第７回委員会　（１２月９日）
出席委員	高野要委員長，関昭副委員長，前島守雅委員，山口晟委員，関口忠男委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田　耕），都市建設部次長兼建築住宅指導課長（前島　晃），都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長（池田　久），都市建設部参事兼下水道課長（立川芳男）都市計画課長（舟橋　伸），道路建設課長（福田嘉夫），道路建設課副参事（嶋田行正）
議会事務局	庶務議事課係長（飯田英男）

髙野委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。初めに，委員長より各委員にご報告申し上げます。９月30日の当委員会におきまして，開会直後に委員から，石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置について，事前に当委員会に何ら調整もなく一方的に設置したことは都市建設委員会の調査権・審査権を著しく侵害するものであり，断じて容認できないため，都市建設委員会は，これに強く抗議し，委員会における調査・審査の一切を拒否すべきであるとの意見が出され，各委員からご意見をお伺いしたところ，都市建設委員会での審議を拒否すべきとの意見が多数を占めたことから，９月30日の委員会は付託案件の審議をせずに閉会したところであります。その後，今期定例会の開催にあたり，磯部議長から数回にわたりまして，私のほうに都市建設委員会を開催してもらいたいとの要請がございました。その際に，私といたしましては，委員会は開催いたしますが，議案等について審議をするかしないかは，各委員さんとも協議をしなければいけないのでとの返答をいたしたところでございます。以上のような経過となっているわけでありますが，今後の当委員会の進め方について，ご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関副委員長）今日は天の神様も悲しんで，午前中は雪も降らせましたが，私はこの悲しみの中，今回の議長から付託された案件の審査及び調査については拒否すべきであるというふうに考えております。その理由でありますけれども，ただ今委員長から説明がありましたとおり，９月30日以降，何ら議会として反省することもなく，この駅周辺整備の特別委員会を継続しているということについては，我々としては断じて許せないという気持ちには変わりはないわけでありまして，何ら状況が変わらない中で，この委員会を開き，そして審査し調査することについては，私は断固反対をいたします。もし開かれるならば，私は退席をしたいと思います。以上です。

山口委員）ただ今，委員長又副委員長のほうから，これまでの都市建設委員会の問題と今日の会議の問題について今お話がありましたが，やはり私，この前の時も，本会議の中で大多数を占めて特別委員会が出来たと。これ特別委員会というのは，都市建設委員会でなくて，都市建設委員会は都市建設委員会でやっていただいて，この駅前のことのこれからの石岡市をどうするかという考えなので，都市建設委員会の部分ではなくて，駅前だけの部分で特別委員会をつくったわけですよね。それで大多数でそれが決まったと。その後の都市建設委員会として，それなりの自分たちの都市建設委員会の部署を向こうに話がなかったという話ですが，さんざん議会の中でも審議をして，委員会でも審議して，そして本会議で皆さんの中であれは決まったんであって，この都市建設委員会は議長から付託されたものは，私はこれは審議していくべきだと思います。そして特に東日本大震災があった後，これからどんどん事業がのっかっていきますので，それなりの仕事を都市建設委員会でやっていかなければならないんですよ。駅前は駅前の特別委員会でやっていく。これは，ここではやっぱり都市建設委員会では，審議するべきだと私は思っております。

関口委員）今関副委員長と山口委員から，それぞれ意見が出たんですが，私は駅周辺整備対策特別委員会の委員になっておりまして，先日行われましたこの特別委員会に出席してまいりました。そして，その中で池田駅周辺整備推進室長に諸々と説明を受けたんですが，何ら都市建設委員会の時の状況と変わりはないんですよね。そういった中で経済部長又企画部長も出席しておりましたが，これも何の説明もなかったと。これは駅周辺整備対策特別委員会を開くときには，どうしても都市建設だけでは出来ないことが多いから，経済部と企画部を入れるためにも特別委員会を設置するんだという話で出来た委員会であるにもかかわらず，何ら我々が都市建設委員会で審議してきた以上の説明はなく，時期尚早ではないかなと。この委員会をつくるのは，時期尚早ではないかと言ったところ，その意見は受け入れられなかったわけですが，私はその考えは変わってはいないんですが，今回の都市建設委員会，陳情が３件出ているんですよ。これは現地を見て判断をしないと，どうしても審議できないことなんで，私は出来ればこのまま委員会を開いて現地を見ていただいて，執行部に対していろいろ意見を言っていきたいなと思っておりますので，何とかこの陳情の部分だけでも審議に入れていただきたいと思っております。以上です。

前島委員）各委員の方からいろいろな話が出たわけでありますが，これは私も特別委員会を設置するときにはですね，こういういろいろな問題が当然出ると想定をして出した方は対応をしているわけでありますから，当然我々はこのことに対しては，自分たちの考え，自分たちの信条を通さざるを得ないということで，私は関副委員長の意見に賛成であります。

大槻委員）私もですね，先程関口委員からも出ましたが，駅周辺整備対策特別委員会がということですが，話を聞いたところ何ら審議をしていないということですので，今回のこの都市建設委員会を開くことは私は反対です。

山口委員）確かに，この前のときに大した審議はないということでありますけど，今大災害があって，これから駅東の土地を，いろいろもめましたが，説明不足だったということで，執行部が謝って，買っているわけですよ。これからこの買った土地なんかも，検討していかなければならないし，どういうものを建てるかも検討していかなければならないので，やっぱりこれは都市建設委員会だけでは，難しい面もあるので，やはりあれはあれでつくっていったわけですから，こちらは今度はそれ以外のことで真剣に都市建設として検討していくべきだと思うんで，やっぱりこれは，まだ始まったばかりですから，いろんな意見をこれから検討するんですから，そのことは別にして，都市建設委員会としてどうするかということを考えたときには，やはりこれは真剣に協議していかなかったならば，石岡市は本当に取り残されてしまいますよ。こういうことをやっていたら，市民はどんなふうに見るか。与党・野党の争いとか，個人的な感情と見られるのが，もう一番先にそれがあります。やっぱりこれはちゃんとやっていくべきです。

髙野委員長）皆さんから意見をいただきましたが，意見を集約することもありまして，暫時休憩いたします。

―　休　　　憩　―

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。休憩中に再度意見を集約いたしたところ，審議をすべきでないとの意見が多数を占めている状況でありますので，よって本日の委員会は，以上で閉会いたします。なお，今期定例会会期中に委員会を開催できる状況になった場合には，各委員並びに執行部にご通知申し上げますので，その際はよろしくお願いいたします。