査を進めてまいります。なお,今回の調査におきましては,世帯と調査員の健康を守るため,様々なコロナウイルス感染症への対策が導入されております。主なものといたしまして,まず,非接触の調査方法の導入が挙げられます。従来でございますと,世帯を訪問した調査員は,対面での聞き取りや説明を行って調査書類を手渡しをいたしますが,今回の調査では,できる限り世帯との直接の接触を避けまして,調査書類もドアポストや郵便受けなどに入れて,配布することといたします。また,調査の回答方法も前回の平成27年調査から導入されましたオンラインでの回答をより一層推進しまして,できる限り世帯と調査員が接触しないで済むよう,配慮してまいります。インターネットでの回答または調査書類に同封されております返信用封筒による郵送での提出を世帯には可能な限りお願いする予定でございます。任命を受けました調査員が9月14日からそれぞれの受け持ち地区の世帯に対しまして,調査書類を配布していきまして,10月7日までに調査や回答をしていただくよう,各世帯にお願いをしてまいります。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,地域おこし協力隊についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。
 
政策企画課長)続きまして,石岡市地域おこし協力隊につきましてご報告いたします。資料は2ページをご覧ください。地域おこし協力隊は,東京圏をはじめとする都市住民など,地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れまして,地域力の維持,強化を図ることを目的として活動するものでございます。石岡市では,この4月に委嘱をしました,茅葺の技術の習得と活用分野の隊員1名が,現在活動しておりますが,この度かねてより募集をしておりました,スポーツツーリズムによる地域活性化の分野において1名の協力隊の採用が決まりまして,9月1日から委嘱をすることとなりましたので,ご報告いたします。新規の協力隊員につきましては,主にサイクリングなどのスポーツを通じて,地域住民とのふれあい交流や都市住民等との懸け橋としての役割を果たしていくとともに,本市の魅力発見や地域ブランド力の向上などの地域振興のために活躍をしていただきたいと考えております。委嘱日は令和2年9月1日でございまして,同日委嘱状交付式を行う予定でございます。なお,今回採用となった隊員につきましては,都内の大学を卒業後,都内の会社に就職,勤務をしておりました。いわゆる都市の住民でございます。都内で会社員生活をおくる中で,都会を離れて自然が豊かな土地に住みたいという思いが次第に高まっていたところで,当市の地域おこし協力隊の募集を知りまして,応募をしてきたとのことです。当市の恵まれた自然に触れながら,もともとの趣味であるサイクリングやスポーツを通じて,地域活性化に貢献できることに魅力を感じるとともに,それによって自身の新境地をも開いていきたいというような熱い思いを受け止めまして,今回採用を決定したところでございます。就任後は情報発信や,イベントの開催など,主にスポーツに関する取り組みを通じまして,地域活性化のために活動をしていただく予定でございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。質問等はございませんか。
 
櫻井副委員長)質問させていただきます。都内の会社にお勤めされていた方が自然に憧れてと,また,自分の趣味を生かしてという形でのご説明だったですけども,この方の自転車関係の何らかの大会に出てたとか,そういったお話は伺っているんでしょうか。

政策企画課長)はい,お答えいたします。個人で自転車を所有しまして,ロードバイクを中心に,ご自分で大規模な大会まではいきませんけれども,サイクリングのそういったイベント等は参加したということで聞いておりまして,今現在でもいろいろ自転車を使って回っているような状況でございます。

櫻井副委員長)もう一点,ちょっとプライバシーに触れてしまうかもしれませんけども,既婚者の方ですか,家族がいらっしゃって,こちら来られるのか,独り身で石岡市に来られるのか,お伺いしたいと思います。

政策企画課長)こちらの○○さんにつきましては独身の方でございまして,そういったことで伺っております。

関口委員長)ほかに質問ございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,法政大学石岡総合体育施設についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。
 
政策企画課長)続きまして,法政大学石岡総合体育施設についてご報告させていただきます。3月議会での委員会におきまして,当該施設を所有する法政大学側から,本市での同施設の取得並びに利活用に対する要請があったことについて,ご報告させていただき,現在検討を進めているところでございます。施設につきましては,こちら資料にありますように,宿泊棟やグラウンド等がありまして,全体で15ヘクタールでございます。検討を進める中で,取得の判断材料とするため,不動産鑑定を実施したいというふうに考えております,その経費につきまして第3回定例会へ提案予定の補正予算へ計上させていただいております。また,当該施設を取得した場合の活用についても並行して検討してまいりますが,広域的な利活用の可能性もあることから,県などとも情報共有しまして,検討を進めてまいりたいと考えております。その中でスポーツ施設の集約と,魅力向上の方策として,市民のスポーツ振興と広域的な利用による地域活性化を中心に検討を進めているところでございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。

村上委員)ありがとうございます。法政大学の関連施設について,スポーツ施設としても検討進めているということでご説明ありましたが,市内にあります総合運動公園,石岡と八郷ありますけれども,その他に柏原にも各種スポーツ施設ありますが,それらの集約を図るという意味の検討をしているということなんですか,それとも既存のものは既存のまま,あくまでも法政大学単体としてどうしていくかという検討をしているのか,そのあたりはどういう検討されているんでしょうか。

政策企画課長)お答えいたします。現段階におきましては,まだ,市内の保有してます,スポーツ施設等のそれらを加えました検討はしておりませんで,あくまでもこちら法政大学さんの今の現状の施設についての検討にとどまっているところです。

村上委員)あくまでも単体の評価を受けて,今後,費用対効果の判断になっていくかと思うんですが,今後のこととしまして,ちょっと懸念することとしては,公共施設の再配置計画した中で,将来の公共施設関連の総面積から将来費用予測を出して,費用負担のシミュレーションをされているかと思うんですが,これだけ大規模な面積を,今後,石岡市が単体で所有するということ,もし検討するのであれば,既存のそういうシミュレーションとの整合性が図られるのか,若干の面積であれば修正は可能かなと思うんですが,これだけ大規模な面積のものを,もし取得するっていうふうになったときに,ちょっとそのあたりの整合性取るの相当厳しいんではないかなというふうに直感で感じますので,今後の検討は,相当慎重にされたほうがよろしいのかなというふうに思います。説明を伺う範囲では,既定路線ではないように伺っているので,もちろん検討するのは構わないかなと思うんですが,相当慎重に検討されてご説明いかないと,なかなか厳しいのではないかなと現時点で感じております。以上です。

政策企画課長)お答えいたします。まさに今,その再配置のほう進めておりますので,そちらのほうも鑑みながら,ご指摘頂いたような検討進めてまいりたいと考えております。

櫻井委員)先ほど不動産鑑定の話が出ましたけども,不動産鑑定は現にもう済んでいるというふうにも聞いているんですけど,どうなんですか。

政策企画課長)お答えいたします。まだ,市のほうでは直接的な鑑定も含めて調査のほうは全くしておりませんでしたので,今回改めまして,市のほうで,計上して進めていきたいということでございます。

櫻井委員)例えば,大学側でこれが済んでるとすれば,不動産鑑定っていうのは石岡市がやる場合,第三鑑定っていうことになるんですけど,その場合に,多分違う結果は出ないなっていうふうに言われているんですね。であれば,大学側が鑑定やってあるっていうふうに聞くところによればですけども,その鑑定を活用させていただいた方が,合理的ではないかなと思うんですけども。

政策企画課長)お答えいたします。保有している所有者のほうで鑑定をされていた場合においても,今回計上させていたところにつきましては,そういったところであっても確認の意味でも,改めて市のほうで,鑑定をする必要があるかなということで考えておりました。以上です。

櫻井委員)この話は以前からあるっていうことで,総務委員会でもこの物件は最良物件だっていうことで私発言しましたけども,価格的には大体目安として,どのぐらい法政大学側では,提示していらっしゃるのか,お聞かせ願えればと思います。

市長公室長)お答えいたします。現在,継続協議中の案件でございますので,お答えのほうは差し控えさせていただきたいと思います。

櫻井委員)了解しました。もう一点ですけども,よく茨城県ではあんまり事例がないんですけども,他県に行きますと,都市公園等を民間の力を利用してっていう,パークPFIの活用っていうのが,盛んに行われてます。そういうことも含めていけば,将来石岡市のためになる物件でありますので,このパークPFIの活用,こういうことも検討の中に入れていかれてはどうかなと思います。やはり行政はこれから,何て言うんですかね,指定管理で市がお金を払うってやり方じゃなくて,逆に儲ける行政っていうかね,そういうものを目指していくべきだなと思います。その辺のところもよく検討なさって,この件については前向きに考えられるべきだなって思います。

関口委員長)ほかに質問ございませんか。

櫻井副委員長)今回資料のほうでですね,写真等も拝見できますけども,現実に建物の老朽化であるとか,現地の高低差であるとか,直に見てみないと私どももなんとも言えない部分もあると思いますので,できれば現地視察をですね,委員会として行わさせていただければ,ありがたいと思います。この点については委員長のほうでお諮りいただければと思います。

関口委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

関口委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほど副委員長からあった,法政大学石岡総合体育施設の現地視察については,日程等,事務局と調整させていただきたいと思います。よろしいでしょうか。

〔「異議なし」との声〕

岡野委員)見学の際に,建物の見学はできるんですかね。

政策企画課長)事前に申し入れることで可能かというふうに思います。建物の内部につきましても,可能かなと考えております。

関口委員長)ほかに質問ございませんか。

櫻井副委員長)私のほうからもう一点,というかお願いなんですけども,視察日程が仮に決まりましたら,先ほどもありましたけども,建物の建築年月日であるとか,改修いつ頃やったとかそういった基本的なデータ,こちらのほうの資料もご用意いただきたいと思います。見た目で分からない部分等もあると思いますので,そういった数字だとか,資料から,判断したいところもありますので,こちらについてはよろしくお願いしたいと思います。

関口委員長)ほかに質問等はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,無人航空機(ドローン)利活用事業の進捗状況についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。
 
行革推進課長)それでは,資料5ページ,無人航空機(ドローン)利活用事業の進捗状況についてご説明させていただきます。
 1番,概要をご覧ください。ドローン導入することによりまして,災害時の情報把握や公共施設の簡易点検,撮影した映像を活用した情報発信など,様々な可能性を秘めていることについて,ご理解を頂きまして,令和2年度予算化し,導入に向けて準備を進めているところでございます。
 2番,プロジェクトチームの協議につきましては,前年度に引き続き,特に関係する部署8課の係長又は課長補佐級8名により構成しまして,ドローン導入に必要となる基本事項の検討を今日まで行っております。
 3番,パイロットチームの結成につきましては,今年度新たに設置しました実働部隊でございます。チーム員には新しい取り組みでもありますので,やりがいや期待感を持って任務にあたられるよう庁内公募をしましたところ,22名の応募があり,結成をしたところでございます。チーム名につきましては「ピースフルブルー」円満な市政の発展を表した市章をイメージしております。このチーム名につきましては,チームメンバーから多数の意見が寄せられた中で,決定をさせていただいてございます。また,リーダーに1名,副リーダーに2名を選任させていただいてございます。
 続きまして4番,購入機種の選定でございます。「Mavic Enterprise Dual」1台を購入しまして,昨日ですけども納品になったところでございます。こちらのDJIにつきましては世界シェア7割を占めているメーカー製品でございまして,過日からご審議頂いておりますとおり,赤外線カメラを搭載しておる機種のほう導入してございます。今後の管理体制につきましては,保管につきまして,24時間職員が常駐するほか,緊急時の飛行を想定しておりまして,消防本部に置かさせていただきたいって考えてございます。なお,本日参考までに,購入機種の画像をご案内してございますが,右の画像につきましては,タップをいたしますと紹介動画が再生できるページのほうに飛ぶようにさせていただいてございます。音声も流れてしまいますため,後ほどご確認いただけますと幸いでございます。
 最後に5番,ドローン講習会への派遣でございます。ドローン飛行させるにあたりましては,国土交通省の許可または承認が必要になる場合がございます。その際,求められる要件の一部に10時間飛行の飛行訓練を有すること,ドローンに係る各種基礎知識を有すること等がございます。この要件を満たす研修メニューを有する機関であること,さらには新型コロナウイルス感染症対策といたしまして,県内であること等を条件といたしまして選定させていただきました結果,国土交通省が管理団体としている,JUIDAの認定資格である操縦技能・安全運航管理者コースの受講ができる県内のドローンビジネスラボラトリーつくば校を予定させていただきました。なお,研修費用につきましては,過日の常任委員会でもご案内させていただきましたとおり,一定金額,一人あたり約20万円が掛かるということから,試験的に先日,5名の職員がテスト飛行などを含む研修体験のほうをさせていただいてございまして,参加メンバーの反応は好感触でございました。受講者につきましてはパイロットチーム22名の中から3名を予定してございまして,9月下旬に3日間の研修を行う予定でございます。その後,10月に何度か練習を重ねるほか,安全体制を確保したうえで,他のパイロットメンバーにも体験をいただき,本格的には,かねてからご説明申し上げてました,11月ぐらいから各方面で活躍ができればというふうに考えている次第でございます。無人航空機(ドローン)利活用事業の進捗状況についてのご説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 
関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)先ほど22名の応募があったということで,22名の方全てがそのパイロットの講習を受けて,その資格みたいなものをとるんですか。

行革推進課長)お答えさせていただきます。今年度は3名の方が,専門機関を通じて,資格のほうを取っていきたいっていうふうに感じておりますが,将来的には人数を増やしていければと思っております。今年度は3名です。ただし,その22名の方についても,触れ合う機会があった方がよろしかろうと考えておりまして,研修経験者の立会いの下で,飛行はさせていただきたいっていうふうに感じております。以上でございます。

櫻井委員)その3名の方の年齢はおいくつですか。構成は。

行革推進課長)お答えさせていただきます。現在予定してございます,講習3名でございますけれども,本日現在ではございませんが,35歳ないし6歳の方3名を想定してございます。具体的には,当然,消防本部さんがキーマンでございますので,消防本部から選定を1名と,パイロットチームのリーダー,さらには,一級建築士の有資格者の方を対象として,今年度は選定してございます。以上でございます。

櫻井委員)了解しました。今のご説明の中で,以前にも害獣の調査っていうことで,テスト飛行やったんですけども,そちらの方面でも,どなたか講習を受けられる方が後々出てくればね,そういう活用もしていただければなと考えております。

行革推進課長)お答えさせていただきます。ご指摘のその有害鳥獣関係につきましては,私どもも当然意識をしてございまして,機種につきましては赤外線搭載モデルにさせていただきました。またパイロットチーム更にはプロジェクトチームのメンバーには,有害鳥獣関係をつかさどっております部門の職員のほうも参加しておりますので,直接,間接を問わず,飛行のほうには関わって頂きたいっていうふうには感じてます。将来的な研修の部分につきましてはご指摘の事項も踏まえて,選定とかができればというふうに考えてございます。以上です。

櫻井委員)最後にお願いなんですけども,ただ希望を好きだからっていうかね,興味があってやるっていうのも良いんですけども,基本なんですけども,その操縦技術っていうのがあるんですよね。ですからその辺のところも今後よく見極めてね,優秀なパイロットの育成っていう点に役所側も取り組んでいくべきではないかなと思います。ですから,このパイロットは素養があるっていうかね,その素質のある人を役所の中で選定していくっていうことも,ただやりたいからじゃなくてね,必要かなとも思いますので,その辺のところもよくお考えになっていただければなと思います。それで,先ほど言いましたように若い方,特に若い方,長くやっていただけるようなね。2,3年で交代だよっていうようなことじゃなくて,できれば,専門職とまではいかなくてもそういう方向で,その事業に携わっていただきたいというふうに考えております。個人的にはね。以上です。

行革推進課長)貴重なご意見ありがとうございます。今年度のパイロットチームからの操作者研修の受講者の選定するにあたりましても,希望募りました他,誰がふさわしいかの点につきましては,先ほど申し上げましたとおり,消防からピックアップをさせていただいたり,1級建築士有資格者等からピックアップさせていただいております。今,議員ご指摘の事項につきましても,今後に選定の際に検証していきたいと思います。以上でございます。
 
関口委員長)ほかにご質問等ございませんか。

谷田川委員)このドローンの利活用については,かなり大きな期待をされるところでありますけれども,今回この導入された機種なんですが,世界的に7割のシェアを占めているというような機種でありますけれども,実際の購入価格といいますか,そのへんが具体的に分かればお願いしたいと思います。

行革推進課長)それではお答えさせていただきます。購入価格は契約額をもってお伝えさせていただければと思いますが,実は今回のその契約につきましては,付属品等も追加で購入した価格として,ご案内させていただければと思います。今回の契約金額につきましては,税込みで56万4,300円でございます。付属品といたしましては,例えばですけれども,持ち運び可能なケースですとか,追加のプロペラ,さらには操作用のI−PADなどを追加で導入してございますので,おおむね,5〜60万が本体価格っていうことでご理解いただければと思います。以上です。

谷田川委員)分かりました。購入価格は理解したんですけれども,これを運用するにあたって,例えばプロジェクトチームを作りました,そして,この機械を運用しました,これが頻繁に運用されるということは,非常に喜ばしいと言いますか,利用価値があったということなんですが,そのランニングコスト的なものは,年間どのぐらい掛かるのかということが分かれば,お願いしたいんですけど。

行革推進課長)お答えさせていただきます。今年度の実績ベースとその来年度以降の事業費の部分については若干異なる部分がございますけれども,今年度につきましては,予算書に掲載がございます金額としては79万7,000円でございます。これは導入費用が入ってます。次年度以降,運用に掛かるコストといたしまして,想定されるもののひとつとして,保険料がございます。保険料は,最終的に契約締結はしてございませんが,民間の任意保険のほうに入らさせていただきますと,年額約4万円っていうことになります。さらに,保険の際に1事故につき免責額がございますので,それらについては予算のほうを一定金額計上させていただくことになると思いますので,詳細については見積等はしてございませんが,1台につき10万から20万ぐらいの年間のコストが発生してくると考えてございます。以上です。

谷田川委員)年間10万近いコストが掛かるっていうことなんで,その辺のところも有効な運用の仕方と言いますか,市民の目線に沿った,災害とかいろんなことで想定できる場面がいろいろあります。その辺も有効な機種だと思いますので,ランニングコストを含めて,できる限り経費の削減と言いますか,その辺のところに努めながら運営をしていただければというふうに思います。よろしくお願いします。

村上委員)運用のほうについてちょっとお伺いしたいと思います。基本的にマネージメント図るために,リーダー1名,副リーダー2名ということですけれど,具体的なマネージメントというのは,今後どのようなこと,上に協議案件ありますけれど,どういうことこのメンバーでしてもらっていくのか。基本的に今後も行革で,この運用の管理をしていく中で,実際にその横断的な部分を彼らが考えていくのか,具体的にそのマネージメントというのは,どういうことを想定されているんでしょうか。

行革推進課長)お答えさせていただきます。今回,私ども行革推進課のほうで購入,さらには庁内チーム形成等について携わさせていただいてございますが,部局が,他部局にわたりますものですから,私どものほうで取り扱ってございます。このプロジェクトチームのメンバーにつきましては,過日の総務委員会のほうにも何度かご説明申し上げてますとおり,年間予定,スケジュールの管理ですとか,運用上のルールの設定等についても,各専門部署の方々から意見を持ち寄っていただいて取り決めをしてございますので,今後につきましても年間をとおした運用の部分とか,課題が生じた部分についての協議等については携わっていただきたいっていうふうに感じております。また,来年度以降の体制につきましては,過日の総務委員会のほうでもご説明申し上げましたが,将来的には,消防のほうに常駐でその機械のほうを置いていきたいっていうふうに感じておりますけれども,引き続き,行政機能のほうと連携の部分については,私どもも関わらさせていただいて,協議,調整図っていきたいというふうに感じてございます。以上でございます。

村上委員)現時点の,例えばプロジェクトチームやパイロットメンバーは,多分現時点の各課のバランスを見て選考されたかと思うんですが,今後必ずこのメンバーが同じ部局いるとは限らないので,今後の部局のメンバーの偏りや,運用の偏りを心配したんですが,今のご答弁にあるように,消防中心にっていうことであれば,基本的に消防は消防本部,動きがないと思いますので,そういう意味ではきちんとその責任の所在というか,管理の所在を明確な運用を今後検討していただければと思います。

行革推進課長)ご意見ありがとうございます。今ご指摘頂きましたとおり,消防本部についてはキーマンと考えてございますので,いずれにしても,ずっと恒久的に関わっていただくってことを考えてございます。また,プロジェクトチームの設置につきましては,昨年度に引き続き,今年度も設置したところですけれども,当然人事異動が発生してございます。ですから,中のメンバーのほうは変わってございますけれども,そのことについて滞りなく事務が遂行されるように,周知ですとか,報連相の部分については努めていて,今年度も実施しておりますので,今後,人事異動等が発生しようとも適切に運用がされるように努めてまいりたいっていうふうに考えてございます。以上でございます。

関口委員長)ほかにご質問ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として,何かご発言はございませんか。
   
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
関口委員長)ないようですので,以上で,本日の総務委員会を閉会いたします。



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