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議会中継
  


 第1回委員会 (4月22日)
出席委員 川井貞夫委員長,島田久雄副委員長,菱沼定夫委員,磯部延久委員,大和田俊樹委員,塚谷重市委員
市執行部 【生活環境部】
生活環境部長(大図哲雄),参事兼市民生活課長(佐子川祐治),環境対策課長(田崎徹),市民課長(栗崎孝夫),水道課長(宇田一彦),市民会館長(梅澤信尾)
【経済部】
経済部長(市村章二),経済部次長(沼田耕),農政課長(谷仲幸造),地籍調査推進室長(友水敏男),商工観光課長(小松崎隆雄)
【農業委員会事務局】
事務局長(荻沼雅光)
議会事務局 庶務調査課係長(神谷一美)


川井委員長)ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,平成21年度になりまして,説明員として執行部に出席を求めて開催する初めての委員会であります。
 つきましては,市民経済委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。 
 なお,新年度初めての委員会でありますので先に委員の自己紹介をいたします。
 はじめに私から自己紹介させていただきます。
 委員長の川井です。よろしくお願いいたします

島田副委員長)副委員長の島田です。よろしくお願いします。

磯部委員)磯部です。よろしくお願いします。

大和田委員)大和田です。よろしくお願いします。

塚谷委員)塚谷です。よろしくお願いします。

菱沼委員)菱沼です。よろしくお願いします。

川井委員長)以上,市民経済委員会は6名でございます。よろしくお願いいたします。
 これより議事に入るわけでございますが,ここで生活環境部から発言を求められておりますのでこれを許します。

生活環境部長)私,4月1日付けの人事異動によりまして生活環境部長を拝命いたしました大図でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 開会に先立ちまして去る3月28日の未明,当時の生活環境部環境対策課係長が酒酔い運転で現行犯逮捕されるという不祥事がございました。市民の皆様に多大な迷惑をおかけいたしましたことに対しましてここに深くお詫び申し上げますとともに当日の状況とその後の市の対応について報告させていただきます。まず当日の状況でございますが,3月27日に生活環境部の退職者を送ります送別会が市内の飲食店で行われました。送別会の終了後,本人を含む5名で二次会が行われ,23時頃に二次会に参加したメンバーの一人の奥さんがワゴン車で迎えに来ましたので解散して一緒に帰ろうということになりましたが,本人は仲間の呼びかけに対しまして頑なに拒み,一人店に残ったということでございました。その後,若干の睡眠をとった後,車を運転し,午前0時5分頃,若宮一丁目の丁字路交差点でハンドル操作を誤り信号機に衝突し,酒酔い運転で現行犯逮捕されたものでございます。指導的立場にある市の職員がこのような不祥事を起こしましたことに対しまして心よりお詫びを申し上げます。またこの不祥事に対する市の対応でございますが,3月30日に臨時庁議,その後懲戒等審査委員会を開催するとともに,市長は課長級以上の職員を集めて,綱紀の粛正を強く求めた訓示を行いました。3月31日には,当事者である係長を懲戒免職処分とする発令をし,併せて監督責任を問い,部長を戒告,そして二次会メンバーでもありました担当課長を1か月の減給,同じく二次会のメンバーであった課長補佐を戒告,係長と主幹を厳重注意としたものでございます。以上,不祥事に対してのお詫びとその後の対応について報告させていただきました。

川井委員長)以上で報告は終わりました。
 本件については報告を受けるのみといたします。
 それでは,市民経済委員会における所管事務及び平成21年度主要事業についてを議題といたします。
 次に,案件説明のために,委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。
 それでは,執行部から提出されております資料にそって審査を進めます。
 執行部におかれましては,生活環境部,経済部,農業委員会事務局の順に,自己紹介と併せて説明願います。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

生活環境部長)改めまして生活環境部長の大図でございます。
 私からは,生活環境部の職員体制についてご説明申し上げます。生活環境部の組織は,市民生活課,環境対策課,市民課,水道課,市民会館の4課1館でございます。職員の配置につきましては,市民生活課は,参事を含めまして5名,環境対策課11名,市民課12名,水道課9名,市民会館2名となっており,私を含めまして総勢40名体制となっております。この後各課長から自己紹介と併せまして各課の所管事務及び平成21年度の主要事業について説明させますのでよろしくお願いいたします。

参事兼市民生活課長)生活環境部の市民生活課関係について報告させていただきます。
 私,4月1日で生活環境部参事兼市民生活課長を拝命いたしました佐子川と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは生活環境部業務概要の2ページをお開きいただきたいと思います。一番上になりますが,市民生活課の事務分掌でございますが,市民生活課に関しましては,交通安全対策,安全・安心まちづくりの推進,街路灯・防犯灯事業,消費者保護育成,施設管理など市民生活に直接関する事業が多くございます。1番から16番まででございます。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 続きまして4ページをお開き願いたいと思います。4ページの上から交通安全対策経費でございます。総額といたしまして予算額2,530万3,000円で,事業内容は毎月初めの交通安全の日に市内の交通安全関係団体,警察等と連携し,街頭活動を実施しておりまして,交通安全に対しての啓発活動をしております。また民間交通指導員として44名の方に委嘱しておりまして,市内の要所で朝の通学時に交通安全について協力いただき,実施しております。また駅前等の駐輪場につきまして,駅周辺に3か所設置しております。またカーブミラー等の交通安全施設の設置,補修につきましても地区の代表者の申請に基づきまして随時設置しております。
 次に,街路灯・防犯灯事業につきましては,街路灯においては街路灯の設置要綱に基づきまして,予算の範囲内で設置しております。また防犯灯につきましては,石岡市防犯灯設置補助金交付要綱により地域の防犯対策の一環といたしまして,区,町内会,自治会などがその地区の生活安全を図るために設置される防犯灯に対しまして工事費の一部を補助するものでございます。本年度の予算額は,697万8,000円でございます。
 続きまして,コミュニティ・新生活運動事業でありますが,地域の住民によります住み良い地域づくりを推進するため,財団法人の自治総合センターのコミュニティ助成事業の助成を受けて実施するものでございます。本年度は,高浜地区,南山崎地区の2か所がこの助成事業の対象になってございます。
 続きまして,コミュニティセンター維持管理経費。市内3か所,南台,杉並,鹿の子のコミュニティセンターの維持管理に要する経費でございます。
 続きまして,桜づつみ維持管理経費につきましては,高浜地内の愛郷橋下流の恋瀬川堤防にあります恋瀬川桜づつみの植栽管理,清掃委託などの維持管理経費でございます。
 続きまして,まちかど情報センター運営経費983万2,000円。旭台会館管理経費657万7,000円につきましては,指定管理料など施設管理に要する費用ございます。
 続きまして,ボランティア地域コーディネーター育成事業12万円につきましては,ボランティアに関する業務を行う専門職となる地域コーディネーターを育成する費用でございます。
 続きまして,市民との協働まちづくり条例制定事業につきましては,本年度の条例制定を目指しまして前年度より2か年計画で作業を進めているところでございます。予算額といたしましては,100万円でございます。今年の12月議会に条例制定を予定して今進行しているところでございます。
 次のページをお開き願いたいと思います。次に,安全・安心まちづくり推進事業でございますが,石岡市生活安全条例を制定し,事業の一環といたしましてエンゼルパトロール事業を推進し,地域のコミュニケーションを高め,お互い見守り合い運動として地域の防犯及び犯罪抑止のための活動をしております。また警察,防犯協会などと連携し,街頭活動を通して防犯の啓発に当たっております。予算額といたしましては,255万5,000円でございます。
 最後になりますが,消費者保護育成事業でありますが,消費生活センターの運営及び消費者行政を推進する費用で,消費者センターを開設し,市民から多種にわたる相談を受けております。また市民1人ひとりが生活者として自覚と問題意識を持って自ら行動して消費生活の向上を図れるよう消費生活展を実施しております。
 以上が市民生活課所管の主要事業の概要でございます。

環境対策課長)環境対策課の田崎でございます。昨年度に引き続きましてよろしくお願いいたします。
 まず環境対策課の事務分掌でございますが,2ページの一番下にございます。環境対策課としましては,環境美化及び環境の保全,更には市営霊園及び墓地,次のページになりますが,3ページの方に公害関係の防止及び苦情処理,更に簡易水道,これは三村地区にございます水道でございます。それから霞ヶ浦浄化,更にはごみ及びし尿の処理,そして資源回収と事務分掌としましては19項目の業務を担当してございます。
 続きまして,環境対策課が所管しております21年度の主要事業でございます。7ページをお願いしたいと思います。主な事業につきましてご説明申し上げます。まず衛生費でございます。石岡地方斎場組合負担金2億2,919万円。これは石岡市,小美玉市,かすみがうら市の3市で運営します石岡地方斎場組合に対する石岡市の管理運営費3,082万4,000円と斎場建設費負担金1億9,836万6,000円でございます。斎場の建設につきましては,平成20年度から23年度の事業といたしまして総額23億円。その事業費が予定されているところでございます。
 続きまして,霞ヶ浦浄化対策経費の6,558万2,000円でございますけれども,このうち下水道課所管に係る合併浄化槽の補助金が6,025万6,000円ございます。環境対策課としましては,川又地区の不法盛土箇所の水質調査を年3回継続して実施するとともに,工場,事業所,河川,不法投棄現場などの水質分析を行って,その改善を図り霞ヶ浦浄化のための事業を行うものでございます。
 続きまして,水の路クリーンナップ事業の425万8,000円でございます。この事業は,霞ヶ浦水質浄化のため高浜地区に設置しました水質浄化プラントの維持管理委託と使用する電気料が主な経費でございます。
 続きまして,清掃一般事務費の7億9,941万4,000円でございます。これは継続的なごみ処理・し尿処理に要する経費です。主なものとしまして湖北環境衛生組合,霞台厚生施設組合及び新治地方広域事務組合に対する負担金がございます。
 続きまして,塵芥処理経費2億3,389万3,000円ですが,これにつきましては廃棄物の適正な処理と排出の抑制を行うために設けた経費でございます。主なものとしましては,石岡市のごみ収集委託料として1億1,576万2,000円,粗大ごみ収集委託料の196万5,000円,更に八郷地区ごみ収集委託料6,991万4,000円を計上してございます。
 次に,し尿処理経費2,499万9,000円です。これは生活環境保全のためのし尿汲取り等に要する経費で,主にし尿汲取委託料2,294万4,000円でございます。
 続きまして,石岡市簡易水道特別会計の主要事業で申し上げます。施設等維持管理経費として1,277万2,000円を計上してございます。内容は,簡易水道事業の維持管理に要する経費でありますが,主な事業としまして,本年度簡易水道施設更新計画策定業務委託料325万5,000円を計上しております。本計画につきましては,今後の施設更新に当り,国庫補助を申請するための資料とするものでございます。
 最後に霊園事業特別会計でございます。市営霊園維持管理経費としまして657万1,000円です。これは龍神山と半ノ木の2つの霊園の施設の維持管理に要する経費でございます。霊園の管理委託料として504万1,000円を計上してございます。以上が環境対策課に係る主な事業の説明でございます。

市民課長)市民課の栗崎でございます。よろしくお願いいたします。
 市民課の分掌事務についてご説明申し上げます。市民課の担当職員は12名でございます。市民課の分掌事務は2ページ中ほどにございます。担当範囲は14項目になってございます。主なものとして総合支所と出張所との総合調整がございます。次に住民基本台帳に関すること。印鑑証明に関すること。戸籍に関すること。外国人登録に関すること。が市民課の主な事務でございます。
 続きまして6ページでございますが,平成21年度の市民課における主要事業の施策概要ということで,戸籍事務費が1,374万8,000円。内容といたしまして戸籍システム保守委託料が352万5,000円,備品借上料が471万9,000円,戸籍システム使用料として378万円。
 次に住民基本台帳ネットワーク運用経費が39万7,000円でございます。市民課の内容としては以上でございます。

水道課長)この4月に水道課長を拝命いたしました宇田でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは水道課所管に関する説明をさせていただきます。まず3ページでございます。事務分掌についてご説明申し上げます。旧八郷地区の水道事業全般に関することを担当しているところでございます。
 それでは平成21年度の主要事業施策概要でございますが,10ページについてご説明申し上げます。まず業務の予定量でございますが,給水戸数6,960戸。年間総給水量270万立方メートル。1日平均給水量7,397立方メートル。
 続きまして3条予算における収益的収入は,主に水道料金等の給水収益でございますが,5億5,785万4,000円を見込んでおります。また一般会計よりの繰入金につきましては,高料金対策及び統合簡水の償還利息分2分の1で4,050万8,000円を計上してございます。収益的支出ですが,主に維持管理に要する経費と支払利息,減価償却費等であります。その中で本年は,昨年の渇水を受けまして急遽平成20年度事業におきまして湖北水道企業団との緊急連絡管を接続しましたことに伴い,新たに受水費において湖北水道企業団受水代として327万円を計上しております。これは渇水期に日量500立方メートルを28日間程度見込んだものであります。また修繕費におきましては,柿岡下宿地内にございます旧柿岡浄水場の施設解体を予定してございます。また有収率の低位をご指摘いただいておりますので,委託料におきまして鋼管部分による送水,配水をしている恋瀬,瓦会地区におきまして,中心的に漏水調査を実施したいと予定しているところでございます。
 続きまして4条予算における資本的収入につきましては,8億3,207万8,000円を見込んでおります。内訳といたしまして一般会計負担金8,797万8,000円を統合簡水の償還元金分2分の1として収入に計上しているところでございます。企業債においては5%以上の借換債として7億4,400万円を予定しております。資本的支出につきましては,主に投資的経費でございますが,10億1,870万円を計上してございます。その中で建設改良費については6,000万円。また借換債を含む企業債償還金においては9億5,870万円を予定しているところであります。これらの費用のうち建設改良費6,000万円における主な事業でございますが,下水道同時施工で実施を予定しておりますが,柿岡地区長堀・八重地内でラインで535メートル,約1,150万円を予定してございます。同じく園部地区山崎地内でライン165メートル,390万円を計上してございます。更に配水管分として園部地区真家地内で道路拡張工事に伴う布設替えでライン315メートル,760万円。園部地区東宝ランド地内の老朽管更新でライン100メートル,270万円。瓦会地区瓦会地内でライン100メートルで240万円を予定しているところでございます。更に送水管の漏水箇所が多い場所として瓦会地区の小塙地内で鋼管部分を使用材料としているところがございますので,とりあえずこの辺をライン100メートルで240万円の布設替工事を予定しております。施設の更新部分といたしまして,片野地内にあります新設1号井のポンプ盤及び流量計交換で300万円を見込んでおります。また井戸浚渫工事を新設1号井を対象として1,200万円を計画したところであります。これは経年劣化に伴う取水量の減少に対応して行うものであります。また本年度の量水器交換工事は小幡地区を750件予定しております。本年度の湖北水道企業団出資金につきましては,石綿管更新事業に対する出資金でありますが,石岡市の負担割合による359万4,000円を計上しております。水道課の所管に係る事業の説明については以上でございます。

市民会館長)市民会館長をしております梅澤でございます。よろしくお願いいたします。
 市民会館の平成21年度の主要事業施策概要について説明したいと思います。まず1ページの職員配置図では,一番下のところに記載されており,職員は2名となっております。
 次に事務分掌につきましては3ページの中ほどに記載されておりますが,市民会館の管理運営に関すること。外5項目となっております。
 主要事業施策概要ですが,9ページをご覧下さい。市民会館の科目は総務費に属し,まず市民会館施設維持管理経費の市民会館施設の維持管理の経費に要する経費ですが,予算額は3,098万7,000円となっております。このうち新規事業としましては,建物修繕449万5,000円となっておりますが,内訳としましては,舞台吊物制御盤修繕437万9,000円となっております。このほか電話バッテリー交換11万6,000円となっております。このほか通常業務としましては施設清掃・管理・保守保安委託料1,097万7,000円となっております。そのほか施設貸出業務委託料465万9,000円。電気料684万円などとなっております。以上で市民会館の概要の説明を終わりたいと思います。

経済部長)それでは経済部職員の配置につきましてご説明させていただきます。
 私,経済部長の市村章二でございます。よろしくお願いいたします。
 経済部につきましては,2課1室となっております。職員38名が配置されております。そのうち農政課は18名でございます。うち2名につきましては農業委員会と併任辞令でございます。なお,総合支所におきましての課長補佐につきましては商工観光課と農政課を兼務いたしております。農政課18名のうち10名の職員が支所にて勤務しております。地籍調査推進室におきましては,6名でございます。続きまして商工観光課につきましては12名でございますが,うち2名が総合支所の商工観光課,そして朝日里山学校に1名が勤務しております。それと私と次長を含めまして38名でございます。次長の自己紹介後,各課長から自己紹介と各課所管の平成21年度の業務概要につきまして説明いたさせますのでよろしくお願いいたします。

経済部次長)4月の異動に伴いまして経済部次長を拝命しました沼田でございます。よろしくお願いいたします。

農政課長)農政課長の谷仲でございます。この度の異動によりまして農政課に配属になりました。よろしくお願いいたします。
 それでは農政課の事務分掌並びに平成21年度における主要事業概要についてご説明させていただきます。経済部資料の2ページをお開き願いたいと思います。農政課の事務分掌は,1番の農政の企画調整に関することから22番の部の庶務に関することまでが事務分掌となってございます。主に農業の振興,米の生産調整,病害虫防除,畜産,水産,林業,鳥獣,狩猟,土地改良,林道更に農業委員会に関する事務などになってございます。
 次に3ページをご覧いただきたいと思います。農政課の平成21年度における主要事業施策概要でございます。ボリュームがございますので,なかでも主な事業のみを説明させていただきたいと思います。最初に農林水産業費の農政一般経費から畜産一般事務費までにつきましては,各報酬,各種団体への補助金,委託料等が主なものでございますので,説明を割愛させていただきます。
 次に土地改良関係事務費でございますが,これは国営石岡台地農業水利事業や霞ヶ浦用水事業及び農地・水・環境保全向上対策事業に伴います補助金や負担金でございまして,いずれも受益者に対する負担軽減を図るための支出でございます。
 次に県単の土地改良事業でございますが,これは各土地改良区が実施する県単事業費で,用排水路工事や揚水機場の補修に伴う補助金でございます。
 次に畑地帯総合整備事業でございますが,これは県営施工で実施している三村地区の農道舗装工事及び用排水路工事更には東成井地区の区画整理や農道整備などの事業に対する市の負担金でございます。
 次に農道整備事業の単独分でございますが,一般農道整備事業負担金2,881万7,000円でありますが,これは農道整備と併せて歩道を整備していくふるさと農道東つくば地区それから県営田園交流整備事業八郷中央道,高友遊水地など田園空間整備事業を実施しておりますが,これらの県営事業に伴います市の負担金でございます。
 次に農道・農業排水路整備事業でございますが,市の単独の農道整備事業としまして八郷地区山寺地内の継続工事のほか,生コン,U字溝などの小規模な補修工事並びに補修用材を支給するものでございます。
 次に園芸振興費でございますが,いばらきの園芸産地改革支援事業補助金で,産地づくりの推進としまして園芸団体の生産施設への整備に対する県補助金でございます。更に花き優良種苗導入資金貸付金3,200万円につきましては,チューリップ生産農家及びバラ生産農家が優良種苗を導入するときにその導入資金としまして一時貸付けをするものでございます。
 次に農政企画一般事務費でございますが,主なものとしましては農業経営基盤強化資金利子補給金及び農協営農活動活性化事業補助金としましてJAひたち野及びJAやさとへそれぞれ営農指導及び地域農業の活性化を図るため補助するものでございます。
 次に4ページに入ります。産地確立推進事業でございます。これは米の生産調整等に伴います市の単独の促進対策補助金でございます。最初に集落生産調整促進対策事業補助金でございますが,これは生産調整を達成した集落に対しまして10アール当り1,000円の補助をするものでございます。
 次に加工用米集荷促進対策事業補助金でございますが,これは加工用米の出荷に当りまして1袋1,000円を補助し,生産調整の確保に努めるものでございます。
 次に地域奨励作物促進事業補助金でございますが,これは生産調整に伴います奨励作物補助金ということで,そば,麦,大豆,飼料作物の水田作物の定着化を図り,更なる生産性,品質の高い取組みを目指すものでございます。344ヘクタールを本年度見込んでございます。
 次に新規としまして飼料用稲促進事業補助金でございますが,これは麦,大豆,そば等の連作障害の回避,安全な国産飼料の確保を図るための補助金で10アール当り1,000円を補助するものでございます。本年度35ヘクタールを予定してございます。
 次に1つとばしまして,昨年度より実施しております森林機能緊急回復整備事業4,819万2,000円でございますが,これは間伐推進員報酬及び間伐実施工事としまして本年度105ヘクタールを予定してございます。
 次に1つとばしまして,林道開設事業でございます。国,県の補助分でございますが,林道開設工事といたしまして林道半田線の継続事業で平成21年度分としまして,延長500メートルの開設工事を予定してございます。以下,記載のとおりでございます。
 以上,農政課の21年度における主要事業の概要でございます。

地籍調査推進室長)地籍調査推進室の友水でございます。本年度もよろしくお願いいたします。
 それでは地籍調査推進室の業務についてご説明申し上げます。業務概要ですけれども,2ページ目の事務分掌中段に記載してあります。地籍調査事業の計画,調査及び管理について行っております。八郷地区につきましては支所の道路建設課の方で地籍調査の成果,管理及び閲覧に関することを行っております。
 次に5ページですけれども,21年度における主要事業の概要ですが,1,160万5,000円の経費の内訳ですけれども,地籍調査の補助員の賃金129万6,000円。それから測量,調査等の委託料861万3,000円でございます。本年度は貝地U,V地区の0.26平方キロメートルの調査を実施いたします。

商工観光課長)私,4月1日から商工観光課の課長となりました小松崎といいます。よろしくお願いいたします。
 それではまず事務分掌についてでございますけれども,2ページになります。そこにありますように1番から20番までございます。商工業の振興に関することあるいは金融関係,観光関係を主に担当しているところでございます。
 次に平成21年度における主要事業施策概要について説明したいと思います。6ページになります。まずふれあい交流施設費266万円でございますが,内訳としましてやさと温泉ゆりの郷の修繕工事として222万2,000円と特殊建築物定期報告調査委託料43万8,000円を計上してございます。内容といたしましては,老朽化の進んだろ過ポンプの修繕費と建築基準法第12条第1項で義務付けられております2年に1回行う特殊建築物定期報告調査の委託料となります。
 次に労働一般事務費でございますが,91万1,000円のうち,中小企業労働者共済融資信用保証料補給金39万円ですが,中小企業労働者で労働組合未組織の労働者が中央労働金庫石岡支店から融資を受けた場合の保証料の部分を補填するものでございます。
 次にオートキャンプ場管理運営経費1,054万8,000円でございますが,このうち900万円がオートキャンプ場の指定管理者指定管理料となっております。
 次に商工振興事業1億3,979万8,000円でございますが,まずがんばる商店街支援事業補助金850万円ですが,内容といたしましては,地元ならではの創意工夫を凝らした活性化事業に対する県の補助事業でございまして,この事業の中でプレミアム付商品券の発行を予定しておるところでございます。プレミアム付商品券につきましては,額面に一定金額を上乗せし,消費者にお得な商品で地元商店で使用することにより地域経済の活性化に役立てたいということから多くの市町村で実施しているところでございます。当市といたしましては,割増率は10%で,1枚1,000円の商品券11枚綴りを1万円で販売する予定でございます。利用につきましては,大規模店舗で11枚のうち4枚を使用できるようにする予定で,商品券発行額は5,500万円です。
 次に産業祭委託料でございます。こちらにつきましては,運動公園で毎年行われています産業祭委託料で403万4,000円を計上してございます。
 次に石岡市工場施設誘致奨励金1,473万4,000円でございますが,これにつきましては企業の立地を推進するための奨励補助金ということで,21年度は1社を予定してございます。
 次に商工会議所補助金でございます。こちらにつきましては商工会議所の運営に対する補助金という形で829万4,000円計上してございます。
 次に商工祭事業補助金でございますが,毎年石岡イベント広場で行っております商工祭に対する補助金213万3,000円を計上してございます。
 次に中小企業相談所運営補助金でございますが,石岡商工会議所が窓口になって中小企業の相談業務を行っている部分に対する補助金ということで1,000万円を計上してございます。
 次に商店街共同事業奨励補助金でございますが,商店街の振興,育成を図るため5店舗以上の商店が共同で行う商業振興共同施設設置に関する事業に補助するもので457万円を計上してございます。
 次に中小企業事業資金保証料補給金でございますが,融資を受けた中小企業に対しまして,茨城県信用保証協会への保証料を補助するもので補給金として3,852万1,000円を計上してございます。
 次に自治金融預託金でございますが,自治金融制度を利用している中小企業者の金利負担を軽減するため,市内12金融機関に対しまして預託を行い,金利の引き下げを図るもので3,000万円を計上してございます。
 次に観光対策経費でございますが,3,431万円を計上しております。主なものといたしましてはおまつりの準備のための経費としておまつり関係委託料546万3,000円を計上しております。
 次に石岡市観光協会の運営のための補助金として1,106万8,000円を計上しております。
 次に石岡のおまつり振興協議会の運営補助金として701万1,000円を計上しております。
 次に石岡市産業文化事業団本部補助金490万6,000円ですが,これは産業文化事業団本部の事務費と退職金等の不足に要する経費に対する運営補助金でございます。
 次に柿岡まつり実行委員会補助金ですが,伝統ある柿岡祇園祭を通しまして商店街の活性化と観光の振興を図るため,柿岡まつり実行委員会の運営補助金として110万円を計上してございます。
 次に観光案内所運営経費ですが,石岡駅前の観光案内所の運営経費として267万8,000円を計上してございますが,そのうち154万9,000円は運営しております観光協会への委託料でございます。
 次にまち蔵藍運営経費ですが,まち蔵藍の運営経費として389万7,000円を計上してございますが,そのうち主なものとして209万2,000円は,運営しております観光協会への委託料でございます。
 次にグリーンツーリズム運営経費ですが,昨年11月24日に開校いたしました朝日里山学校を運営するための経費として492万8,000円を計上しております。その中のふれあい体験楽習観光事業委託料482万8,000円は,朝日里山学校運営のための委託料でございます。
 次に常陸風土記の丘管理運営費7,575万2,000円ですが,指定管理者指定管理料としまして6,886万7,000円と茅葺き屋根保存委託料191万1,000円が主なものでございます。茅葺き屋根保存委託料の内容ですが,市が茨城県ふるさと雇用再生特別基金事業を活用しまして常陸風土記の丘にある古代家屋の茅葺き屋根の保存を委託するものでございます。
 次にフラワーパーク管理運営費7,224万5,000円ですが,指定管理者指定管理料としまして4,030万円とフラワーパーク施設整備工事費175万円が主なものでございます。フラワーパーク施設整備工事費につきましては,展示温室の熱効率を高めるためのカーテン取り付けと老朽化いたしました来園者センターの冷暖房ボイラー温水循環ポンプの交換工事として計上してございます。
 次にふれあいの森管理運営費でございますが,こちらにつきましては指定管理者指定管理料として2,280万円を計上したものでございます。
 次に国民宿舎管理運営費4,275万3,000円ですが,内訳としまして指定管理者指定管理料4,140万円と国民宿舎施設改修工事135万3,000円が主なものでございます。国民宿舎施設改修工事につきましては,宴会場の屋根の防水工事として計上したものでございます。
 以上が商工観光課所管でございます。

農業委員会事務局長)農業委員会事務局長,荻沼と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当委員会に出席する説明員は,農業委員会事務局から私のみでございますので,引き続き事務の概要についてご説明申し上げます。
 農業委員会資料の1ページでございます。1番,農業委員会。これは法律に基づき200ヘクタール以上の農地を有する市町村に設置されるものでございまして,農業委員をもって組織される行政委員会ということでございます。
 2番の農業委員でございます。農業委員は,選挙によって選出されるいわゆる選出委員と市町村長の選任行為によって選任されるいわゆる選任委員の2つから成り立っているということでございます。また委員は,非常勤の特別職地方公務員でございます。石岡市の農業委員の定数は30名でございまして,選挙による委員の定数が第1選挙区が10名,第2選挙区が16名の合計で26名でございます。また市長が選任いたします選任委員としてJAひたち野同じくやさと,あるいはみなみ農業共済組合,石岡台地それぞれ1名ずつ合計4名が選任されているところでございます。現職委員の任期が本年の7月19日で満了を向かえることから任期満了の前までに新たな委員を選出する選挙を行うことが必要でございます。
 3番,事務局職員の配置でございますが,私以下,課長補佐1名,係長が2名,主任1名,合計5名で農業委員会事務局を構成しているところでございます。また経済部のご協力によりまして,農政課内に併任職員として農政課長を含めて3名が配置されているところでございます。
 続きまして2ページになります。事務分掌でございますが,1番の農業委員会等に関する法律第6条の所掌事務。これは農地の権利移動を含め,農地の転用などでございますが,事務の大部分が1番の業務にあたります。以下20番までの事務でございますのでご参照いただきたいと思います。
 続きまして3ページでございます。5番の21年度の主なる予算でございますが,農業委員会全体の経費としまして2,483万7,000円でございます。内訳としましては,1,873万8,000円,予算額の大部分が農業委員の報酬に充ててございます。そのほか農業後継者対策委員報酬,これは結婚相談所を含んだ対策でございます。あるいは県の農業会議,新治地域協議会
 以上が農業委員会事務局の概要でございます。

川井委員長)以上で説明は終わりました。ここで10分程度休憩を取りたいと思います。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

川井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただいまの件について,ご質問等がありましたらお願いします。

島田副委員長)経済部の飼料用稲促進事業補助金350万円と加工用米集荷促進対策事業補助金445万円がありますけれど,私は,これは生産者と利用者がある程度経済的な補償がないと成り立たないと考えていたわけなんですが,去年の飼料用稲促進事業のいろいろな問題点が出たとおもうんですが,そういうものをクリアして,作る人,利用する人というような組織が形成されているのかどうか。それと加工用米の集荷のことですが,これもそういう体系が整っているのかどうかお聞きしたいと思います。

農政課長)加工用米につきましては,農協さんの方と契約を結びまして出荷するようになってございます。飼料用稲につきましては,現段階では生産面積について35ヘクタールを予定してございますが,畜産農家と協議をしまして契約を結んで,本年いくらで買い入れるという協定をへて,販売代金にするというかたちで進めてございます。

島田副委員長)進めているが,協議会とかの組織,作る人,利用する人での契約というかたちではまだできていないわけですか。

農政課長)まだそれまでは進んでございません。

島田副委員長)それと飼料用稲。去年,飼料がだいぶ高騰したということで,飼料用米の希望者も何人かいるような話を聞きますが,そういう組織とかはまだ立ち上がっていないということですか。

農政課長)まだ聞いてございませんので,進んでございません。

島田副委員長)その件についてもう1つ,石岡の元の100円道路の料金所の上,下が転作と申しますか,今までそば,大麦でやってきたんですが,未だに荒廃した状況そのままでこれは石岡市の農業のイメージダウンにつながる気がするんです。これは農協と強力に連携をとっていろいろな指導をしていくべきだと思います。未だに大麦も蒔いてなかったし,一番乾いたときでも水が溜まっているような状況で,一番目立つ所ですので石岡の農業そのもののイメージダウンにつながる気がしますのでその対策等もお願いしたいと思います。

経済部長)飼料用稲につきまして先程課長がご答弁申し上げましたが,まだ生産体制,供給体制の組合は結成しておりません。料金所付近につきましても,石岡地区につきましては飼料用米を予定している部分もございますので,これにつきましては今月の末に水田対策協議会が開かれます。そのなかである程度詰めていきたいと考えております。

島田副委員長)飼料用米,加工用米を作る場合,だいたい一般農家が今月の15日ぐらいで種蒔きが終わっているような状況なわけです。そうした中で種子の手配とかの節ですので,できるだけ早急にお願いしたいと,やはり一番目立つところなのでよろしくお願いします。

塚谷委員)農政課にお聞きしたいんですが,有害鳥獣の捕獲について昨年度石岡管内では何頭ぐらい捕獲しているのかその状況をお聞きしたいということと,もう1つはいま石岡市の八郷商工会においてしし鍋というかたちでのぼりを立てて立ち上げています。この前私も商工会の集まりに入ったんですが,捕獲したものを処理する処理場とか,今後衛生面や動物愛護とかいろいろな問題が生じてきて,せっかく立ち上げてそれなりの方向性ができて地域の活性化につながるという中で,ちゃんと確立した方策というものが必要ではないかと思っておりますので,その点どのように考えているかお聞きしたいと思います。

農政課長)有害鳥獣の捕獲ということで昨年はイノシシが33頭,カラスが70羽ということで捕獲してございます。イノシシの処理ですが,許可を取って朝日里山学校の裏の処理施設で解体を捕獲隊員がやっている状況でございます。

塚谷委員)将来的にそれで大丈夫ですか。例えば今は30頭ぐらいですがこれからどんどん集めなくてはならない状況になると思うんです。そういう面でちゃんとした施設的なもの,そこには処理場があるんですか。

経済部長)頭羽数については課長が答弁しましたが,処理関係につきましては有害鳥獣のイノシシ等につきましては屠場では受け付けないということになっております。そういうこともございまして朝日里山学校につきまして保健所の時期ごとの許可になるかと思いますが許可を得まして解体しております。ただ販売関係になりますと,畜産関係,家畜の販売業の問題がございます。そういうことで有害鳥獣については販売できないことになっております。その関係から今後しし鍋まつりというか,店舗も増えております。それに関する取扱いについては十分保健所とも協議をしなくてはなりませんが,販売ルートをどういうふうに確立していくか,場所によっては長崎の方でございますが,屠場まで持って取り組んでいるという事例もございます。それだけの効果は,頭羽数30,40頭では厳しいという状況もございます。そういうこともございまして販売に関するものについて県等との打合せも行いまして対応しなくてはならないと考えております。本年度できるだけ使用できるような方向を模索していきたいと考えております。

塚谷委員)商工会関係で非常に盛り上がっておりましていいことだと思うんですが,ちゃんとした形を作っておかないと後でいろんな問題が起きた時に,これはだめ,あれはだめとなってしまうのでその点を十分にお願いしたいと思います。

磯部委員)生活環境部の方の8ページ,ごみ減量・資源化推進事業の中で生ごみ処理減量化補助金38万円。これはどれくらい申請があるのか。というのは今,家庭菜園であるとかいろいろなことが推進されていて,市としてこういう制度を設けていることを知らない市民がたくさんいるんです。PRはどういう形でやっているのか。それから資源ごみ回収補助金400万円。今の温暖化対策とかごみの減量化を図るんであるならば,この資源ごみ回収というのは何地域ぐらい実施されているのか。その辺をお尋ねしたい。

環境対策課長)ごみ減量化に関するご質問にお答えいたします。まず生ごみ処理機の実績ということでございましたので,手持資料で19年度の資料になるんですが,電気式というのが15台,それからコンポスト22台,EMボカシ7台という実績がございます。ちなみに20年度につきましては,12月までの実績ですが,交付世帯として合計40世帯という実績でございます。それからPRになりますが,窓口にそういうものが使えますというような貼紙をしていること。それから広報紙の空いたスペースにそういう制度がありますというPRをさせてもらってございます。それから資源ごみ回収補助金400万円。これにつきまして20年の2月と9月の実績です。これにつきましては資源ごみを回収した団体が2月と9月に申請できるということにしてございますので,その実績としましては申請団体79団体,その実施回数としまして193回,回収量としまして56万2,825キログラムの実績がございました。本年度400万円につきましては,できるだけPRを図りたいというふうにございますが,主に町内会,自治会,子供会,地域女性団体協議会という名前になりますが,それから老人クラブ等の地域団体にPRしていきたいというふうに考えております。

磯部委員)このごみ処理の減量化について,各団体において総会等があるんです。ですから私は区長会を通して,石岡市にはこういう制度がありますと,特に新興住宅地はそういう傾向が強いですから,その辺要望としてお願いしております。それから資源回収の補助金も年々1キロ当たりの補助額がどんどん落ちていってますよね。ですからやはり資源回収は,老人会や子供会なんかもそうですが特に老人会の場合はそういうところにエネルギーを使うことによって健康増進につながるわけです。それから子供会の場合は,そういう作業を子供会としてやることによって子供同士のコミュニケーションが図れる。そういう見えない部分での相乗効果もあるわけですから,この辺は今後も課題として資源ごみ処理の対応について考えておいていただきたいと思います。これも要望します。
 それからもう1点だけ,商工観光課の方で商店街共同事業奨励補助金457万円とありますが,5店舗を1クールとして申請があったときに補助金を出しているということなんですが,これ答弁はいらないけれども,この事業内容を厳密に審査していただきたい。私も市内で商店街に入ってやっていますが,補助金が出るんだから何かやらないとと言ってやっていることは子供だましのようなことをやっている商店もあります。それから正月に賀正のチラシなんかをこのお金で作っちゃっているところも今まであります。ですからこの申請においては,基本的にどういう事業をやっているか。事業計画の中にはどのくらいの相乗効果が出る見込みであるとか,こういう来店客があると思うとか,そういうことを審査の段階で厳密までとは申しませんが,的確に打合せを密にしてやっていただきたいと思います。これも要望で終わります。以上です。

島田副委員長)交通安全対策費の中で民間交通指導員報酬ということで44名分だということで先程報告があったわけですが,これは各小学校,中学校付近の交差点等で立哨指導しているところを見受けるわけなんですが,44名というのは市内全部のそういう箇所に張りつけてあるのか,それともまだ張りつけていない場所もあるのかお聞きしたいと思います。

参事兼市民生活課長)定員が50名でございますので,張り付いていないところが1校ございます。ただ実際は立哨活動をしていただいているんです。ただこの民間指導員に加入しないと聞いておりますので,私4月に来たものですから今年度早急に行ってこようと思っています。いない1校については実際立硝をやっている方がおりますので,その方との兼合いがございますので慎重にやっていきたいと思っております。以上です。

島田副委員長)朝早く通行しているときに見たものですから,不公平がでないような方法でお願いします。以上です。
 
川井委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので,以上で所管事務及び主要事業等の審査を終結いたします。
 次にその他として生活環境部より報告事項があるとの申し出がございますので,これを許します。

環境対策課長)生活環境部が所管しております川又地区における不法盛土に関しまして,前回の委員会で刑事告発の段取りを進めておりますという報告をさせてもらいました。その後でございますが,事業施工業者が原状回復命令に従わないために石岡市の顧問弁護士と協議しまして,3月27日に株式会社****代表取締役****を被告発人としまして,石岡市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例に違反するということで,第17条第1項,これは措置命令に従わないという部分でございます。及び第21条第1項第1号,第2号,これは罰則規定でございます。第22条,これは両罰規程でございます。これらを適用しまして石岡警察署へ告発いたしました。なお,先程も説明してございますけれども,該当地に係ります水質調査につきましては,本年度も3回実施しまして有害物質の監視にあたって,地元住民の方には結果の報告を速やかにしていきたいと考えております。以上でございます。

川井委員長)以上で報告は終わりました。
 ただ今の報告について,何かご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので,この件についてはこれで終結いたします。
 次に,経済部より報告事項があるとの申し出がございますので,これを許します。

商工観光課長)商工観光課より茨城県石岡・かすみがうら地域産業活性化基本計画関連の条例制定についてご報告申し上げます。企業立地促進法に基づく茨城県石岡・かすみがうら地域産業活性化基本計画の策定につきましては今までご説明しておりますけれども,この基本計画が3月25日に国の同意を得ることができました。これにより事業者への支援といたしまして設備投資に対する特別償却,機械におきましては15%,建物につきましては8%の特別償却ができること。また2点目として重点促進区域における農地転用手続等の迅速化,また工場立地法で規定されております緑地率20%の緩和をすることなどの特例措置を行なうことができるようになりました。これにより既存の企業でも緩和された分の土地を買い増ししなくても新たに設備投資をする事ができます。また市に対する特例点としましては,新たに工場を立地したり既存の工場が施設を増設した場合に減免をした地方税の減収分に対して,石岡市の場合には固定資産ですが,その75%が交付税措置されます。今回基本計画について国の同意が認められたのに伴いまして6月の定例会に重点促進区域と指定されております柏原工業団地と荒金地区について,工場立地法に基づく緑地及び環境施設率の緩和を行うため,石岡市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を提案する予定でございますのでご報告申し上げます。

川井委員長)以上で報告は終わりました。
 ただ今の報告について,何かご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので,この件についてはこれで終結いたします。
 執行部の皆様には,大変ご苦労様でした。
 本日,当委員会所管についての説明を受けたわけでございますが,当委員会の所管事務事業は,環境問題,市民との協働,農業,商工業,観光産業の振興,農地利用の監視・抑制など直接市民生活に関わる部分が中心となっております。
 つきましては,今後の委員会の進め方としまして,特に新規・主要事業について,各部ごとに調査案件を絞り,現地調査を交えながら委員会を進めてまいりたいと思いますが,いかがでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に次回の委員会について,皆様にお諮りしたいと思います。
 先の定例会の最終日において,陳情第30「林道への退避場設置の陳情」,陳情第31「石岡市国民宿舎つくばね存続に関する陳情」の2件が当委員会に審査付託され,閉会中の継続審査となっております。次回の委員会はこの陳情の審査を行ないたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 なお,開催期日につきましては,後日,通知したいと思います。
 ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。



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