〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1−1
Tel 0299(23)1111 内線310

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


 第1回委員会 (4月18日)
出席委員 菱沼和幸副委員長,久保田健一郎委員,関町芳弘委員,櫻井信幸委員,川村良一委員,池田正文委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(金子重夫),保健福祉部次長(足立健造),次長兼福祉事務所長(石井洋一),参事兼高齢福祉課長(山本敬司),参事兼石岡保健センター所長兼八郷保健センター所長(川並英二),社会福祉課長(佐子川祐治),社会福祉課副参事(地域改善対策担当)(小林敏夫),介護保険室長(黒崎輝夫),こども福祉課長(冨田雅博),保険年金課長(高野喜市郎),健康増進課長(田中良枝),ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(高柳洋一)
【教育委員会】
教育長(石橋 凱),教育次長(土師照夫),参事教育総務担当(大図哲雄),参事学校教育担当(藤枝一成),教育総務課長(広瀬峰昌),学校教育課長(冨田英次),生涯学習課長(伊野忠好),中央公民館長(高橋 久),文化振興課長(岡野光弘),文化振興課副参事(国民文化祭担当)(菊地宏則),スポーツ振興課長(渡辺勝男),学校給食課長(小松崎孝光),中央図書館長(池田芳男)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)



菱沼副委員長)
ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,平成20年度になり,説明員として執行部の出席を求め開催する初めての委員会であります。つきましては,教育福祉委員並びに執行部との情報の共有化,そして円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 まず最初に,当委員会委員から自己紹介をお願いいたします。
 まず私からさせていただきたいと思います。
 國司委員長が病気で療養中のため,職務代行をしております副委員長の菱沼でございます。20年度もしっかりがんばってまいります。よろしくお願いいたします。
 
川村委員)川村でございます。よろしくお願いいたします。
 
関町委員)関町と申します。よろしくお願いいたします。
 
池田委員)池田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 
久保田委員)久保田でございます。よろしくお願いいたします。
 
櫻井委員)櫻井です。よろしくお願いいたします。
 
菱沼副委員長)以上のメンバーでございますので,よろしくお願いいたします。
 本日の議題は,保健福祉部及び教育委員会における所管事務並びに平成20年度の主要事業についてであります。
 本日の審査にあたり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 保健福祉部及び教育委員会における所管事務並びに平成20年度主要事業についてを議題といたします。
 本件については,冒頭にも申し上げましたとおり,本日の委員会が新年度最初の委員会でありますので,執行部においては,自己紹介と併せて各課の所管事務及び主要事業について説明を求めます。
 それでは,はじめに保健福祉部から説明願います。
 なお,発言の際は,挙手をお願いいたします。
 
保健福祉部長)保健福祉部長の金子です。今年度もよろしくお願いいたします。
 私からは,保健福祉部の委員会資料の1ページ目でございます。保健福祉部組織についてご説明させていただきます。
 保健福祉部は,社会福祉課,高齢福祉課,介護保険室,こども福祉課,保険年金課,健康増進課,ひまわりの館の5課1館1室の組織でございます。
 職員数は私ほか154名で事務処理にあたっております。2ページ以降の各課の事務分掌並びに主要事業等につきましては,それぞれ担当課長の方からご説明をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。
 
保健福祉部次長)4月から保健福祉部次長を拝命いたしました足立でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 
次長兼福祉事務所長)4月の異動によりまして,保健福祉部次長兼福祉事務所長を拝命いたしました石井でございます。よろしくお願いいたします。
 
社会福祉課長)社会福祉課長の佐子川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは社会福祉課の事務分掌について説明をさせていただきたいと思います。
 まず資料の2ページをお開きいただきたいと思います。社会福祉課の業務につきましては,大きく分けますと4つになります。1番から23番までございますが,1つは民生委員,戦没者遺族等,日本赤十字,地域改善対策,地域ケアシステム等の社会福祉に関する業務です。2つ目は生活保護法に関する業務です。3つ目は,障害者支援に関する業務です。4つ目は授産所業務です。以上大きく分けますとこの4つになります。
 続きまして,20年度の主要事業でございますが,5ページをご覧いただきたいと思います。社会福祉等援護事業につきましては,戦没者追悼式等の遺族会援護に関する経費でございます。本年の戦没者追悼式は,市民会館で11月に実施いたしますので,議員の皆様にはどうぞよろしくお願いしたいと思います。
 続きまして,社会福祉団体助成事業につきましては,社会福祉協議会の運営及び各種福祉活動に対する助成経費でございます。民生委員等の経費につきましては,民生委員,児童委員の活動,その活動の拠点であります民生委員・児童委員協議会に対する支援の経費でございます。
 次のけやきの家施設維持管理経費につきましては,けやきの家の移転に伴う改修・解体工事費と施設の維持管理経費です。6月に移転を予定しております。
 続きまして,心身障害者福祉事業につきましては,在宅重度障害者,障害児に対し共済年金の加入促進や特別障害者手当等を給付して心身障害者の生活安定と障害による保護者の負担軽減を図るための経費でございます。
 続きまして,障害者福祉関係経費につきましては,障害者福祉全般に係る業務を行なうための事務的経費でございます。
 次の障害者住宅整備支援事業につきましては,重度障害者が暮らしやすい家をつくり,支援するためのリフォームの助成や住宅の新築,増築をするために必要な資金の貸付を行なう経費でございます。
 次の認定審査関係経費につきましては,障害者自立支援法に伴う障害者福祉サービスの利用申請に対する障害程度区分を判定するために要する経費でございます。
 続きまして,6ページでございます。障害者自立支援給付事業につきましては,障害者が自立支援法による福祉サービスを受ける際の費用で,自立支援医療の給付や補装具等の支給等について補助基準に基づき補助を行なう経費でございます。
 続きまして障害者福祉事業の市単独事業につきましては,国,県において制度化されていない事業,リフトタクシー維持費補助や障害者手帳申請診断扶助等,障害者に対する市単独のサービスを行い,障害者福祉の充実を図るための経費でございます。
 次に障害者地域生活支援事業につきましては,障害者が地域で日常生活や社会生活を営むことができるよう地域の実情に応じた事業を行うことにより,障害者福祉の充実を図る経費でございます。
 次に在宅心身障害者福祉作業所運営経費につきましては,在宅心身障害者の社会復帰に向けての社会的知識の習得や日常生活に必要な作業訓練等,社会適用訓練を行なう経費でございます。
 続きまして,心身障害児福祉事業につきましては,在宅心身障害児の介護者等の福祉の向上を図るために福祉手当を支給する経費でございます。
 次に生活保護費につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮の程度に応じ,必要な保護を行い,最低限度の生活を保障し自立を助成する経費でございます。
 次の生活支援給付費については,生活の困窮する中国残留邦人に対し,必要な保護を行い,生活を保障する経費でございます。これは今年度からの新規事業でございます。
 続きまして7ページをご覧いただきたいと思います。精神難病福祉対策事業につきましては,原因不明や治療方法を確立していない難病患者に対し,見舞金等を支給することにより難病患者の方の負担軽減を図る経費でございます。
 最後に授産所事業につきましては,授産所特別会計で,生活保護法による授産施設の運営経費でございます。以上でございます。
 
社会福祉課副参事)社会福祉課の副参事の地域改善対策担当を仰せつかりました小林と申します。よろしくお願いいたします。
 
参事兼高齢福祉課長)参事兼高齢福祉課長の山本でございます。ひとつよろしくお願いいたします。
 高齢福祉課所管の事務分掌についてご説明いたします。介護保険室関係につきましては,室長の方から説明をいたします。2ページになりますが,高齢福祉課の事務分掌は,高齢福祉施設を位置づけるため,老人保健福祉計画を策定し,高齢者福祉施設の整備をはじめとしまして,高齢者の生きがい対策,高齢者世帯及び独居老人等の援護,老人クラブ等の高齢者団体の育成,指導を展開しております。また,18年4月に設立されました地域包括支援センターが,20年3月からひまわりの館に移転しまして,この地域包括支援センターを核といたしまして,地域支援事業,介護予防支援事業を推進しております。
 次に,平成20年度における主要事業施策の概要についてご説明いたします。8ページになります。社会福祉団体助成事業でございますが,これにつきましては旧八郷の柿岡地区に設置されております農村高齢者センターの指定管理料を計上してございます。社会福祉協議会に管理委託をしてございます。
 次に専門従事者奨学金貸与事業といたしまして172万8,000円を計上してございますが,内容につきましては,福祉関係の養成施設に在学し,卒業後市内の特定施設に就職する意思のある方に対しまして奨学金を貸与する経費でございます。
 福祉バス維持管理経費でございますが,現在当市には2台の福祉バスがございます。福祉バス運転業務管理委託料と維持管理経費でございます。
 高齢者福祉団体助成事業としまして2,093万円でございますが,内容につきましては,高齢者の生きがいや社会参加を促進するため,就業の場を提供するシルバー人材センターの運営を支援する経費等でございます。石岡市,小美玉市で構成をしております。
 高齢者等支援事業でございますが,高齢者の社会参加を促すとともに高齢者の健康,生きがいづくりを推進する経費でございます。主な経費としましては,敬老会の事業委託料1,366万3,000円は,社会福祉協議会へ委託をしてございます。老人クラブの助成金が453万9,000円でございます。高齢者ふれあいの家補助金は9か所分で538万8,000円でございます。ふれあい交流施設優待券交付負担金でございますが,市内に居住する70歳以上の高齢者に対しまして,やさと温泉「ゆりの郷」の高齢者無料券を1人当たり1枚交付し,平日利用料金800円のところを石岡市が600円,JAやさとが200円を負担するものでございます。
 老人日常生活用具給付事業としまして,496万7,000円を計上しております。一人暮らし高齢者等に生活支援サービスを提供し,在宅の高齢者が安心して生活できるように支援する経費でございます。主な経費として緊急通報システム用備品購入経費でございます。
 在宅老人サービス事業として1,127万2,000円を計上しておりますが,主な経費としては軽度生活援助事業委託料793万2,000円は,在宅の概ね65歳以上の一人暮らしの高齢者のみの世帯等の者であって,介護保険法に基づく保険給付を受けていなく,日常生活を営むうえで支障がある高齢者に対しまして,外出時の援助を行い,自立の手助け及び要介護状態の進行の防止をする経費で,社会福祉協議会へ委託をしてございます。老人電話基本料扶助でございますが,65歳以上の一人暮らしで経済的に困難な高齢者に,電話基本料に相当する額を助成しております。老人福祉車購入扶助でございますが,65歳以上の歩行困難な高齢者が,老人福祉車を購入する際の一部助成金でございます。
 次に高齢者福祉センターの運営費負担金でございますが,霞台厚生施設組合の高齢者福祉センター「白雲荘」と,新治地方広域事務組合の高齢者福祉センター「ふれあいの里」の維持管理経費に対する負担金でございます。
 特別会計繰出金でございますが,財源負担割合の市負担分,介護保険特別会計介護給付費繰出金が,5億2,409万7,000円。それから介護保険特別会計職員給与費等繰出金が1億9,781万円でございます。
 高齢者住宅整備資金貸付金200万円でございますが,60歳以上の高齢者と同居する方に対しまして,高齢者の専用居室を増改築するために必要な経費の貸付をするものでございます。
 介護保険事業計画策定委託料388万5,000円でございますが,平成20年度で第3期計画が終了するため,21年度から23年度の第4期事業計画を策定する委託料でございます。
 最後に介護予防プラン作成委託料でございますが,要支援1,2と認定された方の介護予防給付ケアプラン作成委託料でございます。以上でございます。
 
介護保険室長)介護保険室長の黒崎です。よろしくお願いいたします。それでは2ページのほうをご覧願います。介護保険室の事務分掌について説明させていただきます。介護保険室は介護保険業務の経常的な業務でございます。
 概要といたしまして,介護保険の3年ごとの事業計画を立て,保険料を設定し,事業計画に沿って業務を行なっております。20年度は第4期の事業計画の策定を行います。
 3番,4番,5番につきましては,介護被保険者の65歳到達時,転入,転出等の資格得喪の処理,被保険者証の交付に関する事務になります。20年3月末日現在の第1号被保険者数は1万8,935名でございます。市の人口に占める割合としましては23.1%になります。
 6番,7番,8番は介護保険を利用する方の相談,認定申請受付,訪問調査,認定審査会の事務になります。要介護,要支援の認定者数は,3月末日現在で2,665名の方でございます。認定審査会において審査した件数になりますと,19年度で3,217件処理してございます。回数は95回開催してございます。
 9番,10番,11番,12番は介護保険を利用したときの介護サービスの計画,介護保険給付及び支給,請求の審査にかかる事務になります。13,14番は第1号被保険者の保険料の賦課徴収の事務になります。
 15番,16番につきましては,地域密着型サービス事業者の指定,指定更新,指導に関する事務になります。以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
こども福祉課長)こども福祉課長の冨田でございます。よろしくお願いいたします。こども福祉課の事務分掌につきましてご説明いたします。3ページをお開き願います。こども福祉課の事務分掌1番から15番まで記載してございますが,この業務は,大きく分けますと2つに分かれます。1つは児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。もう1つは,市立保育所9か所の運営,及び民間保育所に入所する児童の委託事務,及び民間保育所が行う各種サービスに係る事業補助と運営費の支払いなど,保育事業の運営に係る業務でございます。その他児童館,児童センター運営に係る業務がございます。
 続いて主要事業についてご説明いたします。10ページをお開き願います。最初にございます母子自立支援事業につきましては,母子家庭並びに寡婦等の自立に向けた指導,支援を図るための経費でございます。
 次に家庭相談事業につきましては,家庭における適正な児童の養育を図るため,家庭相談員を置き,非行,虐待,登校拒否,傷害など専門的な指導相談にあたっており,この相談事業に係る経費でございます。
 次に,保育支援関係経費につきましては,保育事業並びに民間保育所がより充実した保育を行うため取り組む各種サービス事業の実施に係る補助金等の経費でございます。
 次に児童福祉施設整備費助成事業につきましては,民間保育所の施設整備に対する補助金でございます。平成20年度につきましては,八郷地区の統合保育所整備に伴い,地域内に2つの民間保育所が整備される予定となっておりまして,この民間保育所の整備に対する補助金です。
 次に次世代育成支援行動計画推進事業につきましては,行動計画推進のための経費でございます。
 次に児童手当経費につきましては,児童手当の支給に係る扶助費でございます。児童手当につきましては,小学校修了前の児童を養育している方に対し,第1子,第2子とも3歳未満までは,月額1万円を,3歳以上については月額5,000円を支給し,第3子以降については月額1万円を支給するものでございます。
 次に11ページになります。保育委託運営経費につきましては,民間保育所に委託しております児童の保育運営委託料でございます。少子化対策による保育料軽減額2,430万5,000円につきましては,第3子以降の児童の保育料無料化に係る市の財政負担額でございます。
 次に児童扶養手当経費につきましては,母子家庭等の生活の安定を図り,児童の健全育成,児童の福祉向上を図るための経費でございます。
 次に保育所管理経費につきましては,公立保育所9か所の保育所管理に係る経費でございます。次に保育事業費につきましては,公立保育所9か所の保育事業等運営に係る経費でございます。次に統合保育所の整備事業につきましては,八郷地区の5つの保育所を統合して建設するための事業費でございます。平成20年度は地質調査と実施設計の委託を行い,平成21年度に施設を建設し,平成22年4月に開所の予定でございます。 
 次に児童館施設維持管理経費,その次の児童センター施設維持管理経費につきましては,地域の児童や保護者の交流の場である児童館,児童センターの維持管理に係る経費でございます。以上でございます。
 
保険年金課長)保険年金課長の高野でございます。保険年金課の所掌事務につきまして,ご説明をさせていただきます。3ページでございます。保険年金課の業務につきましては,大きく分けますと4つございます。1つは1番目から9番目に記載してございます。国民健康保険の給付や保険税の賦課徴収などの業務でございます。2つ目は10番,11番に記載してございます。医療福祉費の支給,いわゆるマル福制度の業務でございます。3つ目は12番から14番に記載してございます老人医療の給付及び後期高齢者医療制度の業務でございます。老人医療の給付業務は,平成20年度から後期高齢者医療制度に移行しております。しかし平成20年3月診療分と月遅れの請求があるため,残務整理が発生いたします。そのために老人医療の給付関係事務が残っております。4つ目は15番から19番目に記載してございます。国民年金の資格の得喪などの業務でございます。
 続きまして平成20年度の主要事業につきましてご説明をさせていただきます。12ページをご覧いただければと思います。はじめに特別会計繰出金4億8,900万9,000円は,国民健康保険特別会計への繰り出しでございます。主なものといたしまして,生活安定繰出金。これにつきましては,保険税の軽減分でございます。1億2,998万9,000円。それと職員給与費等の繰出金,1億5,357万2,000円でございます。
 続きまして医療福祉一般事務費4億2,912万6,000円でございます。これにつきましては,乳児,幼児,妊産婦などの方への医療費を助成するマル福制度でございます。石岡市では茨城県の補助制度で運用をしてございます。
 次に医療福祉市単独事業1,111万1,000円でございますが,石岡市の少子化対策事業といたしまして,市単独のマル福事業といたしまして,入院にかかる医療費の支給対象を中学校卒業まで拡大し対象としたものでございます。
 続きまして,老人保健事務6,866万8,000円でございます。こちらは老人保健特別会計への繰出金6,453万2,000円が主なものでございます。老人保健制度につきましては,国の制度改正により平成20年度から後期高齢者医療制度に移行いたしましたが,先ほどご説明いたしました平成20年3月分診療分と月遅れの請求がありますので,予算措置を行なうものでございます。
 続きまして後期高齢者医療経費6億9,704万5,000円でございます。人口の高齢化と医療費の増加傾向を踏まえ,医療制度を将来にわたり維持するとともに,現役世代と高齢者世代の負担を明確化し,公平でわかりやすい制度とするため,現行の老人保険制度に代わる新しい後期高齢者医療制度が創設されました。主なものとして特定健康診査委託料1,332万4,000円。広域連合負担金5億2,676万7,000円。保険基盤安定繰出金1億3,894万9,000円。事務費繰出金1,731万5,000円でございます。
 続きまして新規事業でございます。国民健康保険特別会計,特定健康診査事業経費5,642万5,000円でございます。健康保険法の改正によりまして,平成20年度から国民健康保険の被保険者で40歳から74歳までの方を対象に,特定健康診査が保険者に義務付けられております。この健診により生活習慣病,メタボリック症候群を主とした有病者や予備軍を早期発見し,予防するものでございます。主なものといたしまして,特定健康診査委託料3,723万6,000円。人間ドック健診補助金1,477万8,000円でございます。
 続きまして新規事業でございます。特定保健指導事業経費288万9,000円でございます。特定健康診査結果から生活習慣病予防のため,該当者あるいは予備軍の方を抽出し,医師,栄養士,運動指導士などによる保健指導を行うものでございます。
 続きまして,疾病予防事業343万8,000円でございます。これにつきましては,被保険者に対する健康の増進を目的とした保健事業でございます。事業といたしましてウォーキング大会の経費,健康まつりの委託料でございます。
 続きまして新規事業,後期高齢者医療特別会計の広域連合納付金6億2,142万2,000円でございます。市が徴収した保険料や保険基盤安定納付金を茨城県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。内容といたしまして,保険料4億8,247万3,000円。保険基盤安定納付金1億3,894万9,000円でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
参事兼保健センター所長)参事兼保健センター所長の川並です。どうぞよろしくお願いいたします。
 
健康増進課長)健康増進課長,田中です。よろしくお願いいたします。まず事務分掌について説明させていただきます。健康増進課の大きな事業といたしまして,健康増進事業,そして母子保健事業,成人保健事業。中身の方を紹介させていただきます。健康増進事業といたしまして,献血事業推進,栄養改善指導,緊急医療体制整備及び運営,保健センター維持管理に関することです。
 続きまして母子保健。母子保健業務企画調整及び統計,妊産婦,新生児,乳幼児訪問健康指導,乳幼児健康診査,健康教育相談,それと予防接種に関すること。不妊治療費助成に関すること。
 続きまして成人保健。特定健康診査,こちらについては国保の関係です。感染症予防,機能訓練に関すること。精神保健福祉事業に関すること。それで全体といたしまして,その他健康増進,母子保健及び成人保健に関すること。
 続きまして平成20年主要事業について説明させていただきます。13ページをご覧いただきたいと思います。保健衛生一般事務費。市民の健康の保持・増進や保健衛生の向上を図る保健衛生経費。こちらにつきましては,病院群輪番制運営費補助金。病院群輪番制の医療機関といたしましては,石岡市医師会病院,石岡第一病院,斉藤病院,石岡脳神経外科病院,山王台病院。以上に対する補助金といたしております。
 献血推進事業。献血思想の普及・啓発に要する経費。献血推進協議会負担金に関する経費でございます。
 予防接種事業。結核予防及び高齢者のインフルエンザ・乳幼児の各種予防接種等の事業・予防接種液。その中で大きく,予防接種委託料といたしまして9,788万8,000円。このうち高齢者インフルエンザ接種。20年の新しい事業といたしまして麻しん・風疹混合予防接種としまして,こちらは麻しん排除計画に基づき,13歳,中学1年生及び18歳の方への定期予防接種ということで新しく20年の4月から実施することになっています。
 続きまして,健康づくり推進事業。こちらは市民の健康づくりを推進する経費といたしまして,食生活改善事業委託料でございます。
 成人保健事業。健康診査により疾病の早期発見・治療を図り,生活指導・栄養指導による生活習慣病の予防等を行う事業でございます。
 母子保健事業。母子の健康保持増進のため,妊婦から乳幼児までの一貫した保健指導を行う事業,医師・歯科医師等報償でございます。
 精神保健福祉事業。精神障害者の相談業務等を関係機関と連携し,こころの病気の予防のための普及・啓発を図る経費でございます。主に相談業務等の経費でございます。
 診療業務費。夜間の緊急医療確保のため,緊急診療所・在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実を図る経費でございます。
 続きまして石岡保健センター管理運営経費。保健センターの効率的な運営を確保及び維持管理を行い,住民の健康増進を図る経費でございます。
 続きまして八郷保健センター管理運営経費。保健センターの効率的な運営を確保及び維持管理を行い,住民の健康増進を図る経費でございます。以上です。よろしくお願いします。
 
ひまわりの館館長)ふれあいの里石岡ひまわりの館館長の高柳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。4ページをご覧いただきたいと思います。ふれあいの里の事務分掌についてご説明いたします。業務といたしましては,ひまわりの館の維持管理に関すること。入浴施設の管理運営に関すること。及び娯楽,教養等の教室・講座の開設運営に関すること等でございます。
 続きまして,ふれあいの里の主要事業についてご説明いたします。14ページを見ていただきたいと思います。ふれあいの里施設維持管理経費1億706万円につきましては,施設全体の整備等の機能を健全な状態で維持管理するための経費でございます。主な内容としましては,施設の清掃,管理,保守保安委託料3,246万3,000円でございます。ふれあいの里管理委託料1,988万5,000円につきましては,社会福祉協議会及びシルバー人材センターへの委託料でございます。施設修繕につきましては,LPガス供給設備及びガスメーター交換工事ほかでございます。
 次に,ふれあいの里施設運営経費につきましては,施設利用者への運動指導等や講座等を実施し,健康づくりを支援するための経費でございます。主な内容としましては,運動指導員報酬223万8,000円。ヘルストレーニング室での運動の指導で2名が交代勤務をしております。また,各種講座を実施しまして,その講師謝礼としまして21万円でございます。以上でございます。
 
菱沼副委員長)次に教育委員会,よろしくお願いいたします。
 
教育長)教育長の石橋です。
 
教育次長)4月の人事異動によりまして,教育次長を発令されました土師照夫です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私から最初に,教育委員会の組織機構につきましてご説明させていただきます。1ページ目に教育委員会の機構図を載せてございます。教育委員会は,学校教育課,教育総務課,生涯学習課,中央公民館,文化振興課,スポーツ振興課,中央図書館,学校給食課の8つをもって構成されております。職員数は,教育長以下103名で担当しております。
 次に各課の事務分掌,平成20年度の主な事業,業務の内容につきましては,2ページから記載してございます。事務分掌及び主要事業につきましては,各担当より説明させていただきたいと思います。以上です。
 
参事教育総務担当)4月1日付の人事異動によりまして,教育委員会事務局参事教育総務担当を拝命しました大図でございます。よろしくお願いいたします。
 
参事学校教育担当)昨年度に引き続き,学校教育担当の参事をしております藤枝と申します。よろしくお願いいたします。
 
教育総務課長)教育総務課の広瀬でございます。よろしくお願いいたします。教育総務課の事務分掌は2ページをご覧いただきたいと思います。27項目に分かれておりますが,大きく分けますと3つに分けることができます。1つは教育委員会の庶務に関することであり,2つは幼稚園,小学校,中学校の維持管理に関することであり,3つ目は幼稚園,小学校,中学校の教育振興に関することであります。またそれぞれに分かれた事業を推進することにより,幼稚園,小学校,中学校の児童生徒の教育効果の向上を図っております。
 次に20年度における主要事業施策概要としましては,5ページをご覧いただきたいと思います。教育総務課での主要事業は,記載のとおりでありますが,新規事業として,4事業の丸印のみ説明させていただきます。1つ目は事業名で上から3番目になります。小中学校校務用コンピュータ整備事業の228万1,000円でありますが,市内27校に教員が使用できる校務用コンピュータを整備し,情報の管理,指導力の向上を図るとともに,校務の効率化及び学校の情報化を推進いたします。
 2つ目は,5番目の学校維持管理経費,小学校分の耐震診断委託料1,656万円でありますが,耐震化優先度調査結果より,優先度の高い石岡小学校,柿岡小学校の2校の耐震診断を行い,学校の耐震化を進めます。
 3つ目は同じく5ページの一番下でありますが,東小学校改築事業の実施設計委託料7,500万円でありますが,平成20年度から改築を予定しております。東小学校の校舎設計5,600万円。体育館設計980万円。外構設計920万円の設計を委託し,老朽化した校舎の改築を行なうことで,良好な教育環境を確保いたします。
 4つ目は6ページの2番目,学校維持管理経費,中学校分の耐震診断委託料670万円でありますが,耐震化優先度調査結果より,優先度の高い城南中学校の耐震診断を行い,学校の耐震化を進めます。
 最後になりますが,これら主要事業を含めた事業施策を推進することでの行政効果は,小中学校の教育の目的である児童生徒の知育,徳育,体育,食育の基礎基本をはぐくみ,また小中学校の教育のねらいである児童生徒の社会的自立への準備の場を効率的に推進できると考えております。以上です。
 
学校教育課長)本年4月1日より学校教育課長になりました冨田英次です。よろしくお願いいたします。まず,学校教育課事務分掌についてでございますが,大きく3つに分けさせていただきました。1つ目は,学校教育の計画,学校経営に関すること。2つ目が児童生徒の学習指導,生徒指導に関すること。3つ目が教職員の研修,研究に関することでございます。
 続きまして20年度主要施策概要の主なものについて説明させていただきます。7ページをご覧ください。新規事業はございませんが,主なものを3つほど説明させていただきます。1つ目が,学校教育支援事業でございます。適応指導教室を配置し,不登校児童生徒の未然防止と学校復帰を図るため,教員免許を持つ嘱託員を2名,また学校教育や家庭教育の相談活動にあたる教育カウンセラーを配置するための人件費及びそれに伴う事務経費でございます。
 2つ目に,教育活動指導員配置事業についてでございます。学校生活上,障害等により特別の配慮が必要な児童のために,介助員を配置するための人件費でございます。
 3つ目が,TT特別配置事業についてでございます。文部科学省の少人数加配の対象とならなかった小中学校にきめ細かな指導及び効果的な事業が行うことができるよう非常勤講師を配置するための人件費でございます。以上簡単ではございますが,新規事業はございませんので以上とさせていただきます。
 
生涯学習課長)生涯学習課長の伊野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。最初に生涯学習課の事務分掌でございますが,資料3ページの上段をご覧いただきたいと思います。生涯学習課の事務分掌は14項目ございますけれども,大きく分けまして4つに分けることができます。1番から4番目の生涯学習の推進に関すること。2つ目としまして,5番から7番の社会教育振興に関すること。8番から13番の青少年健全育成の推進に関すること。4つ目は放課後子どもプランに関すること,となってございます。
 続きまして平成20年度の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料7ページから記載されてございます。最初に社会教育振興事業でございます。各種講座地域活動の推進に要する経費として1,078万2,000円を計上してございます。
 2番目の生涯学習推進事業につきましては,生涯学習推進会議が実施します情報提供や学習活動に要する経費としまして314万4,000円を計上してございます。
 3番目の放課後子ども教室推進事業につきましては,子供たちに遊びや学びの拠点を設け,地域との交流を図る経費としまして203万5,000円を計上してございます。この事業は1年生から6年生までの児童を対象としまして,子供たちに遊びや学びの拠点を設けまして,地域の方々の参画を得て,子供たちとともに交流を深める事業でございます。昨年度は吉生小学校をモデル校として実施しまして,本年度は新たに恋瀬小学校で実施してございます。
 4番目の放課後児童対策事業でございます。これは通称・学童保育事業といっております事業で,放課後等に保護者のいない家庭の児童の育成及び指導,安全な場所を提供し,児童の健全な育成を図る経費としまして,6,776万1,000円を計上してございます。
 続きまして8ページになります。青少年センター事務費は,生涯学習課青少年グループにおけます事務経費で,20万5,000円を計上してございます。
 6番目のキャンプ場維持管理経費は,森林公園内に整備しましたキャンプ場の維持管理費経費として291万7,000円を計上してございます。
 7番目の青少年育成事業でございます。これは青少年の健全育成を推進する経費として729万7,000円を計上してございます。
 続きまして8番目の子供会育成事業でございます。これは子供会育成に要する経費としまして271万4,000円を計上してございます。
 最後に9番目の青少年ホーム施設維持管理経費でございます。これは青少年ホームの維持管理に係る一般経費で1,024万3,000円を計上してございます。よろしくお願いいたします。
 
中央公民館長)中央公民館長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。3ページをご覧いただきます。中央公民館の事務分掌でございますが,1つとしまして,公民館の管理運営に関すること。各種講座,研修会,講演会の実施に関すること。3つ目,各地区公民館の連絡調整に関することが主なものでございます。
 次に8ページをご覧いただきたいと思います。私ども中央公民館が担当しております館につきましては,石岡地区4館,八郷地区7館ございます。平成20年度の主な事業でございますが,各館とも年間計画のもと,講座の開催,公民館の貸館等維持管理にあたってまいります。地域における公民館に対する要望は年々広範にわたっております。これからますます団塊の世代の大量退職,趣味や自然,健康や軽スポーツ等に親しむ嗜好の増大,芸術文化などの生涯学習の推進を図りながら,幅広い分野で活動が進展するものと予想されております。今回特に新しい事業としては一番下でございますが,国府地区公民館におきまして,調理室はほかの館にはございますが,この国府地区公民館にはございませんので,今回改修工事といたしまして620万円。調理室の必要備品としまして140万円を計上しまして,なるべく早く工事に着手をしたいというふうに考えているところでございます。中央公民館は八郷7館,石岡4館と連絡を協調しながら地域の要望に応えてまいりたいと,このように考えているところでございます。以上でございます。
 
文化振興課長)文化振興課の岡野でございます。よろしくお願いいたします。文化振興課の職員及び事務分掌についてご説明申し上げます。職員構成につきましては,資料の1ページでございますが,国民文化祭担当副参事1名,課長補佐1名,係長2名,係員5名の10名の体制で業務を行なっております。
 次に事務分掌でございますが,3ページになります。1番目の芸術文化の企画及び推進に関することから始まり,9番目の史料編さんに関することまで9つの業務がございます。これを大別いたしますと,芸術文化の振興と文化財の調査,保護保存が主な業務となっております。
 続きまして主要事業施策についてご説明申し上げます。資料の9ページになります。先ほど申し上げました文化財の調査,保護保存の業務といたしまして,発掘調査経費といたしまして4,199万5,000円を予算計上してございます。
 次に文化財保護保存及び普及経費3,233万3,000円でございますが,内容といたしましては,新規事業になりますが,石岡地区の中心市街地に点在しております史跡の案内板,説明表示板等の新規設置及び修繕工事として1,450万円を予算計上しております。
 次に史跡管理等委託でございますが,397万1,000円でございますが,主なものといたしましては,舟塚山古墳,国分尼寺跡,菖蒲沢薬師堂の史跡の見回り監視及び除草清掃の管理委託料でございます。
 続きまして新規事業といたしまして,菖蒲沢薬師如来坐像の修理費補助としまして250万円を計上してございます。これは薬師如来坐像の傷みが激しいということで,その修復工事に約500万円ほどかかりますので,その経費の2分の1,250万円を補助金として予算計上しております。また,同じく盛賢寺阿弥陀堂の修理費補助金150万円でございますが,阿弥陀堂の屋根の裏側が腐食しておりますので,その修繕に約320万円ほどかかるということで,その2分の1の159万円を補助金として予算計上してございます。
 次に,芸術文化振興経費の366万3,000円でございますが,石岡市芸術祭補助金として121万円。内容でございますが,石岡市八郷美術展,企画展,芸能祭などへの活動支援のための補助金でございます。また,石岡市文化協会補助金190万円につきましては,各加盟団体への活動支援としまして交付する補助金になっております。以上が文化財及び芸術文化振興に係る20年度の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。
 
文化振興課副参事)文化振興課副参事国民文化祭担当の菊地と申します。どうぞよろしくお願いいたします。国民文化祭開催に要する経費について,ご説明申し上げます。
 はじめに国民文化祭の事業概要とこれまでの経過についてご報告申し上げます。国民文化祭につきましては,文化庁主催の国内最大の文化の祭典でございます。全国47都道府県で活動している文化芸術活動の愛好者や団体が一堂に会しまして,日ごろの成果や実力を披露する文化祭であります。それぞれの活動を全国規模で発表し,競演し,また交流する場を提供することによりまして,国民の文化活動への参加機運を高め,新しい芸術文化の創造を促すとともに,地域文化の振興に寄与することを目的として,これまで開催されてきたわけでございます。昭和61年,第1回の東京都開催から茨城開催が第23回目を迎えるわけでございます。茨城大会の開催日程につきましては,今年,平成20年11月1日土曜日から,9日日曜日までの9日間でございます。県内34市町村で64のイベントやフェスティバルが開催されます。石岡市における開催事業としましては,1つ目に「都々逸言の葉まつり」と民俗芸能の祭典としまして「獅子舞フェスティバル」の2つの事業を開催いたします。
 1つ目の「都々逸言の葉まつり」でありますけれども,11月1日,2日の両日,石岡市民会館におきまして開催いたします。作詩の部と唄の部において全国規模で募集いたしまして,応募された作品の審査や唄の発表,また表彰をいたします。ほかにアトラクションなども予定してございます。
 2つ目の事業としまして,「獅子舞フェスティバル」について,11月8日土曜日に石岡市石岡運動公園駐車場において特設ステージを設けまして開催いたします。県外から特徴ある獅子舞5団体と,地元石岡市からの6団体の出演を予定しているところでございます。さらに毎年茨城県教育庁文化課において主催しております「茨城県郷土民俗芸能の集い」と同時に開催というようなことで,県のほうからも話がございまして,集客効果あるいは経費削減というようなことで同時開催というようなことで県とも今調整をしているところでございます。それから文化庁からの要望がございまして,「獅子舞フェスティバル」の中に是非とも韓国の伝統舞踊を入れてくれないかというようなこともございまして,現在そちらのほうとも調整を進めているところでございます。また,会場内には地元特産品の販売なども多数予定しております。予算の1,130万円でございますけれども,これら2つの事業に係る総経費として計上しております。以上でございます。
 
スポーツ振興課長)スポーツ振興課の渡辺でございます。よろしくお願いいたします。まずはじめに3ページのスポーツ振興課の事務分掌でございますが,大きく分けると社会体育施設の維持管理と市民のスポーツを通しての健康増進,またスポーツ各種団体の育成とスポーツルールを通しての社会対応を図っていくということに分けられるかと思います。
 次に9ページのスポーツ振興課の主な事業といたしまして,本年新しく行なうものとしまして,石岡運動公園維持管理経費として6,282万7,000円が上げられております。その中で陸上競技場の3種公認の検定の継続を行なうものでありまして,その中で陸上競技場の改修工事としまして1,250万円であります。この内容につきましては,ウレタン舗装されておりますコースの部分補修,改修といいますか,それとラインの引き直し,また,ルール改正に伴って基準点,基準値の明示とかそういったものになります。それに伴いまして,施設用の備品の購入でございますが,スポーツルールの改正によりまして,新しく備えなければならないもの,棒高跳び,走り高跳びなどでけがの起きないようにマットの購入。以前からマットはございましたが,長年の使用によりまして,危険なために買い換えたいというふうな考えでおります。それが大きく占めまして400万円ぐらいの値段のするものでございます。それと陸上競技場の3種公認検定委託料の公認を受けるための検定費用の42万円ほかでございます。
 次のページ10ページでございますが,八郷運動公園維持管理経費としまして,八郷運動公園にありますプールのウォータースライダーが自然の劣化に伴いまして,剥離などが起きております。そこで今年度プールの開設前にウォータースライダーの修繕としまして283万5,000円を計上させていただいております。主なものとしましては以上のようなものでございます。よろしくお願いいたします。
 
中央図書館長)中央図書館の池田でございます。よろしくお願いいたします。私からは中央図書館の所管事務及び主要事業につきましてご説明させていただきます。中央図書館の所管事務につきましては,資料3,4ページに記載してございます。1つとしまして,図書館の管理運営に関すること。これにつきましては,中央図書館施設の管理運営並びに図書館情報システムの管理運用でございます。以下7番,公民館図書室の図書・資料の管理に関することまでの7項目でございます。
 続きまして20年度の主要事業でございます。資料10ページをご覧いただきたいと思います。1項目目,中央図書館管理運営経費4,046万3,000円でございます。図書館情報管理システム借上料としまして,571万3,000円を計上しております。現在中央図書館と中央公民館図書室,東地区公民館図書室,城南地区公民館図書室に図書館情報システムの端末機器を設置いたしまして,データベース化しました蔵書情報をもとに書籍等の貸し出し,返却業務,予約システムの運用や相互検索によりまして,利用者の利便性を図っているところでございます。
 次に書誌情報ファイル委託料33万6,000円につきましては,株式会社日販図書館サービスと日販書誌情報ファイルの利用について契約を結んでおります。書誌情報ファイルは図書館のみで利用するものでございまして,その利用方法につきましては,図書館での貸し出し,返却,督促,図書の問い合わせ,予約,蔵書目録等の各種統計資料の作成及び図書検索業務等に利用するものでございます。これらのために本に背ラベル,バーコードラベルなどのを貼り付けるものでございます。 
 次に図書購入費1,465万円でございますが,これにつきましては,一般図書,児童図書の購入並びに参考図書,郷土資料等,約7,700冊の購入を予定しているものでございます。なお,引き続き児童図書につきましても充実を図ってまいりたいと考えております。
 2項目目でございます。読書普及事業106万5,000円でございますが,市民の読書普及に要する経費でございます。講師謝礼としまして81万7,000円は大人向け,そして児童,幼児向けの各種講座等の経費でございます。今年度も著者や専門分野で活躍されている講師をお招きしまして,講座や講演会等を実施する予定でございます。また,幼児,児童を対象としました人形劇やお話会なども予定しております。
 3項目目のイベント広場管理経費,予算額111万6,000円でございます。主にイベント広場の除草委託,仮設トイレの清掃委託や夜間照明の電気料などを計上してございます。以上が中央図書館におけます主要事業でございます。よろしくお願いいたします。
 
学校給食課長)4月1日付をもちまして,学校給食課長兼ねて石岡給食センター所長を拝命いたしました小松崎です。よろしくお願いいたします。それではまず事務分掌についてご説明いたします。4ページをご覧いただきたいと思います。学校給食課の事務分掌は9つございますが,大別すると2つに分かれまして管理運営の業務と,調理業務に大別できます。
 それでは学校給食課の主な経費についてご説明を申し上げます。10ページの下の段をご覧いただきたいと思います。学校給食課は,石岡給食センターと八郷給食センターを所管しておりまして,石岡市立の各小中学校へ安全でおいしい給食の提供を行なっております。
 それでは石岡給食センターについてご説明申し上げます。管理運営の経費でございますが4,419万5,000円を計上してございます。電気料,水道料,施設用燃料,それから施設清掃管理の保守委託料が主なものでございます。
 次に石岡給食センターの調理業務経費でございますが,2億7,883万9,000円を計上してございます。賄材料費が主でございます。ほかに給食配送委託料,調理用の備品等でございます。
 次に八郷給食センターについてご説明を申し上げます。八郷給食センター管理運営の経費として2,411万9,000円を計上してございます。主なものとしましては,電気料,水道料,施設用の燃料,施設清掃管理委託料でございます。
 次に,八郷給食センターの調理業務の経費についてご説明申し上げます。経費は1億6,582万3,000円を計上してございます。主なものは賄材料費,給食配送の委託料,それから調理用備品等でございます。新規事業はございません。以上です。よろしくお願いいたします。
 
菱沼副委員長)以上で説明は終わりました。
 暫時休憩いたします。
 
 − 休 憩 −
 
菱沼副委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただ今の説明について,質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
菱沼副委員長)ないようですので,以上で,所管事務及び主要事業等の審査を終結いたします。
 次に,その他として,教育長より発言を求められておりますので,これを許します。

 
教育長)私の方から3点お話したいと思います。1点目は,過日新聞報道にもございました石岡中学校教師の交通事故でございますが,この先生から被害を被った高校生の状態なんですが,現在のところ今週4月14日筑波の付属病院の方へ顎の手術ということで行っております。本来ですと21日に手術を行う予定でしたけれども,若干化膿をしているということでもう1週延ばして,28日に手術を行う段取りになっております。それから加害者の先生については,被害者と保護者との連絡を密に取りまして,ほとんど日参,毎日のように病院を訪れていました。様態もこういう状態で意識も回復してきまして,手足も動くような状況になってきましたので,保護者からもできるだけ,うちの方で嘆願でも何でも応じますので,先生だけは辞めないようにという話も教育委員会のほうにもまいっております。この後は,県南事務所,人事課を通しまして,義務教育課,それから警察でもどの程度の事故の扱いか,判断によって対応していくかと思うんですが,今後それについては状況を見ながら対応していきたいと思っております。
 それから2番目は,スポーツ振興課所属の職員のことですが,4年前の事故とはいえ,分限でいろいろ今回停職6か月,自宅謹慎ということで対応しているわけですが,9月28日までというような状況にあります。
 3点目は東地区公民館の借地料についてです。残り3年で30年契約の区切りになるわけですが,最終年度まで残り3年を向えての再契約ということで,契約を更新してまいりました。細かいことについては,中央公民館長の高橋が対応しましたので,付け加えてお話をさせていただきたいと思います。以上です。
 
中央公民館長)ただ今教育長の方からもございました東地区公民館の平成23年3月末日までの地代の更新を,値下げをもって完了しましたことをご報告申し上げます。金額につきましては,月額約10万円の減ということで,了承をいただいて契約に相成ったところでございます。
  契約金額は月額56万1,000円でございまして,年額になりますと673万2,000円ということでございます。以上でございます。
 
菱沼副委員長)次に,保険年金課長より発言を求められておりますので,これを許します。
 
保険年金課長)私の方から2点ほどご報告をさせていただきます。まず1点目は,国民健康保険税条例の改正についてでございます。先般,国民健康保険税の限度額引き上げ,及び軽減措置について,地方税法の改正にあわせて専決処分の取扱いについて説明をさせていただいたところでございます。報道等からご承知かと思いますが,いまだ国の方で法案の審議が行なわれていない状況でございます。税制改正に伴う条例改正の専決処分についてはまだ行なっておりませんので,ご報告をさせていただきます。
 もう1点でございます。もう1点につきましては,お手元に配付いたしました国民健康保険特定健診等の実施計画書の概要でございます。この計画につきましては,平成18年度に成立いたしました医療制度改革関連法の中に平成20年度から生活習慣病の対策の強化が,医療費抑制の大きな柱に位置づけられております。これによりメタボリック症候群に着目し,生活習慣病の予防を重視した健診とその結果により,生活改善が必要な方への保健指導の実施が義務付けられてございます。この計画書では,石岡市国民健康保険が40歳から74歳までの石岡市国民健康保険の加入者に対しまして,特定健診等,特定保健指導について具体的な内容を定めてございます。この計画は平成20年度から24年度までの5年間を第1期計画としまして,達成状況に応じて実施体制あるいは方法の定期的な見直しを行なうものでございます。
 計画の目標でございますけれども,市民の方が受診することにより医療費の抑制を図れることから,平成24年度までに特定健康診査受診率を65%に,特定保健指導の実施率を45%に,メタボリック症候群の該当者及び予備軍の減少率を10%にと目標が定められております。年度ごとの計画におきましては,表に記載されているとおりでございます。
 次に2ページでございます。特定健康診査,特定保健指導の実施についてでございます。対象者につきましては,石岡市国民健康保険の被保険者で40歳から74歳までの方が対象でございます。75歳以上の方は平成20年4月から独立した医療制度である後期高齢者医療制度で医療を受けることになります。この計画書の各年度ごとの推計値が記載されてございます。
 2つ目に特定健康診査の実施方法ですけれども,この健診方法につきましては,集団健診,市保健センターあるいは地区公民館等に健診車が巡回して行ないます。それと個別健診,これにつきましては,石岡市が契約の締結を今からするわけなんですけれども,石岡市医師会管内の医療機関25の医院等でございますけれども,そういう医療機関で健診を行うものでございます。また,健診項目は必須項目として,肝機能検査をはじめといたします8項目。選択項目といたしまして,心電図検査等の3項目がございます。
 3ページでございますけれども,特定保健指導実施方法ですけれども,健診結果に基づきまして,生活習慣改善の必要に応じてレベル別に4つのグループに分けております。保健センター等で医師,保健師,管理栄養士等が保健指導を行なうものでございます。
 4ページですけれども,施策推進のための取り組みといたしまして,平成24年度に目標値を設定していることから,特定健康診査の実施率向上につながるよう周知徹底してまいりたいと思います。また,この計画は達成状況やその後の状況の変化によりまして,実施体制,方法の定期的な見直しを行なうものでございます。以上が石岡市国民健康保険特定健康診査等実施計画の概要でございます。なお,5月上旬のころにはこの計画書を製本いたしまして,市議会議員の皆様をはじめ関係者に配布する予定でございます。よろしくお願いいたします。
 
菱沼副委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 
川村委員)今の後期高齢者の医療の保険証の件なんですが,私も実際に父がいまして,やはり見落としていまして,前の老人医療の医療票と勘違いしていまして,あれと実際小さな国保の保険証と併用しなければいけないのかなと思ったんです。それで一生懸命探しました。探して,なくて,本当に高野課長のところに電話をしてどうなってんだと言おうかなと思ったら,たまたま新聞でこの保険証1個でいいんだということがわかりまして,もう1回確認したら確かにそれだけで「保険証」と入っていましたからわかったんですが,私もそうだったんですが,わからない方で今テレビやラジオ等でも騒がれていますように,不満噴出もしているかもしれませんが,まず保険証の有無,それからそれがどういうふうになってどこにあるのかわからない方々が,窓口に来ているのかなと思っているんですが,そういう方々がどれぐらい来ているのか,それでどういうふうに対応しているのかお伺いしたいともいます。
 
保険年金課長)ただ今委員ご指摘のように,4月から毎日のように電話等のお問い合わせは殺到しております。また,窓口には人数は把握しておりませんけれども,1日で数十人の方は来ているかと思います。昼間職員はその対応に追われているのが現状でございます。また,この保険証の送付につきましては,3月21日に発送してございます。発送件数が9,595件というような中で,再交付,なくした,あるいは未着申請ですか,そういうことで177件,これは4月16日現在でございますけれども,再交付をしている状況でございます。以上です。
 
川村委員)たぶん私もすごくご存知だと思うんですが,白で,前の老人医療とまったく同じなんですよね。この色を変えてあげればよかったんじゃないかと思うんですが,これは今言ったってしょうがないんですが。これを周知徹底するのは非常に難しいかなと思うんですが,ご存知ですよね。本当にわかりにくいというか。ですから前あった保険証と併用じゃなくちゃ,これが保険証だとはたぶん知らないと。私も知らなかったんですから。それで封筒に入ったままでした。これはミシン目があって,破って保険証として使うということなんですよね。その辺のところを先に言っておけばよかったのかなと思っているんですが。確かに老人の方だけのご家庭ではなかなか難しいのなと思っておりますので,丁寧にわかりやすく説明をしてあげてください。
 
菱沼副委員長)その他の件で何か発言はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
菱沼副委員長)ないようですので,以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。





戻る 議会トップページへ