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議会中継
  


 第6回委員会 (9月10日)
出席委員 鈴木米造委員長,山口晟副委員長,鈴木行雄委員,川井貞夫委員,関昭委員,関口忠男委員
市執行部 都市建設部長(藤枝利明),都市建設部次長(鈴木信充),都市計画課長(舟橋伸),都市整備課長(大関敏文),下水道課長(臼井俊),建築住宅指導課長(中川尚也),道路建設課長(福田嘉夫),都市計画課副参事(海老原徹)
議会事務局 議事法制課係長(関 努)



鈴木(米)委員長)
ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。
 これより議事に入ります。本日の議題は付託された議案の審査といたしまして,議案第55号「平成21年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第59号「平成21年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第61号「平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第81号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第82号「市道の認定について」。付託された陳情の審査といたしまして,陳情第36「若宮四丁目の道路整備に関する陳情」,及び「その他」であります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。
 初めにお諮りいたします。本日の議題であります議案第82号,陳情第36につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩をいたします。

 ― 休 憩(現地調査) ―

鈴木(米)委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 それでは,あらためまして,議案第55号「平成21年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第59号「平成21年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第61号「平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」の計3件を一括して議題といたします。
 本件につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。

下水道課長)下水道のほうからご説明をさせていただきます。議案第55号「平成21年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち下水道にかかる部分で,霞ヶ浦浄化対策経費の合併処理浄化槽設置事業費補助金につきまして,ご説明いたします。補正予算書の32,33ページの歳入になります。国庫補助金から(目)の2,衛生費国庫補助金,32ページのほうでございます。合併処理浄化槽設置事業費補助金として389万4,000円の増。次に県補助金から(目)の3,衛生費県補助金,32ページのほうに同じく補助金として1,024万2,000円の増となります。浄化槽の補助につきましては,補助金の増額もありまして,申し込みが増加しております。24基を増加しまして当初分87基と合わせますと111基分の計上でございます。その他単独処理浄化槽の撤去費用としまして14基増加しまして,当初分6基と合わせますと20基分の計上でございます。続いて歳出でございます。46,47ページになります。(目)の4,公害対策費で47ページのほうにございます,霞ヶ浦浄化対策経費の合併処理浄化槽設置事業費補助金1,803万円の増額計上でございます。浄化槽24基と単独処理浄化槽撤去の14基分でございます。以上でございます。
 続きまして,議案第59号「平成21年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。106,107ページになります。まず歳入でございますが,繰入金,(目)の一般会計繰入金が476万7,000円の増です。次に繰越金が161万5,000円の増,諸収入の雑入が50万円の減,消費税還付金でございます。次に歳出でございますが,108,109ページになります。(目)の1,下水道総務費,(目)の2,流域関連公共下水道維持費,(目)の3,公共下水道維持費ですが,人件費等の調整でございます。(目)の2の流域関連公共下水道維持費の下水道ポンプ管きょ維持管理経費ですが,工事請負費342万円の増額,管補修工事,これは管きょ施設のマンホールポンプが経年劣化によりまして機能に支障が発生しております。これの補修工事であります。次の公課費1,249万8,000円の増額ですが,消費税でございます。消費税の課税標準額となります使用料の増額及び控除対象税額となる課税支出工事費等の減少によりまして,納付税額が増となりました。次に(目)の1,流域関連公共下水道整備事業費,(目)の2,公共下水道整備事業費も人件費等の調整でございます。(目)の1の流域関連公共下水道事業の流域関連公共下水道整備事業費の補助でございますが,委託料2,000万円減額し,工事請負費を2,000万円増額するとするものでございます。これにつきましては,当初,現認可区域の整備が進んできましたので,認可区域拡大の実施設計を行う予定で計上しておりましたが,厳しい財政状況を考慮しまして,現認可区域の整備を優先して供用開始を進めていくこととし,委託料を工事費のほうへ切り替えるものです。
 次に議案第61号「平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について,ご説明いたします。126,127ページでございます。まず歳入でございますけれども,繰越金が12万3,000円の増です。諸収入の雑入362万6,000円の増につきましては,消費税還付金でございます。次に128,129ページ,歳出でございます。(目)の1,農業集落排水事業総務費,その下の維持費も人件費等の調整でございます。この中で(目)の2,農業集落排水事業維持費の徴収経費でございますが,農業集落排水分担金過誤納返還金182万2,000円,これにつきましては,石岡西部地区の事業完了に伴い市道への管きょ埋設承諾書が期間内に受益者から提出されなかったため,事業の受益を受けなくなった分担金納付者の納付分を還付するものです。次に(目)の1,農業集落排水事業建設費,石岡西部地区整備事業でございます。工事請負費178万円の増額は桝設置工事です。染谷地内において公共桝設置工事を予定しているものです。以上でございます。
 
都市整備課長)それでは私のほうから議案第55号「平成21年度石岡市一般会計補正予算」のうち都市整備課の所管にかかります部分についてご説明いたします。
 まず最初に歳入でございます。補正予算書の32,33ページになります。国庫支出金,国庫補助金,道整備交付金の2,610万円の増額ですが,これは平成21年1月にBランクになりました合併特例債事業の4路線分を計上しております。これにつきましては,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の村上・六軒線,上林・上曽線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線の委託料,用地購入費,工作物補償費を増額することによりまして,道整備交付金が2,610万円の増額になります。同じく国庫支出金,国庫補助金,交通結節点改善事業補助金の2,440万円と,都市交通システム整備事業補助金1,000万円でございますが,バス専用道路整備事業分を計上してございます。これにつきましては,バス専用道路整備事業の委託料,工事費を増額することによりまして,補助金3,440万円が増額になります。次に中段になります。県支出金,県補助金,バス高速輸送システム整備支援事業費補助金860万円ですが,これもバス専用道路整備事業に対する県補助分を計上しております。次に34,35ページになります。市債です。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業債4,080万円ですが,これは村上・六軒線,上林・上曽線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線,貝地・高浜線の事業費を増額することによりまして,市債も増額になります。同じく市債,バス専用道路整備事業債9,800万円の減ですが,当初,市道整備工事を地方債で賄う予定でしたが,国の公共投資臨時交付金という国の交付金が充当できるようになりましたため,地方債を減額するものでございます。次に歳出になります。54,55ページ中段になります。土木費,街路事業費,バス専用道路整備事業の委託料,市道整備工事の8,740万円の増額ですが,これは測量,調査設計業務等が進む中で,工事費の把握ができました。その中で軌道敷のレール撤去,既存施設撤去,シェルター新設の設計委託料が必要になったため400万円,山王川ボックスカルバート工事費として8,340万円,合わせて8,740万円を増額するものでございます。また,同じく街路事業費,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の委託料,用地購入費,工作物補償の6,920万円ですが,これにつきましては,平成21年1月にBランクになった5路線の事業費で貝地・高浜線の用地測量の委託料,村上・六軒線の地質調査の委託料,上林・上曽線の用地購入費と工作物補償費,美野里・八郷線の補償調査委託料,用地購入費,工作物補償費,また,駅前・東ノ辻線の補償調査,不動産鑑定委託料の増額でございます。以上でございます。

道路建設課長)それでは,私のほうから議案第55号「平成21年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち道路建設課所管となる部分についてご説明をいたします。まず最初に歳入でございます。補正予算書の35ページをご覧いただきます。諸収入,雑入でございます。高速道路関連社会貢献事業助成金といたしまして,2,250万円を追加補正をしてございます。これは常磐高速自動車道にかかります,道路橋からブロック等の投げ込みによる事故が発生をしているため,緊急の安全対策といたしまして,フェンスのかさ上げ工事を実施する場合,1橋に対しまして,250万円を限度として助成金が受けられるものであります。本年度は常磐道にかかります9橋の工事を見込んでおります。また,後ほど歳出の部におきまして詳しくご説明を申し上げたいと思います。次に同じく雑入として,粟田橋の負担精算金2,215万円を追加補正してございます。これにつきましては,粟田橋改築事業の寄附金から平成16年度からかすみがうら市へ支出しておりましたけれども,平成20年度におきまして事業が完了したために,その事業費の精算金差額として戻していただくものでございます。次に歳出でございます。53ページの下段の中ほどをご覧いただきます。最初に道路維持費でありますけれども,道路維持経費として2,000万円を増額補正しております。これについては,国の補正予算であります地域活性化,経済対策臨時交付金を活用して道路の補修工事を行うものでございます。次にその下になりますけれども,道路新設改良費の一般市道整備事業(単独)でございます。1億7,250万円の増額補正となっておりますが,内訳といたしましては,橋りょう長寿命化修繕計画策定委託料として,600万円を増額補正しております。これは地方自治体が管理するところの道路橋が今後ますます老朽化することが予想されることから,その橋りょうの修繕や架け替えに対応する際に国の補助が受けられるよう管理者である自治体が橋の長寿命化修繕計画を作成するものでございます。今回はその計画策定に必要となります基礎データを調査するための委託料でございますが,これも地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用して行うものでございます。続きまして55ページの上段になりますけれども,同じく一般市道の整備工事費として7,400万円を増額補正してございます。これにつきましても,国の補正予算でございます地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用して市道を整備するものでございます。次に跨高速道路橋フェンス嵩上げ工事として2,250万円を追加補正しております。これは先ほど歳入の部においてご説明をしておりますけれども,橋上からの投げ込み事故が多発しているため,緊急の安全対策として,フェンスの嵩上げ工事を実施する場合に,NEXCOの外部団体として組織されております社会貢献協議会から1橋の工事につきまして250万円を限度に助成が受けられるため,本年度,常磐道にかかる9橋についてフェンスの嵩上げ工事を実施するものでございます。次に踏切統合整備負担金といたしまして,7,000万円を追加補正してございます。これにつきましては,現在,国道6号バイパス整備事業に伴いまして,東田中地内にあります第1長塚踏切と高浜道踏切の2つを1つに集約し,新たに南台せせらぎパークの南側に踏切を設けることで,現在,国交省,JR東日本,それから石岡市の3者間におきまして協議を進めているところですが,石岡市において整備しなければならない事業費分のうち,実質的に整備を行う国へ支出することになります負担金でございまして,こちらも地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用するものであります。以上が道路建設課所管にかかります今期補正予算の内容でございます。以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関委員)議案第61号の「平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算」について質問をいたします。129ページの農業集落排水分担金過誤納返還金についてもう1度説明していただきたいんですけど。

下水道課長)これは石岡西部地区の事業を進めている中で,市と管きょ埋設をするために,管きょ埋設承諾書というものを事業の期間内に受益者の皆さま方から提出していただくのですけども,承諾書が得られなかったということで,その分で今まで分担金を納付されていた方,こちらに対して還付をするという確定が出ましたので還付するということでございます。

関委員)それは計画通りやれなかったんで,お金を返すということですか。

下水道課長)結果的には受益者の皆さまの要望もあったのですけども,結果的にできなかったということでございます。

関委員)了解しました。

関口委員)Bランクだった5路線が今回また,補正予算に出てますよね,で,事業をやる,と今説明がありましたけど,職員がずいぶん,やらないということで減らされましたよね。そういった点で急にやるようになっても動けないと思うんですけど,その辺の体制はこれからどういうふうにして,執行していくのに体制づくりはどのようにしていますか。

都市建設部長)確かに新年度に入りまして,部全体でも確か7名かと思いましたが,減っているところでございます。都市整備課につきましても数名減ったわけなんですが,今回は途中からの予算がついたということで,あと残り半年ですし,内容も委託が多いことですので,今年度は乗り切れると思うんですが,これから先,用地買収とか交渉ごとがおおくなりますので,そういう中で人員的に少なくなってくるのかなと懸念しているところでございます。

関口委員)そうすると当然,足りないわけですよね。来年度は部長としては職員を少し増やしていきたいという考えでしょうか。

都市建設部長)できれば増やしていただければ,と思っているところなんですが,なかなか職員的にも今,石岡市全体が少なくなっているので,希望はしているんですが,なかなか難しいのかなと思っているところです。とにかく,今いる職員で全力を挙げて取り組んでいきたいと思っております。

関口委員)せっかくBランクが復活したんですから,事業として進めていただきたいと思うんですよ。そのためにやっぱり職員も今までプロジェクトとして組んできた人間を戻してやらないと特例債の期限に間に合わないんでね。そういう考えでお願いします。

山口副委員長)合併特例債幹線道路緊急整備支援事業,35ページに4,080万円と,55ページに同じもので6,920万円とありますけど,この2つに分けてあるのは,どうなんですか。

都市整備課長)34,35ページのほうは歳入のほうで,地方債の額を4,080万円と載せてあります。55-ページほうは歳出のほうで実際に支出するお金の測量設計委託料,市道整備工事費で8,740万円,それなので差額となっております。以上でございます。

山口副委員長)先ほども関口委員のほうから,Bランクの路線の問題の話があったんですけど,私この前も質問の中で,やっぱり石岡市というのは,いろいろ計画しても将来を見越したきちんとした計画ではなく,その都度,こっちやれ,あっちやれと言われて動かしたみたいに,いつの間にか計画したものが駄目になったり,無駄があるんですよね。今回も特例債Bランクの道路について合併特例債の事業の期限内には不可能なものがかなりあると思うんですね。私は本当は,市長選がすぐ近くにありますけど,やはりこの前も言ったように別なところに,石岡市としてやらなくてはいけないところは別にあると思うんですよね。恐らくBランクのところ,期限内にできないものは,かなりあると思いますよ。これはもっと慎重に組んで,よく霞ヶ浦観光道路と私は言ってますけど,そちらに力を入れてやるべきだと。本当なら,県のほうからも予算出してもらったり,国から出してもらったりすれば,橋を架ければ,必ず農免道路をやっているんですから,あれにつなぐ道路のほうが大事なんですよ。これ恐らくまだ,無駄というか,そんな形になるのではないかなと心配するんですが,その点どうですか。

都市建設部長)高浜の委員のご提案の橋につきましては,計画はございません。それと特例債事業,今5路線,それからインターとかトンネルでございますが,これにつきましては,新市建設計画に基づいて今事業を進めているところでございます。どれも期限があるわけなんですが,執行部としてはとにかくその期限までに終わらすつもりでがんばっていきたいと思っているところでございます。

山口副委員長)執行部としては期限内に終わらすつもりでがんばっているんだと思うんですけど,私,今まで石岡市でやっているものはかなり計画されても見直し見直しという形になっていますから,私は最初から,本来ならば,今になってしまったんですけど,やっぱり向こうの橋を架けて,仮橋やったり何かしてやるならば,思い切って県と国と話し合いをして,向こうの線を1本やって,農免道路につなぐ。農免道路も6メートル道路です。あれなんかも県道として,補助事業だからしょうがないんですけど,とにかく橋を架けて将来はどうなっても,あそこまで1本持っていくのが1番石岡市のこれからのまちづくりとしては,ベターじゃないかな。都市計画マスタープランの中でも1本道路が足りないんで,あそこがね。橋を架けて1本,あれに力を入れていく政策が必要じゃないかと私は思うんですけど,その点どうでしょうか。

都市建設部長)道路とか都市施設等につきましては,各々考え方がございまして,必要な人もいればそうでもないかなということもあるかと思います。それは総論的で必要ということであれば,私ども執行部は決まったことを,とにかく計画的に行っていくということでございますので,決まったことを今は進めているということでございます。

山口副委員長)やっぱりこれは執行部がどうのこうのじゃなくて,やっぱりトップに立つ市長が,まちづくり構想というのがきちんとしていないから,こういう形になってきちゃったと思うんですよね。だからやはり最初の市長になったとき,前の人のがあっていろいろな考えがあった,それが計画できなかったというのは,やっぱり周りもいろいろあたったんですけど,予算の関係もあるんですけど,政治的な力も必要だからと思うんですけど。これから今度どういう形,市長がどんな形になるのかわからないけど,新しい市長によってまちづくりが変わってくる可能性もあるんですよね。やっぱり石岡市のためになることをやらなくてはならないと思うんで,そのときにはまた,がんばってもらわなくてはならないと思うんで,よろしくどうぞお願いします。

鈴木(米)委員長)ほかにご意見等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようでございますので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第55号「平成21年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第59号「平成21年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第61号「平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」の計3件を一括して採決をいたします。
 お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第81号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案については,初めに執行部から説明を求めます。

建築住宅指導課長)議案第81号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明を申し上げます。
 平成19年12月に「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律」の一部改正に伴いまして,「公営住宅法施行令」において,単身入居が可能な者に「支援給付を受けている中国残留邦人」を追加する内容の改正がされております。これらの改正を受けまして,今回,市営住宅管理条例を一部改正するものでございます。改正の内容でございますが,まず,第6条の入居者の資格の要件において,支援給付を受けている中国残留邦人にあっては,市内での居住又は勤務を有していない場合でも入居の申込みが出来ること。また,単身での申込みも可能とするものでございます。
 今回の改正は,市営住宅への申込みに関しての要件緩和でございまして,入居の選考に際しましては,特例扱いをすることなく,「市営住宅入居者選考委員会」の意見を伺いまして,入居者の決定となるものでございます。なお,今回の改正に併せまして,第13条の入居の承継手続を改正しまして,施行規則において承継入居の要件を明確にするものでございます。
 次に,第36条の収入状況の報告の請求等につきまして,家賃の決定の際には,第16条第2項の規定による収入の額の認定が必要であることから,入居者に収入の申告を求めることができるよう,明文化するものでございます。
 以上,「市営住宅管理条例の改正について」の説明を終わります。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関委員)******************************。

建築住宅指導課長)******************************。

関委員)******************************。

鈴木(米)委員長)先ほどの関委員の質疑について,議事録から削除いたしたいと思いますが,いかがでございますか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。ほかにご意見等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようでございますので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第81号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第82号「市道の認定について」を議題といたします。
本案については,初めに執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第82号「市道の認定について」ご説明を申し上げます。この認定につきましては,都市計画法に基づく宅地開発許可により石岡市南台三丁目地内に築造をいたしました道路11路線を市道として認定するものでございます。当該路線につきましては市道A5684号線から市道A5658号線までの11路線で,道路幅員が4メートルから14.7メートル,道路総延長が1,294.62メートル,道路総面積が7,474.99平方メートルとなっております。また,排水施設といたしまして,道路の両側に300の側溝等が整備されております。それと各路線の曲がりには角切り等が設けられております。以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関委員)これは,こういう開発された道路の場合,前の委員会でも問題になりましたけども,この道路の品質というか,その確認について,今回どういうふうにされたのかお伺いします。

建築住宅指導課長)6月15日に開催されました第3回当委員会におきまして,関委員よりご指摘を受けました市道認定予定の開発行為による道路の品質管理につきましては,路盤等の中間検査の実施,及び舗装工事完了後のアスファルト混合物抽出試験,アスファルト密度試験の実施及びその試験結果の報告を求めることにいたしました。議案第82号 市道認定につきましては,開発許可の現地検査を6月12日に実施しておりまして,第3回当委員会の開催前でしたので,申し訳ございませんが先ほどの試験等は実施には至っておりません。今後の市道認定予定の開発行為による道路の品質管理の体制につきましては,道路建設課,下水道課及び建築住宅指導課において適切に対応して参りたいと考えております。以上でございます。

関委員)今回はやっていないということだね。

建築住宅指導課長)3日前に検査が終わっていたもので。

関委員)何ら,何もやってないということじゃないでしょう。どういう検査をやったのか,それだけ教えて。

建築住宅指導課長)前委員会でも申したとおり,図面と現場の測量,工事写真等の内容でアスファルトの厚みとか,路盤の厚み等の品質に関しましては,そういう内容で検査しております。

関委員)抜き取り検査,穴を空けて取る,あれはこの前の議論とは関係なく実施しようと思えばいつでも実施できたんじゃないんですか。

建築住宅指導課長)申し訳ございませんが,費用経費がかかりますので,これはあくまでも指摘を受けた3日前に仮の検査が完了したということで,誠に申し訳ございませんが,コア抜き等の検査は実施しておりません。

関委員)いたし方ないと言えば,いたし方ないのかもしれませんけども,今後はよろしくお願いいたします。

鈴木(米)委員長)ほかにご意見等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第82号「市道の認定について」を採決いたします。
お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に陳情第36「若宮四丁目の道路整備に関する陳情」を議題といたします。
 本件については,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)それでは,陳情第36「若宮四丁目の道路整備に関する陳情」についてご説明いたします。
 本陳情は,平成21年7月27日付けでご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,石岡市若宮四丁目にお住まいの○○様でございます。
 内容でございますが,本陳情を受理する際の提出者の方のお話では,若宮四丁目の当該地区につきまして,道路が狭いため,対向車とのすれ違いができない状況でございます。第1種低層住居専用地域であるのに,道路の整備が進まなければ,当地区の発展は望めないと思う,とのことです。地区を縦断する市道A1154号線,先ほどお渡しした図面,縦になっているこちらの路線でございますが,地区を縦断する市道A1154号線の拡幅につきましては,両側に住宅があることから,整備は困難と考えており,そこで,現在ほとんど利用されていない市道A1161号線の未舗装部分と市道A1152号線の一部について,舗装などの整備をすることで,A1154号線,こちらの迂回路として利用することができるようになり,地区内交通の改善が図られるのではないか,とのことでございます。
 そこで,この市道A1161号線,A1152号線の一部につきまして,道路として利用ができるよう,舗装等の道路整備を要望するものでございます。
 以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。先ほど現地を調査しましたことを踏まえ,本件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。

山口副委員長)この道路でありますけど,以前,あそこの道路,土留めをきちんと,あれだけのことをしていながら,本来ならばこの地区の開発とかいろいろなことを考えたときに,こちらの下の道路なんかも狭い,今のA1154,これから通って入ってきても行き止まりになっているんですよね。この道路を下につながなければ,この道路が活かされていないんですよね。ですからこれは1人の方の要望でありますけども,全体的にこの地区の方々から,本来ならば地区の区長さんとか班長さんとか,この地区に住んでいる方々の署名ですか,それをもらってあればいいんですけど。舗装するだけでは意味が無いと思うんです,これ。ですからこれは,あそこまで金をかけているんですから,ここから番号のDですか,ここまでやはり4メートル道路に指導して造るべきであると思うんです。今のまま舗装するだけでは意味が無いと思うんです。出し直してもらって,これは市としては将来,すぐにできなくても,そういう設計で指導してやるべきだと思います。

 〔「地元からの要望,こっちから出し直してやれというのは,難しいよ。」と呼ぶ者あり〕

関委員)執行部にお伺いしますが,これA1161をこちらのこの道路まで延長,これ点線が入ってますよね。これは計画をしているんですか,それともしていないんですか。これはもし今,山口委員の質問と同じなんですけど,これ計画があるならば,こちらは否決して,こっちを延ばせばいいんじゃないですか。

道路建設課長)こちらの道路につきましては,今のところ計画はございません。それから先ほど現地のほうをご覧いただいたかと思いますけども,かなりの高低差と曲折部が多ございます。ですので,道路の整備は大変難しいものがあるのかなと考えておりますけども,道路管理者といたしましても,危険の無い,安全な道路を造りたいと考えておりますので,それにはどうしたらいいか,今後,十分に検討してまいりたいと,このように考えております。以上です。

山口副委員長)陳情に沿ったことでありますけど,やっぱりこういうのを持ってきたときに,こちらでもこういう陳情では難しいとか指導すべきだと思うんですよね。これ必要な道路ですよ,行き止まりになっているんですから。今の御前山の道路じゃないけど,途中までやって,それをやるわけだったのが,あのままになっちゃったら。

鈴木(米)委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―
 
鈴木(米)委員長)再開いたします。

山口副委員長)いろいろ話を聞く中で,陳情に沿ったということで。すぐにもこれだけのなにができないんだったならば,舗装だけでもしてやってもいいんじゃないかなと。2度の手間になるかもしれないですけど,一時は道路があるんですから,私はそう思います。

関口委員)この陳情を読んで,現場を見たんですけど,ただ舗装するだけでは意味が無いと思うんですよ,これは。拡幅しないと舗装しても意味が無いなと思います。だから,その辺,もう1回考えてもらいたいなと思います。

関委員)これは執行部のほうで,先ほど道路建設課長が言われたようにね,これを延長するのか,あるいはここに造るのか,いずれにしてもこれ検討してもらわないと,その結果でなければ,ここ,例えば私歩いて見てきましたけども,あそこ舗装できないですよね,あの急斜面を,できないでしょう,現実的には。そうするとこれは採択しても意味が無いんですよね。だからもう1度検討していただいて,この道路を延長させるのかどうか,計画を今からたてるのか,たてないのか,その点を含めて執行部のほうで検討していただいたほうがよろしいのではないかというふうに私は思うんですけど。

都市建設部長)お答えいたします。現在陳情が出ているこの道路につきましては,今のところそのような計画はございません。と言いますのも,この道路のA1161をずっと行きまして図面のDのほうなんですが,この道路につきましても,普通車が通れる目一杯の道路というか,そのくらいの幅員しかございませんので,例えば4メートルとかの計画になりますと,この辺一体の計画になってきますので,今の状況ではなかなか難しいとおもっているところでございます。

川井委員)私の意見としては,とりあえず陳情が出た中で,道路の問題ですので,当委員会は採択という方向でやって,その先は先ほど山口委員が言われたような話で,執行部の道路建設課長との話し合いの中でいくべきであって,当委員会としては道路の陳情が出たんだから採択したほうがいいと思いますよ。その先の話はいずれにしろ,まっすぐにしろとか拡幅しろとかというのは,その先の話でありますから。当陳情は,道路の舗装とかいろいろお願いしたという中の陳情は,私は都市建設委員会では採択の方向でやったほうがいいと思いますよ。

関委員)私は基本的にはそうだろうと思うんですけどね。ただ技術的にあそこの坂のところ,舗装できるのというのが,私の疑問なんです。技術的にできないことを,議会が簡単に採択すべきではないというのが,私の考え方です。技術的に舗装できるかどうかについて,ちょっと答えてください。

道路建設課長)先ほども説明の中でお答えをしておりますけども,道路の整備,かなりの高低差がございますので,現状での整備は大変厳しいものがあります。そういうふうに考えております。以上です。

山口副委員長)現状では竹も出たり何かだけど,私もユンボ持ってますけど,やはり竹を切ってある程度直してみて,やっぱり道路を少し直すとか何かやっていけば,あそこを舗装にすることは可能だと思います。やはりここまで行き止まりになっていることは不便ですよね。何のためにあれだけの金をかけたのか。それだったら最初からあれだけの金をかける必要ないんですよ。あれだけ土留めに金をかけて行き止まり,道路があるんですから。この道路はやはり通れるようにしてやったほうがいいと思いますよ。

川井委員)あとは,その先は都市建設部と地権者との話し合いで,どういう道路に持っていくのかとか。駄目だといったらできないんだから,どっちにしろ。当委員会が採択しても。だから,その先は事務局が地権者方と話し合った中で「これは不可能だ」ということになれば,この陳情した人だって断念するわけだし。あとは,あそこの地域住民の人が一丸になって協力的に,こういうふうに拡幅に協力しますよということになれば。今,山口委員が言うように,あれは行き止まりより抜けたほうが確かにいいよね。それには今の状況のところではなくて,違うような感じで地権者が,あそこの人たちが一体になってやってくれればいいわけだし。今の現状でどうだって言ったって,これは一応道路だから,私は一応採択しておいて。何百とあるよ,ああいう道路をやってくれ,やってくれというところは。ただその先の話は,直線に持ってくとか,現状のままでやっていくというのは,これは都市建設部の職員と地元の人の話で。できなければしょうがないし,できれば理想的だよね。だから一応,当委員会としては道路の問題が,たまたま1人だったかもしれないけど,連名できたりするわけだよ,今から。こういうのは却下というのは,俺はできないと思うよ,採択しておかないと,道路の問題だけは。あとは話し合いだよ,将来的な問題は。

山口副委員長)今,川井委員が言うように,やはりこれ曲がってるけど,点線で真っ直ぐになってますよね。こういう形で直してやることも,協力があればできるから。

 〔「そういうことも含めて賛成するのか,反対するのかでしょう」と呼ぶ者あり〕

山口副委員長)私は賛成です。

関口委員)私は道路を舗装する場合,4メートルは最低必要だと思うんですよ。すれ違える幅だけは。現状のまま舗装してくれということは,私はあまり賛成ではないんですよね。そしたらどこでも,八郷の辺りは4メートル未満はやってないわけですよね。

鈴木(米)委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―
 
鈴木(米)委員長)再開いたします。
 この際お諮りいたします。本件については現状について,更に審査を要すると認めることから,平成21年第4回定例会までの閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしたわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に「その他」でございますが,何かご発言等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関委員)合併槽が非常に数的に補助金も増えてということなんですけども,公共下水道計画というのが,これ1年くらい前ですかね,再検討しますという話になっているんですが,特に八郷地区はまだ,公共下水道は,特に小桜地区なんかは進んでないんですよね。これはどうなのか。要するに合併槽を申請すべきなのか。あるいは下水道計画を待つのか。その辺のところが,去年も私そう言ったんですけど,計画がはっきりしませんよということで,早急にそれはするということで前,執行部はお答えになっているんですが。それが1点と,もう1つは現在いろいろと個人的な合併槽を造っているところもあるんですけども,排水路が無いという状況があるんですよね。小桜地区でも,東大橋でもありますけど,それについても誠意,努力しますという話を去年の委員会で答えていただいているんですが,それらについて確認をいたしたいと思います。よろしくお願いします。

都市建設部長)お答えいたします。整備地区の拡大についてでございますが,現在のところ財政状況も厳しくて,認可区域そのものの進捗率も悪くなっているところでございます。そういうことから認可区域を,八郷地区については認可区域の整備を早く進めるということで,新たな認可区域を追加するということは今のところ考えておりません。ですからそのような区域の拡大がございませんので,浄化槽設置で排水の処理をしていただきたいと思っております。それと,その流末が,排水路が無いということでございますが,それらにつきましては,やはりそういう箇所については浸透式になるのかなということで考えております。石岡地区につきましても,認可区域の,今のところは拡大の見直しは予定しておりません。以上です。

関委員)「計画,今やってないところは,もうないんだよ」「計画はしないんだよ」ということならば,それはそれで広報で「もうやりませんから,合併槽造ってください」ということをPRしないといけないと思うんですよ。前の計画が出ているんですよね。だからそれはもうできませんよ,ということをもう1度言ってもらわないといけないということと,それから,もう浸透式はだめだから排水路を造ってくださいということを言っているんですよ,これ。もちろん今,浸透式をやっているわけですけどもね。浸透にも限界がありますよということから,この排水路,これは多分地区から要望が挙がっていると思うんですけどね。「浸透式がもう限界だから排水路を何とかしてください」と言っているんですよね。それを「浸透式でやってくださいよ」と言われたってしょうがない話で,もう浸透式が限界ですよという話をしているんで,その辺のところについてはもう1度ご検討をいただきたいと思うんですけど。

都市建設部長)現在使っている浸透式で浸透しきれないというようなことで,新しい排水路を設置してほしいというご要望かと思いますが,排水路を設置することは,当然,勾配等の問題もありますので,その辺については,地形を調査してできるものかどうなのか今後,検討していきたいと思います。それから18年ごろ認可区域の変更というようなお話しはあったということでございますが,県の生活排水プランの中で人口の見直しを平成19年度に行っておりまして,石岡市もそれに伴いまして20年度に行ったところです。なおかつ石岡の場合は認可区域の整備率が約90%を超えておりますので,そろそろ認可区域の拡大ということになってきているわけなんですが,先ほど申しましたように認可区域でありながらも,整備の進捗が遅れている状況でございますので,そちらをまず整備していくということで,それらの進捗状況を見ながら拡大のほうはしていきたいと思っているところでございます。以上です。

関委員)拡大する計画があるのか,やる気があるのか,やらないのか。そうしないと各家庭で合併槽を入れるかどうか,合併槽も100%負担してくれるならいいけども,半分は自分で負担しなければいけないわけでね,そういうことを考えたときに,将来計画がどうなっているのかということを,全く住民が知らされていないということが現実なんですよ。これはちゃんとしていただきたいと思うんですけど。

都市建設部長)今のところはその拡大ということはありませんけども,そのようなことになりましたならば,早急にPRといいますか,周知のほうは徹底していきたいと思っております。

関委員)拡大があったらと言うんじゃ,無い場合は,今はやらないんだよということを,はっきり言わないと。今,言ったようなことがね,今のところ拡大計画無いけども,将来拡大計画になったら言いますからという話じゃね,話にならないだろうと思うんですよ。今,無いのかあるのか,やるとすればいつごろやるのかということを明確にしてもらわないと。

都市建設部長)財政状況もありまして,この場ですぐに拡大するのかとか,しないとかということはちょっと申し上げられないと思います。今のままの認可区域の中の整備を進めていくということでございます。

関委員)結論は,そうすると「今の状況では拡大する計画はありません」ということを,明確に言ってもらわないと。「今の状況では」ということで言えばね,拡大計画はありませんということを言っていただかないと。

鈴木(米)委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

鈴木(米)委員長)再開いたします。

都市建設部長)今のところ認可区域の変更はございません。

関口委員)除草工事のことでちょっとお聞きしたいんですけど。幹線道路,主要幹線道路は市で発注して除草工事をやっていますよね。それなんですけど,幅1メートルですか,草刈は。そうすると平らなところは1メートルでいいんですけど,土手になっているところは1メートルでは奥行きにすると50センチもいかないところもあるし,そうすると雑木とかそういうのが残っちゃって,歩道までかぶっちゃうんですよね,どうしても。通学路になっているところなんか,子どもたちが通るのに歩きつらいので,できれば土手のところは,もう少し草刈機が届くくらいのところまでやれば,そういう雑木が育たないと思うんですよ。集落の中の道路は地元の人が休みのときなんかに集まってやってるんですけど,そういうときは草刈機が届くところまでやっているから,意外と集落の中の道路のほうが生い茂っているところが無いですよね。だから幹線道路もそういうふうにやってもらえると,そういう考えで入札のときにやってもらえるとよろしいんですが,そういうお考えはありますか。

道路建設課長)お答えいたします。市内の道路の除草工事につきましては,旧八郷,八郷の支所と本庁で10本に分かれて発注をしていますけれども,平均の除草幅員となりますと,支所が2.2メートルから3.3メートル,本庁分についてが約1.72メートルの除草幅になってございます。ですので,この幅につきましては,各路線ごとに1メートルを刈る部分もございますし,1.5メートルから2メートルを刈る路線もございますので,一概にはこの幅をやらないということではございませんので,全てが終わった段階で,出来形,数量が挙がってまいりますので,十分に変更で対応できるものと考えておりますけれども,最初から幅員のあるもの,そちらについては,その面積を計上して,来年度は検討していきたいと,そのように考えております。以上でございます。

山口副委員長)時間も大分過ぎているんで申し訳ないですけど,市道の件,御前山の道路なんですけど,実はあれは木村前市長のときに第1次,第2次とやることになっていたのが,第1次で市長が代わって,今まで述べてきて,やっと始まって,杭をやって,ちゃんと地権者の買収に入っているわけですけど,今ここで市長選がもうすぐ近くになって,また市長が代わったらできないじゃないかと,住民が心配しているんですよね。だから今の御前山の道路の経過,どこまで進んで,今後。計画をたててここでできるわけだったのが,今の状態なので,その点,不安でいるものですから,お聞かせ願いたいと思います。

道路建設課長)御前山の道路改良事業につきましては,用地がまとまっていない方が2件ほどございます。それと工事につきましては,路線に水道管がございますので,これの敷設替えをしないと,道路改良工事に入れないという状況でございます。以上でございます。

山口副委員長)そうすると見通しというのは,それはたたないですか。水道工事,あれから8年ですか,過ぎちゃってますから。その辺はやはり長の考え方というか,市の考え方でね,できると思うんですよ。

 〔「反対している地権者がいてはできないよ」と呼ぶ者あり〕

山口副委員長)反対している方はないですよ。もうちゃんと全部。ただ買収が終わっていないだけでしょう。みんな協力しているんですよ。反対している人はありませんよ。

道路建設課長)反対といいますか,契約に判子,調印していただけないという事実がございます。

山口副委員長)とにかく市長がまた代わって,またできないというのは困るんでね,心配していますから。

都市建設部長)その路線については,当初計画どおりには進んでないかと思いますが,先ほど担当課長も言いましたように,まだ反対はしていないかもしれないけども判を押してもらえないというところもありますので,その方たちの協力をいただきながら進めていきたいと思っております。

山口副委員長)よろしくお願いします。

都市整備課長)簡単に,報告事項が2つほどございます。鹿島鉄道株式会社が所有する軌道敷の寄附について,ご報告申し上げます。先日,鹿島鉄道株式会社より軌道敷を石岡市に寄附する旨の申し込み書が平成21年8月26日に提出されました。道路用地で59筆,約33,280平方メートルになります。現在,公図をもとに詳細に確認をしているところです。確認が済み次第,受諾をする方向でおります。もう1つ朝日トンネルの件なんですが,朝日トンネルの本体工事について,県より入札の報告がありまして,平成21年9月2日,入札の告示をしたということです。入札日が平成21年10月23日に行うということでございます。以上2点ご報告申し上げます。以上でございます。

鈴木(米)委員長)ほかにご発言等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由に先ほどの陳情第36を加えて,閉会中の継続審査,継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。




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