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高野委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の委員会は,一般選挙後,執行部の出席を求めて開催する初めての委員会であります。つきましては,都市建設委員並びに執行部との情報の共有化,そして円滑なる委員会審査のため会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。本日の議題は,都市建設部における所管事務並びに平成23年度の主要事業について及びその他についてであります。本日の委員会調査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。それでは,冒頭にも申し上げましたとおり,一般選挙後,初めての委員会でありますので,最初に委員の自己紹介をいたします。私のほうから自己紹介をいたします。私,今回委員長を仰せつかりました高野要でございます。都市建設委員会のほうは初めて来たものですから,非常に緊張しておりますが,これから今被災,こういった問題がたくさんございますので,また道路等々も非常に遅れているところも感じております。そういったところを皆さんと共に,道路行政全てが良くなるように努力して,また検証して参りたいと思っております。ひとつよろしくお願いいたします。 関副委員長)副委員長を仰せつかりました関です。これまで同様よろしくお願いいたします。 関口委員)関口です。よろしくお願いいたします。 大槻委員)大槻です。よろしくお願いいたします。 前島委員)前島です。よろしくお願いいたします。 山口委員)山口です。よろしくお願いいたします。 高野委員長)これより議事に入ります。都市建設部における所管事務並びに平成23年度主要事業についてを議題といたします。執行部においては,自己紹介とあわせて各課の所管事務並びに主要事業について説明を求めます。なお,発言の際は挙手をお願いいたします。 都市建設部長)都市建設部長の藤枝です。よろしくお願いいたします。それでは平成23年度の都市建設部の概要についてお手元の1ページの職員配置表からご説明いたします。都市建設部には,都市計画課,駅周辺整備推進室,下水道課,建築住宅指導課,道路建設課の5つの課があります。従前の都市整備課は,今年6月から都市計画課として統合され,新たに駅周辺整備推進室が設置されました。職員数は私を含めて,前年度と同数の59名となっております。課の配置と業務内容ですが,本庁には,都市計画課,駅周辺整備推進室,下水道課は旧石岡の管理業務,道路建設課は旧石岡の業務,支所には下水道課の工事及び旧八郷の管理業務,道路建設課の旧八郷の業務,分庁舎には,建築住宅指導課と3か所に分かれております。座席については,8ページから10ページのとおりでございます。なお,各課の事務分掌及び主要事業については,次長から順次自己紹介とあわせて担当課長よりご説明いたしますので,よろしくお願いいたします。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長)4月の異動により次長兼建築住宅指導課長として任命された前島でございます。どうぞよろしくお願いいたします。次長の職務といたしましては,部長を補佐し,所管事務の統括,指揮監督及び連絡調整を図ることをもって,石岡市のまちづくりの推進に努めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。それでは,座って説明させていただきます。それでは最初に建築住宅指導課の概要についてご説明いたします。業務概要の1ページをご覧願います。下から2段目になります。職員の配置でございますが,私のほか課長補佐2名,係長3名,課員3名の合計9名でございます。続きまして,3ページをお開き願います。事務分掌でございますが,建築住宅指導課,1.宅地開発等に関すること,以下記載のとおり14項目でございます。それでは,次に4ページをご覧願いたいと思います。平成23年度の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。上から2段目の木の住まい助成事業,木造住宅(在来工法)の建築費用の一部に対する助成500万円です。これは新規事業です。内容につきましては,別添のカラー刷りの資料2枚目のホームページのお知らせを添付いたしました。参考資料を添付いたしましたので,ご覧いただきたいと思います。目的としましては,主に市内の商工業の活性化を図ることを目的といたしまして,市内の設計事務所及び市内の工務店の依頼等,一定の条件を付しまして,1件当たり50万円を限度としまして,国から2分の1の助成を受けての事業でございます。これが木の住まい助成事業でございます。次にまた4ページのほうに戻っていただきたいと思います。3段目の木造住宅耐震改修促進事業,昭和56年5月以前に建てられた木造住宅への耐震診断及び改修促進に要する経費535万円でございます。まず木造住宅耐震診断士派遣業務委託料35万円ですが,1件当たり3万5,000円の10件を見込んでおります。これも国,県,市の助成により自己負担は2,000円となっております。次に木造住宅耐震改修補助金500万円ですが,これもやはり新規事業となっております。耐震診断を実施した方を対象といたしまして,市内の木造住宅の耐震化を促進することを目的といたしまして,耐震診断費用及び耐震改修費用,合わせて50万円を国から2分の1の補助を受けての事業でございます。続きまして,下から4段目の狭あい道路整備事業,建築基準法に基づく後退用地の買い取りに要する経費804万円です。4m未満の道路のセンターから2mセットバックする規定となっておりますので,道路を下がった部分の買い取りの事業でございます。内訳といたしましては,後退用地購入費168万円,後退用地の舗装工事費240万円,狭あい道路分筆補助金216万円,工作物撤去補助金180万円となっております。これについても国からの補助を受けての事業となっております。次に5ページをご覧いただきたいと思います。下から3段目の市営住宅維持管理経費,市営住宅の修繕等,維持管理に要する経費3,071万9,000円です。内訳といたしましては,建物修繕202万1,000円,備品修繕566万3,000円,施設清掃・管理・保守保安委託料532万8,000円,住宅解体工事330万円他でございます。次に下から2段目の賃貸住宅ストック事業,住宅確保要配慮者に対し賃貸住宅の供給を促進するための経費869万7,000円でございます。これは中心市街地の民間住宅を活用しまして,高齢者世帯,障害者世帯,子育て世帯向け住宅として提供し,中心市街地の定住化人口の増加,確保を目的としております。賃貸住宅ストック活用事業補助金として869万7,000円を計上しております。やはりこれも国の補助45%を見込んでおります。最後に一番下の市営住宅長寿命化改修事業,市営住宅の長寿命化を図るための計画的な修繕に要する経費で7,070万円でございます。これは住宅修繕工事として,本年度は池の台団地5号・6号・9号棟を予定しております。以上が建築住宅指導課の業務概要です。よろしくお願いいたします。 都市計画課長)6月1日付けの異動によりまして都市計画課に参りました舟橋でございます。よろしくお願いいたします。私のほうからは都市計画課の概要についてご説明申し上げます。座って説明することをお許しいただきたいと思います。業務概要の1ページをお開き願います。職員の配置でございますが,私のほか課長補佐2名,係長3名,課員5名の計11名で業務にあたっております。次に2ページをお開きください。事務分掌でございますが,都市計画課におきましては,1.都市づくりの基本構想に関すること,以下記載のとおり17の主な業務を所管しております。続きまして5ページをご覧いただきたいと思います。平成23年度の主要事業施策概要についてでございます。主なものといたしまして5ページの1番上にございます都市計画一般経費1,943万2,000円についてご説明申し上げます。これは,都市計画決定及び変更等に伴います印刷製本費526万1,000円と都市計画基礎調査委託料の1,341万6,000円が主なものとなっております。続きまして,都市計画審議会経費でございます。予算額29万3,000円でございますが,本年度は都市計画審議会を3回ほど予定しておりまして,そのための運営費でございます。主なものは,審議会の委員さんの報酬22万5,000円となっております。次に都市整備一般経費86万9,000円でございます。これは恋瀬橋ロードパーク管理運営協議会負担金80万円が主なものとなっております。続きまして,国道6号バイパス建設促進事業39万8,000円でございます。これは国道6号バイパス整備が早期に実現するための支援経費として計上しております。国道6号バイパス建設促進期成会の負担金31万7,000円が主なものとなっております。続きまして,茨城空港関連道路対策事業8万7,000円でございますが,こちらも空港関連道路整備早期実現のための支援経費として計上しております。茨城空港関連道路整備促進協議会の負担金8万円が主なものでございます。次に1つ飛びまして合併市町村幹線道路緊急整備支援事業についてご説明申し上げます。この事業につきましては,合併特例債を活用して行う事業でございます。今年度は予算合計17億2,782万3,000円を予定しております。内容でございますが,測量設計調査委託料として不動産鑑定業務委託及び道路詳細設計等の委託,環境調査委託などにつきまして2,800万円を計上しております。また八郷・新治線整備委託料としてトンネルの本体工事及び設備工事など,10億300万円の予算で茨城県へ委託する予定でございます。道路改良工事といたしましては,美野里・八郷線の流末整備工事等に3億5,000万円,村上・六軒線のほか2路線の用地購入に1億5,000万円,同じく合併支援道路4路線につきまして,家屋や立木等の立木等補償といたしまして1億9,500万円を予定しているところでございます。続きまして,公園維持管理経費でございます。これは都市公園22か所,その他の公園といたしまして15か所,計37か所の維持管理経費でございます。今年度は5,253万8,000円を予定しております。内容といたしましては,公園内に設置しております公衆トイレの定期清掃委託や公園の除草,清掃,植栽管理に関する委託料といたしまして2,437万4,000円,柏原池公園駐車場ほか2か所の借地料といたしまして262万5,000円を計上しております。また工事関係につきましては,公園内の遊具施設設置及び修繕経費といたしまして,公園施設諸工事580万円のほか,BRT緑地帯の植栽経費60万円を計上しております。次に7ページをお開き願います。1番下にございます駐車場の特別会計でございます。駐車場管理運営経費でございますが,今年度の歳入歳出の合計といたしまして2,090万6,000円を予定しております。歳出内容でございますが,駅東市営駐車場の駐車場管理委託料147万円,駐車場施設の修繕及び補修の費用といたしまして,駐車場整備工事27万円を計上しております。また,一般会計の繰出金1,607万5,000円でございますが,これは料金収入から維持管理経費を差し引いた額を一般会計へ繰り出すものでございます。以上が,都市計画課が所管いたします今年度の主な事業内容でございます。 都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長)それでは続きまして,都市建設部内に新たに設置されました駅周辺整備推進室長の池田でございます。よろしくお願いいたします。内容につきましては座らせて説明させていただきます。まず駅周辺整備推進室の概要でございます。都市建設部業務概要の1ページをご覧いただきたいと思います。職員の配置でございますが,私のほか課長補佐1名,係長1名,課員1名の計4名で業務にあたっております。次に2ページをお開き願います。事務分掌でございますが,1.石岡駅周辺整備に係る関係機関との連絡調整に関すること,以下記載のとおり3項目の業務を所管しております。続きまして,石岡駅周辺整備事業の概要についてご説明いたします。別紙の資料綴りをご覧いただきたいと思います。1ページになりますが,まず全体のイメージということで1番下の欄になりますが,中心市街地活性化基本計画より抜粋しまして事業全体の整備イメージを掲載してございます。このような項目について全体として考えているということでございます。石岡駅周辺整備事業につきましては,社会資本整備総合交付金を活用し,今年度より本格的に事業化しているところでございます。1番上のボックスにありますように平成16年度に策定しました石岡駅周辺整備基本構想をもとに事業化に向け,各種調査・検討を進めて参りました。今年度の予定といたしましては,後ほど予算と共にご説明いたします。全体整備スケジュールでございますが,駅舎及び自由通路の設備については,昨年度より基本設計を進めております。今年度は実施設計委託を予定しておるところでございます。その後JR東日本と施工協定を締結いたしまして具体的な整備を平成24年度から26年度にかけて予定しているということでございます。BRTバスターミナルの整備並びに西口駅前広場の整備につきましては,記載のとおり,駅舎並びに自由通路の整備にあわせて進めていくということを計画してございます。このスケジュールにつきましては中心市街地活性化基本計画に基づいて計画しており,BRTターミナルの整備につきましては,新たに整備します自由通路が使用できる時期にあわせて供用開始に着手できるよう計画して参りたいと考えているところでございます。駅周辺整備事業全体といたしましては,経済動向や財政状況等を踏まえまして,段階施工といたしまして,骨格となる交通基盤であります駅舎の橋上化,自由通路,西口駅前広場及びバスターミナルの整備を優先し,その後鹿島鉄道跡地を活用した面整備を進めていくことを予定しております。イメージで申しますと,駅の東口側の面整備については,交通基盤の整備後の利用状況等々の効果を見据えながら整備に入っていきたいということでございます。それでは今年度の予算でございますが,業務概要の5ページにお戻りいただきましてご説明させていただきたいと思います。5ページの中ほどにございますが,石岡駅周辺整備事業です。今年度3億525万4,000円を予定してございます。事業の概要でございますが,測量・設計・調査委託料といたしまして2,730万円でございます。内容につきましては,西口駅前広場整備に関します不動産鑑定業務委託,補償費算定委託及び実施設計,そしてBRTターミナルの実施設計を予定してございます。次の実施設計委託料1億2,000万円でございますが,こちらにつきましては今年度JR東日本のほうに駅舎の橋上化並びに東西自由通路の実施設計を委託するという内容でございます。続きまして,用地購入4,770万円につきましてですが,西口駅前広場整備関連の用地費並びにBRTターミナル整備に関連します用地費でございます。家屋補償1億1,000万円につきましては,西口駅前広場整備に関連します家屋移転等の費用でございます。以上が駅周辺整備推進室に係る業務内容でございます。よろしくお願いいたします。 都市建設部参事兼下水道課長)6月1日に参事兼下水道課長を拝命いたしました立川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。平成23年度下水道課の事務分掌及び主要事業についてご説明を申し上げたいと思います。座ったままの説明でお許しいただきたいと思います。初めに職員の配置でございます。1ページをご覧いただきたいと思います。下水道課は本庁と八郷総合支所とで業務を行っております。職員は課長1名,課長補佐2名,係長3名,課員8名の合計14名でございます。石岡地区が課長補佐ほか,係長1名,課員3名の計5名でございます。八郷地区が課長の私と,課長補佐,係長2名,課員5名の計9名で業務を行っております。配置図につきましては,先程部長がご説明したとおり,8ページ及び9ページに配置図が記載されておりますので,ご覧いただきたいと思います。続きまして,事務分掌でございます。2ページをお開き願いたいと思います。下水道課の事務分掌でございますが,まず1番目といたしまして公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関することということで,以下14番までが下水道課の業務でございます。続きまして,主要事業でございます。6ページをご覧いただきたいと思います。6ページの3段目からになります。下水道使用料の賦課徴収に要する経費といたしまして,3,293万円を計上しております。これにつきましては,口座の振替,それからコンビニの収納手数料,使用料徴収委託料が主なものでございます。続きまして,流域関連公共下水道ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。これにつきましては石岡地区となります。ポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費で2億7,946万7,000円を計上してございます。ポンプ場の運転管理,それから施設清掃委託,流域下水道事業維持負担金などが主なものでございます。次に公共下水道整備事業ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。これにつきましては八郷地区になります。ポンプ場,マンホールのポンプ,管きょ等の維持管理に要する経費でございまして,1億1,987万円を計上しております。八郷水処理センター維持管理業務委託料及び汚泥処理委託料が主なものでございます。次に,流域関連公共下水道整備事業の補助金でございます。石岡地区で下水道整備に要する経費で5,099万7,000円を計上しております。これにつきましては正上内,若宮二丁目地内の工事を予定しております。管きょ埋設工事が主なものでございます。続きまして,流域関連公共下水道整備事業の補助事業でポンプ場でございます。中継ポンプ場の設備更新工事に要する経費1億28万2,000円を計上しております。設計委託料,機械電気設備更新工事が主なものでございます。続きまして,流域関連公共下水道整備事業の単独事業でございます。下水道整備に要する経費で4,873万1,000円を計上しております。実施区域といたしましては,正上内と若宮二丁目地内を予定しております。管きょ埋設工事,それから上水道の移設補償が主なものでございます。続きまして,公共下水道整備事業の補助事業でございます。八郷地区の下水道整備に要する経費で2億5,055万1,000円を計上しております。予定区域としましては柿岡,それから宮ケ崎地内を予定しております。管きょ埋設工事,それから長寿命化計画策定業務委託料,上水道の移設補償が主なものでございます。この中の長寿命化計画策定業務委託料でございますが,これは下水道施設の健全度に関する点検,それから調査結果に基づき,長寿命化対策に係る計画を策定するもので,この長寿命化計画を策定することにより国補事業の対象となるものでございます。続きまして,公共下水道整備事業の単独でございます。下水道整備に要する経費で2,479万6,000円の計上でございます。柿岡,それから宮ヶ崎地内を予定しております。設計委託料と管きょ埋設工事が主なものでございます。続きまして7ページの上段になります。流域下水道事業でございます。流域下水道処理施設及び管きょ等工事費の市町村負担金で5,929万5,000円を計上しております。これは,茨城県が実施しております流域下水道事業の工事に対する負担金でございます。続きまして,農業集落排水事業関係の主なものでございます。まず石岡西部地区の整備事業でございまして,石岡西部地区の汚水処理施設等の整備に要する経費で50万円の計上です。桝設置工事を予定しております。続きまして,恋瀬地区の整備事業です。3,112万3,000円を計上してございます。設計委託料と管きょ埋設工事が主なものでございます。続きまして,関川地区整備事業,その下の出し山地区整備事業は,公共桝の取り出しの工事を予定しております。予算計上額がそれぞれ40万8,000円でございます。続きまして,農業集落排水事業市債償還準備基金ですが,これは農業集落排水事業に係る市債償還を目的とした県交付金の基金積み立てに支出しております。4,264万9,000円を計上しております。ページ戻りまして6ページの上段になります。一般会計予算の衛生費におけます霞ヶ浦浄化対策経費でございます。合併処理浄化槽関係といたしまして霞ヶ浦浄化対策経費9,959万6,000円を計上してございます。霞ヶ浦浄化のための水質分析,それから清掃委託に要する経費及び生活排水による公共用水域の水質汚濁防止のための浄化槽設置に対する助成等に要する経費でございまして,合併処理浄化槽設置事業費補助金9,517万2,000円が主なものでございます。以上が下水道課所管の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 道路建設課長)道路建設課長の福田でございます。昨年度に引き続きよろしくお願いいたします。それでは説明の前に職員の紹介をさせていただきたいと思います。6月1日をもちまして支所道路建設課の副参事となりました嶋田副参事です。 道路建設課副参事)嶋田です。よろしくお願いいたします。 道路建設課長)それでは,説明に際しては座って説明をさせていただきたいと思います。それでは道路建設課で所管しております事務並びに平成23年度の主要事業の概要につきましてご説明を申し上げます。最初に課の人員配置でございますが,お手元の資料の1ページ目をご覧ください。配置表の下段に記載のとおりとなりますが,この人員を本庁と八郷総合支所の2か所に分けて通常の業務を行っております。本庁の職員構成につきましては,課長が1名,課長補佐1名,係長2名,課員10名,うち現業部門が4名おりまして計14名の構成となっております。次に支所の構成につきましては,副参事が1名,係長3名,課員2名の計6名の構成となっておりまして,本庁及び支所合わせまして合計20名を配置しての執行体制となってございます。次に所管事務でございますが,お手元の資料の3ページ目をご覧ください。1から18項目までの事務を担当しておりますが,これらの事務につきましては大きく2つのグループ,道路管理グループと道路建設グループに分けて行っております。まず道路の占使用等の許可や道路の認定・改廃,それから境界の確認,道路台帳の整備,その他道路等の維持管理や補修に関することなどの事務を道路管理グループで担当をしております。また道路等の整備計画や測量,設計,施工監理に関すること。また道路等の用地取得に関する補償や登記に関することなどの事務を道路建設グループで担当をしてございます。概略ではございますが,以上が道路建設課の所管事務となっております。続きまして,23年度の主要事業施策概要についてご説明をいたします。お手元の資料の4ページ目の1番上の段をご覧ください。最初に土木費,道路管理事務費の予算額1,280万円でございますが,これは適正な市道の管理を行うために必要な経費で,主に道路賠償責任保険料の97万9,000円,それと道路台帳の補正委託料の955万5,000円などの費用として計上しております。次に2つほど下がりまして,道路一般事務費の予算額233万5,000円でございますが,これは広域道路行政の円滑な運営を図るために組織されております,石岡・かすみがうら広域幹線道路対策協議会など11の各種協議会への負担金や施設夜間警備業務委託料の27万円,それと道路法面等の借地料146万円などの費用として計上しております。次に道路維持経費の予算額1億1,341万1,000円でございますが,これは市道等の安全な機能を保つための管理や道路の維持修繕等に要する経費でございます。主に路面の穴埋め等の補修工事や道路敷内の除草工事,それに道路側溝の清掃費用として5,350万円,それと工事用材として2,394万円,それと補修用材として1,637万1,000円,また交通安全対策工事として150万円などの費用として計上してございます。次に地方道路等整備事業の予算額1億9,810万円でございますが,これは起債事業により生活の基盤であります地域間を結ぶ幹線道路につきまして,年次計画による整備を進めるものでございます。その測量・設計委託料として2,000万円,また道路整備の工事費として1億4,310万円などの費用として計上しております。本年度につきましては,高浜の恋瀬川左岸堤道路改良工事をはじめといたします継続路線が5路線,新規路線が3路線の計8路線を予定してございます。次に,一般市道整備事業の予算額1億9,459万8,000円でございますが,これは日常生活に密着しています一般市道,いわゆる生活道路の整備を行っていくものでございます。主に道路側溝の整備や未整備道路の改良・舗装,それから舗装道路の改修工事に要する経費として計上しております。内訳といたしましては,測量・設計委託料が3,400万円,市道整備工事が1億2,250万円,それと用地費が1,300万円,立木等補償が900万円,工作物補償が1,000万円となってございます。次に,交通安全施設整備事業の予算額1,030万円でございますが,これにつきましては歩行者を含みます一般車両が安全で安心できる交通施設の整備を目的として歩道の整備や区画線,ガードレール,また大型街路灯などの設置に要する費用として計上してございます。内訳といたしましては,全てが交通安全対策のための工事費となっております。次に1つ下がりまして橋りょう維持費の予算額827万7,000円でございますけれども,これは市で管理をしております道路橋の修繕,あるいは架け替えなどを行う場合,国の補助が受けられますよう橋の長寿命化修繕計画を策定することが要件となっていることから,その調査委託料として計上をしているものでございます。本年度は13橋を予定してございます。次に排水路整備事業の予算額1,100万円でございますけれども,これについては流末排水路の整備や既設排水路などの改修工事を行いまして,排水能力の維持向上を図るための経費として計上してございます。本年度につきましては,大砂地区と大増地区の2か所を予定しておりますが,その測量・設計委託料として500万円,それからその工事費として600万円を計上しております。最後になりますが,急傾斜地崩壊対策事業の予算額500万円でございますが,こちらは茨城県土浦土木事務所の河川整備課で現在進めております急傾斜地の土砂災害防止工事に要する負担金として計上してございます。現在,市内北根本地区におきまして平成20年度から急傾斜地崩壊対策工事に着手しておりまして,平成23年度も継続して整備促進が図られますことから,その事業費の10%相当分を県に対して負担するものでございます。以上の内容が平成23年度道路建設課所管の主要事業施策概要となってございます。どうぞよろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 関副委員長)3点ほどありますが,狭あい道路整備事業の場所はわかりますか。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長)狭あい道路整備事業につきましては,その年度の建築確認申請が出てきた時点で所有者の希望を聞いて購入するものですから,今までの実績をもとに予算は計上しておりますが,やる場所についてはまだ決定をしておりません。 関副委員長)了解しました。次の質問にいきます。石岡駅周辺整備事業ですが,これは先程説明があった駅舎及び自由通路の整備,BRT,それから西口駅前広場整備という3件しかなかったんですが,これまでの計画としては,この東口の開発を含めて26年度までに終了しますというふうに私は了解をしていたんですが,それらについてはどのようになっていますか。 都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長)昨年度全員協議会等々の説明の中で,関副委員長がおっしゃるとおり面整備も含めて事業化して整備をしていこうということでございました。昨年度来のURの調査,経済動向等も含めて,なかなか土地の処分についての難しさもございます。それと今回の震災を受けまして,財政的な面での難しさもございます。その辺を含めまして市の内部で検討した結果,まず骨格となる駅舎の橋上化,自由通路並びに西口駅前広場,それとBRTのバスターミナルを整備して,この周辺への魅力付けをしていきたいということをもとに,その時期の経済動向と財政状況を踏まえて,第2期の整備といたしまして,東口の鹿島鉄道跡地の活用を図っていきたいというような段階をおった整備をしていくのがいいのかなということでの方向転換と言ったらよろしいんですかね。そういうことをさせていただきたいというのが,今回の内容でございます。そういう意味で事業化につきましては骨格となる交通基盤の整備を先行してやらせていただきたいということの趣旨を説明させていただいております。以上です。 関副委員長)そうすると,その2期目の計画というのは,いつ頃になりますか。 都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長)今の予定としましては,駅舎の橋上化等々が見えてきた25,26年の頃には何とか着手が出来るのかどうかという段階かなというふうには目論んでおります。そういう意味では24,25,26年をその動向を踏まえた検討時期という形で考えておりますので,その着手時期につきましても,また議会の皆様方とのお話をもとに予算化をさせていただきたいというようなことで考えさせてもらっております。 関副委員長)わかりました。それから,これは今日の説明にはなかったんですが,景観条例と八郷地区の都市計画についての進捗状況はどのようになっているのかお伺いします。 高野委員長)暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 都市建設部長)景観条例及び特定用途の件でございますが,まずはトンネルが開通する前までに決めていきたいと前から申し上げておりますように,その中で準備を進めております。今の予定でございますが,平成23年7月に景観行政団体への申請ということで市から県に申請を行う予定です。その後,10月頃に住民説明会を行いまして,平成24年3月に都市計画審議会にかけまして,6月に景観条例案を上程いたしまして平成24年10月に告示,条例の施行ということで予定をしております。 関副委員長)1つは,これは私もうる覚えなんですが,景観の基本計画というのは出来ているんでしょうか。 都市計画課長)平成21年度に策定済みとなっております。 関副委員長)21年度に出ているわけですね。 都市計画課長)景観基本計画の策定につきましては,平成21年度に実施いたしております。 関副委員長)了解しました。あともう1つ,先程質問した中で八郷の都市計画についての答弁をお願いいたします。 都市建設部長)特定用途制限区域のことかと思いますが,景観条例とあわせて条例化ということで進めております。 関副委員長)それはスケジュール的に,以前は24年度末までにはやりますと言っていましたが,これは25年度の話になりますよね。25年の6月に景観条例をあげるとともに,そちらの都市計画関連の話も一緒に上程するということですか。 都市建設部長)特定用途制限区域及び景観条例につきましては,先程景観条例でご説明したとおり,平成24年10月に告示,条例の施行ということで,これとあわせて特定用途制限区域も告示,条例施行ということで考えております。 関副委員長)了解しました。 前島委員)石岡駅の周辺整備についてお伺いしたいと思いますが,今西口の整備をしてから,財政状況を鑑みて対応するということで,考え方としては適正ではないかと思います。実際問題として,約65億もかけて,最初から東口については如何なものかと思っていたものですから,財政状況を考えて,とりあえず西口だけを整備すると。そこで,仄聞していたところによりますと家屋ですね,食堂と事務所ですか,なかなか理解が得られなかったという話を聞いたわけですが,現在はどのような形になっているのでしょうか。 都市建設部長)まず俗に言っております一丁目1番地,駅から出た角につきましては,去年基金を使いまして,買収・補償という形で協力をいただいております。その次の2軒目ですね,そこにつきましては,現在地権者のほうから震災等の影響もありまして,うちの家屋はどうなんだろうというようなお話をいただいておりまして,家屋調査をして,明日伺う予定になっております。以上です。 前島委員)多分今度は理解を示してくれるんではないかなと思うんですね。やはり災害があってからその辺は違うんではないかなと思っております。それで,JR等に設計を委託するわけですが,実際に石岡の駅舎もホームのところが陥没したというような状況があるわけですから,実際に前の説明どおりの形で橋上駅は問題ないですか。配置の関係です。 都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長)基本原則的なところは,踏襲して参りたいということでございます。基本設計,実施設計という中で,まさに今基本設計を進めておりますが,JRとの協議の中で,施設配置についてはやっているところでございます。地震に対しての問題があるかどうかということについては,今の段階では地震に関する話での大きな変更はございません。あくまでも協議の中で施設配置の調整をしているという段階でございます。 前島委員)大きな変更はないということですね。当初の説明では,自由通路は今の駅舎の北側にずれるんですよね。 都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長)自由通路の位置かと思います。自由通路の位置については,今現在あります自由通路の上野側か水戸側かということでございますが,そちらについても今基本設計の中で,どちらが利用勝手がいいのかということも含めて調整をさせていただいております。 前島委員)そこで実際に先程職員の配置が前年度と同じように59名ですか,59名で対応して,今回の地震の復旧関係で,補正予算が15億も出ているときに,果たしてこの人員で対応するのには,どのような手法をとってやっていくのかなというふうに疑問を感じるんですね。実際6月1日に人事異動をしているわけだから,ちょっと普通では考えられないと思うんだけど,これは皆さんに言っても仕方がありませんが,その辺で自分なりにこういうところが問題があるとか,そういうことがあれば言っていただきたいと思います。 都市建設部長)3月の震災によりまして補正ということで,都市建設部関係で約8億の補正をお願いしたところでございます。まずは23年度は,その震災によりまして影響を受けた復旧ということで,それを優先的に整備していきたいと考えております。23年度はその後になってくるかと思いますが,単年度事業につきましても,なかなか整備と言いますか,進捗が難しい状況にある中で,プラスアルファと言うか,震災がありまして事業量がかなり多くなっております。私どもといたしましては,与えられた業務をとにかく一生懸命,23年度内に終わるように努力をして参りたいと考えております。以上です。 前島委員)確かに今部長が言われている部分は,本当に震災の対応だけでもかなり大変ですよね。そこへ来て合併特例債事業というのは期限が決められているわけですよね。なんで人員の手当てがなくて,いろいろな事業が増えていくのかなと,疑問を感じているんですよ。それは執行者に言わなければならない部分ですから,それはなかなか・・・。ただ現実的にこれは予算を計上して,やっていく場合に合併特例債事業があるわけですよね。合併特例債事業というのはどういうふうにやっていくんですか。 都市建設部長)合併特例債事業の進め方でございますが,全部で7本ございました。石岡小美玉スマートICにつきましては,3月をもって供用開始ということになりました。なお,新治・八郷線,(仮称)朝日トンネルでございますが,5月30日に貫通式を行いまして,これにつきましては,平成24年度内の供用開始を目指しまして作業を進めております。残りの5路線につきましては,その5路線の中の村上・六軒線,上林・上曽線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線は,道整備交付金を入れまして事業期間が平成20年から24年となっておりまして,そのスケジュールに合わせて,今作業を進めております。いずれも用地が絡んでおりまして,それらの交渉に時間がかかっているところでございます。残り1路線の貝地・高浜線につきましては,合併特例債だけの事業でございまして,事業期間は平成27年度までとなっておりますので,今年度は不動産鑑定を入れて,その後用地買収を行い,整備を進めていく予定でおります。以上です。 前島委員)今いろいろ説明を受けまして,仕事を進めていく考え方はわかりました。それで,やはり優先順位を付けてやっていただかなければ,限られた人数で対応しているわけでありますので,その辺については大変でも努力していただきたいと。要望で終わります。 高野委員長)暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 関口委員)下水のほうの話ですが,公共下水道整備の補助の分の管きょ埋設工事,これ恋瀬農集・下水道接続整備工事と書いてありますよね。これは,恋瀬の農集が処理場をつくらなくなって,公共下水道に繋ぐ工事のことでよろしいですか。 都市建設部参事兼下水道課長)私6月1日付けで異動してきまして,まだ詳細について詳しい部分はわかりませんが,実際にここに載っているものについては,公共下水道の部分に接続する事業を進めていくということで予算を計上したというふうに伺っております。その程度で申し訳ありませんが,ご理解をいただきたいと思います。 関口委員)そのように思うんですが,今年度は何メートルぐらい工事をして,何年かかるんですか。大塚地区が下水道供用開始になるまでは何年ぐらいかかるんですか。 都市建設部長)先程のご質問は,今参事が答弁したとおり,恋瀬地区の農集排が補助金のつきが悪いということで,下水道に接続するのが1番良い方法だろうということで,国・県と話し合いをした中で,そういう可能性があるということで,下水道の認可区域を変更して恋瀬地区の農集排を下水道に流せるようなことで準備を進めてきておりました。それに向かいます管きょ埋設工事ということで,今年度計上させていただいております。下水道から大塚地区まで行くのに約2.7kmございまして,今年度は1km前後の工事が出来るのかなと考えております。そういうことで,大塚地区に到達するのには約3年程度をみております。 関口委員)わかりました。大塚地区ですか,個人の桝も全部整備してあって,繋がるのを待っている状態なので,進めていただければと思っております。続きまして,地方道路等整備事業の8路線ですが,ここには5つしかありませんが,あと3つ路線があるんですよね。あと3路線を教えていただきたいんですが・・・。 道路建設課長)残り3路線でございますが,石岡管内で市道A3115号線の東ノ辻地内の路線でございます。それともう1路線が,2年前まで休止をしておりました市道A0107号線,正上内線でございます。それともう1路線は,旧八郷の市道B1115号線で片岡地内でございます。 大槻委員)合併市町村幹線道路の八郷・新治線整備を除いてなんですが,美野里・八郷線の件でお伺いしますが,この路線がどの程度まで進捗しているのかをお聞きしたいのと,あと宅地が1平米当たり幾らぐらいになるのか,山林,畑についもお答え願いたいんですが・・・。 都市建設部長)ご説明いたします。平成22年度までの進捗状況ですが,事業費ベースで24.4%です。それから買収単価でございますが,畑・雑種地が平米当たり5,300円です。山林が平米当たり5,000円です。 大槻委員)宅地はないんですか。 都市建設部長)手元に資料がございませんので,後程説明させていただきたいと思います。 大槻委員)今年度はどのくらいまで・・・。 都市建設部長)今年度の本工事でございますが,パセオパルケのほうから355号線のほうに向かいまして,1,400mを予定しております。 大槻委員)パセオパルケから1,400mということですか。 都市建設部長)そうでございます。 山口委員)御前山の道路は,今年度やるようになっているんでしょうか。 道路建設課長)御前山地区の道路改良整備事業につきましては,本年度予定に入ってございますので,水路工事とあわせる形で発注をしていきたいと。しかも早いうちに発注をしたいと考えております。 山口委員)やはり水路工事は7月ということを言っていましたから・・・。わかりました。 高野委員長)他に発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 高野委員長)ないようですので,以上で,都市建設部の所管事務並びに平成23年度主要事業の調査を終結いたします。次に,その他の件で執行部から発言を求められておりますので,これを許します。 都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長)6月定例議会に上程を予定しております案件につきまして,今回ご説明をさせていただきたいと思います。私のほうからは,土地の取得についてという案件でございます。今回提出いたします議案の内容につきましては,独立行政法人都市再生機構東日本支社より土地を取得するという案件でございます。購入内容といたしましては,面積1万6,014.13平方メートル,金額にしまして4億7,767万970円でございます。具体的な内容といたしましては,都市再生機構におきまして,鹿島鉄道並びに関東鉄道より取得しました旧鹿島鉄道用地を市において駅周辺におけるまちづくりに活用するということのもと取得をしたいというようなことで考えております。活用面につきましては,先程の整備イメージという形でご提示してございますように,BRTターミナルの用地並びに区画道路等の公共用地に使用する件,それと住宅並びに施設等の整備のための開発用地という内容のことを予定してございます。これらの利用のために都市再生機構から取得するという案件の土地譲渡に関します契約の案件でございます。以上でございます。 高野委員長)暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 都市建設部長)先程の大槻委員のご質問の美野里・八郷線の宅地の平米単価でございますが,1万1,200円でございます。 都市計画課長)都市計画課からその他といたしまして,6月定例議会に議案として提出を予定しております案件についてご説明申し上げます。(仮称)八郷・新治線の道路整備事業といたしまして,トンネル設備工事の工事委託契約の締結について議会の議決を求めるものでございます。内容といたしましては,トンネル工事本体とは別に,トンネル内の照明設備,非常用施設,換気設備等の工事を茨城県に委託するものでございます。契約金額につきましては,2億2,200万円を予定しております。以上でございます。 高野委員長)ただ今説明がありました件については,第2回定例会において議案として提出される予定でございますので,本日は執行部からの説明を受けるのみといたしたいと思います。その他の件で他に発言はございませんか。 関口委員)柿岡中学校が今度校舎のほうが改築になりますが,それに伴って北側に進入路をつくるという話がありますが,用地の購入は教育委員会のほうで予算をとってあると。それで工事は,道路担当でやるんだと思うんですが,そういう打ち合わせは何回かしているんですか。 都市建設部長)進入路の件についてお答えいたします。柿岡中学校の進入路につきましては,今年に入ってから教育委員会のほうから,そういう相談がありました。市長のほうからもどのように進めるんだというような話がございました。柿岡中の改築にあたりまして,教育委員会のほうでは当初は,北側のほうに進入路を予定していたわけなんですが,用地買収から工事まで全部教育委員会のほうで行うという予定で当初はおりましたが,用地の関係でなかなかそこがスムーズにいかないということで,真っ直ぐ,その用地ではないところに進入路をつくって,当初の合併特例債事業で予定していた線に繋ぐというような話でございました。都市建設部のほうとしては,そこの予算は新年度の予算に計上しておりませんので,今後地権者をあたりまして9月の補正で用地費を計上して参りたいと思います。あくまでも都市建設部のほうは,当初の合併特例債で予定していたところの用地でございます。それで,工事につきましては,都市建設部のほうでは,そこの部分の工事を平成24年度に予定をしております。そこに接続するまでの取り付け道路は,教育委員会のほうで用地の手当て,工事も行うというようなことになろうかと思います。 関口委員)今部長のほうから合併特例債の道路という話があったんですが,上林・上曽線だと思うんですが,今年度は接続部分まで来ないんですよね。来年も来ないんですよね。ですので,それとあわせては出来ないのではないかと思うんですが,その辺はどのように考えていますか。 都市建設部長)上林・上曽線ですが,当初の特例債事業は平成18年から27年ということで,この時には,前島交差点からフルーツラインまでの全体延長で4.2kmということでございました。その後,何度か見直しがございまして,最終的にはフルーツラインから東の方に入った670mが合併特例債で整備をする区間となっております。こちらにつきましては,合併特例債と道整備交付金を入れまして,平成24年度までの完成を目指しております。先程の柿岡中学校の進入路に伴う,以前の合併特例債事業として位置付けられた道路につきましては,それとは切り離しまして単独の事業で整備を進めるというようなことになってくると思います。 関口委員)大変前向きな話でよかったなと思いますが,出来れば柿岡中学校は統合校ですから,当然有明中学区,八郷南中学区から来るわけですから,その進入路だけではなく,手前の道路からやってもらうといいなと思っておりますので,是非その辺教育委員会と相談して,良い進入路をお願いします。以上です。 高野委員長)ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 高野委員長)ないようですので,執行部におかれましては,ご退席いただいて結構です。ご苦労さまでした。委員の皆様には,ご協議いただきたい点がございますので,そのままご着席をお願いいたします。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,所管事務に関する管外調査の件を議題といたします。当市では,駅周辺整備推進室があらたに設置され,今後駅舎の橋上化、西口駅前広場の整備等が予定されていることから,本件にかかる内容等を含め,当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施してはどうかと考えているところでございます。この際お諮りいたします。これらの案件等の先進事例につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 高野委員長)ご異議なしと認めます。それでは,調査都市・実施期日について,ご協議いただきたいと思います。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。それでは,先方の都合等もございますので,調査都市・実施期日については,正副委員長にご一任いただき,決定次第各委員さんにご連絡いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の都市建設委員会を閉会いたします。 |