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髙野委員長）ただ今から都市建設委員会を開会いたします。 〔「委員長」と呼ぶ者あり〕 関副委員長）都市建設委員会の開催に反対します。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 関副委員長）私の反対理由を申し上げます。この都市建設委員会は，これまで駅周辺整備の特別委員会がつくられた時から，我々はそれに抗議をして，都市建設委員会を開かずにこれまでやってまいりました。今の時点で，それは何ら事情は変わっていないというのが状況だろうと思うんです。それで，この時点で開くという理由はないと。それならば，これまで開かなかった理由は何だったのかということで問われると思うんです。職員の中にも，何で今さら開くんだという笑いが聞こえてくるし，一般の市民からも理解できないんではないかということで，私は反対をし，またこれまでも私は前の前島議長の時にもそうでありましたが，最後まで筋を通してきたつもりであります。今回についても，その筋を曲げるというわけにはまいりません。従いまして，私は現在の状況で都市建設委員会を開催することには反対します。もし開催されるならば，私は退席します。 髙野委員長）今，関副委員長から反対だという意見が出ております。先ほどの休憩中に各委員のお話を聞いたところであります。そういった中では，皆様は進めて欲しいというふうに私は判断しております。私も昨年９月の第３回定例会から，今日に至るまで諸般の事情，これは関副委員長と全く同じでございます。不本意な形での特別委員会がつくられたということで，私も関副委員長と共に，反対してきたところでございますが，やはり，これを結論が出るまでどうなのかというと，私はそこにもまたこの反対以上の大きな問題が出てくるんじゃないかと，私は考えて，今回もうこれ以上市民に迷惑をかけない，市民で笑っている人，職員で笑っている人という話がありましたが，ここは皆さんにお願いをして，自分の鋭意決断のもとに，今回委員会は開きたいと。そして，陳情，そういった所管の調査，また執行部が抱えている問題に私どもも応えていかなければならないと。私はそのように判断したところでございます。また今回の委員会を開くにあたって，私は特別委員会を許したわけでもなく，特別委員会はどこまでいってもおかしいという自分の考えは，ひとつも変わっておりません。しかしながら，やはりこれを１年，２年と，昔私がやっていたときに，１年も議会を空転させたときがございます。果たして，それが市民の望むところかと。このときは結果が出ましたけれども，しかしながら我々が委員として選任されている以上，鋭意決断というのは必要であると，私は考えておりますので，委員の皆様方にご理解をいただきたいと。それで今日，私はこの委員会を開きますということで，ご理解賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 関副委員長）付け加えておきますが，私の副委員長解任をよろしくお願いいたします。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 〔関副委員長退席〕 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 今，副委員長から，副委員長辞任の旨のお話がございました。ここで即にということも出来ませんので，今日は審議する案件が多々ございますので，委員長の判断で進めさせていただきます。 それでは，これより審査を行います。本日の審査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，付託案件説明のため，出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに，お諮りいたします。本日の議題であります陳情第16，陳情第18及び陳情第19につきましては，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。先ほど関 昭副委員長から，副委員長職の辞任願が提出されました。副委員長辞任の件につきまして，直ちに日程に追加し，議題とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認めます。それでは，副委員長辞任の件を議題といたします。お諮りいたします。関 昭副委員長の副委員長職の辞任を許可することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認めます。よって，関 昭委員の副委員長職の辞任を許可することに決しました。次に，副委員長が欠員となりましたので，直ちに副委員長の互選を行います。互選はいかなる方法で行いますか。お諮りいたします。 〔「委員長一任」との声〕 髙野委員長）委員長一任の声がありますので，これより委員長において，副委員長を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，委員長において副委員長を指名いたします。副委員長に関口忠男委員を指名いたします。お諮りいたします。ただ今指名いたしましたとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 それでは，あらためまして，議案第14号・平成23年度石岡市一般会計補正予算（第８号）のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第17号・平成23年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第４号），議案第18号・平成23年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第４号）の計３件を一括して議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。 都市計画課長）議案第14号・平成23年度 石岡市一般会計補正予算（第８号）のうち，都市計画課が所管するものにつきましてご説明申し上げます。お手元の補正予算書の６ページをご覧ください。繰越明許費でございます。一番上の欄にございます，款の８土木費，項の４都市計画費のうち，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業で６億7,950万8,000円を繰越すものでございます。繰越しとなりました主な理由でございますが，委託料では，八郷・新治線の環境調査が継続して行われており，年度をまたぐ形となったことに加え，トンネル防災設備工事の設計におきまして，交通及び消防施設の管理者との協議に時間を要したためでございます。また，工事費，用地費及び補償費につきましては，相続等により，用地の取得及び工作物補償の契約に時間を要するため，繰越すものでございます。続きまして，補正予算の歳入でございます。38ページ及び39ページをご覧ください。38ページの下から３番目，目の７土木費県補助金，節の２道路橋りょう費補助金の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業補助金で107万円を減額しております。これは，合併特例債道路６路線に対する県補助金が，事業実績額から国庫補助金と特例債分を除いた市負担分の10分の７の額を，それぞれの償還年数で割った額に，特例債の償還実績額の21％の額を加えて交付されるもので，本年度の県補助金の確定により，減額補正するものでございます。なお，事業費となります歳出の補正はございません。次に，その下になります。節の３都市計画費補助金の都市計画基礎調査補助金でございます。これは，県内の土地利用状況を把握するために，県から２分の１の補助を受け，各市町村が概ね５年に１回実施するもので，都市計画基礎調査業務委託の実績に基づきまして224万8,000円を減額するものでございます。続きまして，歳出でございます。52ページをご覧ください。上から２番目にございます目の１都市計画総務費のうち，53ページの都市計画一般経費で印刷製本費230万円を減額してございます。これは，八郷都市計画区域におけます特定用途制限地域の決定などにより，都市計画図の修正が必要となりますが，この修正図作成が平成24年度となる見込みであることから減額するものでございます。また，その下の都市計画基礎調査委託料440万円の減額でございますが，歳入でもご説明いたしましたが，都市計画基礎調査業務委託の入札で差金が生じましたので，これを減額し，合わせまして，都市計画一般経費で670万円を減額するものでございます。以上が都市計画課に関するものでございます。 都市建設部参事兼下水道課長）議案第17号・平成23年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第４号）についてご説明いたします。16ページをお開き願います。初めに歳入歳出予算の補正で，歳入歳出それぞれ1,471万9,000円を増額し，予算総額を30億2,934万1,000円とするものです。内容については事項別明細書でご説明いたします。歳出でございます。92，93ページです。中段の目３流域下水道事業費の流域下水道事業負担金1,471万9,000円につきましては，流域下水道事業にかかる建設負担金であります。この建設負担金は霞ヶ浦流域下水道事務所の水処理施設増設に伴う第７系列の工事であります。次に，戻りまして19ページの繰越明許費ございます。流域関連公共下水道災害復旧費ほか記載のとおり７事業ございまして，総額５億8,827万9,000円ございます。主にそれぞれ管きょ，それから現在設計業務を３業者に委託をしております。その部分の繰越し，それからポンプ場の改築工事，これは除砂施設，砂を取り除く施設等の繰越明許をお願いするものです。主な繰越理由といたしましては，管きょに関しましては，交通規制に関して道路管理者との協議や地元調整，ポンプ場におきましては工法検討及び機種選択に不測の日数を要したためでございまして，９月末完成を予定しております。また流域下水道事業の繰越しは，県の事業である霞ヶ浦湖北流域下水道建設事業の工事において繰越しが生じたためによるものです。続きまして，議案第18号・平成23年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第４号）についてご説明いたします。21ページでございます。初めに，歳入歳出予算の補正で歳入歳出それぞれ8,213万6,000円を減額し，予算総額を４億2,678万5,000円とするものでございます。内容については事項別明細書でご説明いたします。104，105ページをお開き願いたいと思います。歳出でございますが，目２農業集落排水事業維持費，災害復旧費でございます。8,213万6,000円の減ですが，当初管路復旧に対しまして，テレビカメラの調査を行わず目視によるマンホール内の滞水状況から被災状況を判断しましたが，国土交通省の管路復旧判定基準を準用し再検討した結果，復旧延長が短くなったこと，ポンプ場の設備復旧は最小限度の改修で済んだこと等による事業費の減少に伴う減額補正を計上したものでございます。次に戻りまして，24ページの繰越明許費でございます。農業集落排水事業災害復旧費及び恋瀬地区整備事業で総額3,257万6,000円の繰越明許をお願いするものであります。繰越理由といたしましては，鹿の子四丁目の災害復旧につきましては，農業集落排水工事の発注を完了しておりますが，道路建設課発注の地盤滑り止め工事完了後に施工を予定しておりますので，繰越しをお願いするものでございます。また恋瀬地区につきましては道路管理者，水道移設協議，岩の発掘などに不測の日数を要したためでございまして，６月末を完成予定としております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）建築住宅指導課所管の補正につきましてご説明申し上げます。補正予算書の46，47ページをお開き願いたいと思います。中段の民生費，災害救助費の建物借上料1,699万8,000円の減額でございます。この予算は，大震災における避難者の仮設住宅として民間住宅を借換えた家賃の借上料でございます。９月の補正予算で借上料2,136万円を計上し議決を頂いたところですが，最終的に今年度は，東北３県の７世帯と茨城県民９世帯，内訳は市内８世帯と小美玉市１世帯です。これら合計16世帯の住宅を現在借上げてございまして，当初38世帯を見込んでいましたので，その差額分を減額いたしました。次に50，51ページをお開き願います。中下段の土木費，建築指導費，木の住まい助成事業250万円の減額でございます。この事業は，新規事業でございまして市内在住者又は市外からの転入者で子育て世帯を対象として市内の設計者及び市内の工務店による新築・改築等による建築費の一部を補助するものでございます。当初10件を予算計上しておりましたが，最終的に５件の申請がありましたので，その差額分を減額いたしました。次にその下の木造住宅耐震改修促進事業507万円の減額でございます。内訳としまして，木造住宅耐震診断士派遣業務委託料７万円の減及び木造住宅耐震改修補助金500万円の減でございます。この事業は，耐震化率の向上を目的としまして耐震診断と補強工事に対する補助事業でございます。耐震診断士の派遣につきましては，８件の実施がございました。次に52，53ページをお願いしたいと思います。中段の土木費，住宅管理費，賃貸住宅ストック事業の賃貸住宅ストック活用事業補助金278万6,000円の減でございます。この補助金は，ストック事業の認定をしております14ＳＹビルにおける家賃補助について当初予算20戸を予定しておりましたが，現在14戸入居しておりまして，その差額を減額いたしました。次にその下の市営住宅長寿命化改修事業の住宅修繕工事1,895万円の減でございます。これは，公営住宅等長寿命化計画に基づきまして池の台団地５号棟，６号棟，９号棟の改修工事です。設計のコスト縮減及び請負差額分を減額いたしました。以上でございます。 道路建設課長）議案第14号・平成23年度石岡市一般会計補正予算（第８号）のうち，道路建設課所管となる部分について，ご説明いたします。まず歳入でございますが，お手元の資料の36，37ページの一番下の表をご覧いただきます。国庫負担金の中段に明記されております道路橋りょう施設災害復旧費負担金でございますが2,094万7,000円の減額補正となっております。これにつきましては，昨年の大震災により被害を受けた箇所のうち13件について災害補助を対象として見込んでおりましたが，採択基準等に満たないものや災害査定によります減額査定によりまして，国庫負担金の歳入が見込めなくなったため，減額するものでございます。次に歳出でございますが，資料56，57ページの上から３段目の表をご覧いただきます。道路橋りょう施設災害復旧費といたしまして4,602万円の増額補正を計上しております。こちらにつきましては，まず測量・設計委託料について748万円を減額しておりますが，こちらは入札差金と担当課での直接調査設計によりまして，不用となった金額を減額するものです。また，市道復旧工事費については5,350万円の追加補正を計上しておりますが，内訳といたしましては昨年３月11日の大震災により，地滑り等の被害が最も甚大でございました鹿の子地区におきまして，地盤改良工事等の安全対策を含む復旧工事費用が5,250万円，また府中地区の排水路復旧工事の追加工事分100万円となっておりまして，全体で4,602万円の補正計上をお願いするものでございます。次に繰越明許費でございますが，資料５ページ第３表の下から５段目をご覧いただきます。まず，土木費，道路橋りょう費の中の地方道路等整備事業9,812万5,000円でございますが，内訳としましては，工事費が震災箇所の復旧工事を優先したことによりまして，高浜地区の恋瀬川左岸堤道路改良工事の発注が遅れ，適正工期の確保ができないことから6,682万5,000円を翌年度へ，また用地補償費については，東ノ辻地区の道路改良事業におきまして道路線形等の見直しに伴いまして，用地面積及び補償費が変更となることから2,500万円を翌年度へ，また委託料については，県道紅葉線の交差点改良協議に時間を要していることなどから630万円を翌年度へ繰越すものです。次に，一般市道整備事業の2,160万9,000円でございますが，内訳といたしましては，工事費が同じく，震災の復旧工事を優先したことにより，三村地区の排水整備工事等の発注が遅れました。それにより，適正工期が確保できないことから1,276万2,000円を翌年度へ，また委託料については，昨年12月補正によります豪雨対策のための測量設計委託料でございまして，同じく適正工期が確保できないことから600万円を，また，用地費については，境界確認が不調となったために284万7,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。次に，交通安全施設整備事業の514万5,000円でございますが，こちらは工事費のみで，同じく震災の復旧工事を優先したことにより，旭台地区の歩道改修工事等の発注が遅れたために，適正工期が確保できないことから，翌年度へ繰り越すものです。次に，橋りょう維持費の827万4,000円でございますが，こちらは，橋りょうの長寿命化修繕計画策定に必要となります橋の点検調査委託料となります。本年度は常磐高速自動車道に架かっております９橋と園部川等に架かっておりますほか４橋の，合わせて13橋の調査を実施することになっておりましたが，こちらもまた，震災やその後の余震等の影響で修繕・補修工事等の対応に追われたことや，常磐道を管理しておりますＮＥＸＣＯ，東日本高速道路株式会社との協議・調整に時間を要し，発注が遅れているために，適正な工期が確保できないことから翌年度へ繰越すものでございます。最後に，６ページの中段をご覧いただきます。道路橋りょう施設災害復旧費の6,497万3,000円でございますが，内訳としましては，先ほど歳出補正でもご説明いたしましたが，昨年３月の大震災により，地滑り等の被害が甚大であった鹿の子地区について，地盤改良等の安全対策を含む復旧工事費5,250万円。それと府中一丁目地区の排水路復旧工事費360万円，それと昨年12月末に発注しております同じく総社二丁目の道路復旧工事第48号887万2,500円について，同じく適正な工期が確保できないことから，翌年度へ繰越すものでございます。以上が，道路建設課所管となる補正予算の内容でございます。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。 関口副委員長）補正予算書の53ページの賃貸住宅ストック事業，これは御幸通りにあるＳＹビルの建物だけなんですか。ほかにもあるんですか。そこだけの事業なんですか。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）現在ストック事業の対象として契約しておりますのは，ＳＹビル１件のみです。 関口副委員長）そうすると23年度278万6,000円の減額ということですが，今年度予定した分は入らなかったということですよね。条件は厳しいんですかね。場所的にはいいところだと思うんですが・・・。どういう事業なのか，内容を教えていただきたいと思います。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）ストック事業につきましては，中心市街地活性化の関連事業でありまして，民間の賃貸住宅を借上げまして，その中で中心市街地の活性化を図っているわけですが，入居資格といたしましては，子育て世帯，高齢者世帯，身障者世帯というような方々を対象としております。 関口副委員長）あそこは大変場所もいいところで，つくりもいいので，金額も結構高いと思いますが，幾らぐらいで入れるんですか。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）今現在入っているところの家賃については，５万5,000円から６万8,000円のところの家賃となっております。 関口副委員長）補助はないんですか。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）補助はやはり収入によって違ってくるわけなんですが，家賃の補助としては，３万1,000円から３万7,000円の間の補助で，収入によって違ってきますが，ほぼその家賃でやっております。 関口副委員長）これは24年度も継続して実施する事業ですか。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）24年度も引き続きやる予定でおります。 山口委員）５ページの繰越明許の件ですが，８番，一般市道整備事業，2,160万9,000円，これはどこの場所ですか。 髙野委員長）山口委員，説明は先ほどなされているということなんですが・・・。それではもう一度。 道路建設課長）先ほどもご説明をしておりますけれども，１本目は三村地区の排水路整備工事，水内の地区です。３月８日に無事発注をしたところでございますが，年度内には間に合いませんので，繰越しをしたところでございます。それからもう１つが委託料でございますが，これは昨年の12月補正によります豪雨対策によります測量設計委託でございまして，荒金地内ほか，丁度川村運送さんのところでございますが，そちらの測量設計を委託しております。そちらが主な繰越しの内容でございます。 山口委員）そうしますと今御前山の道路ですが，昨日舗装は終わったんてすが，そのあとのは・・・。 髙野委員長）山口委員に申し上げます。ただ今の件につきましては，その他の件で時間を取りますので，その際にお願いいたします。 髙野委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第14号・平成23年度石岡市一般会計補正予算（第８号）のうち，当委員会の所管に係る部分，議案第17号・平成23年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第４号），議案第18号・平成23年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第４号）の計３件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は，いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，陳情第16・三村大原地区内の側溝整備及び道路補修に関する陳情を議題といたします。なお，陳情趣旨・陳情事項については，お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 前島委員）陳情第16については，願意は妥当であると思います。それは，当然側溝が未整備のために，雨が降れば宅地のほうに流れてしまうということです。あそこは実際に非常に勾配が緩いと言いますか，そういう関係で，なかなか排水がうまくいかないということと，流末がなかなかないという部分で，これについては，どういう方法があるのか，溜池がいいのか，実際に延長を長いところまでもっていくことがいいのかということについては議論する余地があると思います。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。ほかに発言はございませんか。 関口副委員長）私も願意妥当だと思いますが，先ほど前島委員からもありましたように，勾配もとれないので，多分難しい工事だと思うんですけどね，以前からどうにかしてくれということがあったみたいですので，何とか，昔と違って，今はいろいろなやり方があると思うので，その辺の調査をして，何とか早急に手を打っていただきたいと思います。 山口委員）執行部では，設計がいろいろあると思うんですけど，見た感じではどのように考えていますか。 道路建設課長）この大原地区については，お手元に資料を配付してございますが，陳情を受けまして，私どもで事前に状況を調査してまいりました。青く染めてある部分が排水ルート案ということで，お示しをさせていただきましたけれども，ご覧のとおり現況の道路の高さを見ても，50センチメートルから70センチメートルの中だるみをしているのが，見受けられると思います。そうなりますと自然勾配での排水計画は非常に難しい状況になってまいりますので，整備するということになれば可変式の側溝等を整備することになると思いますが，今後につきましては，雨水排水対策のための勾配がとれるのかどうかも含めて，また流末までの勾配が間違いなく確保できるのかどうかという点についても，詳しく現地の調査測量を行いまして，整備に向けての検討を行ってまいりたいと考えております。 髙野委員長）私も現地を視察させていただきまして，非常に難しい，今の技術からいけば難しいという言葉は，不適切かも知れませんが，道路工事としては，流末がどこだか分からないような道路なので，附帯工事を付けていただければ願意は妥当であると私も考えております。 ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で審査を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第16・三村大原地区内の側溝整備及び道路補修に関する陳情を採決いたします。お諮りいたします。本陳情については，その趣旨，願意を妥当と認め，採択すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今，採択すべきものと決しました陳情第16につきましては，執行機関に送付し，その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが，これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，陳情第18・道路側溝と排水路の改善に関する陳情を議題といたします。なお，陳情趣旨・陳情事項については，お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。 先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 前島委員）陳情第18につきましては，１つには実際に現地を見てまいりまして，確かにＵ字溝が小さいとか，勾配があまりないので，大雨が降ったときに溢れてしまうということは当然分かります。排水をしていく上で，１つの課題としては，現在出来ている側溝が共有地であるというふうに，今現地でお伺いしたわけでありますから，その共有地について，どのような対応でやっていくのか。私は，そこについては買収をしないと，なかなか排水路ですから，将来貸さないと言われたときに，どうしようもないという問題が出ますので，このことについてまず答えていただきたいと思います。 道路建設課長）今前島委員からお話がございましたが，流末が３名の共有地になってございます。そのため，工事にあたっては買収をして整備をしていきたいと考えております。また一部路面等の老朽化も見られますので，十分に調査測量をした結果を踏まえて，整備を考えてまいりたいと思います。 前島委員）今課長から答弁があったように，そのようにやっていただければと思います。願意は妥当であります。 大槻委員）私は今現地を見てきたんですが，前島委員からもありました共有地になっている側溝の場所なんですが，入替えるということなんですが，その上の部分の側溝もありますよね。横にある道路沿いの・・・。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 大槻委員）この横の部分ですね，側溝が見た感じ，非常に小さいですので，これを是非とも入替えということでお願いしたいと思います。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で審査を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第18・道路側溝と排水路の改善に関する陳情を採決いたします。お諮りいたします。本陳情については，その趣旨，願意を妥当と認め，採択すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今，採択すべきものと決しました陳情第18につきましては，執行機関に送付し，その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが，これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，陳情第19・道路側溝（Ｕ字溝）の伏せ替えに関する陳情を議題といたします。なお，陳情趣旨・陳情事項については，お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 関口副委員長）陳情第19について，現地を先ほど見まして，確かに相当古いＵ字溝なんですね。蓋もかなり傷んでいました。それで道路を改良するたびに高くなっていったのか，側溝と段差が付いていました。やっぱりあれでは道路として危険だと思うんです。当然出入りしたり何かするのに・・・。調査をして整備をするべきだと思います。当然願意は妥当だと思います。それと，これは平成12年に採択されて，今までやらなかったと。その頃はそんなに傷んでいなかったんですか。その頃は県道から市道になったばかりなんですか。何年に市道になったんですか。 道路建設課長）こちらの旧道，県道につきましては，平成３年に市道として認定されております。平成９年５月に県から正式に引継ぎを行った経緯がございます。現地をご覧になってもお分かりになりますとおり，左右の側溝の高さが違いますので，一概に側溝をかさ上げする，あるいは道路を下げるということが，今の段階でははっきりと申し上げられませんので，今後十分に調査測量を行って，整備に向けての計画を検討してまいりたいと考えております。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で審査を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第19・道路側溝（Ｕ字溝）の伏せ替えに関する陳情を採決いたします。お諮りいたします。本陳情については，その趣旨，願意を妥当と認め，採択すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今，採択すべきものと決しました陳情第19につきましては，執行機関に送付し，その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが，これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 以上で本委員会に付託されておりました案件の審査は，終了いたしたわけでありますが，これらにかかる委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，所管事務の調査といたしまして，初めに，都市建設部の事務執行状況についてを議題といたします。平成23年度予算の執行状況，入札の実施状況，災害復旧工事の進捗状況を調査項目といたしまして，報告書を提出していただいております。この報告書につきまして，各課ごとに要点を取りまとめて説明願います。 都市計画課長）都市計画課に関します，平成23年度の予算執行及び入札実施状況並びに東日本大震災復旧工事の進捗状況について，ご報告いたします。資料１，平成23年度予算執行及び入札実施状況調書の１ページ目をご覧ください。１番上の都市計画一般経費でございますが，予算の執行状況は，予算額1,341万6,000円に対しまして892万5,000円を執行し，執行率は66.5％でございます。また，その下にございます合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の現年度分につきましては，貝地・高浜線が予算額900万円に対し，執行額が703万5,000円で，執行率は78.17％となっております。以下，合併特例債道路５路線の執行状況につきましては，表に記載のとおりでございます。続きまして２ページをご覧いただきたいと思います。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の繰越明許分でございます。村上六軒線は，予算額3,366万4,000円に対しまして1,221万6,840円を執行し，執行率は36.29％となっており，残る４路線につきましては，100％の執行率でございます。次に，公園維持管理経費でございます。予算額3,916万7,000円に対しまして，執行額2,714万4,600円で，執行率は69.3％でございます。また，次の駐車場特別会計は，予算額249万円に対しまして，221万1,500円を執行し，執行率は88.82％でございます。公園施設災害復旧費につきましては，予算額905万円に対し，886万6,200円を執行し，執行率は97.97％で工事がすべて完了しております。なお，入札の実施状況でございますが，12月以降，３月１日現在までに入札は行っておりません。続きまして，都市計画課が所管します東日本大震災の復旧工事について，３月１日現在の進捗状況をご報告申し上げます。資料２，東日本大震災復旧工事進捗状況の１ページをお開き願いたいと思います。都市計画課が所管します，都市公園の災害復旧工事は，石岡ステーションパーク，せせらぎパーク，柏原池公園及びフローラル西公園の４施設で，全ての復旧工事が完了いたしております。以上でございます。 都市建設部参事兼下水道課長）下水道課の平成23年度の予算執行状況についてご説明をいたします。３ページをお開き願います。初めに，流域関連公共下水道整備事業（石岡地区）でございます。下水道課は数が多いものですから，執行率の発表にさせていただきたいと思います。まず補助・管きょでございます。90.2％でございます。補助・ポンプ場でございます。60.2％でございます。それから単独・管きょでございます。80.6％でございます。次に雨水の単独事業でございまして，86.0％の執行率となっております。続きまして，公共下水道整備事業費（八郷地区）でございます。補助事業でございまして，80.9％の執行率でございます。単独事業は75.7％の執行率でございます。続きまして，農業集落排水事業建設費でございます。石岡西部でございます。100％の執行率でございます。関川地区でございます。99.6％の執行率でございます。出し山地区でございます。54.0％の執行率でございます。恋瀬地区に関しましては，96.2％の執行率でございます。続きまして，次のページの５ページになります。入札の実施状況になりますが，記載のとおりでございまして，12月から３月１日現在までの入札状況でございます。続きまして，東日本大震災復旧工事進捗状況についてご説明をさせていただきたいと思います。下水道課は２ページになります。初めに，石岡地区流域関連公共下水道災害復旧費でございますが，これにつきましては執行率が38.3％でございます。続きまして，八郷地区公共下水道災害復旧費でございまして，77.6％の執行率でございます。出し山地区の農業集落排水災害復旧費でございますが，25.1％でございます。それから関川地区農業集落排水災害復旧費でございまして，37.3％でございます。続きまして，石岡西部地区の農業集落排水災害復旧費でございますが，28.1％の執行率でございます。東成井第１・第２地区の農業集落排水災害復旧費でございますが，こちらはどちらも100％でございます。それから，恋瀬地区の農業集落排水災害復旧費につきましても100％でございます。以上が下水道課からの報告です。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）それでは資料１の６ページをご覧いただきたいと思います。建築住宅指導課の予算執行状況についてご報告いたします。木の住まい助成事業ほか５事業，全部で６事業でございますが，執行率は概ね完了しております。続きまして，入札につきましては，12月１日から２月29日現在は，入札は実施しておりません。続きまして，資料２をご覧いただきたいと思います。東日本大震災復旧工事進捗状況について，３ページでございます。建築住宅指導課におきましては，大砂南住宅を含めまして４団地が災害の対象になりました。いずれも国費分については完了しております。全部の執行率につきましては，89.8％でございます。 道路建設課長）道路建設課の予算の執行状況でございますが，資料１の７ページになります。まず現年度分でございます。道路維持経費は91.2％の執行率でございます。以下，地方道路等整備事業，一般市道整備事業（単独），交通安全施設整備事業，排水路整備事業，道路橋りょう施設災害復旧費については，記載のとおりの執行率となっております。続きまして，８ページの繰越明許でございますが，道路維持経費は99.5％の執行率となっております。以下，地方道路等整備事業，一般市道整備事業（単独），交通安全施設整備事業，排水路整備事業，道路橋りょう施設災害復旧費については，記載のとおりの執行状況となっております。続きまして，９ページで入札の実施状況でございます。10件の入札を行ってございます。次に，資料２の東日本大震災災害復旧工事の進捗状況でございます。４ページの上段になります。石岡地区の市道と八郷地区の市道，それぞれ執行をしてございまして，執行率は石岡地区が88.1％，八郷地区が100％でございまして，合計で92.2％の執行率でございます。旧石岡地区につきましては，先ほども申し上げましたが，総社地区と鹿の子四丁目地区の復旧工事が残っておりますので，このような執行状況となっております。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 関口副委員長）農業集落排水事業の石岡西部地区の工事費，予算額と契約額が一緒で100％になっていますが，これは補正で訂正しているんですか。なんで工事費が100％になるのかなと思いまして，この説明をお願いいたします。 都市建設部参事兼下水道課長）この工事費に関しましては，家庭内の桝の設置ということで，金額的に小さい部分がありまして，見積もりをいただいたところ，たまたま予算額と合ったということでございます。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 前島委員）都市計画課のほうで駅前・東ノ辻線の執行率が28.87％となっていますが，現在家屋の移転はどれくらい進捗しているんですか。200メートルの中で。 都市計画課長）駅前・東ノ辻線の進捗状況でございますが，現在手元にある数字で，平成22年度末の数字でございますが，地権者の方が32名いらっしゃいまして，現在８名の方に契約をいただいております。用地の筆数は31筆ありまして，その内９筆が契約済でございます。用地関係・補償関係の進捗率からいきますと実績として22年度末で43％になってございます。 前島委員）今説明をいただきまして，全体では43％ということですが，実際問題として地権者が32人がいる中で８名しか契約が結ばれていないと。実際，それ以外の方については，どのように今推移しているのか。ちょっと聞き取れなかったんですが，31筆あって９筆が契約済みなのか，９筆が残っているのか，ちょっと聞こえなかったので，もう一度お願いします。 都市計画課長）筆数からいきますと，31筆のうち９筆，あくまでも22年度末の数字でございまして，今年度大分進んでおりまして，用地については，ある程度見込めるような状態になっております。 前島委員）今課長が言ったように進んでいれば，進んでいるように言ってもらっていいんだよね。22年度の話をしているわけじゃないんだから，進捗状況をお聞きしているんだから。そうすると確認しますと，当初の予定であります200メートル区間につきましては，計画通りに完成するということで理解してよろしいですか。 都市計画課長）そのように努力していきたいと思っております。 都市建設部長）ただ今課長が説明しましたけれども，その中で，地権者ということで，借地の方の部分も入っておりますので，土地だけの地権者は22名でございます。その内，つい最近１名，大きな方から契約をいただきまして，手前の方ですが，こちらご了解をいただけましたので，現在９名ということで，残分として13名の方が残っている状況でございます。今までの交渉の中で，この13名については，24年度に概ね了解が得られるというようなことでございます。そういう中で24年度進めていくというような段取りで，今進めているところでございます。以上でございます。 関口副委員長）駅前・東ノ辻線なんですが，東口から市役所に行く通りまでは出来ていますよね。そこから計画では200メートルいくわけですよね。その最初の入口のところに，会社みたいな，測量会社かな，あの土地をもう契約したわけですか。その土地なのか，お聞きします。 都市建設部長）今おっしゃられたとおり，市役所の通りからの入口に大きな土地をもっている方がいらっしゃいまして，そこの会社のところ一体の土地の了解を得られたということでございます。 関口副委員長）私はあそこを通っていて，工場だか倉庫だか分りませんが，１回壊しましたよね。解体したんですよね。それで撤去したのかなと思ったら，またいつの間にか建ってしまったんですが・・・。あれは契約してあるから，いつでも道路をやる時には撤去するということですか。それとも計画に入っていない場所なんですか。その辺もお聞きいたします。 都市建設部長）移転になったところは，道路敷きになるので，別な方の・・・。 都市計画課長）ただ今測量会社というお話がございましたが，既に契約を済ませ，移転をいたしまして，道路敷地外に新たに建ったものでございます。 関口副委員長）了解いたしました。 大槻委員）私はですね，美野里・八郷線なんですが，これの執行率が51.99％ということなんですが，あと何名ぐらい地権者が残っているんですか。 都市計画課長）22年度末の数字でご報告させていただきますが，美野里・八郷線につきましては，地権者の方が58名いらっしゃいまして，うち44名の方にご協力を既にいただいている状況でございます。 大槻委員）残っている方の中で難しい方はいらっしゃいますか。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 大槻委員）今虫食い状態の場所がありますが，その場所は引き続き出来るということでしょうか。 都市計画課長）委員ご指摘のとおり，現在３工区に分けて工事を施工しておりますが，間があいている部分がございます。その部分につきましても，用地のご協力をいただいておりますので，順次整備を進めてまいりたいと考えております。 大槻委員）今度は，羽鳥・竹之内線と言うんですか，園部中学校の通り，県道ですが，先日行きまして，この美野里・八郷線から排水ということで，細い排水路を通じて落とすということなんですが，これは私も現地を見に行ったんですが，到底小さなＵ字溝が入っているんですが・・・。 髙野委員長）大槻委員に申し上げます。ただ今の議題からちょっと外れておりますので，この件につきましては，その他の件でお伺いしていただきたいと思います。ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については，以上で終結いたします。 次に，被災住宅復興支援事業（利子補給）についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）それでは資料３をご覧いただきたいと思います。被災住宅復興支援事業（利子補給）についてご説明いたします。予算額は，211万5,000円でございます。事業の目的でございますが，被災者生活再建支援金制度の補完を目的としまして，被災者が金融機関等から借入金を利用して自己用住宅の復旧，補修等を行う場合に利子補給額を補助することで負担軽減を図ることを目的としています。さらに，住宅復旧に伴い宅地復旧工事が必要となる場合には，利子補給額の加算により，更なる負担軽減を図ることを目的としているところです。次に，事業の内容でございますが，利子補給対象者につきましては，被災者生活再建支援金制度における大規模半壊・半壊・一部損壊の被災者で，金融機関等からの借入金を利用して自己用住宅の復旧を行う方を対象としており，補完を目的として，被災者が金融機関等から借入金を利用して自己用住宅の補修等を行う場合に利子補給額を補助することにより被災者の負担軽減を図ることとしております。内容につきましては事業年度は平成24，25年度，利子補給期間は５年間であります。利子補給率は１％であります。利子補給期間の融資限度額は640万円であります。また，宅地復旧工事を伴う場合には390万円を加算し1,030万円が限度となります。なお，この補給率および限度額につきましては，住宅金融支援機構，旧住宅金融公庫の災害復興住宅融資を基本としております。また，全壊等の建物を解体し，新たに改築した場合，利子は無利子となっておりますので，今回は対象外となっております。それで，この事業につきましては，24年度の新規事業でございます。以上でございます。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については，以上で終結いたします。 次に，石岡小美玉スマートインターチェンジの開通に伴う指定路線区域の指定についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。 都市建設部次長兼建築住宅指導課長）それでは資料４をご覧いただきたいと思います。石岡小美玉スマートインターチェンジの開通に伴う指定路線区域の指定についてご説明いたします。指定路線区域とは，市街化調整区域内で，一定の条件を満たす路線または区域を市長が指定することにより，大規模な流通業務施設や倉庫の立地が可能となる許可基準でございます。根拠法令としましては，都市計画法第34条第14号に基づきまして，枠の中に書いてありますように都道府県知事が開発審査会の議を経て，開発区域の周辺における市街化を促進するおそれがなく，かつ，市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認める開発行為ということで，根拠法令があります。条件としましては，２として指定路線区域の認定条件，①と②がございます。①としましてはインターチェンジ，スマートインターチェンジを含む周辺に係るもの，区域ですね，これが別紙に書いてありますカラー刷りのものになります。アクセス道路と一般道路の交差部から半径１キロメートル以内であること。インターの出入口から１キロメートル以内ということで，全面道路の幅員が９メートル以上かつ幅員が９メートル以上のままインターチェンジまで直結していることということで，今回新たに追加する指定路線としまして，図面の中で色刷りのところのインターの出入り口から村上六軒線までの路線が対象となります。路線名につきましては，市道Ａ２４８４号線で，距離につきましては0.97キロメートルです。始点としては，スマートインターの出入口交差部から終点は県道石岡筑西線，村上六軒線の交差部までとなります。指定日につきましては，平成24年の４月１日となります。その他②としましては，４車線以上の道路に係るものということで，下の枠に既に指定路線済みの路線ということで，村上六軒線が対象になります。距離としては，5.58キロメートルです。これは，始点が国道６号の交差部，ジャスコ石岡店交差部から，終点が市道Ａ１３９６号線の交差部，ミニストップ村上店の交差部までの調整区域の部分が対象となります。これは昭和62年の４月１日に指定されています。参考としまして，主な許可基準として，この路線の立地条件としましては，予定敷地が指定路線に面していることと。建物が建てられる要件といたしましては，流通業務施設とか，倉庫業の用に供する倉庫等であることが要件となります。つくば物流もこの要件で村上六軒線に立地しております。また敷地面積につきましては，0.3ヘクタール以上５ヘクタール未満ということが条件としては，許可条件の基準となっております。以上が今回の指定路線区域の指定についての説明でございます。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については，以上で終結いたします。 次に，都市公園の廃止及び設置についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。 都市計画課長）都市計画課が所管いたします都市公園の廃止及び設置につきまして，ご報告申し上げます。資料５をご覧いただきたいと思います。駅周辺整備事業の実施に伴いまして，その整備エリア内となります，都市公園，名称が石岡ステーションパーク北側公園，所在，国府一丁目1848番９，面積1,156.76平方メートルを平成24年１月31日付けで廃止しまして，新たに，都市公園といたしまして，名称，南台第１緑地公園，所在，南台一丁目36番，面積1,180平方メートルを平成24年3月1日付けで設置いたしましたので，ご報告申し上げます。以上でございます。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 関口副委員長）廃止と設置ということですが，当然理由があると思います。なぜ廃止しなければならないのか。当然，駅周辺整備の事業のためかなと思いますが，その辺の説明をお願いいたします。これは，やっぱり１つは置かなければいけないということなんですか。この都市公園というのは。 都市計画課長）都市公園でございますが，面積が減りますと地方交付税の交付措置等に影響が出てくるということ，それと都市公園法の中にみだりに廃止してはならないということがございます。条件の中で，都市計画事業が施行される場合とか，あるいは廃止される都市公園に代わる都市公園が設置された場合という項目がございまして，そういう状況で新たに設置したものでございます。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については，以上で終結いたします。 次に，景観計画策定に伴う景観行政団体への移行についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。 都市計画課長）景観計画の策定に伴う景観行政団体への移行について，ご報告申し上げます。資料６をご覧いただきたいと思います。当市では，景観計画の策定にあたりまして，平成24年３月20日付けで，景観行政団体に移行いたします。景観行政団体と申しますのは，景観法に基づいて，景観行政を行う行政機関であり，これまでは，茨城県がその役割を果たしてきたものでございます。景観行政団体になることで，景観法に基づいた区域に，景観計画を定めることが可能となり，また景観計画区域に指定された区域では，建築や建設など，景観にかかわる開発を行う場合に，設計や施工方法などを景観行政団体に届け出る義務が生じます。市の景観計画では，市の全域を対象に，建築物や工作物の高さや，面積，色彩など，比較的緩やかな届出行為とし，特に良好な景観形成を図る地域では，その特性に見合った，適切な範囲の届出行為を定め，先導的な景観形成地区として，指定したいと考えております。現在，朝日トンネルの坑口付近となります，朝日地区につきまして先導的な景観形成地区として，指定したいと考えており，２月23日に朝日里山学校におきまして，地元説明会を開催したところでございます。２ページ目をお開き願います。また，これに合わせまして，八郷都市計画区域に，特定用途制限地域の決定を予定しております。八郷都市計画区域は，柿岡地区の用途地域，国定公園や自然公園，自然環境保全地域又は農振農用地区域や保安林，砂防指定地域などを除いて，非線引きであるため，住環境を阻害するおそれのある建築物を規制することができる，特定用途制限地域の決定を行い，自然景観保全地区及び田園居住地区として決定したいと考えております。八郷都市計画の全域を対象としまして，風営法に該当するものや，3,000平方メートルを超える大規模な店舗，パチンコ店や場外馬券場などの規制を予定しております。次に，４ページをご覧いただきたいと思います。先導的な景観形成地区として，指定を予定しております，朝日地区やフラワーパークまでの県道沿線及びふるさと農道の根小屋地区までの沿線を自然景観保全地区として，建築物等の用途を規制し，また，柿岡地区を除く，残りの区域を田園居住地区として，やや緩やかな規制にしたいと考えております。続きまして，３ページをご覧ください。柿岡地区の用途地域の変更でございますが，現在，柿岡地区には，６種類の用途地域があり，住居専用地域では，住宅以外に建物を建てることができません。また，それ以外の周辺地域は，用途地域の指定がないために極端な格差が生じております。これらを適正に緩和し，住宅以外の店舗等が建築可能な用途に見直し，また県道石岡筑西線の沿線や，八郷総合支所周辺に，中規模の店舗や事務所の立地が可能となるよう，用途地域を６種類から３種類に変更したいと考えております。恐れ入ります，もう一度４ページをご覧ください。今後のスケジュールでございますが，４月18日と19日に，八郷地区と石岡地区に分けまして，それぞれ景観計画と八郷都市計画区域におけます，特定用途制限地域の決定及び柿岡地区の用途地域の変更について，住民説明会を開催する予定でございます。その後，５月に素案の閲覧や公聴会を開催し，６月に都市計画案の縦覧を行いまして，７月に都市計画審議会にお諮りする予定でございます。また，景観条例や特定用途制限地域に関する条例等の制定が必要となりますので，９月に条例案を議会に上程し，ご審議をいただきまして，11月を目途に，景観計画の告示と条例の施行を予定しているところでございます。以上でございます。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 前島委員）田園居住地区で，上の自然景観保全地区と違って，規制される用途がホテルまたは旅館というのが，ここに入っていないんですが，これはどういうふうに理解すればよろしいですか。 都市計画課長）自然景観保全地区と言いますのは，景観を大事にしたい地域でございまして，規制がややきつくなっております。柿岡地区を除くそれ以外のところは，緩くということで，規制すべき 特定建築等の用途ということで概要が入っておりますが，田園居住地区については，緩くなっているという内容でございます。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については，以上で終結いたします。 次に，その他の件といたしまして，何かございましたら，挙手によりお願いいたします。 山口委員）先ほどの道路の件ですが，水内のところと御前山のところは，次は何月頃の予定になりますか。 道路建設課長）24年度につきましては，まだ決まっておりませんので，箇所付け等を含めまして， 十分予算の調整を行いながら，計画をしてまいりたいと考えております。 山口委員）御前山のところ，23年度のところは昨日舗装が終わりまして，ありがとうございました。24年度も続けてやっていただきたいというのが，地元の要望なんで，なるべくそのように順序を踏まえてよろしくお願いいたします。 大槻委員）私は先ほどの美野里・八郷線なんですが，常磐線の羽鳥駅のほうから向かいまして，園部地区の間に狭い排水があるんですが，この美野里・八郷線の一部の排水ですね，雨水ですね，雨水が集中してここに落ちてくるということで，地元でも非常に心配しているわけなんですが，この件についてどのようにするのかお尋ねをしたいんですが。 都市計画課長）委員さんご指摘のとおり，美野里・八郷線の流末として県道を横断する水路に接続しているということがございますが，断面そのものは計算上は，路面水位をはけるだけの大きさのものがあるという判断のもとに大きさを決めております。ただ集中豪雨等で雨が降った場合に，地元の方が心配するということも，当然考えられるとは思いますが，その横断が県道でございます。竹之内・羽鳥停車場線という県道の横断でございますので，県に関係するお話ですので，その点は県へお願いする形になるのかなと考えております。 大槻委員）ただ今のご説明によれば，通常の雨であればはけきれるということですが，今現在，ちょっとした雨でも，ここは非常に県道がですね，県道を横断しているんですが，上りと下りのほうがちょっと坂になっておりまして，そこに集中してきているわけなんですよ。ここだけじゃないんですね。集中してきているんです。ですから，あそこに繋げるとすると，これはとんでもないことができるんですよ。ですから，これは何とかして欲しいということなんです。これは地元からの要望なんです。間違いなく，あれから落ちてくれば，通常の雨でも，あの辺は水浸しになるんじゃないかというお話なんです。これは，何としてでも県のほうにも都市計画課のほうで，よくお話をしてもらいたいと思います。 髙野委員長）今大槻委員から出た件については，県道ということが課長からありましたが，今の大槻委員の趣旨をよく理解されたと思いますので，県のほうに早急にお話しいただきたいと思います。 前島委員）千代田・石岡６号バイパスのアクセス道路ということで，有料道路から平和橋までくる道路があるわけですよね。それについて有料道路から，今は無料になりましたが，スタンドとその後ろの境界の問題とか，いろいろな諸問題があって，なかなか進まないということを聞いているんですが，その辺はどのように県の土木事務所から聞いているのか。あと両サイドに盛土していますよね。６号から500メートルぐらいのところの部分に，あれはどのような工事になるのかお尋ねいたします。 道路建設課長）前島委員のご質問でございますが，丁度あの区間につきましては，公図と現況のズレがありまして，なかなか境界の同意が得られていないという状況にございます。市も県の土木事務所と一緒に何度か立会い等を行いましたが，依然として同意が得られないという状況にございますので，今後とも引き続き土木事務所と協力いたしまして，同意を求めていきたいと思っております。また工事についても用地が買えないと進捗が図れないということなので，大変苦慮しているところでございますので，こちらにつきましても鋭意努力していきたいと思っております。 前島委員）努力していただいていることはわかりますので，大変でもよろしくお願いしたいと思います。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。 次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し，閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。 | ||||||||||||
