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徳増委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配布しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。次に,本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長,久保田君,副市長,田口君,総務部長,齋藤君,企画部長, 鈴木君,以上であります。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。最初に,第3回定例会についてを議題といたします。第3回定例会につきましては,9月6日告示,9月13日招集ということで,確認されているところでございます。それでは,第3回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。 久保田市長)本日は,大変お忙しいところお集まりをいただきましてありがとうございます。第3回定例会に提出予定の議案につきましてご説明をさせていただきます。今期定例会に提出予定の議案は全部で30件を予定しております。内訳としまして補正予算が8件,決算認定議案が13件,条例の一部改正が3件,条例の全部改正が1件,市道の認定が3件,市道の変更が2件,以上でございます。なお,最終日に人事案件といたしまして,人権擁護委員の推薦につきまして,諮問を追加提案させていただきたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。案件の説明につきましては,担当部長から詳細に説明させていただきます。よろしくお願いいたします。以上です。 総務部長)それでは,補正予算を除く提出議案22件について,議案ごとに,ご説明申し上げます。議案第73号平成22年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定につましては,歳入決算額が318億1,493万9,842円,歳出決算額が303億6,464万7,577円で,歳入歳出差引残額は14億5,029万2,265円となります。続きまして,議案第74号平成22年度石岡市授産所特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,263万9,115円,歳出決算額が2,193万724円で,歳入歳出差引残額は70万8,391円となります。続きまして,議案第75号平成22年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が83億7,807万1,484円,歳出決算額が82億5,879万6,904円で歳入歳出差引残額は1億1,927万4,580円となります。次に,議案第76号平成22年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,790万8,011円,歳出決算額が2,638万5,579円で,歳入歳出差引残額は152万2,432円となります。次に,議案第77号平成22年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が24億5,474万494円,歳出決算額が23億9,065万6,563円で,歳入歳出差引残額は6,408万3,931円となります。次に,議案第78号平成22年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,354万6,338円,歳出決算額が2,289万4,003円で,歳入歳出差引残額は65万2,335円となります。次に,議案第79号平成22年度石岡市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が555万8,197円,歳出決算額が555万7,840円で,歳入歳出差引残額は357円となります。次に,議案第80号平成22年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が3億1,540万8,205円,歳出決算額が3億1,082万5,378円で,歳入歳出差引残額は458万2,827円となります。次に,議案第81号平成22年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,480万4,318円,歳出決算額が1,883万8,116円で,歳入歳出差引残額は596万6,202円となります。次に,議案第82号平成22年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が52億9,500万5,425円,歳出決算額が52億5,682万7,635円で歳入歳出差引残額は3,817万7,790円となります。次に,議案第83号平成22年度石岡市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額及び歳出決算額ともに2億8,501万3,778円で,歳入歳出差引残額は0円となります。次に,議案第84号平成22年度石岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が5億9,434万763円,歳出決算額が5億9,127万2,263円で,歳入歳出差引残額は306万8,500円となります。以上の12議案につきましては,地方自治法第233条第1項の規定に基づき会計管理者から各会計の歳入歳出決算が提出されましたので,同条第3項により監査委員の審査意見書を添えて議会の認定を求めるものでございます。次に,議案第85号平成22年度石岡市水道事業会計決算認定につきましては,地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき監査委員の審査意見書を添えて議会の認定を求めるものでございます。以上が市各会計の決算認定議案でございます。次に,条例の一部改正及び全部改正の計4件の議案について,ご説明申し上げます。議案第86号石岡市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,3年分の固定資産税の課税免除の対象となる特定法人となるための,従業員数を算定する基準日を見直すものでございます。主な改正内容は,現行の規定ですと,新増設及び新たな従業員雇用の時期によっては,1年目の固定資産税の課税免除が適用することができない場合があり,不公平感を生じることも想定されることから,「新増設をした日の前日」を「規則で定める基準日」と改正し,不公平感の解消を図るものでございます。次に,議案第87号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,八郷地区の有明中学校,柿岡中学校及び八郷南中学校の3校を統合し,平成25年4月1日から,新たに統合校として,八郷中学校を設置するための改正内容でございます。次に,議案第88号石岡市スポーツ振興審議会条例の全部を改正する条例を制定することにつきましては,今般,現行のスポーツ振興法の全部が改正され,新たにスポーツ基本法が制定されることに伴い,当該条例の全部を改正するものでございます。主な改正内容は,法律の改正により,「スポーツ振興審議会」を「スポーツ推進審議会」に,「体育指導委員」を「スポーツ推進委員」に改めるものでございます。次に,議案第89号 石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,災害弔意金の支給等に関する法律の一部改正に伴い,災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲を拡大するものでございます。主な改正内容は,死亡された方の配偶者,子,父母,孫又は祖父母の遺族がいない場合は,死亡された方と当時,同居又は生計を同じくしていた,兄弟姉妹を遺族として,災害弔慰金を支給することができるようにする改正内容でございます。次に,市道の認定3件,市道の変更2件,計5件の議案について,ご説明させていただきます。議案第90号市道の認定につきましては,県道石岡つくば線のバイパスが新設されたことに伴い,旧県道部分を市道として認定するため議会の議決を求めるものでございます。路線名は,A1416号線でありまして,場所は石岡地内,道路延長は500メートルでございます。次に,議案第91号市道の認定につきましては,建築基準法に基づく,位置指定道路を市道として認定するため議会の議決を求めるものでございます。路線名は,A3380号線でありまして,場所は石岡地内,道路延長は46.5メートルでございます。次に,議案第92号市道の認定につきましては,国道6号バイパス新設工事に伴い,分割される2つの路線の市道の一部をそれぞれ市道として認定するため,議会の議決を求めるものでございます。1つ目の路線名は,A5660号線でありまして,場所は石岡地内,道路延長は173.4メートルでございます。2つ目の路線名は,A5661号線でありまして,場所は石岡地内,道路延長は45.2メートルでございます。次に,議案第93号市道の変更につきましては,道路としての利用形態を見直し,市道の一部を変更するものでございます。路線名は,A5129号線でありまして,場所は東石岡地内,道路延長が629.97メートルから605.87メートルへと24.1メートル減となるものでございます。次に,議案第94号市道の変更につきましては,国道6号バイパス新設工事に伴い,市道が分割されることにより,2つの路線の市道の一部をそれぞれ変更するものでございます。1つ目の路線名は,A5184号線でありまして,場所は東田中地内,道路延長が1,021.48メートルから842.68メートルへと178.8メートル減となるものでございます。2つ目の路線名は,A5185号線でありまして,場所は東田中地内,道路延長が698.66メートルから648.06メートルへと50.6メートル減となるものでございます。以上が,予算を除く提出議案22件の内容でございます。よろしくお願い申し上げまして説明を終わります。以上でございます。 企画部長)続きまして,補正予算につきましてご説明申し上げます。平成23年石岡市議会第3回定例会に提案いたします補正予算は,議案第65号から第72号までの8件でございます。今回の補正につきましては,国・県の補助事業の変更に伴う経費,緊急特別な理由による事業に対応する経費,災害復旧等に対応する経費などを基本的な考えとしております。資料に基づきまして,ご説明申し上げます。最初に議案第65号平成23年度石岡市一般会計補正予算第4号でございます。補正予算額は4億3,152万4,000円を追加いたしまして,歳入歳出の総額をそれぞれ301億6,691万5,000円といたすものでございます。財源の内訳は,国庫支出金,県支出金,繰越金,諸収入,市債でそれぞれ増額となるものでございます。歳出の主な内容を申し上げます。最初に民生費の障害者自立支援給付事業307万5,000円でございますが,障害者自立支援法の改正に伴うシステム改修経費31万5,000円及びグループホーム・ケアホーム利用者が負担する家賃を月額1万円を上限に給付する経費276万円でございます。次に災害救助費2,136万円でございますが,東北3県からの避難者及び市内で住家が半壊以上の方が入居する住宅を市が借り上げ家賃を支払う事業でございます。費用は,全額,国が負担いたします。次に農林水産業費でございます。畜産振興経費の直接還元解消対策事業費補助金1,159万7,000円でございますが,堆肥舎やホイルローダーなど,家畜排せつ物の処置施設等の整備費用を助成するものでございます。財源は,全額県補助金でございます。次に農政企画経費の環境保全型農業直接支援対策事業費補助金150万2,000円でございますが,環境保全効果の高い営農活動として,有機農業に取り組む農業者に対し10アール当たり8,000円を支援するものでございまして,4,000円は国が直接支援し,残りの4,000円を県と市で支援するものでございます。次に土木費の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業2,200万円でございますが,柿岡中学校改築事業に伴う上林・上曽線の整備費用でございまして,測量等委託料140万円,用地購入費1,960万円,立木等補償100万円でございます。次に消防費の防災対策経費1,817万4,000円でございます。このうち,防災無線用備品167万6,000円は,住民貸与用の戸別受信機38台の購入費でございます。防災用備品1,269万円は,貯水タンク3台・発電機15台・投光機10台・車両用拡声器6台・3輪バイク3台などを計上してございます。次に教育費の中央公民館管理運営経費645万8,000円でございますが,中央公民館の冷温水器修繕などの建物修繕112万4,000円及び公民館類似施設建設費補助金533万4,000円は,三村御前山公民館の改築補助433万4,000円,下青柳田園都市センターの修繕補助100万円でございます。八郷給食センター管理運営経費1,800万円でございますが,受水槽を設置しまして給水設備の改修をおこなうものでございます。次に道路橋りょう施設災害復旧費6,190万円は,鹿の子地区や総社地区などの道路等復旧経費でございます。次に集中豪雨災害復旧費7,799万円は,8月11日の集中豪雨による災害の復旧経費で,市道復旧工事が67か所で3,464万円,八郷南中学校の校庭法面の復旧工事費4,200万円などでございます。次に災害復旧費の市庁舎災害復旧費4,564万8,000円でございますが,プレハブ仮設庁舎建設に伴う借り上げ料285万7,000円,建設工事費3,823万1,000円などの経費でございます。次に,人件費補正は,4月及び6月の定期異動等による職員等人件費3,061万7,000円でございます。次に特別会計補正予算でございますが,議案第66号から72号の7件となります。授産所特別会計は5万2,000円を増額し,予算額を2,346万1,000円とするものでございます。歳出の内訳は,共済費など人件費の増額でございます。次に,国民健康保険特別会計は119万9,000円を減額し,予算額を90億3,324万2,000円とするものでございます。歳出の内訳は,定期異動等による人件費の減額と特定保健指導事業経費の増額などによるものでございます。次に,簡易水道事業特別会計は,4万2,000円を増額し,予算額を1億1,585万7,000円とするものでございます。歳出の内訳は,共済費など人件費の増額でございます。次に,下水道事業特別会計は1億4,463万6,000円を増額し,予算額を30億1,465万3,000円とするものでございます。歳出の内訳は,定期異動等による人件費の減額と災害復旧費として測量設計委託料や復旧工事費の増額などによるものでございます。次に,農業集落排水事業特別会計は466万1,000円を増額し,予算額を5億897万9,000円とするものでございます。歳出の内訳は,定期異動等による人件費の増と汚泥処理委託による増でございます。次に,介護保険特別会計補正予算は8,020万5,000円を増額し,予算額を53億6,897万4,000円とするものでございます。歳出の内訳は,定期異動等による人件費の増と平成22年度決算確定に伴い,支払い準備基金積立金等の増によるものでございます。次に,水道事業会計補正予算は2,121万6,000円を減額し,予算額を8億3,897万6,000円とするものでございます。歳出の内訳は,定期異動等による人件費の減でございます。続きまして,この場をお借りいたしましてご報告させていただきます。財政健全化法に基づく平成22年度の健全化判断比率・資金不足比率について今議会の開会日に提出させて頂きたいと存じます。さらに,平成22年度の事務事業分析シートがまとまりましたので併せて提出させて頂きたく,よろしくお願い申し上げます。以上が,今期定例会に提案する補正予算の概要でございます。よろしくお願いいたします。 徳増委員長)ありがとうございました。以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)発言なしと認めます。執行部におかれましては,ご苦労様でした。ご退席願います。 ― 執行部退席 ― 徳増委員長)次に,執行部から説明のありました各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。 庶務議事課長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第3回定例会に提出予定の議案は,計30件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおり,ご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 徳増委員長)ただ今,事務局から説明のございました議案の付託先につきまして,ご質問はございませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)無いようでございますので発言なしと認めます。お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,第3回定例会の常任委員会の組み合わせにつきまして,議長から説明願います。 磯部議長)それでは常任委員会の組み合わせについてご説明をいたします。第3回定例会の常任委員会の組み合わせについてでありますが,会期予定表に示されているとおり,9月30日午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,10月3日午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から総務企画委員会としたいと思いますので,ご審議のほどよろしくお願いいたします。 徳増委員長)ただ今,議長から第3回定例会の常任委員会の組み合わせが示されたわけでございます。ご質問等なにかご意見がございましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)発言なしと認めます。お諮りいたします。第3回定例会の常任委員会の組み合わせにつきましては,これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。次に,本日までに受理いたしました新規の請願・陳情の取扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。 庶務議事課長)本日までに受理いたしております新規の請願が2件,陳情が3件,要請が1件ございます。請願の1件目でございます。こちらは「早期の学校耐震化及び教育復興を求める請願」として8月4日に提出され,同日付で受理いたしております。紹介議員は岡野孝男議員で,提出者は茨城県教職員組合,高野冨二夫様ほか368名様でございます。内容でございますが,東日本大震災により県内学校の92パーセントで校舎等に被害が発生しており,現在に至っても通常の教育活動とは程遠い状況にある学校が数多く報告されている。これから数年にわたり大規模な余震が起きるとの指摘もあることから,教育復興についての学校現場の意見を基に全力で取り組むこと。さらには学校施設の耐震化を早急に行うことを求めております。次に,2件目の「教育予算の拡充を求める請願」でございますが,8月4日に提出され,同日付で受理いたしております。紹介議員は岡野孝男議員で,提出者は茨城県教職員組合,高野冨二夫様ほか380名様でございます。内容でございますが,少人数学級の推進,義務教育費国庫負担制度の堅持と国民負担割合を2分の1に復元すること。さらには東日本大震災における教育復興のための予算措置を十分に行うことを求め,政府に対し意見書を提出していただくよう求めるものでございます。次に「学校における放射線被曝に対する対策についての陳情」でございます。8月29日に提出され,同日付で受理いたしております。提出者は,林小学校教育後援会長,大木道哉様ほか897名様です。内容でございますが,福島原発事故では広範囲に甚大な被害が発生しており,子どもたちへの放射線被曝を防ぐため,学校等のグランド表土除去及び高濃度汚染箇所の除染をはじめとする4項目の取り組みを求める内容でございます。いずれの請願・陳情も教育問題に関する内容でございますので,付託先は教育福祉委員会になるものと思います。次に地球防衛宣言に関する陳情書でございますが,6月29日付で受理いたしております。さらにもう1件,地球防衛宣言及び戦争のない世界実現のための陳情でございますが, 7月28日付で受理いたしております。これら2つの陳情者である横浜市中区の荒木實様から,いずれも郵送で提出されたものでございます。次に,茨城県平和友好祭実行委員会委員長,宮河豊様から非核平和に関する要請書が郵送で提出され8月1日付で受理いたしております。以上郵送で提出されました陳情書2件,要請書1件につきましては議会開会日に議場配布とさせていただきますので,よろしくお願いいたします。以上でございます。 徳増委員長)説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)無いようでございますので,発言なしと認めます。それでは,ただ今,事務局から説明のありましたとおり,新規の請願2件および陳情1件を教育福祉委員会に付託いたしたと思います。郵送されてまいりました陳情2件および要請書1件につきましては,開会日に議場配布といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他といたしまして「石岡市議会傍聴規則」の改正について議長から発言を求められておりますのでこれを許します。 磯部議長)傍聴規則の一部改正でございますが,傍聴規則は市議会傍聴規則という中で謳われておりまして,その一部改正についてお諮りをいたしたいと思います。変更理由でございますが,このたびの災害の後,本庁舎議場から八郷総合支所議場へと場所を移しました。さらに先の臨時議会におきましては,石岡議会始まって以来の傍聴者が沢山を数えたことなどから,傍聴規則を一部整理させていただき,円滑なる議会運営に資することを目的として,傍聴規則の一部改正をお願いするものでございます。改正の内容につきまして,事務局より説明をさせます。よろしくお願いいたします。 庶務議事課長)それでは,お手元に傍聴規則の新旧対照表を配布いたしておりますので,こちらをご覧いただきたいと思います。改正する内容について概略を申し上げます。まず,第2条第2項の報道関係者席を5席といたします。この数は,現在の議場内の座席数にあわせたものでございます。次に第3条および第4条の傍聴手続きを集約しまして第3条にまとめさせていただきました。これによりまして,第5条以降の条文が1つずつ繰り上がることになります。次に第5条の傍聴券の種別のうち団体傍聴に関する規定を削除いたします。これに伴い,団体傍聴に関係します第4条第2項の規定も削除いたします。団体傍聴券につきましては,先の臨時会におきまして,傍聴席の確保を優先とする10名,20名という申し込みや問い合わせがございました。このことから今後の混乱を避けるため,実際に議場に足を運んでいただいている方に議会傍聴の権利を優先とする考え方で整理をさせていただきました。また,これまでの規則ですと傍聴券は,傍聴人受付簿の記入順に交付するとしておりましたが,わかりやすくするため先着順との表記に改めたいと考えてございます。次に第8条の一般傍聴人の定員でございますが,現在の議場の座席数に合わせ45人といたします。次に第15条でございますが,地方自治法第130条で規定されている傍聴人の退場に関する条文が第1項,第2項とございますので,地方自治法の規定に合わせた変更をさせていただきたいと思います。以上が変更いたします概要でございます。本日ご承認をいただければ,施行日は9月1日といたしたいと考えてございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 徳増委員長)以上で説明は終わりました。傍聴規則の一部改正についてご意見がございましたらお願いいたします。 池田委員)この議会傍聴規則の改正につきましては,過日行われました8月11日の臨時会で,多数の傍聴人が訪れたことによるものと理解するところです。ただ,1点気がかりなのは,本庁舎の今後の在り方,それに伴います議場も一緒ですけども,その方向性がまだ全然出ていない中で,議会の八郷庁舎の固定化に繋がるような感じを受けるところですけれども,その点についてはどのように,今現在,進んでいるのかお分かりになる範囲内で結構ですのでお伺いしたいと思います。 徳増委員長)わかりますか。わからないですね・・・。 池田委員)分からないなら分からないでいいんですけど。結局,八郷に合わせて改正しているわけですね。ですから今現在,分からないなら分からないでいいんですけども,固定化になりはしないかなと。要するに方向性が示され出て無い中で固定化されることに。 〔「それは大丈夫でしょうよ」と呼ぶ者あり〕 庶務議事課長)傍聴規則の改正によりまして,八郷支所の議場を使うという位置づけが固定化するのではないかというご質問かと思いますけども,新庁舎の建設につきましては市長から定例議会の中でも答弁があったかと思いますし,これはまた執行部の判断になると思います。私ども事務局としましては,現在使用している八郷の議場の傍聴席の数と実際の規則上の席の数が違いますので,まずは規則と今使用している議場の整合性を図ると。これは大事なことだと思いますので,今回,傍聴規則の改正をお願いしているわけでございますので,特にこれによりまして八郷の議場の固定化を直接考えてはいるわけではございません。本庁舎が何らかの形で修繕され,本庁舎議場がまた使えるようになりましたとか,あるいは新庁舎ができますよということになれば,また傍聴規則の改正をお願いすることになろうかと思いますので,あくまでも現在使用しております八郷支所議場に合わせての,傍聴規則の改正ということで,お考えいただければありがたいと思います。 池田委員)必要に応じてですね,その都度改正。間尺に合った改正であると思います。理解いたしました。結構です。 徳増委員長)ほかにはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)無いようでございますので,それでは,ただ今,事務局から説明のありましたとおり,石岡市議会傍聴規則の一部改正についてはご異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)異議なしと認めさよう決しました。次にその他といたしまして議長から「議員研修会について」発言を求められておりますのでこれを許します。 磯部議長)議員研修会の開催についてご報告をさせていただきます。過日の議会運営委員会において皆様に一任されました議員研修会でございますが,9月2日に野村先生をお迎えしまして開催いたしたいと思います。当日の午後1時15分開始,場所は,八郷総合支所1階会議室を予定しております。また今回は,執行部にも参加を要請しておりまして,本会議に出席する職員のうち監査事務局長と教育長,市長を除いて14名が執行部からも出席されると通知をいただいております。講演内容でございますが,議会運営についてを予定しております。質疑の時間も設けたいと思っておりますので,議員全員のご参加をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 徳増委員長)それでは,9月2日の研修会について,事務局からご案内の通知が届いているかとは思いますが,会派の皆様にお声かけをしていただきまして,研修会に参加をしていただきたいと思います。 〔「委員長」と呼ぶ者あり〕 磯部議長)今回の議員研修にあたりましては,このアンケートを配布させていただきます。今後の参考のためにですね。ですから,そのアンケートにも是非ご協力をお願いしたいと思います。 徳増委員長)次に,本委員会の管外行政視察で研修をしてまいりました議会改革について,議長から発言を求められておりますのでこれを許します。 磯部議長)議会運営委員会の管外行政視察において,皆様とともに,議会改革に取り組んでいる先進議会の状況を視察してまいりました。議会改革と言いましても多方面にわたるわけですが,視察してきた議会では,議員自らが自らの意思で,議会改革推進協議会などを組織しまして,定期的に会議を行い,取り組むべき案件について調査研究し,実行している現状を勉強してまいりました。そこで,本市議会といたしましても,議会改革に関しまして協議会を,これは仮の名でございますが,一応素案として提出いたしますが,協議会を設置しまして,議会改革を推進してまいりたいと思います。そこで第3回定例会中に各常任委員会から2名の委員さんを選任していただきまして,私あてにご報告いただければと思っております。各常任委員会から選出された8名に正副議長が加わり,併せて10名で協議会を組織しまして,議会改革に向けた検討と提案を行ってまいりたいと思っております。なお,10月から11月にかけまして第1回の協議会を開催いただきまして,正副委員長の互選,そしてまた協議会要綱等を制定いただき,検討項目の抽出や会議の進め方などを協議していただければと思っております。どのような内容をやるかということは,協議会の10名のメンバーでご検討いただくと。また近隣土浦市であるとか龍ヶ崎市等も議会改革,推進委員会を設けましていろいろな角度で検討されているということでございます。ただ,1点だけ誤解のないよう皆様にお願いすることは,この議会改革,今までやってきたことを全て変えるという意味ではございませんので,そこはあしからずご理解いただきたい。今までやってきた素晴らしいことはドンドン継承していく。また,時代の変化とともに変えなければいけない事案が出た時にですね,それを改革していくという趣旨で,今回提言をさせていただきましたことも付け加えさせていただきますので,よろしくご検討をお願いします。以上です。 徳増委員長)ただ今,議長から,議会改革に向けた協議会設置について考えが示されました。これにつきましてご意見がございましたらお願いいたします。 岡野委員)協議会設置については賛成です。この協議会のスタートは10月から11月でわかりますが,最終的なまとめはいつ頃と考えているのか議長にお伺いいたします。 磯部議長)その辺もですね,協議会組織を立ち上げた時点でね,縷々皆さんのご検討で。私が先ほど素案を出したのはこういう形でスタートしてみて,それから正副委員長さんをお決めいただいた中で,内容についても,それで私の基本的な考えとしては,即,改革の可能なこと,この前,北海道の市議会を視察してきた時に,議長はどこの委員会にも属さないとか,会派から離脱するとか。今,当市で一番ネックになっているのは,正副議長は常任委員会で定数の足らないところに自動的に行くことになっているわけですね。そうすると,その委員会の研修になると正副議長が空白になっちゃうというような弊害も,改めてなってみて気づいたことなんですが。ですから,そういうことも含めて,いつ頃までに結論を出すということは,決まった時点で実行できるものは結論として導いていくというような形かなと理解をしているんですがね。 岡野委員)やはり,協議会の設置をする場合には,今議長が言われたように,議員が集まった中で,その中で決めて,ある程度の期間を設けるとのことですが,やはり協議会設置にあたっては,ある程度最後の結論をいつにするかという期間を限定しておかないと,ダラダラになってしまう懸念があると思いますので,その辺については,期間を限定して,しっかり協議をしていただきたいと思っているところです。 磯部議長)基本的にですね,4年後に改選がありますね。改選の1年ぐらい前までにはね,キチンとしたものを議決する形が1番ベターなのかなと。これからいろいろな議員報酬の問題である,定数削減の問題である,政務調査費の問題である。そういうこともいろいろな角度から論じられるケースがあろうかと思いますので,それは直接かかわりのある議員さんがいろいろな意見を出し合って,これはこうだから必要だということを結論付けていくのにも,改選前の1年ぐらい前までには余程のことがない限り,結論を出す委員会,そういう結果を出していくような形がベストなのかなと自分は考えております。 岡野委員)よろしく,それはお願いをしたいと思います。以上です。 関委員長)協議会を設置して議会改革をしようという議長の意気込みは大変結構かと思うんですが,ただ私はこの前の臨時会を見ていてですね,結果はどうあれ非常にまずい議会運営ではなかったのかなというふうに感じておるんですよ。その1つは,この前の場合には,委員会に付託された案件が委員会開催前に撤回されたと。それで,直ちに臨時会を開いてそれをもう一度出したという,これは前例のないことですけども。そういうことと併せてですね,それがまた委員会に付託をされないで臨時会で本会議において全員での審議という話になってしまいましたけども,これは基本的にいえば,委員会の無視,あるいは議会制民主主義の破壊だと思うんですよ。この議会改革ということについて,議長が今説明されたとおり大変結構なんですが,それ以前として石岡市の議会というのは,こんなやり方でいいのかねというのが私は,非常に疑問とするところなんですよ。それは議会改革以前の問題として,議会のあり方として,やはりこういうあり方は決してあってはならない。例えば撤回された議案がですね,次には臨時会で,なんら委員会に付託することなく本会議で審議をされるということであるならば,今後委員会で否決をされるようなことがあれば,みんな撤回をして臨時会で,数で押し切るという悪弊になるんだろうと思うんですよね。こういうことは絶対にあてはいけない。私はむしろ委員会に付託して,それを本会議で否決するという話はあって然るべき話だと思うんですけどもね。委員会にも付託をしないで本会議で審議をするということについてはやはりこれは委員会の無視につながる。議会制民主主義の破壊につながるというふうに認識をしているんですけれどもね。それは議会改革以前の問題として,本来石岡市議会のあるべき姿についてね,もう少し真剣に考えていただかなくてはいけないなと私自身は思っております。以上です。 徳増委員長)ほかにはございませんか。 〔「その他になっちゃうのかな。先ほどの傍聴の問題」と呼ぶ者あり〕 〔「その他で」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)また,戻るんですか。ほかにはございませんか,議会改革について。私のほうから1つ提案をしたいんですけども。今,岡野委員のほうから目途を決めてと。私もそれは全く賛成なんですね。短い間に1年半ぐらいの間にこれをやり遂げなかったら完成はしないと思います。それであるが故に,議長から協議会というご提案いただいたんですけれども,私はむしろ特別委員会を作って,議会で最初から認められたものの中でキチンとしたものを作っていった方が,良いのではないのかなと個人的には思います。後から特別委員会に変えてというのではなくて。最終的にはキチンとした条例作りまでしていかないと駄目じゃないのかなと思うんですね。内容につきましても,勿論議員同士の政策討論の場とか,もっともっと踏み込んでいって,執行部とのざっくばらんな話し合いの場を持つとか,そういうものも加えていかないと今の石岡の市議会のままでは近隣町村に,負けてしまう議会になるのではないかなと思うものですから,私は協議会ということをご提案いただきましたけれども,私といたしましては,特別委員会の方が良いのではないかなと思います。これはまた議長,2人ずつ選んでいただいた中でご協議いただきたいと思います。 関委員)私もそうなんですけども,位置付けが今のところは,議長の特別な諮問機関的な形で位置付けるんですか。その辺,今,委員長が言われたようにね,特別委員会なりハッキリしないと,折角作っても単に1つの議員の提案にしかならないということであるならばね,協議会としては意味がないんだろうと思います。 磯部議長)先ほども申し上げましように,原点になる素案がないとですね,こういうことですからというだけではあれですので,協議会という仮の名前を使わせていただきました。しかしながら,10名の方が10名でいいだろうとなった時にですね,その中で,これは特別委員会に位置付けようと。決して議長の諮問機関としての委員会では無いということだけは,ご理解をいただきたいと思います。それと同時に協議の中で,例えば,今石岡市は,全員協議会は任意の協議会になっていますね。これも地方自治法の改正によって常任委員会の位置付けもできるわけですね。ですから,そういうこともご協議をいただくと。先程ご指摘のあった議会運営の問題,勿論そういうことは重要課題ですし,そいうことも含めてね,私が先ほど申し上げましたのは,あくまでも素案ということで,言葉は悪いのですが叩き台の意味で申し上げましたので,その辺は皆さんで今後,ご検討をいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします 関委員)ということはですね,一応10名が集まって,位置付けを含めてどういう形にするかということもそこで検討しましょうということで,理解してよろしいのですか。 磯部議長)内容も含めて,今後どういうことを,この議会改革をやっていくかというようなことも含めてですね,ただ先ほど私が何点か申し上げましたが,素案としてね,ああなるほどそういうあれかと,それよりもっと重要なことがあるだろうと,いうような意見が皆さんの中であればね,それを優先して協議をいただくという形で,特別委員会でも私はいいと思っております。決して任意の団体ではそれだけの拘束権はありませんからね。 関委員)結果として大変いいと思うんですけども,今からどう進めるんですか。各常任委員長に対して2名を出してくださいという議長の何かを各委員長宛てに出すわけですか。 磯部議長)それをですね,なかなか一任と言われても,なかなか難しい問題が有りますんで,皆さんと議運の中で方向性を見出していくわけですから,それはじゃあ委員長にお願いして,2名を出していただくのがいいだろうというような形がいいのかどうかね,ただ,やっぱり他の委員会のことですから,委員長さんを中心に2名の委員さんの選出をいただくというのが一番いいのかなあと思っておるところです。 関委員)議会運営委員会というのは,本来よその常任委員会と並列ですからね。議運で決めたから,おまえらこうしろよという事は越権行為ではないかという感じはするんですよ。各常任委員会は常任委員会としての其々のあれはありますからね。議長は議会の長ですから,議長が云々するのは別に構わないんですが,議会運営委員会がどうしろ,ああしろ,こうしろという話は各常任委員会に対してはできないと思いますよ。 磯部議長)一応原則としては私から,この設置に対してご賛同をいただければ,各常任委員会の委員長さんにですね,こういうことで決したんで,是非2名の方の選出をお願いしようという思いは持っております。 池田委員)今回,議会改革ということで,議長がそういう方向に進むという意思の表れということで大変いいことだと思います。協議会なり特別委員会で審議をするということですけれども,ここの議会運営委員会も議長の諮問を受けて議会運営,あるいはもっと言えば議会改革も含まれると思うんですけれども。そうすると議運の仕事を他に持ち出すというんですかね,そういう意味も一部取れるんじゃないかと思うんですが。この議会運営委員会での対応というのは選択肢の中にはあるのかないのか。それを含めてお伺いしたいと思います。 磯部議長)議会運営委員会は,議会の正常なる運営のための委員会になるわけですね。議会改革は,やはりそういう形で皆さんの声を反映したうえで改革していく方向性でね,よその自治体も調べさせていただいたんですが,議会運営とは別個にそういう特別委員会というか改革委員会を作ってですね,協議をして方向性を示していると。最終的にはこれ議会運営委員会に諮るとかそういうあれは・・・ないですよね。その辺ちょっと・・・。 庶務議事課長)先ほど議長からご提案がありましたとおり,新たな委員さんの中で方向性を決めていく一つの考え方がありますので,今の段階で議会運営員会と協議会との関係がどうするのがいいという考えを私から申し上げる立場にありませんので,ご理解をいただきたいと思います。ただ,特別委員会という形になれば,先程,関委員からご指摘がでましたが,同じ常任委員会の並びではないかというような話がありましたので,特別委員会の形に移行した場合,そこで議員の身分であるとか,いろいろな形の制限等による議会改革の決定を為された場合,他の常任委員会の権限にかかわるようなことを,そこで決められるのかというような議論も当然出てくると思いますので,特別委員会の中である一定の方向性を見出した場合に,例えば議会運営委員会に報告するとか,全員協議会でもう一度,議員の皆さんの合意形成を図るとかという,何らかの全体的な意思の統一を図る場面は必要になってくるのではないかと感じております。これは勿論,新しい協議会なり特別委員会が設置された際に委員の方々でご検討いただく部分であろうと思います。 磯部議長)申し遅れましたが,その特別委員会なりそういうところで決した方向性に対しては,全員協議会を開いてですね,皆さんに連絡をするという,最終的にですね,そういう方向性を考えておりました。以上です。 池田委員)私の質問はあれだったんですけども,端的にお伺いしますと議会改革は議会運営員会の仕事ではないという了解でよろしいですか。ですからこの議会運営委員会での対応は選択肢に無いのかという,結局疑問になるわけなんですけども。 徳増委員長)キチンと条例を作るところまでね,私はやっていくべきだと思うんですね。中途半端な意見の出し合いの場でなくてね。条例という一つの枠の中に嵌めていかないと,話し合いをしたからといって一歩前に進むのかと言うと,それは難しいことになるのではないかなと思いますのでね。私は一応,議会運営委員会とこの協議会なり特別委員会,これは別個のものと,私自身はね,考えていかないと改革を進めていかないと意見が出しにくくなってしまうのではないかと思います。 関委員)今,池田委員が言われたことも含めてね,問題は最初に集まった時にそういう議論を,例えば議会運営委員会との絡みはどうなるのか,あるいは各委員会との絡みはどうなるのかねという話も含めて議論されるべき話で,ここで議論してもしょうがないので,一応そういうことで立ち上げた上で議論されるということにされてはいかがですか。 磯部議長)議会運営委員会は議会が成り立っている以上ずっと継続するわけですよね。特別委員会は,所期の目的を達成された時点で解散するわけなんで,その辺も含めて別途に考えていいのかなという判断をしたところでございます。 岡野委員)参考までにですけど,お話したいと思いますけど,茨城県議会で議会の改革の委員会を立ち上げておりまして,議員定数あるいは政務調査費等々について検討をしている状況にあるということなんですよね。だから,その取扱いについても聞いていただければと思っております。その県議会では,定数削減に伴って線引きまで,検討していると,例えば石岡を1人にするか2人にするかまで言及した中で,定数削減について結論をだすという,議会として結論を出すというようなところまでやっているようですので,その辺はどのような組織で議会改革をしているのか参考にしていただければなと思っております。 磯部議長)岡野委員のおっしゃるとおり,そういうことも全て,あと近隣の各市のこの改革要綱なども参考にしてですね,例えばですね,これは参考までに申し上げますと,議員定数削減,水戸市は1万人に議員1人,土浦は8,000人,美浦村は1万4,000人のところ14人の議員ですから1,000人に1人ね。石岡は3,300人に1人。そういう1票の格差ではございませんが,そういうことも議論した中で,特殊イデオロギーを持つ方が,議員が多いの,何のと言った時には,我々はこういう働きしているんですよというような自負を持つ意味でも,そういうもののキチンとしたね,また同時に政務調査費,先ほど出ましたが,その政務調査費にしてもですね,議会報なり何かで調査してきたことを市民に報告する,こういうことをやっているんだから政務調査費は必要なんだよというような位置づけもできるようなね,議会改革をしていったらいかがかなというのが,この発想の原点にあるものですからその辺も含めて,勿論,先ほどおっしゃった県議会は勿論,近隣の市の改革,要綱などを良く検討してですね,やっていきたいというふうには思っております。以上です。 山口委員)今,議会改革特別委員会の設置のことは,議長から出たわけなんですけども,今,論議しているわけですよね。これまで特別委員会とかじゃなくて,議運でもやって,その外にも会派の代表者会議なんていうのを色んな時にやっていたんですよね,議運の委員とは別に会派の代表者がいますよね。そういうのも含めてやれば何も改めて改革のことで協議しなくてもね,議運と代表者会議とかでやれるんじゃないかなと思うんだよね。 磯部議長)今のですね,代表者会議ですが,委員会として位置付けのされていない地方自治法上ね,各自治体のあれですから。私はやはり,位置付けられた委員会の中で明確に改革の方向性を示すことによって,重みも出ますし,実効力も付くのではないかなというような考えを持っているんですね。それは代表者会議で決めることも一理あろうかと思いますが,その辺も含めてやはり,皆で協議していくことで重みが出る。また決定権のある議決につながっていくのではないのかなと思っているところです。 徳増委員長)ほかには如何でしょうか。今,常任委員会から2名という提案でございましたが,2名でよろしいですか。人数ですけれども。 山口委員)一応,1回会派に持ち帰ってもいいんじゃないんですか。この問題,人数ですけれど。 〔「作るかどうかですか」と呼ぶ者あり〕 山口委員)議長から提案があって,それに対していろいろな質問しているわけですから,このままいったって平行線になるから,時間も限られているから,会派に持ち帰って作るか作んないか・・・。 徳増委員長)今回の視察に行ってどう感じられました。今まで何回も行っているはずですよ。どう感じられましたかね。 山口委員)ちょっと待って。委員長ちょっと待ってください。それと議運,議運の在り方なんかも,やっぱりこれも一緒にいろいろ考えなくなんねえ問題なんかもあると思うんですよね。それと今回の傍聴の問題も出てますけど,これ議運でやって,これだって結局内容的に45名にすることは会場が狭くなったからいいと思うんですけど,そのあとの問題だって結局,傍聴席に入ることができないものとか,傍聴人が守るべきものとか,傍聴人,傍聴人・・・となってますけど,この間の臨時会の内容なんかをみると,傍聴席の方がエスカレートしたのは,議員との討論ですよね。議会だったらば議長が居て「傍聴席静かにしてください」これらが議長の仕事なのに,議長の仕事を取ってやってた人がいたから,あれエスカレートしたんですよね。あういうこともやっぱり議員も勉強しなければならないところも私はあると思うんです。そういうところも含めて,いろいろなことを解決するには確かに必要かもしれないですけども。そういうことも考えなければいけない問題がありますね。これなんかも。これ内容を見ないとこれ分かんないんだけど。傍聴席にこだわっているような気がするんですけど。これだっていろいろ考えなきゃなんないよ。 磯部議長)今の議論ですね。何故,傍聴規則の改正を提案したかというと,今までは,例えばグループの代表が来て20人来ますと言うとそれでもってOKだったんです。それをやられたでは公平性が保てない。それじゃ,来た順からどんどん最終的に抽選やったらどうという意見も出ました。しかし,あそこで抽選をやるには,10分ぐらいの間に抽選をやらなければならないので,職員が10人ぐらい待機しなければならない。いろいろなことを含めた中での,傍聴席が騒がしかったとかいうのは,これは次の次元の問題でね,あくまでも入場規定とかそういうことを改革しただけのことなので,そこはご理解をいただきたいと思います。 山口委員)それは分かっています。確かにいいと思います。ただ問題は,議長があの場で,早く言えば議員の中で傍聴席のほう,後ろ向いてやっているわけですよ。あういう時にね,やはりピシッとやんなくちゃ,あれは。誰が,傍聴席を誰が怒ってんだ。あれは,可笑しいでしょ。議長が怒るべきなのに別な人がやっているんですよ。あういうことが問題だと言ってんだよ,私は。だからね,全体的に自分が言っていることが,一番間違っていないんだっていうことでやっていて,全部解決しようと思ったって中々これはね,だからこういった問題は会派持ち帰りですよ。一回聞くべよ,持ち帰って。2名選ぶのだってどんな選び方するかもあっぺし。 徳増委員長)今は,議会改革の協議会を。 〔「だから議会改革するのに」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)磯部議長からの議会改革の提案がありまして,最終的には市民の皆さん全員に納得していただけるような改革の内容を条例化する,制定するという方向で一歩踏み出すきっかけを作っていただいて,それに向かって組織の位置づけ等も含めて議論を重ねながらということで,方向付けがやっとできたところで,ちょっと方向からずれた発言があったので,私はあえて発言させていただきますけども,議論を元に戻して,できるだけ早く各常任委員会から議長から提案のあったように2名,計8名,そこに正副議長2名を加えた合計10名。協議会というか特別委員会に位置付けるのかそれは今後の議論でありますが進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 徳増委員長)今,副委員長からご意見というか提案がございました。いろいろな意見が出ましたけれども,ここでキチンと前に進めたいと思います。今回だけでなく,何年も何年も議会改革に対しては,議会運営委員会の中で視察に行ってまいりました。今回初めて議長が一歩踏み出す提案をしてくださいました。先進地では,本当に先進地ですけども,既に執行部から出されました予算書に対して,自分たちも予算書を作ってぶつけるくらいのところもあります。ですから私たちのこの改革というのは,本当の改革の入口の入り口,議員の資質を問われることにもなります。また,改革をしなかったら,一番怖いのは市民の皆さんからの議会不要論です。ですから改革をしなければならない時期に来ているんです。そういうことも踏まえて議長から今提案がありましたように,人数のことについてはご意見ございませんでしたので,各常任委員会から2名ということで,第3回定例会中に常任委員会ごとに2名ずつ委員を選出していただきたいと思いますので,議長から各常任委員長あてに各委員選出のご依頼をしていただきたいと思います。選出された委員については,10月4日の議会運営委員会において,議長からご報告いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,第3回定例会中に開催いたします決算特別委員会についてでございますが,開催場所の変更や質疑・答弁の場所などの変更もございます。最終確認の意味で事務局に決算特別委員会の開催内容について説明を求めたいと思います。 庶務議事課長)決算特別委員会についての説明をさせていただきます。本来であれば全員協議会室で決算特別委員会をこれまで行ってきたところでありますが,御覧のように手狭でございます,今回は本会議場で実施をいたします。座席につきましては,議員の皆様はご自身の議席をお使いいただきたいと思います。期日は,第3回定例会中の9月27日火曜日から9月29日木曜日までの3日間となってございます。委員会所管の審査を半日ずつ2日間,総括審査を1日の計3日間で行います。27日の審査は最初に教育福祉委員会所管を行い,終了後に執行部説明員を入れ替えまして都市建設委員会所管を審査いただきます。翌28日には,最初に環境経済委員会の審査を行い,審査終了後,同様に執行部を入れ替えまして,総務企画委員会所管の審査を行います。審査における委員の発言時間,質問時間でございますが,持ち時間は20分となっております。出席する執行部説明員でございますが,各常任委員会所管の審査については,副市長及び所管事務を担当する課長級以上の職員となります。総括審査につきましては市長並びに本会議出席者となります。決算特別委員会の正副委員長でございますが,総務企画委員会の正副委員長が就任する予定で決定しております。次に質問の通告でございます。通告につきましては,当日の委員会開会前までに,議員本人が直接議会事務局に「質問を行う」旨の申し出をしていただきたいと思います。なお通告がない場合には,質問ができません。よろしくお願いをいたします。質問内容でございますが,決算にかかわる内容に限るとともに重複質問についてはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。また,これまで同様に一問一答方式での質疑となります。質疑の場所でございますが,本会議同様に議席でお願いをいたします。執行部側説明員の答弁も,それぞれの席で答弁を行います。なお,総務企画委員会所管におきましては,執行部の説明員数が議場座席数よりも多いことから,座席を増やす都合がございます。加えてマイクロホンの位置の関係から,答弁の際に一部職員におきましては発言場所を移動することが想定されますので,その際には,ご了承を頂きたいと思います。また,傍聴者についてでございますが,本会議場を使用いたしますので,傍聴席が確保できますことから,認める方向でご了承をいただければと思います。以上,3日間にわたり審査いただきました結果につきましては,定例会最終日に決算特別委員長が報告を行い,報告に対する質疑・討論・採決を行うことになります。以上,概略を説明させていただきましたが,決算特別委員会の開催場所が昨年とは違いますことから,これまでのあり方と異なる場面が,少なからずあろうかと思いますので,どうかご理解とご協力を賜りますよう,お願いを申しあげまして説明を終わります。 徳増委員長)事務局の説明は終わりました。ただ今の説明に対して質問等はございましたらお願いいたします。 関委員)くだらん儀式はやめて,委員長は決まっているんでしょう。くだらん儀式はやめましょうね。 〔「いや,いや」と呼ぶ者あり〕 〔− 笑う者あり −〕 磯部議長)正式な手続きがありますので,それに則って進める必要があります。 関委員)くだらん儀式は止めたほうがいいんじゃないですか。決まっているんだったら。 〔「それは議会改革じゃないですよ」と呼ぶ者あり〕 〔− 笑う者あり −〕 〔「決まりに則ってやらないとまずいよ」と呼ぶ者あり〕 〔「正式には特別委員会の中で決めます」と呼ぶ者あり〕 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ないようでございますので,事務局からの説明のとおり決算特別委員会を開催したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ほかに発言はございませんか。 山本副委員長)私どもの会派「公明・改革クラブ」から3件の意見書案を提出させて頂きたいと思います。よろしくお取り計らいのほどお願い申し上げます。各委員のお手元に配布されております意見書案でございますが,1件目として「電力多消費型経済からの転換を求める意見書」案,2件目が「一般医薬品のインターネット等販売規制緩和の見直しを求める意見書」案,3件目が「学校施設の防災機能向上のための新たな制度創設を求める意見書」案となっております。内容につきましてはお手元に文案をお配りしておりますので,文案をお読みいただきたいと思いますが,ここで若干の補足説明をさせていただきたいと思います。まず,「電力多消費型経済からの転換を求める意見書」案でございますが,宛先がこのとおり書かれておりますけれど,皆様ご案内のとおり,昨日,民主党代表者選挙結果に伴いまして,送付先あるいは提出先につきましてはそれぞれ名前が変わってくるものと思いますのでご了解をいただきたいと思います。今,脱原発あるいは減原発の議論が賑やかに行われております。また,再生エネルギー措置法案も可決成立しましたが,この法案の効果等についての議論もございますが,いずれにしても私たち色々な部分で節電対策を強いられているわけでございます。これまでの節電対応は,いわいる場当たり的な当面の対応という形でありますので,これから脱却した,電力多消費型の社会経済からの転換を図って省エネ節電対策が日常的,安定的に実施できる社会を早急に実現する必要があると考え,今回の意見書案を提出させていただいたわけでございます。よろしくお願い申し上げます。次に2件目の「一般医薬品のインターネット等販売規制緩和の見直しを求める意見書」案,これ表題を私がタイプミスをしまして,見直しを求めるとの「を」が抜けております。見直しを求める意見書案とさせていただき,お詫びしまして訂正させていただきます。この文中に聞きなれない言葉,病名がありますので説明させていただきたいと思います。スティーブンス・ジョンソン症候群とありますが,これは私も専門ではありませんので,詳しくは説明できませんが,ウイルス性の皮膚炎だといわれておりますが,名前を特定できませんが,医薬品の副作用の被害中で大変大きく問題になっている,要するにその後に書いてある中毒性表皮壊死症と並んで,同じように皮膚が破壊されるという病気だそうです。その説明をさせていただきますとともに,この同じ内容の意見書でありますが,日本薬剤師会からも56万人の署名を持って政府に意見書が提出されたことを付け加えさせていただきます。次に3件目の意見書案でございますけども,こちらは私ども6月定例会,第2回定例会ですね,公立学校施設における防災機能の整備の推進を求める意見書案というものを提出させていただきまして,皆様に可決をいただきまして関係機関に意見書の送付をいただいておりますが,今回のこの意見書案は,それをより具体的に補完強化して制度の創設を求めるものであります。以上3件の意見書案を提出させていただきました。皆様にご審議をいただきまして是非ともご賛同賜りまして,今期定例会最終日に提出できますように心からお願いを申しあげます。以上でございます。 徳増委員長)ただ今,山本副委員長から意見書提出の要請がございましたが,この意見書の取扱いについては各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただきたいと思います。次回の議会運営委員会において,各会派の検討結果を集約していきたいと思いますが,このことにつきまして,ご意見ございませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご意見なしと認め,さよう決しました。ほかになにかございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)無いようでございますので,私のほうからご報告をいたします。先に実施いたしました,当委員会の管外行政視察につきまして,取りまとめました報告書をお手元に配布させていただきましたので,ご査収願います。以上でございます。それでは,本日決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様にご周知いただけますよう,よろしくお願いいたします。以上で,議会運営委員会を閉会いたします。長時間ご苦労さまでございました。 |