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平成26年度 教育福祉委員会
菱沼委員長)ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。それでは,議案の審査を行います。初めに,議案第48号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順でお願います。 社会福祉課長)社会福祉課所管の一般会計補正予算につきまして,ご説明させていただきます。補正予算書28ページ,29ページをご覧いただきたいと存じます。初めに歳出でございます。上から2段目の款3民生費,項3生活保護費,目1生活保護総務費,生活保護事務費の13社会保障・税番号制度システム改修委託料162万円の補正増でございます。内容につきましては,社会保障,税番号制度の運用開始に向けて,生活保護システムとの連携が必要となるため,現在使用している生活保護システムの改修を行うための費用を補正するものでございます。ページが戻りまして,20ページ,21ページをご覧願います。歳入でございます。一番上の段の款14国庫支出金,項2国庫補助金,目1民生費国庫補助金,節3生活保護費補助金の社会保障・税番号制度システム整備費補助金3分の2,108万円の補正増でございますが,歳出で説明いたしました生活保護システムの改修に対する国庫補助金でございます。以上よろしくお願いいたします。 高齢福祉課長)高齢福祉課が所管する,議案第48号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。補正予算書の26ページをご覧願います。款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費についての補正額260万3,000円でございますが,介護保険特別会計職員給与費等繰出金として一般会計から繰り出すものでございます。認定調査件数の増加に伴い,訪問調査委託料を増額補正するものとして142万3,000円,それからこの中には,4月の人事異動による職員等人件費が増額となることに伴い,補正するものが117万9,000円含まれております。合わせて260万3,000円でございます。以上でございます。 こども福祉課長)議案第48号平成26年度一般会計補正予算(第2号)のうち,こども福祉課分につきましてご説明いたします。補正予算書26ページをご覧いただきたいと存じます。歳出の款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,節7賃金の保育支援関係経費の臨時雇人賃金76万8,000円につきましては,現在使用中の保育料システムから子ども・子育て支援システムへ円滑に移行するための移行データのチェック事務や事業所情報,新年度入所申込児童のデータの入力業務を行うための臨時職員1名,6月間の費用を計上したものでございます。続きまして,補正予算書20ページをご覧いただきたいと存じます。歳入の款20諸収入,項5雑入,目5雑入2万3,000円のうち,4,000円につきましては,子ども子育て支援システム入力作業等を行う臨時職員の雇用保険被保険者掛金としまして計上しております。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 健康増進課長)一般会計補正予算,第2号のうち,健康増進課に係る補正予算についてご説明いたします。歳出からご説明いたします。28,29ページの3番目,款4衛生費,項1保健衛生費の表をご覧ください。目1保健衛生総務費のうち,職員等人件費,社会保険料でございます。10月から高齢者肺炎球菌接種対象者が拡大することに伴い,予防接種事務臨時雇人に係る雇用保険5,000円,労災保険1,000円,合わせて6,000円の増額補正をお願いするものでございます。続きまして,目2予防費のうち,予防接種事業といたしまして,臨時雇人賃金,印刷製本費,印刷機器用品費,事務事業用品費,郵便料,予防接種委託料,高齢者肺炎球菌助成金の7つでございます。1つ目の臨時雇人賃金でございますが,高齢者の肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し重症化を防ぐために,本年4月から任意接種で65歳以上5歳刻みの方及び101歳以上の方を対象として,高齢者肺炎球菌の予防接種を実施しているところでございます。予防接種法の改正により,10月から高齢者肺炎球菌が定期接種となりますが,予防接種法で定める65歳以上5歳刻みの対象者のほかに,定期接種の対象から外れてしまう65歳以上のすべての高齢者に対しても任意接種で予防接種を実施する予定でございます。このため,予防接種の対象者数が大幅に増加することに伴い,接種者のデータ管理等,新たに事務が発生することから,平成26年10月から平成27年3月までの6月間,臨時の事務職を雇用することに要する費用として34万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。次に,2つ目の印刷製本費につきましては,高齢者肺炎球菌接種の対象者の拡大により,予診票と個別通知用封筒印刷代として,90万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。次に,3つ目の印刷機器用品費につきましては,対象者へ送付する説明書や宛名印刷等を担当において実施するために要する費用として,9万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。次に,4つ目の事務事業用品費として,予防接種説明書用上質紙,宛名シールの購入費として,7万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。次に,5つ目の郵便料につきましては,対象者への通知を郵送するための費用として,82円の2万3,000通で,不足額分として,188万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。次に,6つ目の予防接種委託料につきましては,接種対象者の拡大による増額分として,3,131万円の増額補正をお願いするものでございます。次に,7つ目の予防接種事業の高齢者肺炎球菌助成金につきましては,高齢者肺炎球菌ワクチン接種の任意接種対象者が石岡市医師会の協力医療機関以外の県内の医療機関で接種を受けた場合は,一度ご自身で全額をご負担いただき,後日,市に申請していただき,4,000円を助成するものでございます。なお,その期日は本年10月1日以降でございます。最後に歳入といたしまして,20,21ページをご覧ください。款20諸収入,項5雑入の表をご覧ください。目5雑入のうち,雑入として,雇用保険被保険者掛金でございます。2万3,000円のうち,予防接種事務臨時雇人の雇用保険被保険者掛金1,000円の増額補正をお願いするものでございます。 参事兼教育総務課長)議案第48号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,教育総務課所管の補正予算について歳入歳出補正予算事項別明細書にてご説明いたします。補正予算書の36,37ページをお開きください。歳出の款10教育費,項1教育総務費,目2事務局費学校施設事務費の建築設計監理嘱託員報酬126万2,000円でございますが,教育総務課において採用する建築設計監理嘱託員1名分の人件費で,報酬としては,月額20万4,000円,雇用期間としては,6月間を予定しており,資格条件としては,1級建築士の資格を有し,かつ,建築物耐震補強設計監理業務の経験を有する者を予定しております。また,職務としては,学校施設耐震設計監理等に関すること,学校施設等の耐震化及び長寿命化に関すること,学校施設等の営繕に関することを予定しております。次に,項2小学校費,目1学校管理費学校維持管理経費の学校施設整備工事928万円でございますが,工事内容としましては,関川小学校屋内運動場の天井の塗装が経年劣化により,剥がれ落ちている状況で,安全上早急に対応する必要があるため,塗装工事を行うものです。次に20,21ページをお開きください。歳入の款20諸収入,項5雑入,目5雑入の雇用保険被保険者掛金2万3,000円のうち,6,000円が教育総務課で採用する予定の建築設計監理嘱託員が負担する雇用保険被保険者掛金となります。以上が教育総務課所管の補正予算です。よろしくご審議くださるようお願いいたします。 参事兼中央公民館長)議案第48号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,中央公民館に関するものをご説明いたします。補正予算書の38,39ページをご覧ください。今回,補正予算をお願いしました,教育費,社会教育費,公民館費,負担金補助及び交付金,公民館類似施設建設費補助金100万円についてご説明いたします。石岡市公民館類似施設建設費補助金交付要綱に基づき,地域住民の利用に供される施設で,地域住民が管理,運営する施設に新築,増改築,修繕等をする場合に交付するものでございます。今回は,染谷区の区長より染谷農村集落センターの修繕を行うに当たり補助金の申請が提出されたところです。申請理由でございますが,当該施設は昭和60年4月に建てられ,約30年を経過し経年による劣化が進み建物の内外に修繕の必要な所が散見されており,修繕をするものです。傷みが激しい外壁の塗装,内壁の壁紙等の張替え,床の補修等にかかる費用でございます。補助額の算出でございますが,修繕費用総額295万6,349円が申請されております。補助率といたしまして,事業費の2分の1,限度額を100万円と要綱で規定されておりますので,今回,限度額100万円の補正をお願いするものでございます。よろしくお願いします。 スポーツ振興課長)平成26年度一般会計補正予算,第2号のうち,スポーツ振興課所管の補正予算の内容につきまして,ご説明いたします。提出しております補正につきましては,正規職員1名が9月末で退職することに伴い,10月から翌年3月までの期間,週3日で臨時職員の雇用を行うための費用となります。先に,歳出についてご説明いたします。34ページをお開き願います。内容は,34ページ下の段から37ページ上の段に記載がございます。款10教育費,1教育総務費,2事務局費,1職員等人件費,4社会保険料の2万8,000円のうち,1万円が社会保険料の費用となります。次に,38,39ページお開き願います。6保健体育費,2保健体育施設費,1石岡運動公園維持管理経費,7賃金,1臨時雇人賃金の59万6,000円ですが,雇用期間中の職員の賃金となります。費用は,週3日の6月分を見込んでおります。次に,20,21ページに戻りますが,歳入についてご説明いたします。款20諸収入,5雑入,5雇用保険被保険者掛金,2万3,000円のうち,2,000円を社会保険の自己負担分で見込んでおります。以上が補正予算に計上しておりますスポーツ振興課所管の説明となります。よろしくお願いいたします。 学校給食課長)議案第48号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,学校給食課所管の補正予算についてご説明申し上げます。補正予算書38ページから39ページをご覧願います。款10教育費,項2保健体育費,目3学校給食センター費の石岡給食センター管理運営経費,節12役務費28万4,000円を増額補正するものでございます。これにつきましては,学校給食費の過年度分収入未済額解消を図るため,納入催告に応じていただけない,また分割納入等の申し出もない高額滞納者に対し,最終手段として,簡易裁判所に支払督促の申立てを行うための費用を計上するものでございます。内容としましては,簡易裁判所から債務者に対し申立書を送達していただくための郵便料21万4,000円及び申立手続費用として簡易裁判所へ納める手数料7万円を補正増するものございます。同じく,目3学校給食センター費の八郷給食センター管理運営経費,節12役務費11万1,000円の増額補正につきましても同様の理由により,郵便料8万6,000円,手数料2万5,000円を補正増するものございます。学校給食課所管の補正予算につきましては,以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 岡野委員)ただ今説明を受けました,給食センター管理運営経費で,滞納者の人数が分かりましたら,教えてください。 学校給食課長)滞納者数ですが,石岡学校給食センターでは60名,八郷学校給食センターでは24名を見込んで,予算計上しています。 岡野委員)去年は,どれぐらいありましたか,もし分かればお願いします。 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 −休憩− 菱沼委員長)再開いたします。先ほどの岡野委員の質問に対し,再度,学校給食課長から答弁をお願いします。 学校給食課長)先ほどのご質問ですが,未納者につきましては,石岡につきましては,710名。八郷につきましては,92名でございます。額につきましては,石岡で1,864万9,000円。八郷で476万5,662円となっております。 岡野委員)石岡では,710いくつですか。 〔「710人」との声〕 学校給食課長)そちらは,のべ人数となっております。 岡野委員)はい,ありがとうございました。前年度と比べて,どれぐらいか分かりますか。去年と比べて,増えたか,減ったか,分かれば教えていただきたいのですが。 学校給食課長)滞納の状況でございますが,平成24年度の現年度分につきましては,216万2,760円が収入未済となっております。それから平成25年度につきましては,212万1,068円となります。過年度分につきましては,平成24年度が1,562万8,042円,平成25年度で,1,652万8,548円,これが石岡分でございます。八郷分につきましては,24年度の現年度で収入未済額が70万1,400円。25年度分につきましては,60万579円。過年度分につきましては,24年度375万8,683円,平成25年度につきましては,416万5,083円ということになります。 岡野委員)はい,ありがとうございました。 菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第48号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第52号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 高齢福祉課長)議案第52号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。補正予算書の14ページをご覧願います。初めに,歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,507万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億2,657万1,000円とするものでございます。続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の80ページをご覧願います。歳出についてご説明申し上げます。款1総務費,項3介護認定審査会費,目2認定調査費でございます。これは,認定調査件数の増加に伴い,訪問調査委託料を増額補正するものとして142万3,000円を増額補正するものでございます。次に,款4基金積立金,項1基金積立金,目1介護給付費支払準備基金積立金の中の基金積立金でございます。介護給付費支払準備基金積立金3,159万3,000円の補正増につきましては,平成25年度介護保険特別会計の繰越金を積み立てるため,補正するものでございます。次に,款6諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目2償還金の中の償還金でございます。地域支援事業支払基金交付金返還金22万7,000円及び介護給付費支払基金交付金返還金1,065万6,000円の補正増につきましては,平成25年度支払基金交付金並びに地域支援事業費の精算に伴い,各々返還金が発生することとなりましたので,補正するものでございます。続きまして,補正予算書の78ページをご覧願います。歳入についてご説明申し上げます。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目2一般会計繰入金,節1職員給与等繰入金260万3,000円の補正増につきましては,認定調査件数の増加に伴い,訪問調査委託料を増額補正するものとして142万3,000円,それからこの中には4月の人事異動により,職員等人件費が増額となることに伴い,補正するものが117万9,000円含まれています。合わせて260万3,000円でございます。次に,款7繰入金,項2基金繰入金,目1基金繰入金,節1介護給付費支払準備基金繰入金1,088万3,000円の補正増につきましては,平成25年度支払基金交付金並びに地域支援事業費の精算に伴い,各々返還金が発生することとなったため,その財源として,基金から繰入れを行うものでございます。次に,款8繰越金,項1繰越金,目1繰越金,節1繰越金3,159万2,000円の補正増でございますが,平成25年度介護保険特別会計の繰越金を補正するものでございます。介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第52号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第65号石岡市部等設置条例及び石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 こども福祉課長)議案第65号石岡市部等設置条例及び石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律に基づき,ひとり親家庭に対する支援施策の充実が図られ,父子家庭に対する支援も拡充される観点から母子及び寡婦福祉法が母子及び父子並びに寡婦福祉法へ改正されました。これに伴いまして,石岡市部等設置条例の福祉事務所に係る部分,第5条第2項中,母子及び寡婦福祉法を母子及び父子並びに寡婦福祉法に改めるものです。また,母子及び寡婦福祉法第8条中の母子自立支援員が母子・父子自立支援員へと用語が改められることに伴い,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表,母子自立支援員の項を母子・父子自立支援員に改めるものです。以上でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第65号石岡市部等設置条例及び石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第66号石岡市就学指導委員会条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 教育総務課指導室長)議案第66号石岡市就学指導委員会条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明いたします。提案理由でございますが,早期から一貫した教育支援等に係る附属機関として,石岡市就学指導委員会の名称等を改めるためでございます。学校教育法施行令の一部改正の趣旨に沿って,石岡市就学指導委員会から石岡市教育支援委員会に改めるものでございます。この名称等の変更に至った経緯でございますが,昨年9月1日の学校教育法施行令の改正が行われ,障がいのある子どもの就学手続き等に関し,大きく4点の改正がされており,1点目が就学先を決定する仕組み,2点目が障がいの状態等の変化を踏まえた転学,3点目が区域外就学の取扱い,4点目が保護者及び専門家からの意見聴取の機会拡大の4点の改正が行われた際に,中央教育審議会の初等中等教育分科会から文部科学省に対し,就学指導委員会については,早期から教育相談,支援や就学先決定時のみならず,その後の一貫した支援についても助言を行うという観点から教育支援委員会といった名称が適当であるとの提言がなされました。その後,10月に文科省の初等中等教育局長通知で,教育支援委員会といった名称が適当であるとの通知がありました。これらのことから,就学指導委員会は,保護者への十分な情報提供,アドバイスという立場であり,指導というよりは,支援という言葉が適切だと思えます。また,就学時のみならず,入学後の一貫した支援も行うことから教育という言葉が適切と考えます。以上,提案内容についてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第66号石岡市就学指導委員会条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第67号石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 生涯学習課長)議案第67号石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例について,ご説明させていただきます。平成24年8月の子ども子育て関連3法の成立により,平成27年4月から新たな子ども子育て支援制度の施行が予定されております。新たな制度の要点の一つに,地域の実情に応じた子ども子育て支援の充実という項目がございます。この中に,放課後児童健全育成事業の運営の充実が含まれております。これに沿って市町村は,放課後児童健全育成事業の運営の充実と質の確保のため,平成26年4月に厚生労働省により策定,公布された放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を踏まえ,条例でその基準を定めることとなりました。今回,当市も新たな条例を設けることとなりました。条例の具体的内容は,事業の趣旨と目的,施設,設備の基準,預かる児童の規模,運営に携わる職員の資格や人数,開所の日数や開所時間及び安全管理などについて設けております。以上が議案第67号の提案理由でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第67号石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第69号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 こども福祉課長)議案第69号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについてご説明いたします。この条例は,子ども子育て関連3法が平成24年8月に成立し,平成27年4月より子ども子育て支援の新たな制度がスタートすることに伴い,児童福祉法の一部改正に基づきまして,制定するものです。新たな制度では,従来の県の認可の保育所の枠組みに加え,新たに市町村認可事業として,小規模保育事業,家庭的保育事業,居宅訪問型保育事業,事業所内保育事業の4つに類型して,位置付けられました。これらの家庭的保育事業等を行うに当たり,内閣府令において定めた基準を基に,市町村が認可するために必要な基準を定める条例を遵守する必要があることから,制定するものです。条例案は,第1章の総則,第2章家庭的保育事業,第3章小規模保育事業,第4章居宅訪問型保育事業,第5章事業所内保育事業,附則の構成となっております。第1章の総則におきましては,この条例の趣旨,定義,一般原則等を規定しております。第2章におきましては,家庭的保育事業の設備の基準,職員等を規定しております。第3章,小規模保育事業におきましては,第1節では,小規模保育事業の区分について,第2節では,小規模保育事業A型についての設備の基準,職員等を,第3節では,小規模保育事業B型についての職員等を,第4節では,小規模保育事業C型についての設備の基準,職員,利用定員等を規定しております。第4章居宅訪問型保育事業におきましては,設備及び備品,職員,居宅訪問型保育連携施設等について規定しております。第5章事業所内保育事業におきましては,利用定員の設定,設備の基準,職員等を規定しております。以上でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第69号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第70号石岡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 こども福祉課長)議案第70号石岡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例を制定することについてをご説明いたします。この条例は,議案第69号と同じく,子ども子育て関連3法が成立し,平成27年4月より子ども子育て支援の新たな制度がスタートすることに伴い,子ども子育て支援法に基づきまして,制定するものです。新たな制度では,市町村の確認を受けた特定教育,保育施設の認定こども園,保育所,幼稚園や特定地域型保育事業において,子どもが教育,保育を受けた場合,保護者が特定教育,保育施設に支払うべき額を限度として,施設型給付費や地域型給付費を受け取ることになります。これに伴いまして,特定教育,保育施設の設置者や家庭的保育事業などの特定地域型保育事業者については,市町村が給付を支出するに当たり,対象となる施設の運営が適切に運営されることを確認することが必要であり,内閣府において定めた基準を基に市町村が条例を定める必要があることからこの条例を定めるものです。条例案は,第1章の総則,第2章特定教育・保育施設の運営に関する基準,第3章特定地域型保育事業の運営に関する基準,附則の構成となっております。第1章の総則におきましては,この条例の趣旨,定義,一般原則を規定しております。第2章特定教育・保育施設の運営に関する基準におきましては,第1節で,利用に関する基準を,第2節では,運営に関する基準を,第3節では,特例施設型給付費に関する基準を規定しております。第3章特定地域型保育事業の運営に関する基準におきましては,第1節で,利用に関する基準を,第2節では,運営に関する基準を,第3節では,特例地域型保育給付費に関する基準を規定しております。以上でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第70号石岡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で議案の審査を終結いたします。次に,請願の審査を行います。請願第9教育予算の拡充を求める請願を議題といたします。本件について,受理の経緯及び概要等,事務局から説明を求めます。 事務局)請願第9教育予算の拡充を求める請願における,受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。まず,受理の経緯でございます。請願の紹介議員は,岡野孝男議員でございます。ここで,紹介議員が当委員会の委員ではないことを申し伝えさせていただきます。提出者は,水戸市笠原町×−×,茨城県教職員組合代表者様ほか292名の方で,平成26年8月6日に提出され,同日付で受理をしております。次に,請願の概要でございますが,翌年度,国の教育予算を拡充するべく,関係行政庁への意見書提出を求めるものです。請願事項として,3項目を掲げていますので,該当箇所の原文を読み上げます。請願事項,1,きめ細かな教育の実現のために少人数学級を推進すること。2,教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため,その根幹となる義務教育費国庫負担制度を堅持すること。3,震災からの教育復興のための予算措置を継続して行うこと。2015年度政府の予算編成において,これら3項目の実現に地方自治法第99条の規定に基づき国の関係機関へ意見書提出を求める内容となっています。以上で説明を終わります。 菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について,説明がありました。それでは,本件について,ご意見等がございましたら挙手によりお願いします。 谷田川副委員長)教育予算の拡充,これは,重要なこととは思うんですけれども。請願事項の3項目の中で,この前も確か,きめ細かな教育の実現のために少人数学級を推進すること,と書かれておりますけれども。この人口減少の中で,少人数というのは,間違いなくくるものだと思っておりますので,その中で,少人数学級を推進することがはたして,良いことか,悪いことか。まあ,悪いこととは言いませんけれども,それが良いのかなという疑問もあります。あまりにも少人数になることによって,競争意識といいますか,児童間のかっ達な意見の交換であるとか,あくまで,先生と生徒という立場で考えた場合には,先生と生徒が同じ数になってしまうのではないか,とこのままいけば。そうすると,個人的には,少人数学級を推進するという意味の予算拡充であれば,あまり適当ではないなと。ただ,教育費全体の水準を図るための拡充であれば,これは仕方がないかなと思いますけれど。この一言の,その文言が多少ひっかかるのかなという気がしています。 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 −休憩− 菱沼委員長)再開いたします。この教育予算の拡充を求める請願ということで,毎年出ているわけでございます。休憩中にも皆さまからご意見をいただいたわけでございます。執行部からは,市内小中学校の学級数が225学級で,請願にある30人以下の学級数が157学級で全体の約70%との状況にあるとの説明がありました。教育長からもありましたように適正規模,適正配置をすることによって,学級に対する人数を確保していくということが重要かなと思っております。また,皆さまからいただいた意見等をいくつか言わせていただきますと,ひとクラスの児童数を減らせば,増えた教員が必要となるといった趣旨の意見。また,学級数を増やすことはいかがと思うが,教育予算を拡充することには,賛成であるといった趣旨の意見。石岡ではなじまない部分もあるが,願意妥当ではないかという趣旨の意見などがあったわけでございます。このほかにもご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第9教育予算の拡充を求める請願を採決いたします。お諮りいたします。本件は,その趣旨,願意を妥当と認め,採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今採択とすべきものと決しました本件は,地方自治法第99条の規定に基づき関係行政庁に意見書の提出を求めるものであります。よって,お手元に意見書の案文を配付いたします。 −意見書案文の配付− 菱沼委員長)それでは,意見書の案文について何かご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。本件の願意達成のため,当委員会提出議案として,お手元の案文のとおり議長に意見書案を提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,付託された請願の審査を終結いたします。暫時休憩いたします。 −休憩− 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,陳情の審査を行います。陳情第47石岡市の子育て環境を整える陳情を議題といたします。本件について,受理の経緯及び概要等,事務局から説明を求めます。 事務局)陳情第47石岡市の子育て環境を整える陳情における,受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。提出者は,石岡市国府四丁目×−×,石岡私立幼稚園連絡協議会,石岡善隣幼稚園の園長様ほか6幼稚園の園長様で,平成26年8月7日に提出され,同日付で受理をしております。次に,陳情の概要でございます。陳情の理由は,来年4月から始まる,子ども子育て支援新制度に伴い,未来を担う石岡市の子どもたちに,よりよい子育て環境を提供し,子育てしやすい石岡市としての施策展開に格別の配慮をしていただきたい,とのことでございます。今,申し述べた格別の配慮をいただきたい事項は,1つとして,施設型給付の給付額は,国の公定価格から各市町村が給付額を決めることのほか,地方単独部分との2階建て構成であることから,不公平にならないようにして欲しいこと。2つとして,新制度での一時預かり事業では,市町村から受託することとなるため,その単価や利用条件など配慮して欲しいとのこと。3つとして,子育て支援センター及びつどいの広場事業に,子育て支援の拠点づくりの対象を拡充して,私立幼稚園も対象として欲しいこと。この3つの事項に配慮いただきたい,との内容になっております。以上で説明を終わります。 菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について,説明がありました。審査をするに当たり,陳情に記載された内容を踏まえまして,当市の状況等を執行部から説明をお願いします。 こども福祉課長)子ども子育て支援新制度の概要につきましてご説明いたします。子ども子育て支援新制度は,子ども子育て関連3法に基づき実施される子ども子育て支援に関する新しい制度のことで,幼児期の学校教育,保育の総合的な提供や地域の子ども子育て支援の一層の充実,待機児童の解消を目指しています。この制度につきましては,平成27年4月から本格的にスタートする予定です。この制度では,幼稚園や保育所などに対し,これまで個別に行われてきた公的な財政支援について,認定こども園,幼稚園,保育所に共通の施設型給付が創設され,内閣府に一本化されます。陳情の2ページ目ですが,陳情趣旨の1項目目に関してでございますが,施設型給付の内訳としましては,内閣総理大臣が定める基準により算定した費用の額である公定価格と呼ばれる額から政令で定める額を限度として,市町村が定める保護者から徴収する利用者負担金を引いた額となります。現在,国からは,この公定価格について,仮の価格が示されておりますが,国の来年度の予算編成過程により公定価格が確定することになるため,ほとんどの市町村が確たる利用者負担額を提示できない状況でおります。次に,陳情趣旨の2項目目に関してでございますが,新制度におきましては,すべての子育て家庭のための地域の子育て支援としまして,多くの事業をうたっておりますが,その中の1つのである一時預かり事業につきましては,現在,私立幼稚園で行われている預かり保育が市町村からの委託事業へ変わることになりますが,現在,国において制度の詳細について検討しているところでございます。次に,陳情趣旨の3項目目に関してでございますが,子育て支援センター事業,つどいの広場事業につきましては,現在,2つの事業を1つにした地域子育て支援拠点事業といたしまして,乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所として,市内6か所において活動がなされております。以上で説明を終わります。 菱沼委員長)それでは,本件について,ご意見等がございましたら挙手によりお願いします。 谷田川副委員長)最後のあたりに,すべての子育て家庭への支援という観点からも私立幼稚園も対象となるようさらなる拡充をお願いいたします,と書いてあるんですね。私立幼稚園も対象となるということは,公立の幼稚園とどういう差があるからこの陳情が出たんですかね。これは,同じであれば陳情は出てこないと思うんで,今現実に私立の幼稚園は,公立の幼稚園と比べて差がありますよとか,そういう具体的な例があれば,ちょっと聞かせていただきたいと思うんですけれど。 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 −休憩− 菱沼委員長)再開します。 保健福祉部長)この陳情の趣旨は,ご指摘のとおり,現時点においては,私立幼稚園に対して,補助制度がございません。新制度においては,私立幼稚園に対しても補助制度が該当するということは確認済みでございますので,ご要望はお受けできる,制度としてはお受けできます。ただ,現在計画を作っている最中ですので,議会でもご答弁いたしましたが,この計画の半分程度が需要と供給の見込みを検討するというのが大きな柱となっておりまして,その需要があるのかないのか。なければ,補助制度が適用になったとしても,市としては,過剰に支出するわけにはまいりませんので。制度としては,適用になる。この趣旨はですね,そもそも対象としてください,ということですから,制度として問題がないものだと考えております。 谷田川副委員長)はい,分かりました。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 暫時休憩します。 −休憩− 菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 島田委員)今の説明の中で,幼稚園の経費と申しますか,国などのマニュアルに沿った公立幼稚園ですね。その部分と私立幼稚園の独自の幼稚園の教育ですね。その部分の差,それは,この新しい制度と申しますか,その中では,差が出るよということだと思うんですよね。公立幼稚園と私立幼稚園の差と申しますか。基本的な部分については,私立も公立同じ。特別メニューといいますか,その園独自の指導方法とか,時間的に長時間預かるとか,という部分で差が出てくるということかと思うんです。その中で,この陳情の趣旨というか,園長さん方は,来年4月1日から始まる新しい制度の中で,国,市の方針と申しますか,基本的な部分を明白にしていただきたい,というようなお話がありましたので,その辺をお聞きしたいなと思います。 保健福祉部長)整理をして,ご説明申し上げたいと思います。私も何度も確認をしながらやっと飲み込めたことでございますので,分かりにくいことでした。今までの保育園と幼稚園がどうなるかというかということで整理をさせていただきますと,石岡市内の幼稚園は,すべて認定子ども園に移行してございます。ですので,純粋な幼稚園がなくなりました。次に,来年度からの預かり方の仕組みが3種類に分かれます。1号認定,2号認定,3号認定の3種類になります。従来の幼稚園と言われているものは,1号認定です。今回の要望の趣旨は,1号認定の子どもの場合,利用者負担金で負担額を示してください,ということでございます。2号,3号は,別でございます。2号,3号認定は,何かというと従来の保育園でございます。2号は,3歳以上の従来の保育園。3号が0,1,2歳でございます。次に,1号認定に該当する従来の幼稚園に入る方は,今まで幼稚園の規則で,ばらばらにお金を決めていました。今度は,基本的に幼稚園であっても認定子ども園であっても,保育という言い方をしますが,基本的にやるべきことは求められておりますので,その基本的な部分をやることに対して,いくら出すかというのは政府が価格を決める。次に,その中で,保護者が負担する額は,政府が示した中にセットで入っていまして,それを基に各市町村が実情に応じて決めなさい,という仕組みになっています。そうすると,実情に応じてというのは,当然,市町村によって違ってまいりますから,県内のほかの市がいくらでやったからうちはいくらだというよりは,現在の幼稚園の認定子ども園ですが,その負担額を基準として算定することになります。そういう意味においては,基本部分の算定の基礎となる保育のパターンが同一となります,ご指摘のとおりでございます。市からは,認定子ども園たる幼稚園は,ばらばらに保護者負担額をとっておりますので,その中身を見てみると,さまざまな内容でございます。それを国が定める相当部分だけ抜き出して,実態を比較し,石岡市で独自に決めるわけですが,来年度の予算要求時点で決めていくものであって,現在は,国が示しているものの,それは仮の単価でございます。ですから,今回のご要望は,仮の単価で良いから教えてください,ということで私どもは理解し,確認をしております。現在そのようなことを進めております。失礼いたしました,石岡市立の幼稚園は,認定子ども園になっておりません。私立幼稚園が認定子ども園に移行してございます,訂正いたします。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。 討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第47石岡市の子育て環境を整える陳情を採決いたします。お諮りいたします。本件は,その趣旨,願意を妥当と認め採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお謀りいたします。ただ今,採択いたしました本陳情は,執行部に送付して,その処理の経過及び結果の報告を請求したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,付託された陳情の審査を終結いたします。本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,保健福祉部及び教育委員会から発言を求められておりますのでこれを許します。初めに,保健福祉部からお願いします。 社会福祉課長)第4期障がい福祉計画の策定について報告させていただきます。お手元の資料,平成26年9月5日教育福祉委員会参考資料,社会福祉課をご覧いただきたいと存じます。現在の第3期障がい福祉計画の計画期間が平成26年度で満了となることから,次期計画として,第4期障がい福祉計画を策定するものでございます。計画期間は,平成27年度から29年度までの3年間でございます。石岡市障がい福祉計画は,障害者総合支援法第88条に基づく計画として,障がい福祉サービス,相談支援,地域生活支援事業の提供体制の確保について示したものでございます。第3期計画の内容でございますが,資料のページをめくりまして107ページ,次のページをご覧願います。障がい福祉計画に係る目標数値及びサービス見込み量としまして,こちらのページでは大きく3つに区分してあります。1番上の段に福祉施設入所者の地域生活移行の目標。中段に入院中の精神障がい者の地域生活移行の目標。下の段に福祉施設から一般就労への移行の目標を掲げています。次のページ,108ページをご覧願います。自立支援給付のサービス見込み量といたしまして,各種サービスの見込み量を110ページの中段にかけて記載してございます。110ページ下段から112ページにかけては,地域生活支援のサービス見込量について計画してございました。来年度からの第4期計画につきましては,これまでの第3期計画の進捗状況と引き続き取り組むべき課題や新たな課題等について,整理,検討を加え,障がい者の地域生活を支援するためのサービス基盤整備等に係る数値目標を設定いたします。平成26年度中に策定するため事務を進めております。報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 社会福祉課長)石岡市在宅災害時要援護者避難支援計画について報告させていただきます。平成25年6月に災害対策基本法が改正され,全国の市町村に避難行動の際,特に支援を要する方の名簿作成や名簿情報を避難支援関係者へ提供していくことなどの規定などが設けられました。そのため,石岡市地域防災計画が3月24日に改定されました。それを受け,災害発生時等に要援護者への避難支援等を適切かつ円滑に実施するための計画を策定いたしました。現在,民生委員の協力をいただきながら要援護者名簿の整備に取り組んでいるところでございます。今後,要援護者名簿への登録について市報による広報や窓口での案内により周知に努めてまいります。報告は,以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 社会福祉課長)臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金のうち,社会福祉課所管の臨時福祉給付金について報告させていただきます。臨時福祉給付金の対象者は,平成26年度分の住民税が課税されていない方でございます。ただし,課税されている方に扶養されている方や生活保護の受給者は除かれます。申請の受付期間は平成26年7月28日から12月26日までで,窓口及び郵便で受け付けております。支給対象となる可能性のある方へは申請書を郵送し,その通知件数は12,025件でございます。受付件数は,8月31日現在で5,155件でございます。臨時福祉給付金の報告は,以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 こども福祉課長)こども福祉課から,子育て世帯臨時特例給付金について報告いたします。まず,子育て世帯臨時特例給付金の対象者でございますが,平成26年1月分の児童手当,特例給付の受給者で,かつ,平成25年度の所得が児童手当の所得制限限度額未満の方が対象となります。受付期間は,平成26年7月28日から12月26日です。この給付金の対象者の方は,5,125人で市職員147名を除いた,4,978人の方には,7月22日に郵送にて申請書を送らせていただきました。8月31日現在の受付人数は,3,527人となっております。以上でございます。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 こども福祉課長)やさと中央保育所児童送迎バスと八郷中学校の生徒との接触事故ついてご報告いたします。平成26年7月25日,午前7時42分ごろ,石岡市鯨岡地内の市道におきまして,保育園児2名と保育士1名が乗りました保育所児童送迎バスと中学2年生の自転車が接触事故を起こしまして,中学生が手首の骨折と歯を2本折るけがを負いました。保育園児2名と保育士1名及び運転手に,けがはありませんでした。事故の状況ですが,現場はセンターラインのない直線道路を児童送迎バスが30キロぐらいの速度で走行していたところ,前方右側道路から自転車に乗った生徒が飛び出してきて,接触事故となりました。直ちに,保育士が消防署と警察に通報し,中学生は,土浦市の協同病院へ搬送されました。中学生は,手首の骨折,歯が2本折れていましたので1日入院して翌日退院,その後通院しておりますが,9月1日から元気に登校しているとのことでございます。以上で報告を終わります。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 こども福祉課長)本年度実施いたしました,児童センター耐震診断の結果につきまして,ご報告いたします。児童センター耐震診断業務委託につきましては,工期が,平成26年4月17日から8月14日まで120日間で実施いたしました。耐震診断結果は,Is値が0.84以上で建物のX方向,Y方向ともにすべての階で,構造耐震指標であるIs値が構造耐震判定指標を上回っており,主体構造以外でも耐震性能の確保に疑問のある部分はないという結果でございました。以上で報告を終わります。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 こども福祉課長)平成27年度の第1,第2保育所の園児募集につきまして,ご報告いたします。第1,第2保育所につきましては,7月1日に移転を完了し,現在69名の園児をお預かりし,保護者のご理解はもとより,周辺住民の方々の協力をいただき,保育を行っているところでございます。例年,保育所の新年度の園児募集につきましては,公立,私立ともに11月から受付を開始しておりますので,第1,第2保育所におきましても,通常どおり受付を行っていきたいと考えております。今後につきましては,市長のもと,改めて検討してまいります。以上で報告を終わります。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 健康増進課長)新型インフルエンザ等対策行動計画の策定について,ご報告をさせていただきます。平成25年4月の新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴い,新型インフルエンザ等対策特別措置法第8条の規定により,茨城県が平成26年2月に作成した,茨城県新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき,平成22年3月に策定した,石岡市新型インフルエンザ対策行動計画を改定するものでございます。改定の内容でございますが,1つ目は,対象となる疾病は,従来,新たに人から人に伝染する能力を有することとなったウイルスを病原体とする,新型インフルエンザだけでございましたが,これにかつて世界的規模で流行した,再興インフルエンザと全国的かつ急速なまん延のおそれのある,人から人に伝染すると認められる新感染症が加わりました。2つ目といたしまして,対策の目的が,1,感染拡大を可能な限り抑制し,健康被害を最小限にとどめることから,感染拡大を可能な限り抑制し,市民の生命及び健康を保護することへ,2つ目の目的が,社会・経済を破綻に至らせないことから,市民生活及び市民経済に及ぼす影響が最小となるようにすること,と変更されました。3つ目といたしまして,新型インフルエンザ等対策推進のための役割分担が,市や県の役割に加え,医療機関,事業者,市民等の役割を規定することとなりました。4つ目といたしまして,新型インフルエンザ等の発生段階及び行動計画の主要5項目について規定することとなりました。以上の点を踏まえまして,現在,改定作業を進めているところでございます。なお,本計画につきましては,本年の11月末までに計画案を県に報告し,助言等をいただき,策定していく予定となっております。報告は,以上でございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。続きまして,教育委員会からの発言を許します。 生涯学習課長)石岡市勤労青少年ホーム及び勤労者体育センターの耐震診断結果について,ご報告いたします。この両施設は,石岡市勤労青少年センターとして,石岡市耐震改修促進計画の対象施設に位置付けられております。今年度,この計画に基づき耐震診断を実施いたしました。事務所や研修室などがある青少年ホーム棟と体育館として利用している勤労者体育センター棟の2箇所を対象として,実際の診断は,市内の設計会社に本年5月業務委託を行い,7月19日に一般社団法人茨城県建築士事務所協会より診断内容について判定を受けました。判定に際しましては,両施設とも構造耐震指標として0.7以上のIs値を設定いたしました。耐震判定としては,勤労青少年ホーム棟は,構造物の耐震性は確保されているが,附帯設備に耐震性能の確保に疑問あり。勤労者体育センター棟については,構造物の一部に耐震性能の確保に問題があるとの判定を受けました。具体的には,勤労青少年ホーム棟は,屋上に設置した高架水槽と空調の冷却設備の設置強度不足している,建物のコンクリートブロック造壁の耐震性の不足しているとの2点で,いずれも大規模地震において,水槽や冷却設備及び造壁の破壊や崩落が予想されるとの指摘でございます。勤労者体育センター棟は,特定方向の揺れに関し建物の耐震性が確保されていない,大規模地震の際に2階の鉄骨部分の変形が大きく,それによって壁,ALC部材が剥離落下することが予想されると指摘を受けました。両施設で平成25年度の実績で4万3,000人からの市民が利用しております。利用者の安全確保と施設の円滑な運営のため耐震改修工事の実施に向けて関連部署と早急な協議を行う所存でおります。以上が石岡市勤労青少年ホームの耐震診断について報告となります。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 教育総務課指導室長)市内小中学校における食物アレルギーの調査結果についてご報告いたします。お配りした調査結果一覧をご覧ください。@は,食物アレルギーを有する児童生徒数の総数でございます。各学校でアレルギーを持つ児童,生徒を把握しています。Aは,その中で,エピペンを所有する児童生徒数でございます。エピペンとは,食物アレルギーによる発作が起きた場合に投与するアドレナリン自己注射薬でございます。Bは,緊急時に使用するエピペンの使い方に関する行内研修の実施状況でございます。Cは,発作が起きた時の対応についてのマニュアルの作成状況でございます。Dは,マニュアルを使った職員の研修の実施状況でございます。Eは,重度のアレルギーを有する児童生徒の保護者との連携状況でございます。Fは,緊急時の対応について消防と連携をとっているかの確認でございます。以上アンケートの結果をご報告いたします。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 暫時休憩いたします。 −休憩− 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。よって,お手元に閉会中の継続審査の案文を配布いたします。 −案文の配布− 菱沼委員長)本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。この際,委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。7月16日から18日にかけて実施をした,北海道岩見沢市,滝川市及び赤平市での視察では,皆さまのご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと思います。お手元に配布したとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。それでは,先の視察を振り返りまして,ご意見等がございましたらお願いします。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)今回,視察いたしました調査事項は,当市においても行政の運営など十分に参考となり,また,役に立つ内容であったかと思います。これらを今後の委員会活動の参考としてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。以上で,本件を終結し,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。 |