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平成24年度 議会運営委員会
徳増委員長)ただ今から議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付いたしております協議案件書のとおりでございます。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。最初に議会だよりの発行についてを議題といたします。事務局に説明を求めます。 庶務議事課長)お手元の市議会だより第38号をご覧いただきたいと思います。今回の議会だよりは,主に平成24年第4回定例会の内容を広報するもので,全体で12ページでございます。表紙でございますが,主な掲載内容の目次を掲載してございます。 次に,2ページから3ページには定例会における議案の内容とその審議結果,さらに第1回定例会の日程を掲載しております。次に,4ページから9ページにかけましては,一般質問を質問順に掲載しております。この掲載は,ご本人に質問項目を選んでいただいたものを掲載してございます。内容の集約につきましては,事務局において,質問と答弁を勘案したなかで作成させていただいたところでございます。なお,10・11ページの議案質疑につきましても,一般質問と同様でございます。各常任委員会の活動内容につきましては11・12ページに掲載いたしてございます。 さらに12ページには,第4回定例会において審査されました請願及び陳情について,審査結果等を掲載してございます。 以上が,今回編集いたしました市議会だよりの内容でございます。なお,当該市議会だよりでございますが,3月1日号の広報いしおかに折り込みまして,各区長さんに配付され,2月下旬には市民の皆様にお届けするという予定でございます。よろしくお願いいたします。 徳増委員長)ただ今,事務局から説明のございました市議会だよりの発行についてでございますが,ご意見等がございましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)発言なしと認めます。それでは,お手元の市議会だよりのとおり,発行することでご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,事務局から発言を求められておりますのでこれを許します。 庶務議事課長)第1回定例会に提出予定の議会費にかかわる補正予算についてご説明を申し上げます。年度末が近付き,平成24年度決算見込みが固まってまいりましたので,不用額等が見込まれる費目につきまして,財政課に減額補正をお願いしたところでございますのでご報告申し上げます。 議員活動運営経費に関しましては,報償費として議員研修会講師謝礼10万円を予定しておりましたが,本年度は取手市にお邪魔しまして議会基本条例関係の説明を受けたこともあり,講師謝礼が発生いたしませんでした。このため,講師謝礼10万円を減額補正いたしたいと思います。 次に旅費でございますが,駅周辺整備対策特別委員会に関わる視察旅費経費及び各常任委員会の残金として228万8,000円を減額補正いたしたいと思います。 次に費用弁償でございます。駅周辺整備対策特別委員会に関わる費用弁償及び各常任委員会等の今後の会議等を勘案した中で,113万9,000円を減額補正いたしたいと思います。 ほかに,車等借上料10万円,会議等参加負担金10万円を減額補正いたしたいと考えております。以上,議員活動運営経費につきましては,372万7,000円を減額いたしたいと考えております。 次に事務局経費でございますが,旅費としまして46万3,000円を減額補正いたしたいと思います。こちらは,駅周辺整備特別対策事業分及び常任委員会視察を終えたところから,今後の支出見込みを除いた金額を減額するものでございます。議会費合計では419万円の減額補正を財政課に提出いたしたところでございます。 以上でございます。 徳増委員長)ただ今,事務局から第1回定例会に提出予定の議会費にかかわる補正予算について説明がございました。質問等ございましたらお願いいたします。 岡野委員)質問ではないんですけど,この予算額の見通しがついたので,減額の補正をしてくるということは,私は極めて重要なことだと思うというのは,議会費のようにですね,外の所も,3月にいらなくなったというか,見通しがついたものについて減額をすればですね,決算の時に不用額が減ることになる。これをやらない,やらなくてそのまま放置しておくとわけのわからない不用額がいっぱい出てくると。だからこれはやっぱり,外の部署でもですね,減額補正を徹底させると3月に。3月には大体わかるわけですから,それを徹底すればわけのわからない不用額が少なくなって,はっきりした形で決算書が出来上がるということでございますので,ここで議会事務局に言うというのも可笑しいんですが,私としては,監査委員さんも居ることですから。徹底させてほしいと,3月に減額,要らなくなったものを減額補正することが大事ではないかと思っております。以上私の意見でございます。 徳増委員長)総務企画委員会の中でもね,意見として出したらいかがでしょうね。よろしくお願いいたします。ほかに発言なしと認めます。次に,議長から発言を求められておりますのでこれを許します。 磯部議長)おはようございます。私からは,2点ほど会派でご検討いただきたい件がございます。まず,1点目ですが,毎回,前回もあったわけでございますが,会議における不適切な発言があった場合の取扱いについてであります。現在は,不適切な発言があった場合には,発言者本人の申出によりまして,発言の取消しについて会議に諮っているところですが,この時,不適切な発言部分を説明いたしますと,何度も不適切な言葉を使用することになるため,具体的な説明をしていないところですが,そのため,どの部分が不適切だったのかよくわからないという,前回ご指摘をいただきました。このようなことから,他市議会の取扱いを調査いたしましたところ,発言取消しを申し出た議員が,取消したい言葉を具体的に記載した文書を,議長に提出し,議長がこの写しを各議員に配布する形で,「配布文書の通り発言を取り消すことにご異議ありませんか」と諮っている市議会がございます。このような形が議事進行上も分かりやすいのではないかとか思ったところです。そこでこの件について,各会派でご協議をいただきたいと思います。 なお,不適切な言葉や単語については,私たち自身の知識不足の点を踏まえ,事務局にですね,参考資料を各議員に配布するよう指示したところでございますので,資料を見ていただき役立てていただければと思っているところですので,よろしくお願いいたします。 次に2点目ですが,会議の欠席・0早退・遅刻・離席等について,過日,皆さんもご覧いただいたように朝日新聞において,取手市議会の状況が新聞報道された件がございました。残念ながら当市議会においても皆無ではありません。子供たちが無断で学校を休んだり,授業時間中なのに出てこなかったりすれば,指導を受けるのと同じように,議会は,検証機関であり糺す側でありますので,議員としての行動を市民に説明ができるように,自らを律する必要があると思います。自ら襟を正すという観点から,第1回定例会に向けまして,各会派内で会議に臨む議員の姿勢について,再認識をいただきますようお願い申しあげます。身勝手な理由による欠席は論外ですが,離席等がどの程度までは許されるのか,これ以上はペナルティーの対象ではないかという基準についても議論を深めていただければ幸いでございます。念のため,申し上げますが,これは議会改革ではございません。守らなければならない議員倫理・資質についてでありますので,各会派において整理をいただければと思っております。過日の皆さんの積極的なご意見の中で「議会最優先」という言葉,非常に最もなことで,これで進めるならば議会を最優先にしなければならないと。各自に倫理的なものを厳守していただきたいということで,お守りいただければよろしいのでありますが,何度も同じような状況を繰り返した時にそれをどこまで容認するか,その辺についてもですね,議論を交わしていただければと思っております。当然病院に行く場合は別ですからね。これは身体上の問題ですから。そういうことを論外にしてね,プライベートなこととか。参考までに申し上げますと,議会最優先とした時に,例えば1例を挙げるならば,お葬式ができたとき,1親等,2親等まではいいだろうと。しかし3親等,それ以上,親戚,町内会,そういう時に,議会を抜けて葬儀に行くことはどこまで許したらいのか,そういう問題も重ねてですね議論をいただければと,なお,これ細かく決めてね,それがペナルティーの対象云々じゃなくて,一定のラインを明確にしておかないとですね,個人の判断によりますと,判断基準が違った場合にはですね,やはり均等化が図れない部分もあろうかと思いますので,その辺も含めたご議論をしていただければと思っております。なお,会派という事をお話させていただきましたが,今日は議運でございますので,会派の代表である皆さんが議論をしていただく事も,結論は会派でもって取り決めていただいても,一定のご意見などを委員長のほうで集約していただければと思っておりますので,よろしくご審議のほどをお願いします。以上です。 徳増委員長)ただ今,議長から,会派持ち帰りでご検討いただきたいということで,不適切発言の取消しについては,今後文書をもって議長に願い出ることにしたいとの提案がなされました。 2点目としまして,会議における欠席・早退・遅刻・離席について,他市議会の様子が新聞報道された事を踏まえて,私ども市議会でも皆無ではないということで,注意喚起をいただきました。各会派で,会議に臨む姿勢を十分協議,確認いただきたいとのことでございますので,よろしくお願いいたします。ただ,これ,会派の中で話し合ってここに持ち帰りますね,一番問題なのは会派に入っていない方にどのように周知徹底するかということまで考えなければいけないと思うんですね。議運で決めたことをどういう形で周知徹底させるかということを議長にご検討いただきたいと思います。ここで決めたことが周知徹底できない部分ですよね。今までも散々論議してきたことで個人の資質にかかわることで,こんなこと決めるのは本当は恥ずかしいことなんですけども。この前,議会最優先という言葉がずいぶん飛び交いましたのでね。一定のルールを決めないといけないとは思いましたけれども周知徹底の部分でご検討いただきたいと思います。 それともう一つ,先ほどの発言取消しの部分なんですけれども,じゃあ私はこの前,訂正をお願いしたんですね。訂正の場合はどのようにしたらいいかということなんですけれども。発言取消しばかりでなく文言を変えて言うと。発言のその部分を取消してしまうと前後が分からなくなるということがありますのでね,質問者としての意思を通す場合には文言を変えるということが必要だと思うんですね。じゃあ,文言を変えた時,変える時にはやはり申出書を提出するのか,それともこういう言葉に変えていただきたいと口頭で言うのか,その辺のところはいかがでしょうね。これは不適切発言と文言を変えるのは又ちょっと違うのかなと思うんですけれども。 磯部議長)ただ今の件ですが,用紙で出していただく時にですね,例えばですよ「○○○判を押しちゃ,おかしいんじゃないか」という,これが差別用語になり,そういう部分ね,それは取消していただきたいと。こうこう,こういう風に変えていただきたいということにすれば,その問題はクリアできるかなと,自分は,皆さんのご意見聴いていただきたいと思うんですが,そこなんです。それと先ほどの1点目の無会派の方に周知徹底をどのように図っていくかという,これは,個人個人の議員としての倫理観を持ってもらえればいいんですが,次忘れてしまうという形もあるかと思いますんで,この議運で決めて,無会派の方でご出席をいただいていない方には事務局のほうから,こういうことだということで,文書で出すというのはいかがかと。過日の取手市の問題ですが,その後,議長会で取手の議長とお会いしまして,新聞に載った次の日からは一切それがなくなったというんですね。やればできるんだなあという思いがしたんですがね。じゃあ,新聞に載る前に直せば出なかったのにねと,そうなんだよと。まあ冗談半分にもそういう話をしましたが,ですからその辺をね,徹底していただくのには無会派の方で出てこない方にはそういう形で周知を図るというのも一つの対案かなと思うんですが,事務局の都合もあるでしょうし,その辺は,皆さんでご協議をいただきたいと思います。 徳増委員長)事務局としては,文書で残ることが一番いい形だと思うんですね。形に残るのが,ただ議会のことなので,議員のことなので事務局としては,ああしろ,こうしろというのは多分言いにくいんじゃないかなあと思うんですね。だからその時に,全員集まっていただいてね,議長の方から言っていただくとか,ええ,これ本当に,こんなことを議論することは恥ずかしいんですけれども,再三申し上げるように。でも,こう話し合った後,離席が多いわけですよね。だから議長が仰るのも無理がないわけで,自覚が足りないんですけれども,今,議長から提案があったように事務局からというのは,そんなことを言うことをいう人はいないでしょうけども,事務局から言われる筋合いではないという言葉が出かねないので,むしろ,議長にはご迷惑をおかけしますけども,ちょっと集まっていただいて,議会のある日にでも,こういうこと決まったからという事で,全員に集まっていただいて,無会派の方全員じゃないんですよね。極々一部なんですけれども,ご説明願えたらと思います。そのようにお願いできませんか。 磯部議長)今,委員長から,そういうご提案がございましたので,議長として議会の在り方についてする,ただ,一定のラインを決めておきませんと,議長も何年かに代わったり,あるいは改選が有るたびに新しい議長さんが誕生するわけですね。その辺は負荷を軽くする意味でも,明確にしておかないと,それと再犯を繰り返す場合のね,ペナルティーの問題ね,これ人権の問題もありますし,個人の尊重も有りますし,難しいとは思うんですが。一定のそういうものを決めないルールというのは,またやはり,崩壊するという大きな要因にもなるかと思うんですね。その辺をどういうふうに今後,協議していくか,対応していくかということを,やはり議運に出ていらしゃる委員さんの意見等を集約していただいて。方向性を見出せればと。私としては別に,2回目はこうだ,3回目はこうだという素案は持ち合わせてはおりません。皆様のご意見のもとにですね,議長の立場で通達をするという程度の考えでございますので,是非ご協議をいただければと思います。以上です。 徳増委員長)先ほど提案の有りましたように,欠席の際の,例えば仏事の事とか,そういうのは全部会派で話し合いまして,ペナルティーにつきましても,ここで各会派持ち寄って,ご報告して,そこで決まったことを全員に議長の方からこのように決まりましたという事で,ご説明願えたらと思います。そのようにお願いしたいと思います。他に何か発言はございませんか。 山本委員)議長からの提案の1点目なんですが,会派に持ち帰るに際してお尋ねしたいんですけれども。事務局の方から参考資料として不適切な言葉や単語についての用例集というか事例集のような物を配布いただけるということですが,これは,これが禁止用語,これに置き換えなさいというような形でお示しいただけるのかどうか。発言取消申出書ということでひな型が配られていますけども,これはこの言葉に置き換えなさいという事を含めての発言取消申出書なのか,訂正を含めた申出書,先ほど委員長の発言と重なりますけど,この言葉は禁止用語,それに代わってこの言葉を使いなさいというところまでお示しいただけるとより分かりやすいかなと。会派での議論も深められるかなと思いますのでよろしくお願いいたします。 庶務議事課長)私どもで今考えておりますのは,差別用語でありますとか,議会として不適切な発言の一覧表的なものを,ネット上でも確認できますので,そういったものを集約させていただきまして,通常こういう言葉はこういう言葉に代えて使用した方がいいだろう的なものもありますので,集約したものをお示ししたいと考えております。なお,議会の中で不適切な発言があった場合,何らかの言葉に置き換えるのではなく,その言葉そのものを議事録から削除するための発言取消しということで行っていただいているところであります。不適切な発言があった場合には,この言葉に置き換えてくださいということではなく,その言葉そのものを削除するという取り扱いで行っているところでございますので,ご理解をいただきたいと思います。 山本委員)ちょっと初歩的な質問ですみません,議事録を読みなおして点検したほうがいいのかもしれませんが,その削除した部分は議事録ではどんな表現になっていましたか。空白になっているんでしたかね。 庶務議事課長)本来文字として表すべき発言部分の中で,不適切な発言部分は白丸で表しております。 徳増委員長)私も初歩的な質問なんですけれども,私ども石岡市にとって不適切発言,全国的ではなくてね,同じような条件の有る市でもそれは不適切発言なのかもしれないけれども,全国的には許されるという言葉があるはずなんですよね。でもやはり,石岡市という特殊ないろんな条件のある市で不適切といわれる言葉は随分有るのかなと自分で,この議員生活の中でね,有るんですけども,やはり石岡の場合特殊かなと思う所が多々あります。でも,そういう中で議員活動しなきゃならないわけで,全国的には許されても石岡の中では許されないという言葉もその一覧表の中に入れていただきたいと思います。 他に発言はございませんか。 庶務議事課長)最後に私からお知らせをいたしたいと思います。皆様ご承知の通り東京オリンピック招致につきましては,国を挙げて活動をしているところであります。県市議会議長会におきまして先ごろ,東京オリンピック招致に向けた決議をいたしております。その中でともにオリンピック招致に向けた活動がございまして,県市議会議長会からピンバッジが贈られてまいりました。議員控室に用意させていただきましたので,機会があればこれを身につけていただきまして,市民の方々へ,またいろいろな場面でそれを見ていただいて,一緒に活動していますよというアピールをしていただければと思います。以上です。 徳増委員長)それでは,本日決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様にご周知いただけますようお願いいたします。 なお,次回の議会運営委員会は2月12日午前10時に開催予定となってございますので,よろしくお願いいたします。 以上で議会運営委員会を閉会といたします。 |