〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1番地1
Tel 0299(23)5600

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


平成26年度 教育福祉委員会

 第7回委員会 (3月13日)
出席委員 菱沼和幸委員長,谷田川泰副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員  
市執行部 【保健福祉部】
部長(佐藤敏明),次長兼福祉事務所長(武熊俊夫),社会福祉課長(小倉俊彦),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(大関浩二),健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮城幸子)
【教育委員会】
教育長(櫻井信),教育部長(鈴木信充),次長(大関敏文),参事兼教育総務課長(小松崎隆雄),参事学校教育担当(冨田英次),参事兼中央公民館長(小松崎裕一),生涯学習課長(遠藤正志),文化振興課長(武石誠),スポーツ振興課長(櫻井俊充),中央図書館長(吉川隆)
議会事務局 庶務議事課(内田崇)



菱沼委員長)ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分及び議案第18号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)の2議案は,関連することから一括して議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。

社会福祉課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。補正予算書40ページ,41ページをご覧ください。款2総務費,項1総務管理費,目13諸費,節23償還金利子及び割引料の過誤納還付金における,生活保護費国庫負担金返還金9,019万6,000円とその下の生活保護適正実施推進事業補助金返還金43万3,000円の補正増でございます。内容につきましては,平成25年度における国庫負担金及び国庫補助金の精算による返還金でございます。続きまして,42ページ,43ページをご覧ください。中段にあります,款3民生費,項3生活保護費,目2扶助費,節20扶助費の生活保護費における医療扶助費4,000万円の増額及び介護扶助費1,000万円の減額補正でございます。増減の要因でございますが,医療扶助費の増加につきましては,保護世帯人員は微増でございますが,医療費負担が当初見込みより増加したこと,介護扶助費は,本年度のこれまでの支給額と残額を精査し,当初予算を減額するものでございます。次に,歳入でございます。ページが戻りまして,34ページ,35ページをご覧ください。下から2段目の款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節3生活保護費負担金の生活保護費国庫負担金,4分の3,2,250万円の増額につきましては,歳出の生活保護費の国の負担金でございます。説明は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。初めに,歳出でございます。補正予算書の42ページをご覧ください。款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費の特別会計繰出金でございます。介護保険特別会計介護給付費繰出金が625万円の減額,介護保険特別会計職員給与費等繰出金が43万2,000円の増額,介護保険特別会計地域支援事業(包括的支援事業等)繰出金が13万5,000円の増額で,それぞれ補正するものでございます。これらの補正については,介護保険特別会計において,総務費,介護給付費及び地域支援事業費をそれぞれ補正するための財源として補正するものです。続きまして,認知症高齢者施設等防災改修等支援事業でございます。これは,市内の認知症の方が入所するグループホーム等が実施する防災対策を推進するための改修工事等に要する費用に対して補助を行うもので,166万7,000円の増額でございます。なお,補助率は10分の10でございます。これに関連し,補正予算書の4ページをご覧ください。第3表は,繰越明許費でございます。このうち,款3民生費,項1社会福祉費の認知症高齢者施設等防災改修等支援事業166万7,000円が先ほどの歳出でご説明したものでございますが,平成26年度国の補正予算で対応することとなり,年度内での事業完了が見込めないため,繰越明許費を設定するものでございます。続きまして,補正予算書の34ページをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目1民生費国庫補助金,節1社会福祉費補助金,認知症高齢者施設等防災改修等支援事業費補助金10分の10,166万7,000円の増額については,認知症高齢者施設等防災改修等支援事業の予算補正に伴い,補正するものでございます。一般会計の補正予算につきましては,以上でございます。続きまして,議案第18号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。補正予算書の24,25ページをご覧ください。第1表は,歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,839万7,000円を減額し,歳入歳出の総額をそれぞれ63億4,238万4,000円とするものでございます。次に26ページをご覧ください。第2表は,地方債の補正でございまして,財政安定化基金からの貸付金618万2,000円を廃止するものでございます。続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の108ページをご覧ください。歳出についてご説明いたします。款1総務費,項2徴収費,目1賦課徴収費でございます。これは,平成27年4月の介護保険制度改正に対応するために必要となる賦課徴収にかかる電算システムの改修費用32万4,000円を補正するものでございます。続きまして,その下の欄の目1認定審査会費でございます。これは,平成27年4月の介護保険制度改正に対応するために必要となる介護認定システムのソフトを更新する費用27万円を補正するものでございます。続きまして,その下の欄の目3施設介護サービス給付費でございます。これは,平成26年度における介護給付費の実績により,予算の剰余が見込まれる施設介護サービス給付費に関して5,000万円の減額補正を行うものでございます。続きまして,その下の欄の目2地域自立支援事業費でございます。これは,平成26年度における配食サービス費の実績を見込み,予算の不足が見込まれることから,100万9,000円を増額補正するものです。続きまして,補正予算書の106,107ページをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。款3国庫支出金,項1国庫負担金,目1介護給付費負担金750万円の減額。款3国庫支出金,項2国庫補助金,目1調整交付金278万円の減額。款4支払基金交付金,項1支払基金交付金,目1介護給付費交付金1,450万円の減額。款5県支出金,項1県負担金,目1介護給付費負担金875万円の減額。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目1介護給付費繰入金625万円の減額。款7繰入金,項2基金繰入金,目1基金繰入金389万5,000円の減額については,歳出における保険給付費の予算補正に伴い補正するものでございます。次に,上から3段目になります,款3国庫支出金,項2国庫補助金,目包括的支援事業等交付金26万9,000円の増額。次に,5段目になります,款5県支出金,項2県補助金,目2包括的支援事業等県交付金13万5,000円の増額。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目4包括的支援事業等繰入金13万5,000円の増額については,歳出における配食サービス費の予算補正に伴い補正するものでございます。次に,上から2段目になります。款3国庫支出金,項2国庫補助金,目4介護保険事業費補助金16万2,000円の増額。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目2一般会計繰入金43万2,000円の増額については,歳出における総務費の予算補正に伴い補正するものでございます。款9諸収入,項3雑入,目4雑入32万7,000円の増額については,老人給食サービスの自己負担分について増額補正するものでございます。款10市債,項1財政安定化基金貸付金,目1財政安定化基金貸付金618万2,000円の減額については,県が管理する介護保険財政安定化基金より借入れを行うものと見込んでいましたが,介護給付費等の執行状況から,借り入れずに対応できる見込みとなったことから,減額補正するものでございます。介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。

こども福祉課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,こども福祉課分につきましてご説明いたします。補正予算書42,43ページをご覧いただきたいと存じます。上から2段目の歳出,款3民生費,項2児童福祉費,目2児童措置費,節13委託料の保育委託運営経費2,126万4,000円の増額のうち,民間保育運営委託料1,930万2,000円と一行下の管外保育委託料196万2,000円につきましては,昨年8月の人事院勧告に伴う国家公務員の福祉職給与の引上げに伴い,保育単価が増額改正されたことによりまして,増額するものでございます。続きまして,同じ欄の節20児童扶養手当経費1,200万円の減額につきましては,当初見込んでおりました,児童扶養手当受給者が予定より少なかったことにより減額するものでございます。続きまして,補正予算書50,51ページをご覧いただきたいと存じます。上から3段目,款10教育費,項4幼稚園費,目1幼稚園費,節19負担金補助及び交付金の幼稚園教育振興事業の認定こども園整備事業補助金939万6,000円の減額につきましては,当初予定しておりました民間の認定こども園が保育士の確保が困難になり,補助申請を取り下げたことから減額するものでございます。続きまして,補正予算書34,35ページをご覧いただきたいと存じます。下から3段目歳入の款12分担金及び負担金,項1負担金,目1民生費負担金,節2児童福祉費負担金の保育所運営費負担金(現年度分)1,433万円の減額でございます。保育料は,保護者等の前年度の所得により算定し,1階層から8階層までの8段階に区分され,階層が上がるほど保育料も上がります。当初の見込んだ階層区分より,下の階層区分の保護者等が多くなったことから,減額するものでございます。続きまして,同じく下から2段目の款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節2児童福祉費負担金の保育所運営費負担金791万7,000円の増額につきましては,歳出でご説明いたしましたように保育単価の改正に伴う保育所運営費の増による国庫負担分の増額でございます。同じく,1行下の児童扶養手当負担金400万円の減額につきましても,歳出でご説明いたしましたように,児童扶養手当受給者の減に伴う国庫負担分の減額でございます。続きまして,補正予算書36,37ページをご覧いただきたいと存じます。上から2段目の款15県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節2児童福祉費負担金の保育所運営費負担金395万9,000円につきましては,ただ今ご説明しました,国庫負担金と同様に保育単価の改正に伴う県負担分の増額でございます。続きまして,上から3段目の款15県支出金,項2県補助金,目7教育費県補助金,節3幼稚園費補助金の認定こども園整備事業補助金626万4,000円の減額につきましては,歳出でご説明いたしましたように,民間の認定こども園が補助申請を取り下げたことから県の補助分を減額するものでございます。

健康増進課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,健康増進課に係る補正予算についてご説明いたします。歳出からご説明いたします。補正予算書42,43ページをご覧ください。上から4番目の款4衛生費,項1保健衛生費でございます。一番目の目2予防費のうち,予防接種事業,予防接種委託料,風しん予防接種助成金,予防接種助成金,高齢者肺炎球菌助成金の4つでございます。1つ目の予防接種委託料でございます。昨年10月から高齢者肺炎球菌の予防接種が定期接種となることに伴い,対象者が拡大することにより接種者の増加を見込んでおりましたが,定期接種者の接種率が34パーセントとなる見込みであること,また,子宮頸がん予防接種による副作用の問題から未だ積極的な接種勧奨の差控状態が続いていること,このことから接種率が低率であったことにより,1,871万円の減額補正をお願いするものでございます。続きまして,節20扶助費でございます。風しん予防接種助成金でございますが,成人の方の風しん予防接種は,任意予防接種として,妊娠を予定又は希望する女性及びその配偶者に対して,風しん予防接種に対する助成を当初200人と見込んでおりましたが,接種率が50パーセント程度の100人となる見込みであることから50万円の減額をするものでございます。続きまして,予防接種助成金でございますが,里帰り等で県外で定期予防接種を受けた乳幼児に対する予防接種の費用に対し一人当たり10回の接種で5人分を見込んでおりましたが,一人当たりの接種回数が4回程度になる見込みであることから30万円の減額補正をするものでございます。次に,高齢者肺炎球菌助成金でございますが,任意接種の対象者が石岡市医師会の協力医療機関以外の県内の医療機関で接種を受けた場合は,一度全額をご負担いただき,後日,市に申請をして,4,000円を助成するものでございますが,当初の見込みより申請実績が少なくなる見込みであることから360万円の減額補正をお願いするものでございます。続きまして,その下の目5市民健康管理費のうち,成人保健事業の40歳以上の健康診査委託料7,000円の増額,胃がん検診委託料5万3,000円の増額,肺がん検診委託料61万7,000円の増額,大腸がん検診委託料9万7,000円の減額,子宮がん検診委託料196万円の増額,乳がん検診委託料104万3,000円の増額,結核検診委託料1万9,000円の増額,前立腺がん検診委託料22万8,000円の増額,子宮頸がん検診委託料189万5,000円の減額,肝炎検診委託料52万5,000円の増額,39歳以下の健康診査委託料32万4,000円の減額につきましては,実績に基づく見込みにより,各々補正するものでございます。続きまして,補正予算書44,45ページをご覧いただきたいと存じます。一番上の段の母子保健事業のうち,不妊治療費補助金について65万円の増額補正をお願いするものでございます。これは,平成26年12月申請分までに補助金申請件数が平成25年度の約1.5倍の34件の申請があり,例年年度末の駆込申請が見込まれることから13件分65万円を増額するものでございます。続きまして,その下の段の石岡保健センター管理運営経費のうち,建物修繕595万3,000円の減額でございます。石岡保健センター非常用発電機の更新に要する経費が当初予算より安価に発注できたため減額するものでございます。続きまして,歳入のご説明をいたします。補正予算書38,39ページをご覧ください。上から2段目,款20諸収入,項5雑入,目5雑入のうち,後期高齢者医療制度特別対策補助金593万8,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは,後期高齢者医療制度の被保険者である75歳以上の方が高齢者肺炎球菌予防接種を受けた場合に交付される補助金でございますが,対象となる接種日当日で75歳以上の接種者が当初の見込みより少なかったことが減額の理由でございます。続きまして,胃がん検診負担金3万4,000円の減額,乳がん視触診検診負担金6万円の増額,子宮がん検診負担金45万7,000円の増額,乳がんマンモグラフィ検診負担金36万8,000円の増額,前立腺がん検診負担金9万3,000円の減額,肺がん検診負担金7万2,000円の減額,大腸がん検診負担金8万1,000円の減額,乳がん超音波検診負担金16万9,000円の増額,肝炎検診負担金1万3,000円の減額,39歳以下の健康診査負担金2万7,000円の減額につきましては,実績に基づく見込みにより各々補正するものでございます。続きまして,同じページの3段目をご覧いただきたいと存じます。款21市債,項1市債,目1衛生債,節1保健衛生債の非常用電源整備事業債450万円の補正減でございます。歳出でご説明したとおり,石岡保健センター非常用発電機の更新に要する費用が安価であったことによる減額補正でございます。説明は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

参事兼教育総務課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)における教育総務課所管の補正予算について,ご説明いたします。資料,48,49ページをご覧ください。款10教育費,項2小学校費,目3学校建設費,学校施設耐震化事業実施設計委託料270万円の減額補正についてですが,高浜小学校,杉並小学校,園部小学校,東成井小学校の管理教室棟及び教室棟の耐震補強設計業務委託に入札差金が生じたため減額補正をするものです。次に,50,51ページをご覧ください。学校施設環境改善事業普通教室空調機設備工事1億4,600万円の減額補正についてですが,北小学校を除く市内18小学校の普通教室に空調機設備工事を行いましたが,その入札差金が生じたため減額補正をするものです。次に,款10教育費,項3中学校費,目3学校建設費,学校施設耐震化事業実施設計委託料490万円の減額補正についてですが,耐震診断の結果,府中中学校武道場のIs値が1.49と基準値を超えていたため,耐震補強設計業務の必要が無くなり不要額が生じたことと府中中学校,城南中学校の武道場の耐震診断委託業務及び府中中学校3号館教室棟,城南中学校武道場の耐震補強設計業務委託に入札差金が生じたため減額補正するものです。次に歳入についてですが,36,37ページをご覧ください。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目5教育費国庫補助金,小学校費補助金普通教室空調整備事業補助金798万4,000円の補正についてですが,工事実績により国からの補助金が確定したため,増額補正をするものです。款18繰入金,項2基金繰入金,目7学校施設等整備基金,繰入金の学校施設等整備基金繰入金4,200万円の補正についてですが,工事費及び国庫補助金などの確定により,繰入金を減額補正するものです。次に38,39ページをご覧ください。款21市債,項1市債,目5教育債,小学校債の小学校施設耐震化事業債250万円及び中学校債の中学校施設耐震化事業債460万円の補正についてですが,委託料,工事費,補助金それぞれの額の確定により,市債を減額補正するものです。次に5ページをご覧ください。第4表,債務負担行為補正の変更についてですが,これは,契約額の確定により,小中学校校務用パソコン機器借上料を補正前の限度額4,973万円から補正後の限度額4,813万3,000円に変更するものでございます。次に6ページをご覧ください。第5表,地方債補正の変更についてですが,これは,耐震補強設計業務委託等の契約額の確定により,小学校施設耐震化事業の補正前の限度額を4,170万円から補正後の限度額3,920万円に中学校施設耐震化事業の補正前の限度額2,530万円を補正後の限度額2,070万円に変更するものです。以上が教育総務課で補正予算として計上したものです。

参事兼中央公民館長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,中央公民館の補正予算について,ご説明いたします。50,51ページをご覧ください。款10教育費,項5社会教育費,目2公民館費,府中地区公民館管理運営経費,耐震改修設計業務委託料324万円の減額をお願いするものです。府中地区公民館のIs値0.7がございますけれども,改修箇所の指摘がございましたので,入札差金について補正をお願いしたところです。

生涯学習課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)の生涯学習課所管分についてご説明いたします。初めに歳入に関して予算書37ページをご覧ください。款15県支出金,項2県補助金,目1民生費補助金,節3児童福祉費補助金の1,174万3,000円を減額いたします。上段の放課後児童健全育成事業費補助金1,074万3,000円の減額は,今年度市内全19児童クラブ,25クラスのうち,8児童クラブ,1クラスの計9箇所について,年間の利用児童数や開所日数が補助基準を下回り,補助対象に該当しなくなったことに伴い補助金が減額となったためのものです。補助対象から外れてしまった理由は,登録児童数が10名前後の児童クラブで,補助基準を下回る10名未満の開所日が増えてしまったこと。台風や豪雨などの天候や学校行事などを理由に開所日数が補助基準の250日を満たさない児童クラブが発生したことなどによります。下段の放課後子ども環境整備事業費補助金,定額100万円の減額ですが,この補助金は,児童クラブで障がいを持った児童を受け入れる際,施設,設備の改修や備品の購入などに要する経費に対する補助金となります。当初予算で1箇所分を見込んでおりましたが,今年度補助要件に該当する児童クラブがなく減額いたします。続いて,歳出に関しまして,予算書51ページをご覧ください。款10教育費,項5社会教育費,目1社会教育総務費,節1報酬のうち,放課後児童対策事業の学童保育指導員報酬1,001万3,000円の減額いたします。この報酬は,児童クラブで従事する指導員の報酬などです。当初予算では,平成25年度の雇用実績,125名程度を参考に122名程度を雇用する予定でしたが,実際には,110から115名で推移したことになり,また,歳入でご説明したとおり,開所日数の減少も影響を及ぼし,3月分までの支払額を精査した結果,先の金額を不用額として,減額といたしました。生涯学習課所管については以上でございます。

文化振興課長)一般会計補正予算第6号のうち,文化振興課の所管にかかる部分についてご説明申し上げます。まず,補正予算書の4ページと5ページの第3表繰越明許費でございますが,款10教育費,項5社会教育費,発掘調査経費において,129万6,000円の繰越しをお願いしてございます。これは,瓦塚窯跡の調査報告書の印刷製本費でございますが,過日の議案質疑で教育部長からご説明いたしましたとおり,文化庁との協議を行う際,今月末を目途として内容の調整を行うこととなったため,繰越しをお願いし,27年度に印刷製本を行いたいと思っております。なお,この印刷製本費におきましては,400部の印刷を予定してございます。続きまして,補正予算書の50ページ,51ページをご覧いただきたいと思います。ページ中段の款10教育費,項5社会教育費,目5文化事業費でございます。発掘調査経費の発掘調査委託料3,018万6,000円の減額をお願いしてございますが,減額理由は2つございます。1つ目は,現在,都市建設部が進めております市道B6706号線,美野里・八郷線の整備に関しまして,ルート上の北田向遺跡の発掘を予定したところでございます。しかしながら,この部分のルートについて変更の可能性があるとのことで,今年度は発掘調査には入れず,予定した調査経費810万円を減額するものでございます。なお,現在,美野里・八郷線のルートは決定したとのことでございますので,今年の夏ぐらいから調査に入れるのではないかと考えております。2つ目の減額は,入札の差額でございます。発掘調査の入札を行った東成井東原遺跡の調査,部原五本松遺跡の調査あわせて2,208万6,000円の差額が生じたものでございまして,1点目の810万円と合わせ,3,018万6,000円の減額となったものでございます。この減額に関連いたしまして,歳入の減額も生じてございます。申し訳ございませんが,補正予算書の36ページ,37ページにお戻りいただきたいと思います。ページ中段下,款15県支出金,目6教育費委託金におきまして,埋蔵文化財発掘調査委託金2,208万6,000円の減額でございます。これは,先ほど申し上げた歳出の発掘調査経費のうち,東成井東原遺跡と部原五本松遺跡の分でございまして,東成井が県営畑地帯総合整備事業,部原が農村交流基盤整備事業という県事業だったため,原因者として県が支出すべき分が入札で減額となったことと連動して,歳入を減額するものでございます。

スポーツ振興課長)議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,スポーツ振興課所管の補正予算の内容につきまして,ご説明いたします。50,51ページをお開き願います。提出しております補正につきましては,中段の款10教育費,項6保健体育費,目2保健体育施設費の工事請負費で,石岡海洋センターB&G施設の改修工事費用の300万円を減額するものです。当初予算での工事は,施設のボイラー修理とプール内の塗装工事を予定しておりましたが,年度途中で浄化槽の水漏れが生じ,継続的使用ができない状態となったため,プールの塗装工事費用分を浄化槽の緊急修理費用といたしました。このため,プールの塗装工事が当初予算での工事が実施できませんでしたので減額するものです。以上がスポーツ振興課関係の補正予算の説明となります。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。
 質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。質疑は,ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第12号平成26年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分及び議案第18号平成26年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)の2議案を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第23号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)議案第23号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。改正の内容ですが,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表,嘱託医の項中,福祉事務所嘱託医,福祉事務所精神科業務委託医,日額,国の定める嘱託医師手当等補助基本額を福祉事務所嘱託医,月額,60,800,福祉事務所精神科嘱託医,月額,14,000に改めるものでございます。改正の理由につきましては,報酬額を明確にするためでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第23号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第24号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

こども福祉課長)議案第24号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。改正の内容ですが,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表,嘱託医の児童扶養手当障害判定医の項中,国の定める精神科医師謝金相当額を14,000に改めるものでございます。改正の理由につきましては,報酬額を明確にするためでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第24号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第25号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第25号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。改正の内容ですが,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表,老人ホーム入所判定委員会委員の項中,国の定める精神科医師謝金相当額を14,000に改めるものでございます。改正の理由については,報酬額を明確にするためでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第25号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,議案第26号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

中央図書館長)議案第26号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。図書館の役割として,学び,情報発信などのほか,近年では,子育ての場や交流の場などの役割を担うとともに市民の図書館への期待も高まっております。このような中,民間人を活用することによって,新たな視点や発想により,さらなる図書館サービスの拡大や質の向上が図られるものとの考えにより本年4月から民間人を登用できるようにするため報酬額を定めるものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第26号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第31号石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

生涯学習課長)議案第31号石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。この石岡市学童保育事業条例は,市が実施している学童保育事業運営について定めた条例でございます。また,昨年9月に学童保育事業の質を担保する観点から国の基準に準じた石岡市放課後健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例を制定いたしました。この条例は,学童保育施設の設備や開所日数,開所時間,指導に当たる人員の資格などの設置基準を定めたものです。今回この2つの条例の整合性を図るため,石岡市学童保育事業条例の中の指導員を支援員,児童クラブ指導員を放課後児童支援員と変更をいたします。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第31号石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第32号石岡市立幼稚園授業料等徴収条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

参事兼教育総務課)議案第32号石岡市立幼稚園授業料等徴収条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。子ども子育て支援法における利用者負担については,世帯の所得の状況その他の事情を勘案して定めることとされており,現行の幼稚園,保育所の利用者負担の水準を基に国が定める水準を限度として,市町村が定めることになっています。今回の改正は,国から教育標準時間認定を受けた子どもの利用者負担額の水準を生活保護世帯の利用者負担額を0円,市町村民税非課税世帯及び市町村民税所得割非課税世帯の利用者負担額を3,000円に引き下げる方針が示されたため,石岡市立幼稚園授業料等徴収条例の授業料月額5,000円の規定だけでは,生活保護世帯の利用者,市民税非課税世帯及び市民税所得割非課税世帯の利用者の負担額が国の水準を超えてしまうため,3階層区分に授業料を設定するものです。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

鈴木委員)1点お聞きしたいのは,生活保護世帯は,現在何世帯くらい,小学校,中学を含めて,生活保護世帯は何世帯くらいあるんですか。

参事兼教育総務課長)この条例につきましては,石岡市立幼稚園ということで,東幼稚園に入園している児童をこの階層区分で分けるということでございまして,委員の生活保護法に該当する世帯は,予算上では,1世帯となっております。

鈴木委員)幼稚園だけではですね。生活保護を受けている世帯で,幼稚園とか小学校に行っている世帯の場合には,若い保護者ですよね。その保護者がどういったことで生活保護を受けなきゃならないのか,実際に,本当に働けないで生活保護を受けているのか,明確でないと困るので,その辺は十分に精査をしていただきたい。高齢者で,生活保護の場合には働けないので,若い人で働ける状況にあるのに,働かないで受けている世帯を十分把握して欲しいと思います。

菱沼委員長)ただ今のご発言は,要望ということでよろしいですか。

鈴木委員)はい。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第32号石岡市立幼稚園授業料等徴収条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第33号石岡市民俗資料館条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

文化振興課長)議案第33号石岡市民俗資料館条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。この改正案は,来たる4月1日から現在の石岡市民俗資料館の名称を,石岡市立ふるさと歴史館に改め,民俗資料だけでなく,石岡の歴史を理解していただける施設とするものでございます。なお,展示関係につきましては,2階を石岡市の歴史を概観していただく展示内容といたしまして,1階におきましては,およそ2月おきに展示内容を替える企画展のスペースといたしたいと考えております。この条例,補正予算をお認めいただいた後でございますが,関連する規則を改正いたしまして,施設の開館時間,休館日の変更を行いたいと思っております。開館時間は,午前9時から午後4時30分まで,休館日は,毎週月曜日から金曜日,年末年始。言い換えますと,土曜日と日曜日のみとなっております。これを新年度からは,開館時間を1時間遅らせまして,午前10時から午後4時30分,休館日は,一般の教育施設と同様に月曜日を年末年始を休館といたしまして,平日も開館させたいと思っておりますので,ご理解をいただきたいと思っています。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

島田委員)民俗資料館がふるさと歴史館に変わるということですが,その内容,中の資料と言いますか,いろいろなものがあると思うんですが。そういうものは,十分そろっているんですか。

文化振興課長)展示の内容でございますけれども,展示スペースに関しましては,石器時代から近代までの歴史をご紹介したいと思っております。ご承知のとおり,縄文,弥生,奈良,平安と埋蔵文化財が中心となる時代に関しましては,各時代から大変豊富な出土の遺物がございますので,十分すぎる遺物がございます。また一方で,江戸時代以降になりますと,目で見ていただく資料となりますと,若干少なくなりますけれども,そのような中でも内容を精査して,歴史理解に益するような内容としてまいりたいと思っております。

島田委員)大増小学校にも旧八郷時代のもの。どんな物が入っているのか分からないのですが,倉庫のようになっていますが,何かあるんですか。

文化振興課長)ご指摘の施設は,農村資料館という名称で運営しております。手前どもで管理しておりますのが,ひとつは,議案にある民俗資料館,もうひとつは,農村資料館。この2つが大きな施設となっておりまして,今般の改正によって,ふるさと歴史館と名称を改めるわけでございますが,歴史をメインとする施設。今お話があった農村資料館については,民俗資料館として,常時展示する施設というように,位置付けを明確化するといいますか,このようにしていきたいと思っております。そのような中で,現在進めている展示内容の入替えですとか,そういったことについては,とりあえず民俗資料館を先にやらせていただいておりますけれど,農村資料館,民俗資料を中心とした資料館につきましても,次年度以降,内容を精査して,それぞれ充実に努めてまいりたいと思っております。農村資料館につきましては,今現在,お尋ねいただく方に,手前どもにお問い合わせいただきまして,鍵を開けて開館するというような運営をしておりますけれども,展示内容の充実に努めてまいりたいと思っております。

島田委員)館長さんがいて,立派な資料館に変わるというようなことで,もしも1箇所で済むような,大増小学校に入れておいてはもったいないと思いますので,ご検討いただければと思います。

谷田川副委員長)先ほど開館日を変更するというようなことがありまして,今まで土日の開館だと。今後は,月曜から金曜まで開館する,そして開館時間を10時から4時半までということなのですが,現在の入館者というのは,どれだけの方が入館されているのかお伺いしたいと思います。

文化振興課長)現在管理をお願いしております,民俗資料館管理会の皆さまの資料を見ますと,おおむね1,000人超。今年度12月末で,1,221人となってございます。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第33号石岡市民俗資料館条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第34号石岡市保育所条例の一部を改正する等の条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

こども福祉課長)議案第34号石岡市保育所条例の一部を改正する等の条例を制定することについてご説明いたします。本年4月1日からの子ども子育て新制度施行に伴いまして,児童福祉法の一部が改正されたことから,石岡市保育所条例の一部を改正するものでございます。改正の内容でございますが,まず,第5条保育料の見出しについて,保育料等といたしました。これは,保育料に加え,園児送迎バスについて規定することによるものでございます。第5条は,これまで2つの項で規定しておりましたが,4つの項に改正してございます。第1項でございますが,保育料につきまして,子ども子育て支援法,平成24年法律第65号,第27条第3項第2号の政令で定める額を限度として,規則で定めることを規定いたしました。第2項につきましては,保育料を保育認定保護者又は扶養義務者から毎月徴収することを規定してございます。第3項につきましては,市外に居住する児童の保育料について,規定してございます。これまで,市外に居住する児童の保育料については,石岡市の決定した保育料を納めていただいておりましたが,新制度におきましては,児童の居住する市町村が決定した保育料を適用することとなったため規定するものでございます。第4項につきましては,これまで保育実施条例で規定しておりました保育所送迎バスの利用について,規定しております。次に,第6条でございますが,保育料等の減免につきまして,規定いたしました。これまで第5条の中で規定しており,保育料だけの減免規定でございましたが,第6条に規定することで,保育所送迎バスの利用料についても減免できることとなります。第7条につきましては,規則への委任についての規定でございます。続きまして,第2条の石岡市保育の実施に関する条例の廃止についてご説明いたします。石岡市保育の実施に関する条例につきましては,児童福祉法第24条第1項に基づき制定しておりましたが,児童福祉法の改正に伴いまして,その根拠条項が削除されたことを受けまして廃止するものでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

野口委員)第5条第4項で児童1人につき月額1,500円を徴収するということでございますけれども。2人目,3人目ということで続いて入ってきた場合は,後から入る兄弟も1,500円とることになるのですか。同じ保護者には年間にすると負担になると思いますが,お伺いいたします。

こども福祉課長)現在は,2人目,3人目も一緒にとるというようなことで。

野口委員)保護者に負担を強いてもらうということですよね。年間だとかなりの金額になるわけですよ。さらに2人,3人となるとかなりの金額になります。その兄弟であれば減額するというような考えが全くないということですか。

保健福祉部長)私から補足をさせていただきます。ただ今課長が申し上げましたのは,現在の徴収方法でございます。特段の事情がなければ,これまでどおり,一人月1,500円の送迎に料金を頂くということで,現在も行っております。条例で改めて入れましたので,1,500円が注目されているわけでございますが,子育て支援で保護者の負担を軽減することの一環として,送迎料がどうあるかということは,今後の課題とさせていただきたいと思います。本条例においては,従来頂戴しているものを明確に規定しているということでございます。

野口委員)保護者に関しては,1,500円だよと周知がされるわけですよね。すると,一人1,500円でもう一人増えると,3,000円かということになってくるわけですよ。第6条に特別の理由があると認めるときは,減免ということで,減額するということが書かれていますけれど,これいちいち出すわけにいかないですよね。1回で済むなら1回で済む方法をとっていただければ,保護者も安心すると思いますが,いかがでしょうか。

菱沼委員長)暫時休憩します。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。

保健福祉部長)現在,送迎は,1日あたりおよそ75円ですが,減免規定がございません。つまり,どのお子さんも1,500円いただいている状況です。この条例によって,特別の理由によって減免をする規定を設けておりますので,特別の理由を精査させていただきたいと思います。当然,生活保護とか,低所得者とか,そういった場合には,減免となる理由が十分ございます。経済的に水準の給与収入がある方については,ご負担いただくのが相当であろう,そう考えるのが普通であろうかと思います。減免の方法については,4月までに確定させまして,改めてご報告したいと思います。

野口委員)はい,よろしくお願いしたいと思います。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第34号石岡市保育所条例の一部を改正する等の条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第35号石岡市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第35号石岡市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。これは,介護保険法の一部改正に伴い,条例中の引用条項を改正するものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第35号石岡市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第36号石岡市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第36号石岡市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例を制定することについてご説明申し上げます。これは,地方の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による介護保険法の一部改正に伴い,地域包括支援センター職員等に係る基準について市条例で定めるものでございます。地域包括支援センターが担当する区域における第1号被保険者の数に応じて,保健師,社会福祉士,主任介護支援専門員などの員数を定めるものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第36号石岡市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第37号石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第37号石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。まず,第2条でございますが,これは,要介護認定申請者数の増加に伴い,要介護認定の審査を行うための認定審査会の委員定数を増やすものでございます。認定審査は,6人の委員で構成される合議体で審査を行います。この合議体の数を現行の4合議体から1つ増やし,5合議体とするものでございます。次に,第8条でございますが,これは3年に1度策定する介護保険事業計画に合わせ,介護保険料の見直しを行うものでございます。国から示された基準をもとに,今後3年間の介護保険サービスの提供にかかる費用を見込み,保険料を算出いたします。標準となる5の区分で比較しますと,これまで年額5万9,760円,月額にしますと4,980円であった保険料は,来年度から3年間は,6万7,870円,月額にしますと5,650円となります。次に,第10条でございますが,これは介護保険法施行令の改正に対応し,条例中の引用条項を改正するものでございます。次に,第17条でございますが,介護保険料の減免申請をするに当たり,特別徴収の申請期限と普通徴収の申請期限を同じ期限に合わせるための改正でございます。次に,附則でございますが,国の制度改正によって新たに実施することとなる介護予防,日常生活支援総合事業などについて,その開始する時期を定めるものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。質疑はないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第37号石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第38号石岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第38号石岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例を制定することについてご説明申し上げます。これは,地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律,いわゆる第3次一括法による介護保険法の一部改正に伴い,介護予防支援等に関する基準等について,市条例で定めるものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第38号石岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第39号石岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第39号石岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。これは,指定地域密着型サービス事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める省令の改正に伴い,当該条例の関係部分を改正するものでございます。主な改正点でございますが,地域密着型サービス事業のうち,複合型サービスを看護小規模多機能型居宅介護と名称を改めます。また,小規模多機能型居宅介護事業所の登録定員を,25人以下から29人以下に改めるものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第39号石岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第40号石岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第40号石岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。これは,国の省令改正に伴い,条例の関係部分を改正するものでございます。主な改正点でございますが,地域密着型サービス事業のうち,複合型サービスを看護小規模多機能型居宅介護と名称を改めます。また,小規模多機能型居宅介護事業所の登録定員を,25人以下から29人以下に改めるものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第40号石岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で議案の審査を終結いたします。本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,保健福祉部及び教育委員会から発言を求められておりますのでこれを許します。初めに,保健福祉部からお願いします。

社会福祉課長)第4期石岡市障がい福祉計画について報告申し上げます。計画書の1ページをご覧ください。計画策定の趣旨でございますが,障害者総合支援法に基づきまして,国の定める基本方針に即し,地域において必要な障がい福祉サービス,相談支援,地域生活支援事業の各種サービスが計画的に提供されるよう,サービス需要を見込み,障がい福祉サービスに関する数値目標の設定,サービスの提供体制の確保や推進のための取組を定めております。計画の位置付けは,障害者総合支援法に基づく,市町村障害福祉計画でございます。基本理念は,石岡市障がい者基本計画の基本方針を踏まえ,@障がい者のための保健,医療,福祉の充実,A障がい者とともに安心して生活できる環境の構築,B障がい者の社会生活参加と自立の促進,C市民の障がい者支援への参加促進としています。計画の期間は,平成27年度から29年度までの3年間でございます。次に,2ページをご覧ください。2ページから成果目標といたしまして,施設入所者の地域生活移行の目標,入院中の精神障がい者の地域移行の目標を掲げております。3ページに地域生活支援拠点等の整備,新,とありますが,これは今回新たに設けた項目です。最後に,一般就労への移行目標について数値目標を掲げております。次に,4ページから6ページにかけては,障がい福祉サービスの見込量を記載しております。次に7ページ8ページには地域生活支援事業の見込量を記載しております。最後に,9ページでございますが,今回,新たに設けた事項で,計画の推進体制として,PDCAサイクルによる評価と見直しについて記載しております。計画の概要,報告は,以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。

高齢福祉課長)石岡ふれあい長寿プラン,第6期についてご説明申し上げます。本計画は,老人福祉法第20条の8の規定に基づく,老人福祉計画と介護保険法第117条の規定に基づく,介護保険事業計画を一体として策定したものでございます。本市の上位計画である,石岡かがやきビジョンやほかの福祉計画,保健,教育,建設などの高齢者に係る部門の計画との整合性を図って策定いたしました。本計画の計画期間は,平成27年度から29年度までの3年間でございます。10年後の2025年に,いわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり,3人に1人が高齢者となることが見込まれております。そのため,介護サービスの提供体制の充実が求められています。ひとり暮らし高齢者や高齢者のみ世帯の増加,地域コミュニティのつながりの希薄化など,高齢者を取り巻く社会情勢がさらに大きく変化してきています。こうした状況を踏まえ,本計画では,次の5つを今後の高齢者福祉の推進目標としています。まず,35ページをご覧ください。1つ目は,認知症高齢者施策の推進です。今後,認知症の方が増加することが見込まれています。認知症は,早期に発見し,対応して重症化を防ぐことが重要です。そのために認知症サポート医や保健師,社会福祉士などの専門職からなる認知症初期集中支援チームを結成し,認知症初期の方を早期に発見するとともに,医療機関や介護サービス事業所への橋渡しなどを行ってまいります。47ページをご覧ください。2つ目は,在宅医療,介護の連携による支援体制整備の推進です。住み慣れた自宅や地域で療養したい,介護を受けたいと希望する高齢者を支えるためには,介護従事者と医療従事者との連携が必要ですが,現状は十分とは言えない状況です。そのため,各種研修会や事例検討会などを通じて,医療と介護の職種間の相互理解を深め,連携を強化してまいります。52ページをご覧ください。3つ目は,生涯現役活動の推進です。高齢者だけでなく,市民の方が生涯にわたり心身ともに健康で,活躍できる生涯現役社会の実現に向け,就労,生涯学習,地域活動を柱とした取組を行います。58ページをご覧ください。4つ目は,介護予防の推進です。住み慣れた自宅や地域で暮らし続けるためには,介護予防の取組が重要です。また,平成29年4月からの新たな介護予防体制への移行に向け準備を進めてまいります。70ページをご覧ください。5つ目は,地域社会の支援体制の充実の強化です。高齢者が住み慣れた自宅や地域で暮らし続けていくために,介護だけでなく医療,介護予防,生活支援などが一体的に提供できる地域支援体制の構築を目指します。そのためには,本市のみならず,社会福祉協議会や介護サービス事業所,市民主体のボランティア団体など多様な事業主体との連携の強化を進めます。以上の5つの目標を踏まえて,誰もがいきいきと暮らし輝くまちいしおかを目指して積極的に事業を運営,推進してまいります。以上で報告を終わります。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。ご質問等は,ないようですので,以上で本件を終結いたします。

高齢福祉課長)高齢福祉課から平成27年度石岡ふるさと再生プロジェクトの1つとして掲げております,生涯現役プロジェクトの取組状況についてご説明申し上げます。まず,生涯現役プラチナ応援事業でございます。この事業は,65歳以上の高齢者が社会参画や社会貢献活動に参加することで,健康を維持し,いつまでもいきいきと暮らし続けられる環境づくりのために実施する事業で,各種講座や講演会などに参加するごとにポイントが貯まり,5ポイント毎に市内協賛店で利用できる500円券などと交換することができるものでございます。平成27年2月末現在における登録者数は1,773人,協賛店舗数は49店舗,協力施設は4施設でございます。また,500円券の交付枚数は284枚,施設利用券の交付枚数は249枚でございます。次に,いきいき活動事業でございます。この事業は,高齢者の閉じこもり解消のため,外出するきっかけづくりを行うことで,心身機能の低下防止や閉じこもりの抑制を図るために実施している事業です。平成26年度は3回実施しました。1回目は,昨年10月1日に東京へ福祉機器展を見学し24人が参加しました。2回目は,本年1月14日に小美玉市のイトウ製菓を見学し18人が参加しました。3回目は,先月2月13日に守谷市のアサヒビール工場を見学し,49人が参加しました。高齢福祉課では,現在こうした事業に取り組んでおりますが,高齢者が社会参画や社会貢献活動を行い,健康を維持し,いつまでもいきいきと暮らす環境づくりのためには,生涯現役の重要性を市民一人ひとりが認識することが大変重要となってまいります。高齢者のみならず,やがては高齢者となる若い世代を含むすべての市民が,生涯現役の重要性を共有することのできる仕組みづくりをなお一層推進するため,まちづくりの基本方針を定める,生涯現役条例を制定し,今後,市が取り組む事業に反映させてまいりたいと考えております。なお,生涯現役条例は,平成27年度中の制定に向けて調整してまいりたいと考えております。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。続きまして,教育委員会からの発言を許します。

参事兼教育総務課)教育総務課から,本日配布させていただいております平成26年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書についてご説明いたします。この報告書につきましては,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条に規定されており,教育行政事務の管理及び執行の状況について点検評価を行い,その結果に関する報告書を議会に提出するとともに,公表することが義務付けされております。それに伴い報告書を提出するものでございます。この評価につきましては,石岡市教育事務点検評価委員といたしまして2名の方に委員をお願いいたしまして,それぞれの事務事業につきまして評価をいただいております。教育福祉委員会にご報告後,議会に提出させて頂きたいと考えております。その後市のホームページで公表をすることになります。以上です。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。ほかに発言がないようですので,その他の件を終結いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ないようですので,以上で本件を終結いたします。ここで,鈴木教育部長,佐藤保健福祉部長が3月31日をもって退職されるわけでございます。両部長からこれまでの想い,また,後継者に託す想いをいただきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。

教育部長)私,この3月31日で退職となります。昭和53年に隣の佐藤部長と一緒に入職いたしまして,37年。その間いろいろな部署を回ってきたんですけれども,最後にこの教育委員会に来られて良かったなと思っております。皆さん一生懸命私の部下が支えてくださいました。また,教育福祉委員会の皆さまにいろいろお世話になりまして,だいたい思ったことができたような気もいたします。また,教育長にもお世話になりまして,今後とも,退職した後も皆さまにお世話になろうかと思いますので,ひとつよろしくお願いいたします。

保健福祉部長)貴重なお時間をいただき,ありがとうございます。私,教育福祉委員会は,課長時代を含めて4年間お世話になりました。皆さまから見て,職員がどういうふうに考えているか,ちょっと分かりにくい部分があるかと思います。課長までは,自分の仕事を守るという意識が非常に強かったのですが,私に限ってかもしれませんが,部長になって気付いた点がたくさんあります。何か問題が発生した時,皆さま方にご相談したときには,非常に親身になってご指導いただきました,これが忘れられません。もうひとつは,議員の皆さまがおっしゃっていることの裏には,たくさんの市民の方々のお考え,感じ方があるのだなと,これは部長になって実感いたしました。まさしくその一番肝心なところですね,最後の3年間でやっと気付いたというのが私の力不足かと思います。それから後輩にということでございますが,私が入った昭和53年当時は,非常にのんびりしておりまして,環境が激変しました。例えば,新人が入ってくると,今は即戦力になります。それで,毎日のように残業,残業で,これは大変でございます。市役所は,楽な部門はないと思いますが,特に保健福祉部は制度に基づいて,追い回されているというのが実情かと思います。そういったなかで,常任委員会,本会議などでご指摘いただいたことは,ひとつずつ確実に対応していくのが最低限の責務だと感じております。そういったことは,部下に,特に私は厳しいことで有名なようですけれど,課長職には容赦なくやっておりましたが,部下は泣き泣きついてきて,本当に一生懸命やってくれました。こういったことは,限りなく続いて石岡市政が発展していくものだと私は理解しています。本当にお世話になりました,ありがとうございました。これから一市民になってもこのご恩は忘れずにいたいと思っております,部下にも感謝しております。

菱沼委員長)鈴木教育部長,佐藤保健福祉部長におかれましては,市政発展並びに市民の皆さまの福祉向上発展のためにご尽力いただきましたことに対しまして心から厚く御礼と感謝を申し上げたいと思います。これからは,十分体に留意されて,第二の人生ということで,スタートしていただければと思います。また,さまざまな観点からさらなる石岡市発展のためにお力添えをいただきたいと思いますので,よろしくお願いします。本当にお疲れさまでした。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




戻る 議会トップページへ