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議会中継
  


平成23年度 教育福祉委員会

 第6回委員会 (9月30日)
出席委員 菱沼和幸委員長,岡野佐工副委員長,村上泰道委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(佐子川祐治),次長兼福祉事務所長(大村義夫),次長兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(佐藤敏明),社会福祉課長(小林敏夫),高齢福祉課長(武熊俊夫),こども福祉課長(諸岡広明)
【教育委員会】
教育長(石橋凱),教育部長(高野喜市郎),次長兼教育総務課長(上曽宗則),教育総務課副参事学校建設担当(櫻井俊充),中央公民館長(上曽茂昭),スポーツ振興課長(宇田一彦),学校給食課長(菊地庄兵衛),学校給食課副参事八郷給食センター所長(岡崎仁),中央図書館長(遠藤正志)
議会事務局 庶務議事課係長(内田崇)



菱沼委員長)
ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書の順に進めて参りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。はじめに,お諮りいたします。本日の議題であります,議案第65号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分の議案に関しまして,その審査及び調査のため,これより委員派遣による現地調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

− 現地調査 −

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。それでは,改めまして,議案第65号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分についてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。

社会福祉課長)それでは,議案第65号,平成23年度一般会計補正予算第4号のうち社会福課祉所管の提案をしております,補正予算についてご説明をさせていただきます。歳入につきましては,歳出であります事業費等に伴い,その事業総額の割合で収入になるものでございますので,歳出の説明とあわせて説明させていただきます。それでは歳出予算書のページ36,37をお開きください。款3民生費,項1社会福祉,目7心身障害者福祉費のうち,説明欄にあります心身障害者福祉事業につきましては,障がい者の保護者が加入されています,心身障害者扶養共済制度でございますが,お一人の保護者が亡くなられ,受給申請がございましたので1件分26万円の補正増を予算化するものでございます。歳入につきましては,ページ30から31ページをお開きください。ページの中段より少し下にあります,款15県支出金,項3委託金,目2民生費委託金,節1社会福祉費委託金の心身障害者扶養共済年金保険給付保険金26万円,歳出と同額の計上となります。次に,歳出37ページに戻っていただきまして,同じく,目7心身障害者福祉費のうち,障害者福祉関係経費でございますが,茨城身障者等用駐車場利用証制度が10月から始まることになり,障害者等用駐車場を必要としている方が利用しやすくするために,該当者に利用証を交付するものです。県からは,開始半年分の申請見込数,約400枚の利用証が既に交付のため,届いております。補正予算では,利用対象者の1年分の利用者の約7,000枚を作成して,申請の準備をするものでございます。全額は,県の補助事業で予算額は31万4,000円の補正増となります。歳入については,30,31ページをお開きください。ページの中段にあります,款15県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節1社会福祉補助金の地域支え合い人員体制づくり事業費補助金,補助率は10分の10の計上でございます。なお,本日お手元に県が作成した,身障者等用駐車場利用証制度のチラシを配布させていただきましたので,参考にさせていければと思います。次に,歳出の37ページに戻っていただきまして,款3民生費,項1社会福祉費,目9障害者福祉費のうち,障害者自立支援給付事業でありますが,障害者自立支援法に基づく障害者の就労支援や機能訓練のサービスを行う中で,グループホーム,ケアホームの家賃について一定額を助成し,障害者の地域移行をさらに進めようとするものでございまして。障害者福祉サービス支給管理台帳システムの改修費31万5,000円とあわせて,合計307万5,000円を補正増するものでございます。この事業費に対する歳入でございますが,ページ30,31をご覧ください。1番上になりますけども,款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節1社会福祉負担金の障害者自立支援給付費負担金,補助率2分の1,138万円と同じページ,上から3段目にございます,款15県支出金,項1県負担金,目2民生費県負担金,節1社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金,補助率4分の1,100万5,000円の補正増を計上するものでございます。次に,歳出,38,39ページの中段をご覧いただきたいと思います。款3民生費,項3生活保護費,目1生活保護総務費,これは,特別会計繰出金の中の授産所特別会計へ繰出金5万2,000円につきまして,職員人件費に不足が生じたため,一般会計から授産所特別会計に繰り出すものでございます。以上でございます。

次長兼教育総務課長)教育総務課所管の補正予算案につきましてご説明を申し上げたいと思います。補正予算書の46,47ページをご覧いただきたいと思います。この中段,款教育費,項小学費のうち,2の教育振興費でございます。手数料といたしまして,38万7,000円を計上いたしました。内容としましては,事業用教育用パソコンのインターネットのフィルタリングソフトの手数料でございます。これと同様に,この下の段,中学校費の教育振興費の手数料63万円でございます。こちらも小学校費と同様にフィルタリングソフトの手数料となってございます。このフィルタリングソフトにつきましては,インターネットを使用する際に,有害なサイト等との接続を防止するためのものでございます。次に50,51ページをお開きいただきたいと思います。下から二段目,款災害復旧費,項教育施設災害復旧費,学校施設災害復旧費でございます。集中豪雨災害復旧費でございます,総額で4,335万円を計上いたしました。これは,8月11日に発生しました集中豪雨と雷雨によります被害の復旧費でございます。まず,その他施設修繕の105万円でございますが,こちらは柿岡中学校の電気設備一部及び地震速報等が落雷によりまして,破損したための修繕でございます。次に,小学校施設災害復旧工事,30万円でございますが,こちらは集中豪雨による柿岡小学校の学校敷地南側の法面の一部,崩れた部分の復旧工事費でございます。次に,その下の中学校施設災害復旧工事,4,200万円でございますが,これは先ほど,現地をご確認いただいた状況でございます。これにつきましては,現在の県の建設技術公社に設計を依頼しているところでございまして,その後,国の文科省の査定を受けて,工事を始まれるという状況で,今現在はそういう設計委託をしている状況でございます。この南中学校の災害復旧費の復旧工事費の財源としましては,30,31ページをご覧いただきたいと思います。こちら一番上,国庫支出金,国庫負担金,2の災害復旧費国庫負担金,こちら教育施設災害復旧費国庫負担金,これは3分の2を見込んでおりまして,今回の事業費として,4,200万の3分の2,2,800万円を見込んでおります。ただし査定を終えておりませんので,この価格は,あくまで見込みということで補正に計上さしていただいたところでございます。教育総務課所管は以上でございます。よろしくお願いします。

中央公民館長)中央公民館所管の補正予算について説明をいたします。補正予算書48ページ49ページ中段でございますが,款の教育費,項社会教育費,目公民館費の中の中央公民館管理運営経費,11建物修繕112万4,000円でございますが,これにつきましては,中央公民館の大講堂の空調施設において,燃焼コントロールモーターが破損しておりまして,それにより空調に支障をきたしているところです。それを交換するものでございます。また,大講堂の時計が,事務室において集中管理してるところなのですが,これについて時計の交換を行うものでございます。次に19番の公民館類似施設建設費補助金でございますが,これにつきましては,御前山公民館の改修ということで申請が上がっております。下青柳田園都市センターの屋根の改修ということで申請が上がっております。こちらにつきましては,石岡市類似公民館建設費補助金交付要綱により,改築には500万円,修繕には100万円を上限として,2分の1の補助金を交付するものでございます。規模としましては,御前山公民館につきましては,71.71平米でございます。下青柳田園都市センターにつきましては,修繕ということで,屋根部を修繕するもので鋼板による瓦葺き,面積としまして,約320平米ということでございます。次に,下の城南地区の公民館管理運営経費,11の建物修繕55万8,000円でございますが,こちらにつきましては,大震災当時に湯沸し室,調理室で漏水がみられ,これらについて修繕を行うものでございます。以上でございます。よろしくお願いします。

学校給食課長)それでは,平成23年度石岡市一般会計補正予算第4号,学校給食課所管分についてご説明申し上げます。事項別明細につきましては,50ページから51ページをご覧いただきたいと思います。款10教育費,項6保健体育費,目3学校給食センター費,節13委託料,石岡給食センター管理運営経費の産業廃棄物処理委託料58万6,000円でございますが,対象となる産業廃棄物は,旧石岡学校給食センターで受電設備の一部として使用していた,高圧コンデンサ1個でありますが,現在市役所に廃棄物として保管しております。PCB廃棄物につきましては平成28年度までに,すべて処分しなければならないとされており,平成17年当時,給食センターの改築移転を予定していたこと,あるいは処分費用が5パーセント削減されることからの処分の早期登録をしておりまして,この度,処理業者から,11月12月に処分予定との通知がありましたために今回の処分費用を計上するものでございます。歳入につきましては,一般財源からの充当となっております。以下,八郷給食センターの管理運営経費につきましては,担当副参事から説明させていただきます。

学校給食課副参事)八郷給食センター管理運営経費1,800万円についてご説明申し上げます。受水槽設置工事1,800万円ですが,今回の事業で受水槽を新たに設置し,災害や水道の改修工事等による断水の影響をなくし,安定した給食の提供を図りたいと思っております。よろしくお願いいたします。歳入については,一般財源から充当いたします,以上です。

中央図書館長)私からは,石岡市一般会計補正予算第4号のうち,中央図書館所管分についてご説明申し上げます。補正予算書の48,49ページをご覧ください。初めに,款教育費,項社会教育費,目図書館費のうち,中央図書館管理運営経費の図書館嘱託員報酬181万8,000円でございます。これは,中央図書館で新たに雇用する嘱託員3名分の人件費でございます。雇用理由といたしましては,3月の東日本大震災により,中央図書館は,その復旧のため,およそ1箇月間の休館を余儀なくされ,その影響により,今年度の図書館運営や図書の購入計画に遅延や支障が生じてしまいました。今回,新たな嘱託員の雇用により,図書館運営に関する遅延や支障を改善し,利用者へのサービス提供の安定化を図ってまいります。主な業務といたしましては,カウンターでの接客,新たに購入した図書資料の貸出しのための作業並びに図書館主催の事業や催事の補助業務でございます。雇用期間は,10月から来年3月末までの6箇月を予定しております。なお,採用につきましては,茨城県の緊急雇用創出事業として実施をいたす予定であります。財源といたしましては,30,31ページ,款県支出金,項県補助金,目労働費県補助金の中の緊急雇用創出事業費補助金の中に含まれております。次に,同じページの職員等人件費の社会保険料3万5,000円でございます。これは今回雇用する嘱託員の雇用保険並びに労災の雇用主負担分となります。以上報酬と社会保険料を合わせまして185万3,000円を計上させていただきます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

岡野副委員長)教育施設災害復旧費についてお尋ねをいたします。八郷南中学校の法面の災害復旧工事でございますが,先ほど現地を視察させていただきましたが,まだ土盛りをしたというところで,地盤の弱いところでもあります。これから設計に入るということでございますが,今後,そのような集中豪雨による災害が起きないような設計でお願いをしたいと思います。また,当然生徒が学校に通っているわけでございますので,また,大雨でも降ればまた崩落する可能性も考えられますので,生徒には事故等がないように十分注意を促して,この災害復旧費については,お願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。

村上委員)今,岡野副委員長からもありましたが,私からもこの災害復旧についてちょっとお尋ねしたいのですが,まずこの復旧に向けて,県と文科省の認定を受けるということでしたが,タイムスケジュール的にいつごろ復旧完了になる見込みなのか,県時点で分かっている範囲でお願いいたします。

次長兼教育総務課長)はい,このスケジュールでございますが,今現在,先ほど申し上げましたとおり,県の技術公社に設計を依頼している段階でございます。その設計ができた段階で,県には災害の査定についてはつないでおりまして,事前着工ということであの防球ネットの電柱2本の撤去とか,それから,土のうを積んで,水が入らないような対応を事前着工という形で対応しております。本設計がまだできていないということから,今後国の文科省の査定がいつになるかがちょっとこちらでは判断がつかない状況にございまして,できるだけ早く設計をあげて,具体的な日程を詰めたいというふうに思っておりますが,可能な限り設計を急いでいただいて,対応していきたいと考えております。スケジュールにつきましては,申し訳ございませんが,まだはっきりしないとのことでご了解をいただきたいと思います。

村上委員)今,現地を見てまいりまして,もちろん学校敷地の離れたところではありますけれども,子どもたちの活動エリアに大変近いところでありますので,1日でも早い復旧をお願いしたいと思います。それにあわせて,今回集中豪雨による法面,崩れがあったわけですけれども,もちろん3月の震災の影響があったのかどうか,直接な要因わかりませんが,ほかの学校施設範囲でやはりこういった危険性の恐れがあるのかどうかっていうことに関しての検証をされたのかどうかお尋ねします。

学校建設担当副参事)ただいま,災害について検証したのかということですが,現在,災害があった翌日に学校から状況報告がありまして,その中では,法面の崩れたところは,南中学校と柿岡小学校のグラウンドの一部ということで,連絡がありました。ほかの学校については連絡がございません。

村上委員)集中豪雨,こういったものは,いつ起こるかわかりませんので,どうといったところでこういった危険性があるか分かりませんので,そういった日頃の変化に注視してもらいたいなというふうに思います。それと補正予算の51ページ,先ほどありました,八郷給食センターの受水槽を新規設置とのことですが,これは,いつぐらいの時期に設置する予定になっておるんでしょうか。

学校給食課副参事)10月に設計の委託をしまして,まだはっきりしておりませんが,年度内に完成を目指しております。

村上委員)先ほどありましたように,災害対策にも,この受水槽を使っていくというような趣旨も述べられておりましたので,タイムスケジュールをしっかり押さえて,いざというときのために控えていただきたいと思います。

菱沼委員長)ほかに質疑はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第65号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第66号平成23年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)それでは,議案第66号平成23年度石岡市授産所特別会計補正予算第1号についてご説明をさせていただきます。62,63ページをご覧いただきたいと思います。歳入につきましては,一般会計からの繰入金でございます。続きまして,64,65ページをご覧ください。歳出につきましては,職員等人件費であります。節3職員手当等,勤勉手当。節4共済費の職員共済組合納付金の補正を予定するものでございます。負担率の改正に伴い,歳入歳出それぞれ5万2,000円の補正増を予定するものでございます。以上でございます。この審議のほどよろしくお願いします。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第66号平成23年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第71号平成23年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第71号平成23年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。補正予算書の22ページをご覧願います。歳入歳出予算の補正でございます。事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,020万5,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億6,897万4,000円とするものでございます。事項別明細につきましては,補正予算書の114ページから115ページをご覧願います。はじめに,歳入についてご説明申し上げます。款4支払基金交付金,項1支払基金交付金,目1介護給付費交付金,節2過年度分,199万9,000円の補正増でございますが,平成22年度介護給付費支払基金交付金の清算に伴い,交付金が追加交付されることとなったため,補正するものでございます。次に,款7繰入金,項1一般会計繰入金,目2一般会計繰入金,節1職員給与等繰入金,111万8,000円の補正増でございますが,6月の人事異動により職員等人件費が増額となることに伴い補正するものでございます。次に,款7繰入金,項2基金繰入金,目1基金繰入金,節1介護給付費支払準備基金繰入金,3,872万9,000円の補正増でございますが,平成22年度介護給付費並びに地域支援事業費の清算に伴い各々返還金が発生することとなったため,その財源として基金から繰り入れを行うものでございます。次に,節2介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金,18万3,000円の補正増でございますが,介護従事者処遇改善特例基金の清算に伴い補正するものでございます。次に,款8繰越金,項8繰越金,目1繰越金,節1繰越金,3,817万6,000円の補正増でございますが,平成22年度介護保険特別会計の繰越金を補正するものでございます。次に,歳出についてご説明申し上げます。補正予算書の116ページから117ページをご覧願います,3段目でございます。款4基金積立金,項1基金積立金,目1介護給付費支払準備基金積立金のなかの基金積立金でございます。介護給付費支払準備基金積立金4,017万7,000円の補正増につきましては,平成22年度介護保険特別会計の繰越金と平成22年度介護給付費支払基金交付金の精算金を積み立てるため,補正するものでございます。次に,款6諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目2償還金のなかの償還金でございます。介護給付費国庫負担金返還金1,391万2,000円,介護給付費県負担金返還金1,322万9,000円,地域支援事業国交付金返還金561万1,000円,地域支援事業県交付金返還金280万6,000円,地域支援事業支払基金交付金返還金335万2,000円の補正増につきましては,平成22年度介護給付費並びに地域支援事業費の清算に伴いまして,各々返還金が発生することとなったため,補正するものでございます。介護保険特別会計補正予算につきましては,以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第71号平成23年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第87号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼教育総務課長)議案第87号につきましてご説明を申し上げます。この改正する条例を制定することにつきましては,有明中学校,柿岡中学校,八郷南中学校の統合に伴いまして,三中学校を廃止し,新たに八郷中学を設置するため,条例の一部を改正するものでございます。この条例施行につきましては,統合を目途としております平成25年4月1日といたしております。よろしくお願いをいたします。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。
 
 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第87号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第88号石岡市スポーツ振興審議会条例の全部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)はい,私から議案第88号石岡市スポーツ振興審議会条例の全部を改正する条例を制定することについてご説明を申し上げます。スポーツ振興審議会条例の設置に関しましては,スポーツ振興法により設置されておりますが,今回のスポーツ振興法の全部が改正され,新たなスポーツ基本法が公布されました。これに伴いまして条例の全部を改正するものでございます。また,スポーツ振興の改正により,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正,別表でございますが,体育指導員の名称がスポーツ推進員に,スポーツ振興審議会委員の名称がスポーツ推進審議会委員の名称が変わりますので,あわせて改正を行うものでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。
 
 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第88号石岡市スポーツ振興審議会条例の全部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第89号石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)それでは,議案第89号石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明させていただきます。災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い,災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲を拡大するもので,このたびの東日本大震災で津波等により災害弔慰金を受けるべき家族のほとんどが亡くなってしまった場合があることから,兄弟姉妹がいるときは,その兄弟姉妹も支給の対象とするものでございます。具体的には,第4条第1項第1号の条文であります,維持していた遺族の次に,兄弟姉妹を除く。以下この項において同じ,を加えるとともに,第3号を追加して,死亡者に係る配偶者,子,父母,孫又は祖父母のいずれもが存しない場合であって兄弟姉妹がいるときは,その兄弟姉妹,死亡した者の死亡当時その者と同居し,又は生計を同じくしていた者に限るに対して,災害弔慰金を支給するものでございます。市の当該条例は,法律改正以前から生計を同一にしていた兄弟姉妹を支給の対象としておりましたが,このたびの法律改正に伴い,同居を加え,同居し,又は生計を同じくしていた者に限る,と法律に準じて改正するものでございます。ご審議のほどよろしくお願いします。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。
 
 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第89号石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。10分程度といたします。

− 休憩 −

菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,請願第1早期の学校耐震化及び教育復興を求める請願を議題といたします。本件については,事務局から受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)請願第1早期の学校耐震化及び教育復興を求める請願についてご説明申し上げます。本請願は,岡野孝男議員が紹介議員です。提出者は,水戸市×××,○○○様ほか368名の方々で,平成23年8月4日に提出され,同日付で受理をしております。詳細を申し上げますと,東日本大震災によって,学校が使えず他の施設を教育の場としている例があるほか,県内92パーセントの学校で,校舎等での被害を確認しているとのことです。この間も,教職員等は,被災にも省みず,児童生徒の安全確保,心のケア,避難所の運営,施設の応急復旧,学校再開に向け奮闘しています。児童生徒に「いつもの学校」を用意するために財政的,人的支援を必要としているほか,文部科学省の調査でも茨城県の学校耐震化が全国平均を大きく下回っているため,次の2項目の実現について,関係機関に対し意見書提出を求めるという請願でございます。まず1つ目として,今回の東日本大震災からの教育復興については学校現場の意見をもとに全力で取り組むこと。2つ目として,学校施設の耐震化を早急に行うこと。となっております。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただいま,事務局から,受理の経緯等について説明がございました。次に本件について,ご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。ご意見はございませんか。

岡野副委員長)私は,早期の学校耐震化及び教育復興を求める請願については,願意妥当だと考えます。今回の東日本大震災からの教育復興については,学校の現場等もかなり被害を受けているというような状況の中から,今後,学校の施設においても当然,耐震化を早急に行わなければならないと,そういう理由によりまして,私は願意妥当であると,そういうふうに思います。

菱沼委員長)ほかにございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第1早期の学校耐震化及び教育復興を求める請願を採決いたします。お諮りいたします。本件については,その趣旨,願意を妥当と認め,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただいま採択いたしました請願につきましては,執行部に送付し,その処理の経過及び結果の報告を請求したいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件は終結いたします。次に,請願第2教育予算の拡充を求める請願を議題といたします。本件については,事務局から受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)請願第2教育予算の拡充を求める請願について,ご説明申し上げます。本請願は,岡野孝男議員が紹介議員です。提出者は,水戸市笠原町×××,○○○様ほか380名の方々で,平成23年8月4日に提出され,同日付で受理をしております。詳細を申し上げますと,GDPに占める教育費の割合は,OECD加盟国中での最下位で国費の割合も引き下げられ,自治体財政を圧迫しており,さらに東日本大震災によって,学校施設の被害,児童生徒の心のケア,教職員の負担増など問題があり,政府として一層の人的・物的な援助や財政的な支援を取り組むべきとのことから,次の3項目の実現について国の関係機関に対し意見書提出を求めるという請願でございます。まず1つ目として,少人数学級を推進すること。具体的学級規模は,OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため,30人以下学級とすること。2つ目として,教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため,その根幹となる義務教育費国庫負担制度を堅持するとともに国負担割合を2分の1に復元すること。3つ目として,東日本大震災における教育復興のための予算措置を十分行うこと。となっております。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただいま事務局から,受理の経緯等について説明がありました。次に,本件についてご意見等がございましたら,挙手によりお願いします。

野口委員)これ30人学級というと,今後なると,これは良いことだと思うんですが,ただ30人学級になると,クラス数が増大すると。そのためには,今度は,教職員が必要になるということになるので,果たしてその教職員が集まるかどうかという問題も一つはあると思いますけれども。どうお考えになっているのかとお伺いしたいと思います。

菱沼委員長)この教職員のあり方ですけれども,この生徒が30人以下になってきたとき,野口委員が言われるように,クラスが増えるという状況になって,ある程度少子化になってきているので,この人数が減ってくると思うのですけども,その中で先生の動向というか,そういう意味において把握してれば,お答えしていただきたいと思います。

教育長)野口委員の質問にお答えします。文部科学省の,いわゆる義務標準法の改正,学級の定数の改善の問題については,23年,つまり,本年度から特に小学校1年生については,35人以下で,それについて先生を配置していく。しかし,これは昭和34年から遡るとその頃は,50人,そして,45,40,そして35まできたんですが。今後の方向性として一番文部科学省で苦慮をしているのは,いま野口委員が言ったように,来年も小学校2年は,35人であがってくると思いますが,1年生でスタートしたから。だんだんそういうふうにやらざるを得ない状況にあり,その教職員の確保,それについて今,文部科学省の説明も私代表で行っていますが,文部科学省に。その点については苦慮している状況でございます。まあ,教職員がね,それに応じてできれば,あとはクラスが増えてくるわけですから,学校の施設も課題になってきます。そういうことを私なりに考えております。

野口委員)今おっしゃったように教職員の確保が大変だと。全国平均からいっても,茨城,この地は,あまり教職員が集まらないという状況にあると思うんですけれども。教育の場が,環境が良くなれば,それに伴って,教職員の集まるのかなと思っております。以上です。

菱沼委員長)ほかにございませんか。この教育予算の拡充に求める請願についてですけども,この請願については,あくまでも政府の2012年予算編成において,下記の事項実現について,地方自治法の第99条の規定に基づき,国の機関,関係機関に意見書を提出していただけるよう請願しますとのことなので,教育福祉委員会の皆さんのご意見を踏まえたうえで,この教育予算拡充について石岡市議会として,出すべきかどうか,しっかりとこの教育福祉委員会に付託されておりますので,皆さんのご意見を皆さんから賜ってですね,この場で採択か不採択か継続審査か決めていきたいと考えていますので,皆さんのご意見を賜りたいと思います。

岡野副委員長)野口委員からお話がございましたが,30人以下の学級にするということで,教職員の確保が図れるということであれば,私はこの請願に賛成するものでございますが,教職員の確保が難しいというようなことであればどうなのかな,という感じもするわけでございます。

菱沼委員長)さきほど教育長からも,教職員の確保については,非常に苦慮されてるという状況であります。石岡市の現状は,どのようになっていますでしょうか。

教育長)はい,お答えします。今日は,南小に管理訪問があったのですが,そこで南小の各クラスを回ってきました。ひとクラスは,今平均30人です。35人以下になっています。今の段階では教室などの施設と先生,調和がとれておりますが,いずれにしても,30人規模がもし実現するのであれば,教員確保或いは場所を確保できれば,子どもたちの教育環境としては,望ましい環境かなと思っております。私見ですか,要望としては,どうかと考えています。以上です。

岡野委員)教育長が言ったように30人以下にできれば。あと先生方の確保できれば,私は要望書を出してもいいのではないかと思うのですが。

菱沼委員長)次に,討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第2教育予算の拡充を求める請願を採決いたします。お諮りいたします。本件については,この趣旨,願意を妥当と認め,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらに,お諮りいたします。ただいま採択すべきものと決しました請願第2につきましては,意見書提出を求めるものであります。よって,お手元に意見書案文を配布いたします。

− 意見書案文の配布 −

菱沼委員長)それでは意見書案文について何かご意見等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。暫時休憩いたします。

− 休憩 −

菱沼委員長)再開いたします。ご意見等ございましたらお願いいたします。ご意見はございませんか。

 (「なし」との声) 

菱沼委員長)ないようですので,この際お諮りをいたします。請願第2の願意達成のため,当委員会提出議案として,お手元の案文のとおり,議長に意見書案を提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。次に,陳情第8学校における放射線被曝に対する対策についての陳情を議題といたします。本件については事務局から受理の経緯及び陳情の内容等について説明を求めます。

事務局)陳情第8学校における放射線被曝に対する対策についての陳情についてご説明申し上げます。本陳情の提出者は,石岡市×××,石岡市立林小学校教育後援会長 ○○○様ほか897名の方々で,平成23年8月29日に提出され,同日付で受理をしております。詳細を申し上げますと,福島原発の事故によって,放射能による被害が広範囲にわたり発生しています。小さな子どもほど被ばくによる被害を受けやすく,その対策として,「身の回りの放射性物質を減らすこと」や「放射性物質の体内に取り込むことをできる限り防ぐ」ことであります。将来を担う子どもたちの生活環境や食事について細心の注意を払い,高濃度汚染箇所の把握や除染を行うことが,親の役割であり自治体の責任と考えます。すでにその取組を実施している県内他市町村の状況が報道されており,子どもたちの命と健康を守るため,早急に取り組んでもらいたいことから,次の4項目の実現について,市の執行部に対し意見書提出を求めるという陳情でございます。まず,1つ目として,市内学校等のグランド表土除去及び高濃度汚染箇所の除染。2つ目として,給食センターに放射能測定器を導入し,食品の汚染レベルを独自に測定,公表し安全な食材を提供する。また,市民が持ち込んだ農作物等が測定できるようにする。3つ目として,給食センター職員の放射性物質による食品汚染に対する知識の徹底と技術の習得。4つ目として,児童に対する尿検査,血液検査等,定期的な健康診断の実施。となっております。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について説明がございました。次に,本件についてご意見等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

岡野副委員長)まず執行部にお聞きいたしますが,市内の小中学校,それから保育所,幼稚園等で放射能の測定値については,どのようになっているかお伺いをいたします。

次長兼教育総務課長)現在,各小中学校及び公立幼稚園,東幼稚園でございますが,毎週1回測定を行っております。一番近い日にち,昨日に測定をしております。その数値でございますが,まず,小学校におきましては,地上50センチ,それから地表で測っております。一番低い値が0.18マイクロシーベルト。それから,一番高い値が0.26マイクロシーベルトでございます。地表におきましては,一番低い値が0.16マイクロシーベルト。それから,一番高い値が0.28マイクロシーベルト。中学校におきましては,地上1メートル,それから地表ですが,一番低い値で0.17マイクロシーベルト。高い値で0.25マイクロシーベルトでございます。地表においては,低い値で0.13マイクロシーベルト。高い値で0.25マイクロシーベルトとの状況です。東幼稚園につきましては,0.26。地表が0.24マイクロシーベルト毎時の状況でございます。

こども福祉課長)保育所の放射線量測定結果についてお答えいたします。保育所の放射能測定につきましては,毎週1回木曜日に測定しております。測定につきましては,地表及び50センチの東西南北,中央及び砂場など計12箇所で測定しております。直近では9月22日木曜日に測定いたしまして,地表付近,一番低い値が0.094から0.353までになっております。地表50センチでは,0.090から0.304との値になっております,以上でございます。

岡野副委員長)ただいま放射能の結果をお答えいただきましたが,国県で定めている表土の除去或いは汚染箇所の除染等について,国県の指導についてお伺いをいたします。

次長兼教育総務課長)文部科学省で,これまで福島県の暫定的な学校生活における基準としまして,3.8マイクロシーベルトという暫定値を出してまいりましたが,8月の末,8月26日に文科省で改めて基準値を出しております。その数値は,1マイクロシーベルト毎時。学校生活において生活の中での基準としては,1マイクロシーベルト毎時を8月26日付で文部科学省が示してございます。

岡野副委員長)そうしますと,教育委員会の考え方としては,毎時1マイクロシーベルト以上の値が出れば,表土の除去或いは汚染の除染について取り組むという考え方ですか。

次長兼教育総務課長)考え方といたしましては,現在,校庭においては,この1マイクロシーベルトを超える数値は測定されておりません。しかし,場所によりまして,局所的に高いところ,可能性のあるところはございます。その点につきましては,今般8台測定器が納品されまして,実は,今日の午前中に校長会がございまして,校長会にお願いをしてきたところでございます。その内容といたしましては,各中学校に1台配備しまして,各中学校の学区内の小学校含めて,持ち回りをして学校内で,高いと思われるような箇所,そこについての測定を学校ごとにお願いをしました。地図に落として,まず現況を把握すると。さらにその高い部分につきましては,茨城県で,幼稚園,保育所等の除染に対する手引きというものを出しておりますので,それに基づいて,除染等を行うというかたちで校長会にお願いをしてきた状況でございます。その作業にあたりましては,PTA等に協力をお願いするとか,学校によってご協議いただきたいということで,今日の校長会につきましては,お願いをしてきているところでございます。それから,各学校において,毎週今後も校庭等での測定をいただき,それを公表していく。学校においても,保護者の方に色々な手段を使いまして,学級通信,学校のたよりなど保護者の方に周知していくということでお願いをしてございます。

岡野副委員長)そうしますと,原発の事故があってからですね,現在は,数値も下がっているようでございますが,一番放射能の測定結果が高かったとき,その数値はどのくらいあったのでしょうか。

次長兼教育総務課長)最初に測定を始めた時期,5月20日です。このときは,一番低いところで0.16,高いところで0.32,全体的には0.3に近い数字で,0.25,0.24と,そういった数字が測定されておりました。

岡野副委員長)この陳情によりますと,児童に対するに尿検査とか血液検査とやってはどうかというようなことで出ているわけですが,この放射能被害において,こういう尿検査とか血液検査等を実施しているところあるのでしょうか。

教育部長)児童生徒の健診等は,保健福祉部からも検査を現段階では対応をしていないということです。検査機関も県内で2箇所ということでございます。私ども教育委員会としては,今後,国県の動向を見て対応をしていきたいと考えております。

菱沼委員長)ほかにご意見はございませんか。給食センターの食材について,その放射線関係の対応はどのようにされているでしょうか。

学校給食課長)学校給食における使用食材につきましては,現在,摂取制限とか出荷制限が出されている食材については,使用しておりません。生産地の確認或いは出荷制限など関連情報の収集に努め,より安全な給食の提供に努めている状況でございます。

菱沼委員長)ほかに委員さんからございませんか。学校における放射線被ばくに対する対策の陳情について,重要な陳情と思っております。各委員さんからご意見を賜りたいと存じます。岡野委員からございますか。

岡野委員)今の説明で市内小中学校のグランドの測定結果で,県と国の基準まではいっていないということなのですが,場所によってはね,濃度が高いというところもあると思うのですが,各小学校中学校,幼稚園と全部の土壌,グラウンドをやるとなると,大変なあれがかかると思うのですよ。子どものためにやるのはあれだと思うのですが,ただ本当に,それだけやるのはいいのですが,市として経費とかね,そういうのがあるのですが・・・

 (「地元でやんだもの,構わないだろ」,「そうだ,そうだ」,「保護者がやる」と呼ぶ者あり)

岡野委員)そういうこともあるのですが,市としては,私は思うんですが,ある程度,数値が高いところだけは,測ってみて,今度市で8台買いましたから。そういうところで,それで測って,その高いのだけは,採るかたちで,全部まではやる必要がないと思うのですが,あと2番目のこれは,今度放射能の機械は買うことになりましたから。あと3番目,あと,4番目の検査,子どものためにはやることは良いと思うのですが,そういう内部被ばくの検査までをどこまでやるかなので,これもどうしていくべきかなと・・・

 (「・・・の子どもにもでてるんですよ」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長)傍聴者は,静かに願います。

岡野委員)ですからそういう面でもう少し慎重に考えていくべきと思うのですが,以上です。

野口委員)グラウンド等の汚染,放射能の汚染ということなんですけども。グラウンド,学校だけじゃなくて,要するに通学路及びそして公園又は家庭内と、いうところも入ってくるわけですよね,これを全部やるとなると本当に膨大な予算がかかってしまう,ということは承知だと思います。ですから,どこまでの範囲をここで除染をするかということも一つ問題かと思うのですけれども。今回,この学校のグラウンド等,敷地内に限っての陳情だと思いますので,その周りのこともよく考えながら,その放射線の関係についてもう少し考えていただければなと思っております。

 (「できるとことからやればいいんじゃないですか」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長)傍聴者は,静かにお願います。

村上委員)今回の陳情に関して,要望が4項目ございますが,それぞれ市の教育委員会の立場での毎週の定期的な数値測定の発表,それと国県の指針に則って,現時点今対応している段階でこれらの陳情すべてをですね,今現時点行政で実行することは,今国県で示されている指針に対して,相反する部分も出てくるかと思います。ただ,実際問題としまして,地域に住んでいる方,これは子どものことについて触れられておりますけれども,別に子どもに限った被ばくではありませんし,大人に関しても内部被ばくは,実際に,それはこの原発事故に限らず,通常の生活の中からは日ごろからあるものであって,それに関して現時点での早急な対応の変化は必要ないかなと思います。ただし,今定期的な数値の測定をしている中で,数値測定の意味合いとしては,日ごろの変更も,発見するための数値測定だと思っておりますので,その変化があったときには,項目にありますけれども,高濃度の汚染箇所の除染というのはこれから実施していくということでありますので,各箇所,学校内敷地に,俗にいうホットスポットと言われる箇所の発見箇所,日ごろの測定の中から見つけていただいて,除染をしていただくようになるのか実際問題としてはなるのかなというふうに思います。ですので,この陳情のすべてを現時点での対応は難しいのではないかというふうに思います。

菱沼委員長)今,各委員さんからですね,さまざまなご意見ございました。しかし,その予算がかかるという部分は確かにあろうかと思います。陳情が出ている林小学校教育後援会長様を始め897名の方から出ているわけございます。確かに守谷,それから牛久,取手などは,表土の除去は,PTAの皆さんを含めてですね,そこはあくまでも放射線の数値が高いということで,行政として予算化し,これは実施すべきであるということで,除染をしたというふうに伺っております。石岡市においては先ほど教育総務課長から答弁があったとおり,今の段階としては,数値が基準を下回っているという,確かにこの放射線は,目に見えない,これが色がついていて放射線が見えていれば,危険度が分かる訳ですけれども,実際この放射線に関して何も分からないということもあります。そういう中でも,今,毎週毎週,教育委員会また保育所等で検査をしておりまして,それを公開しているのが現状でございます。皆さんからご意見を賜ったわけでございますが,今ご意見を伺って中では,文言については,願意妥当の部分があるが,しかしながら,様子を見なくてはならないという部分もあろうかと思います。集約するのもなかなか難しいのかなと,感じがするわけでございます。非常にこの放射線関係の被ばくに対する陳情についてですね,今後いろいろと調査研究も必要なのかなと,私なりには思っているわけでございますが,しかしながら,この陳情者PTAの皆さんとすれば,1日も早い者の子どもたちの安全安心との観点から陳情が出されてきているのかなというふうに私は考えているわけでございます。現状皆さんからご意見を賜った中では,その文言に対してですね,願意妥当であるわけでも,この部分は様子を見なくちゃいけないというのが,今委員の皆さんの考え方かなと思っております。暫時休憩いたします。

− 休憩 −

菱沼委員長)再開いたします。

岡野副委員長)1項目なのですけど,市内学校等のグランド表土除去及び高濃度汚染箇所の除染については,当然執行部からご説明がありましたが,1マイクロシーベルト毎時を超えるようなときは,すぐ市で対応していただきたい。そうようなことで,1項目については,願意妥当であるというようなことで考えております。2項目については,先ほど給食センター長から説明がありましたが,放射能の汚染されている野菜,その他の食べ物については,納入をしていないと。こういうような説明があったかと思います。3項目の給食センター職員の放射性物質による食品汚染に対する知識の徹底,これらについては,教育委員会で,当然指導していただきたい。4項目目でございますが尿検査血液検査は,健康診断の実施でございますが,現在市では対応していない。これは先ほど2カ所くらい実施しているというような答弁があったかと思いますが,これは県内ということですか。あっ,検査機関が2カ所しかないということなのですか。

次長兼健康増進課長)大変せん越ですが,その件は健福祉部の一般質問の答弁で私が調査した経緯があるもので,ご説明いたします。測定方法,こちらでは尿検査ということでございますが,2箇所というのは,いわゆるホールボディーカウンターで体外に,体の外の機械を設置して身体から出るガンマ線を測定する機械が,医療機関としては2箇所ということでございます。尿検査に関しては,民間機関で受け付けているようでございまして,インターネットで調べた範囲では,1回20CCの尿を採取して,それを運搬,分析結果を出しますと1件当たり2万4,000円ということでした。これら尿検査に関しては,実施機関数は,不明ですが,それほど難しい検査ではないようです。ただし,一般質問でも部長からご答弁申し上げたと思いますが,測定精度が,かなり悪いというのが欠点だそうでございます。以上でございます。

岡野副委員長)1項目の市内学校等のグランド表土の除去及び高濃度汚染カ所の除染については,執行部で1マイクロシーベルトを超えた場合は,すぐ実施するとの条件を付けて採択すべきものと,このように考えます。

 (「土壌汚染とかどうするんだ」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長)ほかにご意見ございませんか。

 (「石岡市では,何で1マイクロなんですか。ほかの市とか1マイクロじゃないですよね。市独自で・・・」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長)静粛にお願いします。
 暫時休憩いたします。

− 休憩 −

菱沼委員長)再開します。ほかにご意見ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第8学校における放射線被爆に対する対策についての陳情を採決いたします。本件は,挙手により採決をいたします,お諮りいたします。本件は,採択すべきものと決することに賛成の委員の挙手を求めます。

− 挙手による採決 −

菱沼委員長)挙手なしでございます。よって,本件は,不採択すべきものと決しました。以上で本件を終結いたします。しかしながら,この陳情でございますが,先ほど述べさせていただきましたように,この放射線は目に見えない状況でございます。子どもたちの安全安心は第一優先でございます。そういう中で常に教育委員会といたしまして,しっかりとその状況を踏まえた上で,それに我々にもまたPTAの皆さまにも広報していただき,状況をしっかりと見据えた上で,対応を図っていただきたいと思います。これは強く要望しておきます,よろしくお願い申し上げます。次に,大幅増員と夜勤改善で安全,安心の医療・介護を求める陳情を議題といたします。本件につきましては,先の第2回定例会において,当委員会に審査付託され,6月24日及び9月2日の委員会で審査をいたしましたが,更に調査検討する必要があることから,継続審査といたした案件でございます。それでは,本件について前回の審査を踏まえ,ご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。

村上委員)こちらの陳情でございますけれども,先の委員会でも,意見として述べさせていただきましたが,陳情項目が大変漠然としている部分,具体的な対応では石岡市としてはどうとるのかとゆう内容ではなく,全国的な運動で県内すべての行政単位に提出されているものではなく,この石岡市で具体的にどのような行動をすればよいのかという内容ではありませんので,私は,こちらの件に関しては不採択という意見でございます。

菱沼委員長)大幅増員と夜勤改善で安全,安心の医療・介護を求める陳情ということで,資料をいただいております。皆さんのところにも配布されていると思うのですけど,以前ですね。以前には配布されています。新しいバージョンがありまして,状況が基本的に44市町村中で,34の市町村には提出されておりまして,ほかの10市町村には,配られていませんという状況にございました。今,村上委員から不採択であろうとのご意見がございました。ほかにご意見ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第1大幅増員と夜勤改善で安全,安心の医療・介護を求める陳情を採決いたします。本件は,起立により採決いたします。お諮りいたします。本件は,採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。

− 起立による採決 −

菱沼委員長)起立なしであります。よって本件は,不採択とすべきものと決しました。以上で本委員会に付託されておりました案件の審査は,終了いたしたわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

− 休憩 −

菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。その他の件といたしまして,次に執行部から発言を求められておりますので,これを許します。

こども福祉課長)はい,私からは,休日保育の実施状況についてご説明をさせていただきます。休日保育につきましては,夏の節電対策の一環として,企業の就労時間等の変更に対応するために,日曜,祝日に休日保育を実施いたした次第でございます。7月1日から9月30日までの16日間における休日保育の実施状況につきましては,石岡地区の第2保育所,八郷地区のやさと中央保育所で行ったわけですけれども,期間中,休日保育を利用しました保護者につきましては,1世帯でございます。市立のりんりん保育園に通っております,1歳と3歳の兄弟で,やさと中央保育所において9月23日の祝日に2名で利用をいたしました。今回の休日保育につきましては,1世帯2名の利用となった次第でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。

高齢福祉課長)第5期介護保険事業計画策定の進捗状況についてご報告申し上げます。介護保険事業計画につきましては,国が定める指針に即して,3年を1期として,介護給付費等対象サービスの種類ごとの見込み量を確保するための方策,地域支援事業の費用額や見込み量等を確保するための方策,サービス事業者間相互間の連携確保や地域支援事業の円滑な実施を図るための事業等を定めるものであり,平成23年度をもって第4期計画が終了となることから,本年度第5期計画の策定を行うものでございます。なお,策定委員会として,介護保険運営協議会における協議を経ながら,策定を進めてございます。資料の平成23年度石岡市高齢者福祉計画,第5期介護保険事業計画についてをご覧願います。5月に第1回目の策定委員会を開催し,計画策定方針とアンケート調査票の内容について協議を行い,6月にアンケート調査を実施しております。7月には,県主催による第5期介護保険事業計画の策定にかかる会議が開催され,国の基本方針並びに県計画の骨子について説明がなされてございます。8月には,第2回の策定委員会を開催し,アンケート調査の全体集計結果と県計画の概要について説明をしております。同月中旬に,厚生労働省より,介護給付費等対象サービスの見込み量の推計手順書と介護保険料算出手順書が提示され,サービスの見込み量の算出を開始しております。この手順書につきましては,現在までに,4回の修正版が提示されており,その都度,データ移行等の作業を行いながら,算出を進めているところでございます。今後につきましては,10月を目途に,介護給付費等対象サービスの見込み量並びに目標事業量の算定,介護保険料の試算,計画骨子案の作成を進め,12月には,介護保険料並びに給付見込み量を確定し,1月中に計画原案を作成,2月に県との協議を行い,第5期介護保険事業計画を策定していく予定でございます。第5期介護保険事業計画の進捗状況につきましては,以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。

高齢福祉課長)引き続きまして,ふれあいの里石岡ひまわりの館,年末開館についてご説明申し上げます。ひまわりの館につきましては,年末は,12月28日までの開館となっておりますが,本年の6月に,158名の署名をもって年末の開館について要望書が提出されました。これを受けまして,年末の開館拡大に向けた検討を開始いたしましたが,今年度におきましては,施設設備清掃業務,施設夜間管理業務,入浴施設受付業務,ふれあいの里管理業務等の委託契約をすでに締結しているため,これらの委託業者との調整が課題となっておりました。今般,これらの委託業者との調整が整い,現行契約の範囲内で,12月29日と12月30日午後5時までの開館が可能となりましたので,ご報告申し上げます。
 なお,次年度以降の年末の開館につきましては,今年度の利用状況を見て,判断してまいりたいと考えております。また,市民の皆さまへは,広報紙やホームページ,館内への表示等により,周知を図ってまいりたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。私から,1件。その周知の仕方なのですか,館内にいつから貼り出すのかお尋ねします。

高齢福祉課長)館内の表示につきましては,来週早々に行ってまいりたいと思います。広報紙につきましては,広報紙の締切りの都合もございますので,早急に対応したいと思います。ただ,紙面の都合もあるため,広報担当課と調整して,遅くとも12月1日号には間に合わせたいと考えてございます。以上でございます。

菱沼委員長)その市民の方々が,29日,30日は夕方5時まで開館されるてことにおいて,先ほどを6月に要望書が提出されて,部内で協議を経て決定したことにおいては,非常にありがたいありがと思います。その業者の皆さまにも,やっていただけくことに感謝の思いでいっぱいでございます。それからですね,市民の皆さんが29,30日も怪我のないように楽しんで年末を過ごすこと送れるように執行部としても努力を,実行していただきたいと思います。ほかにご質問等はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。

保健福祉部次長)保健福祉部のプレハブ庁舎の移転についてご説明いたします。先の一般質問の際に,企画部長が答弁いたしましたように,増設されるプレハブ庁舎は,11月中に完成する見通しでございます。12月中に保健福祉部の移転が予定されているところでございます。増設となりますプレハブ庁舎は,お手元の配置図にございますように,本庁舎前の駐車場,既存のゾーンのプレハブのわきにさらに三棟計画されております。3棟とも同じ大きさでございまして,1棟あたりの建築面積は164.93平方メートルで,坪換算いたしますと,およそ50坪でございます。3棟と合わせますと,494.79平方メートルで,おおよそ150坪になります。2棟目には,高齢福祉課,3棟目に子ども福祉課,4棟目に社会福祉課と棟ごとに3つの課が入る予定でございます。高齢者,若年者,障がい者の方の移動に支障がないよう,スロープの設置や多目的トイレ,相談室,会議室等の設置をお願いしていくているところでございます。以上でございます。

菱沼委員長)ただいまの件につきまして,ご質問等ございましたら,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

村上委員)棟ごとの行き来は,どうなるのでしょうか。

保健福祉部次長)今回3棟建設され,既存のプレハブを含め4棟になりますが,それぞれは別の棟ということになります。建築基準法の関係で,独立し接続しないようになっておりますが,棟ごとにスロープを付けて出入りがしやすくなるようになります。

岡野委員)これら3棟は,既存のプレハブと同じように2階建てですか。

保健福祉部次長)3棟,それぞれ平屋建てでございます。高齢者,若年者,障がい者の方が入りやすいように1階建てになります。

菱沼委員長)このプレハブ建設場所,周りの部分は駐車場になっているわけですよね。駐車場を潰して,プレハブにしたときの対応方法はどうなっていますか。

保健福祉部次長)新しく3棟建つことによりまして80台の駐車スペースがなくなることになります。こちらにつきましては,玄関前の先にあります駐車場,1段下になります。そこに65台の駐車場を設ける予定でおりますます。

野口委員)お尋ねしますけれども,このプレハブ。高齢者が使ったりあれですけど。今ある既存のプレハブは,ちょっとカサがありますよね。これは,新しいプレハブではどのようにするのか,スロープにするのか。

保健福祉部次長)既存の建物をみますと,障がい者の方が入りにくい状況に見受けられます。スロープを棟ごとに付けていただいて,入りやすくなるということで,具体的にそのスロープの角度ですとか,その基準があると思いますので,その基準に合った範囲で対応になります。

野口委員)そこまでのカサ,基礎にあわせてスロープを付けることになるのでしょうか。

保健福祉部次長)建物の高さに合わせて,スロープの長さも変ってくるようになるかと。

菱沼委員長)ほかにご質問ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。

次長兼教育総務課長)教育総務課から小中学校の統合につきまして,ご報告ご説明を申し上げたいと思います。お配りしております資料をご覧いただきたいと思います。まず,これまでの経過ということで,この綴り一番後ろにございます,石岡市小中学校適正規模適正配置等についての答申書をこちらに基づきまして,現在統合を進めている状況でございます。この答申書に基づく説明会などを受けまして,有明中,柿岡中,八郷南中の統合検討会を設立しまして,3中学校の統合に向けて,準備を進めている状況でございます。お配りしてございます資料につきましては,1枚おめくりいただきまして石岡市立小中学校統合計画に関する懇談会資料,こちらは,答申書に基づきまして,石岡8中学校区,8箇所で説明会を開催したときの資料でございます。2番としております,説明会の開催ということで,一番上21年度に開催いたしまして,274名の市民,保護者の方にお集まりをいただいた状況です。それから22年度になりまして,有明中,柿岡中,八郷南中の3校の統合に限定しまして,こちらにありますような説明会をこれまで行ってきております。まず,小学校を対象に,説明会を行ってまいりました。それから,検討会を立ち上げた中で,地区の区長等にも説明をして欲しいとのご意見をいただいたことから,1月に各3中学校の統合の該当地区の区長にお集まりをいただきまして,統合に関する説明を行なってきたところでございます。その際に使いました資料につきましては,より良い教育環境を目指してなどの資料を使いまして,ご説明をしてきた状況でございます。現在は,今定例会に先ほどご説明したような,新しい中学校の名称を提案させていただいております。この提案につきましては,今後,学校名に合わせた校歌,校章などの調整をする必要ございますので,条例の提案させていただいた状況でございます。それから,統合についての今後の進め方でございますが,今回,3中学校の統合の進め方を参考としまして,最初に答申書に基づく枠組みをご説明しておりますので,それに沿って,関係の方々にご意見をいただくなりして,その状況を見ながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

野口委員)小学校,中学校の統合がございますが,地域によってその環境と子どもたちの性格,ほとんどこれでは余り加味されていないのかなと。うちのことから申しますと関川,高浜,三村とその三小が合併になって,そのあと中学の問題というのが入ってくるんですけど,今は。これは,私の主観的な意見ですよ。三小の環境とか,その子どもたちの性格等を加味すると,石中へどうかなと。影響がかなり及ぼされるのでないかなという,不安はあります。そういうことを言ってる保護者もおります。中には先生方もそういうふうに性格がいいからどうかなと,色に染まってしまうのではないかというようなご意見もあるようです。ただこの組み方が,変更できるものであれば変更と,よく考えていただきたいかなと思ってるわけでございますけれどもご意見をお願いします。

教育長)野口委員の質問にお答えしたいと思います。石岡市小中学校適正規模適正配置等に記載している答申書は,平成21年3月に出されました。それに基づいても動いているわけですが,確かにを地域性も,或いは,その子どもたちの生活状況,或いは,風土的にも異なりますので,地域を含めて。その辺については,一応これは原案ですので,その地区でも説明会をしながら,ご意見等を受けて,適切な対応に努めてまいりたいと考えております。

野口委員)うちの場合は,その原案どおりにでなければ良いかとの思いでおりますけれども,できれば本当に環境,生活が全く違うもので。あまり悪い影響を与えてもらっても困るという思いでおりますので,そこらへんは,よろしく精査をお願い申し上げたいと思っております。

菱沼委員長)私からですね,今後のですね,統合に関して随時進めていくというご答弁でありましたが,平成22年度のときは,柿岡,有明,南中の統合ということで,ほかの分においては,平成21年8月に,学区ごとの説明会がされたわけでございます。しかしながら,その後大きな動き,各学校区ではない。この三中学校についてはですね,ありましたけど,そのほかの部分においてはなかったので,今後その進め方っていうのは,今年度例えば,来年あたりに,また地域住民対しての説明会をやるとかっていう部分は具体化されているものであるのでしょうか。

次長兼教育総務課長)具体化して,進めている状況には今ございませんが,先ほど申し上げましたようにこの3中学校の統合が,石岡市,八郷町が統合して初めてのケースでございますので,ある程度をモデル的な要素もあろうかと思います。そういう中で,進め方として検討しましたこれまでのやり方についてですね,その辺をちょっと検証しながら,今回条例の改正もお願いをしている状況踏まえて,一通り,ある程度の目途が立ったとゆうこともありますので。この後は,今年度中にも三中学校においても,PTAの対象となる学校の,PTA会長さんに,ざっくばらんな形でお集まりをいただいて,まずそういった中でご意見をいただいて,進めてきた経緯がございます。それがありまして,ある程度のところ,それから非常に,小学校においては,生徒数の減少もありまして,複式学級を行っている小学校も複数現在ございます。そういったものを踏まえてですね,できるだけ早い機会にそういうご意見をいただいた中で,進めるかどうかも合わせて,そのPTAの方,それから地域の方にもご意見をいただく機会もつくりながら,全体的には進めていきたいというふうに思っておりますが,すべての学校,枠組み同時に進めると,非常に難しい状況もございますので,そういった,学校における状況を見ながら,枠組みの中で対応していきたいというふうには考えております。取り組むものは,今年度内には,他の枠組みについても,何かしらの対応をしていきたいというふうには考えております。

菱沼委員長)ぜひともよろしくお願い申し上げます。ほかにご質問等はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言をございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)私から一点あるのですけど,この自殺予防対策事業ということで,これ携帯電話を利用したメンタルセルフチェックシステムということで,全国の各自治体で広まりつつあると。自殺予防に関しては非常にこの効果があげられているという状況を伺っております。そういう中で,この状況について執行部でも分かっていれば,お尋ねしたいと思います。

次長兼健康増進課長)1,2箇月前でしょうか,新聞に掲載記事がありました。つくば市が導入したということで,大変好評だということだったものですから,私も自分の携帯でアクセスしまして,質問に答えていくとストレス度などが判定され,大変分かりやすく,内容的にも優れたものだと理解しております。担当の保健師が,見つけまして注目をしておりました。以上でございます。

菱沼委員長)導入自治体もさまざまありまして,世田谷区,江東区,江戸川区,大田区,神奈川では平塚市とかさまざまな自治体が参画をしているようでございます。私としては,この自殺予防,近年ですね,いろんな景気経済の不況の中で,自殺者も増えてきているという状況を伺っております。この自殺の予防に,何らかの歯どめをかけたいと,いう観点から,この対策事業に取り組んでいただければと思うのですけども,それについて見解を賜りたいと存じます。

保健福祉部長)申し訳ございませんが,今初めて知った内容でございまして,今後その導入に向けて今検討をしていきたいなと思っております。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

− 資料配布 −

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部におかれましては,ご退席いただいて結構です。お疲れさまでした。暫時休憩します。

−執行部退席−

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,所管事務に関する管外調査の件を議題といたします。学校教育に関する諸施策,高齢者や障がい者に対する諸施策が実施されているところですが,他市における先進事例を調査し,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施してはどうかと考えているところでございます。そこで,この際お諮りいたします。これら案件の先進事例等につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認めます。それでは,調査都市,調査案件及び実施期日について,案を作成しておりますので,その内容についてご協議いただきたいと思います。まず始めに,調査日時と調査項目の案について,事務局から説明願います。

事務局)それでは,当委員会の管外調査の案につきまして,ご説明させていただきたいと思います。まず始めに,日程でございますが,10月26日の水曜日から28日の金曜日までを予定しているところでございます。次に調査項目でございますが,校庭の芝生化,買い物弱者対策,環境に考慮した学校施設の3点でございます。それぞれの概要を説明いたしますと,1つ目,静岡県磐田市で行っております,校庭の芝生化でございます。子どもたちが,裸足で走り,転がったりと思い切りからだを動かしたり,スポーツを楽しんだりできるように取り組んでいます。また,地元のジュビロ磐田やヤマハ発動機ジュビロと連携し,多様なスポーツプログラムを提供しています。2つ目,岐阜県の大垣市を含む7市町でNPO法人ドットNETが行っています買い物弱者対策でございます。ケーブルテレビを活用したもので,デジタルコンテンツの利点である双方向通信により,特別な機器を導入せずに使い慣れたテレビとリモコンでの買い物を実現し,実施地域の7市町で地域福祉や高齢者の生活向上を図っていく取組を行っています。3つ目,愛知県名古屋市にございます,環境に考慮した学校施設でございます。学校施設の新築,改築等に併せて,文部科学省が国庫補助を行うとともに,環境等に考慮した啓発にも取り組んでいます。また,文部科学省が,農林水産省,経済産業省及び環境省と連携協力して,環境教育の教材として活動できる学校施設の整備を目的として,スクールパイロットモデル事業に認定された学校の事例でございます。以上でございます。

菱沼委員長)ただいま事務局から説明がありましたが,この件についてご意見等ございましたらお伺いしたいと思います。

岡野副委員長)視察先の概要などの資料は,いつごろ作成して,手元にいただけるのでしょうか。定例会最終日までにいただけるのでしょうか。

事務局)まだ資料は,できてございません。現段階では,視察先の事務局とやりとりをして,日程や視察項目に関しての内諾を得ている状況にございます。視察時に配布いただける資料もあろうかと思いますが,これから準備を進めていくなかで,事前に配布できる資料がございましたら,皆さまに配布していきたいと考えております。また,突然の事由,相手方に急を要する事案の発生,例えば災害が発生して対応ができなくなってしまうなどのことがございましたら,臨機応変に対応していきたいと考えております。以上です。

菱沼委員長)ほかにございませんか。

 (「なし」の声)

菱沼委員長)それでは,お手元に配布しました案のとおり管外調査を実施することといたし,詳細につきましては,委員長に一任いただきたいと思います。また,委員長において,委員会条例第32条の規定に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部にも出席を求めているわけでございますが,管外調査期間中に市政懇談会がありまして,執行部で参画をしなければならない状況でありますので,出席できない若しくは代理で次長等が出席する場合もございますので,ご承知おき願いたいと存じます。
以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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