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議会中継
  


平成26年度 教育福祉委員会

 第4回委員会 (10月22日)
出席委員 菱沼和幸委員長,谷田川泰副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員   
市執行部 【保健福祉部】
部長(佐藤敏明),次長兼福祉事務所長(武熊俊夫),高齢福祉課長(菊地正樹),高齢福祉課長補佐兼介護保険室長(田辺武弘),健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮城幸子)
議会事務局 庶務議事課(内田崇)



菱沼委員長)早朝よりお集まりいただきまして,ありがとうございます。ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。所管事務の調査として,石岡市新型インフルエンザ等対策行動計画の策定についてを議題といたします。過日開催しました当委員会でも,改定に向けた事務を進めているとの説明を受けたところですが,本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課長)新型インフルエンザ等対策行動計画の策定について,ご報告させていただきます。平成25年4月の新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴い,第8条の規定により,茨城県が平成26年2月に作成した茨城県新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき,平成22年3月に策定した石岡市新型インフルエンザ対策行動計画を改定いたしました。改定の内容でございますが,お手元の石岡市新型インフルエンザ等対策行動計画の2ページをご覧いただきたいと思います。2ページ,3行動計画の作成をご覧ください。本行動計画の対象とする疾病は,従来,新たに,人から人に伝染する能力を有することとなったウィルスを病原体とする新型インフルエンザだけでしたが,これに,かつて世界的規模で流行した再興型インフルエンザと全国的かつ急速的なまん延の恐れのある人から人に伝染すると認められる新感染症が加わりました。続きまして,3ページの四角で囲みました部分でございますが,対策の目的が記載しております。1つ目,従来は,感染拡大を可能な限り抑制し,健康被害を最小限にとどめることから感染拡大を可能な限り抑制し,住民の生命及び健康を保護すること,と変更になってございます。2つ目の目的が従来は,社会,経済を破綻に至らせないことから住民生活及び住民経済に及ぼす影響が最小となるようにすること,と改定をいたしました。次に10ページ,5対策推進のための役割分担でございますが,従来は,市と県の役割のみでございましたが,医療機関,事業者,住民等の役割を新たに規定してございます。続いて,15ページになります。7市行動計画の主要5項目でございますが,新型インフルエンザ等の発生段階ごとに行動計画の主要5項目について,@実施体制,A情報提供,共有,B予防,まん延防止,C予防接種,D住民生活及び住民経済の安定の確保を規定してございます。発生段階ごとにつきましては,23ページ以降に記載してございます。報告は,以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,介護保険事業ついてを議題といたします。当市の介護保険事業で,会計検査院の検査を受けたとのことでございます。その結果等について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)私からは,介護保険における平成24年度の調整交付金の算定について誤りがありましたので,ご報告申し上げます。お手元に配布いたしました資料の1ページをご覧ください。介護保険制度の財政構造は,保険料が50パーセント,公費が50パーセントで賄われております。このうち,調整交付金は,介護保険財政が安定的に運営され,介護保険制度の円滑な運営に資することを目的として,各市町村における介護給付及び予防給付に要する費用の総額の5パーセントに相当する額を国が負担して,それを各市町村に交付するものでございます。また,この調整交付金は,普通調整交付金と特別調整交付金の2種類がございます。普通調整交付金とは,市町村格差による介護保険財政の不均衡を是正するために交付される交付金のことで,第1号被保険者の年齢階層と所得階層の分布状況等を考慮して算出される交付金です。特別調整交付金とは,災害その他特別な事情がある市町村に対して,交付される交付金のことでございます。続きまして,資料2ページをご覧ください。今回は,この普通調整交付金を算出するにあたり,2つの誤りについて,会計検査院から指摘を受けたところでございます。まず1つ目は,所得階層ごとの人数を算出するにあたり,基準所得金額が200万円から190万円に改正になったという国の通知を見落としてしまい,本来第6段階に算入すべきところを第5段階に222人を算入してしまったという誤りでございます。2つ目は,対象とすべき生活保護世帯の算定基準日を,本来は4月1日現在に遡って算定するべきところを基準日に関する国の通知を見落としてしまい,25人を第1段階に算入してしまったという誤りでございます。これにより既に交付を受けた平成24年度分の普通調整交付金のうち,316万円の返還が生じる見込みとなりました。なお,介護保険料については,石岡市介護保険条例に基づき賦課徴収をしており,以上の調整交付金の算定とは,関連がないため,この介護保険料の額に影響はございません。今後につきましては,厚生労働省の通知に基づいて,交付金の返還手続きを進めるとともに再発防止に十分努めてまいりたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。

保健福祉部長)本日は,私どもの業務に関する誤りについて,報告の機会を与えていただきまして,誠にありがとうございます。担当課長からご説明申し上げましたことは,国の通知を見落としたという極めて初歩的な誤りが原因でございます。誠に申し訳ございませんでした。今後においては,通知文について,担当者から課長まで必ず通知ごとに内容を確認し,遺漏のないように進めているところでございます。再発の防止に努めてまいります。なお,今般の返還でございますが,基本的には,不正な使用といったことではありませんで,算定を誤ったことにより余計にもらった金額分を返還するものでございます。反省のうえ,再発のないように努めてまいります。誠に申し訳ございませんでした。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 ご質問等は,ございませんか。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 皆さまからご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)先ほど課長また部長から説明等がございました。再発防止に努めるということでございましたが,当委員会としてもに苦言を呈しておきますので,今後,このようなことがないようお願いいたしまして,以上で本件を終結いたします。次に,その他の件で発言がありましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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