第７回委員会　（３月１４日）
出席委員	髙野要委員長，鈴木米造副委員長，前島守雅委員，山口晟委員，関口忠男委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田耕），都市建設部次長（前島晃），都市建設部参事兼都市計画課長（福田嘉夫），都市建設部参事道路建設担当（嶋田行正），駅周辺整備推進室副参事駅周辺整備推進室長（鶴井重則），下水道課長（飯田修久），建築住宅指導課長（舟橋伸），建築住宅指導課副参事建築担当（栗原秀樹），道路建設課長（額賀均）
議会事務局	庶務議事課係長（木﨑憲一）

髙野委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。本日の審査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，付託案件説明のため，出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに，お諮りいたします。本日の議題であります議案第35号ないし議案第36号につきましては，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。

－休憩－

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。それでは，あらためまして，議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第15号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第３号）の計２件を一括して議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

参事兼都市計画課長）それでは，議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち，都市計画課所管となる部分について，ご説明いたします。まず，歳入でございますが，お手元の補正予算の資料36ページから37ページの下段の表をご覧いただきます。最初に，土木費国庫補助金の右側中段に明記されております，道路橋りょう費補助金の中の道整備交付金4,000万円でございますが，こちらは，昨年末の国の大型補正予算を受けて，現在進めてございます合併支援事業駅前・東ノ辻線の道路整備事業費8,000万円に対する補助金となってございます。補助率は２分の１となってございます。次に，その下の社会資本整備総合交付金1,650万円でございますが，こちらも同じく合併支援事業貝地・高浜線の道路整備事業費3,000万円に対する補助金となっております。補助率は10分の5.5でございます。次に，都市計画費補助金の中の社会資本整備総合交付金が34万1,000円の減額補正となっております。こちらは，公園施設長寿命化計画策定に伴う補助金でございますけれども，業務委託において入札差金が生じたことに伴いまして，不用となる額を減額補正するものでございます。次に，都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業交付金2,500万円でございますが，こちらも国の大型補正を受け，平成26年度から行うことになってございます公園施設長寿命化の前倒し事業費5,000万円に対する補助金となってございます。補助率は２分の１でございます。次に，歳出でございますが，資料50ページから51ページの上から４段目の表をご覧いただきます。街路事業費の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業費でございますが1億1,000万円の増額補正を計上しております。こちらは，先ほど歳入の部でもご説明してございますが，国の大型補正を受けまして，現在進めております合併支援事業貝地・高浜線と駅前・東ノ辻線の事業費となってございます。内訳といたしましては，まず道路改良工事費の3,000万円でございますけれども，こちらは，貝地・高浜線の道路改良工事費として2,000万円。また，駅前・東ノ辻線の流末排水路整備工事費といたしまして1,000万円を計上しております。次に，用地購入費の4,000万円でございますが，こちらも同じく貝地・高浜線の用地購入費として1,000万円。また，駅前・東ノ辻線の用地購入費として3,000万円をそれぞれ計上してございます。次に，立木等補償費の4,000万円でございますが，こちらは駅前・東ノ辻線にかかります立木や，家屋工作物などの補償費として計上してございます。続きまして，その下の公園維持管理経費でございますが4,931万8,000円の増額補正を計上してございます。こちらも今回の大型補正を受けまして，公園施設の長寿命化事業を行うための事業費となってございます。内訳といたしましては，まず手数料の18万円でございますが，こちらは，公園長寿命化事業の中のひとつでございます宮下児童公園内の公衆用トイレが老朽化していることから，その改築ための建築確認申請手数料として計上してございます。次に，公園長寿命化計画策定委託料が68万2,000円の減額補正となってございます。こちらは，本年度の計画策定委託業務において，入札差金が生じたことに伴い，不用となる額を減額するものでございます。次に，公園長寿命化改修工事費の4,982万円でございますが，こちらも公園施設の長寿命化事業を行うための工事費用として計上をしております。対象となる施設としては，八軒向第１公園の外周ネットフェンスの交換工事費として600万円。また，宮下児童公園内にあります公衆用トイレの改築工事費といたしまして1,600万円。また，国府公園内通路のゴムチップウレタン舗装改築工事と，園路灯の設置費用といたしまして2,782万円をそれぞれ計上してございます。次に，繰越明許費でございます。資料６ページの第３表の上から５段目をご覧いただきます。まず，土木費・都市計画費の中の公園維持管理経費5,018万円でございますが，こちらについては，今回の国の大型補正が３月期補正となることから，年度内の執行が困難であるために，公園施設改築工事費などの全額を翌年度へ繰越すものでございます。次に，１段下がりまして，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業3億165万2,000円でございますが，こちらは現在進めております合併支援事業，貝地・高浜線，上林・上曽線，駅前・東ノ辻線，八郷・新治線の事業費となってございます。内訳といたしましては，駅前・東ノ辻線の交差点協議に時間を要したことや，予定しておりました補償調査不動産鑑定業務ができなかったこと，また，県に委託している八郷・新治線の調査業務の中で，年度末の交通量調査やトンネル整備効果などの結果を反映させることになったことなどから，委託料3,342万9,000円を翌年度へ，また，貝地・高浜線や駅前・東ノ辻線の用地交渉におきまして，代替地等の申し出がございまして，地権者の同意が得られず，取得交渉が難航したために，その用地購入費や物件の移転補償費1億2,173万円を翌年度へ，また，用地交渉にあたりましては，粘り強く努力を続けてまいりましたが，どうしても用地の取得・確保ができなかったために，貝地・高浜線や駅前・東ノ辻線の工事を発注することができませんでした。それに伴いまして，工事請負費1億4,649万3,000円をそれぞれ翌年度へ繰越すものでございます。また，路線別の繰越内容につきましては，本日お配りしてございます委員会資料の２，繰越明許費説明書の１ページ目の上段の表に，記載のとおりとなってございますので，ご覧いただければと思います。以上が，都市計画課所管となる今期補正予算の内容でございます。よろしくお願いいたします。

駅周辺整備推進室長）私から，議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち，駅周辺整備推進室にかかります部分についてご説明させていただきます。それでは最初に，歳出から説明させていただきます。補正予算書の50，51ページをお開き願いたいと思います。上から４段目の表でございます。右側の説明欄で上段にございます，石岡駅周辺整備事業の1億800万円の減額でございます。内容としましては，石岡駅橋上駅舎化等整備委託料の減額でございまして，こちらは，石岡駅構内におきまして，ＪＲ東日本とは違う管理区分であります，ソフトバンクテレコム所有の光ケーブルの支障移設工事委託料として計上しておりましたが，橋上化等の工事に支障がなくなりましたので，委託料1億800万円を減額するものでございます。また，この歳出の減額によりまして，歳入につきましても減額ということで，合わせて見直しをしてございます。ページを戻っていただきまして，36，37ページをお開き願いたいと思います。下段の表でございます国庫支出金，（目）として５土木費，国庫補助金の欄でございますけれども，右側（節）上段から５段目にあります，３都市計画費補助金でございます。説明欄の一番上段にございます社会資本整備総合交付金10分の4.5の減額でございます。この交付金を活用しまして，石岡駅周辺整備事業を進めてございますので，歳出での委託料の減額に伴いまして6,326万円を減額するものでございます。同じく歳入につきまして，ページを２枚めくっていただきまして，40，41ページをお開き願いたいと思います。１番下の市債でございます。（目）としまして土木債，（節）でございますが，上から３段目の都市計画債でございます。説明の欄，社会資本整備総合交付金事業債につきましても，歳出の減額に伴いまして，6,660万円を減額するものでございます。８ページをお開き願いたいと思います。市債の減額に伴いまして，地方債の補正としまして，一番下段表の起債の目的にございます，社会資本整備総合交付金事業としまして，こちらの補正後の限度額ということで，1億8,640万円とするものでございます。続きまして，５ページをお開き願いたいと思います。一番上の上段にございます，石岡駅周辺整備事業の継続費の補正でございます。内容でございますけれども，総額の変更はございません。設定年度におきまして，平成24年度から平成26年度までの３年間を１年延長し，平成27年度までの４年間とするとともに，年割額につきましても，平成26年度分として８億円，平成27年度分としまして7億1,600万円へと組み換えをお願いするものでございます。これらにつきましては，駅舎橋上化及び自由通路新設工事におきまして，東日本大震災に伴う復興工事や東京オリンピックの開催に向けた施設工事等の社会情勢等に伴いまして，資材の調達や工事作業員の確保において困難な状況がみられ，当初予定しておりました平成26年度内の完成が厳しくなり，１年間の事業延伸をお願いするものでございます。続きまして，繰越明許費でございます。１枚めくっていただきまして，６ページをご覧いただきたいと思います。上から（款）が土木費，その中で都市計画費，そして石岡駅周辺整備事業としまして，1億3,380万円の繰越しをお願いするものでございます。内容としましては，お手元の資料２をご覧いただきたいと思います。資料２の繰越明許費説明書の１ページでございます。下段の表の駅周辺整備推進室のところをご覧いただきたいと思います。繰越額は右側に記載してございます。まず，委託料としまして繰越額2,200万円。これにつきましては，新しくなる駅舎及び自由通路に伴いまして，自由通路と接続しておりますステーションパークのリニューアルに関します改修工事の実施設計委託料，また，西口駅前広場整備に伴います電線共同溝等の積算業務委託料として計上してございましたけれども，こちらのものにつきまして関係機関との協議に時間を要したため，これらを繰越しにて対応させていただきたいものでございます。次の欄の工事請負費でございますけれども，こちらは駅舎橋上化整備工事に伴いまして，既存の西口駅前広場の利用状況の向上のため，北公園エリアの広場整備工事を計画しておりましたが，関係機関との協議調整に時間を要したため，繰越しをお願いするものでございます。次の公有財産購入費と，その下にございます補償補填及び賠償金につきましては，西口駅前広場の拡張整備に伴います補償費等でございますけれども，これらにおきましては，ＪＲさんの建物につきましては，契約は済んでおります。その他，移転対象となっております１軒の家屋でございますけれども，用地交渉続けていますけれども，契約には至りませんでしたので，こちらの繰越しをお願いするものでございます。合わせまして，1億3,380万円の繰越しをお願いするものです。以上が駅周辺整備推進室に関する内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

下水道課長）私から，議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち下水道課所管となる部分の補正予算及び議案第15号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第３号）」について，平成25年度石岡市補正予算書にて，ご説明申し上げます。最初に，議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち下水道課所管となる部分の補正予算について，事項別明細書にてご説明申し上げます。補正予算書の46ページをお開き願います。歳出でございます。歳入につきましては表の中の補正額の財源内訳でご説明いたします。最初に中段にございます，衛生費，保健衛生費の（目）公害対策費2,158万2,000円の減額でございます。内容でございますが，右側説明にございますように，霞ヶ浦浄化対策経費の合併処理浄化槽設置事業費補助金の減額でございます。財源内訳でございますが，37ページ及び39ページの歳入説明にも記載してございますが，財源となります国庫補助金保健衛生費補助が1,057万7,000円，県補助金の衛生費県補助金1,202万6,000円の減額により，国県支出金が2,260万3,000円の減額，一般財源については102万1,000円を増額するものでございます。次に50ページをお開き願います。１番下の８土木費（目）の１公共下水道費1億860万5,000円の減額でございます。内容でございますが，右側説明にございますように，下水道事業特別会計への繰出金の減額でございます。下水道事業特別会計の歳出予算における減額に伴い，繰出金を減額するものでございます。以上が，石岡市一般会計補正予算（第４号）のうち下水道課所管の補正予算の内容でございます。戻りまして，16ページをお開き願います。続きまして，議案第15号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第３号）」についてご説明申し上げます。補正予算（第３号）でございますが，歳入歳出それぞれ6,424万9,000円を減額し，歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億105万6,000円とするものでございます。内容につきましては，補正予算書の事項別明細書でご説明申し上げます。88ページをお開き願います。歳出でございます。歳入については表の中の補正額の財源内訳でご説明いたします。上段の１下水道費（目）２流域関連公共下水道維持費3,335万7,000円の減額でございます。内容でございますが，右側説明にございますように，下水道ポンプ・管きょ維持管理経費の消費税2,946万8,000円の減額，流域関連公共下水道災害復旧費の上水道移設補償388万9,000円の減額でございます。消費税でございますが，平成24年度の確定申告を基に平成25年度の中間納税を行いますことから，確定申告額が決まりましたので，減額するものでございます。上水道移設補償でございますが，上水道の移設が完了しまして補償費の本年度における支出見込みがありませんので，減額するものでございます。財源内訳でございますが，87ページの市債の歳入にも記載してございますが，災害復旧債1,280万円の減額，その他が2,946万8,000円の減額，一般財源を891万1,000円の増額とするものでございます。これにつきましては起債を減額しまして，一般財源といたしまして交付税措置を受けるものでございます。次に中段の下水道費（目）１流域関連公共下水道整備事業費1,934万4,000の減額でございます。内容でございますが，右側説明にございますように，流域関連公共下水道整備事業費（補助）の管きょ埋設工事1,612万円，流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）の測量・設計委託料322万4,000円の減額でございます。工事費でございますが，87ページ上段の国庫支出金の歳入説明にも記載してございますが，財源となります流域関連公共下水道事業補助金746万円が減額交付決定されたことに伴い，事業費を減額するものでございます。測量・設計委託料でございますが，測量・設計が完了いたしまして，本年度における支出の見込みがございませんので減額するものでございます。財源でございますが，国県支出金746万円の減額，地方債においては，（目）流域関連公共下水道整備事業費の中で充当換えなどを行っておりますので1,400万円の減額，その他62万5,000円，一般財源149万1,000円を増額するものでございます。次に（目）２公共下水道整備事業費1,442万3,000円の減額でございます。内容でございますが，右側説明にございますように，公共下水道整備事業（補助）の長寿命化実施設計業務の委託料63万円，管きょ埋設工事1,379万3,000円の減額でございます。委託料でございますが，長寿命化実施設計業務において，本年度，今後の支出の見込みがございませんので減額するものでございます。工事費でございますが，87ページ上段の国庫支出金の歳入説明にも記載してございますが，財源となります公共下水道事業補助金が758万4,000円減額交付決定されたことに伴い，事業費を減額するものでございます。財源でございますが，国県支出金758万4,000円，地方債でございますが，87ページの市債の歳入説明にもございますが620万円の減額，一般財源63万9,000円の減額でございます。次に，（目）３流域下水道事業費287万5,000円の増額でございます。これにつきましては，県の霞ケ浦浄化センターの建設負担金でありまして，現在施工中の増設工事に伴う建設負担金の増額でございます。財源内訳でございますが，87ページの市債の歳入にも記載してございますが，地方債350万円を増額いたしまして，その他62万5,000円を減額するものでございます。続きまして，公債費の（目）１元金でございますが，補正額の増減はございませんが，特別措置において地方債の借換えを行いますので8,890万円の財源を一般会計から地方債に充当換えをいたしますので，補正を行うものでございます。また，87ページの市債の歳入において，流域関連公共下水道事業債の7,490万円の増額は，借換えいたします地方債（特別措置分）8,890万円から流域関連公共下水道整備事業費の減額分1,400万円を差し引いた金額となっております。歳入・歳出の補正予算につきましては以上でございます。続きまして，19ページに戻りまして第２表繰越明許費でございます。この繰越明許費についてでございますが，内容につきましては，お手元に配布されています別紙資料２でご説明いたします。２ページをお開き願います。表の１番目，流域関連公共下水道整備事業（補助）でございます。予算の補正を行いまして，最終予算額2,071万2,000円の内，1,027万5,000円を繰越しするものでございます。繰越額の内訳でございますが，需用費5万円，工事費1,022万5,000円でございます。繰越理由でございますが，正上内地内の国道355号線において，埋設されている県の雨水排水管がございまして，管きょ工事の高さとあってしまいまして支障が出ることから，設計変更を余儀なくされて，変更設計に時間を要するため繰越しするものでございます。次に，流域関連公共下水道整備事業（補助・ポンプ場）でございます。最終予算額が2,697万1,000円の内，254万8,000円を繰越しするものでございます。繰越額の内訳でございますが，需用費5万円，工事費249万8,000円でございます。繰越理由でございますが，現在，中継ポンプ場の機器類は現在稼働しておりまして，次年度の修繕機器との稼働関連から繰越しをするものでございます。次に，公共下水道整備事業費（補助）でございます。予算の補正を行いまして，最終予算額1億8,576万円の内，8,039万円を繰越しするものでございます。繰越額の内訳でございますが，需用費5万円，長寿命化対策工事の施工監理委託料630万円，工事費でございますが，管きょ埋設工事費1,964万6,000千円，八郷水処理センター，中継ポンプ場の長寿命化対策工事費5,439万4,000円でございます。繰越理由でございますが，工事費において，設計の見直し及び機器修繕の工法検討や機種選定に時間を要したことにより繰越しするものでございます。工事費の繰越しに伴いまして施工監理委託料も繰越しするものでございます。次に，流域下水道事業でございます。予算の補正を行いまして，最終予算額4,397万8,000円の内，3,166万4,000円を繰越しするものでございます。県の霞ヶ浦浄化センターの建設負担金でございまして，現在，第７系列の水処理施設の増設工事が行っておりますが，この工事が繰越工事となることから，それに伴いまして繰越しするものでございます。続きまして，補正予算書に戻りまして，予算書の19ページをお開き願います。中段にございます，第３表地方債補正についてご説明申し上げます。表にもございますように，起債の目的を流域下水道事業（国経済対策分）として限度額590万円を追加するものでございます。また，その下の表にございますが，起債の目的の各事業の限度額において，表の右側の補正後の限度額に変更するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長）議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち，建築住宅指導課が所管するものについてご説明を申し上げます。補正予算書の36ページと37ページをお開き願います。歳入の下から２番目の表の１番下にございます，災害救助費負担金でございます。東日本大震災による被災者が居住する，賃貸住宅の契約を石岡市長に置き換え，100パーセント国の補助で建物を借り上げるもので，平成25年度の実績見込みに基づきまして，266万円を減額するものでございます。続きまして，同じページの１番下の表，上から４行目の木造住宅耐震診断士派遣補助金でございます。昭和56年以前に建てられた木造住宅の耐震診断１件につき，国からの補助金が1万6,500円となっております。平成25年度の実績見込みに基づきまして，７件分に相当します11万6,000円を減額するものでございます。また，その下にございます木造住宅耐震改修促進事業補助金は，耐震改修計画と耐震改修工事に対して，50万円を限度に助成するもので，事業費の２分の１が国の補助金となります。平成25年度の実績見込みに基づきまして，10件分の250万円を減額するものでございます。続きまして，同じページ下から５行目の賃貸住宅ストック活用事業補助金でございます。この事業は，石岡駅周辺の賃貸住宅を活用し，中心市街地への定住を促進させるため，国からの２分の１の補助により，家賃の減額補助を行うもので，平成25年度の実績見込みに基づきまして15万2,000円を減額するものでございます。続きまして，その下にございます市営住宅長寿命化改修事業補助金でございます。市営住宅の長寿命化計画に基づきまして改修工事を進めておりますが，国からは平成26年度の交付金措置が厳しいことから，平成25年度中に予算を確保するよう求められておりますので，長寿命化改修事業の国庫補助金として，事業費の２分の１となる2,310万5,000円を補正するものでございます。続きまして，38ページと39ページをお開き願います。上から２つ目の表，下から３番目にございます，県支出金の木造住宅耐震診断士派遣補助金でございます。耐震診断士の派遣事業につきましては，県から１件につき6,750円の補助がございます。平成25年度の実績見込みに基づきまして，７件分に相当します4万7,000円を減額するものでございます。続きまして，同じ表の１番下にございます，被災住宅復興支援事業補助金でございます。東日本大震災による被災者が，宅地や住宅の復興のために借り入れた融資の利子に対して，県支出金により１パーセントの利子補給を行うものでございます。平成25年度の実績見込みに基づきまして138万1,000円を減額するものでございます。続きまして40ページと41ページをお開き願います。上から２番目の表，雑入の２行目にございます，木造住宅耐震診断負担金でございます。耐震診断士の派遣を受けた方には2,000円の自己負担をいただいておりますが，平成25年度の実績見込みに基づきまして，７件分の1万4,000円を減額したものでございます。続きまして，歳出についてご説明申し上げます。補正予算書の46ページと47ページをお開き願います。上から３番目の表にございます，災害救助費でございます。この事業は，東日本大震災により，市内に避難した被災者が，居住する民間賃貸住宅について，契約主体を被災者から石岡市長に置き換え，応急仮設住宅として供与するもので，全額，国の災害救助費負担金により実施するものでございます。当初は14世帯を予定し，939万1,000円を計上いたしましたが，退去された方がおり，現在，制度を利用されている世帯は９世帯で，福島県から６世帯，市内が２世帯，小美玉市から１世帯という状況でございますので，平成25年度の実績見込みにより，建物借上料を266万円減額するものでございます。続きまして，50ページと51ページをお開き願います。１番上にございます，建築指導費の，木の住まい助成事業でございます。この事業は，市内業者による在来工法により，住宅を建築した場合に50万円を限度に助成するもので，平成25年度は40件を見込み，2,000万円を予定しましたが，申請件数は，33件となる見込みですので，実績に基づきまして７件分の350万円を減額するものでございます。次に，その下にございます，木造住宅耐震改修促進事業でございます。この事業は，木造住宅の耐震診断士派遣業務委託料として，１件につき3万5,000円の委託料を10件予定し，また，木造住宅の耐震改修補助金として，50万円を限度額に助成するものを10件予定しましたが，これまでに耐震診断士の派遣が３件，住宅の耐震改修補助金については申請が無い状況です。平成25年度の実績見込みに基づきまして，耐震診断士派遣業務委託料で７件分の24万5,000円を減額し，また，木造住宅耐震改修補助金で10件分の500万円を減額し，合わせまして524万5,000円を減額するものでございます。次に，同じ表の１番下にございます，住まいづくり推進事業でございます。この事業は，定住人口の増加を目的としまして，転入者が住宅を建築した場合，30万円を限度に助成するもので，当初20件を予定しましたが，実績は12件となる見込みですので，８件分の240万円を減額するものでございます。続きまして，52ページと53ページをお開き願います。１番上にございます，賃貸住宅ストック事業でございます。この事業は，中心市街地におけます定住人口の増加を目的としまして，石岡駅周辺の民間賃貸住宅を活用し，高齢者や障害者，子育て世帯向け住宅として提供し，家賃の減額補助を行うものでございます。当初20世帯を予定し886万2,000円を計上しておりましたが，退去された方がおり，現在は19世帯ですので，平成25年度の実績見込みに基づきまして30万4,000円を減額するものでございます。次に，上から２番目の，市営住宅長寿命化改修事業でございます。この事業は，中層住宅の４団地を対象に，外壁塗装の塗り替えと，屋上の防水工事を実施し，耐久性を向上させることで，建て替え時期を法定最長の築後70年に延伸させるものでございます。平成25年度におけます長寿命化事業は，平成24年度の補正により予算を確保し，繰越し事業として，自由ヶ丘団地の２号棟と４号棟の改修工事を行い，完了しておりますが，平成26年度につきましても，国の社会資本整備総合交付金の予算配分が厳しいことから，国土交通省からは，平成25年度中に予算を確保し，前倒しで事業を進めるよう求められております。この改修工事に伴う工事数量調書作成委託料60万円と，修繕工事費4,865万2,000円を合わせました4,925万2,000円を補正するものでございます。次に，上から3番目にございます被災住宅復興支援事業でございます。この事業は，東日本大震災により，被災者が宅地や住宅の復興のために借り入れた融資額に係る利子について，県支出金により１パーセントの利子補給を最長５年間行うものでございます。当初22件を予定し，211万5,000円を計上いたしましたが，平成25年度は18件となる見込みですので，実績に基づきまして138万1,000円を減額するものでございます。続きまして，繰越明許費についてご説明申し上げます。補正予算書の６ページをお開き願います。１番上にございます，木の住まい助成事業の繰越明許費650万円でございます。平成25年度の実績は，33件を見込んでおりますが，その内13件につきましては，年度内の工事完了が難しく，完了検査ができないことから，650万円を次年度へ繰越すものでございます。次に，上から２番目にございます，住まいづくり推進事業の繰越明許費360万円でございます。平成25年度の実績は12件を見込んでおりますが，この事業は，今年度からの新規事業であり，転入者が対象であることから，問い合わせがあった時期が遅く，申請が９月以降であったため，予定していた年度内の完了検査が難しい状況となりましたので，360万円を次年度へ繰越すものでございます。次に，同じページの中段にございます市営住宅長寿命化改修事業の繰越明許費4,925万2,000円でございます。先ほど，歳出の中でもご説明いたしましたが，国の要請に基づきまして，今年度中に補正により財源を確保し，平成26年度に事業を行うための委託料60万円と改修工事費4,865万2,000円を合わせました4,925万2,000円を繰越すものでございます。以上が，建築住宅指導課が所管します補正予算と繰越明許費の概要でございます。なお，お手元の資料２の２ページの表でございますが，訂正がございますので，後ほど差し替えをさせていただきたく，よろしくお願いいたします。以上でございます。

道路建設課長）議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち，道路建設課が所管します補正予算について，ご説明をいたします。初めに，歳出についてご説明をいたします。補正予算書の50ページから51ページをお開き願います。上から２つ目の表になります，（款）８の土木費の中の（目）２道路維持費の朝日トンネル整備事業調整協議会負担金96万2,000円の増額補正を計上しております。内容でございますが，トンネル内の照明器具や，警報設備などの保守点検費について，労務費等の単価改正により不足が生じたため96万2,000円の増額補正をするものでございます。次に，その下の道路，一般市道整備事業（単独）3,830万円の増額補正を計上しております。内容でございますが，杉並小学校の進入路の歩道整備と，周辺の通り抜けが出来ない道路の改良工事に係る事業費としまして，測量・設計委託料510万円，市道整備工事2,700万円，用地購入250万円，立木等補償120万円，工作物補償250万円の増額補正でございます。次に，橋りょう新設改良費の橋りょう整備改修負担金190万円の減額補正を計上しております。内容でございますが，ＪＲ常磐線に架かる天神橋の架け替え工事に伴う詳細設計を本年度ＪＲ東日本へ委託しております負担金でございます。当初は2,500万円を計上しておりましたが，詳細設計に伴う調査や協議などの業務内容の単価が当初より安くなったため190万円を減額するものでございます。また，財源内訳でございますが，充当率の良い地方債へ変更により，地方債を440万円増額し，一般財源を630万円減額しております。次に，６排水路整備事業860万1,000円の財源の変更をしております。内容でございますけれども，一部，国の交付金の財源が確保されたため860万1,000円を一般財源から国県支出金に変更するものでございます。次に，河川総務費の急傾斜地崩壊対策事業でございます。こちらの負担金として233万5,000円を増額補正しております。内容でございますけれども，北根本地区において県営事業で施工しております，急傾斜地崩壊対策事業として，事業費の10分の１を負担することとなっております。年度当初は，施工延長30メートル，県事業費としまして3,000万円，市負担金が300万円でございましたが，事業延長が23メートル増えたため，県事業費2,335万円の内，10分の１であります233万5,000円を増額補正するものでございます。以上が，道路建設課が所管します補正予算の説明でございます。続きまして，繰越明許費についてご説明を申し上げます。補正予算書の６ページをお開き願います。８土木費，２道路橋りょう費，一般市道整備事業（単独）4,995万8,000円，その下の排水路整備事業5,332万9,000円を繰越すものでございます。内容については，資料２の繰越明許費説明書の３ページをお開き願いたいと思います。初めに，一般市道整備事業（単独）の4,995万8,000円の繰越明許費についてご説明をいたします。先ほど補正予算でご説明しました，杉並小学校への進入路の歩道整備と，周辺の通り抜けが出来ない道路の改良工事としまして3,830万円と，東大橋地内の国道６号交差点から集落へ向かう道路改良工事に伴う用地と補償費としまして1,165万8,000円，合計で4,995万8,000円を繰越すものでございます。まず，杉並小学校への歩道整備と，周辺の通り抜けができない道路の改良工事ですが，震災後に地域から強く要望があったところで，議会の陳情でも採択されているところでもございます。これまでに，事前調査などを行い，関係する地権者の用地の協力が得られることから，早急に整備を進めるための事業でございます。内容でございますけれども，委託料510万円，工事請負費2,700万円，公有財産購入費861万8,000円のうち250万円，補償補填及び賠償金924万円のうち370万円，合わせて3,830万円を繰越すものでございます。次に，東大橋地内の国道６号交差点から集落へ向かう道路改良工事に伴う用地の交渉に時間を要したため，公有財産購入費861万8,000円のうち611万8,000円，補償補填及び賠償金924万円のうち，554万円を繰越すものでございます。次に，排水路整備事業の5,332万9,000円の繰越明許費についてご説明いたします。現在，東大橋地内の国道６号交差点から，東大橋集落へ向かう道路改良工事と併せて，排水路整備工事を行うこととしております。本事業につきましては，隣地に大型商業施設の第２期計画に伴い，工事に影響を及ぼす恐れがあるため，本年度９月議会において，事業費の補正をお願いしたものでございます。現在，国土交通省と協議に不測の時間がかかっているため，委託料1,683万円，工事請負費3,649万9,000円，合わせて5,332万9,000円を繰越すものでございます。以上が，道路建設課が所管します繰越明許費の説明でございます。よろしくお願いいたします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

関口委員）石岡駅周辺整備事業1億800万円の委託料の減額について，先ほど説明がありましたけれども，ソフトバンクシステムの部分が，今回駅舎の工事部分にかからない。だからいらなくなったという話ですよね。それはいつ頃分かったんですか。これは当初計画した時には入っていたんでしょ。変更になった。かからなくなったというのはいつ分かったんですか。

駅周辺整備推進室長）減額に伴います対象物として，ソフトバンクテレコムの光ファイバーの移設ということで，協議としては平成24年度中から協議をしていまして，最終的に文書をいただいている日付としましては，平成25年の11月15日付。そちらでソフトバンクテレコムより，移転の必要がなくなったという報告を受けてございます。それに伴いまして，今回減額という形にさせてもらっております。

関口委員）そうしますとね，11月でしょ。その時何か事業に回せばね。今回，繰越しもできないでしょこれ。12月の委員会の時には，私心配して言ったでしょ。27年３月までに完成するのかって。こういう状況で。オリンピックもある，復興もまだ進んでいない。人件費は上がっている。資材費も上がっていると。人件費は，人材が不足していると。そういう状況でできますかと，私は質問しましたよね。その時に，契約してありますので大丈夫ですよと答えていますよね。そうしたら，一般質問には27年には間に合いませんから，１年伸ばしますよと。予算委員会でもそういう答弁をしている訳だよ。その前に普通，委員会で言うんじゃないの，報告を。私は聞いている訳だから。３月の定例会前にいくらでも，委員会でもいいし，報告とかあったでしょうよ。私が心配して言った時には，大丈夫だと。議事録あるでしょ。ここに書いてあるよ。どうするんですかそれは。我々に説明がないまま，他の人に話しているんですよ。委員会いらないでしょ，そういうことだったら。どうなんですか。

駅周辺整備推進室長）この減額に伴いましては，時期的には先ほど申し上げましたように，11月中旬にわかりまして，12月の委員会の時に関口委員から情勢的に厳しいと，そういった中で，現場またＪＲさんとの打ち合わせにおいても社会情勢的に厳しいのは理解していると。それに向けて工法等検討しながら進めていくようお願いしますと。当時はそういう形で進めていきましょうという形で進めていたわけでございますけれども，工程を組んだ中では，夜間工事等の人員の確保が非常に難しい。そういう時期にございまして，時期的にはちょっと説明をしませんで，大変申し訳ございませんでしたけれども，今回１年延伸ということで，完成に向けて進めさせていただければと思っております。よろしくお願いいたします。

関口委員）部長に聞きますけれど。私が言ったのは，委員会に報告がないままに，一般質問とか予算委員会で答えているでしょうよ。１年延ばす延ばすって。なかったでしょ。その説明がうちのほうには。そのことについて聞いているんですよ，私は。

沼田部長）駅周辺整備の１年延伸という部分につきまして，委員会に十分なご説明ができなかったということについては，おわび申し上げます。ＪＲとの協議をしている中で，12月頃かと思いますけれども，議会中の部分もかなりありました。そういう中で，１年どの段階で延ばすんだということで協議をしておりまして，はっきり請負業者も26年度，27年の３月完成というのは難しいという話が確定しまして，１月，新年度予算に併せまして１年延伸と市長にも報告をしまして，今回の経過となった訳でございます。その後，本来であれば，委員会にご説明いたしましてやるべきところでございましたけれども，結果的にはご説明しないままこういう形になってしまったことは，非常に申し訳ございませんでした。

関口委員）理由があって遅れるのは仕方ないですよ。ただ，報告はするべきだと思うんですよ。そういうことがないように，今後気をつけてください。以上です。

髙野委員長）ただいま関口委員からも質疑ありましたけれども，大きな事業ですし，執行部も大変かと思いますが，こういった特別な変更があった場合は，申し出があれば委員会はいつでも開く用意はしてございますので，今後は報告等々よろしくお願いしたいと思います。

前島委員）駅周辺整備事業のですね，家屋の移転補償の部分で，１軒と交渉していて，なかなか進まないということなんですが，その１番の理由というのは単価の問題とか代替地の問題とか，どういうことなんでしょうか。

駅周辺整備推進室長）今回の繰越しの案件の分。価格面につきましては，概算でありますけれども，交渉がはじまってから概要的にはこれくらいですよとお話はしてございます。ただ，本人の希望としては，少ないんじゃないかな，どうなんだという話はされますけれども，これはあくまでも公共の仕事で，全国的に基準に基づいてやっているので，これについての増額という内容のものは，うちでは考えていないと。あと，移転先については，物件的には１件は紹介している。建物は見てはもらっていると思いますが，ちょっとねという話は聞いております。また，今後そういう物件が出た際には，方法も考えていきましょうということでお話はしています。一般の住宅で仮設店舗という営業方法もありますといったご提案はさせていただいております。ただ，本人としては中々震災後の営業状況も大変厳しい。どういう方法で自分が生活していくのか考える余地が相当おありのようで。その辺をできれば，気持ちよくと言っては変かもしれませんが，移転して良かったと言われるような方向付けに，少しでもこちらから情報提供していく。それで，できれば早い時期にそういう結果になってくれるような，状況としてはそういう形で進めさせていただいております。以上です。

前島委員）市民の方の声では，隣の物件があまりにもかけ離れた単価といいますか，坪300万円以上とかで物件を購入したということで，その辺の整合性について，不平等ではないかなということで，今言ったようなことを条件としてやっているのかなという話が出ている訳なんですが，それはないんですね。

駅周辺整備推進室長）この繰越し案件の相手方でございますけれども，やっぱりそういった価格的なものは，情報として若干は知っていると。ただ，建物自体は今もお願いしている物件，全く同じものではない。建築年数も違うし。総額としては，今回繰越しの案件のほうが価格的には過小ではございませんので。差はございますから。それ以上欲しい云々というものではないと。以上です。

前島委員）繰越しの物件につきましては，引き続き努力していただきたいと思います。それと，今回予算等にも計上されていないひとつの物件についてはどのような，進捗状況になっているんでしょうか。

駅周辺整備推進室長）これまで交渉してきた内容としましては，用地につきましては，境界立会等お願いしてどのくらいかかるかという面積まで確定してございます。面積的には，残地が概ね10坪ほどの大きさが残るので，こちら側としては，できれば，場所的には業務をやるのには駅前の場所が，本人が希望しているということで，その辺につきましては，残地での利用のお願いをしているのに伴いまして，建物の評価をさせていただいて，今後のご協力をお願いしたいと。そういう段階できておりますけれども，どうしても建物の評価だけは，まだ了解を得られていないという状況です。しかし，駅の橋上化整備もはじまりまして，こういった形で整備していきますよということは相手にもお話してございます。計画としても理解は得てはいるんですけれども，どうしても後の事業用地については，建物の評価が済んでいない中で，値段の交渉はこれからという形でございますので，できればもうちょっと粘り強く話をしながら，ご理解を得て，一歩でも二歩でも前に進むような進み方をさせてもらいたいと思いますので，よろしくお願いしたいと思います。

前島委員）確かに担当は努力をしていると思います。私のところに入っている声としては，その物件についてはかなり厳しいと聞いているんですね。本人がなかなかそのことについて理解が難しいという状況でありますので。先行取得した１丁目１番地がね，その場合には，なんのために先行取得したのかと言われないようにやらないと，非常に不信感を持たれると思いますので。そのへんは特段の努力をして対応していただきたいと思います。最後に部長から答弁をいただきたいと思います。

沼田部長）駅前西口の用地未買収の部分でございますけれども，こちらについては，今話がありましたように，粘り強く対応していくということで行きたいと思います。ただ，１人の方については，建物そのものということよりも，駅周辺整備事業そのものに対しての独自のお考えがあるようで，そのへんの納得，あるいは現在も駅周辺整備事業として進んでいる状況ですので，そのへんをご説明しながら，ご理解いただいていくということで進めてまいりたいと考えてございます。

髙野委員長）他に質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち当委員会の所管に係る部分，議案第15号「平成25年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第３号）の計２件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。

－休憩－

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。次に，議案第35号「市道の認定について」を議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

道路建設課長）それでは，議案第35号「市道の認定について」をご説明いたします。お手元の議案第35号の資料をご覧願います。この路線は，石岡市所有の道路を市道として認定するものでございます。次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は，市道Ａ3384号線でございます。認定区間が，起点となります石岡市石岡字水久保13906-8から，終点となります石岡市石岡字水久保13906-3までの区間で，幅員4.01メートルから5.05メートル，延長が90メートルの路線ございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

関口委員）先ほど現地を見たんですけれども，これまでの道路として利用していたところでしょあそこは。今まで認定していなかったということは，あくまでも道路ではなくて，認定道路という形でいままでいたんですかね。

道路建設課長）石岡市所有であっても，法定外の市道，底地は石岡市の名義になっていますが，今まで認定路線ではなかった道路でございます。以上でございます。

関口委員）舗装されていませんよね。認定したら舗装とか，水路とかそういう整備もしていくんですか，これは。認定していった後の，仮の話ですけれどね。

道路建設課長）当然ながら，承認をいただければ，今後市道として管理していく訳でございます。そのような市道であっても，未舗装の道路が市内にまだたくさんございます。地域からの要望によって，舗装の要望があれば，順次舗装は進めていきたいと考えております。以上でございます。

関口委員）この道路の接続でね，今日入っていったところが水たまりになっていて，あれも舗装じゃないですよね。あれも市道になっていますね。前から要望があって，あそこを拡幅してくれとか，道路舗装してくれよという話がありましたけれど，あれだけ水がたまるところで，たぶん水路はできていかないと思うんだよね。市道として認定していくのはいいけどね。その後の維持管理が大変かなと思うんですよね。その辺はどのように考えていますか。

道路建設課長）委員ご指摘のとおり，市道として舗装すれば，当然排水の問題もかかってくる訳でございます。今回現地で調査いただきました箇所については，土地の地形上，高低差が，あまり勾配がとれない部分も確かにございます。その部分ではなくても，その先の延長においても，そういう箇所が見受けられます。当然，雨水問題は非常に大きな問題に発展しかねませんので，総合的な雨水排水の計画といったものを計画しながら，舗装も対応していきたいと考えてございます。以上でございます。

関口委員）道路として有効的に使えると思うので，認定は私はいいと思います。以上です。

髙野委員長）他に質問はございませんか。

前島委員）この認定をする接続道路の東側というんですか。今そのまま砂利道になっている。これにつきましては，３メートル道路というんですか。それが４メートル道路になる可能性はあるんですか。

道路建設課長）道路に関しては，周りに住宅が立ち並びますと，中心から２メートル下がるセットバックという規定がございます。そうしますと，４メートルが確保できるという形になりますが，現在の委員がおっしゃられた所につきましては，今のところ狭あいな４メートルに満たないという所も確かにございます。そういった所に対しましては，セットバックが今後なされるかなというふうに考えてございますので，４メートルを確保できるように，市のほうでも整備するときには，そのへんを主張していきたいと考えております。

前島委員）今，課長が答弁したように，できればこれを舗装にするときには，この東側の砂利道のところもセットバックしてやってもらうように，よろしくお願いしたいと思います。以上です。

髙野委員長）暫時休憩します。

－休憩－

髙野委員長）再開します。

山口委員）先ほど説明がありましたんで，この高低差がありますけど，将来やる場合には考えてやるということなんで，広がるところだけこうやって広げていってね。舗装する時には，やっぱりこちらも協力してもらうような努力してもらって。舗装とかなんかというのは，できればできるんでしょう。入り口だけですよね。それはやって，指定するのはいいと思いますよ。できるときにしておかないと。あとのものは努力してもらわないと。

髙野委員長）集約します。今，委員さんから質問がありました。そこで，建設課長に申し上げますけれども，９尺の道路があると。今後，市道受け入れして舗装になるかと思いますけれども，その際にはですね。その９尺の道路。狭あいな道路ですけれども，それが市道であれば，そこからの排水等々も可能であれば考えると，そこの水たまりも解消できるのかなと思いますので，無理に一緒ということはないんですが，その部分も視野に入れて検討いただければと，かように思いますので，よろしくお願いいたします。他に質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第35号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第36号「市道の認定について」を議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

道路建設課長）それでは，議案第36号「市道の認定について」をご説明いたします。お手元の議案第36号の資料をご覧願います。この路線は，都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として認定するものでございます。次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は，市道Ａ5662号線でございます。認定区間が，起点となります石岡市茨城三丁目14377-2から，終点となります石岡市茨城三丁目14377-4までの区間で，道路幅員6.05メートルから11.15メートル，延長が34.95メートルの路線となってございます。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第36号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本委員会に付託されました案件の審査は，すべて終了したわけでありますが，これらにかかる委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，所管事務の調査といたしまして，都市建設部の事務執行状況についてを議題といたします。平成25年度予算の執行状況，入札の実施状況を調査項目といたしまして，報告書を提出していただいております。この報告書につきまして，各課ごとに要点を取りまとめて，ご説明をお願いいたします。

参事兼都市計画課長）それでは，都市計画課所管となります予算の執行状況と，入札の実施状況についてご説明をさせていただきます。お手元にお配りしてございます委員会資料１の１ページ目をご覧いただきたいと思います。最初に合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の現年度分の執行状況でございます。まず，貝地・高浜線でございますけれども，予算額7,500万円に対しまして，執行契約額が2,992万3,500円でございます。執行率が39.9パーセントとなってございます。以下，駐車場特別会計まで，駅周辺整備事業を除きますけれども，記載のとおりの執行状況となってございますので，よろしくお願いいたします。続きまして，２ページ目をご覧いただきたいと思います。同じく，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の繰越明許分でございます。まず，貝地・高浜線でございますけれども，予算額8,387万5,510円に対しまして，契約執行額が7,599万9,837円となってございます。執行率が90.61パーセントでございます。以下，５路線につきましては，記載のとおりの執行状況となってございます。続きまして，３ページ目をご覧いただきます。入札の実施状況でございます。１番目として，柏原池公園休憩施設設置工事につきましては，株式会社アグリ工業が落札をしてございます。落札率は94.8パーセントでございます。以下，４件につきましては，記載のとおりの執行状況となってございます。よろしくお願いいたします。なお，資料３といたしまして，合併支援事業の５路線の進捗状況につきまして，状況等の資料を作成してございますので，ご覧をいただければと思います。以上が，都市計画課所管となる部分となりますので，よろしくお願いをいたします。

駅周辺整備推進室長）私から駅周辺整備推進室の平成25年度の予算執行状況を報告させていただきます。同じ資料の４ページをご覧いただきます。石岡駅周辺整備事業におきます現年度分でございますが，ＪＲ東日本への工事委託料やＢＲＴ専用駅前広場の整備工事費，駅構内での建物移転費等としまして1億2,080万8,239円の執行状況でございます。次に繰越明許でございますけれども，建物補償時点修正業務委託料やＢＲＴ専用駅前広場整備工事費等としまして，2,696万4,000円の執行済みとなってございます。以上が駅周辺整備推進室の予算執行状況でございまして，入札実施状況におきましては，実施してございませんので，以上でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長）私から，下水道課所管の平成25年度予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。資料の５ページをお開き願います。はじめに，予算執行状況調書，現年度についてご説明いたします。内容につきましては，平成26年２月28日現在でございます。最初に，１番上の下水道事業特別会計でございます。最初の表の流域関連公共下水道整備事業費（補助）の工事費でございますが，予算額3,612万円，契約額1,287万3,000円，残額2,324万7,000円，執行率35.6パーセントでございます。以下，各事業におきましては，記載のとおりでございます。続きまして，６ページに移りまして，上段の表をご覧いただきたいと思います。農業集落排水事業特別会計でございます。最初に，石岡西部地区整備事業でございますが，工事請負費，予算額47万5,000円に対し，契約額0円，残額47万5,000円，執行率0パーセントであります。これにつきましては，新宅等の公共桝の取出し費用でありまして，取出しの設置申請の提出がありませんので，執行率が0パーセントとなっている次第であります。以下，農業集落排水事業においては記載のとおりでございます。続きまして，中段にございます，平成24年度からの繰越明許の下水道事業特別会計について，ご説明申し上げます。流域関連公共下水道整備事業費（補助）の工事請負費でございますが，繰越額891万4,500円，契約額891万4,500円，残額0円，執行率100パーセントでございます。以下，繰越しされました各事業においては記載のとおりでございます。入札実施状況についてでございますが，入札がございませんでした。以上が下水道課所管の事業における予算執行及び入札実施状況でございます。続きまして，資料はございませんが，合併処理浄化槽設置事業費補助金の補助限度額が４月１日に改正となりますので，ご報告申し上げます。本年２月13日に会議がございまして，現在の県の補助金は，森林湖沼環境税が上乗せされておりますが，この上乗せ分において金額が改正されることとなりました。補助額でございますが，窒素のみ除去のＮ型は，５人槽で現在上乗せ分を含めまして66万4,000円の補助額でございますが，改正により新築で53万3,000円，単独槽から合併処理浄化槽への転換で64万5,000円。７人槽では70万2,000円が補助額でしたが，新築で64万4,000円，転換で77万2,000円。10人槽でございますが，75万2,000円補助額が出ておりましたが，新築で78万7,000円，転換で95万9,000円。また，窒素リン除去のＮＰ型は，５人槽で87万6,000円の補助額が，新築で98万7,000円，転換で109万9,000円。７人槽でございますが，121万9,000円の補助額が，新築で134万7,000円，転換で147万5,000円。10人槽でございますが，171万9,000円の補助額でしたが，新築で189万1,000円，転換で206万3,000円と補助額が４月１日より改正されますので，ご報告いたします。以上でございます。合併処理浄化槽設置一覧表の変更につきましては，後日資料として提出いたしますので，よろしくお願いいたします。

道路建設課長）平成25年度道路建設課の予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。資料１の８ページをご覧願います。２月28日現在の予算執行状況でございます。最初に，現年度の道路維持費でございますが，予算額1億8,158万1,000円に対しまして，契約額1億6,740万9,520円を執行しております。執行率は92.2パーセントでございます。次に，地方道路等整備事業及び各事業につきましては，以下記載のとおりでございます。
続きまして，９ページをお開き願います。繰越明許費です。最初に，道路維持費予算額706万6,500円に対しまして，契約額703万5,000円を執行しております。執行率は99.6パーセントでございます。次に，地方道路等整備事業及び各事業につきましては，以下記載のとおりでございます。続きまして，10ページをお開き願います。入札実施状況でございますが，12月から２月までの入札状況でございます。ＮＯ．１の25単・市道Ａ0114号線街路樹剪定工事，契約額190万500円，請負業者は杉並造園土木株式会社でございます。以下記載のとおり，合計12件でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長）建建築住宅指導課が所管しております事業の２月末現在におけます，予算の執行状況と入札の実施状況につきまして，ご説明を申し上げます。お手元の資料１の７ページをお開き願います。木の住まい助成事業は1,650万円の予算に対しまして1,650万円を執行し，執行率は100パーセントでございます。以下，住まいづくり推進事業から災害救助費までの８事業におけます予算の執行状況は，表に記載されているとおりでございます。また，入札の実施状況でございますが，12月以降の入札の実績はございません。以上でございます。よろしくお願いいたします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明について，質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

関口委員）道路建設課の課長に質問したいんですが，入札の実施状況の10番と12番，これは入札参加業者が少ないよね。どういった訳なんですかこれは。他と比べて少なかった。ランクのせいもあるのか分かりませんが，そのへんの説明をお願いいたします。

道路建設課長）入札の実施状況の中で，10番と12番の参加者数が少ないということでございます。こちらの入札に関しては指名競争入札でございまして，契約検査で担当してございます。今回は両工事に対して２者の参加ということでございますが，入札の辞退の届出がございましたことによる，２者の入札ということでございます。あと，取りおり等もございました。以上でございます。

関口委員）そうすると，当初は４者５者指名したということでよろしいんですか。

〔「はい。」との声〕

関口委員）それでは，了解しました。

大槻委員）私は，合併特例債事業の美野里・八郷線をお伺いしたいんですが。買収がだいぶ進んでおりまして，バイパスの近くですか。一部残っているということなんですが，今どのような状態になっているのか，ちょっとお聞かせ願いたいんですけれども。

参事兼都市計画課長）美野里・八郷線につきましては，25年度主な事業の進捗でございますが，90パーセントの進捗状況となってございまして，355号線までの接続まで残り230メートル残すのみとなってございます。こちらの区間につきましては，26年度におきまして調査測量を実施しまして，成果が上がってき次第，交渉にあたりたいと考えております。

髙野委員長）他にございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で，本件については，終結いたします。次に，その他の件といたしまして，何かございましたら，挙手によりお願いいたします。

〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し，閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。長時間ご苦労様でございました。