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山本副委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の委員会は,徳増委員長が欠席となっております。石岡市議会委員会条例第15条第1項に,「委員長に事故あるとき又は委員長が欠けたときは,副委員長が委員長の職務を行う」と規定されておりますことから,副委員長でございます私,山本が委員長の職務を代行いたしますので,よろしくお願いいたします。本件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長 久保田君,副市長 田口君,総務部長 齋藤君,企画部長 鈴木君,以上であります。本日の審査につきましては,お手元に配布しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。最初に,第1回定例会についてを議題といたします。第1回定例会につきましては,2月21日告示,2月28日招集ということで,確認されているところであります。それでは,第1回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。 久保田市長)早速でございますが,平成24年石岡市議会第1回定例会に付議いたします議案につきまして,その概要を申し上げます。今期定例会に提出予定の議案は,議案第1号ないし議案第32号の計32件でございます。議案第1号平成24年度石岡市一般会計予算ないし議案第12号平成24年度石岡市水道事業会計予算の当初予算計12件につきましては,この後,開催予定の全員協議会において,その概要を説明させていただきます。当初予算を除く議案について,ご説明を申し上げます。議案第13号専決処分に対し承認を求めることについて,議案第22号石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて,ないし,議案第32号石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてまでの条例に関する議案12件。議案第14号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第8号)ないし,議案第21号平成23年度石岡市水道事業会計補正予算(第3号)までの8件の補正予算に係る議案。以上,当初予算の12議案を含め,合計32議案を提出いたす予定でございます。なお,詳細につきましては,担当部長より説明させていただきますので,よろしくお願い申し上げます。 総務部長)私からは,予算関係を除く提出議案12件について,議案ごとにご説明申し上げます。最初に,議案第13号専決処分に対し承認を求めることについて,石岡市税例の一部を改正する条例につきましては,地方税法の一部改正に伴い,本市市税条例の一部を改正するものでございます。改正内容といたしましては,東日本大震災により,住宅,家財等について生じた損失額を総所得金額等から雑損控除として控除することができる期間等について,地方税法の改正にあわせて改正した内容でございます。この地方税法の改正が,昨年12月14日に公布,施行されたことに伴いまして,平成23年の確定申告実施前に市税条例の改正を行う必要があり,昨年12月28日付けで専決処分を行い,今回の市議会において,承認を求めるため提出するものでございます。続きまして,議案第22号石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについては,市の財政状況等を鑑み,平成24年4月から平成25年3月までの間,市長は5%,副市長は3%,給料月額を減ずるものでございます。続きまして,議案第23号石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについては,市の財政状況等を鑑み,平成24年4月から平成25年3月までの間,2%教育長の給料月額を減ずるものでございます。続きまして,議案第24号石岡市税条例の一部を改正する条例につきましては,地方税法の一部改正等に伴い,本市市税条例の一部を改正するものでございます。改正内容といたしましては,1点目は,平成25年4月から県たばこ税の一部を市たばこ税に移譲することに伴う税率の変更でございます。2点目は,平成25年1月1日以後に支払われるべき退職手当から退職所得に係る個人住民税の10%税額控除を廃止するものでございます。3点目は,平成26年度から平成35年度までの個人市民税の均等割を現行の税率に500円を加算した額とすることでございます。続きまして,議案第25号石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方公共団体の手数料の標準に関する政令等の改正に伴い,平成24年4月から消防関係手数料の一部を改正するものでございまして,政令等において,「浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所」の審査に係る手数料が新たに設定されたことに伴う改正内容でございます。続きまして,議案第26号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律を整備する法律」いわゆる地域主権一括法による,社会教育法の一部改正に伴い,従来の法律で定めていた公民館運営審議会の委員の委嘱基準については,文部科学省令で定める基準を参酌し,市条例で定めることとなったため,条例の改正を行うものでございます。続きまして,議案第27号石岡市立中央図書館館条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律を整備する法律」いわゆる地域主権一括法による,図書館法の一部改正に伴い,従来の法律で定めていた図書館協議会の委員の任命基準については,文部科学省令で定める基準を参酌し,市条例で定めることとなったため,条例の改正を行うものでございます。続きまして,議案第28号でございますが,石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,介護保険法等に基づき,3年ごとに介護保険料を見直すものとなっており,今般,平成24年度から平成26年度までの介護保険料率を改正するものでございます。続きまして,議案第29号石岡市緊急診療所条例を廃止する条例を制定することにつきましては,現在は,市が緊急診療所を設置し,その運営を委託しておりますが,平成24年4月からは,当該緊急診療所の業務については,委託方式で行うこととするため,市の緊急診療所としては廃止するものでございます。続きまして,議案第30号石岡市墓地等の経営の許可等に関する条例を制定することにつきましては,「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律を整備する法律」いわゆる地域主権一括法による,墓地,埋葬等に関する法律の一部改正に伴い,これまで都道府県知事の権限であったものが,市長まで,権限移譲されたことに伴い,墓地等の経営の許可等に関し,市条例で定めるものでございます。続きまして,議案第31号石岡市農業委員会の選挙による委員の定数条例を制定することにつきましては,委員定数等について,農業委員会の全員協議会の協議結果を踏まえ,現行の2選挙区を廃止し,本市全域での選挙区とするとともに,選挙による委員の定数を26人から20人とするものでございます。なお,選挙による委員の定数の変更については,農業委員会等に関する法律第7条第2項の規定により,一般選挙の場合でなければ行うことができないため,附則において,次の一般選挙から適用することを規定しております。続きまして,議案第32号石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,今般,危険物の規制に関する政令の一部が改正され,これまで非危険物として消防法令等の規制対象外でありました「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」が消防法上の危険物に追加されことに伴い,本市火災予防条例の改正を行うものでございます。以上が予算を除く提出議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げまして,私の説明を終わります。 企画部長)続きまして補正予算についてご説明申し上げます。平成24年石岡市議会第1回定例会に提案いたします補正予算は,議案第14号から第21号までの8件でございます。今回の補正につきましては事業費の確定等により財源の調整を行う必要がある経費。後年度の財政負担軽減を図るための基金及び起債の調整に伴う経費。国の補正予算に対応する経費等を基本的な考え方としております。資料に基づきまして,ご説明申し上げます。最初に議案第14号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第8号)でございます。補正予算額は9億6,416万6,000円を追加しまして,歳入歳出の総額をそれぞれ313億3,218万9,000円といたすものでございます。主な財源の内訳は,地方交付税,県支出金,寄附金,繰越金で増額,また,市税,国庫支出金,繰入金,市債で減額となるものです。歳出の主な内容を申し上げます。民生費の子ども手当経費2億2,351万1,000円の減額は,当初予算では,3歳未満児が月額2万円。3歳以上中学生までが月額1万3,000円で予算計上しておりましたが,平成23年9月までが一律月額1万3,000円。10月以降が3歳未満児及び第3子以降が月額1万5,000円,その他が月額1万円となりましたので,その差分の減額でございます。次に衛生費でございます。石岡地方斎場組合負担金2億7,535万9,000円の減は,見直し協議により翌年度に先送りした建設工事負担金について減額するものでございます。次に農林水産業費の農業経営緊急安定対策事業4,745万3,000円のうち,東日本大震災農業生産対策事業費補助金4,970万円は,東日本大震災により被害を受けたJAやさと園部梨選果場及びJAひたち野石岡梨選果場に対し,国の交付金を活用し,選果機の復旧を行うとともに新たな選果システム導入に対し補助する経費でございます。次に商工費の中心市街地活性化事業4,144万9,000円は,社会資本整備総合交付金を活用し,「石岡駅周辺整備事業に伴うまちなかの魅力・賑わいづくり調査事業」として,(仮称)石岡屋台村の設置費用・管理運営費用・通行量等調査に要する経費合わせて,4,072万9,000円及び借地料72万円でございます。なお,設置場所は御幸通りの石岡駅を背にして左側の国府1丁目地内を予定してございます。この事業については,繰り越し手続きをいたしております。観光対策経費2,131万9,000円は,県から交付される「市町村復興まちづくり支援事業交付金」1億700万円を活用し,平成24年度開通を迎える「朝日トンネル」入り口付近に観光案内板等を設置する費用及び駐車場等の用地取得費でございます。この事業についても,繰り越し手続きをいたしております。フラワーパーク管理運営費1億4万6,000円は,こちらも県の交付金を活用し,フラワーパーク内のトイレや物販施設などのリニューアル工事費8,558万8,000円及び設計等委託料でございます。この事業につきましても,繰り越し手続きをいたしております。次に消防費の消防団関係活動経費654万4,000円のうち,消防用備品1,108万9,000円は,国の3次補正予算に計上された消防団安全対策設備整備費補助金を活用し,消防団に携帯型無線機71台を配備するとともに,消防団車両42台に車載型無線機を配備し,合わせて石岡署・八郷署に卓上型無線機を配備するものでございます。この事業につきましても,繰り越し手続きをいたしております。次に,教育費の学校施設耐震化事業2億1,972万2,000円は,こちらも国の補正予算における補助事業として計上されたものでございまして,三村小学校屋内温水プール天井改修工事4,063万5,000円。石岡小学校耐震改修工事1億7,010万円,工事監理委託料898万7,000円でございます。この事業につきましても,繰り越し手続きをいたしております。次に災害復旧費の道路橋りょう施設災害復旧費4,602万円のうち,市道復旧工事5,350万円は,鹿の子四丁目地内の復旧工事費4,538万円ほか,不足する工事費を追加するとともに執行残となる測量・設計委託料748万円を減額するものでございます。この復旧工事についても,繰り越し手続きをいたしております。次に諸支出金の公共施設整備基金費1億7,234万6,000円は,市町村振興協会などから市に対する震災の支援金が7,234万6,000円寄せられており,これと今年度の余剰金を合わせまして,今後の防災行政無線整備事業などの費用として活用するため,公共施設整備基金に積み立てるものでございます。庁舎整備基金費は,市庁舎の整備費用として,将来の財政負担の軽減を図るため,昨年度と同額の5億円を積み立てるものでございます。次に特別会計補正予算でございますが,議案第15号から21号まで7件になります。国民健康保険特別会計は5,974万9,000円を増額し,予算額を90億9,272万9,000円とするものでございます。歳出の主な内訳は,22年度の療養給付費等国庫負担金の精算に伴う返還金などでございます。簡易水道事業特別会計は,743万円を減額し,予算額を1億839万9,000円とするものでございます。歳出の内訳は,簡易水道施設更新事業の執行残額を減額するものでございます。下水道事業特別会計は,1,471万9,000円を増額し,予算額を30億2,934万1,000円とするものでございます。歳出の内訳は,流域下水道事業負担金の増額でございます。農業集落排水事業特別会計は,8,213万6,000円を減額し,予算額を4億2,678万5,000円とするものでございます。歳出の内訳は,災害復旧経費の執行残額の減額でございます。介護サービス事業特別会計は,113万5,000円を減額し,予算額を3億3,171万4,000円とするものでございます。歳出の内訳は,特別養護老人ホーム災害復旧工事費の執行残額の減額でございます。後期高齢者医療特別会計は512万7,000円を減額し,予算額を6億2,867万8,000円とするものでございます。歳出の内訳は,保険基盤安定納付金の確定に伴う納付金の減額でございます。水道事業会計は,87万2,000円を増額し,予算額を8億3,901万2,000円とするものでございます。歳出の内訳は,共済費負担率の変更に伴う人件費の増でございます。以上が,今期定例会に提案いたします補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。 山本副委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)発言なしと認めます。執行部におかれましては,ご苦労様でございました。退席いただいて結構でございます。 ― 執行部退席 ― 山本副委員長)次に,第1回定例会における常任委員会及び特別委員会の組合せにつきまして,議長から説明をいただきたいと思います。 磯部議長)第1回定例会の常任委員会及び特別委員会の組合せについてご説明申し上げます。会期予定表案にお示しいたしましたように,3月9日から15日にかけまして,予算特別委員会を行いたいと思います。9日は総務企画委員会所管部分を,12日は環境経済委員会所管部分を,13日は教育福祉委員会所管部分を,14日は都市建設委員会所管部分および駅周辺整備対策特別委員会所管部分を,15日は総括審査を,いずれも午前10時から実施いたしたいと思います。なお,会議の場所でございますが,決算特別委員会と同様に本会議場といたしたいと思います。次に,常任委員会でございますが,3月16日の午後1時30分から都市建設委員会及び総務企画委員会を,3月19日の午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から教育福祉委員会といたしたいと思います。なお,石岡駅周辺整備対策特別委員会につきましては,3月21日午前10時からといたしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 山本副委員長)ただ今,議長から説明のありました常任委員会及び特別委員会の組合せにつきまして,ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)発言なしと認めます。お諮りいたします。第1回定例会の常任委員会及び特別委員会の組合せにつきましては,3月9日から15日にかけまして本会議場において予算特別委員会を開催し,常任委員会は,3月16日の午後1時30分から都市建設委員会及び総務企画委員会を,3月19日の午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,3月21日午前10時から石岡駅周辺整備対策特別委員会を開催することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 関委員)3月21日の,この駅周辺整備対策特別委員会は休会になってないんだけれども,これ休会なんですか。・・・ミスプリントなんですか。・・・ミスプリですね。了解しました。 山本副委員長)3月21日は休会ということで資料を訂正させていただきますのでよろしくお願いいたします。会期予定表案の訂正をお願いしたいと思います。よろしいですね。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)それでは委員会の組み合わせにつきましては,ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,先ほど執行部から説明のありました各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。 庶務議事課長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第1回定例会に提出される予定の議案は,計32件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の議案付託表に示すとおりご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 山本副委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)発言なしと認めます。お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案の付託先につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,継続審査となっております陳情についてを議題といたします。12月14日に開催いたしました本委員会において,陳情第12「東海第2原発の廃炉を求める意見書採択を求める陳情」について,さらに調査・研究する必要があることから,継続審査といたしたところであります。本件に関しましては継続的に協議・検討されてきたことと思いますので,各委員のご意見を伺いたいと存じます。 岡野委員)この前も話をしたんですが,私としては第2原発の廃炉の陳情は妥当だと思っております。今朝の新聞なんですけれども,東海村長によりますと,昨日講演会がありまして,半径30キロ圏内の人口が約100万人と全国最多の東海第2原発については,これほど人口密度が高い所に原発を置くべきではない,避難計画の策定は不可能だと。これは東海村長が述べておりまして,私としては脱原発を日本が即,実施すべきだとは思っていませんが,ただ,この東海第2原発については東海村長のおっしゃるとおり,やはりちょっと,このまま続けるのはいかがなものかと思っているところです。それと40年という期限があるにしてもですね,すでに30数年経っているわけでして,これを回収するとかということにしても,費用対効果の面で,東海第2原発を継続してもですね,40年まで後いくらもないわけで,そういうことからしてもやはり私としては,この陳情は妥当ではないかと思っているところです。以上です。 山本副委員長)順次,各委員のご意見を伺いたいと思います。 関委員)うちの会派ではですね,この前,私が発言したものと基本的には変わっていないんですが,国の原子力計画というものが明確になっていない。あるいは県もハッキリした態度を示していないという状況の中でね,今,この陳情書を採択する時期ではないと。したがって,私の会派としては,今回また新たに廃炉を求める,この陳情が上がってきているので併せて検討するということで,今回については継続審議にすべきだと思っております。 池田委員)私もですね,岡野委員の意見に同調するわけですが,関委員からも出ていましたように,今定例会にほかの陳情が原発関連で出ておるわけですので,統一した意見という意味でも,一括審議をされるほうが妥当ではないかと,そういった意味では今回は継続審査にすべきと思います。 島田委員)ほかの委員から発表があったわけですが,やはり前回も継続というような形で来たわけなんですが,エネルギー政策または原子力政策,国の段階で方向が決まらない時期に,我々が意見書を出すというのもどうかなと思いますので,私も継続審査が妥当かなと思います。 山本副委員長)最後に私のほうから申し上げます。私どもも先ほどの島田委員と同じような考え方から,継続審議が望ましいということでございます。以上,各委員からご意見を伺いました。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 山本副委員長)再開いたします。各委員のご意見を集約いたしますと,本陳情につきましては,さらに継続的に調査検討の必要があることなどから継続審査にすべきとのご意見でございます。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。次に,本日までに受理いたしました新規の請願,陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。 庶務議事課長)本日までに受理いたしております新規の陳情が9件ございます。陳情の1件目でございますが,こちらは「三村大原地区内の側溝整備及び道路補修に関する陳情書」でございます。1月11日に提出され,同日付で受理いたしております。陳情者は,大原区長の×××様及び大原副区長の××××様でございます。内容でございますが,大原地内の市道は交通量が多く側溝が未整備であること。さらに大型トラックが頻繁に通り市道が傷んでいる。そうした状況の中,近々に水道管の交換工事を行うとのことなので,その際に,一緒に道路補修をお願いしたいというものでございます。道路に関する陳情でございますので,付託先は都市建設委員会になるものと思われます。次に2件目の陳情でございますが,「東日本大震災で破損した瓦の受け入れ延長に関する陳情」でございます。2月1日に提出され,同日付で受理いたしております。陳情者は,石岡瓦工事組合長,××××様ほか14名様でございます。内容でございますが,東日本大震災による屋根瓦の破損修繕がいまだなされない家庭があるが,石岡市では破損した瓦の無料受け入れを2月末日としている。震災被害者の負担軽減に向けて,土浦市なみに破損した瓦の無料受け入れ延長を陳情するものでございます。破損した瓦は廃棄物の扱いとなりますので,付託先は,環境経済委員会になるものと思われます。次に3件目「道路側溝と排水路の改善に関する陳情書」及び4件目の「道路側溝(U字溝)の伏せ替えに関する陳情書」でございますが,こちらは,2月6日に提出され同日付で受理いたしております。この2件の陳情書は,昨年の第4回定例会において都市建設委員会に付託され,審議未了となった陳情書と同じ内容のものでございます。よって付託先は,今回も同様に都市建設委員会になるものと思われます。次に5件目の「東海第2原発の廃炉を求める陳情」でございます。2月9日に提出され同日付で受理いたしております。陳情者は水戸市の茨城県平和委員会代表,××××様,石岡市平和の会事務局長,××××様でございます。既に同趣旨の陳情が議会運営委員会に付託され審査を行っておりますことから,付託先は,議会運営委員会になるものと思われます。次に6件目の「『社会保障と税の一体改革』による消費税の増税は行わないことを求める意見書提出に関する陳情」でございます。2月10日に提出され同日付で受理いたしております。陳情者は,水戸市の茨城県消費税廃止各界連絡会代表,××××様です。内容でございますが,政府が今通常国会に提出を予定しております消費税増税関連法案は,庶民の生活,地域経済に深刻な打撃を与えることから,政府に抗議する意見書の採択と送付を求めるものでございます。総務企画委員会に付託することが考えられます。次に7件目の「子どもたちを放射線から守る対策を求める陳情」でございます。2月10日に提出され同日付で受理いたしております。提出者は,茨城で原発事故を考える石岡市民の会,×××様でございます。内容でございますが,原発事故による放射線被害が石岡市でも深刻な問題となっており,独自に278ヵ所で放射線を測定したところ,半数が年間1ミリシーベルトを超えており,放射線被害から子どもたちを守るための対策をとるよう求めるものでございます。放射線に対する対応につきましては,生活環境部の放射能対策室が所管しておりますので,付託先は,環境経済委員会になるものと思われます。なお,陳情者からは,委員会へ付託され審査される際には,意見陳述の機会を与えていただきたいとの申し出がございましたことを付け加えさせていただきます。次に8件目の「東海第2原発廃炉と安全対策を求める陳情」でございます。2月10日に提出され同日付で受理いたしております。提出者は,茨城で原発事故を考える石岡市民の会,××××様でございます。内容でございますが,老朽化著しい東海第2原発に事故がおきた場合,100万人余の避難者が想定されることなどから東海第2原発の廃炉,さらには東海第2原発の事故を想定した安全対策と避難計画を立てることを求める内容でございます。本陳情は,東海第2原発の廃炉を求める内容でございますので,付託先は議会運営委員会になるものと思われます。本陳情においても,同様に意見陳述の機会を与えていただきたいとの申し出がございました。次に9件目の「地球社会建設決議に関する陳情書」でございますが,1月26日に,郵送により提出され同日付で受理いたしております。提出者は,横浜市の×××様でございます。これまでの例では,郵送による陳情書の提出は,議場配布としております。このことから本陳情書につきましても,議会開会日に議場配布の取り扱いとなるものと思われます。以上で説明を終わります。 山本副委員長)ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。 岡野委員)瓦の受け入れの延長の陳情ですけど,例えばこれが採択されたとした場合にですね,この趣旨は24年の2月29日までですよと,それを3月26日まで延長をしたいという話になるとですね,委員会の日程からすると,既に2月は切れていて,切れた時点で審査をするということになると,例えば採択したとしても一旦切れるのかなという気がするんですが,その辺はどのように日程的に考えていますか。 庶務議事課長)ご指摘のとおりだと思います。環境経済委員会では同種の議論が,すでに始まっていると伺っておりますので,この対応につきましては環境経済委員会の委員長にも相談したいと思います。 岡野委員)タイムスケジュール的にちょっと配慮をしていただいてですね,この陳情について採択するのか不採択にするのかにしてもですね,この期間前に結論を出していただけるような方向で,考えていただきたいと思います。 庶務議事課長)そのようなご意見が,議会運営委員会において出たことをお伝えしてまいりたいと思います。 山本副委員長)ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)発言なしと認めます。それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,「三村大原地区内の側溝整備及び道路補修に関する陳情書」及び「道路側溝と排水路の改善に関する陳情書」並びに「道路側溝(U字溝)の伏せ替えに関する陳情書」につきましては都市建設委員会に付託。次に「東日本大震災で破損した瓦の受け入れ延長に関する陳情」及び「子どもたちを放射線から守る対策を求める陳情」につきましては環境経済委員会に付託。次に「『社会保障と税の一体改革』による消費税の増税は行わないことを求める意見書提出に関する陳情」につきましては総務企画委員会に付託。次に「東海第2原発の廃炉を求める陳情」及び「東海第2原発廃炉と安全対策を求める陳情」につきましては,議会運営委員会に付託いたしたいと思います。また,「地球社会建設決議に関する陳情書」に関しましては,議会開会日に議場配布の取扱いとすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,新規意見書の取扱いについてを議題といたします。本件の内容について事務局より説明願います。 庶務議事課長)4件の意見書案について,菱沼和幸議員,玉造由美議員から提出の要請がございましたので,2月10日に受理いたしております。まず1件目でございます。「基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を求める意見書」(案)。続いて2件目「こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書」(案)。次に3件目「父子家庭支援策の拡充を求める意見書」(案)。次に4件目「若者雇用をめぐるミスマッチ解消を求める意見書」(案)。以上4件の意見書が提出されております。内容につきましてはお手元の案文のとおりでございます。なお,いずれの意見書案も採択の上,関係大臣に提出してほしいというものでございます。以上で説明を終わります。 山本副委員長)以上で説明は終わりました。この意見書案の取扱いについてご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。 山本副委員長)ご意見がないようでございますので,この意見書の取扱いにつきましては,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただければと思います。 関委員)これは基本的には,この意見書というのは,常任委員会でこの内容を審査するということをやっていたんですかね。この意見書の取り扱いについては。 山本副委員長)これは常任委員会付託ではなくて,議運で審査をお願いする形です。 関委員)そうすると議運で全部あれなんですか・・・了解しました。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)繰り返します。この意見書の取扱いにつきましては,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただければと思います。3月22日の議会運営委員会におきまして,各会派の検討結果を集約していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。次に,その他で,事務局より発言を求められておりますので,これを許します。 庶務議事課長)平成23年度の政務調査費の収支報告書の提出についてでございます。各会派におかれましては,これから支出が見込まれることがあろうかと思いますが,できましたら,今期定例会最終日の3月23日ごろまでにご提出いただければ幸いに存じます。よろしくお願いいたします。なお,政務調査費関係の各会派の通帳には,今年も若干の利息が生じておりますので,この取り扱いにつきましては,昨年と同様に市に戻入させていただきたいと考えておりますので,ご了承いただきたいと思います。 山本副委員長)ただ今,事務局より政務調査費の収支報告書の提出について説明がございましたが,この件につきましてご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)ないようですので,その他としまして何か発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 山本副委員長)発言がないようですので,本日の委員会で決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様にご周知いただけますよう,よろしくお願いいたします。以上で,議会運営委員会を閉会いたします。 |