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池田委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,教育委員会事務局職員につきましては,八郷給食センター及び有明中学校の現地調査から出席を要請しておりますので,よろしくお願いいたします。これより,議事に入ります。在宅心身障害者福祉作業所「ゆり」の管理運営状況について,(仮称)やさと中央保育所整備事業の進捗状況について,八郷給食センターの管理運営状況について,有明中学校仮設校舎整備事業の進捗状況についてを一括して議題といたします。本件の審査にあたり,各事業の進捗状況,並びに各施設の管理運営状況の実態を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 池田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩いたします。 − 現地調査 − 池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 先程実施いたしました現地調査の結果を踏まえ,初めに,在宅心身障害者福祉作業所「ゆり」の管理運営状況について,ご質問・ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 次に,(仮称)やさと中央保育所整備事業の進捗状況について,ご質問・ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 次に,有明中学校仮設校舎整備事業の進捗状況について,ご質問・ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 川村委員)先程,見させていただきまして,その中でちらっと気がついて確認しましたところ,浄化ユニットというのが出来て,500万ぐらいかかるだろうという話をされていましたので,その辺のところは当然同時にやるんでしょうから,ただこれはこの間の建築費の中に入っていないという話もちょっと受け賜りましたので,その辺のところをどのように考えているのか。補正ももちろん取るんでしょうが,それでやっていくのかと思っておりますが,ちょっとお話をお伺いしたいと思います。 教育総務課長)先程の図面で指示されております浄化ユニットでございます。これにつきましては,既存の施設の放流状況を建築確認の申請の際に確認しましたが,流末が正規の水路に直接結んでいないということから,敷地内処理での対応が必要であるというようなことで,県のほうの特定行政庁のほうと協議をいたしまして,この浄化ユニット,基本的には蒸発散ユニットでございます。それを敷地内に設置して対応する方法しかないということで,特定行政庁のほうからご指導をいただきました。そういった関係で,急遽このユニットについて,今現在見積もりと工期等を調整している段階でございます。500万という予算については,まだ正式な額が業者のほうからも,早急に依頼はしていますが,あくまで概算で500万ぐらいかなということで,受けている状況でございまして,今日中ぐらいにはある程度の金額の目途が立つ段取りとなっておりまして,その後予算につきましては,現在教育総務課で関連の予算,それからその他にもし不足等があれば,財政課と早急に相談をして,対応して参りたいというふうに考えております。 川村委員)わかりました。これも思わぬところから出てきたものだと思うんですが,大丈夫だと思っていたものが使えなかったということかと思いますが,他には想定されるものはないんでしょうか。 教育総務課長)現段階では建築確認を下ろしていただく際に,条件としてこういう部分が出されておりますが,それ以外につきましては,既に図面等については県の指導課のほうとは協議済みでございまして,この対応だけ決まれば建築確認を下ろしていただけるという形で,それ以外については,現段階ですが,学校ともいろいろ協議をした中では,ないというふうに考えております。 川村委員)それからもう1つ聞きたいんですが,図書室と多目的教室のほうの図面がありまして,脇に付くわけですが,これももちろん仮校舎ということで,リースですよね。多分,この有明中というのは,校舎は壊すかも知れませんが,体育館は残るわけですよね。そうすると体育館の脇にこれがあってもおかしくないのかなと。図書室と多目的教室があってもいいのかという気はするんですが,その辺のところを連動して,今後使えるようなことはないんですか。 教育総務課長)この仮設校舎につきましては,建築基準で建築確認をいただく際に,あくまで短い期間の仮設ということで許可をいただいておりますので,そういう部分から長い期間使うということに関しては,今の段階では考えておりません。お話のように体育館につきましては,耐震補強も済んでおりますので,当然今後も使用することは可能ですが,この仮設校舎につきましては,ご意見としていただいてはおりますが,建築上の関係から長い期間使用することは出来ないというふうに考えております。ですから,契約終了後は,業者のほうで撤去をするという形で契約をしている状況でございます。 川村委員)わかりました。それでは,仕方がないかと思いますが,ただ私は,あそこの広大な敷地に体育館がぽつんとあって,体育館だけで後は全て駐車場と運動場になってしまうというよりは,こういう建物が近くにあって,一緒になって使えるような方向付けのほうがいいんではなかろうかなと思ったから言ったのであって,これ私は,本来は1個の建物で出来ていると思っていたものですから,このように別なものが出来て,これで単独だけで済むのであればということなものですから。例えば,今さら言っても仕方がないかも知れませんが,これを永久物にした場合の差というのは,どのぐらいあったか,見積もりは出していないですよね。 教育総務課長)永久的なプレハブというのは,仮設ですので,使用年限がある程度切られるわけですが,かなり高価なプレハブですと,20年とかいう期間で使用可能なプレハブもございます。ただそれを単純に積算はしてございませんので,カタログ等で見ますとおよそ3倍から4倍の費用というふうにカタログではございました。長期間もつプレハブにつきましては。ですから,今回この図書室関係につきましては,これに補強をするということではなくて,改めてそういうふうな物を建てない限りは出来ないというふうに考えております。 川村委員)わかりました。3倍から,それぐらいでは,基本的にはちょっと高いかなと。でもあれは以外と定価というものがありますけれども,実際の実価は多分意外と安く出来るものではないかと私は考えてみただけですが,本当はあったほうがいいとは思いますが,質問を終わります。 菱沼副委員長)2月5日に有明中学校プレハブ校舎建設期間中の子どもたちの安全確保に関する要望書というのが,教育委員会の教育長宛に,有明中学校PTA会長から出されていると思いますが,一応5点にわたり内容が掲載されておりますが,これに対しての見解を賜りたいと存じます。 教育総務課長)PTAのほうから今委員からお話がありました要望書につきましては,工事車両等の搬入・進入に関して,生徒の安全性を確保するために,正門を使わないで工事を進めてくれというような,大きな内容でございました。その点につきましては,有明中学校の場合は,校門以外,大きな道路から進入できるスペースがございません。そういったことから,業者・学校長・教頭・教務主任,それから私どもとで協議をいたしまして,学校行事がある時には,そういう時間帯は大型車両の進入を禁止すると。それから,毎日の登下校の時間帯についても大型車両の出入りを禁止するということで,安全性を確保していくということで,学校サイドのほうもご了解をいただいているところでございます。下校に際しては,学校のスケジュール・行事によりまして,ずれが生じることもありますので,その辺は学校のほうから業者のほうにスケジュールを出していただきまして,その時間帯は一切の大型車両は近づかないと。ライトバンとか一般車と同じようなものは,ある程度出入りはございますが,そういったことで学校のスケジュールに合わせて搬入なり,そういったものを止めるという形で学校のほうの了解をいただいているという状況でございます。 菱沼副委員長)そういう中で来週から,本格的に有明中学校のプレハブ校舎の建設が始まってくると思います。そういう中で子どもたちの安全確保が最優先だと思いますので,その校舎を2か月以内で,22年度の新学期からは新たな校舎ということになるかと思いますので,そういう部分においては,日にちも残り少ないという状況になって,非常に大変な状況であるとは思いますが,まずは,子どもたちの安全確保というのは,非常に大事だと思いますので,それを十分配慮しながら進めてもらいたいと思いますので,よろしくお願いいたします。以上です。 野委員)ちょっと今汚水のことで話が出まして,私は汚水のほうではなく,空調関係ですが,プレハブといっても立派なプレハブだと思いますので,暑さ寒さについては,大丈夫かとは思っておりますが,その辺のところはどのようになっているのか,お伺いいたします。 教育総務課長)契約内容でございますが,各部屋にエアコンを整備するという形になっております。それで,十分かどうかというのは,暑い状況になったときにあれなんですが,現段階では,出来る限りという形で空調設備を整えるという形になってございます。 野委員)その辺のところ気が付いたものですから,子どもたちなので,あまり暑さ寒さは関係なく勉強は出来るかと思いますが,プレハブになると天井も低いですし,そういった形の中で温度も高くなると思うんですね。機器が付いているだけでも子どもたちは涼しく感じると思いますので,分かりました。 池田委員長)ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 次に,その他の件といたしまして教育委員会事務局より発言を求められておりますので,これを許します。 教育総務課長)私のほうから,先の予算で教育委員会関係のバスの購入につきまして,その後の状況につきましてご説明を申し上げたいと思います。既にご存知のように42人乗りの中型バス3台,29人乗りのマイクロバス2台を購入契約いたしまして,今現在まだ納車にはなっておりませんが,進めている状況でございます。この通学に関して利用する部分もございます。それから学校行事として活用するという2つの点から進めて参りました。登下校に際して,負担金をいただくということから,どういった方法がいいか,陸運局水戸支局のほうにもいろいろ相談をしながら進めてきたわけですが,その運行に際して業者に委託をして運行をしていただきたいということから,今回地域公共交通会議のほうに諮りまして,その会議の中での了解をいただいた上で,業者に委託をしていくということで協議をいただいた状況でございます。ですから,ナンバーとしては緑のナンバーになります。料金としては,子ども,小学生については,1か月定期券で3,000円,それから登下校の何れかを利用する子どもたちもたくさんおりますので,その場合は1,500円という形で料金を設定しております。あと,地域公共交通会議の中で,いわゆる今行なわれておりますタウンメイト,デマンドタクシーのバスの形が取られることになります。ですから,料金設定としては,一般の方の料金も設定をしておかなければなりません。そのため,1回500円,それから子どもの場合は150円ということで1回ごとの料金も設定をしないと,その対応が出来ないということから,そういう料金で会議の中ではご了解をいただいたところです。但し,一般的には運行の時間を制限しておりますので,学校の登下校の時間帯にしか運行しないという形で時刻を定めておりますので,一般の方は非常に利用しにくいと言いますか,教育関係の子どもたちを最優先にするという観点から,一般の方は非常に利用しにくいという形にはなってございます。その後,朝登校した後,下校までの時間が空きますので,それにつきましては,学校の校外活動の利用,それから例えば東小学校の場合はプールがありませんので,石岡小学校のプールを利用する際の輸送,そういったことで幅広く時間外については活用を図って参りたいというふうに考えております。今後につきましては,まず車両の登録をする際に,委託業者を先に決めておきませんと,営業ナンバーの登録が出来ないということから,早急にプロポーザル方式で業者から何台運行が可能か。そういったものも含めた企画書を提出いただきまして,その中で審査をした上で,その委託先ではございませんが,その営業を行なっていただく,業者をまず決めて,それで車両の登録をしたいというふうに考えております。それで3月末までに,ナンバーが登録出来て,納車が出来るという状況でスケジュールとしては考えてございます。その後,決まった業者と来年度の委託の契約をするという形でスケジュールとしては考えてございます。以上でございます。 池田委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 川村委員)今説明は聞いたんですが,なかなか控えることが出来なかったんですが,これは運行に当たって,運行規則というのを当然決めますよね。市が運行するわけですから・・・。その草案となるものが既に出来上がっているのであれば,それを討議させていただきたいと思うんですが,如何でしょうか。委員長のほうに出来ればお取り計らいいただきまして,その草案で構いませんので,それを見せていただければということで・・・。 教育総務課長)市が所有はするわけですが,所有者が市,それから使用者がその事業者ということで,運行企画書につきましては全て全面的に委託をしますので,事業者が作成してくるということになります。それで,料金につきましてもデマンドタクシーと同じように事業者が料金を受け取るという形を取るということでございます。委託費につきましては,その料金を差し引いた委託料という形で年度末に精算をしていくという形を考えております。ですから,運行に関しては全て,まだ事業者は決まっておりませんが,事業者のほうがやっていくという形でございます。 川村委員)先程とちょっとイメージが違うんですが,学校行事にも使うと。それからいろいろなことを言っていましたよね。それが,その規約を決めなくても,それを向こうに任せっきりで,向こうの業者さんがやるんだから,私どもは関係ないということなんですか。そうすると我々は審議する必要がないと思うんですが・・・。如何でしょうか。 教育総務課長)その辺につきましては,まず第1点,登下校の部分,有料の部分につきましては,デマンドと同じように料金を設定いたします。その時間以外の時間につきましては,教育委員会からのスケジュールの要請に応じて,貸切りということで運行いたします。ですから,5台のバスが一般乗り合いの形態と貸切りの形態の両方をもつという形になるわけでございます。登下校の利用以外の時間帯につきましては,教育委員会のほうで学校行事,そういった申し込みに応じて事業者のほうに,この時間にここまでバスを出して欲しいということでお願いをする形でございます。その回数につきましては,昨年までの学校行事の行き先とか,回数とかで,ある程度勘案しまして,委託費のほうで検討を進めていきたいと考えているところでございます。 川村委員)今ある例規集の中にありますよね。石岡市遠距離児童,生徒通学費の保護者に対する補助金交付規則と石岡市立小桜小学校児童通学バス運行に関する条例というものがございますよね。そうするとこれはなくしていいということですか。 教育総務課長)まず第1点ですが,小桜小学校につきましては,現状の形のままでございます。今回の対応として考えておりますのは,デマンドタクシーで今現在児童の輸送を行なっております,石岡小・東小・三村小・関川小・柿岡小の5校が対象でございます。ですから小桜小につきましては,これまでと同じということになります。それから遠距離通学者の補助金でございますが,これは4キロメートルという基準の中で,4キロメートル超える場合には,その半額を補助するということで対応しておりまして,これもそのまま今回デマンドの場合もその部分の補助を出しておりますので,そういった形で4キロメートルを超えるものについては対応するという形を考えておりまして,そのまま現状の形が残るということでございます。 川村委員)そうすると遠距離の場合ですが,今回のスクールバスを使っても,例えば4キロメートル未満の方と4キロメートル以上の方では料金が違うということでよろしいんですか。 教育総務課長)料金は同じでございまして,その後,実績に応じて補助をするという形でございます。 川村委員)と言うことは,一旦はお金を払うけれども,払ったお金を払い戻しするということですか。 教育総務課長)料金につきましては,事業者が収受をいたします。デマンドタクシーであれば,「まち未来いしおか」が定期券を販売していたように,事業者のほうが,そういった料金を受け取って,それで先程申し上げましたように,その売り上げのほうを委託費のほうから差し引いた形で最終的には実績に応じて委託料の支払いをするという形を考えてございます。ですから,料金については,あくまで運行する事業者が受け取るということでございます。 川村委員)よくわからないんですが,子どもが乗って,遠距離の場合に500円を払ったら,その時に250円になるのか,簡単に言うと後から250円が戻ってくるのか,どっちかと聞いているんですよ。 教育総務課長)大変失礼しました。補助金につきましては,保護者に対して支払われるものでございます。一旦決められた料金をお支払いいただいた上で,その実績に応じてその半額を保護者のほうにお支払いするものでございます。 川村委員)実績というのは,どういうふうなことを考えて実績と言うのか,私はわかりませんが,定期券を買った場合には,当然定期券の領収書というか,定期券そのものが領収書の代わりになるのかも知れませんが,1回1回乗った場合に,どういうふうになるのか。その都度,領収書をもらうのか,そういう証明を見せて半額を払うのかということだったんですが,今課長がおっしゃったのは,保護者に払うということですが,払うのは児童ですから,それで後から還付金という形で戻ってくるのかなということはあるんですが,支払いの原資をどのように確認なさるんですかということです。 教育総務課長)先程申し上げましたように,1か月3,000円という価格ですが,この定期券を購入していただくことになると思います。そこで,今現在のやり方としては,その定期券を実績として学校を通して出していただいております。ですから,同じような形で定期券については,対応して参りたいというふうに考えております。それから1回ごとの利用につきましては,基本的に学校のほうから,利用についての学校の了解等をとって,学校から取りまとめた人数・名簿をいただくということから,1回ごとの利用というのは,非常に少ない状況かと想定しております。但し,1回150円ですので,1回ごとに150円を払うということになりますと,非常に割高になると思います。ですから,この回数とどちらが得かという話になるわけですが,定期券を買っていだいたほうが遥かに安い金額でご利用いただけるということから,学校で取りまとめた児童に関しては,定期券を購入いただいて,それの実績に応じて,距離が原則になりますが,それに応じて補助金を保護者に支払うという形を考えております。 川村委員)私が言っているのは,そうすると現金でお支払いした時は,還付がないんですか,あるんですかという,端的に言うとそれで結構なんですが,例えばその都度払った場合には還付があるのか,ないのかお伺いします。 教育総務課長)現段階では還付が出来ないというふうには考えております。以上でございます。 川村委員)考えておりますということですが,基本的には出来ないんでしょ。それから,例えば料金の問題で,私は本当に規則も何もないですから,わかりにくいんですが,チェックのしようがないもので,例えば学校行事で東小学校にはプールを造らないので,東小学校からは今度石岡小学校のプールへ行くと思うんですが,その時には子どもたちは無料だと思うんですね。それを例えば運行しているほうに1台借り上げなのか,それとも30人行ったから幾らなのか,35人行ったから幾らなのかとか,そういう計算がどのようになるのか,支払い方ですよね。そういうところは,どのようになっているのでしょうか。 教育総務課長)通学以外の貸切りの部分につきましては,無料でございます。ただ運行の規則につきましては,現在この営業のほうの部分とのすり合わせも必要となることから,現在細かい点を詰めている状況でございまして,基本的にはそういう規則等で運行の形を細かく決めなければなりませんが,その準備をしている状況でございます。 川村委員)その準備をしていることはわかるんですが,その準備をしているところにも,出来ましたらば我々委員も参加してやったほうがいいのかと思っていますので,出来ればその草案がありましたら,見させてくださいよという話に戻るわけなんですが,今度の委員会にぱっと出されてその時にこれでいいですかと言われても,なかなかフル回転しても,間に合わないということなんです。ですから,それを前もって出していただければ有り難いということなものですから・・・。 教育総務課長)ある程度のかたまり,教育委員会内で詰める状況はございますが,その辺のレベルでかたまった段階で,委員の皆様にお示しした上で,またご意見等をいただくような形を取って参りたいと思います。出来た段階につきましては,こちらから各委員のほうにお送りするなり,お届けするなりという形で,その案として作ったものについては,出来るだけ早くお届けをしていきたいというふうに考えております。 川村委員)それでよろしくお願いしたいと思います。出来ましたらば,それと一緒に同時に委員会を開いていただきまして,説明をしていただければ有り難いと思っておりますので,お時間を取っていただいて,ご出席いただければと思いますが,委員長のほうで如何でございましょう。 池田委員長)ただ今の川村委員の申し出につきまして,委員会として対応して参りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 野委員)結局今プール等々に子どもたちを乗せていく時は,無料だということでしたが,3月に精算をするということを先程言っておりましたが,そうするとこれからどこの会社だかわかりませんが,それを受けてくれる会社と年間の契約金額はあるわけですよね。それで,その中で収益が皆さんの乗降で収益が出たと。その分は,利益ですから,それを差し引いて,残った足りない部分を業者さんにお支払いするという形ですよね。そうならないと無料とか,そこにそういった言葉が出てくるとわからなくなってしまうものですから,ですから,契約金額があって,それで皆さんに乗っていただいた。その中から利潤が生まれて,それでも足りない部分は行政のほうでお支払いするということですよね。 教育総務課長)委員のお話のとおりでございます。事業者のほうで登下校に使った料金につきましては,収受いたしまして,契約金額につきましては,ある程度,先程申し上げましたように貸切りの部分の回数も昨年同等の実績を踏まえた回数を入れた契約を行ないまして,その年度末の実績においては,まず収受した料金を差し引いた額,さらに,貸切りで運行した分が当初の予定より超えている場合につきましては,それにつきましても契約の額の変更を行なった上で,実勢の価格で金額をお支払いするということで進めたいと考えております。 野委員)そのような形であれば私はわかりましたので,結構でございます。 村山委員)先程川村委員から草案という話が出ましたが,今まで聞いた限りでは,対象が5校だとおっしゃいましたよね。それでその前に地域公共交通会議というのがあるんですか。それの了承を得て,バスを購入したと言いましたよね。そのことがどういうことなのかがわからないということと,2つ目が今のタウンメイトとの役割分担がどのようになっていくのかなというのがあるんですよ。その5校が対象で,今のタウンメイトは,多分石岡小学校なんかも使っていますよね。だから,それとどんなふうになっていくのかなと。草案を委員会の中で取り計らいますという話が出ましたので,その辺のことも草案の中に詳しく書いてもらってください。これはお願いです。答えられるところがありましたら,答えてください。 教育総務課長)まず現在タウンメイト,デマンドタクシーで登下校をお願いしておりますのが5校ございます。そのタウンメイトの利用につきましては,平成22年度からタウンメイトのほうは児童の登下校の際には利用が出来ないということになりました。ですから,今現在のデマンドタクシーを使った登下校が平成22年度から出来ないということが,まず大前提でございます。それからバスを購入して,白ナンバー,自家用で購入するか,営業ナンバーで行なうかについての部分がまずございます。料金を取って運行する場合には,いろいろな法令での規制がございます。そういった規制に沿って運行していくためには,委託業者,事業者に委託をする場合にはいろいろな規制がかかりまして,それから白ナンバーの自家用でやる場合には,市が全て運転手から全て市の職員という身分で運行しなければならないということもありまして,営業ナンバーで委託をする場合には,どうしたらいいかという方向で検討してきた状況でございます。その中で,業者に委託をして運行するためには,必要な手続きといたしまして,地域公共交通会議というものが石岡市企画課の所管でございますが,そちらで,このメンバーにつきましては,各事業者の代表,それから警察,それから市民代表というような各分野から出されました代表者の方の協議をいただいて,そういう営業方法・料金,そういったもので了解が得られますかということで,その地域公共交通会議の中で了解をいただきますと,運輸支局のほうへ事業者のほうから今度申請をしなければならないわけですが,その際に非常に期間が短縮できる利点,それからもう1つはバスの架装,例えば営業用ですと,いろいろな取り付ける部品が必要になります。そういった部分が貸切りの架装ということで緩和策があると。そういったことも含めて地域公共交通会議のほうへ提案しまして,この形態のご了解をいただきまして,その先については,決定した事業者のほうから陸運支局のほうへ,こういう事業をするという申請を出していただくということになります。そういったことで地域公共交通会議というのが間に入ってきたわけでございます。基本的にはデマンドタクシーが22年度から小学生の登下校はやらないということが,まずありましたので,その対応として今進めている状況です。それから,料金につきましてもデマンドタクシーと同じような料金,同じ額で考えているということでございます。 村山委員)タウンメイトと今度やるものとは,多分所管が違うと思うんです。地域公共交通会議の中では,タウンメイトの評判の悪さというのは審議されたんですか。非常に市民の間では評判が悪いですよ。そういうことはご存知なんですか。その辺のところがわかるような,そこまで要求してください。答弁は入りません。 菱沼副委員長)通学バスの運行についてということで,PTAとか保護者の方に対しての説明はどのようにされるのでしょうか。 教育総務課長)まず現段階では事業者が決まっていないという段階なんですが,この方法として,ある程度方向性が出た段階で,該当する5校のほうへ伺いまして,細かい点,定期券の購入の場所ですとか,今までですとデマンドタクシーで小型ですので,ある程度狭い路に入れたということもございます。今度はバスですので,ある程度広い場所を停車位置にするということも含めて,そういった点もございますので,とりあえず各学校の校長先生又は教頭先生のほうには,こういうことで,バスの運行に変わりますと。詳細が決まった段階で改めて学校のほうに細かい点をご説明にあがりますということで,現段階では新入生の保護者への説明会がある前にですね。ですから2月上旬に新入生の説明会が各学校であったようでございましたので,その前の段階で校長先生・教頭先生のほうには,その形に変わりますので,保護者からの問い合わせについては,そういう形でご説明願いますと。それでこの詳細が決まった段階で,改めてまた文書等で各学校にお願いするということで,学校の了解を得ている状況でございます。 菱沼副委員長)そういう中で,保護者の方またPTAの方に周知徹底がしっかりとできるように,ある程度早めに教育委員会で協議できることは早めにしていただいて,それで何事も早めに保護者に伝えていくということが大事だと思いますので,新年度から使われると思いますので,この点ひとつよろしくお願いしたいと存じます。以上です。 池田委員長)ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 その他の件といたしまして,ほかに発言はございませんか。 保健福祉部長)私のほうから1点ご報告をさせていただきます。新型インフルエンザのワクチン接種についてでございます。昨年の10月から新型インフルエンザのワクチン接種が行なわれて参りました。今年の1月からは健康成人への接種も出来ることとなっております。先週の2月12日,金曜日でございますが,茨城県の保健予防課からメールが送られまして,健康成人の方で低所得者,生活保護と非課税世帯の方ですが,これらの方につきまして,国・県の補助によるワクチン接種が出来ることとなったことから,当市におきましても現在の予算の中で対応できる見込みでありますので,新たな予算措置をせずに,対応していきたいというふうに考えておりますので,ご報告をさせていただきます。 池田委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 その他の件といたしまして,ほかに発言はございませんか。 教育総務課長)預かり保育推進事業補助金の件でございます。以前に来栖学園の不正の問題がございまして,県のほうでは運営費を支払わないとか,そういった対応をしてきておりまして,当市でも該当する幼稚園が3園ございました。そういったことで,いろいろ他の守谷市,そういった状況も調査をして参りましたが,基本的に補助金を停止している部分については,運営補助金の部分を停止している状況でございます。当市の場合は,預かり保育の部分でございましたので,その辺につきましては,そういった対応がされていることに対しての補助金でございましたので,その辺の取り扱いについて検討して参りましたが,八郷第一,第二幼稚園,来栖学園,それから善隣幼稚園,この2つの法人でございますが,そちらから21年度分の預かり保育の補助金につきましては,辞退したいというような申し出が,2日,3日前に出されました。そういったことで現段階では辞退届について調整をした上で対応して参りたいというふうに考えております。ご報告ということでよろしくお願いいたします。 池田委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 その他の件で他に発言はございませんか。 菱沼副委員長)今年度行なって参りました,子宮頸がん,また乳がん検診の無料クーポンということで,石岡市としても対応してきたと思うんですが,来年度予算措置がされていくかどうかわかりませんが,今の段階として22年度は,この子宮頸がんと乳がん検診の無料クーポンという部分においては,考えておられるのか,その状況をお尋ねしたいと存じます。それから,今乳がん検診とまた子宮頸がんの検診状況がもしわかればお尋ねしたいと存じます。 保健福祉部長)ただ今菱沼副委員長のほうからお話がございました乳がんと子宮頸がん検診の件ですが,今日は資料の持ち合わせがございません。また担当者も今日出席しておりませんので,後ほどお知らせしたいと思います。 池田委員長)その他の件で他に発言はございませんか。 野委員)保育所を今日新しく新設しているところを見てきたんですが,私は建築物には異論はないわけですが,今この少子化の中で産めよ,増やせよということで皆さんにお願いをして,なるべく産んでもらうような状況にしているわけですが,そういった中で私は保育士さんの問題,私は把握しているわけではないのでわかりませんが,結局1つの保育所に保育士さんが何人もいないんですよね。それでほとんどが臨時,1年契約で雇っているわけです。学校を卒業して,一生懸命勉強してきて,それでも市の場合は1年契約なんです。私はそれを最近聞きまして,そんなことで本当に大事な子どもさんを預かれるのか。建物がいくら立派なものが出来ても建物は子どもを守ってくれないですよ。子どもを育ててくれないです。しかしながら,10人か10何人かいる施設かも知れませんが,そういったところで,職員は3名ぐらいしかいないんです。それで状況をちょっと聞いてみたら,本当に臨時の人たちが0歳児とか,そういった人たちを預かっているわけですよ。その中で何人かの話も聞いたわけですが,1年契約というのは,行政の中で私たちは子どもを預かっていこうとしているけれども,もの凄く不安ですと。だから,給食センターの方々でも臨時の人もいるかも知れませんが,ああいった安全で大切なものを子どもたちに教育したいと。そういった中では,そこに働く人が心にゆとりを持たなければ,働けないと思うんです。オムツ交換とか,何かをして,一生懸命やっていて,だったら行政のほうへ言ったらいいんじゃないですかと。そうしたら,言った話もしていたんですが,その中でもう全部こういうものは民間委託していくんだと。だから,職員の採用はしないと。そういった話が出てきたんですよね。私のこれは個人の見解ですが,大きな少子化の中での考え方の違いがあるんじゃないかと。行政というのはもっとね,優秀な保育士さん,そういった本当にやる気のある人たちを職員で採用して,それで夢をもって子どもたちに対応して欲しいと。私はそういったことが今の時代に大切かなと。誰もそうですよね。他へ行っても1年契約というのは,今よくテレビ等で出ていますが,ああいった感じと同じでしょ。来年は採用してもらえるかどうかわからない。後は民間に委託していくと。だから相手が物だったらいいですけど,子どもですから。それが大きい子どもで,5歳・6歳になれば,それが0歳児から預かるわけでしょ。そんな中で1年契約でそういった仕事をさせるというのは,行政の私は,就職してくるんですから,仕方がないと言えば仕方ありませんが,やはりきちんと採用したほうがいいのではないかと。職員だったら職員できちんと採用する。臨時の方は臨時。大体臨時の方がほとんどでね,そこを運営しているということは,これは言語道断ですよ。それで,今現在のやり方としては,ここ何年となくそういう採用試験をやっていないんでしょ。臨時で補えるからと。私は,ちょっとこれは大きな間違いがあると感じております。答弁は入りませんが,もう一度検証してください。これは事故でも起きた時に大きな問題ですよ。また後でお伺いに行きますので,検討の課題としてください。ひとつよろしくお願いいたします。 池田委員長)その他の件で他に発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。 委員の皆様には,過日実施いたしました当委員会の行政視察の報告がございますので,そのままご着席をお願いいたします。執行部におかれましては,退席いただいて結構です。ご苦労様でした。 〔執行部退席〕 池田委員長)次に,委員派遣による所管事務管外調査報告書についてを議題といたします。去る2月3日から5日にわたり実施いたしました,当委員会の行政視察につきましては,大変ご苦労様でした。委員の皆様方のご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと考えております。つきましては,お手元に配付いたしましたとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。それでは,視察を振り返りまして,何かご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。 川村委員)この間行かせていただいて,本当に函館市の学童保育というものに非常に目を疑うような感じの学童保育,部屋に仕切りがあって,民間の運営状況,あれは素晴らしいものだと私は感心したわけですが,やはり石岡でもそういうものが出来ないのかなと。要するに出来るために何をすればいいのかというと,基本的に言うと場所的なつくり方,それからそういうやる側の運営側の募集ということであれば,決して出来ないわけではないのかなと思うんですが,石岡の場合は,介助者の付いている方の受け入れが出来ないという状況ですから,出来れば介助者が付いている方,ADHDの方でもアスペルガーの方でもいろいろな障害があると思うんですが,その方も出来ましたらば,年齢も問わずに預かってあげられればいいんではないかと。今後我々もそういうものに関して,出来る限り力を尽くしていきたいと思っております。 池田委員長)他に発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。 以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。 |