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議会中継
  


 第10回委員会 (3月11日)
出席委員 鈴木米造委員長,山口晟副委員長,鈴木行雄委員,川井貞夫委員,関昭委員,関口忠男委員
市執行部 都市建設部長(藤枝利明),都市建設部次長(鈴木信充),都市計画課長(舟橋伸),都市整備課長(大関敏文),下水道課長(臼井俊),建築住宅指導課長(中川尚也),道路建設課長(福田嘉夫),都市計画課副参事(海老原徹)
議会事務局 議事法制課係長(関 努)



鈴木(米)委員長)
ただいまから,都市建設委員会を開会いたします。
 これより議事に入ります。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおり,所管事務の調査として平成22年度第1回定例会提出議案の概要について,及びその他でございます。
 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしましたとおりでございます。
 これより議事に入ります。
 所管事務の調査でございますが,これは現在,市長から提出されております議案について,今後の審査が円滑に進むように,当委員会の所管となるものにつきまして調査を行うものでございます。お手元の協議案件書に沿って進めていきたいと思います。はじめに,議案第4号平成22年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第8号平成22年度石岡市下水道事業特別会計予算,議案第9号平成22年度石岡市駐車場特別会計予算,議案第11号平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算の計4件を一括して議題といたします。
 本件については,執行部から説明を求めます。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市計画課長)平成22年度石岡市一般会計予算のうち都市計画課に関する主要事業について,ご説明申し上げます。平成22年度における主要事業施策概要をもとにご説明させていただきます。
 19ページをお開きください。平成22年度における主要事業といたしまして,事業名,上から7番目です。都市計画一般経費でございます。都市計画事業の決定,変更等に要する経費として816万3,000円を計上いたしております。主なものといたしましては,印刷製本費の533万4,000円でございます。これは現在進めております市街化調整区域における区域指定や柿岡地区の用途地域の変更及び特定用途制限地域の指定など,都市計画の変更に伴う修正によりまして,都市計画図を印刷するために要する経費として計上したものでございます。
 次に,まちづくり交付金事後評価業務委託料の210万円でございます。これは都市再生整備計画に基づくまちづくり交付金事業として,これまで実施してきました歴史のみち整備,上池公園整備,デマンド交通システム,まちづくりワークショップなど,これらの事業に対する事後評価が義務づけられておりますことから,事後評価業務を委託するための経費として計上したものでございます。なお,このほかに人件費を計上いたしております。
 続きまして,その下になります都市計画審議会経費でございます。都市計画に関する事項を調査及び審議しております都市計画審議会の運営経費として,26万7,000円を計上いたしております。主なものでございますが,審議会の委員報酬21万円と普通旅費2万2,000円のほか,事務経費を計上しております。
 続きまして,下から4番目の特別道路対策事業でございます。石岡市にかかわる国道及び県道の調整に要する経費として32万5,000円を計上いたしております。主なものといたしましては,石岡小美玉スマートインターチェンジ地区協議会の負担金20万円,このほか出張等の普通旅費として計上しております。この協議会は茨城県石岡市及び小美玉市により構成され,インターチェンジの整備による効果の検証や内容の検討及び利用促進のための活動を目的として組織されております。負担金の額は当該年度の事業計画に基づいて算定され,平成22年度の負担金は,茨城県,石岡市,小美玉市,それぞれ同額の20万円となっております。
 続きまして,その下になります国道6号バイパス建設促進事業でございます。国道6号バイパス整備事業の早期実現に要する支援経費として42万4,000円を計上いたしております。主なものといたしましては,国道6号バイパス建設促進期成会の負担金31万7,000円のほか,事務経費を計上しております。この期成会は石岡市,かすみがうら市,小美玉市の3市により組織され,6号バイパスの早期実現により,6号国道の交通渋滞を緩和し,快適で安心できるまちづくりと地域の活性化を目標としているものでございます。事業の内容としましては,総会及び担当者会議の開催のほか,国土交通省,財務省,関東地方整備局などへ6号バイパスの整備促進に関する中央要望や広報活動を行っております。
 次に,その下になります茨城空港関連道路対策事業でございます。茨城空港関連道路整備の早期実現に要する支援経費として8万7,000円を計上しております。主なものといたしましては,茨城空港関連道路整備促進協議会の負担金8万円のほか,事務経費となっております。この協議会は,石岡市,かすみがうら市,行方市,鉾田市,小美玉市,茨城町の6市町により構成され,茨城空港へのアクセス道路をはじめ,関連道路の整備を促進し,連携をとりながら地域の発展に貢献することを目的としております。また事業の内容といたしましては,総会及び幹事会の開催のほか,県知事及び県土木部長に関連道路の整備促進を内容とする要望活動を行っております。
 次に,その下にあります石岡駅周辺整備事業でございます。石岡駅周辺の整備検討及び調査に要する経費として6,722万5,000円を計上しております。内訳といたしましては,石岡駅周辺整備基本設計業務委託料として5,700万円を計上しております。これは,これまで策定しております石岡駅周辺整備に関する基本構想及び現在実施しております基本設計をもとに,平成22年度は駅舎と自由通路,これの基本設計を予定しておりますので,これらの設計業務に要する経費として計上したものでございます。
 次に,鹿島鉄道跡地開発調査業務委託料の1,000万円でございます。これは,鹿島鉄道跡地の活用を図る上で,昨年度に実施いたしました石岡駅東周辺基本構想に基づき,今年度実施しております石岡駅周辺整備基本計画策定の結果等を踏まえまして,平成22年度には土地開発における事業費など,さらに詳細な検討を行うため,調査業務を委託する経費として計上したものでございます。また,このほかに事務経費を計上しております。
 以上が都市計画に関するものでございます。

都市整備課長)それでは,議案第4号平成22年度石岡市一般会計予算のうち,都市整備課所管に係ります部分につきまして,ご説明させていただきます。平成22年度主要事業施策概要の20ページになります。
 まずはじめに合併市町村幹線道路緊急整備支援事業についてご説明いたします。この事業は,合併特例債を活用しまして行う事業で,平成22年度につきましては貝地・高浜線,村上・六軒線,上林・上曽線,美野里・八郷線,(仮称)八郷・新治線,駅前・東ノ辻線の6路線の道路整備を11億9,391万9,000円で行うものでございます。内容でございますが,委託料総額といたしましては8億8,800万円で,貝地・高浜線及び村上・六軒線の不動産鑑定評価と物件補償算定等を1,080万円で実施し,このほか八郷・新治線で水文,生態,動植物調査並びに小桜川にかける橋りょうの上部工ボックスカルバート工事及び取りつけ道路を2億2,720万円の予算で茨城県へ委託することを予定しております。また,(仮称)八郷・新治線整備委託料でございますが,これはトンネル本体工事の整備委託を6億5,000万円で茨城県へ委託するものでございます。道路改良工事につきましては,美野里・八郷線の流末排水工事で,延長170メートルを排水断面600ミリメートル掛ける600ミリメートルの排水フリュームを布設,ほか附帯工事を1,100万円で実施する予定でございます。用地購入は村上・六軒線,上林・上曽線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線の4路線で,予算額1億8,600万円で実施する予定でございます。工作物補償につきましては,同じ4路線で家屋移転や立木補償などを予算額1億600万円で実施する予定で,このほか(仮称)八郷・新治線で東京電力の電柱移転補償を200万円で実施する予定でございます。
 次に公園維持管理経費でございますが,これは都市公園21か所,その他の公園14か所,計35か所の維持管理経費でございまして,主に委託料で石岡ステーションパーク,駅東交通広場等の公衆トイレ定期清掃委託料として505万2,000円,ステーションパーク,国府公園等の夜間警備業務委託料として104万円,ステーションパークと駅東交通広場の有料駐車場の精算機器の保守点検委託料として165万5,000円,その他35か所の公園の除草,清掃,維持管理経費として2,021万2,000円,国府公園,柏原池公園,せせらぎパーク等の高木剪定委託料として150万円,清掃管理等委託料合計で2,990万9,000円を計上しております。
 次に,借地料の262万5,000円が計上されておりますが,これにつきましては柏原池公園駐車場,井関農村公園,高速バス駐車場,3か所分の借地料でございます。
 次に工事関係ですが,公園諸工事といたしまして,ステーションパークからくり時計補修工事を50万円で予定しております。あと南台駅前広場トイレの雨漏り修繕工事で300万円を計上しております。
 次に,議案第9号平成22年度石岡市駐車場特別会計についてご説明いたします。主要事業施策概要の28ページになります。
 駐車場特別会計の駐車場管理経費でございますが,これは駅東市営駐車場の維持管理経費で,主に駐車場管理委託料148万円で,内容といたしましては1日の朝2時間,夕方3時間,管理人1名を常駐させまして,定期駐車券の発行並びに更新,場内の清掃及び管理業務を行うものでございます。
 駐車場整備工事といたしまして30万円は,管理棟の窓口看板取り替え,ほか補修工事等でございます。また,一般会計への繰出金1,337万2,000円でございますが,これは料金収入から維持管理経費を差し引きました額を一般会計へ繰り出すものでございまして,駐車場特別会計全体で1,827万4,000円を予算化してございます。
 以上が都市整備課に係る業務概要でございます。以上でございます。

道路建設課長)それでは,議案第4号平成22年度石岡市一般会計予算の道路建設課所管となります主要事業の施策概要について,ご説明をいたします。お手元の資料18ページをごらんいただきます。
 最初に,下から3段目に記載されております土木費道路管理事務費の予算額1,465万2,000円でございますが,これは,適正な市道の管理を行うために要する経費でありますけれども,主に道路賠償責任保険料の97万5,000円や道路台帳の補正委託料1,006万円などの費用として計上してございます。
 次に,1つ下がりまして道路一般事務費の予算額236万1,000円でございますが,これは広域道路行政の円滑な運営を図るために組織されております石岡・かすみがうら広域幹線道路対策協議会をはじめといたします11の各種協議会への負担金や施設夜間警備業務委託料の27万円,それから道路のり面等の借地料として146万円の費用として計上いたしております。
 次に,道路維持経費の予算額9,857万5,000円でございますが,これは市道としての安全な機能を保つために行います道路の維持補修に要する経費でございます。主に路面の穴埋めなどの補修工事や道路敷内の除草工事,それに道路側溝等の清掃費用として5,530万円,それから工事用資材といたしまして1,292万8,000円,それと補修用資材といたしまして1,455万8,000円,また交通安全対策工事といたしまして150万円などの費用として計上してございます。
 次に,地方道路等整備事業の予算額2億4,800万円でございますが,これは起債事業によりまして,生活の基盤であります地域間を結ぶ幹線道路について,年次計画による整備を進めるものでございます。内訳といたしましては,その測量設計委託料として2,400万円,それと道路整備の工事費といたしまして1億9,800万円などの費用として計上してございます。本年度につきましては北根本地内を通ります市道A5240号線をはじめとして,継続路線が8路線,それから新規路線が1路線の計9路線を予定してございます。
 次に,19ページになります。一番上段になります一般市道整備事業の予算額2億775万9,000円でございますが,これは日常生活に密着しております一般市道,いわゆる生活道路の整備を行っていくものでございます。主なものといたしましては,道路の側溝整備や未整備道路の改良舗装,あるいは道路の改修工事に要する経費として計上しております。内訳といたしましては,測量設計委託料として2,000万円,それから道路の整備工事費として1億4,510万円,また用地購入費として1,500万円,それと立ち木等の補償費といたしまして1,000万円,それと工作物補償として1,150万円を計上してございます。また,この中にはまちづくり交付金事業として歴史のみち整備事業費の3,400万円が含まれております。
 次に交通安全施設整備事業の予算額1,070万円でございますが,これにつきましては,歩行者を含む一般車両が安全で安心できる道路交通施設の整備を目的として,歩道の整備や区画線,それからガードレール等の設置,街路灯の設置等に要する費用として計上してございます。内訳といたしましては,測量設計委託料として280万円,それと市道の交通安全対策工事費といたしまして790万円を計上してございます。本年度につきましては,三村八幡地区の歩道整備を実施したいというように考えてございます。
 次に,1つ下がりまして,橋りょう維持費の予算額600万3,000円でございますが,これは市で管理してございます道路橋の修繕,あるいは架け替え等を行う場合に,国の補助が受けられるよう,橋の長寿命化修繕計画を策定するための委託料として計上してございます。
 次に,排水路整備事業の予算額1,251万8,000円でございますが,これにつきましては流末排水路の整備や既設排水路の改修工事を行って,雨水排水の処理能力の維持向上を図るための経費として計上してございます。本年度につきましては,中津川地区と小幡地区の2か所を予定しておりますが,その測量設計委託料として150万円,それから排水路整備工事費として1,100万円を計上してございます。
 最後に,急傾斜地崩壊対策事業の予算額350万円でございますが,これは茨城県土浦土木事務所で進めております急傾斜地の土砂災害防止工事に要する負担金として計上してございます。現在,石岡市北根本地区におきまして,平成20年度から急傾斜地崩壊対策工事に着手しておりまして,平成22年度についても継続して整備するための負担金でございます。
 以上,ご説明申し上げました内容が平成22年度道路建設課所管の主要事業の施策概要となってございますので,よろしくお願いいたします。以上でございます。

下水道課長)議案第8号平成22年度石岡市下水道事業特別会計の主要事業について,ご説明申し上げます。27ページをごらんいただきます。
 下水道事業関係につきましては,まず下水道使用料徴収経費でございます3,253万3,000円を計上しております。下水道使用料の賦課徴収に要する経費でございまして,口座振替,コンビニ収納手数料で110万円,使用料徴収委託料,これは上下水道の一元化に伴う委託料でございます2,959万6,000円が主なものでございます。
 続きまして,流域関連公共下水道ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。予算額で2億4,385万9,000円を計上しております。ポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費でございます。ポンプ場の運転管理・施設清掃委託料で1,550万円,流域下水道事業維持負担金1億9,933万2,000円が主なものでございます。この流域下水道事業の負担金でございますが,1立米当たり63円を流域下水道のほうに負担しております。
 次に,公共下水道整備ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。予算額1億1,448万7,000円を計上しております。ポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費です。これは八郷地区でございます。八郷水処理センター維持管理業務委託料として4,473万円,八郷水処理センター機械器具点検整備工事で1,500万円が主なものでございます。
 次に,流域関連公共下水道整備事業,これは補助でございます。予算額8,269万7,000円を計上しております。下水道整備に要する経費で,今年度は正上内,若宮二丁目地内の工事を予定しております。管きょ埋設工事で8,160万円が主なものでございます。
 続いて流域関連公共下水道整備事業,これは補助・ポンプ場でございます。予算額9,234万円を計上しております。中継ポンプ場の設備更新工事に要する経費で,設計・工事監理委託料として500万円,ポンプ場施設長寿命化対策委託料として1,700万円,機械電気設備更新工事として7,000万円が主なものでございます。この中のポンプ場施設長寿命化対策委託料でございますが,これは下水道施設の健全度に関する点検調査結果に基づき,長寿命化対策に係る計画を策定するもので,今までは施設の耐用年数が経過しないと,国補事業の対象とならなくて,交換や修繕ができませんでしたが,この長寿命化計画を策定することにより,国補事業の対象となるものです。
 続いて,流域関連公共下水道整備事業(単独)でございます。8,589万円の予算を計上しております。実施区域といたしましては正上内,若宮二丁目地内を予定しております。管きょ埋設工事5,500万円,上水道移設補償2,450万円が主なものでございます。
 続いて,公共下水道整備事業の補助です。八郷地区でございます。1億7,469万8,000円を計上しております。予定地区としましては,柿岡,下林,宮ヶ崎・山崎地内を予定しております。管きょ埋設工事1億7,000万円,上水道移設補償290万円が主なものでございます。
 続いて,公共下水道整備事業の単独でございます。5,873万円の計上でございます。予定地区としましては,柿岡,下林,宮ヶ崎,山崎地内で予定しております。設計委託料400万円,これはマンホールポンプ及び推進工事の設計積算業務に要する費用でございます。
 下水道整備計画変更業務委託料750万円,下水道認可が平成22年度末となっておりますが,認可地区の整備が完了していないため,認可期間の延伸をするのと,下水道認可区域の見直し及び業務に要する経費,申請業務に要する費用でございます。下水道・農集排統廃合全体計画策定業務委託料2,800万円,こちらは下水道・農集排の区域の統廃合の比較検討及び全体計画策定見直し及び申請業務に要する費用でございます。本業務は恋瀬地区農業集落排水事業の今後の整備手法の検討を行うのと,公共下水道全体計画区域の見直し,農集排区域の下水道編入,下水道地区と浄化槽地区を再検討し,今後の下水道事業計画を策定するものです。それに管きょ埋設工事の1,700万円が主なものでございます。
 続いて28ページ,流域下水道事業でございます。2,186万8,000円を計上しております。流域下水道処理施設及び管きょ等工事費の市町村負担金です。これは茨城県が実施しております流域下水道事業の工事に対する負担金でございます。2,186万8,000円を予定しております。
 次に,議案第11号平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算でございます。主要事業でございます。
 まず石岡西部地区整備事業で50万円の計上でございます。これは石岡西部地区の汚水処理施設等整備に要する経費でございまして,桝設置工事50万円を予定しております。
 続いて,恋瀬地区整備事業で325万円の計上でございます。恋瀬地区の汚水処理施設等整備に要する経費でございまして,変更計画作成業務委託料300万円が主なものでございます。この変更計画作成業務委託料でございますが,恋瀬地区農業集落排水事業の計画変更に伴う計画書の作成業務に要する費用でございます。
 続いて,関川地区整備事業,その下の出し山地区整備事業,公共桝の取り出し工事を各2基程度ずつ予定しております。予算計上額が40万8,000円でございます。
 農業集落排水事業市債償還準備基金費4,246万3,000円,これは農業集落排水事業に係る市債の償還を目的とした,県から交付される交付金でございます。基金の積立金に支出しております。
 ページ,戻りまして,13ページになります。合併処理浄化槽関係としまして,霞ヶ浦浄化対策経費6,357万7,000円を計上してございます。霞ヶ浦浄化のための水質分析・清掃委託に要する経費及び生活排水による公共用水域の水質汚濁防止のための浄化槽設置に対する助成等に要する経費でございまして,合併処理浄化槽設置事業費補助金5,886万円が主なものでございます。
 以上が下水道課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)私からは,平成22年度一般会計予算のうち建築住宅指導課が所管します主要事業について,説明をさせていただきます。なお,国からの補助事業が多くありますので,予算書の59ページの歳入についても,あわせてごらんいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 では,まず主要事業概要の資料のうち,18ページ,土木費の2つ目になりますが,木造住宅耐震診断士の派遣事業でございます。この事業は,平成18年度から継続して,国及び県の補助事業として実施しております。事業の内容につきましては,昭和56年5月以前に建設されました一戸建ての木造住宅の耐震状況を調査するために,社団法人茨城県建築士会から派遣されます知事認定の木造耐震診断士による診断費用の一部を補助する事業でございます。予算としましては,1件当たり3万2,000円で10件を予定しております。なお,国及び県からの補助金でございますが,予算書の59ページ,国からは15万円,県からは,次の61ページになりますが,下から3行目,県からは6万7,000円の歳入を見込んでおります。
 次に,主要事業概要の19ページ,上から3つ目の狭あい道路整備事業でございます。平成7年度から実施しておりました幅員4メートル未満の道路のセットバック事業が,この事業のすべてが平成20年度までの時限措置ではございますが,国の補助金の対象事業となりました。これを契機としまして,今年度まで分散しておりました各予算項目を,この狭あい道路整備事業に一元化しております。なお,事業の内容については何ら変更はございません。平成22年度は各10件を予定し,合計900万円を計上しております。なお,国の補助率でございますが,後退用地の購入費及び舗装工事につきましては,市が直接行いますことから,2分の1の補助となっております。次の,分筆及び工作物撤去に係る建築主への補助金につきましては,間接となりますことから,3分の1の補助率となっております。合計,国からは225万円の歳入を見込んでおります。
 次に20ページ,上から4つ目の市営住宅維持管理経費でございます。予算としまして,3,609万3,000円を計上しております。主に入退去に伴う住戸内の修繕費用としまして,202万1,000円,建設当時から設置しておりますバランスがまの備品修繕費用としまして,592万1,000円,池の台及び正上内台団地の合併浄化槽の年間管理委託料と自由が丘及び新池台団地を含めた4団地の受水槽清掃委託料,合わせまして504万2,000円をそれぞれ計上しております。なお,市営住宅水洗化工事につきましては,下水道供用開始区域にあります池の台住宅14戸の水洗化を国の交付金補助の対象事業として実施する予定でございます。補助率45%で,202万5,000円の歳入を見込んでおります。
 次の賃貸住宅ストック事業でございますが,今年度の実績3戸を含め,20戸分の家賃減額補助としまして881万1,000円を計上しております。この事業は,本年度からの新規事業として,また国の補助事業として実施しておりまして,あわせまして中心市街地活性化基本計画にも位置付けられております。国から45%の補助率で396万円の歳入を見込んでおります。なお,平成22年度分の入居につきましては,制度要綱の一部を見直しまして,中心市街地への定住者の増加に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 最後に,市営住宅長寿命化改修事業でございます。この事業は平成22年度からの新規事業でございまして,既存の木造住宅を除く住宅団地の外壁の吹き替え,及び屋上防水の改修工事を計画的に実施するものでございまして,初年度分は池の台団地4棟分8,382万円を計上しております。従前までの考え方としまして,このような経常的な改修工事は国の補助対象外となっておりましたが,これらの市営住宅の維持管理を行う上で,長期的な観点からライフサイクルコストの縮減が図られるような改修工事の内容であれば,地域住宅交付金の補助対象となることになりました。国から45%補助率で3,771万9,000円の歳入を見込んでおります。この地域住宅交付金を受け入れる前提としまして,長寿命化計画を策定することが必須要件となっております。当課では外部コンサルタントに委託せずに,課員の手分け作業により,今年度作成しました市営住宅長寿命化計画に基づきまして,来年度より外装リニューアル工事に着手するものでございます。なお,この市営住宅長寿命化計画は平成31年度までの10年間としておりまして,優先度の高い住宅から計画的に実施する内容となっております。
 以上,建築住宅指導課が所管します年度当初の予算に係る説明を終わります。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。
 本件に対しましてご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

関口委員)排水路整備事業について,お聞きいたします。これ,今年度の予算は1,251万8,000円ですが,21年は2,600万ほどあったんですよね。これ,住民の要望は減ってはいないと思うんですよ,陳情も何もあるんで。なぜこんなに減額したのか,その辺の説明をしていただければなと。お願いいたします。

道路建設課長)排水路事業につきましては,ほかの事業と同様,財政状況,非常に厳しい状況なので,減額になったと思っておりますが,旧八郷地区につきましては,2月15日の臨時議会において,2,000万ほど,国の経済対策の予算がつきましたので,こちらを利用しまして,4路線ほど実施する予定となってございますので,よろしくお願いしたいと思います。

関口委員)わかりました。あと下水道のほうなんですけど,石岡市内ですか,処理場が2つありますよね。2か所。それの使用というか,受益者の線引きというのはどの辺で,線引きというのはあると思うんですけど,それはどういう線引きになっているかというのをちょっと説明してほしいんですけど。

下水道課長)石岡地区の場合は,処理場ではなくて,中継ポンプ場になってございます。これは国府のほうに第1中継ポンプ場がございまして,もう一つは旭台のほうに1か所ございまして,処理場という形ではなく,中継ポンプ場になってございます。

関口委員)いや,処理場ではなくても,中継ポンプ場になっているんでしょう。それを使用する地区の線引きがあると思うんですよ。ここから,常磐線から向こうが国府のほうだよとか,そういうのが決まってると思うんですよね,最初に計画したときに。その説明をお願いしたい。

下水道課長)中継ポンプ場の流入する位置については,今ちょっと手元に資料がございませんので,調べましてご報告させていただきたいと思います。申しわけございません。

鈴木(米)委員長)そのほかにありませんか。

鈴木(行)委員)4点ほどお聞きをしたい箇所がありますので,説明をお願いいたしたいと思います。
 まず最初に,石岡駅周辺整備事業について,若干お伺いをしたいと思います。今回,駅舎及び自由通路のということで,6,722万5,000円の予算計上をいたしております。そして,そのほか,この中には鹿島鉄道跡地の用地の調査が入っているわけですが,現在,この用地全体の面積はかなり大きい面積あるんですが,今回,BRTの事業の推進によって,ここの地区をこの跡地を利用したバス路線の進入,そういったものは,2年ほど前からいろんな形の中で,話し合いをしてきたわけですが,予算の関係もございまして,鹿島鉄道さんとの,鹿島鉄道というか,本社との協議の中では,買う買わないという形の中で,前市長の横田市長のときに,何回か話し合いを持って,現在に至ってきているわけです。今後のこの跡地については,所管としてどのような計画を持っているのか。と申しますのは,このBRTがこれだけ進んでいく上において,あの跡地をほかの民間の業者に買収されるということになりますと,石岡市の事業に,この駅周辺の整備事業には,大変な不利な形のものができてしまうということも懸念されますので,その辺について,担当部局のほうではどのように今後進めていかれるのか,その辺をまず一点,お伺いしていきたい。

都市建設部長)鹿島鉄道跡地につきましては約2ヘクタールあるわけなんでございますが,BRTターミナル用地として4,700平米を市が購入いたしまして,残りの土地につきましては都市再生機構が鹿島鉄道並びに関東鉄道から取得をいたします。市が購入した土地につきましてはBRTターミナル整備を行い,その他の土地については区画道路など最低限の軌道基盤について,区画整理事業の中で都市再生機構が実施いたします。その基盤整備が完了した後に,中心市街地活性化基本計画に基づき,民間活力を視野に入れ,整備を実施してまいりたいと考えております。

鈴木(行)委員)わかりました。それで,この4,700平米をBRTの関係の中で買っていくわけですが,これ単価的には平米幾らでお買いになったのか。と申しますのは,この全体の約2万平米ですね。これを当初,石岡市では約,積算で5億ないし6億という金額の中で,鹿島鉄道さん,鹿島の本社と何回か協議をしてきた経緯がありますので,その辺について,この4,700平米というものが単価的にどのぐらいの単価で買収をされたのか。もし,その単価によっては,この2ヘクタールという面積を市全体が所有することもいいのかなという考えを持ってますので,その辺についてお伺いしたいと思います。

都市計画課副参事)BRTのほうの4,700平米についての部分ですが,不動産鑑定をして,単価的には平米3万1,000円という単価になってます。

鈴木(行)委員)平米3万1,000円ということで4,700平米を取得する。と,そのほかについてはあくまでも,今の段階では,先ほど部長が答弁したとおりで,それ以外には市としては考えていないということですが,この駅周辺整備事業というのは,今回の久保田市政になってからの一大の事業と,そういうような形の中で,一番,市長もこの事業には力を入れるというような考えのもとに立候補をした経緯がございます。そういったことも十分考慮しながら,この事業については駅舎の周辺の土地も含めて,どういうふうな有効利用が図れるかということを十分に積算をした上で,事業を年次計画に基づいて進めていきたいなと,そういうように私,思っているんですが,その辺について再度,執行部としてのこれからのあの周辺の駅西側のかなりの面積があるわけですが,今現在は解体が進められている地域,それからずっと駅周辺について,何回か駅ビルを解体したらというようなこともありまして,買収に入ろうといった経緯もございましたので,その辺も含めて,あの辺をどういうふうな形の中で駅周辺を整備したら,もっともっと石岡の駅の,石岡市の活性化につながるかということを十分に考えておられると思うんで,その辺について,担当部局からお伺いをいたしたいと思います。

都市建設部長)石岡駅西側を含む駅舎等の整備につきましては,平成16年度に策定した石岡駅周辺整備基本構想をもとに現在,基本計画の策定を進めており,おおむねの規模,事業費などの検討とあわせて,JR東日本など関係機関との協議を行っているところでございます。整備内容についてですが,現在の自由通路はバリアフリー施設がなく,JRの耐震基準を満たしていないなどから,改築を実施し,それにあわせて駅舎の橋上化,また駅前広場の混雑を解消するため,広場の再整備を行っていく予定でございます。本年度作業中の基本計画につきましては3月末の工期であり,最終の調整をJR東日本と協議中であり,完了次第,早急にご説明をしたいと考えております。
 今後のスケジュールでございますが,新年度は基本計画をもとに石岡駅周辺の基本計画を実施し,JRとの協議完了後,23年度以降,実施設計を行い,整備に入ってまいりたいと考えております。事業の完了時につきましては,お配りした資料にありますように,中心市街地活性化基本計画の計画期間である平成26年度を目標にしておりますが,厳しい財政状況下でございますので,情勢を見きわめながら,できるだけ早い時期の完成を目指してまいりたいと考えております。
 次に,東側の整備についてでございますが,昨年度実施した石岡駅東周辺基本構想策定に係る調査検討をもとに,本年度は都市再生機構に事業委託し,石岡駅周辺整備基本計画策定の中で,必要な都市機能等の検討や新たな民間誘導を基本とした事業の手法について,検討を進めてまいりましたところ,区画整理事業による事業実施の判断が示されたところでございます。新年度は,本年度策定している基本計画をもとに,市営駐車場を含めた区画整理について,事業費などの詳細な検討を行ってまいりたいと考えております。東側につきましても,中心市街地活性化基本計画の期間であります平成26年度を目標として,整備を進めてまいりたいと考えております。

鈴木(行)委員)了解しました。次に,国道6号バイパスの建設促進事業についてお伺いをいたしたいと思います。ここの段階では42万4,000円の予算計上があるわけですが,現在までに進捗状況,かなり現場見てますと,進んでいるわけでございますけども,この中で,最初からこの事業に反対をしている中津川の何人かの地権者の方がおられるわけですが,その辺について現在,何名の方がこの事業について,まだまだ反対の意を表明しているのか。現在のところ,今の事業進捗の中では,東田中の台までは事業が進んでいるように見かけるわけですけども,ここに来て,あの中津川地区の何名かの方が同意をすることによって,この事業が一気に進むんじゃないかなと。それにはやはり,この反対をしている何名かの方への再度の同意をいただくとか,何らかの方法を早急に講じることによって,この反対者も一応,これまで反対してきた以上は最後まで反対だというような意思を崩してないような感じもするわけですが,やはりこの人たちも最後には同意をしてくれるのには,やはりお話し合いをすることによって,何らかの処置ができるんじゃないかなと,そういうふうに考えを持ってますので,担当部局のほうでは今後ともこの辺についてどのように進めていかれるのか,その辺について,まずお伺いをしておきたいと,このように思います。

都市計画課長)国道6号バイパスの進捗状況でございますが,現在のところは千代田─石岡間の事業決定区間,こちら5.8キロございますけれども,平成22年2月現在で用地買収率は,面積ベースですけれども,かすみがうら市の市川地区で92%,石岡市の田島地区で99%,中津川地区で51%,東田中及び北根本地区で99%,東大橋及び小美玉市の栗又四ヶ地区で35%となっております。全体では66.8%の買収率となっておりまして,今後,買収の促進に努めるということでお聞きしております。また工事関係では,市川地区から田島地区の間で盛り土工事と,恋瀬川をまたぐ橋の工事が進められているほか,引き続き埋蔵文化財の発掘調査が行われております。また,東田中地区では今年度から新たに改良工事に着手し,引き続き用地買収とあわせまして,埋蔵文化財の発掘調査を予定していると伺っております。予算的には厳しい状況ではございますが,早期供用に向け,予算の有効活用と用地買収難航箇所の解消に努めるということで,お聞きしております。進捗については以上でございます。
 それと,ご協力いただけないという方ですけれども,件数はちょっと,こちらはっきりはしないんですが,5件で4名ぐらいいらっしゃるのかなということで伺っております。
 以上でございます。

鈴木(行)委員)ただいまの答弁の中で,反対者が5か所で4軒の方が反対していると。この方の,4名の方が反対していることによって,その方の土地の周辺に,売りたいという方がたくさん,この事業の中にいるわけで,その人が売らないために,自分たちの土地も売れないんだよという悲痛な叫びをしている地主がたくさんいるわけです。そういうようなことも勘案しまして,担当部局はこの事業に対しては,やはり率先をして,この反対をしている地権者に対して再度,いろんな形で買収に向けたお話を国交省とともにすることが,一番大事かなと思います。一時,強制収用という考え方もあるんだよということで,そういうようなことも進めていくんだという考え方を示した時期があったんですが,その辺についてはどういうふうに進められているのか。それと,そうなった場合に,時期的にはどのぐらいの時期のもとに,強制収用が実施されるならば,予定しているのか。その辺についても,ちょっとついでにお聞かせをいただきたいと,このように思います。

都市建設部次長)今の用地買収に関して,国土交通省と一緒に地権者のほうに再度,当たってはどうかということでございます。これにつきましては,我々のほうも国土交通省のほうに,一緒に行きましょうというふうに呼びかけておりまして,来年度は何とか実施したいというふうに考えております。また,完成の時期でございますけれども,国交省は平成20年代半ばというふうな言い方をしておりました。それに向け,今,鋭意努力をしているというところでございますが,なかなか予算的な問題も昨今厳しいということがございまして,そこの目標を達成できるかどうか,なかなか難しい状況ではないかなというふうに考えております。
 また,その収用というような考え方ですけれども,これはできるだけ避けたいということは,国交省のほう,また我々もそういうふうに思っておりまして,交渉で何とかそれが進められればよいのではないかというふうに考えております。また,そういうふうに努力していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

鈴木(行)委員)その件については再度,前向きの努力をしていただきたいと,このように思います。
 先に移ります。狭あい道路関係でちょっとお伺いしたいんですが,先ほどの説明では,今年度,10か所を予定しているということでございますけれども,この箇所づけについては現在,どことどことどこを予定しているということは決定をしているんですか,その辺についてお伺いしたいと。

建築住宅指導課長)先ほど10か所と申しましたのは訂正させてください。まず一般会計では,予算は16か所,予定しております。10か所につきましては,先ほど申しました国からの補助事業としまして,補助対象を10件としております。訂正をお願いいたします。
 なお,今のご質問でございますが,予算上,16か所というのは検証しておりますが,これにつきましてはあくまでも地主さんからの申請でございまして,現地調査をした結果,随時,承認をして,事業を進めるというような形式をとっております。

鈴木(行)委員)はい,了解しました。次に移ります。一般市道整備事業の中で,ちょっとお伺いしたい点が1点ございます。まちづくり交付金事業,歴史のみちですか,3,400万円を計上しているわけですが,これは平成22年度は箇所づけはどこの場所を予定してますか。

道路建設課長)平成22年度につきましては,金丸町の河内屋さんの通りがございますけども,そこから高浜街道へ出る道までの区間を計画したいと思っております。

鈴木(行)委員)金丸町の河内屋か,守横ですね。はい,わかりました。あそこの十字路から北向の観音様までの間を3,400万円の予定でやるということですね。はい,了解しました。
 最後にもう一点,お伺いをいたします。都市公園関係なんですが,先ほどの説明の中で,3か所ですか,都市公園の中の井関の農村公園と柏原公園とあと1か所,どこだったか,ちょっと書き漏れたんですが,この面積に対する単価というのはどのぐらいで借りてるんですか,借地料。例えば柏原公園の場合に約あれ3反歩ぐらい借りてるのかなんかわかりません。単価的にはどういうような形の中で。全部統一した単価なのか,それとも各部署によって単価が違うのか,その辺ちょっとお伺いしておきたいと思います。

都市整備課長)お答えいたします。単価的には全部同じではございません。柏原池公園のほうが1平米当たり231円になっております。で,井関農村公園のほうはこれは単価的には1平米,元ため池のあったところですので,30円という形をとっております。あと高速バス停の借地料かと思われますが,これにつきましては平米280円ということで,大体,税額プラス地代ぐらいの計算で見積もっております。
 以上でございます。

川井委員)18ページの地方道路整備事業で2億4,800万円という金額が計上されていますが,この路線で恋瀬川,北根本,碁石沢,市川,真家って,これは箇所づけはしてあるのか。

道路建設課長)地方道路等整備事業につきましては,継続路線がほとんどでございますので,箇所づけは行っております。ちなみに,旧八郷地区で新規路線が市道B3426号線の上曽地区で1か所を予定してございます。

川井委員)これ,真家というのはどこの路線なのか。

道路建設課長)真家地内というのは,これもやはり継続路線でございまして,旧岩間・八郷線のことを指してございます。

川井委員)いずれにしろ,道路課長が継続,継続と言っている割には,八郷がこれ1本しか入ってないんだよね。だから継続だって,旧八郷のことばかり言ったって,これもおかしなことだけど。地方道整備だから,旧八郷のほうも継続はいっぱいあるわけだから。これバランス的には,これ八郷地区,真家一本ですなんていうあれなんで,バランス的にはこれ,何対何の割合になってるの。少なくとも4分6ぐらい,3対7くらいとか,3.5対6.5とかぐらいやらないと,地方道路整備なんだから。旧八郷の話ばかりしてるんじゃないけど,道路はどこも同じなんだよ。継続,継続って,あなたの言い逃れで,真家路線の1本だけでは。で,八郷,幾らかかるの,これ,真家って,道路工事のこの金は。もっとバランス的によくしてください。どっちにしろ,組みかえたものはいいから。ある程度,バランスを考えて,一般道路は整備はちゃんとやってくださいよ。これはいいですよ。
 19ページね,まだこれ一般市道,これ起債でやってるものだな。そうすると,こっちは,これ路線は決まってるの,19ページは。まだなんて逃げたんじゃだめだよ,これ全部補償だとか出ているんだから,これ。どこをやるの,これは。

道路建設課長)22年度事業につきましては,箇所づけをまだ行っておりませんので,どこをやるか,優先順位をつけながら図面に落として,市長決裁を受けてから発注ということになっておりますので,ご理解いただきたいと思います。

川井委員)よくわかりました。じゃ,こっちはまだ,今から市長決裁で行うということなんだね。わかりました。よろしくお願いいたします。

鈴木(米)委員長)先ほどの関口委員の質問について,答弁保留としておりました件につきましては,準備が整いましたので,お願いいたします。

下水道課長)大変失礼いたしました。石岡地区にポンプ場が2か所ございます。第1中継ポンプ場,こちらが国府にございまして,中央第5処理分区がそのエリアでございます。この中には国府,府中,若宮,若松が入ってございます。もう一つの第2中継ポンプ場,旭台のほうにございますポンプ場でございますけれども,大谷津六軒処理分区でございます。エリアの中には旭台,東光台,東石岡,大谷津が入ってございまして,こちらのポンプ場で圧送をいたしまして,県の下水道管のほうに送っているということでございます。よろしくお願いいたします。

鈴木(米)委員長)ほかにないですか。

川井委員)ちょっと,真家地区のバイパス。○○○○さんが判子を押してくれたところだよね。それ予算的にどのくらい見ているんですか。

道路建設課長)平成22年度の工事につきましては5,000万円程度を予定しております。

鈴木(行)委員)住宅関係で,ちょっとお尋ねをしておきたいと思います。市営住宅の長寿命化改修事業ということで,8,382万円が計上しているわけですが,この事業はこれでいいんですが,現在,一戸建ての木造住宅,昭和30年代から40年代に建てた住宅が,かなりの戸数が点在しているわけですが,この一戸建て住宅について,本年度もしくは来年度にかけて,どのような策を考えているのか,その辺について一点お聞かせをいただきたいと,このように思ってます。

建築住宅指導課長)はい,お答えいたします。現在,木造の住宅103戸を管理しております。委員がおっしゃるとおり,昭和30年代からの建設されたものでございまして,非常に老朽化が進んでおります。これにつきましては今後,入居者が退去した際には再度,募集をかけずに,用途廃止をして,順次撤去をしてまいりたいと考えております。
 なお,老朽化が進んでおりますので,各,現在入居されている方につきましては,補修等の要望があれば,個別に修繕工事として対応してまいりたいと考えております。

鈴木(行)委員)わかりました。それで,この103棟の老朽化がされた住宅があるわけですが,これを撤廃したときに,旧石岡地域の中でも高浜地区にも大作台ですか,あの住宅があるわけですが,あの住宅を撤去したときには,高浜地区に市営住宅を建設しようと,そういった考え方が当時,約四,五年前からお話が出てたわけですが,その辺について,特に旧高浜町地域には市営住宅は1棟もございません。特に駅からわずか二,三百メートルのあの富士見台地区には,あそこに住宅をつくることによって,この定住人口の増にかなり貢献するんじゃないかと,そういった地元の方の考え方もあるようですので,もしそういった今後,市営住宅を建設するに当たって,あの地域を選定したらどうかという考えを私なりに持っていますけれども,その辺について,担当部局のほうではどのようにお考えしているのか。現在,駅の西の高層住宅ですか,あれをお借りをして,人口増につながるような動きをしていくんだというようなことで考えているようですが,その辺について,ちょっとお伺いしておきたいなと思います。

建築住宅指導課長)手前どものほうでは,木造住宅に関しましては,中心市街地活性化計画及び駅周辺の整備に伴いまして,駅の東口等に,ある程度の市営住宅,公的な賃貸住宅等を建設する計画は持っております。なお,委員のご指摘のとおり,高浜地区には今,大作台が9戸管理しておりますが,この団地一つしかございませんので,地域性などを今後考慮しまして,駅の整備のときの賃貸住宅と,あと高浜地区の地域性を考慮して,今後,検討してまいりたいと考えております。ご理解をよろしくお願いします。

鈴木(米)委員長)いいですか。ほかにありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようなので,本件については以上で終結いたします。
 10分間休憩いたしします。

 ― 休 憩 ―

鈴木(米)委員長)休憩前に引き続き,会議を再開いたします。
 次に,所管事務調査のうち,議案第17号平成21年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第19号平成21年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号),議案第20号平成21年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号),議案第22号平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の計4件を一括して議題といたします。
 本件については執行部からの説明を求めます。

都市計画課長)平成21年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,都市計画課に関するものについて,ご説明申し上げます。
 まず歳入でございます。補正予算書の43ページをお開き願います。
 (款)の21市債,(項)の1市債,(目)の4土木債,(節)の2都市計画債でございます。都市計画債1億2,410万円を補正減しております。内訳でございますが,まちづくり交付金事業債で450万円を減額しております。これはまちづくり交付金事業として実施しております歴史のみち整備事業,上池公園整備事業,デマンド交通システム事業,まちづくりワークショップ事業の全体事業費が800万円減額となりましたので,市債を減額補正いたしまして,5,850万円としたものでございます。また同じく都市計画債のインターチェンジ整備事業債を1億1,960万円減額いたしております。これはインターチェンジ整備における事業主体が石岡市から東日本高速道路株式会社に移行するのに伴いまして,全体事業費で1億2,593万5,000円が減額となりましたので,市債を減額し,1億9,690万円としたものでございます。
 続きまして,歳出でございます。補正予算書の53ページをお開き願います。(款)の8土木費,(項)の4都市計画費,(目)の1都市計画総務費,(節)の13委託料でございます。都市計画総務費全体で委託料を1億2,748万4,000円減額いたしております。内訳でございますが,都市計画一般経費の景観計画策定調査業務委託料で28万1,000円の減,都市計画用途変更図書作成委託料で71万2,000円の減,まちづくり交付金事業に係るモニタリング調査業務委託料で55万6,000円,それぞれ補正減しております。これは入札により生じました入札差金で,合わせまして154万9,000円を減額し,1,425万1,000円とするものでございます。
 次に,その下になります特別道路対策事業でございます。インターチェンジ整備の委託料を1億2,593万5,000円の減額補正しております。歳入でもご説明申し上げましたが,インターチェンジの整備が,今後は東日本高速道路株式会社の事業となるのに伴いまして,今年度の事業費が3億3,816万9,000円から2億1,223万4,000円に減りましたので,委託料を2億6,000万円から1億3,406万5,000円に補正減するものでございます。
 続きまして,繰越明許費でございます。平成21年度におきまして繰越明許費として翌年度に繰り越すもののうち,都市計画課に関するものについてご説明申し上げます。補正予算書の5ページ,一番下になります。都市計画一般経費の委託料1,210万7,000円を繰り越しております。内訳でございますが,都市計画用途変更図書作成委託料の688万8,000円と,景観計画策定調査業務委託料の521万9,000円を繰り越しております。都市計画用途変更図書作成委託料は,八郷都市計画における柿岡地区の用途変更に伴う図書の作成委託料ですが,これまでに不適格建築物の調査や土地利用の現況調査,上位法との整合性などを検討してまいりましたが,素案作成において,県との協議や調整に期間を要したために繰り越すものでございます。
 また,景観計画策定調査業務委託料は,景観計画を策定する中で,景観計画策定委員会を3回開催し,市全体の方針について検討しているところでございますが,景観計画及び景観条例は,現在進めております八郷地区の特定用途制限地域の規制と整合を図る必要があり,特定用途制限地域の規制内容について,県などの関係機関との調整がおくれたため,それに伴いまして繰り越すものでございます。
 次に,6ページの一番上になります。特別道路対策事業の委託料で1億2,630万円を繰り越しております。これはインターチェンジ整備におけます整備委託料として1億2,000万円を,また整備に伴う測量に係る委託料として630万円をそれぞれ繰り越すものでございます。インターチェンジの整備は現在,県に委託して進めておりますが,今後は東日本高速道路株式会社に引き継ぎますので,事業区分や負担区分など,関係機関との調整に期間を要したため,県への整備委託料と合わせまして,市と東日本高速道路株式会社との今後の管理区分を明確にするために必要となる確定測量に要する委託料として繰り越すものでございます。
 以上が都市計画課に関するものでございます。

都市整備課長)それでは私のほうから,議案第17号平成21年度石岡市一般会計補正予算のうち都市整備課の所管に係ります部分について,ご説明いたします。
 まず最初に歳入でございます。補正予算書の38ページ,39ページになります。県支出金,県補助金,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業補助金254万6,000円の減額ですが,これにつきましては合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の平成19年度分,平成19年度繰越分及び平成20年度分の合併特例事業債の償還金の10分の7を支援補助いただいているもので,その償還金が確定したために額がわかりまして,254万6,000円の減額をするものでございます。
 次に40ページ,41ページになります。繰入金,特別会計繰入金,駐車場特別会計繰入金225万6,000円ですが,これは駐車場使用料が増額することと,繰越金が確定したことにより,繰入金が増額になります。
 次に歳出になります。52,53ページの下段になります。土木費,公園事業費,公園維持管理経費の減額でございますが,これは上池公園整備工事費で,あずまやの構造の規模縮小等及び入札差金によりまして,900万円を減額するものでございます。
 次に,56,57ページになります。諸支出金,基金費,駅周辺整備基金費ですが,これは駅周辺整備事業で現在,駅整備基本計画及び駅周辺整備計画の委託を実施しており,平成22年度から駅周辺整備基本設計業務等に入るために,自主財源として10億円ぐらいを確保したいということで,現在,駅周辺整備基金が約5億7,000万ほど積み立てております。今回の補正で,一般財源を減額した分,繰越金及び地方交付税等から充当しまして,4億3,200万円を増額するものでございます。
 次に,議案第20号平成21年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
 最初に90,91ページの駐車場特別会計の歳入になります。使用料の86万3,000円の増額ですが,これは隣接の鹿島鉄道駐車場を廃止したことによりまして,市営駐車場の利用が増加したものでございます。
 次に繰越金ですが,これは繰越金の確定により,139万3,000円を増額するものでございます。
 次に,92,93ページの諸支出金,繰出金,一般会計繰出金225万6,000円の増額ですが,これは駐車場使用料の増額と繰入金の確定によるものでございます。
 次に,ページ戻りまして,5から6ページの第3表繰越明許費でございます。6ページの土木費,都市計画費,バス専用道路整備事業2億9,546万7,000円の繰り越しをお願いするもので,委託料で511万7,000円,工事費で2億9,035万円。それぞれの内容でございますが,委託料につきましては,バスシェルターの設計で,バス会社や協議会でのバス停の位置及びデザイン等の協議に日数を要したことによりまして,繰り越しとなります。また,工事費につきましては,政権交代による国庫補助金の影響などで工事発注がおくれたこと。また,県警との安全対策の協議に日数を要したことから,繰り越しとなるものでございます。
 次に,その下の土木費,都市計画費,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業2億8,660万4,000円の繰り越しをお願いするものです。委託料で2億6,991万7,000円,用地購入費で684万6,000円,工作物補償費で984万1,000円で,それぞれの内容でございますが,八郷・新治線において茨城県へ委託しております事業委託で,環境調査におきましてオオタカ等の猛禽類の生態調査を2月から6月にかけ,実施することが必要であること。また,12月に発注いたしましたトンネル本体工事に着手することから,繰り越しとなるものでございます。また,駅前・東ノ辻線の補償算定,土地評価算定等の業務が,関係地権者の許可を得るのに不測の日数を要したため,繰り越しとなるものでございます。また,用地購入費と工作物補償費ですが,上林・上曽線で2件,美野里・八郷線で5件の相続関係の手続が,相続人において相当の時間を要することから,現在も用地交渉中でございますが,この分が繰り越しとなるものでございます。
 次に,6から7ページの第4表債務負担行為の変更でございます。7ページの八郷・新治線整備委託料の変更をお願いするもので,21億1,000万の限度額を11億9,000万円にするもので,これは八郷・新治線のトンネル本体工事の入札が終了いたしまして,当初の予定額より,入札差金等により減になったことから,債務負担行為の限度額を変更するものでございます。
 以上でございます。

道路建設課長)それでは,議案第17号平成22年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち道路建設課所管となる部分につきまして,ご説明を申し上げます。
 まず歳入でございますが,資料の40から41ページ,一番下の欄をごらんいただきます。諸収入の雑入でございますが,高速道路関連社会貢献事業助成金といたしまして,2,250万円を減額補正しております。これにつきましては,高速道路橋からの投げ込み等による事故を防ぐための安全対策といたしまして,橋フェンスの嵩上げ工事を実施する場合に,高速道路関連社会貢献協議会から助成金が受けられるという事業の中で,常磐高速道にかかります橋のフェンス工事を実施する予定でございましたけれども,この事業の見直しがございまして,当該助成金が受けられなくなったために減額するものでございます。
 次に歳出でございますが,資料の52から53ページの上から2段目をごらんいただきます。土木費の土木総務費でありますけれども,道路管理事務費といたしまして,道路台帳補正委託料245万5,000円を減額補正しております。これは,道路台帳の補正業務について,本庁分と支所分を分割発注しておりますが,その執行残額となります245万5,000円を減額するものでございます。
 次に,同じページの上から3段目をごらんいただきます。土木費の道路新設改良費でございますが,一般市道整備事業として跨高速道路橋のフェンス嵩上げ工事2,250万円を減額補正しております。これにつきましては,先ほど歳入の減額補正にて若干,説明をしておりますが,高速道路橋からの投げ込み等による事故を防ぐために,緊急安全対策工事として,橋フェンスの嵩上げ工事を実施する場合に,高速道路関連社会貢献協議会,これネクスコの外部団体になりますけれども,ここから1橋につき250万円を限度に助成金が受けられるという事業の中で,本年度,常磐高速道にかかります9橋について工事を実施する予定でありましたが,国の政策方針の転換を受ける形で,事業の見直しがございました。それによって,当該事業についてはすべて高速道路関連社会貢献協議会が直接行うことになりましたので,石岡市で工事を行う必要がなくなったということで,減額するものでございます。
 次に,その下になりますが,上から4段目の欄をごらんいただきます。土木費の河川総務費でありますが,急傾斜地崩壊対策事業負担金として19万円を増額補正しております。これについては現在,北根本地区におきまして茨城県土浦土木事務所が実施しております急傾斜地崩壊対策工事費が190万円ほどの増額変更となることから,石岡市の負担金につきましても,その1割となります19万円を増額するものでございます。
 次に繰越明許費でございますが,戻りまして資料の5ページ,第3表をごらんいただきます。繰越明許費表の下から4段目になりますが,土木費,道路橋りょう費であります。まず最初に地方道路等整備事業の1億3,435万1,000円でございますが,これにつきましては,本年度に事業を予定してございました東大橋地区生板池前の道路改良工事が,用地買収ができなかったために,年度内に工事を発注することができなかったと。また,高浜地区の恋瀬川左岸堤道路改良工事の発注が2月にずれ込んでしまったことなどにより,適正な工期が確保できないために,翌年度へ繰り越すものでございます。内訳といたしましては,委託料が408万5,000円,それから工事請負費が1億1,016万円,それと公有財産購入費が1,129万5,000円,それと補償補てん及び賠償金が881万1,000円となってございます。
 次に,一般市道整備事業(単独)の8,463万2,000円でございますが,これにつきましては国道6号バイパス整備事業に伴い,東田中地内の踏切統廃合事業が実施されているところですけれども,国交省やJR東日本さんとの協議が遅延して,協定の締結がおくれことや,工事が長期間に及んでいることから,国交省への負担金等について,翌年度へ繰り越すものでございます。内訳といたしましては,工事請負費が1,000万円,それから公有財産購入費が286万6,000円,負担金補助及び交付金が7,000万円,それから補償補てん及び賠償金が176万6,000円となっております。
 次に,排水路整備事業の300万円でございますが,これにつきましては中津川地区の排水路整備のための測量設計業務を発注するに当たりまして,地元地権者のちょっとした同意が得られなかったというために,委託料300万円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 以上,ご説明申し上げました内容が,道路建設課所管の今期補正予算の内容でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)それでは,議案第19号平成21年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について,ご説明いたします。11ページでございます。初めに歳入歳出予算の補正で,歳入歳出それぞれ554万9,000円を減額し,予算総額を26億6,829万6,000円とするものです。内容については事項別明細書でご説明いたします。80,81ページになります。
 まず歳入でございますが,(目)の1下水道費県補助金60万円の減額,流域関連公共下水道事業費補助金です。
 次に,その下の繰入金,一般会計繰入金ですが,1億1,184万9,000円の減額です。
 次に,下水道債1億690万円の増額,内訳といたしまして,流域関連公共下水道整備事業債1億500万円の増額,流域下水道事業債190万円の増額でございます。
 次に,歳出でございます。82,83ページです。(目)の3流域下水道事業費146万4,000円の増額,流域下水道事業負担金です。霞ヶ浦湖北流域下水道事業建設負担金の増額に伴うものでございます。
 次に公債費です。(目)の2利子でございますが,701万3,000円の減額。内訳といたしまして,流域関連公共下水道の一般長期債利子544万5,000円の減額,これは平成21年3月の借りかえを,当初予定より短い償還年限で借り入れしたため,また平成21年度新規借入分の利率が当初の想定より低かったためによるものです。公共下水道の一般長期債利子156万8,000円の減額は,平成21年度新規借入分の利率が当初の想定より低かったためによるものでございます。
 次に,戻りまして14ページの繰越明許費でございます。流域関連公共下水道整備事業(補助)で3,550万円,流域関連公共下水道整備事業(補助・ポンプ場)で4,384万円。流域関連公共下水道整備事業(単独)で3,232万3,000円,公共下水道整備事業(補助)で7,623万円,公共下水道整備事業(単独)で285万6,000円,流域下水道事業で1,503万1,000円の繰越明許をお願いするものです。主な繰り越し理由といたしましては,交通の規制に関して,道路管理者との協議,工場,事務所等,車両の出入りなどの地元調整,ポンプ場では工法検討及び機種選定に不測の日数を要したためでございます。流域下水道事業の繰り越しは,県の事業である霞ヶ浦湖北流域下水道建設事業の工事において,繰り越しが生じたためによるものです。
 次に,地方債の補正でございますが,先ほどご説明いたしました流域関連公共下水道整備事業債1億500万円の増額,流域下水道事業債190万円の増額に伴う限度額の補正でございます。
 続きまして,議案第22号平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。21ページでございます。
 初めに歳入歳出予算の補正で,歳入歳出それぞれ3,069万1,000円を減額し,予算総額を3億5,470万7,000円とするものでございます。
 内容については事項別明細書でご説明いたします。ページ106,107になります。まず歳入でございますけども,(目)の1農業集落排水事業県補助金3,535万円の減額,恋瀬地区農業集落排水事業費補助金でございます。
 次に,その下の一般会計繰入金でございます。3,085万8,000円の増額です。
 次に繰越金ですが,1,010万1,000円の増額です。
 次に市債,農業集落排水事業債3,630万円の減額,恋瀬地区事業債でございます。
 次に108,109ページ,歳出でございます。(目)の1農業集落排水事業建設費2,903万9,000円の減額,これは恋瀬地区農業集落排水事業の見直しを平成22年度に実施するため,工事等を一時中止したことによるものです。工事監理委託料31万5,000円の減額。管きょ埋設工事281万円の減額,処理施設建設工事2,591万4,000円を減額するものでございます。
 次に(目)の2利子でございますが,165万2,000円の減額。石岡地区利子償還費の一般長期債利子544万5,000円の減額,これは平成21年度新規借入分の利率が当初の想定より低かったためによるものです。
 次に,戻りまして24ページの地方債の補正でございますが,先ほどご説明いたしました恋瀬地区の農業集落排水事業債3,630万円の減額に伴うものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)私からは,平成21年度補正予算に係る建築住宅指導課が所管します事業について説明をさせていただきます。
 まず,お手元の補正予算書の39ページの歳入でございますが,国庫補助金,住宅用防災警報器設置補助金9万円の増,賃貸住宅ストック活用事業補助金263万7,000円の減,テレビアンテナデジタル化集中工事補助金18万6,000円の減となっております。
 続きまして,歳出でございますが,53ページの上から2段目ですね。建築事業としまして150万円。道路維持経費のうち後退用地舗装工事220万円の減,狭あい道路整備事業,用地購入費としまして566万円を減しております。これらは,道路幅員4メートル未満のセットバックに関する事業でございまして,建築主からの申請が少なく,今年度の実績見込みによりまして,それぞれ減額するものでございます。
 続きまして,55ページの一番上にあります住宅用防災警報器設置事業でございます。これにつきましては69万8,000円の減となっております。先ほど国費のところで,9万円の増というふうに説明を申し上げましたが,この事業は平成19年度から実施しておりまして,今年度が最終年度となっております。そのような関係から,国庫補助の対象となります団地の残り分と一般財源で対応します木造住宅の設置を今年度あわせて実施しております。そのようなことから,国庫補助の対象となります簡易準耐火建築物の2階建ての自由が丘第2古城,及び北の谷の住宅につきましては2階建てとなっております。そのような関係で,階段部分にも設置することとしましたので,設置個数31個分を増額したことによりまして,国費につきましては9万円の増としております。おかげさまで,今年度をもちまして,木造住宅の空き家を除く595戸すべての住宅への設置が完了いたしました。ありがとうございました。
 次の賃貸住宅ストック事業585万円を減額しております。これは,今年度より新規事業として,市報やホームページ等で事業の案内をしておりましたが,現在,3戸の入居にとどまっております。当初20戸分を予定しておりましたので,17戸相当分の家賃減額補助金を減額するものでございます。
 最後の,テレビアンテナデジタル化集中工事事業118万9,000円を減額するものでございますが,これにつきましても,請負差金によるものでございます。
 以上,建築住宅指導課が所管します補正予算に係る説明を終わります。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。
 暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

鈴木(米)委員長)休憩前に引き続きまして,会議を再開いたします。
 本件に対しましてご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。質問,意見ありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようなので,本件については以上で終結いたします。
 次に,所管事務調査のうち,議案第33号市道の認定についてを議題といたします。
 本件については執行部からの説明を求めます。

道路建設課長)それでは議案第33号市道の認定について,ご説明をいたします。
 この路線につきましては,バス専用道路整備事業に伴いまして整備されます都市計画道路を市道A3380号線として認定するものでございます。認定箇所につきましては,起点となる石岡市石岡一丁目18番地の17から,終点となります石岡市東大橋字六軒2858番地の14までの区間で,幅員が4メートルから6.5メートル,延長が2,589.3メートル,それと面積が3万2,945.04平米でございます。なお,排水施設といたしまして,道路片側に300のU字溝が設置される予定でございます。
 以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。本件に対してご質問等がございましたら,挙手によりお願いを申します。ありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようなので,本件については以上で終結をいたします。
 次に,その他でございますが,執行部から発言を求められておりますので,これを許します。

建築住宅指導課長)さきの委員会におきまして説明をさせていただきましたとおり,1月30日に八郷地区の特定用途制限地域について,1月26日,27日の両日におきまして,石岡地区の区域指定制度について,住民説明会を開催いたしました。出席者の方からは特に反対意見はなく,了解をいただいております。現在,特定用途制限地域につきましては,都市計画案作成のための素案の閲覧を実施しているところでございます。10月の施行に向けまして,これらの制度に関する条例案がまとまりましたので,本日,お示しいたします。
 なお,今後につきましては,法制担当部局と細部の協議に入り,また特定用途制限地域の条例に関しましては罰則規定を盛り込んでいますので,水戸地方検察庁との協議を予定しております。また,これらの条例案は,来週17日から31日までの15日間,パブリックコメントの手続に入りますことをご報告申し上げます。
 では,これらの条例の概要について説明をさせていただきます。
 まず,石岡市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例案でございますが,この規制の対象となる地域は,柿岡地区の用途地域を除く八郷都市計画区域内としております。この区域内での建築物の用途に関しましては,現行法上,規制されておりません。今後,(仮称)朝日トンネルの開通により,交通の利便性の向上に伴って,現在の良好な住環境を阻害するおそれのある建築物が建築されることが想定されますことから,建築物の用途の制限地域を設けるものでございます。
 条例の内容でございますが,第5条では,沿道活用型地区をはじめとする5地区に区分し,それぞれの区域ごとに,規制される建物の用途を定めております。具体的には,風俗営業,騒音及び臭気等の発生のおそれのある工場,危険物の製造貯蔵施設等,いわゆる迷惑施設と言われているものを規制の対象としております。
 後ろにございます別表第1から第5までに具体的な建築物の用途を掲げております。第6条は,条例の適用除外規定,第7条は,既存建築物に対する制限緩和規定,第8条は既存建築物の用途変更に対する規定,第9条は特例許可による適用除外規定,13条は罰則規定,以上の構成となっております。
 続きまして,石岡市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例,これは改正案でございます。この区域指定制度とは,市街化調整区域内のあらかじめ指定をした区域において,既存集落の維持保全を目的としまして,申請者の出身要件を問うことなく,だれでも住宅や一定の小規模の店舗,または事務所の立地を許可の対象とするものでございます。今回の改正は,この区域指定制度に関する条項を追加するもので,お手元の改正案の朱書きとなっているところでございます。
 主な改正点でございますが,第2条第2項におきまして,4つの集落を定義しております。第3条では,敷地面積の最低限度を規定しております。最低敷地面積を300平方メートルとし,いわゆるミニ開発の防止を図るものでございます。第4条から第6条第1号までは,都市計画法第34条第11号及び第12号の規定に基づく区域指定の土地要件と,許可となる建築物の用途を規定しております。
 以上,特定用途制限地域と区域指定制度に関する条例案の概要の説明を終わります。

鈴木(米)委員長)ただいまの報告に対しまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりお願いします。

関委員)この2つ都市計画法及び特定用途制限地域に関するこの条例の審議というのは,これでおしまいですか。そうでないでしょう。また別途。

建築住宅指導課長)はい,今回の説明は来週17日から31日までの15日間,パブリックコメントをかけますので,この素案の報告をさせていただいております。実際の条例の内容に関するご審議につきましては,6月の第2定のときに上程を考えております。その承認後,10月から施行というふうに,今のところ考えておるところでございます。

鈴木(米)委員長)ほかにありませんか。その他の報告等はございませんか。

都市計画課長)その他といたしまして,財団法人石岡市開発公社の解散についてご報告を申し上げます。
 財団法人石岡市開発公社は,市の総合計画に基づき,土地資源の有効活用と産業の振興を図ることにより,市民生活の向上に寄与することを目的として,昭和38年に設立され,公共用地の先行取得を主な業務として,事業を展開してまいりました。
 また,平成2年からは,市の委託を受け,常陸風土記の丘や石岡市旭台会館の指定管理者として,その運営に当たっていた時期もございましたが,本来の業務である公共用地の先行取得は,地価の下落や社会情勢の変化により,需要が大きく減少し,開発部門においては,これまでの蓄えにより運営を続けてきたという状況でございました。
 このように,開発公社における設立当初の目的と使命は,既に終わったものと判断し,公社の解散に向けて,関係機関との調整を進めてまいったところでございます。このたび,茨城県との調整が整い,解散するためには開発公社の寄附行為を改正する必要があることから,3月10日に開催されました理事会におきまして,開発公社の解散と残余財産の処分を内容とする寄附行為の一部改正をご提案し,承認をいただいたところでございます。
 この改正によりまして,石岡市開発公社の存続期間は平成22年5月31日までとなりました。また,これに伴いまして,平成22年6月1日からは,清算法人による清算事務を開始し,債権申し出の催告を官報に掲載するなど,所定の手続をとった後,清算を結了する予定となっております。
 なお,この寄附行為の改正によりまして,清算人には市長,副市長及び都市建設部長が就任し,残余財産のすべてを石岡市に寄附することとなりました。
 報告は以上でございます。

鈴木(米)委員長)ただいまの報告に対してご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)そのほか,発言等がございましたら。ございませんか。

関委員)2件ほどお伺いしたいんですが,まず1点は,川又の残土の問題ですけども,あそこで既に排水路の仮設工事が始まってると思うんですが,進捗状況について教えてください。

道路建設課長)川又地区の仮排水路の整備工事につきましては,せんだって完了をしてございます。

関委員)その件,了解しました。もう1件ありますけれども,通称筑波スカイラインの騒音の問題ですが,この前,市長から区長に対して,監視カメラ等の設置等について,つくば市,土浦市と協議をして,県に要望していくという回答だったんですが,それらについてどういう進捗か,お伺いいたします。

道路建設課長)水郷筑波国定公園内の暴走族による騒音公害の防止対策についてということで上がってきました要望等につきましては,2月1日に石岡市長と建設部長,それから私等で,土浦土木事務所長に対して要望をしてまいりました。一応,3市連名の要望書をそのときに同時に手渡しております。
 以上でございます。

関委員)要望しただけですか。何かそれについての感触についてはどうなってます。

道路建設課長)3市連名というような強い要望でございますので,県としても考えてまいりたい。それから,防犯カメラ等については県警の対応となるために,そちらに強く要望してまいりたいという意見をいただいてきております。

鈴木(米)委員長)ほかにございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ないようなので,この際,委員派遣による所管事務管外調査の報告について議題といたします。
 過日の斑鳩町の視察については大変ご苦労さまでございました。皆さんのご協力によりまして,大変有意義な視察をできましたことと考えております。
 本件につきましては,お手元に配付いたしましたとおり,報告書を作成いたしましたので,ご覧おきお願い申します。
 それでは,さきの視察を振り返りまして,ご意見等がございましたら,お願いをいたします。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)今回視察いたしました調査事項は,当市における石岡駅の改築や駅周辺整備事業の推進に十分に役立つものであります。これらを今後の委員会審査の参考としてまいりたいと思いますので,よろしくお願いを申します。
 次に,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会においては,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。




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