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議会中継
  


平成26年度 教育福祉委員会

 第1回委員会 (4月25日)
出席委員 菱沼和幸委員長,谷田川泰副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員   
市執行部 【保健福祉部】
部長(佐藤敏明),次長兼福祉事務所長(武熊俊夫),社会福祉課長(小倉俊彦),社会福祉課副参事人権推進担当(大枝茂樹),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(大関浩二),健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮城幸子)
【教育委員会】
教育長(櫻井信),教育部長(鈴木信充),次長(大関敏文),参事兼教育総務課長(小松崎隆雄),参事学校教育担当(冨田英次),参事兼中央公民館長(小松崎裕一),教育総務課指導室長(倉田博文),生涯学習課長(遠藤正志),文化振興課長(武石誠),スポーツ振興課長(櫻井俊充),学校給食課長(市塚稔),中央図書館長(吉川隆)

議会事務局 庶務議事課(内田崇)



菱沼委員長)皆さんこんにちは。ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の委員会は,平成26年度になってから開催する初めての委員会でございます。つきましては,教育福祉委員会委員,執行部との情報の共有化,そして,円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いを申し上げます。本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。また,委員会に説明員として,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,参事学校教育担当冨田君については,公務により,あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がありましたので,ご報告いたします。冒頭にも申し上げたとおり,4月から年度が変わり,執行部に出席を求めて開催する初めての委員会ですので,初めに教育福祉委員会委員の自己紹介をしたいと思います。それでは,私から申し上げます。
 委員長の菱沼でございます。平成26年度も引き続きよろしくお願い申し上げます。

谷田川副委員長)皆さま,こんにちは。副委員長の谷田川です。どうぞよろしくお願いいたします。

野口委員)野口でございます。よろしくお願いします。

岡野委員)岡野でございます。よろしくお願いします。

島田委員)島田です。よろしくお願いします。

鈴木委員)鈴木です。よろしくお願いします。

菱沼委員長)教育福祉委員会は,以上6名の委員でございますので,よろしくお願いいたします。それでは,保健福祉部の所管事務及び主要事業についてを議題といたします。本件は,本年度最初に開催する委員会でありますので,執行部職員の方々の自己紹介とあわせて,主要事業の概要を簡潔にご説明願います。なお,発言の際は,石岡市議会委員会条例第38条に,委員長が発言を許可する規定がありますことから,挙手により発言を許すことといたしますので,改めましてご案内いたします。それでは,保健福祉部長から順にお願いいたします。

保健福祉部長)保健福祉部長の佐藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私からは,保健福祉部の組織機構をご説明申し上げます。説明資料,保健福祉部の概要1ページをご覧ください。保健福祉部の組織図を記載してございます。保健福祉部は,社会福祉課,高齢福祉課,こども福祉課,健康増進課の4課をもって構成されております。本年度は,再任用職員4名を含め,全員で123名の職員構成となっております。各課の職員の配置は,次のページ,2ページから4ページに記載してございます。次に,各課の事務分掌でございますが,5ページから7ページに記載してございます。さらに,今年度の主要事業が8ページ以降に記載されております。それらは,各課長から説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

次長兼福祉事務所長)保健福祉部次長兼福祉事務所長の武熊でございます。引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。

社会福祉課長)社会福祉課長の小倉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。社会福祉課の事務分掌につきまして,説明させていただきます。保健福祉部の概要の5ページをご覧願います。社会福祉課の業務につきましては,大きく分けまして3つになります。1つには,障がい者支援に関する業務です。2つ目は,生活保護法に関する業務です。3つ目は,民生委員,児童委員,戦没者遺族,日本赤十字,人権推進などの社会福祉に関する業務です。続きまして,主要事業でございます。資料の8ページをご覧願います。民生費の社会福祉等援護事業776万7,000円につきましては,戦没者追悼式などの遺族会援護に要する経費です。本年度の戦没者追悼式は,石岡市民会館におきまして11月に開催する予定です。新規事業といたしまして,旧園部村忠霊塔修繕工事を行います。社会福祉団体助成事業6,940万円につきましては,石岡市社会福祉協議会の運営に対する助成経費です。民生委員等経費862万2,000円につきましては,民生委員,児童委員さんの活動とその活動の拠点であります民生委員,児童委員協議会に対する支援経費です。住宅手当緊急特別措置事業223万7,000円につきましては,離職した方で,就労能力及び就労意欲がある方のうち,住宅を喪失又は喪失する恐れのある方に住宅手当てを支給し,住宅及び就労機会の確保を図るための経費です。地震災害支援経費675万9,000円につきましては,東日本大震災で半壊以上の被害を受けた世帯主に対する貸付けに要する経費です。臨時福祉給付金給付事業2億349万3,000円につきましては,新規事業です。消費税の税率アップに伴い,国の制度として,低所得者の経済的負担軽減のため給付金を支給するための経費です。心身障害者福祉事業2,728万2,000円につきましては,在宅の重度障がい者,児に対し,共済年金の加入促進や特別障害者手当等を給付して,心身障がい者の生活安定と障がいによる保護者の経済的負担軽減を図るための経費です。障害者住宅整備支援事業200万円につきましては,重度障がい者が暮らしやすい家づくりを支援するため,住宅を新築,増築するために必要な資金の貸し付けを行うための経費です。認定審査関係経費303万1,000円につきましては,障害者総合支援法に基づき,障がい者福祉サービスの利用申請に対する障がい程度区分に要する経費です。障害者自立支援給付事業9億3,806万9,000円につきましては,障がい者が障害者総合支援法による福祉サービスを受ける際の経費として,自立支援医療の給付や舗装具などの支給について,補助基準に基づき扶助等を行うための経費です。続きまして,9ページをご覧願います。障害者福祉単独事業336万3,000円につきましては,国や県において制度化されていない事業として,障害者手帳申請時の診断料や重度の心身障がい者に対して,タクシーの初乗運賃の扶助等を行う石岡市単独のサービスにより,障がい者福祉の充実を図るための経費です。障害者地域生活支援事業6,860万5,000円につきましては,障がい者が地域の中で社会生活を営むことができるよう地域の実情に応じた事業として,日中一時支援事業などの委託や日常生活用具費の給付を行う経費です。在宅心身障害者福祉作業所運営事業2,924万8,000円につきましては,福祉作業所ひまわり,ゆりにおいて,在宅心身障がい者の社会的知識の習得や日常生活に必要な作業訓練,生活訓練などの社会適応訓練を行う経費です。小学校入学福祉祝金支給事業(身体障がい者)50万円につきましては,障がい者世帯の経済的負担を軽減するため,小学校へ入学する児童の保護者で,身体障害者手帳を有している方に対して,祝金を支給する経費です。心身障害児福祉事業253万9,000円につきましては,在宅心身障がい児の介護者などの福祉の向上を図るため,福祉手当てを支給する経費です。自立支援プログラム推進事業151万1,000円につきましては,生活保護の受給者に対して,就労支援を行うための経費です。生活保護費16億8,161万2,000円につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮の程度に応じて,最低限度の生活を保障し,自立を助成するための経費です。生活支援給付費693万1,000円につきましては,生活に困窮する中国残留邦人に対し,必要な保護を行い,生活を保障する経費です。衛生費の精神難病福祉対策事業1,333万2,000円につきましては,原因不明や治療方法が確立していない難病患者に対して,見舞金を支給する経費です。以上が社会福祉課所管の主要事業です。

副参事人権推進担当)4月1日から社会福祉課副参事人権推進担当になりました大枝でございます,よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)4月1日付けで高齢福祉課長を拝命いたしました菊地でございます。よろしくお願いいたします。それでは事務分掌について,ご説明申し上げます。お手元の資料,5ページから6ページをご覧願います。高齢福祉課の事務分掌は,大きく分けまして4つになります。1つは,高齢者の生きがいづくりや高齢者世帯及びひとり暮らし老人等の援護,老人クラブ等高齢者団体の育成,指導など,高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。2つ目は,地域支援事業や介護予防支援事業をはじめ,高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センターに関する業務でございます。3つ目は,介護保険室が所管する介護保険制度の運営に係る業務でございます。4つ目は,ふれあいの里ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。次に,平成26年度の主要事業の概要についてご説明いたします。10ページをご覧願います。まず,一番上段の社会福祉団体助成事業でございますが,1億52万4,000円のうち3,112万4,000円が高齢福祉課の所管となります。要援護高齢者や何らかの支援が必要な方に対し,専門職や地域ボランティアがチームを組み支援をする,地域ケアシステムの運営を社会福祉協議会に委託する経費3,112万4,000円でございます。次に,3つ目の福祉バス維持管理経費1,093万1,000円は,福祉バスの運行に要する経費として,運転業務委託料619万9,000円のほか,修理等に係る経費となっております。次に,4つ目の高齢者福祉団体助成事業1,316万4,000円は,石岡市と小美玉市で構成しておりますシルバー人材センターの運営を支援する経費となっております。次に,高齢者等支援事業2,990万4,000円でございますが,敬老会事業委託料1,420万6,000円は,75歳以上の高齢者に対し,長い間のご苦労に感謝の意を表すとともに高齢者間の友好を促進するため,各地区公民館等に招待し,記念品の贈呈やアトラクション等を実施するための委託料でございます。農村高齢者センター指定管理者指定管理料210万2,000円は,指定管理を委託しております社会福祉協議会へ支払う委託料でございます。いきいきクラブ補助金277万9,000円は,老人クラブが行う社会奉仕活動や教養講座活動,健康増進活動等の高齢者の生きがいづくりの実施に必要な経費に対する補助金になります。高齢者ふれあいの家運営補助金391万円は,地域に集会所がなく,空家等を借り上げて,いきいきクラブの活動を行っている団体に対し,家賃の一部を補助するものでございます。次に,その下から3つ目の特別会計繰出金9億7,605万3,000円でございます。介護保険特別会計の介護給付費に対する市負担分12.5パーセント分に当たる介護給付費繰出金7億4,598万円と介護保険運営に係る人件費や事務費として繰り出す職員給与等繰出金2億1,646万5,000円が主なものでございます。次に,一番下段に丸印が付いております,生涯現役プラチナ応援事業462万4,000円は,新規の事業でございます。社会福祉協議会に委託し進めるための経費389万1,000円でございますが,高齢者が地域貢献活動や生きがいづくり活動に参加することで,生涯にわたり心身ともに健康でいきいきと活躍できる生涯現役社会の実現を目指した取組でございます。事業内容としましては,市及び社会福祉協議会が主催する各種事業や講演,教室などに参加し,参加した事業ごとにポイントを付与し,ポイントに応じて施設利用券や特産品等に交換できるもので,高齢者の社会参加を応援するものでございます。次に,11ペ−ジをご覧ください。同じく新規事業のいきいき活動事業15万7,000円でございますが,高齢者の閉じこもり解消のために,福祉バスを利用して,外出することが楽しいと思える意識を芽生えさせ,外出するきっかけづくりを目的にして取り組むものでございます。1回当たり付添いを含め35名程度で年4回程度を予定しております。次に,中段になりますが,特別会計介護保険の地域支援事業費7,739万7,000円でございます。介護予防事業費3,455万4,000円は,生活機能評価を行い,特定高齢者を把握し,特定高齢者に対して各機能向上のプログラムを実施し,自立した生活の確立と自己実現のための取組を支援するものでございます。包括的支援事業費2,347万4,000円は,介護予防ケアマネジメント業務,総合相談支援業務,権利擁護業務,包括的継続的ケアマネジメント支援業務を行うものでございます。任意事業費1,936万9,000円は,地域の高齢者が住み慣れた地域で安心して,その人らしい生活が継続できるようにするための事業で,家族介護支援として,家族介護者等交流会の開催や介護用品支給,成年後見制度利用の支援,配食サービス等を実施しております。次に,その下の介護サービス特別会計でございます。特別養護老人ホーム運営事業2億7,315万5,000円につきましては,特別養護老人ホームのぞみの運営経費でございます。指定管理者となっております社会福祉法人欅会に対し支払う指定管理料が主なものでございます。介護予防支援事業費1,561万9,000円は,要支援1,2の方に対する介護予防ケアマネジメントに要する経費でございます。介護予防サービスの適切な利用を行うための介護予防プランの作成委託料が主なものでございます。高齢福祉課所管の主要事業は,以上でございます。なお,平成26年度において,石岡市高齢者福祉計画第6期介護保険事業計画を策定予定であります。また,前回の委員会で報告いたしました,ひまわりの館においての利用者の負傷についてでございますが,3月19日に相手方と示談が成立いたしましたことをご報告申し上げます。今後におきましては,未然防止策として器具の日常点検等にも常に配慮してまいりたいと考えております。以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども福祉課長)4月よりこども福祉課長になりました大関でございます。よろしくお願いいたします。こども福祉課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。6ページをお開き願います。こども福祉課の事務分掌は,1番から16番まで記載してございますが,こども福祉課の業務は,大きく2つに分かれます。1つは,児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。もう1つは,市立保育所5か所の運営及び民間保育所に入所する児童の委託事務及び民間保育所が行う各種保育サービスに係る事業補助と運営費の支払いなど保育事業の運営に係る業務でございます。そのほか,児童館,児童センター運営に係る業務がございます。さらに,本年度から事務分掌として,記載はしてございませんが,教育委員会の権限に属する幼稚園に関する事務を石岡市教育委員会事務の補助執行に関する規則に基づき,補助執行しております。続きまして,主要事業につきましてご説明いたします。12ページをお開き願います。最初に母子自立支援事業116万円につきましては,母子,父子家庭並びに寡婦等の自立に向けた指導,支援を図るための経費でございます。次に,家庭相談事業446万円につきましては,家庭における適正な児童の養育を図るため,家庭相談員を置き非行,虐待,登校拒否,障がいなど専門的な指導,相談にあたっており,この家庭相談員2名分の報酬のほか活動経費等でございます。次に,保育支援関係経費1億4,775万5,000円につきましては,保育事業の運営並びに民間保育園がより充実した保育を行うための各種補助事業等の実施に係る経費でございます。主な内容として,県特別保育事業補助金は,民間保育園が行う延長保育,休日保育,病後児保育等に対する事業補助金でございます。また,安心こども支援事業費補助金は,民間保育園が行う一時預り事業,地域子育て支援拠点事業,保育所地域活動事業等に対する事業補助金でございます。次に,子育て支援事業1,038万7,000円につきましては,新規事業となります。子育て世帯及び新婚世帯に対し,経済的負担を軽減し子どもを生み育てやすい環境を整備することを目的として,家賃の助成を行うものでございます。対象となる世帯としましては,市外から転入する未就学児と同居世帯又は転入者に限らず2人の合計年齢が70歳未満の新婚夫婦となります。交付条件としましては,家賃が月額4万6,000円以上,家賃及び市税の滞納がないことなどでございます。また,補助金の支給につきましては,月額上限2万円,最長で36月となってございます。次に,子ども・子育て支援事業計画推進事業437万3,000円につきましては,石岡市子ども子育て支援事業計画を策定するための委員報酬及び業務委託料でございます。次に,小学校入学福祉祝金支給事業160万円につきましては,小学校へ入学する児童を養育するひとり親等に対して,入学祝金として2万円を贈呈するものでございます。次に,子育て世帯臨時特例給付金給付事業7,925万円につきましては,新規事業となります。本年4月1日からの消費税率の引上げに際し,子育て世帯への影響を緩和するとともに,子育て世帯の消費の下支えを図る観点から臨時的な給付措置として行うものでございます。支給対象者は,平成26年1月1日分の児童手当の受給者,平成25年度の所得が児童手当の所得制限額に満たない者で,給付額につきましては,対象児童1人につき1万円でございます。次に,児童手当経費11億5,058万円につきましては,児童手当の支給に係る扶助費でございます。具体的には,中学校修了前の子どもを養育している方に対し,3歳未満は,月額1万5,000円,3歳以上中学校修了前月額1万円,3歳から小学校修了前までの第3子月額1万5,000円を支給するものでございます。次に,保育委託運営経費7億9,729万9,000円につきましては,市内及び市外の民間保育園と市外公立保育所に委託しております児童の保育運営委託料でございます。続いて,13ページになります。児童扶養手当経費3億7,229万9,000円につきましては,児童扶養手当の支給に係る扶助費でございます。次に,保育所管理経費1,816万3,000円につきましては,公立保育所5か所の管理運営に係る経費でございます。次に,保育事業費1億5,382万4,000円につきましては,公立保育所5か所の保育事業等運営に係る経費でございます。主なものとしましては,臨時保育士等の賃金や賄い材料費でございます。次に,児童館施設維持管理経費117万円,児童センター施設維持管理経費483万3,000円につきましては,地域の児童や保護者の交流の場である児童館と児童センターの維持管理経費でございます。なお,児童センターにつきましては,本年度,耐震診断を予定してございます。次に,先ほど事務分掌の中でご説明いたしました,教育費の中の幼稚園に関する主要事業でございます。幼稚園管理運営経費445万8,000円につきましては,市立東幼稚園の管理運営に関する経費でございます。次に,幼稚園教育振興事業1億2,789万7,000円につきましては,就園児に対する就園奨励事業に要する経費でございます。主なものとしましては,私立幼稚園就園奨励費補助金でございます。また,認定こども園整備事業補助金939万6,000円につきましては,新規事業となります。幼児教育と保育を一体的に提供する認定こども園の施設整備に要する一部を補助するもので,市内にある私立幼稚園の1つが,認定こども園に移行するために必要な保育室部分の増改築を行う工事に対する補助金でございます。補助率は,事業費の4分の3で,県が2分の1,市が4分の1となります。最後に,第1,第2保育所の緊急避難のための石岡小学校の改修工事でございますが,昨日から工事に着手いたしまして,6月中の移転を目指して進めているところでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課長)4月1日より健康増進課長兼石岡保健センター所長になりました宮城でございます。どうぞよろしくお願いいたします。健康増進課に関しまして,説明させていただきます。資料7ページをお開き願います。所管する事務につきましては,母子及び成人の健康増進事業に関すること,献血事業,栄養改善指導,予防接種に関することなど15項目の事務事業について担当してございます。次に,所管いたします主要事業につきましては,14ページをお開き願います。まず,保健衛生一般事務費に3,373万2,000円を計上してございます。この事業は,市民の健康の保持,増進や保健衛生の向上を図るための主な経費は,病院群輪番制運営費補助金3,104万4,000円でございます。次に,2項目目の診療業務費2,160万1,000円でございますが,休日夜間の緊急医療確保のため,緊急診療業務,在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実を図るための経費でございます。主な経費としまして,在宅当番医委託料434万3,000円,緊急診療業務委託料1,692万円でございます。次に,3項目目の予防接種事業2億2,102万円は,予防接種法に基づく各種予防接種及び任意予防接種等に要する経費でございます。主な経費は,予防接種委託料の2億1,171万9,000円でございます。本年度は,新たに高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種に取り組んでまいります。次に,4項目目の健康づくり推進事業701万2,000円でございますが,市民の健康づくりを推進するため食生活改善推進事業,食育の推進等を行う事業でございます。主な経費は,今年度健康増進計画策定を予定しております。それに係る健康増進計画策定支援業務委託料300万円でございます。次に,5項目目の成人保健事業6,520万3,000円でございますが,本事業は,各種がん検診,健康診査により,疾病の早期発見,早期治療を図り,生活指導,栄養指導等により,生活習慣病の予防等を行う事業でございます。主な経費は,各種検診委託料5,767万5,000円でございます。次に,6項目目の母子保健事業7,889万7,000円は,母子の健康保持増進のため,妊婦から乳幼児までの一貫した健診,保健指導を行う事業でございます。主な経費は,妊婦,乳児健康診査委託料5,192万6,000円でございます。最後に,8項目目の石岡保健センター管理運営経費に3,347万8,000円を計上してございます。主な経費は,新規事業として,建物補強設計委託料220万円,屋内消火栓用非常用電源修繕1,090万円を計上してございます。以上が,健康増進課の主要事業でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

野口委員)予防接種事業について,お伺いしたいのですが。高齢者肺炎球菌でございますが,いつから周知を行うのか,また,いつから助成をするのかお聞きいたします。

健康増進課長)肺炎球菌の周知ですが,通知は,本日個人あてに発送いたしました。助成に関しては,4月1日から助成の対象としています。

野口委員)はい,ありがとうございました。

鈴木委員)2点ほどお伺いします。まず1点目,9ページですね。小学校入学福祉祝金支給事業,身体障がい者世帯入学福祉祝金ですが,一人当たりいくらの祝金となりますか。

社会福祉課長)一人当たり,5万円を支給するということになります。

鈴木委員)5万円ということは,10世帯を予定しているわけですか。

社会福祉課長)はい,26年度の予算といたしましては,10世帯分ということで計上してございます。ちなみに,25年度の実績でございまけれども,児童数が7名で,6世帯に支給しています。

鈴木委員)はい,分かりました。それともう1点。高齢者ふれあいの家運営補助金ですけれど,現在,借りている家の数は,どのくらいあるのですか。昨年あたりは,6か所くらいあるかと思いましたけれど。

高齢福祉課長)26年度でございますが,7か所でございます。

鈴木委員)ふれあいの家ですが,前々から特定の人たちだけが占拠するように利用していて,ほかの人が使えないんだということが出ているんですよ。ということは,1か所で5人か6人が集まる。そこには,ほかの人たちが入れない,ということが何年も前から出ている。そういうことが実際にあるということは,特定の人たちですから,もうはじきとばされて,ほかの人が使えないということですから,この辺がどういう対応をとったらいいのか,指導を強化していくのか等,今後の課題かと思います。この事業が始まってからずっと出ているんですよ。一時期,やめてしまおうかということがあったので。今後の大きな課題かと思いますので,担当で協議してみてください。以上です。

谷田川副委員長)2点ほどちょっとお聞かせいただきたいのですが。まず,母子自立支援事業で,母子家庭等の自立に向けた総合的な支援に要する経費,母子自立支援員報酬1,152万円ですが,支援というのは,どのような内容で行いまして。

   〔「115万2,000円」との声〕

谷田川副委員長)失礼いたしました。115万2,000円。支援というのは,どのような内容を行いまして,何名の方が支援に携わっているのかお伺いしたいと思います。

こども福祉課長)自立に必要な職業能力の向上や求職活動などを支援してございます。支援員としては,専属に1名担当してございます。昨年度は,780件の相談を受けている状況でございます。

谷田川副委員長)昨年度は,780件の相談を受けたということなのですが,相談の内容としては,母子家庭ですので,当然,母親,子どもだけということになりますけれども,どのような相談があるのか。相談員としては,一人で780件もの相談件数をこなしているものなのか。これ,とおり一遍の話を聞くだけでは,誰でもできると思いますが。自立支援ということに関しては,かなりの知識であるとか,いろいろな面で相当な知識もないと支援を行うのは,難しいと思うんですよね。これ,一人で780件ですよね,これ件ですよね。それで充分な対応ができているのか,もう一度お尋ねいたします。

こども福祉課長)件数は,あくまでも延べ件数でございます。同じ方から何回もということでございますので,補足させていただきます。相談員は,一人なのですが,就職支援ということになりますと,ハローワークさんと連携などをして,その方が自立して,生活できるような就職のあっせんとか,あるいは,何か違った面でご相談を受けるというような状況になってございます。

谷田川副委員長)就職のあっせんや相談というような,相談員ということは分かりましたが,あっせんをするということに対して,実際の成果。その成果が表れた件数というのは,どのくらいありますか。

こども福祉課長)申し訳ございません。ちょっと資料がありませんので,件数については,分かりません。

谷田川副委員長)実際にあっせんして,どれぐらいの成果が表れているのか,母子家庭は,かなり多いと聞いていますので,その状況が分からないとたまたま,115万2,000円。報酬員の報酬を払うのは,当然なんですが,その当然の結果,払った報酬は,結果として何人ぐらいの成果があったか把握をしていただかないと,折角頼んだ人が無意味になってしまいますので,分かりましたらお願いいたしますけどね。それと,もう1点いいですか。先ほど野口委員から質問があったのですが,肺炎球菌のことで,もう少しお願いしたいことがございます。これは,3月の議会で,肺炎球菌のものを出すということが決定をしまして,その時点で周知徹底は難しいと思ったのですが。実際問題として,周知をする,広報に載せる期間的に間に合わなかった,という部分は,かなりあると思いますけれども。実際に4月1日から肺炎球菌の予防接種,まあ助成金が出るということで,実際に行った方というのは,今何名ぐらいいるのですか。まだ,その辺のところの把握は,できていないのですか。

健康増進課長)申し訳ございません,どのくらいの方が受けたということは把握してございません。

谷田川副委員長)ということは,実際に市民の方がそれを知らない人が圧倒的に多かったのではないですか。知っていれば,もっと具体的な数字で出てきたのではないかと思うのですが,先ほど個人的に配送しました,というような話がありましたけれども。実際,昨日だっけ,今日だっけ,発送したの。今日発送しても明日にしか着かないよね。すると実際4月1日から実施ということになっていたのですが,まだまだ分からない人がいたということだよね,すると分からない人がいたということは,どれだけ助成金を受け取ったか分からない。そうすると,ここに掲げてあります,1,594万円。これは,何名ぐらいの方が助成を受けるだろうと予測して出した金額なのですか。

健康増進課長)対象者が約5,080名です。その7割強を見込みまして,算出いたしました。

谷田川副委員長)そうすると,5,080名の7割,3,500名。3,500名で1,594万円ですよね。

健康増進課長)それに,生活保護対象者の方は,助成金が全額市の負担となりまして,100名程度を見込んでいます。

谷田川副委員長)100名分を含んでいる。そうしますと,石岡市が補助する期間というのは,今年の9月,10月までですよね。後は,国にこの制度が移管するということですよね。現在の4,000円の補助金というのは。今は,市が補助をしていますけれども。これが,10月から国に変わるというようなことも聞いているのですが,その辺のところは,どういうふうに理解したらいいのですか。

次長兼福祉事務所長)国に移行するというのは,予防接種法に位置付けられました定期接種と申しますが,その制度に変わるということで,お金の流れは,今までどおり市が支払うことになります。国としては,地方交付税で措置をするということですので,これは,特定財源で入れるということではなくて,予防接種を行ったことに対して,ある程度の財源を市町村に交付するということになりますので,今回の予算は,国の制度に移ることを踏まえまして,1年間分の予算としたものでございます。

谷田川副委員長)国の制度に移行するまでの期間ではなくて,市としては,1年分の予算を計上したということで理解しました,分かりました。それと,先ほど申しましたが,4月からの制度。周知されてないことは,事実なのですけれど,今まで,今日でちょうど25日経つのですけれど,どのくらいの予防接種を受けた方がいるのか,ということを把握できなかった理由は,何ですか。

健康増進課長)予防接種は,石岡市医師会に委託をしていまして,翌月10日までに請求がくる仕組みになっていますので,4月分は,5月10日ころにならないと正確な人数が把握できないことになります。

谷田川副委員長)分かりました。ということは,4月分は,5月10日ころになれば,どれくらいの人数が予防接種を受けたのか,きちんと把握できるということでいいですよね。はい,分かりました,ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。先に保留した質問に対し,答弁が整いましたので,その答弁を求めます。

こども福祉課長)先ほどの就労につながった件数でございますが,12件でございます。

谷田川副委員長)大分効果が出たと思いますので,今後ともお願いいたします。

菱沼委員長)次に,教育委員会の所管事務及び主要事業についてを議題といたします。なお,本件でも執行部においては,保健福祉部と同様に,自己紹介とあわせて,主要事業の概要を簡潔に説明願います。それでは,教育長から順にお願いいたします。

教育長)教育長の櫻井でございます。昨年に引き続きまして,よろしくお願いいたします。なお,所管事務,主要事業の内容につきましては,各担当からご説明の申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。

教育部長)教育部長の鈴木でございます。昨年度に引き続きまして,今年度もよろしくお願いいたします。私からは,お手元の資料1ページから2ページにかけましては,職員配置図を,3ページから5ページにかけましては,事務分掌を記載してございます。6ページから11ページにかけましましては,26年度の主要事業施策概要がございます。私から職員配置について,ご説明いたします。教育委員会では,総勢90名でございます。昨年度と同数となります。昨年度から変更となった組織は,生涯学習課から文化振興課を独立させております。また,スポーツ振興課は,これまで運動公園に置いていましたが,今年度から八郷総合支所に移行することが決まっております。そのほか,先ほど保健福祉部で説明があったように市立幼稚園の運営を保健福祉部に委託しております。また,再任用職員を4名,石岡,八郷両運動公園に配置しております。私以下,記載の職員で教育長を補佐いたしまして,教育行政を進めていきたいと考えております。

次長)教育委員会次長の大関でございます。昨年に引き続きましてよろしくお願いいたします。

参事兼教育総務課長)参事兼教育総務課長の小松崎です。よろしくお願いいたします。私からは,教育総務課に関します事務分掌についてご説明させていただきます。資料は,3ページをお開きいただきたいと思います。教育総務課所管の事務分掌としては,ご覧の28項目になります。内容といたしましては,教育委員会の会議に関することや規則等の制定及び改廃など教育委員会の庶務に関すること。学校予算の執行計画及び経理に関すること。小中学校施設の整備及び維持補修に関することや教材教具の整備及び管理に関すること。小中学校管理備品の整備及び管理に関すること。児童生徒の就学に関することなどが主な業務となってございます。なお,幼稚園に関する事務の一部については,平成26年4月から地方自治法第180条の7の規定に基づき,こども福祉課に事務を補助執行させています。続きまして,平成26年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。資料6ページ教育費,上から2番目,教育委員会関係経費,次の庶務一般経費と下から2番目,小中学校校務用コンピュータ整備事業から8ページ上から4番目,心の教室相談員配置事業を除いた,学校施設環境改善事業(中学校)までが教育総務課の所管となってございます。事業といたしましては,(小学校)と(中学校)とかっこ書きで分けてございますが,学校の管理運営,施設の維持管理,児童生徒と職員の検診,備品の整備,就学に対する支援など教育活動の管理運営が主な事業となっております。本年度の主要事業についてですが,6ページをお開きください。上から2段目,教育委員会関係経費283万1,000円についてですが,教育委員会運営に要する経費として,教育委員会委員報酬などを計上してございます。次に,庶務一般経費1,532万2,000円ですが,教育委員会事務局に要する経費を計上したもので,26年度の新規事業として,新入学祝記念品ランドセル960万円がございます。内容としては,平成27年度,小学校に入学する児童を対象にランドセルを無償で給付する事業でございます。次に,小中学校校務用コンピュータ整備事業の備品借上料877万6,000円でございますが,現在,各小中学校に配備されている校務用コンピュータの機種がWindowsXpを使用しており,平成26年4月9日にセキュリティ対策サポートが終了するため,校務用コンピュータを更新するための備品借上料です。なお,リース期間としては,平成26年7月から平成31年6月までの5年間を予定しております。次に,6ページ下段の学校管理運営経費(小学校)1億5,484万8,000円についてですが,市内小学校19校の管理運営経費として,学校校務嘱託員報酬や教育バスの運行委託料,その他の経費を計上してございます。次に,7ページの学校維持管理経費8,698万1,000円についてですが,小学校の維持管理に要する経費で,主に施設の修繕,保守管理等の経費を計上してございます。次に,保健衛生管理経費1,659万6,000円についてですが,児童及び職員の検診に要する経費を計上してございます。次に,教育活動振興経費9,569万3,000円についてですが,小学校の教材及び図書の購入等に要する経費を計上してございます。次の教育振興支援事業1,885万7,000円についてですが,児童への就学に必要な援助費補助に要する経費を計上してございます。次の学校いきいきプラン推進事業についてですが,特定の分野のみに限定しないで,学校ごとに独自の教育活動を行う経費を計上したもので,昨年度の実績としては,稲作体験やバスを借り上げての環境センター,工場見学,外国人とのふれあいなどの体験活動を行っています。次に,学校施設耐震化事業(小学校)の実施設計委託料4,395万6,000円でございますが,これは,耐震診断の結果を踏まえ,平成27年度に耐震改修工事を予定している高浜小学校,杉並小学校,園部小学校,東成井小学校校舎の実施設計を行うための委託料を計上したものでございます。次の学校施設環境改善事業(小学校)の普通教室空調機設備工事5億6,635万2,000円及び工事監理委託料1,304万7,000円についてですが,北小学校を除く小学校18校の普通教室に約200台の空調機設備を設置するための工事費と工事監理委託料を計上したものでございます。次の学校管理運営経費(中学校)1億339万5,000円,学校維持管理経費4,153万9,000円,保健衛生管理経費854万円,8ページの教育活動振興経費5,446万1,000円,教育振興支援事業2,666万5,000円,学校いきいきプラン推進事業266万5,000円については,小学校と同じように市内中学校6校分の経費をそれぞれ計上したものでございます。次の学校施設耐震化事業(中学校)の実施設計委託料2,214万円についてですが,耐震診断の結果を踏まえ,平成27年度に耐震改修工事を予定している府中中学校3号館校舎と武道場及び城南中学校武道場の実施設計を行うための委託料を計上したものでございます。また,耐震改修工事399万6,000円と工事監理委託料54万円については,城南中学校の技術棟の耐震改修工事を行うための工事費と工事監理委託料を計上したものでございます。次の学校施設環境改善事業(中学校)の空調整備設計委託料885万6,000円についてですが,八郷中学校を除く中学校5校の普通教室に空調機設備を設置するための実施設計委託料を計上したものでございます。以上が今年度の教育総務課の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

参事兼中央公民館長)4月1日から参事兼中央公民館長になりました小松崎でございます。よろしくお願いします。資料の4ページをご覧いただきます。中央公民館の事務分掌について申し上げます。1として,公民館の管理運営に関すること。2として,各種講座,研修会,講演会の実施に関すること。3として,各地区公民館の連絡調整に関することの3つでございます。続きまして9ページをご覧いただきます。主要事業施策概要でございますが,上から2つ目,中央公民館管理運営経費から国府地区公民館管理運営経費までを持ってございます。中央公民館としては,中央公民館,石岡地区に4公民館。八郷地区に8つの公民館がございます。それぞれ特色のある活発な活動をしているところでございます。各地区公民会の講座等を含めた円滑な活動を行うための管理運営及び施設等の維持管理費について計上されているところでございます。その中で小幡地区公民館については,昨年12月よりご存知のとおり,耐震診断の結果,Is値が0.17という低い数値がでたために,当分の間使用禁止としております。現在,小幡地区の方には,中央公民館を利用していただいているところです。今後は,八郷南中学校の浄化槽の改修が終了後,そちらの施設も利用してもらうことも予定をしているところでございます。小幡地区の皆様には,公民館運営について大変不便をおかけしているところでございます。公民館の主たる活動の講座でございますけれども,中央公民館と石岡地区の4地区公民館につきましては,4月の市報において,受講生の募集を行っているところでございます。八郷地区8館につきましては,5月1日号の市報折込みで募集をかける予定でおります。八郷地区におきましては,小幡地区につきましては,今,公民館がこのような状況のため,26年度新規の講座は,募集をかけないというようなことで,その理由も書きまして,募集の一覧表を折込みに入れてございます。そのほかにつきましては,昨年度耐震診断を受けまして,府中地区公民館におきまして,耐震改修を行うための設計業務委託料615万6,000円を計上させていただきました。そのほか,本年度,2年に一度特定建築物の定期報告書の作成ということで,2年目にあたりまして。中央公民館及び石岡地区の4地区公民館につきまして,その特定行政庁に提出するための調査委託料を計上しております。これにつきましては,建築基準法第12条に基づき,2年に一度報告が必要なため,実施するものでございます。そのほかにつきましては,中央公民館管理運営経費の中で,東大橋分館の耐震診断委託料22万7,000円を今年度の事業として計上してございます。以上が中央公民館の主要事業施策概要になります。

教育総務課指導室長)4月1日付けで,教育総務課指導室長を仰せつかりました指導室の倉田でございます。よろしくお願いいたします。事務分掌につきましては,資料3ページをご覧ください。大きく3つに分けさせていただきますと,1つ目が学校教育の計画,学校経営に関すること。2つ目が児童生徒の学習指導,生徒指導に関すること。3つ目が教職員の研修等に関することでございます。それらの業務を学校と連携を図りながら,教育指導の重点テーマでございます,一人一人が輝く活力ある学校づくり推進に取り組んで参ります。指導室担当の26年度における主要事業施策概要について説明させていただきます。6ページをご覧ください。教育費の上から4項目の学校教育一般経費からTT特別配置事業の6つの事業と8ページの心の教室相談員配置事業の合わせて,7事業を挙げさせていただいております。新規事業は,ありません。その中で2つの事業の補足説明をさせていただきます。まず,6ページ,3項目目の語学指導事業ですが,英語教育の充実を図るための英語指導助手,AET10名分に要する経費3,628万8000円でございます。小学校においては,5,6年生の全学級35時間のすべてを,中学校においては,140時間中70時間以上を配置し,英語教育の充実を図っております。次に,6つ目のTT特別配置事業は,小規模校が抱える課題や教育活動の活性化を図るために,複式学級となった小学校2校にTT非常勤講師を配置しております。そのほかの事業につきましては,継続事業として取り組んでまいりたいと存じます。

生涯学習課長)4月1日付けで生涯学習課長を拝命いたしました遠藤でございます。私からは,生涯学習課所管の事務分掌及び主要事業の概要についてご説明いたします。先ほど教育部長から説明がございましたが,今年度から生涯学習課と文化振興課の2課に分かれてございます。生涯学習課の職員配置ですが,1ページの組織図をご覧ください。課長を含め職員8名となっております。主任社会教育主事に関しましては,新たに今年度県から派遣となっております。なお,組織図に記載されていませんが,ほかに社会教育指導員1名,特別青少年相談員1名及び嘱託員4名の計14名体制となっております。生涯学習課の事務分掌ですが,資料の4ページをご覧ください。生涯学習の企画調整及び推進に関することから放課後子どもプランに関することまでの14項目となります。大きく,生涯学習の推進,社会教育の振興及び青少年の健全育成に分けることができるかと思います。平成26年度生涯学習課の主要な事業としては,8事業ございます。資料に沿って説明させていただきます。初めに8ページをお開きください。ページ中ほど社会教育振興事業として,1,736万4,000円の予算を計上しております。事業の内容は,社会教育委員会の運営,成人式の開催,オアシス運動,家庭教育学級,子育て学習講座の推進及び片野集会場の管理などです。新規事業としての社会教育主事派遣負担金は,先ほど組織配置の中で説明した,県からの派遣職員の負担金となります。2番目がその下,生涯学習推進事業となります。129万4,000円の予算を計上しております。事業の内容は,ボランティア登録していただいた市民の方を研修会などに講師として派遣する市民講師制度,市職員が講師として市政に関する説明を行うまちづくり出前講座の管理や生涯学習の集いの企画運営などです。3番目がさらにその下の放課後児童対策事業です。1億1,443万3,000円を計上しております。事業の内容は,放課後児童クラブ運営全般となります。平成26年4月1日現在,市内19小学校で25教室を開設しております。利用申請者662名,指導員数113名となっております。4番目が9ページの冒頭,放課後子ども教室推進事業です。この事業自体が新規事業でして,市内の小学校の施設を活動の拠点として,全校生徒を対象に学習やスポーツ及び文化活動を通して地域の方々との交流を行う事業です。実施のための予算として122万4,000円計上しております。5番目は,10ページの上から2番目,キャンプ場維持管理経費です。これは,石岡市龍神の森キャンプ場の維持管理経費として,238万9,000円を計上しております。6番目は,その下の青少年育成事業です。692万8,000円の予算を計上しております。青少年の健全育成を推進するための事業で,青少年相談員への報酬や関連団体への補助金などとなります。7番目が,またその下,子ども会育成事業です。223万7,000円を計上しております。事業の内容は,子ども会育成連合会の活動支援や八郷ふれあいまつりと同時開催となる石岡市子どもフェスティバルの運営支援などです。最後,8番目がさらにその下の青少年ホーム施設維持管理経費です。1,799万9,000円を計上しております。内訳は,石岡市勤労青少年ホームの指定管理者管理料と今年度同施設へ実施する耐震診断業務の委託料などとなります。以上が平成26年度に生涯学習課が所管する事業,経費となります。

文化振興課長)今年度から新設された文化振興課の課長を仰せつかりました武石と申します。よろしくお願いいたします。まず,私どもの課の人員配置でございますが,資料の1ページをご覧いただきたいと思います。課長,課長補佐以下,係長3名,課員3名,総勢8名で事務事業に当たってまいります。なお,このうち,学芸員は4名となっております。続いて,文化振興課の所掌事務でございますけれども,資料の4ページをお開きいただければと思います。9項目お示ししておりますけれども,芸術文化の企画推進,また,文化財の保護保存及び普及などこれらについて担当してまいります。次に26年度予算の概要でございますが,9ページをご覧いただきたいと思います。発掘調査経費として6,542万7,000円。これは,茨城廃寺や瓦塚瓦窯跡の出土遺物の整理ですとか,発掘調査報告書の作成をはじめ,道路建設に伴う発掘調査,また,開発行為に伴う発掘調査などに要する経費を計上してございます。続きまして,文化財保護保存及び普及経費といたしまして1,864万3,000円。これは,文化財の計画的な保全や市民への普及活動,さらに,文化財を活用したまちの活性化に係る経費でございます。一番下の行に掲載しております,常陸国府跡建物復元図作成委託料410万4,000円が新規事業となっております。この事業は,平成28年度に予定している常陸国府跡のCG化,コンピュータグラフィクス化に向け,その基礎資料となる復元図を作成するものでございます。これにつきましては,国庫補助50パーセントでございますけれど,国庫補助をいただいて取り組んでまいります。次に,ページを送っていただきまして,10ページの冒頭でございます。芸術・文化振興事業として,356万2,000円。団体への補助金がメインとなっておりまして,市美術協会,市芸術祭運営委員会,市文化協会への補助を通じまして,創造性豊かな地域文化の向上を図ってまいりたいと考えております。資料に掲載しておりますのは,以上でございますけれども,昨年度に予算を計上いたしまして,3月の補正で繰越しをさせていただいた陣屋門の移転に係る経費につきましては,若干ご説明申し上げたいと思います。現在,陣屋門を市民会館の駐車場に移設するため,既存施設,いちょうの木ですとか,NTTの電柱ですとか,陣屋門跡の石碑などがありますが,これらの移設等の手続きを行っております。概ねのスケジュールを申し上げますと,5月中には,これら既存施設の移設を終えまして,また,試掘調査の実施。6月から基礎工事に入り,その後,陣屋門本体の組立てを行ってまいりたいと考えております。工事のスケジュールにつきましては,天候に左右される部分ですとか,陣屋門を組み上げる中での部材の調整などがございますので,確たる期日を申し上げるのは,難しゅうございますが,概ね11月上旬までには完成させたいと考えております。文化振興課からの説明は,以上でございます。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課長の櫻井です。スポーツ振興課所管の事務分掌及び主要事業の概要について,ご説明いたします。よろしくお願いいたします。初めに,職員配置ですが,お手元の資料2ページをお開きください。スポーツ振興課の職員配置は,八郷庁舎に4名,石岡運動公園3名,八郷総合運動公園に4名の合計11名を配置しております。続きまして,事務分掌つきましては,4ページをお開きください。スポーツ振興課の事務分掌として,7項目記載されていますが,主に,社会体育,スポーツレクリェーションの計画及び実施,体育協会等各種団体の育成指導,社会体育施設の維持管理でございます。主要事業の概要につきましては,6ページをお開きください。まず,最初に農業者トレーニングセンター維持管理経費352万8,000円ですが,これは電気設備保守保安や夜間管理業務の委託料などの維持管理経費でございます。次に,10ページをお開きください。体育振興活動経費890万3,000円ですが,主に体育協会運営及び市民のスポーツの技術向上やスポーツによる健康増進を図る経費で,委託料や補助金となります。主に,スポーツ推進委員報酬100万円や体育協会補助金427万1,000円などになります。次に,スポーツイベント事業460万円ですが,石岡つくばねマラソン大会の事業費や指導員養成に係る経費となります。主には,つくばねマラソン運営の委託料420万円となります。続きまして,石岡運動公園維持管理経費から次のページ,朝日スポーツ交流施設管理費につきましては,それぞれの施設の維持管理経費となります。石岡運動公園維持管理経費では,清掃等の委託料,管理業務委託料,光熱水費などで,4,272万1,000円となります。次に,海洋センター維持管理経費では,施設の委託管理料で2,255万5,000円,運動広場維持管理経費では,借地料と管理費で1,378万円,柏原運動施設維持管理経費では,指定管理料と運動施設の改修工事費で1,860万3,000円,また,石岡小学校開放事業では,プールの一般開放に要する経費として,1,826万9,000円を計上しております。また,八郷運動公園維持管理経費として,4,017万1,000円を計上しており,主なものは,プール管理委託料や光熱費などの費用となります。その維持管理経費の中で,新規事業といたしまして海洋センター施設改修工事で,プール塗装やボイラー修理を予定しております。また,八郷運動公園維持管理経費の用地購入,5,934平方メートルですが,借地を利用している土地を購入するための費用となります。以上がスポーツ振興課の主要事業として所管しております。よろしくお願いいたします。

学校給食課長)このたび4月1日付けで学校給食課長兼石岡給食センター所長を拝命いたしました市塚でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは,学校給食課所管事務並びに主要事業について,ご説明いたします。資料の4ページの下段から5ページ上段をご覧いただきたいと思います。学校給食課の事務分掌は,9項目記載してございます。大きく分けますと管理運営及び調理業務の2つに分けられます。学校給食課は,石岡給食センターと八郷給食センターを所管しております。給食数で石岡が1日平均約4,400食,八郷が約2,200食でございます。職員の配置状況につきましては,石岡が事務3名,栄養士2名,栄養教諭1名,臨時栄養士1名,調理員32名,臨時事務員1名の40名。また,八郷が事務2名,栄養士1名と栄養教諭2名,調理員19名,臨時事務員1名の25名でございます。次に,主要事業施策の概要ですが,11ページをご覧いただきたいと思います。石岡給食センターの管理運営経費につきましては,4,468万5,000円を計上してございます。電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料などの維持管理経費がその主なものでございます。次に調理業務経費といたしまして,2億7,378万9,000円を計上してございます。主なものといたしましては,調理業務や給食受入業務に係る嘱託員の報酬や賄材料費,給食配送委託料などでございます。また,今年度,給食用食器の購入を予定してございます。前回購入から5年以上が経過しておりまして,衛生上からも好ましくないため更新するものでございます。続きまして,八郷給食センターについて,ご説明いたします。管理運営経費といたしまして,2,918万1,000円を計上してございます。主なものといたしまして,電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料で維持管理経費でございます。次に,調理業務経費といたしまして,1億5,363万8,000円を計上してございます。主なものは,調理業務等に係る嘱託員の報酬,賄材料費,給食配送委託料,また,今年度の調理用備品でございますが,給食用食器それぞれ2,400個の購入が主なものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

中央図書館長)4月の異動で中央図書館に来ました吉川です。よろしくお願いいたします。それでは,平成26年度中央図書館の業務概要について,ご説明させていただきます。中央図書館は,中央図書館の運営管理に係る業務と中央公民館,東地区公民館,城南地区公民館に設置されている図書室の図書資料の管理業務を担っております。また,中央図書館の道路向かいにございます,石岡イベント広場の管理業務も中央図書館で行っております。職員数は,市職員が8名,嘱託員等で7名の合計15名体制で業務を行っております。事務分掌につきましては,お手元の資料の4ページ,下段から2つ目をご覧ください。中央図書館として,図書の管理,運営に関することから公民館図書室の図書,資料の管理に関することまでの7項目となっております。いずれも図書館,図書室に関する業務となっております。続きまして,平成26年度の中央図書館の主要事業についてご説明いたします。資料の9ページ,下段から3つ目になりますが,中央図書館管理運営経費が中央図書館の事業となります。申し訳ございませんが,ご説明の前に,訂正をお願いいたします。図書館嘱託員報酬822万5,000円に図書館協議会委員報酬12万円が含まれておりましたので,実際の報酬額810万5,000円に訂正願います。それでは,説明に入らせていただきます。中央図書館管理運営経費として,4,640万6,000円を計上いたしております。これは,中央図書館の運営と施設等の維持管理の経費でございます。その中で主なものといたしましては,中央図書館の運営に携わっている嘱託員の報酬としての810万5,000円,昨年度から実施しておりますブックスタート事業啓発用品費として121万円,図書資料の購入費用として1,155万6,000円となっております。今年度の新たな取組としまして,中央図書館の児童スペースは,通路が入組み,死角が多く,また,書架の老朽化や木箱等を書架の代用品として使用している状況にあります。そのため,利用者の利便性と安全性を確保する書架等を入替え,レイアウトを見直す予算として施設用備品600万円を計上しております。また,ここには記載ございませんが,イベント広場管理経費としまして101万4,000円を計上しております。以上が中央図書館の平成26年度の事務分掌及び主要事業の説明となります。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)6ページの新入学祝記念品,ランドセルですが。どれぐらいのランドセル,値段ですが,予定しているのかお伺いします。

参事兼教育総務課長)ランドセルの購入単価としましては,1万6,000円で,人数は,600人と考えています。

岡野委員)これは,どういった方法で記念品を渡すのですか。

参事兼教育総務課長)今後のスケジュールになろうかと思いますけれど。まず,7月の市報,ホームページで,27年度に小学生になる児童に対して,ランドセルを給付することの周知等を行いたいと考えております。それで,できれば,7月中に契約をいたしまして,8月上旬ごろに入学予定者に個別通知を行いまして,同時にランドセルの色の希望等の調査も行いたいと思います。10月から11月にかけて行われる,就学児健診のときに最終的なランドセルの希望を取りまとめまして,1月から2月に行われる入学児説明会に配布するスケジュールで進めたいと考えております。

岡野委員)ランドセルの色,黒,赤などいろいろありますが,子どもさんの希望で決めていくのでしょうか。

参事兼教育総務課長)ランドセルを配っている他市町村の状況を伺いますと,赤と黒の2色しか選べないところが多いです。その自治体の話では,色を選べないので,選べるようにして欲しいという要望があるとのことでございますので,今後精査をしなければならないところなのですけれども,できれば,4色以上から選べるようにしたい,というように事務を進めているところです。

岡野委員)はい,分かりました。ありがとうございました。

島田委員)八郷運動公園の用地購入,さきほど説明を受けましたが,よく分からないので伺います。どれぐらいの広さの土地を購入するのか,また,借地はどのくらいあるのかお聞きしたいと思います。

スポーツ振興課長)八郷運動公園の用地の購入につきましては,5,934平米を予定しておりまして,地権者1人の方から購入予定です。単価につきましては,平米2,350円でして,今までの借地購入の実績や評価額から算定しています。現在,借地につきましては,6,949平米で,そのうちの5,934平米でございます。

島田委員)はい,分かりました。それと,もうひとつ。さきほどのランドセルの単価なのですが,1万6,000円ということで,これは,6年間の補償付きですか。それともそういったのがないランドセルなのですか。

参事兼教育総務課長)他市町村の状況をみましても,ランドセルについては,6年の補償期間をつけておりますので,石岡市でも6年間の保証をつけたいと考えております。

島田委員)はい,分かりました,ありがとうございます。

谷田川副委員長)小学校の空調設備の件でお伺いしたいと思います。北小を除く18校,200台の設置予定であると。これは,決定をしていますが,工事は,実際に始まったのですか。それと,入札方法ですか。市内の業者なのか,それとも,入札の手段,方法としては,どのような手段をとるのか。また,市内の業者に対する工事の周知ですか,業者を選ぶ手段,方法,その関係について,分かる範囲でお願いをしたいと思います。

次長)お答えいたします。ただ今設計が終わったところでございまして,契約検査課に業者選定の依頼をしているところでございます。それで,13本程度に分けまして,金額の関係等で,一般競争入札になるかと思いますので,それらは,ホームページ等で公開をしているところでございます。

谷田川副委員長)この空調工事といいますのは,一般の土木建設と違いまして,管工事という名称がつけられているそうなのですが,市内の業者で管工事そのものを専属的にやっている業者というのは,何業者くらいあるのですか。専属とは,いいませんけれども,管工事を請け負える業者は,どのくらいあるのですか。

次長)正確な業者の数は,契約検査課にて登録業者数が分かりますので,私では,正確に申し上げませんが,15者程度あると思います。

谷田川副委員長)この工事に関してなのですが,重点的に市内の業者さんに工事をお願いするという方法ともうひとつは,外部からの入札も可能にすると。どのような,最終的には方法をとるのかお伺いします。

次長)入札の方法は,担当課で関係はできませんので,契約検査課に任せてある状況です。

菱沼委員長)これは,契約検査課のことで,総務委員会の所管になります。

谷田川副委員長)ということは,今の段階では,どういうふうにするかとか,業者の基準をどのようにして,設定するのかということもまだ分かっていないということなのですか。

次長)現在のところ,どういった方法をとるか決まってございません。今後直近で業者選考委員会が開催され,そちらで決まるということで把握してございます。

谷田川副委員長)それと,もう一点いいですか。農業者トレーニングセンターという言葉がでてくるのですが,農業者維持管理に要する経費。農業者専用のトレーニングセンターなのですか,私よく分からないんで,その辺のところ分かればお願いしたいのですが。

スポーツ振興課長)農業者トレーニングセンターは,合併前の八郷町で建設いたしまして,当時の補助金の関係等で,農業者トレーニングセンターという名称を使っています。実際には,体育館になります。

   〔「八郷運動公園の」,「農林省の補助で」との声あり〕

谷田川副委員長)この農業者トレーニングセンターという名称が付いちゃうと,これ運動公園でやっているやつだよね。そうすると,ほかの人が入っては,駄目な錯覚をうけないですか,これ。八郷の時代からやっていると言いましても,何か補助金の関係でそういう名前が付いたと思うんですが。今もその農業者トレーニングセンターという名前を付けておくこと自体に問題があると思うんですが,その辺はどのようにお考えでしょうか。

教育部長)これは,設置及び管理の条例が経済部で作られておりまして,合併のときにそのまま踏襲されたという経緯がございます。私ども教育委員会で,それを管理しているといいますか。一般名称としては,農業者トレーニングセンターという名称は,どこにもでてきません。八郷運動公園としかでてきません。このように書類上で示す場合には,この名称が使うということで,実質的には,この名称を使って一般の市民の方に広報することもございません。

谷田川副委員長)分かったんですが,例えば,こういった場所で,農業者トレーニングセンターという,ここしか使わないんだという,一般の人には,こういう名称では,公表もしていないし,それは分かるんですけれども。こういった場所で,農業者トレーニングセンターと言われますと,合併の時から踏襲しているという話なんですが,その辺の改善の余地はないんですか,これ。

教育部長)今後,経済部とも協議をして,できることであれば,そのように進めていきたいと思いますので,検討させていただきたいと思います。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)会議を再開します。

谷田川副委員長)それと,給食に関することでお願いというか,聞きたいことがあるんですが,先般もちょっと新聞で見たのですけれども。食物アレルギー対策,これは,市ではどのような対策を具体的にとっているかお聞かせいただきたいと思います。それと,食物アレルギーをもつ保護者の方。実際にうちの子どもは,こういう食物アレルギーだよ,という申告が各学校に対して出ているのか,出ていないのか,その辺も詳しくお聞かせいただきたいと思います。

参事兼教育総務課長)給食に関する食物アレルギーですが,昨年度に,食物アレルギーの対応ということで,石岡医師会にみてもらいまして,それぞれの保護者,学校への通知分を配布してございます。学校へは,入学時に食物アレルギーがあるかどうかを記入する欄を設けまして,保護者に書いてくださいというような連絡に努めています。

教育総務課指導室長)食物アレルギーの把握については,就学児健康診断の時に,新入学生の確認をとります。それから,在校生に関しては,4月初めにアンケートを行い,4月30日までにその集約をしている最中です。各学校からの報告をみると,全職員がアレルギーをもつ児童,生徒の把握を行っているところでございます。

谷田川副委員長)じゃ,保護者の方には,食物アレルギーをもつ子どもに対するきちんとした対応をしています,それで,申告があった保護者からきてると。食物アレルギーに反応しやすい子どもさんは,小学校,中学校でどのくらいありますか。

教育総務課指導室長)その資料は,手元にございませんけれど,学校規模によって人数が変わってくると思うのですが,大きな学校では,2桁。小さな学校では,1桁とアレルギーを有する児童,生徒数の報告があります。それと,昨年度,食物アレルギー対策マニュアルを策定いたしまして,各学校に応じて,徹底していただくように指導しています。

谷田川副委員長)そうすると,緊急の事態が生じましても,担当教員であるとか,給食の担当であるとか,そういった方がマニュアルに従って対処すると。この前,新聞で見たような最初の対応が遅れますと命にかかわる問題にもなりますので,その対策は,より一層徹底したものにしていただきたいなというふうに思いますので,よろしくお願いいたします。

教育長)昨日,市の校長会がございました。4月になりましたので,交通安全,今お話がでております食物アレルギー,これらについては,校長先生方に徹底を図ることをお願いしているところでございます。その際に,全職員が共通理解をする。ひとりの職員,担任の先生ばかりが把握をしておくのではなくて,全職員の共通理解をして欲しいと同時に給食センターとの十分な連携を図ることを申し伝えてございます。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

学校給食課長)先ほどの質問で,食物アレルギーの届出人数ですが,中学校が6校,届出人数が32人。小学校が13校,161人,合計で17校,193人です。

谷田川副委員長)話を聞かせていただきましたら,人数的には,結構いるんですね。どういう状態になるのかわかりませんので,先ほど教育長がいいましたように,各学校ひとりではなくて,全員の方が対処できるように,周知徹底して,お願いしたいと思います。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,その他の件といたしまして,委員の皆さまから発言はございませんか。

野口委員)ちょっと,お聞きしたいのですが,集団検診。その通知がきたのですが,場所が移動になったという地区が関川,三村,高浜とあるのですが。我々は,城南地区公民館しか使えない。ただ,今,何でここしか使えないのか理由を説明願えれば。なんせ,城南地区公民館まで高齢者がなかなか行けないことがあるので,なぜ場所が変わったのかな,ということをお聞きしたいと思います。

健康増進課長)今まで,関川地区ふれあいセンター,中央公民館高浜分館,三村地区ふれあいセンター等で実施しておりましたけれども,かなり会場が狭くて,検診をするのに苦労をしておりました。特定検診になりまして,腹囲測定とかドクターの診察といったところが増えまして,部屋の数がこれまでより必要となりました。会場が非常に狭いということ,それと,特に高浜の公民館に関しましては,駐車場等も少なくて,受付をする場所もなく,外で受付をしている状況でした。雨が降ったりすると,そのような場所がなくなるので,今回,大変,申し訳なかったのですが,3か所を城南地区公民館に変更いたしました。

保健福祉部長)ただ今の質問ですが,同じ内容で,私にも直接問い合わせをいただいております。早速,今説明をした宮城に確認をいたしまして,特に高浜の公民館が狭いということでしたが,今までは,たまたま雨が降らなかった,ということで何とかやってこられました。変更は,純粋に物理的なことでございます。担当課長が苦労した,という発言が誤解を招くことになろうかと思いますので,答弁させていただきますが,昔と違って,今の検診では,検査項目が増えていますので,純粋に床面積が足りない。私も保健センターで検診を見ていますが,保健センターでも手狭な感じがしますので,そういったことから移転をしました。私に問い合わせがあった中でも変更になったことが大変不便だ,という声を聞いております。これは,別途検討させていただきたいと思います。ただ,理由に関しましては,課長が申し述べたとおりでございます。

野口委員)でも,通知はきているんですよね。通知がきているから,会場が別なんだと周知されたわけなんですよ。そこで,検討すると言われても困ると。

   〔「今後,今後だ。今後検討ということでしょ」との声あり〕

野口委員)ただ,今回は。

   〔「今回変更できないよ,通知出したんだから」との声あり〕

野口委員)ただ,高齢者の扱いをどうするんだというので,そういった問い合わせもあったと思うんです。我々をみて,今まで使えていたのが,何で使えないんだと。雨が降れば,テント張っておけばいいだろうと。あと,小屋もあるし,テント伸ばして使用できないかな,という考えを持たないのかなということがあるのですけれども。これは,高齢者が来るんじゃない,と言っているようなものですからね。実際には,孫に送って行ってもらうかとか,あてにする高齢者は,なかなかいません。子どもを使おうといっても,どうも忙しいと。車乗せてくれやと声をかけるのもひと苦労だというのが高齢者です。そこら辺をよく加味して今後は,どうにか使えるように,これまでどおり使えるようにお願いできればなと思います。

保健福祉部長)説明が不足して,大変申し訳ありません。今年度は,すでに決定し,通知も差し上げましたので,大変不便をおかけいたしますけれども,そのように実施させていただきまして,来年度に向け,ご指摘の点は,十分検討させていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。

野口委員)高齢者,われわれもそうなりますけれども。遠くまで行くのは苦労ですよ。

菱沼委員長)ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。ただ今,保健福祉部及び教育委員会から説明を受けましたが,当委員会の所管は,広範囲にわたっています。石岡市議会教育福祉委員会の進め方としては,これらの事務事業について,調査案件を絞り,現地調査を行いながら,進めてまいりたいと考えますが,いかがでしょうか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,今年度はこのように進めてまいりたいと思います。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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