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議会中継
  


平成26年度 教育福祉委員会

 第2回委員会 (6月13日)
出席委員 菱沼和幸委員長,谷田川泰副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員   
市執行部 【保健福祉部】
部長(佐藤敏明),次長兼福祉事務所長(武熊俊夫),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(大関浩二)
【教育委員会】
教育長(櫻井信),教育部長(鈴木信充),次長(大関敏文),参事兼教育総務課長(小松崎隆雄),参事兼中央公民館長(小松崎裕一),教育総務課指導室長(倉田博文),文化振興課長(武石誠)
議会事務局 庶務議事課(内田崇)



菱沼委員長)ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,所管事務の調査を議題といたします。保育所機能の移転及び陣屋門の移設を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。現地調査,大変お疲れさまでした。それでは,改めまして,保育所機能の移転及び陣屋門の移設についてを議題といたします。まず,保育所機能の移転について,執行部から説明を求めます。

こども福祉課長)現地確認につきましては,大変お疲れさまでございました。先ほどご覧いただいたように,改修工事につきましては,予定どおり進みまして,来週中には,竣工検査を受ける予定でいます。その後,引渡しを受けまして,直接保育運営に関わらない物から順次,職員によりまして,荷物の移転を行い,新たに購入する備品等を搬入,整理しまして,最終の引越し作業を今月28日に予定しております。その後,設備の最終確認を行いまして,改修いたしました施設におきまして,7月1日から保育を始めていく予定となってございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。本件について,質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,陣屋門の移設について,執行部から説明を求めます。

文化振興課長)現地調査,ありがとうございました。改めまして,陣屋門について,ご説明申し上げます。ご覧いただきましたとおり,移築先の現場におきましては,5月中に既存物の撤去を終え,また,試掘調査も実施したところでございます。この試掘調査については,資料2をご覧いただきたいと思います。移築先が常陸国府と府中城の範囲内であることから,10メートルかける2メートル程度の範囲でトレンチを設定し,調査を行ったところでございます。その結果,深さ60から65センチメートル程度のところから,土坑6基,溝1条が確認され,資料中段の表にご覧いただきますとおり,遺構番号,SK01からは,江戸時代のすり鉢,貝類などが出土しております。なお,この表の中で最も古いSK02ですが,中世以降で奈良平安までは遡らない時代のものと推定されるとのことでございます。これらの結果を踏まえ,私ども文化振興課といたしましては,遺跡を保存するため,遺構が確認された面の上に30センチメートルの保護層を設け,その上に陣屋門の基礎を実施することとしたところでございます。これにより,門の基壇が駐車場面より50センチメートルほど高くなりますので,2段ほどの石の階段を設置したいと考えております。次に,資料3が陣屋門の立面図でございますが,ご覧のとおり,市民会館裏にあった当時と比べ,袖塀の下の部分を石垣から,ささら子下見板張りに変更しております。これは,古建築に詳しい設計監理者が検証したところ,江戸時代は石垣ではなかったと判断されましたので,元の形に復元することとしたところでございます。また,同じく移築前にあった門左右のくぐり戸についても,本来はなかったとの判断でしたので,移築後はいわゆる,はめ殺しのような状態にする予定でございます。門の扉の下の蹴放しと呼ばれる部分も,これまではなかったものですが,考証の結果,今回復元することとしております。なお,この部分は,門をくぐる際の安全対策と蹴放しの保護を兼ね,前後に木製のスロープを設置する予定でございます。次に,今後のスケジュールでございますが,間もなく,門の敷石を市民会館裏から移築先へと移すための準備作業に入ってまいります。移築先におきましては,試掘調査で掘った穴の埋戻しを行った後,順次,礎石の据付け,敷石貼りなどを行い,8月半ばから門本体の組上げを行う予定でございます。石岡のおまつりは,今年9月13から15日ですけれども,この時期を目途に棟上げを行い,その後,瓦葺きを行いまして,おおむね11月の完成にこぎつけたいと考えております。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。本件について,質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で所管事務の調査を終結いたします。次に,付託された議案の審査を議題といたします。初めに、議案第42号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第1号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

教育総務課指導室長)教育総務課指導室所管の一般会計補正予算について説明いたします。初めに歳出より説明させていただきます。補正予算書の10ページ,11ページをお開き願います。最下段の款,教育費,項,教育総務費,目,事務局費,学校教育一般経費116万6,000円でございます。まず,学びの広場サポーター報償としまして,夏季休業中に小学校4,5年生を対象に算数の内容,四則計算等の知識,技能の定着を図るために,大学生,非常勤講師,退職教員等をサポーターとして教員の補助をする講師謝礼の79万5,000円でございます。次に,スクールライフサポーター報償としまして,不登校解消モデル校の児童生徒の不登校の解消及び不登校の未然防止への対応策としての指導員報酬32万8,000円でございます。今年度モデル校は、南小学校です。その他保険料4万3,000円でございますが,内訳としては,学びの広場サポートプランサポーターの保険料でございます。続きまして,8ページ,9ページに戻っていただきまして歳入になります。歳出で説明いたしました事業は,県からの委託事業でございまして,2段目款,県支出金,項,委託金,目,教育費委託金,節,教育総務費委託金として,116万6,000円を計上させていただいております。内訳としては,スクールライフサポーター配置事業委託金が32万8,000円,学びの広場サポートプラン事業委託金が83万8,000円でございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

岡野委員)学びの広場は,大学生とか元校長先生などの教員とかにお願いするということですが,スクールライフサポーターは,どういう方にお願いするのかお伺いします。

教育総務課指導室長)スクールライフサポーターは,大学生あるいは大学院生も活用させていただきます。

岡野委員)はい,分かりました。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に,討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第42号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第1号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第46号備品購入契約の締結について(平成25年度福祉バス2台購入)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)高齢福祉課から議案第46号備品購入契約の締結についてご説明申し上げます。平成26年4月25日条件付き一般競争入札に付した平成25年度福祉バス2台購入につき,購入契約を締結するため,石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により,議会の議決を求めるものでございます。契約の目的でございますが,石岡,八郷に配置しております福祉バス2台を更新するものでございます。契約の方法は,条件付き一般競争入札による契約でございます。契約金額は,4,752万円でございます。契約の相手方は,石岡市北府中三丁目所在の有限会社満商会でございます。今回の福祉バスの更新につきましては,昨年の12月に市内在住の匿名で,という女性の方からいただいた寄附を受け,寄附者の意向に基づき,リフト付きの福祉バスを購入するものでございます。続いて,購入車両の概要についてご説明いたします。配布資料をご覧願います。資料1ページが福祉バスのイメ−ジ図であります。資料中段に座席の配置図がございます。座席数ですが,運転手と乗務員の2名を除いた乗車定員は33名です。資料2ページがリフト付きバスの乗車イメ−ジであります。資料中段に車いす利用者の乗降方法がお示ししてあります。バスのスイング扉が開き,車内床下に収納されたリフトが昇降し,車いす利用者の乗車が容易に行うことができます。なお,車いすの乗車につきましては,2名分を確保してございます。その下の図になりますが,車いす利用者を乗車させた際のスペ−スですが,座席がスライドし,車いすのスペ−スを確保することができ,車いす利用者の方2名が乗車した際の定員は,27名となります。資料3ペ−ジ,4ペ−ジにつきましては,規格,仕様などが記載されております。説明は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

島田委員)更新というようなことなのですが。今までのバス,どういうふうにするんだか。もう廃車なんだか。

高齢福祉課長)これまで使用していたバスにつきましては,下取りということで考えています。

島田委員)はい,分かりました。

谷田川副委員長)一般競争入札ということなのですけれども,入札に参加された業者は何者くらいあったんですか。

高齢福祉課長)条件付き一般競争入札でございますが,2者ございました。

谷田川副委員長)それじゃ,2者でございますので,その金額の差。この間の定例会で聞かせていただいたのですけれども,50万円って聞いたんですよね,確かね。そのバスのメーカー,仕様書は,両方とも同じメーカーだったんですか。

高齢福祉課長)同じメーカーでございます。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に,討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第46号備品購入契約の締結について(平成25年度福祉バス2台購入)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で議案の審査を終結いたします。以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらに係る委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)次に,その他の件といたしまして,保健福祉部から発言を求められておりますのでこれを許します。

こども福祉課長)こども福祉課から子ども子育て支援新制度に伴う,地域型保育事業の認可基準に係る条例案につきまして,第3回定例会に議案として提出する予定でいますので,ご報告いたします。この条例につきましては,地域型保育事業が,子ども子育て支援新制度におきまして,新たに市町村による認可事業として,位置付けられる事業となることから,石岡市におきまして,その認可基準を制定するものでございます。地域型保育事業は,それぞれ4つの事業形態に分かれます。1つが小規模保育です。比較的小規模で家庭的保育事業に近い雰囲気のもと,きめ細かな保育を実施します。定員は,6人から19人です。次に,家庭的保育です。家庭的な雰囲気のもとで,小人数を対象にきめ細かな保育を実施します。定員は,5人以下です。次に,事業所内保育です。企業が主として従業員への仕事と子育ての両立支援策として実施します。さらに,地域において保育を必要とする子どもにも保育を行います。最後に,居宅訪問型保育です。保育を必要とする子の居宅において,1対1を基本とするきめ細かな保育を実施します。以上の事業を行うにあたりまして,施設の規模,職員数等を規定する条例案を予定しております。報告は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

保健福祉部長)私から,ただ今課長からご報告した内容ですが,なぜ議案を,条例を上程するかについて,若干補足させていただきます。従来,保育所というのは,県が認可しております。石岡市においては,待機児童はおりませんけれど,全国的にみると,都市部を中心に待機児童がおり,国策として,保育の供給が追い付いていない状況から,国が従来の認可保育所に加えて,市町村がもっと小規模な保育所を認可できるような仕組みをつくりました。認可するためには,認可するための基準が必要なので,市町村が条例で定めなさいとのことでございます。石岡市の独自の政策で,このような条例を作るものでは,ございません。従来,委員会では,国の新しい方針をご報告しておりませんでしたので,今回,お時間をいただいてご説明申し上げました。なお,国では,子ども子育ての関係での認定保育園,認定子ども園の議論が遅れていまして,我々に情報が伝わってきていないなかでございます。来年の4月に入園される方々の準備が10月から入るわけでございまして,普通のスケジュールを考えれば,9月議会に上程するのが一番適切な時期ということでございます。国での遅れがございますが,私どもでは,9月に条例案を上程したい,このような考え方でおりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。ご質問等がないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

島田委員)今回の定例会,多々その前からお話を聞いていて,何かこう不自然だなと思う部分があるのでお聞きしたいと思います。八郷南中の跡地の利用と申しますか,6,000万円からの予算をかけて,浄化槽の更新と申しますか,今の形の浄化槽にすると,工事を行っているわけですが。そうした中で,小幡地区の公民館が耐震の関係で使えない,というようなことで,その代替に南中というようなこと。また,浄化槽が完成したときには,八郷中学校で体育館が手狭だということで,そういうような利用をしていきたいというような保護者の声があろうかと思うのですが。そうした中で,今回の定例会の中で,薄々と売却,というような話。売却すると言っていないのですが,売却というような話も出てきたような気がするのですが,何かこう、つじつまが合わないのかなというような感じで,全体的な考え方として思っておりますので,その辺のところお聞きしたいと思います。

教育部長)旧八郷南中学校の跡地でございますが,委員のご指摘のとおり,小幡地区公民館の暫定的な移転場所として,利用するために,浄化槽の整備を行っている次第でございます。また,この中学校跡地については,様々な観点から公共施設利用促進協議会に諮りまして,全体としてどうするのか,という問題を検討していかなければならないと考えております。その中で,お答えしました,教育的な施設,同じように体育館,体育施設ですとか,議員から提案がありました筑波大学との連携ですとか,そのほかいろいろな話が私どもにきております。そのような中,すべての可能性について,全部を諮っていかなくてはいけないのではないのか,と考えております。ですので,当面,私どもといたしましては,なるべく早く小幡地区公民館の暫定的な利用を進めると。またその後については,すべての可能性を排除せずに,検討していきたいと考えております,以上でございます。

島田委員)その話の中で,県の養護学校が手狭で、大分古いというようなことで,小川高校の跡地,八郷南中学校の跡地がそのターゲットというか,その県からの要請があるのか,お話を聞いているのですが。どのような方向性で進めていく考えなのか。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。

教育部長)お答えいたします前に,先ほど石岡市公共施設等活用調査検討委員会の名称を言い間違えまして,失礼をいたしました。正しくは,石岡市公共施設等活用調査検討委員会でございます。それから,今の質問の件ですけれど,私どもで言えることは,暫定的な小幡地区公民館の利用,体育館や運動場などいろいろな要望がございますので,使えるように,そのために3月の補正予算を認めていただきまして,事業を進めているところでございます。また,いろいろなお話がきております。ただ,それもお話という段階で,議会にお知らせできる状況にございませんし,我々にも具体的な話を受けているわけではございませんので,今後,そういうお話がきました時点で,議会にご報告させていただきたいと思います。

島田委員)はい,分かりました,結構です。

岡野委員)ひとつ,小学校のトイレの問題なのですが,今日視察して,保育所があれだけのトイレ,かわいらしい洋式のトイレになりましたが,小学校のトイレが洋式トイレになっていなくて。保護者の方から保育園の頃から,家でも洋式のトイレで,小学生になったら洋式トイレが1つか2つしかない。そういうとなかなかトイレに行けないというようなことがあるのですが。小学校のトイレを洋式に直すということは,ないのですか。

参事兼教育総務課長)小学校のトイレを洋式に直すということでございますけれども。和式と洋式では,その大きさが違い,スペースのとり方も異なってきます。それによって,トイレの個数が減ってしまうこと。やはり,洋式ばかりではなく,和式もということになります。和式はありますけれども,なるべく委員が言うように洋式に変えて欲しいというようなご意見もありますので,これにつきましては,実際設置する場合など検討していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

岡野委員)はい,分かりました。よろしくお願いいたします。

谷田川副委員長)小学校の再配置計画のことなのですけれども。説明会があったようでございますけれども,3月に三村地区,関川地区ですか。その辺と話合いを持つといような話が出てました。その話合いの内容,また,PTAとか地元の方とのそれはどういうような反応が,話合いの中で持たれて,スムーズに統合ができるのか,というような,どの程度の考えを持っているのか。教育委員会としては。その辺のところが分かればお願いしたいと思います。

参事兼教育総務課長)統合についてでございますけれども。城南中の小学校地区につきまして,3月に報告しましたとおり,PTAの役員の代表の方,会長,副会長,要するに本部役員の方との意見交換会を行いました。その中では,まず,小学校3校やったのですけれども,実際に関川小学校みたいに28年度にかなり生徒数が少なくなってしまうというような状況の中で,ある程度その本部役員の方の中では,統合もやむを得ないのでは,というようなお話がありました。ただ,例えば,三村小学校辺りでは,関川,三村,高浜が一緒になったとしても,やはり,適正規模の1学年2学級という規模にはならないだろう,それだったらば,そのほかの統合を考えてもいいのではないのかというような意見が出ましたが,また,本部役員の方との話合いでございますし,新年度に本部役員が変わっておりますので,議会が終わりましたらば,新たな本部役員の方と意見交換をしまして,それで本部役員から全体のPTAの意見を把握しまして,それから地区の説明会等を行いまして,地域全体の統合に対する考え方を把握していきたいと考えております。

谷田川副委員長)はい,内容は分かりましたですけれども。例えば,各地区の本部役員の方。この方は,年度が変わると変わっちゃう。そうすると今まで聞いた話は何なんだということになっちゃうよね。その辺のところは,どうなんですか。

参事兼教育総務課長)そのことにつきましては,旧役員に話したことは,次期役員が変わるときは,副会長が本部役員になったりするということで,新しい4月以降の役員として残る方もおりましたし,またその説明会の内容につきましては,新本部役員に話していただいたり,またPTA役員の方にお話して,全体の意見を聞いておいてくださいというような話をしておりますので,3月に委員が全員変わって,話が全然通じないというわけではなく,継続的に話を続けつながっていきますので,新たに始めるということではなく,前回の意見交換会をもとに,話を進めていくというようにしています。

谷田川副委員長)そうすると,地区の役員の皆さんとの話合いの中で,地区の意見は市としては聞いていると。そうすると,最終的に市として,こういうふうに統合したいんだよ,という意見は全然出していないんですか。その地区の皆さんに最終的に,この地区は,こことこことここを一緒にしまして,ここの学校に統合したいんだ,という話は全然していなくて,向こうの話を聞いているばっかりでは,話は進まないような気がするんですね。

教育部長)私どもで説明に伺っているときは,前に委員会で出されました統合の答申の結果,この3地区の小学校については,高浜小学校に統合をすると考えてございました。城南中学校につきましては,石岡中学校との統合について考えています,ということを前提に話を聞いてございます。また,先ほど参事から説明させていただきましたけれども,実際に旧役員の方が新役員に引き継いだので,逆に早く来てくれと言われている場所もございます。それからいろいろな考え方が,昔と違ってきています。どうせ統合した場合は,皆遠距離になるのだから,先ほど参事が言いましたように,それでも1クラスにしかならないのであれば,もっと別のところと一緒になって,大きくなったらどうかな,というご意見も伺っております。これは,あくまでもその時の委員さんのお話ですので,皆さまのご意見をよく聞いて,そうであれば,委員会等を立ち上げまして,統合の全体計画を直さなければいけませんので,そういったことを含めまして,なるべく早く協議に移りたいと考えています。

谷田川副委員長)内容は,分かったんですが,地元の話,またPTAの話,これは大切だと思うんですが,基本的には,市として,こういうふうに統合に進めたいんだという,その線を皆さん納得してもらうために説明会をやるのであれば,効果があると思うんですが,逆に向こうの意見を聞くために説明会をしているのでは,なかなか市の意向が伝わらないのではないか。早急にそういう部分も含めて,この統合に向けては,答申の結果も出ておりますので,まあ,また見直しもちょっとはあるかもしれないと聞いておりますけれども,その見直しの部分も含めて,早急に対策といいますか,結論が出るように進めていただきたいと思っておりますので,よろしくお願いしたいと思います。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,本件を終結いたします。この際,当委員会の管外調査についてを議題といたします。当市における重要な課題といたしまして,生涯学習の振興,家庭及び地域の子育て支援,小中学校の統廃合があります。これらの件につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,委員派遣による管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。本件調査のため,日時,場所,調査案件は,お手元に配付いたしました委員派遣承認要求書の案に示すとおりとし,本案をもって石岡市議会委員会条例第32条の規定に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕
 
菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。当該管外調査は,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。よって,お手元にその案文を配布いたします。

   −案文の配布−

菱沼委員長)本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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