第８回委員会　（９月５日）
出席委員	徳増千尋委員長，岡野孝男副委員長，前島守雅委員，金子悦郎委員，嶋田佐登子委員，小松美代子委員，金井一憲委員
市執行部	【企画部】企画部長（田口賢寿），企画部次長（藏本宏一），企画部次長（細井恒雄），企画課長（佐藤敏明），財政課長（鈴木幸治），行財政改革推進室長（上曽宗則）【総務部】総務部長（海東慎行），総務部次長(荻沼雅光)，参事兼総務課長（齋藤義博），税務課長（宮本秀男）【消防本部】消防長（髙木信夫），消防次長（山口春男），消防次長兼署長（山田　恭），消防本部総務課長（谷仲幸造）
議会事務局	庶務調査課係長（神谷一美）

徳増委員長）ただいまから，総務企画委員会を開会いたします。
　本日の議題は，今期定例会において当委員会に付託されました議案の審査として，議案第65号平成20年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち総務企画委員会所管部分，議案第90号石岡市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて，議案第91号石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することについて，議案第92号石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例を制定することについてでございます。
　次に，案件説明のために，委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は，お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。
　これより議事に入るわけでございますが，ここで消防本部から過日の新聞報道に関わる消防職員の件について報告したい旨の申し出がありましたのでこれを許します。
　なお，発言は，挙手によりこれを許します。

消防長）この度，消防職員に関しまして新聞報道がありましたことに対しまして，市執行部，市議会の皆様方に大変ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ありませんでした。今回の件に関しましては，調査をいたしましたので，この後山口次長の方から報告いたさせますので，よろしくお願いいたします。

消防次長）報道がありましたことについて，報告をいたます。20年７月29日に酒の席でのトラブルがありましたことについて，８月５日に総務部に投書があったことの連絡により分かりました。投書の内容の「理不尽な暴力を与えた」，「店主に?みかかった」とのことについて，その日に聞き取りを実施したところ予防課員７名で９日，10日に実施した防火管理者講習会の慰労会をするので午後６時30分に市内の飲食店に行きましたことがわかりました。また，同日に野球部が練習試合をして打上げ式のため，同７時30分ごろ同店に６名で別席で飲食していたことが分かりましたので予防課の上司から聞き取りをしたところ，トラブルがあった時間には家に帰るため店を出ましたので予防課員から聞いた話では，８時ごろに予防課員１名，野球部員１名が口論となってしまったので，同席した予防課員が止めに入り騒ぎは収まり，両名とも席に戻って何事も無く飲食して９時ごろに別々に帰りましたと聞いています。野球部員から聞き取りをしたところ，荒い口調で話をしていたので予防課員が止めに入り，店主も店の中で騒がないで欲しいと声をかけられたので，店の外に出て予防課の先輩が注意をすると，効き，店内に戻り，当事者は声を荒くし騒いだことについて店主に謝り，その後何事もなく９時ごろまで飲食をし，別々に解散をしました。聞き取りをした中で投書の書いてあったことについては，事実は確認できませんでしたが，酒を飲んだ席の中で騒いだことが分かりましたので，８月11日に本人をよんで，消防長から私と山田次長同席の下，口頭で注意をしました。その後新聞報道がありましたので同席者全員から聞き取りをしました。当事者の話では，話をしているときに右の甲があごに当たったことがありましたが，殴り合いのけんかはしていませんと話しています。店主に確認したところ，口論しているところはありましたが，店のものを壊したり，殴り合いのけんかをしていたことはありませんと言っていました。投書の内容の殴りかかったり，止めに入った上司に暴行をしたり，店主に掴みかかった事実は確認できませんでした。以上，報告を終わります。

徳増委員長）以上で報告は終わりました。
　この件につきまして，各委員からご意見また質問がございましたらお願いいたします。

前島委員）消防長，消防次長から報告があって，だいたい理解はしたんですが，消防職というのはなんと言っても，階級がはっきりしていて指示命令系統が大事なところです。なぜそこでこういう誤解を招くような告発があったのか，その辺についてお伺いしたいということと，この予防課の職員は，大事なことだと思わなかったのか報告が無かったんですよね。告発されて初めて分かったわけですよね。それについて二点お伺いします。

消防次長）お答えします。ただいまの件については，当然消防職員は階級があって，その中で我々も動いております。どちらかというと階級によって一本で上から下に伝わって，上から命令をしていくという強い口調の下で我々作業をしているので，酒を飲んだ中でもそれが出てきたのかなと私は感じております。これはやはり職場外で飲食店に行ってそれを出すことは消防職員のモラルが悪いというふうに私は認識しております。

前島委員）今回は前回と違いますけど，不祥事が２回目なものですからそういうことのないようによく綱紀粛正をして，皆さん方は市民の生命，財産を守るという崇高な精神で日頃から頑張っていただいているわけですから，こういうちょっとした誤解で今までやったことが水の泡になってはしょうがないわけですので，更に向上心をもってやっていただきたいと思います。以上です。

徳増委員長）他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）私から一言申し上げたいんですけれども，このように何回も続くということは，やはり綱紀粛正という言葉の中に何が足りないのか，何をどうしていったらいいのかということを消防の中で考えていただきたいと思います。公務員としての品性に欠けているとか，誇りが無いのではないかと思われます，これだけ続きますと。市民の厳しい目があるということを常に感じていただきたいんです。何よりも告発があったということは，組織全体の中で恥ずかしいことだと思います。告発があって表から言われて直さなければならない。何回頭を下げても市民は許すわけもないし。ですからこれからどこをどう変えていきたいのかということを幹部の方たち良く考えていただきたいということと，今回は消防本部のことのようでございますが，各消防署の課長以上を集めて本庁で消防長から綱紀粛正に対する訓示をされたらいかがかなと思います。やはりこのままで放っておくわけにまいりませんので，そのようにしていただきたいと思います。これは私からのお願いでございます。よろしくお願いいたします。
　この辺で意見はないようでございますので，この件に関しては終結したいと思います。
　ここで消防署員の方々，説明ありがとうございました。ご退席願いたいと思います。
　次に，今期定例会において当委員会に付託されました議案の審査に入ります。
　最初に，議案第65号平成20年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち総務企画委員会所管部分を議題といたします。
　本案について，執行部から説明を求めます。

参事兼総務課長）それでは私の方から議案第65号平成20年度石岡市一般会計補正予算（第２号）の職員の人件費の補正に係る部分につきましてご説明申し上げます。
　今回の人件費補正につきましては，20年４月１日に行われました人事異動に伴います予算項目間の補正になります。補正予算書の一般会計における職員の人件費の補正でございますが，職員の人件費につきましては，平成20年１月１日現在に在職している職員の給与等をベースに算出し，当初予算に計上しておりました。従いまして４月の人事異動によりまして会計間或いは科目間で異動が生じ，このため人件費の過不足が発生したために補正をお願いするものでございます。
　それでは順をおってご説明したいと思います。補正予算書をご覧いただきたいと思います。一般会計の人件費の補正でございますが，36ページの議会費から53ページの教育費の学校給食センター費までについての総額を給与費明細書として56ないし57ページに記載されてございますのでご覧いただきたいと思います。
　最初に１.特別職についてでございますが，補正前人数3,683名が補正後５名が増になっておりまして3,688名になってございます。報酬につきましては，金額で224万6,000円が減になっておりまして，共済費46万6,000円の減を含めまして271万2,000円の減でございます。内容でございますが，当初建築指導費の建築指導事業で建築営繕指導嘱託員１名を見込んでおりましたが，１級建築士を採用したことで嘱託員１名及び報酬343万円の減額と総合窓口のフロアアシスタント６名を採用予定によりまして報酬118万4,000円が増になりまして，差し引きしまして人数で５名の増，報酬で224万6,000円の減になったものでございます。
　次の２番の一般職員でございますが，その中の中段の(1)総括及び(2)給料及び職員手当の増減額の明細の欄に記載されておりますように一般会計の補正総額は，一般職の給与等の合計及び共済費，退職手当負担金の合計で1,845万6,000円が増額補正になります。内容でございますが，職員数につきましては２名減になってございます。一般職の給料及び職員手当の給与費で1,342万3,000円の増，共済費で658万7,000円の増,退職手当負担金で155万4,000円の減でございまして，合計で1,845万6,000円の増でございます。内訳でございますが，給料の730万6,000円の増につきましては，昇給に伴う増が189万6,000円，退職・採用に伴う増が469万9,000円，会計間の異動に伴う増が805万7,000円，その他の減としまして734万6,000円につきましては，育児休業，懲戒等による減でございます。
　次の職員手当の増の611万7,000円でございますが，扶養手当186万4,000円の減，期末手当284万円の減，勤勉手当119万7,000円の減，通勤手当217万6,000円の増，管理職手当887万8,000円の増，住居手当93万9,000円の増，児童手当２万5,000円の増でございまして，その合計が611万7,000円でございます。
　次の共済費の658万7,000円の増につきましては，20年４月から共済費の負担金率が増えたことによるものでございます。退職手当負担金の155万4,000円の減につきましては，職員数２名が減になったものでございます。以上が職員の人件費に関わる補正でございます。どうぞよろしくご審議賜りますようお願いいたします。

財政課長）補正予算書の34ページ，35ページをご覧いただきたいと思います。この中の一番下の(款)21市債の土木債借換債3,180万円の減額及び教育債借換債1,600万円の減額についてご説明申し上げます。公的資金保証金免除繰上償還の制度に伴いまして，昨年度から年５パーセント以上の旧資金運用部資金，旧簡易生命保険資金及び公営企業金融公庫資金につきまして，経常収支比率等の一定の条件に満たすものが対象となってございます。繰上償還の時期につきましては，３つの資金の利率ごとに平成19年度から平成21年度に定められております。この借換債でございますが，公的資金保証金免除繰上償還を今年度は９月償還分と３月償還分を合わせまして３億8,926万2,000円を当初予算に計上しているものでございます。その財源といたしまして土木債借換債3,450万円，教育債借換債３億2,130万円を同じく当初予算で計上させていただいておりました。今回９月補正に伴います繰上償還につきましては，旧簡易生命保険資金の年利率７パーセント以上のもの。これが5,001万1,000円。公営企業金融公庫資金の年５パーセント以上から７パーセント未満のもの。こちらが3,123万3,000円。合わせて8,124万4,000円。これを９月に繰上償還するという予定になってございます。この財源としまして，土木債借換債3,180万円，教育債借換債1,600万円。合わせて4,780万円を財源として当初予算に計上しておりましたが，今回この借り換えをするに当たって，借換年数が１年半から２年半と期間が短いこと，また平成19年度決算に置きまして７億2,800万円ほど繰越金が確保できたということもございまして，後年度の起債残高を考慮いたしまして９月の繰上償還につきましては，借換債を財源とせず，一般財源で対応することといたしたいという考えの基に今回土木債借換債3,180万円，教育債借換債1,600万円合わせて4,780万円の減額の補正予算の計上をお願いしたものでございます。以上でございます。

行財政改革推進室長）行財政改革推進室所管の補正予算につきましてご説明申し上げたいと思います。補正予算書の37ページをご覧いただきたいと思います。中段の総務費総務管理費財産管理費の総合窓口設置経費でございます。今回計上しております補正予算につきましては，総合窓口の業務及び窓口の拡張による増額分でございます。当初市民課を中心とする総合窓口の整備を計画しておりましたが，取り扱う業務等の検討をしました結果，収納特別対策室から保険年金課まで含むこととしたため窓口の表示サインやカウンターの設置，番号発券機の設置に伴う番号表示機などの整備費が増額となったこと，またより分かりやすい窓口を目指してフロアの案内等を行うフロアアシスタントの人件費を計上させていただきました。
　補正予算書に基づきまして内容をご説明させていただきます。総額で1,098万5,000円の増でございまして，事業の総額が2,298万5,000円でございます。補正の内訳でございますが，フロアアシスタント報酬としまして，当初計上してございませんでしたが，常時２名の配置を考えてございまして118万4,000円の増額でございます。
　次にシステム改修委託料につきましては,当初番号発券機等の費用を計上しておりましたが，市庁舎改修工事に移行いたしまして240万円の減額といたしております。
　次に市庁舎改修工事といたしまして1,031万1,000円の増額としております。これは窓口整備工事としまして先程ご説明いたしました番号発券機などの整備による増額や総合窓口範囲の拡大に伴いまして窓口サインの延長が伸びたことや市民課及び保険年金課におけるローカウンターなどの整備工事費による増額でございます。
　次の庁用備品といたしまして189万円の増額といたしております。これは窓口周辺の整備としましてローカウンターの範囲拡大に伴います来客用の椅子，記載台及びパソコン，レジスターなどの窓口用機器の整備等による増額でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。以上でございます。

税務課長）税務課の補正予算についてご説明申し上げます。補正予算書の38ページと39ページをご覧いただきたいと思います。上段の賦課徴収費市県民税賦課事務費754万9,000円でございます。平成21年10月より個人住民税における公的年金からの特別徴収制度実施に伴う社会保険庁などとのデータの授受のための専用システムとしてｅＬＴＡＸの導入が必要になってくることから補正をお願いするものでございます。
　内訳について申し上げますと電算業務委託料674万8,000円でございますが，ｅＬＴＡＸ専用パソコン機器保守費用として２万7,720円，ｅＬＴＡＸ接続に伴う経費として430万5,000円，これは地方税電子申告と個人住民税の公的年金からの特別徴収制度の両方が可能となってまいります。既存システムの改修経費としまして241万5,000円となっております。
　次に備品借上料11万6,000円でございますが，ｅＬＴＡＸ専用パソコン機器借上げで５年間リースでございます。補正予算書の60ページと61ページをご覧いただきたいと思います。パソコンの取り扱いにつきましては，減価償却や機器更新，バージョンアップなどを考慮しまして，平成20年10月１日から平成25年９月30日までの５年間，株式会社茨城計算センターと債務負担行為により対応するものでございます。
　次にシステム使用料56万7,000円でございますが，システムの運用経費でございます。
　最後に地方税電子化協議会負担金11万8,000円でございますが，ｅＬＴＡＸ会費として８万3,000円で，主に市区町村と社会保険庁との経由機関であります社団法人地方税電子化協議会の事務局費に充てられます。参考までに人口１人当たり１円で会費を算定してございます。この経由機関であります社団法人地方税電子化協議会への負担金３万5,000円でございます。
　なお，今後開始されるまでのスケジュールについて申し上げますと，平成20年10月15日までに経由機関であります社団法人地方税電子化協議会への加入申込み，10月下旬に動作試験を開始，平成21年１月下旬，年金収入電子データいわゆる年金支払報告書の授受を行います。５月下旬から７月下旬にかけまして特別徴収該当者データの授受，９月下旬に特別徴収該当結果の授受，10月下旬からいよいよ公的年金からの住民税特別徴収が開始される。と以上のようなスケジュールで進めてまいりたいと思います。これらの理由から補正をお願いするものでございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

徳増委員長）以上で説明は終わりました。
　これより，質疑に入ります。質疑はございませんか。

岡野副委員長）賦課徴収のことでお聞きしたいんですけど，特別徴収というのは年金天引きという意味ですか。年金天引きは65歳以上だと思うんですけど，10月１日ということですか。お願いします。

税務課長）公的年金からの特別徴収については，平成21年10月分の公的年金から特別徴収というかたちになってまいります。

岡野副委員長）介護保険料と後期高齢者と今度は市県民税も年金天引きというふうなことになって，21年10月からですね。

〔「議案第91号にあります」と呼ぶ者あり〕

岡野副委員長）ではその時にお聞きします。

小松委員）確認で一点伺いますが，37ページの総合窓口設置経費のフロアアシスタント報酬が118万4,000円計上されております。今現在は，電話交換の方と受付的にフロアに１名おります。この業務はどういうふうになるのか確認したいと思います。全く別にフロアアシスタントが配置されるということであれば交換の業務の人数は削減されるのかどうか。契約で民間に委託されていると思いますのでその辺について確認させていただきたいと思います。

行財政改革推進室長）お答えいたします。総合窓口におけるフロアアシスタントの役割につきましては，総合窓口にお出でになる来客者の例えば申請書の書き方とか番号発券機の使い方，又はどういった用件でいらしてどういった手続きをすればいいのかといった総合窓口に係る案内又は手伝いということでフロアアシスタントの仕事を捉えておりまして，現在契約しております総合案内につきましては，別のかたちで総合窓口としては考えておりますので，現段階では契約されている交換の削減というところには及んでいないという状況でございます。

小松委員）今契約されていることですので，すぐにどうこうするということは難しいかもしれませんけれども，フロアアシスタントがいながら更に悪く言えばただ座っているだけの受付を置くというのは，これは完全に市民から見たら無駄なことというふうに受け取られると，私はそういうふうに思います。その辺は考えていただきたいと思います。以上です。

前島委員）今のことと関連しまして，部長に答えていただきたいんですけど，フロアアシスタントを２名お願いして，案内の方も１名いて，実際に仕事というのはどういうことをやるんですか。違う仕事がなければ，ただいま小松委員が言ったように本当に市民の方は無駄なんじゃないかというふうに言うような方が多いと思うんですが。電話交換手は別ですよ。案内の方は何をやるんですか。このアシスタントの違いというのは。

企画部長）現在のところ総合案内で行っております業務につきましては，庁舎全体の業務内容についての案内をしてございます。そう意味で言いますと，特に市長等に用事にある方を含めまして，２階，３階，４階を含めましての案内をしてございます。今回のフロアアシスタントにつきましては，市民への総合窓口業務について優先的に案内，お手伝いをするということで特定はしてございますが，将来的に実際のお客様の流れを見た上で総合案内の必要性についても精査をしていきたいと考えております。当面スタート段階では，フロアアシスタントの不慣れな部分もあろうかと思いますので，そういう意味では並行的に配置をして様子を見たいというふうに考えております。

前島委員）今，部長から答弁していただいたんですが，フロアアシスタントはいなければできないんですか。実際に発券機とかの説明なんでしょう。あそこに案内人の方とフロアアシスタントとを両方併用してやるというのは，そんなに人が来るんですか。発券機で例えば文字が読めないとかわからない方に対して手伝いをするのは分かるけれど，フロアアシスタントは本当に仕事はあるんですか。

行財政改革推進室長）フロアアシスタントの仕事としては，委員ご指摘の部分で申請書の書き方の案内，それから発券機につきましては，番号を指定して，窓口を指定して押していただくようなかたちになるわけでございますが，その発券機の番号を取っていただきませんと順番がいつまでも来ないといったことなどの確認，それから申請書の書き方で場合によっては長い時間かかるという可能性もございまして，ほかの先進の窓口等を見てきたわけでございますが，そういった窓口につきましては申請書，それからお客様の流れ，そういったものを案内するということで，そういった職員をつけるというかたちでスムーズな窓口運営がされているということから見てきた中では常時ご案内しているということでございますので，当市におきましてもフロアアシスタントをつけてお客様の流れをスムーズにさせたいということから２名の配置ということでお願いしている状況でございます。

前島委員）やってみないと分からないということもあると思いますが，どのくらい毎日市民の方が窓口に訪れるかということもあると思うんで，やってみて実際に必要なければ削減するし，そういう見直しをしていただきたいと要望して終わります。

徳増委員長）発券機の内容をお聞きしないと分からないでしょう。いろんな部署に行くのに，発券機のどの番号を押すのか，例えば市民課に行くときは１番を押すとか，税務の方は３番を押すとか，そういう発券機なのか，もしそういう発券機であると常にアシスタントがついていないと市民の方は分からないですよね。だから発券機が単に順番を取る発券機なのか。その辺のところ委員会の方ではどんな発券機なのか説明聞いてないものですから分からないんですけど，どういう発券機を考えていらっしゃるのかご説明願いたいと思います。

行財政改革推進室長）発券機につきましては，まず用件に基づいて申請書を書いていただきます。その申請書の様式につきましては，現段階でつめている状況でございますが，番号発券機に１番から９番ほどの番号がございます。申請書には，この用件でいらした方は何番のボタンを押してくださいというようなことで申請書の中にも記載してございます。それを持って発券機の番号が９番までありますので，例えば２番であれば２番の番号を押していただく，そうしますと２番を押した方の順番が出てまいります。それは例えばアルファベットのＡの何番，又は百番台は１番の窓口とかそういうかたちでこれから機械の調整もございますが，そういうかたちで窓口の種類によって番号がそれぞれの順番になって出てまいります。そのところの窓口でお待ちいただくか，又は窓口に何番の札をお持ちの方ということで表示機に出ます。その表示が出た中でその来客者は窓口へ来ていただくということで，あくまで用件に基づいた順番ということになるということでございます。以上でございます。

徳増委員長）最初の数か月は混乱があると思います。やはりアシスタントがいないとできないと思うんですけど，群馬県の太田市ではアシスタントが受け付けも両方兼ねてやっているところがあるんです。ということは２人では出来ないということになります。ご案内したりすることがありますので。だから初めは２人のアシスタントでやって，総合案内も最初の時点では必要でしょうけれども，ある一定の時期を過ぎたときにやはり今各委員からお話のあったように方法として考え直す時期が来るのではないかなと思いますので，あくまでも３か月，６か月は試行期間かなと思って受け止めないといけないかなと思います。

金子委員）ただいま説明があった中にアルファベットを使用するという話がありましたが，高齢者の方はアルファベット読めませんからね。だからその辺十分注意しないとならないと思います。

行財政改革推進室長）今後機械の調整ということでこれからこちらで分かりやすい区分けということをつめて行くことになりますので，委員のご指摘については十分注意して進めて行きたいと思います。発券機の番号のつけ方につきましては，今後機会のやり方によってどうにでもなると言うと変ですが，今後つめていく部分でございます。確かにアルファベットにつきましては分かりづらい部分もございます。ただ数字だけですと先程もご説明申し上げましたが，例えば１番の窓口ですと百番台，101番から199番まで，それから２番の窓口ですと201番から299番まで，そういったかたちの設定というのは自由にできるということを伺っておりますので，その辺につきましては一番分かりやすい方法をこれからワーキング等を中心に検討を進めていきたいというふうに考えておりますので，今日ご指摘いただいた点については十分注意して進めさせていただきたいというふうに思います。

徳増委員長）暫時休憩いたします。

―　休　憩　―

徳増委員長）休憩前に引き続き，会議を再開いたします。

岡野副委員長）関連してお聞きしたいんですが，最初に確認をしたいんですけれど，平成21年の10月の年金から天引きをするということになるとトリプルですよね。つまり介護保険料，後期高齢者の保険料そして税金ということになると思うんです。それは例えばもし年金から引き落としができなかった場合どうするのか。或いは後期高齢者みたいに口座引落しの選択性も取り入れることができるのか。これは控除の関係もあると思うんで，その辺答弁いただきたいと思います。

税務課長）今岡野委員が言われるように確かに国民健康保険税それから介護保険料，後期高齢者と特別徴収をされてしまうということで，かなり65歳以上の年金受給者については大変な時代だというふうに感じております。引けるかどうかという部分なんですけれども，対象としない方として介護保険料もそうなんですけれども老齢基礎年金の年額が18万円未満の方，それから特別徴収税額が老齢基礎年金の年額を超えるものという制限がございます。ですのでそういう特別徴収を対象としない方もおりますので，確かに大変だと思いますけれども国の制度として導入されて来年の10月1日から特別徴収されるということなのでそれに準じて対応するしかないと思っております。ただ口座振替で対応するということ，まだちょっと私も承知しておりませんので申し訳ありませんが，たぶん年金からの特別徴収だけだと認識しております。ただ特別徴収にすることによってのメリットと言いますか，年金受給者についてはわざわざ今まで普通徴収で年４回銀行等の窓口に訪れて納めていたものが天引きされるということでそういったものも解消される。それからこういう言い方をしては失礼かと思いますけれども，未納が特別徴収することによって確実に納まるということも出てくると思います。一番のメリットとして事務の立場として言わせていただければ，今まで社会保険庁の方から年金のデータが入ってきましたけれども，それが電子データで入ってくることによって今までデータを茨城計算センターにバッチ処理をお願いしていたものがダイレクトに入ってくるということがありますので事務的にかなり緩和されるということが言えると思います。ただ自分たちの都合だけで申し上げましたけれども当事者にとっては大変なことだと認識しております。

岡野副委員長）その事務方のメリットは分かりますが，例えば年金天引きをするということは，直近のデータではなくて２か月前のデータとかそういうものを基に賦課をしていくということになると，つまり過誤納が増えるんではないかと。直近のデータによって賦課をするんであればそれはそれで相応しいと言うか間違いが少ないんですが，２か月前のデータを使用するとなると転出，転入或いは死亡，そういう人の年金から天引きをする。その天引きをしたものが結局実態にそぐわないような事務処理をして後ほど過誤納で処理をしていくという件数が増えるんではないかと思っているんですが，その辺はどうですか。

税務課長）ただいま岡野委員がご指摘された内容ですけれども，その辺のところの部分については，クリアできる方法として細かく指示されているものがございますので，今手元に資料がございませんので，後でお渡しするということでよろしいでしょうか。

岡野副委員長）特に亡くなった人の年金から自動的に天引きをする。それは還付しなければならないわけですよ。その還付を４，５か月後に還付をされたって，取りに来る人が何人居るのかという話になってくるんですよ。つまり還付なども早めに遺族に知らせるとかそういうことをしないと，忘れた頃に還付なんていったって。で賦課徴収は天引きはするけれど，還付は窓口に来て手続きをとって支払いますよとやっているわけですから。つまり取る方は自動的に取って，還付する方は窓口に呼び寄せて還付するというシステムなわけです。その辺も自分らの直近のデータを使わないで天引きしておきながら，還付するときは窓口に来て手続をとって還付してくださいということは役所だから通じることで民間では通じないわけです。その辺のことについて改正することは出来ないですか。

税務課長）ただいま岡野委員が言われたように死亡者がいらっしゃってその取り扱いにつきましては，税務課においては市民課から死亡届が出たものをアコーダーとしてその日のうちに回覧されることになっています。その情報データを基にしてある程度の期間は要してしまいますけれども，できるだけ早く相続をされる方といいますかその方に還付をするというかたちで対応できるようにしていきたいと思います。ただやはり死亡すると口座もふさがれてしまいますから，その辺のところを配慮しながらできるだけ早い時期に戻せるように対応していきたいというふうに考えております。その程度しか申し上げられません。申し訳ありません。

岡野副委員長）窓口へ来なくても還付できるようなそういう努力も考えてみてください。さっき言ったように年金天引きの場合はデータが２か月前のデータを使うわけですからどうしても天引きしちゃうんです。亡くなってその次のときにね。ところが年金そのものは取り上げられてしまうわけですからそうすると年金天引きと称し，個人の年金以外の金で納めることになってしまうわけですよ。結果的にですよ。私はそれは詐欺に等しいと思っているんです。それは還付しない場合ですよ。還付は今のように窓口に来て還付するとなると，それはなかなか大変で金額も少なくてとか忘れてしまってとか，いろいろ理由はあるけれど来ないでそのままになってしまいます。それをできるだけ解消すべく努力して欲しいと。私は年金天引きの制度を導入することによってそれが増えるではないかと思っているんです。だから努力していただきたいと思います。

税務課長）ただいまご指摘いただいたように最大の努力はいたしたいと思います。

徳増委員長）ほかにはございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に，討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。議案第65号平成20年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち総務企画委員会所管部分を採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は，「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第90号石岡市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について，執行部から説明を求めます。

参事兼総務課長）それでは議案第90号石岡市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましてご説明申し上げます。
　提案理由としまして，公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の一部改正に伴い，当該条例中の文言等について改正を行うものであります。
　改正内容でございますが，一般社団法人及び一般財団法人に関する法律が改正され本年12月から施行されることに伴いまして，これらの社団，財団法人が法律の施行後５年以内に一般社団，一般財団法人に移行しなければならないことになりました。それに伴いましてそういった団体への職員の派遣が想定されている公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が改正されることにより条例の改正が必要となったものでございます。内容でございますが，まず第１条の「公益法人等」という文言を「公益的法人等」に改めるものでありまして，また第２条第１項において職員を派遣できる団体を公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律第２条第１項各号に掲げる団体で市の事業と密接な関係を有するものと規定するものでございます。本条例における第２条における文言を改正する必要があることから条例改正案のとおり改正内容に改めるものでございます。以上が議案第90号の内容でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

徳増委員長）以上で説明は終わりました。
　これより，質疑に入ります。質疑はございませんか。

小松委員）ただいま説明を受けました部分でこの条例の改正についての文言で公益法人が公益的とか文言が変わる部分は分かりますけれども，具体的に第２条第１項の中で「第２条第１項各号に掲げる団体のうちの業務の全部又は一部が市の事業と密接な関連を有するものであり」と，具体的には例えばこれは社会福祉協議会とか，どういったものが当てはまるのかその点についてだけお尋ねしたいと思います。

参事兼総務課長）現在この中に当てはまるものにつきましては，石岡市の社会福祉協議会というふうに認識しております。

徳増委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に，討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。議案第90号石岡市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は，「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第91号石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について，執行部から説明を求めます。

税務課長）議案説明に入ります前に６月13日の総務企画委員会で説明させていただきました今定例会に提案する議案，市税条例の一部を改正する条例を制定することについての中で，二点について変更をお願いしたいと思います。一点目は長期優良住宅に係る特例措置の創設についてで，国会の法案が成立せず継続審議となったことが理由でございます。二点目として寄附金税制の中で地方公共団体が条例により指定した寄附金を寄附金控除対象とする制度の創設についてで，今定例会に提案できなかった理由としまして茨城県が適用対象となる寄附金の範囲が決定されなかったことにより見送るものでございます。以上二点について変更をお願いしたいと思います。
　それでは議案の説明をさせていただきます。議案第91号石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は地方税法等の改正に伴い石岡市税条例の一部を改正するため地方自治法第96条第１項第１号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
　主な改正要綱について申し上げますと，控除対象寄附金の税額控除方式への変更，限度額の引き下げをすること。いわゆるふるさと納税で対象となる地方公共団体の範囲は，人によって故郷に対して持つイメージはさまざまであることや納税者の意思を尊重し制限は設けないこととしてございます。また寄附金に対する税額軽減割合はできるだけ高く設定すべきという考え方に基づき，これまでの所得控除方式から税額控除方式に適用下限額をこれまでの10万円から5,000円とし，適用下限額の5,000円を超える部分について所得割の概ね１割を限度として所得税と合わせて税額控除いたすものであります。さらに地方公共団体に対する寄附金以外の寄附金との合計額がこれまでの総所得金額などの25パーセントから30パーセントになります。
　次に個人住民税の公的年金からの特別徴収制度を創設することでございますが，公的年金受給者は現在年４回銀行等の窓口で直接納付する普通徴収の対象となっております。今後の高齢化社会の進展に伴い公的年金を受給する高齢者が増加することが予想されているところであり，高齢者である公的年金受給者の納税の便宜を図るとともに，市町村における徴収の効率化を図る観点から個人住民税の公的年金からの特別徴収を平成21年度から実施することになります。
　次に上場株式等の譲渡益・配当の軽減税率の廃止及び損益通算の範囲の拡大をすること。上場株式の配当及び譲渡益に係る税率については軽減税率の導入当時とは経済情勢が大きく変化したことなどの理由から平成20年末をもって軽減税率の10パーセントを廃止し，平成21年度から税率が20パーセントとなります。その際円滑に新制度へ移行するための特例措置として２年間100万円以下の配当及び500万円以下の譲渡益について10パーセントの軽減税率を適用することになります。また平成21年１月１日以降に支払を受けるべき上場株式等に係る配当所得について申告をした場合，納税義務者の選択により総合課税と申告分離課税のいずれかを選択することができることになります。申告分離課税を選択した場合には，配当控除は適用されませんが上場株式等の譲渡損失との間で損益通算を行うことが可能となります。
　次に公益法人制度の改正に伴い，固定資産税等において所要の措置を講ずること。平成20年12月１日に施行される公益法人制度改革関連三法では，現行の民法第34条の法人に替えて公益認定を受けた公益社団法人又は公益財団法人と登記のみによって設立可能な一般社団法人又は一般財団法人に分かれます。現行で固定資産税が非課税とされている幼稚園などの施設の用に供する固定資産税は公益社団，財団が設置するものについては非課税とする。特例民法法人として存続する法人は公益社団，財団法人と見なして非課税措置を適用する。移行期間である平成25年11月30日までの間に特例民法法人から一般社団，財団法人に移行した法人が設置する施設にあって，それまで非課税措置の適用を受けていた既存施設については，引き続き平成25年度分までの固定資産税を非課税といたします。以上が主な改正内容でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

徳増委員長）以上で説明は終わりました。
　これより，質疑に入ります。質疑はございませんか。

岡野副委員長）直接この改正と違うかもしれませんが，固定資産税の評価替えを行った場合，八郷の場合にかなり課税額が増額になるという人がいるというふうに聞いております。やはり私は若干増額になる場合には止むを得ないとしても，かなり評価替えによってかけ離れた増額になる場合には，関係者を集めて説明会を開くべきだと思うんですけれどそれについてどう思いますか。

税務課長）固定資産税の取り扱いにつきましては，岡野委員が言われるように市報等でも少しずつお知らせしておりますけれども，八郷地区におきます雑種地がございます。その雑種地の取り扱いなんですけれども，通常平米単価13円という雑種地がございます。本来これは原野並みということでございまして，実際に雑種地という場合にはいろんな用途がございます。例えば駐車場があったり，或いは資材置き場になっている。或いは物置が立っている。そういった所については，本来の宅地並みの何割ということで課税するのが本来の課税の方法であります。八郷地区についてはそういった平米単価が13円の雑種地がかなり存在するということで，国，県の方から平成21年度の評価替えにおいてはそういった格差があるものについてはきちっと対応しろというような指導が出ております。それを受けて税務課においては一昨年度から21年度に評価替えに向けてその雑種地を全部確認をしております。その雑種地を確認してその13円に適応しないというものについては見直しをするということで進めているところです。ただ進めるということではなくて，きちっとした評価基準を持って対応するということでその評価基準もある程度出ております。先般総務部の総意をするということで総務部長はじめ担当の方で現場の方をいくつか例のところを確認してきて，それぞれの意見を持ってこういう金額にするということで最終決定をし，市長，副市長に報告をし，その後総務企画委員会においてその基準を基にして説明をしようということで考えております。その金額が増額される納税者につきましては，今税務課で考えているのはある程度の猶予期間を持てるようになるべく早く市長，副市長に了解をもらって本人に連絡をして，こちらで出向いて対応する。或いは来ていただいて説明をするということで考えております。ただ対象内の人を一斉に集めて説明会をするということは考えておりません。

徳増委員長）増額ではございませんので，今の言葉の中で課長から出ましたけれども，これは適正な税になるだけですから。

小松委員）先程補正予算の審議の中でもありましたけれども，個人住民税の公的年金からの特別徴収制度を創設するわけですけれども，この点については先程も論議されましたけれども，執行部の答弁では年金受給者の手数が省けるというようなメリットがあるんですよということであるんですけれども，そうばかりも言ってられないというのが現状だと思います。今でさえ後期高齢者の医療保険が年金から差し引かれ，そしてまた実際には65歳から74歳までの方も年金から保険料が差し引かれ，非常に一方的に天引きすることへの怒りというのは，ものすごく大きなものがあるわけです。さらに今度は住民税を年金から差し引く。こういうことについては，今課長の方から答弁いただいた以上に市民からの怒りの声が寄せられると私はそのように思っておりますけれども，実際どのようにお感じになっているのか伺っておきたいと思います。それから３番目の上場株式等のこの譲渡益配当の軽減税率の廃止及び損益通算の範囲の拡大をすることについてですけれども，これは本来は私ども一般市民の定率減税が全部廃止になった時点でこの項についても温存しておいたこと自体が問題ではないかと思っているんですけれども，その点についても私正直なこと言って今回のこの条例の改正の改正文の改正前と改正後を頂きましたけれど，言葉自体も難しいし，よく理解ができない部分もたくさんありました。そういう点では今の二点について答弁を頂きたいと思います。

総務部長）私の方から公的年金の住民税の特別徴収についてご説明申し上げたいと思います。ただいま議員さんより，お年寄りの負担がということでございますが，負担と申しますか，住民税につきましては従来も課税され，一つのお年寄りと申しますかそういう関係者の方々の財布の中はこの負担額は変わらないと思います。住民税は前年度の所得に対して課税されるということでございます。国民の義務と申しますか納税の義務というのは定められてございます。そしてさらに私の職務としまして，この総務企画委員会の中でも収納率のアップとかいろいろきついご意見等をいただいて努力して参りました。こういうことを委員さん方も深いご理解賜りたい。考えていただきたいと思います。でなければ市の財政も厳しくなってございます。お年寄りの負担というものは大変だと思っておりますけれども，この住民税を新たに多く納めるということではございません。定められたもの，所得に応じた納税額というものを特別徴収ということでございます。考えれば勤め人も給料から天引きされる。前年度の所得に応じて課税されておりますが，それを翌年度に毎月の給料から天引きされる。そういうことを是非ご理解をいただきたいと思います。例えば途中で亡くなった場合も年金から天引きができませんのでその時点で住民税の残りがある場合相続人の方に引き継がれるということになります。こういう制度になりましたのもやはり財政厳しい中で徴収の効率化の一つの案として石岡市におきましても市税条例を改正してそれに伴ってやっていこうという考えでございます。そういうことにご理解を賜りたいと私の方から是非お願いいたします。

税務課長）小松委員さんからの上場株式等に関する部分でございますけれども，高齢者に対しましては，老年者控除とか定率減税とかそういったものが廃止をされまして，確かに増税感というのはたくさんあると思います。その中でこういった株式の配当等については今回を待たずもっと早く税率を上げるべきだというようなご意見でしたけれども，やはりその辺のところに国の方も鑑みましてどちらかというと金持ち優遇税制というふうに感じられる部分でありましたので今回の改正となったわけでございます。さらに税のこういった言葉についても非常に分かりづらいというお話もありましたので，できるだけ納税者の方には分かりやすい，別な言葉を使うというのはなかなか難しいですけれども市報の方にも税のページを割いていただいておりますのでそういったところを活用してできるだけ分かりやすい税制のあり方でいきたいというふうに考えております。上場の部分については，そういうかたちで答弁になっているかどうか分かりませんが，そういったことを踏まえて今回国が実施したというふうに認識をしております。以上です。

小松委員）個人住民税の公的年金からの特別徴収制度の創設について部長の方から直々に答弁をいただきましたけれども，本音の答弁だったなと思います。やはり年金から取りっぱぐれがないというかたちがこの住民税を年金から特別徴収するという。見え見えなんですよ。お金がある人はなくてもあってもとにかく住民税は掛かるものですよという答弁でしたけれども，今年金からの天引きで皆さんが怒っているのはどういうことかというと，少ない年金の中で自分の生活費と納めるべきものは納めるという融通ができたわけです。一つの財布の中で。ところが支給される額の中から全て最初に全部税金を引かれて，はいこれが残ったものでその残った中で生活しなさいよというやり方に対して皆さん怒っているんですよ。納めるべきものは納めるというのはだいたいの人はそう思っているんですよ。ただ融通が利かなくなる。そのことに対しての怒りの方がずっと大きいんですよ。そういう制度に対する怒り，それがこの間の一般質問のときに示しましたけど3,200万部も印刷して，低所得者に対しての税率下げますよというようなものを２億何千万もかけて，政府が４月から始まったのに今の時期にああいったものが新聞折込で配られたと。ものすごい怒りなわけですよ。そういう中で今度は住民税を公的年金から差し引くと。同僚議員が言いましたけれども，ほとんどまだ知らされてないから皆さん黙ってますよ。だけどこれが分かったら本当に大変ですよ。私は補正予算については，行政の皆さんは仕事上進めなければならないことがあります。実際に進める段になって石岡は何もやっていなかったんですじゃすみませんから，それはそれで補正予算については止むを得ないと思いますけれども，私はこの91号は認められません。討論しなければいけませんけれどもそういうことです。でその反面，こうした株なんて持ってる人というのは恵まれた人ですよ。よく市長の資産公開を見ますけれども，市長もいくつか株をお持ちですけれども，我々一般庶民にとってはそんなものは縁のないところです。ほとんどの方は。そういうところの優遇とセットでくるわけですから，そういう点ではとてもとても私は認めるわけにはいかないです。以上で質問を終わります。

総務部長）私の方から再度ご答弁の申し上げたいと思います。市民の皆さん方に周知ということが大事だと私どもも思ってございます。そのために現実的には来年10月から施行にはなりますけれども，現実的には来年度の市民税が６月に賦課されます。その後についての関係者への周知ということで今９月定例会に，期間を設けるために議案として提案してございます。私どももお年寄りの税負担といいますかそういうことも理解できないわけではございません。委員さんからありましたけれども，年金から天引きということで，私先に申しましたように税金を納める場合，従来は年金が口座に振り込まれたものをおろして納めるということで一つの財布の中は変わらないということで先程申しましたけれども，そういうことでご理解をいただきたいと思います。非常に天引き天引きということで取りっぱぐれのないということでありますけれども，私どももこの徴収率アップのためにいろいろ日夜やってきております。厳しい市民の声，そういうものを聞いておりますので職員のそういう努力も買っていただきたいと思います。以上でございます。

小松委員）部長とやり取りしてても仕方ありませんけれども，立場が違うので止むを得ませんけれども，でも年金受給者の方はそんなにたくさんの年金をもらっている人は少ないですよね。75歳以上ぐらいになりますとたぶん25，26万円を，公務員さんですね。共済組合の方ではそういう方もいらっしゃるでしょう。でもほとんどの方は民間なんかに勤めた方はそんな額ではありませんし。滞納の額で言えばですね，こういう方たちではなくてもっともっとお金持ちの方が滞納しているんじゃありません。ぜんぜん違いますよ部長。こういう年金を受けている方の滞納額と今石岡で滞納額がたくさんになっているっていうのはぜんぜん違います。私は大口の滞納，しかも５年経過したらちゃらになるようなことが分かっているような人たちがやっているんじゃありません。もう答弁は結構です。又同じ答弁をいただいても仕方ありませんし，部長も職務柄そういう立場でありますので，私も市民の立場で質問して意見も申し上げているわけですのでこれで結構です。

徳増委員長）私どもも滞納整理，滞納整理と言いながらいろいろな意見が出まして，これが委員会の議論だと思います。ほかにはございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に，討論に入ります。討論はございませんか。

小松委員）議案第91号石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することについて，提案理由は地方税法等の改正に伴い税条例の一部を改正するためということで，改正要綱が四点ほど挙げられております。私は特に２項目，個人住民税の公的年金からの特別徴収制度を創設すること，また三点目の上場株式等への譲渡益・配当の軽減税率の廃止及び損益通算の範囲の拡大をすること。この２つの項目について今委員会の中で質疑をさせていただきましたけれども，住民にとって年金からの天引きそしてまた金持ち優遇の税制，これについては異を表するものです。以上簡単ですけれども反対討論とさせていただきます。

徳増委員長）他に討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。議案第91号石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　本案は，起立により採決いたします。
　本案は，「原案のとおり可決すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
　起立多数であります。よって本案は「可決すべきもの」と決しました。
　暫時休憩いたします。

―　休　憩　―

徳増委員長）会議を再開いたします。
　次に，議案第92号石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について，執行部から説明を求めます。

税務課長）議案第92号石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例を制定することについて，本案は地方税法等の改正に伴い，石岡市都市計画税条例の一部を改正するため地方自治法第96条第１項第１号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
　改正内容について申し上げますと，本条で引用する地方税法の条項が異動したことに伴い条例の一部を改正するものでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

徳増委員長）以上で説明は終わりました。
　これより，質疑に入ります。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に，討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。議案第92号石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は，「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　以上で，今期定例会において付託されました議案の審査は，終了いたします。
　ここでお諮りいたします。
　本日，審査いたしました議案に係る委員長報告の取り扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，その他の件として，何かございませんか。

企画課長）私から３件ご報告申し上げたいと思います。
　一点目は予めご提出いたしました資料でございます。中心市街地活性化基本計画の策定を現在進めておりますが，具体的な事業の選定に向けまして検討中でござます。お手元の資料１ページ目がＡ４縦の図面の出た表でございます。ご説明申し上げます。
　まず一番上に中心市街地の問題と課題として四点が掲げられております。従来ご説明したとおり中心市街地における人口減少と食文化，地域資源の有効活用，さらには交通利便性の向上というようなものを挙げております。これに基づきまして暮らしの要素，「住まう」，「育てる」など９つの要素を取り上げまして，基本理念といたしまして「街と自然の魅力に彩られ，暮らしが輝く中心市街地づくり」という理念を掲げております。これに基づきまして次に基本方針として４つ，ご覧のとおり一つ目がまちなか居住を支援する生活関連機能の整備・充実などを設定しております。またこれらの基本方針を具体的に一番下の４つの分野で主なものを目標を達成するための事業として掲げておりますが，国の認定を目指す上でも，また今般の計画づくりの中では具体的な達成を目指す上から数値目標を設定する必要がございます。そんなことから下から２番目の欄は，それぞれの分野での数値目標を現在のところ検討しているものを示してございます。
　次のＡ３の資料でございます。前のページの目標４つございましたが，それが縦の欄に並らばってございます。それから左側に類型１から類型５と出ておりますが，これは国が定めます類型に従って分類したものでございます。全ての欄が埋まるということも理想の一つではございますが，本市の状況に照らし合わせまして現実に実行可能なものを現在ご覧のとおり掲げております。従来からの継続事業がございますが，例えば一番左側の縦の欄でございます。目標像１の欄でございます。これは「快適で安心して暮らすための生活支援機能が享受できるまち」ということで，類型２で四点出ておりますが，一点目は継続されているもので，２つ目の民間事業者との連携による子育て支援機能導入事業，或いは特定施設入居者生活介護事業というようなことで掲げております。またその下の欄で特定施設云々というのが（再掲）と出ておりますが，同じものをもう一度違う類型で計上しているということの意味でございます。このように各事業それぞれに実現性の検証を目指しながら現在計画づくりを目指しているところでございます。
　次の報告事項でございますが，ふるさとづくり基金，ふるさと納税でございます。この件に関しましては一般質問でご質問をいただき部長からあらましについてご答弁申し上げましたので私からは概要のみご報告させていただきます。
　まず，条例又は規則での定め方でございますが，県内では10の市町村で条例制定を目指しているわけですが，直近では水戸市が「黄門基金」という基金を創ってそこに受け入れるというような考え方で整理をしているようでございます。私からも直接確認いたしましたところ基金を制定するための条例でございまして，石岡市の場合はいただきました寄附金に関しましては一般会計で受け入れるという考え方で整理いたしました。そんなことから告示行為を伴う規則による対応の方向でございます。また所管に関しましては，規則の制定と周知は企画課が担当しておりまして，寄附の相談であるとか収受或いは御礼に関しましては税務課が所管でございます。それから頂いた寄附の事業への充当また運用状況取りまとめなどについては財政課が所管でございます。さらに頂いた場合の御礼でございますけれども，これは特産品を差し上げるなどのいろいろな事例がございますが，地域間でそういう御礼の加熱が心配されるところでございます。石岡市に置きましては，礼状と市報にご本人の意思を確認した上で寄附の事実に関して掲載を予定しておりますので，その掲載された市報をお送りしてお気持ちに報いたいというような整理でございます。
　それから三点目でございますが，有料道路料金所跡地の有効活用の検討でございます。これについては従来適切な範囲での投資によって活用を検討すべきだろうというようなご意見を頂戴いたしまして，私どもで縷々検討いたしましたところ，既に農協さんにはひたち野さんとＪＡやさとさん両方にご意見を頂きましたところ，全てきれいに整った状態であればリスクが無いので，そういう状態であれば入ってもいいけれども初期投資が伴うのであればちょっと難しいのではないかという組織としてではなくご担当の方のご意見を頂いております。そんなことから経済部などともやり取りをしながら利用していただける方いろいろ情報を収集している段階でございますが，現段階では認定農業者の団体，これは石岡地区，八郷地区すばらしい担い手の方々がいらっしゃいますが，ちょっとどうかなという考えもあるやに伺っております。その方々のお考えをお聞きしながら具体的に経済部と協議をしながらさらに協議を進めたいと思います。その際に法律上の取り扱いについて再確認をしましたところ，現場は市街化調整区域でありますので原則は建築物は立たないわけですが，当初の料金所に関しましてはそういう制限の対象外，道路管理者の設置する施設ということから立地が可能でありました。これの行政用途を例えば直売所に変更するという場合は，原則所有者である石岡市が整備をし，第三者が委託なりを受けて，指定管理者制度などもございますが，そういう中でやることが基本であるということで法律上の考え方が確認されたところでございます。ただ特段に事情がある場合はこの限りでないというようなことも聞いておりますので，今のところ農産物直売所の方向で現在のところ調整を続けているわけでございます。
　以上，ご報告三点申し上げました。

徳増委員長）どうもありがとうございました。ただいま三点ほど報告がございましたけれども，何かお聞きしたいことがありましたらいかがでしょうか。

小松委員）ふるさと基金といったものに関連して伺いたいんですけれども，旧石岡市で寄附金のときに個人の名前がついた例えば青木奨学金制度があったと思うんですが，今は石岡市の奨学金制度と一緒にして名前が付いてないかと思うんです。合併して旧八郷の中であった基金に名前がついたものが残っていると，それから私はかつて個人的に，たぶんこの方は目的を持ってだと思うんですが，それは国分寺の五重塔の再建のためにということでもう20，30年になると思うんですが1,000万円その当時寄附された方がいたと思います。それは名前も出されていませんし，文化財の何かの基金で入ったと思うんですけど，個人の名前をいつまでも載せておくんではなくて，こういう機会にそういう寄附金については一本化していくようなことを考えてもいいんではないかと思うんですが，寄附をする方の意思もあるのでなんとも言えませんけれど。その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

企画課長）現行の基金の関係については，財政課長の方からお答えすることになるかと思いますが，今般のふるさと納税に関しましての基本的な考え方について申し上げます。この寄附は，受け入れる際には規則の中で４つの分野を想定してございます。「笑顔と元気あふれる健康づくり」これは福祉施策でございます。それから２つ目として「新しい時代を担う人づくり」教育施策。三点目が「自然と歴史あふれるふるさとづくり」これらの事業のどれに寄附をしますかということで選択をしていただく。特に希望はないけれども寄附をしたという方は，その他ということでございます。これは市長が判断をするということです。４つの選択肢を寄附の申込みの様式の中に織り込むということでございます。ご質問のように何かしら特段の用途を定めてそれのために使ってくださいという寄附に関しては今回の取扱いの規則では想定していませんので，別枠での判断になろうかと思います。

財政課長）基金の個人名称についてお答え申し上げます。基金につきましては17年10月の市と町の合併のときに財産の取り扱いということで協議しております。そのときに財産ですからお互い持ち寄るということで，基金についてもなくさないでそのまま持ち寄ろうという基本原則の中で協議を行っております。その基金の整理統合に当たりまして石岡市の奨学金基金は一本化されましたが，個人の方のお名前と額については，別表の中に残っておりまして，タイトルからはずれますがお名前は残ったいうような経緯がございます。ですから基金そのものに個人名がついているものとタイトルからは外れていますけれども別表の中に残っているものということで，その当時も基金を寄附された方或いはその方のご遺族の方のご意向もございまして，その当時整理はしましたがお名前は残したというようなことでございます。以上でございます。

企画課長）大変申し訳ございません。一点ご報告が遅くなりましたけれども一般質問でもご意見を頂戴いたしましたが，一般に対するＰＲ活動につきまして今議会で税条例の改正の御議決を得たと同時に，条例の施行と併せまして規則の施行を予定しておりますが，これに基づきましてお祭り期間13，14日の土日でございますが，石岡駅前でチラシを配って周知を図ると，チラシの裏は申込書でございますのでたくさんの方が寄附していただけるとありがたいと期待しております。以上でございます。

徳増委員長）ありがとうございます。その他でありましたら。

金井委員）前回の総務企画委員会の中でお答えがあったんですけれども，指定管理者制度の19年度のモニタリングの結果が近々公表されると思うんですが，その時期についてお尋ねします。

行財政改革推進室長）公表の時期ということでございますが，現在，指定管理者制度運営委員会を開催いたしまして総合評価につきまして資料並びに説明により審査をしたところでございます。その後の資料及び意見等の整理を行っている状況でございまして，できるだけ早い時期にというふうには考えてございますが，その後議会の開催ということになりまして議会が閉会した後できるだけ早い時期に公表という段取りに持って行きたいというふうに考えておりまして，現段階では何日というふうなお答えはできないということでご了解をいただければと思います。

金井委員）今年末に期限が切れる指定管理者がたくさんありますのでなるべく早くお願いします。それと今回の定例会の一般質問の中で行財政改革の観点から公用車の縮減ということで無駄な公用車，不用なものを削減していって欲しいというようなことを述べたんですけれども，そういったことで公用車が無くなることでその駐車スペースを更に市民用に割り当てられると，そういった観点から市民サービスの向上が図られるんじゃないかということだったんですけれども，さらにその駐車場の問題で本庁舎，或いは八郷総合支所あとは公共機関の中で障害者専用駐車スペースが設けられていると思うんですけれども，そういったものがきちんと全部設けられているのかということと，それがただアスファルトの上に車椅子のマークがついているだけじゃなくてきちんと視覚に訴えられるような案内板が付いているかどうか。それをお答え願いたいんですが。それに合わせてそういったことについて障害を持つ方から要望とか苦情とかそういったものが今まであればそういったこともお聞かせ願いたいです。

財政課長）駐車場についてお答え申し上げます。障害者の方の駐車場につきましては，本庁舎におきましては障害者の車椅子のマークの看板がついている所に４台のスペースかございます。八郷総合支所におきましては路面表示ということで２台のスペースがございます。申し訳ございませんが他の全ての施設については把握してございません。それから今まで障害者の方からの苦情について直接は私は聞いてございません。以上でございます。

金井委員）総合支所の方には路面のみの表示ということなんですけれども，やはり視覚に訴えるためにも案内板が必要だと思うんですが，そういったことを検討していただきたいということと，さらに最近では内部障害者，そういった方々もそういう駐車スペースを利用したいといった声もあるわけです。ですが内部障害者の方々は一見すると健常者と見分けが付かないといった中で，電車の中でもそういった椅子に座ったときにいやな思いをしたとか，障害者用の表示だけの駐車スペースに車を止めたらいやな思いをしたとか私の耳には入ってきているので，視覚に訴えるということでは今全国的に普及され始まったハートプラスマークがあると思うんですが，それとともに妊娠されている方のマタニティマークとか，そういったものが適切かどうかは別にして，そういった方々も止められるんだということを内部障害者への理解を市民に広げる上でもそういったものを作っていただきたいという要望を私からしておきたいということで，検討できればと思うんですが。

企画部長）障害者への対応ということで，今ご提案いただきましたことを踏まえまして内部で検討してまいりたいと思います。

岡野副委員長）この前かしてつ跡地のバス専用化事業の中で８月６日に総務企画委員会を行いましてその次の日に検討委員会が開かれた。新聞報道によりますと当初の計画よりも路線が短くなったような報道があるんです。そういう方向で進めているような感じで，ここで言っている計画とちょっと違うのかなと。どういうわけでそういった話が出てきて当初の計画から延長が短くなった，変更になりそうだという感じを受けるんですけれどその辺についてはどういうことなんですか。

徳増委員長）その他でたくさん出てくるんですけれども，次の委員会今度の決算委員会の前に，直前に開きたいと思いますのでそのときまでに今のＢＲＴのことも用意していただいてということにさせていただきたいと思います。
　ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）ないようですので，この際，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
　当委員会において，閉会中も，なお，継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配布いたしました案文のとおり事件及び事由を示し，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長）異議なしと認め，さよう決しました。
　これをもちまして，総務企画委員会を閉会いたします。