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平成26年度 教育福祉委員会
菱沼委員長)ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,議案第75号専決処分に対し承認を求めることについて,平成26年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 参事兼教育総務課長)議案第75号専決処分に対し承認を求めることについて(平成26年度石岡市一般会計補正予算(第3号))のうち,教育総務課所管の補正予算について歳入歳出補正予算事項別明細書にてご説明いたします。補正予算書の10,11ページをお開きください。歳出の款11災害復旧費,項3教育施設災害復旧費,目1学校施設災害復旧費の学校施設復旧工事110万円でございますが,工事内容としましては,10月6日の台風18号の大雨により瓦会小学校校舎北側の法面の一部に地割れが生じたため,法面復旧工事を行うものです。次に,目2その他教育施設災害復旧費の教育施設復旧工事350万円でございますが,工事内容としましては,旧八郷南中学校の東側の法面の一部が台風18号の大雨により,崩落したため法面復旧工事を行うものです。以上が教育総務課所管の補正予算です。よろしくご審議くださるようお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第75号専決処分に対し承認を求めることについて(平成26年度石岡市一般会計補正予算(第3号))のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,承認すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第77号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分,議案第81号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第82号平成26年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)の3議案は,関連することから一括して議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 社会福祉課長)議案第77号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。補正予算書34ページ,35ページをご覧ください。款2総務費,項1総務管理費,目13諸費,節23償還金利子及び割引料の過誤納還付金における,障害者自立支援給付費負担金返還金544万4,000円と一番下の障害者医療費国庫負担金返還金387万1,000円の補正増でございます。内容につきましては,平成25年度における国庫負担金の精算による返還金でございます。続きまして,38ページ,39ページをご覧ください。中段の款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費,節19負担金補助及び交付金の臨時福祉給付金給付事業における臨時福祉給付金738万円の補正増でございます。今年度の当初予算においては,国の給付費予算計上の考え方により,平成24年度の市県民税課税状況等調査に基づき試算し計上いたしました。その後,平成26年度の課税状況の確定により,対象者を精査したところ,対象者の見込み者数が増加したため,補正をお願いするものでございます。続きまして,目7心身障害者福祉費,節12役務費の認定審査関係経費における手数料10万8,000円の補正増でございます。内容につきましては,障害福祉サービスの利用申請者数が今年度上半期の状況から,利用者の増加が見込まれ,それに伴い障害程度区分認定に係る主治医意見書の作成件数が増加することによるものでございます。続きまして,一番下の段にございます,目9障害者福祉費,節20扶助費の障害者自立支援給付事業における,障害者自立支援給付費6,370万6,000円の補正増及び障害児通所給付費1,881万4,000円の補正増でございます。内容につきましては,本年8月までの実績において,利用者数や利用時間の増加があり,年間を通して増加が見込まれるため増額をお願いするものでございます。次に歳入でございます。ページが戻りまして,30ページ,31ページをご覧ください。一番上の款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節1社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金2分の1,2,685万2,000円につきましては,歳出の障害者自立支援給付費の国の負担金でございます。次の障害児施設措置費負担金2分の1,940万7,000円につきましては,歳出の障害児通所給付費の国の負担金でございます。続きまして,項2国庫補助金,目1民生費国庫補助金,節1社会福祉費補助金の臨時福祉給付金給付事業費補助金10分の10,738万円につきましては,歳出の臨時福祉給付金の国の補助金でございます。続きまして,中段にあります,款15県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節1社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金4分の1,1,342万6,000円につきましては,歳出の障害者自立支援給付費の県の負担金でございます。次の障害児施設措置費負担金4分の1,470万3,000円につきましては歳出の障害児通所給付費の県の負担金でございます。説明は,以上でございます。よろしくお願いいたします。 こども福祉課長)議案第77号平成26年度一般会計補正予算(第4号)のうち,こども福祉課分につきましてご説明いたします。補正予算書40ページをご覧ください。歳出の款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,節19負担金補助及び交付金の保育支援関係経費の安心こども支援事業費補助金4,865万円につきましては,県の補助事業として,地域子育て支援拠点事業,一時預かり事業,保育所地域活動事業の3つの事業を予定しておりましたが,2行下の,国の制度である保育緊急確保事業費補助金5,635万9,000円へ移行することになったことから補正するものでございます。事業費が770万9,000円増額しておりますのは,一時預かり事業が当初の見込みより増になったことによるものでございます。続きまして,保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金1,902万3,000円の補正増につきましては,年度当初においては,補助事業としての実施が未確定であったことから当初予算に計上できませんでしたが,国庫補助事業として実施できることになりましたので,計上するものでございます。続きまして,子育て世帯臨時特例給付金給付事業748万円の補正増につきましては,当初見込んでおりました対象児童数が増加すると見込まれるため,計上するものでございます。続きまして,補正予算書30ページをご覧ください。歳入の款14国庫支出金,項2国庫補助金,目1民生費国庫補助金,節2児童福祉費補助金のうち,子育て世帯臨時特例給付金給付事業費補助748万円の補正増につきましては,歳出でご説明しましたように子育て世帯臨時特例給付金を増額することに伴い,補正するものでございます。続きまして,1つ下の保育緊急確保事業費補助金3,429万9,000円の補正増,2段下の款15県支出金,項2県補助金,目1民生費県補助金,節3児童福祉費補助金の安心こども支援事業費補助金2,601万円補正減及び保育緊急確保事業費補助金2,231万6,000円の補正増でございます。これらにつきましては,歳出でご説明しましたように,県の補助事業である,安心こども支援事業として実施していた事業が国の制度改正によりまして,国庫補助事業である保育緊急確保事業として,実施することになったことに伴い,それぞれ補正するものでございます。説明は,以上でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 健康増進課長)議案第77号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,健康増進課に係る補正予算についてご説明いたします。補正予算書34,35ページをご覧ください。歳出からご説明いたします。上から2段目の款2総務費,項1総務管理費でございます。6番目にございます,目13諸費,節23償還金利子及び割引料の中の未熟児養育医療補助金返還金184万7,000円の補正増につきましては,平成25年度未熟児養育医療費補助金の精算に伴います返還金でございます。当初の見込みより,乳児1人当たりの入院日数が短期間であったことや医療費の請求額も当初の見込みより少なかったことなどが返還の理由でございます。次に,補正予算書の42,43ページをご覧ください。一番上の款4衛生費,項1保健衛生費,目5市民健康管理費でございますが,これまで県の補助事業である安心こども支援事業として,実施しておりました事業が国の制度改正によりまして,国庫補助事業である保育緊急確保事業として実施することになったことに伴いまして,財源内訳を補正するものでございます。国県支出金74万6,000円の増,一般財源74万6,000円の減とするものでございます。続きまして,補正予算書30,31ページをご覧ください。歳入のご説明をさせていただきます。歳入の上から2段目,款14国庫支出金,項2国庫補助金,目2衛生費国庫補助金,節1保健衛生費補助金の保育緊急確保事業費補助金3分の1,109万3,000円の補正増並びに上から5段目,款15県支出金,項2県補助金,目2衛生費補助金,節1保健衛生費補助金の安心こども支援事業費補助金2分の1,144万円の補正減,同じく保育緊急確保事業費補助金3分の1,109万3,000円の補正増でございます。これらにつきましては,歳出でご説明いたしましたように,これまで県の補助事業である安心こども支援事業として実施しておりました事業が国の制度改正によりまして,国庫補助事業である保育緊急確保事業として実施することになったことに伴い,各々補正するものでございます。以上でございます,どうぞよろしくお願いいたします。 高齢福祉課長)議案第77号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,高齢福祉課所管分についてご説明いたします。初めに,歳出でございます。補正予算書の38ページ,39ページをご覧ください。款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費の在宅老人サ−ビス事業,18緊急通報システム用備品184万1,000円の増額でございます。緊急通報システムの設置につきましては,例年,機器の再利用を含め50台程度の設置を見込んでおりましたが,今年度は,10月の時点で既に44台の設置が済んでおり,年度末までの設置に不足が見込まれる30台分について補正するものでございます。続きまして,その下の特別会計繰出金でございます。この特別会計繰出金については,介護保険特別会計において,職員等人件費を183万2,000円増額補正するための財源として,介護保険特別会計職員給与費等繰出金を183万2,000円増額するものでございます。続きまして,同じページ,ふれあいの里費でございます。款3民生費,項1社会福祉費,目8ふれあいの里費の施設維持管理経費,11電気料219万6,000円の増額でございます。当初予算においては,2,992万円を予算計上しておりましたが,今年4月には,3月からの低温による暖房機器の使用増加,また,5月下旬から8月にかけての猛暑による冷房機器の使用増加に伴い増額をお願いするものでございます。続きまして,その下の施設用燃料126万円の増額でございます。平成26年度においては,当初,1,625万6,000円を計上しておりましたが,電気料金と同様に施設ホ−ル等の冷暖房にガスを使用しているため,冷暖房利用の増加した分について,増額をお願いするものでございます。続きまして,その下,その他施設修繕66万2,000円の増額でございます。当初予算額ですが,449万5,000円を計上しておりましたが,施設の開設後13年が経過し,近年,ボイラ−,空調機器等の老朽化による故障が増加しており,平成26年度においても空調機器を初め,施設運営上,早急に修繕を行わなければならない工事であり,ほかにも修繕工事を予定しており,今回増額をお願いするものでございます。続きまして,歳入でございます。補正予算書の30ページをご覧ください。款18繰入金,項1特別会計繰入金,目3介護サービス事業特別会計繰入金52万6,000円の補正増でございますが,これは要支援認定者への介護予防サービス計画作成件数の増加に伴い,一般会計への繰入金を補正するものでございます。一般会計補正予算につきましては,以上でございます。 続きまして,議案第81号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。補正予算書の16ページをご覧ください。第1表は,歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,421万円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ63億9,078万1,000円とするものでございます。次に,18ページをご覧ください。第2表は,地方債の補正でございまして,財政安定化基金貸付金618万2,000円とするものでございます。続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の102ページをご覧ください。歳出についてご説明申し上げます。款1総務費,項1総務管理費,目1一般管理費でございます。これは,人事院勧告が出されたことに伴い,職員等人件費を183万2,000円増額するものでございます。続きまして,款2保険給付費,項1介護サービス等諸費,同じく,項2介護予防サービス等諸費,同じく,項4高額介護サービス等費でございます。これは,平成26年度における介護給付費の執行を見込みまして,過不足が見込まれる給付費をそれぞれ補正するものでございます。補正額については,居宅介護サービス経費が1,890万円の増額,施設介護サービス経費が7,700万円の減額,介護予防サービス経費が1,690万円の増額,介護予防サービス計画経費が290万円の増額,高額介護サービス経費が3,830万円の増額で,それぞれを補正するものでございます。続きまして,款6諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目2償還金でございます。これは,平成25年度の介護給付費及び地域支援事業費の精算並びに平成24年度介護給付費調整交付金の精算に伴い,それぞれ返還金が発生することとなりましたので,増額補正するものでございます。補正額については,地域支援事業国交付金返還金が453万9,000円,地域支援事業県交付金返還金が227万円,介護給付費国庫負担金返還金が2,824万6,000円,介護給付費県負担金返還金が2,416万3,000円,介護給付費調整交付金返還金が316万円でございます。続きまして,補正予算書100ページをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。款3国庫支出金,項1国庫負担金並びに款5県支出金,項1県負担金については,歳出における保険給付費の予算補正に伴い,補正するものでございます。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目1一般会計繰入金については,歳出における職員等人件費の予算補正に伴い,一般会計からの繰出金を183万2,000円の増額をお願いするものでございます。款7繰入金,項2基金繰入金,目1基金繰入金については,歳出における返還金の予算補正に伴い,介護給付費支払準備基金を取り崩して,5,619万6,000円を繰り入れるものでございます。款10市債,項1財政安定化基金貸付金,目1財政安定化基金貸付金については,歳出における返還金の財源として,介護給付費支払準備基金から繰り入れてもなお不足が見込まれる618万2,000円を茨城県が管理する介護保険財政安定化基金より借入れをするものでございます。なお,当該貸付金については,平成27年度から29年度までの第6期介護保険事業計画期間において介護保険料を財源として償還するものでございます。介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。 次に,議案第82号平成26年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。初めに,補正予算書20ページ及び21ページ,歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ291万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,218万4,000円とするものでございます。続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の114,115ページをご覧ください。歳出についてご説明申し上げます。款1サービス事業費,項2介護予防支援事業費,目1介護予防支援事業費でございます。これは,要支援認定者の介護予防サービス計画作成件数の増加に伴い,指定居宅介護支援事業所への介護予防プラン作成委託料を増額補正するものとして238万8,000円,一般会計への繰出金として52万6,000円,合計291万4,000円を増額補正するものでございます。続きまして,補正予算書の112ページ,113ページをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。款1サービス収入,項1介護給付費収入,目2介護予防支援サービス費収入291万4,000円の補正増につきましては,要支援認定者の介護予防サービス計画作成件数の増加に伴うものでございます。介護保険サービス事業特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第77号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分,議案第81号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第82号平成26年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で議案の審査を終結いたします。次に,請願の審査を行います。請願第10,手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願を議題といたします。本件について,受理の経緯及び概要等,事務局から説明を求めます。 事務局)請願第10,手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願における受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。まず,受理の経緯でございます。請願の紹介議員は,鈴木行雄議員でございます。提出者は,石岡市池の台に居住する石岡市聴覚障害者協会会長様で,平成26年10月22日に提出され,同日付で受理をしております。次に,請願の概要でございますが,手話が音声言語と対等な言語であることを広め,聞こえない子どもが手話を身に付け,手話で学べ,自由に手話が使え,更には手話を言語として,普及,研究することができる環境整備を目的とした,手話言語法の制定を求める意見書を国へ提出を求めるものでございます。以上で説明を終わります。 菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について,説明がありました。この審査をするに当たり,手話に関する当市の状況等を執行部から説明願います。 社会福祉課長)社会福祉課から手話に関する当市の状況等について説明申し上げます。当市の手話に関わる取組といたしまして,3つの事業を行っています。1つが,日常生活で一定の条件に該当する場合に,手話通訳者,要約筆記者を派遣するものでございます。その内容ですが,手話の必要のある方があらかじめ市に登録しておき,次のような場合に派遣申請できます。生命及び健康の維持増進に関するとき。財産,労働等権利義務に関するとき。官公庁,裁判所,警察,公共職業安定所,学校等公的機関と連絡調整を図るとき。社会参加を促進する学習活動等に関するとき。冠婚葬祭等地域生活及び家庭生活に関するときなどが派遣対象でございます。この制度の利用件数でございますが,平成24年度112件,25年度101件,26年11月末現在で59件でございます。現在,利用登録者数は16名で,派遣に係る個人費用負担はございません。2つ目には,手話通訳者を石岡市役所の本庁及び八郷総合支所に配置しております。配置は,毎週月曜日と木曜日ですが,本庁では,毎週月曜日及び第1,第3,第5木曜日,支所には,第2,第4木曜日でございます。手話が必要な方が各種申請などの手続きがスムーズに行えるよう支援しております。利用実績でございますが,平成24年度309件,平成25年度428件,平成26年11月末現在242件の利用がございました。3つ目には,石岡市社会福祉協議会へ委託している手話奉仕員養成講座でございます。手話によるコミュニケーションの円滑な実施を図るための人材育成を目的として実施しています。内容は,入門編と基礎編の2つのコースに分かれて実施し,講座の参加人数は,平成24年度入門編16人,基礎編13人の計29人,平成25年度入門編15人,基礎編9人の計24人,平成26年度入門編10人,基礎編12人の計22人でございます。平成26年度は,全27回の実施で21回以上受講した人には修了証を発行いたします。以上の手話に係る事業を実施しておりますが,その他,本年度実施いたしました石岡市障害者スポーツ大会や人権啓発講演会で手話通訳者を配置するなど手話の普及,啓発に努めているところでございます。説明は以上でございます。 菱沼委員長)ご説明ありがとうございました。視覚や聴覚,発話に障がいのある人にとって,日常生活のコミュニケーションや情報取得が社会参画への大きな壁になりかねない。こうした課題を克服するため,手話言語法と情報コミュニケーション法の制定を求める動きが全国で広がっているのが実状でございます。それでは,本件について,ご意見等がございましたら挙手によりお願いします。 ご意見等は,ございませんか。暫時休憩いたします。 −休憩− 菱沼委員長)再開いたします。ご意見等は,ございませんか。 島田委員)この請願の理由等を確認させていただきまして,障がい者の救済と申しますか,今社会では,手を差し伸べられているわけでございます。これをみたときに,今までこういうふうなことがなかったのかな,というような印象を持ちました。そのようなことで,私は,願意妥当であると思います。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)休憩中の意見,ただ今島田委員から願意妥当であるとの意見がありました。付け加えまして述べさせていただきます。福岡県大川市議会,宮若市議会,小高町議会でも採択をしてございます。また,神戸市議会でも意見書を提出しています。それから,国にさきがけて,条例を制定しているところ,鳥取県がございます。条例制定に向けているところもございます。それから,市では,兵庫県赤石市では,来年3月に条例の制定に向けて検討委員会を立ち上げています。そういう状況をかんがみまして,今島田委員からありましたように,手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願の願意は,妥当であるということで集約をしていきたいと思いますが,どうでしょうか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第10,手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願を採決いたします。お諮りいたします。本件は,その趣旨,願意を妥当と認め,採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今,採択とすべきものと決しました本件は,地方自治法第99条の規定に基づき関係行政庁に意見書の提出を求めるものであります。よって,お手元に意見書の案文を配付いたします。 −意見書案文の配付− 菱沼委員長)それでは,意見書の案文について何かご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。本件の願意達成のため,当委員会提出議案として,お手元の案文のとおり議長に意見書案を提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,執行部から発言を求められておりますのでこれを許します。発言の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順にお願いします。 高齢福祉課長)高齢福祉課から第2回定例会におきまして,備品購入契約の議決をいただきました,福祉バスについてご報告申し上げます。福祉バスの購入につきましては,昨年の12月に市内在住の匿名を希望する方から頂いた寄附をもとに,石岡,八郷に配備されている2台のバスをリフト付きバスに更新するものでございます。11月28日に納品検査を経て納車となりましたことをご報告いたします。それでは,配布資料をご覧ください。資料1がゆり1号で石岡に,資料2がゆり2号として八郷に配備をいたしました。資料3は,車いす用のリフト,資料4が車内の座席の写真でございます。なお,石岡,八郷ともに12月2日から運行を開始してございます。報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 参事兼教育総務課長)子育て世代の経済的負担の軽減を図るため,小学校に入学する児童に対して,入学祝品としてランドセルを給付する小学校入学祝品給付事業の進捗状況についてご報告いたします。平成26年12月5日現在のとりまとめ結果ですが,給付対象者は607名で,そのうち583名,全体の96パーセントから給付申請がありました。なお,辞退者は24名という状況です。今後のスケジュールとしては,1月から2月にかけて行われる小学校入学説明会時にランドセルを配布する予定です。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 谷田川副委員長)対象者が607名おりまして,実際に受け取る方といいますか,583名。その辞退された24名の理由としては,どういう理由なのか。主な理由は,分かりますか。 参事兼教育総務課長)その児童の親,祖父母から購入してもらったので,辞退しているというのが主な理由でございます。 菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 参事兼教育総務課長)城南中学校区における統合の進捗状況を説明いたします。現在,石岡市小中学校の適正規模適正配置等についての答申書に基づき,城南中学校区の小中学校において統合を進めています。統合の進捗状況についてですが,平成26年3月と8月に各小中学校PTA役員との懇談会を行い,10月15日に関川小学校,16日に高浜小学校,21日に三村小学校,28日に城南中学校とそれぞれ学校の保護者全体を対象とした統合説明会を行いました。保護者全体説明会の中では,統合への反対意見が多い状況でございましたが,今後,どのようにすれば,地域の理解を得ることができるか,PTA役員の方と協議をしたり,教育委員会内部でも再検証をするなどをして,地域の理解が得られるよう努めまして,統合を推進したいと考えています。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 野口委員)ちょっと,質問いたしますけれども。今から何回か説明会を行うわけでごいざましょうけれども。PTAの方たちに,いつごろまでに統合をするんだというような,予測というのは,そういったお話をしていないのでしょうか。 参事兼教育総務課長)保護者への説明会の中では,統合時期につきましては,各小中学校におきまして,児童生徒数が大きく減少することが見込まれる平成28年度を目指して,統合を行いたいというようなご提案をしましたけれども,地域の保護者としては,平成28年では,保護者との意見交換や生徒間での交流など,当面の準備期間が短いというような意見が出ました。時期としては,28年度を案として,出しております。 野口委員)そうしますと,これ,時期的にも本当に急がなければならないような感じなんですけれども。この統廃合に対しまして,小学校が先なのか,中学校が先なのかというような趣旨の説明というのは,行っているのでしょうか,お伺いいたします。 参事兼教育総務課長)統合につきましては,統合の計画の中で中学校を優先して進めたいというような計画がございます。それに基づきまして,中学校を先に進めたいというようなお話をしましたけれど,この城南地区につきましては,小学校においては,28年度となると複式学級だけで3クラス,というような状況で,全校生徒合わせても35人程度となってしまう状況がありましたので,それと,説明会の中で小学校と中学校が統合するというのであれば,子どもには,1回だけの統合の経験をさせたい,とのご意見がありましたので,小中学校につきましても同時に平成28年度に統合を行いたいと説明いたしました。 野口委員)分かりました。とりあえずは,28年度ということなのですけれども。あと2年くらいしか,2年もないと思いますが。その間にPTAの役員会を開いてご理解をいただくということになろうかと思いますが,理解をいただけない場合は,どうなのでしょうか。また延期するのか,期間を延長してまで統合にするのかお伺いします。 教育部長)今,委員からご質問がございました。理解を得られなければ,どうするのかということでございますが,私どもはご理解いただくために努力をしているわけでして,28年度ということで,もし理解が得られない場合はですね,そこは少し考える余地があるかと考えています。統合全体としては,どうしても必要であると考えています。そこは,今教育委員会としては,統合をやめるということは考えてございません。保護者や地域の方々にご説明させていただきまして,ご理解をいただけるように努力をしていきたいと考えております。 野口委員)はい,ありがとうございます。統廃合に関しまして,小学校はどこにするとか,中学校はどこに行くんだという趣旨の説明も中には含まれたわけであると思うんですけれども。そこの理解も,やはりPTA等に理解されないということであると思うんです。ただ,28年という期限を区切って,はたしていいものかどうか。努力していますという発言をいただきましたので,できなければ,例えば,30年度までというように思いますけれども。統廃合の結果,どこに行くのか,というのがネックになると思いますが,そこら辺のところ,ご説明お願いします。 教育部長)統廃合で,どこの学校と統廃合していくのかということでございますけれども。これについては,答申がございまして。平成21年度の答申の中で城南中学校につきましては,石岡中学校に。三村,高浜,関川小学校の3校は,高浜小学校に,という答申でありますので,私どもとしましては,その答申に基づいてご説明している状況でございます。また,答申の中で平成30年までに統廃合を目指すということになっております。中学校もそうですけれども,八郷中学校の例をみましても,学校同士の交流事業を行いまして,子どもたちの理解,保護者の理解を得るようにして,十分な準備を整えて行っております。それに基づきまして,その準備に当たる期間も必要であると感じております。私どもで28年と申しておりますのは,1年生から6年生までが複式学級で3クラスとなってしまうとか,学年が1クラスずつになってしまう中学校など予測されるところには,どうしても急いでいかなければならないと考えております。教育委員会でも内部で検討いたしまして,十分に配慮して統合をしていきたいと考えております。 野口委員)よく理解されるような,説明をしていただきまして,現実的には統廃合が必要であると理解はしていると思いますが,自分の中学校,小学校がなくなってしまうことは,寂しい想いもあるので,統廃合は,理解をしやすいような説明を是が非でも行っていただきたいということで,以上でございます。 菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 参事兼教育総務課長)地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う条例,規則の改正についてご説明いたします。平成26年6月20日に公布された地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日より施行されることになりました。それに伴い石岡市の条例,規則の改正が必要となりましたので3月定例議会に条例改正の議案を上程する予定であることを報告いたします。 菱沼委員長)もし,その改正内容が分かれば,それをご説明願います。 参事兼教育総務課長)今回の改正内容ですけれども,教育の政治的中立性,継続性や安定性を確保しつつ地方教育行政における責任体制の明確化,迅速な危機管理体制の構築,地方公共団体の長と教育委員会との連携の強化,地方に対する国の関与の見直し等制度の抜本的な改革を行うものです。大きく改正点として4つほどございます。まず,1点目として,教育委員長と教育長を一本化した新教育長の設置をすること。2点目として,教育長へのチェック機能の強化と会議の透明化を図ること。3点目として,すべての地方公共団体に総合教育会議を設置すること。4点目として,教育に関する大綱を首長が策定すること等となっております。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 文化振興課長)委員長,副委員長を初め教育福祉委員の皆様には,過日実施いたしました陣屋門しゅん工式にご列席いただきまして,誠にありがとうございました。ご覧いただきましたとおり,茨城県指定文化財,石岡の陣屋門の改修工事がこの度終了いたしましたので,ご報告を申し上げます。お手元の資料に基づいて,ご説明申し上げます。まず,1点目の経費でございますが,昨年度当初予算において計上いたしました3,818万7,000円,それから3月補正でお認めいただきました1,773万円,合わせて5,591万7,000円の予算で事業を実施したところでございます。契約金額は,5,590万2,000円で,うち147万円は,設計工事監理の委託料となっております。これらの経費に対しまして,茨城県からは,1,223万円,25年度当初予算の金額から設計工事監理委託料を除いた額の3分の1の補助をいただくこととなっております。2点目の工期につきましては,全体では昨年の6月25日から本年12月1日でございますけれども,うち,昨年12月16日から今年3月14日までの期間につきましては,移築を検討することになったため,一度工事施工一時中止命令を出しております。なお,工事そのものは,工期である12月1日を待たずに完成し,本年11月14日に契約検査課による竣工検査を受けたところでございます。3点目にイベント関係として記載させていただきましたのは,9月に行った中間速報展と11月30日の竣工式の概要でございます。内容は,資料にお示ししたとおりでございますけれども,竣工式当日は,約320名の皆さまにお出でをいただいたところでございます。4点目に改修に関する特記事項として,1から4まで記載しております。ご覧おき願いたいと思います。委員の皆さまには,昨年と本年の2年にわたる事業でございましたけれども,ご理解とご協力をいただきまして,誠にありがとうございました。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。 鈴木委員)過日,私もイベントに参加してまいりました。その前にもそこには,地盤の改良,基礎工事まで何度か見せていただきました。今回の完成に当たって,当日見聞したところ,やはり古い建物に新しい木材をはめ込んでいたため,ちぐはぐな改修だなという感じがしました。古い建物を改修するのであれば,本来なら古い建物に合わせた材料でなくても,今の技術では,その部分をバーナーで焼くなりして,まったく古いものと同じふうに改修できる。そういった技術が今はあるわけでございます。5,000万円からかけた改修のわりに,外見から私が見ても,あまりにおそまつじゃないのかなという感じを受けました。本来は,古き門ですから。改修には,たくさんの方と相談し意見を聞いてできたものなので,それでいいんだということでできたとは思いますけれども,その辺もうちょっと考慮すれば,古き良き時代の陣屋門が作れたのではないかと思います。これから,どうのこうのすることはできないと思いますが,例えば,また修復するということであれば,金額も多分,多少でできる外観になると思いますので,今後の課題として残したらいいのかなと考えています。以上でございます。 菱沼委員長)鈴木委員の発言は,要望や意見ということでよろしいですか。 鈴木委員)はい,結構です。 菱沼委員長)教育委員会からは,いかがですか。特になければ,要望として受け止めていただければと思います。ほかにご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,委員の皆さまから発言は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。 |