第２回委員会　（６月１４日）
出席委員	髙野要委員長，関口忠男副委員長，前島守雅委員，山口晟委員，関昭委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田耕），都市建設部次長（前島晃），都市建設部参事兼都市計画課長（福田嘉夫），都市建設部参事道路建設担当（嶋田行正），駅周辺整備推進室副参事駅周辺整備推進室長（鶴井重則），下水道課長（飯田修久），建築住宅指導課長（舟橋伸），建築住宅指導課副参事建築担当（栗原秀樹），道路建設課長（額賀均）
議会事務局	庶務議事課係長（木﨑憲一）

髙野委員長）みなさん，おはようございます。ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。本日の審査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めて参りたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，付託案件説明のため，出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。議案第66号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）」，議案第67号「平成25年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第１号）」の計２件を一括して議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

下水道課長）私から，議案第66号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）」及び議案第67号「平成25年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第１号）」について，ご説明申し上げます。これより座らせていただきまして，ご説明いたしますことお許し願います。はじめに，補正予算書で７ページの議案第66号及び11ページの議案第67号でございますが，内容については地方債元金の借換債に伴う補正でございます。当市は国より特定被災地方公共団体と認定されており，国より復旧・復興を支援するため，平成25年度限りの措置として，年利４パーセント以上の旧公営企業金融公庫資金に係る地方債について，補償金免除繰上償還が行えることから，その財源として特定被災地方公共団体借換債を発行できることとされていますので，利子の軽減を図るため，低い利子のものへ借換えるものでございます。借換債といたしましては，償還期間が２年以上残っている地方債において借換債を発行し，10万円以下の端数差額分については，繰上償還するものでございます。また，補償金免除繰上償還については平成25年９月のみの実施となっておりますので，補正により予算措置を行うものでございます。それでは，各議案の内容についてご説明申し上げます。まず，７ページ議案第66号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算補正予算（第１号）についてご説明いたします。第１条歳入歳出予算の補正でございますが，８，９ページをご覧願います。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6,243万7,000円を追加し，歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億6,792万円とするものでございます。内容につきましては，補正予算事項別明細書でご説明いたします。次に，第２条の地方債補正でございますが，10ぺージをお開き願います。第２表地方債補正でございますが，下水道事業借換債といたしまして，限度額2億6,210万円を追加補正するものでございます。続きまして，事項別明細書にて歳入歳出をご説明いたします。38，39ページをお開き願います。歳入でございます。（款）６繰越金，（項）１繰越金，（目）１繰越金，補正額33万7,000円でございますが，歳出における流域関連公共下水道元金償還費に伴い繰越金を増額補正するものでございます。次に，（款）８市債，（項）１市債，（目）１下水道債，補正額2億6,210万円ですが，下水道事業借換債により増額補正するものでございます。続きまして，40，41ページをお開き願います。歳出でございます。（款）２公債費，（項）１公債費，（目）１元金，補正額2億6,243万7,000円の増額補正でございます。内訳といたしましては，まず，流域関連公共下水道元金償還費の借換債元金2億6,210万円でございます。旧公営企業金融公庫資金に係る地方債で年利４パーセント以上，かつ，償還期間が２年以上残っているもの10件を借り換えるものでございます。次に，繰上償還元金33万7,000円でございます。借換債については，１件ずつの借換えで10万円単位となりますので，10万円未満の端数の元金を繰上償還するため，増額補正するものでございます。続きまして，11ページにお戻り願います。議案第67号「平成25年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算補正予算（第１号）についてご説明いたします。第１条歳入歳出予算の補正でございますが，12，13ページの歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,464万3,000円を追加し，歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,020万6,000円とするものでございます。内容につきましては，補正予算事項別明細書でご説明いたします。次に，第２条の地方債補正でございますが，14ページをお開き願います。第２表地方債補正でございますが，農業集落排水事業借換債といたしまして，限度額7,420万円を追加補正するものでございます。続きまして，歳入歳出について，事項別明細書にてご説明いたします。48，49ページをお開き願います。歳入でございます。（款）６繰越金，（項）１繰越金，（目）１繰越金，補正額44万3,000円でございますが，歳出における石岡地区及び八郷地区の元金償還費に伴い繰越金を増額補正するものでございます。次に，（款）８市債，（項）１市債，（目）１農業集落排水事業債，補正額7,420万円ですが，農業集落排水事業借換債により増額補正するものでございます。続きまして，５０，５１ページをお開き願います。歳出でございます。（款）２公債費，（項）１公債費，（目）１元金，補正額7,464万3,000円の増額補正でございます。償還金利子及び割引料における，石岡地区元金償還費2,741万6,000円でございます。内訳といたしましては，借換債元金2,720万円，繰上償還元金21万6,000円でございます。借換債元金2,720万円でございますが，旧公営企業金融公庫資金に係る地方債で年利４パーセント以上，かつ，償還期間が２年以上残っているもの３件を借換えるものでございます。繰上償還元金21万6,000円でございますが，地方債借換債については，１件ずつの借換えで，10万円単位となりますので，10万円未満の端数の元金を繰上償還するため，増額補正するものでございます。次に八郷地区元金償還費4,722万7,000円でございます。内訳といたしましては，借換債元金4,700万円，繰上償還元金22万7,000円でございます。借換債元金4,700万円でございますが，旧公営企業金融公庫資金に係る地方債で年利４パーセント以上，かつ，償還期間が２年以上残っているもの４件を借り換えるものでございます。繰上償還元金22万7,000円でございますが，借換債については，１件ずつの借換えで，10万円単位となりますので，10万円未満の端数の元金を繰上償還するため，増額補正するものであります。以上が，下水道課所管における補正予算でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第66号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）」，議案第67号「平成25年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第１号）」の計２件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は，いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第73号「工事委託契約の締結について（常磐線石岡駅橋上化及び自由通路新設工事）」を議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

駅周辺整備推進室長）それでは，議案第73号「工事委託契約の締結について（常磐線石岡駅橋上化及び自由通路新設工事）」につきまして，ご説明申し上げます。本案は，常磐線石岡駅橋上化及び自由通路新設工事につきまして，東日本旅客鉄道株式会社への工事委託の契約案件でございます。本議会におきましてご承認をお願いするものです。それでは，資料に基づきましてご説明をさせていただきます。まず，資料の確認ですが，１ページ目が概要書，２ページ目が議案書，３ページ目が完成のイメージパース，４ページ目が平面図，５ページ目は，大規模な工事になりますので，工事の施工計画，６ページ目が施工計画を説明する際に使用させていただきます，施工計画平面図となっております。最後に，施工協定書の写しを添付させていただきました。それでは，資料１ページ目の常磐線石岡駅橋上化及び自由通路新設工事委託契約について説明させていただきます。工期につきましては，平成27年３月31日まででございます。工事の概要でございますが，まず，駅舎につきましては，構造が鉄骨造の２階建て，規模でございますが，延べ床面積1,384.58平米，整備する施設の内容ですが，駅事務室をはじめ記載のものが主なものとなっております。次に，自由通路ですが，構造が同じく鉄骨造の２階建て，規模としましては通路延長が103.15メートル，幅員が5メートル，延べ床面積が1,282.96平米，整備する施設の内容ですが，観光案内所をはじめ記載のものが主なものとなっております。本案件の契約金額としましては，総額の概算としまして27億6,292万円，工事費の内訳としまして，橋上駅舎の部分が17億368万円，自由通路の工事としまして10億5,924万円となってございます。本契約締結後，年度契約を結び，工事竣工後，精算を行ってまいります。契約の相手方は，東日本旅客鉄道株式会社執行役員の水戸支社長となってございます。契約の方式としましては，随意契約による契約でございます。こちらの参考としまして，３ページの完成予想図，４ページの平面図を添付させていただきました。続きまして５ページ目でございますが，列車を走らせながら，東西自由通路の利用者を確保しながらの工事となりますので，その施工計画について説明させていただいております。６ページ目の施工計画平面図と合わせてご覧ください。最初の工程としましては，施工図面の水色の部分でございますが，駅構内に現在あります乗換跨線橋が，新設する自由通路の工事区域にあるため，現在の人道跨線橋を利用しました仮設の乗換跨線橋を設置するのが最初の工事となります。設置付近に何棟かあります，既存建物を解体撤去しまして，階段，仮囲い，屋根等の設置工事を実施していきます。次に，図面中央の上側に，オレンジ色で60トンラフタークレーンと記載されている場所が，西側の施工ヤードとなります。クレーン等でつりまして資材等の搬入などをする場所でございます。西側の階段付近から作業を実施しますので，仮設のトイレを人道跨線橋の下に新しく設置しまして，この場所にあります公衆トイレやパン屋などの建物を解体撤去しまして，場所を確保するというのが次の段階となります。また，東側からは鹿島鉄道跡地に大型クレーン車を設置しまして，両側からの作業実施を計画しています。西側の作業ヤードの確保ができましたら，工事に支障となります既存のホーム内にあります乗換跨線橋やホーム上屋や柱を撤去しまして，本体の基礎工事へと移ります。基礎工事でございますが，施工図面の赤い部分の建築にかかる基礎工事を実施していく場所でございます。基礎工事としまして，アースドリル工法が主となりまして，これは，基礎杭の支持層まで穴を掘っていきまして，穴の大きさは最大直径1.5メートル，そちらに鉄筋の枠を投入後，現地で生コンを打設しまして，現地での基礎杭を作成してまいります。この工法でございますが，低騒音，低振動にて施工できるものと聞いております。また，基礎杭の完成後，地中梁等を施工しまして，頑丈な基礎にしていくということです。基礎工事が終わりましたらば，メインの建築工事へと移っていきます。６番目として，橋上駅舎及び自由通路第一期使用開始とありますが，施工図面の赤い部分を完成させて，第一次の供用開始となります。この際使用できる施設でございますが，自由通路の西口側におきましては，西口駅前広場から連絡する階段及びエスカレーター，また，東口側におきましては，階段，エスカレーター，エレベーターがこの時点で供用開始できる施設となっております。また，この段階で西側のエレベーターやステーションパークへの連絡通路，また，ＢＲＴ広場への連絡箇所については，既存の人道跨線橋があるもので，この段階では未整備となっております。駅内でございますが，この時点では改札機能については完成してございまして，駅構内で使用できる施設としましては，まず，下りホームへは，上野側の階段及びエレベーター，上りホームへは，エレベーターやエスカレーター，階段等の設置は完了という計画となっております。未完成の施設は，下りホームへの階段とエスカレーターのみとなっています。これにおきましては，施工個所が既存駅舎改札前であり，また，下りホーム内にあるため，この時点ではできていないという状況でございます。赤い部分施設の使用を開始しましたら，西側にあります既存の駅本屋やその他施設，及び人道跨線橋，仮設で設置しました乗換跨線橋の解体撤去を実施してまいります。撤去後，西側の都市施設であります，エレベーターや公衆トイレ，東側になりますが，ＢＲＴ広場への連絡施設，駅構内の下りホームへの連絡施設の工事を実施してまいります。これらの駅舎及び自由通路の建設工事ですが，鉄道を運行しながらの工事になりますので，駅構内の工事で線路上空の自由通路，撤去工事を含めまして，安全面を考慮し，電車が走行していない時間帯での夜間工事となります。また，そのほか駅構内から離れる東側の場所，東口の自由通路，また，西側の都市施設の部分，こちらについては，昼間の工事を計画しているということでございます。以上が，議案第73号の内容でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。

関委員）２件ほどあります。契約金額27億6,292万円，これの内訳を，今わかったら教えてほしい。

駅周辺整備推進室長）工事の内訳ですが，まず施設としては駅舎の部分，こちらの建築費，こちらが，

〔「そういう内訳じゃない。そのうち地方債どれだけ使うか」との声〕

駅周辺整備推進室長）このうちの，国庫補助が12億4,470万円，基金が10億1,000万円，起債借入額としまして3億5,910万円，一般財源としまして1億5,220万円，おのおのの率はいいですか。

〔「内容はいいです。何ですか，一番最初のこの12億4,470万円」との声〕

髙野委員長）発言は挙手によりお願いします。

関委員）一番最初の12億4,470万円は，何だとおっしゃいました。

駅周辺整備推進室長）これは国庫補助金，国の補助金をいただく金額となってございます。

関委員）次にですね。最初に解体しますよね。それで，その機能はなくなる訳ですが，トイレなど４棟ほど解体する訳ですが，その機能の仮設的なものは作らないんですか。

駅周辺整備推進室長）撤去した際の機能の確保ということで，現在計画しておりますのは，既存の建物は空いている建物が２棟，それとパン屋さんとコンビニですか。現在，休憩室の建物がそこにございます。工事に向けては，パン屋さんとコンビニさんも撤去していくということで，休憩室の機能はいらないということで，そこで必要になってくるのは，ＪＲさんで考えているのは，どうしてもトイレは必要だということで，仮設トイレなどを設置してお客さんの利便性を図っていくと，そのように進めると聞いております。

関委員）了解しました。

髙野委員長）ほかに質疑はございませんか。

関口副委員長）協定書を読ませていただいたんですが，財産の振り分けが４ページの資料ですか，黄色と緑，それぞれ施設となっているだけで，財産がこのとおりになるのか分からないんですが，できあがったあとの管理もこの色分けどおりに管理をするということなんですか。協議をして決めていくとここに書いてあるんですけれど，市側としては，どういう考えを持っているのかお伺いをいたします。

駅周辺整備推進室長）今まで協議した中では，この色分けどおりの管理をしていくと内々に話は進めております。ただ，協定書とか，それについては，できあがる時点を見据えて，きちんとしたものを作っていきます。そういうことで今の段階では協議を進めています。一応この色分けどおりの方向で進めさせていただきたいと思います。

関口副委員長）市としてはこの色分けで管理するという考えだということなんですけれども，当然事故があったときの対応もこの色分けどおりにするという考えでよろしいですか。

駅周辺整備推進室長）事故がおきた際の補償とか，そういったものも，同じこの色分けの中で進めていきましょうということで，協議を進めております。以上です。

前島委員）ちょっと確認させていただきたいのですが，ＪＲの負担金というのは５パーセント弱ということですが，友部とか岩間はどのくらいの負担金をいただいているのでしょうか。

駅周辺整備推進室長）友部駅におきましては1億3,000万円，岩間駅におきましては9,270万円がＪＲの負担金ということです。

前島委員）当市では7,400万円ということで，妥当なのか，ＪＲ側で出さないのかね。分かりました。

髙野委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，本来は副委員長と席を交換してということでございますが，委員長席におきまして，私から質問をさせていただきます。この施工計画平面図を見させていただきまして，前に石岡市の担当であった池田次長という県から出向で来ていた人がおると思うんですが，そこで私が質問した際にですね，既存の自由通路とこの新しい自由通路，その駅の東側の関鉄跡地を買う時に，その理由として，この橋脚が関鉄のほうに出るんだと。よって関鉄の土地を買わなくてはいけないという文言が入っており，説明を頂いたんですが，今回図面を見るとへこんでいるような感じにも見えるんですけれども，これからこの先に何か作る計画はあるんですか。お伺いします。なければないでいいです。ちょっとそういう話を聞いたもので。今の現状であれば現状で，それで納得しますので。無理に作らないでください。

駅周辺整備推進室長）東口の整備におきまして，現段階で計画しておりますのは，自由通路の整備，それとＢＲＴ専用の駅前広場，こちらを現時点で整備しまして，交通結節点の強化を図りましょうということで，現時点で進めております。以上です。

髙野委員長）だいぶ私も土地を買う時に激論をしてきたもので，このへこんでいた図面を見まして，ちょっと情けない思いをしたんですけれども，こういうふうに，少しでもコンパクトに作ろうという意思でしょうから，それはそれで結構でございますんでね。より良いものに作っていただきたいと，かように思います。それで私の質問を終わります。

髙野委員長）そのほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第73号「工事委託契約の締結について（常磐線石岡駅橋上化及び自由通路新設工事）」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，その他の件といたしまして，何かございましたら，挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

関口副委員長）石岡の市民に聞かれたものですから，聞きたいんですけれども。今年度の予算書を見ましたら，公園長寿命化計画策定委託料に907万9,000円載っていたんですが。八郷地区には都市計画公園というのはないので，たぶん石岡地区のほうだと思うんですが，40くらいあるんですね，石岡に公園が。それを全てやるのか。10年くらいでやる事業だと聞いているんですが，どんなことを目的として，いくつくらいやっていくのか聞きたいんですけれども。後で説明しなければいけないので，細かく教えて欲しいのですが。よろしくお願いします。

参事兼都市計画課長）この計画は，自治体等が管理いたします公園施設におきまして，市民の誰もが安全で安心して利用できる公園の整備を目指して，今後進行するであろう，公園の遊具施設等の老朽化に対する安全対策や，計画的な維持管理による適切な長寿命化対策を定めて，修繕または更新費用の平準化を図りながら，公園施設の安全性の確保と機能保全を目的として策定することになっております。本市におきましては，旧石岡市内に40の都市公園と公園，広場，緑地等がございます。そのうちの都市公園26について今回はこの計画を定める予定でございます。26公園のうち，12の公園が整備されてから20年以上経過をしている公園となってございますので，計画的な維持修繕を図るために計画をするものでございます。

関口副委員長）そうすると，昨年は調査でしたね。今年は計画策定委託料ということで，来年あたりから事業になるということで，10年という長期の中で，本市としてどのくらいお金を要望していくのか，お聞きしたいのですけれども。遊具とか，そういう施設を直すと言っているんですけれども，トイレとかそういうものも含まれるんですか。お願いします。

参事兼都市計画課長）当然のことながら，公園の施設でございますので，遊具のほかに，垣根，ベンチ，トイレももちろんのこと対象となってございます。金額でございますけれども，昨年度，健全度調査を実施してございます。その結果をもとに，今年度この計画を策定する中において，どれくらいの費用がかかるのかというのもはじき出す予定となってございます。ですので，今のところ10年間でいくらかかるという金額までは出ておりません。以上でございます。

関口副委員長）分かりました。

山口委員）畑転の三村地区第一工区の幹線道路工事が今行われている訳でございますが，アクセス道路なんですが，片方は設計ができて，もう舗装するまでになっていますが，片方がないので，これまであった農道を利用して，県で買収したところが狭かったので，それを利用していただいて幹線道路も一緒に作っていただくように，県と市で話し合いしていただいて，作るときに一緒にできるようお願いしたいと思うんですけれども。

都市建設部長）畑転関係の県で施工している道路でございます。現況としまして，市道を分断されているという形でございますので，機能補償というのは当然でございますので，そのへんは県に要望してまいります。以上でございます。

大槻委員）前回に質問しました池の台住宅の件でお聞きしたいんですけれども。市営住宅の駐車場ですけれども，どのへんまで進んでいるのか，ご説明を願いたいんですが。それとですね，動物を飼われているということで，私が聞いたところでは，犬だということなんですけれども。これは前に指導したということなんですが，今現在この犬等は，飼われた方がいるのか，いなくなったのかお聞きしたいと思います。

建築住宅指導課長）今年度予算の中で，池の台団地の駐車場を整備したいということで，委託料を計上した訳でございますが，団地との地盤との差が５メートル以上ありまして，現在の形で整備するのは難しいと感じております。それと，他の事業で出ました公共残土の処分に困っているという状況がございまして，もう少し使い勝手のいい駐車場に向け，現在その残土を入れている状況でございます。それと，ペットの飼育でございますが，４月４日の時点で調査しました結果，７世帯でペットの飼育を確認いたしました。文書により指導いたしまして，７件のうち６件は既にペットの飼育を中止しております。１件は退去届が出ております。そのような状況でございます。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し，閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。大変ご苦労さまでございました。