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平成25年度 都市建設委員会
髙野委員長)みなさん,おはようございます。ただ今から都市建設委員会を開会いたします。本日の委員会では平成25年度になりまして,説明員として執行部の出席を求め,開催する初めての委員会であります。つきましては,都市建設委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。なお,新年度初めての委員会でありますので,最初に,私ども委員の自己紹介をいたします。私から自己紹介をいたします。不肖私都市建設委員長の高野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。都市建設委員,順次関口副委員長から自己紹介をお願いいたします。 関口副委員長)関口です。よろしくお願いいたします。 前島委員)前島です。よろしくお願いいたします。 山口委員)山口です。よろしくお願いいたします。 関委員)関です。よろしくお願いいたします。 大槻委員)大槻です。よろしくお願いいたします。 髙野委員長)次に,4月1日付定期異動によりまして議会事務局職員の異動がございました。これにより都市建設委員会担当職員が変わりましたので,自己紹介をお願いいたします。 木﨑書記)新年度より議会事務局書記を仰せつかり,都市建設委員会を担当させていただくことになりました,木﨑でございます。なにぶん初めてでございますので,ご迷惑をおかけすることも多かろうと思いますが,皆様のお役にたてますように,日々精進してまいりますので,よろしくお願いいたします。 髙野委員長)それでは,これより議事に入ります。本日の議題は,都市建設部における所管事務並びに平成25年度の主要事業ついて及びその他であります。本日の調査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。それでは,冒頭に申し上げましたとおり,本日の委員会は新年度最初の委員会でありますので,執行部におかれましては,自己紹介とあわせまして,各課の所管事務及び主要事業についてご説明を願いたいと思います。なお,発言は,挙手によりこれを許します。 都市建設部長)都市建設部長の沼田でございます。本年も昨年に引き続きよろしくお願いいたします。それでは,平成25年度の都市建設部の概要についてご説明申しあげます。お手元の資料の1ページ目に職員の配置図がございます。こちらをご覧いただきたいと思います。都市建設部は部長,次長ほか,都市計画課,駅周辺整備推進室,下水道課,建築住宅指導課,道路建設課の5課で事業を進める体制となってございます。職員数でございますけれども,私を含めまして60名の体制となります。前年度からは3名の減となっております。課の配置につきましては,都市計画課,駅周辺整備推進室は分庁舎の2階でございます。下水道課は分庁舎1階で,石岡地区の下水道の管理業務を行ってございます。支所では,全地区の工事及び八郷地区の管理を行ってございます。建築住宅指導課は,分庁舎での業務となってございます。道路建設課は,分庁舎,支所それぞれの地区の道路建設・維持管理の業務にあたっているところでございます。続きまして,次長ほか各課の事務分掌及び主要事業につきましては,順次自己紹介と併せまして内容をご説明申しあげますので,よろしくお願いいたします。 都市建設部次長)このたび,都市計画課長兼務を解かれまして,都市建設部次長として任命されました前島です。どうぞよろしくお願いいたします。次長の職務としましては,部長を補佐し,所管業務の統括,指揮監督及び連絡調整等図ることを職務としております。どうぞよろしくお願いいたします。 参事兼都市計画課長)本年,4月1日の定期異動によりまして,参事兼都市計画課長を任命されました福田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは,都市計画課の所管事務並びに主要事業施策概要につきまして,ご説明を申し上げたいと思います。失礼とは存じますが,着座にて説明をさせていただきます。まず,最初に課の人員配置でございますが,お手元の資料1ページをご覧いただきたいと思います。職員配置表の最上段に記載されておりますが,職員の構成については,課長1名,課長補佐2名,係長3名,課員5名,合わせて19名の執行体制で業務を行っております。次に,所管事務でございますが,お手元の資料2ページをご覧いただきたいと思います。上段に記載されています都市計画課の事務分掌でございますが,1項目めの都市づくりの基本構想に関することをはじめとする19項目の事務を担当してございます。続きまして,平成25年度の主要事業施策概要についてご説明いたします。資料の4ページ,上段の都市計画課の表をご覧いただきます。最初に,都市計画一般経費の予算額183万円でございますが,これは,都市計画事業の計画の決定や変更,また景観事業の保持等に要する経費となってございます。内訳といたしましては,景観調査委員会の委員報酬をはじめ,茨城県都市計画協会や茨城空港関連道路整備促進協議会,また,恋瀬橋ロードパーク管理運営協議会などへの負担金として計上しております。次に,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の予算額2億4,446万2,000円でございますが,こちらは合併特例事業計画に基づく主要6路線の道路整備に要する経費となってございます。内訳といたしましては,測量設計調査委託料の4,222万円でございますが,本年度につきましては,貝地・高浜線,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線の3路線を予定しております。また,八郷・新治線の整備委託料2,000万円でございますが,こちらは,朝日トンネル整備事業に伴います茨城県への委託料となってございます。委託内容といたしましては,主に環境調査と水文調査を実施する予定となっております。次に,道路改良工事費の1億3,810万円でございますが,本年度は,貝地・高浜線と上林・上曽線の2路線を予定しております。また,工事促進を図るための用地購入費として1,703万円,その取得用地の立木等補償費として2,470万円をそれぞれ計上しております。次に,公園維持管理経費の予算額5,610万3,000円でございますが,こちらは当課で管理しております都市公園や広場緑地等の維持管理に要する経費となってございます。内訳といたしましては,公園維持管理清掃業務委託料の2,457万7,000円でございますが,これは当課で管理する公園・広場等35施設の定期清掃や植栽管理業務等について委託するものでございます。高木剪定委託料の107万8,000円でございますが,本年度につきましては,国府公園内にありますケヤキの高木を剪定する予定となっております。次に,公園長寿命化計画策定委託料の907万9,000円でございますが,こちらは,昨年市内の都市公園26箇所につきまして,基本的な健全度調査を実施しておりますので,本年度は,その調査結果を基に,具体的な修繕計画等を策定することになっております。また,柏原池公園駐車場や高速バス駐車場用地の借地料として262万5,000円を,それに,出し山農村公園施設の水はけが良くないことから,その暗きょ工事費用として62万円をそれぞれ計上してございます。最後に,駐車場特別会計となります駐車場管理運営経費の予算額2,139万円でございますが,こちらは,石岡駅東にある市営駐車場の維持管理に要する経費となってございます。内訳といたしましては,駐車場管理委託料151万1,000円ですが,こちらは駐車場内の日常清掃業務委託料となっております。また,機械器具等保守点検委託料78万8,000円ですが,こちらは,駐車場の出入り口にあります自動駐車料金精算システムの点検及び警備業務の委託料となってございます。それに,一般会計繰出金として1,689万1,000円を予定してございます。以上が,都市計画課所管の事務及び主要事業施策概要となってございます。どうぞよろしくお願いいたします。 参事道路建設担当)25年度の人事異動をもちまして,参事に任命されました嶋田でございます。担当は道路建設担当でございますので,今まで以上によろしくお願いいたします。 駅周辺整備推進室長)4月の人事異動によりまして,駅周辺整備推進室長を拝命いたしました鶴井でございます。よろしくお願いいたします。私からは,駅周辺整備推進室に関します所管事務及び平成25年度の主要事業について説明させていただきます。申し訳ございませんが,座らせて説明させていただきます。はじめに,お手元の資料,平成25年度都市建設部業務概要の1ページをご覧いただきたいと思います。まず,職員の配置でございますが,上から2段目になりますが,私のほか課長補佐1名,係長1名の3名で業務にあたっております。続きまして,右側の2ページでございます。事務分掌でございますが,真ん中の段でございます,1の石岡駅周辺整備に係る関係機関との連絡調整に関することなど,記載されておりますとおり,3項目の業務を所管しております。続きまして,4ページをお開き願います。平成25年度における主要事業施策概要でございますが,下段の表でございます,事業名といたしまして石岡駅周辺整備事業でございますが,今年度13億8,109万8,000円を予定してございます。事業の内容でございますが,まず,測量・設計・調査委託料の850万円でございますが,西口駅前広場整備に関します,不動産鑑定業務,補償費算定業務,電線地中化工事に伴います設計積算業務等の委託を予定しております。次に石岡駅橋上駅舎化整備委託料の12億5,000万円でございますが,こちらは,駅舎の橋上化及び東西自由通路の整備をJR東日本に委託をします,平成25年度分の委託料ございます。次の西口駅前広場等整備工事の2,000万円でございますが,駅前交番先の北側公園の部分におきまして,仮設の駅前広場等を設置する工事費でございます。次のBRT専用駅前広場等整備工事1,050万円でございますが,バスのロータリー部分の排水整備並びに路盤整備に関します工事費でございます。次の用地購入費580万円につきましては,西口駅前広場整備に関連します用地費でございます。次の家屋補償8,500万円につきましても,西口駅前広場整備に関します家屋の移転費用でございます。以上が,駅周辺整備推進室の業務概要でございます。また,お手元にご用意させていただきましたA3版の駅舎等の完成イメージパースにつきましては,その他の件のところでご説明させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 下水道課長)下水道課長の飯田でございます。昨年に引き続き,どうぞよろしくお願い申し上げます。誠に恐れ入りますが,これより座らせてご説明させていただきます。それでは,最初に下水道課の所管しております事務,並びに平成25年度の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。最初に課の人員配置でございますが,お手元の資料の平成25年度都市建設部業務概要の1ページをお開き願います。職員配置表中段の下水道課をご覧願います。記載のとおりとなりますが,この人員を本庁と八郷総合支所の2箇所に分けて,業務を行っております。本庁の職員構成につきましては,課長補佐1名,係長1名,職員3名の計5名の構成となっております。また,支所の職員構成につきましては,課長1名,課長補佐1名,係長2名,職員4名の計8名の構成となっておりまして,本庁及び支所を合わせまして,合計13名を配置しての執行体制となっております。次に,所管事務でございますが,お手元の資料2ページの下水道課をご覧願います。1から14項目までの事務を担当してございますが,これらの事務につきましては,大きく分けて2つのグループ,業務管理グループと整備グループに分けて行ってございます。まず,業務管理グループですが,本庁及び支所に配置しております。事務内容といたしましては,公共下水道受益者負担金及び農業集落排水分担金並びに使用料金,施設の維持管理,合併処理浄化槽設置に関することなどを担当しております。また,整備グループですが,支所に配置しております。事務内容といたしましては,公共下水道事業及び農業集落排水事業の整備計画や測量・設計・施工管理など,主に建設に関することを担当しております。以上が下水道課所管の事務となっております。続きまして,主要事業施策概要について,ご説明いたします。お手元の資料5ページと6ページになります。まずは,5ページをご覧いただきまして,上段の下水道特別会計でございます。最初に使用料徴収経費の予算額2,196万5,000円でございます。これは,下水道使用料の賦課徴収に要する経費として計上しております。主なものとして,銀行などの口座振替及びコンビニ収納による手数料として116万円,下水道の使用料金の徴収を湖北水道企業団に委託しておりますので,その上下水道の一元化による使用料徴収委託料1,923万円でございます。続きまして,流域関連公共下水道ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。これにつきましては,石岡地区のポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費といたしまして,2億9,177万8,000円を計上しております。主なものとして,石岡第1,第2中継ポンプ場の施設の運転管理・施設清掃委託料1,483万7,000円,石岡地区の汚水を県の霞ケ浦浄化センターで処理しておりますので,その施設の維持管理経費としての流域下水道事業維持負担金2億2,453万2,000円でございます。続きまして,流域関連公共下水道災害復旧費でございます。これにつきましては,震災復旧に伴い上水道移設補償に要する経費といたしまして1,500万円を計上しております。この補償費につきましては,下水道管路の復旧工事において,上水道管の影響する箇所が判明したため,湖北水道と協議した結果,平成24年度内の水道本管の移設が困難であるため,仮設配管により下水道管路復旧工事を優先し,上水道移設工事は平成25年度に行うこととなったため,移設補償を計上したものでございます。次に,公共下水道整備ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。これにつきましては,八郷地区の水処理センター・ポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費1億3,130万9,000円を計上しております。主なものとして,八郷水処理センター維持管理業務委託料として5,292万円,汚泥処理委託料1,878万6,000円,また,八郷水処理センター及びマンホールポンプの機械器具の点検整備に要する費用1,390万円でございます。続きまして,流域関連公共下水道整備事業の補助でございます。これにつきましては,石岡地区の下水道整備に要する経費3,692万1,000円を計上しております。主なものとして,正上内地内の管きょ埋設工事3,612万円でございます。次に,流域関連公共下水道整備事業の補助・ポンプ場でございます。これにつきましては,石岡地区の中継ポンプ場の設備更新工事に要する経費3,012万1,000円を計上しております。主なものとして,機械電気設備更新工事に伴う施工監理委託料315万円,中継ポンプ場の機械電気設備更新工事2,670万円でございます。工事におきましては,長寿命化計画に基づき,機械電気設備の更新工事を行うものでございます。続きまして,流域関連公共下水道整備事業の単独でございます。これにつきましては,石岡地区の下水道整備に要する経費2,863万7,000円を計上しております。主なものとして,設計積算に要する設計委託料120万円,正上内地内の管きょ埋設工事2,000万円,これに伴います上水道移設補償費500万円でございます。続きまして,流域関連公共下水道整備事業単独・雨水でございます。これにつきましては,雨水幹線の整備に要する経費974万4,000円を計上しております。本年度,新規といたしまして,若松三丁目,石岡二高北側にあります,山王川沿いの調整池の測量・設計委託料700万4,000円を計上しております。また,山王川の除草委託料としての144万円でございます。続きまして,公共下水道整備事業の補助でございます。これにつきましては,下水道管路整備及び八郷水処理センター並びに八郷中継ポンプ場の機械電気設備更新工事に要する経費2億39万円を計上しております。宇治会・宮ヶ崎地内の管路整備を予定しておりまして,管きょ埋設工事1億2,933万9,000円,また,長寿命化計画による八郷水処理センター及び八郷中継ポンプ場の機械電気設備更新工事の実施設計業務委託483万円,更新工事の施工監理業務委託630万円,八郷水処理センター機械電気設備更新工事4,368万円,八郷中継ポンプ場機械電気設備更新工事1,449万円でございます。次に,公共下水道整備事業の単独でございます。市単独で実施する下水道整備に要する経費8,212万8,000円を計上しております。管路及びマンホールポンプの設計委託料として1,302万2,000円,真家地内の東宝ランド自治会で管理しています既設下水管路の調査委託として472万5,000円,恋瀬地区農業集落排水と公共下水道との管路接続工事及びマンホールポンプ設置工事6,220万円でございます。次に6ページになります。上段に記載されています,流域下水道事業でございます。これにつきましては,流域下水道の処理施設及び管きょ等工事費の市町村負担金として4,110万3,000円を計上しております。これは,茨城県が実施しております,霞ヶ浦湖北流域下水道事業の工事に対する負担金でございます。続きまして,土木費特別会計繰出金でございます。一般会計から下水道事業特別会計への繰出金13億800万9,000円でございます。次に,農業集落排水事業特別会計の事業概要をご説明申し上げます。まず,本年度,新規事業の恋瀬地区施設等維持管理経費でございます。これにつきましては,恋瀬地区農業集落排水事業地区の供用開始を10月に予定しておりますので,施設の維持管理に要する経費の計上でございます。主なものとして,公共桝へ接続される方への接続支援補助金120万円でございます。続きまして,石岡西部地区整備事業でございます。これは,分家又は新宅などの公共桝設置工事費として2件分47万5,000円を計上しております。続きまして,恋瀬地区整備事業でございます。汚水処理施設等整備に要する経費8,335万円でございます。恋瀬地区のマンホールポンプの設計及び管路台帳作成として設計委託料712万9,000円,管きょ埋設工事7,598万円でございます。管きょ埋設工事でありますが,マンホールポンプ設置工事12箇所,管路工事1箇所に要する費用でございます。続きまして,関川地区整備事業,その下の出し山地区整備事業でありますが,分家又は新宅などの公共桝設置工事費として,それぞれ38万7,000円を計上しております。次に,農業集落排水事業市債償還準備基金費28万7,000円でございます。これは,農業集落排水事業市債償還準備基金積立金の利子28万7,000円を積み立てるものでございます。続きまして,衛生費,霞ヶ浦浄化対策経費についてご説明申し上げます。記載されている事業概要の中で,下水道課に関係しますのは,下から3行目の合併処理浄化槽設置事業費補助金9,506万円でございます。これは,高度処理型合併処理浄化槽申請設置者への補助であります。本年度は,5人槽70基,7人槽60基,10人槽5基,計135基及び単独浄化槽撤去30基を見込んでおります。続きまして,農林水産業費の特別会計繰出金でございます。一般会計から農業集落排水事業特別会計への繰出金2億1,776万6,000円でございます。以上が,平成25年度下水道課所管の主要事業の内容でございます。よろしくお願いいたします。 建築住宅指導課長)建築住宅指導課長の舟橋でございます。また,隣におりますのは,副参事建築担当の栗原でございます。昨年度に引き続きまして,どうぞよろしくお願いいたします。それでは,建築住宅指導課の業務概要につきましてご説明を申し上げます。着座での説明をお許し願います。都市建設部業務概要の1ページをお開き願います。上から4段目にございます,建築住宅指導課の職員配置でございますが,私のほか,教育委員会事務部局を併任します副参事1名,課長補佐1名,係長3名,課員3名の,合わせて9名により業務を行っております。続きまして,3ページをお開き願います。一番上にございます建築住宅指導課の事務分掌でございますが,1の宅地開発等に関することのほか,記載されておりますとおり,12の業務を所管しております。続きまして,7ページをお開き願います。平成25年度の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。はじめに,木の住まい助成事業でございます。平成23年度より,国から2分の1の補助を受け,在来の木造住宅について,建築費用の一部を助成するもので,20件分として1,000万円を予定しております。内容でございますが,市内の商工業の活性化と,定住人口の増加を図ることを目的としまして,市内の設計事務所や工務店に依頼するなど,一定の条件を設けまして,1件当たり建築費用の10%以内で,50万円を限度に助成するものでございます。次に,木造住宅耐震改修促進事業でございます。昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅の耐震診断,及び耐震改修に対する助成として,535万円を予定しております。まず,木造住宅耐震診断士派遣業務委託料の35万円ですが,1件当たり3万5,000円の耐震診断士派遣を10件見込んでおります。これは,国が16,500円,県が6,750円,市が9,750円を助成することで,2,000円の自己負担で耐震診断を受けることができるものでございます。次に,木造住宅耐震改修補助金の500万円でございますが,国から2分の1の補助を受け,市内の木造住宅の耐震化促進を目的としまして,精密診断費用と耐震改修費用を合わせて50万円を限度に助成するもので,平成25年度は10件を予定しております。続きまして,平成25年度からの新規事業となります,住まいづくり推進事業の600万円でございます。市外からの転入者を対象に,定住人口の増加を目的としまして,建築費用の10%以内で,30万円を限度に助成するもので,今年度は20件を予定しております。続きまして,市営住宅維持管理経費の2,696万3,000円でございます。主な内訳といたしましては,畳,ふすま,クロス,浴室防水などの建物修繕で306万8,000円,バランス釜やガス漏れ警報器交換などの備品修繕で376万5,000円,施設清掃・管理・保守・保安委託料として465万2,000円,このほか,今年度は池の台団地の駐車場整備に係る設計委託料として241万5,000円を予定しております。続きまして,賃貸住宅ストック事業の886万2,000円でございます。これは,国から2分の1の補助を受け,中心市街地におけます定住人口の確保と増加を図るために,石岡駅周辺の良好な民間共同住宅を賃貸住宅ストック活用事業により認定し,高齢者世帯や子育て世帯,障害者世帯などを対象に,家賃の助成を行うものでございます。現在17世帯が利用しておりますが,より多くの方にご利用いただけるよう,今後もPRに努めてまいりたいと考えております。次に,被災住宅復興支援事業の211万5,000円でございます。これは,県の全額補助により,東日本大震災で大規模半壊以下の判定を受け,住宅等の復旧のために,金融機関から融資を受けた方を対象に1%の利子補給を5年間行うものでございます。利子補給の対象となる,住宅復旧に係る融資限度額を640万円として,25件を見込んでおります。また,宅地復旧に係る融資限度額は390万円で,住宅と宅地の両方が該当するものとして1,030万円の利子補給を5件見込みまして,合わせて30件の利子補給を予定しております。次に,狭あい道路整備事業でございます。建築基準法に基づく,道路後退用地の整備に要する経費として757万8,000円を予定しております。内訳といたしましては,後退用地の舗装工事費に252万円,後退用地の購入費で198万円,狭あい道路の分筆補助金で172万8,000円,工作物撤去補助金で135万円を予定しております。最後に,民生費の災害救助費939万1,000円でございます。これは,国から100%の補助を受け,東日本大震災による県内,及び東北3県の避難者を対象に,民間賃貸住宅を仮設住宅として借り上げ,1世帯4人までが6万円,5人以上の世帯は9万円を限度に,市が契約を置き換えするものでございます。受付期間は,平成24年12月28日をもって終了しており,現在の入居世帯は,福島県から10世帯,市内3世帯,小美玉市1世帯の,合わせて14世帯ですので,その借り上げ料871万2,000円に,更新手数料67万6,000円を加えました938万8,000円を予定しております。以上が,建築住宅指導課の業務と主要事業の概要でございます。なお,建築住宅指導課の座席表につきましては,9ページに記載されておりますので,ご覧いただければと存じます。よろしくお願いいたします。 道路建設課長)4月の人事異動により道路建設課長を拝命いたしました額賀でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私からは,平成25年度道路建設課の事務分掌及び主要事業施策概要について,ご説明申し上げます。恐れ入りますが,座って説明させていただきます。まず,最初に課の人員配置ですが,お手元の資料1ページをお開き願います。職員配置表の下段に記載されておりますとおり,本庁と八郷総合支所に配置をして業務を行っております。本庁の職員構成につきましては,課長1名,課長補佐1名,係長2名,課員10名,内現業部門が4名,計14名の構成となっております。支所の構成につきましては,課長補佐1名,係長2名,課員4名,計7名の構成となっており,本庁及び支所合わせて21名を配置しての執行体制となっております。続きまして事務分掌でございますが,お手元の資料3ページ目をお開き願います。1の道路の占(使)用等の許可及び現場検査に関すること以下,記載のとおり18項目の事務を,本庁・支所それぞれ所管して業務を行なっております。続きまして,8ページをお開き願います。平成25年度の主要事業施策概要についてご説明いたします。まず,道路管理事務費の予算額1,314万3,000円ですが,これは市道の適正な管理を行うために必要な経費となっております。主に道路賠償責任保険料として97万8,000円,道路台帳の補正委託料として955万5,000円の費用を計上しております。次に,道路一般事務費の予算額210万4,000円ですが,これは,広域道路行政の円滑な運営を図るために組織されております,土浦土木協会をはじめとする10の協会及び協議会への負担金や,土木資材置場の施設夜間警備業務委託料27万円,その他道路法面等の借地料136万7,000円の費用を計上しております。次に,道路維持経費の予算額1億7,302万2,000円ですが,これは,主に路面の破損等の補修工事や道路敷き内の除草工事,それに,道路側溝等の清掃など,市道としての機能や安全性を保つために行う維持補修に要する経費です。内訳としましては,道路安全パトロール臨時雇用人賃金として617万6,000円,道路等補修工事として9,628万円,交通安全対策工事として300万円,工事用材として2,400万円,補修用材として1,900万円,朝日トンネル整備事業調整協議会負担金700万円の費用を計上しております。次に,地方道路等整備事業の予算額2億9,990万円ですが,こちらは,起債事業により,生活の基盤となっております地域間を結ぶ幹線道路について,年次計画による整備を進めるものです。内訳としましては,測量・設計委託料として1,660万円,市道整備工事費として2億500万円の費用を計上しております。本年度につきましては,恋瀬川左岸堤道路工事をはじめとする継続路線7箇所を予定してございます。次に,一般市道整備事業の予算額4億2,928万1,000円ですが,こちらは,日常生活に密着している一般市道,いわゆる生活道路の整備を行うものです。主に,道路側溝の整備や未整備路線の改良舗装,あるいは,改修工事に要する経費として計上しております。内訳としましては,測量・設計委託料として5,930万円,市道整備工事として3億2,810万円,用地購入費として2,195万6,000円,立木等補償費として495万円,工作物補償費として1,152万円を計上しております。次に,交通安全施設整備事業の予算額1,000万円ですが,この事業は,歩行者及び一般車両の交通安全のため,歩道の整備や区画線,ガードレールの設置,大型街路灯などの設置に要する工事経費として計上しております。次に,狭あい道路待避所整備事業の予算額2,000万円ですが,こちらは新規事業となっております。幅員4メートル未満の狭あい道路の一部区間を,用地の協力を得ながら道路退避所を設け,交通支障を解消するために要する経費として計上しております。内訳としましては,測量・設計委託料として360万円,市道整備工事780万円,用地購入費600万円,立木等補償費130万円,工作物補償費130万円を計上しております。次に,橋りょう新設改良事業の予算額2,500万3,000円ですが,こちらは,JR常磐線の高浜・神立間に架かる三村地区天神橋の調査・設計について,JR水戸支社に対し委託するための負担金となっております。昨年平成24年度には,概略設計を行いました。本年度は詳細設計を行い,平成26年度から工事着手予定となっております。次に,排水路整備事業の予算額3,500万円ですが,こちらについては,流末排水路の整備や既設排水路の改修工事を行い,雨水排水の処理能力の維持,向上を図るための経費として計上しております。本年度につきましては,測量・設計委託料1,500万円,排水路整備工事費として2,000万円を計上しております。次に,急傾斜地崩壊対策事業の予算額300万円ですが,こちらは,茨城県土浦土木事務所の河川整備課で進めている,急傾斜地の土砂災害防止工事に要する負担金として計上しております。現在,石岡市北根本地区において,平成20年度から急傾斜地崩壊対策工事に着手しており,平成25年度も引き続き整備の促進が図られることから,その事業費の10%相当を県に対して負担するものでございます。以上が,平成25年度道路建設課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 髙野委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 関委員)下水道の問題ですけれども,今後の計画はどうなっているのか。実際下水道が進んでいないところが八郷地区にはたくさんありますが,それについてはどのようにお考えなのか。また,特別会計の繰出金が,公共下水道それから農業集落排水事業の中でもたくさんの予算が繰り出されているが,特別会計は本来独立採算ですが,かなり多くの金額が繰り出されていることについて,私は,これは少しおかしいけれど,現実に足りない中ではいたしかたないと思いますが,これを減らす努力をしなくてはいけないと思います。減らす努力はどうしているのか,あるいは,効果をあげているのかどうかについてお伺いしたいと思います。 下水道課長)ご質問の八郷地区の計画でございますが,旧八郷町時代の平成15年に,かなり大きく事業認可を受けております。その後事業を縮小しておりまして,現在は園部地区を重点的に整備している状況でございます。また,平成15年に受けました事業認可が終了しておりませんので,現在,その事業認可区域を整備している状況でございます。この計画におきましても,まだまだ広範囲にあるものですから,事業につきましては,まず園部地区の整備をするということに重点を置いているところでございます。また,繰出金でございますが,一般会計からの繰出金が多いということですが,整備事業を縮小いたしまして,できるだけ繰出金を少なくしている状況でございます。 関委員)今後の計画は,園部地区をやっているからそれが先という話ですが,これは県の認可に基づいた計画だと思いますが,この県の認可というのは,園部地区の後はどうなっているか,現実的にされていないところはいつごろされるのかというのが一般市民の関心なんですね。そういうことに対する情報というのがほとんど発信されていません。昔,平成15年の頃されて,例えば小桜地区はいつごろという話があったが,今それはなくなったという話も聞いています。現実に,浄化槽をつくるにしても,計画がなければ合併浄化槽にしようということなんだろうけども,そのへんの曖昧さというか,今後どうなるかというのがわかっていないんですよね。そのへんはどのようにお考えですか。 下水道課長)国に事業認可を受けますのは,事業期間として約5年でございます。5年の間に整備できる範囲ということで,整備をしている状況でございますが,その当時の事業費の約10分の1になっております。まだまだ広範囲でございますので,小桜地区などにつきましては,全体計画には入っておりますが,現在は延伸しながら園部地区を整備しているという状況でございます。 関委員)合併式浄化槽というのは,公共下水道との関連のなかで,当分公共下水道ができないから合併浄化槽で我慢してねという,そういう情報というのは,ちゃんとされているのですか。どういう基準で補助金を出しているのかも私はわかりませんけれども,実際補助金出して合併式浄化槽つくってもらっている訳で,それはどういう基準でやっているのかというのも,疑問がある。 下水道課長)合併浄化槽でございますが,平成13年の環境省の通知により,概ね7年間で整備がされなければ,事業認可されているところでも合併浄化槽の補助は出している現状でございます。また,全体計画に入っている部分で瓦会,葦穂の一部,小桜地区,これについては,まだまだ事業認可を受けておりませんので,合併浄化槽の補助対象地域としている状況でございます。 関委員)実際に認可が出ていないところ,全て合併浄化槽の対象だよということになるのだろうと思うのですけれど,それは一応広報等では連絡しているのですか。 下水道課長)広報等というよりも,補助申請があった時点で対象地区か,対象地区でないか確認をして,合併浄化槽の補助が出るか出ないかを,申請者に知らせている状況でございます。 関委員)そういう情報を,市で広報を出している訳ですから,この地区は合併浄化槽の対象地区ですよということを明示すべきではないかなと思いますが,いかがですか。 下水道課長)委員ご指摘のとおり,広報等を通じてお知らせしたいと考えております。 関委員)その件はよろしくお願いしたいのですが,先ほど申しました,今まで努力はされているのですが,年々繰出金というのを減額されているのかどうか,もう一度確認したいのですが。わからなければ結構です。 髙野委員長)下水道課長に申し上げます。今すぐに資料を提出,またお答えできなければ。関委員にお伺いします。後日書類の提出ということでよろしいですか。 関委員)はい。 髙野委員長)そのようにしていただきます。それで課長よろしいですか。 下水道課長)はい。 髙野委員長)ほかに発言はございませんか。 前島委員)何点かお伺いしたいと思います。まず,部長から職員配置が3名減だということで,がっかりした訳ですね。何故かというと,いろんな事業が遅れている,できなかったというのに,なぜ減らされてしまったのか。まず,お伺いしてから質問に入りたいと思います。 都市建設部長)私の立場としては,増員という形で職員の主管課には要望していたところです。推測となりますけれども,次長が単独でそれぞれの課を指導できるということが1点あったのかなと思っております。また,建築住宅指導課において,3月の異動間際に辞めた職員がございまして,それの1名減というのもございます。これは人事的にも対応できないということで,仕方ないのかなと思います。下水道課,都市計画課,駅周辺整備においても結果的には1名ずつの減となっております。駅周辺整備については,これから本工事という中で,現状維持あるいは1名の増員を望んでいたところですけれども,結果的に減らされてしまったという状況でございます。 前島委員)今,部長から答弁いただいたので,それ以上答弁はできないと思うし,私が危惧しているのは,これだけ減らされて仕事が本当にできるのかなと思っている訳ですよ。今回も当然,合併特例債事業の道路についてもやっていく訳ですよね。能力のある人がたくさんいるということで,減らされても同じような事業は遂行できると思いますか。 都市建設部長)4月の異動時に私も職員を集めまして,全体的に減っていったなかで,25年度の事業にあたらなければならないということで,職員に言った訳ですけれども,自分の領域というものを定めるな,自分の手が空けば一緒になってできるような,グループ的な輪をつくってほしいと,訓示的なものをしてございます。なんとか現体制でやっていかねばならないと考えております。 前島委員)今,部長が言ったように,民間的なことで素晴らしいことだと思うんですね。どうしても縦割りだと,私は分担ここまでだと,やらないということもある訳で,やはり,手が空けばいろんなとこを手伝うというのが大事だと思います。そこで,質問に入ります。駅周辺整備で13億8,000万円余が計上されておりますが,そのなかで家屋交渉が8,500万円ということになっているのですが,何件分の補償になっているのか,お伺いします。 駅周辺整備推進室長)西口駅前広場整備に係る土地家屋の移転でございまして,前々から移転をお願いしておりました家屋が1件,また,現在建っておりますJR所有の家屋の補償の全部で5件分,そちらも含めた金額でございます。 前島委員)わかりました。家屋補償は1件で,あとは,JR関係というのは,場所はどこですか。 駅周辺整備推進室長)JRの家屋補償の場所でございますけれども,今回の補償算定に伴ないますのは,現在の駅舎の脇にハースブラウンがございます。それから,ステーションパーク,こちらの間に,そんなには大きくありませんが,休憩室のような建物とか物置,そういったものが中に建っております。そちらの補償となっております。 前島委員)駅周辺につきましては,計上した部分につきましては,どんなことがあっても完遂するよう努力してもらいたいと,そのように思っております。それから,下水道関係について何点かお伺いしたいと思います。農業集落排水事業ですが,市民の方から接続率が非常に悪いということを聞いております。接続率については,どのような形で改善していくのか,その考えについてお伺いしたいと思います。 下水道課長)接続率でございますが,関川地区などにつきましては,維持管理組合がございますので,総会の中で役員さんたちと戸別訪問を実施している状況でございます。また,チラシ等を配布して接続依頼をしている状況でございます。 前島委員)説明が非常に漠然としている。実際に接続率が何%で,それをどのくらいに努力していきますという話をしないと,なかなか市民の方も理解できないからね。努力したけれどできませんという話になってしまうので,それについて再度お答えいただきたいと思います。 下水道課長)農業集落排水の接続率につきましては,出し山地区が81.1%,関川地区が57.6%,石岡西部地区が30.7%,東成井地区が87.7%,4地区合わせますと58.1%でございます。関川地区が平成13年度に供用開始しまして,10年たっておりますので,関川地区も重点に歩いている状況でございます。維持管理組合の役員さんと相談したり,いろいろしている状況でございます。石岡西部地区におきましても,職員が個別にチラシ等を配りまして,接続依頼をしている状況でございます。 前島委員)私が言っていることを聞いているのかな。パーセンテージをちゃんと言っているんだよな。上限はどれくらいに努力しますと。難しいことを聞いている訳ではないので,私の言っていることをよく聞いてください。 髙野委員長)今,前島委員からパーセンテージについてお伺いしたいという質問でございますので,パーセンテージについて答弁をお願いいたします。 下水道課長)申し訳ございません。接続率でございますが,県におきましても,できれば80%を超えていただきたいということでございますので,できるだけ努力している状況でございます。 前島委員)今の課長の答弁で理解しました。県で80%と言っているわけね。それを目指して頑張っていただかないと,接続している人と未接続の人の不公平感が出てまいりますので,しっかりやっていただきたいと思います。次に,土木関係の工事について,今回は地方道が2億9,900万円,市道が4億2,900万円ということであるわけですが,実際問題として,3.11の東日本大震災の復旧工事については,どのくらい回復をされたのか,また,どういったところが残っているのか,そちらを優先して工事をやっていくのか,その考えを述べていただきたいと思います。 道路建設課長)地方道の整備事業につきましては,年次計画で行っております。今年度は7路線,それを継続して,高浜の左岸堤のほか,このまま進めてまいりたいと思います。一般市道におきましては,委員ご指摘のとおり震災の影響がまだ残っているところもございます。地域の区長また住民からの要望に応えるべく,箇所件数は現在のところ把握しておりませんけれども,それに耐えられる予算を,本年度計上しております。 前島委員)市民は自分の生活道路に関しては,いろいろな要望を持っているわけですので,当然,優先順を考えて工事をやっていただければと思います。あと,バイパス問題については,その他でしかないですかね,部長。 髙野委員長)暫時休憩します。 -休憩- 髙野委員長)再開します。 前島委員)市民が関心のある6号バイパスについて,お伺いしたいのですが,今年度の予算と,今年度はどのような仕事をするのかについて,説明いただきたいと思います。 都市建設部長)国道6号バイパスの概算費用の内容でございますけれども,25年度については,まだ国会で予算が通っていないということで,額については示されてございません。24年度に3月に補正分があったわけでございますけれども,5億6,000万円ほどの補正がございまして,当初の6億円と合わせまして,24年度分として11億6,000万円。現在やっているのは,24年度の事業として実施している状況でございます。そちらの中で,用地買収あるいは物件補償,あるいは道路の本体工事,高架橋の橋の部分ですけれども,橋脚等の工事がまだ3基ほど,常磐線をまたぐ工事が残っておりまして,東田中のところですね。そちらの工事をやるというような状況でございます。 前島委員)実際,6号バイパスは諸般の事情で遅れてしまったというのは, 残念なケースなのですが,今,部長から聞いて,昨年度の予算は補正を含めて11億6,000万円だということで,たぶん目に見えた進捗ができるのではないかと期待をしております。市民も非常に関心を持っているんですね。実際問題として,いつごろできるんですかと言われても,当初の話は平成26年度ころにできるということでしたが,今の話では,平成30年でもできないのではないかという話が出ているのですが,このへんは,質問いたしません。答えは結構ですので,なるべく早く完成できるように,関係機関に努力をしていただきたいと思います。 髙野委員長)ほかに発言はございませんか。 関口副委員長)先ほど前島委員さんからあったのですが,今回3人ほど職員が減ったということで,そういった中で力を合わせてやっていくということですが,1人ですね,建築住宅指導の栗原さんが,教育委員会と兼務しますよね。都市建設で減っている中で,兼務する職員がいると。どのへんまで教育委員会の仕事をするのか,その状況にもよるとは思いますが,アドバイス的ならいいですが,このような肩書になっているとアドバイスでは済まないですよね。そちらにあまりとられると,大変かと思いますが,そのへんをお答えいただきたいと思います。 髙野委員長)これは部長ですか。本人に聞いてもね。 都市建設部長)建築住宅指導課において,1級建築士が3月で辞めたということで,私どもとしても非常に痛手になってございます。そのような中で,現在2人の1級建築士がいるわけでございますが,そのうちの1人栗原が教育委員会兼務という形になってございます。2人の建築士に力を合わせてやっていただかなければならない訳ですけれども,教育委員会では北小をはじめとして,計画が順次残っているところでございまして,そちらにどうしても手がいくというのは出てきます。残りの林ですけれども,そちらと一緒にやっていただきたいということです。人事当局には新たな職員として是非建築士の採用をお願いしたい,すぐにでも採用していただきたいというのは私の正直な気持ちでございますので,人事当局へも採用の要望について申していきたいと考えているところでございます。 関口副委員長)急場しのぎということで,こういうことになったのでしょうけれども,都市建設のほうに比重をもって仕事をしていただきたいと思います。25年度の主要事業に入りたいのですが,都市計画課で,合併特例事業の2路線を今年やるということですが,合併特例債は来年あたりで終わっちゃうんだよね。1,2年で。 〔「27年。延長だね。」との声〕 関口副委員長)それは,延長になるんだけれども。これをやったら,だいたい最後かなと。Bランクに入っていたのを復活させたんですけれども。たぶん5年伸ばしたとしても,予算的には足りないんで,これ以上はいかないと思います。合併特例債については,この他にも,園部のほうでやっている美野里・八郷線,この進捗は,今年度はどのへんまでいくのか,お伺いいたします。 参事兼都市計画課長)美野里・八郷線につきましては,舗装完了の部分が570mほどございます。それと,24年度の繰越分として,約600mの舗装を考えてございます。それから,未買収が8名,15筆ほどございますので,これの取得に向けて,鋭意努力してまいりたいと考えております。 関口副委員長)貝地・高浜線ですけれども,全路線はやらないということで前の委員会でありましたが,名称は貝地・高浜線となっていますが,これは東田中から高浜までの路線だと思いますが,変更しましたよね。その中で,今年度設計とか用地購入に入っていくということでよろしいのですか。 参事兼都市計画課長)そのとおりでございます。本年度につきましては,道路改良工事,東田中のところからですが,220メートルの改良工事を予定してございます。それと併せまして,9名,11筆等の用地取得に向けて努力してまいりたいと考えております。 関口副委員長)続きまして,駅周辺整備の石岡駅周辺整備事業についてお伺いいたします。さきほど,課長から,今年度西口駅前広場の仮設工事に入ると説明がありましたが,そうすると当然,利用者は入り口が変わったりすると思うんですね。JRとの協議もあると思いますが,いつ頃工事に入る予定になっていますか。 駅周辺整備推進室長)JR東日本に駅舎の工事等の委託ということで,6月の定例議会の議案に予定してございます。その後,締結した後で工事に入るということですけれども,ある程度日程は調整しなければならないと思ってございますが,すぐ工事に入れる体制をとりたいと思っておりますので,できれば上半期で発注をさせていただき,また,住民,駅の利用者には安全対策,利用面,そういったものを先に提案をさせていただきまして,安全面を確保しながらの施工をすると提案させていただきたいと思っております。 関口副委員長)最後の質問になります。道路建設課の新規事業ですね。狭あい道路待避所整備事業,2,000万円の予算を取ってありますけれども,これは石岡市全部を指定しているのか,それとも石岡地区だけとかになっているのか,要望が出ている地区を選ぶのでしょうけれども,何箇所くらい今年度予定しているのか,細かい説明をお願いいたします。 道路建設課長)旧石岡地区が本年度の2,000万円の予算対応として計上しております。箇所数にしましては,詳細には調査しておりませんが,昨年度まで全体で34箇所くらいあるだろうと,本年度は8箇所の整備工事を予定しております。内訳としては,測量設計が360万円,こちらについては用地測量等を予定しております。工事費として780万円,補償として260万円,用地費として600万円を予定しております。 関口副委員長)待避所ですから,そんなに延長は長いと思わないのですが,だいたい1箇所で何メートルくらい予定しているのか。34箇所あって,今年度8箇所だと,これは地権者の同意が取れているところをやるという前提ですか。 道路建設課長)用地の協力については,これからでございます。地元からの要望もございますし,道路の中でも狭いところ,そういったもろもろの狭あいな部分は市に届いております。そういった部分をリストアップしまして,本年度用地交渉しながら,4メートル未満ですので,1.5メートルから2メートル,全幅で5メートルから6メートルを確保して,市として考えているのは,約20メートルの延長ですが,交渉次第で,なんとも言えないところでございます。 髙野委員長)ほかに発言はございませんか。 大槻委員)建築住宅指導課に質問をしたいと思いますが,まず,市営住宅の管理についてお尋ねいたします。池の台団地の駐車場ということですが,これは今までに,池の台住宅は道路の両側に車が毎日駐車をしていると,そのために皆さん非常に迷惑をしているということで,そのための駐車場の整備なのか,場所と面積をお教え願いたいのですが。 建築住宅指導課長)駐車場の予定地でございますが,池の台団地の隣接地,北側になるのでしょうか。そちらの地主さんが市に土地を寄附したいということで,頂戴した土地でございます。それを有効活用するには駐車場整備がいいのかなということで,委託料で予算を計上していただいたものでございますが,面積としましては地目が田んぼで2筆ございます。合わせまして5,258平方メートルでございます。 大槻委員)これで今までの両側に無断で止まっていたところは,解消できるんですか。 建築住宅指導課長)一番は,駐車されている方のモラルの問題が重要だとは思いますが,頂いた土地が団地の土地よりもかなり低いところにございます。このままの高さで整備するということは,使う方にとっては使い勝手が悪いのではという考えもございます。そのへんも含めまして,これから検討してまいりたいと思います。 大槻委員)それともうひとつなのですが,市営住宅の入居にあたっては条件があると思うのですが,どのような条件があるのか,ご説明願いたいと思います。 建築住宅指導課長)まず,その方の収入がひとつの条件になるかと思います。それと,世帯の構成といったものも条件になります。それ以外に,入居していただく方にお願いする内容としましては,周りの方に迷惑をかけないと,そのようなことを条例で定めておりますので,それらをパンフレットという形でお配りして,内容を確認していただいております。 大槻委員)それでは,入居の条件の中に,動物等を飼ってはいけないと,そのようなことは入っていないのですか。 建築住宅指導課長)条例規則の中に明確にペットを飼ってはいけないという条文はございませんが,周りの方に迷惑をかける行為ということで,市で判断いたしまして,パンフレットの中では,ペットは禁止ですということでお願いしております。 大槻委員)今現在,池の台住宅でペットを飼っている人はどのくらいいるのか聞きたいのですが。 髙野委員長)大槻委員に申し上げます。基本的に,飼ってはいけないということになっておりますので,建築住宅指導課でも,飼っているということを何件ですと認めると大きな問題になってきますので,おそらく答えることができないと思いますので,角度を変えて再質問をお願いいたします。 大槻委員)それでは,私も先日,池の台住宅の方にお聞きしたんですけれども,かなり犬等を飼っていると,小鳥とかではなく,犬を飼っているという話で,これが非常に迷惑をしているということなので,これを今後どうしていくのか,お聞きしたいと思います。 建築住宅指導課長)実際に私ども,4月2日ですか,ペットを飼ってはいけませんという文書をつくりまして,池の台団地全戸に文書を配布しております。その後,情報を頂いたという方もございまして,4月4日ですか,団地を実際に現地調査しております。本来あってはならないことではございますが,実際にペットを飼っている方を確認しております。件数としては7件でございます。犬が7頭,アヒルが2羽,その方に対して再度,文書で通知したところでございます。 〔「聞かなくていいと言ってるのに。」との声〕 髙野委員長)暫時休憩します。10分程度といたします。 -休憩- 髙野委員長)それでは再開します。 大槻委員)もう1点,橋上駅について質問したいと思います。石岡市とJRの間で,どのくらいまで進んでいるのか,街の噂で聞きますと,全然話が進んでいないということですが,どのようになっているのか,お答えをお願いいたします。 駅周辺整備推進室長)駅舎と自由通路の工事をJR東日本に委託しているということで,昨年度3月に詳細設計が完了しまして,その後,施工の協定に向けての詰めを実施しているところです。支社としましては,JR本社に上申ということで,4月11日あたりに本社上申をしていただきまして,内容等についてはほぼ了解を得たと,そういう段階で,次のステップの議会案件提出時期等もございますので,それに向けた案づくりを現時点で進めておりまして,今週も打ち合わせということで,早急に工事が入れるような進め方を実施しているという状況でございます。 大槻委員)これは本当に工事に入れるのですか。 〔「さっき言っている。」との声〕 駅周辺整備推進室長)工事でございますけれども,了解を得て,それから進めるという段階でございます。議会で議決いただいたあかつきには,そのまま工事に入っていただける,早期の完成を目指して進めさせていただければと思っております。 大槻委員)わかりました。 髙野委員長)ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長)ないようですので,以上で,本件については,終結いたします。次に,その他の件で,執行部から発言を求められておりますので,これを許します。 駅周辺整備推進室長)それでは,その他の件ということで,東西自由通路及び橋上駅舎完成イメージパースについて説明させていただきます。石岡駅周辺整備事業の各々の事業におきましては,3月に詳細な設計を終わらせてございます。本日の委員会におきましては,自由通路及び橋上駅舎のイメージパースにつきまして,2月の委員会におきまして白地のパースということでご報告させていただきましたけれども,設計が終わり,彩色をほどこしまして,より具体的なイメージとしたものを報告させていただきます。それではイメージパースでございますけれども,上段の部分に関しましては,西口駅前広場側からの外観となってございます。施設の配置やバリアフリーの施設につきましては,前々回説明させていただきましたので,割愛させていただきます。また,下の段ですが,左から鳥瞰図。こちらにおきましては,駅舎,自由通路,またBRTといったものが含まれた鳥瞰図となっております。次に,真ん中の部分,こちらに関しましては,BRTの駅前広場から自由通路の入り口を見た外観でございます。そして右側,こちらに関しましては,自由通路の内観,丁度駅改札口のところでございます。今回の彩色につきましては,和モダンなデザイン案に決定していただきましたイメージパースを基本としてございます。こちらをベースといたしまして,今後更なる内容の精査を行いながら,工事発注の手続きへと進めてまいりたいと考えております。 また,このパースにおきましては,石岡駅整備のイメージパースとしまして,今後,市民の方々の広報活動を実施していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 髙野委員長)ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 関委員)この一番上のイメージなんだけれども,この右側の白いのは,今駐車場に使っているところですよね。これはどうなるのですか。 駅周辺整備推進室長)ステーションパークにおきましては,丁度駅舎の部分からの2階の部分で連絡するという形で計画しております。 〔「むしろ下は。全部閉じているでしょう。」との声〕 駅周辺整備推進室長)下におきましては,階段の脇に,いわゆる中通路のような感じで,左に観光案内所,右に観光展示スペースやトイレ,それで,中を通ってそのまま直進でステーションパーク1階に,まっすぐ行けるようになっています。 〔「1階は何。全部覆ってしまう訳でしょう。」との声〕 駅周辺整備推進室長)1階はですね,施設については左右ございます。一部については吹き抜けの場所もございますので,完全に中が遮断されているという空間ではございません。一応,明かりを採る大きなスペースも用意してございます。 髙野委員長)ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。その他の件でほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 髙野委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。以上で,本日の都市建設委員会を閉会いたします。長時間ご苦労さまでございました。 |