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平成26年度 議会運営委員会
鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。 会派持帰りの件を議題といたします。本件については,先の委員会において,正副議長及び監査委員の特別委員会委員への就任に関する申し合わせについて,見直しを含めて,協議いただいたところ,意見の集約を見なかったことから,本日,再度ご協議いただくものでございます。それでは各委員から,ご意見をお願いいたします。 菱沼委員)昨日の議会運営委員会の後,会派で報告をさせていただきました。その後,議論した結果,昨日申し上げたとおり,議長は,オブザーバーとしての参画で,副議長,監査委員は参画できるということでございます。 岡野孝男委員)私どもも菱沼委員の案に賛成でございます。 岡野佐工委員)私も昨日の議会運営委員会の結果報告をしまして,前回,現行どおりとすることで述べておりましたが,いろいろ協議した結果,菱沼委員が言ったようなかたちでやむを得ないだろうという結論に達しました。 前島委員)私どももこの件について話し合いをしました。結果は,現行どおりとするということで変更しないということでございます。 鈴木委員長)私どもですが,先ほど菱沼委員ほか2名の委員からありましたように,議長については,辞任していただいてオブザーバーとして出席していただいて,副議長と監査委員については,特別委員会委員には入れるというように決定をいたしました。ただいま各委員からご意見をいただきました。集約いたしますと,4委員が議長は特別委員には入らないでオブザーバー,副議長及び監査委員は特別委員会に所属できるという意見,またもう1つには現行どおりという意見があったわけですが,総合的に判断いたしますと4委員からの意見が出されておりますので,全会一致ではございませんけれども,私の方で申し上げた議長については特別委員には入らないでオブザーバー,副議長及び監査委員は特別委員会委員に就任できるということに改正したいと思いますが,これにご異議ございませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 前島委員)今委員長が言われたことは,一理あると思いますが,全会一致という大事なことを反故にしてやるということはいかがなものか。それから毎回入っているように,なぜ監査委員が公平中立の立場の中で特別委員会に入る必要があるのか。その辺のしっかりした根拠を言ってください。 鈴木委員長)これについては,この前の委員会でもございましたが,合併当時の石岡市議会の中で34名ほどの議員の中で協議をした結果,あまりにも多い人数の中で,正副議長については入らないでもよろしいのではないかと,特に旧石岡の議会の場合には,特別委員会が何回もございました。その中で百条委員会も3,4回というような活動があったわけでございます。そういった時こそ,議長が中立の立場であるべきだという経緯があったわけですが,それ以来,人数が現在10名減ったわけであります。今回の改正でまた2名減るということで22人であります。そういった中で正副議長,監査委員が抜けますと19人です。その中の何人の方が特別委員会委員に就任するか。その辺を勘案したときに,ある程度の人数は確保しなければならないということを考えております。そういうことからしますと,多数のご意見がございましたように,やはり副議長,監査委員については,入った方がいのではないかというような私の案でございます。 前島委員)今委員長が数が少なくなったから云々というのは,私は詭弁だと思います。数が多い少ないは関係なく,正副議長と監査委員がなぜ入らなくなったかというのは,1つは議長というのは議会を代表するわけです。当然これは省く。副議長は,議長を補佐するわけです。そういう方が入って意見を先導するというのは好ましくないということと,監査委員は,公平中立ですから入ってはまずいということでやっていたわけです。数が多い少ないではないんです。 鈴木委員長)ただいま前島委員のご意見もございましたが,それはそれとして一理あるかと思いますが,今後の議会を運営していく上では,そういったことも勘案しながらも,委員会というのは,必ずしも副議長,監査委員の職にあった場合に,その人が優先的に発言をするということではございません。あくまでも委員長,副委員長が互選され審議をするので,委員長,副委員長以外の監査委員,副議長については,全く同じ委員の立場で発言するわけでございまして,副議長という権限の中で,特別委員会を仕切ろうというようなことはないと考えております。 〔「そこは見解の相違であります」と呼ぶ者あり〕 鈴木委員長)暫時休憩いたします。 ―休憩― 鈴木委員長)会議を再開いたします。ただいま前島委員からご意見を頂戴いたしました。私からも意見を述べさせていただきました。そのような中で前島委員から実質的には反対だが,やむを得ないのではないかという意味のご意見も頂戴したかと私なりに判断いたしましたので,再度そのようなかたちでお諮りさせていただきたいと思いますが,これにご異議ございませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 鈴木委員長)暫時休憩いたします。 ―休憩― 鈴木委員長)会議を再開いたします。ただいま前島委員からは,現行どおりという意見,それ以外の委員からは,先ほど私から申し上げたかたちでやるべきだという意見があったわけですが,ここで一番大事なことは,いまの議会でこの案件について決定しておいた方がいいという考えがございますが,その辺についてご意見をお聞かせいただきたいと思います。 菱沼委員)今のお話を聞いておりまして,議会運営委員会のあり方として,確かに前島委員が言われるように全会一致で来ております。その全会一致がなくなったときに危惧する部分も確かにあります。ただ正副議長,監査委員についての今後の特別委員会への参画については,先ほど私が述べたとおりでございますので,それはそのようにやっていきたいと思っております。ただ全会一致になってくると,議会運営委員会の今後のことも出てきますので,全会一致をなくしたときにどうなるのかということを危惧しているところでございます。 岡野孝男委員)議長のみ特別委員会委員を辞任することに賛成なんですが,副議長,監査委員については,今は特別委員会委員を控えるということですが,場合によっては控えることもあるかもしれませんが,控えなくてもいいのではないかというのが私の考えです。今後そのように進めた方がいろいろな意見が反映されていいのかなと思っております。全会一致については,それを守るということであればそれに越したことはないんですが,ただある程度は,妥協といいますか,そのようなことも必要ではないかという感じがいたします。 岡野佐工委員)私も考え方については,会派で十分議論したものを持ってきておりますので,これについては変わりません。ただ全会一致ということについては,これはあくまでも理想であるし,当然そうあるのが望ましいという考えは持っております。 磯部副委員長)全会一致というのが申送り事項で決まっているわけですが,私はケースバイケースという可能性もあるような気がするんです。いま前島委員が言われたこともごもっともな意見です。ただし,じゃあ決まらないから次も持ち帰りと繰り返しになったときには,決まることもなかなか決まらなくなってしまう。そういう弊害もあるのかなと。ですから全会一致をこのまま継続するか,採決をするかという問題を議論しているわけですが,そういった意味では難しい判断をしなければならないというのも事実なんですね。いままで私が経験した中では,なかなか決まらなくて持ち帰りを繰り返しているうちに改選があって流れてしまったというような事案もあった記憶があるんですが,この全会一致は申送り事項ですよね。ですからその辺は,議論をして改正するなり,そういうことも必要かなと思います。この問題だけでなく,今後,時代の流れやいろんなことを踏まえたときに改善しなければいけないことは改善しなければならないと思います。非常に重い判断だと思います。 鈴木委員長)前島委員をはじめ各委員からご意見があったわけですけれども,これは大変難しい問題であります。そういうことを勘案しますと,改選後にはもっと柔軟な議会運営ができるような対策を講ずるべく,今後の議会活動は,そういうことも加味しながら改選後には,やっていくのが一番いいのかなという意見に集約されると思います。そういう中で改選後には,こういうことにも対応できることを私からは望むものでございます。そういうことでこの件については,今の議会で決めていただければと考えているところでございます。前島委員,改選後には新たな議会運営委員会ができるわけでございます。そのときにはそういうことも含めて十分に議論していただいて,今後の運営の中で全会一致がいいのかも含めて,新たな議会の中で決めていただければいいのかなと思います。この議会においては,その点については次回へ持ち越すこととしまして,先ほど皆さんからご意見いただいた件についてご了解いただければと考えております。暫時休憩いたします。 ―休憩― 鈴木委員長)会議を再開いたします。ただ今各委員からそれぞれ意見がございましたが,意見が異なる部分がございます。このまま継続しておりますと本会議も遅れてしまうこともございますので,この件については,集約がなされないのであれば,今後の検討課題ということで,改選後に新たに検討していただくということにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で,議会運営委員会を閉会いたすところでございますが,私から一言ごあいさつを申し上げます。 委員長に就任以来,約1年8か月にわたりまして,委員長を務めさせていただきました。この間,副委員長をはじめ委員各位には,何かとご協力をいただいたことに,心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。ご案内のように,来月には改選がございまして,それぞれの議員か選挙に立候補するということでございますので,どうか皆様には,ご奮闘いただいて,是非当選していただき,再度この議場でご活躍できることを心から念願をいたすところでございます。また,今期を持ってご勇退される方には,健康に十分留意されまして,今後とも石岡市の発展に貢献していただければ,幸いと思うところでございます。長い間,たいへんありがとうございました。 |