第５回委員会　（８月３０日）
出席委員	高野要委員長，関昭副委員長，前島守雅委員，山口晟委員，関口忠男委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田　耕），都市建設部次長兼建築住宅指導課長（前島　晃），都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長（池田　久），都市建設部参事兼下水道課長（立川芳男）都市計画課長（舟橋　伸），道路建設課長（福田嘉夫），道路建設課副参事（嶋田行正）
議会事務局	庶務議事課係長（飯田英男）

髙野委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。本日の調査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，調査案件説明のため出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに，石岡駅周辺整備事業の事業概要についてを議題といたします。本件については，執行部において，今後，石岡駅周辺整備に係る都市計画説明会の開催を予定していることから，この内容を含む事業概要等について，当委員会に説明いたしたい旨の申し出がありました。つきましては，お手元に配付しております資料に基づき，執行部から説明を求めます。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）私のほうから石岡駅周辺整備事業の概要について，ご説明させていただきます。資料についてはＡ３判の２枚綴りのものと都市計画変更概要図という図面の３枚をもちまして，ご説明をさせていただきます。まず事業の概要ということで，背景と目的でございます。背景と目的につきましては，上位計画の整理，それと現況の課題について，まず記載されてございます。石岡駅の利用につきましては，委員ご承知のとおり，多くの市民の方から石岡駅並びに駅周辺の機能改善について，早急な対応が求められているところでございます。これにつきましては，２枚目をお開きいただきたいと思いますが，参考１市民満足度における「駅・市街地整備」の市民の意向状況についてでございますが，こちらにありますように，調査結果の駅・市街地等の整備については，満足度の状況につきましては，１つ目の表になってございますが，平成20年度より３年連続満足度が最下位という状況でございます。また，これらより最後の表にありますように，業務改善必要度ということで，つまり整備を求める声ということでございますが，これも同じく平成20年度より３年連続１位ということで，市民の方が整備を強く求めているということが分かります。戻っていただきまして１枚目のほうになります。また平成21年12月の中心市街地活性化基本計画の内閣総理大臣の認定ということで，この実現の観点からも駅周辺整備は大いに期待されているというところでございます。このため，中心市街地の活性化並びに石岡市としまして顔づくりを目指し，安全で快適な魅力ある交通結節点整備を推進するということでございます。次に事業の実施方針ということでございますが，これは２つ目の項目でございます，事業の段階的施行についてでございますが，これにつきましては，これまで委員の皆様方にご説明させていただいているところでございますが，まず骨格的な交通基盤の整備，駅舎の橋上化，東西自由通路の整備などを優先整備し，その整備効果を活用いたしまして，駅東口の面的な整備に着手して参りたいということでございます。次に，３つ目の項目になります，これらを具体的に進めるためのスケジュール案でございますが，まず①西口駅前広場整備につきましては，今年度実施設計を行いまして，来年度から整備を予定しております駅舎の橋上化，自由通路などとの整備の計画，並びに工程調整を図りたいと考えてございます。②東西自由通路の整備，それと④橋上駅舎化整備につきましては，今年度中にはＪＲ東日本に実施設計の委託をいたしまして具体工事に向けた設計を進めてもらいたいということを考えてございます。③ＢＲＴバスターミナル整備につきましてでございます。自由通路の整備との調整が大きな要素となりますが，新たな自由通路が供用できるようになった段階で，接続できるよう計画して参りたいと考えております。それに向けましてターミナルの整備を行いたいということでございます。それらによりまして常磐線を渡らずに，安全に接続できるというふうに検討しているところでございます。全体スケジュールとしましては，平成26年度の完成を目指して，この事業を第１期の段階ですが，進めて参りたいというふうに考えているところでございます。それでは右側の欄，概算事業費のほうに移らせていただきたいと思います。これらの整備にかかります概算事業費でございます。これにつきましては，今年の３月に社会資本整備交付金を受けるため，都市再生整備計画の承認を受けることとしましたことから，基本構想レベルでの試算をベースに事業費を積み上げてございます。また積み上げに当たりましては，市としての積み上げでありまして，今後基本設計，実施設計と進める中で，ＪＲ東日本と費用について協議していく予定となってございます。概算事業費でありますが，表のほうをご覧いただきたいと思います。①の西口駅前広場整備につきましては６億7,000万円，②の東西自由通路整備につきましては11億7,600万円，③のＢＲＴターミナル整備につきましては１億500万円，④の石岡駅橋上駅舎化につきましては17億1,000万円，計36億6,100万円を見込んでございます。その他ここには掲載しておりませんが，都市再生整備計画につきましては道路建設課のほうで実施しております歴史のみち整備といたしまして，市道Ａ３１８３号線の整備に2,700万円，またＢＲＴ沿道の整備に2,300万円，それとこの事業効果活用調査といたしまして1,000万円を計上してございまして，都市再生整備計画といたしましては37億2,100万円を予定しているということでございます。なお，この都市再生整備計画の内容につきましては，今後市のホームページに掲載することとしておりまして，内容としましては，先程ちょっとご説明いたしました目的でございます。それとその目的を定量化する指標としまして，人道跨線橋付近における歩行者通行量の増減，並びに市民の方の満足度を指標として捉えていこうというふうに考えてございます。その他整備方針，それと事業等を整理したものでございますが，今回の全体事業費などにつきましても掲載して参るというようなことを予定しております。次に駅周辺整備事業の財源の予定でございます。財源内訳の欄の右側から，それぞれの財源の合計でございます。国庫補助金17億3,800万円，地方債17億3,100万円，一般財源１億9,200万円ということを予定してございます。これについてのコメントといたしまして，欄外のほうの丸の２つ目でございますが，地方債につきましては90％が起債可能でありまして，その内の20％が交付税措置されるというような予定で考えてございます。また３つ目の欄にございますが，これまで駅周辺整備を実施するための基金を積み立ててきております。金額としましては約10億円強でございます。これにつきましては，計画的に一般財源又は地方債の一部に充当して参りたいと。それで，より効果的な財政運営に努めて参りたいというふうに考えているところでございます。これらに関しまして２ページをお開き願いたいと思います。参考２をご覧いただきたいと思いますが，他市の状況ということで，他市における整備でございます。今回の整備状況としましては，駅舎の規模と自由通路の延長，歩道幅員等規模的に，また事業的にもここで言う友部駅相当というものを石岡駅としては考えているところでございます。友部駅につきましては，駅舎の橋上化約16億8,000万円，それと自由通路12億1,000万円ということでございます。このような相当規模の事業になろうかというふうに石岡駅についても考えているということでございます。また２つ目のほうにございます常磐線の橋上化並びに取組み状況としまして表において整理しておりますが，岩間駅が現在施工中で，今年度の完成を目指しているというようなことを伺っているところでございます。また，神立駅は都市計画の手続きを終えており，駅周辺の土地区画整理事業と併せて，平成27年度からの駅舎の橋上化等に着手する予定だというふうに，こちらも伺っているところでございます。その他，羽鳥駅，日立市の大甕駅が事業化すべき検討を進めているというような状況でございます。そういう意味では，石岡駅につきましては，岩間駅の整備のあと，神立駅の着工の前に整備を予定するというようなところというふうに考えているところでございます。再度戻っていただきまして，都市計画変更の概要でございます。今回の１つのテーマでございます，駅周辺における都市計画の手続きですが，メニューとしましては，ボックスの中にありますように１つ目としまして石岡駅西口駅前広場の拡張整備に伴うものがございます。別添の図面をご覧いただきたいと思います。都市計画変更概要図でございます。図面のほうの見方でございますが，右下の凡例にございますように，赤線で表示している箇所が今回の変更分です。黄色い線が変更する前の都市計画決定の線，現在の都市計画の決定線です。それと黒線については現在決定されているということで，黄色は変更する前の都市計画の決定線ということで。現在決定されているものについては黒線で表示しているというような色の使い方をしております。また図面の中央の青線で囲まれた，なお且つ黄色い部分になっておりますが，現在の東西自由通路でございまして，赤線で囲まれ褐色に染められた箇所が，今度新たに整備することを予定しております東西自由通路並びに橋上駅舎の箇所でございます。それでは，表のほうに戻っていただきまして，説明をさせていただきたいと思います。まず「３・４・８石岡停車場線」です。これは現在の御幸通りで，駅前広場を含めて都市計画決定されております。既存の駅前広場2,700㎡に対しまして，4,700㎡に拡張するものでございます。これによりまして自家用車の駐車スペースが７台から14台になります。うち１か所につきましては，身体障がい者用駐車スペース，また別途１か所になりますが，こちらに身体障がい者用の駐車スペースを確保して参ろうということで考えております。またタクシープールにつきましては８台を予定してございます。その他駅前派出所につきましては，ステーションパーク側に移動して当地区の安全の確保をお願いするというようなことを計画しております。続きまして駅前広場の拡張に伴います北側「３・６・９停車場・泉橋線」並びに南側の「３・６・１１金丸・貝地線」の形状並びに起点・終点を変更するというような内容でございます。これらによりまして駅前における交差点が十字路交差点となりますことより，交通の流れが運転者にとって分かりやすくなろうかというふうに考えてございます。それらによりまして安全性の確保に寄与できるものというふうに考えているところでございます。今回の都市計画変更に伴います建物移転，また用地補償がかかるものにつきましては，ＪＲ東日本の駅舎，それと今回の派出所のところなどを除いたところでは，現在のところ測量によって最終的に確定するということになりますが，現時点の状況としましては，以前より説明させていただいています駅前３件が対象となっているということでございます。次に，石岡駅東西自由通路の架け替えに伴う都市計画変更でございます。特殊街路の追加ということで，歩行者専用道路ということでございますが，「８・７・２石岡駅東西自由通路線」を決定するものでございまして，全体延長としては１００ｍ，幅員５ｍということで，歩道幅員５ｍを予定してございます。次に，ＢＲＴバスターミナルの新設に伴う都市計画変更でございます。特殊街路の変更でございまして，現在供用開始しております「９・７・１石岡バス専用道線」を石岡一高下の県道石岡・つくば線から新たに整備される東西自由通路までの区間を延伸いたしまして，また駅前広場を追加するという案件でございます。別添の概要図のほうに駅前広場の部分，並びに南側の延伸区間について記載をしてございます。これらの変更につきましては，現在最終の調整，※印で標記させてもらっておりますが，最終の調整をさせていただいております。延長・面積等については若干変更する可能性があることを，ご了承いただければと思っております。それと最後のボックスにあります，以上都市計画の中身でございますが，これらについての手続き・スケジュール案ということで，１番最後のボックスの中にありますように，９月13日の都市計画変更の説明会，予定としまして国府地区公民館，時間として午後７時を予定してございます。その後，公聴会，都市計画（案）の縦覧ということで，住民の方のご意見をもらって，手続き的には12月下旬の都市計画審議会に諮問できるようにというようなことを予定しているということでございます。以上，石岡駅周辺整備事業の概要，並びに都市計画の手続きについてご説明をいたしました。よろしくお願いします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関口委員）今駅周辺整備事業の概要を聞いたんですが，この石岡バス専用道路の変更と言いますか，今から駅前広場とその間を繋ぐ道路をつくるわけですが，ちょっと幅員が４ｍというのは，私はちょっと狭いような気がするんですよ。この間は，もう少し広げてもいいのではないかと思っております。あと，残地があるので，残地はどのように今度利用するのか。多分相当残ると思うんですね，細長くね。これをどのように利用するのかも，併せて答弁のほうをお願いしたいんですが・・・。それとあと西口の交番にはかからないんですか。場所，ちょっと図面が小さくて見えませが・・・。交番がかからないところまでなのか，その辺交番がかかった場合には移転するのか，この点についても併せて説明をお願いいたします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）まずＢＲＴの延伸区間，県道から駅前広場の区間につきましては，基本的に車道幅員は６ｍと考えております。丁度駅前広場等の接点になりますので，交互通行が相当考えられるかなと思います。すれ違いについては，やっぱり支障がないような形で，ここについては６ｍの車道幅員を考えております。

〔「この図面は，４ｍとなっている」と呼ぶ者あり〕

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）表現的には説明しないとあれなんですが，全体にわたって標準としている幅員が４ｍです。と言うのはＢＲＴの先線，小美玉まで行く２．何キロメートルございますが，その１番標準となる幅員は４ｍが１番長い延長になっていますので，その幅員をもって，この都市計画上の幅員を表示しているという，ちょっと説明が遅れまして失礼をいたしましたが，その最大延長のところの幅員をもって都市計画上の標準幅員という形で表示をしておりますので，ここの県道の交差点部分につきましては，そういう意味ではバスが２台交互通行できるように６ｍを想定して，今幅員として設定をすることで考えております。それと併せて，今残地が残りますというお話がございました，鉄道とＢＲＴの間についての残地につきましては，歩行者等も歩けるようなスペースも含めた緑地空間にできないかなというようなことで，道路区域としての取り入れ方を検討してございます。これにつきましては，都市計画上は県道から小美玉間が，今現在決定をしているところもそうなんですが，車道のみを都市計画決定をさせてもらっていますので，それを踏襲する形で，今この延長も同じくさせてもらっています。そういう意味では，事業の実施にあたっては，鉄道とバス専用道路の間に残る空間につきましては，歩行者も歩けるような緑地空間にできればなというような計画を進めたいというふうに考えているところでございます。それと，駅前広場のつくり方の中の話としまして，こちらにつきましては，現在ある北側公園を含む形で駅前広場の改築を考えているということでございまして，そういう意味では派出所についても，その一部に入ってきますので，先程ちょっと簡単には触れさせてもらったんですが，ステーションパーク側の交番用地という形で，ちょっと見にくいかと思いますが，ステーションパークと今現在ある青線で既存の自由通路を表示していますが，その図面的に言うと，上側の車線が入ったボックスのところ，ここの部分に移転をしていきたいと。こちらに移転をしていただこうというようなことで考えてございます。これにより，なお見やすい形にはなろうかと思ってはいるんですが・・・。そういうような計画で考えているところでございます。

関口委員）先程のＢＲＴのバス専用道路，４ｍと書いてあったので勘違いをしましたけど，６ｍということで，それぐらいあれば問題ないと思います。それと，これは分かりやすく書き直しておいてもらえますかね。今度使う時には，幅員ね。説明会では，また使うでしょうから。それと，西口の御幸通りへ行くところ１か所道路を拡幅するということで，ビルは買ったんですが，これを見るとあと少し買わないと拡幅にならないと思うんですが，これは今でも交渉はしていますか。どういう状況なんですか。それも行かないと予定通り平成26年度には終わらないと思いますよ。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）都市計画上のルールの中で，幅員の表示については申し訳ありませんが，先程言ったように最大延長のところをもって，その都市計画上の標準幅員とするというルールがありまして，表示的には４ｍ，ですから私のほうの説明が不足していましたので，基本的には，ここの延伸区間については６ｍ，それで両側50cmで，基本的には７ｍになろうかと思いますが，そういう説明をさせていただくことで，今の点は補わさせていただきたいと思いますが，表示としては標準幅員４ｍという表示で都市計画決定上はさせてもらっているところです。表示の仕方については，ちょっと工夫させていただきます。それと先程ありましたように，今現在予定としては３か所，測量をしてどうなのかというのは，ちょっとあれなんですが，現時点の３か所につきましては，１か所は先行取得，２か所目については用地補償費を算定して，交渉にあたる手続きの途中でございます。これはそういう方面でのご理解を得ているということでございますが，金額等についての接触がまだですので，その辺は随時進めさせていただきたいと思います。もう１か所については，現地の測量についてはご協力いただいてございます。ですので，その測量成果を基に再度説明をさせていただいて，ご理解を得るべく努力をさせていただくことで，今進めているということでございます。そういう意味では３か所それぞれ状況が違う状況でございます。

関副委員長）最初に１ページ目の都市計画変更の概要の中の，この数字はどういう意味をもっているですか。「３・４・８」とか「３・６・９」とか「３・６・１１」とか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）最初の３については，道路のグレードと言いますか，幹線道路とか，特殊街路とか，そういうグレードの話があって，２つ目の数字が幅員です。幅員でランク分けされています。例えば12ｍから25ｍまでは何番とか。幅員の持っている数字を表示しているのが２番目の数字になります。最後の数字につきましては，石岡都市計画区域内での路線の順番にふっている順番です。通し番号と言いますか・・・。だから，路線の性格等を表示している３番。それと２つ目が幅員，規模ですね。この辺は追って皆さんのほうにお送りします。幹線街路，特殊街路，特殊街路でも下にあります８番・９番ということで，それぞれ内容をもった路線の性格を表示しているものです。２つ目が幅員のランクを順番に表示しているものです。３つ目の数字が都市計画区域内の通し番号ということでございます。

関副委員長）それはそれで結構なんですが，事務方しか知らない番号ですよね。一般的になっているのかどうか，私自身が知らなかったのかどうか知りませんが，一応こういう番号付けで事業があるということについては，一覧表があれば用意していただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。続いて２点目にいきますが，先般の臨時会で土地の購入が議会で承認されたということなんですが，今回私はその計画が出てくるのかなと思っていたんですが，そちらのほうの計画については，どういうスケジュールになっていますか。お伺いいたします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）土地購入につきましては，今後自由通路等につきまして，ＪＲ東日本への委託をして，物の規模を確定して，その中から土地を確定していきたいと思っています。あとＢＲＴにつきましても，今年度の実施設計の中でのエリアの確定という形で考えているということでございます。各施設については今そういう状況で考えているところでございます。

関副委員長）ちょっとよく分からなかったんですが，はっきり説明していただけませんか。これは，いつまでにこういうことで計画していますとか，明確に答えて欲しいんですけど。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）自由通路については，先程もご説明いたしましたようにＪＲ東日本のほうに今年度委託をいたしまして，それによってエリアが確定できると考えております。そういう意味では，実施設計を受けた形で用地の取得をしたいというのが１つ，同じようにＢＲＴについても面積確定，この都市計画決定を踏まえて整理をして参りますので，その中で実施設計を入れて，面積を再度確定した上で，必要な面積を求めていくというようなことで考えてございます。

関副委員長）それは，時期的にはいつになるんですか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）実施設計そのものについては，本年度の委託になりますので，早ければ今年度末，確定できればですね。予定とすれば来年度になっていくことと思っております。

関副委員長）了解しました。

前島委員）前回の都市建設委員会のときに，これは次長に質問をしているわけでありますが，一丁目１番地の購入の根拠ということについて，あとで資料はお渡ししますというような話を聞いているんですが，資料がないわけですね。実際にこの時に言ったのは，私のほうが質問をして，実際にあのビルについては14坪ちょっとしか面積がないわけですよね。それで土地代については300何万ぐらいで，補償金については4,000万だというお話を聞いているわけですが，その辺の根拠について，資料の提出をして欲しいと言っても，これはなかったということなんで，このことについてもう１回確認の意味で質問をいたします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）前回の件について，私のほうの聞き間違いも含めて，ちょっと事務方のほうと相談させてもらったんですが，その後基準規格については，公的な内容で順番に全部やるんで，同じルールでやりますよということで理解されたというふうに私どもも聞いていて，提出まではないという話で議事録のほうを再度確認してもらったところがありまして，ちょっとそこは事務方のほうと調整させていただければと思います。

前島委員）私の言葉が足らなかったということで，再度このことについては委員長からお諮りをしていただいて，資料を提出していただきたいというふうに思っております。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）以前の委員会の各種資料の提出というものを受けたのと同じように対応方させていただきたいと思います。

髙野委員長）ただ今，前島委員から要求がありました資料は，石岡市議会委員会条例第23条の規定に基づき，委員会として要求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。執行部には速やかに資料を提出されるようお願いいたします。

前島委員）資料がないので，何とも申し上げられませんが，それ以外に食堂と事務所が関係しているわけですよね。それに対して，先程関口委員の質問に対して，ある程度進んでいるというような話が出たわけですが，私が聞いている感じでは，何かそんなに進んでいないように聞いているんですが，それは何故かと言いますと，その補償金の算定が最初のところと違うのではないかというような話があるんですが，これはあくまでも私の仄聞ですから，実際そういうことがなければないという部分と，あとは実際問題として道路の拡幅には３か所が土地の取得として必要なわけですよね。何故この一丁目１番地だけを先行取得したのか。その辺の説明を私が聞いていても分かりにくいんですね。普通であれば３か所，実際にいろいろ交渉をして，まとまった段階で一緒に買うというのが普通のやり方だと思うんだけど，１か所だけ早く先行取得して，そこを何やっているかと言ったら，何もやっていないですよね。今度の道路の拡幅については，今言った３か所が必ず必要なわけでしょ。それについて，分かるように答弁をしていただきたいと思います。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）まず用地補償並びに用地の取得についての算出の手順につきましては，基本的に公的に使っている基準に基づいて１件目も２件目も３件目も全部同じルールで算定をさせていただきます。そういう意味での基準そのものについての変更はございません。それと一丁目１番地の先行取得した土地の取扱いでございます。これにつきましては，事業化に向けて３件への説明をしたという中で，今現在一丁目１番地については入居者がいないということもありまして，そういう状況の中で地主の方から取得ができないかというような話を承ったということがございます。そういうことを受けまして，後々の入居者が入ってきた段階での用地補償費がかかるとか，そういうことも含めまして先行取得したほうが，より経済的かなということでございまして，先行取得したということでございます。

前島委員）大体理解はしたんですが，ただ一般的になんで先行取得をする必要があるのかなというふうに思ったものですからね。実際あそこを利用していないわけですよね。答弁漏れがあるわけですが，その３か所の実際に土地の購入をしなければ，今度の西口の道路の拡幅というのは不可能なわけですよね。実際に今言ったように先行取得をして，それが例えばあとで買った場合に，どれだけ実際に金額というのは上がるんですか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）文字通り入居者の有無が将来に向けてのリスクの話と思いますが，それにつきましては，どれくらいのという試算まではしていなくて，今現在の時点で入っていないことをもって，将来のリスクに対しての対応をしておいたほうが，より経済的だということを，先行取得する時点で判断したというところでございます。

前島委員）ちょっと分かりにくいんですけど，あとですね，それ以外の２か所については，いつ頃を目途にして取得をされるのか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）予算上の説明をさせていただきますと，今年度取得していきたいという希望をもっています。あくまでも地権者さんの意向等がございますので，予算としての計上としては今年度を目途にあげております。できるだけ早い段階で，地主さんには表現は悪いんですが，更地化して，工事ができる状態にして，切り回しができるんだったら，そういうところを使えるような状態にしていきたいというのが，担当としての考え方でございます。

大槻委員）私からは，この都市計画の変更に向けた今後のスケジュールということで，案として載っているんですが，このような大きな事業で，都市計画変更の説明会の場所が国府地区公民館１か所となっているんですが，これ市民の方々がこの土地に対しては非常に関心をもっていまして，１か所の説明会というのは，ちょっと私は納得できないんですが，その点についてご説明をお願いいたします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）これまで進めてきました都市計画的な手続きについて実施をしてきた流れを汲んだ形で，こういう形で計画をさせてもらっております。状況的にはそういうことでございます。

都市建設部長）地元の説明ということでございます。今のスケジュールは都市計画変更上，やらなければならないという説明会でございます。駅周辺の方からも，駅前がどのようになるのかという説明会をしてもらいたいという話も出ております。そういうものにつきましては，別途説明会をやっていきたいというふうに考えております。

大槻委員）部長から今説明がありましたが，これは旧八郷地区でも説明会をやる予定なんですか。

都市建設部長）今のところは，計画はないですが，駅周辺の話をどうしても聞きたいというご要望があれば，話には行くというスタンスで考えております。

大槻委員）この説明会ですが，このような大きな事業ですので，是非とも旧石岡地区だけではなく，旧八郷地区の方も関心をもっておられますので，是非とも旧八郷地区でも説明会をひとつ行ってもらいたいんですが・・・。

都市建設部長）八郷地区の説明会ということでございます。これにつきましては，ちょっと持ち帰りまして，調整していきたいと思います。

大槻委員）分かりました。

髙野委員長）ほかにご質問等はございませんか。
　
〔「なし」との声〕
　
髙野委員長）ないようですので，本件については以上で終結いたします。
　次に，その他の件といたしまして執行部より発言を求められておりますので，これを許します。

都市計画課長）私からは都市計画課が所管するものといたしまして，第３回定例会に提出を予定しております補正予算の概要についてご説明申し上げます。現在合併市町村幹線道路緊急整備支援事業として整備を進めております上林・上曽線につきまして，予算の増額をお願いするものでございます。内容でございますが，現在整備が進められております（仮称）柿岡中学校の改築事業に伴いまして，上林・上曽線の一部区間を進入路として利用する計画となっており，これを整備するための予算について補正増をお願いするものでございます。以上でございます。

道路建設課長）それでは私のほうから，道路建設課所管となるものといたしまして，第３回定例会への提出を予定しております補正予算の概要についてご説明を申し上げます。まず１つは道路橋梁施設災害復旧費でございますが，この補正は去る３月11日に発生いたしました東日本大震災におきまして，被害が最も甚大であった鹿の子地区と総社地区の本復旧費，また井関・染谷両地区に埋設されております農業集落排水施設の下水管の堀山が陥没をしたことによりまして，通行支障となってしまった道路等の本復旧費，また府中一丁目地内を通ります大排水がございますが，その水路が損壊してしまったことによります，この水路の本復旧費でございます。それとそれに伴います測量設計委託料として災害復旧予算の増額をお願いするものでございます。もう１つが，集中豪雨による災害復旧費でございます。この補正は今月11日に発生をいたしましたゲリラ豪雨によりまして，旧八郷地区におきまして，路肩の崩れや法面が崩壊したことによる，被害箇所の本復旧費となるものでございます。ご存じのとおり，当日の降雨量は，茨城県におけます観測史上最も多い１時間当たり115ミリという量を記録しておりますが，これにより旧八郷地区におきまして，大小合わせまして67か所の被害を受けておりますので，その災害復旧費といたしまして，予算の計上をお願いする予定でございますので，よろしくお願いを申しあげます。以上でございます。

都市建設部次長兼建築住宅指導課長）建築住宅指導課より９月議会の補正案件について，概要のご報告をいたします。案件につきましては，東日本大震災に係る応急仮設住宅としての民間賃貸住宅の借上げについて，茨城県及び東北３県，岩手・宮城・福島県からの依頼によるものでございます。具体的には，東日本大震災により，東北３県から石岡市に避難された世帯で，民間住宅に住んでいる方を対象として，民間住宅の借上げの契約の置き換えを行い，市の仮設住宅として契約を行うものでございます。個人契約を石岡市の仮設住宅として石岡市が契約者として置き換えるものでございます。家賃としては，県の基準により１世帯６万円を限度に契約する予定でおります。期間は最長２年で家賃の費用につきましては，全額年度末に茨城県のほうに請求することとなります。なお，取扱い基準につきましては，家が全壊・全焼，又は流出した者，又は原発事故による避難指示等により長期の避難が必要な者。なお，避難された世帯で親戚等にお住まいの方についても新規で賃貸住宅を予定する場合でも対象となります。また茨城県内及び市内で住家が全壊等により民間賃貸住宅にお住まいの世帯についても対象となります。以上が主な概要でございます。以上です。

参事兼下水道課長）下水道課が所管しております９月定例会に提出する補正予算についてご説明をさせていただきます。下水道関係の災害復旧に関しましては，八郷地区の災害復旧工事費，当初予算の支出見込みがほぼ完了となっております。夏場の暑さによる舗装の歪みや豪雨によります浸水等によりまして，特にマンホール付近の沈下，それから堀山部の沈下が確認されておりまして，これらの災害復旧を進める上で補正予算の計上をお願いしているところでございます。それから余震等の影響も考えられるかと思いますけども，新たに管渠等の復旧を行わなくてはならない場所が発生しております。これらについても設計費及び工事費の補正をお願いしているところでございます。また農業集落排水の汚泥処理につきましては，農地還元が主な処分の対応となっているところでございます。現在は，農地還元の対応は行っておりません。農業集落排水につきまして，国・県の指導もありまして，処理施設内に保管するという指導がございました。これに沿って，１番最良の保管方法，軽量化ということを考えまして，コンポストによる保管をしている状況でございます。コンポスト，固形肥料にしたものでございます。そのコンポストができる施設が，関川，それから石岡西部の２施設になっておりまして，出し山，それから東成井の汚泥の処理をそちらに運搬するという手続きが必要となっておりまして，その運搬する経費が不足しておりますので，それらについての補正をお願いしているところでございます。下水道課の補正につきましては，主なものがそういうものでございますので，よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕
　
髙野委員長）ないようですので，本件については以上で終結いたします。
　その他の件といたしまして，ほかに発言はございませんか。

都市建設部長）都市建設部の分庁舎への移転でございます。こちらにつきましては，８月29日の月曜日，昨日ですけれども，分庁舎，前の法務局があったところでございますけれども，そちらのほうへ移転が完了してございます。１階につきましては，道路建設課と下水道課，前から建築住宅指導課についてはありましたので，そのままでございます。２階の部分に都市計画課と駅周辺整備推進室が入ってございます。都市建設部は分庁舎のほうに移転いたしましたので，委員の皆様にもよろしくお願いいたします。

髙野委員長）ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕
　
髙野委員長）ないようですので，本件については以上で終結いたします。
　その他の件といたしまして，ほかに発言はございませんか。

関口委員）先の臨時議会で取得するようになった土地の話ですが，私のところに住民の方から話がありまして，昨年の秋頃だと言うんですが，その方の名前はちょっと公表できないんですが，このＢＲＴの跡地と言いますか，市が取得した跡地を一部借りたいという話をしたところ，何か関東鉄道跡地に油が大量に染み込まれた土があるので，それを撤去するのにダンプで100台ぐらい土を撤去するのにここを通過するので，ちょっと貸すことが出来ないよという話があって，「どういうことなんでしょう。」と私に話がきたんですが，私は全然そんな話は聞いていないよと。何故住民に話をしていて，そういう土壌汚染の話をしていて，我々議会に何の説明もなかったのかなと。そういうちょっと信じられないような話なので，実際にあったのかどうか。そういう話を住民はしているものですから，事実関係を知りたいんですが，よろしくお願いいたします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）今のお話につきましては，鹿島鉄道株式会社と関東鉄道，それと都市再生機構との民々の土地売買に基づいての作業でございます。それにつきましては，鹿島鉄道が土壌汚染対策法に準じて調査を行ったというようなことでございます。実態としては民々間の土地売買に伴う調査があったというふうには，うちのほうは聞いているということでございます。

関口委員）それは市の都市整備課かどうかは分かりませんが，市の担当者が住民に話したと。市の担当者がね。そういう話なんで，市の担当者が間に入っていて，なんで我々に話がないのかなと思ったわけです。それでいろいろ調べましたら，鹿島鉄道では土壌汚染対策法というのがあるので，県のほうに実はこういう土地が土壌汚染をしているので，という届けをしたという話なんですね。そうすると，これは市も当然間に入っているわけだから，分からないわけはないんですよね。市も県も間に入って，平成14年５月29日に公布されて，平成15年２月15日から施行されている法律ですからね。間違いないわけなんですが，そういうことをちゃんと企業は，報告しているわけですよ。それを私は全然市から知らされないで，そこに住んでいる住民の方から話を聞いたと。これはちょっと私も事実関係をよく調べて報告してもらわないと，住民に対して説明ができないんですよね。ひとつお願いします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）先程もありましたように，土地売買に伴うＵＲからの契約に基づく作業を鹿島鉄道が行ったという話をまずお伺いしています。それにつきましては，県のほう
の環境部局に，鹿島鉄道のほうより相談して，その手続きに入っているというふうに，基本的には土壌汚染の所管している県の環境部局との相談のもと，調査並びに計画，基本的に鉛が出てきたというふうに伺っておりまして，その計画，それと除去についての結果報告というものがなされたということで，基本的には環境部局における手続きに基づいて，作業が進められたというふうには，うちのほうは認識しているところでございます。

関口委員）次長，全て分かっていたわけでしょ。今聞くまで言わなかったわけでしょ。聞いたら何でも出てくるわけだ。そうやって鉛があったとか。私は鉛が出たなんて言っていないですよ。油で汚染されている土が出たという話を聞いたので，それを今鉛と言ったから，なんだ全部わかっているんじゃないですか。そうしたら，そういう説明をちゃんとしてくれないと，私は調査をどんどんしなくちゃならなくなってしまうんで，ある程度分かっている範囲だったら，全て言ってもらって，当然隣接の地権者もいるわけですから，そこだけで本当に済むのか。それともこのＢＲＴの先行取得した土地にもあるのか。そういうこともいろいろ考えられるわけですよね。だから，全部分かっていることは言ってもらって，市民にも説明をしないと，この事業は止まってしまいますよ。その説明をちょっとお願いします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）そういう意味で説明につきましては，鹿島鉄道のほうからそういう話を伺っています。それは昨年度来ありました。その手続きにつきましては，環境の手続きに則って作業が進められているということがありましたので，そういう意味では県の環境部局との対応を，まずうちのほうは見守ったという表現でしかないんですが・・・。そういうことでの状況でございます。それに基づいて，鹿島鉄道が全域にわたって調査をして，その結果について先程言ったように鉛が検出されたと。そこについては再度詳しく深度方向，深さ方向も含めて調査をして，除去すべきエリアを特定した上で，その計画をどうするかという話を県との調整の中で計画書を提出しながら，除却の工事に入ったと。除却の工事につきましては県に報告をしたというようなことで，私どものほうも伺っています。それに基づく全ての作業が終わったというふうに，うちのほうも認識していましたので，このエリアについては適切に処理されたというふうに伺っているところでございます。なお且つ，この一連の作業については県のほうから，市の環境部局にはその資料の提供を受けたというようなことまでは，今回の中でお話を伺った段階で確認をしているところでございます。以上です。

関口委員）そうすると６月の定例会で協定書の話が出てきて，この協定書の中にはそういう土壌汚染の時には，事業をやるのは地主がやるんだけど，あの時はＵＲですね。かかった費用は後で市が負担するというふうに書いてあるんですよね。協定書の土壌汚染のところに書いてあるんですけれども，それには関係しないんですか。協定書の中に土壌汚染関係のことが書いてあるんですよね。それを読んで，私なりに解釈をすると，市が最後には負担するようになっているんです。それには触れないんですか，今回の土壌汚染というのは・・・。それをちょっと確認したいんですが・・・。説明をお願いします。

髙野委員長）暫時休憩いたします。

－　休　　　憩　－

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）土壌汚染等の取扱い，甲及び乙，甲につきましては都市再生機構でございます。乙は市です。施行認可時において，各々が所有する土地，仮換地の土地も入れるということで，それぞれの土壌汚染については，甲乙協議の上で調査が必要と認めた場合については，甲乙協議の上で調査対策について，一切の責任を負うものとするということで，基本的にはそれぞれの土地に基づく対応については，それぞれが負うということでの理解でございます。

関口委員）この２項目のほうにあるでしょ。乙は請求を受けた後，速やかに甲に当該費用を支払うものとすると，こう書いてあります。ここまで読まないと，出てこないと思うんですね。私が言っていることは。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）これは便宜的に甲が対策を実施した場合には，乙にかかっている土地についての費用を甲の費用を乙が支払うと。乙の土地に対して，甲が便宜的に対策した場合については，かかった費用は乙の土地なんで求めますということです。常に市が自分の土地で見つかったので，市がやるかという話ではなくて，甲ができるということを書いているというふうに理解しています。

関口委員）そうすると今回の鹿島鉄道の土壌汚染の撤去，先程鉛が出たと言っていましたけど，それの対策を投じた費用というのは，市は払わなくて済むということですね。それでいいんですね。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）今回の鹿島鉄道が作業した内容ですが，これにつきましては都市再生機構が鹿島鉄道から土地を買うために，土地売買上の条件として，鹿島鉄道にお願いした内容でございますので，鹿島鉄道が自ら負担をして調査をして，対策をした上で，土地を都市再生機構に譲り渡したということでございますので，市がそこに入るものはございません。費用負担についても，それは民々の売買上の内容です。

関口委員）次長，私が言っているのは，もうＵＲが買った後の話ですよ。去年の話なんですから。去年の秋に対策をしているわけだから。その前に，２月にもう売買は終わっているわけだからね。だからそれじゃ順序が違うでしょ，言っている説明が。ちゃんと言ってもらわないと，逆に言われてしまうと，それはおかしいですよ。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）話については，売買契約が成り立って，都市再生機構と鹿島鉄道の売買契約が３月に成り立って，土地の受け渡しをするという条件の中に，土壌調査についてが入っていました。だから全額お金を支払っている状態ではなさそうなんですが，ＵＲが鹿島鉄道に対してです。全てが終わった段階で，土地を引き取ったということが，ＵＲ上の話で，契約は確かにその後の作業なんです。そういうふうに伺っています。

関口委員）これはいくら話しても，私も別にいろいろな経過のものをもっているわけではないので，あくまでも言われた話なんで，これ以上は言わないですが，今回16,000㎡買った土地の中に鉛があったのは事実ですよね。今次長は言いましたよね。私は鉛なんて言っていないけど，鉛があったと。それで，その土を撤去したんだけど，私は本当にそれだけで，ほかにもあるんじゃないかと思うわけですよ。一般の人もそう思っています。１か所だけなのか，その辺はもっと調査をして，そういう考えがありますか。それとも，これで終わりにしてしまうのか。今度は市で買ったわけですから，いろいろ調査したほうがいいんじゃないですか，使う前に。その辺の答弁をお願いします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）これからも調査したほうがいいだろうというようなご意見かと思いますが，これからの土壌対策は土壌汚染対策法に基づきまして，3,000㎡以上の土地の形状を行う場合には県のほうに申請するというようなことになっております。そういう中で，県のほうからそういう対策が必要であろうというようなご指導があれば，法に基づいてやるというような形になろうかと思います。今のところ，独自にという形にはなってございません。

関口委員）これは，3,000㎡以上の開発には，県のほうに聞いて，やる，やらないという判断もあるかも知れませんけど，実際に鉛があったわけですから，不安を払拭するためにも，市独自で，幾らも
かからないと思うんです，土地の値段と比べたら。だから調査をして，安全な土地だよと言わないと，これは前にいろいろ賑わいゾーンとか，公共住宅を建てたりという青写真がありましたが，そういうこと，誰も住まなくなってしまうと思いますよ。そういうちゃんと明らかに土壌汚染はないよという明確な指針を出さないと，民間も何も絶対入ってこなくなっちゃいますんで，私としては，市独自で調査をして，皆さんに公表したほうがいいんじゃないかと思いますが，その辺部長考えはありますか。

都市建設部長）独自に調査をしてはどうかということでございます。これにつきましては，市民の安全ということを考えれば，必要な部分はあるかと思いますけれども，この場で私の一存で判断できるものではございませんので，その辺は持ち帰りまして検討させていただくというような形になろうかと思います。ただ私どもがＵＲから譲り受けた土地につきましては，県の指導，あるいは公的なそういう検査機関，そういうものを通して，土壌の入れ替えを行ったというふうに判断してございます。そういう中である程度の安全は確保されているというような認識のもとに購入した土地でございます。この辺は，ご理解お願いしたいと思います。

関口委員）先程次長が答弁していましたが，土壌汚染のことで，今までの経過がありますよね。県に鹿島鉄道がこういうのは，私の土地に土壌汚染があると。跡地に汚染されている土地があるということを県に報告したわけですよね。先程そういう説明があったと思いますが，そういった文書のやり取りとか，県から市にきた調書とか，書類とかがありましたら今日でなくていいんですが，私たちに頂ければと思います。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）一部先程県から市にという話の中では，環境部局の中でのやり取りもあるんですが，その辺は総括的には再度確認をさせてもらいたいと思っています。それと私どものほうでＵＲ，都市再生機構から契約の引き渡しを受けた書類につきましては，今回の場合あれなんですが，一部提供することについては検討させていただきたいと思っています。

関口委員）実は場所もどの辺にあったとか，どのぐらい量をとったとか，そういうことも分かっていないと，これだけなんだけどそれ以上に取ったよとか，だから安心だよというのが必要だと思うんですよ。そういうためにも，そういう書類を見せていただきたいと。そういうことなんですけど，よろしくお願いいたします。

髙野委員長）暫時休憩いたします。

－　休　　　憩　－

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）資料については私のほうから提供させていただきます。以上です。

髙野委員長）この際，委員として私が質疑をしたいので，暫時副委員長と交代いたします。よろしくお願いいたします。

関副委員長）委員長が委員として質疑をする間，副委員長の私のほうで議事を進行させていただきますので，よろしくお願いいたします。

髙野委員長）今鉛という話が出てきましたが，この用地取得と言いますか，この報告事項ですか，今関口委員から，るる質問がございましたけども，執行部は笑って答弁しているような問題ではないんです。分かりますか。これ鉛ですよ。鹿島鉄道は何て書いてあるかと言うと特定有害物と書いているんですよ。特定された有害物であるから，私どもはこれを撤去いたしますよと。それで今どうのこうのと能書を言っているけど，能書の問題ではない。平成22年の夏にこの土は1,200立米移動しているんですよ。その移動している土，これはストックヤードからも入っていますが，建築の残土も入っているんですよ。残土と言いますか，出てくる土ね。それも入れているわけです。ですから執行部は８月の時点で何もかも知っているわけですよ，そうでしょ。それで先程関口委員が言われた近所の人には報告している。ここから有害物が出ているんで，土を入れ替えるんですよと。それで12月８日，これは日にちはっきりしていますけれども，県の環境・保安課から生活環境のほうへ書類が届いているわけじゃないですか。生活環境のほうへ行って「ありますか」と聞いたら，未だに書類は出ていませんけど，県のほうでポンと置いていったから，私らはわかりませんと。でもファイルにはありますよと。こんな鉛とかこういう，それでダンプで150台も運び出しているのに，職員の認識はこんなもんなんですよ。あなた方も一緒なんです。分かりますか。水溜りができたとか，そこに砂が落ちていたとかという問題ではないんです。それで関鉄さんでも5,000万円もお金をかけているそうですよ。5,000万円もかけてこの土を持ち出すというのは，どういうことだか分かるでしょ。私は県へ油のことで行ってきました。本当に油は大丈夫なんですかと。そうしたら県のほうの上の人ですね。名前をちょっと忘れましたけど，その人がこういう駅とかそういうところには鉛が出てくるんですよというようなことを，私に何か帰りにちょっと話してくれたんですよね。鉛ってなんだろうと。それで少しずつ私もいろいろな機関から，聞いたりなんかしている中で，あそこに鉛があって1,200立米も土を出したと。それでもう１つ，６月の議会に議案としてこの土地の取得が提案されてきているわけですよ。その時には，あの土地が汚染されているんだということは分かっているわけでしょ。その後，ＵＲからもあなたたちのところへ今日私がいただいた書類が来ているんですよ。市長も黙り，執行部も黙り，そこに猛毒がありながら，そういったことを何の報告もせずに，駅をつくりたいがために，みんな目をつぶり，優先していくことが事業なんですか，これ。よく考えなさいよ。そこの土は取ったから大丈夫だなんて。石岡の職員は誰が立ち会ったんだ。いないだろ。やはり，ごまかして通っても，怪我がなければいいよ，結果的には。ここへ人が住んだりしたらどうなるんですか。何故，こういうような大事だと言うか，これ惨事ですよ。そういったことを執行部の職員は，どうして報告しないのか。報告するなと言われているんだったら，それでもいいですよ。まず第１点，このことをなぜ報告しないで，現在に至っているのか。これ第１点お伺いします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）土壌汚染については，基本的に先程来ご説明いたしましたように，県のほうの指導のもと，なお且つ都市再生機構の立会いのもと，民々での買収にあたっての土壌汚染についての入替工事につきましては，除却されたという話は確認をしております。そういう認識のもと適切に処理されたということでの理解でございましたので，説明するとか，しないとかということは頭の中にはなかったということでございます。

髙野委員長）それじゃ県の指導を受けたと，今お伺いしたんですが，県のほうでは指導したなんてことは言っていませんよ。こういう書類が届きましたということだけですよ。私も県へ行っているんですよ。そして，こういう書類があるでしょうと。そうしたら，県のほうでは関東鉄道か鹿島鉄道か分からないけど，そこで私たちはここが，ここの土地は汚染されているので，こういうことをしましたとか，これからしますとか，何だかその辺はちょっと分からないんですが，そういう書類を持ってきただけですと。それで結果はどうなんですかと言ったら，結果については，私のところへはまだ来ていませんと。そういう話でしたよ。だから駄目なんですよ，県なんか巻き込んでね，こう言えばいいだろう，こう言えば何とか通っちゃうんだろうじゃなくて，私は県へ行ってきているんです。分かります。私もここでこういうことを言うのには，やはり県まで行って，きちんと話をして，それでまだ結果報告が私のほうへは来ていませんと。私の結果報告はあるんですかと言ったら，来ていませんからと。あと１週間か10日で，うちのほうで鹿島鉄道へ電話をして，結果をうちのほうで取りますということでしたよ。後で名前を教えますよ，その方と十分に話をしてきていますから。だから，生活環境部もそうですが，こういったことを何故報告しないのか。土を入れ替えて，きれいにして，いいものになれば，誰も安心・安全で，それでよろしいかと思うんですよ。土を入れ替えるなとか，鉛を保存しておけなんて言う人はいないですよ。ただ，何故地域の住民にちょっと語ったぐらいで，委員会だってあったんでしょ。その頃，都市建設委員会はなかったんですか，あったでしょ。協定書もそうですよ，うっかり忘れたんですよ。今回は何ですか，わざとですか，知らないふりをしちゃえと。今回は，先程も言ったように水溜りとか，砂じゃないの，有害物質なの。これがトラックで７立米ずつ運ぶと，150台も出ているんですよ。そうでしょ。大掛かりなことですよ。委員会に報告しなくてもいいと思った理由を聞かせてください。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）先程来説明をさせてもらっていますが，手続きについては，先程県のほうの内容と違うというようなお話をされましたが，うちのほうの話としては県のほうの指導のもと，相談のもと，進めるという話を伺っているというのが，私は間接的には聞いていますが，そういう作業の中で進められた作業でございまして，適切にその作業が進んだということで，報告を受けたということでございます。そういう意味での，環境的な作業のルールの中で進められている作業ということでの判断でございましたので，都市建設委員会の中でのご報告ということをしていないという状況でございます。

髙野委員長）八郷で残土の問題で大きく騒いだことがございますけど，あれ有害物質も何もないですよ。残土でしょ，あれ。私はあんまり中身は分かりませんが，そういった中でも，委員会でいろいろ議論されているんでしょ。それが今回は有害物の鉛が含まれていたんです。ダンプ１台じゃないんです。1,200立米です。それでも次長は適切に処理してくれているからいいんだと。それじゃ今後ですね，いろいろなことが起きても，業者等々，また個人が適切に処理をしていれば，行政は介入しないということですね。これからいろいろな問題が出てくると思います。それはそういうふうに解釈してよろしいんですか。それだったら，はっきり述べてください。時には介入し，時には介入しない。そういう問題では市民の方も困るんですよ。我々委員会も段々いらなくなってくるんじゃないかなと。執行部でやっていけばいいんじゃないかと。やはり，報告の義務というのはあるんです。そうですよね。今回市民の方に市報へ載せてくださいよ，あそこに鉛がありましたと。私たちは報告しませんでした。今後についても，こういうような有害物が適切に処理されれば，私たちは報告しませんと。市報へ載せて，できますか，できないでしょ。だから，自分のやっていることを，やっぱりきちんとね，再度言われた時には考えてみないといけないですよ。それは鹿島鉄道に任せているんだとか，何か言ってね，そうでしょ。それで「あそに残土があるから，少しくれてやるよ」みたいな，そんなんじゃないでしょ。私は前回の質問でも，話をしていますけど，きちんとしてみんなで喜べるものをあそこにつくらなければいけないんでしょ，そうじゃないですか。私たちと見識の違いかも知れませんけど，やっぱり報告することは，きちんと報告してもらわないと困る。土地を取得したいがために，反対とかそういうことを恐れて，みんなで黙っちゃおうはないんですよ。膿を出すものは出して，きちっとした形での取得をしていかなくちゃいけないんです。その辺のところをきちんとしていかないと，じゃあ最後の質問になりますから，生活環境ではこういうものが来たのは分からなかったと言っていますよね。これ都市建設部ではＵＲから来た書類ございますよね。これはきちんと市長にあげていますか。お伺いします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）内容についてはお話していますが，書類そのものについては，まだ回覧はしておりません。

髙野委員長）そういういいあんばいなことを言っているからおかしいんだよ。分かりますか。ただ鉛の塊が落ちていたんじゃないでしょ。汚染土壌と言っているんだよ。分かるかね。未だに市長に書類を渡していないと。石岡の公文書は市長のところへいくのに何か月かかるんだよ。お伺いします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）今のご意見も含めまして，早急に対応させていただきます。

髙野委員長）本当のことを言いなさいよ。いっているんでしょ。市長は見ていないんですか。生活環境のほうにきているのは12月８日に県からきているんですよ。

関副委員長）暫時休憩いたします。

－　休　　　憩　－

関副委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。

髙野委員長）だから私は市長に話しているんだったら話している，市長をかばう気持ちは分かる。ただ，そんなんじゃ町はよくならないよ。今の話を聞いていて，市長のところには，まだいっていませんと。私らに追求されているんでしょ，書類出しなさいと。その書類の最終的な決裁は誰なんですか。次長ですか。次長だったら，すぐに出せたじゃないですか。それがもう幾日経っているんですか。市長の決裁が必要なんでしょ。誰の決裁でこれを出しているんですか。最終的な決裁は誰なんですか。やっぱり，これからもそうだけど，公害とかそういったことは，本当に大変な問題ですよ。市長のことをかばって，頑張ってやりなさいよ。それでいいですよ。あと，完全に除去されているとか，そういうふうに言っていますけど，これは百年の計ですよ，分かりますか。私らが子どもの頃は，ＳＬが走っていたんだよ。これは大正からの問題なんですよ。100年も油とか，そういったものを垂れ流しというか，こぼしてしまうんでしょうけど，そういうことできた中で，それではどうなんだと。河川の汚染，周囲の水田，それと霞ヶ浦の一番河口のところの堆積土，それと周囲の環境として周りの水質の問題があるでしょ。それはいいんですか，あそこの土だけで。これは環境の問題に入っていってしまうけど，やっぱり１つのこと，一を一で終わらせないでしょ，こと環境においては。だから，知り得たら，すぐに動かなければいけないんです。何とか隠してしまおうと思ってファイルの下のほうへ入れておいたんだ。本当にまだ次長のところはいいですが，生活環境へ行ってみなさい。県でいつ持ってきて，どこへ置いていったか分からないと。ファイルを開けてみたら，ありましたと。そんな人，もう辞めなよ。やっぱり市民も一生懸命働いて，税金を払って，皆さんにいい石岡をつくってもらおうとしているんです。だから皆さんも，いい事と悪い事，これは分けていかないと。私が言っていることは悪いというなら，それでいいんですよ。ただだけども皆さんが知り得ることは嘘をつかないで，だって市長が決裁しているんですよ。市長は知っているでしょ。これはまだ市長は知りませんと言っても・・・。だけどこんな大事なことは，市長にすぐに知らせたほうがいいですよ。市長は忘れっぽいんだから，うっかりしちゃうんだから。どうですか，今後，本当にこの土壌汚染の問題ね，関鉄さんがやったからという問題じゃないのね。やっぱり石岡市の市民が納得するようにやってもらいたいんですよ。建設が始まる前にね，そうでしょ。財団法人がやったから，企業団がやったから，それでいいと言っていますよね。市民が企業団なんか信用しなかったら，どうするんですか。石岡市がやらなければ駄目でしょうよ，人任せじゃ。もしかしたら，その企業団とＵＲは結託しているかも知れませんよ。そんなことないと思いますが，やはり市民が納得できるものを，納得できる形にしていただきたい。次長どうしますか，今後，生活環境と一緒になって，きちんとした対策をとりますか。私は周辺の住民から，農地を耕作して水をあげている方々，そういった人を含めて，周辺全部をきちんとして欲しいんですよ。お金をかけろと言っているんじゃないんです。サンプルだったら，サンプルを採って，それで皆さんを安心させられる，それが行政なんですよ。あなたたちは個人の企業に勤めているわけじゃないんです。これどうですか次長，市長に早急に報告するのと，そういったことを生活環境と併せて，進めるお考えはありますか。100％企業団を信用しますか。ご答弁ください。

都市建設部長）高野委員長のご意見の報告を含めまして，市長のほうには口頭での内容について説明はやってございますが，書類そのものについての報告はしていないということで，池田のほうから話がありまして，私としても事業を進める中で，今後迅速な対応をしていきたいというふうに考えております。今後のことにつきましても，生活環境との連携というものが必要になってくるかと思います。その辺につきましては，この場で明確なご答弁ができないのが，ちょっと残念でございますけれども，その辺につきましては，持ち帰りまして担当部局との調整等を行って参りたいと思いますので，よろしくお願いしたいと思います。

髙野委員長）やっぱりいつも忘れ，忘れで，遅れ，遅れでは困るんですよね。それで最後にお伺いしますが，こういった書類等々，これ地域の住民の方にもきちんと開示してあげないといけないと思うんですよ。住んでいる方に，ここには鉛で汚染された土がありました。でも今きれいに取りましたから大丈夫ですと。そうですよね。あそこへは，今市長は保育所をつくると言っていますけど，鉛で汚染された，土を取ったといえ，そうでしょ。そこへ分かっていて，そういうことを言っている人ありますか。あなた方が早く報告していれば，市長はああいう答弁をしなかったかも知れませんよ。それで今聞いて，12月にきたものがまだ市長のところまであがっていないとすると，書類がね。これは都市建設部ではないですが，半年も市長のところに届かないでいるんですよ。私はそういう堕落している職員，部長を含め，早くお辞めになっていただきたい。市民が本当に皆さんにお願いしている心が通じないですよ。だから土浦の環境・保安課でもいち早く出してくれたんでしょう，石岡へ。関鉄さんからきたから。それが係長で止まったのか，課長で止まったのか知りませんが，未だに届いていないということになると，これは過失で済まされないので，そういう職員の方は本当に，辞めろとは言いませんが，職員としては不適切だなというふうに私は感じます。次長が言っていることが本当の答弁だとすると，やはりこれからもそういったいろいろなことが事業をやっている中で出てくるかと思います。しかしながら，そういったことは市長・副市長には速やかに，もうその日のうちですよ。私はこんなでたらめな行政だとは思わなかったです。これが事実だとすればね。県の人は，県に帰って，県のために働かれたほうがいいと思いますよ。これは私の失言でもなんでもない。私の率直なる自分の今の気持ちです。またこの件につきましては，一応議会もすぐございますので，議会の中でしっかりとやっていきたいというふうに思いますので，答弁は要りません。以上で終わります。

関副委員長）それでは，委員長と交代いたします。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

大槻委員）私は，平成15年２月４日付けですが，これは環境省から茨城県知事宛に，このようなものがきているんですが，知事から今度は各市長に届いているかと思うんですが，こういった土壌汚染対策法の施行についてということで，こういったものがきていながら，これは分かっていたわけですよね。これを分かっていながら全然説明もなく，あの土地を取得したなんていうのは，とんでもないことですよ。これ分かっているんですか。ちょっと説明してくださいよ。

都市建設部長）今回の土地の取得に当たりまして，土壌汚染対策法が絡んでいるということは，明らかでございますけれども，この細かい本当の，私は専門家ではありませんので，その辺のある程度の市が取得する内容についての把握しかしてございませんが，土壌汚染対策法そのものは，非常に広範囲な部分でございます。そういう中で，把握している部分というのは一部でございますが，こういう法律があるということは承知しているところでございます。

大槻委員）まず，こういったものは，平成15年２月４日付けできているんですから，これを見過ごして取得したというのは，これは私は問題ではないかと思うんですよ。私は，９月の定例議会でまた質問したいと思いますので，この件については細かくご説明をよろしくお願いいたします。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕
　
髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。
　委員の皆様には，過日実施いたしました当委員会の行政視察の報告がございますので，そのままご着席をお願いいたします。執行部におかれましては，ご退席いただいて結構です。大変ご苦労様でございました。暫時休憩いたします。
　
－　執行部退席　－
　
髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。次に，委員派遣による所管事務管外調査報告書についてを議題といたします。去る７月12日から14日にわたり実施いたしました，当委員会の行政視察につきましては，大変ご苦労様でございました。委員の皆様方のご協力によりまして，大変有意義な視察ができたものと考えております。つきましては，お手元に配付いたしましたとおり報告書を作成いたしましたので，ご覧おき願いたいと思います。それでは，視察を振り返りまして，何かご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。
　
〔「なし」との声〕
　
髙野委員長）ないようですので，今回視察いたしました案件につきまして，参考となる点については，今後の委員会活動の中で反映できればと考えておりますので，よろしくお願いいたします。
　以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。