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議会中継
  


 第5回委員会 (10月3日)
出席委員 鈴木行雄委員長,島田久雄副委員長,鈴木米造委員,磯部延久委員,塚谷重市委員,玉造由美委員
市執行部 【生活環境部】
生活環境部長(広瀬峰昌),生活環境部次長兼生活環境課長(岡野光弘),参事水道担当((三城裕文),保険年金課長(小松崎隆雄),水道課長(久保田善貴)
【経済部】

経済部長(市村明),経済部次長兼農政課長(前沢洋一),参事兼企業誘致推進室長(下河邊卓美)商工観光課長(内田栄市),副参事中心市街地活性化対策室長(菊地正樹)
議会事務局 庶務議事課係長(関 努)


鈴木(行)委員長)ただ今から,環境経済委員会を開会いたします。
 本日の議題は,付託された議案の審査といたしまして議案第65号「平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,当委員会の所管に係る部分,議案第67号「平成23年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」,議案第68号「平成23年度石岡市簡易水道事業特別会計予算補正予算(第2号)」,議案第72号「平成23年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)」,及び,その他であります。次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。これより議事に入ります。議案第65号「平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち当委員会の所管に係る部分,議案第67号「平成23年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」,議案第68号「平成23年度石岡市簡易水道事業特別会計予算補正予算(第2号)」,議案第72号「平成23年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)」の計4件を関連しておりますので一括して議題といたします。本案につきましては,初めに執行部から,概要の説明を求めます。なお,生活環境部所管,経済部所管の順に説明を願います。

保険年金課長)それでは私から議案第65号「平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」の内容につきまして,保険年金課の該当部分につきまして,歳入歳出補正予算事項別明細書でご説明いたします。まず,補正予算書の30ページから31ページをお開きください。(款)国庫支出金(項)委託金(目)民生費委託金の社会福祉費委託金の22万4,000円でございますが,手軽に年金記録の確認を行うことのできる年金ネットサービスを,10月から保険年金課窓口で開始するための委託金でございまして,内容としましては,基礎年金等事務委託金16万6,000円と,年金事務協力連携交付金5万8,000円でございます。
 次に,32ページから33ページをお開きください。(款)総務費(項)総務管理費(目)諸費,償還金利子及び割引料81万1,000円につきましては,平成22年度老人保健交付金の額の精算に伴いまして,社会保険診療報酬支払基金へ転換するものでございます。
 次に,36ページから37ページをお開きください。(款)民生費(項)社会福祉費(目)社会福祉総務費,特別会計繰出金の国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金141万円の減額につきましては,職員の異動に伴います人件費の見直しにより減額したものでございます。(款)民生費(項)社会福祉費,(目)国民年金費でございますけれども,基礎年金事務費22万4,000円でございますが,年金ネット窓口サービス開始に伴うパソコン等の電算用備品の購入費でございます,一般会計につきましては以上でございます。
 次に議案第67号「平成23年度国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について,ご説明いたします。予算書の9ページをご覧ください。補正予算(第1号)でございますが,収入,歳出それぞれ119万9,000円を減額し,予算総額を90億3,324万2,000円とするものでございます。内容につきましては歳入歳出補正予算事項別明細書でご説明いたします。72ページから73ページをお開きください。まず,歳入についてでございますけれども,(款)繰入金(項)他会計繰入金(目)一般会計繰入金の職員給与費等繰入金141万円の減額でございますが,6月の職員異動に伴い人件費に係る繰入金を減額するものでございます。
 次に(款)繰越金(項)繰越金(目)その他繰越金の20万8,000円の増額についてでございますが,平成22年度の高齢者医療制度円滑導入事業費補助金,及び出産育児一時金補助金の精算に伴いまして,補助金を返還するために,繰越金を増額するものでございます。    
 次に(款)諸収入(項)雑入(目)雑入3,000円の増額につきましては,新たに緊急雇用創出事業にて雇用する,臨時職員の雇用保険被保険者掛金分でございます。
 次にページ74,75ページをお開きください。次に歳出についてでございますけれども,(款)総務費(項)総務管理費(目)一般管理費の職員等人件費152万1,000円の増額と,(款)総務費(項)徴税費(目)徴税総務費の職員等人件費,349万9,000円の減額につきましては,6月の職員異動に伴います人件費の補正でございます。次に,(款)保健事業費(項)特定健康診査等事業費(目)特定健康診査等事業費の57万1,000円の増額につきましては,6月の職員異動に伴う職員等人件費1万9,000円と,緊急雇用創出事業を活用しまして,特定健診の受診率を上げるため,電話による勧奨等を行うための臨時職員1名を雇用するための賃金として,特別保健指導事業経費55万2,000円を増額するものでございます。
 次に(款)諸支出金,(項)償還金及び還付加算金(目)償還金でございますけれども,国庫負担金返還金20万8,000円につきましては,平成22年度の出産育児一時金補助金及び高齢者医療制度円滑導入補助金の精算に伴いまして,補助金を返還するものでございます。以上でございます。

参事水道担当)私からは議案第68号「石岡市簡易水道事業特別会計予算予算(第2号)」について,ご説明させていただきます。補正予算書の84ページ,85ページをご覧いただきたいと思います。今回の補正は,総務費,一般管理費の人件費に関する補正でございまして,市町村共済組合納付金の掛け率の改定に伴う増額補正となってございます。以上でございます。

水道課長)水道課から,議案第72号についてご説明いたします。「平成23年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。予算書123ページをご覧ください。平成23年6月1日付人事発令において,水道課より4名が転出,3名が転入したことにより,職員数が1名減の9名となりました。さらに,転入者3名のうち2名につきましては,湖北水道企業団より,人事交流で湖北水道企業団事業会計からの支払いになります。したがいまして,石岡市水道事業会計より職員給与費として支出されるのは7名分となります。当初予算において,職員10名分,7,944万円の予算を計上しましたが,補正予算において,職員7名分,5,822万4,000円となります。2,121万6,000円の減額の補正案を提出しました。以上でございます。

経済部次長兼農政課長)それでは,「平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,農政課所管の補正につきましてご説明をいたします。今回の補正に係る事業は,直接還元解消対策事業及び環境保全型農業直接支援対策事業でございまして,いずれも国県の補助採択が確実となりましたことから,今回補正を計上させていただいております。補正予算書の30ページ,31ページをご覧いただきたいと思います。これらの事業に対する補助金を歳入で計上をさせていただいておりますが,2の歳入の4段目,(款)15県支出金,(項)2県補助金(目)5農林水産業費県補助金(節)1農業費補助金1,234万8,000円でございますが,内訳といたしまして,まず直接還元解消対策事業補助金1,159万7,000円でございます。これは県単事業であります直接還元解消対策事業における農業機械等の導入に対する県補助金でございまして,補助率は事業費の2分の1以内でございます。
 次に,環境保全型農業直接支援対策事業費補助金75万1,000円でございますが,これは国が今年度新たに有機農業など環境保全効果の高い営農活動に取り組む農業者に対しまして,10アール当たり8,000円を交付するという環境保全型農業直接支払交付金という制度が創設されたことに伴うものでございます。国が2分の1,県と市が4分の1ずつ負担するものでございまして,国の交付金は,この事業の名前のとおり,直接,農業者に交付されます。計上しております75万1,000円につきましては,国の交付金分を除いた事業補助負担分に対する2分の1が県から入ってくる補助金でございます。
 続きまして,歳出でございますが,40ページ,41ページをご覧いただきたいと思います。ページの中ほどの(款)6農林水産業費(項)1農業費のうち,まず,(目)4畜産業費(節)19負担金補助及び交付金の畜産振興経費,直接還元解消対策事業補助金でございます。これは家畜,堆肥の有効活用により,畜産環境及び経営の改善を図るための機械導入に係る補助でございまして,今回,菖蒲沢堆肥利用組合が建設する堆肥舎,事業費788万5,500円に対する県補助金284万6,000円。下林,柴内,片野,八重の4つの堆肥利用組合が,それぞれ1台ずつ導入するホイールローダー計4台,事業費総額2,304万1,000円に対する補助金831万5,000円。さらに山崎営農組合が導入するけん引式バキューム1台,事業費120万7,500円に対する県補助金43万6,000円,合わせまして1,159万7,000円を補正増するものでございます。なお,この補助の残額につきましては事業者の自己負担となります。続きまして,(目)8農政企画費(節)19負担金補助及び交付金の環境保全型農業直接支援対策事業費補助金150万2,000円でございますが,これは歳入で申し上げましたが,国の環境保全型農業直接支払交付金という制度が創設されたことに伴う補助金でございます。この事業の対象者となる要件は,販売を目的として生産を行う農業者や農業者グループでございまして,交付対象となる取組みとしては2つのタイプがございます。1つは化学肥料や化学合成農薬を5割減らし,さらにカバーブロックやリビングマルチ,冬期湛水のいずれかを実施する取組み。2つ目には,化学肥料や農薬を使用しない有機農業の取組みでございまして,現在の石岡市の取組状況からは,この有機農業が,この補助事業の該当になってまいります。ただし,有機農業中でも,県のエコファーマーか,JAS日本農林規格の認定を受けているということが要件となってございます。今回の補助対象は,農業者グループが1団体,10人,これはJAやさと有機部会でございます。さらに,農業者個人が6人,農事組合などの法人が2団体でありまして,補助対象作付面積が3,753アール,37.53ヘクタールとなってございます。10アール当たり8,000円,総額300万2,400円が交付されるということになりますが,国が2分の1を農業者に直接支払いますので,県の4分の1,市の4分の1,あわせて補助金総額の2分の1の150万2,000円を歳出で合計し計上してございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
鈴木(行)委員長)以上で説明は終わりました。次に,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(行)委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に,討論を行います。討論はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(行)委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第65号「平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,当委員会の所管に係る部分,議案第67号「平成23年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」,議案第68号「平成23年度石岡市簡易水道事業特別会計予算補正予算(第2号)」,議案第72号「平成23年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)」の計4件を,一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(行)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了をしたわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(行)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他でございますが,生活環境部から発言を求められておりますのはこれを許します。

参事水道担当)お時間をいただきまして,生活環境部所管の三村地区簡易水道事業の給水条例,水道料金改定に伴います事業説明についてご説明を申し上げたいと思います。お手元にお配りしております資料について,確認させていただきます。資料1の三村簡易水道事業に関する説明会資料のつづりと,1枚の給水条例改正案が,お手元にあるかと思います。まず,三村地区簡易水道事業に関する説明会資料について,ご説明申し上げます。この資料につきましては,本年1月1日,元旦の日から3月にかけて,本年度から開始いたします三村地区簡易水道事業の老朽施設更新事業の説明会に用いた資料でございます。この資料によりまして簡易水道事業の現状と,それから今回の更新事業,また,料金改定の必要についてご説明申し上げます。
 まず,2ページをご覧ください。三村簡易水道事業につきましては,昭和46年と47年に水内機場地区と大塚機場地区の2か所の簡易水道事業を創設いたしまして供用開始しております。供用開始して37年以上たっているという状況でございます。現在のこの資料でございますけども,平成20年4月1日現在では,給水人口が1,875人,年間配水量で24万1,560トンの配水をしているというところでございます。
 3ページに行きまして,施設につきましては現在,水内機場の深井戸,それから大塚機場の深井戸,それぞれ1本の井戸で,各地区2つに分けてございますが,それぞれ給水しているというところでございます。
 4ページに行きまして,それぞれ水内機場,大塚機場とも水源となります地下水につきましては,水質良好でございますので,消毒のみで給水しているというところでございます。ただ,昭和47年から供用開始してから機械設備,電気設備につきましては,一部補修をする程度で,全体の全面改修をしておりませんので,老朽化に伴う故障,それからそれに伴う断水といったものが頻発している状況でございます。また,これに伴いますメンテナンスにつきましても,なかなか全体の機能低下という面では,改善されていないという状況になっているところでございます。この様子が5ページの写真にございまして,配管につきましては石綿セメント管を使用している関係上,漏水箇所が多いという現状。また,井戸につきましても19年度の写真と,下の21年度の写真を比べていただきますと,堰を超える水が半分程度になっているということで,井戸そのものの能力も落ちているという状況でございます。また,配水をするために圧力タンクを用いておりますけれども,この圧力タンクの鋼板も,内部につきましては,この写真3にございますように錆びて,その錆びたものははく離が,大きなはく離が発生しているということで,タンクそのものに穴が空いてしまうという懸念がされているところでございます。
 6ページに行きまして,配水管そのものでございますが,配水管そのものは,すべて創設当時の昭和50年以前の管でございまして,大半が石綿セメント管ということで,衝撃に弱い管ということで敷設されているところでございます。また近年につきましては,この石綿セメント管,また塩ビ管ですね,ビニール管等の破損による漏水が頻発しているというところでございまして,一番下の表にございますように,現在の21年度の有収率,これは水を送って,水道のメーターをくぐった水量の差でございますけども,これが68%ということで,3割強の水が漏水して地下に潜っているというような状況になっているところでございます。
 次に7ページに行きまして,これは財政状況でございますが,簡易水道につきましては,ここ25年程度水道料金の改定していないと。実質的な水道料金につきましては改善しないというような状況もございまして,現在,水道料金収入以外に,一般会計からの補てん財源をもって,収支を整えているというような状況でございます。
 8ページに行きまして,この財政と絡んできますけれども,水道料金でございますが,現在,石岡市内の公営の水道事業,3つございます。三村地区簡易水道と湖北水道企業団の事業,それから八郷地区の上水道ということで,3つの公営水道がございますが,このそれぞれの水道料金について,一覧表にまとめてございます。簡易水道につきましては,これ平成9年の改定となっておりますけども,こちらはすべて消費税の関係でございまして,実質的な料金につきましては,昭和62年のときの改正以来,改正をしないという状況でございます。湖北水道と比べまして,湖北水道が基本水量無しの基本料金という形になりますので,実質的に三村地区の10トンの水量を足していきますと,湖北水道105円の従量料金になりますので10倍で1,050円。これに1,155円を足しますと,約2,200円程度になります。三村の簡易水道の1,100円と比べまして約倍,三村地区は半額という形になっておりまして,八郷地区につきましては,2,240円ということで,それよりもまた高いというような状況になっているところでございます。加入金,量水器使用料それぞれ同じように簡易水道事業が安く抑えられているというところでございます。
 次に9ページに行きまして,こういうような状況の中で,老朽施設の更新の必要性というものが求められているところでございまして,早急に,この老朽施設の更新を行わないと,先ほどご説明申し上げましたように,機場そのものの機能も低下しているということで,給水そのものがままならなくなる状況になるといったところでございます。また,配管も有収率を上げないとコスト面で無駄が出るというところでございます。また,今回の震災におきましては,全体的な地盤のゆれという面で,大きな被害を受けることがございませんでした。しかし,近年騒がれております直下型的な地震ということになりますと,石綿管は弱いということが,これまでの地震で証明されておりますので,そういう面でも,耐震性のある管に更新をする必要があるというところでございます。
 10ページに行きまして,今回の事業につきましては,国の政策によりまして,28年度までに上水道と事業統合をするということが計画された場合,それによって事業を起こした場合には,国の補助を3分の1受けるということができるようになりました。そのために,本年,23年度から27年度の5か年間について,施設の更新事業を実施するとして,現在進めているところでございます。施設の更新につきましては,当初,現有施設を全面更新ということで考えておりましたけれども,上水道,湖北水道と統合ということを前提にしている関係,それから,一番問題になっておりました,愛郷橋の架け替えですね。この改修が,昨年度から本格的に改修をされまして,配管設備と同じ時期にですね,橋の工事が行われるということで,この橋に水道管の添架が可能になったということもありまして,企業団から直接給水する配管のみの整備ということに切りかえたところでございます。これによりまして,当時の24億円予定しておりました事業費が14億円ということで,10億円の大幅な事業費削減につながったところでございます。また,地元説明会等でも要望されておりました水圧の解消,水圧低下の解消につきましても,企業団からの直接給水によりまして,圧力の安定化ということが図られます。そのために消火栓についても,一時的な大量の使用というものも可能になるところでございます。
 続きまして11ページにまいりまして,この事業により配水する配管につきましてはダクタイル鋳鉄管の耐震性を備えた管種を使用する予定でございます。これによりまして,配管敷設延長そのものが概算表としまして,今回ですね,2万3,514メートルの敷設となりまして,総事業費が14億4,230万円を予定しているところでございます。
 12ページに行きまして,今回ご説明する一番のメインでございますけれども,これらの事業費の財源の一部をですね,住民にも当然に負担していただくという必要性があろうという面と,先ほど申し上げましたように管種の事業につきましては,財源の部分を一般会計からの補てんで賄っているといった面も解消しなければならないという財政健全化という面でも,料金の改定を行わなければならないという面がございまして,この事業が開始されたことによりまして,今年度の起債借入金の支払利息が来年度より発生いたしますので,来年度,24年度より,料金の改定を行いたいというふうに考えているところでございます。この料金に関しては,水道につきましては,受益者負担の原則いう面がございます。しかし大きな事業所を全額というわけにもいきませんので,段階的に料金を上げ,現在統合を予定しております企業団の水準まで,料金を改定させていただきたいということで考えているところでございます。なお,この説明書を持って地元説明会を行いました。現在550戸程度,三村地区にございますが,この8割の住民の方に説明会に参加をしていただきました。説明の中で,料金改定については異議がない,値上げすることはやむを得ないという意見をいただいております。ただ,先ほど申し上げましたように,現在,細い管で水が出ないというところがたくさんありますので,そういうものは当然に解消していただきたいという要望がございましたけれども,料金改定について,料金が上がるという部分に関しての反対という部分につきましては,意見がなかったところでございます。以上,料金改定と,それに至る事業についてご説明いたしました。
 もう1枚ございます料金改正案でございますが,こちらを見ていただきたいと思います。現在,現行料金につきましては,基本料金が基本水量10トンを付加しまして1,144円,消費税込みで1,144円。従量料金といたしましては,現在73円50銭,消費税込みで73円50銭をいただいているところでございますけれども,これを平成28年度には湖北水道企業団が統一させるということで,来年4月1日より基本料金に関しましては,当初から同じようにする。基本水量ゼロで,金額を1,155円にさせていただきたいと考えております。ただ,先ほど申し上げましたように,段階的に料金の改定を行いたいと考えておりますので,従量料金,1トン使ったら幾らという料金につきましては,24年4月1日,25年,26年ということで,1年ごとに料金を上げていく改定をしていくという方法をとらせていただきたいということで考えてございます。この上げ幅につきましては,現行の料金と28年になる湖北水道企業団の料金の差を5等分いたしまして,それら5分の1を賦課していく,加算していくという形での改定方針を考えているとこでございます。なおメーター使用料,量水器の使用料につきましては,ほぼ同額でございますので,当初より企業団と同額の改定という形で考えているところでございます。以上,簡単ではございますが,料金改定について,給水条例の改正案を次回の議会に上程をお願いする考えでございますので,よろしくお願いいたします。

鈴木(行)委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただいまの報告に対し何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

鈴木(米)委員)私が湖北水道の議員でいたときには,石岡の水道を合併しようという話が出ていたのでございますが,その件については,どの辺まで話が進んでいるか,お願いしたいのですが。

参事水道担当)石岡市全体の事業統合につきましては,まず,今申し上げましたように,三村地区の老朽施設の関係と国補,国からの補助ですね,こちらの制約がございましたので,まず三村地区を28年度に事業統合するという予定を立てて,現在,企業団,石岡市それぞれに基本合意をされているところでございます。次に,八郷地区でございますが,八郷地区につきましては,同様に老朽施設を抱えているところでございますが,こちらが三村地区とは違いまして,相当数の施設数,それから規模がございます。また,料金等につきましても格差がございます。そういう面もございますので,現在,石岡市に設けております統合準備委員会において,継続して,その問題点の解決に向けた調査研究,話し合いを進めているというところでございます。しかしこれも早急にそれぞれの対応をしていきたいということで考えて進めているところでございます。以上でございます。

鈴木(米)委員)あともう1つ,去年から暑さで水が,八郷の場合はほとんど無くなるんですが,去年は無くならなかったということが,いろいろなところから話がありましたが,実は工業団地の中のタンクが,実状2本くらい,工場が移転したので,水が余っているということで,去年は八郷にそこから水を追加したわけでございますが,そのときに私も調べましたら,去年は金額,もちろん八郷は買っているわけでございますから,湖北水道からね。買っていて医師会病院のところへメーター器を付けているわけでございますので,そのメーター器からの計算で,八郷では去年は330万円,湖北水道から水を分けてもらったということであるので,この件につきましては,やっぱり多少の間はそういう方向付けでやるのか,お伺いしたいと思います。

参事水道担当)本来であれば八郷地区独自に,水源を確保するというのがやはり一番の方策かと思います。しかしいろいろな制約がございますので,それぞれの制約を一つ一つ解決していくような形で,今現在,案を練り作業を進めているところでございます。しかし,現実問題として,足りないという部分に関しましては,企業団からの供給というものをやはり行なっていただきたいということで,3年前からですか,湖北水道,八郷,小美玉の水道も含めてですけども,それぞれに緊急時の,それぞれの相互応援協定というものが結ばれておりますので,その中で,今後もそういう場合には続けていくという形なろうかと思います。

鈴木(行)委員長)ほかに質疑はございませんか。

島田副委員長)公共料金の未納,滞納というのは結構多いわけなんですが,この,こういうような合併というか,三村簡易水道が湖北水道に入るわけなんですが,3万円の負担金またその他の料金,これ今までの未納者が多分いると思うんですよ。その対応はどういうふうな方法でしていくんですか。

参事水道担当)三村地区の滞納につきましては,昨年度まで,21年度までにつきましては,督促又は訪問という形での対応をしていたところでございますけれども,今年度からは,湖北水道企業団に事務委託とういう形で,その収納権限を自治法上の権限として委託しているところでございます。これによりまして,湖北水道企業団は3か月滞納で停水という措置をとってございます。それと同様に今後は三村地区についても滞納という面では停水という措置で対応していくということで,相当の回収が見込まれると考えているところでございます。以上でございます。

島田副委員長)わかりました。

鈴木(行)委員長)ほかに質疑はございませんか。
  
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
  
鈴木(行)委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に経済部より発言を求められておりますので,これを許します。

次長兼農政課長)それでは農政課から2件,報告させていただきたいと思います。まず,9月21日に襲来いたしました台風15号による林道の災害でございます。災害の状況でございますが,今回の台風により,合計4か所の災害が発生してございます,ただ今,その詳細な調査中でございますので,口頭で申し訳ございませんが説明をさせていただきます。災害の内容でございますが,吾国山の北筑波稜線林道で2か所,合わせまして75メートルにわたり法面よう壁が崩れ,そのうち1か所は,山肌の土砂,または立木,そういったものも崩落しているという状況にございます。また,加波山の林道丸山線で1か所,50メートルにわたり土砂崩れが発生してございます。さらに染谷地区に龍神の森や,キャンプ場がございますけれども,その中を走ります林道竜神山線で20メートルにわたり法面が崩れております。北筑波稜線林道,林道丸山線につきましては,3月11日の震災による災害ということで,国の災害査定を受けまして,10月,今月に工事発注をする予定ということで進めてきたわけでございますが,今回の台風災害によりまして,その被害状況が増大したという形になってございますので,再度,国の災害査定を受けるということで,現在,県と調整を進めております。ということで,さらに復旧が遅れていくというような,状況になってございます。この災害復旧に関する経費につきましては,そういう国の災害査定というような状況も加味しながら,12月議会に補正予算を計上させていただきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いをしたいと思います。
 次に農産物に係る放射性物質検査につきまして,報告をさせていただきます。お手元に石岡市農産物等の検査状況一覧というものをお配りさせていただいております。これをご覧いただきたいと思いますが,この一覧表は9月30日現在で市のホームページに掲載しているものでございます。ご覧のように,市の独自の検査で67検体。県の検査で37検体の検査を実施してございます。ご覧のようにすべて検出せず,若しくは基準値を下回る結果ということになってございます。この検査結果につきましてはホームページで公表するほか,市の庁舎,関連施設,又はJAの支所等まで含めた施設の玄関に貼るようにしてございます。ただ,この結果以外で,県の検査結果のところに出ているんですけれども,現在,イノシシ肉ですね,イノシシ。石岡市の場合は基準値以下だったんですが,県内では県北を中心に高い基準値を超える検査結果ということになってございますので,現在,このイノシシ肉と,野生のキノコにつきましては食用を控えるようということで,自粛を呼びかけた,今ビラを流しているところでございます。報告は以上でございます。
 
商工観光課長)商工観光課から3件ほどご報告いたします。初めに,先の9月21日の台風15号の被害により,やさと温泉ゆりの里の露天風呂外塀の東側18.5メートルが倒れまして,外から見える状況でありまして,通常営業を続けるためにも,早急な修繕が必要なため,今回,既定経費の中で対応してまいります。予算額が128万円でございます。
 次に,国民宿舎つくばねでありますが,大ホール通路の外壁天井より雨水が漏れている状況でありまして,現在,大ホールの予約が14件ほど,10月から12月に入っておりますので,予約されたお客様のためにも,こちらも早急な修繕が必要でありますので,こちらにつきましても既定経費の中で対応してまいります。次にまち蔵藍でありますが,3.11の震災の災害復旧で屋根瓦修繕と壁修繕を行い,お祭りに3日間においては物販のみで再開をいたしましたが,その中でまだ畳の下地板の腐食や破損,それに伴う畳の腐食。そして,木戸先の軒下の通し板の割れ,軒板の破損,雨戸の破損,店先のとよが無いなどの修繕が必要なため,こちらまち蔵藍につきましては, 12月議会に補正計上をさせていただきます。以上3件でございます。よろしくお願いいたします。
 
鈴木(行)委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただいまの報告に対し,何かご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

島田副委員長)ただ今,イノシシの報告があったわけなんですが,ここ2,3日の新聞を見ると,しし鍋を使った郷土料理を個体検査で営業をするというような新聞記事が出ていました。イノシシは大体一晩に20キロぐらい動くという習性の動物だそうなんで,個体検査で,まあ,間違いなければ問題ないんですが,もしも間違いが出た場合には,これをいかに。この石岡地区のいろいろな農産物,また,畜産肉等にもいろいろな問題が出てくると思うんですよ。で,その指導はどこでするのか。また,個体検査をしても,検査をしなかったものが紛れ込むというようなものも,猟友会の方々が自力で解体してるというような状況だと思うんですよね。その辺のところの指導,やはり徹底してやらないと大変な問題になると思いますので,その辺のところ,どういうふうな考えでいるのか。また,県の基準値と市内で販売する肉の基準値は同じかどうかもお聞かせいただきたいと思います。

次長兼農政課長)ただ今,3点につきましてご質問いただきましたが,まず一番最後の基準値のお話からお答えいたしますと,しし肉につきましても暫定基準値は食用と同じ500ベクレルということになってございます。そういう中で,県がイノシシの捕獲を行っている16市町村,ここから1検体ずつ検査を9月16日にしておりますが,その結果によりまして,一番高いところでは日立市で1,040ということになっておりまして,あと近くでは土浦市,旧新治のほうで獲ったものですけども,これが890ということで基準値を超えてございます。うちでは152ですか。ということで基準値以下だったんですが,先ほど議員のご指摘のとおり,イノシシについては,柵で囲っているわけではございませんので,どこの山からといいますか,どこの市町村から入ってくるということも,わからないわけです。そういう意味で先ほどもご説明いたしましたとおり,このイノシシ肉については,県内では高いレベルなので自粛をしてください,ということで呼びかけをしているところでございます。そういう意味合いにおいては,先ほどの議員のご指摘のように,昨日,茨城新聞に載ったところですけれども,商工会でイノシシマップということで,旧八郷地区の食堂,レストラン等でしし肉を使っているということで,それについては昨日の報道では,その使う肉については検査をして,安全を確認して使っていく,というような報道になっていたかと思います。うちのほうでも,ここのところ農政課では有害捕獲,また,イノシシの解体等の話,また,その食堂で使っていくということについては商工観光課で指導,監督をしているわけですけれども。昨日の,その報道に載った情報についてはちょっと持ち合わせが無く,茨城新聞に載ったところでございますが,基本的には検査をして,安全が確認されれば食にまわしてもいいということは,もちろんだと思います。ただ先ほど,議員ご指摘のように,いろんなところでその肉が出回っているというのが現状ということでありまして,うちとすれば八郷猟友会で,その食肉解体の許可は1か所しかとっていませんので,ほかで解体して流通してくるというのは問題であろうとのいうことから,今度,今週中にも商工会とその食堂関係の方との打ち合わせを予定してございますが,そこにおいて,その辺の指導といいますか,きちんと安全証明つきの肉でなければ使ってだめだよ,というような指導というか,打ち合わせは行っていきたいというふうに思っております。そういうことで解体も含めたその指導は,きちんと農政サイド,商工サイドで行なっていきたいと思っております。あともう一つ,イベントとしては,今月末に予定してございます,ふれあいまつり,また,オートキャンプ場で行うしし鍋まつり,こういったものもしし鍋を提供してございますけれども,これについても捕獲したイノシシを検査して,使える肉であればイベントをやろうということにはなってございますが,今の状況ではなかなか,ちょっと難しいのかなというふうには思っていますが。いずれにいたしましても,使える肉かどうかの検査を,県の検査以外にも独自にしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

島田副委員長)県のレベルがキロ500ベクレルというようなことなんですが,この検査をして,独自に,まあ300以下ならとか,200以下ならとか,やはりそういうふうな基準を作って,こういう時期ですので,やはり提供したほうがいいのかなと。それと,問題が出ないように,やっぱり監督,監視,調査等もよろしくお願いをしたいと思います。

鈴木(行)委員長)ほかに質疑はございますか。

塚谷委員)ただ今の島田副委員長の続きになっちゃうんですけども,6月に環境経済の補正案件で,農力アップ推進事業というのをやっているわけです。その内容は要するに,こういう放射能があった中での安全PRとか,需要を盛り上げるための風評被害の払拭というような形になっているわけなんだけども。ただ,この前テレビ等で,よく笠間市とか,或いは県内の自治体が,かなりそういう安全性を広めるためにテレビ等メディアを通じてのPRをしている。周りの人からは,石岡市もそういった面ではどうなのか,というような声もあるわけです。そういう中での払拭するための努力というもの。今までの努力は大変ご苦労さまという形でありますけども,やはりそういう部分について,どういうふうな考えを持ってやっているのか。やはり今のイノシシの肉に放射性セシウムが出たということではなくて,例えば狩猟をしているイノシシ,これが獲れなくなってしまうと,狩猟をする人もイノシシを獲らないということになれば,イノシシは増える。増えることになれば農作物の被害は甚大なものになると,私はそう想像しているんですが,そういった意味での対策というものを,ひとつお聞かせを願いたいと思います。

次長兼農政課長)まず1点目のその風評被害等の払拭のためのPRという点でございますけれども,これにつきましては,うちもちょっとメディア活用がうまくいってないところがあって,報道されてなかったところもあるんですけれども。これまでにですね,7月末の友部サービスエリアの上り線でのPRをはじめ,つくばのララガーデン,それと東京の西荻窪駅,また先だっては,上野駅のコンコース正面玄関で,大々的にそういう被害の払拭と,農業の復興支援という形でのPRをさせていただきまして,メディアはBSの水戸放送局管内での報道があったのと,あと,上野駅につきましては農業新聞,これにも取り上げられております。今月号のJAやさとのJA便りにもそれが載ってございますけど。そういうふうに各会場で,そういう取組みをいたしまして,大変な効果を上げてございます。そういう取組みから,さらに引き合いが出てきまして,今度の10月10日には,つくば市のイーアスつくば,ぜひ参加してくれというような問い合わせと,柏市の駅前イベント,5万人くらい集まるというんですが,そういうところにも出展してくれという引き合いがございますので,これにも積極的に応えていくということで,安全安心のPRと一緒にですね,この際ですから,観光と一体となったですね,こちらへの観光誘客も含めたPRを積極的に,農政と商工とタイアップしてですね,やっていきたいというふうに考えてございます。
 もう1点のイノシシの問題で猟期中,捕獲できないということで被害が増えていくんじゃないかと,その対策についてということでございますけれども,昨日の新聞にもそう書かれております。実際のところ,この八郷地区といいますか龍神山も含めた山で,11月15日からの猟期においては,まあ推定ですが,1シーズンで4〜500頭が捕獲されているということが言われております。これが,イノシシ肉の流通が無い,食べられないということで,捕獲を控えるというハンターが,もういるということは事実でございます。特に他県から来る狩猟登録の数を見ても,これが減っているというのは現実的な問題でございます。ですから,この4〜500頭が,この1シーズンで捕獲できないということになりますと,これが秋にお産をしますので,また増えて来年の春に暴れてくるということになってくることは明らかだと思います。そういう点では,市だけでも取組みができないということから,今日,通知が来ておりましたが,県で,その緊急対策の会議を開くということで通知が来ているところでございます。ですから,新聞にも載ってございましたが,捕獲については猟期中でも有害の捕獲を実施しようかというような県の考えもございます。さらに市といたしましては,来年のそういった事態にも備えまして,今進めている電柵牧の補助も,だいたい申請いっぱいになってきてございますけれども,さらにこういったものを呼びかけて,対応をとるしか手はないと。捕獲するかそれを守るという手を,両方あわせて進めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

塚谷委員)そういった努力を期待したいと思います。やはりこのイノシシの今の問題についても,地域の人は心配しているわけですよ。獲る人がいなくなっちゃうと増えるんじゃないかと。それでなくても目一杯の状況でいるから,そういう部分についての猟期でも獲ると。そういう形の対策を講じていただきたいということと,その風評被害の払拭については,今まで八郷の場合はいろいろな形でテレビ関係で報道して,これは良い部分で報道してきたわけなんですけども,やはりこういった部分についても,ここ一番,テレビ等メディアを通じた,そういう風評被害を払拭するような対応を,そういうチャンスがあれば,やっていただきたいなと,そのように思っているところでございます。以上で終わります。

磯部委員)先ほどちょっと聞きもらしたんですが,この農産物の検査状況,幸いにしてほとんどが検出されずと。で,これを市民に啓蒙していく手段,さっきちょっとあったと思うんですが,聞きもらしたんで,再度お尋ねしたいと思うですが。

次長兼農政課長)この検査結果の市民に対する周知ということのご質問かと思いますが,これにつきましては,まずは検査結果が出次第,一番スピードをもってやっているのがホームページ。その検査結果が出次第,ホームページを更新してございます。ですが,農家も含めましてホームページはやっぱり見ていないという状況がございまして,この議員の皆さまにお配りいたしました一覧,これを色付きにして見やすいようA3判の大きいものに庁舎関係,出張所等も含めまして,あと農協の本庁,支所,直売所,そういったところの玄関に逐次貼り出しているという状況でございます。あと,市報にも掲載しておりますが,随時の更新がなかなか市報の場合は難しいので,そういった掲示をする形で対応させていただいております。以上でございます。

磯部委員)確かにホームページ,或いは市報の話がありましたが,これは手前味噌になりますが,静岡のお茶組合は月に一遍検査したところを,どういう機関が検査してこうだというのを全部送ってくるんです。そうすると,検査した機関がきちんとしたもの,県であるとかそういうのだというと,やはり信用性も高いわけですね。そういう意味で,私はこれだけのものが出れば,レストラン,食堂,或いは八百屋さん,肉屋さん,こういうところにきちんと出して,店舗に貼っていただく。そうするとレストランなんか,石岡市民は市報を見ますけど,よそから来た人は見ないわけですよ。そういうもので,やっぱり安心であるというようなPR作戦。こういうことが非常に重要になってくるんじゃないかなと。ですからその辺の,費用もそんなにかからないと思うんですね。検査機関を明確にする。市の調査ですか,それとも農協さんがやったんですか,なんていう話が伝わってきますので,こういう機関がやりましたと。そういうきちんとした機関であるならば,信ぴょう性は非常に高くなると。ですから,その辺はひとつ,これは答弁は要りませんが,ぜひともご検討いただいて,今言った,だいたいレストランなんか行けば10分や20分は待ち時間で居るわけですよ。そういうものがちょっと置いてあることによって,茨城の農産物は大丈夫なんだなと,石岡の農産物は大丈夫なんだなと,その1つのPRにもなるかと思いますので,その辺はぜひご検討をいただければということで,要望だけに留めておきます。以上です。

鈴木(行)委員長)ほかに質問等はございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(行)委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他,何かご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(行)委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中も,なお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(行)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の環境経済委員会を閉会いたします。




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