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議会中継
  


平成25年度 議会運営委員会

 第21回委員会 (2月12日)
出席委員 鈴木行雄委員長,磯部延久副委員長,岡野孝男委員,関口忠男委員
その他の出席者 島田久雄議長,徳増千尋副議長,山口晟議員,菱沼和幸議員,村上泰道議員,小松豊正議員,野口伸隆議員
市執行部 今泉文彦市長,鈴木幸治総務部長,大村義夫財務部長
議会事務局 局長(伊野忠好),事務局次長(櫻井茂),庶務議事課課長補佐(神谷一美)


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配布しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。
本件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長 今泉君,総務部長 鈴木君,財務部長 大村君,以上であります。これより審査に入ります。
なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
最初に,議長より発言を求められておりますので,これを許します。

島田議長)お手元にご配付いたしましたとおり,会派の異動及び結成,議会運営委員の辞任がございました。1月17日付で紫峰会から野口議員が抜けるとする会派異動届が提出され,同日付で会派名を隆盛会とする会派結成届が提出されました。これに伴い紫峰会から議会運営委員に選出されている塚谷委員が辞任いたしました。さらに,2月3日付で未来から前島議員が抜けるとする会派異動届が提出され,同日付で会派名を市民倶楽部とする会派結成届が提出されました。これに伴い未来から議会運営委員に選出されていた前島委員が辞任いたしましたので,ご報告いたします。

鈴木委員長)ただ今,議長からありましたとおり,1月17日付けをもって,紫峰会から野口議員が異動し,新たに隆盛会を結成する会派結成届が提出されたとのことです。これにより,紫峰会から当委員会に選出されておりました塚谷委員が委員を辞任されました。さらに,2月3日付けをもって,未来から前島議員が異動し,新たに市民倶楽部を結成する会派結成届が提出されたとのことです。これにより,未来から当委員会に選出されておりました前島委員が委員を辞任されましたので,よろしくお願いいたします。
次に,第1回定例会についてを議題といたします。第1回定例会につきましては,2月18日告示,2月25日招集ということで,既に確認されております。それでは,第1回定例会に提出を予定されております議案の概要等について,執行部に説明を求めます。

今泉市長)おはようございます。来る第1回定例会に提出予定の各議案について概要について申し上げます。今期定例会に提出予定の議案は,全部で36件でございます。その内訳は,平成26年度の一般会計及び特別会計に係る当初予算が11件,平成25年度の一般会計及び特別会計に係る補正予算が8件,条例の制定及び改正案が13件,一部事務組合の規約変更が1件,工事請負契約の締結が1件,市道の認定に係る議案が2件,合計36件でございます。平成26年度の一般会計及び特別会計に係る当初予算案11件につきましては,この後の全員協議会で説明させていただきますので,これを除く議案25件について,各担当部長より説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

総務部長)私からは,予算関係を除く提出議案17件について,議案毎にご説明申し上げます。はじめに,条例の制定,改正の議案13件についてですが,議案第20号 石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,平成26年4月から,より効率的な行政経営を推進するため,市の組織体制の見直しを行う改正でございまして,市長直轄組織を廃止するものなどでございます。 
 議案第21号 石岡市職員修学部分休業条例を制定することにつきましては,「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」いわゆる地方分権一括法による,地方公務員法の一部改正に伴い,修学に必要と認められる期間について市条例で定め,修学部分休業を取得できる環境を整備するため,制定するものでございます。
 議案第22号 石岡市職員高齢者部分休業条例を制定することにつきましては,地方分権一括法による,地方公務員法の一部改正に伴い,高年齢として条例で定める年齢について,市条例で定め,高齢者部分休業を取得できる環境を整備するため,制定するものでございます。
 議案第23号 石岡市職員自己啓発等休業条例を制定することにつきましては,地方公務員法に定める休業制度を活用し,自己啓発等休業を取得できる環境を整備するため,制定するものでございます。
 議案第24号 石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,不法投棄監視員の職名を環境監視員に改めるものでございます。
 議案第25号 石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することにつきましては,市の財政状況等を鑑み,平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間,市長及び副市長の給料月額を20%減ずるものでございます。
 議案第26号 石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することにつきましては,市の財政状況等を鑑み,平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間,教育長の給料月額を20%減ずるものでございます。
 議案第27号 石岡市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,固定資産税の特例措置期間を,平成31年3月31日まで5年間延長し,市内の産業活動の活性化及び雇用機会の創出を図るため,改正するものでございます。
 議案第28号 石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い,平成26年4月から消防関係手数料の一部を改正するものでございます。
 議案第29号 石岡市社会教育委員条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方分権一括法による,社会教育法の一部改正に伴い,社会教育委員の委嘱の基準等については,市条例で定めることとなるため,改正するものでございます。
 議案第30号 石岡市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方分権一括法による,地方青少年問題協議会法の一部改正に伴い,青少年問題協議会の組織等については,市条例で定めることとなるため,改正するものでございます。
 議案第31号 石岡市安全な飲料水の確保に関する条例を制定することにつきましては,水道法の規制対象とならない小規模水道等の管理等について,従来の県条例で定めていたものを市条例で定めるものとなるため,制定するものでございます。
 議案第32号 石岡市消防長及び消防署長の資格を定める条例を制定することにつきましては,地方分権一括法による,消防組織法の一部改正に伴い,消防長及び消防署長の資格については,市条例で定めることとなったため,制定するものでございます。
 次に,条例の制定,改正以外の議案4件についてですが,議案第33号 石岡地方斎場組合規約の変更につきましては,平成26年4月21日から組合事務所を移転するため,石岡地方斎場組合規約の変更について,地方自治法 第290条の規定により,議会の議決を求めるものでございます。
 議案第34号 工事請負契約の締結について,茨城消防救急デジタル無線及び高機能消防共同指令センター整備工事につきましては,消防救急無線のデジタル方式への移行に伴い,茨城消防救急無線・指令センター整備工事の請負契約を締結することについて,議会の議決を求めるため提出するものでございます。現在,石岡市を含む13市,4町,5一部事務組合で構成する「茨城消防救急無線・指令センター運営協議会」において,仮契約の事務手続き中でございます。議案の配布時までには,議案を調製し,議員の皆様にお配りしたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
 議案第35号 市道の認定につきましては,石岡市所有の道路を市道として認定するため,議会の議決を求めるものでございます。1路線でございまして,市道A3384号線,石岡市石岡地内,幅員は4.01メートルから5.05メートル,道路延長は90メートルの区間でございます。
 議案第36号 市道の認定につきましては,都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として認定するため,議会の議決を求めるものでございます。1路線でございまして,市道A5662号線,石岡市茨城地内,幅員は6.05メートルから11.15メートル,道路延長は34.95メートルの区間でございます。
以上が予算関係を除く,提出議案17件の内容でございます。よろしくお願い申し上げまして,説明を終わります。

財務部長)続きまして,補正予算についてご説明申し上げます。今定例会に提案いたします補正予算は,議案第12号から第19号までの8件でございます。今回の補正につきましては,国の補正予算に伴うもの,耐震診断の結果に基づき緊急に対応が必要となった第一・第二保育所及び小幡地区公民館に係るもの,庁舎整備基金への積立金,その他事業費の確定等によるものについて措置しております。資料に基づきまして,ご説明申し上げます。
最初に議案第12号 平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)でございます。補正予算額は9億347万4,000円を追加し,歳入歳出の総額をそれぞれ303億342万4,000円とするものでございます。財源の内訳は市税,地方交付税,国庫支出金,寄附金,繰越金,諸収入,市債を増額し,地方消費税交付金,ゴルフ場利用税交付金,県支出金,繰入金を減額とするものでございます。
 歳出の主な内容を申し上げます。最初に,国の補正予算に伴うものは,5事業ございます。平成26年度予算から前倒しいたしまして,合わせて5億4,325万2,000円を計上しております。その内訳でございますが,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業は1億1,000万円で,貝地・高浜線及び駅前・東ノ辻線の道路改良工事3,000万円,用地購入費4,000万円,立木等補償費4,000万円でございます。公園施設維持管理経費は5,000万円で,3つの公園,国府公園,八軒向第1公園,宮下児童公園に係る長寿命化改修工事費でございます。市営住宅長寿命化改修事業は4,925万2,000円で,池の台団地7号棟・8号棟の修繕工事費等でございます。学校施設耐震化事業の小学校1億5,880万円は,林小学校及び三村小学校の校舎の耐震改修工事費1億5,100万円,工事監理委託料 780万円でございます。学校施設耐震化事業の中学校1億7,520万円は,石岡中学校の校舎の耐震改修工事費1億7,000万円,工事監理委託料520万円でございます。
 次に,国の補正予算に係わらないものといたしまして,民生費の福祉バス維持管理経費5,542万6,000円は,市内の篤志家からの寄附金5,000万円をもとに,福祉バス2台を 購入するものでございます。保育所管理経費2,232万円は,本年度実施いたしました第一及び第二保育所の耐震診断の結果,Is値が0.3を大幅に下回り危険なため,緊急の措置として,石岡小学校に一時的に機能を移転する経費として,諸工事費1,700万円,施設用備品350万円等を計上しております。消防費の公用車維持管理経費2,850万円は,はしご車の修繕費でございます。教育費の旧八郷南中学校施設改修工事6,303万円につきましては,本年度実施いたしました小幡地区公民館の耐震診断の結果,Is値が0.3を大幅に下回り危険なため,緊急の措置として,旧八郷南中学校に機能を移転する経費として,実施設計委託料720万円,施設改修工事費5,100万円等を計上したものでございます。文化財保護保存及び普及経費1,773万円は,陣屋門の移設経費で,修繕史跡・施設補修工事1,100万円,外構工事430万円等でございます。これらの事業につきましては,いずれも繰越明許費としております。諸支出金の庁舎整備基金費は,市庁舎の整備費用として,昨年度と同額の5億円を積み立てるものでございます。
次に,継続費の変更は1件で,石岡駅周辺整備事業でございます。東日本大震災の復興工事や東京オリンピックの施設工事等の影響で,資材の調達や熟練工の確保が困難なことから,継続費の期間を1年延長し,平成27年度までとし,年割額を変更するものでございます。
 債務負担行為は,追加が1件,変更が15件であります。消費税率の改定に伴うものは7件で,その他は契約額の確定に伴うものでございます。繰越明許費は,追加が23件ございます。
 次に,特別会計の補正予算でございますが,議案第13号から19号までの7件になります。国民健康保険特別会計は5,917万3,000円を増額し,予算額を94億7,737万8,000円とするものでございます。歳出の主な内訳は,平成24年度の療養給付費等国庫負担金の精算に伴う返還金などでございます。簡易水道事業特別会計は966万円を減額し,予算額を3億7,149万7,000円とするものでございます。歳出の内訳は,施設更新事業委託料の減額でございます。下水道事業特別会計は6,424万9,000円を減額し,予算額を25億105万6,000円とするものでございます。歳出の内訳は,管渠埋設工事費の減額などでございます。霊園事業特別会計は343万3,000円を増額し,予算額を2,142万5,000円とするものでございます。歳出の内訳は,一般会計繰出金の増額でございます。介護保険特別会計は1億9,985万3,000円を減額し,予算額を61億7,460万1,000円とするものでございます。
 歳出の内訳は,介護報酬給付費の減額などでございます。後期高齢者医療保険特別会計は284万6,000円を減額し,予算額を6億8,825万9,000円とするものでございます。歳出の内訳は,保険基盤安定納付金の減額でございます。水道事業会計は1,350万円を増額し,予算額を8億5,121万3,000円とするものでございます。歳出の主な内訳は,動力費及び受水費の増額でございます。以上が,今期定例会に提案する補正予算の概要でございます。どうぞ,よろしくお願い申しいたします。

鈴木委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)発言なしと認めます。執行部におかれましては,ご苦労様でございました。ご退席をいただいて結構でございます。

   −執行部退席−

鈴木委員長)次に,第1回定例会における特別委員会及び常任委員会の組合せにつきまして,議長から説明をいただきたいと思います。

島田議長)第1回定例会の特別委員会及び常任委員会の組合せについてご説明申し上げます。会期予定表案にお示しいたしましたように,2月28日に議会改革特別委員会を開催しまして,3月7日から13日にかけましては,予算特別委員会を行いたいと思います。7日は総務委員会所管部分を,10日は環境経済委員会所管部分を,11日は教育福祉委員会所管部分を,12日は都市建設委員会所管部分を,13日は総括審査を行いたいと考えております。なお,予算特別委員会の会議場所でございますが,本会議場を予定しております。
 次に,常任委員会でございますが,3月14日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,3月17日の午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から総務委員会といたしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただ今,議長から説明のありました特別委員会及び常任委員会の組合せにつきまして,質問等ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようでございますので,第1回定例会の特別委員会及び常任委員会の組み合わせにつきましては,2月28日に議会改革特別委員会,3月7日から13日にかけまして,本会議場において予算特別委員会を開催し,いずれも午前10時からの開始といたしたいと思います。常任委員会は,3月14日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会を,3月17日の午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から総務委員会を開催することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)それでは,委員会の組合わせにつきましてはご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,先ほど執行部から説明のございました,提出を予定している議案の付託先についてを議題といたします。本件につきましては事務局に説明を求めます。

事務局次長)提出予定議案の付託先についてご説明申し上げます。先ほど執行部から説明のありましたとおり,第1回定例会に提出される予定の議案は,計36件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の議案付託表に示すとおり,ご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等ございましたらお願いいたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)発言なしと認めます。
お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案の付託先につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,本日までに受理いたしました新規の請願,陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに受理いたしております新規の陳情が3件,要望書が4件ございます。最初に「介護職員の処遇改善を求める陳情書」でございますが,1月8日に提出され,同日付で受理いたしております。陳情者は,茨城県医療労働組合連合会様でございます。内容でございますが,介護職員の処遇改善については,平成21年10月から介護職員処遇改善交付金制度が実施されているが,平成27年3月末でとなっており,超高齢社会を迎え介護職員の人材不足解消のため,介護職員の処遇改善に向けて,国に対して意見書の提出を求めるものでございます。福祉施策に関する内容のため付託先は,教育福祉委員会になるものと思われます。
 次に「特定秘密の保護に関する法律の廃止を求める意見書採択に関する陳情」でございますが,2月6日に提出され,同日付で受理いたしております。陳情者は,石岡地域憲法9条の会様でございます。
昨年12月に成立した特定秘密保護法は国民の知る権利を侵害し,民主主義を破壊する危険性をもつものであることから,この法律の廃止を求める意見書の採択をしていただき,関係機関への意見書の提出を求める内容でございます。情報保護に関するものでございますので,付託先につきましては総務委員会になるものと思います。
 次に「要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の陳情」でございますが,2月7日に提出され,同日付で受理しております。提出者は,茨城県社会保障推進協議会様です。内容でございますが,要支援者に対する介護給付を市町村が行う地域支援事業に移された場合,地域間格差が生じ介護の質の低下が懸念されるところから,今まで通りの介護保険給付とするよう国に要請することを求めております。介護保険に関する内容のため,教育福祉委員会に付託されるものと思います。
 次に要望書4件についてご説明いたします。最初に「要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出に関する要望書」でございます。郵送により2月3日に提出されております。提出者は,公益社団法人 認知症の人と家族の会茨城県支部様でございます。内容でございますが,社会保障制度審議会への「介護保険からの要支援外し」と「一定以上の所得のある人の利用料を2割に引き上げる」との政府提案を取り下げるよう求めるものでございます。
 次に「これからの勤労青年教育のあり方に関する要望書」でございますが,郵送により2月3日に提出されております。提出者は日本青年団協議会会長様でございます。内容でございますが,社会教育行政が青年たちの自主的な集団活動を保障・支援してきた功績を確認し,総合計画または教育振興基本計画の中に勤労青年の存在を位置づけ,計画策定には地域青年団等の声を反映すること。ほかに社会教育主事の配置と青年の活動への財政支援を求める内容となっております。
 次に「理科教育設備整備費予算についてのお願い」でございます。郵送により2月3日に提出されております。提出者は公益社団法人 日本理科教育振興協会会長様でございます。
内容でございますが,平成24年度補正予算及び平成25年度予算において理科教育における観察・実験授業増に対応する予算措置が大きく増額されているところから,25年度末までの残り期間で積極的な活用をお願いしたいとの要請でございます。
 以上3件につきましては郵送による提出でございますので,これまでの例ですと,開会日に議場配布の取り扱いになるものと思われます。
 最後に「石岡市地酒の普及促進に関する要望書」でございますが,2月4日提出され,同日付で受付けております。提出者は石岡清酒協議会代表,○○○○様でございます。内容でございますが,本市は関東有数の醸造地として知られ,関東の灘と称されている。全国では酒どころといわれる市町村が乾杯条例を制定しているところから,石岡市においても地場産業の発展と地域ブランド確立のため,乾杯条例の制定と各種支援策をお願いしたいとするものでございます。本件は要望でございますので,開会日に議場配布の取り扱いになるものと思われます。以上,ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

鈴木委員長)ただ今の説明について,ご質問等がございましたらお願いいたします。

島田議長)私から,皆さんに提案がございます。今,事務局から説明のあった「石岡市地酒の普及促進に関する要望書」の件です。要望内容にあるとおり,石岡市は関東の灘といわれたほどの酒どころであり,現在も美味しい酒づくりに各蔵元が挑んでおります。そうした中で,高木商工会議所会頭から私に対して,是非とも早急にいわゆる乾杯条例を石岡でも制定してほしいという要請もございました。茨城県内では既に笠間市において,昨年12月19日,議員提案により全会一致で乾杯条例を可決しております。私たち議会は,執行部ともども,「関東の灘と称された酒どころ」というフレーズを,事あるごとに使用しており,そういった意味からも,石岡市の誇りとも言うべき,地酒を利用した乾杯条例制定を検討してみる価値があるのではないかと思います。そうしたところから,環境経済委員会で検討していただきたい旨のお願いを,すでに塚谷委員長にしたところです。可能であれば,県内2番目の制定に向け,議員各位のご理解をいただきたいと考えており,各会派そして議員間で乾杯条例制定に向けた機運を高めていただければ幸いでございます。以上です。

鈴木委員長)ただいま,議長から,関東の灘と称された酒どころとして,乾杯条例制定に向けた機運を各会派で高めてほしいとの提案がございました。環境経済委員会で議論が始まるものと思いますが,皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
請願・陳情の取り扱いについて,ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようですので,請願・陳情の取り扱いにつきましては,事務局説明のとおり陳情については教育福祉委員会及び総務委員会付託とし,要望書4件については,開会日に議場配布とすることにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次にその他としまして,岡野委員から発言を求められておりますのでこれを許します。

岡野委員)私からは議会改革特別委員会で審議しております石岡市議会基本条例の制定に向けた取組み状況について報告させていただきたいと思います。
昨年6月19日,第2回定例会最終日に議会改革特別委員会が設置され,不肖,私が委員長に就任いたしました。本市議会の議会改革に向けた取組み,とりわけ議会改革基本条例の制定に向け,先進地調査を含め12回にわたり慎重審議を行いまして,石岡市議会基本条例案とこれに関係する要項案2案がまとまったところでございます。
 石岡市議会議員としての行動規範や議会審議に関する内容が盛り込まれており,全議員の理解の上に次期定例会に上程させていただき,全会一致による可決を願っているところでございます。こうしたことから,内容の説明に先立ち基本条例案に逐条解説を加えた資料と要項案を本日の全員協議会において全議員に配布させていただきますので,お目通しをいただきたいと思います。
 議長にもご了解をいただいたところですが,来週18日火曜日に,条例案の説明会を開催し,そこで全議員に基本条例の内容を説明させていただきたいと考えております。議員全員に直接関係する条例及び要項でございますので,強い関心を持っていただきまして,18日の説明を受けていただければ幸いです。
 そして,皆様のご理解がいただければ,「石岡市議会基本条例」案を定例会最終日に委員会提出議案として議会に諮りたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。以上でございます。

鈴木委員長)ただ今,岡野委員から議会改革特別委員会において審議しておりました議会基本条例案及び関連要項案がまとまったところから2月18日に説明会を開催し,内容の説明をしたいとの報告がございました。質問等があればお願いいたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようでございますので,議会基本条例案に関する説明会を2月18日火曜日に開催いたしますので,よろしくお願いいたします。
次に,事務局から「石岡市議会委員会条例の一部改正について」発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)石岡市議会委員会条例の一部改正についてご説明を申し上げます。
先ほど執行部から,第1回定例会に提出予定の議案についての説明の中で議案第20号「石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することについて」が説明されました。これにつきましては,組織機構の見直しに伴い提案されるものでございます。見直しの内容でございますが,現在ある「市長直轄組織」の廃止と教育委員会には文化振興課を新たに設けるものであります。
 これら提案の委員会条例に関係する部分としまして,市長直轄組織の中にあります地域ブランド課の事務を市長公室と経済部に移管するとしたこと。さらに企業誘致推進課及び中心市街地活性化対策課の2課が経済部へ移管することが,委員会条例の一部改正と関係してまいります。この議案第20号につきましては,定例会最終日に採決されるものと思いますが,採決の結果,可決された場合,石岡市議会委員会条例第2条に規定しております常任委員会の所管事項についても改正が必要となります。あくまでも議案第20号の採決の結果次第でございますが,可決された場合の対応を速やかにできるよう準備しておくという考えからご協議いただきたいと考えております。お手元に委員会条例の新旧対照表を配布してございますのでご覧いただきたいと思います。上の表が現行の所管事項,下の表が今回の組織見直しに伴う所管事項でございます。
 このたびの組織機構の見直しは,市長直轄組織が廃止され,所管していた課の事務が,市長公室又は経済部へそれぞれ移管されるものでございますので,改正内容としては,現行の総務委員会及び環境経済委員会の所管事項にございます市長直轄組織の部分を削り,下の表のように改正されるものでございます。この委員会条例の改正案につきましては,先ほどもご説明したように,議案第20号が最終日に採決され,仮に可決された場合に委員会提出議案として追加提案となるものと思います。
 なお,最終的な委員会条例の改正案につきましては,最終日の前に開催する議会運営委員会で配布させていただき,ご協議いただきたいと考えております。

鈴木委員長)今後,組織機構の見直しに伴いまして,委員会条例の一部改正が必要になることが予想されますので,各会派あるいは議員間で,意見の集約をお願いしたいと思います。
 次に事務局から,「議会費にかかる補正予算について」の発言を求められておりますのでこれを許します。

事務局次長)第1回定例会に提出予定の議会費にかかわる補正予算についてご説明を申し上げたいと思います。平成25年予算の執行も終盤となり,議会費において不用額等が見込まれる費目につきましては,財政課に減額補正をお願いしたところでございます。議員活動運営経費に関しましては,報償費として議員研修会講師謝礼10万円を予定しておりましたが,今年度は講師謝礼が発生いたしませんでしたので,講師謝礼10万円を減額補正いたします。次に旅費でございます。議会運営委員会及び各常任委員会の視察を終えましたので,残金として85万7,000円を減額補正いたします。次に費用弁償でございます。今後の議会運営員会及び各常任委員会並びに特別委員会の会議等を考慮したうえで,76万7,000円を減額補正いたします。ほかに,車等借上料10万円を減額補正いたしております。以上,議員活動運営経費につきましては,182万4,000円を減額いたしたいと考えております。次に事務局経費でございますが,旅費としまして10万1,000円を減額補正いたしたいと思います。こちらも議会運営委員会及び各常任委員会の視察を終えたところから,今後の支出見込みを除いた金額を減額するものでございます。以上,議員活動経費及び事務局経費の合計として議会費合計では192万5,000円の減額補正をさせていただきます。以上でございます。

鈴木委員長)ただ今,事務局から第1回定例会に提出される議会費にかかわる補正予算について説明がございました。質問等ございましたらお願いいたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようですので,今後,議会費の補正予算につきまして,疑問等が出た場合には,事務局に直接お尋ねいただきたいと思います。
 その他で,発言はございませんか。

関口委員)皆さんにお配りしてあると思うんですが,石岡市議会の議決すべき事件を定める条例(案)がテーブルに乗っていると思います。2枚になっていて,後ろはその条例案の説明なんですけども,これに対して今回説明をさせていただきます。
 私ども清廉会の関議員から,このような提案が出されたんですが,皆様にご検討していただければと考えております。これは25年の第4回定例会で関議員が一般質問をしているんですが,平成23年のですね,鹿島鉄道跡地,市が購入したわけですが,その契約の前にですね,22年の時に,土地所有者とURとの間で,議会に報告されなかったんですね。土地所有者とURとの間と市で協定書が結ばれていたんですよね。その協定書には市が行うべき義務を果たせない場合は,URから土地を買い戻すとした内容が書いてあったわけですが,当時の執行部見解では,契約行為ではないので,「石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」に違反していないとしていましたが,その協定書に書いてあったのは,この協定書の約束を守らなければ,損害賠償請求を市が受けると,そういうことが書いてあったわけですね。それで議会は,契約を承認するしかなかったわけですね。後からですが,結局予算の持出しについて議決したわけですが,最初の時は議会を通っていなかったわけです。
 こういうことをいつも巧みにやればですね,協定書とか覚書とかを使えば,議会を通さずに予算を使うことができるわけですよ執行部は。そうすると議会は検証機関としての機能を失いまして,形骸化してしまうんですね。執行部がこういうことを好き勝手にできてしまう可能があるということで,関議員は大変心配しておりました。
 そこで,今後そのような行為を防ぐ意味で,議会の議決事件に協定等を加えるとするとしたものなんですね。これを各会派持ち帰っていただきまして,あの協定書の意味と責任を再度議論していただきまして,議会の責任と役割をどのように果たしていくのか,各会派のご意見をいただきたいと,そのように思っております。委員長よろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただ今,清廉会の関口委員から,石岡市議会の議決すべき事件を定める条例(案)を各会派でご検討いただきたいとのことです。これについてご質問等ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)質問はないようですので,各会派でご検討をいただきまして,次回の議会運営委員会で意見を伺いたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 ほかに,ご意見等はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)発言なしと認めます。
 それでは,本日の委員会で決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様にご周知いただけますよう,よろしくお願いいたします。
 以上で議会運営委員会を閉会いたします。ご苦労さんでございました。





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