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徳増委員長)ただいまから,総務企画委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書の順に進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,案件説明のために,委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。それでは,これより議事に入ります。 〔「委員長」と呼ぶ者あり〕 磯部委員)議事に入る前にですね,委員長の方から確認を取っていただければと思うのですが。執行部におかれましてですね,この常任委員会の位置付け,それからまた常任委員会というものをどういうとらえ方をしているのか,ちょっと委員長の方からお尋ねをしていただいてですね,いかがですか。 徳増委員長)磯部委員の方から今のような意見が出ておりました。それと私自身も常々感じているんですけれども,私の委員会だけでなく他の委員会もそうだと思うんですが,委員会が追随して承認する機関になってしまっているような感が多分にありますので,この辺で軌道修正しませんと大きな事業を抱えている時には,結果が大変な事になった時に誰が責任を負うんだと,いうことになってくると思います。今回初めて,資料については前もってお出しいただきたいとお願いして,初めてです。読み込む時間を頂くほど早めに書類をいただいたのは。それ一つ取りましても委員会での位置付けとか,どの様に考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思いますので,部長の方からご答弁お願いしたいと思います。 企画部長)石岡市議会に設置をされました常任委員会でございますので,私たちは執行部としまして,常任委員会の皆様と一つ一つの議題項目についてしっかりと議論を踏まえた中で,各事業の推進を図っていきたいというふうに,合併前も現在も考えております。当然,本来であれば市民の代表である市議会26名の議員を持って議論をしていくことが本来の姿であろうとは理解をしておりますけども,いずれにしましても26名の議員の方々が,一堂に会して細かいことを議論する,これは非現実的であること間違いございませんので,今後とも常任委員会の皆様と様々な議論をさせていただきながら,石岡市のため石岡市民のために施策を推進してまいりたいと,そのように考えてございます。簡単ではございますが,以上でございます。 磯部委員)分かりました。この件についてとやかく追従発言する気はございません。本来であれば総務部長,総務担当所管の方にも出ていただいて,この件について認識を新たにしていただきたい。ただ今部長から縷々説明が有り,石岡市議会で認めた常任委員会であるのだと,相応のものを持って対応をしているという事でございました。それはそれとして,これまでにも再三ございました。嘘をついているとは申しませんが,公表できない部分も有るんでしょうけども,もう既に決定したことをさも現在検討しているようなニュアンスでその場を凌ぎ,そしてまた,どうにもいかない議決しちゃったものをご報告いただくだけ。こういう常任委員会であれば私は常任委員会はいらないと思っております。同時に議会の中では本会議だけが議会ではございません。この常任委員会,あるいは議会運営委員会,全ての他の常任委員会もですね,その所管における問題。ですから私がくどいようですが申し上げたいのは,経過は経過としてご報告いただく,また立場上,まだ結論めいた発言が出来ない状況は容認いたしておりますが,もう9分9厘決定しておるものであるならば,こうこう,こういうことで,こういう結果のもとに現在進行していますと。どうも蚊帳の外におかれているという言葉は語弊が有りますが,結果が出ちゃったやつだけを我々,ご報告を聞いてですね,まぁ,二言三言苦言を呈して,結局はどうにもならなくなっているという現状が有りますんでね,今後,これは部長もいらっしゃるんでね,庁議等においてそういう事も議論していただいて,常任委員会に何でもかんでも細かい事まで報告しろとか,そんな穿った事は申し上げるつもりもありませんが,少なくも所管の中でキチンと,やはり我々も職員の方々も情報の共有化,こういう事を持っていないとですね,職員の方も市民の皆さんに聞かれるケースがお有りになるかと思いますが,議員というのは特にこの問題どうなっているのと聞かれるケースがまま,これは1年生議員も10期生議員も変わらないと思うんですね。その時に我々が答えようがない,すると市民の方が逆に知っているケースもまま,これまでございました。ですから,そういう事をですね,今後,極力無いようにしていただいてですね,やはりお互いに情報の共有化,現在進行形の問題に対してキチンとしたプロセスの元にお互いに情報を共有するような委員会活動をさせていただきたいと思いますので,それだけは要望させていただいて終わります。 徳増委員長)多分に委員長である私の力不足でこういう事になったのだと思います。出来る限り残された数か月でございますが,議会として委員会として精一杯やってまいりたいと思います。言い方が適切かどうか分かりませんけれども,以前にも申し上げましたけれども,多分に議会がなめられていると私は思っております。それは私どもにも原因がございます。議員としての資質に欠ける,そういう部分が有ったのではないかと思います。充分に私ども議会も勉強して議会改革に努めてまいりますので,是非とも議会を支えていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。では最初にBRTについてを議題といたします。7月22日にかしてつ沿線地域公共交通戦略会議が開催され,BRTの開通式典等の日程について協議されたものと思います。協議の内容について執行部より報告を求めます。 企画課長)よろしくお願いいたします。7月22日に開催されました第7回かしてつ沿線地域公共交通戦略会議の内容について,ご報告申し上げます。最初に運行開始時期についてでございますが,本年5月28日に運行事業者であります関鉄グリーンバス株式会社が運輸局へ路線許可申請を提出いたしました。現在,審査をいただいているところでございますが,許可が下りるまで約3か月を要するとのことでございます。また,石岡地内の山王川を跨ぐ道路工事等が現在,急ピッチで進められている状況でございます。そして,バスの発着場を石岡駅西側のステーションパークとしたことに伴いまして,現在,安全対策のための踏切交差点付近の道路拡幅等の工事が施工されている状況でございます。また,高校の2学期の開始時期に合わせるなど,これらの理由から運行開始日を8月30日の月曜日,上り小川駅5時30分発と下り石岡駅6時5分発を予定いたします。次に,開通式典でございますが,運行開始日の前日8月29日の日曜日の午後1時30分予定でございますが,バス発着場となる石岡駅西側ステーションパークにおいて,来賓及び代表関係者によるテープカット並びにくす玉の開被そして記念乗車会を予定いたします。なお,来賓をはじめとする招待者につきましては,現在調整作業を進めているところでございます。次に,開通記念イベント,ウォーキング大会でございます。BRT路線が開通したならば,自動車や自転車,歩行者すべて路線バス以外は進入することができなくなります。市民の皆様に専用道路を歩いていただき,路線や付帯施設等をご覧いただき,バスの利用のきっかけづくりとしたいと考えております。期日は,多くの皆様にご参加いただけますよう,8月22日の日曜日を予定し,時間は暑い時期でございますので,午前8時から10時までの2時間を予定いたします。コースにつきましては石岡コースと小美玉コースの2コースで,中間地点であります石岡運動公園までの約2.5キロを歩いていただきます。参加者の皆様には,専用道路のデザインが書かれたうちわや健康グッズなどの記念品を用意する予定でございます。また,沿線の幼稚園や保育園の園児に塗り絵をお願いし,南台駅などに展示することといたします。さらに,農業委員会が現在行っております,軽トラによる農産物を販売するK−マルシェを開催したいと考えております。次に,開通前の8月8日の日曜日に,沿線自治会で組織いたします,かしてつバス利用促進協議会,かしてつバス応援団そして石岡市によりまして,路線であります南台駅の周辺の除草・清掃作業を実施する予定でございます。以上,BRTについて説明をさせていただきました。 徳増委員長)以上で報告は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手によりお願いいたします。 山本委員)運行開始までのスケジュール,このように確定したわけですけれども,先日も直接企画部にお尋ねしてお聞きましたら,先日の集中豪雨による工事の遅れ等が心配されたわけですけど,その辺は,この確定した日程に沿って順調に遅れを取り戻したと了解してよろしいでしょうか。 企画課長)ただ今のご質問にお答えいたします。山本委員が言われますように路線バスのバス停名でいきますと,南台三丁目のバス停,石岡商業高校の裏手になりますけれども,一部谷津田のところがございます。そこの法面が,側溝を整備した状況の中で,先般の大雨によりまして一部崩れた区間がございます。その中で,開通時期については先の戦略会議においても,ただ今申し上げましたように8月の29日に開通式典をすると言う事も有りまして取り急ぎの工事をお願いするという事で,現在都市建設部の方で早急な,急ピッチな工事を行うべく対応をしているところでございます。 山本委員)ありがとうございました。 磯部委員)8月22日の歩く会ですか。これは募集とかそういう事をやられる予定でなんですか。 企画課長)既に出ております8月1日号の広報いしおかにおきまして,イベントの開催について周知をしたところでございます。事前の受付ではなくて,当日の受付という事で対応しているところでございます。見通しとして500名の参加を予定しているところでございます。以上でございます。 磯部委員)分かりました。ただ22日に歩くことによってですね,歩いた方がですね,先々,今日もね,安全協会で小枝払いをやった時に,自転車,バスなんかが通らなくなっても歩いて駄目なんですかとか,自転車駄目なんですか,看板を見たと,歩行者自転車すべて禁止ということを見たがという話が有ったんですよね。だから一切駄目ですよと,バス専用道路ですからと話はしたんですが,ただこの歩くことを推奨した時にね,変な誤解を招かないように,そこだけの手配りというか気配りを,歩いた方が歩けるような錯覚を起こしてしまうと,500人あるいは1,000人の人が来ればですね,問題有るかと思いますんでね。別にこれはお答えはいりませんけれども,その辺の配慮をお願いしたいと思います。それからもう1点,私が冒頭に申し上げました事が真にここに書かれております。石岡駅西口ステーションパーク括弧して予定になっております。これを何故予定にするのか。この辺が私は分からないんですよね。だって即日決定しているんでしょう。だから前に私が東口にしたらどうだという時に,課長は現在審議中だと。戦略会議でね,西口にするのか,方向性はまだ一応決定はしておりませんと言っておきながら2日後にはキチンとした物が全協において配られているんですよね。だから,そこらを議会,委員会こういったものをないがしろにしているとは申しませんが,やはり公表できるものは,もう公表しちゃってね,やはりキチンとやるべきだと思うんですよね。これ予定になっていますよね,でも現実には予定じゃないと思うんですが。 企画課長)ただ今の磯部委員さんのご質問ですけれども,開通式典の場所につきましては,あの石岡駅のステーションパークの滝が流れている側の南側になるんでしょうか。そこの一角を使って式典を行うという事でございますので,発着場については西側のステーションパークという事で,これは決定でございます。それと,この開通式典の場所のステーションパークの予定ということですけれども,現在調整を進めているところですけれども,招待する来賓の方について今,協議を進めているところですけれども,一部国土交通省の上の方が出席をされるという事の話も来て,今調整を進めているところですけれども,その際に招待者の数がかなり膨らんでまいります。あそこのステーションパークの一角を使ってやった場合に,非常に狭いという場面も出てくる可能性もありますので,その来賓の方で,国のトップの方が見えた時には,たとえば場所を,別途場所を考えるということを含めての予定という記載をさせていただいております。 〔「了解です」と呼ぶ者あり〕 磯部委員)差し支えなければ,お聞かせいただきたいのは,現在歩道を工事しておりますね。懸念された案件ですが,お骨折りを持ってスムーズに予定どおり工事に入れたのかなと思っておりますが,その件については差し障りが有れば結構ですが, 〔「休憩中で」と呼ぶ者あり〕 磯部委員)分かりました。それであれば後で結構です。 徳増委員長)暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 徳増委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。他にご質問ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)2,3点お聞きしたいのですけれども,いまさら言うまでもない事なのですけれども,かしてつ沿線公共交通戦略会議の中に何故,議会関係者を入れなかったのか。今後の事も有りますのでね,お聞きしたいと思います。議長,副議長も入っていないんですよね。地域の代表である,確かに南台から2人出ているんですけれども,一応地域の代表である議会側から1人も出ていないのはどういう理由なのかなと思いまして。 企画課長)かしてつ沿線公共交通戦略会議の中に,議員さんが入っていないのは何故かという事でございますけども,平成19年の3月に鹿島鉄道が廃線となって,その後,色々な検討委員会等が設置されて,その流れで多分,戦略会議が出来たと思うんですけども,その前段の検討委員会のメンバーに議員さんの名が連なって無かったという事も有って,多分そのままスライドしたのかなというふうに思うんですけども,私その当時おりませんでしたので,何ともお答えしようがないのですけども,その辺については後で,その当時いた担当に確認して委員長に報告したいと思います。申し訳ありません。 徳増委員長)私は,その流れで来たのであっても,事業主体は今のところ県であっても,お金を出すのは小美玉市と石岡市ですから,やはり住んでいる住民の意見がまず反映されないといけないと思うんですね。そういう時に窓口である企画部の中で是非とも入れてほしいという意見を何故言えないのか,県の方に対してどうして卑屈になっているのか,学識経験者と言われる大学教授に対してそんなに卑屈になるのか,私は不思議でならないんですよね。この座長の言う事を聞かなくてはならないというね,これは直接聞いたわけではないですけど,今の西口の話も,「自分は西口のつもりでやってきた。西口にならないのだったら座長を降りる」と言ったと他の自治体から聞いております。だったら降りていただけばいいんですよ。そんな人になにも頭下げる必要はない。だからそういうことも,もうちょっと市の方は自信を持って強く出ていただきたいとおもいます。これからも大きなプロジェクトが有ると思いますので,企画部門の方は特に,そういう面で風当たり強いかもしれないけれども頑張ってやっていただきたいと思います。それと現実的な事でお聞きしたいのですが,試運転は先月された時に何故石岡地域はやらなかったのか。 企画課長)これは,物理的な事でございまして,小美玉地内についてはご承知のように,もう舗装がされております。石岡の場合にはまだ全面舗装がされておりませんので,それが出来た暁に試験走行するという事でございます。現在予定しているのはお盆明けから開通前までという事で予定しております。 徳増委員長)聞くところによりますと,試験走行したことによって色々な不具合が見つかったという事を聞いております。ですからお盆明けで間に合うのかどうか分かりませんが,その改善点が,是非とも試運転は早めにやっていただきたいと思います。山王川のところは遅れているわけですからね,山王川は抜いても他の部分で試運転をしないと危ないのかなと,ちょっと心配になっております。この間の集中豪雨で,あの時に私は,ガードレールやなんやら崩れて良かったなと思っているんですね。これが開通してからだと大変だったと思いますので,不幸中の幸いだったと思います。もう一度確認したいんですけれども,遮断機は当初の予定以外全部の所に遮断機は付かないわけですね。道路に面した十字路になる所ですね,他の道路が専用道路を突っ切る所。これは確認のためにお聞きしたいと思います。 企画課長)遮断機の設置についてはこれまで委員の皆様にご説明してきた箇所です。ただ委員長の方からご指摘をいただきまして,その設置する場所,位置については意見を反映させていただきました。ただ,今後BRTが開通してその後,検証が行われます。それを受けて危険性が非常にあるという事になってくれば,当然遮断機の設置等についても検討が必要だと思っております。現在のところ,今の数で対応するという事で進んでおります。 徳増委員長)危険は目に見えているわけですのでね,一般の市民の方だって「危ないじゃないか」と,当然のことのように道路で有れば,レールが無くなれば入っていいものと誤解をすると,だから大変危険な事を市は始めるんじゃないかと随分言われますので,私は遮断機が有ることによってそこで止まりますのでね,ですから遮断機は全部の所につけないと,大変危険だと思います。出来れば付けていただきたいと思います。それともう1つ,細かい事なのですけれども停留所,シェルターの電気代はどちらが持つんですか。市が持つんですかそれとも運行業者が持つんですか。 企画課長)その電気代の取り扱いについてまだ決定はしておりませんけれども,これから調整しなくてはいけないことについては,前回申し上げましたように緊急車両をどうするのかという部分と,専用道路内にある付帯施設,シェルターの管理も含めまして,その管理をどこがするんだという事も近々の行程会議の中で協議をさせていただきます。今のところどちらという事を申し上げられません。 徳増委員長)随分見切り発車なんですね,そうなると。国土交通省の偉い方をお招きするので,もう日にちが決まっているからそれに合わせて,多分答弁し難いと思うので結構ですが,それに合わせてのおっつけ工事みたいに見えるんですよね。当然そういう事は詰めて,もう終わっていなきゃいけないことだと思うんですね。実際には建設の方に事業としては回っていますよね。そうなると建設部の方で,維持管理が建設だとこの前おっしゃっておりましたのでね,道路課の方で維持管理費として,全線の電気代を持つのかとか,電球を替えるのは何処がやるのかとか,細かいところは全部詰めて,それが終わってから私は工事の方に行くのだと思っていたんですね。ですから今頃になって私もこんな質問をするのは恥ずかしいし,質問しなかった自分もいけなかったんだと思うんですけれども,今更ながらどこでやるんだろうということを感じましたのでね,これ間に合うんですか,そういう事を全部式典までに,いわゆる運行開始の日までに,こういう細かいことを全部協議できるんですか。 企画課長)開通までの間に調整するところが沢山ございますけれども,定期的に県の方と両市の都市建設部関係の行程会議というものが開催されております。今週の木曜日も開催の予定ですけれども。その中に,当然運行事業者でございます関鉄グリーンバスにも来ていただきまして,最終的な調整がされるものと思っております。ですから次回の会議の中で大方,その辺の取り扱いについては決まるのかなと思っております。ただ市の方とすれば,あくまでもシェルターそれからバス停等については運行事業者であります関鉄グリーンバスが本来は対応すべきものというふうに思っておりますけども,中々その辺の調整が,出したくないという部分もあるのかもわかりませんが,上手く進まないという状況も有るという事はお知らせしておきたいと思います。 徳増委員長)課長の答弁の中で「と思います」というのは,企画からはその会議に出席しないのですか。 〔「出席します」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)出席しますか。そうすると工事するのは都市建設部ですけれども,そういう所を全部詰めるのは,私は企画だと思うんですね。あちらは本当の現場仕事ですからね。ですから,そういう細かいところは出席されるのは課長だと思うので小美玉市と連携を組んで,小美玉市でも多分問題になると思いますから,連携を組んでハッキリと主張するところは主張して,関鉄グリーンバスに持っていただきたいと主張していただきたいと思います。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)以上です。どうもありがとうございます。BRTについて他にはございませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ないようですので,以上で終結いたします。次に市民満足度調査についてを議題といたします。本年2月5日から3月5日かけまして,市内在住の18歳以上の男女4,000名にアンケート調査を行いました。返送されました回答の集計分析がまとまりましたので,その概要について執行部より報告を求めます。 企画課長)それでは「市民満足度調査」の概要についてご報告申し上げます。今回の報告書は,昨年お渡ししました資料よりかなり薄くなっており,精査をさせていただきまして,4部構成です。8政策,49施策について満足度・重要度・業務改善必要度の経年推移を中心とした分析を掲載した分析編1と,それから基本属性と各課から募集した個別設問の分析を掲載した分析編2と,行革に関する自由意見,市政全般に対する自由意見を掲載した自由記述編と,それから質問票などを記載した付属資料の内容毎に4冊構成といたしました。最初に分析編1の1ページをご覧いただきたいと思います。この市民満足度調査は,記載されておりますように第1次石岡市総合計画の進行管理にあたり,市民の求める施策や優先順位を検討するための資料づくりと,市民参画のまちづくりを推進することを目的として実施したものでございます。調査対象者は,市内在住18歳以上の男女で,対象者数は4,000人でございます。調査期間は,平成22年2月5日から3月5日までの1か月間です。回収結果は,回収数1,304人,回収率32.6%,調査精度2.75%でございます。次に2ページ目からの満足度及び重要度,業務改善必要度の考え方でございますが,政策,施策毎に満足しているか,重要と感じるかについて,それぞれ5点満点で回答していただきました。得られた結果を偏差値化し,業務改善必要度という数値で表すことで,優先順位付けの参考としております。18ページをご覧いただきたいと思います。今回の調査の特徴として,業務改善必要度の5年間の経年推移を見てみますと,今回の調査で市民の期待が高いが満足度が低い,いわゆる業務改善必要度が高く,早急な改善が求められている上位3施策については,記載されておりますように1位が駅・市街地等の整備,業務改善必要度21.47ポイント,2位が商業・サービス業の振興,業務改善必要度16.75ポイント,3位が公共交通機関の充実,業務改善必要度14.63ポイントとなっております。前回の調査では今回調査の2位と3位が逆転していましたので,商業・サービス業の振興が1ランク上げたことになります。また,駅・市街地等の整備については,前回調査に引き続き2位を大きく引き離した1位となっている状況にございます。次に27ページをご覧いただきたいと思います。業務改善必要度の中学校別ランキングでございます。石岡地区では,駅・市街地等の整備に対しての意識が強く,八郷地区では交通安全の推進に対しての意識が強い状況でございます。前回と比較いたしますと,石岡地区においてランキング1位に変動はありませんが,八郷地区におきましては,八郷南中地区と有明中地区で交通安全の推進がランクを大きく上げているのが特徴でございます。次に28ページをご覧ください。総括といたしまして,業務改善必要度の5年間の経年推移から,市民が望むトレンドは何かを掲載してございます。市民の期待が高い割に満足度が低く,早急な改善が求められている施策については,記載の先ほど申し上げました上位3となっており業務改善必要度が高い施策となっております。なお,3施策とも,昨年12月に認定を受けた中心市街地活性化基本計画に基づき,市民・事業者・行政が一体となり中心市街地の活性化に取組み,満足度の向上に取り組んでいるところでございます。その下の,市民の期待が低い割に満足度が高い施策につきましては,国際交流の推進,住宅の整備,男女共同参画社会の実現でございます。なお,業務改善必要度が最も低い国際交流の推進につきましては,茨城空港の開港に伴い,今後重要度が上がることも想定されることから,これまで以上の取組みが必要となってまいります。次に分析編2をご覧いただきたいと思います。今回は庁内公募によりがん検診について,行財政改革について,防災無線について,また,前回調査で業務改善必要度が高かった施策の中から駅・市街地等の整備,商業・サービス業の振興について個別設問を設けており,次のような傾向が見られました。まず,がん検診についてですが,6ページをご覧いただきたいと思います。検診日は土日,検診時間帯は日中,検診場所は医療機関が,検診後には健康相談が望まれております。次に防災無線についてですが,7ページ目からご覧いただきたいと思います。屋外拡声器設置の市内全域,一律の整備が望まれている事が分かります。次に駅・市街地等の整備でございますが,10ページ目からご覧いただきたいと思います。西友跡地周辺地区の再開発と駅周辺駐車場の確保が望まれていることが伺えます。次に商業・サービス業の振興ですが,16ページ目からご覧いただきたいと思います。商店街にはイベントやセールが望まれています。合わせて,生鮮食料品店の開店が望まれています。次に行財政改革についてですが,自由記述編をご覧いただきたいと思います。職員のことや窓口対応に関する記述意見が多くみられました。 なお,自由記述編への意見内容については,分類して担当課に回答を依頼している所で有り,この結果については広報いしおかの方に掲載する予定であります。この全体の市民満足度の調査結果につきましては,ホームページそれから9月1日号の広報いしおかに掲載するとともに,市内の公共施設等窓口に設置をいたしまして広く周知を図ってまいりたいと思います。以上,市民満足度調査について説明させていただきました。 徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。 磯部委員)何点かお尋ねしたいんですが,この市民満足度調査の個別質問あるいは施策,政策等を見ますと,石岡市のいわゆる総合計画とマッチしないんですよね。色々な意味でね。やはり総合計画の見直しなどという事もあり得るという事でございますか。 企画課長)ただ今の磯部委員さんのご質問でございますけども,総合計画に掲げられております8つの政策とそれらからなる49の施策毎の調査という事になっております。ただし,総合計画の見直しについてどうなのかということでありますけども,現在国の方において地域主権の関係で,その取り扱いについて国会で議論がされている状況でございますので,本来的に総合計画の必要性というものが問われた時にどうするんだという話になってくると思いますが,基本的には総合計画は石岡市まちづくりの指針でありますので,やはり同様な形のものを進めていくということで現在考えているところでございますので,市民満足度調査の設問については,今の総合計画と併せた形の調査項目となっていると認識しております。 磯部委員)私が総合計画と照らし合わせてみると,総合計画の方が非常にアバウトな計画の部分が有りますよね。これは中々細かい分類まで出来ないというものがあるわけですので,そうなると整合性を持って行くのにですね,有る部分,総合計画3か年に一遍の見直しという現実も有るわけですので,それと市民ニーズというのが非常にライフスタイルの変化によってですね,変わってくるわけですよね。その辺も踏まえた時に,総合計画をある程度見直さざるを得ない部分も出てきてしまうのかなという懸念を感じたわけですよね。それとこの4,000人の方は匿名ですよね。そうしますと自由意見の中で,行政が市民に求めていることと,市民が答えている事にものすごくギャップを感じるんですよね。これ見てますと職員の態度が悪いの,議員の数を減らせ,職員の給料を減らせ,何というんですかね,ものすごくね,有る部分しょうがない部分も有ろうかと思うんですよね。先ほど課長が各所管において回答を市報に記述するというようなことでしたが,自由意見のあれを私何人かに見せたら,全く逆の意見なんですよね。いや,市の職員はものすごく親切になりましたよと,丁寧ですよと。一例を挙げればですよ,そういうものがものすごくあるんですよ。匿名で出すことによる無責任さ,あるいは理想論,想像論。こういう事を述べるケースというのは多いわけですよ。ですからこの辺をいかにして,出されている方は本当に30何%しかないわけですから,出していただいた方は真剣に書いて出していただいたと思うんですが,やはりそういうものを踏まえた時にですね,この回答をですね,どういうふうに皆さんにご理解いただくような形で出していくかということも私は,検討課題だと思うんですよね。先ほど課長の方から中心市街地と,あるいは中心商店街という言葉をよく行政で使われますが,私は旧市街地とか旧商店街と言うのであれば分かるんですが,中心市街地は,今はジャスコを中心とした所が中心商店街ですからね。ですからそういう解釈をしている人から見れば,逆の捉え方をする可能性もあると思うんですよ。ですから旧市街ね,石岡のいわゆる駅を中心とした旧市街,旧商店街なら分かるんですが,中心商店街と言われて,じゃあ中心商店街って石岡の何処なんだという事になるわけですよ。その辺もキチンとすると,私は,回答は難しいと思うんですがね。折角出していただいた方にね,私が一例を上げればね,職員数は多いと言われた時に,じゃあ石岡の人口密度,人口数,財政状況,これから考えた時にあなた,職員が多いと言うが,何人が適していると思いますかと逆質問したいくらいのものを覚えちゃうんですよ,これを見ますと。私もこれを2回読ましていただきました。間違えてはいけないと思いまして。回答は相手が反感を持たないようなものを出すんじゃなく,キチンとしたものをやはり出していかないとですね,誤解に誤解を招くと,生むというようなケースも出てくると思いますんでね,先ほど,9月号の市報ですか,それに回答をというお話が出たんですが,あの市報の中では回答なんて,ほんの数%の回答しか出せないんじゃないかなと言うような事もあると思うんですよ。ですからこれだけの市民満足度調査,この満足度調査を何のためにやるのかという意義が書いてあるわけですが,そういうことであるならばね,やはり私は逆に出前講座,あるいはまた前にやっていたようにね,市民との行政懇談会,こういうものをやはり本当にこれを活かして,まちづくりの方向性を明確にするんであれば,また敢えて必要な部分もあるんじゃないかなと思うんですよね。だからこの回答はですね,色々な角度からご検討をいただいて,回答していただかないとね,誤解を招いちゃうなという気がしますんで,その辺は一つよろしくお願いしたいと思います。 企画課長)私の方で先ほど,市民満足度調査の結果について9月1日号の広報いしおかの中でお知らせをすると言う事を申し上げましたけれども,9月1日号にお知らせする内容については,市民満足度調査の概要,先ほど私が説明した内容のものをまず掲載させていただいて,あとは自由意見について主だった複数質問がされていた内容,併せて磯部委員さんのご心配いただきましたように,ある程度批判めいた内容につきましても,いい事だけの回答と言うわけにもいきませんので,その辺は誤解がされないような回答を出していきたいと思います。 岡野委員)市民満足度調査をやっていってですね,業務改善必要度が1ということは,例えば駅市街地等の整備について1ですよと言う事は,不満だけど事業をやっていないという事だと思うんですよね。この市民満足度調査を総合計画,基本計画,実施計画ということで,3年,5年,10年ですか,そういう形で計画を進めて,それで予算に反映させていくという事で,それは法律に定められた,やらなければならない自治体の仕事なわけですよね。地方自治法に定められているわけですから,この満足度調査の結果,政策とか予算とかに反映する努力,考えはあるのかお聞きしたいんですけれども。 企画部次長)岡野委員さんのご質問でございますが,先ほど磯部委員さんからもでました総合計画と満足度調査がリンクしているのかという観点でございますが,先ほど課長が説明いたしましたように地方自治法の改正がございまして,基本構想と言われる部分,総合計画の上ですね,基本構想,基本計画この部分について今までは自治法で必置義務,必ず作らなければならないということでしたが,地域主権の観点から今度は作らなくていいようになります。ただし,石岡市の場合ですと23年度まで前期計画がございますので,後期計画を見直すに当たりまして,総合計画それから基本企画など全体的な流れを大きく見直そうかと考えております。その中で市の指針となるものは必要だと。それからやはり短期的な実施計画が必要だと。長期的な指針と短期的な計画,短期的な計画を実際に運営していくに当たっては,この満足度調査の結果を反映していきたいという考えで,現在事務方で進めています。 岡野委員)今の説明で大体分かりましたが,やはり満足度調査を実施するに当たって,自由記述はともかくとして,ここに出ている分析編1・2等は,やはり基本的な構想が市にあるとすれば,あるいは市長が中心にそれは考えるのでしょうけれど,市民満足度調査をまずチェックしていき,市長がこうしたいという時に満足度調査を見てそれを踏まえて計画を立てていくというのが市民のための政策ではないかと思うんですよね。これを全く無視はしないでしょうけども,これはこれで,市長の方針はこうであるよというような,今後の政策あるいは事業推進をしていくとすれば,これを何回やっても同じという事になると思うので,その辺のところは十分に政策的に反映させていっていただきたいと思います。答弁は結構です。 磯部委員)回答数が1,304ですよね。石岡市は8万前後の人口,成人が7万ぐらいあるわけですが,一般の方がこの市民の意見とかこういうのを周知させる,知らしめるための手段と言いますか,そういうものはお有りになるんですか。ただこの1,304人から出てきた事に対しての検討。そうすると多くの市民は市民の中からこういう意見が出ているという事すら分からないわけです。これに基づいて石岡市がまちづくり構想を作っていった時にですね,まるっきり反対の意見を持ってる方はですね,何やってんだいと言うようなことにもつながりかねないね。これが逆に1,300人,2,000 人の方が回答くれないけどほとんどが回答くれたというんであれば市民の総意というような感覚もできると思うんですが,この対象になっていない方はこの事実というのは認識されないですよね。実際こういう回答が出てきているとか,市民からこういう意見が有るなんてことは分からないわけですよね。やはりそういうものをどういう形でね,市民の方にね,ご理解をいただくか。そういう事を含めて私がさっき申し上げたのは,出前講座とか地域懇談会とか,そういうのでこういう声が有りましたよと。あらーそんな素晴らしい意見あんのけ,そんな馬鹿な意見があんのけという声が出る,市民から。それが市民の総意だと思うんですね。ですからその辺をね,対応と言いますか,対策的なものをお考えになられているのか。もしお考えが無ければ別に結構ですが,その辺が大事な事かなと,ある意味でね,思ったものですから,それをお尋ねいたします。 企画課長)実際的に今回4,000人を対象として,回収がされたというのは32.6%,1,304人という事でございますけども,これは5年間続けておりまして,毎年,住んでいる方を対象として無作為抽出をして対応しているところでございますので,ある程度特定者だけではなくて幅広く意見を聞いているという面も反面あるのかなと思います。あくまでも8万余の人口の中で全ての人が見ていただくことが1番望ましいことでありますので,周知の方法につきましては現在ホームページへの掲載それから広報いしおかへの掲載等をやっておりますけれども,誰もが目にすることが出来るような方法について考えていきたいと思っております。先ほど磯部委員さんから言われましたように,出前講座についても市民満足度調査結果についてという項目も追加してやることも十分可能でありますので,その辺のところは十分考えていきたいと思います。 磯部委員)今の出前講座は一例ですが,これもキチンとした題材を決めないで集めておいて色々な話をするから色々な事が出てきてしまう。こういう事を題材にしてね,やはり市民に周知徹底していくという事も1つの方法なのかなと思うんですよね。これは8万の市民全員に,こういう事をやりますよと知らしめるのは,100%不可能ですから,それは別としてね,少なくも私はその地域の区長さんあたりに市民の中から今こういう声が出ているんだよと,区長は千何百人も居るわけですから,そういう方にだけでも配布するとかですね,そうことも一つの媒体方法になるのかなと。そして区長さんさえ知らないと。5回やりましたが同一の方が選ばれてしまう事は無いような方式でおやりになっているんですね,大体が。中には間違えて重なる方もお出でになるかと思いますが。そうなってくると課長が言われたように,広く多くの市民の意見と,やはり区をまとめているのは区長ですから,区長あたりには市民はこういうことを望んでいるんですということを知っていただくためにも,1つのPR媒体としてね,そういう事も手なのかなと感じたものですから,その辺も是非ご検討をいただければと思って,別ご答弁は結構ですので,その辺も検討をしていただければと思いますんでよろしくお願いいたします。 山本委員)磯部委員,岡野委員それぞれ質問が有って,それに対する執行部の答弁が有りました。執行部を一方的に擁護するわけではないんですが,今回の意識調査結果が先々の総合計画,基本計画に必ず反映されていく。特に短期計画の見直しには直結していくということを伺いましたので,それはそれで納得できるんですけれど,回答数が1,000を越えたという事は,一般的に私の知識の範囲内では有効な回答数だったかなと思いますので,ここで得た回答を基に数値化された業務改善必要度の高いものを,繰り返しになりますけれども優先的に市長に直結して計画の見直しに繋げていただきたいと思います。ただ,1点心配しますのはホームページで全て全回答内容,設問内容から含めて見れますけれど,インターネット使えないんですよという自由意見も有りました。特に自由意見で重複した物はともかくとして,どれだけ幅広く採り上げて,それに対する回答を文字でですね,広報紙を通じて皆さんに,市民の皆さんに知らせることが出来るのかなと。自由意見に書いた人はやはり,最初の設問に答えながら最後自由意見が書ける部分があると,そこを楽しみに書いてきた人がかなりいるんではないかなと思いますので,例えば去年の広報紙ではどういう形で市民の皆さんに回答結果,自由意見の部分ですね公表されたか,去年の資料あるでしょうから後で見せていただきたいと思いますけども,その部分で工夫をお願いできればと思います。以上です。 徳増委員長)他にはございませんか。私も自由意見の中にこれは貴重だなと思ったんですけれども,私たちぐらいの年代ですとパソコンを使うのは可能なんですが,高齢化時代,高齢化時代と言われながら,なかなか高齢者の部分が,視点が欠けていたのかなと,ホームページとかそれだけでは困るという意見が載っていたんですね。あっ,なるほどなと思いました。確かにホームページに載せるのが一番,アクセスしていただけばいいわけですから楽なんですけれども。その辺の周知の仕方というのは一番役所の頭を悩ますだろうなと思います。印刷物で渡しても広告と一緒に捨てられてしまったり,やはり最大公約数の所でね,分かっていただければいいのかなと感じました。1点読んでいて分からなくて,大変細かい事で申し訳ないんですけれども教えていただきたいと思います。付属資料編の中の12ページなんですけれど,石岡駅周辺の市街地整備を行う上で重要だと思われる点は何ですか,という設問が有るんですね,問11。石岡市営駅東駐車場敷地の高度利用,これ高度利用ってどういう事に使うんですか。これ市民の方,これ読んで分かるのかなぁと思ったんですね。高度利用ってどういう物に使うのか,私はさっぱり分からなかったんで,お聞きしたいんですけれども。どういうことを意図としているんでしょうねこれ,設問。 企画課長)委員長も多分ご承知だと思いますけども,中心市街地活性化基本計画に基づく2核1モールと再三申し上げていますけども,その中で鹿島鉄道跡地について民間の賃貸住宅,それと公営住宅というのも有りますし,あと駐車場の不足というものも有りますので,現在平面的に駅東の駐車場として利用していただいておりますけれどもかなり利用者は多いというふうに聞いております。その中で立体駐車場的な発想もいかがなものかと,そういった事も踏まえまして幅広い見地で,高度利用していただくためのものとしていかがかと,ちょっとこの設問だけでは意味するところは見え辛いとは思うんですけれども,幾つか含んでおります。 徳増委員長)分かりました。中心市街地活性化基本計画を渡されている私にもよく分からないのに一般市民の方に分かるのかなと。大変愚問で申し訳ございません。それと1点,どうも理解できないのは,石岡市の総合計画と市長のマニフェストとの整合性,これどうするんですか。市長がこういう事をやりたいと言って当選されて,総合計画の大きな施策の中の一つには,はめ込めれば入り込めるんでしょうけども,そうでない時にはどういうふうにして行ったらいいんですか。それで当選したからにはやっぱり実施したいと思うんですね。この中でどうみたらいいのか。 企画部次長)先ほども若干お答えいたしましたが,基本構想,総合計画,実施計画という今まで自治法上載っていた10年・5年・3年という計画について,自治法の改正に伴いまして石岡市も総合計画のあり方を見直そうとしております。その中で基本構想的なものは有る程度長いスパンで考えますが,総合計画あるいは実施計画という5年,3年の部分,この部分を出来れば4年ないし,3年4年の首長の交代時期に合わせるとは限らないかもしれませんが,現実的な総合計画としてその辺を見直していきたいと,今までは法的に10年・5年・3年でしたが,長期のスパンのものと短期の計画と言う形で見直しを図っていきたいという事で今,検討をしてございます。 徳増委員長)今,次長がおっしゃったように一部の自治体では4年の計画の所ございますよね。私は,これからは4年でしていかないと,首長のやりたい事が実施できないのではないかなと思いました。ですから石岡市の総合計画も4年単位で市長の任期の4年単位でやって行っていただけたら良い政策が出来るのではないかなと思います。これはよろしくお願いいたします。 徳増委員長)他にはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ないようですので,以上で終結いたします。 徳増委員長)その他として発言はございませんか。 磯部委員)冒頭,委員会についてお話をさせていただきました。また,委員長から質問が有ったように,宮本課長が建設との関係と言う中で,中々回答に苦慮していると,ですから以前の委員会でも申し上げましたように,宮本課長,鈴木次長もやがては石岡市の部長職として背負って立つ方なので,是非これは頭に入れていただきたいのは,ああいう大きな事業,それから長期スパン,3年なり5年かかる事業に関しては,私は片手間では出来ないと思うんです。私は委員長が質問した事を以前に質問しようとして,これは職員がかわいそうだなと,課長,次長の名前でこれもやれあれもやれと言われて担当にさせられてというのが有ったんですよ。ですから今後ですね,部長もいますんで,大きなプロジェクトを,事業を実施される時は,石岡市は是非3人でも4人でもいいからプロジェクトチームを作って,それが完成するまでは,基本計画から総合計画から実施計画,全て完成までそれをやっていくというような組織形態をしないと,民間はそういうことをやっていますからね,選抜チームで。それで民間の場合にはそこで失敗すれば左遷も食います。成功すれば昇給もします。だけど市役所にはそれはありませんけれども,私はいつも思うのはかわいそうだなと,担当になった方が。ですからそういうものを頭に入れていただいて,何かの会議とかそういう時には市長に是非そういう事も提言していただいて,組織と言う物を明確にした長期スパンに立った対応を図れるような,職員も楽だしプロフェッショナルにもなりますし,最後の最後まで全部認識できるわけですよ。1から10までの説明もできるでしょ。ところが1から5までは出来るが6からは違う所の所管に行ったんで,まあ聞いておきますではね,事業は成功しないと思いますんで,そういう所は是非ね,これは意見としてご提言させていただきますんで,それだけです。 徳増委員長)他にはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)発言なしと認めます。企画部の部長はじめ,お3人には大変申し訳ございませんでした。今日は総務部の領域にまで意見が入りこんでしまいましたけれども,これは私ども委員会の熱意と思って受け止めていただきたいと思います。また次回とは申しませんけれども,総務部の所管の委員会を開きました時に,改めて総務の方にもお願いしたいと思っております。委員会としての考えでございますので受け取ってほしいと思います。以上をもちまして総務企画委員会を閉会いたします。 |