第５回委員会　（９月１０日）
出席委員	高野　要委員長，関口忠男副委員長，前島守雅委員，山口　晟委員，関　　昭委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田　耕），都市建設部次長兼都市計画課長（前島　晃），都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長（大関敏文），都市建設部参事兼道路建設課長（福田嘉夫），下水道課長（飯田修久），下水道課副参事下水道担当（櫻井俊充），建築住宅指導課長（舟橋　伸），建築住宅指導課副参事建築担当（栗原秀樹），道路建設課副参事（嶋田行正）
議会事務局	庶務議事課係長（飯田英男）

髙野委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。本日の審査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めて参りたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，付託案件説明のため出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに，お諮りいたします。本日の議題であります陳情第28につきましては，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。

　　　―休憩―

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。それでは，あらためまして，当委員会に付託されました議案の審査を行います。今回，当委員会に付託されました議案につきまして，議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）には，下水道事業特別会計並びに農業集落排水事業特別会計の繰出金が計上されております。また，議案第71号・石岡市景観条例を制定することについてに関連し，議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）中，都市計画一般経費として，景観調査委員会委員報酬が計上されております。さらに，議案第70号・石岡市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例を制定することについて，議案第71号・石岡市景観条例を制定することについては，関連する部分がございます。つきましては，本日の議案審査は，議案第49号のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第53号，議案第54号，議案第70号並びに議案第71号の計５件について，一括して審査を行いたいと思いますので，よろしくお願いいたします。それでは，議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第53号・平成24年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号），議案第54号・平成24年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第１号），議案第70号・石岡市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例を制定することについて，議案第71号・石岡市景観条例を制定することについての計５件を一括して議題といたします。初めに，議案第49号のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第53号並びに議案第54号について，執行部から説明を求めます。

都市建設部次長兼都市計画課長）それでは，議案第49号の一般会計補正予算（第２号）の都市計画課に関わる補正について説明させていただきます。補正予算書の47ページをお開き願います。47ページ上段の枠の右側，都市計画一般経費，景観調査委員会委員報酬３万5,000円についてご説明申し上げます。今回上程しております石岡市景観条例第15条により景観調査委員会が設置され，その委員の報酬の費用となります。委員会の構成につきましては，委員定数７人以内となっておりますので，その７人分について，本年度は１回開催を予定し，報酬１人当たり5,000円の７人分の３万5,000円を補正するものでございます。委員会の設置目的としましては，条例に定められた事項に関する決定や良好な景観形成に関する事項について重要な判断を要する際に，必要な調査・審議を行うことを目的としています。具体的には，先導的な景観形成地区の追加や景観重要建造物・樹木の指定及び届出行為に対する設計変更など，重要な案件について必要に応じて審議を行うことを想定しているところです。
以上です。

都市建設部参事兼道路建設課長）議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち，道路建設課所管となる部分についてご説明いたします。まず，お手元の資料の44から45ページの下から２段目の表をご覧いただきます。最初に，道路維持費の道路維持経費として3,851万6,000円の補正を計上しております。補正の理由といたしましては，今年に入りましてからの余震や，４月３日の暴風雨，また６月19日に発生いたしました台風４号などの被害を受けまして，市内の道路状況は，極めて劣悪な状況となっております。路面のクラックや陥没をはじめ，路肩や法面の崩れなど，予想以上に補修や修繕を強いられており，上期分での予算対応を余儀なくされている現状でございます。そのため，本年度下期分の補修対応が極めて困難になると見込まれることから，道路維持経費として補正予算の計上をお願いするものでございます。内訳としては，除草や街路樹の剪定委託料として200万円，道路等の補修工事費として3,441万9,000円。それから補修用材の購入費といたしまして，209万7,000円でございます。次に，下段の一般市道整備事業でございますが，測量・設計委託料として300万円を補正計上しております。こちらは，本年度に調査をしなければならない路線に必要な測量・設計委託料となってございます。以上が，道路建設課所管となる今回の補正予算の内容でございます。

建築住宅指導課長）議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち，建築住宅指導課が所管します２件について，ご説明申し上げます。ページにつきましては，資料の45ページ，47ページとなります。初めに，木の住まい助成事業でございます。この事業は，市内の商工業の活性化と定住人口の増加を目的としまして，市内の在住者や市外から転入する子育て世帯に対し，市内業者による設計・施工などを条件として，在来木造住宅の建設費を１戸当たり50万円を限度に助成するもので，当初は10件分の500万円を予算計上しておりましたが，既に８件の申請を受付し，受付期間を来年の1月末まで延長したことによりまして，予算に不足を生じることが想定されますので，10件分を追加して500万円を補正増し1,000万円とするものでございます。なお，これに伴いまして，歳入の国庫補助金２分の１の額につきましても，当初予算の250万円に250万円を補正増し，500万円とするものでございます。続きまして，市営住宅維持管理経費でございます。市営住宅維持管理経費の住宅修繕工事につきましては，当初，池の台団地の浄化槽修繕工事と新池台団地の擁壁目地補修工事の経費として190万円を計上しておりましたが，６月19日に通過しました台風４号により，池の台団地の屋根材の一部が飛散し，窓ガラスの破損などの被害が発生しております。これまでに２次的被害は発生しておりませんが，今後，強風などにより，再び屋根材が飛散する可能性がございますので，その修繕工事の経費として260万円を補正増し，450万円とするものでございます。以上が，建築住宅指導課に関します補正予算の概要でございます。

下水道課長）それでは，下水道課関係についてご説明いたします。初めに，議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）の内容につきまして，ご説明いたします。事項別明細書の歳出の42，43ページをお開き願います。(款)６農林水産業費，(項)１農業費，(目)５農地費，特別会計繰出金の農業集落排水事業特別会計へ繰出216万4,000円の減につきましては，４月の職員の異動に伴います人件費の見直しにより減となったものでございます。続きまして，46，47ページをお開き願います。(款)８土木費，(項)５下水道費，(目)１公共下水道費，特別会計繰出金の下水道事業特別会計へ繰出 657万5,000円の減につきましては，４月の職員の異動に伴います人件費の見直しにより減となったものでございます。次に，16ページをお開き願います。議案第53号・平成24年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）についてご説明いたします。補正予算（第１号）でございますが，歳入歳出それぞれ657万5,000円を減額し予算総額を23億5,932万2,000円とするものでございます。内容につきましては，事項別明細書でご説明いたします。90，91ページをお開き願います。歳入でございますが，(款)５繰入金，(項)１繰入金，(目)１一般会計繰入金657万5,000円の減につきましては，４月の職員の異動に伴い，人件費にかかる繰入金を減額するものでございます。次に歳出でございますが，92，93ページになります。(款)１下水道費，(項)１下水道管理費，(目)１下水道総務費，(目)２流域関連公共下水道維持費，(目)３公共下水道維持費の職員等人件費754万4,000円の減，その下の(款)１下水道費，(項)２下水道建設費，(目)１流域関連公共下水道整備事業費，(目)２公共下水道整備事業費の職員等人件費96万9,000円の増につきましては，４月の職員の異動に伴います人件費の補正でございます。続きまして，19ページをお開き願います。議案第54号・平成24年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第1号）についてご説明いたします。補正予算（第１号）でございますが，歳入歳出それぞれ216万4,000円を減額し予算総額を３億3,011万1,000円とするものでございます。内容につきましては，事項別明細書でご説明いたします。100，101ページをお開き願います。まず歳入でございますが，(款)５繰入金，(項)１繰入金，（目）１一般会計繰入金216万4,000円の減につきましては，４月の職員の異動に伴い，人件費にかかる繰入金を減額するものでございます。次に歳出でございますが102，103ページになります。(款)１農業集落排水事業費，(項)１農業集落排水事業管理費，(目)１農業集落排水事業総務費，(目)２農業集落排水事業維持費344万9,000円の減，その下の(款)１農業集落排水事業費，(項)２農業集落排水事業建設費，(目)１農業集落排水事業建設費128万5,000円の増につきましては，４月の職員の異動に伴います人件費の補正でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

髙野委員長）以上で，議案第49号のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第53号並びに議案第54号についての説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。質疑はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，次に議案第70号並びに議案第71号について，執行部から説明を求めます。

建築住宅指導課長）議案第70号・石岡市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例を制定することについて，ご説明申し上げます。まず第１条でございますが，特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例の目的を規定しております。特定用途制限地域とは，都市計画法に規定された地域地区のひとつで，八郷都市計画区域のように，用途地域が定められていない土地の区域内において，その良好な居住環境の形成や営農環境の保守及び自然環境の維持のため，区域と制限概要等を都市計画に定め，条例で特定の建築物等の用途を制限し，住民にとって建って欲しくない建築物等の立地を制限する土地利用規制をいいます。建築物の用途の制限は，建築基準法第49条の２の規定に基づき，都市計画に即し，地方公共団体の条例で，定めることとなっております。第２条は，条例で使用する用語の定義について，規定したものでございます。第３条は，第６条の「基準時」について，定義を規定したものでございます。「基準時」とは，条例の施行によって，建築物やその敷地が既存不適格となり，規定に適合しなくなった日をいい，この条例の施行日は，平成24年11月１日となります。また，既存不適格とは，条例施行の際に既に存在している建築物等とその敷地又はその時点に既に工事中の建築物とその敷地について，条例に適合していない部分に限り，違反にならないことをいいます。第４条は，特定用途制限地域の区域を規定したものでございます。この条例の適用を受ける区域は，八郷都市計画の区域となります。第５条は，特定用途制限地域内の建築物の用途制限を規定したものでございます。建築物の用途の制限を受ける地区及び建築物は別表第１に定めております。第６条は，条例の施行により，規制内容に対して，不適格となった建築物等の増築・改築を行う場合は，ある一定限度の範囲内において，条例の適用を除外されるものとして１号から５号まで規定したものでございます。第７条第１項は，用途変更の準用について規定したものでございます。第２項は，条例の施行により，規制内容に対して不適格となった建築物の用途変更を行う場合，ある一定限度の範囲内において，条例の適用を除外される内容を規定したものでございます。１号から４号までが，その内容を示したものでございます。第８条では，第１項で公益上必要な建築物等の特例許可について規定しております。第２項は，特例許可をするためには，利害関係を有する者に出頭を求めて，公開による意見の聴取を行い，石岡市都市計画審議会の意見を聞かなければならないことを規定したものでございます。第３項は，意見聴取に伴う公告について規定しております。第９条は，特例許可の際，良好な環境の形成及び保持のために，必要な限度において条件を付することができることについて規定したものでございます。第10条は，建築物の敷地が「自然景観保全地区」と「田園居住地区」の２地区に及ぶ場合のこの条例の適用について規定したものでございます。第11条は，工作物への準用について規定したものです。鉱物，岩石，土砂，コンクリート，アスファルト，コンクリート，硫黄，金属，ガラス，れんが，陶磁器，骨又は貝殻の粉砕で，原動機を使用する工場等の場合は，この条例の規定を準用するものとしています。第12条は，この条例の施行に関し，必要となる手続き等の規定を規則に委任する旨を定めております。第13条は，この条例で定められた事項について，違反した場合における罰則を定めたものでございます。なお，罰金刑に処した場合であっても，是正指導は継続することとなります。第14条は，前条の違反行為があった場合，実際の行為者とその行為者を雇用する法人又は使用者等の両者に対して罰則を適用する，いわゆる両罰規定を定めたものでございます。以上が，石岡市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例の概要でございます。続きまして，議案第71号・石岡市景観条例を制定することについて，ご説明申し上げます。初めに，第１条では，石岡市景観条例の目的を明らかにしております。平成16年に施行されました景観法に基づき，当市に必要な事項につきまして，条例の目的を示したものでございます。第２条は，条例で使用する用語の定義について明らかにしております。第３条は，条例の施行に関して，市の責務を規定しております。「総合的な施策」とは，景観法の規定に基づく景観計画の策定をはじめ，景観形成に関わる施策全般としております。なお，「必要な措置」とは，良好な景観形成に関する，市民や事業者への啓発活動をはじめ，市民及び事業者の理解を深めるための施策全般としております。第４条は，条例の施行に関して市民の責務を規定しております。ここでいう「市民」とは，地方自治法第10条に規定する住民をいい，石岡市に住所を有する人で，法人や外国人を含むほか，市内に建築物を有し事業活動などを行っている法人，その他団体を含むものとしております。良好な景観の形成は，市のみならず，市民の主体的な協力が不可欠であることから，市民の意識向上と施策への協力を規定したものでございます。第５条の「事業者」とは，石岡市内で，事業活動を行う個人，法人，その他の団体をいい，法人格の有無を問わず建築物等を有する事務所，事業所としております。また，市の内外に関わらず，建築物等の設計又は施工，その他，これらに類する石岡市の景観形成に影響のある事業を営むものも含んでおります。第６条は，景観計画について規定したものでございます。石岡市では景観法の規定を踏まえ，市の全域を景観計画区域として，景観計画（案）を作成いたしました。また，先導的な景観形成地区は，重点的に良好な景観の形成を図る必要があると認められる区域について，通常の景観計画区域とは別に，届出対象行為や行為ごとの景観形成基準などを定め，地域の特性を活かした景観形成を図ることを目的としているものでございます。今回，先導的な景観形成地区として定めている箇所は，八郷都市計画区域内の柴内，辻，菖蒲沢，小野越，仏生寺，中山の朝日地区とフルーツライン及びふるさと農道の一部，左右100メートルの区域となっております。第７条は，景観法では，景観計画区域内において，一定規模以上の建築物について，新築・増築・改築等のほか，建築確認を伴う工作物の設置や開発行為について，行為の種類，場所，設計又は施工方法，着手予定日，その他国土交通省令で定める事項を景観行政団体の長に届出ることを義務付けております。本条では，景観法第16条第１項第４号に規定する届出を要する行為として，屋外の堆積物について定めております。第８条は，景観法で規定される届出の適用除外として，景観行政団体が条例で定める行為を規定しております。景観計画区域を指定しますと，そのままでは，区域内の増改築，全てが届出対象となり，申請件数が膨大となるため，特に景観形成に影響が少ない小規模な行為については，あらかじめ定めて，適用を除外するものでございます。第９条は，景観法第16条では，景観行政団体は，景観計画区域内における良好な景観形成に支障を及ぼす恐れのある行為に対して，届出の義務及び必要に応じて勧告できる旨を定めておりますが，勧告では強制力として限界があります。そこで，良好な景観形成に，直接的な関係がある建築物や工作物の形態，意匠について，より強制力のある，命令の対象とするため，景観法第17条第１項に規定される「特定届出対象行為として，景観行政団体が条例で定める行為」として，本条で定めたものでございます。第10条は，事前相談の規定になります。第11条は，景観重要建造物の規定となっております。景観行政団体の長は，景観法第19条第１項の規定に基づき，景観計画区域内の良好な景観の形成に重要な建造物又はこれと一体となって良好な景観を形成している土地，その他の物件で，国土交通省令が定める基準に該当するものを景観重要建造物として指定することができます。指定にあたっては，文化財保護法の規定により，国宝，重要文化財，特別史跡名勝天然記念物又は史跡名勝天然記念物として指定され，又は仮指定された建造物については適用しないこととなっております。第12条は，景観重要樹木に関する規定になります。景観行政団体の長は，景観法第28条第１項の規定により，景観計画区域内の良好な景観の形成に重要な樹木で，国土交通省令に定める基準に該当するものを第11条の景観重要建造物と同様に景観重要樹木として指定することができます。第13条では，第11条における景観重要建造物と第12条における景観重要樹木の管理や良好な景観の保全に関する活動等について，必要な支援をすることが出来る旨を定めております。なお，必要な支援とは，金銭的な支援に限らず，専門的な助言や活動支援など，あらゆる手段を想定しております。第14条は，市民や事業者の景観形成への取組み意識を高めるため，良好な景観形成に著しく貢献していると認められる個人や団体の活動に対して，市長が表彰することができる旨を明記したものでございます。第15条は，景観調査委員会の設置に関するものでございます。景観調査委員会は，総合的な景観行政を推進するための，市長の諮問機関として，条例に定められた事項の決定やその他良好な景観形成に関する事項について，重要な判断を要する場合に，必要な調査や審議を行うものです。石岡市が，今後，景観条例を運用するに当たって，新たに先導的な景観形成地区を指定したり，重要建造物や樹木の指定のほか，景観法に規定される勧告や命令など，良好な景観の形成に関する事務の適切，かつ円滑な運用を行うには，専門的見地での判断が必要となることが想定されますので，必要な調査及び助言を行う機関として位置付けているものでございます。第16条では，条例を運用する上で，必要となる事項を規則へ委任する旨を定めております。以上が，石岡市景観条例の概要でございます。

髙野委員長）以上で，議案第70号並びに議案第71号についての説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。

関委員）まず議案第70号ですが，特定用途制限地域の指定というのは，これは市長が指定するようになっているんですが，いつどのようにして指定するのかお伺いいたします。

建築住宅指導課長）特定用途制限地域の指定というご質問でよろしいですか。

関委員）第４条の市長が都市計画の決定又は変更の告示をした特定用途制限地域内に適用すると。これは決定，変更及び告示については，いつどのようにするのかお伺いいたします。

建築住宅指導課長）特定用途制限地域の決定につきましては，まず初めに原案を作成し，それから住民説明会などを行いまして，そのあと素案の閲覧，公述の申し出などを受けまして，パブリックコメントの実施或いは公聴会の実施，それと茨城県との事前協議，それから案の縦覧などを経まして，都市計画審議会にお諮りするというような形で，決定されていくものでございます。最終的には，条例に絡む部分があるものについては，議会へ条例の一部改正なりを上程するという形になるかと思います。

関委員）よくわからないんですが，これはその手続きについて定めたところはあるんですか。これは規則にも書いていないですよね。

建築住宅指導課長）この一定の手続きでございますが，都市計画法に基づいて行われるものでございます。

関委員）もう一度言ってください。

建築住宅指導課長）特定用途制限地域の決定は，都市計画法に基づくものでして，都市計画の決定と同様に同じ手続きをして定めるものでございます。

関委員）そうすると，これは都市計画法に基づいてするということですか。

建築住宅指導課長）はい。そういうことでございます。

関委員）了解しました。次に議案第71号についての質問をさせていただきます。この中で，景観重要建造物とか景観重要樹木ですが，これは誰がどのように指定するのか，お伺いいたします。

建築住宅指導課長）景観重要建造物及び景観重要樹木の指定につきましては，今後組織されます景観調査委員会の中でお話をいただいて，協議をしていただいた中で，当然地元の方の同意やご協力が必要かと思いますが，そういう中で指定されていくものと考えております。

関委員）これは景観調査委員会が勝手に，これは景観重要建造物だよ。これは景観重要樹木だよということを勝手に指定するわけですか。

髙野委員長）暫時休憩いたします。

　　　―休憩―

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。

都市建設部長）景観重要建造物或いは樹木でございますが，地元の方，一番景観に詳しい地元或いはほかから来て，非常にこの景観上，この建物は今後残すべきだろうとか，重要であるというようなものについて，そういう意見がありましたら，そういう調査を先ほど課長が言ったように委員会にかけて，これは妥当であろうとか，時期尚早であろうとか，いろいろな意見を聞きまして，決めていくというような段取りになろうかと思います。委員会が一方的にここの場所というふうに決めるものではありません。地元あるいはその他の方からの意見等を聞いた中で，誰がという部分は，そういうところになるかと思います。

関委員）この景観の建造物の所有者或いは樹木の所有者が必ずいるわけですよね。そういう人たちの了解はなくても，これは指定することが出来るのか，出来ないのか。

都市建設部長）当然所有者の方とその事前の調査は十分に行って，その中で支援というものも当然出てくるかと思います。建物なり，樹木なりに規制をかけるということでございますので，その管理等が出てきますので，そういうものについてどういう支援が，今後必要なのかという部分は，今後調査の中でお互いの話の中で決めて，その合意形成があって，はじめて先に進むものと考えております。

関委員）その場合の維持管理の問題だけれども，これは例えば建物だと地震が来て壊れたり，樹木だと台風が来て折れてしまったとか，いろいろな障害が将来あり得るだろうと思うんですが，そういういろいろなものに対する助成は，市としては考えているんですか。

都市建設部長）当然そういう事案が出てくれば，そのものによりまして，当然状況は変わってくると思いますので，ひとつひとつ状況は違いますので，そういう中では支援は考えて参りたいとは考えております。

髙野委員長）ほかに質疑はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で各議案に対する質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第49号・平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第53号・平成24年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号），議案第54号・平成24年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第１号），議案第70号・石岡市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例を制定することについて，議案第71号・石岡市景観条例を制定することについての計５件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，陳情第28・総社一丁目，総社二丁目地内道路整備に関する陳情を議題といたします。なお，陳情趣旨・陳情事項については，お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関委員）ここでこの陳情が採択された場合に，いつ頃実現できそうですか。予算との関係もあると思いますが。今後いろいろありますが，とても重要な道路だと思うんですよね。やはり私は早急にやるべきではないかと考えていますが，現実にここで今日採択した場合に，将来の予測として，いつ頃を考えていますか。

髙野委員長）委員長から一言申し添えさせていただきます。願意が妥当か，妥当でないかの問題でありまして，これから予算等々にも入っていきまして，執行部はいかれることと思いますので，今回に関しては，陳情の願意についてご協議いただければと思います。

前島委員）陳情第28・総社一丁目，総社二丁目地内道路整備に関する陳情につきましては，願意は妥当であると思っております。そこでちょっとお伺いしたいのは，今ここで道路の拡幅ということが出ているわけでありますので，地権者の賛同は得られているのかどうか，この点についてお伺いいたします。

都市建設部参事兼道路建設課長）この路線につきましては，地権者でございます樫村操様から拡幅につきましては，協力いたしますという旨の返事をいただいておりますので，今後調査を行っていきたいと考えております。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で審査を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第28・総社一丁目，総社二丁目地内道路整備に関する陳情を採決いたします。お諮りいたします。本陳情については，その趣旨・願意を妥当と認め「採択とすべきもの」と決することにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただいま「採択とすべきもの」と決しました陳情第28につきましては，執行機関に送付し，その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが，これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で本委員会に付託されておりました案件の審査は，終了いたしたわけでありますが，これらにかかる委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，所管事務の調査といたしまして，初めに，都市建設部における事務執行状況についてを議題といたします。平成24年度予算の執行状況，入札の実施状況，災害復旧工事の進捗状況を調査項目といたしまして，報告書を提出していただいております。この報告書につきまして，各課ごとに要点を取りまとめて，ご説明をお願いいたします。

都市建設部次長兼都市計画課長）資料１をご覧いただきたいと思います。それでは，平成24年度予算執行及び入札実施状況についてご説明申し上げます。１ページをご覧願います。都市計画課所管の執行状況についてご説明いたします。８月末現在の数字でございます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業，現年度でございます。最初に貝地・高浜線ですが，用地費と補償費でございます。以下，５路線記載のとおりです。次に下の段の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業，繰越明許ですが，村上・六軒線，以下２ページに跨りますが４路線記載のとおりです。次に２ページ下から２段目の公園維持管理経費の委託料，工事費につきまして記載のとおりでございます。次に，一番下の駐車場特別会計につきまして，委託料，工事費について記載のとおりです。次に３ページをご覧願います。入札実施状況ですが，本年６月から８月までの入札状況でございます。平成24年度石岡市公園施設長寿命化計画調査業務委託ほか記載のとおりです。以上です。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）それでは，資料１の平成24年度予算執行及び入札実施状況の４ページをお開き願いたいと思います。駅周辺整備推進室におけます平成24年度の予算執行状況でございますが，現年度分につきましては，駅前交番の建物補償調査業務等の委託料112万5,600円で，工事費，公有財産購入費，補償補填及び賠償金につきましては，現在設計及び測量中につき，未執行となっております。繰越明許分につきましては，委託料で西口駅前広場実施設計業務，ＢＲＴ専用広場実施設計及び橋上駅舎化実施設計など8,746万500円で執行率は63．1％となっており，公有財産購入費と補償補填及び賠償金につきましては，現在測量中や交渉中ということもありまして，未執行となっております。

下水道課長）私から，下水道課所管の予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。資料１の５ページをお開き願います。最初に平成24年度予算執行状況調書，現年度についてご説明いたします。下水道事業特別会計でございますが，流域関連公共下水道整備事業費（補助），工事請負費，予算額4,494万円，契約額2,215万5,000円，残額2,278万5,000円，執行率49.3％でございます。以下記載のとおりでございます。続きまして，６ページ，農業集落排水事業特別会計でございます。石岡西部地区整備事業，工事請負費，予算額48万7,200円，契約額48万7,200円，残額０円，執行率100％でございます。以下記載のとおりです。続きまして入札実施状況調書でございますが，これは６月１日から８月31日現在のものになっております。初めに，24市単公下事業認可変更図書作成業務委託，場所は湖北及び八郷処理区，契約額2,971万5,000円，請負業者は日本上下水道設計株式会社茨城出張所でございます。以下記載のとおりでございます。次に８ページ，平成24年度予算執行状況調書，繰越明許についてご説明いたします。最初に，下水道事業特別会計でございます。流域関連公共下水道整備事業費（補助），工事請負費，繰越額3,274万8000円，契約額2,232万2,500円，残額1,042万5,500円，執行率68.2％でございます。以下記載のとおりです。続きまして９ページお開き願います。農業集落排水事業特別会計でございます。恋瀬地区整備事業（単独），工事請負費，繰越額2,331万円，契約額2,316万3,000円，残額14万7,000円，執行率99.4％でございます。以下記載のとおりです。次に，入札実施状況調書，繰越明許についてご説明いたします。やはり６月１日から８月31日現在のものになっております。初めに，23国補公下石岡第１中継ポンプ場機械電気設備更新第１号工事，場所は国府七丁目，契約額5,670万円，請負業者は昱株式会社茨城支店でございます。以下記載のとおりでございます。以上が下水道課所管の予算執行及び入札実施状況でございます。

建築住宅指導課長）資料１の10ページになります。建築住宅指導課に関します８月31日現在の予算及び入札の執行状況について，ご報告申し上げます。予算の執行状況につきましては，木の住まい助成事業では，予算額500万円に対しまして300万円を執行し，執行率は60％となっております。なお，木造住宅耐震改修促進事業，以下７事業の執行状況につきましては，表に記載のとおりでございます。次に，入札の執行状況でございますが，茶屋場住宅１棟と国分台住宅２棟について，老朽化した木造住宅の解体工事を７月20日に入札を実施し，株式会社日高建材と369万6,000円により，請負契約を締結しております。以上でございます。

都市建設部参事兼道路建設課長）それでは道路建設課の予算執行状況について，ご説明申し上げます。お手元の資料の11ページから12ページをご覧いただきます。初めに，現年度の道路維持費でございますが，１億5,907万3,000円の予算に対しまして，１億364万5,987円を執行してございます。執行率については65.2％でございます。次に地方道路等整備事業及びその他の事業につきましては，以下記載のとおりでございます。続きまして13ページをご覧いただきます。繰越明許費でございますが，初めに，橋りょう維持費，827万4,000
円の予算に対しまして，825万6,150円を執行しております。執行率は99.8％となっております。次に，地方道路等整備事業及びその他の事業につきましては，以下記載のとおりとなってございます。続きまして，14ページから15ページをご覧いただきます。入札実施状況でございますが，１番目に24単・市道Ｂ117号線ほか道路除草工事第１号，契約額341万2,500円，株式会社川又造園土木が請け負っております。以下記載のとおりでございます。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明に対しまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。質問はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。次に，石岡駅橋上化及び自由通路新設に伴う詳細設計の協定についてを議題といたします。本件について，執行部から報告を求めます。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）資料２になります。ＪＲ東日本との石岡駅橋上化及び自由通路新設に伴う詳細設計の協定書についてご報告させていただきます。駅舎のデザイン案の決定後，基本設計の最終確認，また詳細設計に向けましてのＪＲとの協議を行って参りました結果，協議が整いましたので，平成24年７月27日付でＪＲ東日本と協定書を締結しまして，詳細設計を委託したところでございます。設計費としましては，橋上駅舎設計費として4,102万2,000円，自由通路設計費として3,116万4,000円，合計で7,218万6,000円，工期としましては，平成24年度末となっております。なるべく早い段階で詳細設計を完了させまして，出来れば橋上駅舎等の施工に関する協定書を締結していきたいと考えております。以上でございます。

髙野委員長）以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。質問はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。次に，常磐線神立・高浜間天神橋人道橋震災に伴う概略設計の協定についてを議題といたします。本件について，執行部から報告を求めます。

都市建設部参事兼道路建設課長）それでは私からＪＲ常磐線神立・高浜間に架かります天神橋のＪＲとの委託協定等について，ご報告をさせていただきます。お配りしてございます資料３をご覧いただきたいと思います。この天神橋につきましては，昨年の大震災による被害を受けたことに伴い，その現地調査及び概略設計等について，ＪＲ水戸支社と委託協定を結んで実施をしていただくものでございます。このほどＪＲ水戸支社との協議も整い，去る７月18日付けで無事に協定締結の運びとなりましたので，当委員会にてご報告をさせていただきます。事業内容といたしましては，委託事業費が2,000万円，ＪＲ管理費が200万円，消費税が110万円でございまして，合計で2,310万円となってございます。今後につきましては，本年度10月頃から現地調査に入り，年度内完了に向け事業を進めていくとのことでございます。以上でございます。

髙野委員長）以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。質問はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。次に，その他の件で執行部から発言を求められておりますので，これを許します。

都市建設部次長兼都市計画課長）朝日トンネルの供用開始についてご報告いたします。供用開始の日時につきましては，平成24年11月12日月曜日，午後３時開通と決まりましたので，ご報告いたします。なお，式典につきましては，開通に先立ちまして，午前中を予定しておりますが，詳細については，まだ未定でございます。また，開通記念の各種イベントにつきましても，各担当で開催されると思いますが，具体的には，供用開始の日程が決まりましたので，今後早急に決定されると思いますのでよろしくお願いいたします。

髙野委員長）ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関委員）開通式にあたって，いろいろな準備があろうかと思いますが，これは都市建設部が担当ですか。それとも総務課が担当ですか。
準備等については，どこが担当ですか。

都市建設部次長兼都市計画課長）開通式典については，石岡市は都市建設部が担当となっております。イベント等については，担当所管，例えば経済部とかがメインになってくるかと考えております。具体的なものについては，それぞれの担当で実施されると思います。

関委員）住民から，いろいろな要望があると思うんですよ。その窓口は，開通式そのものは都市建設部ですよね。そうすると，それ以外のいろいろな住民の要望，例えば渡り初め，歩いて渡りたいとか，いろいろな希望があると思うんですが，それらの窓口はどこになりますか。だから窓口は，本当は一本化して欲しいんだなという感じはするんですが，経済部なのか都市建設部で扱うのか，その辺を調整していただけますか。

都市建設部次長兼都市計画課長）基本的には都市建設部で式典等につきましてやっておりますので，そういった希望がある場合には，都市建設部にご相談いただければと思います。

関委員）それは広報か何かでお知らせするんですか。住民の声は，あれをやりたいとか，これをやりたいという声が上がっているんですが，それはどこが取りまとめるのか知りませんが，いずれにしても市の窓口というのは，ある程度一本化して欲しいなと思っています。

都市建設部長）朝日トンネルの開通が11月12日ということで，決まったわけでございます。それ以前のいろいろなものとなってきますと，本当にイベント等で大丈夫なのかどうか，その辺もございますので，何をやりたいのかというのを，まず私どもが初期段階での受付という部分でございますので，それによって対応して参りたいと考えてございますので，よろしくお願いしたいと思います。

関委員）それは，広報か何かでお知らせしていただけますか。

都市建設部長）ちょっとイメージがわかないんですが，この式典の内容がある程度かたまりましたらば，開通式については，広報等でもお知らせをして参りたいと思います。独自のイベントになる場合，交通との絡みもございますので，その辺は，私どもに事前にご相談願いたいということでございます。

髙野委員長）今の関委員の質問ですが，やはりそういった窓口ですね，総務とか経済部とか，いろいろあるかと思うんですが，住民の要望を聞くところは，都市建設部所管なのか，経済部所管なのか，その所管を明確にして欲しいという質問かと思うんですね。皆さん，これから開通が近くなってくると，私はこうだとか，ああだとかという話も出てくるかと思いますので，その辺のところを精査して，きちんとしていただければと思いますので，委員長としてよろしくお願いいたします。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で本件については，終結いたします。その他の件といたしまして，ほかに発言はございませんか。

前島委員）何点かお伺いしたいんですが，千代田・石岡バイパスについては，今年度はどのようなことをやるんでしょうか。さっぱり，昨年はどのようなことをやっていたのか見えない部分がありますので・・・。あと１点は，アクセス道路ということで，幸町・田島線，要するに旧有料道路からまっすぐ平和橋まで行く道路の件ですが，これについてもどのように，今盛土をしている部分がありますが，どのような計画になっているのか，これについての進捗状況についても，併せてお伺いいたします。

都市建設部長）６号バイパスにつきましては，現在，東田中の常磐線を越える橋りょうの基礎をやっていまして，今年度架橋までいくかわかりませんが，今東田中の部分の鉄道の架橋についての工事ということで，予算額についても６億程度ということでございますので，本当に目に見えるような形には，まだならないのかなと。予算確保については，陳情等も行っておりますので，ご理解願いたいと思います。

都市建設部次長兼都市計画課長）幸町から平和橋区間の道路でございますが，幸町の入口の境界がまだ決まっていないということで，なかなか進まないというのが現状でございます。

前島委員）今次長が言った件は，前々からの課題でありますよね。キグナスのところの筆境未定という部分ですよね。その裏と言いますか，平和橋側も筆境未定の場所が何か所もあるということで，これが現実として進まなければ，６バイが今の事情だから，いつ完成するかわからないような状況ですが，これが出来ていなければ，我々はどこから乗っていいのかというのが，なくなってしまうんですね。これについては，前々からお願いしているように，早急に何とか地権者に説明をしていただいて，理解してもらえるように努力してもらいたいなと思います。以上です。

髙野委員長）その他の件といたしまして，ほかに発言はございませんか。

関口副委員長）私は県道の整備の話なんですが，２年前に一般質問でもやっているんですが，土浦の花火が近くなったから，また思い出したんですが，２年前に柿岡地区の県道で死亡事故があったんですよね。その時に質問をしまして，土木事務所に要請に行くと。市長も行ってくるよということで，答弁をいただいたんですが，それで昨年ですか，測量が行われたんですよね。でもそのあと，進捗状況が見えないんですよね。その道路というのは，来年４月開校の八郷中学校の通学路にもなるわけです。その前に本当は整備をしていただきたいんですが，今後どういう予定になっているのか。昨年，測量をしたんで，私は今年度用地買収に入っていくのかなと思ったんですが，その辺も併せて説明をいただきたいと思います。

都市建設部参事兼道路建設課長）それでは，ただ今のご質問にお答えいたします。この県道笠間つくば線の歩道整備でございますが，昨年の８月23日に土木事務所長に対しまして，２度目の要望を行っております。その結果といたしましては，23年10月から本路線の要望区間について測量及び設計を実施しているところでございます。本年度につきましては，現在，昨年度の調査の中で足りなかったエリアの追加変更分の調査測量を実施しているとのことでございました。作業が完了すれば，年内にも用地買収のための用地測量に着手したいということですが，現在のところ，その予算額が確定していないというお話なので，未定の状況ではあるとのことですが，今後，動きがあり次第，連絡をいただくようにお願いをしてございます。何れにいたしましても，用地測量が完了いたしましたあとには，用地買収に入りまして，工事に着手ということになりますので，今後１，２年の間には，歩道が整備されるのではないかと期待をしてございます。

関委員）今の道路に関して，小枝払いをやって欲しいんですよ。この山側です。小さい車ならいいですが，大きいトラック等と交差すると，必ずぶつかりますので・・・。

都市建設部参事兼道路建設課長）ただ今のご意見等を踏まえまして，土浦土木事務所に要請をしていきたいと思っております。

髙野委員長）その他の件といたしまして，ほかに発言はございませんか。

大槻委員）私からは，市営住宅の件でお伺いしたいんですが，まず池の台住宅の件ですが，先日，私も市にはお話したんですが，池の台住宅の中に道路がありまして，この中が非常に，道路上の両側に車を止めていまして，この前も事故が起きそうになったという苦情が私のところに入ってきているものですから，あそこの駐車場は，ちらっと聞いたらば，１戸当たり１台のスペースで駐車場はあるということなんですが，聞くところによれば１件の家で何台も車を所有しているということなんで，駐車場を今後増やすのか。この点についてお伺いします。

建築住宅指導課長）委員ご指摘のとおり，池の台住宅に駐車場はございますが，１世帯に１か所ということで，ほかの住宅も同じような形であるんですが，どうしても池の台の場合には，民間の駐車場がないということもありまして，中の通路の両側に駐車をしている実態はございます。平日ですと皆さんお勤めですのでその割ですが，日曜日の場合は，両側に止まっていまして，真ん中一方通行のような状況になっている形にございます。警察へ行って相談もしたんですが，市道として認定している道路ではありませんので，あくまでも住宅内の通路なものですから，警察でも積極的な規制はかけられないというお話でした。現状ですと，駐車をしないでくださいというお願い或いは通知文をお配りして，住んでいる方にご協力いただくほかないのかなと思っております。もし，新たな駐車場を求められるような状況が調えば，それなりに対応していきたいなとは思っております。

大槻委員）今説明があったんですが，私としては，駐車場が確保できないとなれば，あそこは両側ではなく，片側に駐車をするとか，そういったことをすればいいんじゃないかと思いますが，どうですか。

建築住宅指導課長）ただ今の委員のご意見も踏まえまして，検討させていただきたいと思います。

髙野委員長）今の大槻委員の質問でございますが，住宅に入るときに，入居者に対しては１台というような契約もなさっているでしょうし，あくまでも道路上，止める人も止めない人もいると思うんですね。そういった非常に不平等な面もありますし，市道としては，急に明日からきれいになるということはないかと思うんですが，契約どおりの市道，そして近くに駐車場があれば行政で進めると。そういったことで進めていただきたいと思います。道路上には駐車をしないというのが基本でありますので，基本に従って指導をお願いしたいと思います。これは委員長からお願いするところでございます。ほかに発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し，閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。