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塚谷委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。 本日の議題は,会派持ち帰りとなっていた案件について,その他について,以上であります。 これより,審査に入るわけでありますが,審査に入る前に議長より発言を求められておりますので,よろしくお願いいたします。 前島議長)お手元にご配布いたしました会派名簿のとおり,会派の異動がございましたので,ご報告いたします。 異動内容としましては,2月25日付けで「新しい風」から池田正文議員が抜けられ,新たに「まちづくりネット」を結成いたしました。 また,「新しい風」の所属議員が2名となったことから,関昭議員が議会運営委員会委員を辞任することとなりました。 以上ご報告いたします。 塚谷委員長)ただ今,議長から報告がありましたように,関昭議員の議会運営委員会委員の辞職に伴い,副委員長が欠員となりましたので,副委員長の互選を行いたいと思います。 互選はいかなる方法で行いますか,お諮りいたします。 暫時休憩をいたします。 ― 休 憩 ― 塚谷委員長)再開いたします。 徳増委員)菱沼和幸委員を推薦します。 塚谷委員長)ただ今,菱沼和幸委員という声が上がりましたが,いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,菱沼和幸君に副委員長をお願いしたいと思います。 それでは,菱沼和幸議員ご異議なしと認め,委員長において副委員長を指名いたします。 ただ今,指名いたしましたとおり,決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。 最初に,会派持ち帰りとなっていた案件についてを議題といたします。 議員定数削減につきましては,前回の議会運営委員会におきまして,議員定数を24人とする根拠について議論を深めるべきであるという意見もあり,再度会派持ち帰りとしたものであります。 これより各会派での検討結果のご報告をいただくわけでありますが,事務局から資料が配られているようですので,最初に事務局から資料の説明をお願いいたします。 事務局次長)お配りしてあります資料につきまして,ご説明いたします。第29次地方制度調査会の答申が平成21年6月16日に出ております。この答申は,市町村合併を含めた基礎自治体のあり方,監査機能の充実・強化,議会制度のあり方に関するものですが,議会制度のあり方に関する答申の中に議員定数についての記載がございます。28ページをお開き願いたいと思います。上から5行目に(1)議員定数等とあります。「議会の議員定数については,現在,その上限を人口区分に応じて法定しているところであるが,議会制度の自由度を高めるため,定数の決定は各地方自治体の自主的な判断に完全に委ねることとし,法定上限を撤廃すべきである。この場合において,各地方議会が議員定数を定めるに当たっては,住民の理解を得られるものとなるよう十分に配慮すべきである。」との答申が出ております。参考までにご紹介いたします。 塚谷委員長)以上で資料の説明は終わりました。 それでは,各会派から検討結果のご報告をお願いいたします。 徳増委員)前に申し上げたとおり,私どもは2名ということで決まっております。 塚谷委員長)徳増委員,24名の根拠についてなんですが。 徳増委員)確たる根拠はないんですけれども,選挙のときに2名いなくても議会はできるんではないかという意見がたくさんありました。それはただ単に市民の意見なんですけれども,議員定数を減らす中で,本当は監視機能としては見る目の数,意見が少なくなるということは,本来市民にとって損なわけですけれども,行財政改革の一環としてこれはいたしかたがないことかなと。職員定数を減らすばかりでなく議会も自ら切るということをしなければいけないのではないかということで,2名位はいいのではないのかなということです。ですから,確たる根拠があってではないんですが,意見を集約するとそういうことでございます。 磯部委員)その前に,この問題は他の委員は全員2名削減ということで同意をしていましたよね。「新しい風」の代表だけが根拠を示せということだったわけですよね。そうなってくると,「新しい風」の定数が減って議運に出られないということになると,議論が違うことになるのではないかなという気がするんですね。あえて2名削減することに理由を申せというんであるならば申しますが,そのへんはどうなのか,今度検討していただく問題ではないかなと思うんですが,いかがなもんでしょう。委員長。 塚谷委員長)本日の議会運営委員会の場合には,この前の話の流れの中で24名の根拠ということでございますけれども,「新しい風」がいるいないにかかわらず,この委員会において24名の根拠的なものの議論はしてもいいかなと,私はそのように思っております。 磯部委員)わかりました。私どもの会派の集約意見としては,正直申し上げまして石岡市において職員も何名が適正なのかもこれも難しい問題ね。同時に議員の場合も定数は何名が石岡市の場合適正なのかというような議論もしました。また同時に同じような自治体を参考にしても財政実情であるとか,いろいろな問題が違ってくるわけですので,それも一概に参考にするわけにもいかないと。ただ,こういう時代の流れそしてまた同時に非常に厳しい財政実情の中で執行部においても大いなる努力をされている。そういう面からいくと議員も自ら歳費の削減を図るなり定数の削減をして,対応を図るべきではないかという意見でございまして,根拠としては改めてこうこうこういうことだから2名削減していいのではないかというようなことではございません。そういう大まかなと申しますかそういう対応の中で,2名減という結論でございます。 菱沼副委員)旭日会としまして定数削減について,様々な意見があったわけなんですけれども,***削減している議会,削減しないでそのままやっている議会,様々であります。そういう中で石岡市議会といたしましても***。 山口委員)心実会においてもこの以前の選挙のときにも24名でいいのではないかといういろいろな意見が出てたんですけれども,急に決められないということで26名でやりました。今の議会を見てましても,議会の中で出たり入ったりしていて,いない人があったりすると2名位減らしてもいいのではないかということで我々は24名。24名でもやはり今後はきちんと議会活動をしないとまずいんでね。 前島委員)紫峰会のほうは24名でいこうということで,すでに決定しているわけでございます。その根拠というのは,合併時からの諸々の社会情勢とか,現在の財政状況,経済状況,茨城県内の状況,全国の同規模の自治体の状況そういったものから判断をせざるを得ませんので,そういう点からいうと24名が妥当ではないかと,このように決定をしております。***参考までに水戸市が次の選挙から28名,土浦市,つくば市がそれぞれ28で削減しておりますので,有権者数とか住民数からいくと石岡市の現在の26がいいのかどうか,逆に26の数字的根拠を示せと***こういう背景もありますので,石岡としては24でいいのではないですかと思います。 塚谷委員長)ただ今各委員の方から意見を聴取したわけであります, 磯部委員)議運の場合ですね,委員外議員の発言というのはなるべくしない,またとりあげないというのが原則にあるわけですが,議員の身分にかかわるような問題のときには,参考意見として聞くことはいかがなものかと思うんですが。どうなんでしょう。 前島委員)あくまでも委員外議員として出席しているわけだから,それを採用するとかしないは別にして,どういうことでも意見を聞くというのは必要なのではないかと思います。 塚谷委員長)そのとおりだと思います。暫時休憩をいたします。 ― 休 憩 ― 塚谷委員長)再開いたします。 ただ今,各会派よりご意見をいただいたわけでありますが,集約しますと,議員定数を24人とする根拠は,1つは市民の声,2つめは行政改革の一環として,3点目は近隣の自治体と加味した形の中でということであります。 お諮りいたします。 それでは,議員定数については,次の一般選挙から24名といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)それでは,議員の定数を26名から24名とする石岡市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例を,今定例会の最終日に議員提出議案として上程したいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 前島委員)今の議案を提案するときに順序は変えたほうがいいと思うんですよ。定数削減のときに何項目ありましたよね。一番に市民の声をもってくるんですか。ではなくて一番説得力のある何項目の中で順位付けをして,最初に市民の声でやったのかということになりますので,一番ウエイトの高いものを羅列するのであれば,1番2番3番というふうにもっていったほうがいいのではないかと思うんですが。それはよく委員長に委ねますけれども,順序についてはよく考えていただきたいと思います。 塚谷委員長)先ほど皆さんの意見を集約しながらやったわけですから,行政改革の一環として市の職員も努力をしていると,その中で我々議員も努力をしなければならないというような行政改革の一環としてのことと,近隣自治体の流れの中でという3つを皆さんの意見を掌握してあげたわけです。これは皆さんでもう一回確認して,どれを一番先にもっていくとか,今並べたのは別に意図があって並べたわけではなくて,まとめただけだから。 前島委員)市民の声というのは,いらないのではないかと思います,私はね。我々が代弁してんだから,市民の声は。 塚谷委員長)市民の声というのは抜いて,行政改革の一環としてあるいは近隣自治体を見据えての2つの部分については,こちらにお任せしていただきたいと,そういうことで,よろしいですか。 〔「よろしくお願いします。」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)次に,その他で,事務局から発言を求められておりますのでこれを許します。 議事法制課長)今般,会派の異動のあり方について事務局にお尋ねがありましたので,ご説明をさせていただければと思います。 石岡市議会政務調査費の交付に関する条例第2条第3項には,「議員が第1項に規定する会派を結成したときは,会派の代表者は,議長に届け出なければならない。届け出た会派の事項に異動(解散を含む。)が生じたときも,同様とする。」と規定されております。 会派の異動の考え方について参考資料等を調べましたところ,地方議会研究会の「議会運営の実際」に参考事例が掲載されておりまして,「会派では加入の許否について十分検討する必要がありますが,脱退の時にはその必要がありません。議長への異動届はすみやかに提出する責務があり,会派内の事情により左右されるべきではありません。」と記載されております。 会派脱退の際には,所属する代表者の承認は必要なく,会派代表者はすみやかに届け出を行う義務を持つものと解されますので,各会派の中でのご周知をいただければと思います。以上です。 塚谷委員長)ただ今,事務局から会派異動届に関しての説明がありましたが,この件に関しまして委員の皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。 前島委員)意見ではなくて質問します。従来までは会派の*** 議事法制課長)基本的には規則あるいは条例で定めているのは,必要最低限のことしか定めていないのはご承知のとおりだと思うんですが,想定外の事例が発生したときどうするのかということがよくあるケースだと思うんですが,今回いろいろなケースが発生しているわけですけれども,代表者の方に一定の権限を与えて代表者が認めなければ離脱できないのかということになってしまいますと,会派そのもののあり方が問題になるのかなと。会派というのは同じ目的のために活動する方々が集まって組織するものでございますので,仲間に入れるときには,当然その方が相応しいかどうかという議論は必要だと思いますし,その会派内の合意形成というのは必要だと思うんですが,その方が抜けたいといったときに,それを縛ってしまうというのはいかがなものかということで,基本的にはその方が申し出れば代表者の方はそれに応じて届け出を出していただくと。届け出を出していただくのは,政務調査費のほうの整理の問題もございますので,届け出が出てこないと事務局側で整理ができないという問題がございます。もちろん議会運営委員会へのメンバー選出の問題もあるかとは思うんですが,条例規定でいっているのは公費の部分のものも占めてございますので,あくまでも個人の意思が脱退の場合は優先するということでご理解をいただければと思います。 山口委員)今の問題ですけれども,確かに脱退届を出せば手続きをとらなければならないとしても,いろいろな議会の中で大事な議会の審議中とか,出すのにはある程度けじめがついたところで出すのであればいいが,ばたっとその日に出されたりすると議会が混乱するんで,出す場合にはある程度その会派で話し合いをして,時期はいつごろとか余裕がないとね。 塚谷委員長)暫時休憩をいたします。 ― 休 憩 ― 塚谷委員長)再開いたします。 ただ今,事務局から説明のありましたことにつきましては,各会派の皆さんに周知していただきたいと思います。 そのほか,ございませんか。 磯部委員)その他で,この話が議運にそぐわないということであるならば,委員長からお止めいただきたいと思います。実は23日の前島議長に対してのことでございますが,特別な感情をもって話をするわけではございませんので,そこは誤解のないようにお願いしたいと思うんですが。流会になりました,その後議運を開きまして,議運としての総括意見を委員長,副委員長,副議長にご一任してやったわけでございます。そのときに小松委員外議員から出た「辞めない理由は何ですか」という,それを聞いてくださいと言われたときに「施設と議長は別問題」だというご答弁を頂戴しました。しかしながら,新聞紙上を見ると権力闘争であるとか,そういうような見出しがでているんですね。昨日もある方が私のところに来まして,どういう権力闘争をやっているんだというようなことを言われました。そのへんはですね,権力闘争という根拠はどういうところにおありになるのか,もしそういうことは答えないよというのであるならば,またそれで結構ですが。我々議運は会派の代表です。その代表のところに「施設と議長は別なんだ」というような答弁をいただき,我々は,「ちょっと待てよと。真偽の根幹が違うんじゃないのかな」と感じました。そのときには何の発言もありませんでしたが,新聞によっては権力闘争であるとか,そういうふうなことになってきますと,市民にも誤解を招くし,また混乱も招くことも事実なのかなというような思いがしたもんですから,議長の,もしこういうことだということでもあればお聞かせいただければと思うだけで,もし答えられないということであれば,それはそれで結構でございますが。決して他意を持って言うわけではございませんが,そのへんいかがなものかと思ってお尋ねしたいと思いますが,委員長にお計らいのほどを願います。 塚谷委員長)それでは磯部委員のほうからそういう意見が出ました。議会運営委員会の席上でありますけれども,議会運営委員会の中で大変重要な部分であると思いますので,質問に対して議長が答弁できれば,ここでお話していただきたいとそのように思っております。別に拒否するんであれば,それで構わないんですが。 前島議長)この件につきましては,私としましてはコメントを控えさせていただきたいと思います。 磯部委員)了解いたしました。 塚谷委員長)そのほかございませんか,以上で議会運営委員会を閉会いたします。 なお,ただ今,決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。 |