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塚谷委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,第1回定例会について,新規の請願・陳情の取り扱いについて,会派持ち帰りとなっていた案件について,その他について以上であります。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。最初に,会派の異動及び解散について並びに議会運営委員の辞任について,議長の方に届出がありましたので,議長より報告願います。 久保田議長)お手元にご配付いたしましたとおり,会派の解散,異動がございました。 1月26日付で,緑風会の代表者より國司議員逝去に伴う会派の異動届が提出され,同日付で受理をしております。これにより緑風会は11名となり,選出要件により同会派からの議会運営委員の選出は,4名から3名となったため,川村委員より2月2日付で,辞任届が提出され,同日付で受理をしております。また,1月27日付で,1人会派でありますまちづくりネットの池田議員から会派の解散届が提出され,同日付で受理をしております。なお,まちづくりネットの解散に伴い,1月27日付で,新しい風の代表者より会派の異動届が提出され,池田議員が,同日付で新しい風に転入をいたしておりますので,ご報告いたします。 塚谷委員長)次に,第1回定例会についてを議題といたします。本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長 横田君,副市長 菊地君,総務部長 海東君,企画部長 田口君以上であります。第1回定例会につきましては,2月17日告示,2月24日招集ということで,前回の委員会において確認されているところであります。それでは,第1回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。 市 長)本日は,大変お忙しい中お時間をいただきまして,誠にありがとうございます。平成21年度当初予算を除く3月定例会議会に提出いたします議案について,説明させていただきます。20年度一般会計補正予算並びに特別会計予算8件の合計10議案,条例の制定及び条例の一部改正をする条例制定の議案といたしまして14議案,合計24議案を提出予定でおります。なお,今回の定例会における議案審議につきまして,お願いいたしたい案件がございます。定額給付金事業でございますが,制度上年度内に交付手続きを開始する必要がございまして,そのための準備経費を早めに議決いただきたく開会日の2月24日に審議されますことをお願い申し上げる次第であります。詳細につきましては,担当部長が説明いたします。 総務部長)私から予算案件を除く提出議案についてご説明申し上げます。それでは,議案番号順にご説明いたします。議案第24号 石岡市議会議員及び石岡市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公費負担に関する条例の全部を改正する条例を制定することにつきましては,公職選挙法の改正によりまして市長選挙において選挙運動に使用するビラ2種類以内1万6,000枚まで頒布できるようになりましたので,この作成経費を公費負担の対象にするものでございます。議案第25号 石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することにつきましては,臨時特例に関する条例を制定して,市長の給料を10%,副市長の給料は8%を平成21年4月1日から同年11月5日までそれぞれ減額するものでございます。議案第26号 石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することにつきましては,臨時特例に関する条例を制定しまして,教育長の給料を,平成21年4月1日から同年11月5日まで7%減額するものでございます。議案第27号 石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,管理職手当等の条文中の管理職を管理職員に改めるとともに,通勤手当について自動車の使用距離に応じた加算分の支給を改め,国の基準額とするもので,新たに派遣等により遠距離通勤となる職員につきましては,特急列車料金相当額を手当として支給できるようにするものでございます。議案第28号 石岡市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,旅費の鉄道賃について特急列車料金の対象を100キロ以上の旅行とし,グリーン車料金を公務上の必要及び特別の事情を除き原則支給しないことに改めるものでございます。議案第29号 石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,入湯税を30円引き上げて150円とするものでございます。議案第30号 石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,現在の石岡市学校等整備基金及び石岡市教育施設整備基金の二つを新たに石岡市学校施設等整備基金として一本化するものでございます。議案第31号 石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,平成21年度の介護報酬改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため,介護従事者処遇改善臨時特例交付金を積み立てるため設置するものでございます。議案第32号 石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,児童福祉法の改正によりまして小規模住宅型児童養育事業の対象となる扶養義務者のない児童について,国民健康保険の被保険者の適用除外とするものでございます。議案第33号 石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,平成21年度からの介護保険料を改定するものでございます。議案第34号 石岡市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,石岡西部地区農業集落排水処理施設の対象区域の供用地域を拡大するにあたりまして地域の変更をするものでございます。議案第35号 石岡市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,新たに道路の占用物件として道路の地下通路等の料金を追加するものでございます。議案第36号 石岡市土採取事業規制条例を制定することにつきましては,土採取事業に伴う災害を防止するため必要な規制を行うことを目的として条例を制定するものでございます。議案第37号 石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,消防団員の報酬,旅費及び費用弁償の支給方法を明確にするために非常勤特別職員に準じた適用条項に規定するものでございます。以上が条例関係でございますが,地方自治法第180条第1項の規定による市長に委任した和解につきまして,示談が成立して平成21年1月15日に専決処分しましたので第1回定例議会に報告する予定でありますので,内容等につきましてご説明いたします。平成20年4月2日,市内茨城一丁目地内の県道において総務部の職員が公用車を運転し,発生した物損事故につきまして市の過失が20%,相手側の過失が80%の内容で和解したものでございます。よろしくお願い申し上げまして提出議案の説明を終わります。 企画部長)続きまして,平成21年石岡市議会第1回定例会にご提案申し上げます補正予算についてご説明申し上げます。今回の補正は,事業費の確定等による財源の調整を行う必要があるもの,後年度の財政負担の軽減を図るため基金及び起債の調整に伴うもの,また補助事業の変更に伴うものでございます。資料をお手元に配布させていただきました。平成20年度3月期補正予算案に基づきまして,ご説明申し上げます。最初に左側の上でございます。議案第14号となります平成20年度一般会計補正予算案第4号でございます。補正予算額は,428万9,000円を増額いたしまして,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ271億5,124万7,000円とするものであります。第4号は,先程市長から申し上げました定額給付金事業にかかる電算処理システムの関係経費などでございます。定額給付金の給付事務を年度内に進める必要がございまして,関係する個人情報システムの変更など時間を要する作業で委託して実施する業務につきましては,国の関連法案が可決する前に着手する必要がございますので,特段のご配慮を賜りたいと存じます。補正予算額の財源は,記載のとおりであります。次に平成20年度一般会計補正予算案第5号でございます。補正予算は,8億3,091万7,000円を増額いたしまして,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ279億8,216万4,000円とするものであります。補正予算額の財源は,記載のとおりです。補正予算案の主な歳出内容を申し上げますと,最初に総務費でございます。定額給付金給付事業13億93万7,000円は,給付する給付金12億6172万円と議案第14号を除く事務費等でございます。年度内に給付事務手続きを進める必要がございまして,全額交付金でございます。民生費でございます。子育て応援特別手当支給事業につきましては,平成20年度において小学校就学前3年間に属する子供であって第2子以降の児童に対して1人につき3万6,000円を給付するものであります。定額給付金と並行して行うこととしております。次に,在宅心身障害者福祉作業所建設事業につきましては,現在柿岡館地内にございます同施設を統合保育所建設に伴い,柿岡下宿地内に移転するものでございます。この財源は,地域活性化生活対策臨時交付金10分の10を充当するものであります。土木費でございます。臨時地方道整備事業につきましては,岩間八郷線の用地買収工事費の減によるものであります。次の一般市道整備事業につきましては,国道6号線バイパス整備に伴って石岡市地蔵前付近にある第1長塚と高浜道の2つの踏切を一箇所に整備するための経費でございます。この財源は,地域活性化生活対策臨時交付金を充当するものであります,次に,特別道路対策事業につきましては,スマートインターチェンジの本体工事費2億9,000万円を減額して翌年度に組み替えるなどによるものです。関係機関と協議を要したことによるものでございます。次に,バス専用道路整備事業につきましては,石岡駅東側構内のバス発着場を整備するための用地費工事費等でございます。財源は,地域活性化生活対策臨時交付金10分の10を充当してございます,次の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業につきましては,合併特例債事業路線におきまして,事業の見直しによる減,執行額確定による減,によるものであります。次に,その下の特別会計補正予算案に移ります。最初に,議案第16号国民健康保険特別会計補正予算第4号であります。1億6,479万2,000円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億5,097万8,000円といたすものであります。その内容は,一般被保険者療養給付費の減などによるものであります。次に,議案第17号下水道事業特別会計補正予算第3号であります。731万8,000円を減額いたしまして,歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ33億9,215万9,000円といたすものであります。その内容は,流域関連公共下水道整備事業負担金の減によるものであります。次に,議案第18号駐車場特別会計補正予算第1号であります。943万3,000円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,600万1,000円といたすものであります。使用料の増によるものであります。次に,議案第19号老人保健特別会計補正予算第2号であります。1億3,083万6,000円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,204万3,000円といたすものであります。医療給付費の減によるものであります。次に議案第20号農業集落排水事業特別会計補正予算第3号であります。2,031万4,000円を減額いたしまして,歳入歳出の予算総額を歳入歳出それぞれ7億836万4,000円といたすものであります。その内容は,石岡西部地区の事業確定による減であります。次に,議案第21号介護保険特別会計補正予算第3号であります。614万7,000円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億7,736万円といたすものであります。その内容は,基金積立金の増によるものであります。次に,議案第22号介護サービス事業特別会計補正予算第3号であります。2,076万7,000円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,697万6,000円といたすものであります。その内容は,特別養護老人ホームのぞみの指定管理指定料の増によるものであります。次に,議案第23号後期高齢者医療特別会計補正予算第1号であります。7,717万4,000円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,180万6,000円といたすものであります。その内容は,後期高齢者医療広域連合への納付金の減などによるものであります。以上が補正予算案の概要であります。よろしくお願いいたします。 塚谷委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)発言なしと認めます。ただ今,市長より議案第14号平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の定額給付金の準備経費関係につきましては,定額給付金を制度上,年度内に交付手続きを開始する必要があるため,開会日の2月24日に審議の上,議決をしていただきたいということでございました。この取り扱いにつきまして,議長のお考えをお示し願います。 久保田議長)ただ今,市長より議案第14号平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の定額給付金の準備経費関係につきましては,開会日の2月24日に審議の上,議決をしていただきたいということでございました。定額給付金につきましては,制度上年度内に交付手続きを開始する必要があるということでございますので,私としては,開会日の2月24日に審議の上,議決をしてまいりたいと考えております。当該議案に対しましては,質疑終了後,会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略いたしまして,討論,採決という議事進行で進めてまいりたいと考えております。なお,本案に対する議案質疑及び討論につきましては,通告ではなく,挙手により発言を認めるという方法をとりたいと思いますので,皆様のご理解をいただきたいと思います。 塚谷委員長)ただ今,議長より議案第14号平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の定額給付金の準備経費関係につきましては,開会日の2月24日に審議の上,議決を行っていきたいということでありました。なお,議事運営につきましては,議案に対する質疑,討論は挙手により行い,さらに質疑終了後は委員会付託を省略し,採決を行っていきたいという考えが示されました。議長から説明のありました件につきまして,ご意見等はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)ご意見なしと認めます。それではお諮りいたします。議案第14号平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の定額給付金の準備経費関係につきましては,開会日の2月24日に審議の上,議決を行い,議事運営につきましては議案に対する質疑,討論は挙手により行い,さらに質疑終了後は委員会付託を省略し,採決を行っていくということといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部におかれましては,ご苦労様でした。ご退席願います。次に,先ほど執行部から説明のありました各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。 事務局次長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第1回定例会に提出される予定の議案は,計37件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 塚谷委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)発言なしと認めます。お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案の付託先につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,本日までに受理いたしました新規の請願並びに陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。 事務局次長)本日までに,受理しております請願が2件,陳情が4件ございます。 まず1件目の「排水路整備に関する請願」でございますが,本請願は,1月30日付で提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は,川井貞夫議員で,提出者は,石岡市上林の恋瀬川上流第三工区管理委員長 ○○○○様外34名でございます。内容でございますが,当該地の排水路は,柿岡地区の県道や市道の流末排水路としても利用されており,大雨の際は増水し,農業用排水路としての機能を果たせない状況になっており,また,上流部では宅地開発が進み,ますます水量が増えてくるものと思われます。このようなことから,地域住民の安全と財産を守るためにも排水路を整備していただきたいというような趣旨でございます。執行部のほうに確認したところ,排水路の上流部分については,道路や宅地の雨水排水等が流入しているため市建設部のほうで整備したということであり,今回の整備についても都市建設部において対応したいということですので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。次に,2件目の請願書でございますが,本請願は,2月5日付で提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は,関口忠男議員で,提出者は,石岡市宇治会の宇治会第1区区長 ○○○○様外3名でございます。内容でございますが,宇治会地内の市道B102号線は,道幅が3。5メートルと狭く,車のすれ違いもできないような状態であり,大変危険である。また,この道路は子供たちの通学路にもなっているので,車道を5メートル,歩道を1。5メートルに拡幅改良していただきたいというような趣旨でございます。道路の拡幅改良に関することなので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。次に,陳情でございますが,まず1件目の「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情書でございますが,本陳情は,平成21年1月20日付で提出され,同年の1月23日付で受理をしております。提出者は,さいたま市の「協働労働の協同組合ネットワークいばらき」準備室 代表の○○○○様でございます。主な内容でございますが,国において,社会の実情を踏まえ,就労の創出,地域の再生,少子高齢社会に対応する有力な制度として「協同労働の協同組合法(仮称)」の制定に向け,国会での徹底した議論と速やかなる制定を求める意見書を政府並びに関係行政官庁に提出してほしいというような趣旨でございます。内容から判断いたしますと,協同労働の協同組合の制定に関することでございますので,付託先は,市民経済委員会になるものと思われます。次に,2件目の「道路拡幅について」の陳情書でございますが,本陳情は,平成21年1月28日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市山崎の新谷区長 ○○○○様他1名でございます。主な内容でございますが,山崎新谷地区の道路は,道幅が狭いため乗用車同士がすれ違うこともできず,また,歩行者や自転車の通行にも危険な状態となっているので,安全に通行できるように道路の拡幅をお願いしたいというような趣旨でございます。内容から判断いたしますと,道路の拡幅に関することでございますので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。次に,3件目の「現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情書」でございますが,本陳情は,平成21年1月28日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,つくば市の茨城県自治体労働組合連合 代表者 執行委員長 ○○○○様他1名でございます。主な内容でございますが,国全体として保育の維持向上を実現するためには,現行保育制度を基本にしつつ,これを拡充すること,これには財政の後押しが必要不可欠です。真に少子化対策を進めるのであれば,国としてこの分野における予算枠を大幅に増やすことが急務であります。このようなことから,国に対して,「現行保育制度の堅持拡充と保育,学童保育,子育て支援予算の大幅増額を求める意見書」を提出していただきたいというような趣旨でございます。内容から判断いたしますと,保育,子育て支援等に関することでございますので,付託先は,教育福祉委員会になるものと思われます。以上でございます。次に,4件目の「朝日トンネル事業を県事業・インターチェンジ事業の東日本高速道路会社の直轄事業への転換,特例債事業の見直し,石岡駅の橋上化について」の陳情でございますが,本陳情は,平成21年2月6日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市真家の○○○○様外1名でございます。内容でございますが,朝日トンネル,インターチェンジ両事業については,関係法令に違反する行為なので市事業を中止して,県・東日本高速道路会社事業への転換を図るとともに,合併特例債事業を見直し,石岡駅橋上化の促進を図っていただきたいというような趣旨でございます。内容から判断いたしますと,朝日トンネル,インターチェンジ事業に関することなので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。 塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。 関委員)「朝日トンネル事業を県事業・インターチェンジ事業の東日本高速道路会社の直轄事業への転換,特例債事業の見直し,石岡駅の橋上化について」の陳情でありますが,ちょっとわからないのは,法的な問題が出てきておりますね。朝日トンネル,インターチェンジについては,都市建設委員会において不採択になっているからみがあるわけなんですが,これは議会で審議するにはちょっとおかしいのではないかというのが私の疑問なんです。皆さんは,どういうふうにお考えなんですかね。 塚谷委員長)暫時休憩いたします。 ― 休憩 ― 塚谷委員長)再開いたします。 関委員)了解いたしました。 塚谷委員長)他に発言ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)発言なしと認めます。それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,新規の請願,陳情につきましては,それぞれ所管の委員会に付託いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,会派持ち帰りとなっていた案件についてを議題といたします。地方自治法の一部改正に伴い「議会は,会議規則の定めるところにより,議案の審査又は議会の運営に関し,協議又は調整を行うための場を設けることができる」という件についてでございますが,前回の議会運営委員会において,各会派持ち帰りの上,ご検討をいただくことになっておりましたので,各会派での検討結果の報告を求めます。 徳増委員)会派の中で話し合いまして,まだ会議規則の改正までは必要ないのではないかということになりました。以上です。 関委員)うちの会派としましては,早急に法制化すべきではないかという意見なんですが,その前にですね。基本的に議運は何をするのという話しからですね,議運のすべき範囲,全員協議会で検討すべき内容,範囲,或いは会派代表者会議の位置づけというようなことについても,その中で本来どういうような機能を持たせるのかというようなことを明確にすべきではないかというような意見がありまして,その辺につきまして事務局はどういうお考えなのか,事務局のお考えもお伺いしたいなと思っております。 議事法制課長)確かに,ご指摘のとおりそれぞれの会議におきまして,どこで線を引いていいのかということが明確でない部分があるかと思います。議会運営委員会でございますが,ご案内のとおり自治法の109条の2に規定されておりますとおり,3項目ほど審議しろということが明記されております。1とつとして,議会の運営に関する事項,2つとして,議会の会議規則,委員会に関する条例等に関する事項,3つとして,議長の諮問に関する事項の調査を行い,議案,陳情等を審査するということが明記されております。そういうことが法的な位置づけでありまして,それを受けまして石岡市議会として委員会条例を制定しまして議会運営委員会を置くということで位置づけているところでございます。一方全員協議会でございますが,議会の全議員さんが一堂に会しまして,ご協議をいただく,又は執行部から報告をいただくということでございます。議会の運営につきまして全員の方がご出席されて協議し,議会の意思を決定していくという全員協議会のあり方も必要かと思いますが,一方で会派制を石岡市議会として取っております。会派制を取っている意味合いは,同じ政策集団,同じ意思を持つ方々の集団ですので,結果として石岡市議会の議員の最大公約数という形になろうかと思います。従いまして,議会運営委員会の選出されております委員さん方も会派の代表というシステムをとっているわけでございます。全国の地方議会においても同じような方法かと思います。従いまして皆様方のここでのご発言も一旦会派に持ち帰っていただきまして,会派の検討結果をご報告いただくというような形で意見を集約してございます。また,一方会派代表者会議でございますが,議会運営に直接関係のないような議会の取り決めとかそういったことを行っている例がございます。そういった中で関委員さんがご指摘のとおりこれらを会議規則の中で協議の場として議会に提出されます議案を調査する場として全員協議会をもし会議規則上に設けるのであればそういったことを明確にしていくべきではないかと思います。全員協議会と既設の常任委員会との関係,また議会運営委員会との関係,それらが上意下達があってもしょうがないと思いますので,それから競合されても何の意味もないとおもいますので,それらは明確にすみわけをしたなかで,ご検討をいただければと思います。 関委員)課長のほうから説明があったんですが,一つはたたき台みたいなものを作っていただいてですね,委員で検討するのも1案ではないかなと思うんです。以上です。 櫻井委員)市民倶楽部では以前から,全員協議会について議論が出ていまして,やはりこれまで合併前の当時からのことを伺いますと全員協議会でなくて,全員報告会になってしまって,質問したり聞いたりすることは,最近特例債のときは,ああいう傾向が出てきているんですが,少し全員協議会のあり方ということを考え直していってもいいのかなという意見が主流でした。以上です。 塚谷委員長)私の会派なんですが,基本的には,今までとおりで良いのではないかということなんですが,議会運営委員会は会派の代表が来ているわけで,そこで熟知した意見を持ってきてここでやるという形なんですが,議会の意思決定はあくまで本会議だろうと,また常任委員会もあるという形の中で,少し様子を見てはどうかなという意見なんですが,事務局にお尋ねしたいのは,他市町村の現況は今どうなっているのかということをお聞かせ願いたいと思います。 議事法制課長)茨城県内32市ございます。この中で制定状況でございますが,現在9市が何らかの形で会議規則の改正を行いまして,全協とか会派代表者会議,議会報編集委員会等を会議規則の中に位置づけまして,正規の会議としてございます。それから3月定例会に改正を提案予定しております市が2市ございまして,3月を過ぎまして4月からは,11市が改正が済むということでございます。現在石岡市を含めまして18市が検討中でありまして,それぞれの温度差があるという状況であります。それから3市におきましては,改正をしないということであります。以上そういう状況でありまして,この件につきましては費用弁償もあわせて協議がなされているという状況であります。この支給の有無につきましてもあわせて検討がなされているという状況であります。 塚谷委員長)暫時休憩いたします。 ― 休憩 ― 塚谷委員長)再開をいたします。各委員からご意見をいただいたわけでありますが,この件につきましては,今後さらに検討すべきであるということでよろしいでしょうか。お諮りいたします。地方自治法の一部改正に伴う協議の場設置については,今後,さらに検討すべきであるといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他で,議長より発言を求められておりますので,これを許します。 久保田議長)私のほうから3点ほど申し上げたいと思いますが,まず第1点は,去る1月8日に逝去されました金子議員並びに1月20日に逝去されました國司議員の葬儀の際,先例にならいまして,議員一同という形でお供物として花環並びに盛籠を手向けさせていただきました。また逝去後の最初の定例会であります3月の定例会開会日に,議場内の金子議員並びに國司議員の自席に花を飾りたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。次に,第2点目でございますが,金子議員,國司議員の逝去に伴いまして,一部事務組合であります湖北環境衛生組合議会並びに霞台厚生施設組合議会の議員に欠員が生じましたので,当市議会よりそれぞれ選出する必要がございます。私といたしましては,今期定例会の最終日において,指名推薦により行っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。次に,第3点目でございますが,金子議員と國司議員の逝去に関係することでございますが,お二人が亡くなられたことにより,現議員数は24名となり,定数26名に対して,2名欠員となったわけであります。このようなことから市民の中から欠員があったということで,議員定数の削減というような声が聞かれます。そのことにつきまして,私といたしましては,各会派の代表者の方とお話し合いをもちたいと考えておりますので,近いうちに,会派代表者会議を開催いたしたいと思いますので,会派の皆様にはよろしくお伝え願いたいと思います。なお,日程等が決まり次第,ご通知申し上げたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。 塚谷委員長)ただ今,議長より,説明がありましたが,この件につきましてご質問等はございませんか。 関委員)1番目の問題なんですが,これは何か決め事はないんですか。議員がなくなられたときの議会の慶弔のあり方というか。 久保田議長)これは慶弔規定があります。 関委員)あるんですか。これは規定どおりの話をするだけの話しということですか。特に問題はないということですか。 久保田議長)報告ということでお願いいたします。 塚谷委員長)その他ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)発言なしと認めます。次に,その他で,事務局より発言を求められておりますので,これを許します。 事務局次長)それでは,私のほうから4点ほどご説明申し上げます。まず1点目でございますが,3月の定例会に提出予定の平成20年度の議会費の補正予算でございます。今回の補正につきましては,総額で617万7,000円を減額いたすものでございます。その主な内容でございますが,金子議員,國司議員の死去に伴う議員報酬等の減,及び議会広報紙のページ数減による印刷製本費の減が主な理由でございます。以上が補正予算の概要でございます。次に,2点目でございますが,平成21年度の議会費の予算でございます。予算の総額は,2億7,024万8,000円でございます。その内訳でございますが,職員等人件費が7,464万円,議員活動運営経費が1億9,265万1,000円,事務局経費が295万7,000円となっております。昨年度の当初予算と比較いたしますと,総額で2,088万6千円の減であり,その主な理由でございますが,議員現数が2名減となったことによる報酬等の減,及び議会広報紙のページ数削減による印刷製本費の減が主な理由でございます。以上が平成21年度の当初予算の概要でございます。次に,第3点目でございますが,平成20年度の政務調査費の収支報告書の提出についてでございます。各会派におかれましては,これから支出が見込まれることがあろうかと思いますが,できましたら,今期定例会最終日の3月18日ごろまでにご提出いただければ幸いに存じます。よろしくお願いいたします。なお,政務調査費関係の各会派の通帳には,今年も若干の利息が生じておりますが,この取り扱いにつきましては,昨年と同様に市のほうに戻入させていただきたいと考えておりますので,ご了承いただきたいと思います。次に,第4点目でございますが,先程議長からもお話がございましたが,金子議員並びに國司議員の葬儀関係の経費でございますが,議員一人当たり1,300円のご負担をいただきたいと思いますので,ご了承賜りますようお願い申し上げます。なお,この個人負担金につきましては,2月の議員報酬から差し引かせていただきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。また,この件につきましては,ご承認をいただいた後,連絡袋を通じて議員の皆様へご通知いたしたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 塚谷委員長)ただ今,事務局より3月補正予算,新年度予算,政務調査費,供物代についてそれぞれ説明がありましたが,この件につきましてご質問等はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)発言なしと認めます。他に,何かございませんか。暫時休憩いたします。 ― 休憩 ― 塚谷委員長)再開いたします。 菱沼委員)わが会派といたしまして,今回の定額給付金及び子育て応援特別手当等第2次補正予算等関連法案の速やかな成立を求める意見書案を国のほうへ提出していただきたく提案させていただきたいと思います。趣旨でございますが,内容を抜粋して読まさせていただきたいと思います。平成20年度第2次補正予算が1月27日に成立した。ついては,市町村の現場における迅速な事業推進のために,予算関連法案の1日も早い成立が望まれている。第2次補正予算の成立を受けて通知された要綱等に基づき,定額給付金及び子育て応援特別手当について,予算関連法案の成立後直ちに事業実施できるよう,市町村の現場においては補正予算案の策定や支給事務の準備作業を行っているところである。国の第2次補正予算の中には,定額給付金だけでなく,生活対策として3%の介護報酬引き上げに伴うお年寄りの保険料の引き上げを抑えるための臨時特例交付金や医療対策,中小・小規模企業の資金繰り対策,高速道路の料金の引き下げ費用,地域活性化生活対策臨時交付金,緊急雇用創出事業などが盛り込まれており,市町村が現在取り組んでいる事業に是非とも必要な予算である。ついては国会における補正予算関連法案の成立を早期に期していただくよう強く要請をしてまいりたいと思いますので,以上の文面において地方自治法第99条の規定により意見書を提出していただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 塚谷委員長)ただ今,菱沼委員から会派として定額給付金及び子育て応援特別手当等第2次補正予算等関連法案の速やかな成立を求める意見書案を議会運営委員会として検討していただき,集約が図れるのであれば議会運営委員会として提出願いたいという趣旨の申出がありました。お諮りをいたします。本件についは,各会派に一旦持ち帰り願いまして,その検討結果を最終日前の議会運営委員会でご報告願いまして,本件の取扱いの取りまとめを行っていきたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ほかに,何かございませんか。ないようですので,以上で,議会運営委員会を閉会いたします。なお,ただ今,決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。 |