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議会中継
  


 第9回委員会 (12月12日)
出席委員 菱沼和幸副委員長,久保田健一郎委員,関町芳弘委員,櫻井信幸委員,川村良一委員,池田正文委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(金子重夫),保健福祉部次長(足立健造),次長兼福祉事務所長(石井洋一),参事兼高齢福祉課長(山本敬司),社会福祉課長(佐子川祐治),介護保険室長(黒崎輝夫),保険年金課長(高野喜市郎)
【教育委員会】

教育長(石橋 凱),教育次長(土師照夫),参事教育総務担当(大図哲雄),参事学校教育担当(藤枝一成),教育総務課長(広瀬峰昌),生涯学習課長(伊野忠好),スポーツ振興課長(渡辺勝男)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)



菱沼副委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書の順に進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 はじめに,議案第108号「平成20年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)」,議案第112号「石岡市小中学校統合計画審議会条例を制定することについて」,議案第121号「指定管理者の指定について(石岡市勤労青少年ホーム)」,議案第122号「指定管理者の指定について(石岡市農村高齢者センター)」,議案第123号「指定管理者の指定について(石岡市デイサービスセンター)」,議案第134号「指定管理者の指定について(柏原野球公園,柏原サッカー公園及び柏原球技公園)」,議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管に係る部分の計7件を一括して議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

社会福祉課長)議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分で,社会福祉課関係で提案しております補正予算関係についてご説明をさせていただきたいと思います。
 一般会計補正予算書の8,9ページをご覧いただきたいと思います。8,9ページの国庫補助金,民生費国庫補助金,社会福祉費補助金250万円とその下の県支出金,県補助金,民生費県補助金,社会福祉費補助金125万円についてご説明をさせていただきます。この補助金は,障害者地域生活支援事業費等補助金で,国から2分の1,県から4分の1の補助金でございます。内容については,歳出でご説明をさせていただきたいと思います。次のページ,10,11ページをお開き願いたいと思います。中ほどの民生費でございます。民生費,社会福祉費,障害者福祉費,委託料,障害者地域生活支援事業の日中一時支援事業委託料500万円についてご説明させていただきます。この地域生活支援事業における日中一時支援事業とは,障害者等の日中における活動の場を確保し,障害者等の家族の就労支援及び障害者等が日常的に介護している家族の一時的な休息など,家族の負担軽減を図ることを目的にしております。これまで20年度ですが,9月までで44名,延べ1,314回利用されております。当初予算では19年度と同程度の利用を見込んで予算化しておりましたが,今回1.5倍近いほどの利用がございまして,このまま推移をしていきますと500万円ほどの不足を生じるため,今回補正をお願いしたものでございます。
 戻りまして同じページの一番上になります。総務費,総務管理費,諸費,償還金利子及び割引料,過誤納還付金551万3,000円ですが,これは平成19年度障害者制度における国庫補助事業の精算によります返還金でございます。障害者自立支援給付費負担金返還金が534万円,障害者医療費負担金返還金が17万3,000円でございます。以上でございます。

介護保険室長)それでは介護保険室所管の分をご説明申し上げます。14ページをご覧願います。議案第108号「平成20年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)」を説明申し上げます。歳入歳出予算の補正,第1条,事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,639万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億7,121万3,000円とするものでございます。
 事項別明細につきましては,68,69ページをご覧願います。歳出の方から先にご説明申し上げます。(款)1 総務費,(項)3 介護認定審査会費,(目)1 認定審査会費46万2,000円の補正増でございますが,21年度から認定支援ネットワークが改正されることになり,介護保険システム改修に要する費用になります。
 次に(款)2 保険給付費,(項)1 介護サービス等諸費,(目)2 地域密着型介護サービス費1億4,931万4,000円の補正増でございますが,事業所は夜間対応型訪問介護,認知症対応型通所介護,介護予防小規模多機能型居宅介護,介護予防認知症対応型の共同生活介護,地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護に支払う経費になります。4月に小規模多機能型介護事業所の開設がありました。また,他の小規模多機能型居宅介護事業所への登録者の増加等により増加を見込んだわけでございます。
 次に,(目)6 居宅介護サービス計画費311万8,000円の補正増でございますが,居宅介護サービスを利用するときのケアプランの作成報酬になります。要介護認定者の増加により増額するものでございます。
 次に,(項)2 介護予防サービス等諸費,(目)1 介護予防サービス費1,235万6,000円。(目)2 地域密着型介護予防サービス費311万9,000円。(目)5 介護予防サービス計画給付費69万6,000円の補正増でございますが,介護サービスと同様利用者の増により補正するものでございます。
 次に(款)2 保険給付費,(項)5 特定入所者介護サービス等費,(目)1 特定入所者介護サービス費2,318万円の補正増でございますが,低所得の要介護者が施設サービス,短期入所サービスを利用したとき,食費,居住費に対して保険料第3段階までの方に限度額が設けられており,超えた部分を支給する制度ですが,該当者の増により補正するものです。
 次に(款)4 基金積立金,(項)1 基金積立金,(目)1 介護給付費支払準備基金積立金3,412万3,000円の補正増でございますが,平成19年度の介護給付費総額と,地域支援事業費に対する第1号被保険者の保険料19%分に前年度の残額が生じましたので,積み立てするものです。
 次に,(款)6 諸支出金,(項)1 償還金及び還付加算金,(目)2 償還金3万円の補正増でございますが,平成19年度介護給付費県負担金の返還額になります。
 次に歳入になります。66,67ページをご覧願います。
 (款)3 国庫支出金,(項)1 国庫負担金,(目)1 介護給付費負担金,現年度分3,648万3,000円。(款)3 国庫支出金,(項)1 国庫補助金,(目)1 調整交付金958万5,000円。(款)4 支払基金交付金,(項)1 支払基金交付金,(目)1 介護給付費交付金,現年度分5,944万9,000円。(款)5 県支出金,(項)1 県負担金,(目)1 介護給付費負担金2,584万円。(款)7 繰入金,(項)1 一般会計繰入金,(目)1 介護給付費繰入金2,397万円。(款)7 繰入金,(項)2 基金繰入金,(目)1 基金繰入金3,648万6,000円のうち,3,645万6,000円は,第1号被保険者分の負担割合の19%を支払準備基金から繰り入れするものです。以上の歳入は,保険給付費として歳出いたします1億9,178万3,000円の国社会保険診療報酬支払基金,県市第1号被保険者分の負担割合の額を歳入の補正増として見込みました。基金繰入金の残額3万円の補正増は介護給付費県負担金の返還分になります。
 続きまして(款)8 繰越金,(項)1 繰越金・・・

〔「もうちょっとゆっくり,これはこうですよとわかりやすく言ってもらわないと。」と呼ぶ者あり〕

介護保険室長)はい,次に(款)8 繰越金,(項)1 繰越金,(目)1 繰越金2,630万3,000円の補正増は,19年度からの繰越額を補正するものです。上のほうに戻りまして,(款)の3をご覧願います。(款)3 国庫支出金,(項)1 国庫負担金,(目)1 介護給付費負担金,(節)2の過年度分171万8,000円の補正増と,次に(款)の4になります。支払基金交付金,(項)1 支払基金交付金,(目)1 介護給付費交付金,(節)の2番過年度分610万2,000円の補正増は,前年度の精算額になります。
 次に(款)3 国庫支出金,(項)2 国庫補助金,(目)4 介護保健事業費補助金23万1,000円の補正増と,下に行きまして(款)の7に下がります。繰入金,一般会計繰入金,(目)2 一般会計繰入金の23万1,000円の補正増につきましては,介護保険システム改修事業補助金と市負担分になります。以上が歳入の状況になります。
 続きまして,議案139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」の10ページ,11ページをご覧願います。(款)3 民生費,(項)1 社会福祉費,(目)3 老人福祉費,補正額2,420万1,000円の補正増でございますが,介護保険特別会計介護給付費に対しまして市負担分2,397万円と介護保険システム改修に係る市負担分23万1,000円を繰り出すものでございます。以上が介護保険室所管に係るものでございます。よろしくお願いします。

参事兼高齢福祉課長)高齢福祉課所管の補正予算と提出議案についてご説明申し上げます。まず最初に議案第139号の補正予算でございます。4ページになります。第2表の4段目でございます。債務負担行為の補正でございます。農村高齢者センター指定管理者指定管理料としまして,債務負担行為を改めて設定したものでございます。期間は平成21年度から平成25年度までで,限度額は1,109万円でございます。
 続きまして議案第108号「平成20年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。17ページになります。債務負担行為の補正でございます。デイサービスセンター指定管理者指定管理料として債務負担行為を改めて設定したものでございます。期間は平成21年度から平成25年度までで,限度額は9,787万5,000円でございます。
 次に議案第122号でございます。この議案につきましては,指定管理者を指定するにあたり地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。議案第122号の指定管理者の指定については,石岡市農村高齢者センターの管理を社会福祉法人石岡市社会福祉協議会に指定するものでございます。期間は平成21年4月1日から平成26年3月31日まででございます。
 次に議案第123号でございます。議案第123号については,指定管理者を指定するにあたり,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。石岡市デイサービスセンターの管理を社会福祉法人欅会に指定するものでございます。期間は平成21年4月1日から平成26年3月31日まででございます。以上でございます。

教育総務課長)私の方からは議案第112号「石岡市小中学校統合計画審議会条例を制定することについて」ご説明させていただきます。この条例につきましては,石岡市小中学校統合計画審議会を設置するもので,審議会では市内市立小中学校の統合計画について審議いただく予定です。
 設置の目的でありますが,第1条に市立小中学校の教育環境の整備及び学校における教育の充実を図るため,市立小中学校の統合計画を検討していただきたいと考えております。
 審議会のメンバーにつきましては,第3条に記載しておりますが,市議会の議員,自治会等の代表,PTA連絡協議会の代表,校長会の代表,幼稚園又は保育所の保護者の代表,青少年関係団体の代表,学識経験者を予定しており,委員20名以内を考えております。委員の任期については第4条で2年としております。
 続きまして,補正予算についてご説明申し上げます。補正予算書の13ページをご覧いただきたいと思います。下から2つ目の枠にあります教育費,事務局費の中の庶務一般経費43万5,000円のご説明をさせていただきます。まず学区審議会委員報酬の10万5,000円は,学区の見直しについて統合計画案に基づいて学区の見直しが生じたときの会議への出席報酬2回分であります。続きまして小中学校統合計画審議会委員報酬の27万円は,審議委員さん1人日額5,000円で3回の開催分を予定した報酬であります。最後に報償費,謝礼金の6万円は委員以外のアドバイザーへの謝礼3回分の謝礼金であります。以上,石岡市小中学校統合計画審議会条例を制定することについて,及び補正予算について一括して説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

生涯学習課長)議案第121号「指定管理者の指定について」及び関連します議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。最初に議案第121号「指定管理者の指定について」でございますけれども,これにつきましては公の施設の指定管理者を下記の通り指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。石岡市勤労青少年ホームの指定管理者を社団法人石岡地方広域シルバー人材センターに指定管理をするものです。指定の期間につきましては,平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間となります。
 次に議案第139号,補正予算の中の債務負担行為についてご説明申し上げます。補正予算書の4ページをお開き願いたいと思います。債務負担行為補正でございます。その表の下から2番目にございます勤労青少年ホーム指定管理者指定管理料,平成21年度から平成25年度まで,限度額として3,700万円となってございます。それから同じ補正予算書16ページ,17ページをお開きいただきたいと思います。債務負担行為に関する調書でございますけれども,同じくその表の下から2番目に勤労青少年ホーム指定管理者指定管理料として限度額3,700万円,期間として平成21年度から25年度となっております。以上が議案第121号及び議案第139号の内容です。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

スポーツ振興課長)それではスポーツ振興課のほうから議案第134号,139号の指定管理者の指定についての債務負担行為等についてご説明申し上げます。議案第134号についてでございますが,指定管理者の指定でございます。柏原野球公園,サッカー公園,球技公園の柏原運動施設を指定管理者制度に移行させるものでございます。指定管理者の名称が,石岡地方広域シルバー人材センターでございまして,指定期間が5年間,平成21年4月1日から平成26年3月31日までであります。議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」の中の債務負担行為であります。補正予算書の4ページをお開きいただきたいと思います。その中の下のほうに記載されている柏原運動施設指定管理者指定管理料でございます。平成21年度から25年度までの債務負担行為でありまして,限度額6,750万円として提案したものであります。
 次に16,17ページでございますが,この中の下のほうに柏原運動施設指定管理者指定管理料としまして,限度額6,750万円,平成21年度から25年度で6,750万円ということで上程してございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。

菱沼副委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

川村委員)議案質疑でも,私,指定管理について言わせていただきましたけれども,それでもまだまだ足らないというか,それを今ここにぱって出されて説明をされてですね。皆様方が言うのは「よろしくご審議いただきます」と言ったってご審議できるはずがないですよ。出す前にこういう条件でこうだとかね,1年前,1年半前にもうわかるわけですから,公募かけるとかかけないとか。前のときには駆け込みでやった感じがしてましたので,仕方ないのかなと思うんですが,これは指定管理の継続というか変更もあり得るわけですから,そうしたら本当にちゃんとした審議を私はしたいんですよ。これでは審議ができないと思うんですよ。まずこの点から言いたいわけなんですが,これはうちだけの委員会かどうかわかりませんよ。ほかの委員会に関してはわかりませんので,この委員会に関してはちょっと不適切ではないかと。それでやれといったって十分な審議できないです。先ほど誰かが十分なご審議をと言ってましたが,そんなバカな話ないですよ。これは誰に答えてもらえばいいんですかね。よろしくお願いいたします。

保健福祉部長)指定管理者につきましては,これまで指定管理の審査会等がございまして,私も内部の中で検討がなされてきた経緯がございまして,教育福祉委員会の委員さんにはそういった経緯の説明をしない中,大変不十分なご審議ということになってしまいました。大変申し訳ありませんでした。

教育次長)私ども2件ほど指定管理の議案を提出させていただいております。昨日の議案質疑におきましても提出時期の問題について,常任委員会への説明等についてお話がされたかと思います。私どもだけでございませんので,この指定管理の問題につきましては,いろいろ検討させていただいて,早い機会に委員会のほうにお示しできるような体制作りをお願いしてまいりたいと思います。

川村委員)やはりこの次はこういうことのないように,そうしたらこの次は審議拒否,ただその前に俺がいるかいないかわかんないんだけど。もしもいたら審議拒否をしたいなと私思っておりますので,その辺のところは十分に,だって期限が決まっていることですから,その前にやるべきことはやっていかないといけないのかなと。ここに来てどうするんだどうするんだと言われても,本来だったら蹴りたいやつもあるんですよ。でも蹴るといろんなところでいじらなくちゃならない部分もありますので。それで昨日も一生懸命答えを引き出したところもありますので,それはある程度仕方ないかなと思ってるんですが。1点だけ聞きたいんですが,金子部長のほうに昨日の話で恐縮なんですけど,デイサービスとのぞみに関しては,本当にこれは利益を生む施設ですから,石岡市の債務が少なくなるような,それから相手方とよくよく相談をなさって,例えば向こうは向こうでもって独立採算でやっていただけるようなシステムを考えていただかないとまずいのかなと思っておりますので,意見として添えたいんですが,それに対してちょっと一言ぐらいいただければなと。でも金子部長もこの次いないんだよね。ですから残しておきたいんですよ。よろしくお願いします。

保健福祉部長)お答えいたします。デイサービス,特別養護老人ホームのぞみの件につきましてただ今ご質問をいただきました。これらの指定管理の方法といいますか,システムといいますか,先ほど申されました債務を少なくするというような中では,いろいろな手法がございます。そういった中で今後十分に内部で検討いたしまして,事務の簡素化等もございます。そういった中では今後十分検討してまいりたいと思います。

川村委員)今,部長はいいこと言ったんですよね。「いろんな方法がございます」と言ったんですが,よろしければそのいろんな方法をちょっとご披露していただければなと思うんでございますが。

〔不規則発言多し〕

川村委員)わかりました。今のやつはちょっと撤回させていただきまして,今後そういうものができるようにいろんな方法を考えていただきまして,それをできましたらお示しをしていただければ,私どもで検討ができるかなと思っておりますので,よろしくお願いしたいと思います。

池田委員)私のほうからは,議案第139号の一般会計補正予算で教育費の中の小中学校統合計画審議会委員報酬,関連しますので議案第112号「石岡市小中学校統合計画審議会条例を制定することについて」を一括でお伺いしたいと思います。
 昨日の議案質疑の中で市長答弁であったように,平成20年度3月末までに一応の答えを出すというような答弁がなされておりました。来年の3月までというと非常にタイトなスケジュールが予定されていると思います。今のお話ですと,3回程度の会議を予定しているということですが,時間的にも非常に制約がある中で今現在この条例が通過しない段階で,時間的な都合もある中で,今現在どの程度進捗といいますか,内部の協議が進んでいるのかお伺いしたいと思います。つまり審議会のメンバーの構成,人事を含めてお伺いできればと思います。

教育次長)審議会のメンバーがどこまで進んでいるかということについて,まず最初にお答えしたいと思いますが,まだ議案等が可決されておりませんので,人選等については一切行っていない状態です。期間が,昨日の市長の説明でも21年3月までには結論を見出したいというご説明をさせていただきましたので,その期日に向けまして取り組んでいきたいというのが教育委員会事務局としての考えでございます。
 それと現状ですが,いろいろご説明させていただいておりますように,前回の適正配置等検討委員会の報告内容とか,施設整備検討委員会の報告内容等が出されてございます。それに基づきまして,事務段階での素案作りといいますか,その会議等は現在進めておりまして,ある程度事務段階の検討委員会での素案作りといいますか,そういうものは現在進めさせていただいている状況でございます。以上です。

池田委員)いずれにしましても,時間的な制約の中で実のある協議をしていただきたいと思います。これは希望として申し伝えておきます。以上です。

櫻井委員)ただ今の池田委員と同様の質問なんですけれども,112号に関して,議員の中からも委員が選ばれるということですけれども,この選定は何名ぐらいを考えているんですか。

教育次長)議会議員を一応4名ということで,昨日の議案質疑の中でもお答えさせていただきました。議案が可決された場合には,議長に選出依頼をお願いしたいというふうに考えております。

櫻井委員)申し訳ありません。うっかりして聞き漏らしておりました。であれば,議長も脇にいらっしゃるもんですから,お願いなんですけれども,やはり八郷の事情,石岡の事情に精通した議員を選んでいただきたいなと思います。これは要望ですけどお願いしたいと思います。

久保田委員)いわゆる指定管理の件が,今期定例会の議案質疑の中で重点的に行われたんですけど,いわゆる審議会と各部署の関係,答弁を聞いておりますと,審議会が主導で,実際に各部署はあまりかかわりを持っていなかったような,そういうニュアンスの答弁に聞こえたもんですから,その辺のいわゆる審議会と各部との関係,どういったプロセスでもって,競争にしたのか2年半の実績でもってそのままにしたのか,プロセスがあると思うんですが,その辺をお聞かせいただければありがたいなと思うんですがね。

保健福祉部長)ただ今ご質問ございました審査会と各部との関係でございますが,審査会の中で審議する資料といいますか,そういったものにつきましては,各部でもって資料を提出しまして,そういった中でご審議をいただくというようなことでございます。今回の私どもが所管しております3つの指定管理につきましては,それぞれ非公募となってございます。それは提案につきましても私どもから提案をさせていただきまして,これまでどおりの非公募という選定をお願いしたというようなことでございます。以上でございます。

教育次長)教育委員会所管で今回2議案ほど出させていただいております。私どもはやはり公募を基本原則としまして,公募をお願いしまして今回議案としてその指定管理者を選定した次第です。今後も教育委員会所管の施設として指定管理に該当する施設がございます。これにつきましても公募を原則として,この指定管理運営委員会において選定等,審議等をお願いしていきたいと考えております。以上です。

久保田委員)そうしますとね,いわゆる各部から上がった資料,公募か非公募か,そこまで部でもって判断をしたうえで資料として上げていったということでよろしいのかどうか。

保健福祉部長)指定管理につきましては,私ども今までの経緯といいますか,そういった中でこれまで通りの指定管理をお願いしたいということで,判断をいたしまして非公募ということでお願いをいたしたところでございます。

久保田委員)そうしますとね,いわゆる指定管理審査委員会というのは,部が判断したものをほとんど是認といいますか,そういう方向で意思決定をしたような方向で私としては受け止めざるを得ないという部分があるんですがね。各部でこれまでの実績とか,それから公募,非公募になじむかなじまないか,その辺は各部が判断して上げたと。結果としてはその通りに結論が出ているような,この議案を見ますと上がってきたまま,その方向を是認した,判断したというように感じるんですが。指定管理審査会というのは何回ほど開かれて,その中に審査をする際に部からどういうレクチャーなり,こういうことで判断しましたよということで言っていると思うんですが,何回ぐらいこの審査会は開かれたんですか。

保健福祉部長)この審査会につきましては,開催回数はちょっと記憶にございませんが,数回といいますか,何度か開催されました。その中では各部の各担当者,課長補佐であるとか係長であるとか,そういった者を呼んで審査をしたということで,審査会の委員などの意見を取り入れた中で決定がなされたものと認識をしております。

教育次長)私が参画しました審査委員会におきましては,教育委員会所管の2件につきまして公募という形でやりました。これにつきましては,3回だったかと思いますが,審査会が開催されたと思います。回数については後ほどご説明させていただきます。その中で,応募しました指定管理者のプレゼンテーション等を聞きまして,その中で各委員の判断によりまして今回提出議案としてさせていただいている指定管理者が定められていったという経過でございます。

久保田委員)ちなみに参考までにお伺いするんですが,その審査会のメンバーというのはどういうメンバーで構成されて何人ぐらいで審査されているんですか。

生涯学習課長)石岡市指定管理者制度運営委員会ですけれども,組織としまして副市長が委員長になってございます。委員は,企画部長,総務部長,生活環境部長,保健福祉部長,経済部長,都市建設部長,八郷総合支所長,教育次長,市長室長,以上が委員となってございます。

久保田委員)そうしますと,部長級がその審査会のメンバーになって審査をしたということですね。この期間なんですが,今回の議案提出までに2年半ぐらいの猶予があったわけですよね。それでいわゆる実績とか勘案して公募,非公募の判断をしたということでお話がありましたね。この審査期間,この審査会にかけて審査をした期間ですね。3回程度ということですが,集中されて審査をされたのか,それともある程度時間をかけていろいろな方面から意見を聞いて判断をしたのか,その辺,期間的なものはどうなんでしょうね。

生涯学習課長)全体の庶務に関しましては,行革室のほうで行っておりまして,私ども教育委員会所管の2つの施設,それからまちかど情報センター,この3施設が今回公募ということだったもんですから,公募の3団体につきましては,先ほど次長の方から答弁いたしましたようにそれぞれの応募者からのプレゼンテーション,それからヒアリング,そういったものを審査会の中で,1日ですけれどもその中で実施しました。そのあとに各委員さん方から指定管理候補者選定基準表というような基準表がございます。これは大きく分けまして,5項目ほどございます。詳細に配点が施されてまして,その配点をそれぞれの各委員さんが配点しまして,それを集計しまして,最終的に候補者を選定したというような経過でございます。

久保田委員)わかりました。今の決定までの経過はわかりましたけれども,この中で各部の部長さんが審査会のメンバーになっておって,いわゆる資料に基づいて公募,非公募の判断をした上で,これは非公募にしてください,これは公募にしてくださいということで,各部から上がってきたものを,各部に関連している部長さんがですよ,果たして各部の意思に対して異を唱えるということは,非常に抵抗があるというか,身内同士の話しみたいな部分があるんじゃないかと思うんですよ。そういうことで公募,非公募,それから公募ということで募集をかけるんであれば,各委員が5項目の中で配点をして決定をするということで,それはそれでいいんだと思うんですが,ただその基本となる公募にするか,非公募にするかということは,各部の判断で資料の中に織り込んでいくわけですよね。それを審査会で審査すると。これ,審査するほうも非常に難しいのかなと思うんですけれどもね。行革という流れの中で,指定管理者制度というものが運営されているというのはわかるんですけれども,審議会の構成メンバーですね。これもう少し考えたほうがいいのかなという感じを持ちました。
 それと市議会が開催されたたびに,各委員さんのほうからも要望として出ておりましたけれども,常任委員会にどういった意見が交わされてこういう方向で今審査会は動いていますと。それよりもまず同じようなシステムで今後運営していくんだというんであれば,公募にしました,非公募にしましたという各部の判断がなされたときに,委員会のほうにこういう理由で公募にします,非公募にしますというようなことをやはり説明すべきだと思うんですよね。そうじゃないと昨日のような,議論がかみ合わない,そういう状況はまた生まれると思うんです。昨日のは,ただ単に批判,ただ単に弁解,そういうものの繰り返しでしたね,私が上から見た感じでは。そういうことではなくて,もう少し建設的な意見が交わされるような仕組みとプロセスというものを組んでいただければなと,そう思います。これは要望にとどめます。以上です。

櫻井委員)今の久保田委員のお話から,私1つ気がついたんですけれども,例えば非公募でまた同じ方が選ばれる可能性が十分あると思うんですよね。であればその中で,指定期間中に特にその施設が頻繁に使われている時期でも見計らって,その担当した所管部というんですか,そのどなたかが,やはりその状況を次の審査の選定の基準にしてもいいのかなというふうに思います。ですからお任せしっぱなしじゃなくて,利用者の声を聞いたりそういうことも必要なのかなと。たぶんこれまで最初の期間はやってこなかったと思うんですよね。ですからこれからは2度目ですから,2回目の指定管理に入るわけですから,そういう点は心がけていったほうがいいのではと思います。

関町委員)説明を聞いておりますと,やはり2年,4年,5年という期限の中で進められているようでございますけれども,事前にもっと早めに各委員会に相談をしてほしいなと,そう思っております。よろしくどうぞお願いします。

久保田委員)私の意見として,今度の指定管理でサッカー公園とか運動公園とかありますよね。これは教育福祉ばっかりではないんですがね。指定管理になじむものと,なじまないもの,これはあると思うんですよ。ただ単に合理化を目指し,経費節減のためにすべて指定管理にしてしまうということは,私はいかがなものかなという感じを持っています。特に運動公園とかというのは体協のほうで管理運営をしているわけなんですけれども,特にスポーツとかそういったものに関係する公園を直営でやらないで指定管理でやるよというのは,私はどうもなじまない気がするんですがね。そればかりではなくて,指定管理にするかしないか判断をする際には,なじむかなじまないかというものも加味して判断していっていただきたいなと思うんですね。
 これは参考までにお聞かせ願いたいんですが,そういった感触というんでしょうか,行政を運営している中で,指定管理になじむものとなじまないものがあるなというようなことを現場としてどういう感じを持っているのか,その感想だけでも参考までに聞かせていただきたいと思うんですよね。

生涯学習課長)生涯学習課所管の公の施設としまして,勤労青少年ホーム,それから龍神の森キャンプ場の2施設を所管してございます。今回,指定管理者の導入につきまして,両施設の指定管理者について検討したところでございますけれども,龍神の森キャンプ場につきましては,期間が限定されてまして,利用が5月から11月という非常に短い期間の利用でございます。それでキャンプにつきましては,子ども会育成連合会が夏に行うキャンプ,それからボーイスカウトとか公的団体がほとんど使用しているような状態で,そういう団体については減免の措置をとっております。ほかにバーベキュー等が若干ある程度なんでございますけれども,そういう面で使用料が年間50万円程度というようなことでございます。そういった面を考えまして,この施設については指定管理者はそぐわないのかなということで,直営にして今までどおりの管理運営をしていくという方向で考えたところでございます。

スポーツ振興課長)私のほうで所管しております石岡運動公園並びに八郷総合運動公園,それに今回の柏原運動施設,それと海洋センターというような施設を管理しております。その中で柏原運動施設と海洋センターにおきましては,シルバー人材センターのほうに委託をして,管理をしていただいている状況にあります。そういった中で今回,海洋センターも指定管理者に移行するというようなことで応募した経緯があります。応募した中で,海洋センターとの協定の中で,海洋センターがいう指導者がいない団体には,指定管理者には向かないというようなことで,今回の指定管理者にはならずに直営で今後運営していくというようなことになりました。今までも委託してきた中でもできるというようなことから今回指定管理者に移行して,公募として提案したものでございます。

保健福祉部長)私ども保健福祉部所管におきましては,福祉施設ということでたくさんございまして,そういった中では一番大きな福祉施設の拠点施設ということで,ふれあいの里ひまわりの館がございます。これらについては,内部で協議した中では,市直営でもってサービスをしていきたいというような確認をした中で,直営でもって企画で話し合いを進めてございます。今後におきましても指定管理になじむもの,そういったものを十分判断をさせていただきまして,よりよい市民福祉サービスを進めていきたいと考えてございます。

久保田委員)それぞれ判断はなされておるようでございますけれども,今後のこともございますので,指定管理にすればいいんだというようなことでなく,如何にしたら市民によりよいサービスが提供できるかという観点を忘れないで判断をお願いしたいと,このように願います。以上です。

菱沼副委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。
 討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
   議案第108号「平成20年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)」,議案第112号「石岡市小中学校統合計画審議会条例を制定することについて」,議案第121号「指定管理者の指定について(石岡市勤労青少年ホーム)」,議案第122号「指定管理者の指定について(石岡市農村高齢者センター)」,議案第123号「指定管理者の指定について(石岡市デイサービスセンター)」,議案第134号「指定管理者の指定について(柏原野球公園,柏原サッカー公園及び柏原球技公園)」,議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管に係る部分の計7件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩します。

− 休 憩 −

菱沼副委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 次に,議案第105号「平成20年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

保険年金課長)保険年金課で所管しております議案第105号「平成20年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。5ページでございます。この補正予算の内容でございますけれども,歳入歳出それぞれ453万円を補正増するものでございます。今回の補正予算は,平成21年4月から70歳以上の前期高齢者の被保険者負担が1割から2割に変更される予定でありましたが,平成22年3月まで延長されることとなりました。このため事務費あるいは平成20年度から退職被保険者の被扶養者に係る一般被保険者から退職被保険者の資格の切り替えが職権で義務化されましたことに伴いまして,退職被保険者療養給付費が増加したため,予算の組み換えを行うものでございます。また,社会保険庁の年金支給の誤りにより,所得の変更から国民健康保険税も影響を受けまして,訂正が発生しております。この発生に伴いまして還付金がございます。これらについて補正予算を提出するものでございます。なお,この補正予算につきましては,一般会計から繰り入れをしないで国保特別会計の中で歳入歳出の財源を確保するものでございます。
 次に,事項別明細書でございます。38ページからでございます。歳入でございます。(款)国庫支出金,(目)療養給付費等負担金3,307万円につきましては,平成20年4月から退職被保険者の被扶養者が,一般被保険者から退職被保険者への資格の切り替えを職権で処理することが義務化されましたことに伴いまして,一般の療養給付費が減額となるため補正減するものでございます。なお,この算出につきましては,社会保険診療報酬支払基金の算出要綱に基づきまして算出をいたしまして,市のほうに支払われるものでございます。
 次に,(款)国庫支出金,(目)財政調整交付金,その中で(節)普通調整交付金875万4,000円につきましては,やはり平成20年4月から退職被保険者の被扶養者が一般被保険者から退職被保険者への資格の切り替えを職権で処理することが義務化されましたことに伴って,一般の療養給付費が減額となったため,補正減するものでございます。その下の特別調整交付金203万円につきましては,70歳から74歳までの方が受けました療養費の負担割合が,健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い,平成20年4月から,1割から2割に見直されましたが,平成20年度の臨時の特例措置としまして,70歳前半の被保険者等に係る一部負担均等の軽減特例措置の実施要綱を定めまして,一部負担金の一部に相当する額について国が支払うことが更に延長されましたため,事務費として特別交付されるものでございます。
 次に,(款)療養給付費等交付金,(目)療養給付費等交付金,この交付金4,661万6,000円につきましては,平成20年4月から退職被保険者の被扶養者が一般被保険者から退職被保険者への資格の切り替えを職権で処理することが義務化されたことに伴いまして,退職被保険者に係る給付が増えるため療養給付等の交付金が増額となるため,補正増するものでございます。これにつきましても社会保険診療報酬支払基金の算出要綱に基づきまして算出をいたしまして,市に支払われるものでございます
 次に,(款)県支出金,(目)財政調整交付金,608万8,000円の減につきましても,平成20年4月から退職被保険者の被扶養者が一般被保険者から退職被保険者への資格の切り替えを職権で処理することが義務化されたことに伴いまして,県の義務負担分の療養給付費が減額となったものの補正でございます。
 次に,(款)諸収入,(目)一般被保険者第三者納付金,同じく(目)退職被保険者等第三者納付金,一般被保険者第三者納付金221万円。退職被保険者等第三者納付金203万6,000円につきましては,弱者救済のため,国民健康保険加入者で交通事故を起こした場合,医療給付費を一時的に国保特別会計から立て替えし,後に自賠責保険等から国保連合会を通して市に支払われるものでございます。

〔「608万円とか,203万円とか補正予算書と金額が違うのではないか」と呼ぶ者あり〕

保険年金課長)訂正させていただきます。(款)県支出金,(目)財政調整交付金で,680万8,000円に訂正をお願いしたいと思います。それと(款)諸収入,(目)一般被保険者第三者納付金221万円,それと(目)退職被保険者等第三者納付金は230万6,000円でございます。訂正をお願いします。申し訳ございませんでした。
 次に40ページ,歳出でございます。(款)総務費,(目)一般管理費213万円につきましては,平成21年4月から70歳以上の高齢者の負担割合が1割から2割に変更される予定でありましたが,平成22年3月まで凍結期間が延長されましたので,その一般事務費を補正増するものでございます。主なものといたしましては,高齢者受給者証,これにつきましては70歳から75歳未満の高齢者の高齢者証の作成費用16万3,000円。役務費,これは郵便料金です。これが170万円等でございます。
 次に(款)保険給付費,(目)一般被保険者療養給付費1億3,895万2,000円につきましては,平成20年4月から退職被保険者の被扶養者が一般被保険者から退職被保険者への切り替えを職権で処理することが義務化されたことに伴いまして,退職被保険者療養給付費の増加により一般被保険者療養給付費から退職被保険者療養給付費へ組み換えるものでございます。組み換えの内容でございますが,一般被保険者療養給付費が1億3,895万2,000円を(目)2 退職被保険者等療養給付費へ1億2,360万円と(款)保険給付費,(項)高額療養費,(目)2 退職被保険者等高額療養費へ1,535万2,000円を組み換えるものでございます。また,それぞれの補正によりまして財源内容の変更がございます。
 次に,(款)諸支出金,(目)一般被保険者保険税還付金,同じく(目)退職被保険者等保険税還付金,これにつきましては,一般被保険者保険税還付金200万円と退職被保険者等保険税還付金40万円は社会保険庁で年金支払額の誤りが発見されまして,結果といたしまして所得が変更になりましたので,国民健康保険税においてもその影響を受けまして,税額の訂正により還付が発生したための補正増でございます。以上が保険年金課関係の説明でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

菱沼副委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。
 討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第105号「平成20年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第109号「平成20年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第124号「指定管理者の指定について(石岡市特別養護老人ホームのぞみ)」の計2件を一括して議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

参事兼高齢福祉課長)19ページになります。平成20年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算でございます。内容は債務負担行為の補正でございます。特別養護老人ホームのぞみ指定管理者指定管理料として,債務負担行為を改めて設定したものでございます。期間は平成21年度から平成25年度までで,限度額は11億8,988万5,000円でございます。
 次に,議案第124号でございます。この議案につきましては,指定管理者を指定するにあたり,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。指定管理者の指定については,石岡市特別養護老人ホームのぞみの管理を社会福祉法人欅会に指定するものでございます。期間は平成21年4月1日から平成26年3月31日まででございます。以上でございます。

菱沼副委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑は挙手により,これを許します。

久保田委員)欅会の指定管理の件でどういうことになるのかなという部分でお聞きしたいことがあるんですが,欅会というよりはふれあいの里の設立の際のいきさつというのがありますのよね。結局,医療と老健と特老と,この3点セットがそろってはじめて福祉の森なんだというようなことから,いわゆる公が施設をつくって,本来は医師会に任せるというような中で,社会福祉法人欅会を設立していただいて,そちらにお任せをしたというのが今までの経緯ですよね。私思いますのに,この経緯から公設民営,必ず利益が出るというようなことを昨日議員の中でおっしゃっていた経緯があると思うんですが。私はね,あの施設含めてですよ,公設民営の中で利益が出そうな場所というのは,この委員会とは関係ないんですが,ゆりの郷も公設民営ですわな。こういう部分は,私はある程度軌道に乗った段階で,公の部分がある程度,その権利とかを民のほうに任せると。債務や起債をおこしている関係もあると思うんですが,その辺がクリアできるならば,そういった軌道に乗った事業については,公は手を引くべきなんだろうなと,そういう考えを持っているんですね。かつて明治維新後,八幡製鉄所,こういったものも当初は公設だったんですよね。しかしある程度軌道に乗ったという段階で,その施設そのものから公は手を引いているんですよね。そういう歴史的な流れの中で,比較的うまくいったという経緯があるわけで,私はそういった意味でも公設民営が今流行ってますけれども,公設民営の中で運営がスムーズに動き出した段階で,公は手を引くべきだろうと。事務的な手続きとかでは煩雑なものはあるかと思うんですが,そういったものを含めて可能なのかどうか,また考えられるのかどうか。それは夢物語だというのではそこまでですので,その辺ちょっとお尋ねをしておきたいと思います。

保健福祉部長)お答えさせていただきます。ただ今委員さんから言われましたように,のぞみにつきましては,公設民営という中で開設がなされたところでございます。建設当時におきましては,多額の国庫補助金,また起債も借り入れをしてございまして,そういった中では,今現在ではかなり大きな額を返還しないと民には任せられないというような状況になっておりまして,こういった中で国の動きもございます。そういった中で今現在私どものほうでも調査検討をしているところでございまして,ゆくゆくは維持修繕でもかなり膨大な経費がかかってくるというような中では,いろいろ検討していかなくてはならないということで,今現在調査といいますか,勉強している段階でございます。

久保田委員)是非指定管理とかそういうことじゃなく,もうちょっと大きく捉えて今後検討していただくべき部分と。もちろん欅会に指定管理する部分については現段階ではやむを得ないなという判断はするんですが,後々のことも考えていただいて判断していただければと思います。これは事業として,国,県,市がフォローアップしていかなければ成り立たない事業,ですから必ずしもそんなに影響が出る事業ではないと思うんですが,決して健全な経営さえしていれば行き詰まるような事業ではないと思いますので,ご検討のほどお願いしたいと思います。

菱沼副委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。
 討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第109号「平成20年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第124号「指定管理者の指定について(石岡市特別養護老人ホームのぞみ)」の計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第136号「茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

保険年金課長)それでは,議案第136号「茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について」ご説明を申し上げます。茨城県後期高齢者医療広域連合規約の改正につきましては,現行の茨城県後期高齢者医療広域連合の議会議員の定数22人では,関係法令及び茨城県後期高齢者医療広域連合規約の規定に基づき経費の負担はするものの,広域連合の議会において直接的に意見が反映できない関係市町村が存在することになっております。このことからすべての関係市町村の議会から議員を選出していただき,円滑な議会運営を図るため,22人から44人に変更するものでございます。
 また,広域連合の運営に関する重要事項につきまして審議するため,県内4地域に分け,1地域3名程度の市町村長を選出し,12名程度の関係市町村の代表で組織する協議組織を置くことができることを定めております。広域連合のより円滑な運営をするものでございます。組織の詳細につきましては,広域連合の規則等で定める予定となっております。なお,今回の規則改正に係る各市町村への協議を要請することにつきましては,平成20年8月6日に開会いたしました平成20年第2回茨城県後期高齢者医療広域連合議会定例会において議決されております。以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

菱沼副委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑は挙手により,これを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。
 討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第136号「茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について」を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第138号「石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

保険年金課長)議案第138号「石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明いたします。石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては,条例第7条中第1項に出産一時金として35万円の支給額にさらに3万円を上乗せし,38万円を支給するものでございます。
 内容でございますけれども,平成21年1月1日以降の分娩から産科医療補償制度が創設されます。この制度は分娩に関して発症した重度脳性麻痺に対する補償の機能と脳性麻痺の原因分析,再発防止の機能を併せ持つ制度でございます。今までの35万円の出産一時金に,補償制度の保険金分3万円を上乗せするものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

菱沼副委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑は挙手により,これを許します。

川村委員)これは上乗せ分ということで,国から出る上乗せ分だと思うんですよね。そのときに石岡市では,もうちょっとそれに上乗せはできないのかというような協議がなされたのか,そんなのはおくびにも出なかったよというなら話はないんですが,その辺はいかがだったんでございましょう。

保険年金課長)35万円のこの出産一時金につきましては,国のほうの制度の中で35万円という金額が定められております。今回上乗せ分として保険金3万円が上乗せされるわけですけれども,国の制度に基づいた金額を支給するということで考えております。

川村委員)わかりました。でもやっぱり石岡市なら石岡市で独自でもうちょっと上乗せをしてみようよというぐらいの気持ちがあったほうが私は非常にいいかなと。そうすれば少子化にも若干ですが,まあそれをもらったからつくろうということではないと思うんですが,やはりそれぐらい市民のためを思ってやはりやるべきではないかと思っておりますが,今後こういう機会がありましたら,もうちょっと上乗せしてもいいんではないかというような議論をしていただきたいなと思っておりますが,今度いつになるかわかりませんが,そのようなことをやっていただけるかどうか再度お尋ねをしたいと思います。

保健福祉部長)35万円からの上乗せを市独自でというような考え方でございますが,上司と今後十分に協議をさせていただきたいと思います。

菱沼副委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。
 討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第138号「石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしたわけでありますが,これらに係る委員長報告の取り扱いについては,ご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件といたしまして,何か発言はございませんか。

教育総務課長)私の方から2点ほどご説明したいと思います。1つは,東小学校の改築事業の経過報告でございます。2点目は,教育委員会の点検・評価についての経過でございます。
 それでは東小学校改築事業のその後の経過についてご説明いたします。9月の常任委員会以降,10月21日と11月8日の2回,学校側と教室の配置等について協議を重ねてきました。主な内容は,3ページの配置図をご覧いただきたいと思います。@の変更は,普通教室を8クラスから7クラスに変更し,クラスの幅を8メートルから9メートルとして教室を広く考えました。A1階相談室を変更し,相談コーナーを設けました。B特別活動室を生活科室にいたしました。C校長室,職員室周辺の配置を変更しました。Dトイレ入り口に多目的トイレを配置しました。E体育館トイレをグランド側から使用できるように出入り口を設けました。F体育館器具置場の内部配置を外部倉庫としました。G2階西側の部屋を採光のため屋上緑化と配置を変えました。H吹き抜け部分の配置を図書室,パソコン室としました。I,Jは,2,3階には相談コーナーを設けました。K2階の特別教室の配置を変え,少人数教室としました。なお,建設計画費用の内訳については2ページの通り現在進めております。
 次に学校の主な特色でございますが,1つには校舎の構造がRC構造,府中中学校と同等の構造で,現場打ちの鉄筋コンクリート造に比べ,強度,耐久性,耐候性に優れ,プレキャストコンクリートは工場生産となるため,工事に伴う騒音,振動,粉塵等の発生が少なく,また授業,周辺に及ぼす影響が軽減でき,また工期を短縮できるなどのメリットがあります。なお,RCに比べ,現場での建設時のコンクリート強度のばらつきが少ないと考えます。2つには,太陽光発電10キロワットの設置を考えております。これは環境対策,京都議定書に対応し,電気使用量のコスト削減,年間30万程度を図っております。3つには,屋上緑化対策として,図書室,グランド側に緑化を配置し,学校環境を改善しました。4つには,多目的に利用可能なエレベーターの設置を予定しており,従来のダムウェーダーに代え,多目的利用,物,人が可能な設備として設置を考えており,バリアフリーへの対応も考えております。なお,小学校のエレベーター設置に関しましては,教育委員会の委員から学校改築時に合わせ設置することが望ましいとの意見をいただきましたが,検討課題となっております。以上が,東小学校改築事業の概要及び経過の報告とさせていただきます。
 2点目の教育委員会の点検・評価についてご説明させていただきます。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正が行われ,新たに第27条に教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等についてが規定されました。その内容については,教育委員会は,毎年,その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検・評価を行い,その結果に関する報告書を作成し,議会に提出するとともに,公表しなければならないこと。また,教育委員会は点検及び評価を行うに当たっては,教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとするという内容でございます。この条文の施行は,平成20年4月1日となってございますので,今年度から石岡市教育委員会の点検・評価報告書を作成することになりました。
 はじめに趣旨でございますが,1点目として主要な事務事業の取り組み状況について点検及び評価を行い,課題や取り組みの方向性を明らかにすることにより,国家的な教育行政の一層の推進を図ること。2点目として点検・評価の結果に関する報告をし,これを議会に提出するとともに公表することにより,住民への説明責任を果たし,信頼される教育行政を推進するということでございます。
 次に,実施方法でございます。今年度の点検・評価の対象については,予算書にあります予算事業を単位として実施したいと考えております。教育委員会の予算事業については,67事業で構成されておりますが,行政改革推進室で事務事業評価を実施しておりますので,こちらをベースにして取りまとめていきたいと考えております。点検・評価の対象については,平成20年度事業について実施していきたいと考えております。また,法に規定されている教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るため,石岡市教育委員事務点検・評価委員2名の委嘱を予定しております。評価につきましては,3月に議会へ報告書を提出させていただく予定でございます。また,一般への公表については,ホームページ上で記載を考えております。以上で教育委員会の点検・評価についての概要及び経過の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

菱沼副委員長)ただ今,石岡市立東小学校改築事業並びに教育委員会の点検・評価の実施についての発言に対しまして,質問等ございましたらお願いいたします。

久保田委員)太陽光発電10キロワットの設置ということになっているんですが,この関係ちょっと聞きたいんですが。年間30万程度は削減になるという説明なんですが,春休みとか夏休みとか,冬休みは別として,普段どの程度の教室の電力を賄えるのかなと思うんですが。30万だから,それは30万円分だよというならそれはしょうがないんですが。これは,逆に言えば全部賄うためには何キロワットぐらい必要なのか,その辺検討した経緯があれば教えていただきたいんですが。

教育総務課長)年間の電気料の金額なんですが,今手元に資料がなくてわからないんですが,概算では月ニ,三十万,年間でニ,三百万円は電気料はかかるのかなと,学校が大きいのでもうちょっとかかるかもしれないです。ただこの30万円というのは,設置そのものが約1,000万円ほどかかります。ただ,今,環境の補助金が出てます。これが約7割ほど来ますので,3割ぐらいの部分で設置はできるのかなと。年間30万円ほどの電気料が削減できるということで,10年間ではある程度設置に関しての償却はできるのかなと。府中中学校のときも太陽光発電を考えたんですが,そのときは補助金はあまりなくて,現在造ってもできないだろうということで見送った経過があるんですが,今回は約7割の補助金,そして全面的にやるんではなくてその一部で対応したいかなと考えております。

久保田委員)7割の補助金で,10キロワットを300万円で,30%自己負担ということであれば,10キロワット300万円でできるわけですよね。10年間でペイができると。太陽電池そのものがどの程度の耐用年数を有しているのかわかりませんが,少なくともこれね,3,000万円なら3,000万円を一遍に出しちゃってね,小学校の電気は太陽光で,多少買い入れるケースもあるのかなと思いますけど,むしろ使わない夏の電気とかは売電して。7割の補助金ということだから言うんですよ。全部自分で賄うということであればコスト的に無理なんですから。太陽光発電の耐用年数というのは10年できかないと聞いているんですよ。これから財源が不足する中で,むしろ預金と考えれば利息がついてくるという中で,初期投資はそれなりにかかるかもしれませんが,むしろ電気は太陽光で賄っちゃおうよという発想があってもいいのかなと。そんな30万なんてさびしいこと言わないで,3,000万かけたらどうですか。予算に限りはあると思うんですが,おそらく太陽光発電に関して7割の補助と,またそれをやれば別の補助金というのもあるんじゃないかと思うんですが,その考え方をもう少し大きくしていただけないかどうか,聞かせてください。

教育総務課長)今,委員さんのほうから発言のありました太陽光発電なんですが,確かにそういう考えもありました。やった場合には電気製品ということで10年ではきかないと思います。15年,20年は使えるかと思いますが,そのあと太陽光がだめになったとき新たに電気設備の配線をしなくちゃならない。そのときに膨大な金額がかかるだろうと。ただ,今こういう時代でありますので,そういう中では太陽光の発電も一部取り入れながらやっていこうということでありましたが,委員さんの発言を参考にしまして,また経過でございますので,さらにそういうほうに前向きに取り組んで,できるかどうか予算の関係もありますからそういう形で検討させていただきたいと思います。

久保田委員)今,初期投資のほかに更新の費用が膨大になってしまうと。その際に補助金が出るか出ないかわからない,そういう部分で危惧する上に,とりあえず30万円でいいかという話かと思うんですが,まあ仮に15年後,20年後を想像してみてください。わずか半年か1年の間にガソリンが倍になるような,たまたまサブプライムローンが焦げ付いてね,金融危機だということで生産性が下がって,ガソリン価格が下がったと。いわゆる原油というのは商品ですから,マーケットによって大きく動くんですよ。その限りある資源というのを頭に置くならば,私は太陽というものの無限性みたいなものは,やっぱり重要になってくるのかなと思うんですよね。そういう中で10年後,20年後を想像したときに,まあ石油の時代は終わっているんだろうなと。たぶん天然ガスとか原子力とか石炭とか,そういう今主流の石油というものは主役の座から降りてる。そして電気代も相当高くなっているんじゃないかと思うんですよね。そういう意味で,むしろ15年後,20年後のことを考えたときには,まあ技術革新もあるでしょうから15年後には相当コストも安くなってるでしょうし,その辺も考えれば,全部を全部とは今の理由から聞けば,太陽電力でとは言いませんけれども,まあ10キロワット,年間30万円というのはちょっと寂しいかなという感じもしますんで,今後の検討課題としていただければありがたいです。以上です。

川村委員)前の時点で米食の10円差ということで,八郷の給食センターと石岡の給食センターの米食の差が1食10円あると。そうすると石岡の場合4,500食弱ありますので,年間通すと100回以上あるかなと思ってるんですが,それを入れますと大体500万円1年間で差が出ると。それが石岡の給食センターが新しくなりましたので,そのまま存続させていくと30年経っても1億5,000万円。40年経つと2億円という差が出てしまうわけですよ。これはやはり石岡市民にとっても1億5,000万,2億円を負担させることはちょっと酷かなと,罪悪ではないかと私思ってるんですが。その辺のところで,この間個別に聞いたら,修理費がかかるんだと。でもそれが何億もかかるとは私思ってませんので,その辺のところどういうふうにお考えなのかもう1度お尋ねをしたいと思います。

教育次長)八郷給食センター,石岡給食センターにおける米飯給食提供に伴います飯缶方式と弁当方式の差,この10円の問題かなということについてご説明させていただきます。ただ今ご発言にありましたように,年間約10円の差ですと500万円程度の差があろうかと思います。このことにつきまして,学校給食課のほうにどういう形でなら対応できるのかという確認といいますか,指示といいますか,作業内容の変更とかいろいろな部分について,今確認作業をさせている状況にございます。概要だけ申させていただきますと,まず弁当方式から飯缶方式にしますと,各委員さんおわかりかと思いますが,食器類が必要になりまして購入費がかかります。さらに食器に対する洗浄を伴いますのでその洗浄する機械の増設というのも考えられるというようなことでございます。また,食器類の保管場所,衛生上の問題も確保しなければなりませんので,保管場所の問題についても検討せざるを得ないということでございます。さらに配送方式が,コンテナタイプでクラスごとに分けて配送している状況のようでございます。ですから配送車の改造等もお願いしなければならないというようなことも報告として受けておりますので,今問題提起がございましたので,早急にこのことについて,改修,改造するにはどの程度の費用がかかるのか積算させておりますので,しばらく時間をいただければと思います。以上です。

川村委員)私は,これは本当は当初からわかっていたはずですよね,教育委員会から。それをそのままにしておいて,例えば言われたから,これは言われてから半年経つわけですよね。それで先日も個別に行ったときに,それはとてもできない相談ですよという話をされたので,私はわざわざもう1度持ち出してるわけなんです。要するに少しの経費はかかるかもしれません。食器にしても洗浄機にしても1度設置すればもう経費はないわけですから,あと水かなんかの若干の差はあるわけですから,私はこれはやった方がいいのではないかな,やるべきだと思ってますので,そうしたらやるほうに向かってどうしたらできるかという方策を練ってほしいなと思ってるんですよ。そのほうが生徒もあったかいご飯が食べられるわけなんですよね,お弁当で冷えちゃってるよりは。ですからその辺のところはもうちょっと考えてみていただいて,本当は今度の3月にあれで,4月に新しい供用ができればいいなと思ってるんですが,その辺のところを考えたうえでお答えを出していただければありがたいと思います。それじゃ宿題とさせていただいてよろしいですか。

菱沼副委員長)暫時休憩します。

− 休 憩 −

菱沼副委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 その後の統合保育所の進捗状況についてお尋ねをしたいと存じます。

保健福祉部長)八郷地区の統合保育所の進捗状況でございますが,現在設計業務に入っております。設計業務はプロポーザルによりまして,県内に本社がある6社が選定なされまして,そのうち1社が辞退され,5社によるプロポーザルを行ったところでございます。プロポーザルの委託業者選定会を民間の委員3名,それから市職員5名の8名の委員によって選定をいたしまして,10月20日の選定会の委員による採点の結果,水戸市の(株)横須賀満夫建築設計事務所に決定をされました。これによりまして,11月18日に横須賀満夫建築設計事務所と建築コンサルタントの業務委託契約を1,585万5,000円で契約をいたしたところでございます。契約の期間でございますが,平成20年11月19日から平成21年3月16日までの期間でお願いをしてございます。それから平成21年1月中には基本設計といいますか,概要ですね。配置図ができてまいるようでございますので,1月末から2月頭にはお示しができると思います。よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

櫻井委員)昨日も徳増議員から出ましたコミュニティセンターとか指定管理になじむなじまないの話が出ましたけれども,例えば八郷地区にある8つの館長さんがいる地区公民館,これらの施設については指定管理者はなじまないものなんですか。お尋ねをしたいと思います。

教育次長)今,櫻井委員さんからのご質問の八郷の8つの地区公民館ですが,中央公民館の下に位置付けられているのかと認識しております。このことについて指定管理者にするのかどうか,なじむかなじまないかというお話かと思いますが,ちょっとまだそこまで研究といいますか,対応しておりませんので,後ほど回答させていただきたいと思います。

櫻井委員)結局,指定管理者にしていただきたいということを申し上げてるんじゃなくて,昨日質問に出た,コミュニティセンター,ふれあいセンターがね,どうして指定管理者になったかという状況は昨日伺いました。でもやってることは同じなんですよね。ですからどちらかを改善する手段があるのかなと思ったもんですからお尋ねしたわけなんです。ですからどちらを取るかというのは,執行部側,教育委員会側で考えていただければいいことですけれども,その辺はよく考えていただければ,市にとってもメリットがあるとわたしは感じるんですけれども。私も小幡地区公民館の運営委員をやってまして,ですから公民館の運営という内容については少し熟知しているつもりなんですけれども,たぶんやっていることについては地区公民館のほうがはるかに盛んにやってるとお思いますよ。まあ補助金という形でやってるんでしょうけど。まあそういう点は検討していく材料だと思います。

菱沼副委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,次に,委員派遣による所管事務管外調査の報告書についてを議題といたします。
 過日の大垣市,岐阜市,瀬戸市の視察につきましては,大変ご苦労様でした。皆様のご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと考えております。本件につきましては,お手元に配付したとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。
 それでは先の視察を振り返りまして,何かご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
 そのほか何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ないようですので,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。


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