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平成２４年度 都市建設委員会
髙野委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。本日の審査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めて参りたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，付託案件説明のため，出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めにお諮りいたします。本日の議題であります陳情第30，陳情第31並びに鹿の子四丁目地内の災害復旧工事箇所につきましては，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。 ―休憩― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。それでは，あらためまして，初めに陳情第30・道路舗装側溝（Ｕ字溝）付の陳情を議題といたします。本陳情は，平成24年第３回定例会最終日に当委員会に審査付託され，閉会中の継続審査となっていた案件であります。なお，陳情趣旨・陳情事項については，お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 大槻委員）先ほど現地調査をしてきましたが，私は願意妥当であると，そのように思います。 関口副委員長）陳情第30ですが，確かに現地を見たところ，だいぶ道路も傷んでおりまして，ちょっとお聞きしたいんですが，開発に絡んで，あの道路というのは，舗装は出来なかったんですかね。どういったことで出来なかったのか。当然不動産屋さんが，あの事業はやったと思うんですが，どういったことで舗装が出来なかったのか。一般的に開発でやれば，道路も整備をして申請すると思うんですよね。その辺ちょっとお聞きいたします。 道路建設課副参事）ただいま開発の内容ということでございますが，一切私どもは聞いておりませんので，何ともわかりません。以上です。 髙野委員長）暫時休憩いたします。 ―休憩― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 関口副委員長）この陳情第30・道路舗装側溝（Ｕ字溝）付の陳情ですが，確かに道路も傷んでおりますし，何軒か家もありますので，当然整備していただきたいと私は思うんですが，流末を確保しながら進めるということなんでしょうが，私は願意妥当ということで，執行部については，よく協議をしていただきまして，何とかこの陳情に対しての施策をとっていただきたいと思います。以上です。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で審査を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第30・道路舗装側溝（Ｕ字溝）付の陳情を採決いたします。お諮りいたします。本陳情については，その趣旨・願意を妥当と認め「採択とすべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，陳情第31・道路側溝（Ｕ字溝）敷設の陳情を議題といたします。本陳情は，平成24年第３回定例会最終日に当委員会に審査付託され，閉会中の継続審査となっていた案件であります。なお，陳情趣旨・陳情事項については，お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 大槻委員）陳情第31ですが，先ほど現地調査をしてきましたが，私はこの近くに住んでおりまして，大雨が降ったときに，かなりの水がたまるんですね。片側は，○○さんというお宅がありまして，片方は鈴木さんというお宅があるんですが，こちらの○○さんの家は，車庫まで水が入り込むという状態になっているんですね。前に私は，これは３．11の大地震により道路が陥没しまして，ここを舗装ということでお願いをして，だいぶ傷んでおりまして，舗装をやってもらったんですが，舗装をやったんで，本来であればよくなればいいんですが，それ以上に今度は雨水がはけなくなったということですので，これは何としても，側溝だけ入れれば，勾配的には，私が見たところであれば，レベルで出してもらえればわかると思いますが，これは是非ともやるべきではないかなと私は思います。私は願意妥当だと思います。ひとつよろしくお願いいたします。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。暫時休憩いたします。 ―休憩― 髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 関口副委員長）陳情第31・道路側溝（Ｕ字溝）敷設の陳情ですが，確かに添付の写真を見ますと，相当雨水がたまって冠水していますので，やはりこれはここに住宅もあるので，どういう技術があるのかわかりませんが，出来るだけこの陳情に対しまして，施工をしていただきたいと思います。私はそういった意味でも，この家の前がこんなにひどいので，これは当然考えるべきだと思います。願意妥当だと思います。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で審査を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第31・道路側溝（Ｕ字溝）敷設の陳情を採決いたします。お諮りいたします。本陳情については，その趣旨・願意を妥当と認め「採択とすべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただいま「採択とすべきもの」と決しました陳情第30並びに陳情第31につきましては，執行機関に送付し，その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で本委員会に付託されておりました陳情の審査は，終了いたしたわけでありますが，これらにかかる委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，所管事務の調査といたしまして，東日本大震災に伴う災害復旧工事についてを議題といたします。先ほどの現地調査の結果を踏まえ，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 前島委員）先ほど，現地を調査させていただきまして，よく復旧が出来たなという感想をもったところでありますが，そこで何点かお伺いしたいと思います。当然災害復旧だったので，実際復旧費用と言いますか，それは全額国庫から出たのか。その辺についてお伺いいたします。 都市建設部参事兼道路建設課長）こちらの鹿の子四丁目につきましては，全額単独ということで，実施をしてございます。 前島委員）単独ということになれば，実際に工事費用というのは，どのくらいかかったのか。その財源はどのようにしたのかお伺いいたします。 都市建設部参事兼道路建設課長）鹿の子地区につきましては，工種的に地盤改良工事，それから土留めの復旧工事，それから道路の復旧工事，この３つの工種で工事を行っております。１番目の地盤改良工事でございますが，こちらの工事が約2,600万円です。それと土留め工事が約1,000万円です。それと残りの道路復旧工事も約1,000万円，合わせまして4,600万円程度の復旧工事となっております。復旧財源は，起債の復旧債で対応しております。 前島委員）わかりました。復旧債というのは，結構借金としては，いい借金だと思うので，その辺実際どのくらい市債として出るのか。７割ですか。 〔私語あり〕 前島委員）わからなければ結構です。 髙野委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。次に，その他の件といたしまして執行部より発言を求められておりますので，これを許します。 都市建設部参事兼道路建設課長）それでは道路建設課所管に関することにつきまして，１点だけご説明を申し上げます。次の12月定例議会におきまして，道路維持費並びに道路新設改良費等の補正予算を上程する予定でございますので，ここでご報告をいたします。補正の内容につきましては，値上げに伴う電気料などの道路維持経費と新年度早々には整備を要します一般市道整備事業などのために要求をするものでございます。主だったものとしましては，道路維持経費でございますが，これは電気料の値上げに伴うものでございます。また道路新設改良費でございますが，こちらは地方道路等整備事業の委託料や一般市道整備事業，また排水路整備事業の工事費でございます。それから河川総務費でございますが，こちらは現在，県で進めております急傾斜地崩壊対策事業負担金の追加分として計上させていただいております。総額おおよそでございますが１億800万円程度の追加補正を上程する予定でございますので，ここでご報告をいたします。以上でございます。 建築住宅指導課長）建築住宅指導課が所管いたします事業のうち，第４回定例会に補正予算の提出を予定しております狭あい道路整備事業について，ご説明申し上げます。狭あい道路整備事業につきましては，道路後退用地の分筆と工作物の撤去費用の一部を助成し，後退用地の買取りと舗装工事を行うものでございます。当初予算では12件を予定しまして804万円を計上しておりましたが，10月末現在で10件を受け付けしたほか，これまでに５件の問合わせがございます。予算の不足が見込まれますことから，補正増をお願いするものでございます。補正額につきましては，10件分を見込みまして354万2,000円の増額をお願いしたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 下水道課長）私から下水道課所管におきまして，12月開催予定の第４回石岡市議会定例会に補正予算の提出を予定しておりますので，概要をご説明いたします。事業名は農業集落排水事業特別会計の使用料徴収経費の公課費でございます。使用料を徴収する農業集落排水特別事業は消費税法の規定により，納税額を算出いたしまして，当該年度の消費税を納税することになっております。税務署への確定申告を行いましたところ，平成24年12月期と平成25年３月期に納めなければならない中間納税額に不足金が生じましたので，増額補正をお願いするものでございます。また同じく農業集落排水事業特別会計の農業集落排水事業推進交付金でございます。平成18年度から農業集落排水事業の対象事業費に対して，県からの補助金であります農業集落排水推進交付金を市債償還準備基金として積み立てており，本年度も当初予算に積立で計上しましたが，平成18年度の農業集落排水事業の元金の償還が本年度から始まりましたので，元金及び利子の償還に充当することが可能となりました。本年度の交付金2,835万4,000円を償還財源に充当し，一般会計繰入金を減額するものでございます。以上が提出予定の補正予算の概要でございます。よろしくお願いいたします。 髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については以上で終結いたします。次に，その他の件といたしまして何かございましたら，挙手によりお願いいたします。 山口委員）その他ですが，この前，市政懇談会のときにも御前山の道路についていろいろと質問があって，執行部でも答弁しておりましたので，すぐ来年は工事に入ると思うんですが，これまでの御前山の道路も，これからやるところも，前からきているので，今の都市建設委員の皆さんはわからないんだよね。１回あそこを見ていただいて，早急に御前山道路の残りをやってもらうようにするにも，皆さんに一応見てもらったほうがいいかと思うんですが，これ委員長，今日は見る機会がなかったんですが，執行部で予定がどうなっているのか。現場も・・・。 髙野委員長）山口委員ですね，一応御前山の道路をやっているのは分かっておりますが，私ども委員もどのような状況でどのように進んでいるのか，そういった詳細については分かりませんので，議会中の常任委員会のときに，委員の皆さんで見に行くような形を取りたいと思いますので，そんな形でご了解いただければと思います。あと今後の予定については，執行部から分かる範囲で結構ですので，ご答弁いただきたいと思います。 都市建設部長）御前山の道路でございますが，24年度当初の設計の見直しをちょっと行いまして，震災等で地せぶり等が起きた関係がありまして，当初予定しておりました工法でもつのかどうか，その辺を今年度検証したところでございます。来年度以降になってきますけれども，ある程度工法的なものが固まってきましたので，予算確保に向けて対処して参りたいと考えております。 山口委員）そうすると設計の見直しというのは，ずっと見直し，見直しとやっていますが，まだ終わっていないんですか。それとも，終わったんですか。 都市建設部長）基本的な方針が固まったということで，実施設計までには，まだ25年度の予算という形になってくるかと思います。以上です。 山口委員）あれは，23年に私の脇まで出来て，そのあとすぐ続けて今年度やるわけでいたんですよね。それで設計をし直すということで，それが１年延びてしまったんですよね。だからこれは早急に，御前山の人たちにも答弁しているわけですから，是非とも早急にやっていただきたいと思います。 髙野委員長）今山口委員からの質問と言いますか，事業を推進して欲しいということでございますので，今部長が答弁なされたようにですね，まだ設計の段階にいっていないということですので，山口委員，まだ時間はかかると思いますが，早急に出来るようにお取り計らいをいただきたいと思います。 髙野委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。次に，委員派遣による所管事務管外調査報告書についてを議題といたします。過日実施いたしました島田市，清須市並びに城陽市の行政視察につきましては，大変ご苦労様でした。皆様のご協力によりまして，大変有意義な視察ができたものと考えております。つきましては，お手元に配付いたしましたとおり報告書を作成いたしましたので，ご覧おき願いたいと思います。それでは，視察を振り返りまして，何かご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長）ないようですので，本件については以上で終結いたします。それでは，今回調査いたしました案件については，当市における石岡駅周辺整備事業を推進していくうえで，参考にしてまいりたいと考えておりますので，よろしくお願いいたします。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。 | ||||||||||||
