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議会中継
  


 第6回委員会 (12月10日)
出席委員 鈴木米造委員長,山口晟副委員長,鈴木行雄委員,川井貞夫委員,関昭委員,関口忠男委員
市執行部 都市建設部長(藤枝利明),都市建設部次長(前島晃),都市建設部次長兼都市整備課長(池田久),参事兼建築住宅指導課長(中川尚也),都市計画課長(海老原徹),下水道課長(臼井俊),道路建設課長(福田嘉夫),建築住宅指導課副参事市営住宅担当(久保田正美)
議会事務局 庶務議事課係長(関 努)



鈴木(米)委員長)
ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は,付託された議案の審査といたしまして,議案第84号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分。議案第87号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」,議案第93号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」,議案第95号「市道の認定について」,議案第96号「市道の認定について」,議案第97号「区域外道路(小美玉市道)の路線認定の承諾について」。
 所管事務の調査でありますが,「都市建設部の事務執行状況について」といたしまして,「平成22年度予算の執行状況」「合併特例債活用事業の進捗状況」「入札の実施状況」「前期定例会以降の都市建設部における行政報告」。及び「その他」であります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。初めにお諮りいたします。本日の議題であります議案第95号ないし議案第97号につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。
 
 ― 休 憩(現地調査) ―
 
鈴木(米)委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 それでは,あらためまして,議案第84号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第87号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」の計2件を一括して議題といたします。
 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。
 
道路建設課長)それでは議案第84号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち,道路建設課所管となる部分についてご説明をいたします。お手元の補正予算資料24〜25ページの下から2つ目の欄をご覧いただきます。土木費の道路橋りょう費でありますが,道路維持経費の臨時雇人賃金といたしまして,34万9,000円を補正計上しております。これは今年7月の豪雨により起きました災害箇所等の復旧工事や道路管理パトロール等を強化するために,緊急雇用対策の一環として現業部門に臨時職員を1人雇用するために計上するものでございます。雇用期間につきましては,来年1月から3月までの3か月分として計上しております。雇用条件につきましては,1週間で5日の勤務,1日の勤務時間が7.75時間,それから社会保険等への加入が条件となります。また,1時間当たりの賃金単価が750円となっております。以上が道路建設課所管となる補正予算の内容でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課のほうからご説明いたします。議案第84号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち下水道課にかかる部分で,霞ヶ浦浄化対策経費の合併処理浄化槽設置事業費補助金についてご説明いたします。補正予算書20〜21ページをお開きをいただきます。まず歳入でございます。(款)の14国庫支出金の(項)の2国庫補助金から(目)の2衛生費国庫補助金,21ページのほうにございます合併処理浄化槽設置事業費補助金として379万8,000円を増額。次に(款)の15県支出金の中の県補助金から(目)の3衛生費県補助金,21ページのほうに同じく補助金として999万円の増額となります。
 続いて歳出でございます。24〜25ページになります。(款)の4衛生費の中の(目)の4公害対策費,25ページのほうにございます霞ヶ浦浄化対策経費の合併処理浄化槽設置事業費補助金1,758万6,000円を増額計上してございます。浄化槽の補助につきましては,補助金の増額もあり,申し込みが増加しております。浄化槽25基を増加しまして,当初分84基と合わせて109基分の計上でございます。その他単独浄化槽の撤去費用としまして8基増加しまして,当初分15基と合わせて23基分の計上でございます。
 次に議案第87号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてご説明いたします。46〜47ページをお開きいただきます。まず歳入でございます。(款)の5繰入金で(目)の1一般会計繰入金1,418万8,000円の増額でございます。次に歳出でございますが,48〜49ページになります。(款)の1下水道費でございます。(目)の2流域関連公共下水道維持費の下水道ポンプ・管きょ維持管理経費でございますが,工事請負費200万円の増額は管補修工事です。国道,県道部に埋設されている当市の下水道管きょのマンホール蓋の調整工事等でございます。道路管理者からの指示によるもので,協議が整いましたので,占用者である当市の負担により行う工事でございます。次の公課費1,218万8,000円の増額ですが,消費税でございます。消費税の課税標準額となる使用料の増加に比べまして,控除対象仕入額となる課税支出工事費等の著しい減少により納付税額が増額となりました。以上でございます。
 
鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
 
関委員)今の消費税の話だけど,1,218万,これはどれにかかる消費税ですか。

下水道課長)これは下水道のほうにかかるものでございます。

関委員)下水道の全部にかかる消費税,工事関連全部にかかる消費税。

下水道課長)これは下水道工事を行っておりますけれども,下水道工事の工事そのものが減少しましたので,使用料をいただいておりますが,その使用料のほうから消費税を支払うようになりますので,工事量そのものが多い場合には還付という形で消費税が出ていなかったことがあるんですが,現在は工事量そのものが少なくなりましたので,使用料のほうが多くなって支払うような形になっております。
 
鈴木(米)委員長)ほかにご意見等はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第84号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第87号「平成22年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」の計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第93号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」を議題といたします。
 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。
 
下水道課長)議案第93号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」をご説明いたします。本件は平成22年8月4日午前11時30分ごろ,石岡市石岡二丁目地内市道において,都市建設部の職員が,管理地の草刈中に発生した物損事故について損害を賠償し,和解をするものでございます。相手方はかすみがうら市下志筑×××× ○○○○。和解内容及び損害賠償額は,市が相手方に車両修理代として11万8,114円を支払うものです。相手方の車両は修理が済んでおり,保険請求の手続きを進めております。以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関口委員)説明したのが下水道課の課長なんで,これは細かく言えば下水道課の職員がやったということなんですか。

下水道課長)はいそうです。

関口委員)そうすると,草刈をやって発生したということですが,どういう機械で草刈をやったんですか。

下水道課長)草刈は刈払機を用いまして,職員が下水道の施設,場所を申しますと,駅前のスポーツセンターの近くに下水道の流量計の施設がございます。そこの部分の刈払い,除草を行っておりましたところ,ちょうどその脇が市道の信号の停車位置でございまして,そこに相手方が停車をしたとき,刈払いを行っていたところ石が飛びまして,ドアの部分,窓ガラスと側面を傷つけたということでございます。相手の身体に怪我はございませんでした。道路部分でしたので,こちらの注意が足りなかったというところでございます。

関口委員)これは損害賠償請求の件なんで,私は別に反対しているわけではないんです,賛成なんですけど,それはね,損害賠償するのは当然だと思うんですけど。今言ったのは,肩掛けの簡単な機械なのかなと思ったんですけど,それを職員は,我々だったら家が農家で草刈とかでそういう機械を使って慣れているんだけど,その職員はそういう機械をいつも使って慣れているうえでやったのか,それとも急にやってこいという感じでやったのか,その辺の指導はどうだったんですか。

下水道課長)職員も刈払機の扱いには慣れてはいたんですけども,草が繁茂している中,草の中に砂利が挟まっている,そういうようなところもございましたので,そこまでは気がつかなかったという面があったのかと推測されるんですが,また片側が道路部分でしたので,そういう部分もありますから,事故等が起きないような対応,注意を払うべきだったと推測しております。

関口委員)よく道路の草刈なんか見ると,飛ばないように1人が押さえてやってますよね。ああいうのを今後,気をつけて,取り入れて,1人でやるんじゃなくて,1人補助を付けてやるように,道路に面している部分ね。今回,車だったから,人に当たったりしたら,それどころじゃないんで,今後気をつけていただきたいと思います。以上です。

鈴木(米)委員長)ほかにご意見等はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第93号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第95号「市道の認定について」を議題といたします。
 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。

道路建設課長)それでは議案第95号「市道の認定について」ご説明いたします。この路線は都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道A2500号線及び市道A2501号線として認定をするものでございます。お手元の資料の市道路線認定調書と位置図をご覧いただきます。まず市道A2500号線でございますが,起点となる石岡市鹿の子二丁目9896番地13から終点となります石岡市鹿の子二丁目9896番地16までの区間で,幅員が6メートル,延長が74.45メートルの路線となります。次に市道A2501号線でございますが,起点となる石岡市鹿の子二丁目9896番地21から終点となります石岡市鹿の子二丁目9896番地23までの区間で,幅員が6メートルから7メートル,延長が57.75メートルの路線となります。この2路線につきましては,それぞれ角切りと300ミリの側溝が設置されております。以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第95号「市道の認定について」採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第96号「市道の認定について」を議題といたします。
 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。
 
道路建設課長)それでは議案第96号「市道の認定について」ご説明いたします。この路線は都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道A4539号線として認定をするものでございます。お手元の資料の市道路線認定調書と位置図をご覧いただきます。市道A4539号線は,起点となります石岡市旭台一丁目3596番地8から終点となります石岡市旭台一丁目3596番地10までの区間で,幅員が5.9メートルから6メートル,延長が108.88メートルの路線となります。この路線につきましても,角切りと300ミリの側溝が設置されております。以上でございます。
 
鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第96号「市道の認定について」採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第97号「区域外道路(小美玉市道)の路線認定の承諾について」を議題といたします。
 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。
 
道路建設課長)それでは議案第97号「区域外道路(小美玉市道)の路線認定の承諾について」をご説明いたします。この路線は小美玉市におきまして,合併特例債事業を活用して整備する(仮称)栗又四ケ線が,石岡市小井戸地内を通り整備されるために,区域外道路としてその路線を認定するために承諾を求めるものでございます。お手元の資料の区域外道路調書と位置図をご覧いただきます。この(仮称)栗又四ケ線は,起点となります石岡市小井戸字神明431番地2から終点となる石岡市小井戸字東前1058番地を通って整備をされる予定となっております。路線の全体計画延長が2,360メートルのうち,石岡市内を通ります延長が約675メートルございます。また,道路幅員が約12.5メートルの路線となっております。また,この道路が道路法第16条第2項の規程により区域外道路として,市町村道の認定をした場合には当該道路を認定した市町村がその管理を行うことになっておりますので,施工及び完了後の管理につきましても小美玉市が行うことになります。以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第97号「区域外道路(小美玉市道)の路線認定の承諾について」採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に都市建設部における事務執行状況についてを議題といたします。「平成22年度予算の執行状況」「合併特例債活用事業の進捗状況」「入札の実施状況」「前期定例会以降の都市建設部における行政報告」を調査項目としまして,報告書を提出していただいております。この報告書につきまして,各課ごとに要点を取りまとめて,ご説明をお願いいたします。
 
都市計画課長)お手元の調書の都市計画課,1ページでございます。12月1日現在の平成22年度予算の執行状況調書ということで,1ページのところ記載しています。まず上のほうから都市計画一般経費,この本年度予算の中で一部未契約となっている都市計画図修正印刷業務が,まだ契約になってございません。こちらは都市計画決定で今年やろうとしている駅周辺整備関係と八郷の特定用途関係の都市計画決定が済み次第の都市計画図の修正ということで予算取りしてございます。現在,まだそこのところが都市計画決定されてございませんので,それが済み次第契約,図面修正になります。
 それからその次の欄,特別道路対策事業,こちらは全て繰越分でございます。全て契約済みでありまして,こちらスマートICの予算でございます。スマートICは年度末,3月末供用に向けてがんばっているところでございます。一番下の段,石岡駅周辺整備事業でございます。こちらも一部未契約になっているところは,一番上の石岡駅周辺整備基本設計業務委託,予算5,500万円がまだ契約になっておりませんが,こちらは今,JRと協議中でございまして,整い次第の契約ということで予定してございます。執行状況につきましては以上でございます。
 入札状況については,下に書かれておりますように,まちづくりワークショップ業務委託124万9,500円が○○○○○○に契約ということでございます。
 都市計画課のほうは以上でございます。

次長兼都市整備課長)続きまして都市整備課所管の執行状況並びに合併特例債活用事業の進捗状況につきましてご説明いたします。今回は昨年度からの繰越でありましたBRT事業につきましては,8月末供用開始したことを受けまして執行状況から除いてございます。
 まず合併特例債活用事業につきまして,個別路線ごとに今年度の状況につきましてご説明いたします。先ほどご覧になりました資料,予算執行調書のほうの2ページ,3ページを合わせてご覧いただきたいと思います。2ページにつきましては当年度分でございます。3ページは昨年度からの繰越分の執行状況でございます。合併支援のほうの事業としまして,まず貝地・高浜線でございます。今年度は都市計画道路と暫定交差となります交差点の詳細設計を行い,県警との協議を実施しております。来年度から用地取得に向けた作業に入っていきたいと考えているところでございます。2つ目,村上・六軒線でございます。現在,用地取得,物件補償に向けて国土交通省の常陸河川国道のほうと調整を図っているところでございまして,調整が終了次第,用地取得を行うということでございます。今後は6号バイパスの整備の進捗に合わせて工事に着手してまいりたいということで,早ければ来年から工事に入れればというようなことで考えているところでございます。3番目,上林・上曽線でございます。現在,昨年度に続きまして用地取得を進めております。相続に関する手続きがございますことから,地権者との調整を図っているという状況でございまして,来年度につきましては,一部区間の工事に着手してまいりたいということでございます。これはフルーツラインのほうから,東側670メートルの区間について優先整備区間として,今現在進めているところでございます。続きまして美野里・八郷線です。現在の状況としましては,用地取得を進めているということで,これまでに20名の方と契約が完了して約1万平方メートル強の用地を取得してございます。残る用地につきまして,引き続き用地取得の作業を進めているということでございます。また,年度内には来年度以降の道路改良工事に先立ちまして,道路排水の流末工事,約173メートルの工事を行うこととしているということでございます。来年度につきましては,引き続き用地,現在県道のほうからすすめてますが,国道に向かった残る分をやる予定でございますとともに,県道側のほうから工事に入れればと考えているところでございます。続きまして駅前・東ノ辻線でございます。現在,市役所前通りと暫定整備となっている交差点部から,村上・六軒線に向かう約200メートルにつきまして優先整備区間として早期の完成を目指しているところでございまして,現在,用地取得に努めており,これまでに3名の方から約1,500平方メートルの用地を取得しているということでございます。引き続き残る用地につきましても取得を進めてまいりたいということでございます。最後になりますが,八郷・新治線でございます。こちらにつきましては,11月9日に議員の皆様方には現地視察いただいたところでございますが,トンネルの本体工事につきまして,昨日9日現在で,石岡につきましては入口より713メートル,68%の進捗,掘削状況ということでございます。土浦につきましては,598メートル,約80%強の進捗状況ということでございます。今年度は,そのほか道路改良工事,それと小桜川にかかる橋梁の上部工事を行っております。また環境調査等について,県のほうに委託しておりまして,現在進めているところでございます。以上が合併特例債を活用した事業の進捗状況でございますが,用地取得が今年度の主たる路線につきましては,地権者の方への説明や,相続関係の手続きなどに時間がかかっておりまして,執行状況としてはちょっと低めかな,ということでございます。年度内の執行に向けて努力してまいりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 続きまして2ページの下段にあります公園維持管理事業でございますが,当事業につきましては,年度当初におきまして年間の維持管理に必要な部分につきましては契約しております。その後の執行につきましては,樹木の剪定時期や,年度内に生じる課題等に対応するということから,契約の時期を,今計っているというところでございます。現時点では8割強の執行率ということでございます。
 最後になりますが,4ページのほうに都市整備課所管の入札の実施状況調書ということで整備しておりますので,ご確認いただければということで考えております。
 以上,都市整備課所管事業につきましてご説明いたしました。

参事兼建築住宅指導課長)続きまして,お手元の資料5ページになりますが,建築住宅指導課の予算執行状況,及び入札実施状況について,ご説明を申し上げます。最初に狭あい道路整備事業でございますが,現在までにそれぞれの項目について執行しておりまして,全体としまして415万9,764円,執行率では46.2%となっております。次に市営住宅維持管理経費でございますが,全体では80.2%の執行率となっております。内訳としまして,4月から11月分までの合併浄化槽の電気料と市営住宅の建物及び備品の修繕の修繕等で694万4,719円。同じく施設清掃・管理委託等としまして841万9,419円の執行額となっております。次の市営住宅の修繕工事等の執行額は951万3,000円でございます。工事の状況につきましては,八郷地区の寺田及び中道住宅の解体工事は既に工事が完了しており,石岡地区の大砂南住宅の解体工事は現在,工事中でございまして,来年1月25日までの工期となっております。また,北の谷住宅の水洗化工事は既に工事が完了しております。次に賃貸住宅ストック事業でございますが,11月末までに当該事業によって入居された方は12世帯となり,賃貸住宅のオーナーへの家賃減額補助金としまして,第二四半期までの117万4,600円の執行となっております。次に市営住宅長寿命化改修事業でございますが,今年度は池の台団地の1号棟から4号棟までの屋根防水及び外壁塗装の改修工事に着手しており,来年2月23日までの工期となっております。
 最後に北の谷住宅水洗化改修工事,及び池の台団地長寿命化改修工事にかかる入札の実施状況はご覧のとおりでございます。以上,建築住宅指導課の予算執行及び入札の実施状況でございます。

下水道課長)下水道課の執行状況について,ご説明いたします。6ページ,7ページとなります。まず下水道建設費から流域関連公共下水道整備事業の補助分でございますが,工事請負費の予算額が8,160万円です。執行額が4,553万8,500円,執行率は55.81%でございます。次にその下の流域関連の単独でございますが,工事請負費,委託料,補償費合計の予算額が8,456万5,000円です。執行額が5,807万6,049円,執行率が68.68%でございます。流域関連では12月9日に2件入札を実施しましたので,執行率のほうが補助で79.12%,単独で75.12%となります。次に流域関連の補助でポンプ場でございます。工事請負費,委託料合計の予算額が9,200万円です。執行額が6,432万3,000円,執行率が69.92%になります。次に流域関連の単独の雨水でございます。工事請負費,委託料合計の予算額が290万円です。執行額が264万7,700円,執行率が91.30%でございます。簡易な護岸補修工事と除草工事でございます。次に公共下水道整備事業の補助でございます。工事請負費,補償費合計の予算額が1億9,290万円です。執行額が1億5,961万500円で,執行率が82.74%です。その下の公共下水道の単独ですが,工事請負費,委託料,補償費合計の予算額が6,379万9,500円です。執行額が4,280万8,500円で,執行率で67.10%になります。公共下水道では12月24日に1件入札を予定しております。
 次に農業集落排水事業でございますが,恋瀬地区整備事業,委託料300万円。執行額が231万円,執行率が77.00%でございます。
 続いて入札の実施状況でございますが,公共下水道15件の入札を実施してございます。内訳は土木工事が10件,舗装工事が2件,機械器具設置工事が3件でございます。以上でございます。

道路建設課長)それでは私のほうから,道路建設課所管となります予算の執行状況と入札の実施状況についてご説明をさせていただきます。お手元の資料の8ページ,9ページをご覧いただきます。まず予算の執行状況でございますが,上の2つ目の欄からご説明いたします。まず地方道整備事業でございますが,執行率が44.62%という大変低い数字になっておりますが,こちらにつきましては,本庁分の大規模な工事が3路線ほど未発注となっております。うち1路線が今月の末に発注を予定しておりまして,残る2路線につきましても新年早々に発注をする予定でおりますので,ご理解をいただきたいと思います。次に一般市道整備事業と交通安全施設事業でございますが,全体で72.01%の執行率となってございます。次に排水路整備事業でございますが,こちらの執行率が0%という数字になってございますけれども,こちらにつきましては用地の未買収,未取得地がございますので,今のところ発注はしておりませんが,こちらも新年度早々には用地をまとめまして発注をしたいというふうに考えておりますので,ご理解をいただきたいと思います。それから平成21年度の繰越事業でございますが,こちらは73.41%の執行率となっております。最後に今年の7月の末に起こりました災害の道路橋梁の施設災害復旧費でございますけれども,こちらにつきましては全体で65.47%の執行率となってございます。これにつきましては,やはり本庁分の中に設計委託分を含みます大規模な工事が3件ほど未発注となっておりますけれども,本日その委託分の設計書があがってまいりますので,12月中には発注をしたいと考えておりますので,ご理解をいただきたいと思います。以上が道路建設課の執行状況となってございます。
 次に入札の執行状況でございます。合計をいたしまして41件の工事を発注しております。内訳といたしましては,道路除草工事が5件,道路舗装工事が8件,道路改良工事が12件,排水路等の整備工事が11件,災害によります法面復旧工事が5件,合計で41件の工事を発注しております。以上でございます。

鈴木(米)委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対しまして,何かご意見,ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

関委員)合併特例債による道路の八郷・新治線,この補償費が200万円ほどありますけど,これは全く使っていない0%ですけど,これは何を考えているのですか。

次長兼都市整備課長)これにつきましては工事に伴う電柱移設,これは市が補償関係をやる予定だったんですが,それについて道路改良をまだ県のほうで発注していませんので,それに合わせて準備している電柱移設のための費用でございます。

関委員)わかりました。

鈴木(米)委員長)ほかに質問等はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,以上で所管事務の調査を終結いたします。
 次に「その他」でございますが,何かご発言等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

下水道課長)下水道課のほうからご報告いたします。本年度第4回の都市建設委員会においてご報告申し上げました本年3月に行われました会計検査員による実地検査の結果,指摘を受けました20国補公下雨水第1号工事,山王川の改修工事でございます。調査団からコンクリート矢板と底板の溶接が設計等では明確ではなく,溶接がなされていない箇所等不具合が確認がされたことから指摘を受けたものでございます。これについては会計検査員に補修方法を説明し,了解を得て,事業者負担で施工しておりまして12月中に竣工予定でございます。なお補修工事の竣工検査終了後に会計検査院に報告いたしますが,適切な補修がなされれば補助金返還等はないということでございます。以上でございます。

道路建設課長)それでは道路建設課より五輪堂橋の架け替え事業の経過についてご報告をさせていただきます。五輪堂橋の架け替え事業につきましては,これまで6月と7月の2回の委員会におきまして,その経過をご報告しておりますけれども,今まで県,かすみがうら市,石岡市の3者で協定に向けての協議を長期間に渡り行ってまいりました。しかしながら協定を結ぼうとしていた矢先に隣接のかすみがうら市では市長選挙が行われまして当時現職の坪井市長が敗れ,そして新市長に宮嶋市長が就任をしております。この宮嶋市長さんは大変改革派で知られていることは周知の事実ではございますが,その宮嶋市長さんがこれまで粛々と進めてまいりました,この五輪堂橋の架け替え事業につきまして,かすみがうら市単独でやりたいと,実施をしたいという旨の申し入れを,約3か月前になりますけれど9月15日,土浦土木事務所長に対し正式に申し入れがあったと。その翌日に土木事務所の所長から直々に連絡がございました。これを受けまして石岡市では,せっかく長い期間に渡り茨城県,かすみがうら市,石岡市での3者で協議を進めてきたわけでございますけれども,この五輪堂橋の架け替え事業に伴う3者協定を結ぶあと一歩手前のところで頓挫をする形になってしまいましたので,今回の委員会におきましてご報告をさせていただきます。これによりまして,前回の委員会等においてもご説明を申し上げておりますけれども,石岡市の負担額4,500万円の事業費のうち,およそ2,000万円程度の実質負担金がなくなることになります。また,現在は茨城県とかすみがうら市の2者におきまして12月1日,無事に協定を結びまして粛々と事業を進めていると伺っております。以上が道路建設課からの報告となります。よろしくお願いいたします。

関委員)今の件で,この前もらった図面,あれはほとんどそのままなんですか。

道路建設課長)そうです。そのままの図面となっております。一応,かすみがうら市さんで,石岡市をまたがって,全てかすみがうら市道として認定をして実施をするということになっております。

鈴木(米)委員長)暫時,休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

鈴木(米)委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ほかに発言等はございませんか。

関委員)駅周辺整備関連なんですが,JRとの協議のその後の進捗状況について,特に橋上化等について,どういう進捗状況なのかお伺いしたいんですけど。

次長兼都市整備課長)以前,全員協議会のほうでご説明した内容で,現在JRと話を進めておりまして,JRにおいて内部で協議をしているということでございまして,その辺の状況がうちのほうにも一部入ってきています。その辺を受けて市の内部でも条件等々について検討しているという状況で,まさに協議の途中でございます。

関口委員)八郷地区の話なんですけど林のバイパス,大分できてきたんですけど,今年度で完成して開通になるのか。それとも・・・。中はできちゃっているんですよね。あとは接続部分だけなんで。これはいつ頃やって開通になるのか,その見通しをお願いいたします。

都市建設部長)林バイパスの開通式を来年1月の中旬頃,20日前後の頃を県では予定しているということでございます。以上です。

関口委員)地元の人がいろいろなことを言っているんですけど,接続部分に信号が付くのかと言っているんですが,その辺の正式な話。真ん中の市道を横切るところは付くような話なんですけど,ガソリンスタンドの後ろのところはね。あとの県道の接続のところには信号が付くのか付かないのか,いろいろ話をしているんですが,県のほうではどういう協議をしているんですか。

都市建設部長)いろいろと地域からの要望があるとは思うんですが,私どもではまだそこまで,細かいところまで聞いていないんですけども,そういう信号機や安全対策について,県のほうでは関係機関と調整はしているものと思います。以上です。

関口委員)私は接続,バイパスの入口,両側ともですが,そこに信号を付けると,これはバイパスの意味が無いような気がするんでね。後で確認のほうをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

鈴木(米)委員長)ほかにありませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中も,なお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(米)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。




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