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鈴木(米)委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。 本日の議題は,付託された議案の審査といたしまして,議案第48号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成22年度石岡市一般会計補正予算(第2号))」のうち当委員会の所管にかかる部分。議案第49号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分。議案第52号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について。議案第54号「平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について。議案第73号「市道の変更について」。 付託された陳情の審査といたしまして,陳情第43「総社一丁目地内の排水路改修に関する陳情」。及び「その他」であります。 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。 初めにお諮りいたします。本日の議題であります議案第73号ないし陳情第43につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩いたします。 ― 休 憩(現地調査) ― 鈴木(米)委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 それでは,あらためまして,議案第48号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成22年度石岡市一般会計補正予算(第2号))」のうち当委員会の所管にかかる部分についてを議題といたします。 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。 道路建設課長)それでは議案第48号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成22年度石岡市一般会計補正予算(第2号))」のうち都市建設部所管となる部分について,ご説明いたします。お手元の資料10ページから11ページの中段をご覧願います。道路橋りょう施設災害復旧費といたしまして7,731万6,000円の補正計上をお願いするものです。こちらは,去る7月下旬のゲリラ豪雨によりまして,道路や水路をはじめ市内全域に及ぶ被害が発生したために,その災害復旧費を補正計上しております。内訳といたしましては,最初に施設維持管理用品費の39万3,000円でございますが,これは,東大橋地内にございます生板池脇の道路が陥没したことにより通行不能となったため,その通行止めや迂回路表示などの看板並びに警告等設置に費やした費用でございます。次に測量設計委託料の750万円でございますが,これはただ今申し上げました生板池脇の道路陥没箇所が1か所,それと同じく東大橋地内の水路法面崩壊の箇所が1か所,及び水路横断管破裂が1か所,それとBRTの法面崩壊箇所が1か所の合計4か所の測量設計委託料でございます。次に市道復旧工事費の6,810万円でございますが,これは法面や路肩崩れの復旧工事など30万円以下となる小規模工事が118か所,それから道路陥没や法面崩壊等による中規模以上の復旧工事が9か所,合わせまして127か所の復旧工事費でございます。次に原材料費の132万3,000円でございますが,これは八郷支所管内にございます砂利道,砕石道でございますが,その補修材料として砕石を購入するものです。1路線当たり10立米相当で30路線分を見込んでおります。以上,合計いたしまして,7,731万6,000円となる災害復旧費の補正計上をお願いするものです。よろしくお願いいたします。 鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 関口委員)これ今,課長のほうから説明があったんですけど,7月25,26日のゲリラ豪雨の災害ですぐに対応したということはいいんですけど,27日に専決が出ているというのは対応が早いと思うんですけど,その箇所を把握するのにこんな短期間では漏れがもっとあると思うんですけど,その点,今後出てきた分に対しては,どのように対応しますか。 道路建設課長)今のところ数か所程度が追加として上がってきておりますので,十分災害復旧費の中で対応が可能かというふうに考えております。 関口委員)そういうことでしたら,了解いたしました。 鈴木(米)委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第48号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成22年度石岡市一般会計補正予算(第2号))」のうち当委員会の所管にかかる部分について採決いたします。 お諮りいたします。 本案は,「承認すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に議案第49号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第52号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第54号「平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」についての3件を一括して議題とといたします。 本件につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。 道路建設課長)それでは議案第49号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち道路建設課所管となる部分について,ご説明いたします。お手元の資料40ページから41ページの下段の欄の中ほどをご覧願います。土木費の道路維持費でございますが,道路維持経費の補修工事費として750万円を補正計上しております。これにつきましては,年度当初からの天候不順により,災害にまでには至らなかったものの機能上,あるいは管理上,早い時期に手当てしなければならない箇所が多かったために,予算の執行も例年より早まったことから,上半期の補修費を確保するために計上するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 次長兼都市整備課長)続きまして,都市整備課に関することにつきましてご説明いたします。ページにつきましては同じく補正予算書の42ページから43ページをご覧いただきたいと思います。一番上の表になります。(款)土木費の都市計画費でちょうど2段目の項目にあります公園事業費でございます。これにつきましては,15(節)工事請負費につきまして,公園内の遊具の修繕工事を行うため253万4,000円の増額をお願いするというものでございます。具体的には,今年度実施いたしました公園遊具の点検調査委託の結果を受けまして,早急に修繕を要する遊具より今年度分としまして当該金額をもとに修繕をしていきたいということでございます。よろしくお願いします。 下水道課長)下水道のほうからご説明いたします。議案第52号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。76,77ページをご覧いただきます。まず歳入でございますが(款)の3国庫支出金でその下の(目)の1下水道費国庫補助金が368万5,000円の増額です。次に繰入金です。(目)の1一般会計繰入金が219万9,000円の増額です。次に繰越金が1,332万4,000円の増額です。次に市債で(目)の1下水道債が340万円の増額でございます。次に歳出でございますが,78,79ページになります。(目)の1下水道総務費,(目)の2流域関連公共下水道維持費,(目)の3公共下水道維持費でございますが,人件費等の調整でございます。次に(目)の1流域関連公共下水道整備事業費と(目)の2公共下水道整備事業費も人件費等の調整でございます。(目)の2の公共下水道整備事業費でございますが,公共下水道整備事業の補助で工事請負費が2,000万円の増額です。次のページになります,81ページです。公共下水道整備事業費の単独ですが,工事請負費が1,000万円の増額でございます。補助につきましては,柿岡八重地内を通る県道土浦笠間線の県道部分で道路管理者との協議により当初予定しました103メートルの工事に追加工事56メートルを加えることが可能となり,下水道管渠推進工事を行うもので ,これにより県道部分の工事が完了となります。単独ですが,県道石岡筑西線の林地内バイパス工事におきまして,県が行う交差点改良工事で県道部分に埋設されている市の下水道管渠の移設工事が必要となりましたので,占用者である当市の負担により行う工事でございます。 次に議案第54号「平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。98,99ページでございます。まず歳入でございますが,繰入金で(目)の1一般会計繰入金59万6,000円の減額です。次に100,101ページ歳出でございます。歳出につきましては,人件費等の調整でございます。(目)の1農業集落排水事業総務費,(目)の2農業集落排水事業維持費,その下の(目)の1農業集落排水事業建設費で調整してございます。以上でございます。 鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 鈴木(行)委員)公園事業費の中の公園維持管理経費253万4,000円ですけども,先ほどの説明で遊具の整備ということでお話があったわけですが,どこの公園の遊具を整備するのか,そしてこの整備はあとどの位で全公園の整備が完了するのか,その辺ちょっとお伺いをしておきたいと思います。 次長兼都市整備課長)まず点検につきましてご説明いたします。遊具を設置している公園等ということで,全て16か所ございまして,その公園につきまして,72の遊具の全てを今回調査いたしました。その中でD判定C判定とありますが,早急に修繕が必要な箇所ということにつきまして,今年度分としまして,先ほど上げさせてもらっております253万4,000円をお願いしているということでございます。今後の話でございますが,調査の内容によりましては,設置時の基準に対してはアウトということで,D判定C判定を受けているということもございますので,その辺につきましては,その予算の中身も含めて,これからまた検討をしていきたいということで,2,3年ないし5年の間でその辺の予算取りを含めて検討させていただければと考えております。まずはブランコのつり金具の取替えとか,滑り台の補修とか使用頻度の高いもので緊急を要するものを今年度お願いしたいというものでございます。以上でございます。 鈴木(行)委員)了解しました。ただですね,この公園の維持管理の中の特にこの遊具については,石岡では幸いこれまで事故は起きていないですが,多くの自治体の中でかなりの事故が発生し,その度に自治体で補償をしたり何かしなければならない,そういった事態が生まれてくる訳でございまして,5年という歳月じゃなくてできるだけ早い機会に整備をして安全な形の中で子どもたちが遊べるような態勢を作っていただきたい,そういうことを要望して私のほうを終わります。 鈴木(米)委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案議案第49号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第52号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第54号「平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」の3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に議案第73号「市道の変更について」を議題といたします。 本案については,初めに執行部から説明を求めます。 道路建設課長)それでは議案第73号「市道の変更について」ご説明をいたします。この路線は(仮称)石岡・小美玉スマートインターチェンジ整備事業に伴い,道路区域の一部を変更するものでございます。お手元の資料の2枚目,市道路線変更調書,合わせまして3枚目,4枚目の位置図をご覧いただきたいと思います。最初に市道A2115号線でございます。起点となります石岡市正上内12146番地3から終点の同所13852番地までの区間で,幅員が2メートルから5.78メートル,延長が604.9メートルでございましたが,終点は変わらず起点だけが正上内16070番地2となることで,最小幅員が2.76メートルと増え,また延長は,349.42メートルと短くなるものでございます。次に市道A2116号線でございますが,起点となります石岡市正上内12047番地2から終点の同所12108番地2までの区間で,幅員が4メートルから9.22メートル,延長が260.62メートルでございましたが,起点は変わらず終点だけが正上内12047番地1となることで,最小幅員が0.7メートルと減り,延長も38.36メートルと短くなるものでございます。この路線につきましては,スマートインターチェンジ建設に伴いまして通り抜けができない行き止まりの道路となります。しかも幅員が減少いたしますけれども,道路の奥に排水路が整備されますので,その排水路の管理上必要な市道となってまいります。次に市道A2117号線でございます。起点となります石岡市正上内16039番地から終点の同所12130番地3までの区間で,幅員が1.5メートルから4.76メートル,延長が269.41メートルでありましたけれども,終点は変わらず起点だけが正上内12119番地2となることで,延長だけが207.52メートルと短くなるものでございます。次に市道A2184号線でございますが,起点となります石岡市正上内12270番地58から終点の同所12062番地2までの区間で,幅員が3.57メートルから8.64メートル,延長が1,005.67メートルでございましたけれども,これを起点は変わらず終点だけが正上内12034番地1となることで,最大幅員が6.18メートルと減り,延長も739.74メートルと短くなるものでございます。最後に市道A2355号線でございますが,起点となります石岡市正上内12047番地1から終点の同所16050番地までの区間で,幅員が3メートルから4.46メートル,延長が79.86メートルでございましたが,起点が変わらず終点だけが正上内16052番地1となることで,最大幅員が3.63メートルと減り,延長も16.23メートルと短くなるものでございます。この路線につきましても通り抜けができない行き止まりの道路となりますけれども,スマートインターチェンジ建設に伴い整備されます排水路の管理をするために必要な市道なってまいります。以上5路線につきまして市道の区域の一部変更をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。 鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第73号「「市道の変更について」を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に陳情第43「総社一丁目地内の排水路改修に関する陳情」を議題といたします。 本件については,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。 事務局)それでは,陳情第43「総社一丁目地内の排水路改修に関する陳情」についてご説明いたします。 本陳情は,平成22年8月4日付けでご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,石岡市総社にお住まいの,元真地町区長の○○様,外120名の方々でございます。 内容でございますが,総社一丁目地内を通る当排水路につきまして,春から晩秋までの長期間にわたり蚊が大量に発生し,また,夏場の渇水期の藻などの腐敗臭に悩まされるなど,衛生上,大変な問題が生じてきているということです。 また,安全上の問題として,数年前に市内の老人が水路に落ち,一晩中出られず翌朝に発見されたことがあり,そのときは,冷え込みが厳しい時期ではなく無事救助されておりますが,今後,この排水路に子供たちが転落する危険性があるとのことです。 そこで,地域住民の安全で快適な生活のため,そして危険をできる限り排除するために,当排水路につきまして蓋がけなどの改修を要望するものでございます。 以上でございます。 鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。 関委員)執行部に聞きたいんですけども,これの改善策というのはどういう策が考えられますか。 道路建設課長)改善策といたしましては,安全がやはり第一ということになりますのでフェンス,U字溝の下まで落差が2メートル程度ございますので,それを防止するためにフェンス等を設置することと,コンクリート等の蓋をかけて対応できれば,と考えております。 関委員)フェンスと言ったよね。陳情書にあるとおり蚊の発生とか悪臭とか,そういう問題はフェンスだけでは解決できないだろうと思うんですが,それはどうなんですか。 都市建設部長)悪臭ということですので,今の水路に蓋をかける場合には堆積している,そういうものを除去して,その上にU字溝の蓋をかけていきたいと思っております。先ほど担当課長が申しましたフェンスと言うのは,出入りとかそういう所であって,あとは蓋だけで対応できるのかな,と思っております。 関委員)了解しました。 関口委員)先ほど見てきまして,この水路がありまして,その他にも広くなっているんですけど,その広いところまで市有地なんですか。水路の幅,境界はどうなっているんですか。 道路建設課長)境界杭は確認できなかったんですが,市有地であると思われます。 関口委員)そうするとこのU字溝はこのままで蓋をすることは可能なんですか,それともU字溝そのものを取替えないと蓋をできないのか,その辺の説明をお願いします。 道路建設課長)既設の今あるU字溝に蓋かけは可能であるというふうに思っています。 関口委員)わかりました。 山口副委員長)今,見てきたんですけど,写真の@のところと写真のCのところ,これはフェンスを大至急やらなければならないのではないかと思うんですね。あと側溝の蓋なんですけど,先ほど見てきた@のところは小型のユンボが入れば側溝を綺麗にできると思うんですけど,全体的に下までずっとユンボなんか入れるんですか。 〔「工事の内容はいいだろう。」と呼ぶ者あり〕 山口副委員長)いろいろな面で市の予算の都合もあると思うんですけど,道路の側溝の要望もありますからね。やっぱり大至急フェンス,あとは予算の関係でいろいろ順序があると思うんで,そういうのも含めてこれは進めていただければいいんじゃないかと思います。 鈴木(米)委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第43「総社一丁目地内の排水路改修に関する陳情」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は,その願意は妥当であると認められることから「採択すべきもの」といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 さらにお諮りいたします。 ただいま「採択すべきもの」と決しました陳情第43につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に「その他」でございますが,何かご発言等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 関委員)2点ほどあるんですが,まず1点目。朝日トンネルのこちら側の出口のアクセス道路なんですが,かなり道路は路面が高くなるんですけど,その周辺に2件ほど家があるんですよね。この騒音対策はどういうふうに考えているか,ちょっとお聞かせ願います。 次長兼都市整備課長)まず工事においてはできるだけ騒音のしないような作業をすることで進めているということで理解していますが,供用後についてということでは,現状においては対策等については,今のところ対策そのものについては考えていないです。 関委員)そうすると,例えば防音のフェンスを造るとか,そういうことは全く考えていないんですか。 次長兼都市整備課長)現状においては,今のところ対策をとる形では考えてないです。 関委員)道路とあまり違わないレベルになっちゃうんですよ,2件ほど,こちらの上がっていく道路の左側なんですけど。これはほとんどアクセス道路と同じレベルのところまで道路が上がってきちゃいますのでね。何らかの防音措置を講じないと,特に夜間等の交通が多くなるだろうと思うんですけど,その時の防音というのはしっかり考えておく必要があるんではないかと思うんですが,どうですか。 次長兼都市整備課長)俗に言うと一般道路改良工事,交差点改良等々も含めて,相当量の交通が予想される場合は対策等々を検討されるかと思うんですが,当該案件につきましては,特段,今のところはそのままで何とか可能かなというふうに考えているということでございます。 関委員)それはそうかもしれませんけど,今後の対策としましては,あそこ一番の問題は坂になるわけですね。そうするとダンプ等の騒音の大きい車が通ったときの騒音なんだろうと思うんですけど。住んでいる人は,確認しましたら,大変不安に思っているということを言われたんですけど。実際に一般道としてそんなに騒音は無いということなら問題は無いんですけど,もしあったときの対応というのは考えておいてほしいな,というふうに思います。 もう1点は,この前の都市建設委員会で質問したんですが,笠間のほうの北関東自動車道の水の問題,それを調査しておきますという回答だったんですけど,その結果についてお願いします。 次長兼都市整備課長)先の都市建設委員会でご質問のありました点についてということでございまして,今回の朝日トンネルに関しましてはトンネル掘削に伴う流出水の利活用につきましてですが,これにつきましては,トンネルの火災対策として貯水するということは考えておりますが,それ以上に,前回ご質問にありましたように,水道の水源として利用できるのかということですが,それほどの量が無いということで,水道としての利活用を含めて先ほどの防火水槽以外の利活用につきましては,今のところ考えていないということです。量が出ないということも含めて,そういう考えで今,利活用は考えているということでございます。以上でございます。 関委員)笠間市のほうの状況を確認したんですか。 次長兼都市整備課長)あくまでも朝日トンネルの水源,水の流出の状況ということだけでございまして,笠間市のほうまでは確認はしていません。朝日トンネルの,あくまでも流出量があるのかどうかという点について確認してまいりました。 関委員)了解。 鈴木(米)委員長)ほかに発言等はございませんか。 鈴木(行)委員)せっかくですから発言いたしますが,過日,私ども議員として石岡市内の,特に今回これまでいろいろ騒いでおりました建築基準法違反,違法建築,三村地内の違法建築をはじめ石岡市内の全ての違法建築について,いろいろな形で勉強会を開いたわけですけど。正式にはやはり我々建設委員会としても,そういったものを的確に捉えるために,一応担当部局のほうからいろいろな説明をいただいて,今後の資料として,なおかつこれからの抑止力にもつながるような方法があればということで,今回質問をしたわけで,できれば担当部局のほうから,そういったことも含めてご説明をいただきたいというふうに思っております。委員長に取り計らいをお願いしたいと。 参事兼建築住宅指導課長)今回の大雅荘の増築工事に関する一連の法令違反のうち,都市計画法の開発許可を所管しております担当課長としまして,大雅荘の違反事項が発覚するまでの経過及び今後の手続き等を含めまして,ご説明をさせていただきます。 まず,平成20年12月15日に事業主から依頼を受けました設計事務所が当課に相談に来ております。相談の内容でございますが,社会福祉法人陽山会が運営する「大雅荘」が敷地拡張を伴う入所施設の増築を計画しており,建築確認申請書の提出をする前に,都市計画法上の手続きについて確認をしたいということでみえております。 その他,相談の際に聞き取った情報としましては,地目,現況ともに「山林」であること。敷地拡張面積が2,380平方メートルの市街化調整区域内であることでございます。 以上の諸要件を基に,次の内容で回答をしております。 都市計画法が平成19年11月30日に改正施行されておりまして,改正前であればこのような社会福祉施設は,開発許可の適用除外となっていたため,地目が「山林」であれば確認申請の手続きをもって立地できた案件でしたが,11月30日に施行されました改正都市計画法では,社会福祉施設であっても開発許可の対象であり,都市計画法第29条の規定に基づく開発許可を受ける必要がある旨を設計事務所のほうに説明を申し上げております。 なお,次回の相談の際には,敷地拡張部分のみならず敷地全体の土地利用計画図を作成した上で,再度協議に来てほしい旨を担当職員が伝えております。 その後,12月24日に再度来所されまして,前回の打合せの敷地拡張部分の地目が「山林」ではなく「畑」であることを,相談者が持参しました土地登記簿謄本で確認をした次第でございます。 農地であるからには,農振地域に入っている可能性が非常に高いため,早急に農政課に問い合わせをして確認をするよう指示しておりまして,農振地域内であれば所定の手続きに概ね1年くらいを要することを説明しております。 その後,「大雅荘」の開発行為に関する相談は一切ございませんでして,平成21年5月7日に大雅荘の施設長と,12月に2度相談にこられました建築士の2名で,私のところに訪れております。 その内容とは,農地に係る所定の手続きを一切行わずに,建築物を完了させてしまったこと。平成20年度の単年度の補助金であったため,時間的な制約から法的手続きを怠ってしまったことなど,施設長らの申し出によりまして,これらの一連の法令違反の事実が発覚した次第でございます。 その後,市及び建築基準法を所管しております県が,5月12日及び13日にそれぞれ現地調査を実施し,18日には県と合同で建築基準法及び都市計画法の違反行為に係る事情聴取を実施しております。 その際に市としましては,開発行為とは何ら関係無く,緊急的な措置としまして,敷地の南面の法面の崩壊防止対策及び敷地内の雨水の法面への流出防止対策について,防災措置を文書で指示しておるところでございます。 以上,大雅荘の違反事項が発覚した平成21年5月までの経過説明でございます。 次に,今後の手続きでございますが,現在までに農政課所管の「農業振興地域除外」の手続きが完了しております。 この農振除外がなされたことにより,今月10日に開催されます農業委員会総会において「農地転用」にかかる審議がなされる予定と聞いております。 都市計画法の開発許可につきましては,先の農業委員会総会の審議結果を踏まえまして,開発許可の要件となります「立地基準」及び「技術基準」に照らしまして,最終審査を行うことになります。 抑止,予防効果等のご質問がございましたので,私どもとしましては,本事案による今後の開発行政への影響が懸念されますので,今回の大雅荘の建設に関与しました設計事務所及び施工業者への罰則等の行政処分につきましては,これらを所管しております茨城県に引き続き検討をしていただくこととなっております。 以上でございます。 鈴木(行)委員)ただ今,課長のほうから一連の行動について説明があったわけですが,今回の問題は特に全ての事案の中で違法をしていると。こういうようなことが,この石岡市内で二度とあってはいけないわけでございまして,この事案をはじめとするいろいろな建築確認の申請についても,今後十分に担当部局としても調査をしながら,十分に指導をしながら今後の事務処理に当たっていただきたいなと,そう要望します。それと,今回の事案は特に,今までのお話を聞きますと,事前に知らされていながら,わかっていながらやってしまったと,そういうような説明を受けていますので,これは大変遺憾なことだと。そういうようなことも含めて,我々議会としても襟を正す意味でも,今後の建築に対するいろいろな一連の問題については,公正に対処をしていただきたいなと,このように強く要望するものです。以上です。 鈴木(米)委員長)ほかに発言等はございませんか。 次長兼都市整備課長)この場をお借りしまして,ご意見等をちょっと伺いたい点がございます。この前,当委員会の皆様方にもご視察いただきました朝日トンネルの名称についてでございます。9月7日現在,入口から約377メートル,36%掘削が進んでおりまして,当名称につきまして,今後決定をして工事等においてトンネルの名板をつけるというようなことが予定されております。このため名称を決定するにあたりまして,議会の皆様方のご意見を伺えればということで考えております。トンネルや橋りょうの名称につきましては,一般的に当該地域の地名を使っているというケースが多い状況でございます。現在,このパンフレットにもありますように「(仮称)朝日トンネル」という形で運用されているんですが,実態としまして,この地域の方々については,もう「朝日トンネル」という形で生きていると。他の地域の方についても朝日峠というのが一般的にわかりやすいのかなということで考えておりまして,内容としましては,土浦市とともに協議決定していくことになるんですが,事務方としては「仮称」を取った形ではいかがかなというようなことで考えておりますが,ご意見のほうを,すみませんが。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 関委員)これは土浦市とも関連するんでしょうけど,朝日というのは「アサヒ峠」の「アサヒ」でしょう。「アサヒ峠」の「アサヒ」だと思っていたんですが,その朝日は違うんだよね,「アサヒ峠」の「アサヒ」と,違うでしょう。「アサヒ峠」の「アサヒ」は旭日の「旭」じゃないですか。その「朝日」ですか。 次長兼都市整備課長)地図等を見ますとこの「朝日」ですが。 関委員)なってる。じゃあ,特に問題は無いです。そうすると特に土浦のほうも特に問題は無い話ですね。 鈴木(米)委員長)いいですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 都市計画課長)私のほうからも1件。名称の話なんですが,(仮称)石岡・小美玉スマートICについて,8月19日に地区協議会というところで,今回のこの名称の件について揉みましたところ,「石岡小美玉スマートインターチェンジ」ということで,原案をこれで可決いたしました。この次,常陸工事事務所のほうで標識適正化委員会というのが,またございまして,そこは常陸工事で事務局をやっていまして,その委員会にかけて,その委員会で通ればNEXCOさんとか,日本高速道路保有債務返済機構さんのほうにその名称を伝達するような流れです。ですから基本的にはこちらのような名称になると思います。ご報告です。 都市建設部長)私のほうから1件だけ,ご報告させていただきたいことがあります。7月20日の都市建設委員会で石岡駅周辺整備事業,西口駅前広場整備にかかる用地取得についての経過についてご説明をさせていただいたところでございますが,7月26日府中一丁目の1件,1所有者なんですが,この方と土地及び物件移転の契約を結びましたので,ご報告させていただきます。以上です。 鈴木(米)委員長)ほかに発言等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 当委員会において閉会中も,なお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。 |