![]() |
〒315-8640 茨城県石岡市石岡一丁目1-1 Tel 0299(23)1111 内線310 gikai@city.ishioka.lg.jp |
徳増委員長)ただいまから,総務企画委員会を開会いたします。 本日の議題は,所管事務の調査として,はじめに前回の委員会において説明を求めることとしました「総合防災訓練の今後のあり方について」,次に,今年度実施した総合防災訓練における消火訓練中のホース破損の原因を含めた「消防機器の管理体制について」の2件でございます。 次に,案件説明のために委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。 これより議事に入ります。 最初に,総合防災訓練の今後のあり方についてを議題といたします。 総合防災訓練については,消防本部,自衛隊,各ライフライン機関を主とした訓練が毎年定例的に実施されておりますが,今年度の訓練とこれまでの実績を踏まえ,今後の総合防災訓練のあり方についてどのように考え,またどのような姿勢で臨むのかについて,執行部から説明願います。 なお,発言の際は,挙手をお願いいたします。 総務部長)新年に入りまして初めての総務企画委員会ということで本年もよろしくお願いいたします。 総合防災訓練の今後のあり方につきまして担当より説明いたしますのでよろしくお願いいたします。 参事防災担当)防災担当の高木です。よろしくお願いいたします。 総合防災訓練につきましては,お手元の資料1ページです。昭和63年11月5日に第1回の防災訓練を開催いたしました。平成3年には茨城県の総合防災訓練が当市で行われております。平成10年は,台風の接近に伴い中止をいたしましたが,合併まで17回開催しているところでございます,平成17年10月1日の合併以降は,昨年11月30日,八郷総合支所駐車場で開催いたしましたのが第4回目でございます。今までの防災訓練は,すべて地震等を含めた大規模災害等を想定しました総合防災訓練を開催してきたところでありますが,昨年は,避難所開設訓練,NBC災害訓練等国民保護関係の訓練を取り入れて実施してきました。11月30日の防災訓練終了後,消防本部と今回の防災訓練の反省を踏まえ,今後の防災訓練のあり方についての検討会を開催したところでございます。今年度中に何回か開催いたしまして,訓練の中身についての検討をしていきたいと思っております。基本的には,資料にもつけましたが,石岡市総合防災計画の中で防災体制の充実の現況と課題に掲載しておりますが,防災関係機関を中心とした訓練から会場周辺に居住する地域住民を主体とした地域単位の防災訓練へ移行し,防災意識の高揚を図っていきたいと思っております。それから自主防災組織ですが,石岡地区におきましては更なる組織率の向上を目指し,八郷地区に関しましては各地区の自主防災組織の組織率は100%ですが,結成から相当年数が経過しており,代表者等の変更もあると思いますので,再確認をして指導・育成をしていきたいと思っております。以上です。 徳増委員長)以上で説明は終わりました。 この件について,ご質問等がありましたらお願いします。 お手元にありますのはあくまでも資料でございまして,今回の訓練を見た結果のご意見を伺えればいいなと思います。正直申し上げましてあのときにはいろいろ苦情に近い意見が多くございました。年が過ぎたら委員も熱が冷めたようでございまして,なかなか手が挙がらないようですけれども,当時を思い出してご発言願いたいと思います。今後のあり方についての提言でも結構でございます。あのままではよい訓練ではないと思いますので,よろしくお願いいたします。意見がないようですとあのまま進んでしまいますので,委員会としては,職員のだらだらした動きといい,あれが訓練かと私は疑問に思っているところでございます。 総務部長)今回の平成20年度の防災訓練を通じまして,ただいま参事のほうからありましたけれども,大きな反省点がございまして,1つには合併後の地域防災計画が定められてございまして,今後それらに基づいた訓練が必要であろうと思ってございます。そしてまた,現在,土砂災害の地域の調査も進行中でございます。災害は,地震災害だけではなく土砂災害などもございますので,その辺も含めたものが必要だろうということでございます。もう1点は,今回の訓練の中で地域住民の参加が少なかったという反省点もございます。合併後,旧石岡地区,旧八郷地区それぞれの地域差はありますけれども,訓練に参加して安心感というものが得られればと思っております。せっかくのそれぞれの機関が参加する防災訓練に市民の皆さんが参加して,学んでいただき,安心感を得られればと思ってございまして,今後地域に密着した訓練,自主防災組織が参加できるような訓練ということで把握してございます。今年度の訓練は,会場が狭かったということもございますが,そういうことを活かして今後の訓練の中で,市民の皆さんの安心感を醸成していきたいと考えております。 前島委員)では1つお伺いしたいと思います。これからの総合防災訓練につきましては,全職員が参加してやった方がいいのかどうか,それについてお伺いします。 総務部次長)先程の部長の説明と重複いたしますけれど,これまで行なわれてきたいわゆる総合防災訓練,震度7を想定しております。現実的に震度7を想定するということは,非常に困難な面が多い。石岡市内すべてが壊滅的な状況だろうと。非常に反省点がございまして,これはまだ非公開でございますが,関係職員から19ページにわたる反省結果がよせられております。先程の委員長の言葉にありました大半の職員が準備と後片付け以外では遊んでしまった。それからこれまでやってきた防災訓練は,1つの劇場ショーと同じなことで,分単位のマニュアルを持っておりまして,遅れることなく,早まることなく,午前9時に始まり正午で終わるというやり方でございます。それと地域住民の参加が非常に少のうございまして,今回も中央公民館のエントランスホールを避難所として開設していましたが,現実的に柿岡地区の住民が避難者としてホールに入っていただいたのは,たった2人だということもございました。たくさんの反省点がございましたので,これまでのやり方をチャンネルを変えます。総合計画に記載されているとおり,地域ごとのきめ細かな防災訓練が必要だろうと。前島委員,全職員を一度に動員するのかというお尋ねだろうかと思いますけれど,全職員を一度にではなく,地域ごとに何回か繰り返してすべての職員となるようにしていきたいと思います。以上でございます。 岡野副委員長)1点だけ気になったことがあるんですけれど,場内のアナウンスについては,すでにできあがった台本を読んでいるだけで,不測の事態が起こったときには臨機応変に台本を変えてアナウンスしないと聞いているほうは分からないです。人が動くものだから必ず台本と違う動きが出てくる。実際に災害が起きたときには台本どおりのアナウンスはできないわけですから,その辺について今後どのように取り組んでいくのかお伺いしたい。 総務次長)ナレーションと訓練現場の行動が必ずしも一致していないということは私どもの反省材料の中でも何人からもよせられております。それからナレーションそのものが間延びしすぎて説明が長すぎるために何を言おうとしているのかまったく分からない。さまざまな問題が提起されております。臨機応変にというお言葉ですが確かにそのとおりで,今訓練を行なっている団体の担当者が直接マイクで説明するのが一番分かりやすいだろうと,これも1つの教訓として今後改善しなくてはいけないことだろうと思います。もう1つには,分刻みのナレーション原稿どおりやるのが果たして訓練なのかということ。基本的に原点に立ち返った検討がもう一度必要だろうと,本来訓練というのは準備をしないで行なう訓練が一番訓練として相応しいわけですから,これについては消防本部ともすでに協議に入っておりまして,市の総務部から3名,消防本部から3名の研究要員をだして,6名が基本的なひとつひとつの事柄や今後の防災訓練のあり方について,3月以内を目途に方向性を出すということで進めさせていただきます。3月いっぱいに方向性が出ないと21年度の総合防災訓練に間に合わないという結果になりますので,そのような日程で進めさせていただきますので,ひとつの方向性が出た時点で当委員会にご報告申し上げたいと思います。 岡野副委員長)よろしくお願いしたいと思います。アナウンサーは必ずしも女性でなくてもいいと思うんです。内容を熟知した人がアナウンスすることによって,今何をしているのか,不測の事態が起きたときにどこに問題があるのかを即座にアナウンスできるような体制を踏むことが大事ではないかと思います。女性職員に限定するということは再考する必要があると思っています。 徳増委員長)先程地域住民の参加が少なかったという部長の意見がございましたけれど,旧石岡の9月に各中学校区ごとに実施しておりました防災訓練は,区長さん中心にその区内の方たちが歩きとバスで来る方の両方でやっておりました。八郷は広い地域なので中学校区ごとや1つの地域ごとに市のバスでピストン輸送すると参加者がいやでも参加せざるを得なくなると思います。今のままですと八郷地域では,防災訓練がどこでやっているのか分からない地域が多いのではないかと思うんです。前にやっていたことの良いところは取り入れたほうが良いのではないかと思います。 金井委員)確認のために聞きたいんですが,住民避難活動の実施機関ということで地区住民とあるんですが,実際に何名の地区の方が参加されたんですか。 参事防災担当)避難所にということでしょうか。 金井委員)住民避難活動が8時半から9時ということで進行予定表に書いてあるんですが,その参加された地区住民の数です。 参事防災担当)避難所を開設しまして,避難所に来たのが2名の地区住民です。 金井委員)防災体制の充実ということで,課題の中に「地域住民を主体とした」とありますので,その参加が2名というのはまったくそれに基づいていないと思いますので,先程部長からありましたように取り組んでいくということですので,地区住民が何名ぐらい参加するかの計画が大切だと思いますので,その地区の方に前もって連絡してなるべく多くの方が参加できるような防災訓練にしていただければと思います。付け加えて,高齢者の入所施設とか保育園なんかは定期的に義務付けられて避難訓練をやっているんですが,年に2回くらいは総合ということで消防の方に来ていただいて,厳しい訓練をするんです。そのときの消防職員の方々は本番を想定した厳しい訓練をしなければ駄目だという話しをされて,子どもたち,お年寄り,職員が真剣に怒られながらやっているわけです。そうしていかないと訓練が訓練にならない。自衛隊ヘリコプターが来ての活動も大切なことだと思いますが,先程言った劇場型のショーでは「ああ,すごいな」で終わってしまいますので,本当に実になるような訓練ができるような対策を採っていただきたいと思います。 総務部長)今回の総合防災訓練で避難所には地区住民が2名ということですが,区長会を通じまして地元の柿岡地区で参加された方は100人からございました。八郷地区において県の総合防災訓練で林野火災ということで1回やってございます。ただ地震を対象にした訓練は八郷地区において畜産試験場では何回かやっておりますが,市街地の中での初めてということで,今回避難所は開設されていても多くの方が外で見学していたというのが実情でございます。先程申しましたように地域の皆さんにいろんな災害時の避難に参加していただくように今後対応してまいりたいと考えてございます。 金井委員)マグニチュード7.3,震度7程度の地震を想定した防災訓練というのは,やり方が難しいということもあると思うんですが,それが起こる可能性があるということであればそういった訓練も大切であって,こういった地震が起きたところはこういった避難所というのは体育館にしろ人があふれて混乱しているような状況なわけなので,そういったことをよく考えて,どういうふうにすればそういうときのための本当の訓練ができるかというのをよく検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 小松委員)総合防災訓練で生協とかガス保安協会,危険物安全協会,NTT,東京電力,湖北水道ももちろんですが,こういう方たちの協力を得ながら防災訓練をする必要もあるかと思うんですけれども,まずはそこに住んでいる地域住民の方への防災訓練ということを考えたときに,私はこの訓練を行なう時期の問題で,非常に寒かった。自衛隊との関係とかいろいろあるとは思うんですけれども,本当に必要な防災訓練に地域住民が参加することが大事であるというのであれば,地域住民が参加できる時期を選ばないといけないと思います。高齢化社会の中では家にいるそういう方たちこそ災害のときにどう対応するかということを学んでもらうことが必要だと思いますので,開催の時期についてもう少し考えていただきたい。それから石岡地域は市街化が形成されているが八郷地域は比較的それぞれ集落が形成されていても住宅が戸別にあるということで,一箇所に集まってくださいといっても距離的な問題もある。例えば南台でやれば,声をかければものの5分ぐらいで相当数の方が来られるわけですけれど,そういうわけにもいかないので,個々の訓練と総合防災訓練を兼ね備えた訓練がこれからは必要になるんじゃないかと感じました。その時期的な問題でどのようにお考えになっているかだけご答弁いただけたらと思います。 総務部次長)時期的なご指摘,まったくそのとおりでございます。表紙の次の表を見ていただきますとこれまでの旧石岡時代から行なってきた年月日が記載されております。9月1日が防災の日でございまして,旧石岡市においては,その9月を挟んで8月若しくは10月,大半が8月の盆過ぎの日曜日ということでございます。ただ17年10月1日に合併しまして,それから市長選挙を経まして新たな市の体制が完了したのが18年2月になってしまったということがございました。それと畜産センターで2回続けてやっておりますけれども,先程総務部長がご説明申し上げたとおり,石岡市は市ですから県から毎年防災訓練をやるという指導があったわけですけれども,町村においては必ずしもそうではなかったということでございまして,重点的に八郷地区の方は集まりやすいところに場所を選んだということでございます。それで陽気のいいときに少し日時を戻そうかという動きをしたために,19年という暦年に2回やっています。で昨年20年の11月30日。これはご指摘のとおりです。災害そのものは暑くても寒くてもやってくるんですが,訓練というものであればある程度陽気を勘案した上で,春先,秋口までに行なうべきだろうということでございます。それから地域ごとにもう少し住民が参加しやすくということでございますが,実は石岡市と唯一防災協定を結んでいる地方自治体が東京都の文京区,ここに昨日お訪ねしてまいりました。ちなみに文京区では小学校区単位に夏休み中に防災訓練を行なってしまう。いまの子どもたちは野宿と言いますか,アウトドアと言いましょうか,外で寝る体験がまったくないですから宿泊学習を兼ねて防災訓練をやってしまう。その時に煮炊きの実習までやる。いま若いお父さんお母さん方は,これはやったことがないから当然なんですけれども薪に直接ライターで火をつけて「燃えない,燃えない」と言っていると文京区で言っておりました。私どもはそれから比べると相当地方ですので必ずしもそういう方ばかりとは言えないと思います。いずれにしても地域に密着した訓練のあり方をやらないと,震度7のときには市も消防も半数以上動けません。自分たちが被害にあっているということが想定されます。そういう中で今後の訓練をどうしようかということですので,今日頂戴したご意見をこれから真剣に検討させていただきまして,より良い方向にもっていきたいと思います。以上でございます。 前島委員)地域ごとにということでありますので,実際に震度7ぐらいの地震が来た場合には,バスなんかは運行できないですよね。それであれば職員に歩いて来ていただいても良いと思います。職員が歩いてどれぐらいかかるのか把握しておけば,いざ有事の際には役に立つのかなと思います。 総務部長)具体的に考えてございますのは,中学校区単位で職員の参集体制は身近な公共施設へ歩いて参集するということです。今回私ども管理職を対象にして,さらに各部5人の一般職員を導入して地域で参集できるようにということで,先程申しました地域防災計画に基づいて訓練をやっていきたいと思ってございます。いずれにしましてもこの訓練を市民の皆様の理解をいただいて,安心感がうえつけられるよう努力してまいりたいと思っております。 徳増委員長)総務部の職員の方だけが一生懸命されていて,せっかく管理職の方が出席されていても温かい所に避難していましたので,あれでは何のための訓練かということになりますから,いま部長が仰ったように地域ごとというのが一番いいのではないかなと思います。それと実際の避難場所に集まることも必要かもしれませんね。これだけ広大な地域で1か所でやるというのは,セレモニーに近くなってしまいますので,これから総合で1か所でやっても,各地域ごとの訓練が必要になってくるのではないかなと,あの訓練を見て感じました。 他にはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ないようですので,この件についてはこれで終結いたします。 次に,消防機器の管理体制についてを議題といたします。 本件につきましては,本年度11月の総合防災訓練におけるホースの破損の原因について,また市民の生命財産を守るために必要不可欠な消防車両や装備などの消防機器がどのように管理されているのか,その管理の状況と管理体制について執行部から説明願います。 消防長)今年もよろしくお願いいたします。消防本部におきましては,平成20年,委員の皆様に職員の飲酒に関連しての不祥事ということで大変ご迷惑をおかけしました。 それでは防災訓練時のホースの破損につきましてご説明申し上げます。昨年11月30日,市総合防災訓練でのはしご車放水訓練時におけるホース破損事故につきましては,市関係者並びに議員の皆様そして訓練参加の市民の方にも大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今回の訓練内容につきましては,消防水利不便地区における火災防禦活動の中で消防団のみの中継放水訓練と消防署と消防団の協力によるはしご車からの放水訓練を行なう予定でありました。そしてはしご車からの放水訓練中にホース破損事故が発生いたしました。ホース破損原因の概要につきましては,はしご車先端の可変ノズルの開放が遅れたため,空気と送られてきた水の圧力によりウォーターハンマーのような現象が起こり,圧力が瞬時に上昇してホースが破損したものです。また破損したホースにつきまして,製造メーカーにおいて性能確認検査を実施いたしました。結果につきましては,経常的な劣化はしているものの使用範囲内であるとのことでございました。 以上がホース破損事故の概要でございます。今回の訓練での出来事は今後の現場活動での教訓となりますので,さらに訓練を重ねて市民への災害による被害の軽減に向けて努力してまいりたいと思います。この後,署長のほうからホース破損事故の原因及び消防用資機材の管理状況につきまして報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。 消防次長兼署長)署長の山田です。今年もよろしくお願いいたします。 それでは早速,私の方から防災訓練におけるはしご車訓練放水時のホース破損事故の原因並びに消防用資機材の管理状況につきましてご報告させていただきます。お配りいたしました資料を参考にしながら進めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 まず資料1ページを開けていただきますと,Ⅰはしご車ホース破損概要という項目があると思います。1といたしまして消防団・消防署火災防禦活動訓練体系図という図面を簡略に書かせていただきました。この図面を見ていただいたとおり車両が4台ございまして,そのうちに消防ポンプが付いているものがはしご車以外の3台です。それから右側から見ていきますと2トンの簡易水槽でございますが山崎出張所のタンク車からホース1本延長して消防団,そして更に消防団,最後にはしご車ということで放水を計画して訓練を実施したところでございます。 続きまして2つ目の破損の主な原因について説明させていただきたいと思います。今回のホース破損原因につきましては,事後の検証などをいたしまして総合的に検討を行ないましたところ,次のようなことが確認できました。また可変ノズルと破損ホースの写真を資料1として記載しておきましたので参考にご覧いただきたいと思います。これについては2ページでございます。それでは原因の検討状況について説明させていただきます。まず1点目,ホース内圧が何らかの原因によってホースの使用圧の1.6メガパスカルを超えた可能性がある。2つ目といたしまして消防車3台による中継訓練でしたが,各車両のホースは消防団員が通水の目視確認をしていることから異常なくはしご車へ送水されていたことが確認できます。3つ目といたしましてホースの使用圧の上昇原因は,はしご車への放水反動を制限するためのノズルの開放の遅れの可能性が高いということでございます。特に放水開始前にノズルを全開にしておきますと,はしご本体が高圧放水の反動のダメージを受けることがありますのでその軽減をはかる必要があるわけでございます。ここでこの状況を一般家庭の水道のホースを例にして説明させていただきます。水道のホースを伸ばした状態で蛇口を開けますと,ホースの先端が開放されている場合はホースの先端が暴れます。それと逆にホースの先端が閉まっていた場合は一瞬ホース先端部分が多少膨れますがこの状態をウォーターハンマーと表現されているところでございます。この場合にはホースの暴れはほとんどない。消防車の放水の場合も,ノズルを徐々に開放することによって放水による圧力の軽減を図っている状況でござます。最後にホースの製造メーカーによる性能確認検査をしましたところ,ホースは製造から5年は経過しておりますが,経常的な劣化の範囲内であり問題はないということでございます。 以上の結果によりまして,今回のホース破損原因は,ノズルを徐々に開放という状態で操作しましたが,送水のスピードと開放時期のズレがございまして,結果的に遅れてしまったということで,はしご車本体についている放水管と言う鉄管と接続しているホースの内圧が瞬時に上昇してウォーターハンマーのような現象が起こり破損したものと判定しました。以上がホース破損の主な原因であります。また予備のホースがなかったということで訓練を中断してしまったわけですが,即日,予備のホースをはしご車に積載しております。 引き続きまして維持管理状況について報告申し上げたいと思います。資料の1ページのⅡ消防用資機材の維持管理状況について。1のところで日誌記録それから点検状況を添付資料のように実施しております。この資料の3ページのところに大きく3つ,日誌記録全般,車両・資機材点検及び手入れ,水管管理ということでそれぞれの点検,手入れを実施しているところでございます。それから機械器具の維持管理の具体的なやり方ですが,毎朝8時30分の大交代のときに当直者と非番員全員で車両や機械器具について点検を行なう。その後,当直隊による手入れ,救助資機材の点検を行ないます。さらに毎週2回ずつ資機材の詳細な手入れや点検を行なっているところでございます。また毎週日曜日には,消防車両等の点検を行い,維持管理に努めているところでございます。その点検項目につきましては,資料の3ページの2のところに詳細に記載されております。 続きまして,ホースにつきましては通常目視確認により管理を行い,使用した場合はホース台帳へ使用時間などを記入するとともに,破損している場合は修理などを行い対応している状況でございます。今回のホース破損を受けまして,早速,石岡消防の全ホースに実際に水を通しまして,圧力をかけて漏れなどの確認を行っているところでございます。 以上が放水訓練におけるホース破損原因の検討と消防署における消防資機材の維持管理状況でございます。最後になりましたけれども専門用語が多くて分かりづらい説明でありましたことをお詫び申し上げます。市民の生命や財産を守るため更なる多種多様な訓練を積極的にやって現場活動に万全を期したいと思いますので委員の皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。以上で説明を終わります。 徳増委員長)説明が終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がありましたらお願いします。 金井委員)先頭にはしご車,消防団の車が2台と水槽に山崎のタンク車のこういった訓練は初めてだったのでしょうか。 消防次長兼署長)お答えいたします。この体系の訓練そのものは,石岡消防のはしご車は古いはしご車を含めて防災訓練のときに何度かやってございます。 〔「防災訓練のときでなく,普段はやっているのか」と呼ぶ者あり〕 消防次長兼署長)普段はやっておりません。 金井委員)破損の主な原因ということではしご車先端の可変ノズルを徐々に開放したが開放時期が遅れたとあるんですけれども,こういった訓練をするときにマニュアルのようなものがあって,可変ノズルは徐々に開放するときはこういうスピードでやるとか,開放時期が遅れるとウォーターハンマー現象が起こるので注意してくださいとか,そういったことは消防署員の中で一般常識というか当たり前のこととして皆さん理解されているんですか。 消防次長兼署長)お答えいたします。消防団の放水大会をご覧になっている方もおられると思うんですが,放水初めと言いましてそれから筒先員がノズルを開放する。放水止めのときにノズルを閉めるときにグツンと前に来る。先程説明したとおりでございますが,消防職員は全員これを把握しております。 金井委員)そうすると今回の原因というのは,開放する担当の方が言葉は適切かどうか「手順上のミスを犯した」ということなんですかね。 消防次長兼署長)お答えいたします。確かに数秒間の放水の開放のタイミングでございますが,プロとしてみた場合にはミスというふうに思います。一般的に現場でやった場合には多少のずれがあっても,普通のポンプ車の場合には圧力が低い状態ですが,この中継訓練の場合には圧力がかなり上がります関係上,ノズルをストップした場合にはこういう危険性があるということに十分注意して,今までの訓練も含めて今後消防団の方にも指導していかなければならないと考えております。 金井委員)こういう状況が起きたのが訓練のときでよかったと思うんですけれども,それから先程,予備のホースを持っていなかったというんですが,それまではいつも積んでいなかったんですか。 消防次長兼署長)現在ありますはしご車を購入したときに35メートルの梯子専用ホースを2本買いまして,訓練のときに洗い,干して乾くまでの間は1本であるという状態ですので,2本積んでいるときと1本積んでいるときが交互にあったという状況でございます。 金井委員)いつも予備を積んでおかなければいけないという決まりはないんですか。 消防次長兼署長)申し訳ございません。はしご車の場合,主たるということはございませんが目的が高い位置からの救出,今のはしごは良いのでマイナス15度まで下がるんですが,人命救助ということであります。ホースにつきましては,基準的に予備のホースを積むということについては,はっきり把握してございません。申し訳ございません。 金井委員)今回はこういった事故が起きたということもあるんですが,これからは想定できる作業上のミスというかそういったものによってこういった状況が起きたわけなので,これからは想定内のこととして,また点検をしてもたまたま見逃しが重なってホースの破損ということも考えられるので,予備というのは大切だと思いますので,これはどの消防車両にも載せておくべきだと思います。それと訓練のときにあそこでやってもらいたかったのは,すぐに予備のホースに代えてきちんと放水訓練を行なうということで,やはり予備のホースがなかったというのは大変な不手際だと思うんです。こういったことが今後ないようにお願いします。 前島委員)はしご車のホースの破損の問題が起きてから,職員に対しては訓練に対してどのような指示,意識改革をされたのですか。 消防次長兼署長)お答えいたします。特に今回の事故を受けまして,火災現場での放水に当りまして,単なるポンプ車1隊の放水の状態,それからこのような中継態勢をとった場合に先端を閉じた場合はそれぞれのポンプの圧力が上がるという特徴がございます。その辺を職員に周知しまして火災期にも入りますのでしっかり訓練を重ね,中継態勢の場合にはこうなるんだということを再確認の意味で訓練を実施しているところでございます。 〔「意識改革は」と呼ぶ者あり〕 消防次長兼署長)すいませんでした。意識改革につきまして,我々現場活動をやるためには訓練を重ねることによっていろんなことを想定して危機管理を図っていかなくてはならないということなので,職員一人一人の意識につきましても今後訓練を通して,また部隊の中でのミーティングをやりながらお互いに情報を共有して,危機管理についての意識改革をもった訓練をやっていただくようにお話しをしたところでございます。 前島委員)消防次長が答弁したように努力してもらえればいいわけですが,今回の事故はプロとして大変恥ずかしいことでございます。なぜ継続してはしご車の対応ができなかったのかということを隣接の市民の方から言われました。実際有事のときにはそのままやらないのかと。それについて重複になりますけれど,近くの山崎出張所から持ってこられなかったのか。持ってくる気がなかったのか。分かりにくい説明でしたのでその辺よく説明してください。 消防次長兼署長)説明不足で申し訳ございませんでした。訓練と言いながらやはり与えられた時間の中で訓練を実施しようとしたところでございます。確かにホースが破断したので災害現場の場合は早急に対応を図るのは当然でございます。ただ訓練ということでございましたので, 〔「そういう事を聞いてるんじゃありません。」と呼ぶ者あり〕 消防次長兼署長)ホースの替えが石岡消防署に置いてあったということで,時間的な訓練計画の中でできなかったという実情もございます。 前島委員)山崎になければ,本署からでもどこからでも持って来させるという考えを持たなければならないでしょう。じゃ有事の際にそこになかったら何をやっているんですか。 消防次長兼署長)確かにご指摘のとおり,代えのホースがない場合,ある所に取りに行って継続するということが重要であったと反省しております。特に現場の中でのトラブルの中で大きなものから細かいものまで臨機応変な処置ということで対応する場合もございますのでご理解いただきたいと思います。 前島委員)何をご理解いただきたいのか分かりませんが,結局私が言っていることは,皆さんプロですよね。はしご車だって何年もやっているわけです。いろんな訓練をやっていてなぜこのような初歩的なミスが起きたのかということが聞きたいわけです。言っていることがまるっきり違うでしょう。しっかり点検や訓練をやっていれば起きないでしょう。こんなことが起きるということは恥ずかしいことですよ。 消防次長兼署長)確かに訓練を十分にやっていればこういう結果は起きなかったということで,十分に反省して今後訓練の充実に努めていくしか方法はない。誠に申し訳ありませんでした。 岡野副委員長)当日,ホースが破裂したときに操作ミスという話はなかった。ホースの劣化だということを報告していた。あるいはマスコミに対してもたぶんそういうような話をしていた。つまり操作ミスというのが当日判断できなかったのか。この程度のものは,当日,ホースが破損した原因は操作ミスであったということが見つけることができなかったのかお聞きいたします。 消防次長兼署長)お答えいたします。訓練時ホースが破損した状況の中で考えられるのは,ホースにどの程度の劣化があったのか。これについてはメーカーの方で検査してみなければ分からないという事実もございました。また操作のミスにつきましては,先程申し上げたとおり,流れの中での操作のポイントということで再確認する必要があるということで,この段階ではいずれかははっきり断定できなかったという状況でございます。 岡野副委員長)そのいずれかは断定できないならば,どうしてホースの劣化ということを原因として主張あるいは報告したのか。お聞きします。 消防次長兼署長)ただいまの件について,ホースの劣化ではないかということでございますが,先程言ったようにあの段階ではいずれか。しかしホースの劣化というのはあり得ないのかといわれた場合には,あり得たという可能性があったというようなところで,特に消防側としてホースの劣化が原因であるということは,言って,ちょっと記憶にございません。 岡野副委員長)当日,私どもの方では,ホースの劣化が原因だというような報告があって,それで破裂したと理解していたんですが,操作ミスであるということはぜんぜん伝わってこなかった。私の見方からすれば,この操作ミスなんていうのは当日聞き取りをすれば瞬時に分かるわけです。はしご車の先端の可変ノズルの開放時期が遅れたというのであるから,そこにいた職員に聞けば瞬時に分かるわけです。どうして職員の事情聴取をして,操作ミスであったということを報告しなかったのか。お聞きします。 消防次長)お答えします。私その場で破裂した段階ではしご車へまいりまして状況を確認しました。その中で考えられる原因は先程次長が申したようにホースの筒先の開放の遅れがあったのかということと,ホース等の劣化というより折り目がありますのでその部分なのかといういろいろな確認を隊長と責任者に確認しました。その段階では,開放の遅れもあったということで開放の遅れと,あとはホースも何らかの原因があるのかということでしたがその場でははっきりした確認は私はできませんでした。それで消防長にはそのようなホースの筒先の開放の遅れと,あとはホースの折り目の部分が亀裂しているのでその部分の劣化も考えられるのかなと,その場の判断は私がそのように消防長に報告したことは事実です。訓練のときにホースが破裂して最初に調査したときの原因としてはその2つ。あとは他からの圧力はどのくらいで送ったのか。7キロから10キロで送ってくださいということでそれも隊長と確認したところ,そのように送っていましたということです。また水だけでなく空気も送っていますので途中の圧力計で20キロ以上の跳ね上がりが確認できたということです。その圧力の上昇によって何らかの原因で破裂したというようなかたちで消防長には私から報告しています。 岡野副委員長)私はどうも消防の体質として何かを隠そう,いつも何かが起きたときに責任を回避するために事実と違ったかたちで隠すという体質があるんではないかという疑いを持っているので聞いたわけです。もう1つお聞きします。この破裂によって怪我なんかをした人はいないんですか。 消防次長兼署長)お答え申し上げます。はしご車のホースが35メートル,はしご車の伸梯の長さが30メートルなんですが,そしてはしごの本体の中に鉄管の放水管が約10メートルということで,下に約10メートルぐらいの余裕ホースがございました。このホースを流れておりますのでホース伸張と同時に隊員が1名支えておりました。ホースがバシャンと破断した段階で若干のホースの跳ね上げがあったということで,顔面にちょっと当って,軽症でございますが怪我をしたということもございます。 岡野副委員長)そういうふうに聞かないと事実を言わない。怪我をした人がいればここのはしご車ホース破損概要の中に書くべきじゃないですか。聞かないと言わない。隠す。隠蔽をする。そういう体質があるんじゃないかと思っているんです。怪我人が出たっていうことは今初めて分かったことですよ。そういうことは前もって報告すべきじゃないですか。だから自分たちに不利になることはなるべく隠しておこう。そして何かしらのかたちでそれが出てくると確かにそういうことがございました。それの繰り返しじゃないですか。それについて消防長はどういうふうに考えていますか。 消防長)今回のはしご車の放水訓練でのホース破損事故で怪我人が1名出たということでございますが,その時になぜ報告できなかったということのご指摘でございますが,当初,事故が起こったその日に病院へ行きました。顔面の打撲というような診断が下されました。次にもう1回病院へ行って怪我は治ったという状況でございますけれど,こういった報告書の中に怪我人が発生したことが記載できなかったということで大変申し訳ございませんでした。隠蔽体質ということでご指摘を受けている最中でございます。今回そういった事故があって怪我人が発生したということも記載できなかったということで,これからはそういったことも事実として記載していくというふうに考えておりますのでご理解いただきたいと思います。大変申し訳ございませんでした。 金井委員)僕もこの事故で怪我人は出ませんでしたかと聞きたかったんですけれど,書いてなかったんであえて聞かなかったんですが,ちょっと総務部長にお聞きしたいんですが,総務部長はいつこの怪我人が出たということを報告受けたんですか。 総務部長)訓練時に破裂に伴って顔面に当ったというような,大した怪我ではないけれども治療に行ったというようなお話しを現場で聞いております。 金井委員)それでは平成20年度の石岡市総合防災訓練において怪我人が出たということですよね。過去にも防災訓練をやっているんですが怪我をした方はいらっしゃるんですか。 消防長)お答え申し上げます。手元に資料はございませんが,記憶でお答えさせていただきます。年につきましては正確に申し上げられませんが,合併前の石岡市で行ないました防災訓練。法政大学の校舎反対側のラグビー場のグラウンドで訓練を行なったときに,火災防禦訓練のための組立式のプレハブの小屋を造りまして,その中に燃えやすいように木っ端等を入れて点火するため灯油を事前にまいておきまして,点火寸前にガソリンを入れて点火したときがございました。このとき訓練時期が夏ということで灯油が気化されていたということで,建物を密閉していたところへ口開けて点火したものですから,密閉状態で気化されていたものに瞬時に引火しまして火をつけた消防職員が火傷をおったということで,入院はしておりませんが,病院へ通院したという経緯がございます。 金井委員)訓練なので怪我するときもあると思うんですが,訓練で怪我をするということはあってはならないし,怪我に注意して訓練しましょうとやっていると思うんですが,そういったものがどういった状況で起きたのか,これから起こさないためにはどうするかということをきちんと報告していただきたいと思います。総合防災訓練が無事終了したと私たちは思っていましたので,まさか怪我人が出たとは今日まで分からなかったので,ぜひ今後は報告をお願いします。 徳増委員長)ほかに質問等ございませんか。 1点確認させていただきたいんですけれども,先程はしご車の先端の放水する圧力ですが,7キロから10キロで放水するようにと隊長に命じたというのは間違いないですね。 消防次長)7キロから10キロというのは元のポンプから送る圧力で,先端に行くまでにはホースによる減圧で筒先から出るのはだいたい5キロ程度に落ちるのかなと,高さがあるので7キロから10キロで送れば適正な圧力になるということで,先端の圧力ではございません。 徳増委員長)普段の訓練ですけれど,この資料を拝見しますと水管管理のところで圧力は5キロでテストしているようなんですけれど,この訓練を普段からしっかりやっていればノズルの開放時期が遅れた遅れないという手加減は職人芸に近いことで分かったんじゃないかと思ったんですけれど,水を使った訓練というのはあまりされていないんですか。 消防次長兼署長)放水訓練でございますが,これにつきましては各署所におきまして一般的には新しく機関員を養成する場合は連日のように放水訓練を実施いたします。さらに1か月に1回,2回,各部でいうと2回ですけれども各車両の訓練の中での放水訓練を実施しているところでございます。また先程の圧力の件でございますが,ポンプ車1台の放水の場合に元のポンプ圧7キロで送った場合にホース1本当たりの通水抵抗といったものを計算しますと,ホース2本延ばして元圧が5キロぐらいで送ると先端は3キロから4キロ,これがだいたいの火災現場での状況でございます。ただこのはしご車については特に高圧でございます。さらに今回は中継訓練ということで,ポンプが間に3台入ったということで,それが各ポンプ車の圧力がプラスされていくということで,もし5キロのものが3つあると15キロの圧力が最終的にかかるということでございます。 徳増委員長)そこまで分かっていてなぜあんな失敗があったのか,大変不思議に思うんですが,中継を2台入れたというのはあのときが初めてなんですか。今までやったことないんですか。やったことがないことをあそこではじめてやったのかどうか。大変危険な実験だったと思いますけれど。 消防次長兼署長)先程,消防団を入れての訓練はやっていないということでございますが,常備の方では訓練をやってございます。また火災の現場で合併後に私の記憶では,府中二丁目で年末に火災があったんですが,あのときもはしご車だったんですが,あの時も消防団が中継してはしごの先端から放水して,失礼しました合併前です。青木町通りなんですが,あのときやはり消防団がはしご車に水を送って,はしご車の先端から放水したということはございます。 徳増委員長)消防団と消防は一体で消火に当るわけですから,ああいう結果を見ますと年に数回一緒の訓練が必要ではないかと思います。あのときにホースがもう6年も経過して古いものだから劣化したんだということを私たちは聞いているんです。ですからあくまでも古いから破損したのかなと,それなら新しいホースを予算に入れるのに言いやすいですねというくらい破損した原因は古いからと思っていたんです。今の報告を聞きますとおおかたのところが訓練不足のところがあるのではないかと私は感じました。ですから消防団を入れての訓練も,八郷地域の方たちを入れての訓練も必要だと思います。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ないようですので,この件についてはこれで終結いたします。 長時間ありがとうございました。以上で総務企画委員会を閉会いたします。 |